JPWO2019220412A5 - - Google Patents

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Figure 2019220412000004

以下の態様を包含し得る。
[1] 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法であって、
a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーのレベルを決定することと、ここで、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベル及びナチュラルキラー細胞の割合からなる群から選択され、
b.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上のインターフェロンI(IFN-I)マーカーのレベルを決定することと、ここで、前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、1つ又は2つ以上のインターフェロンI(IFN-I)誘導性遺伝子の発現レベル及びインターフェロンアルファの発現レベルからなる群から選択され、
c.前記患者からの前記生体サンプル中の前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの平均レベルを計算することと、
d.計算された前記平均レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーについて、個々の患者における前記レベルと比較することと、
e.前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの計算された前記平均レベルと比較して、個々の患者が、より高いレベル又はより低いレベルを有するかを判定することと、
f.より高いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより高いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、より高いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより低いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、並びにより低いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより低いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、からなる群から前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
g.抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
を含む方法。
[2] 前記肯定的な応答が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目における、全身性エリテマトーデス疾患活動性指標2000(SLEDAI-2K)スコアにおけるベースラインからの4以上の減少(SRI-4応答)によって決定される、疾患活動性の有意な改善、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目までの、1以上の新しいブリティッシュ島ループス評価グループ(BILAG)Aドメインスコア又は2以上の新しいBILAG Bドメインスコアとして定義される、新しいBILAGフレアのリスクの統計的に有意な減少、皮膚エリテマトーデス疾患エリア及び重症度指標(CLASI)スコアにおけるベースラインからの50%の改善を有する患者の割合の統計的に有意な増加、及び前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目までの、ベースライン関節疾患活動性からの50%の改善によって決定される、疾患活動性の統計的に有意な改善、からなる群から選択される、上記[1]に記載の方法。
[3] 前記肯定的な応答が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目における、全身性エリテマトーデス疾患活動性指標2000(SLEDAI-2K)スコアにおけるベースラインからの4以上の減少(SRI-4応答)によって決定される、疾患活動性の有意な改善を含む、上記[2]に記載の方法。
[4] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、XRRA1、GSTM4、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択され、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、BST2、CARD17、CMPK2、DDX58、DDX60、DHX58、EIF2AK2、EPSTI1、FBXO39、HERC5、HERC6、IFIT1、IFIT2、IFIT3、IRF7、LAP3、LOC100133669、OAS3、OASL、OTOF、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SAMD9L、SIGLEC1、SPATS2L、TIMM10、USP18、ISG15、IFI27、IFI44、IFI44L、及びZBP1からなる群から選択される、上記[1]に記載の方法。
[5] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、GZMK、NKG7、及びPRF1からなる群から選択され、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、BST2、CMPK2、DDX58、DDX60、DHX58、EIF2AK2、EPSTI1、HERC5、IFIT1、IFIT2、IFIT3、IRF7、ISG15、LAP3、OAS3、OASL、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SAMD9L、SIGLEC1、TIMM10、USP18、及びZBP1からなる群から選択される、上記[1]に記載の方法。
[6] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、NKG7、及びPRF1を含み、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、IFIT3及びRSAD2を含む、上記[1]に記載の方法。
[7] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの前記レベルが、前記生体サンプル中のRNA転写物を定量化するか、又は前記生体サンプル中のタンパク質発現レベルを定量化することによって決定される、上記[1]に記載の方法。
[8] 前記生体サンプルが、皮膚生検、腎臓生検、全血、血清、及び尿からなる群から選択される、上記[1]に記載の方法。
[9] 前記生体サンプルが、全血である、上記[8]に記載の方法。
[10] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、ナチュラルキラー細胞の前記割合を含む、上記[1]に記載の方法。
[11] 1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記発現レベルを含む、上記[1]に記載の方法。
[12] 前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記インターフェロンアルファの前記発現レベルを含む、上記[1]に記載の方法。
[13] 前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子の前記発現レベルを含む、上記[1]に記載の方法。
[14] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、ナチュラルキラー細胞の割合を含み、前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記インターフェロンアルファの前記発現レベルを含む、上記[1]に記載の方法。
[15] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、上記[1]に記載の方法。
[16] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、上記[1]に記載の方法。
[17] 前記患者が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体及びIFN-I阻害剤を投与することによって治療される、上記[1]に記載の方法。
[18] 前記IFN-I阻害剤が、抗IFNアルファ抗体、抗IFN-I受容体抗体、Toll様受容体(TLR)7、8、及び9の阻害剤、形質細胞様樹状細胞機能を枯渇させるか又は阻害する薬剤、並びにヤヌスキナーゼ1(JAK1)を阻害する薬剤からなる群から選択される、上記[17]に記載の方法。
[19] 前記IFN-I阻害剤が、抗IFNアルファ抗体シファリムマブ、抗IFNアルファ抗体JNJ-55920839(CNTO 6358)、及び抗IFN-I受容体抗体アニフロルマブからなる群から選択される、上記[18]に記載の方法。
[20] 前記抗体が、0週目に初回静脈内(IV)用量で投与され、続いて8週毎に(q8w)皮下(SC)用量で投与されるか、又は前記抗体が、初回皮下(SC)用量として投与され、続いて8週毎に(q8w)SC用量で投与される、上記[1]~[19]のいずれかに記載の方法。
[21] 前記初回IV用量が、6.0mg/kg±1.5mg/kgであり、前記SC用量が、90mgである、上記[20]に記載の方法。
[22] 前記初回IV用量が、体重が35kg以上~55kg以下の患者に対しては260mgであり、体重が55kg超~85kg以下の患者に対しては390mgであり、体重が85kg超の患者に対しては520mgである、上記[21]に記載の方法。
[23] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いという前記予測が、式:
Figure 2019220412000005
のロジスティック回帰モデルで決定され、式中、Nは、モデルを学習するために使用される患者の数であり、x は、患者iの中心の遺伝子発現データのベクトルであり、y は、患者i(応答者/非応答者)の応答結果であり、λは、全ペナルティ重みを制御し、αは、弾性-正味ペナルティ重みを制御し、ラッソ(α=1):リッジ(α=0)を形成し、α、λは、最良のトレーニング精度に基づいてグリッドサーチを使用して最適化され、
βo、βパラメータが決定された後、応答確率が、式:
Figure 2019220412000006
によって決定され、応答予測が、式:
Figure 2019220412000007
を使用して、0.5の閾値で決定される、上記[1]~[9]のいずれかに記載の方法。
[24] 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法であって、
a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベルを決定することと、
b.前記患者からの前記生体サンプル中の前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の平均発現レベルを計算することと、
c.計算された前記平均発現レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、個々の患者における前記発現レベルと比較することと、
d.前記個々の患者が、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記平均発現レベルと比較して、より高い発現レベル又はより低い発現レベルを有するかを判定することと、
e.より高い発現レベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子を有する個々の患者からなる群から、前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
f.前記抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
を含む方法。
[25] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、XRRA1、GSTM4、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択される、上記[24]に記載の方法。
[26] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、GZMK、NKG7、及びPRF1からなる群から選択される、上記[25]に記載の方法。
[27] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、上記[24]に記載の方法。
[28] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、上記[24]に記載の方法。
[29] 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法であって、
a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベルを決定することと、
b.個々の患者における前記発現レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における平均発現レベルと比較することと、
c.前記個々の患者が、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における前記平均発現レベルと比較してより低い発現レベルを有するかを判定することと、
d.前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における前記平均発現レベルと比較してより低い発現レベルを有しない前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
e.前記抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
を含む方法。
[30] 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、XRRA1、GSTM4、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択される、上記[29]に記載の方法。
[31] 健康対照における前記平均発現レベルと比較して、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記より低い発現レベルが、前記健康対照の中央値よりも低い細胞傷害性シグネチャスコア0.4である、上記[29]に記載の方法。
[32] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、上記[31]に記載の方法。
[33] 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11.Fのアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、上記[31]に記載の方法。

Claims (30)

  1. インターロイキン-12/インターロイキン-23p40抗体(抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法で用いるための医薬組成物であって、
    前記医薬組成物は、抗IL-12/IL-23p40抗体を含み、
    前記方法は、
    a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーのレベルを決定することと、ここで、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベル及びナチュラルキラー細胞の割合からなる群から選択され、
    b.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上のインターフェロンI(IFN-I)マーカーのレベルを決定することと、ここで、前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、1つ又は2つ以上のインターフェロンI(IFN-I)誘導性遺伝子の発現レベル及びインターフェロンアルファの発現レベルからなる群から選択され、
    c.前記患者からの前記生体サンプル中の前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの平均レベルを計算することと、
    d.計算された前記平均レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーについて、個々の患者における前記レベルと比較することと、
    e.前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの計算された前記平均レベルと比較して、個々の患者が、より高いレベル又はより低いレベルを有するかを判定することと、
    f.より高いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより高いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、より高いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより低いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、並びにより低いレベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及びより低いレベルの前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーを有する個々の患者、からなる群から前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
    g.抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
    を含み、
    前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、XRRA1、GSTM4、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択され、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、BST2、CARD17、CMPK2、DDX58、DDX60、DHX58、EIF2AK2、EPSTI1、FBXO39、HERC5、HERC6、IFIT1、IFIT2、IFIT3、IRF7、LAP3、LOC100133669、OAS3、OASL、OTOF、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SAMD9L、SIGLEC1、SPATS2L、TIMM10、USP18、ISG15、IFI27、IFI44、IFI44L、及びZBP1からなる群から選択される、医薬組成物
  2. 前記肯定的な応答が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目における、全身性エリテマトーデス疾患活動性指標2000(SLEDAI-2K)スコアにおけるベースラインからの4以上の減少(SLE応答者指標-4(SRI-4応答)によって決定される、疾患活動性の有意な改善、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目までの、1以上の新しいブリティッシュ島ループス評価グループ(BILAG)Aドメインスコア又は2以上の新しいBILAG Bドメインスコアとして定義される、新しいBILAGフレアのリスクの統計的に有意な減少、皮膚エリテマトーデス疾患エリア及び重症度指標(CLASI)スコアにおけるベースラインからの50%の改善を有する患者の割合の統計的に有意な増加、及び前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目までの、ベースライン関節疾患活動性からの50%の改善によって決定される、疾患活動性の統計的に有意な改善、からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬組成物
  3. 前記肯定的な応答が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による治療の24週目における、全身性エリテマトーデス疾患活動性指標2000(SLEDAI-2K)スコアにおけるベースラインからの4以上の減少(SRI-4応答)によって決定される、疾患活動性の有意な改善を含む、請求項2に記載の医薬組成物
  4. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、GZMK、NKG7、及びPRF1からなる群から選択され、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、BST2、CMPK2、DDX58、DDX60、DHX58、EIF2AK2、EPSTI1、HERC5、IFIT1、IFIT2、IFIT3、IRF7、ISG15、LAP3、OAS3、OASL、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SAMD9L、SIGLEC1、TIMM10、USP18、及びZBP1からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬組成物
  5. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、NKG7、及びPRF1を含み、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、IFIT3及びRSAD2を含む、請求項1に記載の医薬組成物
  6. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカー及び前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーの前記レベルが、前記生体サンプル中のRNA転写物を定量化するか、又は前記生体サンプル中のタンパク質発現レベルを定量化することによって決定される、請求項1に記載の医薬組成物
  7. 前記生体サンプルが、皮膚生検、腎臓生検、全血、血清、及び尿からなる群から選択される、請求項1に記載の医薬組成物
  8. 前記生体サンプルが、全血である、請求項に記載の医薬組成物
  9. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、ナチュラルキラー細胞の前記割合を含む、請求項1に記載の医薬組成物
  10. 1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記発現レベルを含む、請求項1に記載の医薬組成物
  11. 前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記インターフェロンアルファの前記発現レベルを含む、請求項1に記載の医薬組成物
  12. 前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子の前記発現レベルを含む、請求項1に記載の医薬組成物
  13. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞マーカーが、ナチュラルキラー細胞の割合を含み、前記1つ又は2つ以上のIFN-Iマーカーが、前記インターフェロンアルファの前記発現レベルを含む、請求項1に記載の医薬組成物
  14. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1に記載の医薬組成物
  15. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項1に記載の医薬組成物
  16. 前記患者が、前記抗IL-12/IL-23p40抗体及びIFN-I阻害剤を投与することによって治療される、請求項1に記載の医薬組成物
  17. 前記IFN-I阻害剤が、抗IFNアルファ抗体、抗IFN-I受容体抗体、Toll様受容体(TLR)7、8、及び9の阻害剤、形質細胞様樹状細胞機能を枯渇させるか又は阻害する薬剤、並びにヤヌスキナーゼ1(JAK1)を阻害する薬剤からなる群から選択される、請求項16に記載の医薬組成物
  18. 前記IFN-I阻害剤が、抗IFNアルファ抗体シファリムマブ、抗IFNアルファ抗体JNJ-55920839(CNTO 6358)、及び抗IFN-I受容体抗体アニフロルマブからなる群から選択される、請求項17に記載の医薬組成物
  19. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、0週目に初回静脈内(IV)用量で投与され、続いて8週毎に(q8w)皮下(SC)用量で投与されるか、又は前記抗体が、初回皮下(SC)用量として投与され、続いて8週毎に(q8w)SC用量で投与される、請求項1~18のいずれかに記載の医薬組成物
  20. 前記初回IV用量が、6.0mg/kg±1.5mg/kgであり、前記SC用量が、90mgである、請求項19に記載の医薬組成物
  21. 前記初回IV用量が、体重が35kg以上~55kg以下の患者に対しては260mgであり、体重が55kg超~85kg以下の患者に対しては390mgであり、体重が85kg超の患者に対しては520mgである、請求項20に記載の医薬組成物
  22. 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法で用いるための医薬組成物であって、
    前記医薬組成物は、抗IL-12/IL-23p40抗体を含み、
    前記方法は、
    a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子又は1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子の発現レベルを決定することと、ここで、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、XRRA1、GSTM4、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択され、前記1つ又は2つ以上のIFN-I誘導性遺伝子が、BST2、CARD17、CMPK2、DDX58、DDX60、DHX58、EIF2AK2、EPSTI1、FBXO39、HERC5、HERC6、IFIT1、IFIT2、IFIT3、IRF7、LAP3、LOC100133669、OAS3、OASL、OTOF、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SAMD9L、SIGLEC1、SPATS2L、TIMM10、USP18、ISG15、IFI27、IFI44、IFI44L、及びZBP1からなる群から選択され、
    b.抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される個々の患者を選択することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いという前記予測が、式:
    Figure 2019220412000001
    のロジスティック回帰モデルで決定され、式中、Nは、モデルを学習するために使用される患者の数であり、xは、患者iの中心の遺伝子発現データのベクトルであり、yは、患者i(応答者/非応答者)の応答結果であり、λは、全ペナルティ重みを制御し、αは、弾性-正味ペナルティ重みを制御し、ラッソ(α=1):リッジ(α=0)を形成し、α、λは、最良のトレーニング精度に基づいてグリッドサーチを使用して最適化され、
    βo、βパラメータが決定された後、応答確率が、式:
    Figure 2019220412000002
    によって決定され、応答予測が、式:
    Figure 2019220412000003
    を使用して、0.5の閾値で決定され
    c.抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
    を含む、
    医薬組成物
  23. 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法で用いるための医薬組成物であって、
    前記医薬組成物は、抗IL-12/IL-23p40抗体を含み、
    前記方法は、
    a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベルを決定することと、
    b.前記患者からの前記生体サンプル中の前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の平均発現レベルを計算することと、
    c.計算された前記平均発現レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、個々の患者における前記発現レベルと比較することと、
    d.前記個々の患者が、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記平均発現レベルと比較して、より高い発現レベル又はより低い発現レベルを有するかを判定することと、
    e.より高い発現レベルの前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子を有する個々の患者からなる群から、前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
    f.前記抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
    を含み、ここで、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、XRRA1、GSTM4、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択される、医薬組成物
  24. 前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GZMH、GZMK、NKG7、及びPRF1からなる群から選択される、請求項23に記載の医薬組成物
  25. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項23に記載の医薬組成物
  26. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項23に記載の医薬組成物
  27. 抗IL-12/IL-23p40抗体による治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測される、活動性全身性エリテマトーデス(SLE)を有する患者を選択及び治療するための方法で用いるための医薬組成物であって、
    前記医薬組成物は、抗IL-12/IL-23p40抗体を含み、
    前記方法は、
    a.前記患者からの生体サンプル中の1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の発現レベルを決定することと、
    b.個々の患者における前記発現レベルを、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における平均発現レベルと比較することと、
    c.前記個々の患者が、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における前記平均発現レベルと比較してより低い発現レベルを有するかを判定することと、
    d.前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子について、健康対照における前記平均発現レベルと比較してより低い発現レベルを有しない前記個々の患者を選択することと、ここで、選択された前記患者が、抗IL-12/IL-23p40抗体による前記治療に対して肯定的な応答を有する可能性が高いと予測され、
    e.前記抗IL-12/IL-23p40抗体を投与することによって選択された前記患者を治療することと、ここで、前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、重鎖可変領域及び軽鎖可変領域を含み、前記重鎖可変領域が、配列番号1の相補性決定領域重鎖1(CDRH1)アミノ酸配列、配列番号2のCDRH2アミノ酸配列、及び配列番号3のCDRH3アミノ酸配列を含み、前記軽鎖可変領域が、配列番号4の相補性決定領域軽鎖1(CDRL1)アミノ酸配列、配列番号5のCDRL2アミノ酸配列、及び配列番号6のCDRL3アミノ酸配列を含み、
    を含み、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子が、FCRL6、FGFBP2、GNLY、GPR56、GZMH、GZMK、XRRA1、GSTM4、KLRC3、KLRD1、KLRG1、LOC387895、MYBL1、NKG7、PRF1、TARP、TRGC2、CXCR3、GZMA、及びTRGV2からなる群から選択される、医薬組成物
  28. 健康対照における前記平均発現レベルと比較して、前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の前記より低い発現レベルが、前記健康対照の中央値よりも低い前記1つ又は2つ以上の細胞傷害性細胞関連転写遺伝子の遺伝子セット変動分析(GSVA)濃縮スコア(ES)0.4である、請求項27に記載の医薬組成物
  29. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号7のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域及び配列番号8のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項28に記載の医薬組成物
  30. 前記抗IL-12/IL-23p40抗体が、配列番号10のアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号11アミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項28に記載の医薬組成物
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