JPWO2020018973A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2020018973A5 JPWO2020018973A5 JP2021503023A JP2021503023A JPWO2020018973A5 JP WO2020018973 A5 JPWO2020018973 A5 JP WO2020018973A5 JP 2021503023 A JP2021503023 A JP 2021503023A JP 2021503023 A JP2021503023 A JP 2021503023A JP WO2020018973 A5 JPWO2020018973 A5 JP WO2020018973A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- amino acid
- acid sequence
- cancer
- cytoplasmic signaling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
本明細書で引用される任意の非特許文献または特許文献を含め、任意の参考文献が、先行技術を構成することは、認めない。特に、別段述べられなければ、本明細書中の任意の文献に対する言及は、これらの文献のうちのいずれかが米国または任意の他の国において当該分野での一般的技術常識の一部を形成するという自白を構成しないことが、理解される。上記参考文献の何らかの考察は、それらの著者らが主張することを述べ、出願人は、本明細書で引用される文献のうちのいずれかの正確さおよび適切であることに異議を唱える権利を留保する。本明細書で引用される全ての参考文献は、別段明示的に示されなければ、参考として完全に援用される。任意の定義および/または引用文献中で見出される記載との間で何らかの不一致が存在する場合には、本開示が優先する。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
キメラ抗原レセプター(CAR)であって、ここで前記CARは、
(1)LYPD3に特異的に結合する細胞外結合ドメイン;
(2)膜貫通ドメイン;および
(3)少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメイン
を含むCAR。
(項目2)
前記細胞外結合ドメインは、LYPD3に特異的に結合する単鎖可変領域フラグメント(scFv)を含む、項目1に記載のCAR。
(項目3)
前記scFvは、配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目2に記載のCAR。
(項目4)
前記膜貫通ドメインは、T細胞レセプターのα鎖、T細胞レセプターのβ鎖、T細胞レセプターのζ鎖、CD3-ε、CD3-ζ、CD4、CD5、CD8、CD9、CD16、CD22、CD28、CD33、CD37、CD45、CD64、CD80、CD86、CD134、CD137、またはCD154である分子に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~3のいずれかに記載のCAR。
(項目5)
前記膜貫通ドメインは、CD8に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~4のいずれかに記載のCAR。
(項目6)
前記膜貫通ドメインは、配列番号11のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~5のいずれかに記載のCAR。
(項目7)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD2、CD3-ζ、CD3-γ、CD3-δ、CD3-ε、CD5、CD7、CD22、CD27、CD28、CD30、CD40、CD66d、CD79a、CD79b、4-1BB(CD137)、OX40、PD-1、ICOS、リンパ球機能関連抗原-1(LFA-1)、LIGHT、NKG2C、B7-H3、FcR-γ、FcR-β、またはTCR-ζである分子に由来する少なくとも1つのアミノ酸配列を含む、項目1~6のいずれかに記載のCAR。
(項目8)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3-ζに由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目9)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~8のいずれかに記載のCAR。
(項目10)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD28に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目11)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~7および10のいずれかに記載のCAR。
(項目12)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、4-1BBに由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目13)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~7および12のいずれかに記載のCAR。
(項目14)
前記CARは、3個の細胞質シグナル伝達ドメインを含み、ここで第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD28に由来し、第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3に由来し、第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、4-1BBに由来する、項目1~13のいずれかに記載のCAR。
(項目15)
前記第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目14に記載のCAR。
(項目16)
項目1~15のいずれかに記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を含む活性化T細胞の集団。
(項目17)
前記活性化T細胞の集団は、LYPD3を発現するがんの処置のために治療上有効な量で存在する、項目16に記載の集団。
(項目18)
項目1~15のいずれかに記載のCARを発現する活性化T細胞の集団、および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
(項目19)
前記薬学的に受容可能なキャリアは、活性化T細胞の集団の維持を支援する、項目18に記載の薬学的組成物。
(項目20)
少なくとも1つの治療剤をさらに含む、項目18または19に記載の薬学的組成物。
(項目21)
項目1~15のいずれかに記載のCARをコードするヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
(項目22)
LYPD3を発現するがんに罹患している被験体においてT細胞応答を誘導する方法であって、ここで前記方法は、前記被験体に、項目16もしくは17に記載の活性化T細胞の集団または項目18~20のいずれかに記載の薬学的組成物の治療上有効な量を投与する工程を包含し、ここで前記投与は、前記がんに対する抗腫瘍応答を誘導する、方法。
(項目23)
前記がんは、肺がん、頭頚部がん、子宮頚がん、尿路上皮がん、黒色腫、乳がん、前立腺がん、結腸がん、腎細胞がん、卵巣がん、神経芽腫、横紋筋肉腫、白血病、およびリンパ腫からなる群より選択される、項目22に記載の方法。
(項目24)
項目1~15のいずれかに記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を発現する活性化T細胞の集団を調製する方法であって、ここで前記方法は、
(1)単離されたT細胞を、項目1~15のいずれかに記載のCARをコードする核酸でトランスフェクトまたは形質導入する工程;および
(2)トランスフェクションまたは形質導入の後に、前記CAR発現T細胞を拡大する工程であって、ここで前記T細胞は、IL-2、ならびに/またはCD3抗体およびCD28抗体の存在下で培養することによって拡大される工程、
を包含する方法。
(項目25)
前記単離されたT細胞は、哺乳動物から単離される、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記哺乳動物はヒトである、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記ヒトは、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体である、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記単離されたT細胞は、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体に対して自家である、項目24~28のいずれかに記載の方法。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
キメラ抗原レセプター(CAR)であって、ここで前記CARは、
(1)LYPD3に特異的に結合する細胞外結合ドメイン;
(2)膜貫通ドメイン;および
(3)少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメイン
を含むCAR。
(項目2)
前記細胞外結合ドメインは、LYPD3に特異的に結合する単鎖可変領域フラグメント(scFv)を含む、項目1に記載のCAR。
(項目3)
前記scFvは、配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目2に記載のCAR。
(項目4)
前記膜貫通ドメインは、T細胞レセプターのα鎖、T細胞レセプターのβ鎖、T細胞レセプターのζ鎖、CD3-ε、CD3-ζ、CD4、CD5、CD8、CD9、CD16、CD22、CD28、CD33、CD37、CD45、CD64、CD80、CD86、CD134、CD137、またはCD154である分子に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~3のいずれかに記載のCAR。
(項目5)
前記膜貫通ドメインは、CD8に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~4のいずれかに記載のCAR。
(項目6)
前記膜貫通ドメインは、配列番号11のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~5のいずれかに記載のCAR。
(項目7)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD2、CD3-ζ、CD3-γ、CD3-δ、CD3-ε、CD5、CD7、CD22、CD27、CD28、CD30、CD40、CD66d、CD79a、CD79b、4-1BB(CD137)、OX40、PD-1、ICOS、リンパ球機能関連抗原-1(LFA-1)、LIGHT、NKG2C、B7-H3、FcR-γ、FcR-β、またはTCR-ζである分子に由来する少なくとも1つのアミノ酸配列を含む、項目1~6のいずれかに記載のCAR。
(項目8)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3-ζに由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目9)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~8のいずれかに記載のCAR。
(項目10)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD28に由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目11)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~7および10のいずれかに記載のCAR。
(項目12)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、4-1BBに由来するアミノ酸配列を含む、項目1~7のいずれかに記載のCAR。
(項目13)
前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目1~7および12のいずれかに記載のCAR。
(項目14)
前記CARは、3個の細胞質シグナル伝達ドメインを含み、ここで第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD28に由来し、第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3に由来し、第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、4-1BBに由来する、項目1~13のいずれかに記載のCAR。
(項目15)
前記第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、項目14に記載のCAR。
(項目16)
項目1~15のいずれかに記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を含む活性化T細胞の集団。
(項目17)
前記活性化T細胞の集団は、LYPD3を発現するがんの処置のために治療上有効な量で存在する、項目16に記載の集団。
(項目18)
項目1~15のいずれかに記載のCARを発現する活性化T細胞の集団、および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
(項目19)
前記薬学的に受容可能なキャリアは、活性化T細胞の集団の維持を支援する、項目18に記載の薬学的組成物。
(項目20)
少なくとも1つの治療剤をさらに含む、項目18または19に記載の薬学的組成物。
(項目21)
項目1~15のいずれかに記載のCARをコードするヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
(項目22)
LYPD3を発現するがんに罹患している被験体においてT細胞応答を誘導する方法であって、ここで前記方法は、前記被験体に、項目16もしくは17に記載の活性化T細胞の集団または項目18~20のいずれかに記載の薬学的組成物の治療上有効な量を投与する工程を包含し、ここで前記投与は、前記がんに対する抗腫瘍応答を誘導する、方法。
(項目23)
前記がんは、肺がん、頭頚部がん、子宮頚がん、尿路上皮がん、黒色腫、乳がん、前立腺がん、結腸がん、腎細胞がん、卵巣がん、神経芽腫、横紋筋肉腫、白血病、およびリンパ腫からなる群より選択される、項目22に記載の方法。
(項目24)
項目1~15のいずれかに記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を発現する活性化T細胞の集団を調製する方法であって、ここで前記方法は、
(1)単離されたT細胞を、項目1~15のいずれかに記載のCARをコードする核酸でトランスフェクトまたは形質導入する工程;および
(2)トランスフェクションまたは形質導入の後に、前記CAR発現T細胞を拡大する工程であって、ここで前記T細胞は、IL-2、ならびに/またはCD3抗体およびCD28抗体の存在下で培養することによって拡大される工程、
を包含する方法。
(項目25)
前記単離されたT細胞は、哺乳動物から単離される、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記哺乳動物はヒトである、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記ヒトは、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体である、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記単離されたT細胞は、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体に対して自家である、項目24~28のいずれかに記載の方法。
Claims (21)
- キメラ抗原レセプター(CAR)であって、ここで前記CARは、
(1)LYPD3に特異的に結合する細胞外結合ドメイン;
(2)膜貫通ドメイン;および
(3)少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメイン
を含むCAR。 - 前記細胞外結合ドメインは、LYPD3に特異的に結合する単鎖可変領域フラグメント(scFv)を含む、請求項1に記載のCAR。
- 前記scFvは、配列番号10のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、請求項2に記載のCAR。
- 前記膜貫通ドメインは、T細胞レセプターのα鎖、T細胞レセプターのβ鎖、T細胞レセプターのζ鎖、CD3-ε、CD3-ζ、CD4、CD5、CD8、CD9、CD16、CD22、CD28、CD33、CD37、CD45、CD64、CD80、CD86、CD134、CD137、またはCD154である分子に由来するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のCAR。
- 前記膜貫通ドメインは、CD8に由来するアミノ酸配列を含む、請求項4に記載のCAR。
- 前記膜貫通ドメインは、配列番号11のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、請求項5に記載のCAR。
- 前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD2、CD3-ζ、CD3-γ、CD3-δ、CD3-ε、CD5、CD7、CD22、CD27、CD28、CD30、CD40、CD66d、CD79a、CD79b、4-1BB(CD137)、OX40、PD-1、ICOS、リンパ球機能関連抗原-1(LFA-1)、LIGHT、NKG2C、B7-H3、FcR-γ、FcR-β、またはTCR-ζである分子に由来する少なくとも1つのアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のCAR。
- 前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3-ζに由来するアミノ酸配列、CD28に由来するアミノ酸配列、または4-1BBに由来するアミノ酸配列を含む、請求項7に記載のCAR。
- 前記少なくとも1個の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列、または配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、請求項8に記載のCAR。
- 前記CARは、3個の細胞質シグナル伝達ドメインを含み、ここで第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD28に由来し、第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、CD3に由来し、第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、4-1BBに由来する、請求項7に記載のCAR。
- 前記第1の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号14のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第2の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号12のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含み、前記第3の細胞質シグナル伝達ドメインは、配列番号13のアミノ酸配列と少なくとも95% 配列同一性を共有するアミノ酸配列を含む、請求項10に記載のCAR。
- 請求項1に記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を含む活性化T細胞の集団。
- 請求項1に記載のCARを発現する活性化T細胞の集団、および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
- 少なくとも1つの治療剤をさらに含む、請求項13に記載の薬学的組成物。
- 請求項1に記載のCARをコードするヌクレオチド配列を含む、単離された核酸。
- LYPD3を発現するがんに罹患している被験体においてT細胞応答を誘導するための薬学的組成物の調製における、請求項12に記載の活性化T細胞の集団の使用。
- 前記がんは、肺がん、頭頚部がん、子宮頚がん、尿路上皮がん、黒色腫、乳がん、前立腺がん、結腸がん、腎細胞がん、卵巣がん、神経芽腫、横紋筋肉腫、白血病、およびリンパ腫からなる群より選択される、請求項16に記載の使用。
- 請求項1に記載のキメラ抗原レセプター(CAR)を発現する活性化T細胞の集団を調製する方法であって、ここで前記方法は、
(1)単離されたT細胞を、請求項1に記載のCARをコードする核酸でトランスフェクトまたは形質導入する工程;および
(2)トランスフェクションまたは形質導入の後に、前記CAR発現T細胞を拡大する工程であって、ここで前記T細胞は、IL-2、ならびに/またはCD3抗体およびCD28抗体の存在下で培養することによって拡大される工程、
を包含する方法。 - 前記単離されたT細胞は、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体から単離される、請求項18に記載の方法。
- 前記単離されたT細胞は、LYPD3を発現するがんに罹患している被験体に対して自家である、請求項18または19に記載の方法。
- LYPD3を発現するがんに罹患している被験体においてT細胞応答を誘導するための、請求項12に記載の活性化T細胞の集団を含む組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862700942P | 2018-07-20 | 2018-07-20 | |
US62/700,942 | 2018-07-20 | ||
PCT/US2019/042707 WO2020018973A1 (en) | 2018-07-20 | 2019-07-19 | Anti-lypd3 car t-cell therapy for the treatment of cancer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021530238A JP2021530238A (ja) | 2021-11-11 |
JPWO2020018973A5 true JPWO2020018973A5 (ja) | 2022-07-26 |
Family
ID=69164634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021503023A Pending JP2021530238A (ja) | 2018-07-20 | 2019-07-19 | がんの処置のための抗lypd3 car t細胞療法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210309711A1 (ja) |
EP (1) | EP3823992B1 (ja) |
JP (1) | JP2021530238A (ja) |
KR (1) | KR20210063319A (ja) |
CN (1) | CN112955466A (ja) |
AU (1) | AU2019305223A1 (ja) |
CA (1) | CA3106967A1 (ja) |
SG (1) | SG11202100571TA (ja) |
WO (1) | WO2020018973A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023240135A2 (en) | 2022-06-07 | 2023-12-14 | Actinium Pharmaceuticals, Inc. | Bifunctional chelators and conjugates |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7332580B2 (en) * | 2002-04-05 | 2008-02-19 | The Regents Of The University Of California | Bispecific single chain Fv antibody molecules and methods of use thereof |
US20130266551A1 (en) * | 2003-11-05 | 2013-10-10 | St. Jude Children's Research Hospital, Inc. | Chimeric receptors with 4-1bb stimulatory signaling domain |
CN102812047B (zh) * | 2009-12-09 | 2015-08-26 | 拜耳制药股份公司 | 抗C4.4a抗体及其用途 |
WO2014160627A1 (en) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Anti-cd276 polypeptides, proteins, and chimeric antigen receptors |
CA2996205A1 (en) * | 2015-09-20 | 2017-03-23 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Monoclonal antibodies specific for fibroblast growth factor receptor 4 (fgfr4) and methods of their use |
CN105132575B (zh) * | 2015-09-28 | 2020-03-27 | 固安博健生物技术有限公司 | 骨质疏松症的分子标志物及其应用 |
GB201518136D0 (en) * | 2015-10-14 | 2015-11-25 | Glaxosmithkline Ip Dev Ltd | Novel chimeric antigen receptors |
MX2018013864A (es) * | 2016-05-12 | 2019-06-10 | Adicet Bio Inc | Métodos para la expansión selectiva de poblaciones de células t gama y composicicones de estas. |
US20170342169A1 (en) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | Abbvie Biotherapeutics Inc. | Bispecific binding proteins |
CN106119405B (zh) * | 2016-08-31 | 2019-11-12 | 广州万德基因医学科技有限公司 | 一种肺癌的预后标记物、使用该标记预测肺癌预后的方法及应用 |
US10982210B2 (en) * | 2018-03-02 | 2021-04-20 | Sixfold Bioscience Ltd. | Compositions for delivery of cargo to cells |
-
2019
- 2019-07-19 WO PCT/US2019/042707 patent/WO2020018973A1/en unknown
- 2019-07-19 SG SG11202100571TA patent/SG11202100571TA/en unknown
- 2019-07-19 JP JP2021503023A patent/JP2021530238A/ja active Pending
- 2019-07-19 CA CA3106967A patent/CA3106967A1/en active Pending
- 2019-07-19 EP EP19838801.9A patent/EP3823992B1/en active Active
- 2019-07-19 US US17/261,488 patent/US20210309711A1/en active Pending
- 2019-07-19 KR KR1020217004654A patent/KR20210063319A/ko active Search and Examination
- 2019-07-19 CN CN201980061125.6A patent/CN112955466A/zh active Pending
- 2019-07-19 AU AU2019305223A patent/AU2019305223A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2021129559A1 (zh) | T细胞受体融合蛋白及其用途 | |
AU2018204209B2 (en) | Method and compositions for cellular immunotherapy | |
WO2021169977A1 (zh) | 新型嵌合抗原受体及其用途 | |
US11478548B2 (en) | Marrow infiltrating lymphocytes (MILs) as a source of T-cells for chimeric antigen receptor (CAR) therapy | |
JP2020517295A5 (ja) | ||
WO2022048523A1 (zh) | 靶向nk激活性受体的嵌合抗原受体 | |
JP2019525956A5 (ja) | ||
JP2020533958A5 (ja) | ||
WO2021147929A1 (zh) | 多链嵌合抗原受体及其用途 | |
US20200038443A1 (en) | Multi-function and multi-targeting car system and methods for use thereof | |
JPWO2021102337A5 (ja) | ||
US20220193135A1 (en) | Modified immune effector cell and preparation method therefor | |
WO2022012591A1 (zh) | 用于同种异体移植的工程化免疫细胞 | |
CA3189677A1 (en) | Chimeric molecules providing targeted costimulation for adoptive cell therapy | |
US20210079111A1 (en) | Cd19-cd20 bispecific and dual passway car-t and methods for use thereof | |
JPWO2020061498A5 (ja) | ||
EP4194472A1 (en) | Chimeric antigen receptor comprising novel co-stimulatory domain and use thereof | |
JPWO2020018973A5 (ja) | ||
JPWO2020020359A5 (ja) | ||
RU2019107136A (ru) | Выделенный альтернативный внутриклеточный сигнальный домен химерного антигенного рецептора и включающий его химерный антигенный рецептор | |
EP4186929A1 (en) | Novel co-stimulatory domain and uses thereof | |
WO2023207390A1 (zh) | 一种ciita基因被敲除的工程化免疫细胞及其用途 | |
US20220315931A1 (en) | Immune cells expressing receptor specific to class i mhc molecule and interfering rna for beta2 microglobulin gene | |
WO2022267983A1 (zh) | 工程化免疫细胞及其用途 | |
CN118126191A (zh) | 靶向TGF-β的嵌合抗原受体及其用途 |