JPWO2019116511A1 - 塔型風力発電設備の解体方法 - Google Patents

塔型風力発電設備の解体方法 Download PDF

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Abstract

[要約][課題]塔体の周囲に足場を組む必要のない塔型風力発電設備の解体方法を提供する。[解決手段]塔体12の内部空洞12a内にタワークレーン34の内部タワー36を構築して上端部にクレーン装置38を設置し、塔体12上端部のナセル18及び風力発電機14を解体し、その解体物を塔体12のタワークレーン34のクレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて降ろし、風力発電機14の解体後は、作業用のステージ40を内部タワー36に設け、この内部タワー36に設けたステージ40から塔体12を解体し、その解体物をタワークレーン34のクレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて降ろす。ステージ40は、昇降装置42により、塔体12の解体位置に合わせて内部タワー36に沿って昇降し、塔体12を上部から順に解体する。[選択図]図5

Description

本発明は、風力発電設備の解体方法、特に塔型の風力発電設備の解体方法に関する。
塔型の風力発電設備は、例えば下記特許文献1に記載されるように、多くの場合、塔体の上端部に風力発電機を備える。また、塔体の内部は空洞であることが多い。こうした塔型風力発電設備は、風力発電効率を追求するため、山の上や海上(洋上)など、様々な場所に設営される。
この種の塔型風力発電設備の寿命は20〜30年(日本国における耐用年数は17年)とされている。寿命又は耐用年数となった塔型風力発電設備は、他の発電設備と同様に解体される。従来の塔型風力発電設備の解体方法は、建設時の建設方法と同様に、塔体の外側全周に足場を組み、この足場を利用して風力発電機及び塔体を解体する。解体物を降ろす際には、足場に設けたクレーンや移動式クレーンを用いる。
特開2012−102692号公報
しかしながら、一般的に、塔型風力発電設備は巨大であり、また、通常風の強い場所での作業となることから、巨大な塔体の外側全周に巨大な足場を組む作業は煩雑であり、長時間の高所作業を強いられることになる。従って、塔型風力発電設備の解体工事期間が長期化するという問題があり、結果的に解体工事のコストが増大する傾向にある。また、海上風力発電設備などの場合、そもそも十分な足場を組むこと自体が困難な状況も有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、塔体の周囲に足場を組む作業を不要とし、解体工事自体の簡略化や工事期間の短縮を達成することのできる塔型風力発電設備の解体方法を提供することにある。
上記目的を達成するため請求項1に記載の塔型風力発電設備の解体方法は、上下方向に連通した内部空洞を有する塔体と、該塔体の上端部に設けられた風力発電機と、を備えた塔型風力発電設備の解体方法において、前記塔体の内部空洞内に該塔体の下端部領域から発電設備の上方まで貫通し且つクレーン装置を搭載可能な内部タワーを構築する内部タワー構築工程と、前記内部タワーにクレーン装置を設置するクレーン設置工程と、前記塔体上端部の風力発電機構造物を解体し、該解体物を前記クレーン装置で前記塔体の外側から降下させる風力発電機解体工程と、前記各工程の途中又は後に、前記内部タワーに解体作業用のステージを設ける作業ステージ設置工程と、前記ステージを利用して前記塔体を上部から順次解体し、該解体物を前記クレーン装置で前記塔体の外側から降下させる塔体解体工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、塔体の内部空洞内に構築された内部タワーにクレーン装置を設置し、そのクレーン装置を用いて塔体上端部の風力発電機構造物の解体物を塔体の外部から降下し、風力発電機の解体後は、内部タワーに設けたステージから塔体を内側から解体して、その解体物をクレーン装置を用いて塔体の外部から降下することができるので、巨大な塔体の外側全周に巨大な足場を組む必要がない。また、塔体の解体位置に合わせてステージを昇降すれば、塔体の解体作業が容易になるため、塔型風力発電設備の解体工事期間を短縮したり、解体工事自体を簡略化したりすることが可能となり、結果的に塔型風力発電設備の解体工事のコストを低廉化することが可能となる。また、海上など、塔体の周囲に十分な足場を組むことができない塔型風力発電設備でも、塔体の内部空洞を用いて内部タワーを構築し、その内部タワーに設置したクレーン装置を用いて発電設備を解体することが可能となるので、種々の塔型風力発電設備で確実に解体工事を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、 前記作業ステージ設置工程における前記ステージの設置は、該ステージが前記内部タワーの周囲で前記塔体の内部空洞内に水平方向に延在するように行われ、前記内部タワーに沿って昇降可能になされることを特徴とする。
この構成によれば、ステージ上から塔体の同じ高さの様々は箇所を解体することができ、ステージを昇降させることで、塔体を上部から順次解体することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、前記作業ステージ設置工程は、前記塔体解体工程における解体位置に合わせて前記ステージの高さ位置を昇降調整することを含むことを特徴とする。
この構成によれば、塔体の解体位置に合わせてステージの高さ位置を昇降させることで、安全で、効率よく、ステージ上から塔体を解体することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、前記クレーン装置と前記ステージの間で前記内部タワーに屋根を設ける屋根設置工程を含むことを特徴とする。
この構成によれば、ステージ上の雨(雪)をしのぐことができるので、雨天などでも塔型風力発電設備の解体工事を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、前記塔体の上端部の風力発電機収納部を上下方向に貫通して開口する塔体上部開口工程を前記内部タワー構築工程の前に含むことを特徴とする。
この構成によれば、一般に閉塞されている塔体の上端部の風力発電機収納部を上下方向に貫通して開口しておくことにより、塔体の上方まで貫通して内部タワーを構築することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、前記塔体の下端部に設備搬入用の開口部を形成する開口部形成工程を前記内部タワー構築工程の前に含むことを特徴とする。
この構成によれば、設備搬入用の開口部から内部タワー部材やクレーン装置を搬入することにより、塔体内の内部タワーの構築や内部タワー上部へのクレーン装置の設置(移動)を容易に行うことが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法において、前記内部タワー構築工程及びクレーン設置工程は、前記内部タワーを構築しながら該内部タワーに沿って昇降するマストクライミング型のクレーン装置を用いて行われることを特徴とする。
この構成によれば、塔体内の内部タワーの構築や内部タワー上部へのクレーン装置の設置を容易且つ確実に行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、塔体の内部空洞内に構築された内部タワーにクレーン装置を設置し、そのクレーン装置を用いて塔体上端部の風力発電機構造物の解体物を塔体の外部から降下し、風力発電機の解体後は、内部タワーに設けたステージから塔体を内側から解体して、その解体物をクレーン装置を用いて塔体の外部から降下することができることから、巨大な塔体の外側全周に巨大な足場を組む必要がない。また、塔体の解体位置に合わせてステージを昇降すれば、塔体の解体作業が容易になるため、塔型風力発電設備の解体工事期間を短縮したり、解体工事自体を簡略化したりすることが可能となり、総合的に塔型風力発電設備の解体工事のコストを低廉化することが可能となる。更に、塔体を内側から解体するので、解体作業中、風の影響を受けにくい。また、海上など、塔体の周囲に十分な足場を組むことができない塔型風力発電設備でも、塔体の内部空洞を用いて内部タワーを構築し、その内部タワーに設置したクレーン装置を用いて発電設備を解体することが可能となるので、種々の塔型風力発電設備で確実に解体工事を行うことができる。
本発明の塔型風力発電設備の解体方法で解体された塔型風力発電設備の一実施の形態を示す概略構成一部断面正面図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。 図5のステージの詳細説明図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。 図1の塔型風力発電設備の解体方法の説明図である。
以下に、本発明の塔型風力発電設備の解体方法の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態の解体方法で解体された塔型風力発電設備10の解体前の状態を示す一部断面正面図である。この塔型風力発電設備10は、既存の塔型風力発電設備と同様に、塔体12の上端部に風力発電機14を備え、一般に、塔体12の内部は空洞12aになっている(図6参照)。この塔体12の内部空洞12aには、例えば風力発電機14の保守・点検を行う人が登れるように、図示しない螺旋階段や梯子などが設けられている。塔体12の高さや大きさは、例えば風力発電設備の設営場所によってさまざまであるが、塔体12の高さは、地上風力発電設備で60m以上、海上(洋上)風力発電設備では100m以上のものもあり、塔体12の外径は下端部で4m以上、塔体12頂部における内部空洞12aの直径は3m以上である。
塔体12の頂部にはローター16及びナセル18が設けられている。ローター16は風力発電機14の回転子であり、ナセル18は、風力発電機14の主要機器を収納する収納部(筐体)である。ローター16は、風車の翼を構成するブレード20、ブレード20を主軸22に接続するためのハブ24などを備えて構成され、ハブ24はロータカバー26で覆われている。ナセル18内には、主として主軸22の回転速度を増速するトランスミッション28、増速された回転軸から起電する発電機30などが収納されている。また、ナセル18の下部には、ローター16の向き、つまりヨー軸をナセル18ごと調整する図示しないヨー調整装置などが設けられている。また、塔体12の下部には、発電機30で起電された電力を系統に適した電力に変換する図示しない変電装置なども配設されている。
前述したように、塔型風力発電設備の寿命は20〜30年、日本国での耐用年数は17年であるから、寿命や耐用年数となった塔型風力発電設備は解体される。図2は、この実施の形態で塔型風力発電設備10の解体作業が行われる前の状態を示しており、塔体12は外観を、ナセル18は内部の状態を模式的に表している。この実質的な解体工事の準備といえる作業では、塔体12の下端部に、設備搬入用の開口部32を形成する(開口部形成工程)。この実施の形態の解体方法では、タワークレーン34用の内部タワー部材やクレーン装置38自体、内部タワー36に取付けて人が載るステージ40などを塔体12の内部空洞12aに搬入する必要がある。一般に、塔体12の下端部には、人が入れる程度の開口部(ドア)があるが、そこからでは設備(設備用部材)を搬入することは困難である。そのため、設備(設備用部材)を搬入可能な大きさの開口部32を形成し、必要に応じて開口部32周辺の補強を行う。
また、この解体準備作業では、塔体12の上端部に設けられているナセル18を上下方向に貫通して開口する(塔体上部開口工程)。これは、後述するタワークレーン34用の内部タワー36を塔型風力発電設備10の上方まで延設するためである。即ち、後段に詳述するように、この実施の形態の塔型風力発電設備の解体方法では、塔体12の外側を通じて解体物を降ろすので、タワークレーン34は塔体12の上方、つまり塔型風力発電設備10の上方まで貫通していなければならない。通常、ナセル18の内部は外部と遮断されているので、塔体12の上端部はナセル18によって閉塞されている。そこで、ナセル18を上下方向に貫通して開口する。この実施の形態では、後述するように、マストクライミング型のクレーン装置38を用いるので、ナセル18の開口部は、このクレーン装置38が通過できる大きさとする。前述のように、塔体12頂部における内部空洞12aの直径は3m以上、後述するクレーン装置38(台座部分)の差渡しの大きさは3m未満のものもあるので、ナセル18の開口部をクレーン装置38が通過できれば塔型風力発電設備10の上方にクレーン装置38を設置することが可能である。なお、ナセル18を上下方向に貫通する際、ナセル18の内部の設備(主として風力発電機構造物)が邪魔な場合には、それらを撤去したり移動したりする。また、この状態で、塔体12の内部空洞12aに設けられている螺旋階段や梯子などは撤去する。
図3は、解体工事の開始初期の状態を示しており、塔体12もナセル18も内部の状態を模式的に表している。この実施の形態の解体工事では、まず塔型風力発電設備10の塔体12の内部空洞12aにタワークレーン34用の内部タワー36を構築する(内部タワー構築工程)。この内部タワー36の構築方法には、種々の方法があるが、この実施の形態では、所謂マストクライミング型のタワークレーン34を用いて内部タワー36を構築する。周知のように、マストクライミング型のタワークレーンは、クレーン装置自体でタワー部材を上方に継ぎ足し、それを固定して、自らタワー(マスト)を登っていくものであり、当然ながらタワーを降りることもできる。そのため、この実施の形態のクレーン装置38は、周知のマストクライミング型のクレーン装置と同様に、タワーに差し込まれるカンヌキや、カンヌキを支持点としてクレーン装置38を昇降するためのシリンダなどを備えた図示しない昇降装置を有する。また、内部タワー36を解体する場合にも、分解された内部タワー部材をクレーン装置38自体で降ろす。クレーン装置38のブームは、リミッターを解除することで、鉛直上方向きにすることができる。なお、この実施の形態では、クレーン装置38は、荷を吊り上げたり、荷を降ろしたりすることが可能な装置を意味する。
図4は、塔型風力発電設備10の上方まで内部タワー36を構築し、その上端部にクレーン装置38が移動(クレーン装置38を設置)した状態を示しており、塔体12もナセル18も内部の状態を模式的に表している。このように塔型風力発電設備10の上方まで内部タワー36を構築し、その上端部にクレーン装置38が配置(クレーン装置設置工程)されたら、ナセル18の内部又はナセル18の上部から風力発電機14の構造物の解体を行う(風力発電機解体工程)。風力発電機14の構造物解体のために、簡易的なステージを構築してもよい。この風力発電機14の構造物解体は、例えばローター16のブレード20をハブ24から取り外し、次いでハブ24や主軸22を取り外す。これらの解体物は、クレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて下方に降ろす。ナセル18の内部に配設されていた風力発電機14の機器も、クレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて下方に降ろす。最後は、ナセル18自体を解体し、その解体物をクレーン装置38で塔体12の外部を通じて下方に降ろす。
図5は、ナセル18を含む風力発電機14の構造物解体が完了した状態を示しており、塔体12の内部の状態を模式的に表している。風力発電機14の解体が完了したら、次いで塔体12そのものを解体しなければならないが、塔体12の内部空洞12aには、人が載って作業する場所がない。そこで、この実施の形態の塔型風力発電設備の解体方法では、タワークレーン装置34用の内部タワー36に、人が載ることのできるステージ40を設ける(作業ステージ設置工程)。このステージ40は、例えば図6に示すように、内部タワー36の周囲で水平方向に広がる円板状のものであり、クレーン装置38よりも下方に設けられている。このステージ40の下方には、内部タワー36に沿って昇降するための昇降装置42が設けられている。この昇降装置42は、所望する高さでステージ40を内部タワー36に固定する機能を兼ね備える。具体的には、マストクライミング型タワークレーン34の昇降装置と同様の構成になっている。なお、ステージ40の設置は、この段階に限らず、内部タワー36の構築以降、どの段階で行ってもよい。
また、この円板状のステージ40の周縁部下面には、ステージ40を塔体12の内部空洞12aでバランスするためのローラ装置44が設けられている。このローラ装置44は、塔体12の内部壁面に沿って上下方向に回転可能な複数のローラ46と、それらのローラ46の夫々を回転可能に支持すると共にステージ40の下面に連結するアーム48と、各アーム48を介してローラ46を塔体12の内部壁面に押し当てるスプリング50を備えて構成される。このローラ装置44は、円板状のステージ40の下面周縁部に等間隔に配設されており、夫々、ローラ46はスプリング50によって同等の押し付け力で塔体12の内部壁面に押し付けられる。そのため、ステージ40が塔体12の内部空洞12a内でバランスよく安定する。また、このような構成とすることで、塔体12の内部空洞12aの壁面に対して内部タワー36をステージ40が支持する構造となる。
また、この円板状のステージ40の周縁部上面には、ヒンジ52を介して、ステージ40の径方向外側に張り出せる踏板54が、ステージ40の周方向に等間隔に配設されている。例えば図5に示すように、塔体12は、下部が太く、上部が細い、円錐台形状であり、内部空洞12aも、下部が広く、上部が狭い、円錐台空間になっている。この内部空洞12aの高さ方向への縮小率(拡大率)は、塔体12の高さ1mあたり、半径で1cm程度である。例えば、塔体12の高さが60mであり、円板状のステージ40の外径を、塔体12の最上部における内部空洞12aの内径に合わせた場合、後述するように、ステージ40を塔体12の最下部まで下降させた場合、ステージ40の周縁部と塔体12の内部壁面の間の隙間が60cm程度まで大きくなる。そのような場合には、ヒンジ52を介して踏板54を回転させてステージ40の径方向外側に張り出す。すると、その踏板54上に人が載って塔体12の解体作業を行うことができる。なお、踏板54は、ステージ40から径方向外側にスライドするものなどとしてもよい。
また、この実施の形態では、図6に二点鎖線で示すように、ステージ40の上方で、内部タワー36に屋根56を設けることができる(屋根設置工程)。この屋根56は、ステージ40を覆う円板状であり、塔体12の内部に設置される。このようにステージ40の上方で塔体12の内部に屋根56を設けることにより、雨(雪)をしのぐことができるので、ナセル18撤去後の雨天時でも、塔体12の解体作業を行うことが可能となる。
一般に、タワークレーン34用に構築された内部タワー36は、人が昇降できるように階段(梯子)が設けられているので、この図示しない階段(梯子)を使ってステージ40まで人が登り、このステージ40に載って塔体12を内部空洞12aから解体することができる。解体された塔体12の解体物は、内部タワー36の上端部のクレーン装置38を使って降ろすことができる。塔体12は、上部から順に解体し、その解体物は、内部タワー36上端部のクレーン装置38を用いて、塔体12の外部を通じて降ろす(塔体解体工程)。塔体12の解体に合わせて、図7に示すように、ステージ40を次第に下降し、その位置(高さ)で塔体12を解体し、その解体物をクレーン装置38で塔体12の外部を通じて降ろす。また、解体位置(高さ)の下降に合わせて、内部タワー36を上方から解体し、その解体された内部タワー部材をクレーン装置38で降ろすようにしてもよい。
図8は、塔型風力発電設備10の解体工事主要部の終段階状態を示しており、塔体12の内部を模式的に表している。前述のように、塔体12を上方から順次解体し、その解体物を内部タワー36上端部のクレーン装置38で降ろし、解体位置(高さ)を次第に下げてゆくと、図7に示すように、クレーン装置を用いずとも塔体12の解体物を降ろすことが可能になる。塔体12を解体したら、クレーン装置38やステージ40を撤去した後、内部タワー36下端部の内部タワー部材を撤去して、解体工事の主要部が完了する。
前述したように、従来の塔型風力発電設備の解体工事では、塔体の外側全周に足場を組み、その足場を利用して塔体などの解体を行う。しかしながら、塔体は、高さ60m以上の巨大な構造物であり、この外側全周に足場を組むことは、それが半ば自動化されたとしても、足場そのものが巨大なものとなるため、大変な手間と時間を必要とする。また、風力発電設備の設営場所は、通常、風が強いので、足場組みはより一層困難な作業となる。この実施の形態の塔型風力発電設備の解体方法では、巨大な塔体12の外側全周に巨大な足場を組む必要がないことから、工事期間を短縮したり、工事の工程を簡素化したりすることが可能となる。また、ステージ40に載って塔体12を内側から解体することができるので、解体作業中、風の影響を受けにくい。また、従来の塔型風力発電設備の解体方法では、足場に構築したクレーンや移動式クレーンを用いて解体物の下降を行わなければならず、その分だけ、手間もコストもかかる。これに対し、この実施の形態の塔型風力発電設備の解体方法では、内部タワー36の上端部に設けたクレーン装置38を用いて、塔体12の外部を通じて解体物を下降することができることから、これらの点でも工事の手間やコストを低減することができる。
このように、この実施の形態の塔型風力発電設備の解体方法では、塔体12の内部空洞12aにタワークレーン34を構築し、塔体12上端部のナセル18を含む風力発電機14の構造物を解体し、その解体物をタワークレーン34のクレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて降ろし、風力発電機14の解体後は、内部タワー36に設けたステージ40から塔体12を内側から解体し、その解体物をタワークレーン34のクレーン装置38を用いて塔体12の外部を通じて降ろすことができるので、巨大な塔体12の外側全周に巨大な足場を組む必要がない。また、ステージ40を昇降させれば、塔体解体作業が飛躍的に容易になるため、塔型風力発電設備10の解体工事期間を短縮したり、解体工事自体を簡略化したりすることが可能となり、総合的に塔型風力発電設備10の解体工事のコストを低廉化することが可能となる。また、海上など、塔体12の周囲に十分な足場を組むことができない塔型風力発電設備10でも、内部空洞12aに構築したタワークレーン34を用いて確実に解体工事を行うことができる。
また、塔体12の解体位置に合わせてステージ40を内部タワー36に沿って昇降することにより、ステージ40に載った人は、安全で、効率よく、塔体12を解体することができる。
また、ステージ40は、内部タワー36の周囲で塔体12の内部空洞12a内に水平方向に広がり且つ内部タワー36に沿って昇降するための昇降設備を備えていることから、ステージ40に載った人は、塔体12の同じ高さの様々な箇所を解体することができ、このステージ40を昇降装置によって昇降させることで、塔体12を上から順に解体してゆくことができる。
また、クレーン装置38とステージ40の間で内部タワー36に屋根56を設けることにより、ステージ40上の雨(雪)をしのぐことができ、これにより雨天などでも塔型風力発電設備10の解体工事を行うことができる。
また、内部タワー36の構築に先んじて塔体12の上端部のナセル18を上下方向に貫通して開口することにより、塔体12の上方まで貫通して内部タワー36を構築することができる。
また、内部タワー36の構築に先んじて塔体12の下端部に設備搬入用の開口部32を形成することにより、設備搬入用の開口部32から内部タワー部材やクレーン装置38を搬入することができ、これにより、塔体12内の内部タワー36の構築や内部タワー36上部へのクレーン装置38の設置(移動)を容易に行うことが可能となる。
また、内部タワー36を構築・解体しながらその内部タワー36に沿って昇降するマストクライミング型のクレーン装置38とすることで、塔体12内の内部タワー36の構築や内部タワー36上部へのクレーン装置38の移動を容易且つ確実に行うことができる。
なお、前述の実施の形態では、タワークレーン34にマストクライミング型のクレーン装置38を用いたが、例えば内部タワー36を上端部まで構築し、その最上部にクレーン装置38を搭載するようにしてもよい。
本発明が上記していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当とされる特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
10 塔型風力発電設備
12 塔体
14 風力発電機
16 ローター
18 ナセル
32 開口部
34 タワークレーン
36 内部タワー
38 クレーン装置
40 ステージ
42 昇降装置
56 屋根

Claims (7)

  1. 上下方向に連通した内部空洞を有する塔体と、該塔体の上端部に設けられた風力発電機と、を備えた塔型風力発電設備の解体方法において、
    前記塔体の内部空洞内に該塔体の下端部領域から発電設備の上方まで貫通し且つクレーン装置を搭載可能な内部タワーを構築する内部タワー構築工程と、
    前記内部タワーにクレーン装置を設置するクレーン設置工程と、
    前記塔体上端部の風力発電機構造物を解体し、該解体物を前記クレーン装置で前記塔体の外側から降下させる風力発電機解体工程と、
    前記各工程の途中又は後に、前記内部タワーに解体作業用のステージを設ける作業ステージ設置工程と、
    前記ステージを利用して前記塔体を上部から順次解体し、該解体物を前記クレーン装置で前記塔体の外側から降下させる塔体解体工程と、
    を含むことを特徴とする塔型風力発電設備の解体方法。
  2. 前記作業ステージ設置工程における前記ステージの設置は、該ステージが前記内部タワーの周囲で前記塔体の内部空洞内に水平方向に延在するように行われ、前記内部タワーに沿って昇降可能になされることを特徴とする請求項1に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
  3. 前記作業ステージ設置工程は、前記塔体解体工程における解体位置に合わせて前記ステージの高さ位置を昇降調整することを含むことを特徴とする請求項2に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
  4. 前記クレーン装置と前記ステージの間で前記内部タワーに屋根を設ける屋根設置工程を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
  5. 前記塔体の上端部の風力発電機収納部を上下方向に貫通して開口する塔体上部開口工程を前記内部タワー構築工程の前に含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
  6. 前記塔体の下端部に設備搬入用の開口部を形成する開口部形成工程を前記内部タワー構築工程の前に含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
  7. 前記内部タワー構築工程及びクレーン設置工程は、前記内部タワーを構築しながら該内部タワーに沿って昇降するマストクライミング型のクレーン装置を用いて行われることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の塔型風力発電設備の解体方法。
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