JPWO2019215858A1 - 基地局装置及びユーザ装置 - Google Patents

基地局装置及びユーザ装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019215858A1
JPWO2019215858A1 JP2020517686A JP2020517686A JPWO2019215858A1 JP WO2019215858 A1 JPWO2019215858 A1 JP WO2019215858A1 JP 2020517686 A JP2020517686 A JP 2020517686A JP 2020517686 A JP2020517686 A JP 2020517686A JP WO2019215858 A1 JPWO2019215858 A1 JP WO2019215858A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
transmission power
station apparatus
user
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020517686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7450533B2 (ja
Inventor
高橋 秀明
秀明 高橋
大將 梅田
大將 梅田
桂 安藤
桂 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JPWO2019215858A1 publication Critical patent/JPWO2019215858A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7450533B2 publication Critical patent/JP7450533B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/143Downlink power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/367Power values between minimum and maximum limits, e.g. dynamic range
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • H04L5/001Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT the frequencies being arranged in component carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0048Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver
    • H04L5/0051Allocation of pilot signals, i.e. of signals known to the receiver of dedicated pilots, i.e. pilots destined for a single user or terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/146Uplink power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/34TPC management, i.e. sharing limited amount of power among users or channels or data types, e.g. cell loading
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/20Interfaces between hierarchically similar devices between access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

基地局装置は、ユーザ装置と通信を行う複数の基地局装置のうちの第1の基地局装置であって、前記第1の基地局装置及び前記複数の基地局装置のうちの第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第2の基地局装置に送信する送信部と、前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置から受信する受信部と、前記最大送信電力を示す情報を前記ユーザ装置に送信する設定部とを有する。

Description

本発明は、無線通信システムにおける基地局装置及びユーザ装置に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRにおいては、ミリ波を用いた無線通信が検討されており、LTE(Long Term Evolution)よりも更に高い周波数帯までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、当該伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することが検討されている(例えば非特許文献1)。
3GPP TS 38.211 V15.1.0 (2018−03)
現状のNRシステムの検討においては、ユーザ装置の最大送信電力を制御する場合、使用される周波数帯、キャリアアグリゲーション(以下、「CA」ともいう。)を適用するか否か、又はLTEを含むデュアルコネクティビティ(以下、「DC」ともいう。)を適用するか否か等の条件によっては、どのように最大送信電力が規定されるかが明確にされていない。そのため、ユーザ装置がNRシステムにおいて送信を行う場合、所望の送信電力制御が困難な場合がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、ユーザ装置が適切な送信電力制御を行うことを目的とする。
開示の技術によれば、ユーザ装置と通信を行う複数の基地局装置のうちの第1の基地局装置であって、前記第1の基地局装置及び前記複数の基地局装置のうちの第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第2の基地局装置に送信する送信部と、前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置から受信する受信部と、前記最大送信電力を示す情報を前記ユーザ装置に送信する設定部とを有する基地局装置が提供される。
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、ユーザ装置が適切な送信電力制御を行うことができる。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(2)を示す図である。 デジタルビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。 アナログビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。 ハイブリッドビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置間の通信を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態における仕様変更の例(1)である。 本発明の実施の形態における仕様変更の例(2)である。 本発明の実施の形態における送信電力制御を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態における仕様変更の例(3)である。 本発明の実施の形態における仕様変更の例(4)である。 本発明の実施の形態における基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本発明の実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR又は5G)を含む広い意味を有するものとする。
また、以下で説明する本発明の実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)、PRACH(Physical RACH)等の用語を使用している。これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。
また、本発明の実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することとしてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することであってもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することであってもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。
なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置100又はユーザ装置200において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用してもよいし、複数のアンテナパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
また、本発明の実施の形態において、無線パラメータ等が「設定される」とは、所定の値が予め設定(Pre-configure)又は規定されることであってもよいし、基地局装置100又はユーザ装置200から通知される無線パラメータが設定されることであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(1)を示す図である。図1に示されるように、本発明の実施の形態における無線通信システムは、基地局装置100及びユーザ装置200を含む。図1には、基地局装置100が2つ、ユーザ装置200が1つ示されているが、これは例であり、さらに多数であってもよい。
基地局装置100は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置200と無線通信を行う通信装置である。例えば、図1に示されるように、基地局装置100Aは、LTEセルを提供し、基地局装置100Bは、NRセルを提供する(以下、それぞれを区別しない場合「基地局装置100」という。)。基地局装置100Bは、1つ以上のNRセルを提供し、ユーザ装置200とNRによる無線通信を行う通信装置である。基地局装置100Bは、NRによる通信をユーザ装置200と行うとき、デュアルコネクテビティを用いて、基地局装置100Aと基地局装置100Bとが並行してユーザ装置200と通信してもよい。LTE及びNRを使用するデュアルコネクテビティを、EN−DC(E-UTRA NR - DC)又はMR−DC(Multi RAT - DC)ともいう。基地局装置100B及びユーザ装置200はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行ってもよい。基地局装置100Bは、NRセルにおけるキャリアアグリゲーションを用いて、ユーザ装置200と通信を行ってもよい。NRセルにおけるキャリアアグリゲーションをNR−CAともいう。基地局装置100Aは、LTEセルにおけるキャリアアグリゲーションを用いて、ユーザ装置200と通信を行ってもよい。図1においてデュアルコネクテビティ及びキャリアアグリゲーションが適用される場合、基地局装置100AはマスタeNBであってMCG(Master Cell Group)のSpCell(Special Cell)を構成し、基地局装置100BはセカンダリgNBであってSCG(Secondary Cell Group)のSpCellを構成する。
また、基地局装置100Aと基地局装置100Bとは、ノード間RRC(Radio Resource Control)メッセージ(Inter−node RRC message)を基地局装置間インタフェースを介して送受信してもよい。また、基地局装置100Bは、CU(Central Unit、集約基地局)と、DU(Distributed Unit、リモート局)とに分離される機能構成を有してもよい。
基地局装置100は、ユーザ装置200の電力制御に係る情報をユーザ装置200に送信する。電力制御に係る情報とは、例えば、DCI(Downlink Control Information)によって送信されるTPCコマンド(Transmission Power Controlコマンド)である。TPCコマンドによって、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の送信電力の絶対値又は累積される値がユーザ装置200に通知される。ユーザ装置200は、UE能力報告を基地局装置100に送信する。UE能力報告とは、例えば、送信電力に係るパワークラス(Power class、PC)である。ユーザ装置200は、いずれのパワークラスに対応するかを基地局装置100Aに報告する。ユーザ装置200は、パワークラスに応じた送信電力制御が適用されたビームフォーミングによる上りリンク送信信号を基地局装置100Bに向けて送信する。
ここで、FR1(Frequency Range 1)におけるEN−DC及びNR−CAが適用された通信に対してデフォルトパワークラスが導入されてもよい。UE能力としてパワークラスがシグナリングがされない場合、デフォルトパワークラスが使用される。したがって、デフォルトパワークラスが使用される場合、シグナリングオーバヘッドを小さくすることができる。また、FR1におけるEN−DC及びNR−CAが適用された通信に対してP−Maxが導入されてもよい。P−Maxは、あるキャリア周波数における上りリンク最大送信電力を示す。例えば、P−Maxは、最大送信電力を10dBm等に制限するユースケースにおいて使用される。
図2は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例(2)を示す図である。図2に示されるように、本発明の実施の形態における無線通信システムは、基地局装置100及びユーザ装置200を含む。図2には、基地局装置100が2つ、ユーザ装置200が1つ示されているが、これは例であり、さらに多数であってもよい。
図2に示されるように、基地局装置100A及び基地局装置100Bは、NRセルを提供する。基地局装置100は、1つ以上のNRセルを提供し、ユーザ装置200とNRによる無線通信を行う通信装置である。基地局装置100Bは、NRによる通信をユーザ装置200と行うとき、デュアルコネクテビティを用いて、基地局装置100Aと基地局装置100Bとが並行してユーザ装置200と通信してもよい。基地局装置100A、基地局装置100B及びユーザ装置200はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行ってもよい。基地局装置100は、NRセルにおけるキャリアアグリゲーションを用いて、ユーザ装置200と通信を行ってもよい。図2においてデュアルコネクテビティ及びキャリアアグリゲーションが適用される場合、基地局装置100AはマスタgNBであってMCGのSpCellを提供し、基地局装置100BはセカンダリgNBであってSCGのSpCellを提供する。
図3は、デジタルビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。ビームフォーミングを実現する方法として、図3に示されるように、送信アンテナ素子数と同じ数のDAC(Digital Analog Converter)を備えると共に、プリコーディングを行うベースバンド信号処理を送信アンテナ素子の数だけ行うデジタルビームフォーミングが検討されている。
図4は、アナログビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。アナログビームフォーミングを実現する方法として、図4に示されるように、送信信号がDACを介してアナログ信号に変換された後段において、RF(Radio Frequency)回路内の可変移相器を用いてビームフォーミングを実現するアナログビームフォーミングが検討されている。
図5は、ハイブリッドビームフォーミングを行う回路の構成例を示す図である。図5に示されるように、デジタルビームフォーミング及びアナログビームフォーミングを組み合わせることで、ビームフォーミング処理を、プリコーディングを行うベースバンド信号処理とRF回路内の可変移相器との両方で実現するハイブリッドビームフォーミングが検討されている。
図6は、本発明の実施の形態における基地局装置間の通信を説明するためのシーケンス図である。図6において、基地局装置100AはマスタeNB又はマスタgNBであり、基地局装置100BはセカンダリgNBである。基地局装置100Bが提供するセルのバンドのうち、少なくとも1つのバンドはFR1の周波数バンドに含まれる。NR−DCによって、基地局装置100A及び基地局装置100Bとユーザ装置200とは通信を行う。
ステップS11において、ノード間RRCメッセージである「CG−Config」が、基地局装置100Bから基地局装置100Aに送信される。「CG−Config」は、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力を示すP−Maxを示す情報を含む。基地局装置100Bは、「CG−Config」を基地局装置100Aに送信することで、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力に適用されるP−Maxの値の設定を要求することができる。
ステップS12において、ノード間RRCメッセージである「CG−ConfigInfo」が、基地局装置100Aから基地局装置100Bに送信される。「CG−ConfigInfo」は、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力を示すP−Maxを示す情報を含む。基地局装置100Aは、「CG−Config」を基地局装置100Bに送信することで、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力に適用されるP−Maxの値を通知することができる。なお、ステップS12において基地局装置100Aから送信される「CG−ConfigInfo」は、ステップS11において基地局装置100Bから送信される「CG−Config」に基づいたP−Maxを示す情報を含んでもよい。
なお、ノード間RRCメッセージである「CG−ConfigInfo」は、基地局装置100A又は基地局装置100BのCUからDUに送信されてもよい。
なお、ステップS11とステップS12とは独立して実行されてよく、例えば、いずれかのみが実行されてよい。また、ステップS11及びステップS12の実行される順について、いずれが先に実行されてもよい。
図7は、本発明の実施の形態における仕様変更の例(1)である。図7に示されるように、「CG−ConfigInfo」に含まれる「CG−ConfigInfo−IEs」に、情報要素「p−MaxMRDC−FR1」及び「P−Max」が含まれる。「p−MaxMRDC−FR1」は、ユーザ装置200がFR1のバンドを少なくとも1つ含むMR−DCを設定されているとき、MCG及びSCGにおける総最大送信電力を通知する。
なお、FR1のバンドが含まれずにFR2(Frequency Range 2)のバンドが含まれるEN−DCにおいては、「p−MaxMRDC−FR1」によるP−Maxは通信に適用されなくてもよい。
図8は、本発明の実施の形態における仕様変更の例(2)である。図8に示されるように、「CG−Config」に含まれる「CG−Config−IEs」に、情報要素「requestedP−MaxMRDC−FR1」及び「P−Max」が含まれる。「requestedP−MaxMRDC−FR1」は、ユーザ装置200がFR1のバンドを少なくとも1つ含むMR−DCを設定されているとき、MCG及びSCGにおける総最大送信電力を要求する。
なお、FR1のバンドが含まれずにFR2のバンドが含まれるEN−DCにおいては、「requestedP−MaxMRDC−FR1」によるP−Maxは通信に適用されなくてもよい。
図9は、本発明の実施の形態における送信電力制御を説明するためのシーケンス図である。図9において、基地局装置100は、FR1のバンドを少なくとも1つ含むNR−CAでユーザ装置200と通信を行う。
ステップS21において、ユーザ装置200は、送信電力に係るUE能力を基地局装置100に通知してもよい。送信電力に係るUE能力は、例えば、FR1におけるパワークラス、FR2におけるパワークラス、FR1におけるEN−DCのパワークラス、FR1におけるNR−CAのパワークラス等が含まれる。なお、通知される送信電力に係るUE能力は、デフォルトパワークラス以外のパワークラスのみが含まれてもよい。
ステップS22において、送信電力制御に係る情報が基地局装置100からユーザ装置200に送信される。送信電力制御に係る情報は、例えば、TPCコマンド、最大送信電力を決定するためのパラメータ等が含まれる。最大送信電力を決定するためのパラメータは、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力を示すP−Maxが含まれてもよい。
ステップS23において、ユーザ装置200は、ステップS22で受信した電力制御に係る情報に基づいて、送信電力制御を行う。例えば、ユーザ装置200は、受信した電力制御に係る情報からP_Maxを取得して、P_CMAXを算出してもよいし、受信した電力制御に係る情報からTPCコマンドを取得して、送信電力制御を行ってもよい。P_CMAXとは、設定された最大送信電力(configured transmitted power)を示す。
ここで、NR−CA時のP_CMAXを以下のように規定する。下記のP−EMAXは、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力を示すP−Maxに対応する。
FR1におけるコンポーネントキャリア数が2以上である場合、
P_CMAX,NR−CA=min{NR−CA用パワークラス,NR−CA用P−EMAX}
FR1におけるコンポーネントキャリア数が1以下である場合、
P_CMAX,NR−CA=min{non−CA用パワークラス,non−CA用P−EMAX}
上記のように、EN−DC又はMR−DCにおけるP_CMAXを算出するときのP_CMAX,NR−CAは、EN−DCのバンドコンビネーションに含まれるNRのFR1のコンポーネントキャリア数に基づいて算出される。NR−CA用P−Maxと、non−CA用P−Maxとは、独立して設定可能であって、異なる値が設定されてもよい。NR−CA用パワークラスと、non−CA用パワークラスとは、独立して設定可能であって、異なる値が設定されてもよい。なお、non−CAとは、キャリアアグリゲーションを行わないことを示す。
図10は、本発明の実施の形態における仕様変更の例(3)である。図10に示される数式で、EN−DCにおける設定された最大送信電力PCMAX(p,q)が規定される。pはLTEのサブフレームを示し、qはNRのスロットを示し、時間領域でサブフレームpとスロットqとはオーバラップする。
EN−DCにおけるPCMAX(p,q)は、PCMAX_L(p,q)で下限が規定され、PCMAX_H(p,q)で上限が規定される。リニアスケールで表記されるpCMAX_L,C,E−UTRA(p)はE−UTRAにおける下限を示し、リニアスケールで表記されるpCMAX_H,C,E−UTRA(p)はE−UTRAにおける上限を示す。リニアスケールで表記されるpCMAX_L,C,NR(q)は、NRにおける下限を示し、リニアスケールで表記されるpCMAX_H,C,NR(q)は、NRにおける上限を示す。PCMAX_L,C,NR(q)及びPCMAX_H,C,NR(q)は、図11にて規定を説明する。
PowerClass,EN−DCは、EN−DCにおけるバンドコンビネーションごとに規定されるパワークラスである。ΔPPowerClass,EN−DCは、PPowerClass,EN−DCとデフォルトパワークラスであるPPowerClass Default,EN−DCとの差分を示し、PEMAX,EN−DCに対応するP−Maxが通知されていない場合又は通知されたP−Maxの最大送信電力がデフォルトパワークラス以下である場合に適用され、それ以外の場合ΔPPowerClass,EN−DCは、0dBとする。
図11は、本発明の実施の形態における仕様変更の例(4)である。図11に示される数式で、設定された最大送信電力PCMAX_L,C,NR(q)及びPCMAX_H,C,NR(q)が規定される。
第1にFR1のCC数が2以上の場合を説明する。PCMAX_L,F,Cは、下限を示し、PCMAX_H,F,Cは、上限を示す。PPowerClass,NR CAは、NR−CAにおけるバンドコンビネーションごとに定義されたパワークラスである。ΔPPowerClass,NR CAは、所定の補正値である。ΔTIB,cは、追加されるトレランスを示す。ΔTC,cは、所定の補正値である。MPR、A−MPR、P−MPRは、いずれも最大電力削減値(maximum power reduction)を示し、MPRは変調方式及びバンド幅等によって規定される。PEMAX,NR CAは、P−Maxに対応する。
第2にFR1のCC数が1以下の場合を説明する。PCMAX_L,F,Cは、下限を示し、PCMAX_H,F,Cは、上限を示す。PPowerClassは、NRにおけるバンドごとに定義されたパワークラスである。ΔPPowerClassは、所定の補正値である。ΔTIB,cは、追加されるトレランスを示す。ΔTC,cは、所定の補正値である。MPR、A−MPR、P−MPRは、いずれも最大電力削減値を示す。PEMAX,cは、P−Maxに対応する。
なお、LTEのCAにおいても、P_CMAXを以下のように規定する。下記のP−EMAXは、ユーザ装置200の上りリンク最大送信電力を示すP−Maxに対応する。P−Maxは、ネットワークがユーザ装置200に個別に通知してもよい。
LTEにおけるコンポーネントキャリア数が2以上である場合、
P_CMAX,NR−CA=min{LTE−CA用パワークラス,LTE−CA用P−EMAX}
LTEにおけるコンポーネントキャリア数が1以下である場合、
P_CMAX,NR−CA=min{non−CA用パワークラス,non−CA用P−EMAX}
上記のように、LTE−CAにおいて、P_CMAX,LTE−CAは、LTEのバンドコンビネーションに含まれるコンポーネントキャリア数に基づいて算出する。LTE−CA用P−Maxと、non−CA用P−Maxとは、独立して設定可能であって、異なる値が設定されてもよい。LTE−CA用パワークラスと、non−CA用パワークラスとは、独立して設定可能であって、異なる値が設定されてもよい。
上述の実施例において、基地局装置100及びユーザ装置200は、NR−CAにおける設定された最大送信電力を算出することができる。さらに、基地局装置100及びユーザ装置200は、EN−DCにおける設定された最大送信電力を算出することができる。また、基地局装置100は、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間で、P−Maxを通知又は要求することができる。
すなわち、無線通信システムにおいて、ユーザ装置が適切な送信電力制御を行うことができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置100及びユーザ装置200の機能構成例を説明する。基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、少なくとも実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
図12は、基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。図12に示されるように、基地局装置100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、電力設定部140とを有する。図12に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置200に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置200から送信されたNR−PUSCHを含む各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、受信部120は、ユーザ装置200から受信したPT−RSに基づいて、NR−PUSCHを復調する。また、送信部110は、ユーザ装置200へNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、NR−PDCCH又はNR−PDSCH等を送信する機能を有する。また、送信部110は、ユーザ装置200に各種の参照信号、例えば、DM−RSを送信する。また、送信部110は、他の基地局装置100にノード間RRCメッセージを送信し、受信部120は、他の基地局装置100からノード間RRCメッセージを受信する。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置200に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、ユーザ装置200の送信電力制御に関する情報等である。
電力設定部140は、実施例において説明したように、電力制御に係る情報を他の基地局装置100に送信し、他の基地局装置100から受信した電力制御に係る情報の処理を行う。また、電力設定部140は、電力制御に係る情報を基地局装置100からユーザ装置200に送信する。なお、電力設定部140におけるユーザ装置200への送信に係る機能部を送信部110に含めてもよいし、電力設定部140におけるユーザ装置200からの受信に係る機能部を受信部120に含めてもよい。
図13は、ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。図13に示されるように、ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、電力制御部240とを有する。図13に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。また、送信部210は、基地局装置100に各種の参照信号を含む信号、例えば、PT−RS及び当該PT−RSに対応するNR−PUSCHを送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置100から送信されるNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、NR−PDCCH又はNR−PDSCH等を受信する機能を有する。また、送信部210は、基地局装置100に上りリンク信号を送信し、受信部220は、基地局装置100から各種の参照信号、例えば、DM−RS、PT−RS等を受信する。設定情報管理部230は、受信部220により基地局装置100から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、ユーザ装置200の送信電力制御に関する情報等である。
電力制御部240は、実施例において説明したように、送信電力に係るUE能力を基地局装置100に送信する。また、電力制御部240は、基地局装置100から受信した電力制御に係る情報に基づいて、送信電力制御を行う。なお、電力制御部240における基地局装置100への送信に係る機能部を送信部210に含めてもよいし、電力制御部240における基地局装置100からの受信に係る機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図12及び図13)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図14は、本発明の実施の形態に係る基地局装置100又はユーザ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図12に示した基地局装置100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、電力設定部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図13に示したユーザ装置200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、電力制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置と通信を行う複数の基地局装置のうちの第1の基地局装置であって、前記第1の基地局装置及び前記複数の基地局装置のうちの第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第2の基地局装置に送信する送信部と、前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置から受信する受信部と、前記最大送信電力を示す情報を前記ユーザ装置に送信する設定部とを有する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間で、P−Maxを通知又は要求することができる。すなわち、無線通信システムにおいて、ユーザ装置が適切な送信電力制御を行うことができる。
前記第1の基地局装置はマスタ基地局であって、前記第2の基地局装置はセカンダリ基地局であって、前記第2の基地局装置は1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信してもよい。当該構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、EN−DCにおける設定された最大送信電力を算出することができる。
前記第2の基地局装置はマスタ基地局であって、前記第1の基地局装置はセカンダリ基地局であって、前記第1の基地局装置は1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信する場合、前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置に送信してもよい。当該構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、P−Maxを要求し、EN−DCにおける設定された最大送信電力を算出することができる。
前記1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルは、NRのセルであって、少なくともひとつのセルが、所定の周波数帯域に含まれてもよい。当該構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、NR−CAを適用するEN−DCにおける設定された最大送信電力を算出することができる。
前記第2の基地局装置がキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信する場合の前記最大送信電力と、前記第2の基地局装置が1のセルを介して通信する場合の前記最大送信電力とは、独立して設定されてもよい。当該構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、NR−CAを適用するEN−DCにおける設定された最大送信電力の算出において、NR−CA時とnon−CA時とで、適切な最大送信電力パラメータを適用することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、第1の基地局装置及び第2の基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第1の基地局装置から受信する受信部と、前記最大送信電力を示す情報に基づいて送信電力制御を行う制御部と、前記送信電力制御に基づいて前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100及びユーザ装置200は、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間で、P−Maxを通知又は要求することができる。すなわち、無線通信システムにおいて、ユーザ装置が適切な送信電力制御を行うことができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置100及びユーザ装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置100によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置100を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置200との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置100及び/又は基地局装置100以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置100以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置100は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、電力制御部240は、制御部の一例である。電力設定部140は、設定部の一例である。P−Maxは、最大送信電力を示す情報の一例である。FR1は、所定の周波数帯域の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 基地局装置
200 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 電力設定部
200 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 電力制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. ユーザ装置と通信を行う複数の基地局装置のうちの第1の基地局装置であって、
    前記第1の基地局装置及び前記複数の基地局装置のうちの第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第2の基地局装置に送信する送信部と、
    前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置から受信する受信部と、
    前記最大送信電力を示す情報を前記ユーザ装置に送信する設定部とを有する基地局装置。
  2. 前記第1の基地局装置はマスタ基地局であって、前記第2の基地局装置はセカンダリ基地局であって、前記第2の基地局装置は1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信する請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記第2の基地局装置はマスタ基地局であって、前記第1の基地局装置はセカンダリ基地局であって、前記第1の基地局装置は1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信する場合、前記最大送信電力を設定する要求を示す情報を前記第2の基地局装置に送信する請求項1記載の基地局装置。
  4. 前記1又はキャリアアグリゲーションによる複数のセルは、NRのセルであって、少なくともひとつのセルが、所定の周波数帯域に含まれる請求項2記載の基地局装置。
  5. 前記第2の基地局装置がキャリアアグリゲーションによる複数のセルを介して前記ユーザ装置と通信する場合の前記最大送信電力と、前記第2の基地局装置が1のセルを介して前記ユーザ装置と通信する場合の前記最大送信電力とは、独立して設定される請求項2記載の基地局装置。
  6. 第1の基地局装置及び第2の基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、
    前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置に対する前記ユーザ装置の最大送信電力を示す情報を前記第1の基地局装置から受信する受信部と、
    前記最大送信電力を示す情報に基づいて送信電力制御を行う制御部と、
    前記送信電力制御に基づいて前記第1の基地局装置及び前記第2の基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置。
JP2020517686A 2018-05-09 2018-05-09 基地局装置、通信方法及び無線通信システム Active JP7450533B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/018007 WO2019215858A1 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 基地局装置及びユーザ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019215858A1 true JPWO2019215858A1 (ja) 2021-05-13
JP7450533B2 JP7450533B2 (ja) 2024-03-15

Family

ID=68467334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020517686A Active JP7450533B2 (ja) 2018-05-09 2018-05-09 基地局装置、通信方法及び無線通信システム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20210176711A1 (ja)
EP (1) EP3793273A4 (ja)
JP (1) JP7450533B2 (ja)
CN (1) CN112088552A (ja)
BR (1) BR112020022376A2 (ja)
CA (1) CA3098558C (ja)
WO (1) WO2019215858A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11924769B2 (en) 2021-03-31 2024-03-05 Nokia Technologies Oy Exploitation of transmitter (TX) power for each band dual up-link (UL) carrier aggregation (CA)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015186824A1 (ja) * 2014-06-05 2015-12-10 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置および方法
US20160112966A1 (en) * 2013-05-10 2016-04-21 Pantech Inc. Method and apparatus for establishing and signaling maximum transmission power in wireless communication system

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101990779B (zh) * 2009-11-12 2015-04-01 高通股份有限公司 用于在td-scdma切换的过程中在上行链路同步化中校正功率的方法和装置
WO2012130310A1 (en) * 2011-03-31 2012-10-04 Nokia Siemens Networks Oy Method for calculating a transmit power for a user equipment
KR102156886B1 (ko) * 2012-09-25 2020-09-17 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 복수의 셀을 이용하는 방법 및 장치
EP2835925B1 (en) * 2013-08-09 2018-08-08 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Efficient Status Reporting for UEs in dual connectivity during mobility
US10085265B2 (en) * 2014-01-30 2018-09-25 Qualcomm Incorporated Uplink transmit power allocation and power headroom reporting by a user equipment in a multi-connectivity environment
JP5866420B1 (ja) * 2014-09-25 2016-02-17 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、基地局、及び上り送信電力報告方法
KR101791046B1 (ko) * 2016-03-30 2017-11-20 가천대학교 산학협력단 밀리미터파 백홀에 기반한 이종 네트워크에서 이중 접속을 수행하기 위한 방법 및 장치
JP6759695B2 (ja) * 2016-05-11 2020-09-23 ソニー株式会社 端末装置、基地局装置、通信方法、及びプログラム
JP2016195413A (ja) * 2016-06-20 2016-11-17 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
JP2018026629A (ja) * 2016-08-08 2018-02-15 株式会社Nttドコモ ユーザ装置及び上り信号送信方法
US11026186B2 (en) * 2017-10-27 2021-06-01 Qualcomm Incorporated Power control for concurrent reception
CN110167123B (zh) * 2018-02-14 2021-06-15 华为技术有限公司 一种功率控制方法及装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160112966A1 (en) * 2013-05-10 2016-04-21 Pantech Inc. Method and apparatus for establishing and signaling maximum transmission power in wireless communication system
WO2015186824A1 (ja) * 2014-06-05 2015-12-10 シャープ株式会社 端末装置、基地局装置および方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
NTT DOCOMO, INC.: "EN-DC power class in FR1[online]", 3GPP TSG RAN WG4 #86BIS R4-1804363, JPN6021051560, 6 April 2018 (2018-04-06), ISSN: 0004834691 *
QUALCOMM INCORPORATED: "Configured output power for FR1 EN-DC operation[online]", 3GPP TSG RAN WG4 #86 R4-1801948, JPN6021051558, 19 February 2018 (2018-02-19), ISSN: 0004834693 *
RAN4: "LS on power class for FR1 EN-DC and NR CA[online]", 3GPP TSG RAN WG4 #86BIS R4-1805929, JPN6021051559, 24 April 2018 (2018-04-24), ISSN: 0004834692 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019215858A1 (ja) 2019-11-14
US20210176711A1 (en) 2021-06-10
JP7450533B2 (ja) 2024-03-15
EP3793273A1 (en) 2021-03-17
BR112020022376A2 (pt) 2021-02-02
CN112088552A (zh) 2020-12-15
CA3098558A1 (en) 2019-11-14
CA3098558C (en) 2023-06-13
EP3793273A4 (en) 2021-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7128263B2 (ja) 端末、基地局装置、及び通信方法
JPWO2019107151A1 (ja) ユーザ装置
JP7128820B2 (ja) 端末及び通信方法
JP6971389B2 (ja) 端末及び基地局
JP2019097044A (ja) ユーザ装置
JP7263533B2 (ja) 端末、通信方法、及び無線通信システム
WO2019159301A1 (ja) ユーザ装置
JP7450533B2 (ja) 基地局装置、通信方法及び無線通信システム
JP2019097043A (ja) ユーザ装置及び基地局装置
JPWO2020039511A1 (ja) ユーザ装置及び送信電力制御方法
JP7149324B2 (ja) 端末及び基地局装置
JP2019097042A (ja) ユーザ装置及び基地局装置
RU2795049C1 (ru) Терминал и способ связи
OA19815A (en) User equipment and base station apparatus.
WO2019211913A1 (ja) ユーザ装置及び基地局装置
US11463926B2 (en) User equipment and base station apparatus
WO2020059097A1 (ja) ユーザ装置及び送信電力制御方法
JP2019129387A (ja) ユーザ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201012

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230328

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230328

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230404

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230411

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20230609

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7450533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150