JPWO2019161213A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 式Ｉ：
   

   

   （上式中、L¹、L²及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
   Qは四価炭素（tetravalent carbon）、四置換フェニル、又は、場合により置換されたアルキレンであり、
   Rはカップリング部分又はＲＮＡｉ剤を含み、そして
   XはNR^x 又は結合であり、そしてR^x は、H又は場合により置換されたC₁-C₆ アルキルである）の化合物又はその薬学的に許容される塩。
2. Qは、以下：
   四価炭素、
   

   

   場合により置換されたアルキレン、及び
   

   

   からなる群より選ばれる、請求項１記載の化合物。
3. L¹、L² 及びL³ は各々
   

   

   であるか、
   L ¹ 、L ² 及びL ³ は各々
   

   

   であるか、又は
   L ¹ 、L ² 及びL ³ は各々
   

   

   である、請求項１又は２記載の化合物。
4. Rはカップリング部分を含み、そして該カップリング部分はホスホラミダイトを含む、請求項１から３のいずれか一項記載の化合物。
5. Rは
   

   

   からなる群より選ばれる、請求項４記載の化合物。
6. Rは、オルガノホスフェート及びＲＮＡｉ剤、エステル、パラ-ニトロフェノールエステル、アミド及びＲＮＡｉ剤、カーボネート、又は、カルバメート及びＲＮＡｉ剤を含む、請求項１から５のいずれか一項記載の化合物。
7. 

   

   

   

   

   

   からなる群から選ばれる化合物又はその薬学的に許容される塩。
8. 式II、式III、式VI、又は式VII:
   

   

   （上式中、L¹、L²及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
   L⁴ は、リンカーであり、該リンカーは、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、及び、場合により置換されたシクロアルキレンを含み、
   各場合のR¹ は、場合により置換されたアルキルであり、
   R² は、場合により置換されたアルキルであり、
   R ³ は、H、場合により置換されたアルキル、又は場合により置換されたアリールであり、
   各場合のR⁴ は独立して、H又は場合により置換されたアルキルであり、
   X は、O又はSであり、そして
   ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる）の化合物又はその薬学的に許容される塩。
9. L¹、L² 及びL³ は各々
   

   

   であるか、
   L ¹ 、L ² 及びL ³ は各々
   

   

   であるか、又は
   L ¹ 、L ² 及びL ³ は各々
   

   

   であり、
   各場合のR ¹ は、イソプロピルであり、
   R ² は、
   

   

   であり、
   X は、O又はSである、
   請求項８記載の化合物。
10. L⁴ は
    

    

    からなる群より選ばれ、ここで、
    

    

    は結合点を示す、請求項８又は請求項９記載の化合物。
11. 

    

    

    

    

    

    

    

    

    からなる群から選ばれ、ここで、ＲＮＡ はＲＮＡｉ剤を含み又はからなる、化合物又はその薬学的に許容される塩。
12. 式IV、式V、式VIII、又は式IX:
    

    

    （上式中、L¹、L²及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
    L⁴ は、リンカーであり、該リンカーは、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、及び、場合により置換されたシクロアルキレンを含み、
    R¹及びR² は、各々独立して、場合により置換されたアルキルであり、
    R ³ は、H、場合により置換されたアルキル、及び場合により置換されたアリールであり、
    R⁴ は、H又は場合により置換されたアルキルであり、
    Y は、O又はSであり、
    ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなり、そして
    TLは標的リガンドである）の化合物又はその薬学的に許容される塩。
13. L¹、L² 及びL³ は各々
    

    

    であるか、
    L¹、L² 及びL³ は各々
    

    

    であるか、又は
    L¹ L² 及びL³ は各々
    

    

    である、
    請求項１２記載の化合物。
14. L⁴ は
    

    

    からなる群より選ばれ、ここで、
    

    

    は結合点を示す、請求項１２又は請求項１３記載の化合物。
15. 各場合のR¹ はイソプロピルである、請求項１２から１４のいずれか一項記載の化合物。
16. R² は
    

    

    である、請求項１２から１５のいずれか一項記載の化合物。
17. 

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    からなる群から選ばれ、ここで、TLは標的リガンドを含み、そしてＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる、化合物又はその薬学的に許容される塩。
    
18. 式II:
    

    

    の化合物をＲＮＡｉ剤と反応させて、式III:
    

    

    （上式中、L¹、L²及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
    L⁴ は、リンカーであり、該リンカーは、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、及び、場合により置換されたシクロアルキレンを含み、
    各場合のR¹ は、場合により置換されたアルキルであり、
    R² は、場合により置換されたアルキルであり、そして
    R⁴ は、H又は場合により置換されたアルキルであり、
    XはO又はSであり、そして
    ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる）の化合物を生成させる方法。
19. 式VI:
    

    

    の化合物を、遊離アミンを含むＲＮＡｉ剤と反応させて、式VII:
    

    

    （上式中、L¹、L² 及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
    L⁴ は、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、又は、場合により置換されたシクロアルキレンを含むリンカーであり、
    R³ はH、場合により置換されたアルキル、又は、場合により置換されたアリールであり、そして
    各場合のR⁴ は、H又は場合により置換されたアルキルであり、そして
    ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる）の化合物を生成させる方法。
20. 式III
    

    

    の化合物を、アジドを含む標的リガンドと反応させて、式V
    

    

    （上式中、L¹、L²及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
    L⁴ は、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、又は、場合により置換されたシクロアルキレンを含むリンカーであり、
    R⁴ は、H又は場合により置換されたアルキルであり、
    TLは標的リガンドであり、
    YはO又はSであり、そして
    ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる）の化合物を生成させる方法。
21. 式VII
    

    

    の化合物を、アジドを含む標的リガンドと反応させ、式IX
    

    

    （上式中、L¹、L² 及びL³ は、各々独立して、場合により置換されたアルキレンを含むリンカーであり、
    L⁴ は、場合により置換されたアルキレン、場合により置換されたアリーレン、又は、場合により置換されたシクロアルキレンを含むリンカーであり、
    各場合のR⁴ は、H又は場合により置換されたアルキルであり、そして
    ＲＮＡはＲＮＡｉ剤を含み又はからなる）の化合物を生成させる方法。