JPWO2020044433A1 - 空調システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システムを説明する模式図である。図2は、図1のZ1−Z1断面の矢視図である。図3は、図2の変形例を示す図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの機能ブロック図である。
本実施の形態1に係る空調システムは、図1〜図2に示すように、複数の部屋A−1〜部屋Hが設けられた家屋100を空調するものである。なお、以下において、部屋A−1、A−2の総称を部屋Aと称する。
次に、本発明の実施の形態1に係る空調システムのファン制御を、図5を用いて説明する。
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得する。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS103の処理へ進む。一方、演算比較部33が、室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS104の処理へ進む。ここで、室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、室温≦設定温度であり、暖房運転時は、室温≧設定温度である。なお、室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
駆動部34は、室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
駆動部34は、室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS101の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS106の処理を行う。
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図6および図7に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、床、壁、天井などからの輻射熱を検知する輻射熱センサ41〜48がそれぞれ設けられている。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
次に、本発明の実施の形態2に係る空調システムのファン制御を、図8を用いて説明する。
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、輻射熱センサ41〜48から、各部屋A〜Gの輻射熱を取得する。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した輻射熱に応じて、取得部31が取得した室温の補正を行う。例えば、冷房運転時、演算比較部33は、輻射熱が記憶部32に記憶されている第一閾値よりも大きい場合は、室温に対して温度をプラスする補正を行い、第一閾値よりも大きくない場合は、補正を行わない。また、暖房運転時、演算比較部33は、輻射熱が記憶部32に記憶されている第二閾値よりも小さい場合は、室温に対して温度をマイナスする補正を行い、第二閾値よりも小さくない場合は、補正を行わない。なお、第一閾値と第二閾値とは同じ値でもよいし、異なる値でもよい。ここで、冷房運転時、日射および外気などによる輻射熱が大きい場合、人は実際の室温よりも暑く感じ、暖房運転時、日射および外気などによる輻射熱が小さい場合、人は実際の室温よりも寒く感じる。つまり、冷房運転時に輻射熱が大きい場合、または、暖房運転時に輻射熱が小さい場合、人の体感温度と室温との差が大きくなる。そこで、上記のように補正を行うことで、室温を人の体感温度に近づけている。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、ステップS202の補正処理後の室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS204の処理へ進む。一方、演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS205の処理へ進む。ここで、補正処理後の室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、補正処理後の室温≦設定温度であり、暖房運転時は、補正処理後の室温≧設定温度である。なお、補正処理後の室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は補正処理後の室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は補正処理後の室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS201の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS207の処理を行う。
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図9および図10に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、人を検知する人感センサ51〜58がそれぞれ設けられている。人感センサ51〜58は、例えば赤外線センサである。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
次に、本発明の実施の形態3に係る空調システムのファン制御を、図11を用いて説明する。
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、人感センサ51〜58から、各部屋A〜Gの在室人数を取得する。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した在室人数に応じて、取得部31が取得した室温の補正を行う。例えば、演算比較部33は、在室人数がN人の場合は、室温に対してN×T℃をプラスする補正を行う。ここで、在室人数が多い場合、人は実際の室温よりも暑く感じる。つまり、在室人数が多い場合、人の体感温度と室温との差が大きくなる。そこで、上記のように補正を行うことで、室温を人の体感温度に近づけている。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、ステップS302の補正処理後の室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS304の処理へ進む。一方、演算比較部33が、補正処理後の室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS305の処理へ進む。ここで、補正処理後の室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、補正処理後の室温≦設定温度であり、暖房運転時は、補正処理後の室温≧設定温度である。なお、補正処理後の室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は補正処理後の室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は補正処理後の室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
駆動部34は、補正処理後の室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、補正処理後の室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS301の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS307の処理を行う。
以下、本発明の実施の形態4について説明するが、実施の形態1〜3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図12および図13に示すように、空調対象空間である部屋A〜Gには、圧力を検知する圧力センサ61〜68がそれぞれ設けられている。また、隣接する部屋A〜G間の気流の方向があらかじめ設定されており、その情報が記憶部32に記憶されている。例えば、部屋A−1および部屋A−2の気流の方向はA−2からA−1の方向に設定され、A−2が上流、A−1が下流に設定される。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
次に、本発明の実施の形態4に係る空調システムのファン制御を、図14を用いて説明する。
取得部31は、圧力センサ61〜68から、各部屋A〜Gの圧力を取得する。
演算比較部33は、各隣接する部屋A〜G間に対して、記憶部32に記憶されている隣接する部屋A〜G間の気流の方向に基づいて、圧力の比較を行う。演算比較部33は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下であると判定した場合(YES)、ステップS403の処理へ進む。一方、演算比較部33は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力より大きいと判定した場合(NO)、ステップS404へ進む。なお、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力以下であるかどうかの判定は、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力未満であるかどうかの判定でもよい。ここで、隣接する部屋A〜G間の気流は、部屋A〜G間の圧力差によって生じるため、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力よりも大きければ、あらかじめ設定された気流の方向に空気が流れている。一方、上流の部屋A〜Gの圧力が下流の部屋A〜Gの圧力未満である場合はあらかじめ設定された気流の方向とは逆に空気が流れている。
駆動部34は、上流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げるとともに、下流の部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げる。駆動部34は、このようにファン11〜18を制御することで、隣接する部屋A〜G間に対して、あらかじめ設定された気流の方向に空気が流れるようにしている。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるまたは下げるようにしてもよいし、上流の部屋A〜Gの圧力と下流の部屋A〜Gの圧力との差分に応じて回転速度を上げるまたは下げるようにしてもよい。
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS401の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS405の処理を行う。
以下、本発明の実施の形態5について説明するが、実施の形態1〜4と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜4と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図15に示すように、部屋A−1および部屋Hには、臭気濃度を検知する臭気センサ71、72がそれぞれ設けられている。ここで、部屋A−1はキッチンであり、部屋Hはトイレであり、臭いを発しやすい部屋A−1、Hに臭気センサ71、72が設けられている。また、臭気センサ71、72が設けられている部屋A−1、Hに隣接する部屋A〜Gの情報が記憶部32に記憶されている。部屋A−1に隣接する部屋は部屋A−2および部屋Dであり、部屋Hに隣接する部屋は部屋Dである。また、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられているかどうかの情報が記憶部32に記憶されている。なお、それ以外は実施の形態1と同じ構成である。
次に、本発明の実施の形態5に係る空調システムのファン制御を、図16を用いて説明する。
取得部31は、温度センサ21〜28から、各部屋A〜Gの室温を取得するとともに、臭気センサ71、72から、部屋A−1、Hの臭気濃度を取得する。
演算比較部33は、部屋A−1および部屋Hに対して、取得部31が取得した臭気濃度と記憶部32に記憶されている閾値との比較を行う。演算比較部33が、臭気濃度が閾値に達していると判定した場合(YES)、ステップS503の処理へ進む。一方、演算比較部33が、臭気濃度が閾値に達していないと判定した場合(NO)、ステップS506の処理へ進む。なお、臭気濃度が閾値に達しているかどうかの判定は、臭気濃度が閾値を超えているかどうかの判定でもよい。
演算比較部33は、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられているかどうかを判定する。演算比較部33が、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられていると判定した場合(YES)、ステップS504の処理へ進む。一方、演算比較部33が、部屋A−1、Hにファン11〜18が設けられていないと判定した場合(NO)、ステップS505の処理へ進む。
駆動部34は、部屋A−1、Hのファン11〜18の回転を停止する。このように、臭気濃度が高い部屋A−1、Hのファン11〜18の回転を停止することで、部屋A−1、Hの臭いが部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに広がるのを抑制することができる。
駆動部34は、部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン12、15の回転速度を上げる。このように、臭気濃度が高い部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dのファン12、15の回転速度を上げることで、部屋A−1、Hの臭いをその部屋A−1、Hに閉じ込め、部屋A−1、Hに隣接する部屋A−2、Dに臭いが広がるのを抑制することができる。さらに、隣接する部屋A−2、Dから臭気濃度が高い部屋A−1、Hに調和空気を供給できるため、臭気濃度が高い部屋A−1、Hの快適性を保つことができる。
演算比較部33は、各部屋A〜Gに対して、取得部31が取得した室温と記憶部32に記憶されている設定温度との比較を行う。演算比較部33が、室温が設定温度に達していると判定した場合(YES)、ステップS507の処理へ進む。一方、演算比較部33が、室温が設定温度に達していないと判定した場合(NO)、ステップS508の処理へ進む。ここで、室温が設定温度に達しているとは、冷房運転時は、室温≦設定温度であり、暖房運転時は、室温≧設定温度である。なお、室温が設定温度に達しているかどうかの判定は、冷房運転時は室温が設定温度を下回っているかどうか、暖房運転時は室温が設定温度を上回っているかどうかの判定でもよい。
駆動部34は、室温が設定温度に達していた部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を下げ、その部屋A〜Gの空調能力を小さくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ下げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を下げるようにしてもよい。
駆動部34は、室温が設定温度に達していない部屋A〜Gのファン11〜18の回転速度を上げ、その部屋A〜Gの空調能力を大きくする。なお、駆動部34は、回転速度を一定値だけ上げるようにしてもよいし、室温と設定温度の差分に応じて回転速度を上げるようにしてもよい。
タイマ部35は、時間の計測を開始する。
演算比較部33は、タイマ部35の計測している時間と記憶部32に記憶されている一定時間とを比較する。演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していると判定した場合(YES)、ステップS501の処理に戻る。一方、演算比較部33が、時間の計測を開始後、一定時間経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS510の処理を行う。
Claims (8)
- 空調対象空間である複数の部屋に調和空気を供給する室内機と、
前記室内機と各前記部屋とを直接または非居住空間を介して接続するダクトと、を備え、
各前記部屋には前記室内機からの調和空気が吹き出される吹出口が形成されており、
各前記吹出口には前記部屋に送風するファンが設けられている
空調システム。 - 各前記ファンを制御する制御装置を備えた
請求項1に記載の空調システム。 - 各前記部屋に室温を検知する温度センサを備え、
前記制御装置は、
前記室温と設定温度とを比較し、
前記室温が前記設定温度に達していると判定した場合、前記部屋の前記ファンの回転速度を下げ、
前記室温が前記設定温度に達していないと判定した場合、前記部屋の前記ファンの回転速度を上げる
請求項2に記載の空調システム。 - 各前記部屋に輻射熱を検知する輻射熱センサを備え、
前記制御装置は、
前記輻射熱センサにより検知した輻射熱に応じて前記室温を補正し、補正処理後の前記室温と前記設定温度とを比較する
請求項3に記載の空調システム。 - 各前記部屋に在室人数を検知する人感センサを備え、
前記制御装置は、
前記人感センサにより検知した在室人数に応じて前記室温を補正し、補正処理後の前記室温と前記設定温度とを比較する
請求項3に記載の空調システム。 - 各前記部屋に圧力を検知する圧力センサを備え、
前記制御装置は、
隣接する前記部屋間で上流と下流とを設定し、
上流の前記部屋の前記圧力と下流の前記部屋の前記圧力とを比較し、
上流の前記部屋の前記圧力が下流の前記部屋の前記圧力以下であると判定した場合、
上流の前記部屋の前記ファンの回転速度を上げ、下流の前記部屋の前記ファンの回転速度を下げる
請求項2〜5のいずれか一項に記載の空調システム。 - 少なくとも一つの部屋に臭気濃度を検知する臭気センサを備え、
前記制御装置は、
前記臭気濃度とあらかじめ設定された閾値とを比較し、
前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した場合、
該部屋に前記ファンが設けられていたら該ファンを停止する
請求項2〜6のいずれか一項に記載の空調システム。 - 前記制御装置は、
前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した場合、
前記臭気濃度が前記閾値に達していると判定した前記部屋に隣接する前記部屋の前記ファンの回転速度を上げる
請求項7に記載の空調システム。
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