JPWO2020101038A1 - 面照明装置 - Google Patents

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Abstract

適用対象の仕様に応じて光の広がり範囲を調整することが可能な面照明装置を提供する。本発明の1つの実施形態の面照明装置は、保持ケースと、前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、を備え、前記導光体は予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、前記点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能であることを特徴とする。

Description

この発明は、面照明装置に関するものである。
例えばLCDバックライト、照明用看板、自動車・車両等の表示装置や一般照明に使用される面照明装置としては、エッジライト型や直下型の面照明装置が使用されるが、近年のローカルディミング駆動の表示装置に対応するためには、直下型の面照明装置が有利である。
直下型の面照明装置には、導光体を用いないものと、導光体を用いるものとがあるが、導光体を用いるものの方が、薄型化にとって有利であると共に、輝度を高くすることが可能である。特許文献1及び特許文献2には導光体を用いる直下型の面照明装置が開示されている。
特許文献1には、導光体を用いない直下型の面照明装置が開示されている。この面照明装置は、点光源と、所定面積の底面及び側面並びに開口を有し内壁面に光を反射及び乱反射させる内側及び側面反射部が設けられたケーシングと、前記開口を覆い光を透過、反射及び乱反射させる放射側反射手段とを備え、前記ケーシングは、その底面の中央部に前記点光源が配設されて、前記放射側反射手段は、前記点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部と該中央反射部の外周囲に外方反射部とを有し、前記外方反射部は、一部光を透過、反射及び乱反射し所定の反射率を有する反射部材からなり、前記中央反射部は前記外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されているものである。
特許文献2には、第6の実施形態として、面状照明装置を備えた液晶表示装置であって、LEDと反射層との間に3層の導光層を積層した導光層を有し、同じ導光層内の光散乱粒子は同じ密度に形成されているが、各層間の光散乱粒子の密度は異なっており、液晶表示パネルに近い側から順に導光層の光散乱粒子の密度が高くなっているものが開示されている。
特許第4280283号公報 特許第4461197号公報
特許文献1の面照明装置では、ケーシングの側面反射部により1つのLEDによる光の広がりを制限しているため、各LEDの照射領域が狭くなっているが、各LEDの照射領域が狭い場合には、ローカルディミング駆動のLCDバックライトに用いて調光制御をした場合に、各LEDによる照射領域の境界部分での輝度の変化が急激となるため、輝度ムラとして視認されてしまうおそれがある。さらに、LEDに輝度や色度のバラツキがあると、輝度ムラや色度ムラとして視認されやすくなるため、より厳密なLEDの選定が必要となるという課題がある。
特許文献2の面状照明装置では、ローカルディミング駆動のLCDバックライトに用いて調光制御をした場合に、各LEDによる照射領域の境界部分での輝度の変化が緩やかになるように、1つのLEDによる光の広がり範囲を広げる面照明装置が開示されているが、光の広がり範囲を変更したり、任意に調整したりすることはできない。ローカルディミング駆動のLCDバックライトにおいては、LCD及びバックライトの駆動アルゴリズムに応じて、バックライトにおける1つのLEDによる光の広がり範囲の推奨範囲は異なる。このため、特許文献1及び特許文献2の面照明装置は、1種類のLCDバックライトに対して適切に設定されることはできるかもしれないが、複数種類のLCDバックライトに対して適切に設定されることはできないため、他の種類のLCDバックライトに適応させるためには装置全体の再開発が求められるという課題がある。
また、特許文献2の面状照明装置では、導光層として、同じ導光層内の光散乱粒子は同じ密度に形成されているものを採用しているが、このような性質の導光層では、多様な光の広がりを実現するためには不十分である。
また、特許文献2の面状照明装置では、下面反射層と導光層との間には、空間が存在し、LEDと導光層とが直接当接しているため、LEDの発光面を傷つけたり、または、導光層を傷つけたりするおそれがある。さらに、特許文献2の面状照明装置には、2層以上の導光層を用いるような、より複雑な構造を有する面照明装置が開示されているが、より簡単な構造の面照明装置を提供することが課題となる。
そこで、本発明の目的は、適用対象の仕様に応じて光の広がり範囲を調整することが可能な面照明装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、LEDを含む各部材と適切に固定し、各部材の損傷を防ぐことができると共に、構造が簡単な面照明装置を提供することにある。
本発明の第1の態様の面照明装置は、
保持ケースと、
前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
を備え、
前記導光体は予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、前記点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能であることを特徴とする。
本発明の第2の態様の面照明装置は、第1の態様の面照明装置において、前記出射側反射部材は、前記点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部と該中央反射部の外周囲に外方反射部とを有し、前記中央反射部は前記外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様の面照明装置は、第2の態様の面照明装置において、前記中央反射部の前記点光源の略真上部分に光透過部を設けることが可能であることを特徴とする。
本発明の第4の態様の面照明装置は、第1〜第3のいずかの態様の面照明装置において、前記光学部材は少なくとも拡散板又は光学シートのいずれか一方を含むことを特徴とする。
本発明の第5の態様の面照明装置は、第1〜第4のいずかの態様の面照明装置において、
前記底面反射部材と前記導光体との間、
前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
前記出射側反射部材と前記光学部材との間は、
それぞれ接触していることを特徴とする。
本発明の第6の態様の面照明装置は、第1〜第4のいずかの態様の面照明装置において、
前記保持ケースと前記底面反射部材との間、
前記底面反射部材と前記導光体との間、
前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
前記出射側反射部材と前記光学部材との間、
の少なくとも1つに空間を有することを特徴とする。
本発明の第7の態様の面照明装置は、第1〜第6のいずかの態様の面照明装置において、前記導光体と前記光学部材の少なくとも一部を省略したことを特徴とする。
本発明の第8の態様の面照明装置は、第1〜第7のいずかの態様の面照明装置において、前記底面反射部材は前記点光源を収容する点光源収容孔を有し、前記底面反射部材の上面は前記点光源の上面よりも高いことを特徴とする。
本発明の第9の態様の面照明装置は、第1〜第8のいずかの態様の面照明装置において、前記保持ケースの底面側には、前記点光源が複数個設けられていることを特徴とする。
本発明の第10の態様の面照明装置は、第1〜第9のいずかの態様の面照明装置において、前記各点光源の間には仕切部材が設けられていることを特徴とする。
本発明の第11の態様の面照明装置は、第1〜第10のいずかの態様の面照明装置において、前記導光部材としては、
透光部材の上面、下面又は両面に導光体の全反射を妨げる表面層が形成されたもの、
透光部材に部分的に導光体の全反射を妨げる表面層が形成されたもの、
透光部材に光散乱粒子を含むもの、
複数素材を張り合わせたもの、
部分的に他の素材を含むもの、及び、
シート状部材に対して凹部ないし凸部による立体形状が設けられているもの、
から選択される少なくとも1つを含んでいることを特徴とする。
本発明の第12の態様の面照明装置は、
保持ケースと、
前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
を備え、
前記底面反射部材、前記導光体、前記出射側反射部材、又は前記光学部材の少なくとも1つは、複数に分割された部材が組み合わされていることを特徴とする。
本発明の第13の態様の面照明装置は、第12の態様の面照明装置において、前記複数に分割された部材は、上面側又は下面側の少なくとも一方の部材と接触していることを特徴とする。
本発明の第14の態様の面照明装置は、第12又は第13の態様の面照明装置において、 前記複数に分割された部材は、
(1)レーザー溶着、
(2)超音波溶着、又は、
(3)接着剤
の少なくともいずれか1つにより組み合わされていることを特徴とする。
本発明の第15の態様の面照明装置は、第12〜第14のいずれかの態様の面照明装置において、
(a) 前記底面反射部材と前記導光体との間、
前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
前記出射側反射部材と前記光学部材との間は、
それぞれ接触していること、
(b) 前記保持ケースと前記底面反射部材との間、
前記底面反射部材と前記導光体との間、
前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
前記出射側反射部材と前記光学部材との間、
の少なくとも1つに空間を有すること、
(c) 前記導光体と前記光学部材の少なくとも一部を省略したこと、
のいずれか少なくとも1つの構造を有することを特徴とする
本発明の第16の態様の面照明装置は、第1〜第15のいずれかの態様の面照明装置において、外周部輝度均一化手段を備えることを特徴とする。
本発明の第17の態様の表示装置ないし照明装置は、第1〜第16のいずれかの態様の面照明装置を備えたことを特徴とする。
本発明の第18の態様の面照明装置の製造方法は、
保持ケースと、
前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
を備えた面照明装置を製造する方法であって、
前記導光体は予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、前記点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能であることを特徴とする。
本発明の第19の態様の面照明装置の製造方法は、
保持ケースと、
前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
を備えた面照明装置を製造する方法であって、
前記底面反射部材、前記導光体、前記出射側反射部材、又は前記光学部材の少なくとも1つは、複数に分割された部材を組み合わすことにより製造されることを特徴とする。
これらの面照明装置によれば、適用対象の仕様に応じて、導光体が予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能な面照明装置を提供することができる。
また、LEDを含む各部材を適切に固定し、各部材の損傷を防ぐことができると共に、構造が簡単な面照明装置を提供することができる。
また、製造装置の大型化を防ぐことや、寸法精度の向上を図ることや、光学的特性を向上することができる面照明装置を提供することができる。
第1実施形態の面照明装置2の断面図である。 出射側反射部材16の斜視図である。 導光体の種類による光の広がり方の比較例である。 実施形態2の実施例1の面照明装置2A及び2Bの断面図である。 実施形態2の実施例2の面照明装置2C及び2Dの断面図である。 実施形態2の実施例3の面照明装置2E及び2Fの断面図である。 実施形態3の分割反射部材40,41,42の平面図である。 実施形態3のレーザー溶着を用いる製造方法の説明図である。 実施形態3の接着剤を用いる製造方法の説明図である。 実施形態4の実施例3の高反射部材を用いた面照明装置の説明図である。 実施形態4の実施例4の外周部のセルの面積を小さくした面照明装置の説明図である。 実施形態4の実施例5の外周部のセルのLEDの配置及び出射側反射部材の透光孔のパターンを調整した面照明装置の説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明する。但し、以下に示す実施形態は本発明の技術思想を具体化するための面照明装置及び表示装置ないし照明装置を例示するものであって、本発明をこれらに特定するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置について、図1〜図3を参照して説明する。ここでは、本実施形態の及び表示装置ないし照明装置について、ローカルディミング駆動されるLCDを例に挙げて説明するが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、例えば照明用看板、自動車・車両等の表示装置や一般照明等の用途にも適用することができる。
図1は、第1実施形態の面照明装置2の断面図である。表示装置としてのLCD1は、面照明装置2及び液晶表示パネル3とからなる。面照明装置2は、保持ケース10に収容されている。保持ケース10の底面には、回路基板11に実装された、点光源としてのLED20が設けられている。なお、本実施例において点光源はLED20に限定されるものではない。回路基板11は保持ケース10の底面に接触している。回路基板11の上面には底面反射部材12が接触して設けられている。底面反射部材12には点光源収容孔としてのLED収容孔21が設けられており、LED20はLED収容孔21に収容されている。LED収容孔21の内径は、LED20の外径よりも僅かに大きく形成されており、LED収容孔21の存在によって底面反射部材12の反射作用が損なわれることは抑えられている。底面反射部材12の上面(出射側面)は高反射率を有している。また、底面反射部材12の上面はLED20の上面よりも所定寸法だけ高く設定されていることにより、LED20の上面が導光体15に直接接触することがさけられる。LED20の上面が導光体15に直接接触しないため、LEDが損傷したり、導光体15が損傷したりすることを防止することができる。
底面反射部材12の上面には、導光体15が接触して設けられている。本実施形態では導光体15は、第1導光部材13及び第2導光部材14からなる2つの導光部材から構成されている。後述のように、導光部材は予め複数種類準備されている。ローカルディミング駆動のLCDバックライトにおいては、LCDの形式、液晶表示パネル及びバックライトの駆動アルゴリズムに応じて、バックライトにおける1つのLEDによる光の広がり範囲の推奨範囲は異なる。そのため、予め複数種類準備された導光部材の中から適切なものを選択することにより、多様なLCDの形式、液晶表示パネル及びバックライトの駆動アルゴリズムに適用するように調整することが可能である。
導光体15の上面には後述する出射側反射部材16が接触して設けられている。出射側反射部材16は、点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部26(図2参照)と該中央反射部の外周囲に外方反射部27(図2参照)とを有し、前記中央反射部は前記外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されており、例えば高反射率の平板に透光孔28(図2参照)が設けられた構成となっている。
出射側反射部材16の上面には光学部材17が接触して設けられている。光学部材17は、
・拡散板18、
・1層又は多層の適宜の光学シート19、
・拡散板18、及び、1層又は多層の適宜の光学シート19
のいずれかで構成されている。ここで、拡散板についても1枚でも複数枚でもかまわない。光学部材17の出射面側には液晶駆動パネル3が対向して設けられている。光学部材17を選択することによっても、LED20から放射される光の広がりを調整することが可能である。
[点光源]
本実施例では点光源としてLED20を用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されるものでは無く、例えばレーザダイオード(LD)を用いることができる。図1では、点光源としてLED20が1個だけ図示されているが、これはLED20が1個の個数を限定したものではなく、例えばLEDの個数は1個であっても、複数個であってもよく、LEDが複数個の場合には、例えばLED20は回路基板11にアレイ状やマトリクス状に配列されている。また、例えば光の三原色である赤、青、緑のLED20を近接配置した場合も含む。複数個のLED20を回路基板11条に配列した場合でも、LED20を密に並べることなく均一な面照明を得ることができる。
[出射側反射部材16]
図2は、出射側反射部材16の斜視図である。出射側反射部材16は、高い光反射率を有する材料であれば何ら特定されるものでないが、例えば光反射率98%、光透過率1%及び光吸収率1%の特性を有する超微細発泡光反射板等の材料で形成することができる。この場合、超微細発泡光反射板は軽量であるため、面照明光源装置1の重量を抑えることができる。さらに、超微細発泡光反射板は容易に入手可能であり、比較的安価であることから、面照明装置2を作製する場合にもコストを抑えることができる。なお、図2では1個のLED20に対する出射側反射部材16のパターン例を示したものであり、マトリックス配列された複数のLED20を用いる場合には、図2のパターンが縦横に連続したものとして、出射側反射部材16が構成される。
出射側反射部材16において、LED20の光軸上の点を中心に中央反射部26が設けられ、外周側に外方反射部27が設けられている。中央反射部26は高光反射率に形成されており、LED20から放射される強い光を反射し、さらにその反射光が底面反射部材12によって多重反射するようになっている。出射側反射部材16には、様々な径を有する透光孔28が例えばマトリックス状に設けられている。マトリックス状の配列の場合には、透光孔28はLED20の光軸上の点から遠ざかるほど大径となっている。すなわち、透光孔28の径は、中央反射部26では比較的小さく、外方反射部27では比較的大きく、中心から外方へ向かうに従って徐々に大きくなり、角部では最も大きくなっている。このように各透光孔28の径を設定することにより、外方へ離れるにしたがって光の透過率を高くすることができ、均一な面照明光を得ることができる。なお、透光孔28の配列はマトリックス状に限定されるものではなく、例えば同心円状でも、三角形状の配列でも、六角形状の配列でも、方形状でも、多角形状でも、他の様々な配列が採用可能である。
また全ての透光孔28を同じ間隔のマトリックス状にする必要は無く、例えば中心寄りでは狭い間隔とすることも可能である。さらに、図2に示すように、後述のように導光体15を構成する導光部材を適切に選定することにより、出射側反射部材16におけるLED20の光軸上の位置に透光孔28を設けることができ、かつ、中心のものを含む各透光孔28の径を大きく設定することも可能となる。出射側反射部材16に極小径の孔を設けるためには精密な加工が必要となりコストも高くなるため、透光孔28の径を比較的大きく設定することができると、製造が容易となり、コストも抑えることができる。
また、図2では、透光孔28は円形であるが、これに限定されるものでは無く、透光孔28の形状は限定されず、例えば楕円状や多角形状等の形状、細溝、同心状の環状ないし方形状のスリットを設け、LED20の光軸上の点を中心から外方へ離れるほどその幅長が増加するようにしてもよい。また、本実施形態では透光孔28の大きさを変えることで透過率を調整しているが、透光孔28の大きさを変化させるのではなく、外方へ離れるにしたがって、同じ大きさの透光孔28の配置密度を高くすることで、光の透過率を調整してもよい。また、この透光孔28は、ドリルやピンなどでそれぞれを開けていってもよいし、金型を作製し、金型をプレスして開けてもよいし、レーザー加工でもよい。
図2では、透光孔28によって、光の透過率を調整するものを示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、所定の肉厚を有し、高い光透過率を有する光学的に無色透明な基板に対し、光を反射する塗料をスクリーン印刷により塗布して、反射パターンを設けたものでもよい。この場合には、スクリーン印刷以外にも、蒸着、ダイ塗布方式、インクジェットによる印刷、シルク印刷等の印刷等による塗布であってもよい。また、印刷ではなく、反射シートを光学的に無色透明な基板に対し貼り付けることで、出射側反射部材16を製造することもできる。以下、このスクリーン印刷等により反射パターンを塗布した別の実施例について説明する。
別の実施例では、例えば基板51の厚さは0.5mm、光吸収部材52及び光反射部材53の厚さは5〜10μmである。基板51には無色透明であり厚さが均一なアクリル板を用いている。基板51は透明であって光透過率が高い部材であればよく、金属、マイクロレンズのシート、プリズムシート、すりガラス等の光拡散プレート、PC、PET等の部材を用いてもよい。また、出射側反射部材16は導光体15と光学部材17との間に挟持されているので、安定して平面上の形状を保持できるため、比較的薄いシート状にすることができる。このため、液晶テレビのバックライトや看板照明など、面照明装置2の大型化が容易となると共に、薄型化が実現できる。なお、無色透明でありアクリル板に代えて、有色透明な部材を使用することで、LED20から放射される光の色を所望の色に変更することも可能である。また例えば、青色LEDに対してQDシートを用いると、白色光を得ることができる。また、光を反射する塗料としては、光反射率が高い部材であればよく、白色の塗布材である必要はないが、反射率が高い部材は白色であることが多く、白色の塗布材を用いることが好適である。白色の塗料は、白色であればどのようなものでもよく、アルキレンズスメラミン誘導体、酸化チタン、硫酸バリウム、炭酸カリウム、シリカ、タルク、クレイなどが用いられる。
底面反射部材12及び出射側反射部材16に反射率が高い部材を用いると、出射側反射部材16から取り出されるLED20の光の出射効率を高めることができる。例えば、底面反射部材12及び出射側反射部材16として、超微細発泡光反射板(商品名 MCPET)を用いた場合、LEDから出射した光の90%以上を利用することができ、しかも、均一な照明光を得ることができる。
[導光体15]
導光体15の一例として、2枚の導光部材を用いる例を説明する。導光部材としては光学的特徴のとこなる複数種類のものが予め準備されている。導光部材としては、例えば光学的に透明な板状部材の出射面側、入射面側または両面側にシボ加工を設けたもの、同じ導光部材内の光散乱粒子は同じ密度に形成されているが、光散乱粒子の密度が異なる複数種類の導光部材(以下、「乳白拡散部材」という)、プリズムシート、すりガラス等の光拡散プレート、マイクロアレーレンズ、液体状導光部材、異方性導光部材、入射面側、出射面側または両面側に三次元の凹凸形状が設けられた導光部材、複数枚の導光部材が貼り合された構造の多層導光部材、平面方向に部分的に異なる素材が採用されているハイブリッド導光部材等、多種多様な導光部材が用意されている。
図3には導光体の種類による光の広がり方の比較例を示す。図3Aは、第1導光部材として出射面にシボ加工を設けた導光部材、第2導光部材として所定の密度の光散乱粒子を含む乳白拡散部材を用いた例である。図3Bは、第1導光部材及び第2導光部材共に、同じ密度の光散乱粒子を含む乳白拡散部材を用いた例である。
図3Aの方が図3Bよりも光の広がりが大きいことが分かる。このことから、透明な導光部材は光の広がりを大きくする作用があり、光散乱粒子を含む乳白拡散部材を用いた場合には、光拡散粒子の密度が高いほど光の広がりを小さくする作用があることが分かる。また、導光体15に用いる2枚の導光部材の組み合わせにより、1つのLED20から出射される光の広がりを調整できることが分かる。
2枚の導光部材の組み合わせは、図3A及び図3Bのものに限定されるものではなく、他の様々な組み合わせを採用することができる。例えば、第1導光部材として透明な導光部材、第2導光部材として出射面にシボ加工を設けた導光部材を用いることもできる。この場合には、出射面に設けられたシボ加工部分は、反射しながら面方向に広がる光を出射面から取り出し、光が面方向に広がることを妨げる働きがある。ここでは、出射面にシボ加工を設けた導光部材を例示したが、シボ加工に限らず、反射しながら面方向に広がる光を出射面から取り出し、光が面方向に広がることを妨げる働きがあればよく、例えば、蒸着や、スクリーン印刷、ダイ塗布方式、インクジェット印刷、シルク印刷等の印刷等による塗布であってもよい。また、導光部材の表面に拡散シートを設けたものでもよい。
本実施形態では、導光体15として2枚の導光部材を用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば1枚の導光部材を用いること、3枚以上の導光部材を用いることも可能である。複数の導光部材を用いる際には、同じ種類の導光部材を用いてもよいし、異なる種類の導光部材を用いることもできるし、その組み合わせは、1つのLED20から出射される光の広がりを所望に調整できるような任意の組み合わせを取ることができる。
また、複数枚の導光部材を用いる場合の各導光部材を重ねる順序も光の広がりに影響を与えるので、導光部材の選定にあたっては各導光部材を重ねる順序も考慮する必要がある。また、片面にシボ加工を設けた導光部材では、シボ加工面を出射面側に設けるか、入射面側に設けるかによっても光の広がり方は異なるため、表裏がある導光部材を用いる際には、導光部材の向きも考慮する必要がある。さらに、異方性を有する導光部材を用いた場合には、光の広がりを楕円状ないし長方形状に変更することができる。これにより等方性のLEDを用いて異方性の光の広がりを実現することが可能であるので、異方性を有する導光部材を用いた場合には、平面方向における向き(縦方向、横方向等)も考慮する必要がある。なお、例えば、光学部材17の拡散板18に異方性を有するものを用いても、同様に異方性の光の広がりを実現することが可能である。
なお、導光部材の材質は、例えば、光学ガラス、アクリル樹脂、PC、PET等の透明度の良いプラスチックを使用できる。さらに、シリコン樹脂等の柔軟な透明プラスチックを使用することにより、部分的にあるいは全体的に曲面をもった面照明光源装置を実現できる。また、導光部材の材質は、気体や液体でもよい。
[光学部材17]
光学部材17は、拡散板18及び光学シート19からなる。拡散板18は、前述の導光体15と同様に、予め複数準備された拡散部材の中から選択することが可能であり、その枚数は1枚に限定されるものではなく、2枚以上設けることも可能である。拡散板18の材質としては、例えば、光学ガラス、アクリル樹脂、PC、PET等の透明度の良いプラスチックを使用できる。さらに、シリコン樹脂等の柔軟な透明プラスチックを使用することにより、部分的にあるいは全体的に曲面をもった面照明光源装置を実現できる。また、導光部材の材質は、気体や液体でもよい。また、拡散板の表面に拡散層を設けたものでもよく、その加工法も例えば、シボ加工、蒸着や、スクリーン印刷、ダイ塗布方式、インクジェット印刷、シルク印刷等の印刷等による塗布であってもよい。また、拡散板18の内部に拡散粒子を含むものであってもよい。
光学シート19についても、予め複数準備された各種の光学的な特性を有するシートの中から選択することが可能であり、その枚数は1枚であっても、2枚以上であってもよい。光学シート19には、例えば光拡散、異方性、光偏向、色変換等の各種特性を有するシートが含まれる。例えば、光学シート19として異方性を有するものを用いれば、等方性のLED20を用いた場合にも異方性の光の広がりを実現することができる。また、例えば、光学シート19としてQDシートを用いた場合には、青色LEDの光を白色光に変換して出射することができる。なお、拡散板18及び光学シート19から光学部材17は、その一部又は全部を省略することが可能である。
[光の広がりの調整]
LED20から放射される光の広がりの調整は、導光体15の導光部材を選択すること、光学部材17を選択すること、出射側反射部材16のパターンを変更すること、各部の寸法変更等により行うことができるが、出射側反射部材16のパターンや各部の寸法変更を変更するよりも、導光体15の導光部材を選択することや、光学部材17を選択すること等の方が容易に行えるため、本実施例では、導光体15の導光部材を選択することや、光学部材17を選択することにより、LED20から放射される光の広がりを調整する。
隣接するLED20の中間における輝度が、LED20の光軸上の輝度の50%となるように、各LED20から放射される光の広がりを調整すると、平面全体にわたり均一な輝度を実現することができる。
[作用]
導光体15として複数種類が予め準備されている導光部材から選択することにより、または、光学部材17を適切に選択することにより、1つのLED20から放射される光の広がりを調整し、均一な輝度の光を出射することができる。面光源装置全体の構成を変更することなく、光学部材17ないし光学部材17を選択することにより、1つのLED20から放射される光の広がりを調整することができる。このため、例えばローカルディミング駆動のLCDバックライトに適用した場合には、LCD及びバックライトの駆動アルゴリズムに対応した、適切な光の広がり特性を実現することができる。このように、ローカルディミングやエリアコントロールに適した面照明装置を提供することができる。また、導光体15による拡散作用により、LED20と出射側反射部材16との距離を小さくすることができるため、面照明装置を薄型化することができる。
導光体15を適切に選択することにより、出射側反射部材16におけるLED20の光軸上の位置に透光孔28を設けることができ、かつ、中心のものを含む各透光孔28の径を大きく設定することも可能となる。出射側反射部材16に極小径の孔を設けるためには精密な加工が必要となりコストも高くなるため、透光孔28の径を比較的大きく設定することができると、設計が容易になり、製造が容易となり、コストも抑えることができる。また、導光体15を適切に選択することにより、例えば異方性の光の広がりを得ることもできる。底面反射部材12及び出射側反射部材16に反射率が高いものを採用すること、LED20と導光体15との間隔を小さくすることにより、光の損失が少なく、高い効率を実現することができる。
また、例えば導光体15のLED20に対応する位置に凹部ないし凸部を設けることも可能であり、導光体15の形状は平面形状だけに特定されず、三次元形状であってもよい。後述の第2実施例では、隣接するLED20の間に仕切部材30を設けているが、この仕切部材30を設ける代わりに、導光体15の隣接するLED20の間の位置にスリットを入れることにより仕切部材30の機能を持たせることができる。また、第2実施例では、例えばピン部材等からなる保持部材を設けて積層構造の加工部材の間に空気層を設けているが、導光体15に突起を設けることにより、ピン部材の機能を持たせることも可能である。
出射側反射部材16は、導光体15と光学部材17との間に挟まれる構造であるため、簡単な構造によって、LED20と出射側反射部材16との距離を一定に保ち、出射側反射部材16を保持ケース10に対して水平になるように形状を保持することができる。このため、出射側反射部材16に剛性を持たせる必要がなく、出射側反射部材16を薄型化したり、材料を調整したり、また、それにより製造しやすくなることによって、製造コストを低減できる。例えば、出射側反射部材16を分割することも可能である。また、LED20の光軸付近のピーク輝度を低減することができるため、出射側反射部材16の透光孔28の径を比較的大きくしたり、透光孔28の配置や寸法の公差を大きくとることができる。出射側反射部材16においてLED20の光軸上あるいは光軸付近にも透光孔28を配置することが可能であるため、金型製作の自由度が向上する。本実施形態では、LED20は、回路基板11の上面に実装されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、回路基板11に孔を設け、LED20を回路基板11の背面から実装し、LED20がその孔の内部に配置されるようにしてもよい。このようにLED20を回路基板11の背面から実装することにより、LED20が基板から上面に突出しない、あるいは、突出量が僅かとなるため、底面反射部材12を薄くすることができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置について、図4〜図6を参照して説明する。なお、図4〜6において、図1〜3と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。実施形態1では、底面反射部材12と導光体15との間、導光体15における各導光部材の間、導光体15と出射側反射部材16との間、及び、出射側反射部材16と光学部材17との間は、それぞれ接触しているものであった。これに対し、実施形態2では、底面反射部材12と導光体15との間、導光体15における各導光部材の間、導光体15と出射側反射部材16との間、及び、出射側反射部材16と光学部材17との間は、少なくとも1つに空間を有するものである点で相違する。
図4は、実施形態2の実施例1の面照明装置2A及び2Bの断面図である。なお、図4において、図1〜3と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。面照明装置2A及び2Bは、共に導光体15として、1枚の透明アクリルを設けた例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前述とおり、導光体15を複数の導光部材とすることもできるし、その導光部材としては実施形態1で述べたとおり予め複数準備されたものの中から選択可能である。図4では、底面反射部材12の高さはLED20よりも低い位置となっており、導光体15の入射面の形状がLED20の形状に沿うように形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば実施形態1と同様に、底面反射部材12の高さをLED20よりも高く設定することも可能である。
面照明装置2Aは、出射側反射部材16と光学部材17との間に、例えば透明アクリル等からなる拡散板18を有しているが、この拡散版18を設ける代わりに空気層を設けてもよい。ただし、拡散板18を用いた方が空気層を用いたものよりも薄型化することができる。照明装置2Bは、拡散板18を省略し、出射側反射部材16の上面に光学部材17が接触するように積層したものであり、面照明装置2Aよりも薄型化することができる。
図5は、実施形態2の実施例2の面照明装置2C及び2Dの断面図である。なお、図5において、図1〜4と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。実施形態1では、導光体15が底面反射部材12の上面に接触するように積層されていたが、本実施形態の面照明装置2C及び2Dでは、底面反射部材12と導光体15との間に空気層30を設けた例である。面照明装置2C及び2Dは、共に導光体15として、1枚の透明アクリルを設けた例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、前述とおり、導光体15を複数の導光部材とすることもできるし、その導光部材としては実施形態1で述べたとおり予め複数準備されたものの中から選択可能である。
隣接するLED20の間には、仕切部材31が設けられている。この仕切部材により各LED20が仕切られている範囲から光が漏れ出すことを妨げることになるため、各LED20からの光の広がりは、トップハット型(各LED20の境界がくっきりしており、LED20の光軸上の輝度と同等の輝度範囲が広い、フラットな特性)となる。これに対して、実施形態1では、1つのLED20から広がり範囲が大きくなるように調整することが容易である。1つのLED20から広がり範囲が大きくなる場合には、1つのLED20から出射される光の輝度は、なだらかな分布(各LED20の境界があいまいとなり、LED20の光軸上の輝度を頂上として裾野が広い山のような特性)を実現できる。
仕切部材31は、導光体15を支持する機能を有するので、導光体15及び出射側反射部材16を平面状に保持することができる。仕切部材31の代わりに、隣接するLED20の間に例えばピン部材等からなる保持部材を設けて、導光体15を支持することもできる。仕切部材31の代わりに保持部材を設ける場合には、実施形態1の場合と同様に、1つのLED20から広がり範囲が大きくなるように調整することが容易である。
図6は、実施形態2の実施例3の面照明装置2E及び2Fの断面図である。なお、図6において、図1〜5と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。面照明装置2Eでは、導光体15及び拡散板18が省略されており、代わりに空気層30及び空気層32が設けられている。保持ケース10と底面反射部材12との間、底面反射部材12と導光体15との間、導光体15の導光部材の間、導光体15と出射側反射部材16との間、及び、
出射側反射部材16と光学部材17との間の少なくとも1つに空間としての空気層を設けることができる。また、導光体15及び光学部材17(拡散板18及び光学シート19)の少なくとも一部を省略することができる。導光体15及び拡散板18が予め複数準備されたものの中から選択可能であることに加え、積層されている各部材間に空間を設けることや一部の部材を省略することによっても、1つのLED20から放射される光の広がりを調整することが可能である。
面照明装置2Eでは、空気層30及び空気層32が設けられているため、仕切部材31ないし保持部材によって、出射側反射部材16及び光学シート19が保持されている。面照明装置2Fでは、面照明装置2Eと比べると、空気層32が省略されている。このために、より薄型化されている。
[実施形態3]
本発明の実施形態3に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置について、図7〜図9を参照して説明する。なお、図7〜9において、図1〜6と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。実施形態3では、出射側反射部材16は、複数に分割された分割反射部材40,41,42が組み合わされている。
面照明装置及び表示装置ないし照明装置の光出射面の面積が大きくなると、出射側反射部材16の面積も大きくなるため、これを加工するための装置、例えばプレス装置等が大型化する。そこで、実施形態3では、出射側反射部材16を複数に分割された分割反射部材40,41,42を組み合わせて製造することにより、光出射面の面積が大きくても、プレス装置の大型化が必要なく、製造コストを低減することができる。また、分割反射部材40,41,42にすることにより、材料の膨張ないし収縮の影響を小さくでき、光学的ズレを低減する等、光学的特性を向上することができる。
図7は、分割反射部材40,41,42の平面図である。出射側反射部材16は、複数に分割された分割反射部材40,41,42が組み合わされている。図7は分割反射部材40,41,42の一例であり、本実施形態の分割反射部材40,41,42の分割の仕方はこれに限定されるものではなく、例えば縦方向に分割するもの、縦方向及び横方向にそれぞれ分割する横方向に分割するもの等も含まれ、また、分割個数も出射側反射部材16の面積や形状を考慮して、適宜決定することができる。また、分割反射部材40,41,42の端部、端面、端辺の形状は、傾斜、凹凸、ぎざぎざ、カギ状など多様な形態を採用することができる。また、各分割反射部材40,41,42が接していなくともよく、各分割反射部材40,41,42間に適宜の間隔を設けることもできる。先の実施形態1又は2で説明した光学設計等により、出射光の光学的均一を図ることが可能である。
出射側反射部材16は、導光体15又は光学部材17の少なくとも一方と接触して配置することができる。このため、分割反射部材40,41,42を組み合わせる際には、導光体15又は光学部材17との接触面を基準にして組み合わせることで、分割反射部材40,41,42の撓み、波打ち、又は、ずれ等を防ぎ、厚さ方向の位置決め精度を確保した上で、容易に組み付けを行うことができる。分割反射部材40,41,42を組み合わすことにより出射側反射部材を製造する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、レーザー溶着、超音波溶着、接着剤による接着等の方法を用いることができる。
図8は、レーザー溶着を用いて分割反射部材40,41,42を組み合わすことにより出射側反射部材16を製造する方法を示す。この方法では、導光体15に対して分割反射部材40,41,42に分割された出射側反射部材16を重ねて、導光体15側の面からレーザー45を照射する。照射されたレーザー45の熱によって、導光体15と出射側反射部材16との間に溶融部46が形成されることによって、導光体15に対して出射側反射部材16(すなわち、分割反射部材40,41,42)が溶着される。導光体15の面上の任意の場所に対してレーザー45を照射することができ、所望の部位に溶融部46を形成することができるため、出射側反射部材16の撓み、波打ち、又は、ずれ等を防止し、厚さ方向の位置決め精度を向上し、しかも迅速な製造を行うことができる。レーザー45の照射は連続的なものであっても、スポット的なものであってもよい。連続的にレーザー45を照射すれば、直線状ないし曲線状の溶融部46を形成することができる。また、スポット的にレーザー45を照射すれば、スポット状の溶融部46を形成することができる。
ここでは、導光体15又は光学部材17に対して、分割反射部材40,41,42を重ねて、導光体15又は光学部材17の分割反射部材40,41,42とは反対側の面からレーザー45を照射する方法を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、導光体15又は光学部材17に対して、分割反射部材40,41,42を重ねて、導光体15又は光学部材17と分割反射部材40,41,42との接合面の外周側から(すなわち、分割反射部材40,41,42の側から、あるいは、分割反射部材40,41,42との接合面に対して側方から(外周側から、あるいは、斜め方向から))、レーザー45を照射することもでき、さらに導光体15又は光学部材17の分割反射部材40,41,42とは反対側の面からレーザー45を照射する方法と組み合わせることもできる。
図8では、導光体15に対して分割反射部材40,41,42に分割された出射側反射部材16を重ねて、導光体15側の面からレーザー45を照射する例を説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、
a)さらに出射側反射部材16の導光体15とは反対側の面に拡散板18(光学部材17)を重ねて設けること、
b)上記a)に加えて、拡散板18側の面からもレーザー45を照射して、拡散板18と出射側反射部材16との間に溶融部46を形成すること、
c)上記b)とはレーザー溶着の順番を入れ替えて、先に拡散板18に対して出射側反射部材16をレーザー溶着し、次に、出射側反射部材16の拡散板18とは反対側の面に導光体15をレーザー溶着すること、
d)導光体15に対して出射側反射部材16をレーザー溶着することに替えて、拡散板18(光学部材17)に対して分割反射部材40,41,42を重ねて、拡散板18の出射側反射部材16とは反対側の面からもレーザー45を照射して、拡散板18に対して出射側反射部材16をレーザー溶着すること、
e)上記d)に加えて、出射側反射部材16の拡散板18とは反対側の面に導光体15を重ねて設けること、
f)図8のもの、上記a)〜c)又はe)に加え、導光体15の下面に底面反射部材12を重ねて設けること、
g)上記f)に加え、導光体15と底面反射部材12とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着等の手段により接合すること、
h)上記f)又はg)に加え、底面反射部材12の下面に回路基板11を重ねて設けること、
i)上記h)に加え、底面反射部材12と回路基板11とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着等の手段により接合すること、
j)上記h)又はi)に加え、回路基板11の下面に保持ケース10を重ねて設けること、
k)上記j)に加え、回路基板11と保持ケース10とを溶着(レーザー溶着等も含む)、
接着等の手段により接合すること、
l)図8のもの、上記a)〜j)又はk)に加え、各部材をその他の必要部材と重ねて設けること、あるいは、各部材とその他の必要部材とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着等の手段により接合すること、
等も可能である。
図9は、接着剤を用いて分割反射部材40,41,42を組み合わすことにより出射側反射部材16を製造する方法を示す。この方法では、導光体15の上面に接着剤47を介して分割反射部材40,41,42を重ねて組み合わせることにより出射側反射部材16を構成し、さらに、出射側反射部材16の上面に接着剤48を介して拡散板18(光学部材17)を固定するものである。接着剤47,48の種類は特に限定されるものではないが、例えばシート状のもの、液状のもの等であり、透光性を有するもの、あるいは、光学的に有益なものが使用できる。また、特に限定されるものではないが、例えば、シート状の接着剤47,48としては、基材の無いタイプの両面テープ等を用いることができ、この場合、膜厚が均一となり厚み方向の寸法精度が向上すること、シート状の加工済みであるため保護フィルムを剥がすだけですぐに使用できること等の効果がある。また、特に限定されるものではないが、例えば、液状の接着剤47,48としては、シリコーン系の接着剤を用いることができ、この場合、分割反射部材40,41,42(出射側反射部材16)がどのような面積や形状であっても対応できること、接着面に凹凸があっても対応可能であること等の効果がある。また、接着剤47,48は、出射側反射部材16の全面に設けるものに限定されるものではなく、例えば、接着剤47,48を部分的に設けるもの、直線状、曲線状、点状、あるは、等間隔ないし不等間隔に設けるもの等でもよい。
ここでは、導光体15に対して分割反射部材40,41,42を、接着剤47を介して接着し、さらに、分割反射部材40,41,42の上に、接着剤48を介して拡散板18(光学部材17)を接着した例を示したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、例えば、
1)接着する順番を入れ替えて、先に、拡散板18に対して分割反射部材40,41,42を、接着剤48を介して接着し、次に、分割反射部材40,41,42の拡散板18とは反対側の面に、接着剤47を介して導光体15を接着すること、
2)導光体15に対して分割反射部材40,41,42を、接着剤47を介して接着すること、
3)上記2)に加え、分割反射部材40,41,42の導光体15とは反対側の面に拡散板18(光学部材17)を重ねて設けること、
4)拡散板18(光学部材17)に対して分割反射部材40,41,42を、接着剤48を介して接着すること、
5)上記4)に加え、分割反射部材40,41,42の拡散板18とは反対側の面に導光体15を重ねて設けること、
6)図9のもの、上記1)〜3)、又は、5)に加え、導光体15の下面に底面反射部材12を重ねて設けること、
7)上記6)に加え、導光体15と底面反射部材12とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
8)上記6)又は7)に加え、底面反射部材12の下面に回路基板11を重ねて設けること、
9)上記8)に加え、底面反射部材12と回路基板11とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
10)上記8)又は9)に加え、回路基板11の下面に保持ケース10を重ねて設けること、
11)上記10)に加え、回路基板11と保持ケース10とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
12)図9のもの、上記1)〜10)又は11)に加え、各部材をその他の必要部材と重ねて設けること、あるいは、各部材とその他の必要部材とを溶着(レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
等も可能である。
また、超音波溶着を用いて分割反射部材40,41,42を組み合わすことにより出射側反射部材16を製造することも可能である。超音波溶着を用いる方法では、特に限定されるものではないが、例えば、
イ)導光体15に対して分割反射部材40,41,42に分割された出射側反射部材16を重ねて、導光体15と分割反射部材40,41,42との接触面を超音波溶着により固定するもの、
ロ)上記イ)に加え、分割反射部材40,41,42の導光体15とは反対側の面に拡散板18(光学部材17)を重ねて設けること、
ハ)上記ロ)に加え、拡散板18と出射側反射部材16とを超音波溶着により固定すること、
ニ)上記ハ)とは超音波溶着の順番を入れ替えて、先に拡散板18に対して出射側反射部材16を超音波溶着し、次に、出射側反射部材16の拡散板18とは反対側の面に導光体15を超音波溶着すること、
ホ)拡散板18(光学部材17)に対して分割反射部材40,41,42を重ねて、拡散板18と出射側反射部材16とを超音波溶着すること、
ヘ)上記ホ)に加えて、出射側反射部材16の拡散板18とは反対側の面に導光体15を重ねて設けること、
ト)上記イ)〜ニ)又はヘ)に加え、導光体15の下面に底面反射部材12を重ねて設けること、
チ)上記ト)に加え、導光体15と底面反射部材12とを溶着(超音波溶着、レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
リ)上記ト)又はチ)に加え、底面反射部材12の下面に回路基板11を重ねて設けること、
ヌ)上記リ)に加え、底面反射部材12と回路基板11とを溶着(超音波溶着、レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
ル)上記リ)又はヌ)に加え、回路基板11の下面に保持ケース10を重ねて設けること、
ヲ)上記ル)に加え、回路基板11と保持ケース10とを溶着(超音波溶着、レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
ワ)上記イ)〜ル)又はヲ)に加え、各部材をその他の必要部材と重ねて設けること、あるいは、各部材とその他の必要部材とを溶着(超音波溶着、レーザー溶着等も含む)、接着(接着剤47,48による接着等を含む)等の手段により接合すること、
等も可能である。ここでは、複数に分割された分割反射部材40,41,42を組み合わせて出射側反射部材16を製造する方法を例示したが、実施形態3はこれらの製造方法に限定されるものではなく、例えば、様々な種類の溶着、溶接、融着、固着手段等を用いることができるし、また、これらの固定方法を組み合わせて用いることも可能である。例えば、導光体15に対して分割反射部材40,41,42をレーザー溶着により固定し、分割反射部材40,41,42の導光体15とは反対側の面に拡散板18(光学部材17)を接着剤によって、あるいは、超音波溶着により固定すること等、様々な組み合わせが可能である。
また、本実施形態では分割反射部材40,41,42を組み合わせて出射側反射部材16を製造する方法を例示したが、本実施形態は出射側反射部材16の製造に限定されるものではなく、例えば、回路基板11、底面反射部材12、導光体15、又は、光学部材17等の製造にも、複数に分割された部材を組み合わせる製造方法を適用することが可能である。また、光学部材17は複数の部材、例えば、拡散板18及び光学シート19等が積層されている場合があり、この場合には、光学部材17の複数の部材の中の1又は複数に対して、本実施形態と同様の複数に分割された部材を組み合わせる製造方法を適用することができる。また、導光体15は複数の部材が積層されている場合があり、この場合には、導光体15の複数の部材の中の1又は複数に対して、本実施形態と同様の複数に分割された部材を組み合わせる製造方法を適用することができる。
複数に分割された部材は上面側又は下面側の少なくとも一方の部材と接触しており、例えば、底面反射部材12は、導光体15又は回路基板11の少なくともいずれかに接触しており、導光体15は、出射側反射部材16又は底面反射部材12の少なくともいずれかに接触しており、光学部材17は、出射側反射部材16又は液晶表示パネル3の少なくともいずれかに接触しているおり、複数に分割された部材は接触している部材を基準にして組み合わせることができるため、寸法精度を向上することができる。面照明装置及び表示装置ないし照明装置の光出射面の面積が大きくなると、出射側反射部材16の面積だけでなく、底面反射部材12、導光体15、又は、光学部材17等も大きくなるため、これを加工するための装置が大型化するが、各部材を複数に分割された部材を組み合わせて製造することにより、光出射面の面積が大きくても、加工装置の大型化が必要なく、製造コストを低減することができる。また、各部材を複数に分割された部材分割反射部材を用いることにより、材料の膨張ないし収縮の影響を小さくでき、光学的ズレを低減する等の光学的特性を向上することができる。
[実施形態4]
本発明の実施形態4に係る外周部輝度均一化手段を有する面照明装置及び表示装置ないし照明装置について、図10〜図12を参照して説明する。なお、図10〜12において、図1〜9と同様の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。出射側反射部材16は、複数に分割された分割反射部材40,41,42が組み合わされている。本発明の面照明装置、表示装置あるいは照明装置の光出射面においては輝度が均一になるように設計されているところ、本実施形態では、外周部輝度均一化手段について、すなわち、外周部においても輝度の落ち込を低減する技術について、実施例1〜実施例6を例に挙げて説明する。
[実施例1]
本実施形態に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置においては、縦方向及び横方向に配列されている複数のLEDの中、外周部のLEDについてのみ、印加する電流を大きくして、外周部のLEDの輝度を他のLEDの輝度よりも大きくすることにより、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。LEDの輝度の調整はソフトウエアないしは電気的制御により対応できるため、出射側反射部材16等の光学設計を変更することなく、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。また、外周部のLEDの輝度を調整する方法として、LEDの数を調整する方法を採用することもできる。なお、本実施例において輝度の均一化については、外周部全体、すなわち、縦方向端部及び横方向端部(図12における縦方向及び横方向を参照。以下、同様。)の両方に対して適用することもできるが、これに限定されるものではなく、縦方向端部のみ、あるいは、横方向端部のみに適用することも可能である。
[実施例2]
本実施形態に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置においては、LEDが縦方向及び横方向に複数個マトリックス状に配列されているところ、各LEDに対応して出射側反射部材16が独立して、あるいは、一部ないし全部が連続して設けられている。外周側に位置する出射側反射部材16には輝度を均一するためのパターンとなるように大きさの異なる複数の透光孔28が設けられている。外周側に位置する出力側反射部材16の透光孔28のパターンを、他の出力側反射部材16とは変更することにより、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。なお、本実施例において輝度の均一化については、外周部全体、すなわち、縦方向端部及び横方向端部の両方に対して適用することもできるが、これに限定されるものではなく、縦方向端部のみ、あるいは、横方向端部のみに適用することも可能である。
[実施例3]
図10を参照して、実施例3に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明する。図10は高反射部材51〜55を用いた面照明装置及び表示装置ないし照明装置の説明図である。図10Aは2つの空気層30及び32を有する面照明装置の説明図、図10Bは1つの空気層30を有する面照明装置の説明図、図10Cは導光体15及び拡散板18を有する面照明装置の説明図である。
図10Aの面照明装置は、外周部の底面に高反射部材51を有し、外周部の側面に高反射部材52及び53を有している。外周部において、高反射部材51〜53によって反射されて出射面から出射される輝量が増加するため、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。図10Aの面照明装置は外周に沿って断面略L字状の光遮蔽部材50を有しており、光遮蔽部材50の一面は光出射面の外周に対向しており、光遮蔽部材50の他面は側面の外周側に対向している。
図10Bの面照明装置は、外周部の底面に高反射部材51を有し、外周部の側面に高反射部材52を有しており、また、出射面の外周に対向する断面略L字状の光遮蔽部材50を有している。面照明装置の外周部において、高反射部材51及び52によって反射されて出射面から出射される輝量が増加するため、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。
図10Cの面照明装置は、外周部の底面に高反射部材54を有し、外周部の側面に高反射部材55を有している。高反射部材54及び55の反射率は、底面反射部材12の反射率より高い。図10Cにおいては、高反射部材54は、回路基板11と底面反射部材12との間に配置されているように図示されているが、本実施形態の高反射部材54の配置はこれに限定されるものではなく、例えば、底面反射部材12と導光体15との間に配置されていてもよい。面照明装置の外周部において、高反射部材54及び55によって反射されて出射面から出射される輝量が増加するため、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。なお、本実施例において輝度の均一化については、外周部全体、すなわち、縦方向端部及び横方向端部の両方に対して適用することもできるが、これに限定されるものではなく、縦方向端部のみ、あるいは、横方向端部のみに適用することも可能である。
[実施例4]
図11を参照して、実施例4に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明する。図11は、外周部のセルの面積を小さくした面照明装置及び表示装置ないし照明装置の説明図である。図11Aは2つの空気層30及び32を有する面照明装置の説明図、図11Bは1つの空気層30を有する面照明装置の説明図、図11Cは導光体15及び拡散板18を有する面照明装置の説明図である。
図11Aの面照明装置は、LEDが縦方向及び横方向に複数個マトリックス状に配列されているところ、各LEDに対応して出射側反射部材16が独立して、あるいは、一部ないし全部が連続して設けられており、1単位の出力側反射部材16に対応する部分を「セル」と称する。外周部のセルの外周部の面積(出射面側から見た面積)を小さくすることにより、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。すなわち、外周部のセルにおけるLED20と外周壁との間の距離l1の長さを、他のセルにおけるLEDから各セルの外縁までの長さよりも短くしている。
また、図11Aの面照明装置は外周に沿って断面略L字状の光遮蔽部材50を有しており、光遮蔽部材50の一面は光出射面の外周に対向しており、光遮蔽部材50の他面は側面の外周側に対向している。本実施例では、光遮蔽部材50の光出射面の外周に対向している一面の面積を広くすることにより、外周部のセルにおける輝度が小さい部分を遮蔽することになる。すなわち、外周部のセルにおける光出射面の面積を調整することにより、実質的に外周部における輝度の落ち込を低減することができる。よって、図11Aにおいては、l1の長さの調整、及び/又は、光遮蔽部材50の光出射面の外周に対向している一面の面積の調整によって、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。
図11Bの面照明装置は、図11Aと同様に、外周部のセルにおけるLED20と外周壁との間の距離l2の長さの調整、及び/又は、光遮蔽部材50の光出射面の外周に対向している一面の面積の調整によって、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。
図11Cの面照明装置は、外周部のセルの外周部の面積(出射面側から見た面積)を小さくすることにより、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。すなわち、外周部のセルにおけるLED20と外周壁との間の距離l3の長さを、他のセルにおけるLEDから各セルの外縁までの長さよりも短くしている。なお、本実施例において輝度の均一化については、外周部全体、すなわち、縦方向端部及び横方向端部の両方に対して適用することもできるが、これに限定されるものではなく、縦方向端部のみ、あるいは、横方向端部のみに適用することも可能である。
[実施例5]
図12を参照して、実施例5に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明する。図12は、外周部のセルのLEDの配置及び出射側反射部材16の透光孔28のパターンを調整した面照明装置及び表示装置ないし照明装置の説明図である。図12の面照明装置は、LED20が縦方向及び横方向に複数個マトリックス状に配列されており、各LED20に対応してセル60が構成されている。図12においてセルは、上側のセル62、下側のセル63、左側のセル64、右側のセル65、及び、その他のセル61(外周部以外のセル)からなる。上側のセル62、下側のセル63、左側のセル64、及び、右側のセル65は、その他のセル61とは異なり、正方形状ではなく、LED20の配置も中心ではなく、外周に寄った位置に配置されている。
また、外周部の各セルの出射側反射部材16の透光孔28のパターンもセル外周側から照射される光量を増加するように調整されたパターン(その他のセル61とは異なるパターン)となっている。このように、外周部のセル、すなわち、上側のセル62、下側のセル63、左側のセル64、及び、右側のセル65のLEDの配置及び出射側反射部材16の透光孔28のパターンを調整することにより、外周部における輝度の落ち込を低減することができる。図12において外周部の角部に位置するセルにおいては、LEDの配置及び出射側反射部材16の透光孔28のパターンを外周部の角部に対応するように調整することにより、外周部の角部における輝度の落ち込を低減することができる。なお、本実施例において輝度の均一化については、外周部全体、すなわち、縦方向端部及び横方向端部の両方に対して適用することもできるが、これに限定されるものではなく、縦方向端部のみ、あるいは、横方向端部のみに適用することも可能である。
[実施例6]
実施例6に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明する。本実施形態では各LEDに対応して出射側反射部材16が独立して、あるいは、一部ないし全部が連続して設けられているところ、出射側反射部材16を取り付けるために、少なくとも外周部には出射側反射部材16の取り付け手段を設ける必要がある。ところが、出射側反射部材16の取り付け手段が出射光を遮ること、あるいは、取り付け手段から光が漏れること等により、出射面側の外周部における輝度の不均一の原因となる場合がある。また、使用する材料によっては光の減衰が生じることがあるため、光出射面側での輝度の不均一の原因となる場合がある。このような場合でも、実施例1〜5等の手段、あるいは、これらの手段を組み合わせることにより、光出射面における輝度の均一化を図ることができる。
以上、本発明の各実施形態に係る面照明装置及び表示装置ないし照明装置を説明したが、これらの実施形態は本発明の技術思想を具体化するための面照明装置及び表示装置ないし照明装置を例示するものであって、本発明をこれらに特定するものではなく、各実施形態に追加や修正を加えたもの、各実施形態を組み合わせたもの等、その他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
1 LCD
2 面照明装置
3 液晶表示パネル
10 保持ケース
11 回路基板
12 底面反射部材
15 導光体
16 出射側反射部材
17 光学部材
18 拡散板
19 光学シート
20 LED
21 LED収容孔
26 中央反射部
27 外方反射部
28 透光孔
30 空気層
31 仕切部材
32 空気層
40、41、42 分割反射部材
45 レーザー
46 溶融部
47、48 接着剤
50 光遮蔽部材
51〜55 高反射部材
60 セル

Claims (19)

  1. 保持ケースと、
    前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
    前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
    前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
    前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
    前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
    を備え、
    前記導光体は予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、前記点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能であることを特徴とする面照明装置。
  2. 前記出射側反射部材は、前記点光源の真上部分に所定範囲の中央反射部と該中央反射部の外周囲に外方反射部とを有し、前記中央反射部は前記外方反射部の反射率より高い反射率を有する光透過性の反射部で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の面照明装置。
  3. 前記中央反射部の前記点光源の略真上部分に光透過部を設けることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の面照明装置。
  4. 前記光学部材は少なくとも拡散板又は光学シートのいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の面照明装置。
  5. 前記底面反射部材と前記導光体との間、
    前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
    前記出射側反射部材と前記光学部材との間は、
    それぞれ接触していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の面照明装置。
  6. 前記保持ケースと前記底面反射部材との間、
    前記底面反射部材と前記導光体との間、
    前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
    前記出射側反射部材と前記光学部材との間、
    の少なくとも1つに空間を有することを特徴とする1〜4のいずれか1項に記載の面照明装置。
  7. 前記導光体と前記光学部材の少なくとも一部を省略したことを特徴とする1〜6のいずれか1項に記載の面照明装置。
  8. 前記底面反射部材は前記点光源を収容する点光源収容孔を有し、前記底面反射部材の上面は前記点光源の上面よりも高いことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の面照明装置。
  9. 前記保持ケースの底面側には、前記点光源が複数個設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の面照明装置。
  10. 前記各点光源の間には仕切部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の面照明装置。
  11. 前記導光部材としては、
    透光部材の上面、下面又は両面に導光体の全反射を妨げる表面層が形成されたもの、
    透光部材に部分的に導光体の全反射を妨げる表面層が形成されたもの、
    透光部材に光散乱粒子を含むもの、
    複数素材を張り合わせたもの、
    部分的に他の素材を含むもの、及び、
    シート状部材に対して凹部ないし凸部による立体形状が設けられているもの、
    から選択される少なくとも1つを含んでいることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の面照明装置。
  12. 保持ケースと、
    前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
    前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
    前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
    前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
    前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
    を備え、
    前記底面反射部材、前記導光体、前記出射側反射部材、又は前記光学部材の少なくとも1つは、複数に分割された部材が組み合わされていることを特徴とする面照明装置。
  13. 前記複数に分割された部材は、上面側又は下面側の少なくとも一方の部材と接触していることを特徴とする請求項12に記載の面照明装置。
  14. 前記複数に分割された部材は、
    (1)レーザー溶着、
    (2)超音波溶着、又は、
    (3)接着剤
    の少なくともいずれか1つにより組み合わされていることを特徴とする請求項12又は13に記載の面照明装置。
  15. (a) 前記底面反射部材と前記導光体との間、
    前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
    前記出射側反射部材と前記光学部材との間は、
    それぞれ接触していること、
    (b) 前記保持ケースと前記底面反射部材との間、
    前記底面反射部材と前記導光体との間、
    前記導光体と前記出射側反射部材との間、及び、
    前記出射側反射部材と前記光学部材との間、
    の少なくとも1つに空間を有すること、
    (c) 前記導光体と前記光学部材の少なくとも一部を省略したこと、
    のいずれか少なくとも1つの構造を有することを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載の面照明装置。
  16. 外周部輝度均一化手段を備えることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の面照明装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の面照明装置を備えたことを特徴とする表示装置ないし照明装置。
  18. 保持ケースと、
    前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
    前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
    前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
    前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
    前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
    を備えた面照明装置を製造する方法であって、
    前記導光体は予め複数種類準備された導光部材の中から1以上が選択されることにより、前記点光源からの光の広がり範囲を調整することが可能であることを特徴とする面照明装置の製造方法。
  19. 保持ケースと、
    前記保持ケースの底面側に設けられる点光源と、
    前記保持ケースの底面側に設けられる底面反射部材と、
    前記反射部材の上面側に設けられる導光体と、
    前記導光体の上面側に設けられ光を透過及び反射させる出射側反射部材と、
    前記出射側反射部材の上面側に設けられる光学部材と、
    を備えた面照明装置を製造する方法であって、
    前記底面反射部材、前記導光体、前記出射側反射部材、又は前記光学部材の少なくとも1つは、複数に分割された部材を組み合わすことにより製造されることを特徴とする面照明装置の製造方法。
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