JPWO2020110482A1 - 弾性ユニット - Google Patents

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Abstract

外力が作用する力点と接続し、一方向に延伸する軸状部材と、内部に空間を有し、前記軸状部材が貫通する外装部材と、前記外装部材に対して前記軸状部材が可動となるように、前記軸状部材と前記外装部材との接触箇所に設けられた軸受と、前記外装部材の内部空間内にて前記軸状部材から突出して設けられたプレート部材と、前記外装部材及び前記プレート部材の間に挟持された少なくとも1つ以上の弾性部材と、を備える、弾性ユニット。

Description

本開示は、弾性ユニットに関する。
近年、ロボット装置の開発の進展に伴って、ロボット装置の各部を駆動させるアクチュエータの開発も進展している。このようなアクチュエータとして、例えば、直動方向に駆動する直動アクチュエータが知られている。
直動アクチュエータは、回転運動をするモータ等に対して、ギア等の機械的な変換機構を用いずとも推力を発生させることができるため、制御性に優れるアクチュエータとして期待されている。
例えば、下記の特許文献1には、直動アクチュエータの力制御を安定化させるために、力点と直動駆動部との間に弾性ユニットをさらに設ける直列弾性アクチュエータ(Series Elastic Actuators)が記載されている。
米国特許第5650704号明細書
しかし、上記の特許文献1では、力点と直動駆動部との間に設けられる弾性ユニットの構造については、十分な検討がなされていなかった。そこで、直列弾性アクチュエータに用いられる弾性ユニットの具体的な構造をより検討することによって、より軽量かつメンテナンス性に優れた弾性ユニットを実現することができる可能性がある。
本開示によれば、外力が作用する力点と接続し、一方向に延伸する軸状部材と、内部に空間を有し、前記軸状部材が貫通する外装部材と、前記外装部材に対して前記軸状部材が可動となるように、前記軸状部材と前記外装部材との接触箇所に設けられた軸受と、前記外装部材の内部空間内にて前記軸状部材から突出して設けられたプレート部材と、前記外装部材及び前記プレート部材の間に挟持された少なくとも1つ以上の弾性部材と、を備える、弾性ユニットが提供される。
直列弾性アクチュエータの概略を模式的に示す説明図である。 本開示の一実施形態に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 力点に外力が加えられた場合の弾性ユニットの動作を示す模式図である。 比較例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 第1の変形例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 第2の変形例に係る弾性ユニットの弾性率を変化させるための機能構成を示すブロック図である。 第3の変形例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 第4の変形例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 第5の変形例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 第6の変形例に係る弾性ユニットの構造を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る弾性ユニット又は直列弾性アクチュエータが適用されるロボット装置を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.直列弾性アクチュエータの概略
2.弾性ユニットの構造
3.変形例
4.適用例
<1.直列弾性アクチュエータの概略>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る弾性ユニットが適用される直列弾性アクチュエータの概略について説明する。図1は、直列弾性アクチュエータの概略を模式的に示す説明図である。
図1に示すように、直列弾性アクチュエータ10は、例えば、力点200と、弾性ユニット100と、直動部300と、直動駆動部400と、を備える。
直動駆動部400は、直動部300を一方向に運動させる動力を発生させる駆動装置である。直動駆動部400は、直動部300を一方向に運動させることができれば、公知のいかなる駆動装置であってもよいが、例えば、電磁力を直動運動に変換するソレノイド、油圧、空圧又は水圧等の圧力を直動運動に変換する動力シリンダ、又はリニアモータを用いたリニアアクチュエータ等であってもよい。または、直動駆動部400は、モータ等にて発生させた回転運動をギア又はボールねじ等の機械的機構によって直動運動に変換させた駆動装置であってもよい。
直動部300は、直動駆動部400からの動力によって一方向に運動する部材であり、直動駆動部400に接続されて設けられる。具体的には、直動部300は、直動駆動部400からの動力によって一方向に伸長する伸長部310と、収縮時に伸長部310を格納する格納部320と、によって構成され得る。なお、直動部300は、直動駆動部400と一体化されていてもよい。
弾性ユニット100は、直動部300と力点200との間に設けられ、力点200に加えられた外力を弾性力によって吸収する部材である。弾性ユニット100は、力点200に加えられた外力(すなわち、衝撃等)が直動部300に直接伝達することを防止することができるため、力点200に加えられた衝撃等から直動部300を保護することができる。
また、弾性ユニット100は、力点200に加えられた外力のエネルギーを弾性変形のエネルギーに変換することができるため、変換された弾性変形の大きさを測定することで、力点200に加えられた外力の大きさを測定することも可能である。このような場合、弾性ユニット100は、力検出センサとして機能することができる。
力点200は、直列弾性アクチュエータ10の駆動によって外部に力を作用させる部材である。このため、力点200には、外部に作用させた力の反作用として外力が働く。直列弾性アクチュエータ10では、力点200に加えられた外力を弾性ユニット100によって吸収することによって、外力による直動部300又は直動駆動部400へのダメージを緩和することができる。
力点200の構造は、特に限定されないが、例えば、力点200を回動中心として回動する部材が接続可能な回転軸受であってもよい。このような場合、直列弾性アクチュエータ10は、力点200の直動運動を回動運動に変換することができるため、ロボット装置の腕部又は脚部の関節を回転させるアクチュエータとして機能することができる。
本開示に係る技術は、上記のような力点200及び直動駆動部400との間に弾性ユニット100が設けられる直列弾性アクチュエータ10に対して適用される。本開示に係る技術によれば、より軽量かつ頑強な構造の弾性ユニット100を提供することができる。以下では、本開示の一実施形態に係る弾性ユニット100について、より具体的に説明する。
<2.弾性ユニットの構造>
続いて、図2を参照して、本実施形態に係る弾性ユニット100の構造について説明する。図2は、本実施形態に係る弾性ユニット100の構造を示す模式図である。
図2に示すように、弾性ユニット100は、軸状部材111と、外装部材140と、軸受121、122と、プレート部材112と、弾性部材131、132と、エンコーダ検出部151と、エンコーダ部152と、接続部160と、を備える。
軸状部材111は、力点200と接続して一方向に軸状に延伸する部材である。軸状部材111は、後述する外装部材140を貫通して設けられており、軸受121、122によって外装部材140に対して可動となるように設けられる。これにより、軸状部材111は、力点200に加えられた外力によって、外装部材140とは独立して可動することができる。したがって、軸状部材111の延伸方向が力点200に加えられた外力の検出方向となる。
なお、軸状部材111の力点200が設けられた一端と反対側の他端には、ストッパ(図示せず)が設けられていてもよい。ストッパは、力点200に加えられた外力によって軸状部材111が過剰に移動した場合に軸受122又は外装部材140と接触することで、軸状部材111のさらなる移動を防止する。これにより、ストッパは、力点200に加えられた外力による弾性ユニット100への過負荷を防止することができる。
外装部材140は、内部に空間を有し、弾性ユニット100の主要な部材を内部空間に格納する部材である。外装部材140の形状は、例えば、軸状部材111の延伸方向を高さ方向とする円柱形状又は角柱形状であってもよく、球形状又は多面体形状等の等方的な形状であってもよい。上述したように、外装部材140には、軸受121、122を介して、軸状部材111が貫通して設けられている。
軸受121、122は、軸状部材111と、外装部材140との接触箇所にそれぞれ設けられ、外装部材140に対して可動となるように軸状部材111を支持する。具体的には、軸受121は、外装部材140の力点200が設けられた側の面に設けられ、軸受122は、外装部材140の力点200が設けられた側と反対側の面に設けられる。
軸受121、122は、力点200に加えられた外力によって一方向に往復運動する軸状部材111の荷重を支持するラジアル軸受として機能する。軸受121、122の構造は、外装部材140に対して軸状部材111を可動とすることができれば、どのような構造であってもよく、転がり軸受、すべり軸受、磁気軸受又は流体軸受のいずれの構造であってもよい。
本実施形態に係る弾性ユニット100は、外力の作用方向と直交する方向の弾性ユニット100の大きさ(すなわち、弾性ユニット100の幅)を大きくすることなく、軸受121、122の間の距離を長くすることができる。これよれば、本実施形態に係る弾性ユニット100は、力点200に加えられた外力によるモーメント負荷に対して、より頑強な構造を実現することができる。
プレート部材112は、外装部材140の内部空間内にて軸状部材111から突出して設けられる部材である。具体的には、プレート部材112は、軸状部材111の延伸方向と直交する円板形状又は角板形状の部材であってもよい。プレート部材112は、力点200に加えられた外力によって軸状部材111と連動して移動し、プレート部材112と外装部材140との間に挟持された弾性部材131、132を伸縮させる。これにより、弾性ユニット100は、力点200に加えられた外力のエネルギーを弾性部材131、132の弾性変形のエネルギーに変換することができる。
弾性部材131、132は、軸状部材111の延伸方向に弾性変形可能な部材であり、プレート部材112と外装部材140との間に挟持されることで設けられる。具体的には、弾性部材131、132は、プレート部材112の両主面にそれぞれ設けられる。例えば、弾性部材131は、プレート部材112の力点200が設けられた側の主面に設けられてもよく、弾性部材132は、プレート部材112の力点200が設けられた側と反対側の主面に設けられてもよい。なお、弾性部材131、132の弾性率(コイルばねの場合は、ばね定数)は、互いに同じであってもよく、互いに異なっていてもよい。
ここで、弾性部材131、132は、軸状部材111の周囲を囲むような中空形状であってもよい。これによれば、弾性部材131、132は、内部の空間に軸状部材111を配置することができるため、軸状部材111との間で空間をより有効に活用することで、弾性ユニット100をより小型化することができる。例えば、弾性部材131、132は、コイルばねであり、軸状部材111は、コイルばねの螺旋形状の中心を貫通するように設けられてもよい。これよれば、弾性部材131、132は、軸状部材111との間で空間をより有効に活用することができるため、弾性ユニット100をさらに小型化することができる。
なお、弾性部材131、132は、軸状部材111の延伸方向に弾性変形可能な部材であれば、コイルばね以外の部材であってもよいことはいうまでもない。例えば、弾性部材131、132は、複数枚重ねられたウェーブリング、ゴム若しくはエラストマー材料、又はジャミング構造体などであってもよい。弾性部材131、132がこれらの部材である場合でも、弾性部材131、132は、軸状部材111の周囲を囲むように配置されることによって、弾性ユニット100をより小型化することができる。
エンコーダ検出部151及びエンコーダ部152は、外装部材140に対する軸状部材111及びプレート部材112の移動量を検出する。具体的には、エンコーダ検出部151及びエンコーダ部152は、いわゆる光学式のリニアエンコーダであり、外装部材140に対するプレート部材112の移動量を検出する。例えば、エンコーダ部152は、等間隔で格子目盛が形成されたガラス基板であり、プレート部材112の側端に設けられてもよい。また、エンコーダ検出部151は、所定の位置からエンコーダ部152に光を照射し、エンコーダ部152からの反射光を検出する光検出装置であり、エンコーダ部152と対向するように外装部材140の内部空間側に設けられてもよい。
これによれば、エンコーダ部152の格子目盛によって反射光の光量が変化するため、エンコーダ検出部151は、エンコーダ部152からの反射光の光量変化を検出することで、光照射位置をエンコーダ部152の格子目盛がいくつ通過したかを検出することができる。したがって、エンコーダ検出部151及びエンコーダ部152は、外装部材140に対するプレート部材112の移動量を検出することができる。エンコーダ検出部151及びエンコーダ部152によって測定された外装部材140に対するプレート部材112の移動量は、例えば、力点200に加えられた外力の大きさの導出に用いられ得る。
接続部160は、外装部材140の力点200が設けられた側とは反対側に設けられ、弾性ユニット100を直動部300又は直動駆動部400と接続する部材である。接続部160は、弾性ユニット100を直動部300又は直動駆動部400と接続することができれば、形状又は設置位置については特に限定されない。
本実施形態に係る弾性ユニット100は、接続部160によって直動部300と直接接続された構造となっている。これによれば、弾性ユニット100は、直動部300又は直動駆動部400との接続又は取り外しを容易に行うことができるため、直列弾性アクチュエータ10の量産性及びメンテナンス性を向上させることができる。
次に、図3を参照して、力点200に外力が加えられた場合の弾性ユニット100の動作について説明する。図3は、力点200に外力が加えられた場合の弾性ユニット100の動作を示す模式図である。
図3に示すように、力点200に外力Fが加えられた場合、力点200に接続された軸状部材111、及び軸状部材111から突出するプレート部材112は、軸状部材111の延伸方向に押し込まれる。これにより、押し込まれたプレート部材112と、固定された外装部材140との間の弾性部材131、132では、一方が伸長され、他方が圧縮される。
ここで、弾性部材131、132がコイルばねであり、それぞれのばね定数がk1、k2であるとする。外力Fの作用方向が軸状部材111の延伸方向と同一である場合、外力Fのすべては弾性部材131、132を弾性変形させるために消費され、弾性部材131、132は、自然長の状態からそれぞれ伸長又は圧縮された状態となる。弾性部材131、132が無負荷状態である場合からのプレート部材112の移動量をΔxfとすると、外力Fと、プレート部材112の移動量Δxfとの間には、以下の式1の関係が成立する。
F=(k1+k2)・Δxf ・・・式1
したがって、エンコーダ検出部151及びエンコーダ部152によって、プレート部材112の移動量Δxfを測定し、設計時に設定された弾性部材131、132のばね定数k1、k2を用いて演算することで、力点200に加えられた外力Fの大きさを算出することができる。これによれば、弾性ユニット100は、算出された外力F及び移動量Δxfを直動駆動部400等にフィードバックすることで、より精度が高い力制御又は制振制御を直列弾性アクチュエータ10に実行させることができる。
続いて、図4に示す比較例に係る弾性ユニット900の構造を参照することによって、本実施形態に係る弾性ユニット100の優位性について説明する。図4は、比較例に係る弾性ユニット900の構造を示す模式図である。
図4に示すように、比較例に係る弾性ユニット900は、例えば、力点200と、軸受プレート971と、直動軸911と、ボトムプレート972と、軸受921と、プレート部材912と、弾性部材931、932と、接続部961、961と、を備える。
直動軸911は、力点200からの外力の作用方向に延伸してそれぞれ設けられ、力点200と接続する軸受プレート971、及びボトムプレート972によって互いに結合されている。直動軸911は、後述するプレート部材912を貫通して設けられており、軸受921によってプレート部材912に対して可動となるように設けられる。これにより、直動軸911、軸受プレート971及びボトムプレート972は、力点200に加えられた外力によって、プレート部材912とは独立して可動することができる。
軸受921は、直動軸911と、プレート部材912との接触箇所にそれぞれ設けられ、プレート部材912に対して可動となるように直動軸911を支持する。すなわち、軸受921は、力点200に加えられた外力によって一方向に往復運動する直動軸911の荷重を支持するラジアル軸受として機能する。
プレート部材912は、軸受921を介して直動軸911が貫通しており、軸受プレート971及びプレート部材912と平行に設けられる。また、プレート部材912と、軸受プレート971及びプレート部材912との間には、直動軸911の延伸方向に弾性変形可能な弾性部材931、932がそれぞれ挟持されて設けられる。
接続部961、962は、プレート部材912を挟持するようにプレート部材912の両側面にそれぞれ設けられ、弾性ユニット900を直動部300又は直動駆動部400と接続する。弾性ユニット900では、力点200に外力が加えられることで、直動軸911、軸受プレート971、及びボトムプレート972が可動する。そのため、弾性ユニット900を直動部300又は直動駆動部400に接続する接続部961、962は、力点200に外力が加えられた場合でも可動しないプレート部材912に接続される。
比較例に係る弾性ユニット900では、力点200に外力が加えられた場合、力点200に接続された軸受プレート971、直動軸911及びボトムプレート972は、直動軸911の延伸方向に押し込まれる。これにより、押し込まれた軸受プレート971及びボトムプレート972と、固定されたプレート部材912との間の弾性部材931、932は、一方が圧縮され、他方が伸長される。これにより、比較例に係る弾性ユニット900は、力点200に加えられた外力のエネルギーを弾性部材931、932の弾性変形のエネルギーに変換することができる。また、比較例に係る弾性ユニット900は、プレート部材912に対する軸受プレート971及びボトムプレート972の移動量を検出することで、力点200に加えられた外力の大きさを算出することができる。
しかしながら、比較例に係る弾性ユニット900は、直動軸911を可動に支持する軸受921が外力の作用方向と直交する方向に配列される。そのため、力点200に加えられた外力によるモーメント負荷に対する頑強性を向上させるために、軸受921の間の距離を長くした場合、外力の作用方向と直交する方向の弾性ユニット900の大きさ(すなわち、弾性ユニット900の幅)が大きくなってしまう。
加えて、比較例に係る弾性ユニット900では、接続部961、962がプレート部材912の側面に接続されるため、接続部961、962によって弾性ユニット900の幅がさらに大きくなってしまう。さらに、弾性ユニット900では、接続部961、962にてプレート部材912を挟持することで、弾性ユニット900と、直動部300又は直動駆動部400との接続を形成しているため、該接続を容易に取り外しすることができない。そのため、比較例に係る弾性ユニット900を用いた直列弾性アクチュエータ10は、量産性及びメンテナンス性が低くなってしまう。
比較例に係る弾性ユニット900を参照するとわかるように、本実施形態に係る弾性ユニット100は、弾性ユニット100の幅がより小さく、より小型であっても、力点200へのモーメント負荷に対する頑強性を向上させることができる。また、本実施形態に係る弾性ユニット100は、より簡易な構造によって直動部300又は直動駆動部400との接続を形成することが可能である。これによれば、本実施形態に係る弾性ユニット100は、直列弾性アクチュエータ10の量産性及びメンテナンス性を向上させることができる。
<3.変形例>
以下では、図5〜図10を参照して、本実施形態に係る弾性ユニット100の変形例について説明する。
(第1の変形例)
まず、図5を参照して、第1の変形例に係る弾性ユニット100Aの構造について説明する。図5は、第1の変形例に係る弾性ユニット100Aの構造を示す模式図である。
図5に示すように、弾性ユニット100Aは、軸状部材111Aと、外装部材140Aと、軸受122と、プレート部材112と、弾性部材131A、132と、エンコーダ検出部151と、エンコーダ部152と、接続部160と、を備える。図2と同一の符号を付した構成は、実質的に図2を参照して説明した構成と同一であるため、ここでの説明は省略する。
第1の変形例に係る弾性ユニット100Aでは、外装部材140Aの内部空間に力点200が存在する点が図2で示した弾性ユニット100と異なる。
具体的には、力点200は、プレート部材112に接続して設けられており、軸状部材111Aは、プレート部材112を介して力点200と接続している。また、力点200への外力の作用を可能とするために、外装部材140Aの一面には開口が設けられており、弾性部材131Aは、複数のコイルばねにて構成され、力点200の周囲にそれぞれ配置されている。
第1の変形例に係る弾性ユニット100Aでは、力点200に接続された軸状部材111Aの長さをより短くすることができるため、力点200から軸状部材111Aに及ぼされるモーメント負荷をより低減することができる。
なお、図5では、弾性部材131A、132としてコイルばねを例示したが、弾性部材131A、132は、かかる例示に限定されない。弾性部材131A、132は、上述したように、複数枚重ねたウェーブリング又はゴム若しくはエラストマー材料等の弾性部材であってもよいことは言うまでもない。
(第2の変形例)
次に、図6を参照して、第2の変形例に係る弾性ユニット100Bについて説明する。図6は、第2の変形例に係る弾性ユニット100Bの弾性率を変化させるための機能構成を示すブロック図である。
第2の変形例に係る弾性ユニット100Bでは、弾性部材131、132は、ジャミング構造体にて設けられる。ジャミング構造体は、粉粒体のジャミング転移を用いることで、粉粒体の詰まり具合に応じて弾性率を制御することができる構造体である。したがって、弾性ユニット100Bは、外装部材140の内部空間の内圧を制御し、ジャミング構造体である弾性部材131、132の粉粒体の詰まり具合を変化させることで、弾性部材131、132の弾性率を変化させることができる。
具体的には、レギュレータ20は、圧力調整用のバルブであり、コンプレッサ30は、気体を圧送する圧縮機である。第2の変形例に係る弾性ユニット100Bは、レギュレータ20を介して、コンプレッサ30にて圧縮した気体を外装部材140の内部に送り込むことで、外装部材140の内部空間の内圧を制御し、弾性部材131、132の弾性率を制御することができる。
(第3の変形例)
続いて、図7を参照して、第3の変形例に係る弾性ユニット100Cの構造について説明する。図7は、第3の変形例に係る弾性ユニット100Cの構造を示す模式図である。
図7に示すように、弾性ユニット100Cは、軸状部材111と、外装部材140Cと、軸受121、122と、プレート部材112と、弾性部材131、132と、反射板153Cと、測距センサ154Cと、接続部160と、を備える。図2と同一の符号を付した構成は、実質的に図2を参照して説明した構成と同一であるため、ここでの説明は省略する。
第3の変形例に係る弾性ユニット100Cは、外装部材140Cに対する軸状部材111及びプレート部材112の移動量を反射板153C及び測距センサ154Cによって検出する点が図2で示した弾性ユニット100と異なる。
具体的には、外装部材140Cは、軸状部材111、プレート部材112及び弾性部材131、132が内部に設けられる内部空間141Cの他に、測距センサ154Cが内部に設けられる内部空間142Cを軸状部材111の他端側に備える。測距センサ154Cは、軸状部材111の他端との距離を測定するセンサである。例えば、測距センサ154Cは、軸状部材111の他端に設けられた反射板153Cに光を照射し、照射した光が反射板153Cにて反射して戻って来るまでの時間に基づいて、軸状部材111の他端との距離を測定してもよい。
第3の変形例に係る弾性ユニット100Cでは、光学式のリニアエンコーダよりも測定精度は低いものの、より安価な測距センサ154Cにて軸状部材111及びプレート部材112の移動量を検出することができる。したがって、第3の変形例に係る弾性ユニット100Cは、直列弾性アクチュエータ10の製造コストを低減することが可能である。
(第4の変形例)
次に、図8を参照して、第4の変形例に係る弾性ユニット100Dの構造について説明する。図8は、第4の変形例に係る弾性ユニット100Dの構造を示す模式図である。
図8に示すように、弾性ユニット100Dは、軸状部材111と、外装部材140と、軸受121、122と、プレート部材112と、弾性部材131、132と、力検出センサ500Dと、接続部160と、を備える。図2と同一の符号を付した構成は、実質的に図2を参照して説明した構成と同一であるため、ここでの説明は省略する。
第4の変形例に係る弾性ユニット100Dは、力点200に加えられた外力の大きさを検出する力検出センサ500Dを軸状部材111に設ける点が図2で示した弾性ユニット100と異なる。力検出センサ500Dは、例えば、歪みゲージを用いた力センサであり、力点200に加えられた外力の大きさを直接測定することができる。
第4の変形例に係る弾性ユニット100Dは、弾性部材131、132を介さずに、力点200に加えられた外力の大きさを直接測定することができる。これによれば、弾性ユニット100Dは、摩擦等による損失なく、力点200に加えられた外力の大きさを測定することができるため、力検出の精度を向上させることができる。また、第4の変形例に係る弾性ユニット100Dは、力点200に加えられた衝撃を弾性部材131、132によって吸収することができるため、衝撃に対して脆弱な力検出センサ500Dの破損の可能性を低減することができる。
(第5の変形例)
続いて、図9を参照して、第5の変形例に係る弾性ユニット100Eの構造について説明する。図9は、第5の変形例に係る弾性ユニット100Eの構造を示す模式図である。
図9に示すように、弾性ユニット100Eは、軸状部材111と、外装部材140と、軸受121、122と、プレート部材112Eと、弾性部材131E、132Eと、歪みセンサ113Eと、接続部160と、を備える。図2と同一の符号を付した構成は、実質的に図2を参照して説明した構成と同一であるため、ここでの説明は省略する。
第5の変形例に係る弾性ユニット100Eは、プレート部材112Eが可撓性を有しており、プレート部材112Eの撓み量を歪みセンサ113Eで検出することによって、力点200に加えられた外力の大きさを算出する点が異なる。
具体的には、プレート部材112Eは、薄肉構造にて形成されることで、又はプラスチック等の可撓性材料で形成されることで可撓性を有する。これにより、力点200に外力が加えられた場合、プレート部材112Eは、弾性部材131E、132Eを弾性変形させずに、軸状部材111の移動に伴って撓むようになる。したがって、歪みゲージ等の歪みセンサ113Eによってプレート部材112Eの撓み量を検出することで、力点200に加えられた外力の大きさを算出することができる。なお、第5の変形例に係る弾性ユニット100Eでは、弾性部材131E、132Eは、外力の大きさを検出するために設けられるのではなく、力点200に加えられた衝撃を吸収するために設けられる。
第5の変形例に係る弾性ユニット100Eでは、可撓性を有するプレート部材112E及び歪みセンサ113Eを用いることによって、より小型の構成でも力点200に加えられた外力の大きさを検出することができる。また、第5の変形例に係る弾性ユニット100Eでは、プレート部材112Eの撓みを用いることで、弾性部材131E、132Eのヒステリシスを考慮することなく、力点200に加えられた外力の大きさを検出することができる。
(第6の変形例)
次に、図10を参照して、第6の変形例に係る弾性ユニット100Fの構造について説明する。図10は、第6の変形例に係る弾性ユニット100Fの構造を示す模式図である。
図10に示すように、弾性ユニット100Fは、軸状部材111と、外装部材140Fと、軸受121、122と、プレート部材112と、弾性部材131F、132Fと、反射板153Fと、測距センサ154Fと、接続部160と、を備える。図2と同一の符号を付した構成は、実質的に図2を参照して説明した構成と同一であるため、ここでの説明は省略する。
第6の変形例に係る弾性ユニット100Fは、弾性部材131F、132Fの大きさが互いに異なり、弾性部材131F、132Fの大きさの差分となる空間に反射板153F及び測距センサ154Fが設けられる点が図2で示した弾性ユニット100と異なる。
具体的には、弾性部材131F、132Fは、互いに弾性率が異なるため、互いに大きさが異なる。そのため、弾性部材132Fよりも大きさが小さい弾性部材131Fの周囲には、弾性部材131Fの小型化に伴う空きスペースが形成される。第6の変形例に係る弾性ユニット100Fでは、かかる空きスペースの外装部材140F側に測距センサ154Fを設け、プレート部材112側に反射板153Fを設けることによって、軸状部材111及びプレート部材112の移動量を検出する。例えば、測距センサ154Fは、プレート部材112の一主面に設けられた反射板153Fに光を照射し、照射した光が反射板153Fにて反射して戻って来るまでの時間に基づいて、プレート部材112との距離を測定することができる。
第6の変形例に係る弾性ユニット100Fでは、弾性部材131F、132Fのいずれかの大きさを小型化することができるため、弾性ユニット100Fをより小型化することができる。また、第6の変形例に係る弾性ユニット100Fでは、光学式のリニアエンコーダよりも測定精度は低いものの、より安価な測距センサ154Fにて軸状部材111及びプレート部材112の移動量を検出することができる。したがって、第6の変形例に係る弾性ユニット100Fは、直列弾性アクチュエータ10の製造コストを低減することが可能である。
<4.適用例>
続いて、図11を参照して、本実施形態に係る弾性ユニット100又は直列弾性アクチュエータ10の適用例について説明する。図11は、本実施形態に係る弾性ユニット100又は直列弾性アクチュエータ10が適用されるロボット装置1を示す模式図である。
本実施形態に係る弾性ユニット100又は直列弾性アクチュエータ10は、例えば、図11に示すようなロボット装置における多関節アーム機構の多節リンク機構に適用することが可能である。
具体的には、直列弾性アクチュエータ10は、多節リンク機構の関節を駆動させる駆動部に適用することが可能である。また、弾性ユニット100は、多節リンク機構のリンク内に設けられる衝撃吸収部又は力検出部に適用することが可能である。
さらには、本実施形態に係る弾性ユニット100又は直列弾性アクチュエータ10は、脚式ロボット装置の脚部の多節リンク機構に適用することも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
外力が作用する力点と接続し、一方向に延伸する軸状部材と、
内部に空間を有し、前記軸状部材が貫通する外装部材と、
前記外装部材に対して前記軸状部材が可動となるように、前記軸状部材と前記外装部材との接触箇所に設けられた軸受と、
前記外装部材の内部空間内にて前記軸状部材から突出して設けられたプレート部材と、
前記外装部材及び前記プレート部材の間に挟持された少なくとも1つ以上の弾性部材と、
を備える、弾性ユニット。
(2)
前記弾性部材は、前記軸状部材の周囲を囲むように設けられる、前記(1)に記載の弾性ユニット。
(3)
前記弾性部材は、コイルばねであり、
前記軸状部材は、前記コイルばねの螺旋形状の中心を貫通して設けられる、前記(2)に記載の弾性ユニット。
(4)
前記弾性部材は、前記外装部材の内部空間の内圧によって弾性率を変動可能なジャミング構造体である、前記(2)に記載の弾性ユニット。
(5)
前記弾性部材は、前記プレート部材の両主面側にそれぞれ設けられる、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(6)
前記両主面側にそれぞれ設けられた前記弾性部材は、互いに弾性率が異なる、前記(5)に記載の弾性ユニット。
(7)
前記プレート部材及び前記軸状部材の前記外装部材に対する移動量を測定する移動量センサをさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(8)
前記移動量センサは、光学式又は磁気式のリニアエンコーダである、前記(7)に記載の弾性ユニット。
(9)
前記移動量センサは、前記プレート部材又は前記軸状部材と、前記外装部材との距離を測定する測距センサである、前記(7)に記載の弾性ユニット。
(10)
前記弾性ユニットは、前記移動量センサにて測定された前記移動量に基づいて、前記力点に加えられた前記外力の大きさを算出する、前記(7)に記載の弾性ユニット。
(11)
前記プレート部材は、可撓性を有し、
前記プレート部材の撓みを検出する歪みセンサをさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(12)
前記軸状部材に設けられ、前記力点に作用する前記外力を検出する力検出センサをさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(13)
前記軸状部材の前記力点が設けられた一端と反対側の他端には、前記軸状部材の前記外装部材に対する可動量を制限するストッパが設けられる、前記(1)〜(12)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(14)
前記力点は、前記力点を回動中心として回動する部材が接続される回転軸受である、前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
(15)
前記外装部材には、前記外装部材を前記軸状部材の延伸方向に直動運動させる直動駆動ユニットがさらに設けられる、前記(1)〜(14)のいずれか一項に記載の弾性ユニット。
1 ロボット装置
10 直列弾性アクチュエータ
20 レギュレータ
30 コンプレッサ
100 弾性ユニット
111 軸状部材
112 プレート部材
121、122 軸受
131、132 弾性部材
140 外装部材
151 エンコーダ検出部
152 エンコーダ部
160 接続部
200 力点
300 直動部
310 伸長部
320 格納部
400 直動駆動部

Claims (15)

  1. 外力が作用する力点と接続し、一方向に延伸する軸状部材と、
    内部に空間を有し、前記軸状部材が貫通する外装部材と、
    前記外装部材に対して前記軸状部材が可動となるように、前記軸状部材と前記外装部材との接触箇所に設けられた軸受と、
    前記外装部材の内部空間内にて前記軸状部材から突出して設けられたプレート部材と、
    前記外装部材及び前記プレート部材の間に挟持された少なくとも1つ以上の弾性部材と、
    を備える、弾性ユニット。
  2. 前記弾性部材は、前記軸状部材の周囲を囲むように設けられる、請求項1に記載の弾性ユニット。
  3. 前記弾性部材は、コイルばねであり、
    前記軸状部材は、前記コイルばねの螺旋形状の中心を貫通して設けられる、請求項2に記載の弾性ユニット。
  4. 前記弾性部材は、前記外装部材の内部空間の内圧によって弾性率を変動可能なジャミング構造体である、請求項2に記載の弾性ユニット。
  5. 前記弾性部材は、前記プレート部材の両主面側にそれぞれ設けられる、請求項1に記載の弾性ユニット。
  6. 前記両主面側にそれぞれ設けられた前記弾性部材は、互いに弾性率が異なる、請求項5に記載の弾性ユニット。
  7. 前記プレート部材及び前記軸状部材の前記外装部材に対する移動量を測定する移動量センサをさらに備える、請求項1に記載の弾性ユニット。
  8. 前記移動量センサは、光学式又は磁気式のリニアエンコーダである、請求項7に記載の弾性ユニット。
  9. 前記移動量センサは、前記プレート部材又は前記軸状部材と、前記外装部材との距離を測定する測距センサである、請求項7に記載の弾性ユニット。
  10. 前記弾性ユニットは、前記移動量センサにて測定された前記移動量に基づいて、前記力点に加えられた前記外力の大きさを算出する、請求項7に記載の弾性ユニット。
  11. 前記プレート部材は、可撓性を有し、
    前記プレート部材の撓みを検出する歪みセンサをさらに備える、請求項1に記載の弾性ユニット。
  12. 前記軸状部材に設けられ、前記力点に作用する前記外力を検出する力検出センサをさらに備える、請求項1に記載の弾性ユニット。
  13. 前記軸状部材の前記力点が設けられた一端と反対側の他端には、前記軸状部材の前記外装部材に対する可動量を制限するストッパが設けられる、請求項1に記載の弾性ユニット。
  14. 前記力点は、前記力点を回動中心として回動する部材が接続される回転軸受である、請求項1に記載の弾性ユニット。
  15. 前記外装部材には、前記外装部材を前記軸状部材の延伸方向に直動運動させる直動駆動ユニットがさらに設けられる、請求項1に記載の弾性ユニット。
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