JPWO2020044433A1 - 空調システム - Google Patents

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Abstract

空調システムは、空調対象空間である複数の部屋に調和空気を供給する室内機(2)と、室内機と各部屋とを直接または非居住空間を介して接続するダクト(4)と、を備え、各部屋には室内機からの調和空気が吹き出される吹出口(11a-18a)が形成されており、各吹出口には部屋に送風するファン(11-18)が設けられている。

Description

本発明は、一つの室内機で複数の部屋の空気調和を行う空調システムに関するものである。
近年の建物の高断熱高気密化により、建物全体あるいは複数の部屋を高効率に空調することが可能となった。従来、一つの室内機で空調された空気をダクトで接続された複数の部屋へ送ることで、複数の部屋の空調を行う技術がある。しかしながら、その技術では、一つの室内機で空調された空気をダクトで接続された複数の部屋へ送るため、部屋ごとの空調能力を調整することおよび部屋間の気流を制御することが困難であった。部屋ごとの空調能力を調整するおよび部屋間の気流を制御することが可能となれば、部屋ごとで要求される快適性の差異への対応および省エネルギー化が可能となる。
そこで、部屋ごとの空調能力を調整するために室内機から各部屋へ接続されたダクト上に開閉弁が設けられた技術がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、室内機から各部屋へ接続されたダクト上に設けられた開閉弁を開閉することで、各部屋への調和空気の供給を制御している。
特開2010−139129号公報
しかしながら、特許文献1のように、開閉弁の開閉による各部屋への調和空気の供給制御では、部屋ごとの空調能力の調整ができない。そのため、部屋ごとの異なる空調負荷に応えることが困難であるという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、各部屋の空調能力を調整し、部屋ごとの空調負荷に応えることが可能な空調システムを提供することを目的としている。
本発明に係る空調システムは、空調対象空間である複数の部屋に調和空気を供給する室内機と、前記室内機と各前記部屋とを直接または非居住空間を介して接続するダクトと、を備え、各前記部屋には前記室内機からの調和空気が吹き出される吹出口が形成されており、各前記吹出口には前記部屋に送風するファンが設けられているものである。
本発明に係る空調システムによれば、各吹出口には部屋に送風するファンが設けられている。そのため、各吹出口に設けられているファンの回転数を調整することで、各部屋の空調能力を調整し、部屋ごとの空調負荷に応えることができる。
本発明の実施の形態1に係る空調システムを説明する模式図である。 図1のZ1−Z1断面の矢視図である。 図2の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空調システムを説明する模式図である。 図6のZ2−Z2断面の矢視図である。 本発明の実施の形態2に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る空調システムを説明する模式図である。 図9のZ3−Z3断面の矢視図である。 本発明の実施の形態3に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る空調システムを説明する模式図である。 図12のZ4−Z4断面の矢視図である。 本発明の実施の形態4に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る空調システムを説明する模式図である。 本発明の実施の形態5に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システムを説明する模式図である。図2は、図1のZ1−Z1断面の矢視図である。図3は、図2の変形例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの機能ブロック図である。
本実施の形態1に係る空調システムは、図1〜図2に示すように、複数の部屋A−1〜部屋Hが設けられた家屋100を空調するものである。なお、以下において、部屋A−1、A−2の総称を部屋Aと称する。
空調システムは、互いに冷媒配管3で接続されて冷凍サイクルを構成する室外機1および室内機2を備えている。また、空調対象空間である部屋A〜Gには、室内機2から供給された調和空気の吹出口11a〜18aがそれぞれ設けられている。なお、非空調対象空間である部屋Hには、吹出口が設けられていない。そして、室内機2と各吹出口11a〜18aとは、ダクト4によって接続されている。この場合、ダクト4は、室内機2と空調対象空間である複数の部屋A〜Gとを直接接続している。
なお、図3に示すように、室内機2と各吹出口11a〜18aとは、ダクト4と天井裏などの非居住空間5とを介して接続されている構成でもよい。この場合、ダクト4は、室内機2と空調対象空間である複数の部屋A〜Gとを、非居住空間5を介して接続している。
各吹出口11a〜18aの近傍には、部屋A〜Gに送風するファン11〜18がそれぞれ設けられている。また、空調対象空間である部屋A〜Gには、室温を検知する温度センサ21〜28がそれぞれ設けられている。温度センサ21〜28は、例えばサーミスタである。
また、空調システムは、温度センサ21〜28の検知値に基づいてファン11〜18を制御する制御装置30を備えている。この制御装置30は、例えば、専用のハードウェア、またはメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、プロセッサともいう)で構成される。
制御装置30は、図4に示すように、取得部31と、記憶部32と、演算比較部33と、駆動部34と、タイマ部35とを備えている。取得部31は、温度センサ21〜28の検知した室温を取得する。記憶部32は、部屋A〜Gごとの設定温度を記憶する。演算比較部33は、取得部31から取得した室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。また、演算比較部33は、必要に応じて取得部31から取得した室温を補正する。駆動部34は、演算比較部33での比較結果に基づいてファン11〜18の制御を行う。タイマ部35は、駆動部34の制御結果に基づいて時間の計測を行う。
図5は、本発明の実施の形態1に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態1に係る空調システムのファン制御を、図5を用いて説明する。
(ステップS101)
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得する。
(ステップS102)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS103の処理へ進む。一方、演算比較部33が、室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS104の処理へ進む。ここで、室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、室温≦設定温度であり、暖房運転時は、室温≧設定温度である。なお、室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
(ステップS103)
駆動部34は、室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
(ステップS104)
駆動部34は、室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
(ステップS105)
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
(ステップS106)
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS101の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS106の処理を行う。
なお、ステップS102〜S104の処理では、ファン11〜18の回転速度を常に変更して制御を行っているが、それに限定されない。例えば、室温が設定温度に対して所定値よりも離れたらファン11〜18の回転速度を変更するようにし、室温が設定温度に対して所定値以内であればファン11〜18の回転速度を変更せずにそのままとなるように制御してもよい。
以上、本実施の形態1に係る空調システムは、空調対象空間である複数の部屋A〜Gに調和空気を供給する室内機2と、室内機2と各部屋A〜Gとを直接または非居住空間5を介して接続するダクト4と、を備え、各部屋A〜Gには室内機2からの調和空気が吹き出される吹出口11a〜18aが形成されており、各吹出口11a〜18aには部屋A〜Gに送風するファン11〜18が設けられているものである。
本実施の形態1に係る空調システムによれば、各吹出口11a〜18aには部屋A〜Gに送風するファン11〜18が設けられている。そのため、各吹出口11a〜18aに設けられているファン11〜18の回転数を調整することで、各部屋A〜Gの空調能力を調整し、部屋A〜Gごとの空調負荷に応えることができる。
また、本実施の形態1に係る空調システムは、各部屋A〜Gに室温を検知する温度センサ21〜28を備えている。そして、制御装置30は、温度センサ21〜28により検知した室温と設定温度とを比較し、室温が設定温度に達していると判定した場合、部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、室温が設定温度に達していないと判定した場合、部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げるものである。
本実施の形態1に係る空調システムによれば、温度センサ21〜28により検知した室温と設定温度とを比較して、部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を制御するため、各部屋A〜Gの空調能力を調整し、部屋A〜Gごとの空調負荷に応えることができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図6は、本発明の実施の形態2に係る空調システムを説明する模式図である。図7は、図6のZ2−Z2断面の矢視図である。
図6および図7に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、床、壁、天井などからの輻射熱を検知する輻射熱センサ41〜48がそれぞれ設けられている。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
図8は、本発明の実施の形態2に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態2に係る空調システムのファン制御を、図8を用いて説明する。
(ステップS201)
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、輻射熱センサ41〜48から、各部屋A〜Gの輻射熱を取得する。
(ステップS202)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した輻射熱に応じて、取得部31が取得した室温の補正を行う。例えば、冷房運転時、演算比較部33は、輻射熱が記憶部32に記憶されている第一閾値よりも大きい場合は、室温に対して温度をプラスする補正を行い、第一閾値よりも大きくない場合は、補正を行わない。また、暖房運転時、演算比較部33は、輻射熱が記憶部32に記憶されている第二閾値よりも小さい場合は、室温に対して温度をマイナスする補正を行い、第二閾値よりも小さくない場合は、補正を行わない。なお、第一閾値と第二閾値とは同じ値でもよいし、異なる値でもよい。ここで、冷房運転時、日射および外気などによる輻射熱が大きい場合、人は実際の室温よりも暑く感じ、暖房運転時、日射および外気などによる輻射熱が小さい場合、人は実際の室温よりも寒く感じる。つまり、冷房運転時に輻射熱が大きい場合、または、暖房運転時に輻射熱が小さい場合、人の体感温度と室温との差が大きくなる。そこで、上記のように補正を行うことで、室温を人の体感温度に近づけている。
(ステップS203)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、ステップS202の補正処理後の室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS204の処理へ進む。一方、演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS205の処理へ進む。ここで、補正処理後の室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、補正処理後の室温≦設定温度であり、暖房運転時は、補正処理後の室温≧設定温度である。なお、補正処理後の室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は補正処理後の室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は補正処理後の室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
(ステップS204)
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
(ステップS205)
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
(ステップS206)
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
(ステップS207)
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS201の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS207の処理を行う。
なお、ステップS203〜S205の処理では、ファン11〜18の回転速度を常に変更して制御を行っているが、それに限定されない。例えば、補正処理後の室温が設定温度に対して所定値よりも離れたらファン11〜18の回転速度を変更するようにし、補正処理後の室温が設定温度に対して所定値以内であればファン11〜18の回転速度を変更せずにそのままとなるように制御してもよい。
以上、本実施の形態2に係る空調システムは、各部屋A〜Gに輻射熱を検知する輻射熱センサ41〜48を備え、制御装置30は、輻射熱センサ41〜48により検知した輻射熱に応じて室温を補正し、補正処理後の室温と設定温度とを比較するものである。
本実施の形態2に係る空調システムによれば、輻射熱センサ41〜48により検知した輻射熱に応じて室温を補正するため、各部屋A〜Gの室温を人の体感温度に近い温度に調整することができ、快適性を向上させることができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図9は、本発明の実施の形態3に係る空調システムを説明する模式図である。図10は、図9のZ3−Z3断面の矢視図である。
図9および図10に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、人を検知する人感センサ51〜58がそれぞれ設けられている。人感センサ51〜58は、例えば赤外線センサである。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
図11は、本発明の実施の形態3に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態3に係る空調システムのファン制御を、図11を用いて説明する。
(ステップS301)
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、人感センサ51〜58から、各部屋A〜Gの在室人数を取得する。
(ステップS302)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した在室人数に応じて、取得部31が取得した室温の補正を行う。例えば、演算比較部33は、在室人数がN人の場合は、室温に対してN×T℃をプラスする補正を行う。ここで、在室人数が多い場合、人は実際の室温よりも暑く感じる。つまり、在室人数が多い場合、人の体感温度と室温との差が大きくなる。そこで、上記のように補正を行うことで、室温を人の体感温度に近づけている。
(ステップS303)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、ステップS302の補正処理後の室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS304の処理へ進む。一方、演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS305の処理へ進む。ここで、補正処理後の室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、補正処理後の室温≦設定温度であり、暖房運転時は、補正処理後の室温≧設定温度である。なお、補正処理後の室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は補正処理後の室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は補正処理後の室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
(ステップS304)
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
(ステップS305)
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
(ステップS306)
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
(ステップS307)
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS301の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS307の処理を行う。
なお、ステップS303〜S305の処理では、ファン11〜18の回転速度を常に変更して制御を行っているが、それに限定されない。例えば、補正処理後の室温が設定温度に対して所定値よりも離れたらファン11〜18の回転速度を変更するようにし、補正処理後の室温が設定温度に対して所定値以内であればファン11〜18の回転速度を変更せずにそのままとなるように制御してもよい。
以上、本実施の形態3に係る空調システムは、各部屋A〜Gに在室人数を検知する人感センサ51〜58を備え、制御装置30は、人感センサ51〜58により検知した在室人数に応じて室温を補正し、補正処理後の室温と設定温度とを比較するものである。
本実施の形態3に係る空調システムによれば、人感センサ51〜58により検知した在室人数に応じて室温を補正するため、各部屋A〜Gの室温を人の体感温度に近い温度に調整することができ、快適性を向上させることができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4について説明するが、実施の形態1〜3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図12は、本発明の実施の形態4に係る空調システムを説明する模式図である。図13は、図12のZ4−Z4断面の矢視図である。
図12および図13に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、圧力を検知する圧力センサ61〜68がそれぞれ設けられている。また、隣接する部屋A〜G間の気流の方向があらかじめ設定されており、その情報が記憶部32に記憶されている。例えば、部屋A−1および部屋A−2の気流の方向はA−2からA−1の方向に設定され、A−2が上流、A−1が下流に設定される。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
図14は、本発明の実施の形態4に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態4に係る空調システムのファン制御を、図14を用いて説明する。
(ステップS401)
取得部31は、圧力センサ61〜68から、各部屋A〜Gの圧力を取得する。
(ステップS402)
演算比較部33は、各隣接する部屋A〜G間に対して、記憶部32に記憶されている隣接する部屋A〜G間の気流の方向に基づいて、圧力の比較を行う。演算比較部33は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下であると判定した場合(YES)、ステップS403の処理へ進む。一方、演算比較部33は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力より大きいと判定した場合(NO)、ステップS404へ進む。なお、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下であるかどうかの判定は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力未満であるかどうかの判定でもよい。ここで、隣接する部屋A〜G間の気流は、部屋A〜G間の圧力差によって生じるため、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力よりも大きければ、あらかじめ設定された気流の方向に空気が流れている。一方、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力未満である場合はあらかじめ設定された気流の方向とは逆に空気が流れている。
(ステップS403)
駆動部34は、上流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げるとともに、下流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げる。駆動部34は、このようにファン11〜18を制御することで、隣接する部屋A〜G間に対して、あらかじめ設定された気流の方向に空気が流れるようにしている。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるまたは下げるようにしてもよいし、上流の部屋A〜Gの圧力と下流の部屋A〜Gの圧力との差分に応じて回転速度を上げるまたは下げるようにしてもよい。
(ステップS404)
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
(ステップS405)
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS401の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS405の処理を行う。
以上、本実施の形態4に係る空調システムは、各部屋A〜Gに圧力を検知する圧力センサ61〜68を備えている。そして、制御装置30は、隣接する部屋A〜G間で上流と下流とを設定し、上流の部屋A〜Gの圧力センサ61〜68により検知した圧力と下流の部屋A〜Gの圧力センサ61〜68により検知した圧力とを比較し、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下であると判定した場合、上流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、下流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げるものである。
本実施の形態4に係る空調システムによれば、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下である場合は、上流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、下流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げる。そのため、隣接する部屋A〜G間に対して、常にあらかじめ設定された気流の方向に空気が流れるようにすることができるため、各部屋A〜G間の隙間を空気が通って成り行きで気流が生じてしまうのを抑制でき、部屋A〜Gごとの空調負荷に応えやすくすることができる。
また、部屋A〜G間の気流を制御することで、空調が不要な部屋A〜Gを気流から除外することができる。例えば、部屋Bでの空調が不要な場合、部屋Bに気流が生じないようにファン11〜18を制御することで、空調負荷を低減することができる。
実施の形態5.
以下、本発明の実施の形態5について説明するが、実施の形態1〜4と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜4と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図15は、本発明の実施の形態5に係る空調システムを説明する模式図である。
図15に示すように、部屋A−1および部屋Hには、臭気濃度を検知する臭気センサ71、72がそれぞれ設けられている。ここで、部屋A−1はキッチンであり、部屋Hはトイレであり、臭いを発しやすい部屋A−1、Hに臭気センサ71、72が設けられている。また、臭気センサ71、72が設けられている部屋A−1、Hに隣接する部屋A〜Gの情報が記憶部32に記憶されている。部屋A−1に隣接する部屋は部屋A−2および部屋Dであり、部屋Hに隣接する部屋は部屋Dである。また、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられているかどうかの情報が記憶部32に記憶されている。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
図16は、本発明の実施の形態5に係る空調システムのファン制御を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態5に係る空調システムのファン制御を、図16を用いて説明する。
(ステップS501)
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、臭気センサ71、72から、部屋A−1、Hの臭気濃度を取得する。
(ステップS502)
演算比較部33は、部屋A−1および部屋Hに対して、取得部31が取得した臭気濃度と記憶部32に記憶されている閾値との比較を行う。演算比較部33が、臭気濃度が閾値に達していると判定した場合(YES)、ステップS503の処理へ進む。一方、演算比較部33が、臭気濃度が閾値に達していないと判定した場合(NO)、ステップS506の処理へ進む。なお、臭気濃度が閾値に達しているかどうかの判定は、臭気濃度が閾値を超えているかどうかの判定でもよい。
(ステップS503)
演算比較部33は、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられているかどうかを判定する。演算比較部33が、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられていると判定した場合(YES)、ステップS504の処理へ進む。一方、演算比較部33が、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられていないと判定した場合(NO)、ステップS505の処理へ進む。
(ステップS504)
駆動部34は、部屋A−1、Hのファン11〜18の回転を停止する。このように、臭気濃度が高い部屋A−1、Hのファン11〜18の回転を停止することで、部屋A−1、Hの臭いが部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに広がるのを抑制することができる。
(ステップS505)
駆動部34は、部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン12、15の回転速度を上げる。このように、臭気濃度が高い部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン12、15の回転速度を上げることで、部屋A−1、Hの臭いをその部屋A−1、Hに閉じ込め、部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに臭いが広がるのを抑制することができる。さらに、隣接する部屋A−2、Dから臭気濃度が高い部屋A−1、Hに調和空気を供給できるため、臭気濃度が高い部屋A−1、Hの快適性を保つことができる。
(ステップS506)
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS507の処理へ進む。一方、演算比較部33が、室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS508の処理へ進む。ここで、室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、室温≦設定温度であり、暖房運転時は、室温≧設定温度である。なお、室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
(ステップS507)
駆動部34は、室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
(ステップS508)
駆動部34は、室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
(ステップS509)
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
(ステップS510)
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS501の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS510の処理を行う。
なお、ステップS506〜S508の処理では、ファン11〜18の回転速度を常に変更して制御を行っているが、それに限定されない。例えば、室温が設定温度に対して所定値よりも離れたらファン11〜18の回転速度を変更するようにし、室温が設定温度に対して所定値以内であればファン11〜18の回転速度を変更せずにそのままとなるように制御してもよい。
また、ステップS506では、実施の形態2のステップS202、S203および実施の形態3のステップS302、S303のように、輻射熱または在室人数に応じて室温を補正し、補正処理後の室温と設定温度とを比較するようにしてもよい。
以上、本実施の形態5に係る空調システムは少なくとも一つの部屋A−1、Hに臭気濃度を検知する臭気センサ71、72を備えている。そして、制御装置30は、臭気センサ71、72により検知した臭気濃度とあらかじめ設定された閾値とを比較し、臭気濃度が閾値に達していると判定した場合、該部屋A−1、Hに前記ファン11〜18が設けられていたら該ファン11〜18を停止するものである。
本実施の形態5に係る空調システムによれば、臭気濃度が高い部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられている場合はファン11〜18の回転を停止する。そうすることで、部屋A−1、Hの臭いが部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに広がるのを抑制することができる。
また、本実施の形態5に係る空調システムにおいて、制御装置30は、臭気濃度が閾値に達していると判定した場合、臭気濃度が閾値に達していると判定した部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン11〜18の回転速度を上げるものである。
本実施の形態5に係る空調システムによれば、臭気濃度が高い部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン12、15の回転速度を上げる。そうすることで、部屋A−1、Hの臭いをその部屋A−1、Hに閉じ込め、部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに臭いが広がるのを抑制することができる。さらに、隣接する部屋A−2、Dから臭気濃度が高い部屋A−1、Hに調和空気を供給できるため、臭気濃度が高い部屋A−1、Hの快適性を保つことができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態5の空調システムの構成は、適宜組み合わせることができる。
1 室外機、2 室内機、3 冷媒配管、4 ダクト、5 非居住空間、11〜18 ファン、11a〜18a 吹出口、21〜28 温度センサ、30 制御装置、31 取得部、32 記憶部、33 演算比較部、34 駆動部、35 タイマ部、41〜48 輻射熱センサ、51〜58 人感センサ、61〜68 圧力センサ、71〜72 臭気センサ、100 家屋。
本発明に係る空調システムは、空調対象空間である複数の部屋に調和空気を供給する室内機と、前記室内機と各前記部屋とを直接または非居住空間を介して接続するダクトと、を備え、各前記部屋には前記室内機からの調和空気が吹き出される吹出口が形成されており、各前記吹出口には前記部屋に送風するファンが設けられており、各前記ファンを制御する制御装置と、各前記部屋に圧力を検知する圧力センサと、を備え、前記制御装置は、隣接する前記部屋間で上流と下流とを設定し、上流の前記部屋の前記圧力と下流の前記部屋の前記圧力とを比較し、上流の前記部屋の前記圧力が下流の前記部屋の前記圧力以下であると判定した場合、上流の前記部屋の前記ファンの回転速度を上げ、下流の前記部屋の前記ファンの回転速度を下げるものである。

Claims (8)

  1. 空調対象空間である複数の部屋に調和空気を供給する室内機と、
    前記室内機と各前記部屋とを直接または非居住空間を介して接続するダクトと、を備え、
    各前記部屋には前記室内機からの調和空気が吹き出される吹出口が形成されており、
    各前記吹出口には前記部屋に送風するファンが設けられている
    空調システム。
  2. 各前記ファンを制御する制御装置を備えた
    請求項1に記載の空調システム。
  3. 各前記部屋に室温を検知する温度センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記室温と設定温度とを比較し、
    前記室温が前記設定温度に達していると判定した場合、前記部屋の前記ファンの回転速度を下げ、
    前記室温が前記設定温度に達していないと判定した場合、前記部屋の前記ファンの回転速度を上げる
    請求項2に記載の空調システム。
  4. 各前記部屋に輻射熱を検知する輻射熱センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記輻射熱センサにより検知した輻射熱に応じて前記室温を補正し、補正処理後の前記室温と前記設定温度とを比較する
    請求項3に記載の空調システム。
  5. 各前記部屋に在室人数を検知する人感センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記人感センサにより検知した在室人数に応じて前記室温を補正し、補正処理後の前記室温と前記設定温度とを比較する
    請求項3に記載の空調システム。
  6. 各前記部屋に圧力を検知する圧力センサを備え、
    前記制御装置は、
    隣接する前記部屋間で上流と下流とを設定し、
    上流の前記部屋の前記圧力と下流の前記部屋の前記圧力とを比較し、
    上流の前記部屋の前記圧力が下流の前記部屋の前記圧力以下であると判定した場合、
    上流の前記部屋の前記ファンの回転速度を上げ、下流の前記部屋の前記ファンの回転速度を下げる
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の空調システム。
  7. 少なくとも一つの部屋に臭気濃度を検知する臭気センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記臭気濃度とあらかじめ設定された閾値とを比較し、
    前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した場合、
    該部屋に前記ファンが設けられていたら該ファンを停止する
    請求項2〜6のいずれか一項に記載の空調システム。
  8. 前記制御装置は、
    前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した場合、
    前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した前記部屋に隣接する前記部屋の前記ファンの回転速度を上げる
    請求項7に記載の空調システム。
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