JPWO2020092807A5 - - Google Patents
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Description
本明細書において引用されている特許、特許出願、ウェブサイト、他の刊行物または文書、受託番号などは全て、各項目が参照により組み込まれることが具体的にかつ個別に示されたものと同じく、あらゆる目的に関してその全体が参照により組み込まれる。異なるバージョンの配列が違う時間に受託番号に関連付けられている場合、本出願の有効な出願日に受託番号に関連付けられたバージョンが意図される。有効な出願日とは、実際の出願日よりも前または該当する場合には受託番号を参照する優先出願の出願日を意味する。同様に、異なるバージョンの刊行物、ウェブサイトなどが違う時間に公開されている場合、別段の指定のない限り、本出願の有効な出願日のごく最近に公開されたバージョンが意図される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含むエピジェネティック対照核酸分子のセットであって、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、
エピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目2)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目3)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目4)
少なくとも1つのサブセット内の前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを少なくとも1つ含む、上記項目のいずれかに記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目5)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目4に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目6)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目4に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目7)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目8)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目9)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目10)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目11)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目1または2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目12)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目13)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目14)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目15)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目16)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目17)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目18)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目19)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNA、ヒトゲノム領域またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目20)
(i)エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含むエピジェネティック対照核酸分子のセットであって、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、エピジェネティック対照核酸分子のセットと、
(ii)対象由来のポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のセットと
を含む、核酸の集団。
(項目21)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目20に記載の核酸の集団。
(項目22)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目21に記載の核酸の集団。
(項目23)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを少なくとも1つ含む、上記項目のいずれかに記載の核酸の集団。
(項目24)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目23に記載の核酸の集団。
(項目25)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目23に記載の核酸の集団。
(項目26)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目27)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目28)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目29)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目30)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目20または21に記載の核酸の集団。
(項目31)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目32)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目33)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目32に記載の核酸の集団。
(項目34)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目32に記載の核酸の集団。
(項目35)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目20に記載の核酸の集団。
(項目36)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目20に記載の核酸の集団。
(項目37)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目32に記載の核酸の集団。
(項目38)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNA、ヒトゲノム領域またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目20に記載の核酸の集団。
(項目39)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.エピジェネティック対照核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチドの試料中の前記核酸分子に添加し、それにより、スパイクイン試料を作製するステップと、
b.前記スパイクイン試料の少なくとも1つのサブセットの核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
c.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の群および前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含む、ステップと、
d.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを作製するステップと、
e.前記エピジェネティック対照核酸分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
f.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目40)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.エピジェネティック対照核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチドの試料中の前記核酸分子に添加し、それにより、スパイクイン試料を作製するステップと、
b.前記スパイクイン試料の少なくとも1つのサブセットの核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
c.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の群および前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含み、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群が、内在性対照分子のセットを含む、ステップと、
d.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを作製するステップと、
e.前記エピジェネティック対照核酸分子および前記内在性対照分子のセットについて1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
f.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目41)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.前記ポリヌクレオチドの試料の少なくとも1つのサブセット由来の核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
b.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含み、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群が、内在性対照分子のセットを含む、ステップと、
c.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、複数のシーケンシングリードを作製するステップと、
d.前記内在性対照分子のセットについて1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
e.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目42)
前記複数の区画化セットのうちのある1つの区画化セット内の核酸分子に、タグのセットを用いてタグ付けして、タグ付けされた核酸分子の集団を作製するステップであって、前記タグ付けされた核酸分子が、1つまたは複数のタグを含む、ステップをさらに含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目43)
前記複数の区画化セットのうちの第1の区画化セットに使用される前記タグのセットが、前記複数の区画化セットのうちの第2の区画化セットに使用される前記タグのセットと異なる、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記タグのセットを前記核酸分子に、アダプターを前記核酸分子にライゲーションすることによって付着させ、前記アダプターが、1つまたは複数のタグを含む、項目43に記載の方法。
(項目45)
g)(i)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲内に入る場合には、成功と分類するか、または、(ii)前記エピジェネティック対照分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアのうちの少なくとも1つが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲外である場合には、失敗に分類するステップをさらに含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目46)
前記エピジェネティック対照核酸分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含み、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目39または40に記載の方法。
(項目47)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目47に記載の方法。
(項目49)
少なくとも1つのサブセット内の前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有する少なくとも1つヌクレオチドを含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目50)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目49に記載の方法。
(項目51)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目49に記載の方法。
(項目52)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目47に記載の方法。
(項目53)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目54)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目47に記載の方法。
(項目55)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目47に記載の方法。
(項目56)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目57)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目58に記載の方法。
(項目61)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目46に記載の方法。
(項目62)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目46に記載の方法。
(項目63)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目58に記載の方法。
(項目64)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNAのゲノム領域、ヒトのゲノム領域、またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目65)
前記エピジェネティック状態が、前記核酸分子のメチル化レベルである、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目66)
前記複数の区画化セットが、前記核酸分子のメチル化レベルに基づいて区画された前記スパイクイン試料の核酸分子を含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目67)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、約160bpの長さで構成される、項目46に記載の方法。
(項目68)
前記複数の富化された分子のシーケンシングを核酸シーケンサーによって実施する、項目39、40または41に記載の方法。
(項目69)
前記核酸シーケンサーが次世代シーケンサーである、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、非ヒトゲノムに対応する核酸配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目71)
前記ポリヌクレオチドの試料が、DNAの試料、RNAの試料、ポリヌクレオチドの試料、無細胞DNAの試料、および無細胞RNAの試料からなる群から選択される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目72)
前記ポリヌクレオチドの試料が、無細胞DNAである、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目73)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、2個、4個、6個、8個、10個、12個、14個、少なくとも16個、少なくとも20個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記無細胞DNAが、1ngから500ngの間である、項目72に記載の方法。
(項目75)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、1フェムトモルから200フェムトモルの間である、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目76)
前記区画が、前記核酸分子を、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを含む核酸分子に優先的に結合する結合性物質に対する前記核酸分子の示差的な結合親和性に基づいて区画することを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目77)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子をエピジェネティック状態に基づいて区画する方法を評価するためのシステムであって、
通信ネットワークを通じて、核酸シーケンサーによって生成されたスパイクイン試料のシーケンシングリードのセットを受信する通信インターフェースであって、
前記シーケンシングリードのセットが、(i)前記試料を起源とするポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードの少なくともある1つの第1の集団であって、前記第1の集団由来のシーケンシングリードが、タグ配列および前記試料を起源とするポリヌクレオチドに由来する配列を含む、第1の集団;および(ii)エピジェネティック対照核酸分子から生成されたシーケンシングリードの少なくともある1つの第2の集団であって、前記第2の集団から生成されたシーケンシングリードが、エピジェネティック修飾領域および必要に応じて識別子領域を含む、第2の集団を含む、通信インターフェースと、
前記通信インターフェースと通信するコンピュータであって、1つまたは複数のコンピュータプロセッサ、および、前記1つまたは複数のコンピュータプロセッサにより実行されると、
(i)前記通信ネットワークを通じて、前記核酸シーケンサーによるシーケンシングリードの前記第1の集団および第2の集団由来のシーケンシングリードのセットを受信するステップと、
(ii)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
(iii)前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと、
を含む方法をインプリメントする、機械により実行可能なコードを含むコンピュータ可読媒体を含む、コンピュータと
を含む、システム。
(項目78)
少なくとも1つの電子プロセッサによって実行されると、少なくとも、
(a)核酸シーケンサーによって生成されたスパイクイン試料のシーケンシングリードのセットを得るステップであって、前記スパイクイン試料が、試料のポリヌクレオチドおよびエピジェネティック対照核酸分子を含み、前記シーケンシングリードのセットが、(i)試料のポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードの第1の集団および(ii)エピジェネティック対照核酸分子から生成されたシーケンシングリードの第2の集団を含む、ステップと、
(b)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
(c)前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと、
を実施する、非一時的なコンピュータで実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含む、またはそれにアクセスすることができるコントローラを含むシステム。
(項目79)
少なくとも1つの電子プロセッサによって実行されると、少なくとも、
a.核酸シーケンサーによって生成された試料のシーケンシングリードのセットを得るステップであって、前記シーケンシングリードのセットが、前記試料のポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードを含む、ステップと、
b.前記内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
c.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を実施する、非一時的なコンピュータで実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含む、またはそれにアクセスすることができるコントローラを含むシステム。
(項目80)
g)前記区画方法の結果の状態を前記エピジェネティック区画スコアの比較に基づいて生成するステップをさらに含む、前記項目のいずれか一項に記載のシステム。
(項目81)
前記区画方法の結果の状態が、(i)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲内に入る場合には成功に分類されるか、または、(ii)前記エピジェネティック対照分子および/または前記内在性対照分子の前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアのうちの少なくとも1つが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲外である場合には失敗に分類される、項目4に記載のシステム。
(項目82)
前記エピジェネティック区画スコアが、区画化セット内の高メチル化エピジェネティック対照核酸分子および/または高メチル化対照分子の数のフラクションまたはパーセンテージを含む、前記項目のいずれか一項に記載のシステム。
(項目83)
前記エピジェネティック区画スコアが、区画化セット内の低メチル化エピジェネティック対照核酸分子および/または低メチル化対照分子の数のフラクションまたはパーセンテージを含む、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目84)
前記区画化セットが、高メチル化区画化セットである、項目82または83に記載のシステム。
(項目85)
前記区画化セットが、低メチル化区画化セットである、項目82または83に記載のシステム。
(項目86)
前記エピジェネティック区画スコアが、0 CGスコアである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目87)
前記エピジェネティック区画スコアが、hypoスコアである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目88)
前記エピジェネティック区画スコアが、methyl-halfである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目89)
前記エピジェネティック区画スコアが、methyl-5である、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目90)
前記0 CGスコアについての前記エピジェネティック区画カットオフが、0.01%、0.02%、0.05%、0.1%、0.2%、0.3%、0.4%、0.5%、0.6%、0.7%、0.8%、0.9%、1%、2%、5%、少なくとも5%または少なくとも10%である、項目86に記載のシステム。
(項目91)
前記hypoスコアについての前記エピジェネティック区画カットオフが、0.1%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、7%または少なくとも10%である、項目87に記載のシステム。
(項目92)
前記methyl-halfについての前記エピジェネティック区画カットオフが、5、10、15、20、25、30、35または40mCGである、項目88に記載のシステム。
(項目93)
前記methyl-5についての前記エピジェネティック区画カットオフが、5、10、20、30、40または50mCGである、項目89に記載のシステム。
(項目94)
核酸分子の区画に関する情報および/または核酸分子の区画から導き出された情報を必要に応じて含むレポートを作成するステップをさらに含む、項目39から93までのいずれか一項に記載の方法またはシステム。
(項目95)
前記レポートを、試料が由来する対象または健康管理実践者などの第三者に伝達するステップをさらに含む、項目94に記載の方法またはシステム。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含むエピジェネティック対照核酸分子のセットであって、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、
エピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目2)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目3)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目4)
少なくとも1つのサブセット内の前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを少なくとも1つ含む、上記項目のいずれかに記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目5)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目4に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目6)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目4に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目7)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目8)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目9)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目10)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目11)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目1または2に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目12)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目13)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目14)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目15)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目16)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目17)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目18)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目13に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目19)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNA、ヒトゲノム領域またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目1に記載のエピジェネティック対照核酸分子のセット。
(項目20)
(i)エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含むエピジェネティック対照核酸分子のセットであって、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、エピジェネティック対照核酸分子のセットと、
(ii)対象由来のポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のセットと
を含む、核酸の集団。
(項目21)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目20に記載の核酸の集団。
(項目22)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目21に記載の核酸の集団。
(項目23)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを少なくとも1つ含む、上記項目のいずれかに記載の核酸の集団。
(項目24)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目23に記載の核酸の集団。
(項目25)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目23に記載の核酸の集団。
(項目26)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目27)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目28)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目29)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目21に記載の核酸の集団。
(項目30)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目20または21に記載の核酸の集団。
(項目31)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目32)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載の核酸の集団。
(項目33)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目32に記載の核酸の集団。
(項目34)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目32に記載の核酸の集団。
(項目35)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目20に記載の核酸の集団。
(項目36)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目20に記載の核酸の集団。
(項目37)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目32に記載の核酸の集団。
(項目38)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNA、ヒトゲノム領域またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目20に記載の核酸の集団。
(項目39)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.エピジェネティック対照核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチドの試料中の前記核酸分子に添加し、それにより、スパイクイン試料を作製するステップと、
b.前記スパイクイン試料の少なくとも1つのサブセットの核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
c.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の群および前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含む、ステップと、
d.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを作製するステップと、
e.前記エピジェネティック対照核酸分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
f.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目40)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.エピジェネティック対照核酸分子のセットを前記ポリヌクレオチドの試料中の前記核酸分子に添加し、それにより、スパイクイン試料を作製するステップと、
b.前記スパイクイン試料の少なくとも1つのサブセットの核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
c.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の群および前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含み、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群が、内在性対照分子のセットを含む、ステップと、
d.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、シーケンシングリードのセットを作製するステップと、
e.前記エピジェネティック対照核酸分子および前記内在性対照分子のセットについて1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
f.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目41)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子のエピジェネティック状態に基づく区画を評価するための方法であって、
a.前記ポリヌクレオチドの試料の少なくとも1つのサブセット由来の核酸分子を複数の区画化セットに区画するステップと、
b.前記複数の区画化セットから分子の少なくとも1つのサブセットを富化させて、富化された分子のセットを生成するステップであって、前記富化された分子のセットが、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群を含み、前記ポリヌクレオチドの試料由来の核酸分子の群が、内在性対照分子のセットを含む、ステップと、
c.前記富化された分子のセットの少なくとも1つのサブセットをシーケンシングして、複数のシーケンシングリードを作製するステップと、
d.前記内在性対照分子のセットについて1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
e.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を含む方法。
(項目42)
前記複数の区画化セットのうちのある1つの区画化セット内の核酸分子に、タグのセットを用いてタグ付けして、タグ付けされた核酸分子の集団を作製するステップであって、前記タグ付けされた核酸分子が、1つまたは複数のタグを含む、ステップをさらに含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目43)
前記複数の区画化セットのうちの第1の区画化セットに使用される前記タグのセットが、前記複数の区画化セットのうちの第2の区画化セットに使用される前記タグのセットと異なる、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記タグのセットを前記核酸分子に、アダプターを前記核酸分子にライゲーションすることによって付着させ、前記アダプターが、1つまたは複数のタグを含む、項目43に記載の方法。
(項目45)
g)(i)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲内に入る場合には、成功と分類するか、または、(ii)前記エピジェネティック対照分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアのうちの少なくとも1つが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲外である場合には、失敗に分類するステップをさらに含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目46)
前記エピジェネティック対照核酸分子のセットが、エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットを含み、
前記エピジェネティック対照核酸分子の2つまたはそれよりも多くのサブセットのうちの1つのサブセットが、エピジェネティック修飾領域を含む複数のエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目39または40に記載の方法。
(項目47)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、識別子領域をさらに含む、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記識別子領域が、前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の片側または両側に存在する、項目47に記載の方法。
(項目49)
少なくとも1つのサブセット内の前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、エピジェネティック修飾を有する少なくとも1つヌクレオチドを含む、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目50)
前記サブセットが、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを同数有するエピジェネティック対照核酸分子を含む、項目49に記載の方法。
(項目51)
第1のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数が、第2のサブセット内のエピジェネティック修飾を有するヌクレオチドの数と異なる、項目49に記載の方法。
(項目52)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記識別子領域が、分子バーコードを含む、項目47に記載の方法。
(項目53)
前記2つまたはそれよりも多くのサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、同一の核酸配列を含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目54)
前記識別子領域が、少なくとも1つのエピジェネティック状態バーコードをさらに含む、項目47に記載の方法。
(項目55)
前記識別子領域が、1つまたは複数のプライマー結合部位を含む、項目47に記載の方法。
(項目56)
第1のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、第2のサブセット内の前記複数のエピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域の核酸配列とは区別可能な核酸配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目57)
前記エピジェネティック修飾が、DNAメチル化である、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
前記エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドが、メチル化ヌクレオチドを含む、前記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-メチルシトシンを含む、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記メチル化ヌクレオチドが、5-ヒドロキシメチルシトシンを含む、項目58に記載の方法。
(項目61)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、等モル濃度で存在する、項目46に記載の方法。
(項目62)
エピジェネティック対照核酸分子の各サブセットが、非等モル濃度で存在する、項目46に記載の方法。
(項目63)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、11個、少なくとも12個、少なくとも15個、少なくとも20個、少なくとも25個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目58に記載の方法。
(項目64)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、ラムダファージDNAのゲノム領域、ヒトのゲノム領域、またはその両方の組合せに対応する配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目65)
前記エピジェネティック状態が、前記核酸分子のメチル化レベルである、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目66)
前記複数の区画化セットが、前記核酸分子のメチル化レベルに基づいて区画された前記スパイクイン試料の核酸分子を含む、項目39、40または41に記載の方法。
(項目67)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、約160bpの長さで構成される、項目46に記載の方法。
(項目68)
前記複数の富化された分子のシーケンシングを核酸シーケンサーによって実施する、項目39、40または41に記載の方法。
(項目69)
前記核酸シーケンサーが次世代シーケンサーである、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記エピジェネティック対照核酸分子の前記エピジェネティック修飾領域が、非ヒトゲノムに対応する核酸配列を含む、項目46に記載の方法。
(項目71)
前記ポリヌクレオチドの試料が、DNAの試料、RNAの試料、ポリヌクレオチドの試料、無細胞DNAの試料、および無細胞RNAの試料からなる群から選択される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目72)
前記ポリヌクレオチドの試料が、無細胞DNAである、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目73)
前記サブセットのうちの少なくとも1つにおける前記エピジェネティック対照核酸分子内のメチル化ヌクレオチドの数が、0個、2個、4個、6個、8個、10個、12個、14個、少なくとも16個、少なくとも20個、少なくとも30個、少なくとも40個または少なくとも50個である、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記無細胞DNAが、1ngから500ngの間である、項目72に記載の方法。
(項目75)
前記エピジェネティック対照核酸分子が、1フェムトモルから200フェムトモルの間である、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目76)
前記区画が、前記核酸分子を、エピジェネティック修飾を有するヌクレオチドを含む核酸分子に優先的に結合する結合性物質に対する前記核酸分子の示差的な結合親和性に基づいて区画することを含む、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目77)
ポリヌクレオチドの試料中の核酸分子をエピジェネティック状態に基づいて区画する方法を評価するためのシステムであって、
通信ネットワークを通じて、核酸シーケンサーによって生成されたスパイクイン試料のシーケンシングリードのセットを受信する通信インターフェースであって、
前記シーケンシングリードのセットが、(i)前記試料を起源とするポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードの少なくともある1つの第1の集団であって、前記第1の集団由来のシーケンシングリードが、タグ配列および前記試料を起源とするポリヌクレオチドに由来する配列を含む、第1の集団;および(ii)エピジェネティック対照核酸分子から生成されたシーケンシングリードの少なくともある1つの第2の集団であって、前記第2の集団から生成されたシーケンシングリードが、エピジェネティック修飾領域および必要に応じて識別子領域を含む、第2の集団を含む、通信インターフェースと、
前記通信インターフェースと通信するコンピュータであって、1つまたは複数のコンピュータプロセッサ、および、前記1つまたは複数のコンピュータプロセッサにより実行されると、
(i)前記通信ネットワークを通じて、前記核酸シーケンサーによるシーケンシングリードの前記第1の集団および第2の集団由来のシーケンシングリードのセットを受信するステップと、
(ii)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
(iii)前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと、
を含む方法をインプリメントする、機械により実行可能なコードを含むコンピュータ可読媒体を含む、コンピュータと
を含む、システム。
(項目78)
少なくとも1つの電子プロセッサによって実行されると、少なくとも、
(a)核酸シーケンサーによって生成されたスパイクイン試料のシーケンシングリードのセットを得るステップであって、前記スパイクイン試料が、試料のポリヌクレオチドおよびエピジェネティック対照核酸分子を含み、前記シーケンシングリードのセットが、(i)試料のポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードの第1の集団および(ii)エピジェネティック対照核酸分子から生成されたシーケンシングリードの第2の集団を含む、ステップと、
(b)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、前記シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
(c)前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと、
を実施する、非一時的なコンピュータで実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含む、またはそれにアクセスすることができるコントローラを含むシステム。
(項目79)
少なくとも1つの電子プロセッサによって実行されると、少なくとも、
a.核酸シーケンサーによって生成された試料のシーケンシングリードのセットを得るステップであって、前記シーケンシングリードのセットが、前記試料のポリヌクレオチドから生成されたシーケンシングリードを含む、ステップと、
b.前記内在性対照分子の1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを生成するために、シーケンシングリードのセットの少なくとも1つのサブセットを解析するステップと、
c.前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアを1つまたは複数のエピジェネティック区画カットオフと比較するステップと
を実施する、非一時的なコンピュータで実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含む、またはそれにアクセスすることができるコントローラを含むシステム。
(項目80)
g)前記区画方法の結果の状態を前記エピジェネティック区画スコアの比較に基づいて生成するステップをさらに含む、前記項目のいずれか一項に記載のシステム。
(項目81)
前記区画方法の結果の状態が、(i)前記エピジェネティック対照核酸分子および/または前記内在性対照分子のセットの前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲内に入る場合には成功に分類されるか、または、(ii)前記エピジェネティック対照分子および/または前記内在性対照分子の前記1つまたは複数のエピジェネティック区画スコアのうちの少なくとも1つが前記対応するエピジェネティック区画カットオフの範囲外である場合には失敗に分類される、項目4に記載のシステム。
(項目82)
前記エピジェネティック区画スコアが、区画化セット内の高メチル化エピジェネティック対照核酸分子および/または高メチル化対照分子の数のフラクションまたはパーセンテージを含む、前記項目のいずれか一項に記載のシステム。
(項目83)
前記エピジェネティック区画スコアが、区画化セット内の低メチル化エピジェネティック対照核酸分子および/または低メチル化対照分子の数のフラクションまたはパーセンテージを含む、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目84)
前記区画化セットが、高メチル化区画化セットである、項目82または83に記載のシステム。
(項目85)
前記区画化セットが、低メチル化区画化セットである、項目82または83に記載のシステム。
(項目86)
前記エピジェネティック区画スコアが、0 CGスコアである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目87)
前記エピジェネティック区画スコアが、hypoスコアである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目88)
前記エピジェネティック区画スコアが、methyl-halfである、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目89)
前記エピジェネティック区画スコアが、methyl-5である、項目78から80までのいずれか一項に記載のシステム。
(項目90)
前記0 CGスコアについての前記エピジェネティック区画カットオフが、0.01%、0.02%、0.05%、0.1%、0.2%、0.3%、0.4%、0.5%、0.6%、0.7%、0.8%、0.9%、1%、2%、5%、少なくとも5%または少なくとも10%である、項目86に記載のシステム。
(項目91)
前記hypoスコアについての前記エピジェネティック区画カットオフが、0.1%、0.5%、1%、2%、3%、4%、5%、7%または少なくとも10%である、項目87に記載のシステム。
(項目92)
前記methyl-halfについての前記エピジェネティック区画カットオフが、5、10、15、20、25、30、35または40mCGである、項目88に記載のシステム。
(項目93)
前記methyl-5についての前記エピジェネティック区画カットオフが、5、10、20、30、40または50mCGである、項目89に記載のシステム。
(項目94)
核酸分子の区画に関する情報および/または核酸分子の区画から導き出された情報を必要に応じて含むレポートを作成するステップをさらに含む、項目39から93までのいずれか一項に記載の方法またはシステム。
(項目95)
前記レポートを、試料が由来する対象または健康管理実践者などの第三者に伝達するステップをさらに含む、項目94に記載の方法またはシステム。
Claims (1)
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