JPWO2019186883A1 - 通行監視システムおよびrfタグ - Google Patents

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Abstract

本発明の通行監視システムは、利用者が携帯し、固有のタグ識別情報を有するRFタグと、第1レーン及び第2レーンの通行レーンを設けられた通路の通行方向に並べられ、固有のリーダライタ識別情報を有する2個以上であるN個のリーダライタと、前記RFタグが前記リーダライタから受信した質問電波の受信強度を測定する受信強度測定部と、所定のレーン判定期間の間に前記RFタグが受信した前記質問電波毎の、前記タグ識別情報、前記リーダライタ識別情報、及び、前記受信強度に基づいて、前記利用者が前記第1レーンにいるか又はいないか、及び、前記利用者が前記第2レーンにいるか又はいないかを判定するレーン判定部と、所定の蛇行判定期間の間に前記利用者が前記第1レーン及び前記第2レーンの一方から他方へ移動したレーン移動回数が蛇行閾値以上の場合に前記利用者が前記通路を蛇行して通行したと判定する蛇行判定部と、を備える。

Description

この発明は通行監視システム及びRFタグに関するものである。
従来の移動検知システムは、親機と、前記親機との間で電波信号を送受信する子機と、を備え、前記子機の移動を検知する移動検知システムであって、前記親機は、前記子機との間で送受信される電波信号の強度レベルの変化に基づいて、前記子機の移動を判定する子機移動判定手段を含み、また前記親機に関連して、前記親機と前記子機との間で送受信される電波信号を弱める又は遮断するための電波信号遮断手段が設けられ、前記子機が第1エリアに位置するときには、前記親機と前記子機との間における電波信号の送受信が可能であり、前記子機が前記第1エリアに隣接する第2エリアに位置するときには、前記親機と前記子機との間で送受信される電波信号は、前記電波信号遮断手段によって弱められ又は遮断され、前記親機と前記子機との間で送受信される電波信号の強度レベルの低下が第1所定レベルよりも大きくなると、前記親機の前記子機移動判定手段は、前記子機が前記第1エリアから前記第2エリアに移動したと判定し、前記親機と前記子機との間で送受信される電波信号の強度レベルの上昇が第2所定レベルよりも大きくなると、前記親機の前記子機移動判定手段は、前記子機が前記第2エリアから前記第1エリアに移動したと判定することを特徴とする(例えば、特許文献1参照)。
上記した移動検知システムでは、親機と子機との間で送受信される電波信号を弱める(又は遮断する)ための電波信号遮断手段が設けられ、子機が第1エリアに位置するときには、親機と子機との間における電波信号の送受信が可能であり、子機が第1エリアに隣接する第2エリアに位置するときには、親機と子機との間で送受信される電波信号は、電波信号遮断手段によって弱められる(又は遮断される)。これにより、子機が第1エリアから第2エリアに(又は第2エリアから第1エリアに)移動すると、電波信号の強度レベルの低下が第1所定レベルよりも大きくなり(又は強度レベルの上昇が第2所定レベルよりも大きくなり)、親機によって電波信号の強度レベルの変化を確実に検知することができる。従って、子機が検知エリアと非検知エリアとの間を移動するのを精度良く検知することができる。
次に、従来の行動検知装置は、少なくとも1つの撮像装置と、対象者の顔情報および危険行動に関する属性情報を対応付けて記憶する記憶部と、前記撮像装置により撮像された画像から顔画像を検出し、前記記憶部に記憶された顔情報と照合して前記対象者を特定する顔照合部と、前記撮像装置により撮像された画像から前記対象者の行動の特徴を検出する行動特徴検出部と、前記顔照合部によって特定された対象者と対応付けて前記記憶部に記憶されている属性情報と、前記行動特徴検出部が検出した行動の特徴とを比較して、前記対象者が危険行動を行ったことを検出
する危険行動検出部とを備えたことを特徴とし、ゲートにおける対象者の顔の位置の時系列データから、ゲートの底面に表示された左側線及右側線の横断回数、すなわちジグザグ歩行を対象者の行動の特徴量として検出する(例えば、特許文献2参照)。
上記した行動検知装置では、対象者の危険行動だけを検知できるので、通常の行動が職員へ報知の対象とされることがない。さらに、事件や事故の予兆となる対象者の危険行動を検知できるので、事件や事故が発生する前の段階で対象者の危険行動を職員へ提示することができる。このため、施設に必要な人的コストを低減しつつ、施設における事件及び事故の発生リスクを低減することが可能になる。
特開2013−7598号公報 特開2011−34357号公報
しかしながら、上記した移動検知システムでは、親機の検知エリアが限られているため、親機の検知エリアよりも長い通路において、子機が通路を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できない。
また、上記した行動検知装置では、撮像装置が高価であり、また、ジグザグ歩行を検知するためにゲートの底面に左側線及び右側線を表示する必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、利用者が通路を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できる通行管理システムを得ることを目的とする。
本発明に係る通行監視システムは、利用者が携帯し、固有のタグ識別情報を有するRFタグと、第1レーン及び第2レーンの通行レーンを設けられた通路の通行方向に並べられ、固有のリーダライタ識別情報を有する2個以上であるN個のリーダライタと、前記RFタグが前記リーダライタから受信した質問電波の受信強度を測定する受信強度測定部と、前記RFタグが受信した前記質問電波毎の、前記質問電波を送信した前記リーダライタの前記リーダライタ識別情報、前記質問電波を受信した前記RFタグの前記タグ識別情報、及び、前記質問電波の前記受信強度に基づいて、前記利用者が前記第1レーンにいるか又はいないか、及び、前記利用者が前記第2レーンにいるか又はいないかを判定するレーン判定部と、前記利用者が前記第1レーン及び前記第2レーンの一方から他方へ移動したレーン移動回数に基づいて、前記利用者が前記通路を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定する蛇行判定部と、を備えた通行監視システムである。
本発明に係る通行管理装置によれば、通路の通行方向に並べられた複数のリーダライタから送信されて利用者が携帯するRFタグが受信した電波の強度を測定することにより、利用者が通路を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できる。
本発明の実施の形態1による通行管理装置の概略図である。 本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態1による通行管理装置のブロック図である。 本発明の実施の形態1による通行管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による通行管理装置の概略図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置のブロック図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。 本発明の実施の形態3によるRFタグを適用した通行管理装置のブロック図である。 本発明の実施の形態3によるRFタグを適用した通行管理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の通行管理装置及びRFタグの好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による通行管理装置の概略図である。
図1に示すように、通行管理装置1は、RFタグ100とリーダライタ200と上位装置300とを備え、RFタグ100を携帯する利用者10が、複数のリーダライタ200が通行方向に並べられた通路20を通行する際に、リーダライタ200から送信されてRFタグ100が受信した電波の強度に基づいて、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを上位装置300が判定する通行管理装置である。
ここで、例えば、利用者10は精神疾患患者、認知症患者のように徘徊する者であり、管理者11は看護師、介護福祉士のように利用者10を管理する者であり、通路20は病院、老人介護施設のような施設において利用者10が通行する通路である。
なお、上記に述べたRFタグは、ICタグ又はRFIDタグと称されることもあるが、以下の説明では、RFタグという用語を用いる。
また、上記に述べたリーダライタは、RFタグからデータを読出す機能(リーダ機能)、および、RFタグへのデータを書込む機能(ライタ機能)の両方が備わっていることは必須ではなく、少なくとも一方の機能のみが備わっているものであってもよい。
次に、通行管理装置1において、通路20に設けられる2つの通行レーン、及び、通路20を通行する利用者10の蛇行の判定について、図2及び図3を用いて説明する。
図2及び図3は、本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。図2は、利用者10の最寄りのリーダライタ200の3つの検知範囲である第1検知範囲21、第2検知範囲22、及び、第3検知範囲23を示す。図3は、通路20の2つの通行レーンである第1レーン24、及び、第2レーン25を示す。
リーダライタ200は、通路20の一側に通行方向に並べられて設置され、2つの検知閾値を有する。2つの検知閾値は、第1検知閾値、及び、第1検知閾値以下の値である第2検知閾値である。
リーダライタ200が送信してRFタグ100が受信した電波の強度が第1検知閾値以上である範囲を第1検知範囲21、第1検知閾値未満且つ第2検知閾値以上である範囲を第2検知範囲22、及び、第2検知閾値未満である範囲を第3検知範囲23とする。言い換えると、リーダライタ200は、第1検知閾値及び第2検知閾値により、3つの検知範囲である第1検知範囲21、第2検知範囲22、及び、第3検知範囲23を設けられる。図2は、利用者10が最寄りのリーダライタ200の第1検知範囲21にいる場合を示す。
そして、すべてのリーダライタ200の第1検知範囲21を合せた範囲を第1レーン24、及び、すべてのリーダライタ200の第3検知範囲23を合せた範囲からすべてのリーダライタ200の第1検知範囲21及び第2検知範囲22を除いた範囲を第2レーン25とする。言い換えると、通路20は、すべてのリーダライタ200の第1検知範囲21、第2検知範囲22、及び、第3検知範囲23により、2つの通行レーンである第1レーン24及び第2レーン25を設けられる。図3は、利用者10が第1レーン24にいる場合を示す。
つまり、通路20は、2つの検知閾値である第1検知閾値及び第2検知閾値により、2つの通行レーンである第1レーン24及び第2レーン25を設けられる。
そして、通路20にRFタグ100を携帯する利用者10がいる際に、リーダライタ200から送信されてRFタグ100が受信した1つ以上の電波の強度が第1検知閾値以上の場合に利用者10は第1レーン24にいると判定し、また、リーダライタ200から送信されてRFタグ100が受信したすべての電波の強度が第2検知閾値未満の場合に利用者10は第2レーン25にいると判定する。
さらに、通路20を利用者10が通行する際に、利用者10がいる通行レーンが経時的に変化し、利用者10が第1レーン24及び第2レーン25の一方から他方に移動した回数であるレーン移動回数が蛇行閾値以上の場合に、利用者10が通路20を蛇行して通行したと判定し、レーン移動回数が蛇行閾値未満の場合に、利用者10が通路20を蛇行せずに通行したと判定する。図3において、利用者10の通行経路のレーン移動回数は4回である。このとき、蛇行閾値が4以下であれば、利用者10は通路20を蛇行して通行したと判定し、蛇行閾値が4よりも大きければ、利用者10は通路20を蛇行せずに通行したと判定する。
次に、通行管理装置1のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1による通行管理装置のブロック図である。図4に示す通り、通行管理装置1は、RFタグ100、リーダライタ200、及び、上位装置300を備える。以下で、RFタグ100、リーダライタ200、及び、上位装置300を順に説明する。
RFタグ100は、記憶部110、通信部120、及び、受信強度測定部130を有する。記憶部110は、固有のタグ識別情報を記憶する。通信部120は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。受信強度測定部130は、受信した電波の強度である受信強度を測定する。
リーダライタ200は、記憶部210、第1通信部220、受信強度比較部230、及び、第2通信部240を有する。記憶部210は、固有のリーダライタ識別情報と第1検知閾値と第2検知閾値とを記憶する。第1通信部220は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。受信強度比較部230は、受信強度測定部130が測定した受信強度と記憶部210が記憶する第1検知閾値及び第2検知閾値とを比較する。第2通信部240は、データを通信信号に変調して上位装置300へ送信する。第2通信部240から上位装置300への通信信号の送信は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
上位装置300は、通信部310、記憶部320、レーン判定部330、移動回数計数部340、蛇行判定部350、及び、報知部360を有する。通信部310は、リーダライタ200から受信した通信信号をデータに復調する。記憶部320は、タグ識別情報と利用者10の利用者識別情報と蛇行閾値とを関連付けた利用者設定情報と、通信部310がリーダライタ200から受信した後述する検知情報とを記憶する。レーン判定部330は、利用者10が第1レーン24にいるか又はいないか、及び、利用者10が第2レーン25にいるか又はいないかを判定する。移動回数計数部340は、利用者10が第1レーン24及び第2レーン25の一方から他方へ移動した回数であるレーン移動回数を計数する。蛇行判定部350は、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定する。報知部360は、蛇行判定部350が、利用者10が通路20を蛇行して通行したと判定した際に報知する。
次に、通行管理装置1が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する流れについて、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態1による通行管理装置の動作を示すフローチャートである。以下で、通行管理装置1が備えるRFタグ100、リーダライタ200、及び、上位装置300の動作を順に説明する。
まずは、RFタグ100の動作を順に説明する。利用者10が携帯するRFタグ100はリーダライタ200の通信可能範囲に入るとリーダライタ200から送信されてリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を通信部120が受信する(図5のS101)。通信部120が受信した質問電波の受信強度を受信強度測定部130が測定する(図5のS102)。通信部120が質問電波を受信した時刻である受信時刻と、受信強度測定部130が測定した質問電波の受信強度と、通信部120が受信した質問電波に含まれるリーダライタ識別情報と、記憶部110が記憶するタグ識別情報とが関連付けられた応答情報を含む電波である応答電波を通信部120が送信する(図5のS103)。
次に、リーダライタ200の動作を順に説明する。記憶部210が記憶するリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を第1通信部220が送信する(図5のS201)。記憶部210に記憶したリーダライタ識別情報と同じリーダライタ識別情報を含む応答電波を第1通信部220が受信すると受信強度比較部230が比較を開始する(図5のS202)。第1通信部220が受信した応答電波に含まれる受信強度が記憶部210が記憶する第1検知閾値以上であるか否か、及び、記憶部210が記憶する第2検知閾値未満であるか否かを受信強度比較部230が比較する(図5のS203)。第1通信部220が受信した応答電波に含まれたタグ識別情報、受信時刻、及び、受信強度と、記憶部210が記憶するリーダライタ識別情報と、受信強度比較部230が比較した結果とが関連付けられた検知情報を含む検知信号を第2通信部240が上位装置300に送信する(図5のS204)。
最後に、上位装置300の動作を順に説明する。リーダライタ200が送信した検知信号を通信部310が受信する(図5のS301)。通信部310が受信した検知信号に含まれる検知情報を記憶部320が記憶する。後述するレーン判定期間が経過する毎にレーン判定部330が判定を開始する(図5のS302)。記憶部320が記憶する検知情報のうち、利用者10が携帯するRFタグ100のタグ識別情報、及び、後述するレーン判定期間に該当する受信時刻を含む検知情報において、1つ以上の受信強度が第1検知閾値以上の場合に利用者10が第1レーン24にいるとレーン判定部330が判定し、また、すべての受信強度が第2検知閾値未満の場合に利用者10が第2レーン25にいるとレーン判定部330が判定する(図5のS303)。レーン判定部330により利用者10が通行レーンにいると判定された場合、今回において判定された通行レーンが前回において判定された通行レーンと違う場合に、移動回数計数部340が利用者10のレーン移動回数に1を加算して計数する(図5のS304)。移動回数計数部340が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部320が記憶する利用者10の蛇行閾値以上の場合に利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部350が判定し、移動回数計数部340が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部320が記憶する利用者10の蛇行閾値未満の場合に利用者10が通路20を蛇行せずに通行したと蛇行判定部350が判定する(図5のS305)。利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部350が判定した際に、報知部360が報知する(図5のS306)。後述する蛇行判定期間が経過するまで、レーン移動回数を計数して蛇行の判定を続け(図5のS307)、後述する蛇行判定期間が経過する毎にレーン移動回数を初期化する(図5のS308)。
前述のように通行管理装置1が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する。
ここで、レーン判定期間、及び、蛇行判定期間について説明する。
レーン判定期間とは、すべてのリーダライタ200が質問電波を送信し、RFタグ100が受信したすべての質問電波に対して応答電波を送信し、応答電波を受信したすべてのリーダライタ200が検知信号を送信し、上位装置300が受信したすべての検知信号に基づいて、レーン判定部330が判定するまでに必要十分な時間である。
蛇行判定期間とは、少なくとも、レーン判定期間と、レーン判定部330が判定してから蛇行判定部350が判定するまでに必要十分な時間とを加算した時間に、蛇行閾値に1を加算した値を乗算して求めた時間である。また、レーン判定期間の間にすべてのリーダライタ200がRFタグ100から応答電波を受信しなくなると蛇行判定期間を終了し、いずれかのリーダライタ200がRFタグ100から応答電波を受信すると蛇行判定期間を開始してもよい。
本発明の実施の形態1による通行管理装置によれば、通路20の一側に通行方向に並べられた複数のリーダライタ200から送信されて利用者10が携帯するRFタグ100が受信した電波の強度を測定することにより、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できる。
また、利用者10が通路20を蛇行して通行したことを、上位装置300が報知することにより、管理者11に報知することができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による通行管理装置の概略図である。
図6に示すように、通行管理装置2は、RFタグ100とリーダライタ400と上位装置500とを備え、RFタグ100を携帯する利用者10が、複数のリーダライタ400が通行方向に並べられた通路20を通行する際に、リーダライタ400から送信されてRFタグ100が受信した電波の強度に基づいて、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを上位装置500が判定する通行管理装置である。
実施の形態1では、リーダライタ200が通路20の一側に通行方向に並べられて設置されるが、実施の形態2では、リーダライタ400が通路20の一側及び他側に通行方向に並べられて設置される。
次に、通行管理装置2において通路20に設けられる2つの通行レーン、及び、通路20を通行する利用者10の蛇行の判定について、図7及び図8を用いて説明する。
図7及び図8は、本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。図7は、利用者10の最寄りのリーダライタ400の1つの検知範囲である第1検知範囲26を示す。図8は、通路20の2つの通行レーンである第1レーン27、及び、第2レーン28を示す。ここで、通路20の一側に並べられたリーダライタ400を第1リーダライタ400a、通路20の他側に並べられたリーダライタ400を第2リーダライタ400bとする。
リーダライタ400は、1つの検知閾値を有する。1つの検知閾値は、第1検知閾値である。
リーダライタ400が送信してRFタグ100が受信した電波の強度が第1検知閾値以上である範囲を第1検知範囲26とする。言い換えると、リーダライタ400は、第1検知閾値により、1つの検知範囲である第1検知範囲26を設けられる。図7は、利用者10が最寄りのリーダライタ400の第1検知範囲26にいる場合を示す。
そして、すべての第1リーダライタ400aの第1検知範囲26を合せた範囲からすべての第2リーダライタ400bの第1検知範囲26を除いた範囲を第1レーン27、及び、すべての第2リーダライタ400bの第1検知範囲26を合せた範囲からすべての第1リーダライタ400aの第1検知範囲26を除いた範囲を第2レーン28とする。言い換えると、通路20は、すべての第1リーダライタ400aの第1検知範囲26、及び、すべての第2リーダライタ400bの第1検知範囲26により、2つの通行レーンである第1レーン27及び第2レーン28を設けられる。図8は、利用者10が第1レーン27にいる場合を示す。
つまり、通路20は、1つの検知閾値である第1検知閾値により、2つの通行レーンである第1レーン27及び第2レーン28を設けられる。
そして、通路20にRFタグ100を携帯する利用者10がいる際に、第1リーダライタ400aから送信されてRFタグ100が受信した1つ以上の電波の強度が第1検知閾値以上、且つ、第2リーダライタ400bから送信されてRFタグ100が受信したすべての電波の強度が第1検知閾値未満の場合に利用者10は第1レーン27にいると判定し、また、第1リーダライタ400aから送信されてRFタグ100が受信したすべての電波の強度が第1検知閾値未満、且つ、第2リーダライタ400bから送信されてRFタグ100が受信した1つ以上の電波の強度が第1検知閾値以上の場合に利用者10は第2レーン28にいると判定する。
さらに、通路20を利用者10が通行する際に、利用者10がいる通行レーンが経時的に変化し、利用者10が第1レーン27及び第2レーン28の一方から他方に移動した回数であるレーン移動回数が蛇行閾値以上の場合に、利用者10が通路20を蛇行して通行したと判定し、レーン移動回数が蛇行閾値未満の場合に、利用者10が通路20を蛇行せずに通行したと判定する。図8において、利用者10の通行経路のレーン移動回数は4回である。このとき、蛇行閾値が4以下であれば、利用者10は通路20を蛇行して通行したと判定し、蛇行閾値が4よりも大きければ、利用者10は通路20を蛇行せずに通行したと判定する。
次に、通行管理装置2のハードウェア構成について、図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態2による通行管理装置のブロック図である。図9に示す通り、通行管理装置2は、RFタグ100、リーダライタ400、及び、上位装置500を備える。以下で、RFタグ100、リーダライタ400、及び、上位装置500を順に説明する。
RFタグ100は、記憶部110、通信部120、及び、受信強度測定部130を有する。記憶部110は、固有のタグ識別情報を記憶する。通信部120は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。受信強度測定部130は、受信した電波の強度である受信強度を測定する。
リーダライタ400は、記憶部410、第1通信部420、受信強度比較部430、及び、第2通信部440を有する。記憶部410は、固有のリーダライタ識別情報と第1検知閾値とを記憶する。第1通信部420は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。受信強度比較部430は、受信強度測定部130が測定した受信強度と記憶部410が記憶する第1検知閾値とを比較する。第2通信部440は、データを通信信号に変調して上位装置500へ送信する。第2通信部440から上位装置500への通信信号の送信は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
上位装置500は、通信部510、記憶部520、レーン判定部530、移動回数計数部540、蛇行判定部550、及び、報知部560を有する。通信部510は、リーダライタ400から受信した通信信号をデータに復調する。記憶部520は、タグ識別情報と利用者10の利用者識別情報と蛇行閾値とを関連付けた利用者設定情報と、通信部510がリーダライタ400から受信した後述する検知情報とを記憶する。レーン判定部530は、利用者10が第1レーン27にいるか又はいないか、及び、利用者10が第2レーン28にいるか又はいないかを判定する。移動回数計数部540は、利用者10が第1レーン27及び第2レーン28の一方から他方へ移動した回数であるレーン移動回数を計数する。蛇行判定部550は、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定する。報知部560は、蛇行判定部550が、利用者10が通路20を蛇行して通行したと判定した際に報知する。
次に、通行管理装置2が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する流れについて、図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態2による通行管理装置の動作を示すフローチャートである。以下で、通行管理装置2が備えるRFタグ100、リーダライタ400、及び、上位装置500の動作を順に説明する。
まずは、RFタグ100の動作を順に説明する。利用者10が携帯するRFタグ100はリーダライタ400の通信可能範囲に入るとリーダライタ400から送信されてリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を通信部120が受信する(図10のS111)。通信部120が受信した質問電波の受信強度を受信強度測定部130が測定する(図10のS112)。通信部120が質問電波を受信した時刻である受信時刻と、受信強度測定部130が測定した質問電波の受信強度と、通信部120が受信した質問電波に含まれるリーダライタ識別情報と、記憶部110が記憶するタグ識別情報とが関連付けられた応答情報を含む電波である応答電波を通信部120が送信する(図10のS113)。
次に、リーダライタ400の動作を順に説明する。記憶部410が記憶するリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を第1通信部420が送信する(図10のS401)。記憶部410に記憶したリーダライタ識別情報と同じリーダライタ識別情報を含む応答電波を第1通信部420が受信すると受信強度比較部430が比較を開始する(図10のS402)。第1通信部420が受信した応答電波に含まれる受信強度が記憶部410が記憶する第1検知閾値以上であるか否かを受信強度比較部430が比較する(図10のS403)。第1通信部420が受信した応答電波に含まれたタグ識別情報、受信時刻、及び、受信強度と、記憶部410が記憶するリーダライタ識別情報と、受信強度比較部430が比較した結果とが関連付けられた検知情報を含む検知信号を第2通信部440が上位装置500に送信する(図10のS404)。
最後に、上位装置500の動作を順に説明する。リーダライタ400が送信した検知信号を通信部510が受信する(図10のS501)。通信部510が受信した検知信号に含まれる検知情報を記憶部520が記憶する。後述するレーン判定期間が経過する毎にレーン判定部530が判定を開始する(図10のS502)。記憶部520が記憶する検知情報のうち、利用者10が携帯するRFタグ100のタグ識別情報、及び、後述するレーン判定期間に該当する受信時刻を含む検知情報において、リーダライタ400aのリーダライタ識別情報が関連付けられた1つ以上の受信強度が第1検知閾値以上の場合、且つ、リーダライタ400bのリーダライタ識別情報が関連付けられたすべての受信強度が第1検知閾値未満の場合に利用者10が第1レーン27にいるとレーン判定部530が判定し、また、リーダライタ400aのリーダライタ識別情報が関連付けられたすべての受信強度が第1検知閾値未満の場合、且つ、リーダライタ400bのリーダライタ識別情報が関連付けられたすべての受信強度が第1検知閾値以上の場合に利用者10が第2レーン28にいるとレーン判定部530が判定する(図10のS503)。レーン判定部530により利用者10が通行レーンにいると判定された場合、今回において判定された通行レーンが前回において判定された通行レーンと違う場合に、移動回数計数部540が利用者10のレーン移動回数に1を加算して計数する(図10のS504)。移動回数計数部540が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部520が記憶する利用者10の蛇行閾値以上の場合に利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部550が判定し、移動回数計数部540が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部520が記憶する利用者10の蛇行閾値未満の場合に利用者10が通路20を蛇行せずに通行したと蛇行判定部550が判定する(図10のS505)。利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部550が判定した際に、報知部560が報知する(図10のS506)。後述する蛇行判定期間が経過するまで、レーン移動回数を計数して蛇行の判定を続け(図10のS507)、後述する蛇行判定期間が経過する毎にレーン移動回数を初期化する(図10のS508)。
前述のように通行管理装置2が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する。
ここで、レーン判定期間、及び、蛇行判定期間について説明する。
レーン判定期間とは、すべてのリーダライタ400が質問電波を送信し、RFタグ100が受信したすべての質問電波に対して応答電波を送信し、応答電波を受信したすべてのリーダライタ400が検知信号を送信し、上位装置500が受信したすべての検知信号に基づいて、レーン判定部530が判定するまでに必要十分な時間である。
蛇行判定期間とは、少なくとも、レーン判定期間と、レーン判定部530が判定してから蛇行判定部550が判定するまでに必要十分な時間とを加算した時間に、蛇行閾値に1を加算した値を乗算して求めた時間である。また、レーン判定期間に間にすべてのリーダライタ400がRFタグ100から応答電波を受信しなくなると蛇行判定期間を終了し、いずれかのリーダライタ400がRFタグ100から応答電波を受信すると蛇行判定期間を開始してもよい。
本発明の実施の形態2による通行管理装置によれば、通路20の一側及び他側に通行方向に並べられた複数のリーダライタ400から送信されて利用者10が携帯するRFタグ100が受信した電波の強度を測定することにより、実施の形態1と同様に、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できる。
また、利用者10が通路20を蛇行して通行したことを、上位装置300が報知することにより、実施の形態1と同様に、管理者11に報知することができる。
なお、本発明の実施の形態2による通行管理装置によれば、RFタグ100を携帯する利用者10が第1レーン27にいることを第1リーダライタ400aが検知し、RFタグ100を携帯する利用者10が第2レーン28にいることを第2リーダライタ400bが検知するので、通路20の幅が広ほど、実施の形態1による通行管理装置よりも蛇行の判定に適している。
ここで、実施の形態1及び実施の形態2において、RFダグ100が受信強度測定部130を有して質問電波の受信強度を測定したが、リーダライタ200又はリーダライタ400が受信強度測定部を有して応答電波の受信強度を測定してもよい。この場合、リーダライタ200又はリーダライタ400が質問電波を送信してから受信強度を判定するまでの時間を短くできる。
また、実施の形態1及び実施の形態2において、リーダライタ200又はリーダライタ400は、リーダライタ識別情報と検知閾値とを記憶し、それぞれのリーダライタ200又はリーダライタ400に対して個々に検知閾値を設定できるので、幅が一定ではない通路20において、通路20の幅に合わせた通行レーンを設定できる。
例えば、通行管理装置1を、幅が一定ではない通路20に適用した場合を図11及び図12に示す。図11及び図12は、本発明の実施の形態1による通行管理装置を適用した通路の平面図である。
図11において、通路20の幅が広い部分に設置されたリーダライタ200に対して、通路20の幅が狭い部分に設置されたリーダライタ200の第1検知閾値及び第2検知閾値を大きくすることで、通路20の幅が広い部分に設置されたリーダライタ200に対して、通路20の幅が狭い部分に設置されたリーダライタ200の第1検知範囲21、第2検知範囲22、及び、第3検知範囲23を小さくできる。これにより、図12において、通路20の幅が狭い部分及び通路20の幅が広い部分において、第1レーン及び第2レーンの割合を均等にすることができるので、利用者10の蛇行を精度よく検知することができる。
また、実施の形態1及び実施の形態2において、それぞれのリーダライタ200又はリーダライタ400に対して個々に検知閾値を設定できるので、リーダライタ200又はリーダライタ400の検知範囲を容易に設定することができる。
例えば、通行管理装置1において、第1検知範囲21を設定する際に、第1検知範囲21を設定するリーダライタ200又はリーダライタ400から送信された電波強度を、第1検知範囲21と第2検知範囲22の境界としたい位置で測定し、測定した電波強度を第1検知閾値として設定することで第1検知範囲21を容易に設定することができる。同様に、第2検知範囲22及び第3検知範囲23を設定する際に、第2検知範囲22及び第3検知範囲23を設定するリーダライタ200又はリーダライタ400から送信された電波強度を、第2検知範囲22と第3検知範囲23の境界としたい位置で測定し、測定した電波強度を第2検知閾値として設定することで第2検知範囲22及び第3検知範囲23を容易に設定することができる。
また、実施の形態1及び実施の形態2において、上位装置300又は上位装置500は、タグ識別情報、利用者識別情報、及び、蛇行判定値を関連付けて記憶し、利用者10に対して個々に蛇行判定値を設定できるので、例えば、管理者11、施設の警備員、施設の清掃員がRFタグ100を携帯する場合において、管理者11、施設の警備員、施設の清掃員に対して蛇行閾値を大きくすることにより、通常の作業に伴う蛇行を報知しないようにできる。
なお、実施の形態1及び実施の形態2において、質問電波及び応答電波にリーダライタ識別情報が含まれる必要は無く、それぞれのリーダライタ200又はリーダライタ400は自身が送信した質問電波の受信強度を含む応答電波を受信できればよい。この場合、例えば、それぞれのリーダライタ200又はリーダライタ400が時間分割で電波を送信及び受信することで、それぞれのリーダライタ200又はリーダライタ400は自身が送信した質問電波の受信強度を含む応答電波を受信できる。
また、実施の形態1において、リーダライタ200及びリーダライタ400は通路20に設置されたが、リーダライタ200及びリーダライタ400は、通路20の壁、天井、床だけでなく、通路20に質問電波を送信でき、且つ、通路20にいる利用者10が携帯するRFタグ100が送信した応答電波を受信できるように設置されればよい。
また、実施の形態1において、リーダライタ200は通路20の一側に並べられ、そして、実施の形態2において、リーダライタ200は通路20の一側及び他側に並べられたが、リーダライタ200及びリーダライタ400は、通路20に何列に並べられてもよく、通路20の全長に及んで質問電波を送信でき、且つ、通路20にいる利用者10が携帯するRFタグ100が送信した応答電波を受信できるように並べられればよい。
また、実施の形態2において、リーダライタ400aの第1検知範囲とリーダライタ400bの第1検知範囲が離れている場合を示したが、リーダライタ400aの第1検知範囲とリーダライタ400bの第1検知範囲が重っていてもよい。この場合の通路20の平面図を図13及び図14に示す。図13及び図14は、本発明の実施の形態2による通行管理装置を適用した通路の平面図である。図13は、利用者10の最寄りのリーダライタ400の1つの検知範囲である第1検知範囲26を示す。図14は、通路20の2つの通行レーンである第1通行レーン27、及び、第2通行レーン28を示す。
この場合でも、実施の形態2と同じく、第1レーン27は、すべての第1リーダライタ400aの第1検知範囲26を合せた範囲からすべての第2リーダライタ400bの第1検知範囲26を除いた範囲であり、また、第2レーン28は、すべての第2リーダライタ400bの第1検知範囲26を合せた範囲からすべての第1リーダライタ400aの第1検知範囲26を除いた範囲である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3によるRFタグについて図を用いて説明する。
図15は、本発明の実施の形態3によるRFタグを適用した通行管理装置のブロック図である。
図15において、通行管理装置3は、RFタグ600とリーダライタ700とを備え、RFタグ600を携帯する利用者10が、複数のリーダライタ700が通行方向に並べられた通路20を通行する際に、リーダライタ700から送信されてRFタグ100が受信した電波の強度に基づいて、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかをRFタグ600が判定する通行管理装置である。通行管理装置3が備えるRFタグ600及びリーダライタ700について、順に説明する。
なお、通行管理装置3において、通路20に設けられる2つの通行レーン、及び、通路20を通行する利用者10の蛇行の判定については、実施の形態1及び実施の形態2と同じであるので、説明を省略する。実施の形態1及び実施の形態2のように、リーダライタ700が送信してRFタグ600が受信した質問電波の受信強度と検知閾値とに基づいて、通路20に2つの通行レーンが設けられ、利用者10が2つの通行レーンのそれぞれにいるか又はいないかを判定する。
RFタグ600は、通信部610、受信強度測定部620、受信強度比較部630、記憶部640、レーン判定部650、移動回数計数部660、蛇行判定部670、及び、報知部680を有する。通信部610は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。受信強度測定部620は、受信した電波の強度である受信強度を測定する。受信強度比較部630は、受信強度測定部620が測定した受信強度と記憶部640が記憶する検知閾値とを比較する。記憶部640は、固有のリーダライタ識別情報と検知閾値とを関連付けたリーダライタ設定情報、通信部610が受信した後述する質問電波に含まれるリーダライタ識別情報と通信部610が後述する質問電波を受信した時刻である受信時刻と受信強度測定部620が測定した後述する質問電波の受信強度と受信強度比較部630が比較した結果とが関連付けられた検知情報、及び、蛇行閾値を記憶する。レーン判定部650は、利用者10が2つの通行レーンのそれぞれにいるか又はいないかを判定する。移動回数計数部660は、利用者10が2つの通行レーンの一方から他方へ移動した回数であるレーン移動回数を計数する。蛇行判定部670は、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定する。報知部680は、蛇行判定部670が、利用者10が通路20を蛇行して通行したと判定した際に報知する。
リーダライタ700は、記憶部710、及び、通信部720を有する。記憶部710は、固有のリーダライタ識別情報を記憶する。通信部720は、データを通信信号に変調して電波で送信し、また、電波で受信した通信信号をデータに復調する。
次に、通行管理装置3が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する流れについて、図16を用いて説明する。図16は、本発明の実施の形態3によるRFタグを適用した通行管理装置の動作を示すフローチャートである。以下で、通行管理装置3が備えるRFタグ600、リーダライタ700の動作を順に説明する。
まずは、RFタグ600の動作を順に説明する。利用者10が携帯するRFタグ600はリーダライタ700の通信可能範囲に入るとリーダライタ700から送信されてリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を通信部610が受信する(図16のS601)。通信部610が受信した質問電波の受信強度を受信強度測定部620が測定する(図16のS602)。受信強度測定部620が測定した受信強度と記憶部640が記憶する検知閾値とを受信強度比較部630が比較する(図16のS603)。後述するレーン判定期間が経過する毎にレーン判定部650が判定を開始する(図16のS604)。記憶部640が記憶する検知情報のうち、後述するレーン判定期間に該当する受信時刻を含む検知情報において、利用者10が2つの通行レーンのそれぞれにいるか又はいないかをレーン判定部650が判定する(図16のS605)。レーン判定部650により利用者10が通行レーンにいると判定された場合、今回において判定された通行レーンが前回において判定された通行レーンと違う場合に、移動回数計数部660が利用者10のレーン移動回数に1を加算して計数する(図16のS606)。移動回数計数部660が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部640が記憶する蛇行閾値以上の場合に利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部670が判定し、移動回数計数部660が計数した利用者10のレーン移動回数が、記憶部640が記憶する蛇行閾値未満の場合に利用者10が通路20を蛇行せずに通行したと蛇行判定部670が判定する(図16のS607)。利用者10が通路20を蛇行して通行したと蛇行判定部670が判定した際に、報知部680が報知する(図16のS608)。後述する蛇行判定期間が経過するまで、レーン移動回数を計数して蛇行の判定を続け(図16のS609)、後述する蛇行判定期間が経過する毎にレーン移動回数を初期化する(図16のS610)。
次に、リーダライタ700の動作を説明する。記憶部710が記憶するリーダライタ識別情報を含む電波である質問電波を通信部720が送信する(図16のS701)。
前述のように通行管理装置3において、RFタグ600が通路20を通行する利用者10の蛇行を判定する。
ここで、レーン判定期間、及び、蛇行判定期間について説明する。
レーン判定期間とは、すべてのリーダライタ700が質問電波を送信し、RFタグ600が受信したすべての質問電波に基づいて、レーン判定部650が判定するまでに必要十分な時間である。
蛇行判定期間とは、少なくとも、レーン判定期間と、レーン判定部650が判定してから蛇行判定部670が判定するまでに必要十分な時間とを加算した時間に、蛇行閾値に1を加算した値を乗算して求めた時間である。また、レーン判定期間に間にRFタグ600がすべてのリーダライタ700がから質問電波を受信しなくなると蛇行判定期間を終了し、RFタグ600がいずれかのリーダライタ700から質問電波を受信すると蛇行判定期間を開始してもよい。
本発明の実施の形態3によるRFタグによれば、通路20の通行方向に並べられた複数のリーダライタ700から送信されて受信した質問電波の受信強度を測定することにより、利用者10が通路20を蛇行して通行したか、又は、蛇行せずに通行したかを判定できる。
また、利用者10が通路20を蛇行して通行したことを、RFタグ600が報知することにより、利用者10及び利用者10の周囲にいる者に報知することができる。
また、RFタグ600がリーダライタ700が送信した質問電波を受信して利用者10の蛇行を検知及び報知するので、既存の通行管理システムへ容易に適用することができる。
また、RFタグ600は、リーダライタ識別情報と検知閾値とを関連付けて記憶し、それぞれのリーダライタ700に対して個々に検知閾値を設定できるので、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、幅が一定ではない通路20において、通路20の幅に合わせた通行レーンを設定できる。
また、RFタグ600は、それぞれのリーダライタ700に対して個々に検知閾値を設定できるので、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、リーダライタ700の検知範囲を容易に設定することができる。
また、RFタグ600は蛇行判定値を記憶し、複数のRFタグ600に対して個々に蛇行判定値を設定できるので、例えば、管理者11、施設の警備員、施設の清掃員がRFタグ600を携帯する場合において、管理者11、施設の警備員、施設の清掃員に対して蛇行閾値を大きくすることにより、通常の作業に伴う蛇行を報知しないようにできる。
1 通行管理装置、2 通行管理装置、3 通行管理装置、10 利用者、11 管理者、20 通路、21 第1検知範囲、22 第2検知範囲、23 第3検知範囲、24 第1レーン、25 第2レーン、26 第1検知範囲、27 第1レーン、28 第2レーン、100 RFタグ、110 記憶部、120 通信部、130 受信強度測定部、200 リーダライタ、210 記憶部、220 第1通信部、230 受信強度比較部、240 第2通信部、300 上位装置、310 通信部、320 記憶部、330 レーン判定部、340 移動回数計数部、 350 蛇行判定部、360 報知部、400 リーダライタ、400a 第1リーダライタ、400b 第2リーダライタ、410 記憶部、420 第1通信部、430 受信強度比較部、440 第2通信部、500 上位装置、510 通信部、520 記憶部、530 レーン判定部、540 移動回数計数部、 550 蛇行判定部、560 報知部、600 RFタグ、610 通信部、620受信強度測定部、630 受信強度比較部、640 記憶部、650 レーン判定部、660 移動回数計数部、670 蛇行判定部、680 報知部、700 リーダライタ、710 記憶部、720通信部。

Claims (7)

  1. 利用者が携帯し、固有のタグ識別情報を有するRFタグと、
    第1レーン及び第2レーンの通行レーンを設けられた通路の通行方向に並べられ、固有のリーダライタ識別情報を有する2個以上であるN個のリーダライタと、
    前記RFタグが前記リーダライタから受信した質問電波の受信強度を測定する受信強度測定部と、
    所定のレーン判定期間の間に前記RFタグが受信した前記質問電波毎の、前記質問電波を受信した前記RFタグの前記タグ識別情報、前記質問電波を送信した前記リーダライタの前記リーダライタ識別情報、及び、前記質問電波の前記受信強度に基づいて、前記利用者が前記第1レーンにいるか又はいないか、及び、前記利用者が前記第2レーンにいるか又はいないかを判定するレーン判定部と、
    所定の蛇行判定期間の間に前記利用者が前記第1レーン及び前記第2レーンの一方から他方へ移動したレーン移動回数が蛇行閾値以上の場合に前記利用者が前記通路を蛇行して通行したと判定し、また、前記レーン移動回数が前記蛇行閾値未満の場合に前記利用者が前記通路を蛇行せずに通行したと判定する蛇行判定部と、
    を備えたことを特徴とする通行監視システム。
  2. 前記リーダライタは、2つの検知閾値である第1検知閾値及び前記第1検知閾値以下の値である第2検知閾値を有し、送信した前記質問電波の前記受信強度が前記第1検知閾値以上となる第1検知範囲と、前記第1検知閾値未満且つ第2検知閾値以上となる第2検知範囲と、前記第2検知閾値未満となる第3検知範囲とを設けられ、
    前記第1レーンは、すべての前記リーダライタの前記第1検知範囲を合せた範囲であり、
    前記第2レーンは、すべての前記リーダライタの前記第3検知範囲を合せた範囲から、すべての前記リーダライタの前記第1検知範囲及び第2検知範囲を除いた範囲であり、
    前記レーン判定部は、前記リーダライタが送信した前記質問電波のうちの1つ以上の前記受信強度が前記第1検知閾値以上の場合に前記利用者が前記第1レーンにいると判定し、また、前記リーダライタが送信した前記質問電波のうちのすべての前記受信強度が前記第2検知閾値未満の場合に前記利用者が前記第2レーンにいると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行監視システム。
  3. 前記リーダライタは、1つの検知閾値である第1検知閾値を有し、送信した前記質問電波の前記受信強度が前記第1検知閾値以上となる第1検知範囲を設けられ、
    N個の前記リーダライタは、N個未満であるM個の第1リーダライタと(N−M)個の第2リーダライタから成り、
    前記第1レーンは、すべての前記第1リーダライタの前記第1検知範囲を合せた範囲から、すべての前記第2リーダライタの前記第1検知範囲を除いた範囲であり、
    前記第2レーンは、すべての前記第2リーダライタの前記第1検知範囲を合せた範囲から、すべての前記第1リーダライタの前記第1検知範囲を除いた範囲であり、
    前記レーン判定部は、前記第1リーダライタが送信した前記質問電波のうちの1つ以上の前記受信強度が前記第1検知閾値以上、且つ、前記第2リーダライタが送信した前記質問電波のうちのすべての前記受信強度が前記第1検知閾値未満である場合に前記利用者が前記第1レーンにいると判定し、また、前記第1リーダライタが送信した前記質問電波のうちのすべての前記受信強度が前記第1検知閾値未満、且つ、前記第2リーダライタが送信した前記質問電波のうちの1つ以上の前記受信強度が前記第1検知閾値以上である場合に前記利用者が前記第2レーンにいると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通行監視システム。
  4. 前記検知閾値は、前記リーダライタ識別情報に関連付けて個別に設定され、
    前記レーン判定部は、前記質問電波の前記受信強度と、前記質問電波を送信した前記リーダライタの前記リーダライタ識別情報に関連付けられた前記検知閾値とを比較する、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の通行監視システム。
  5. 前記蛇行閾値は、前記RFタグ識別情報に関連付けて個別に設定され、
    前記蛇行判定部は、前記レーン移動回数と、前記RFタグの前記タグ識別情報に関連付けられた前記蛇行閾値とを比較して判定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の通行監視システム。
  6. 前記利用者が前記通路を蛇行して通行したと前記蛇行判定部が判定した際に報知する報知部、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の通行監視システム。
  7. 利用者が携帯し、固有のタグ識別情報を有するRFタグであって、
    第1レーン及び第2レーンの通行レーンを設けられた通路の通行方向に並べられ、固有のリーダライタ識別情報を有する2個以上であるN個のリーダライタから受信した質問電波の受信強度を測定する受信強度測定部と、
    所定のレーン判定期間の間に前記RFタグが受信した前記質問電波毎の、前記質問電波を送信した前記リーダライタの前記リーダライタ識別情報、及び、前記質問電波の前記受信強度、に基づいて前記利用者が前記第1レーンにいるか又はいないか、及び、前記第2レーンにいるか又はいないかを判定するレーン判定部と、
    所定の蛇行判定期間の間に前記利用者が前記第1レーン及び前記第2レーンの一方から他方へ移動したレーン移動回数が蛇行閾値以上の場合に前記利用者が前記通路を蛇行して通行したと判定し、また、前記レーン移動回数が前記蛇行閾値未満の場合に前記利用者が前記通路を蛇行せずに通行したと判定する蛇行判定部と、
    前記利用者が前記通路を蛇行して通行したと前記蛇行判定部が判定した際に報知する報知部と、
    を備えたことを特徴とするRFタグ。
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