JPWO2019227203A5

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Publication number: JPWO2019227203A5
Application number: JP2020564661A
Authority: JP
Publication date: 2023-05-08

Description

先の説明において、説明の目的のために、実施例の完全な理解を提供するために、多数の詳細が記載される。しかしながら、これらの特定の詳細が必要とされないことは、当業者には明らかであろう。上記の例は、単に例であることを意図している。当業者であれば、特定の例に対して変更、修正、および変形を行うことができる。特許請求の範囲の範囲は、本明細書に記載された特定の例によって限定されるべきではなく、本明細書全体と一致する方法で解釈されるべきである。
下記は、本願の出願当初に記載の発明である。
＜請求項１＞
個人の気道を通過する空気および／または酸素の量を増加させるための方法であって、
個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するステップを有し、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つは個人の正中線の反対側の前部三角領域であり、前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つは前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部の個人の正中線の反対側の前部三角領域である、方法。
＜請求項２＞
個人における気道制限を減少させるための方法であって、
個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するステップを有し、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つは個人の正中線の反対側の前部三角領域であり、前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つは、前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部の個人の正中線の反対側の前部三角領域である、方法。
＜請求項３＞
個人における気道開存性を増加させるための、および／または気道開存性を維持するための方法であって、
個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するステップを有し、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つは個人の正中線の反対側の前部三角領域であり、前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つは、前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部の個人の正中線の反対側の前部三角領域である、方法。
＜請求項４＞
個人が睡眠中である、請求項１～３のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項５＞
個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、またはそれらの組み合わせを減少させるための方法であって、
個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するステップを有し、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つは個人の正中線の反対側の前部三角領域であり、前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つは、前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部の個人の正中線の反対側の前部三角領域である、方法。
＜請求項６＞
前記少なくとも４つの領域のうちの２つは個人の正中線の対向する辺上のオトガイ下三角形領域であり、前記少なくとも４つの領域のうちの他の２つは個人の正中線の対向する辺上の顎下領域である、請求項１～５のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項７＞
少なくとも４つの領域のうちの２つが、個人の舌下神経の第１領域の対であり、かつ少なくとも４つの領域のうちの他の２つが、個人の舌下神経の対の第２領域の対であり、前記第２領域の対が前記第１領域の対の前方である、請求項１～６のいずれか１項記載の方法。
＜請求項８＞
舌下神経の第１領域の対が、舌下神経がミディアルコンティンジェントとラテラルコンティンジェントとの間に分かれる点の前方の一対の領域である、請求項７記載の方法。
＜請求項９＞
舌下神経の第１領域の対がミディアルコンティンジェントである、請求項８記載の方法。
＜請求項１０＞
舌下神経の第２領域の対が、舌下神経がミディアルコンティンジェントとラテラルコンティンジェントとの間に分かれる点の後方の一対の領域である、請求項７～９のいずれか１項記載の方法。
＜請求項１１＞
前記刺激するステップは、個人の正中線の同じ側で個人の首の少なくとも４つの領域のうちの２つと個人の首の少なくとも４つの領域のうちの他の２つとの間に電流を流すステップを含む、請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項１２＞
個人の正中線の同じ側で個人の首の少なくとも４つの領域のうちの２つと個人の首の少なくとも４つの領域のうちの他の２つとの間に電流を流すステップが、個人の首の少なくとも４つの領域のうちの２つから個人の首の少なくとも４つの領域のうちの他の２つに電流を流すことを含む、請求項１１に記載の方法。
＜請求項１３＞
前記電流は、少なくとも２つのタイプの波形変調によって生成される、請求項１１または１２に記載の方法。
＜請求項１４＞
前記少なくとも２つのタイプの波形変調のうちの少なくとも第１のタイプは低強度高周波数波形であり、前記少なくとも２つのタイプの波形変調のうちの他のタイプは、高強度、低周波数波形である、請求項１３に記載の方法。
＜請求項１５＞
前記高強度低周波数波形は少なくとも２つのパルスを含み、前記少なくとも２つのパルスのうちの１つは大きさが正であり、前記少なくとも２つのパルスの他のパルスは大きさが負である、請求項１４に記載の方法。
＜請求項１６＞
前記少なくとも２つのパルスは、約１Ｈｚ～約２０Ｈｚの周波数を有する、請求項１５に記載の方法。
＜請求項１７＞
前記少なくとも２つのパルスが、約１００ｐｓ～約４００ｐｓのパルス幅を有する、請求項１５または１６に記載の方法。
＜請求項１８＞
前記低強度高周波数波形は少なくとも２つのパルスを含み、前記少なくとも２つのパルスのうちの１つは大きさが正であり、前記少なくとも２つのパルスの他のパルスは大きさが負である、請求項１４に記載の方法。
＜請求項１９＞
前記少なくとも２つのパルスが、約２０Ｈｚ～約１００Ｈｚの周波数を有する、請求項１８に記載の方法。
＜請求項２０＞
前記電流は、約１％までのデューティサイクルを有する、請求項１～１９のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項２１＞
前記電流の量が、約１ミリアンペア～約３３ミリアンペアである、請求項１～２０のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項２２＞
前記刺激が経皮刺激である、請求項１～２１のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項２３＞
前記方法は、個人の首の上の個人の気道の少なくとも４つの領域を刺激するための少なくとも４つの刺激体を含む装置を配置するステップをさらに含む、請求項１～２２のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項２４＞
前記少なくとも４つの刺激体が、取り外し可能な接着剤を使用して前記個人の頸部に配置される、請求項２３に記載の方法。
＜請求項２５＞
前記少なくとも４つの刺激体は前記個人の首の前記少なくとも４つの領域を刺激するために、互いに対して固定された位置に配向される、請求項２３または２４に記載の方法。
＜請求項２６＞
前記方法は閾値が満たされるまで、刺激強度の増分を増加させながら、前記個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するステップをさらに含む、請求項１～２５のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項２７＞
前記方法は、前記閾値が満たされたときに刺激強度の増分を増加および／または減少させるステップをさらに含む、請求項２６に記載の方法。
＜請求項２８＞
個人の気道を通過する酸素の量を増加させるための装置であって、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するための少なくとも４つの刺激体であって、前記少なくとも４つの刺激体のうちの２つは前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つを刺激するためのものであり、前記少なくとも４つの刺激体のうちの他の２つは前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部にある前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つを刺激するためのものである、該刺激体と、
前記少なくとも４つの刺激体と電気的に通信する電気刺激を制御するためのプロセッサ
を有する装置。
＜請求項２９＞
個人における気道制限を減少させるための装置であって、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するための少なくとも４つの刺激体であって、前記少なくとも４つの刺激体のうちの２つは前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つを刺激するためのものであり、前記少なくとも４つの刺激体のうちの他の２つは前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部にある前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つを刺激するためのものである、該刺激体と、
前記少なくとも４つの刺激体と電気的に通信する電気刺激を制御するためのプロセッサ
を有する装置。
＜請求項３０＞
個人における気道開通性を増加させるための、および／または気道開通性を維持するための装置であって、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するための少なくとも４つの刺激体であって、前記少なくとも４つの刺激体のうちの２つは前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つを刺激するためのものであり、前記少なくとも４つの刺激体のうちの他の２つは前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部にある前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つを刺激するためのものである、該刺激体と、
前記少なくとも４つの刺激体と電気的に通信する電気刺激を制御するためのプロセッサ
を有する装置。
＜請求項３１＞
個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、またはそれらの組み合わせを減少させるための装置であって、
前記個人の頸部の少なくとも４つの領域を刺激するための少なくとも４つの刺激体であって、前記少なくとも４つの刺激体のうちの２つは前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの２つを刺激するためのものであり、前記少なくとも４つの刺激体のうちの他の２つは前記少なくとも４つの領域のうちの２つの後部にある前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である前記個人の頸部の少なくとも４つの領域のうちの他の２つを刺激するためのものである、該刺激体と、
前記少なくとも４つの刺激体と電気的に通信する電気刺激を制御するためのプロセッサ
を有する装置。
＜請求項３２＞
前記少なくとも４つの刺激体が経皮刺激体である、請求項２８～３１のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項３３＞
前記少なくとも４つの刺激体が、金めっきまたは銀めっきされた銅電極である、請求項２８～３２のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項３４＞
前記少なくとも４つの刺激体は前記個人の首の前記少なくとも４つの領域を刺激するために、互いに対して固定された位置に配向される、請求項２８～３３のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項３５＞
前記装置は、少なくとも１つの取り外し可能な接着剤を使用して個人の首に結合可能である、請求項２８～３４のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項３６＞
前記装置は、前記少なくとも４つの刺激体の少なくとも一部と電気的に連絡しているヒドロゲルに接続可能である、請求項２８～３５のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項３７＞
前記ヒドロゲルの配向は、前記装置に結合されたとき、前記電気刺激を前記少なくとも４つの刺激体から前記個人の頸部の少なくとも４つの領域に伝導させ、前記少なくとも４つの刺激体から前記個人の頸部への前記少なくとも４つの領域以外の領域での電気刺激の伝導を防止するためのものである、請求項３６に記載の装置。
＜請求項３８＞
前記ヒドロゲルが、少なくとも１つの取り外し可能な接着剤に結合可能である、請求項３６または３７に記載の装置。
＜請求項３９＞
前記装置が第１のステムおよび第２のステムを備えるＬ字形本体を有し、前記第１のステムは個人の正中線の一方の側で個人の首の少なくとも４つの領域のうちの２つを刺激するための少なくとも４つの刺激体のうちの２つを備え、前記第２のステムは個人の正中線の第２の側で個人の首の少なくとも４つの領域のうちの他の２つを刺激するための少なくとも４つの刺激体のうちの他の２つを備える、請求項２９～３８のいずれか１項に記載の装置。
＜請求項４０＞
前記個人の首の少なくとも４つの領域が、請求項２８～３９のいずれか１項に記載の装置によって刺激される、請求項１～２７のいずれか１項に記載の方法。
＜請求項４１＞
個人の気道を通過する空気の量を増加させるためのシステムであって、
請求項２８～３９のいずれか１項に記載の装置と、
前記少なくとも４つの刺激体に電気信号を供給するための前記装置に結合された電源
を有するシステム。
＜請求項４２＞
個人の気道制限を低減するためのシステムであって、
請求項２８～３９のいずれか１項に記載の装置と、
前記少なくとも４つの刺激体に電気信号を供給するための前記装置に結合された電源
を有するシステム。
＜請求項４３＞
個人における気道開存性を増加させるための、および／または気道開存性を維持するためのシステムであって、
請求項２８～３９のいずれか１項に記載の装置と、
前記少なくとも４つの刺激体に電気信号を供給するための前記装置に結合された電源
を有するシステム。
＜請求項４４＞
個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、またはそれらの組み合わせを減少させるためのシステムであって、
請求項２８～３９のいずれか１項に記載の装置と、
前記少なくとも４つの刺激体に電気信号を供給するための前記装置に結合された電源
を有するシステム。

Claims

個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、上気道の抵抗性の状態またはそれらの組み合わせを減少させるための装置であって、
前記個人の首の領域を刺激するために構成された、取り外し可能な接着剤を使用して前記個人の首および／または顎に結合可能である４つの経皮刺激体であって、
前記４つの経皮刺激体のうちの２つは、舌下神経がミディアルコンティンジェントとラテラルコンティンジェントの間に分かれる前記個人の正中線の反対側の前部三角領域である、前記個人の首の第１の領域および第２の領域を刺激するために構成され、
前記４つの経皮刺激体のうちの２つは、個人の正中線の反対側の前部三角領域である、前記個人の首の第３の領域および第４の領域を刺激するために構成され、前記個人の首の前記第３の領域および前記第４の領域は前記個人の首の前記第１の領域および前記第２の領域の後部である、該４つの経皮刺激体と、
前記４つの経皮刺激体と電気的に通信する前記経皮刺激を制御するためのプロセッサと、
を有する装置。
前記装置は少なくとも２つの二相の波形変調を送達するよう構成され、前記少なくとも２つのタイプの二相の波形変調のうちの少なくとも第１のタイプは低強度高周波数波形であり、前記少なくとも２つのタイプの波形変調のうちの他のタイプは、高強度低周波数波形である、請求項１に記載の装置。
前記高強度低周波数波形は少なくとも２つのパルスを含み、前記少なくとも２つのパルスのうちの１つのパルスは大きさが正であり、前記少なくとも２つのパルスの他のパルスは大きさが負である、請求項２に記載の装置。
前記プロセッサは閾値が満たされるまで、刺激強度を徐々に増加／減少させる、請求項１に記載の装置。
前記プロセッサは前記個人が睡眠中である間前記個人から収集されたバイタルサインに応答して刺激強度を調整するよう構成される、請求項１に記載の装置。
前記４つの経皮刺激体が、金めっきまたは銀めっきされた銅電極である、請求項１に記載の装置。
前記４つの経皮刺激体は前記個人の首の前記４つの領域を刺激するために、互いに対して固定された位置に配向される、請求項１に記載の装置。
前記装置が第１のステムおよび第２のステムを備えるＬ字形本体を有し、前記第１のステムは前記個人の正中線の第１の側で前記個人の首の前記第１の領域および前記第２の領域を刺激するための前記４つの経皮刺激体のうちの２つを備え、前記第２のステムは前記個人の正中線の第２の側で前記個人の首の前記第３の領域および前記第４の領域を刺激するための前記４つの経皮刺激体のうちの２つを備える、請求項１に記載の装置。
前記装置は少なくとも前記４つの経皮刺激体のそれぞれの部分と電気的に通信する接着構成要素に結合可能であるように構成され、
前記接着構成要素の配向は、前記装置に結合されたとき、前記電気刺激を前記４つの経皮刺激体から前記個人の首の前記第１、第２、第３および第４の領域に伝導し、前記４つの経皮刺激体から前記個人の首の前記第１、第２、第３および第４の領域以外の領域への前記電気刺激の伝導を防止する、請求項１に記載の装置。
前記接着構成要素をさらに備え、前記接着構成要素は導電性領域および非導電性領域を備え、前記導電性領域は前記４つの経皮刺激体のそれぞれと前記個人の首のそれぞれの前記領域の間の電気通信を容易にするよう構成されている、請求項９に記載の装置。
前記接着構成要素の前記非導電性領域は電気刺激が前記個人の首の前記４つの領域の外部に伝導されることを防止するよう構成されている、請求項１０に記載の装置。
各前記導電性領域は、ヒドロゲルからなる、請求項１０に記載の装置。
個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、またはそれらの組み合わせを減少させるためのシステムであって、
請求項１に記載の装置と、
前記４つの経皮刺激体に電気信号を供給するための前記装置に結合された電源と、
前記請求項１に記載の装置と無線で通信するユーザインターフェース
を有するシステム。
前記請求項１に記載の装置と無線で通信する睡眠センサをさらに有する、請求項１３に記載のシステム。
個人におけるいびき、閉塞性睡眠時無呼吸、またはそれらの組み合わせを減少させるための方法であって、
前記個人の首の４つの領域に経皮刺激を与えるステップを有し、
前記領域は、前記個人の正中線の反対側の第１の前部三角領域および第２の前部三角領域、ならびに前記個人の正中線の反対側の第３の前部三角領域および第４の前部三角領域を有し、前記第３および前記第４の前部三角領域は、それぞれ前記第１の前部三角領域および前記第２の前部三角領域の後部に位置する、方法。
前記経皮刺激は、
前記第１の前部三角領域から前記第３の前部三角領域に電流を流すステップと、
前記第２の前部三角領域から前記第４の前部三角領域に電流を流すステップを含む、請求項１５に記載の方法。
前記経皮刺激は、２つのタイプの波形変調によって生成された電流である、請求項１５に記載の方法。
前記２つのタイプの波形変調は低強度高周波数波形と高強度低周波数波形である、請求項１７に記載の方法。
前記高強度低周波数波形は少なくとも第１のパルスと第２のパルスを含み、前記第１のパルスは大きさが正であり、前記第２のパルスは大きさが負である、請求項１８に記載の方法。
前記低強度高周波数波形は少なくとも第１のパルスと第２のパルスを含み、前記第１のパルスは大きさが正であり、前記第２のパルスは大きさが負である、請求項１８に記載の方法。