JPWO2019106791A1 - 通信システム - Google Patents

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Abstract

通信システム(100)は、マスタ局(1−1)と、複数のスレーブ局(2A−1,2B−1)とを備え、スレーブ局(2A−1,2B−1)間で定期的にデータの伝送を行うスレーブ間通信を開始する前に、スレーブ間通信で使用するフレーム内の位置を示すアドレスと当該アドレスに格納されるデータの内容とを対応づける情報であるマッピング情報を、送信側のスレーブ局(2A−1)と受信側のスレーブ局(2B−1)との間で整合させた後、スレーブ間通信を有効化し、スレーブ間通信を開始することを特徴とする。

Description

本発明は、スレーブ局間で可変マッピングを利用する通信を行う通信システムに関する。
近年、工場の様々な作業を自動化する工場自動化の分野では、ネットワークで接続された複数の通信装置が使用されている。通信装置にはマスタ局と呼ばれる装置と、スレーブ局と呼ばれる装置とがある。例えば、産業機械を制御するためにマスタ局およびスレーブ局が使用される場合には、マスタ局からスレーブ局に産業機械の制御量を通知し、スレーブ局が通知された制御量を産業機械に指示する。スレーブ局は、産業機械の状態を検知して、産業機械の状態をマスタ局に通知する。
マスタ局とスレーブ局との間では、定期的にデータフレームの伝送が行われており、ここで伝送されるデータの種類は、必要とされるアプリケーションに応じて変わる。このため、データフレーム内の位置を示すアドレスと、当該アドレスに格納されるデータの内容とを対応づけるマッピング情報が用いられる。マスタ局は、送信するデータフレームをマッピング情報に基づいて生成し、スレーブ局は、受信したデータフレームをマッピング情報に基づいて解析する。マッピング情報を用いることで、アプリケーションに応じてデータフレーム内に含まれるデータの内容が変わった場合であっても、スレーブ局は受信したデータフレームに含まれるデータの内容を把握することができる。
特許文献1には、マッピング情報を用いて、機器間で伝送するデータの内容を可変にする可変マッピングを利用したシステムが開示されている。このシステムでは、スレーブ局間においても可変マッピングを用いた通信を行うことが可能である。
特開2000−269996号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、スレーブ局間で可変マッピングを用いた通信を行う場合、送信側のスレーブ局および受信側のスレーブ局のうち一方のマッピング情報が更新されており他方が更新されていない期間が存在する。このようにマッピング情報に不整合が生じた状態でスレーブ局間の通信が行われると、伝送されたデータを受信側のスレーブ局が正しく解釈することができない。例えば、送信側のスレーブ局は位置指令を送信したにも関わらず、受信側のスレーブ局が速度指令であると解釈した場合、産業機械に意図した動作を行わせることができない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マッピング情報の整合性が取れた状態で、スレーブ局間の通信を開始することが可能な通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通信システムは、マスタ局と、複数のスレーブ局とを備える。この通信システムは、スレーブ局間で定期的にデータの伝送を行うスレーブ間通信を開始する前に、スレーブ間通信で使用するフレーム内の位置を示すアドレスと当該アドレスに格納されるデータの内容とを対応づける情報であるマッピング情報を、送信側のスレーブ局と受信側のスレーブ局との間で整合させた後、スレーブ間通信を有効化し、スレーブ間通信を開始することを特徴とする。
本発明にかかる通信システムは、マッピング情報の整合性が取れた状態で、スレーブ局間の通信を開始することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成を示す図 図1に示すマッピング情報記憶部に記憶されるマッピング情報の構成を示す図 図1に示す通信システムが使用するマッピング情報の第1の例を示す図 図1に示す通信システムが使用するマッピング情報の第2の例を示す図 図1に示す通信システムの動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成を示す図 図6に示す通信システムの動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態3にかかる通信システムの構成を示す図 図8に示す通信システムの動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態4にかかる通信システムの構成を示す図 図10に示す通信システムの動作を示すシーケンス図
以下に、本発明の実施の形態にかかる通信システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信システム100の構成を示す図である。通信システム100は、マスタ局1−1、スレーブ局2A−1、スレーブ局2B−1といった通信装置を有する。マスタ局1−1と、スレーブ局2A−1と、スレーブ局2B−1とは、ネットワークを介して接続されている。マスタ局1−1は、ネットワーク全体の管理および制御を行う通信装置であり、ネットワーク上に1つ配置される。スレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1は、マスタ局1−1以外の通信装置であり、ネットワーク上に1または複数配置される。スレーブ局2A−1およびスレーブ局2A−2は、モータ駆動ドライバなどアプリケーションに応じて、様々な制御機器を使用することができる。
通信システム100は、図1の例では、送信側のスレーブ局2A−1および受信側のスレーブ局2B−1を、それぞれ1台ずつ有する。しかしながら通信システム100が有するスレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1の台数はかかる例に限定されない。通信システム100は、送信側のスレーブ局2A−1を複数有してもよいし、受信側のスレーブ局2B−1を複数有してもよい。
マスタ局1−1は、通信部11と、マッピング情報取得部12と、マッピング情報転送部13−1と、有効化指示部14−1とを有する。通信部11は、ネットワークを介してスレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1と通信する機能を有する。マッピング情報取得部12は、ネットワークを介してスレーブ局2A−1からマッピング情報を取得する。マッピング情報取得部12は、取得したマッピング情報をマッピング情報転送部13−1に入力する。マッピング情報転送部13−1は、入力されたマッピング情報をスレーブ局2B−1に転送する。
有効化指示部14−1は、スレーブ局2A−1に記憶されているマッピング情報とスレーブ局2B−1に記憶されているマッピング情報との整合性がとれた後に、スレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1の間のスレーブ間通信を有効化する。具体的には、有効化指示部14−1は、通信部11を介して、スレーブ局2A−1にスレーブ間通信の送信有効化指示をし、スレーブ局2B−1にスレーブ間通信の受信有効化指示をする。
スレーブ局2A−1は、スレーブ間通信における送信側の装置である。スレーブ局2A−1は、通信部21と、マッピング情報記憶部22と、送信設定部23とを有する。
通信部21は、ネットワークを介してマスタ局1−1およびスレーブ局2B−1と通信する機能を有する。マッピング情報記憶部22は、スレーブ局2A−1の外部の設定用端末などから設定されたマッピング情報を記憶する。マッピング情報記憶部22が記憶するマッピング情報は、スレーブ間通信で使用される情報であり、スレーブ間通信で伝送されるデータフレーム内の位置を示すアドレスと、当該アドレスに格納されるデータの内容とを対応づける。送信設定部23は、マッピング情報記憶部22に記憶されたマッピング情報をデータフレームを生成する際に使用するマッピング情報に設定し、スレーブ間通信を有効化するなどスレーブ間通信を行うための送信設定を行う。さらに送信設定部23は、スレーブ間通信を行う際には、設定したマッピング情報を用いて、伝送するデータフレームを生成する。
図2は、図1に示すマッピング情報記憶部22に記憶されるマッピング情報の構成を示す図である。マッピング情報は、スレーブ間通信で使用されるデータフレームのアドレスであるフレームアドレス101と、データの内容を示すデータ識別インデックス102とを含む。
図1の説明に戻る。スレーブ局2B−1は、スレーブ間通信における受信側の装置である。スレーブ局2B−1は、通信部31と、受信設定部32とを有する。通信部31は、ネットワークを介してマスタ局1−1およびスレーブ局2A−1と通信する機能を有する。受信設定部32は、入力されたマッピング情報を用いて、マッピング情報の設定およびスレーブ間通信の有効化の設定などスレーブ間通信を行うための各種の受信設定を行う。さらに受信設定部32は、スレーブ間通信を行う際には、設定したマッピング情報を用いて、受信したデータフレームの解析を行う。
上記のように、通信システム100では、マッピング情報を使用して機器間で伝送するデータの内容を可変にする可変マッピングを利用したスレーブ間通信が行われる。可変マッピングを利用したスレーブ間通信では、使用するマッピング情報がアプリケーション毎に変更される。
図3は、図1に示す通信システム100が使用するマッピング情報の第1の例を示す図である。図3に示すマッピング情報は、フレームアドレス101「0000」とデータ識別インデックス102「6060」とを対応づけている。データ識別インデックス102「6060」は、データの内容が制御モードであることを示している。このマッピング情報は、フレームアドレス101「0002」とデータ識別インデックス102「6040」とを対応づけており、フレームアドレス101「0004」とデータ識別インデックス102「607A」とを対応づけている。データ識別インデックス102「6040」は、データの内容が制御コマンドであることを示しており、データ識別インデックス102「607A」は、データの内容が位置指令であることを示している。
図4は、図1に示す通信システム100が使用するマッピング情報の第2の例を示す図である。図4に示すマッピング情報がフレームアドレス101「0000」およびフレームアドレス101「0002」に対応づけているデータ識別インデックス102は、図3に示す第1の例と同様である。しかしながら、図4に示すマッピング情報は、フレームアドレス101「0004」にデータ識別インデックス102「60FF」を対応づけている。データ識別インデックス102「60FF」は、データの内容が速度指令であることを示している。
上記のように通信システム100で送信側のスレーブ局2A−1と受信側のスレーブ局2B−1とが使用するマッピング情報を変更することで、利用するアプリケーションに合わせた内容のデータを伝送することが可能である。
図5は、図1に示す通信システム100の動作を示すシーケンス図である。図5に示す動作は、スレーブ間通信を開始する前に実行される。スレーブ間通信を開始する前は、スレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1の間では通信を行うことができず、マスタ局1−1は、スレーブ局2A−1およびスレーブ局2B−1のそれぞれと通信することができる。
マスタ局1−1のマッピング情報取得部12は、マッピング情報を保持している送信側のスレーブ局2A−1にマッピング情報を要求する(ステップS101)。送信側のスレーブ局2A−1は、要求に応じてマッピング情報をマスタ局1−1に送信する(ステップS102)。
マスタ局1−1のマッピング情報取得部12は、取得したマッピング情報をマッピング情報転送部13−1に入力する。マッピング情報転送部13−1は、入力されたマッピング情報を受信側のスレーブ局2B−1に転送する(ステップS103)。マッピング情報を受信したスレーブ局2B−1の受信設定部32は、受信したマッピング情報をスレーブ間通信の際に使用するマッピング情報にする設定を行う。
マスタ局1−1は、マッピング情報が設定された後、送信側のスレーブ局2A−1に送信有効化を指示する(ステップS104)。送信有効化を指示されたスレーブ局2A−1の送信設定部23は、スレーブ間通信の送信を有効化する。マスタ局1−1は、受信側のスレーブ局2B−1に受信有効化を指示する(ステップS105)。受信有効化を指示されたスレーブ局2B−1の受信設定部32は、スレーブ間通信の受信を有効化する。
スレーブ間通信が送信側および受信側の両方で有効化された後に、送信側のスレーブ局2A−1がスレーブ間通信でデータフレームを伝送する(ステップS106)と、受信側のスレーブ局2B−1は、このデータフレームを受信することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる通信システム100によれば、送信側のスレーブ局2A−1が使用するマッピング情報と、受信側のスレーブ局2B−1が使用するマッピング情報とを分けずに、共通のマッピング情報として、マッピング情報記憶部22に記憶している。そして、スレーブ間通信を開始する前に、マスタ局1−1がマッピング情報を保持している送信側のスレーブ局2A−1からマッピング情報を取得して、取得したマッピング情報を受信側のスレーブ局2B−1に転送する。送信側のスレーブ局2A−1と受信側のスレーブ局2B−1とは、それぞれマッピング情報の設定を行い、マッピング情報の整合性をとってから、スレーブ間通信を有効化する。
送信側のスレーブ局2A−1と受信側のスレーブ局2B−1の両方でスレーブ間通信を有効化するまでは、データフレームを伝送することができないため、本実施の形態1によれば、マッピング情報の整合がとれた状態でスレーブ間通信を開始することが可能になる。したがって、マッピング情報の整合がとれていない状態で、受信側のスレーブ局2B−1が伝送データを誤って解釈することを抑制することが可能である。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる通信システム200の構成を示す図である。通信システム200は、マスタ局1−2と、スレーブ局2A−2と、スレーブ局2B−2とを有する。実施の形態1では、送信側のスレーブ局2A−1がマッピング情報を保持していたのに対して、本実施の形態2では、マスタ局1−2がマッピング情報を保持している。このため、送信側のスレーブ局2A−2と受信側のスレーブ局2B−2との間でマッピング情報の整合性をとるための動作が実施の形態1と異なる。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
マスタ局1−2は、通信部11と、マッピング情報転送部13−2と、有効化指示部14−1と、マッピング情報記憶部15とを有する。マスタ局1−2は、マスタ局1−1のマッピング情報取得部12の代わりにマッピング情報記憶部15を有する。またマスタ局1−1のマッピング情報転送部13−1が受信側のスレーブ局2B−1にマッピング情報を転送して、送信側のスレーブ局2A−1にはマッピング情報を転送しないのに対して、マッピング情報転送部13−2は、スレーブ局2A−2およびスレーブ局2B−2の両方にマッピング情報を転送する。
スレーブ局2A−2は、通信部21と送信設定部23とを有する。送信設定部23には、マスタ局1−2からマッピング情報が入力されるため、マスタ局1−2から取得したマッピング情報を設定することになる。スレーブ局2B−2は、通信部31と受信設定部32とを有する。
図7は、図6に示す通信システム200の動作を示すシーケンス図である。マスタ局1−2のマッピング情報転送部13−2は、マッピング情報記憶部15に記憶されたマッピング情報を、送信側のスレーブ局2A−2に転送する(ステップS201)。送信側のスレーブ局2A−2の送信設定部23は、マスタ局1−2から受信したマッピング情報を使用して、スレーブ間通信の送信設定を行う。マスタ局1−2のマッピング情報転送部13−2は、マッピング情報記憶部15に記憶されたマッピング情報を、受信側のスレーブ局2B−2に転送する(ステップS202)。ステップS203〜ステップS205の動作は、図5のステップS104〜ステップS106と同様であるためここでは説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、マッピング情報の整合がとれた状態でスレーブ間通信を開始することが可能になる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3にかかる通信システム300の構成を示す図である。通信システム300は、マスタ局1−3と、スレーブ局2A−3と、スレーブ局2B−3とを有する。
本実施の形態3では、実施の形態2と同様に、マスタ局1−3がマッピング情報を保持している。実施の形態2では、マスタ局1−2がマッピング情報を送信側のスレーブ局2A−2および受信側のスレーブ局2B−2に直接転送したのに対して、本実施の形態3では、マスタ局1−3から転送されたマッピング情報を送信側のスレーブ局2A−3がさらに受信側のスレーブ局2B−3に転送する。また、実施の形態1および実施の形態2では、マスタ局1−1,1−2が受信側のスレーブ局2B−1,2B−2への受信有効化指示を行っていたのに対して、本実施の形態3では、送信側のスレーブ局2A−3が受信側のスレーブ局2B−3への受信有効化指示を行う。
マスタ局1−3は、通信部11と、マッピング情報転送部13−3と、有効化指示部14−2と、マッピング情報記憶部15とを有する。有効化指示部14−2は、送信側のスレーブ局2A−3にスレーブ間通信の有効化を指示する送信有効化指示を行い、受信側のスレーブ局2B−3にはスレーブ間通信の有効化を指示しない。
スレーブ局2A−3は、通信部21と、送信設定部23と、マッピング情報転送部24−1と、有効化指示部25とを有する。マッピング情報転送部24−1は、マスタ局1−3から受信したマッピング情報を送信設定部23に入力すると共に、受信側のスレーブ局2B−3に転送する。有効化指示部25は、マスタ局1−3から送信有効化指示を受信すると、受信側のスレーブ局2B−3に受信有効化指示を行う。
スレーブ局2B−3は、通信部31と受信設定部32とを有する。受信設定部32は、実施の形態1および実施の形態2と同様に、入力されたマッピング情報と受信有効化指示とに応じて、スレーブ間通信の受信設定を行う。本実施の形態では、送信側のスレーブ局2A−3からマッピング情報および受信有効化指示が入力されるため、受信設定部32は、スレーブ局2A−3から入力されたマッピング情報および受信有効化指示に応じて、スレーブ間通信の受信設定を行うことになる。
図9は、図8に示す通信システム300の動作を示すシーケンス図である。マスタ局1−3のマッピング情報転送部13−3は、マッピング情報記憶部15に記憶されたマッピング情報を、送信側のスレーブ局2A−3に転送する(ステップS301)。送信側のスレーブ局2A−3の送信設定部23は、転送されたマッピング情報を用いてスレーブ間通信の送信設定を行い、マッピング情報転送部24−1は、マッピング情報を受信側のスレーブ局2B−3に転送する(ステップS302)。受信側のスレーブ局2B−3の受信設定部32は、転送されたマッピング情報を用いて、スレーブ間通信の受信設定を行う。
マスタ局1−3は、送信側のスレーブ局2A−3にスレーブ間通信の送信有効化指示を行う(ステップS303)。送信側のスレーブ局2A−3は、受信した送信有効化指示に応じて、スレーブ間通信を有効化すると共に、受信側のスレーブ局2B−3にスレーブ間通信の受信有効化指示を行う(ステップS304)。送信側のスレーブ局2A−3は、受信側のスレーブ局2B−3にスレーブ間通信の受信有効化指示を行った後に、スレーブ間通信でデータフレームを伝送する(ステップS305)。
以上説明したように、本発明の実施の形態3においても、実施の形態1および実施の形態2と同様に、マッピング情報の整合がとれた状態でスレーブ間通信を開始することが可能になる。また実施の形態1および実施の形態2では、マスタ局1−1またはマスタ局1−2が受信側のスレーブ局2B−1またはスレーブ局2B−2の受信有効化指示を行うため、スレーブ局2A−1またはスレーブ局2A−2は、受信側のスレーブ間通信が有効化されたタイミングを知ることができない。このため、受信側のスレーブ局2B−1またはスレーブ局2B−2がスレーブ間通信を有効化する前にスレーブ局2A−1またはスレーブ局2A−2がデータフレームを送信すると、データフレームの伝送に失敗してしまうことがあった。本実施の形態3では、スレーブ間通信においてデータフレームの送信元である送信側のスレーブ局2A−3が受信側のスレーブ局2B−3の受信有効化指示を行うことで、スレーブ局2B−3のスレーブ間通信が有効化された後に、スレーブ間通信を開始することが可能になる。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4にかかる通信システム400の構成を示す図である。通信システム400は、マスタ局1−4と、スレーブ局2A−4と、スレーブ局2B−4とを有する。通信システム400は、実施の形態1と同様に送信側のスレーブ局2A−4がマッピング情報記憶部22を有するが、マスタ局1−4がマッピング情報を転送するのではなく、スレーブ局2A−4からスレーブ局2B−4にマッピング情報が直接転送される。
マスタ局1−4は、通信部11と、有効化指示部14−2と、マッピング情報転送指示部16とを有する。有効化指示部14−2は、送信側のスレーブ局2A−4にスレーブ間通信の送信有効化指示を行う。マッピング情報転送指示部16は、スレーブ間通信を開始する前に、送信側のスレーブ局2A−4にマッピング情報の転送を指示する。
スレーブ局2A−4は、通信部21と、マッピング情報記憶部22と、送信設定部23と、マッピング情報転送部24−2と、有効化指示部25とを有する。マッピング情報転送部24−2は、マスタ局1−4からマッピング情報の転送指示を受信すると、マッピング情報記憶部22に記憶されたマッピング情報を受信側のスレーブ局2B−4に転送する。
スレーブ局2B−4は、通信部31と、受信設定部32とを有する。受信設定部32には、スレーブ局2A−4からマッピング情報および受信有効化指示が入力されるため、受信設定部32は、スレーブ局2A−4から入力されたマッピング情報および受信有効化指示に応じて、スレーブ間通信の受信設定を行うことになる。
図11は、図10に示す通信システム400の動作を示すシーケンス図である。マスタ局1−4のマッピング情報転送指示部16は、スレーブ間通信が開始される前に、送信側のスレーブ局2A−4にマッピング情報の転送指示を行う(ステップS401)。スレーブ局2A−4のマッピング情報転送部24−2は、マスタ局1−4からの転送指示に応じて、マッピング情報記憶部22に記憶されたマッピング情報を受信側のスレーブ局2B−4に転送する(ステップS402)。スレーブ局2B−4は、マッピング情報を受信すると、受信したマッピング情報を用いて、スレーブ間通信の受信設定を行う。
マスタ局1−4の有効化指示部14−2は、スレーブ局2A−4にスレーブ間通信の送信有効化指示を行う(ステップS403)。送信有効化指示を受信すると、スレーブ局2A−4の送信設定部23は、スレーブ間通信の送信設定を行い、スレーブ局2A−4の有効化指示部25は、スレーブ局2B−4にスレーブ間通信の受信有効化指示を行う(ステップS404)。受信有効化指示に応じて、スレーブ局2B−4の受信設定部32は、スレーブ間通信の受信設定を行う。その後、スレーブ局2A−4は、スレーブ間通信を用いてデータフレームを伝送する(ステップS405)。
以上説明したように、本実施の形態4においても、マッピング情報の整合がとれた状態でスレーブ間通信を開始することが可能になる。また、スレーブ間通信においてデータフレームの送信元である送信側のスレーブ局2A−4が受信側のスレーブ局2B−4の受信有効化指示を行うことで、スレーブ局2B−4のスレーブ間通信が有効化された後に、スレーブ間通信を開始することが可能になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
上記の実施の形態では、マッピング情報を整合させた後、送信有効化および受信有効化を行うこととしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。送信有効化および受信有効化を必要に応じて省略することもできる。送信有効化および受信有効化を省略する場合、受信側のスレーブ局2B−1から2B−4は、受信マッピング情報を設定したタイミングから、スレーブ間通信でデータの受信を開始する。
上記の実施の形態では、送信側のスレーブ局2A−1から2A−4および受信側のスレーブ局2B−1から2B−4をそれぞれ別の構成として説明したが、スレーブ局2A−1から2A−4およびスレーブ局2B−1から2B−4のそれぞれは、送信側の機能と受信側の機能とを併せ持っていてもよい。スレーブ局2A−1から2A−4およびスレーブ局2B−1から2B−4のそれぞれは、データフレームを送信する場面ではスレーブ局2A−1から2A−4の機能を実行し、データフレームを受信する場面ではスレーブ局2B−1から2B−4の機能を実行することができる。
なお、スレーブ間通信は、送信側のスレーブ局2A−1から2A−4の運転状態に連動して、受信側のスレーブ局2B−1から2B−4の動作を制御するアプリケーション全般に適用することができる。例えば、複数のモータ駆動装置を同期制御運転するようなシステムに適用する場合、複数のモータ駆動装置のうちの1つを送信側のスレーブ局2A−1から2A−4とし、他のモータ駆動装置を受信側のスレーブ局2B−1から2B−4とする。送信側のスレーブ局2A−1から2A−4は、マスタ局1−1から1−4より位置指令を受信し、受信した位置指令に基づいて、自身のモータを駆動させるためのトルク指令を生成する。送信側のスレーブ局2A−1から2A−4は、生成したトルク指令を、スレーブ間通信を使用して受信側のスレーブ局2B−1から2B−4に伝送する。受信側のスレーブ局2B−1から2B−4は、受信したトルク指令を用いてトルク制御を行うことで、全てのモータ駆動装置を連動して運転することが可能になる。
スレーブ間通信を使用することで、マスタ局は送信側のスレーブ局のみ制御すれば、受信側のスレーブ局も運転することが可能になる。したがって、マスタ局がスレーブ局を制御および設定するためのプログラムが簡単になり、処理負荷が低減するという効果がある。
1−1,1−2,1−3,1−4 マスタ局、2A−1,2A−2,2A−3,2A−4,2B−1,2B−2,2B−3,2B−4 スレーブ局、11,21,31 通信部、12 マッピング情報取得部、13−1,13−2,13−3,24−1,24−2 マッピング情報転送部、14−1,14−2,25 有効化指示部、15,22 マッピング情報記憶部、16 マッピング情報転送指示部、23 送信設定部、32 受信設定部、100,200,300,400 通信システム、101 フレームアドレス、102 データ識別インデックス。

Claims (8)

  1. マスタ局と、
    複数のスレーブ局とを備え、
    前記スレーブ局間で定期的にデータの伝送を行うスレーブ間通信を開始する前に、前記スレーブ間通信で使用するフレーム内の位置を示すアドレスと当該アドレスに格納されるデータの内容とを対応づける情報であるマッピング情報を、送信側の前記スレーブ局と受信側の前記スレーブ局との間で整合させた後、前記スレーブ間通信を有効化し、前記スレーブ間通信を開始することを特徴とする通信システム。
  2. 前記マスタ局は、
    送信側の前記スレーブ局から前記スレーブ間通信用の前記マッピング情報を取得するマッピング情報取得部と、
    取得した前記マッピング情報を、受信側の前記スレーブ局に転送するマッピング情報転送部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記マスタ局は、
    前記スレーブ間通信用の前記マッピング情報を記憶するマッピング情報記憶部と、
    前記マッピング情報を、送信側の前記スレーブ局および受信側の前記スレーブ局に転送するマッピング情報転送部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記マスタ局は、送信側の前記スレーブ局および受信側の前記スレーブ局の両方に、前記スレーブ間通信を有効化する有効化指示を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の通信システム。
  5. 前記マスタ局は、
    前記スレーブ間通信用の前記マッピング情報を記憶するマッピング情報記憶部と、
    前記マッピング情報を、送信側の前記スレーブ局に転送するマッピング情報転送部と、
    を有し、
    送信側の前記スレーブ局は、
    前記マスタ局から転送された前記マッピング情報を用いて前記スレーブ間通信の送信フレームを生成する送信設定部と、
    前記マスタ局から転送された前記マッピング情報を受信側の前記スレーブ局に転送するマッピング情報転送部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 送信側の前記スレーブ局は、
    前記スレーブ間通信用の前記マッピング情報を記憶するマッピング情報記憶部と、
    前記マッピング情報記憶部に記憶されたマッピング情報を、受信側の前記スレーブ局に転送するマッピング情報転送部と、
    前記マッピング情報記憶部に記憶されたマッピング情報を用いて前記スレーブ間通信の送信フレームを生成する送信設定部と、
    を有し、
    前記マスタ局は、
    送信側の前記スレーブ局に前記マッピング情報の転送を指示するマッピング情報転送指示部、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 前記マスタ局は、送信側の前記スレーブ局に、前記スレーブ間通信を有効化する有効化指示を行い、
    送信側の前記スレーブ局は、前記マスタ局から前記有効化指示をされると、受信側の前記スレーブ局に前記有効化指示を行った後、前記スレーブ間通信を開始することを特徴とする請求項5または6に記載の通信システム。
  8. 受信側の前記スレーブ局は、
    転送された前記マッピング情報に基づいて、前記スレーブ間通信で受信したフレームの解析を行う受信設定部、
    を有することを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の通信システム。
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