JPWO2020095397A1 - 通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法 - Google Patents

通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法 Download PDF

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Abstract

通信装置(100)は、自装置(100)がデータの送信に使用する第1のリソースと自装置(100)の近隣に位置する他の通信装置がデータの送信に使用する第2のリソースとが時間的に重ならないように前記第1のリソースを選択する選択部(113、114、201、202)と、前記選択部(113、114、201、202)によって選択された第1のリソースを使用してデータを送信する送信部(130)とを有する。

Description

本発明は、通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法に関する。
現在のネットワークは、モバイル端末(スマートフォンやフィーチャーホン)のトラフィックがネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使うトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
一方で、IoT(Internet of a things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開に合わせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、第5世代移動体通信(5G又はNR(New Radio))の通信規格では、4G(第4世代移動体通信)の標準技術(例えば、非特許文献2〜12)に加えて、さらなる高データレート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。なお、第5世代通信規格については、3GPPの作業部会(例えば、TSG−RAN WG1、TSG−RAN WG2等)で技術検討が進められている。
上述したように、多種多様なサービスに対応するために、5Gでは、eMBB(Enhanced Mobile BroadBand)、Massive MTC(Machine Type Communications)及びURLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートが想定されている。
また、3GPPの作業部会では、V2X(Vehicle to Everything)通信についても議論されている。V2Xは、それぞれサイドリンクチャネルを用いる、自動車間通信を示すV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と歩行者(Pedestrian)との通信を示すV2P(Vehicle to Pedestrian)、自動車と標識等の道路インフラとの通信を示すV2I(Vehicle to Infrastructure)、及び自動車とネットワークの通信を示すV2N(Vehicle to Network)等の総称である。V2Xに関する規定は、例えば非特許文献1に記載されている。
V2Xにおけるリソース配置に関しては、制御チャネル及びデータチャネルを隣接させる配置方法と制御チャネル及びデータチャネルを隣接させない配置方法とが検討されている。具体的に、図1は、図中斜線で示す制御チャネルのPSCCH(Physical Sidelink Control CHannel)とデータチャネルのPSSCH(Physical Sidelink Shared CHannel)とを周波数軸方向で隣接させるリソース配置の例を示す図である。図1においては、実際に送信に用いられるPSCCH及びPSSCHのリソースをそれぞれ太い斜線及び横線で示す。また、図1において、時間軸方向にはスロットSL1〜SL8が示されている。図中太い斜線で示すPSCCHのリソースには、対応するPSSCHのデータの変調方式及び符号化率に関する情報などを含むSCI(Sidelink Control Information)がマッピングされる。
一方、図2は、図中斜線で示すPSCCHとPSSCHとを周波数軸方向で隣接させないリソース配置の例を示す図である。図2においても、実際に送信に用いられるPSCCH及びPSSCHのリソースをそれぞれ太い斜線及び横線で示し、時間軸方向にスロットSL1〜SL8を示す。図2においては、互いに対応するPSCCHとPSSCHが隣接していないが、図中太い斜線で示すPSCCHのリソースには、対応するPSSCHに関するSCIがマッピングされる。
これらのリソースを割り当てる方式には、例えば移動体通信システムが集中的に制御する方式と、V2Xを実施する各端末装置が自律的に制御する方式とがある。移動体通信システムが集中的に制御する方式は、V2Xを実施する端末装置が移動体通信システムのカバレージに在圏する際に適用可能であり、NR−5Gでは「モード1」とも呼ばれる。一方、各端末装置が自律的に制御する方式は、端末装置が移動体通信システムのカバレージに在圏しなくても適用可能であり、NR−5Gでは「モード2」とも呼ばれる。モード2では、リソースの割り当てのための端末装置と移動体通信システムとの間の通信が行われないため、端末装置において送信データが発生した場合の送信遅延が短縮され、厳しい遅延要求を満たすことが可能である。
モード2においては、各端末装置は、V2Xに用いられる周波数帯域をセンシングし、送信データが発生した場合には、センシングの結果に基づいて他の端末装置が使用する可能性が高いリソースを除外し、データの送信に用いるリソースを選択する。具体的には、例えば図3に示すように、ある端末装置の送信データが時刻Tにおいて発生すると、この端末装置は、送信データに許容される遅延時間に応じた時間幅の選択ウインドウを設定する。そして、端末装置は、時刻Tまでのセンシングの結果に基づいて、選択ウインドウ内の他の端末装置が使用する可能性が高いリソースを除外する。図3においては、例えば太い斜線及び横線で示すリソースが除外される。そして、端末装置は、選択ウインドウ内で除外されずに残ったリソースのいずれかを選択し、選択したリソースに送信データをマッピングして送信する。
3GPP TS 22.186 V16.0.0(2018-09) 3GPP TS 36.211 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.212 V15.2.1(2018-07) 3GPP TS 36.213 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.300 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.321 V15.2.0(2018-07) 3GPP TS 36.322 V15.1.0(2018-07) 3GPP TS 36.323 V15.0.0(2018-07) 3GPP TS 36.331 V15.2.2(2018-06) 3GPP TS 36.413 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.423 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 36.425 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 37.340 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.201 V15.0.0(2017-12) 3GPP TS 38.202 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.211 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.212 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.213 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.214 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.215 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.300 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.321 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.322 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.323 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.331 V15.2.1(2018-06) 3GPP TS 38.401 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.410 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.413 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.420 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.423 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 38.470 V15.2.0(2018-06) 3GPP TS 38.473 V15.2.1(2018-07) 3GPP TR 38.801 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.802 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.803 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.804 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.900 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.912 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.913 V15.0.0(2018-06) Rafael Molina-Masegosa et al., "LTE-V for Sidelink 5G V2X Vehicular Communications: A New 5G Technology for Short-Range Vehicle-to-Everything Communications", IEEE Vehicular Technology Magazine Volume 12 Issue 4, December 2017
ところで、V2Xを実施する端末装置は、例えばコスト削減などのために、送信と受信を同時には実行しない半二重通信(Half-Duplex)をすることがある。半二重通信をする端末装置は、データを送信する間は、他の端末装置から送信されるデータを受信することはない。
このため、例えば近隣に位置する複数の端末装置が同時にデータを送信する場合には、送信されたデータがデータ送信中の端末装置に受信されず、データの受信率が低下するという問題がある。ここで、受信率は、例えばデータを受信した端末装置の数とデータの送信元から所定範囲内に位置する端末装置の数との比率で表すことができる。このような受信率としては、例えばPRR(Packet Reception Ratio)がある。
データの受信率が低下すると、無線通信システムに要求される信頼性を満たせないことがある。すなわち、例えば自動運転のための無線通信システムなどでは、99.99〜99.999%の高い信頼性が要求されるにも関わらず、端末装置が半二重通信をする場合にはデータの受信率が低下し、要求される信頼性を満足するのが困難になる。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、データの受信率を向上することができる通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法を提供することを目的とする。
本願が開示する通信装置は、1つの態様において、自装置がデータの送信に使用する第1のリソースと自装置の近隣に位置する他の通信装置がデータの送信に使用する第2のリソースとが時間的に重ならないように前記第1のリソースを選択する選択部と、前記選択部によって選択された第1のリソースを使用してデータを送信する送信部とを有する。
本願が開示する通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法の1つの態様によれば、データの受信率を向上することができるという効果を奏する。
図1は、V2Xのリソース配置の一例を示す図である。 図2は、V2Xのリソース配置の他の一例を示す図である。 図3は、リソースの選択を説明する図である。 図4は、実施の形態1に係る無線通信システムの一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 図6は、実施の形態1にパケット送信処理を示すフロー図である。 図7は、実施の形態1に係るリソース選択の一例を示す図である。 図8は、実施の形態2に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 図9は、実施の形態2にパケット送信処理を示すフロー図である。 図10は、実施の形態2に係るリソース選択の一例を示す図である。
以下、本願が開示する通信装置、無線通信システム及びリソース選択方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図4は、実施の形態1に係る無線通信システムの一例を示す図である。図4に示すように、無線通信システムは、複数の自動車に備えられた複数の端末装置v1〜v8を有する。ここでは、8個の端末装置v1〜v8を図示したが、端末装置の数は8個に限定されない。また、図4においては、自動車が備える端末装置のみから無線通信システムが構成されるものとしたが、無線通信システムは、V2Xにおいて通信を行う歩行者や道路インフラが備える端末装置を有しても良い。
各端末装置は、いずれも互いに半二重通信可能であり、データを送信する際には、通信可能な範囲内のすべての端末装置を宛先としてマルチキャスト(グループキャスト)をする。したがって、1つの端末装置が送信するデータは、通信可能な範囲内の他のすべての端末装置が受信可能である。ただし、端末装置が半二重通信をするため、複数の端末装置が同時にデータを送信する場合には、これらのデータは、データ送信中の端末装置には受信されない。また、通常、1つの端末装置が送信するデータは、通信可能な範囲内の他の端末装置によって直接受信可能であるが、端末装置が広範囲にわたって分布する場合には、データを直接受信した端末装置が遠方の端末装置へデータを中継しても良い。
端末装置は、データの送信に先立ってV2Xに用いられる周波数帯域をセンシングし、センシングの結果に基づいて他の端末装置が使用する可能性が高いリソースを除外して、データの送信に用いるリソースを選択する。このとき、端末装置は、自装置の近隣にある端末装置が使用するリソースと時間的に重なるリソースも除外する。すなわち、端末装置は、近隣の端末装置との同時送信が発生しないように、自装置がデータの送信に使用するリソースを選択する。
図5は、実施の形態1に係る端末装置100の構成を示すブロック図である。図5に示す端末装置100は、プロセッサ110、メモリ120及び無線通信部130を有する。
プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、端末装置100の全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ110は、受信制御部111、センシング部112、位置情報管理部113、使用リソース制御部114及び送信制御部115を有する。
受信制御部111は、他の端末装置から受信された受信データを復調及び復号する。このとき、受信制御部111は、まずPSCCHの復調及び復号を実行し、端末装置100宛てのデータがある場合には、PSCCHに含まれるSCIを用いて、対応するPSSCHの復調及び復号を実行する。受信制御部111が受信する受信データには、例えば各端末装置が定期的に送信する端末装置ごとの位置情報などが含まれる。
センシング部112は、他の端末装置によってリソースが通信に使用されているか否かを検知するセンシングを実行する。具体的には、センシング部112は、所定のセンシング期間において、V2X通信に用いられる周波数帯域全体のSCIを受信し、各スロットにおける各サブチャネルの受信電力を測定し、それぞれのスロット及びサブチャネルにおいて他の端末装置が信号を送信しているか否かを判定する。以下においては、他の端末装置が信号の送信に使用しているリソースを「ビジー」のリソースといい、他の端末装置が信号の送信に使用していないリソースを「アイドル」のリソースという。
位置情報管理部113は、端末装置100と通信可能な範囲にある他の端末装置から定期的に送信される位置情報を収集し、他の端末装置の位置を特定する。また、位置情報管理部113は、端末装置100の位置情報を取得する。具体的には、位置情報管理部113は、例えばGPS(Global Positioning System)などを用いて端末装置100の位置情報を取得する。なお、位置情報管理部113は、他の端末装置から位置情報を収集する代わりに、他の端末装置から送信された信号の受信電力を測定し、受信電力に基づいて伝搬損失を算出して端末装置100と他の端末装置との間の距離を推定しても良い。
使用リソース制御部114は、センシング部112によるセンシングの結果と各端末装置の位置情報とに基づいて、端末装置100が信号の送信に使用するリソースを決定する。具体的には、使用リソース制御部114は、送信すべきパケットが発生した場合に、パケットの許容遅延に応じた選択ウインドウを設定する。そして、使用リソース制御部114は、センシングの結果に基づいて選択ウインドウ内のアイドルのリソースを特定し、アイドルのリソースからパケットの送信に使用するリソースを選択する。このとき、使用リソース制御部114は、位置情報に基づいて端末装置100と他の端末装置との間の距離をそれぞれ算出し、端末装置100から所定範囲内にある端末装置(以下「範囲内端末装置」という)を特定する。そして、使用リソース制御部114は、アイドルのリソースのうち、範囲内端末装置が使用するリソースと時間的に重ならないリソースを選択する。すなわち、使用リソース制御部114は、選択ウインドウ内のアイドルのリソースから範囲内端末装置が使用するリソースと同じスロットを除外して、パケットの送信に使用するリソースを選択する。
送信制御部115は、使用リソース制御部114によって選択されたリソースを用いてパケットを送信するように制御する。すなわち、送信制御部115は、データの符号化及び変調などを実行し、使用リソース制御部114によって選択されたリソースにパケットをマッピングする。そして、送信制御部115は、マッピングにより得られた送信データを無線通信部130を介して送信する。
メモリ120は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ110が処理を実行するために使用する情報を記憶する。
無線通信部130は、プロセッサ110によって生成される送信データに対して、例えばD/A(Digital/Analog)変換及びアップコンバートなどの無線送信処理を施し、アンテナを介して無線送信する。また、無線通信部130は、アンテナを介して無線受信した受信データに対して、例えばダウンコンバート及びA/D(Analog/Digital)変換などの無線受信処理を施し、プロセッサ110へ出力する。無線通信部130は、半二重通信するため、送信及び受信が同時に実行されることはない。
次いで、上記のように構成された端末装置100によるパケット送信処理について、図6に示すフロー図を参照しながら説明する。
V2Xを実施する各端末装置は、定期的に例えばGPSを用いて測位し、自身の位置情報を送信する。他の端末装置から送信された位置情報は、無線通信部130によって受信され、受信制御部111によって受信処理が施され、位置情報管理部113によって収集される(ステップS101)。他の端末装置と同様に、端末装置100も定期的に自身の位置情報を取得し、この位置情報は、位置情報管理部113によって他の端末装置の位置情報とともに管理される。
また、パケットの送信が実行されていないセンシング期間には、センシング部112によって、V2Xに用いられる周波数帯域のセンシングが実行される(ステップS102)。すなわち、V2X通信に用いられる周波数帯域全体のSCIが受信され、センシング部112によって、各スロットにおける各サブチャネルの受信電力が測定され、それぞれのスロット及びサブチャネルにおいて他の端末装置が信号を送信しているか否かが判定される。
そして、送信すべきパケットが発生すると、使用リソース制御部114によって、パケットに許容される遅延時間に応じた時間幅の選択ウインドウが設定される(ステップS103)。また、使用リソース制御部114によって、位置情報管理部113が管理する位置情報が参照され、端末装置100から所定範囲内にある範囲内端末装置が特定される(ステップS104)。範囲内端末装置は、例えば端末装置100からの距離が所定距離未満の端末装置である。
そして、使用リソース制御部114によって、センシング期間におけるセンシング結果に基づいて、選択ウインドウ内のアイドルのリソースが抽出される。すなわち、センシング期間において他の端末装置が使用するビジーのリソースの周期性に従って、選択ウインドウ内のリソースから他の端末装置が使用する可能性が高いリソースが除外され、残ったアイドルのリソースが抽出される。さらに、使用リソース制御部114によって、アイドルのリソースのうち、範囲内端末装置が使用する可能性が高いリソースと時間的に重なるリソースを除外したリソースが端末装置100に割り当てられる(ステップS105)。すなわち、使用リソース制御部114によって、選択ウインドウ内の複数のスロットのうち、範囲内端末装置が使用するスロットが除外され、残ったアイドルのリソースが端末装置100に割り当てられる。
使用リソース制御部114によって決定されたリソース割り当ては、送信制御部115へ通知され、送信制御部115によって、割り当てられたリソースを使用してパケットを送信するように制御される。そして、パケットは、無線通信部130からアンテナを介して送信される(ステップS106)。
このように、端末装置100と範囲内端末装置とが使用するリソースが時間的に重ならないようにすることにより、近隣に位置する複数の端末装置が同時に送信を実行する可能性を低減することができる。結果として、端末装置100から送信されるパケットの近隣の端末装置における受信可能性を向上するとともに、近隣の端末装置から送信されるパケットの端末装置100における受信可能性を向上することができる。つまり、端末装置100から所定範囲内でのデータの受信率を向上することができる。
図7は、実施の形態1に係るリソース選択の具体例を示す図である。図7は、例えば図4に示した端末装置v1が使用するリソースの選択について説明する図である。図7に示すように、V2Xに使用されるリソースは、時間方向ではスロットを単位としており、周波数方向ではサブチャネルを単位としている。V2Xのリソース割り当ては、例えば1スロット及び1サブチャネルのブロックを単位として行われる。
端末装置v1は、センシング期間において他の端末装置v2〜v8が使用するビジーのリソースを特定する。そして、送信すべきパケットが発生すると、端末装置v1は、選択ウインドウを設定する。選択ウインドウ内では、センシング期間におけるセンシングの結果から、例えば端末装置v2、v8が使用する可能性が高いリソースが除外される。さらに、端末装置v1と端末装置v2は近隣に位置しており、端末装置v2は、端末装置v1の範囲内端末装置であるため、端末装置v2が使用するリソースと時間的に重なるリソースが除外される。すなわち、図7において斜線で示すリソースが除外される。そして、選択ウインドウ内において除外されずに残った例えばリソース151が選択され、端末装置v1は、リソース151を用いてパケットを送信する。
端末装置v1がリソース151を用いてパケットを送信するため、同じスロットを使用する端末装置v8は、端末装置v1から送信されるパケットを受信しない。しかしながら、端末装置v1と端末装置v8は、互いに距離が離れており、端末装置v8は、そもそも端末装置v1が送信するパケットの宛先にならない可能性もある。このため、端末装置v1と端末装置v8が同時に送信を実行することにより影響は限定的である。
これに対して、端末装置v1と端末装置v2は近隣に位置しており、端末装置v2は、端末装置v1が送信するパケットの宛先になる可能性が高い。上記のようなリソース選択によれば、端末装置v1と端末装置v2が同時に送信を実行しないため、端末装置v1が送信するパケットは端末装置v2によって受信可能であり、反対に端末装置v2が送信するパケットは端末装置v1によって受信可能である。つまり、所定範囲内の端末装置が互いに異なるタイミングで送信を実行するため、所定範囲内での例えばPRRなどのデータの受信率が高くなる。
以上のように、本実施の形態によれば、端末装置は、各端末装置の位置情報に基づいて、自装置から所定範囲内に位置する端末装置と時間的に重ならないリソースを選択してパケットを送信する。このため、近隣に位置する端末装置が同時に送信を実行することがなく、端末装置が半二重通信する場合でも、所定範囲内の端末装置から送信されるパケットの受信可能性を高めることができる。換言すれば、データの受信率を向上することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の特徴は、選択されるリソースの時間幅において、選択される周波数帯域における受信信号強度と、選択されない周波数帯域における受信信号強度とを考慮して最終的にリソースを選択する点である。
実施の形態2に係る無線通信システムの構成は、実施の形態1(図1)と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、実施の形態2に係る端末装置100の構成を示すブロック図である。図8において、図5と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図8に示す端末装置100は、図5に示す端末装置100の位置情報管理部113及び使用リソース制御部114に代えて、RSSI(Received Signal Strength Indicator)測定部201及び使用リソース制御部202を有する。
RSSI測定部201は、RSSIをスロットごと及びサブチャネルごとに測定する。すなわち、RSSI測定部201は、V2Xに使用されるリソースの各ブロックについて、端末装置100宛ての所望信号と端末装置100宛てではない雑音信号とを含む受信信号の強度を示すRSSIを測定する。RSSIが大きいブロックは、端末装置100の近隣に位置する端末装置が使用するリソースであると考えられ、RSSIが小さいブロックは、端末装置100の近隣に位置する端末装置が使用しないリソースであると考えられる。なお、RSSI測定部201は、RSSIの代わりに他の無線通信に関する指標を測定しても良い。すなわち、RSSI測定部201は、例えばRSRP(Reference Signal Received Power)又はRSRQ(Reference Signal Received Quality)などをRSSIの代わりに測定しても良い。
使用リソース制御部202は、センシング部112によるセンシングの結果とリソースのブロックごとのRSSIとに基づいて、端末装置100が信号の送信に使用するリソースを決定する。具体的には、使用リソース制御部202は、送信すべきパケットが発生した場合に、パケットの許容遅延に応じた選択ウインドウを設定する。そして、使用リソース制御部202は、センシングの結果に基づいて選択ウインドウ内のアイドルのリソースを特定し、アイドルのリソースからパケットの送信に使用するリソースを選択する。このとき、使用リソース制御部202は、パケットの送信に使用するリソースの候補ごとに、パケットの送信に使用するブロック(以下「帯域内ブロック」という)のRSSIと、帯域内ブロックとスロットが同じでサブチャネルが異なるブロック(以下「帯域外ブロック」という)のRSSIとに基づいて、総合受信強度を算出する。そして、使用リソース制御部202は、総合受信強度が最も小さくなるリソースの候補をパケットの送信に使用するリソースと決定する。
具体的には、使用リソース制御部202は、例えば下記の式(1)に示す総合受信強度PRSSI,iをリソースの候補ごとに算出する。
RSSI,i=αiin+βiout/γ ・・・(1)
ただし、式(1)において、iは端末装置のインデックスを示し、Pinは帯域内ブロックのRSSIの合計値を示し、Poutは帯域外ブロックのRSSIの合計値を示す。また、α及びβiはそれぞれPinとPoutの重み付け係数であり、αi+βi=1を満たす。γは帯域外ブロックのRSSIを正規化するための係数である。帯域外ブロックのRSSIを正規化するのは、帯域内ブロックの数はパケット送信に使用されるブロック数で一定であるのに対し、帯域内ブロックとスロットが同じブロックである帯域外ブロックの数は、帯域内ブロックの配置位置によって一定ではないからである。
使用リソース制御部202は、上式(1)の総合受信強度をアイドルのリソースから選択される使用リソースの候補ごとに算出し、総合受信強度が最小になる場合の候補を使用リソースと決定する。
次いで、上記のように構成された端末装置100によるパケット送信処理について、図9に示すフロー図を参照しながら説明する。図9において、図6と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
パケットの送信が実行されていないセンシング期間には、センシング部112によって、V2Xに用いられる周波数帯域のセンシングが実行される(ステップS102)。センシング期間においては、RSSI測定部201によって、リソースのブロックごとのRSSIが測定される。この期間に測定されたRSSIが後述する総合受信強度の算出に用いられる。
そして、送信すべきパケットが発生すると、使用リソース制御部202によって、パケットに許容される遅延時間に応じた時間幅の選択ウインドウが設定される(ステップS103)。そして、使用リソース制御部202によって、センシング期間におけるセンシング結果に基づいて、選択ウインドウ内のアイドルのリソースが抽出される。すなわち、センシング期間において他の端末装置が使用するビジーのリソースの周期性に従って、選択ウインドウ内のリソースから他の端末装置が使用する可能性が高いリソースが除外され、残ったアイドルのリソースが抽出される。さらに、使用リソース制御部202によって、アイドルのリソースから使用リソースの候補が順次設定され、使用リソースの候補ごとに総合受信強度が算出される(ステップS201)。
すなわち、パケットの送信に使用可能な使用リソースの候補ごとに、上式(1)によって総合受信強度が算出される。このとき、帯域内ブロックのRSSIの合計値Pin及び帯域外ブロックのRSSIの合計値Poutは、センシング期間に測定されたブロックごとのRSSIから推定される。総合受信強度は、それぞれの使用リソースの候補に対応する時間幅におけるRSSIの大きさを示すため、総合受信強度が小さい時間では、近隣の端末装置が信号を送信する可能性が小さい。そこで、使用リソース制御部202によって、総合受信強度が最小となる候補が使用リソースと決定される(ステップS202)。
使用リソース制御部202によって決定されたリソース割り当ては、送信制御部115へ通知され、送信制御部115によって、割り当てられたリソースを使用してパケットを送信するように制御される。そして、パケットは、無線通信部130からアンテナを介して送信される(ステップS106)。
このように、ブロックごとのRSSIに基づいて、近隣の端末装置が信号を送信する可能性が小さい時間のリソースを使用リソースと決定することにより、近隣に位置する複数の端末装置が同時に送信を実行する可能性を低減することができる。結果として、端末装置100から送信されるパケットの近隣の端末装置における受信可能性を向上するとともに、近隣の端末装置から送信されるパケットの端末装置100における受信可能性を向上することができる。つまり、端末装置100から所定範囲内でのデータの受信率を向上することができる。
図10は、実施の形態2に係るリソース選択の具体例を示す図である。図10に示すように、V2Xに使用されるリソースは、時間方向ではスロットを単位としており、周波数方向ではサブチャネルを単位としている。V2Xのリソース割り当ては、例えば1スロット及び1サブチャネルのブロックを単位として行われる。
端末装置100は、センシング期間において他の端末装置が使用するビジーのリソースを特定する。そして、送信すべきパケットが発生すると、端末装置100は、選択ウインドウを設定する。選択ウインドウ内では、センシング期間におけるセンシングの結果から、他の端末装置が使用する可能性が高いリソースが除外される。図10においては、選択ウインドウ内に除外されるリソースがないものとして説明を続ける。
送信すべきパケットが例えばブロック4個分のリソースを使用する場合、図10に示すように、(k1,l1)のブロックを起点とするリソース251や(k2,l2)のブロックを起点とするリソース252などの使用リソースの候補がある。これらの使用リソースの候補は、起点となるブロックと時間方向及び周波数方向のサイズとによって識別可能である。使用リソース制御部202は、これらの使用リソースの候補ごとに、上式(1)の総合受信強度を算出する。
具体的には、例えばリソース251が使用リソースの候補である場合には、リソース251のRSSIの合計値が帯域内ブロックのRSSIの合計値Pinとなり、帯域内ブロックと時間が重なる図中斜線で示すブロックのRSSIの合計値が帯域外ブロックのRSSIの合計値Poutとなる。同様に、例えばリソース252が使用リソースの候補である場合には、リソース252のRSSIの合計値が帯域内ブロックのRSSIの合計値Pinとなり、帯域内ブロックと時間が重なる図中縦線で示すブロックのRSSIの合計値が帯域外ブロックのRSSIの合計値Poutとなる。
このように、使用リソースの候補ごとに総合受信強度が算出され、最終的に総合受信強度が最小となる候補がパケットの送信に使用されるリソースと決定される。総合受信強度が最小であれば、近隣の端末装置が同じ時間に送信を実行する可能性が小さいため、所定範囲内での例えばPRRなどのデータの受信率が高くなる。
以上のように、本実施の形態によれば、端末装置は、リソースのブロックごとのRSSIに基づいて、自装置の近隣の端末装置が同時に送信を実行する可能性が小さくなるリソースを選択してパケットを送信する。このため、端末装置が半二重通信する場合でも、所定範囲内の端末装置から送信されるパケットの受信可能性を高めることができる。換言すれば、データの受信率を向上することができる。
なお、上記実施の形態2においては、総合受信強度が最小となる候補を最終的な使用リソースと決定するものとしたが、必ずしも最小の総合受信強度に対応する候補を使用リソースとしなくても良い。すなわち、例えば総合受信強度が小さい方から所定数番目までの候補からランダムに使用リソースを選択するようにしても良い。こうすることにより、近隣に位置する複数の端末装置が同一の使用リソースを選択する可能性を低減することができる。
また、上記各実施の形態においては、リソースの時間方向の単位をスロットとし、周波数方向の単位をサブチャネルとしたが、時間単位及び周波数単位はこれらに限定されない。例えば、時間単位としては、複数のスロットを含むサブフレームやフレームを用いることも可能である。また、スロットより小さい単位であるミニスロットを用いることも可能である。
さらに、上記各実施の形態においては、各端末装置が自律的にリソースを割り当てる場合について説明したが、移動体通信システムの基地局装置や代表の端末装置が集中的にリソースを割り当てる場合にも、上記各実施の形態と同様のリソース選択をすることができる。すなわち、例えば基地局装置が、複数の端末装置の位置情報を管理し、近隣に位置する端末装置が同時に送信を実行することがないようにリソースを割り当てたり、複数の端末装置からRSSIの報告を受けて、総合受信強度が小さくなるようにリソースを割り当てたりすることも可能である。
110 プロセッサ
111 受信制御部
112 センシング部
113 位置情報管理部
114、202 使用リソース制御部
115 送信制御部
120 メモリ
130 無線通信部
201 RSSI測定部

Claims (7)

  1. 自装置がデータの送信に使用する第1のリソースと自装置の近隣に位置する他の通信装置がデータの送信に使用する第2のリソースとが時間的に重ならないように前記第1のリソースを選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された第1のリソースを使用してデータを送信する送信部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記選択部は、
    自装置と通信可能な範囲の通信装置の位置情報を管理する管理部を有し、
    位置情報に基づいて、前記第2のリソースとは異なる時間の前記第1のリソースを選択することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記選択部は、
    自装置から所定範囲内に位置する他の通信装置がデータの送信に使用する前記第2のリソースとは異なる時間の前記第1のリソースを選択することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記選択部は、
    リソースを構成する時間単位ごと及び周波数単位ごとの受信信号強度を測定する測定部を有し、
    前記第1のリソースの候補となる候補リソースごとに、候補リソースの受信信号強度と、候補リソースと時間が同じで周波数が異なるリソースの受信信号強度とに応じた総合受信強度を算出し、総合受信強度が所定の基準を満たす候補リソースを前記第1のリソースと決定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記選択部は、
    総合受信強度が最小となる候補リソースを前記第1のリソースと決定することを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 第1の端末装置と前記第1の端末装置の近隣に位置する第2の端末装置とを有する無線通信システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    自装置がデータの送信に使用する第1のリソースと前記第2の端末装置がデータの送信に使用する第2のリソースとが時間的に重ならないように前記第1のリソースを選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された第1のリソースを使用してデータを送信する送信部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  7. 通信装置がデータの送信に使用する第1のリソースと前記通信装置の近隣に位置する他の通信装置がデータの送信に使用する第2のリソースとが時間的に重ならないように前記第1のリソースを選択し、
    選択された第1のリソースを使用してデータを送信する
    処理を有することを特徴とするリソース選択方法。
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