JPWO2020095786A1 - 基板 - Google Patents

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Abstract

第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、可視光が透過する誘電体層と、前記第1面の側に設けられる網目状のアンテナ導体と、前記第2面の側に設けられる網目状の接地導体とを備える、基板。例えば、前記誘電体層の上に設けられる網目状の信号配線を備え、前記信号配線は、前記アンテナ導体に給電する。また、伝送線路が形成される基板であって、可視光が透過する誘電体層と、前記誘電体層の上に設けられる網目状の接地導体とを備え、前記伝送線路は、前記誘電体層と前記接地導体とを含む構造を有する、基板。

Description

本発明は、基板に関する。
従来、意匠上、光透過性を有するように、メッシュ状に形成されたアンテナエレメントを備える透明なフレキシブル回路基板が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−205635号公報
しかしながら、従来の技術では、グランド以外の領域はメッシュ状とし、グランドはソリッドとするため、グランドの大きさによっては、可視光の透過がグランドによって遮られ、可視光の透過性が低下する場合がある。
そこで、本開示は、可視光の透過性の低下を抑制可能な基板を提供する。
本開示は、
第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、可視光が透過する誘電体層と、
前記第1面の側に設けられる網目状のアンテナ導体と、
前記第2面の側に設けられる網目状の接地導体とを備える、基板を提供する。
また、本開示は、
伝送線路が形成される基板であって、
可視光が透過する誘電体層と、
前記誘電体層の上に設けられる網目状の接地導体とを備え、
前記伝送線路は、前記誘電体層と前記接地導体とを含む構造を有する、基板を提供する。
本開示の技術によれば、可視光の透過性の低下を抑制可能な基板を提供できる。
第1の実施形態における基板の平面図である。 第1の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。 接地導体の網目が正六角形である場合の、伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。 第2の実施形態における基板の平面図である。 第2の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。 接地導体及び接地導体の網目が正六角形である場合の、伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。 外縁線状導体のH面方向(X軸方向)に対向する2辺の線幅が、他の2辺の線幅よりも太く形成されている場合の、伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。 第3の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を斜視で示す図である。 相互に交差する複数の線状導体を含む網目状の導体の平面図である。 正弦波の振幅変化量と位相変化量との関係を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本開示に係る実施形態の説明を行う。なお、各形態において、平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、本発明の効果を損なわない程度のずれが許容される。また、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は、それぞれ、X軸に平行な方向、Y軸に平行な方向、Z軸に平行な方向を表す。X軸方向とY軸方向とZ軸方向は、互いに直交する。XY平面、YZ平面、ZX平面は、それぞれ、X軸方向及びY軸方向に平行な仮想平面、Y軸方向及びZ軸方向に平行な仮想平面、Z軸方向及びX軸方向に平行な仮想平面を表す。
本実施形態における基板は、例えば、マイクロ波やミリ波等の高周波帯(例えば、0.3GHz〜300GHz)の信号の伝播に使用される。そのような高周波帯には、0.3〜3GHzのUHF帯、3〜30GHzのSHF帯、30〜300GHzのEHF帯が含まれる。本実施形態における基板に形成される高周波デバイスの具体例として、平面アンテナ、平面導波路(平面伝送線路)などが挙げられる。
本実施形態における基板は、例えば、第5世代移動通信システム(いわゆる、5G)、ブルートゥース(登録商標)等の無線通信規格、IEEE802.11ac等の無線LAN(Local Area Network)規格で使用されてもよい。また、本実施形態における基板は、車両で使用される場合、レーダーを照射する車載レーダーシステムや車車間通信や路車間通信等のV2X通信システムで使用されてもよい。
図1は、第1の実施形態における基板の平面図である。図1に示す基板1には、平面アンテナ101が形成されている。基板1は、可視光が透過する誘電体層40と、誘電体層40の片面に設けられるアンテナ導体10と、誘電体層40を介してアンテナ導体10と対向する接地導体20と、アンテナ導体10に給電する給電ライン30とを備える。平面アンテナ101は、パッチアンテナ又はマイクロストリップアンテナと称される。
図2は、第1の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。基板1に形成される伝送線路60は、誘電体層40と、誘電体層40の第1面に形成される給電ライン30と、誘電体層40の第2面に形成される接地導体20とを含む構造を有するマイクロストリップ線路である。
誘電体層40は、第1主面41と、第1主面41とは反対側の第2主面42とを有する。図2の上段は、誘電体層40の第1主面41の側に設けられるアンテナ導体10及び給電ライン30を示す。図2の下段は、誘電体層40の第2主面42の側に設けられる接地導体20を示す。第1主面41は、誘電体層の第1面の一例である。第2主面42は、誘電体層の第1面とは反対側の第2面の一例である。
誘電体層40は、誘電体を主成分とする板状又はシート状の基材である。第1主面41及び第2主面42は、いずれも、XY平面に平行である。誘電体層40は、例えば、誘電体基板でもよいし、誘電体シートでもよい。誘電体層40の材料は、例えば、石英ガラス、ソーダライムガラス、無アルカリガラス、アルミノシリケートガラス、ホウケイ酸ガラス、アルカリホウケイ酸ガラス等のガラス、セラミックス、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂、液晶ポリマー、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネートなどが挙げられるが、その材料は、これらに限られない。
また、誘電体層40の材料は、可視光が透過する透明な誘電体部材であればよく、透明には、半透明が含まれる。誘電体層40の可視光線透過率は、可視光の遮りを抑える点で、例えば30%以上が好ましく、50%以上がより好ましく、70%以上がさらに好ましく、80%以上が特に好ましく、90%以上が最も好ましい。
アンテナ導体10は、その表面がXY平面に平行な平面状の導体パターンである。アンテナ導体10は、第1主面41の側に形成される導体パターンであり、第1主面41の側に配置される導体シート又は導体基板により形成されてもよい。アンテナ導体10に使用される導体の材料として、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、クロムなどが挙げられるが、これらに限られない。アンテナ導体10に使用される導体は、これらの材料をメッキしてもよい。メッキされたアンテナ導体10は、腐食しにくく、意匠性がよい。
なお、アンテナ導体10は、第1主面41の側に、ポリビニルブチラールもしくはエチレン酢酸ビニル等の中間膜、または光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。また、アンテナ導体10は、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂層に導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第1主面41の側に、光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。アンテナ導体10は、ポリビニルブチラール、エチレン酢酸ビニル、もしくはポリエチレンテレフタレート等にスパッタ、蒸着などにより導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第1主面41の側に形成されてもよい。アンテナ導体10は、第1主面41に直接接してもよい。アンテナ導体10を第1主面41に直接形成する方法としては、ペースト状の銀、銅などの導体を第1主面41にスクリーン印刷により導体パターンを形成し、焼結することが挙げられる。
アンテナ導体10は、例えば、少なくとも一つのパッチ導体を有する。第1の実施形態では、アンテナ導体10は、4つのパッチ導体11,12,13,14を有するアレイアンテナを構成する例を示す。
第1の実施形態では、アンテナ導体10は、可視光の透過度合いが誘電体層40よりも低い領域から構成されたソリッドなパターンである。例えば、アンテナ導体10の全体は、複数のパッチ導体11〜14を含め、不透明な面状導体から構成されている。
給電ライン30は、その表面がXY平面に平行な平面状の導体パターンである。給電ライン30は、第1主面41の側に形成される導体パターンであり、第1主面41の側に配置される導体シート又は導体基板により形成されてもよい。給電ライン30に使用される導体の材料として、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、クロムなどが挙げられるが、これらに限られない。第1の実施形態では、給電ライン30は、アンテナ導体10と一体的に形成されている。給電ライン30は、誘電体層40の上に設けられる信号配線の一例である。
なお、給電ライン30は、第1主面41の側に、ポリビニルブチラールもしくはエチレン酢酸ビニル等の中間膜、または光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。また、給電ライン30は、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂層に導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第1主面41の側に、光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。給電ライン30は、ポリビニルブチラール、エチレン酢酸ビニル、もしくはポリエチレンテレフタレート等にスパッタ、蒸着などにより導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第1主面41の側に形成されてもよい。給電ライン30は、第1主面41に直接接してもよい。給電ライン30を第1主面41に直接形成する方法としては、ペースト状の銀、銅などの導体を第1主面41にスクリーン印刷により導体パターンを形成し、焼結することが挙げられる。
給電ライン30は、パッチ導体11,12への分岐路とパッチ導体13,14への分岐路とが接続される分岐箇所36に接続される一方の端部32と、送信機など無線装置等の不図示の外部装置に接続される給電端である他方の端部33とを有する。第1の実施形態では、給電ライン30は、Y軸方向に延伸するストリップ導体であり、端部32がアンテナ導体10に接続されている。
第1の実施形態では、給電ライン30は、可視光の透過度合いが誘電体層40よりも低い領域から構成されたソリッドなパターンである。例えば、給電ライン30の全体は、不透明な面状導体から構成されている。
接地導体20は、その表面がXY平面に平行な導体パターンである。接地導体20は、第2主面42の側に形成される導体パターンであり、第2主面42の側に配置される導体シート又は導体基板により形成されてもよい。接地導体20に使用される導体の材料として、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、クロムなどが挙げられるが、これらに限られない。接地導体20に使用される導体は、これらの材料をメッキしてもよい。メッキされた接地導体20は、腐食しにくく、意匠性がよい。接地導体20は、誘電体層40に接している。
なお、接地導体20は、第2主面42の側に、ポリビニルブチラールもしくはエチレン酢酸ビニル等の中間膜、または光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。また、接地導体20は、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂層に導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第2主面42の側に、光学透明粘着剤(OCA)等の接着層を介して形成されてもよい。接地導体20は、ポリビニルブチラール、エチレン酢酸ビニル、もしくはポリエチレンテレフタレート等にスパッタ、蒸着などにより導体を形成し、導体パターンにエッチングしたものを、第2主面42の側に形成されてもよい。接地導体20は、第2主面42に直接接してもよい。接地導体20を第2主面42に直接形成する方法としては、ペースト状の銀、銅などの導体を第2主面42にスクリーン印刷により導体パターンを形成し、焼結することが挙げられる。
接地導体20は、隙間が生じるように形成される線状接地導体27と、線状接地導体27に接続される面状接地導体26とを有する。面状接地導体26は、第2主面42の一端辺に帯状に設けられたグランド部である。面状接地導体26は、給電端である端部33に対応するグランド電極である。本実施形態では面状接地導体26は一端辺の全体に設けられているが、一端辺の一部に設けられてもよい。
面状接地導体26は、その一部がソリッドなパターンで形成され、残りの部分が網目状のパターンで形成されてもよい。例えば、面状接地導体26は、平面視において、端部33に重複する部分をソリッドなパターンで形成され、端部33に重複しない部分を網目状のパターンで形成されてもよい。
第1の実施形態では、線状接地導体27は、隙間が生じるように網目状に形成され、当該隙間によって視野(透明性)を確保できる。第1の実施形態では、格子状の隙間が形成されている。本実施形態では、線状接地導体27の網目の角度Aが略90°であり、網目が直交して形成されているが、網目の角度Aは鋭角に形成されてもよく、鈍角に形成されてもよい。線状接地導体27の網目の角度Aが鈍角に形成されていれば、線状接地導体27をエッチングにより形成した場合のエッチング残りが生じにくく、開口率を大きくすることができる。網目の角度Aが鈍角である場合の一例として、図3に示すように、網目を正六角形とすることが挙げられる。
また、線状接地導体27の網目は方形でもよく、菱形でもよい。網目を方形に形成する場合、網目は正方形であることが好ましい。網目が正方形であれば、意匠性が良い。また、網目は自己組織化法によるランダム形状でもよい。ランダム形状にすることでモアレを防ぐことができる。
本実施形態では、線状接地導体27の網目は複数の線状導体により形成されているが、複数の線状導体は、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されることが好ましい。複数の線状導体が、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されていれば、所望の特性インピーダンスが得やすく、良好なアンテナ特性を確保できる。
第1の実施形態では、接地導体20は、線状接地導体27と接し、接地導体20の外縁を形成する外縁線状導体28を含む。外縁線状導体28は、線状接地導体27を囲んでいる。なお、外縁線状導体28は、線状接地導体27の一部を囲むように配置されてもよいが、外縁線状導体28自体を配置しなくてもよい。外縁線状導体28配置の有無については、以下の実施形態も同様である。
第1の実施形態では、図1に示されるように、平面視において、アンテナ導体10と重複する第1領域21と、アンテナ導体10と重複しない第2領域22に接地導体20を有する。より具体的に、第1の実施形態では、線状接地導体27が第1領域21と第2領域22の両方に形成されている。なお、接地導体20は、第2主面42の一部に形成されてもよいが、第2主面42の全体に形成されることが好ましい。
したがって、本実施形態における基板1は、少なくとも接地導体20が網目状に形成されているので、可視光を透過する光透過性に優れている。よって、可視光の透過性の低下を抑制できる。例えば、基板1を窓ガラス200の表面に直接又は間接的に設置した場合、少なくとも接地導体20が網目状に形成されているので、基板1(特に、接地導体20)が窓ガラス200越しの視野を遮ることを抑制できる。
なお、本実施形態における基板は、窓ガラスの表面に直接又は間接的に設置される部材でもよいし、窓ガラス自体でもよい。
図4は、第2の実施形態における基板の平面図である。図4に示す基板2には、平面アンテナ102が形成されている。基板2は、可視光が透過する誘電体層40と、誘電体層40の片面に設けられるアンテナ導体10と、誘電体層40を介してアンテナ導体10と対向する接地導体20と、アンテナ導体10に給電する給電ライン30とを備える。
第1の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の実施形態の説明を援用することで省略する。図4に示す第2の実施形態では、アンテナ導体10及び給電ライン30の形態が、図1に示す第1の実施形態と異なる。
図5は、第2の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を平面視で示す図である。第2の実施形態では、アンテナ導体10及び給電ライン30は、いずれも、可視光の透過度合いが誘電体層40よりも低い領域を有するパターンを含む。
アンテナ導体10は、隙間がアンテナ導体10の内部に生じるように形成される内部線状導体17を含む。第2の実施形態では、内部線状導体17は、格子状の隙間が生じるように網目状に形成されている。内部線状導体17の少なくとも一部は、平面視において、接地導体20の線状接地導体27と重複しているが、内部線状導体17の全てが線状接地導体27と重複しているとより好ましい。このように、アンテナ導体10と接地導体20の両方が、隙間が生じるように線状導体によって形成されているので、視野の確保が更に容易になる。
本実施形態では、内部線状導体17の網目の角度Aが略90°であり、網目が直交して形成されているが、網目の角度Aは鋭角に形成されてもよく、鈍角に形成されてもよい。内部線状導体17の網目の角度Aが鈍角に形成されていれば、内部線状導体17をエッチングにより形成した場合のエッチング残りが生じにくく、開口率を大きくすることができる。網目の角度Aが鈍角である場合の一例として、図6に示すように、網目を正六角形とすることが挙げられる。
また、内部線状導体17の網目は方形でもよく、菱形でもよい。網目を方形に形成する場合、網目は正方形であることが好ましい。網目が正方形であれば、意匠性が良い。また、網目は自己組織化法によるランダム形状でもよい。ランダム形状にすることでモアレを防ぐことができる。
本実施形態では、内部線状導体17の網目は複数の線状導体により形成されているが、複数の線状導体は、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されることが好ましい。複数の線状導体が、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されていれば、所望の特性インピーダンスが得やすく、良好なアンテナ特性を確保できる。
第2の実施形態では、アンテナ導体10は、内部線状導体17と接し、アンテナ導体10の外縁を形成する外縁線状導体18を含む。外縁線状導体18は、内部線状導体17を囲んで閉じた状態になっている。このように、アンテナ導体10について、外縁線状導体18が内部線状導体17を囲む構成とすることで、第1の実施形態のような面状導体の場合の電流分布との相違を抑制でき、良好なアンテナ特性を確保できる。
図7に示すように、外縁線状導体18のH面方向(図7のX軸方向)に対向する2辺の線幅は、他の辺の線幅よりも太く形成されてもよい。外縁線状導体18のH面方向(図7のX軸方向)に対向する2辺の線幅が他の2辺の線幅よりも太いことにより、導体損が減り、良好なアンテナ特性を確保できる。
給電ライン30は、隙間が給電ライン30の内部に生じるように形成される内部線状導体37を含む。第2の実施形態では、内部線状導体37は、格子状の隙間が生じるように網目状に形成されている。内部線状導体37は、平面視において、接地導体20の線状接地導体27と重複しなくてもよいが、内部線状導体37の少なくとも一部は、平面視において、接地導体20の線状接地導体27と重複していると好ましく、内部線状導体37の全てが線状接地導体27と重複しているとより好ましい。このように、給電ライン30と接地導体20の両方が、隙間が生じるように線状導体によって形成されているので、視野の確保が更に容易になる。
本実施形態では、内部線状導体37の網目の角度Aが略90°であり、網目が直交して形成されているが、網目の角度Aは鋭角に形成されてもよく、鈍角に形成されてもよい。内部線状導体37の網目の角度Aが鈍角に形成されていれば、内部線状導体37をエッチングにより形成した場合のエッチング残りが生じにくく、開口率を大きくすることができる。網目の角度Aが鈍角である場合の一例として、図6に示すように、網目を正六角形とすることが挙げられる。
また、内部線状導体37の網目は方形でもよく、菱形でもよい。網目を方形に形成する場合、網目は正方形であることが好ましい。網目が正方形であれば、意匠性が良い。また、網目は自己組織化法によるランダム形状でもよい。ランダム形状にすることでモアレを防ぐことができる。
本実施形態では、内部線状導体37の網目は複数の線状導体により形成されているが、複数の線状導体は、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されることが好ましい。複数の線状導体が、給電ライン30の延伸方向または延伸方向に直交する方向とは、異なる方向に形成されていれば、所望の特性インピーダンスが得やすく、良好なアンテナ特性を確保できる。
第2の実施形態では、給電ライン30は、内部線状導体37と接し、給電ライン30の外縁を形成する外縁線状導体38を含む。外縁線状導体38は、内部線状導体37を囲んで閉じた状態になっている。このように、給電ライン30について、外縁線状導体38が内部線状導体37を囲む構成とすることで、第1の実施形態のような面状導体の場合の電流分布との相違を抑制でき、良好なアンテナ特性を確保できる。
第2の実施形態でも、図4に示されるように、平面視において、アンテナ導体10と重複する第1領域21と、アンテナ導体10と重複しない第2領域22に接地導体20を有する。第2の実施形態では、線状接地導体27が第1領域21と第2領域22の両方に形成されている。なお、接地導体20は、第2主面42の一部に形成されてもよいが、第2主面42の全体に形成されることが好ましい。
図8は、第3の実施形態における基板に形成される伝送線路、アンテナ導体及び接地導体を斜視で示す図である。図8に示す基板4には、平面アンテナ104が形成されている。第1および第2の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の実施形態の説明を援用することで省略する。基板4は、可視光が透過する誘電体層40と、誘電体層40の片面に設けられるアンテナ導体10と、誘電体層40を介してアンテナ導体10と対向する接地導体20と、アンテナ導体10にスロット31を介して給電する給電ライン30とを備える。
基板4に形成される伝送線路60は、誘電体層40と、誘電体層40の第2面に形成される給電ライン30と、誘電体層40の第2面に形成される接地導体20とを含む構造を有するコプレーナ線路である。
図8において、給電ライン30及び接地導体20は、誘電体層40の第2主面(アンテナ導体10が形成される第1主面41の反対側の面)の側に形成されている。給電ライン30は、並走する一対のギャップと、それらの一対のギャップに挟まれた中心導体(コプレーナ線路の中心導体)とを有する。給電ライン30の一方の端部に形成されるスロット31と、第1主面41の側に形成されるアンテナ導体10とが高周波的に結合する。
図8に示す形態では、接地導体20は、隙間が生じるように形成される線状接地導体27を有し、線状接地導体27は、隙間が生じるように網目状に形成され、当該隙間によって視野(透明性)を確保できる。なお、給電ライン30の中心導体とアンテナ導体10との少なくとも一方が、隙間が生じるように網目状に形成される線状導体を有してもよい。これにより、更なる透明性を確保できる。
ところで、図4等に示す実施形態では、給電ライン30は、隙間が給電ライン30の内部に生じるように網目状に形成される内部線状導体37を含む。図9は、相互に交差する複数の線状導体を含む網目状の導体の平面図である。
高周波信号が伝搬する内部線状導体37等の導体で生ずる伝搬損失を抑える点で、当該導体の厚さは、表皮深さ(skin depth)δ以上あることが好ましい。交流電流が導体を流れるとき、電流密度が、導体の表面で比較的高く、表面から離れるほど低くなる現象を表皮効果という。表皮深さδは、電流が表面電流の1/e(約0.37)に減衰する長さである。導体を伝搬する高周波信号の周波数をf、導体の比透磁率をμ、真空の透磁率をμ、導体の導電率をσとするとき、表皮深さδは、
δ=1/√(π・f・μ・μ・σ)
で表される。
給電ライン30を網目状とした場合、給電ライン30の表面抵抗が低下する。給電ライン30を網目状にすることによる給電ライン30の表面抵抗の低下を、導電率σが1/10に低下したと擬似的に仮定し、この場合の表皮深さをδ'とする。高周波電流が網目状の導体の抵抗性を強く感じることなく効率的に流れる(つまり、伝搬損失を抑える)ためには、内部線状導体37の線路幅W及び厚さtは、表皮深さδ'の2倍以上であることが好ましい。厚さtは、Z軸方向の長さである。内部線状導体37の線路幅W及び厚さtは、表皮深さδ'の3倍以上であることがより好ましい。
つまり、内部線状導体37の線路幅をW、周波数をf、周波数fにおける表皮深さをδ'、内部線状導体37の比透磁率をμ、真空の透磁率をμ、内部線状導体37の導電率をσ、σ0.1=0.1×σとするとき、以下の式が成立することが好ましい。以下の式が成立することで、給電ライン30で生ずる伝搬損失を抑制できる。
Figure 2020095786
また、内部線状導体37の厚さをt、周波数をf、周波数fにおける表皮深さをδ'、内部線状導体37の比透磁率をμ、真空の透磁率をμ、内部線状導体37の導電率をσ、σ0.1=0.1×σとするとき、以下の式が成立することが好ましい。以下の式が成立することで、給電ライン30で生ずる伝搬損失を抑制できる。
Figure 2020095786
一例として、周波数3GHzにおいて材質が銅の場合の給電ライン30の表皮深さδは、約1.2μmである。この場合の表皮深さδ'は、約3.78μmである。したがって、線路幅Wと厚さtの少なくとも一方は、給電ライン30での伝搬損失を抑える点で、δ'の約2倍の7μm以上であることが好ましい。また、線路幅Wと厚さtの少なくとも一方は、10μm以上であることがより好ましい。
また、網目状の導体の網目間隔Gは、その導体での伝搬損失を抑え、また信号品質を維持するため、使用周波数の実効波長λに対して、十分に小さいことが要求される。
図10は、高周波信号を模擬した正弦波において、振幅変化量と位相変化量との関係を説明するための図である。例えば、信号の挙動を安定させ信号品質を維持するためには、実効波長λに対して十分に小さい網目間隔Gを、伝搬する高周波の振幅変化量Δが波高値の好ましくは5%であるときにおける位相変化量θ以下にすることが好ましい。
つまり、内部線状導体37の網目間隔をG、伝搬する高周波の実効波長をλ、x=0.05とするとき、以下の式が成立することが好ましい。以下の式が成立することで、給電ライン30および平面アンテナ102で生ずる信号の挙動の乱れを抑制できる。網目間隔Gは、隣り合う網目間のピッチ、又は、隣り合う網目の重心間の距離である。図9に示す網目間隔Gは、隣り合う網目間のピッチを表す。
Figure 2020095786
一例として、使用する周波数fが3GHzの場合を考える。
伝搬媒体が真空の場合の波長λは、真空中の光速をC(=3.0×10[m/s])とすると、
λ=C/f=100mm
である。
伝搬媒体を誘電体基板とする場合、厚さhが3mmで比誘電率εが4の誘電体基板を利用するマイクロストリップ線路では、実効波長λは、
λ=λ/√εeff=55.8mm
である。ここで、εeffは実効比誘電率であり、近似的に下式で表される。下式において、Lは、マイクロストリップ線路のストリップ導体の線路幅を表す。
Figure 2020095786
したがって、上記式によれば、使用する周波数fが3GHzにおいて、厚さが3mmで比誘電率εが4の誘電体層40を利用する伝送線路60の場合、給電ライン30で生ずる伝搬損失を抑制するには、網目間隔Gを444μm以下にすることが好ましい。また、網目間隔Gは、400μm以下がより好ましく、350μm以下がさらに好ましい。
また、可視光の透過性(透明性)を確保するためには、網目状の導体の線路幅Wは、狭く、網目間隔Gは広いことが望ましい。透明性を確保するためには、開口率が光透過率に近似する指標であると仮定すると、網目状の導体の開口率は、好ましくは80%、より好ましくは90%であることが望ましい。
つまり、内部線状導体37の線路幅をW、内部線状導体37の網目間隔をGとするとき、開口率(=(G−W)/G)は、以下の式を満たすことが好ましい。
Figure 2020095786

一例として、「Wが7μm以上、Gが444μm以下」という条件を満たす開口率を計算すると、以下の表に記載の数値が得られる。
Figure 2020095786
表1から、可視光の透過性(透明性)を確保するためには、Wは40μm以下、網目間隔Gは100μm以上であることが好ましい。Wは20μm以下がより好ましく、15μm以下がさらに好ましい。Gは200μm以上がより好ましく、250μm以上がさらに好ましい。
以上、基板を実施形態により説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、信号配線、アンテナ導体及び接地導体のうちの少なくとも一つは、可視光の透過度合いが、誘電体層に比べて低く又は高くてもよく、誘電体層と同じでもよい。
また、アンテナ導体の外形は、円形等の他の外形でもよい。また、アンテナ導体は、給電ピンやスルーホール等の他の給電ラインによって給電されてもよい。
本国際出願は、2018年11月6日に出願した日本国特許出願第2018−208765号及び2019年6月5日に出願した日本国特許出願第2019−105627号に基づく優先権を主張するものであり、両出願の全内容を本国際出願に援用する。
1〜5 基板
10 アンテナ導体
11〜14 パッチ導体
17 内部線状導体
18 外縁線状導体
20 接地導体
21 第1領域
22 第2領域
27 線状接地導体
28 外縁線状導体
30 給電ライン
31 スロット
32,33 端部
36 分岐箇所
37 内部線状導体
38 外縁線状導体
40 誘電体層
41 第1主面
42 第2主面
60 伝送線路
101,102,104 平面アンテナ
200 窓ガラス

Claims (17)

  1. 第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、可視光が透過する誘電体層と、
    前記第1面の側に設けられる網目状のアンテナ導体と、
    前記第2面の側に設けられる網目状の接地導体とを備える、基板。
  2. 前記接地導体は、平面視において、前記アンテナ導体と重複する第1領域と、前記アンテナ導体と重複しない第2領域に配置される、請求項1に記載の基板。
  3. 前記誘電体層の上に設けられる網目状の信号配線を備え、
    前記信号配線は、前記アンテナ導体に給電する、請求項1又は2に記載の基板。
  4. 前記信号配線は、前記第1面の側に形成される、請求項3に記載の基板。
  5. 前記信号配線は、マイクロストリップ線路のストリップ導体である、請求項3または4に記載の基板。
  6. 前記信号配線は、前記第2面の側に形成される、請求項3に記載の基板。
  7. 前記信号配線は、コプレーナ線路の中心導体である、請求項3又は6に記載の基板。
  8. 前記信号配線は、前記信号配線の外縁を形成する外縁線状導体を含む、請求項3から7のいずれか一項に記載の基板。
  9. 前記アンテナ導体は、前記アンテナ導体の外縁を形成する外縁線状導体を含む、請求項3から8のいずれか一項に記載の基板。
  10. 伝送線路が形成される基板であって、
    可視光が透過する誘電体層と、
    前記誘電体層の上に設けられる網目状の接地導体とを備え、
    前記伝送線路は、前記誘電体層と前記接地導体とを含む構造を有する、基板。
  11. 前記誘電体層の上に設けられる網目状の信号配線を備え、
    前記伝送線路は、前記信号配線をさらに含む構造を有する、請求項10に記載の基板。
  12. 前記伝送線路は、マイクロストリップ線路である、請求項11に記載の基板。
  13. 前記伝送線路は、コプレーナ線路である、請求項11に記載の基板。
  14. 前記信号配線は、網目を形成する線状導体を含み、
    前記線状導体の線路幅をW、周波数をf、周波数fにおける表皮深さをδ'、前記線状導体の比透磁率をμ、真空の透磁率をμ、前記線状導体の導電率をσ、σ0.1=0.1×σとするとき、以下の式が成立する、請求項3から8,11から13のいずれか一項に記載の基板。
    Figure 2020095786
  15. 前記信号配線は、網目を形成する線状導体を含み、
    前記線状導体の厚さをt、周波数をf、周波数fにおける表皮深さをδ'、前記線状導体の比透磁率をμ、真空の透磁率をμ、前記線状導体の導電率をσ、σ0.1=0.1×σとするとき、以下の式が成立する、請求項3から8,11から14のいずれか一項に記載の基板。
    Figure 2020095786
  16. 前記信号配線は、網目を形成する線状導体を含み、
    前記線状導体の網目間隔をG、伝搬する波の実効波長をλ、x=0.05とするとき、以下の式が成立する、請求項3から8,11から15のいずれか一項に記載の基板。
    Figure 2020095786
  17. 前記信号配線は、網目を形成する線状導体を含み、
    前記線状導体の線路幅をW、前記線状導体の網目間隔をGとするとき、以下の式が成立する、請求項3から8,11から16のいずれか一項に記載の基板。
    Figure 2020095786
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