JPWO2019171917A1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処すること。情報処理装置であって、第1ロボットから情報を取得する取得部を備えた。情報処理装置は、取得した情報を分析する分析部を備えた。情報処理装置は、分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定部を備えた。情報処理装置は、決定部の決定に基づいて、第2ロボットに対して、作業内容を指示する指示部を備えた。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、サービスフロー実行中のロボットに突発的な異常が発生した場合、ロボットの保有能力などを条件として、そのサービスフローを引き継げるサービスフロー提供中でないロボットを検索し、サービスフローの引き継ぎを行う技術が開示されている。特許文献2には、サービス実施中のロボットの位置が、サービス切り替え位置を基準として定まる所定の範囲以内である場合に、サービス実施中でないロボットの中からサービス引き継ぎロボットを選択する技術が開示されている。
特開2007−249801号公報 特開2007−245317号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
第1ロボットから情報を取得する取得部と、
取得した情報を分析する分析部と、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定部と、
前記決定部の決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示部と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理方法は、
第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
取得した情報を分析する分析ステップと、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理プログラムは、
第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
取得した情報を分析する分析ステップと、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の備えるロボット性能テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第9実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第9実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第9実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第9実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第9実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第10実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第10実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第10実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第10実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第10実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第11実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第11実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第11実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第11実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第11実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第12実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示す図である。 本発明の第12実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第12実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。 本発明の第12実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第12実施形態に係る情報処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第13実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、ロボットから取得した情報を分析して連携すべきロボットを決定する装置である。
図1に示すように、情報処理装置100は、取得部101と分析部102と決定部103と指示部104とを含む。取得部101は、第1ロボットから情報を取得する。分析部102は、取得した情報を分析する。決定部103は、分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する。指示部104は、決定部103の決定に基づいて、第2ロボットに対して、作業内容を指示する。
本実施形態によれば、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2乃至図6を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置200による処理の一例を示す図である。
図2に示したように、例えば、店頭に並べる商品をバックヤード211から店舗210内(店舗内)の所定の陳列棚まで搬送して陳列する機能を有する搬送ロボット201が、店舗210内で商品の搬送作業を行っているとする。
店舗210内で作業を行っている搬送ロボット201は、店舗210内の移動や店舗210内での作業のために、カメラで周辺の画像を撮像している。また、搬送ロボット201は、カメラで撮像した周辺画像を画像情報として情報処理装置200に送信する。情報処理装置200は、店舗210内で作業している搬送ロボット201から画像情報を受信し、取得する。
情報処理装置200は、取得した画像情報を解析して、解析結果から店舗210内で発生した問題を検出する。ここでは、情報処理装置200は、床が汚れていることを検出する。また、床の汚れを検出した情報処理装置200は、床の汚れが店舗210のどの位置にあるのかに関する位置情報を検知する。また、情報処理装置200は、床の汚れを取り除くために必要な作業内容を決定する。
そして、情報処理装置200は、店舗210内で作業をしている搬送ロボット201により、その汚れをきれいにすることができるか否かを判定する。つまり、情報処理装置200は、店舗210内で発生した床の汚れという問題を搬送ロボット201で解決することができるか否かを判定する。
搬送ロボット201は、床の汚れを取り除くことができないので、情報処理装置200は、搬送ロボット201では床の汚れを取り除けないと判定する。情報処理装置200は、床の汚れを取り除くことができるロボットとして、清掃ロボット202を選択する。
情報処理装置200は、選択した清掃ロボット202に対して、作業内容を指示する。情報処理装置200が指示する作業内容としては、例えば、床が液体等で汚れている場合には、床を拭いて液体を取り除くという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた清掃ロボット202が、店舗210内に出動し、汚れを取り除く。
なお、情報処理装置200が選択または指示する清掃ロボット202は、バックヤード211に待機している清掃ロボット202には限定されず、店舗210内で作業中や移動中の清掃ロボット202であってもよい。このように、情報処理装置200は、搬送ロボット201と清掃ロボット202とを連携させて、搬送ロボット201などの外部に発生した問題を解決する。
情報処理装置200が清掃ロボット202を選択する場合、例えば、汚れの位置からの近さや、清掃ロボットの202の能力、作業中か否か、汚れの程度などの情報を総合的に勘案して、選択するが、勘案する情報はこれらには限定されない。
また、例えば、床にゴミ等が落ちている場合には、情報処理装置200は、ゴミ等を拾うことができる清掃ロボットや、掃き掃除ができる清掃ロボットなどを選択し、これらの清掃ロボットに対して作業内容を指示して、ゴミを拾わせたり、ゴミを回収させたりする。
なお、図2に示した搬送ロボット201は、台車203部分を他のロボットと共通化している。つまり、本実施形態においては、所定機能を有するロボット部分と台車203とを組み合わせて1つのロボットとしている。台車203は、所定機能を有するロボットを移動させるためのパーツとして用いられている。また、例えば、搬送ロボット201はカメラを有しているが、このカメラは、ロボット側に設けられても、台車203側に設けられていてもよい。台車203側にカメラを設ければ、各々のロボットでカメラを共有することもできる。また、あらかじめ台車203に相当する移動用パーツを有するロボットを用いてもよい。以下で説明するその他の機能を有するロボットも同様とする。さらに、上記説明では1台の清掃ロボット202が出動する例で説明したが、出動するロボットの数は1台には限られず、複数台であってもよく、以下で説明する他の機能を有するロボットでも同様とする。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置200の構成を示すブロック図である。情報処理装置200は、取得部301と、分析部302と、決定部303と、指示部304と、を備える。さらに、決定部303は、判定部331を有する。
取得部301は、例えば、店舗210内で作業をしたり、移動をしたりしているロボットから画像情報を取得する。取得する画像情報は、各ロボットに設けられたカメラが撮像した画像に関する情報である。店舗210内で作業などを実行するロボットは、自走式ロボットなどであり、店舗210内を自由に動きまわることができる。自走式ロボットは、カメラで撮像した画像や障害物検知センサで検知した検知結果などを用いて、周囲の状況を把握して移動することができるロボットである。このように、自走式ロボットは、作業が必要な場所まで自ら移動し、所定作業を実行する。なお、取得部301は、画像情報の他に、ロボットを識別するための識別情報や、ロボットの位置を示す位置情報などを合わせて取得してもよい。また、ロボットの位置情報は、取得した画像情報から検出してもよい。
分析部302は、取得した画像情報を解析して、店舗210内で発生した問題を検知する。分析部302は、画像情報に基づいて、床の汚れやゴミなどの店舗210内で発生した問題を検知する。床の汚れか否かの判断は、例えば、店舗210内の同じ位置の過去の画像情報と現在の画像情報とを比較することにより行う。
過去の画像情報と現在の画像情報とでは、床の色が異なる場合などには、分析部302は、床が汚れていると判断する。また、店舗210内に落ちているゴミも過去の画像情報と現在の画像情報とを比較することにより行う。過去の画像情報には存在しなかった物体が、現在の画像情報では存在している場合などには、分析部302は、ゴミが落ちていると判断する。なお、分析部302により、床の汚れやゴミなどを判断することができない場合には、取得した画像情報をオペレータなどに送信し、オペレータに判断させてもよい。
決定部303は、分析部302による分析結果から、店舗210内で発生した問題を解決するために、情報処理装置200に画像情報を送信したロボットと連携すべきロボットを決定する。決定部303は、連携すべきロボットの決定の際、つまり、店舗210内で発生した問題を解決するためのロボットの決定の際、画像情報を送信したロボットにより問題が解決できるか否かを判定部331に判定させる。
判定部331は、分析部302で検出した、店舗210内で発生した問題が画像情報を情報処理装置200に送信したロボットにより解決することができるか否かを判定する。判定部331は、例えば、画像情報送信したロボットの性能などに基づいて、店舗210内で発生した問題を解決できるか否かの判定を行う。
そして、決定部303は、情報処理装置200に画像情報を送信したロボットが、判定部331により店舗210内で発生した問題を解決できないと判定された場合、その問題を解決することができるロボットを選択する。決定部303は、ロボットの性能などに基づいて、問題を解決することができるロボットを選択する。
検知した問題が床の汚れであれば、決定部303は、床の汚れを拭きとる清掃機能を有する清掃ロボット202を選択する。また、検知した問題がゴミであれば、決定部303は、ゴミを拾うことができる清掃機能を有する清掃ロボット221を選択する。
指示部304は、決定部303により選択されたロボットに対して、問題を解決するための作業内容を指示する。床が汚れている場合には、指示部304は、清掃ロボット202に対して、汚れを拭く作業、床を掃く作業などの清掃方法を指示する。また、ゴミが落ちている場合には、指示部304は、清掃ロボット221に対して、ゴミを拾う作業などの清掃方法を指示する。
図4Aは、本実施形態に係る情報処理装置の備えるロボット性能テーブル401の一例を示す図である。ロボット性能テーブル401は、ロボットID(Identifier)411に関連付けて、状態412、位置413および性能414を記憶する。ロボットID411は、ロボットを識別するための識別子である。状態412は、ロボットの現在の状態(作業、待機、メンテナンスなど)を示す。位置413は、ロボットの現在位置である。性能414は、ロボットが保有している性能や機能などに関する情報である。そして、情報処理装置200は、ロボット性能テーブル401を参照して、例えば、店舗210内で発生した問題を解決するためのロボットの選択などを行う。
図4Bは、本実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブル402の一例を示す図である。問題解決テーブル402は、問題421に関連付けて選択ロボット422、指示作業423およびサーバ処理424を記憶する。問題421は、店舗210内で発生する問題を示す。選択ロボット422は、発生した問題に対して、選択すべきロボットの一例を示す。指示作業423は、選択されたロボットに対して、指示する作業内容の一例を示す。サーバ処理424は、情報処理装置200において行われる処理の一例を示す。そして、情報処理装置200は、問題解決テーブル402を参照して、例えば、店舗210内で発生した問題の解決にあたる。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、ネットワークインタフェース530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、ネットワークインタフェース530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送はネットワークインタフェース530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。画像情報541は、例えば、店舗210内で作業中または移動中のロボットにより撮像された画像であり、そのロボットから取得した画像に関する情報である。ロボット情報542は、ロボットの状態や性能、機能、位置などに関する情報である。発生問題543は、店舗210内で発生した問題である。選択ロボット544は、発生した問題を解決するために選択されたロボットである。指示内容545は、選択されたロボットに対して指示する作業内容である。これらのデータは、例えば、ロボット性能テーブル401および問題解決テーブル402から展開される。
入出力データ546は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ547は、ネットワークインタフェース530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域548を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、ロボット性能テーブル401および問題解決テーブル402を格納する。ロボット性能テーブル401は、図4Aに示した、ロボットID411と性能414などとの関係を管理するテーブルである。問題解決テーブル402は、図4Bに示した、発生した問題421と選択ロボット422などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ550は、さらに、取得モジュール551、分析モジュール552、決定モジュール553および指示モジュール554を格納する。決定モジュール553は、さらに、判定モジュール5531を格納する。
取得モジュール551は、ロボットから画像情報を取得するモジュールである。分析モジュール552は、画像情報を解析し、店舗210内で発生した問題を検知するモジュールである。決定モジュール553は、判定モジュール5531の判定結果に基づいて、検知した問題を解決するロボットを選択するモジュールである。判定モジュール5531は、画像情報を情報処理装置200に送信したロボットにより検知した問題を解決できるか否かを判定するモジュールである。指示モジュール554は、検知した問題を解決するロボットに対して問題を解決するための作業内容を指示するモジュールである。これらのモジュール551〜554およびモジュール5531は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。制御プログラム555は、情報処理装置200の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカ563や、音声入力部であるマイク、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、情報処理装置200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM540を使用して実行し、図3の情報処理装置200の機能構成部を実現する。
ステップS601において、情報処理装置200は、画像情報を取得する。ステップS603において、情報処理装置200は、取得した画像情報を分析する。ステップS605において、情報処理装置200は、床が汚れているか否か、ゴミが落ちているか否かを判定する。これらの問題が発生していなければ、情報処理装置200は、ステップS601へ戻る。これらの問題が発生していれば、情報処理装置200は、ステップS607へ進む。
ステップS607において、情報処理装置200は、発生したこれらの問題が画像情報を送信したロボットで解決できるか否かを判断する。解決できると判断した場合、情報処理装置200は、ステップS601へ戻る。解決できないと判断した場合、情報処理装置200は、ステップS609へと進む。
ステップS609において、情報処理装置200は、発生したこれらの問題を解決できるロボット(連携ロボット)を選択し、さらに、選択したロボットに実行させる作業内容を決定する。ステップS611において、情報処理装置200は、選択したロボットに対して、床を拭く、ゴミを拾うなどの作業内容を指示する。
本実施形態によれば、店舗の床が汚れたり、床にゴミが落ちていたりしてもロボットを用いて自動的に処理することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図7乃至図11を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態と比べると、行列分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置700による処理の一例を示す図である。情報処理装置700は、店舗210内で作業中の搬送ロボット201から取得した画像情報を解析して、レジ713の前にレジ待ち顧客714の行列ができているのを検出する。そして、行列に並んでいる顧客714の人数が所定の閾値を超えた場合に、情報処理装置700は、レジ待ちを解消するために以下の処理を実行する。なお、レジ待ちの判断は、レジ713に並んでいる顧客714の人数の他に、買い物カゴの数などで判断してもよい。
まず、レジ待ち顧客714の行列を検出した情報処理装置700は、搬送ロボット201では、レジ待ち顧客714の行列を解消することができないと判定する。情報処理装置700は、レジ待ち顧客714の行列を解消するために、精算機能を有する精算ロボット704を選択する。精算機能を有する精算ロボット704は、例えば、カード精算専用のロボットであるが、カード精算および現金精算対応のロボットであってもよい。なお、情報処理装置700は、精算ロボット704で精算をした顧客714に対して、精算完了を証明するレシートなどを精算ロボット704により発行してもよい。これにより、精算ロボット704により精算を行ったため、レジ713を通過していない顧客714であっても、精算終了後に店舗210の外に出ることができる。
情報処理装置700は、選択した精算ロボット204に対して、作業内容を指示する。情報処理装置700が指示する作業内容としては、例えば、レジ713の前まで行って、レジ713内またはレジ713の横で精算作業を実行するという作業内容である。あるいは、指示する作業内容は、店舗210内のその他の場所で精算作業を実行するという作業内容であってもよい。そして、例えば、バックヤード211で待機していた精算ロボット204が、店舗210内に出動し、精算作業を実行する。なお、情報処理装置700は、レジ待ち顧客714の人数に応じて出動させる精算ロボット204の台数を決定してもよい。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置700の構成を示すブロック図である。情報処理装置700は、行列分析部821をさらに有する。行列分析部821は、例えば、レジ713の前に並んでいる顧客714の数が所定閾値を超えたら行列ができていると判断する。また、例えば、並んでいる顧客714の数が所定閾値を超えていない場合であっても、顧客714の持っている買い物カゴの数が所定閾値を超えていれば、レジ713で精算処理に時間がかかるので、行列ができていると判断する。
図9は、本実施形態に係る情報処理装置700の備える問題解決テーブル901の一例を示す図である。問題解決テーブル901は、問題911に関連付けて選択ロボット912、指示作業913およびサーバ処理914を記憶する。情報処理装置700は、例えば、問題解決テーブル901を参照して、例えば、レジ713での精算待ちの解決にあたる。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM1040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1040には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(精算待ち)1041は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル901から展開される。
ストレージ1050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1050は、問題解決テーブル901をさらに格納する。問題解決テーブル901は、図9に示した、発生した問題(精算待ち)911と選択ロボット912などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ1050は、さらに、行列分析モジュール10521を格納する。行列分析モジュール10521は、レジ713の前に顧客714の行列ができているか否かを分析するモジュールである。このモジュール10521は、CPU510によりRAM1040のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図10に示したRAM1040やストレージ1050には、情報処理装置700が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図11は、本実施形態に係る情報処理装置700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM1040を使用して実行し、図8の情報処理装置700の機能構成部を実現する。ステップS1101において、情報処理装置700は、レジ713の前に顧客714に行列ができているか否かを判断する。行列の判断は、例えば、レジ待ちの人数や買い物カゴの数などを所定閾値と比較することで行う。行列ができていない場合、情報処理装置700は、ステップS601へ戻る。行列ができている場合、情報処理装置700は、次のステップへ進む。
本実施形態によれば、レジの前に顧客の行列ができている場合に、ロボットを用いてレジ待ちの行列を自動的に解消することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る情報処理装置について、図12乃至図16を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、行列分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る情報処理装置1200による処理の一例を示す図である。情報処理装置1200は、店舗210内を移動中の精算ロボット704から取得した画像情報を解析して、商品棚の陳列状況から欠品商品があることを検出する。欠品商品の検出は、例えば、過去の画像情報と現在の画像情報とを比較することにより行う。つまり、過去の陳列状況と現在の陳列状況とを比較することにより、欠品商品の検出を行う。さらに、欠品商品が検出された場合、情報処理装置1200は、どの商品が欠品したかを分析し、欠品商品がバックヤード211にあるか否かなどを判断する。なお、情報処理装置1200は、例えば、バックヤード211に欠品商品の在庫がない場合、その商品の発注処理を行ってもよい。
商品の欠品を検出した情報処理装置1200は、精算ロボット704では、欠品商品を補充することができないと判定する。情報処理装置1200は、欠品商品を補充するために、商品を補充する補充機能を有する商品補充ロボット1206を選択する。なお、選択する商品補充ロボット1206は、複数台であってもよい。
情報処理装置1200は、選択した商品補充ロボット1206に対して、作業内容を指示する。情報処理装置1200が指示する作業内容としては、例えば、欠品商品をバックヤード211から取り出し、取り出した欠品商品を商品棚に補充するという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた商品補充ロボット1206が、補充すべき商品をバックヤード211から運び出して、欠品商品の補充作業を実行する。
なお、顧客が商品棚から商品を取り出して、買い物カゴまたはカートロボットの買い物カゴに入れたような場合であっても、情報処理装置1200は、上述の処理と同様の処理を行う。
図13は、本実施形態に係る情報処理装置1200の構成を示すブロック図である。情報処理装置1200は、欠品分析部1321をさらに有する。欠品分析部1321は、取得した画像情報から、欠品商品があるか否かを分析する。さらに、欠品分析部1321は、欠品した商品がどの商品であるか、バックヤード211に欠品商品の在庫があるか否かを分析する。
図14は、本実施形態に係る情報処理装置1200の備える問題解決テーブル1401の一例を示す図である。問題解決テーブル1401は、問題1411に関連付けて選択ロボット1412、指示作業1413およびサーバ処理1414を記憶する。情報処理装置1200は、例えば、問題解決テーブル901を参照して、例えば、欠品商品の補充作業を商品補充ロボット1206に実行させる。
図15は、本実施形態に係る情報処理装置1200のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM1540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(欠品)1541は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル1401から展開される。
ストレージ1550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1550は、問題解決テーブル1401をさらに格納する。問題解決テーブル1401は、図14に示した、発生した問題(欠品)1411と選択ロボット1412などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ1550は、さらに、欠品分析モジュール15521を格納する。欠品分析モジュール15521は、欠品した商品がどの商品であるか、バックヤード211に欠品商品の在庫があるか否かを分析するモジュールである。このモジュール15521は、CPU510によりRAM1540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図15に示したRAM1540やストレージ1550には、情報処理装置1200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図16は、本実施形態に係る情報処理装置1200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM1540を使用して実行し、図13の情報処理装置1200の機能構成部を実現する。ステップS1601において、情報処理装置1200は、取得した画像情報から、欠品商品があるか否かを分析する。欠品商品がるか否かの分析は、例えば、過去の画像情報(過去の陳列状況)と現在の画像情報(陳列状況)とを比較することにより行う。欠品商品がない場合、情報処理装置1200は、ステップS601へ戻る。欠品商品がある場合、情報処理装置1200は、例えば、欠品商品の在庫があるか否かなどを分析する。
本実施形態によれば、商品が欠品している場合に、欠品商品を自動的に補充することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態に係る情報処理装置について、図17乃至図21を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第4実施形態と比べると、顧客分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第4実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図17は、本実施形態に係る情報処理装置1700による処理の一例を示す図である。情報処理装置1700は、店舗210内を移動中の搬送ロボット201から取得した画像情報を解析して、接客が必要な顧客1716を検出する。顧客1716を検出した情報処理装置1700は、顧客1716の年齢、性別、言語などを分析する。
また、接客が必要な顧客1716を検出した情報処理装置1700は、搬送ロボット201では顧客1716の接客ができないと判定する。情報処理装置1700は、顧客1716の接客をするために、顧客を案内する顧客案内機能を有するロボットである顧客案内ロボット1705を選択する。情報処理装置1700は、顧客1716の年齢、性別、言語などに基づいて、顧客案内ロボット1705を選択する。なお、選択する顧客案内ロボット1705は、複数台であってもよい。
情報処理装置1700は、選択した顧客案内ロボット1705に対して、作業内容を指示する。情報処理装置1700が指示する作業内容としては、例えば、顧客216の所へ向かい、顧客1716の要望を聞くとなどいう作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた顧客案内ロボット205がバックヤード211から出動して、顧客216のいる所まで行き、顧客216の要望などを聞いたり、案内をしたりする。また、顧客216の介助が必要であれば、介助担当の従業員を呼んだり、休憩室などへ案内したりしてもよい。
図18は、本実施形態に係る情報処理装置1700の構成を示すブロック図である。情報処理装置1700は、顧客分析部1821をさらに有する。顧客分析部1821は、取得した画像情報から、顧客1716の年齢や性別、言語などを分析する。なお、顧客分析部1821は、顧客1716の言語を分析する際に、顧客1716の音声情報を取得し、取得した音声情報に基づいて、言語を分析してもよい。
図19は、本実施形態に係る情報処理装置1700の備える問題解決テーブル1901の一例を示す図である。問題解決テーブル1901は、問題1911に関連付けて選択ロボット1912、指示作業1913およびサーバ処理1914を記憶する。情報処理装置1700は、例えば、問題解決テーブル1901を参照して、例えば、顧客の案内作業を顧客案内ロボット1705に実行させる。
図20は、本実施形態に係る情報処理装置1700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM2040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM2040には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(案内)2041は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル1901から展開される。
ストレージ2050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ2050は、問題解決テーブル1901をさらに格納する。問題解決テーブル1901は、図19に示した、発生した問題(案内)1911と選択ロボット1912などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ2050は、さらに、顧客分析モジュール20521を格納する。顧客分析モジュール20521は、顧客1716の年齢や性別、言語などを分析するモジュールである。このモジュール20521は、CPU510によりRAM2040のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図20に示したRAM2040やストレージ2050には、情報処理装置1700が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図21は、本実施形態に係る情報処理装置1700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM2040を使用して実行し、図18の情報処理装置1700の機能構成部を実現する。ステップS2101において、情報処理装置1700は、取得した画像情報から、案内が必要な顧客1716がいるか否かを判断する。案内が必要な顧客1716がいない場合、情報処理装置1700は、ステップS601へ戻る。案内が必要な顧客1716がいる場合、情報処理装置1700は、次のステップへ進む。ステップS2103において、情報処理装置1700は、顧客1716の年齢や性別、言語などの属性を分析する。
本実施形態によれば、案内が必要な顧客がいる場合に、案内が必要な顧客の案内を自動的に実行することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第6実施形態]
次に本発明の第6実施形態に係る情報処理装置について、図22乃至図26を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第5実施形態と比べると、陳列状況分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図22は、本実施形態に係る情報処理装置2200による処理の一例を示す図である。情報処理装置2200は、店舗210内を移動中の精算ロボット204から取得した画像情報を解析して、商品棚の陳列状況から商品が倒れていることを検出する。商品が倒れていることを検出した情報処理装置2200は、精算ロボット204では倒れた商品を元に戻すことができないと判定する。情報処理装置2200は、倒れている商品を元に戻すために、商品の陳列状況を整頓する整頓機能を有する整頓ロボット2208を選択する。なお、整頓を要する商品が複数ある場合などには、選択する整頓ロボット2208は、複数台であってもよい。また、情報処理装置2200は、異なる商品が商品棚に置かれている場合には、その商品を正しい位置に並べ直すように整頓ロボット2208に指示する。さらに、情報処理装置2200は、倒れた商品が壊れていた場合には、新しい商品を補充するように補充ロボットなどに作業を指示してもよい。
情報処理装置2200は、選択した整頓ロボット2208に対して、作業内容を指示する。情報処理装置2200が指示する作業内容としては、例えば、商品が倒れている商品棚の前まで行き、倒れた商品を元に戻すという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた整頓ロボット2208が、商品が倒れている商品棚の所へ行き、倒れている商品を元に戻して、陳列状況を整える作業を実行する。
図23は、本実施形態に係る情報処理装置2200の構成を示すブロック図である。情報処理装置2200は、陳列状況分析部2321をさらに有する。陳列状況分析部2321は、取得した画像情報から、商品の陳列棚の陳列状況を分析する。陳列状況分析部2321は、例えば、陳列されている商品が倒れていたり、他の陳列棚の商品が紛れ込んでいたり、倒れた商品が壊れていたりなどを分析する。陳列状況の分析は、例えば、過去の画像情報(陳列状況)と現在の画像情報(陳列状況)とを比較することにより行う。
そして、指示部304は、異なる商品が商品棚に置かれている場合には、その商品を正しい位置に並べ直すように整頓ロボット2208に指示する。さらに、指示部304は、倒れた商品が壊れていた場合には、新しい商品を補充するように補充ロボットなどに作業を指示してもよい。
図24は、本実施形態に係る情報処理装置2200の備える問題解決テーブル2401の一例を示す図である。問題解決テーブル2401は、問題2411に関連付けて選択ロボット2412、指示作業2413およびサーバ処理2414を記憶する。情報処理装置2200は、例えば、問題解決テーブル2401を参照して、整頓作業を整頓ロボット2208に実行させる。
図25は、本実施形態に係る情報処理装置2200のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM2540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM2540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(乱れ)2541は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル2401から展開される。
ストレージ2550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ2550は、問題解決テーブル2401をさらに格納する。問題解決テーブル2401は、図24に示した、発生した問題(陳列乱れ)2411と選択ロボット2412などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ2550は、さらに、陳列状況分析モジュール25521を格納する。陳列状況分析モジュール25521は、陳列棚の商品の陳列状況を分析するモジュールである。このモジュール25521は、CPU510によりRAM2540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図25に示したRAM2540やストレージ2550には、情報処理装置2200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図26は、本実施形態に係る情報処理装置2200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM2540を使用して実行し、図23の情報処理装置2200の機能構成部を実現する。ステップS2601において、情報処理装置2200は、取得した画像情報から、商品の陳列棚の陳列状況に乱れがあるか否かを判断する。乱れがない場合、情報処理装置2200は、ステップS601へ戻る。乱れがある場合、情報処理装置2200は、次のステップへ進む。ステップS2603において、情報処理装置2200は、乱れの状況を分析する。情報処理装置2200は、例えば、陳列商品が倒れていることや、異なる商品が陳列されていること、倒れた商品が壊れていることなどを分析する。
本実施形態によれば、案内が必要な顧客がいる場合に、案内が必要な顧客の案内を自動的に実行することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第7実施形態]
次に本発明の第7実施形態に係る情報処理装置について、図27乃至図31を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第6実施形態と比べると、顧客動向分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第6実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図27は、本実施形態に係る情報処理装置2700による処理の一例を示す図である。情報処理装置2700は、店舗210内を移動中の精算ロボット704から取得した画像情報を解析して、運搬ロボット2707(カートロボット)の買い物カゴによる運搬状況を検出して、買い物カゴが満杯になりそうなことを検出する。この場合、情報処理装置2700は、顧客がさらに買い物を続けようとしているのか、買い物を止めてレジにて商品の精算をしようとしているのかなどの顧客の動向を分析する。分析の結果、顧客が買い物を続けようとしている場合には、情報処理装置2700は、以下の処理を実行する。また、分析の結果、顧客が買い物を止めようとしている場合には、情報処理装置2700は、処理を中断してもよい。
情報処理装置2700は、例えば、運搬ロボット2707の買い物カゴの中身の商品数や商品重量などの運搬量が所定の閾値を超えた場合、買い物カゴが満杯になりそうと判断する。買い物カゴが満杯になりそうなことを検出した情報処理装置2700は、精算ロボット704では、購入予定の商品を運搬することができないと判定する。情報処理装置2700は、購入予定の商品を運搬するために、商品の運搬機能を有する運搬ロボット207を選択する。なお、選択する運搬ロボット207は、複数台であってもよい。
情報処理装置2700は、選択した運搬ロボット2707に対して、作業内容を指示する。情報処理装置2700が指示する作業内容としては、例えば、買い物カゴが満杯になりそうな顧客のいる場所へ空の買い物カゴを持っていくという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた運搬ロボット2707が出動し、店舗210内の顧客のいる所へと向かい、店舗210内で買い物中の顧客が購入予定の商品を運搬する作業を実行する。
図28は、本実施形態に係る情報処理装置2700の構成を示すブロック図である。情報処理装置2700は、顧客動向分析部2821をさらに有する。顧客動向分析部2821は、取得した画像情報から、顧客の動向を分析する。つまり、顧客動向分析部2821は、顧客が買い物を継続しようとしているのか、買い物を中断して商品の精算をしようとしているのかを分析する。顧客動向分析部2821は、例えば、顧客がレジから遠ざかろうとしている場合には、顧客が買い物を継続しようとしていると分析し、顧客がレジのある方向に移動をしている場合には、顧客が商品の精算をしようとしていると分析する。さらに、顧客動向分析部2821は、顧客のいる位置を合わせて分析する。
図29は、本実施形態に係る情報処理装置2700の備える問題解決テーブル2901の一例を示す図である。問題解決テーブル2901は、問題2911に関連付けて選択ロボット2912、指示作業2913およびサーバ処理2914を記憶する。情報処理装置2700は、例えば、問題解決テーブル2901を参照して、運搬作業を運搬ロボットに実行させる。
図30は、本実施形態に係る情報処理装置2700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM3040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM3040には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(カゴ満杯)3041は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル2901から展開される。
ストレージ3050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ3050は、問題解決テーブル2901をさらに格納する。問題解決テーブル2901は、図29に示した、発生した問題(買い物カゴ満杯)2911と選択ロボット2912などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ3050は、さらに、顧客動向分析モジュール30521を格納する。顧客動向分析モジュール30521は、顧客が買い物を継続しようとしているのか、買い物を止めて商品の精算をしようとしているのかを分析するモジュールである。このモジュール30521は、CPU510によりRAM3040のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図30に示したRAM3040やストレージ3050には、情報処理装置2700が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図31は、本実施形態に係る情報処理装置2700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM3040を使用して実行し、図28の情報処理装置2700の機能構成部を実現する。ステップS3101において、情報処理装置2700は、取得した画像情報から、顧客の買い物カゴが満杯か(または満杯になりそうか)否かを判断する。満杯でなければ、情報処理装置2700は、ステップS601へ戻る。満杯か、または満杯になりそうな場合、情報処理装置2700は、次のステップへ進む。ステップS3103において、情報処理装置2700は、顧客の動向を分析する。つまり、情報処理装置2700は、顧客が買い物を継続しようとしているのか、買い物を止めて商品の精算をしようとしているのかの顧客の動向を分析する。情報処理装置2700は、例えば、顧客がレジから離れる方向へ移動している場合には、顧客が買い物を継続しようとしていると分析する。また、情報処理装置2700は、顧客がレジへ近づく方向へ移動している場合には、顧客が買い物を止めて商品の精算をしようとしていると分析する。さらに、情報処理装置2700は、顧客の居場所を合わせて分析してもよい。
本実施形態によれば、買い物カゴが満杯、または満杯になりそうな顧客に対して、運搬ロボットを派遣して、空の買い物カゴを提供することができる。案内が必要な顧客がいる場合に、案内が必要な顧客の案内を自動的に実行することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第8実施形態]
次に本発明の第8実施形態に係る情報処理装置について、図32乃至図36を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第7実施形態と比べると、迷子分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第7実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図32は、本実施形態に係る情報処理装置3200による処理の一例を示す図である。情報処理装置3200は、店舗210内を移動中の搬送ロボット201から取得した画像情報を解析して、近くに保護者3218がいない子供3217が一人で店舗210内にいることを検出する。そして、情報処理装置3200は、このような状態の子供3217について、迷子である可能性が高いとして検出する。なお、情報処理装置3200は、子供3217が一人でいる時間や、一人でいる子供3217の表情(泣いているなど)なども合わせて、迷子の判断をするが、迷子の判断方法はこれらには限定されない。
迷子を検出した情報処理装置3200は、搬送ロボット201では、迷子を誘導(または迷子に対処)することができないと判定する。情報処理装置3200は、迷子を誘導するために、迷子の誘導機能を有する誘導ロボット3221を選択する。なお、選択する誘導ロボット3221は、複数台であってもよい。
情報処理装置3200は、選択した誘導ロボット3221に対して、作業内容を指示する。情報処理装置3200が指示する作業内容としては、例えば、迷子を店舗210内の迷子保護室等へ誘導したり、迷子に対処するための迷子担当の従業員を呼んだりするという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた誘導ロボット3221が出動し、店舗210内の迷子の子供3217の所へと向かい、迷子を誘導、保護などする作業を実行する。
図33は、本実施形態に係る情報処理装置3200の構成を示すブロック図である。情報処理装置3200は、迷子分析部3321をさらに有する。迷子分析部3321は、取得した画像情報から、迷子であるか否かを分析する。迷子分析部3321は、子供3217が一人でいる時間や、子供3217の表情などから、子供3217が迷子であるか否かを判断する。迷子分析部3321は、さらに、迷子と判断された子供3217の年齢や言語などを合わせて分析する。
図34は、本実施形態に係る情報処理装置3200の備える問題解決テーブル3401の一例を示す図である。問題解決テーブル3401は、問題3411に関連付けて選択ロボット3412、指示作業3413およびサーバ処理3414を記憶する。情報処理装置3200は、例えば、問題解決テーブル3401を参照して、迷子の誘導作業を誘導ロボット3221に実行させる。
図35は、本実施形態に係る情報処理装置3200のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM3540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM3540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(迷子)3541は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル3401から展開される。
ストレージ3550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ3550は、問題解決テーブル3401をさらに格納する。問題解決テーブル3401は、図34に示した、発生した問題(迷子)3411と選択ロボット3412などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ3550は、さらに、迷子分析モジュール35521を格納する。迷子分析モジュール35521は、子供3217が一人でいる時間や、子供3217の表情などから迷子か否かを分析する。迷子分析モジュール35521は、さらに、迷子の子供3217の年齢や言語などを分析する。このモジュール35521は、CPU510によりRAM3540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図35に示したRAM3540やストレージ3550には、情報処理装置3200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図36は、本実施形態に係る情報処理装置3200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM3540を使用して実行し、図32の情報処理装置3200の機能構成部を実現する。ステップS3601において、情報処理装置3200は、迷子か否かを判断する。迷子か否かの判断は、例えば、子供3217が一人でいる時間や子供3217の表情(泣いている)などから判断するが、これには限定されない。迷子でなければ、情報処理装置3200は、ステップS601へ戻る。迷子であれば、情報処理装置3200は、次のステップへ進む。ステップS3603において、情報処理装置3200は、迷子の分析を行う。迷子の分析は、例えば、迷子の子供3217の年齢や言語などの分析である。このように、迷子の年齢や言語などを分析しておけば、迷子に適切に対処することが可能となる。
本実施形態によれば、迷子を検出した場合、誘導ロボットを迷子のいる所に派遣するので迷子を適切に誘導することができる。また、迷子の年齢や言語などに基づいて、誘導ロボットを迷子のいる所に派遣するので、迷子を適切に誘導することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第9実施形態]
次に本発明の第9実施形態に係る情報処理装置について、図37乃至図41を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第8実施形態と比べると、落し物分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第8実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図37は、本実施形態に係る情報処理装置3700による処理の一例を示す図である。情報処理装置3700は、店舗210内を移動中の搬送ロボット201から取得した画像情報を解析して、財布やスマートフォンなどの落し物3719を検出する。落し物3719を検出した情報処理装置3700は、搬送ロボット201では、落し物3719を回収することができないと判定する。情報処理装置3700は、落し物3719を回収するために、落し物3719の回収機能を有する回収ロボット3722を選択する。なお、選択する回収ロボット3722は、落し物3719の数などに応じて、複数台であってもよい。
情報処理装置3700は、選択した回収ロボット222に対して、作業内容を指示する。情報処理装置3700が指示する作業内容としては、例えば、落し物3719が落ちている場所まで行って、落し物3719を回収し、拾得物取扱所などへと落し物3719を届けるという作業内容である。そして、バックヤード211で待機していた回収ロボット3722が出動し、店舗210内の落し物3719が落ちている場所へ向かい、落し物3719を回収し、回収した落し物3719を適切に処理する作業を実行する。なお、落し物3719が、例えば、店舗210で販売している商品であれば、その商品を元の位置に戻すようにしてもよい。
図38は、本実施形態に係る情報処理装置3700の構成を示すブロック図である。情報処理装置3700は、落し物分析部3821をさらに有する。落し物分析部3821は、取得した画像情報から、落し物3719であるか否かを分析する。落し物分析部3821は、過去の画像情報と現在の画像情報との比較から、例えば、床に落ちている物体を検出する。そして、落し物分析部3821は、例えば、床に落ちている物体の形状や大きさ、色などから落し物3719か否かを判断する。落し物分析部3821は、落し物が何であるかを分析する。落し物は、例えば、財布やスマートフォンなどである。
また、落し物分析部3821は、床に落ちている物が、店舗210で販売している商品か否かで落し物の分析をしてもよい。すなわち、床に落ちている物が、店舗210で販売している商品であれば、落し物分析部3821は、その物を落し物3719とは判断しない。これとは反対に、店舗210で販売していない商品であれば、落し物分析部3821は、床に落ちている物を落し物3719と判断する。さらに、落し物分析部3821は、例えば、床に落ちている物の画像を画像検索にかけて、その物体が何であるかを特定したうえで、その物体が落し物3719であるか否かを判断してもよい。
図39は、本実施形態に係る情報処理装置3700の備える問題解決テーブル3901の一例を示す図である。問題解決テーブル3901は、問題3911に関連付けて選択ロボット3912、指示作業3913およびサーバ処理3914を記憶する。情報処理装置3700は、例えば、問題解決テーブル3901を参照して、落し物の回収作業を回収ロボットに実行させる。
図40は、本実施形態に係る情報処理装置3700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM4040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM4040には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。発生問題(落し物)4041は、店舗210内で発生した問題である。このデータは、例えば、問題解決テーブル3901から展開される。
ストレージ4050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ4050は、問題解決テーブル3901をさらに格納する。問題解決テーブル3901は、図39に示した、発生した問題(落し物)3911と選択ロボット3912などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ4050は、さらに、落し物分析モジュール40521を有する。落し物分析モジュール40521は、床に落ちている物が落し物であるか否かを分析するモジュールである。このモジュール40521は、CPU510によりRAM4040のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図40に示したRAM4040やストレージ4050には、情報処理装置3700が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図41は、本実施形態に係る情報処理装置3700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM4040を使用して実行し、図37の情報処理装置3700の機能構成部を実現する。ステップS4101において、情報処理装置3700は、床に落ちている物が、落し物であるか否かを判断する。落し物であるか否かの判断は、例えば、床に落ちている物の大きさや形状、色などから判断する。また、情報処理装置3700は、床に落ちている物が店舗210で販売している商品か否かに基づいて、落し物であるか否かを判断してもよい。落し物でなければ、情報処理装置3700は、ステップS601へ戻る。落し物であれば、情報処理装置3700は、次のステップへ進む。ステップS4103において、情報処理装置3700は、例えば、床に落ちている落し物3719を画像検索にかけて、落し物3719がどのような物なのかを分析してもよい。
本実施形態によれば、店舗に落し物があっても回収ロボットにより自動的に落し物を回収することができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第10実施形態]
次に本発明の第10実施形態に係る情報処理装置について、図42乃至図46を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第9実施形態と比べると、要望情報取得部および要望情報分析部をさらに有する点で異なるその他の構成および動作は、第2実施形態乃至第9実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図42は、本実施形態に係る情報処理装置4200による処理の一例を示す図である。例えば、店舗210内を移動中の顧客案内ロボット4201に対して、顧客4210が音声検索機能を利用して、商品「○○」を検索した場合を想定する。なお、顧客4210は、音声検索機能ではなく、タッチパネルなどを利用して検索ワードを入力してもよい。
この場合、顧客4210は、検索商品を購入したいとの要望があるものと考えらえるので、情報処理装置4200は、顧客案内ロボット4201から、顧客4210が入力した検索情報(要望情報)を取得する。
情報処理装置4200は、取得した検索情報を分析して、顧客4210の検索商品(商品「○○」)を特定する。情報処理装置4200は、特定した検索商品の在庫の有無などの在庫状況を判断する。判断の結果、顧客410が探している商品「○○」が店舗210内には陳列されていないが、バックヤード211には在庫がある場合には、搬送機能有する搬送ロボット4202に検索商品をバックヤード211まで取りに行かせ、顧客4210の所へ届けさせる。
情報処理装置4200は、顧客案内ロボット4201の位置情報などに基づいて、顧客4210の位置を検出する。なお、顧客の位置情報は、例えば、顧客案内ロボット4201から取得した画像情報から検出してもよい。
そして、情報処理装置4200は、搬送ロボット4202に対してバックヤード211から商品「○○」をピックアップし、顧客4210のいる場所まで持っていく作業を実行するように指示する。指示を受けた搬送ロボット4202は、指示内容に従って作業を実行する。
また、顧客4210が探している商品が店舗210内に陳列されている場合、情報処理装置4200は、例えば、顧客案内ロボット4201により、顧客4210をその商品が陳列されている場所に連れて行ってもよい。
図43は、本実施形態に係る情報処理装置4200の構成を示すブロック図である。情報処理装置4200は、要望情報取得部4311および要望情報分析部4321をさらに有する。要望情報取得部4311は、各ロボットから顧客の要望に関する情報である要望情報を取得する。
要望情報分析部4321は、取得した要望情報を分析する。要望情報分析部4321は、例えば、顧客4210の商品検索情報から顧客4210の購入希望商品を分析する。要望情報分析部4321は、さらに、顧客4210が検索した商品が店舗210のどこにあるかを分析する。顧客4210が検索した商品がバックヤード211にあれば、指示部304は、その商品をバックヤード211から顧客4210の所へ届けさせるように搬送ロボット4202に指示をする。顧客4210が検索した商品が店舗210内にあれば、指示部304は、顧客案内ロボット4201に顧客4210を連れて行くように指示をする。
図44は、本実施形態に係る情報処理装置4200の備える問題解決テーブル4401の一例を示す図である。問題解決テーブル4401は、問題(要望)4411に関連付けて選択ロボット4412、指示作業4413およびサーバ処理4414を記憶する。情報処理装置4200は、例えば、問題解決テーブル4401を参照して、顧客の要望する商品の搬送作業を実行する。
図45は、本実施形態に係る情報処理装置4200のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM4540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM4540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。要望情報4541は、各顧客の要望に関する情報である。このデータは、例えば、問題解決テーブル4401から展開される。
ストレージ4550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ4550は、問題解決テーブル4401をさらに格納する。問題解決テーブル4401は、図44に示した、発生した問題(要望)4411と選択ロボット4412などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ4550は、さらに、要望情報取得モジュール45511および要望情報分析モジュール45521を格納する。要望情報取得モジュール45511は、顧客の要望情報を取得するモジュールである。要望情報分析モジュール45521は、取得した顧客の要望情報を分析するモジュールである。これらのモジュール45511およびモジュール45521は、CPU510によりRAM4540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図45に示したRAM4540やストレージ4550には、情報処理装置4200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図46は、本実施形態に係る情報処理装置4200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM4540を使用して実行し、図43の情報処理装置4200の機能構成部を実現する。ステップS4601において、情報処理装置4200は、顧客4210の要望情報を取得する。ステップS4603において、情報処理装置4200は、取得した要望情報を分析して、顧客4210が検索した商品などを特定する。ステップS4605において、情報処理装置4200は、顧客4210が検索した商品がバックヤード211にあるか否かを判定する。バックヤード211に商品がなければ、情報処理装置4200は、ステップS4607へ進み、顧客4210を商品のある場所まで案内する。店舗210に商品がなく、バックヤード211に商品がある場合、情報処理装置4200は、次のステップに進み、搬送ロボット4202に商品を持ってこさせる。
本実施形態によれば、顧客が希望する商品を確実に顧客のもとへ届けることができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第11実施形態]
次に本発明の第11実施形態に係る情報処理装置について、図47乃至図51を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第10実施形態と比べると、搬送要否分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第10実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
また、図47は、本実施形態に係る情報処理装置4700による処理の他の例を示す図である。例えば、顧客4711がレジ213で購入商品の精算を済ませ、購入商品を持って店舗210から出ていく場面を想定する。この場合、情報処理装置4700は、レジ213からの顧客4711の精算情報を取得し、取得した精算情報から、顧客4711が購入商品の精算を済ませ間もなく店舗210から出ていくことを検知する。なお、情報処理装置4700は、精算ロボット704から顧客の精算情報を取得してもよい。
そして、情報処理装置4700は、レジ213の前を離れて、外に出ようとしている顧客4711の所へ、顧客4711が購入した商品を搬送する搬送機能を有する搬送ロボット4703を向かわせ、購入商品の搬送要望の有無を取得する。なお、情報処理装置4700は、顧客4711が購入した商品の商品点数や商品重量、商品の大きさなどに基づいて、顧客4711に購入商品搬送要望があるか否かを判定し、搬送ロボット4703を顧客711の所へ向かわせてもよい。例えば、情報処理装置4700は、購入した商品の商品点数や商品重量、商品の大きさを所定閾値と比較して、いずれか一つでも所定閾値を超えれば搬送ロボット4703を顧客4711の所へ向かわせる。なお、情報処理装置4700は、購入商品の数や重量、大きさなどを、レジ213にあるPOS(Point of Sales)端末などから取得してもよい。
情報処理装置4700は、搬送ロボット4703から顧客4711の搬送要望を取得し、取得した搬送要望を解析して、顧客711の要望を検知する。情報処理装置4700は、顧客4711の要望として、顧客4711が購入商品を駐車場4720まで搬送することを検知すれば、搬送ロボット4703に対して、顧客4711が購入した商品を駐車場4720まで搬送する作業を実行するように指示する。なお、搬送ロボット4703の表示部を設け、例えば、表示部に行き先表示ボタンを表示させて、顧客4711の要望を取得してもよい。行き先表示ボタンとしては、例えば、「店舗出口まで」、「駐車場まで」、「ついてくる」などのボタンがあるが、これらには限定されない。
また、顧客4711が購入しようとする商品が大きい商品であったり、重量のある商品であったりする場合には、顧客4711は、例えば、商品購入カードをレジ213に持っていき、購入手続きを済ませる。情報処理装置4700は、顧客4711の精算完了をレジ213からの情報に基づいて検知したら、その商品を搬送ロボット4703にバックヤード211から顧客4711の所まで搬送するよう指示する。そして、情報処理装置4700は、顧客4711からその商品をどこまで運ぶかの要望を搬送ロボット4703から取得する。情報処理装置4700は、搬送ロボット4703に対して、顧客の商品を搬送する作業をするように指示する。
図48は、本実施形態に係る情報処理装置4700の構成を示すブロック図である。情報処理装置4700は、搬送要否分析部4721をさらに有する。搬送要否分析部4721は、顧客4711の購入した商品の量(荷物量)を所定閾値と比較して、顧客4711のもとへ搬送ロボット4703を派遣する。荷物量は、例えば、購入した商品の重量、数、大きさなどである。これらを、所定閾値と比較し、どれか1つが所定閾値を超えれば、搬送要否分析部4721は、搬送ロボット4703を顧客4711のもとへ派遣する。
図49は、本実施形態に係る情報処理装置4700の備える問題解決テーブル4901の一例を示す図である。問題解決テーブル4901は、問題(要望)4911に関連付けて選択ロボット4912、指示作業4913およびサーバ処理4914を記憶する。情報処理装置4700は、例えば、問題解決テーブル4901を参照して、顧客の要望する商品の搬送作業を実行する。
図50は、本実施形態に係る情報処理装置4700のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM5040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM5040には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。要望情報5041は、各顧客の要望に関する情報である。このデータは、例えば、問題解決テーブル4901から展開される。
ストレージ5050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ5050は、問題解決テーブル4901をさらに格納する。問題解決テーブル4901は、図49に示した、発生した問題(要望)4911と選択ロボット4912などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ5050は、さらに、搬送要否分析モジュール50521を格納する。搬送要否分析モジュール50521は、顧客4211の荷物量などから顧客4211のもとへ搬送ロボット4703を派遣する必要があるか否かを分析するモジュールである。このモジュール50521は、CPU510によりRAM5040のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図50に示したRAM5040やストレージ5050には、情報処理装置4700が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図51は、本実施形態に係る情報処理装置4700の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM5040を使用して実行し、図47の情報処理装置4700の機能構成部を実現する。ステップS5101において、情報処理装置4700は、顧客4711が購入した商品の重量、数、大きさなどを所定閾値と比較することにより、搬送ロボット4703を顧客4711のもとへ派遣するか否かを判断する。派遣する必要がない場合、情報処理装置4700は、ステップS601へ戻る。派遣する必要がある場合、情報処理装置4700は、次のステップへ進み、顧客4711の要望を分析する。
本実施形態によれば、顧客の荷物量に応じて搬送ロボットを派遣するので、荷物の搬送の要望がある顧客に対して適切に補助をすることができる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第12実施形態]
次に本発明の第12実施形態に係る情報処理装置について、図52乃至図56を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第11実施形態と比べると、代替商品分析部をさらに有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第11実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
また、図52は、本実施形態に係る情報処理装置5200による処理の他の例を示す図である。図52に示したように、例えば、試着室で試着をしていた顧客5212が、御用聞きロボット5201に対して、サイズ違いや色違いの商品を持ってきて欲しいとの要望を伝えている場面を想定する。
顧客5212が、試着室で試着をしている間、御用聞きロボット5201は、試着室の前で待機している。そして、顧客5212が、試着をした結果、試着品が自分の思っていたイメージと異なったり、サイズが合わなかったりした場合、試着室の外で待機している御用聞きロボット5201に別の商品を持ってくるように依頼する。顧客5212は、御用聞きロボット5201に対して、音声入力により自らの要望を伝える。
情報処理装置5200は、顧客5212の要望を御用聞きロボット5201から取得し、その要望を分析する。顧客5212の要望は、例えば、サイズ違いや色違い、模様違いの商品を試着室まで持ってきて欲しいことなどである。
そして、情報処理装置5200は、顧客5212の要望に沿う商品がどこにあるかを分析する。すなわち、情報処理装置5200は、その商品が店舗210内またはバックヤード211にあるか否かを分析する。顧客の5212の要望する商品が、店舗210内にある場合には、搬送ロボット5204にその商品を取りに行かせ、試着室(指定場所)まで届けさせる。また、顧客5212の要望する商品が、バックヤード211にある場合には、搬送ロボット5204にその商品を取りに行かせ、試着室まで届けさせる。なお、バックヤード211に商品がある場合には、バックヤード211で待機している搬送ロボット5204にその商品を試着室まで届けさせてもよい。
図53は、本実施形態に係る情報処理装置5200の構成を示すブロック図である。情報処理装置5200は、代替商品分析部5321をさらに有する。代替商品分析部5321は、顧客5211が試着していた試着品に代替する商品を分析する。代替商品分析部5321は、例えば、顧客5212が要望するサイズ違いの商品や、色違いの商品などが店舗210のどこにあるかを分析する。そして、指示部304は、顧客5212の要望する商品がどこにあるかに応じた指示を、搬送ロボット5204に出す。
図54は、本実施形態に係る情報処理装置5200の備える問題解決テーブル5401の一例を示す図である。問題解決テーブル5401は、問題(要望)5411に関連付けて選択ロボット5412、指示作業5413およびサーバ処理5414を記憶する。情報処理装置5200は、例えば、問題解決テーブル5401を参照して、顧客の要望する商品の搬送作業を実行する。
図55は、本実施形態に係る情報処理装置5200のハードウェア構成を示すブロック図である。RAM5540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM5540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。代替商品5541は、顧客5411が要望するサイズ違いの商品や色違いの商品などである。このデータは、例えば、問題解決テーブル5401から展開される。
ストレージ5550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ5550は、問題解決テーブル5401をさらに格納する。問題解決テーブル5401は、図54に示した、発生した問題(要望)5411と選択ロボット5412などとの関係を管理するテーブルである。ストレージ5550は、さらに、代替商品分析モジュール55521を格納する。代替商品分析モジュール55521は、顧客5211が試着していた試着品に代替する商品を分析するモジュールである。このモジュール55521は、CPU510によりRAM5540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。なお、図55に示したRAM5540やストレージ5550には、情報処理装置5200が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図56は、本実施形態に係る情報処理装置5200の処理手順を説明するフローチャートである。このフローチャートは、CPU510がRAM5540を使用して実行し、図52の情報処理装置5200の機能構成部を実現する。ステップS5601において、情報処理装置5200は、顧客5211が試着していた商品の代替商品が店舗210およびバックヤード211にあるか否かを判断する。代替商品が店舗210またはバックヤード211にない場合、情報処理装置5200は、ステップS5603へ進み、その商品の発注作業などを行い、処理を終了する。代替商品が店舗210またはバックヤード211にある場合、情報処理装置5200は、次のステップへ進む。そして、情報処理装置5200は、代替商品を顧客5211のもとへ届けるように搬送ロボット5204に指示する。
本実施形態によれば、顧客は従業員がいなくても自由に試着をすることができ、従業員は一人の顧客についている必要がなく、他の業務を行うことができるので、業務の効率化を実現できる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[第13実施形態]
次に本発明の第13実施形態に係る情報処理装置について、図57乃至図56を用いて説明する。本実施形態に係る情報処理装置は、上記第2実施形態乃至第12実施形態と比べると、問題解決テーブルを有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態乃至第12実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。本実施形態に係る情報処理装置は、例えば、様々な種類のロボットを1つの店舗210内で運用することができる装置とする。
図57は、本実施形態に係る情報処理装置の備える問題解決テーブルの一例を示す図である。問題解決テーブル5701は、問題5711に関連付けて選択ロボット5712、指示作業5713およびサーバ処理5714を記憶する。そして、情報処理装置は、問題解決テーブル5701を参照して、様々な種類のロボットに対して作業を指示する。問題解決テーブル5701は、例えば、情報処理装置が有するストレージに格納され、RAMに適宜読み出される。
本実施形態によれば、様々な種類のロボットを運用しなければならない場合であっても、各ロボットに対して指示を割り振る場合の場合分けがシンプルになるので、システム構成もシンプルとなる。また、ロボットの外部に発生した問題に複数のロボットが連携して対処することができる。さらに、オペレータを介在させることなく、店舗で発生した問題をロボットにより自動的に解決することができる。また、オペレータを介在させる必要がないので、システムの運用コストも低減させることができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
第1ロボットから情報を取得する取得部と、
取得した情報を分析する分析部と、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定部と、
前記決定部の決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示部と、
を備えた情報処理装置。
(付記2)
前記決定部は、店舗で発生した問題を前記第1ロボットにより解決できるか否かを判定する判定部をさらに有し、
前記判定部により、前記第1ロボットにより解決できないと判定された場合、検知した問題を解決する前記第2ロボットを選択する付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1ロボットおよび前記第2ロボットは、前記店舗内で作業を実行し、
前記取得部は、前記第1ロボットから画像情報を取得し、
前記分析部は、前記画像情報を解析し、前記店舗内で発生した問題を検知し、
前記決定部は、検知した問題を解決する前記第2ロボットを選択し、
前記指示部は、前記第2ロボットに対して前記問題を解決するための作業内容を指示する付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて床の汚れおよびその位置情報を検出し、
前記決定部は、前記分析部が検出した床の汚れを清掃する清掃ロボットを前記第2ロボットとして決定し、さらに、前記清掃ロボットが行うべき作業内容として清掃方法を決定し、
前記指示部は、前記清掃ロボットに対し、前記位置情報および前記清掃方法を指示する付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて精算待ちの顧客の人数およびその位置情報を検出し、
前記決定部は、前記人数が第1閾値を超えた場合に、前記分析部が検出した精算待ちの顧客に対する精算機能を有する精算ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記精算ロボットに対し、前記位置情報および前記精算機能の実行を指示する付記3または4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて商品の陳列状況を検出し、前記陳列状況に基づいて、前記商品の欠品およびその位置情報を検知し、
前記決定部は、欠品を検知された前記商品の補充機能を有する商品補充ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記商品補充ロボットに対し、前記位置情報および前記補充機能の実行を指示する付記3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて案内が必要な顧客およびその位置情報を検出し、
前記決定部は、顧客案内機能を有する顧客案内ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記顧客案内ロボットに対し、前記位置情報および前記顧客案内機能の実行を指示する付記3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて商品の陳列状況を検出し、前記陳列状況に基づいて、前記商品の陳列状況の乱れおよびその位置情報を検知し、
前記決定部は、陳列状況の乱れを整頓する整頓機能を有する整頓ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記整頓ロボットに対し、前記位置情報および前記整頓機能の実行を指示する付記3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて前記第1ロボットの位置情報および商品の運搬状況を検出し、
前記決定部は、前記商品の運搬量が第2閾値を超えた場合、前記商品の運搬機能を有する運搬ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記運搬ロボットに対し、前記位置情報および前記運搬機能の実行を指示する付記3乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて迷子およびその位置情報を検出し、
前記決定部は、前記分析部が検出した前記迷子を誘導する誘導機能を有する誘導ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記誘導ロボットに対し、前記位置情報および前記誘導機能の実行を指示する付記3乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記11)
前記分析部は、前記画像情報に基づいて落し物およびその位置情報を検出し、
前記決定部は、前記分析部が検出した前記落し物を回収する回収機能を有する回収ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記回収ロボットに対し、前記位置情報および前記回収機能の実行を指示する付記3乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記取得部は、前記第1ロボットから顧客の要望情報をさらに取得し、
前記分析部は、取得した前記要望情報を分析し、
前記決定部は、前記要望情報の分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記13)
前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客の商品検索情報を検出し、前記商品検索情報から検索商品の在庫状況および前記顧客の位置情報を検知し、
前記決定部は、前記検索商品の搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する付記12に記載の情報処理装置。
(付記14)
前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客の購入商品搬送要望を検出し、
前記決定部は、購入した商品の搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する付記12または13に記載の情報処理装置。
(付記15)
前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客が試着している商品の代替商品に関する情報を検出し、
前記決定部は、前記代替商品を指定場所まで搬送する搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する付記12乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記16)
第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
取得した情報を分析する分析ステップと、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
を含む情報処理方法。
(付記17)
第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
取得した情報を分析する分析ステップと、
分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
この出願は、2018年3月5日に出願された日本出願特願2018−039056を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (17)

  1. 第1ロボットから情報を取得する取得部と、
    取得した情報を分析する分析部と、
    分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定部と、
    前記決定部の決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記決定部は、店舗で発生した問題を前記第1ロボットにより解決できるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記判定部により、前記第1ロボットにより解決できないと判定された場合、検知した問題を解決する前記第2ロボットを選択する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1ロボットおよび前記第2ロボットは、前記店舗内で作業を実行し、
    前記取得部は、前記第1ロボットから画像情報を取得し、
    前記分析部は、前記画像情報を解析し、前記店舗内で発生した問題を検知し、
    前記決定部は、検知した問題を解決する前記第2ロボットを選択し、
    前記指示部は、前記第2ロボットに対して前記問題を解決するための作業内容を指示する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて床の汚れおよびその位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記分析部が検出した床の汚れを清掃する清掃ロボットを前記第2ロボットとして決定し、さらに、前記清掃ロボットが行うべき作業内容として清掃方法を決定し、
    前記指示部は、前記清掃ロボットに対し、前記位置情報および前記清掃方法を指示する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて精算待ちの顧客の人数およびその位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記人数が第1閾値を超えた場合に、前記分析部が検出した精算待ちの顧客に対する精算機能を有する精算ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記精算ロボットに対し、前記位置情報および前記精算機能の実行を指示する請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて商品の陳列状況を検出し、前記陳列状況に基づいて、前記商品の欠品およびその位置情報を検知し、
    前記決定部は、欠品を検知された前記商品の補充機能を有する商品補充ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記商品補充ロボットに対し、前記位置情報および前記補充機能の実行を指示する請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて案内が必要な顧客およびその位置情報を検出し、
    前記決定部は、顧客案内機能を有する顧客案内ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記顧客案内ロボットに対し、前記位置情報および前記顧客案内機能の実行を指示する請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて商品の陳列状況を検出し、前記陳列状況に基づいて、前記商品の陳列状況の乱れおよびその位置情報を検知し、
    前記決定部は、陳列状況の乱れを整頓する整頓機能を有する整頓ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記整頓ロボットに対し、前記位置情報および前記整頓機能の実行を指示する請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて前記第1ロボットの位置情報および商品の運搬状況を検出し、
    前記決定部は、前記商品の運搬量が第2閾値を超えた場合、前記商品の運搬機能を有する運搬ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記運搬ロボットに対し、前記位置情報および前記運搬機能の実行を指示する請求項3乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて迷子およびその位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記分析部が検出した前記迷子を誘導する誘導機能を有する誘導ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記誘導ロボットに対し、前記位置情報および前記誘導機能の実行を指示する請求項3乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記分析部は、前記画像情報に基づいて落し物およびその位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記分析部が検出した前記落し物を回収する回収機能を有する回収ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記回収ロボットに対し、前記位置情報および前記回収機能の実行を指示する請求項3乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得部は、前記第1ロボットから顧客の要望情報をさらに取得し、
    前記分析部は、取得した前記要望情報を分析し、
    前記決定部は、前記要望情報の分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  13. 前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客の商品検索情報を検出し、前記商品検索情報から検索商品の在庫状況および前記顧客の位置情報を検知し、
    前記決定部は、前記検索商品の搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客の購入商品搬送要望を検出し、
    前記決定部は、購入した商品の搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する請求項12または13に記載の情報処理装置。
  15. 前記分析部は、前記要望情報に基づいて、顧客が試着している商品の代替商品に関する情報を検出し、
    前記決定部は、前記代替商品を指定場所まで搬送する搬送機能を有する搬送ロボットを前記第2ロボットとして決定し、
    前記指示部は、前記搬送ロボットに対し、前記搬送機能の実行を指示する請求項12乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
    取得した情報を分析する分析ステップと、
    分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
    を含む情報処理方法。
  17. 第1ロボットから情報を取得する取得ステップと、
    取得した情報を分析する分析ステップと、
    分析結果から、連携すべき第2ロボットおよびその作業内容を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおける決定に基づいて、前記第2ロボットに対して、前記作業内容を指示する指示ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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