JPWO2019073619A1 - カビ抑制装置および水洗便器装置 - Google Patents
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Abstract
環状の黒ずみの発生を抑制する。イオン発生装置(1)は、水洗便器装置(100)の便器本体(2)に貯留された貯留水の水面を常時または断続的に変動させる、カバー(11)、ファン(12)、底板(14)から構成される送風機構を備えている。また、イオン発生装置(1)は水洗便器装置(100)に取り付けられる。
Description
本発明は、水洗便器における貯留水の水面と便器内面との境界に生じる黒ずみの原因となるカビの発生を抑制するカビ抑制装置に関する。
水洗便器は、水を使用する都合上、カビ等が発生しやすい。このため、カビ等の発生を抑える種々の試みがなされている。
例えば、特許文献1には、人体の局部を乾燥するための温風をボウル部内の換気に利用することが記載されている。具体的には、検知したボウル部内の温度および湿度の少なくともいずれか一方が所定の閾値を超えると、上記の温風を発生させる。また、特許文献2には、水洗動作から所定の基準経過時間を超えたときに自動的に水洗動作を行うことが記載されている。
ところで、ボウル部における、貯留水の水面と接触する線状の部分(以降、水面線と称する)に、環状の黒ずみが発生することがある。このような黒ずみは、黒カビが原因となっていることが多く、一旦発生すると、除去することが困難である。
特許文献1に記載された技術では、ボウル部内の環境を整えることにより、カビ等の発生をある程度抑制することが可能である。しかしながら、黒カビは繁殖力が強く、水面線が一定位置にある状態が持続すると、黒カビの胞子が繁殖に好適な水分と酸素とを得やすくなる。
特許文献2に記載された技術では、水洗動作により、一部のカビ胞子を洗い流すことができるかもしれない。しかしながら、水洗動作が水面線付近のカビ胞子に水分を与えることとなり、却って黒カビの繁殖を促すことになる。
このように、特許文献1,2に記載された技術では、環状の黒ずみを実質的に抑制することができなかった。
本発明の一態様は、環状の黒ずみの発生を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るカビ抑制装置は、水洗便器装置の便器本体に貯留された貯留水の水面を常時または断続的に変動させる水面変動部を備え、前記水洗便器装置に取り付けられる。
本発明の一態様によれば、環状の黒ずみの発生を抑制することができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1〜図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本発明の実施形態1について、図1〜図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施形態に係る水洗便器装置100の構成を示す斜視図である。図2は、水洗便器装置100の構成を示す縦断面図である。
図1および図2に示すように、水洗便器装置100は、イオン発生装置1(カビ抑制装置)と、便器本体2と、便座3と、便蓋4とを備えている。
便器本体2は、内部に、ボウル部21と、吐水口22と、排水路23とを有している。また、便器本体2は、上部に開口部24を有している。
ボウル部21は、底部に貯水部21aを有している。貯水部21aの最も低い部位は、排水路23の始端部とつながっている。排水路23は当該始端部から立ち上がり、さらに下方に曲がるようにして外部に達している。上記のような貯水部21aおよび排水路23の立ち上がり部分により、吐水口22から吐出された水を図2に示す一定の水位となるように貯留する。
便座3は、便器本体2の上端に形成された縁部を覆うように環状に形成されている。便座3は、便器本体2の後部に回動可能となるように取り付けられている。
便蓋4は、便座3および便器本体2の開口部24を覆う蓋である。便蓋4は、便器本体2の後部に回動可能に設けられている。
イオン発生装置1は、イオンを発生する機器であり、便蓋4の裏側に取り付けられている。イオン発生装置1は、イオンを吹き出す吹出口10を有している。吹出口10は、便蓋4が閉じられた状態で、貯水部21aに蓄えられた水の水面に向けてイオンを吹き出すことができる位置に開口している。
ここで、イオン発生装置1について詳しく説明する。図3は、イオン発生装置1の外観を示す斜視図である。図4は、イオン発生装置1の構成を示す分解斜視図である。
図3および図4に示すように、イオン発生装置1は、カバー11と、ファン12と、部品実装部13とを有している。部品実装部13は、底板14上に、イオン発生部15、電源16、コネクタ17等が実装されることにより構成されている。
なお、以降の説明では、イオン発生装置1について、カバー11側を上方と見なし、底板14側を下方と見なす。
カバー11は、ファン12および部品実装部13を覆う部材であり、長方形を成す天板11aと、当該天板11aの四方を囲む側板11b〜11eとで構成されている。側板11b,11c,11eの幅が狭く形成されることにより、イオン発生装置1が薄型に構成される。イオン発生装置1の大きさは、例えば、幅35mm×長さ60mm×厚さ10mm程度である。
カバー11(イオン発生装置1)は、天板11aを有することにより、天板11aで便蓋4の裏面に取り付け可能に構成されている。例えば、天板11aにネジ孔(図示せず)が設けられることにより、当該ネジ孔に通されたネジを便蓋4に設けられた雌ネジ部(図示せず)に締め付けることにより、カバー11を便蓋4に結合させる。あるいは、天板11aの外面に粘着性の材料(接着剤、両面テープ等)を付与しておき、カバー11を天板11aにおいて便蓋4の裏面に接着結合させる。
天板11aの長辺側の2つの側板11b,11cのうちの側板11bには、外気をイオン発生装置1の内部に吸い込むための吸込口11fが形成されている。吸込口11fは、側板11bの長手方向に伸びるスリット状に形成されている。また、天板11aの短辺側の2つの側板11d,11eのうちの側板11dは、湾曲する形状を成すように形成されている。
底板14は、天板11aと同じ形状(長方形)かつ同じ大きさに形成されている。カバー11の開放された部分が、天板11aと対向するように配置された底板14で塞がれることにより、箱状の筐体が形成される。また、側板11d側に位置する底板14の端部と、側板11dとにより、下方に開口する吹出口10が形成されている。吹出口10は、吸込口11fから吸い込まれた外気をイオン発生装置1の外部に吹き出すための開口である。
ファン12は、外気を吸い込むための吸引力を発生する部品であり、薄型の遠心ファン、プロペラファン等が用いられる。ファン12は、部品実装部13上の吸込口11fより下方に配置されるとともに、カバー11の天板11aに対向する側から吸気するように配置されている。また、ファン12は側板11d側に排気する。
イオン発生部15は、電源16から供給される電力により正イオンおよび負イオンを発生させる。イオン発生部15は、底板14上の一端側(側板11d側)に配置されている。イオン発生部15は、正電極151と、負電極152と、トランス153と、トランス駆動回路154と、基板155と、絶縁カバー156とを有している。正電極151、負電極152、トランス153およびトランス駆動回路154は、基板155上に実装されている。基板155上には、正電極151に対応する誘導電極(図示せず)と、負電極152に対応する誘導電極(図示せず)が形成されている。
正電極151、負電極152は、底板14の一端側(カバー11の側板11d側)に間隔をおいて配置されている。また、トランス153は、正電極151および負電極152よりも、底板14の他端側寄りに配置されている。さらに、トランス駆動回路154は、トランス153よりもさらに底板14の他端側寄りに配置されている。正電極151および負電極152の一部と、トランス153とは絶縁カバー156によって覆われている。正電極151および負電極152の先端は、絶縁カバー156から露出している。
電源16は、コネクタ17を介して外部から供給される電力を、ファン12およびイオン発生部15に適した形態に変換してファン12およびイオン発生部15のそれぞれに供給する。
コネクタ17は、外部からケーブル(図示せず)を介して供給される電力を受ける接続端子である。コネクタ17は、ケーブルの先端に設けられたコネクタ(図示せず)と接続されるように構成されている。
上記のように構成されるイオン発生装置1において、トランス153が、トランス駆動回路154に駆動されることによって一次側の電圧を昇圧して二次側に出力する。正電極151は、昇圧された正電圧が印加されることで、対応する誘導電極との間でコロナ放電を生じて、正イオンを発生する。負電極152は、昇圧された負電圧が印加されることで、対応する誘導電極との間でコロナ放電を生じて、負イオンを発生する。
ファン12は、吸込口11fから取り込んだ空気を吸い込んで排出する。上記のようにして発生した正イオンおよび負イオンは、ファン12の動作によって生じた空気の流れによって、吹出口10から外部に吹き出される。カバー11および底板14によって構成される空気の通路と、空気の流れを発生するファン12とによって、貯水部21aに蓄えられた水の水面に向けて風を送り出す送風機構(水面変動部)が構成される。また、当該送風機構と、イオン発生部15とで、上記水面にイオンを供給するイオン供給部が構成される。
続いて、水洗便器装置100の制御系について説明する。図5は、水洗便器装置100のシステム構成を示すブロック図である。
図5に示すように、水洗便器装置100は、イオン発生装置1と、制御部31と、開閉センサ32とを有している。
開閉センサ32は、便蓋4の開状態と閉状態とを検知する検知器である。開閉センサ32には、機械式のセンサ、光学式のセンサ等が用いられる。
機械式のセンサは、例えば、閉じた状態の便蓋4の内面に当接する接触部材を有している。当該センサは、接触部材が閉じた便蓋4によって押し込まれてONすることで閉状態を検知する一方、接触部材が便蓋4の開いた状態で開放されてOFFすることで開状態を検知する。機械式のセンサは、便蓋4の開閉部位の付近に配置されている。
光学式のセンサは、例えば、発光部と、受光部とを有している。受光部は、発光部の出射光が便蓋4の裏面に反射した反射光を受光する位置に配置される。当該センサは、発光部からの出射光が閉じた便蓋4によって反射した反射光を受光すると閉状態を検知する一方、反射光を受光しないと開状態を検知する。光学式のセンサは、便蓋4の開閉部位の付近に配置されている。
制御部31は、開閉センサ32からの検知信号に応じてイオン発生装置1への電力供給を制御する。具体的には、制御部31は、開閉センサ32から便蓋4の閉状態を検知する閉検知信号を受けると、イオン発生装置1への電力を供給する一方、開閉センサ32から便蓋4の開状態を検知する開検知信号を受けると、イオン発生装置1への電力供給を停止する。
制御部31は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現されてもよい。
引き続き、上記のように構成される水洗便器装置100によるイオン発生装置1の動作を説明する。
ここで、水洗便器装置100が使用されていない状態では、便座3が下げられており、かつ便蓋4が閉じているものとする。この状態で、制御部31は、開閉センサ32からの閉検知信号を受けて、イオン発生装置1に電力を供給する。これにより、イオン発生装置1は、イオン発生部15によって発生したイオンを、ファン12が発生した風によって、図2に示すように、吹出口10から下方に向けて放出する。
放出されたイオンは、便器本体のボウル部21の貯水部21aに貯留された水の水面に吹きつけられると、水面上を拡散してボウル部21の全体に広がっていく。また、イオン発生装置1の吹出口10から送出される風によって、水面には微小な振動が生じる。
水洗便器装置100が使用される状態では、便蓋4が開かれる。この状態で、制御部31は、開閉センサ32からの開検知信号を受けて、イオン発生装置1への電力供給を停止する。これにより、イオン発生装置1は動作を停止する。
このように、本実施形態の水洗便器装置100は、イオン発生装置1を備えている。これにより、イオン発生装置1が動作している間には、イオン発生装置1(カバー11、ファン12および底板14から成る送風機構)からの風により、貯留水の蒸発が促される。それゆえ、貯留水の水面が低下し続けることで、水洗動作などの一時的な期間を除いて、水面を常時変動させることができる。したがって、ボウル部21における貯留水の水面と接触する線状の部分である水面線が一定位置に留まることはない。
黒ずみの主な要因となる黒カビは、胞子の段階では、胞子の殻を破って白い菌糸を出して広がっていく。菌糸は、乾燥に弱く、乾燥状態が3時間程度持続することで死滅する。それゆえ、上記のように水面が低下し続けることにより、ボウル部21に付着している菌糸を死滅させることができる。したがって、黒ずみの発生を抑制することができる。
なお、水洗動作によってボウル部21表面に水が流されることで、菌糸に一時的に水分が供給される。これに対し、水洗動作の間隔が3時間を超える時間帯(例えば深夜)があればよく、この時間帯では菌糸への水分が完全に断たれる。
また、イオン発生装置1からの風が貯留水の水面を振動させることよっても、黒カビの繁殖を抑えることができる。仮に上記のような水位の低下がなかったとしても、水面が振動することにより、水面線が一定位置に留まることがない。これにより、カビ胞子への酸素供給が持続的に行われなくなるので、黒カビの繁殖を抑えることができる。水面へ振動を付与する手段としては、送風に限らず、機械的な振動をボウル部21の表面に与える機械的振動部、超音波を水面に放射する照射する超音波放射部などを設けてもよい。
また、イオン発生装置1からの送風のみでも、上記のように、黒ずみの発生を十分抑制することができるが、イオン発生装置1から供給されるイオンによっても、黒カビの繁殖が抑制される。それゆえ、環状の黒ずみを抑制する効果をより一層高めることができる。
また、水洗便器装置100は、便蓋4にイオン発生装置1を取り付ける構造を採用している。これにより、便器本体2および便座3が、イオン発生装置1を設けるための特別な形状を有することなく、簡易な構造でイオン発生装置1を設けることができる。
なお、イオン発生装置1は、断続的に水面を変動させるように、適当な時間間隔をおいて、断続的に送風およびイオンの発生を行ってもよい。また、イオン発生装置1は、常時または断続的に水面を変動させることを適宜設定可能である。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図2、図3、図4および図6に基づいて説明すれば、以下に通りである。
本発明の実施形態2について、図2、図3、図4および図6に基づいて説明すれば、以下に通りである。
なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図6は、実施形態2に係る水洗便器装置100の制御系の構成を示すブロック図である。
図2に示す水洗便器装置100は、実施形態1の水洗便器装置100におけるイオン発生装置1に変えてイオン発生装置1A(カビ抑制装置)を備えている。イオン発生装置1Aは、図3および図4に示すように、イオン発生装置1と同じに構成されている。なお、本実施形態の水洗便器装置100は便蓋4を備えていなくてもよい。
イオン発生装置1Aは、便座3の後部に内蔵されている。また、便座3には、イオン発生装置1Aの吹出口10から吹き出されたイオンを含む風を通すための貫通孔3aが設けられている。イオン発生装置1Aは、便座3の内面(内底面)に取り付け可能に構成されている。例えば、底板14にネジ孔(図示せず)が設けられることにより、当該ネジ孔に通されたネジを便座3に設けられた雌ネジ部(図示せず)に締め付けることにより、底板14を便座3に結合させる。あるいは、底板14の外面に粘着性の材料(接着剤、両面テープ等)を付与しておき、底板14において便座3の内面に接着結合させる。このような底板14による取り付けを可能とするために、便座3は、上限に分割可能に形成されている。
また、図6に示すように、本実施形態の水洗便器装置100は、制御部41と、イオン発生装置1Aと、制御部41と、着座センサ42と、上下センサ43とを有している。
着座センサ42は、便座3上に使用者が着座していることを検知する検知器である。着座センサ42には、例えば圧力センサ等が用いられる。圧力センサは、便座3における、使用者の着座によって最も大きく変形する部位の内部に設けられ、当該変形を捉えることで着座を検知する。
上下センサ43は、便座3の上げられた状態(開状態)と下げられた状態(閉状態)とを検知する検知器である。開閉センサ32には、実施形態1における開閉センサ32と同じく、機械式のセンサ、光学式のセンサ等が用いられる。
制御部41は、着座センサ42および上下センサ43からの検知信号に応じてイオン発生装置1Aへの電力供給を制御する。具体的には、制御部41は、着座センサ42から便座3への非着座状態を検知する非着座検知信号を受けると、イオン発生装置1Aへの電力を供給する。一方、制御部41は、着座センサ42から便座3への着座状態を検知する着座検知信号を受けると、イオン発生装置1Aへの電力供給を停止する。また、制御部41は、上下センサ43から便座3の下げ状態を検知する下げ検知信号を受けると、イオン発生装置1Aへの電力を供給する。一方、制御部41は、上下センサ43から便座3の上げ状態を検知する上げ検知信号を受けると、イオン発生装置1への電力供給を停止する。
制御部41は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現されてもよい。
続いて、上記のように構成される水洗便器装置100によるイオン発生装置1Aの動作を説明する。
ここで、水洗便器装置100が使用されていない状態では、便座3が下げられているものとする。この状態で、制御部41は、着座センサ42からの非着座検知信号と上下センサ43からの下げ検知信号とを受けて、イオン発生装置1Aに電力を供給する。これにより、イオン発生装置1Aは、イオン発生部15によって発生したイオンを、ファン12が発生した風によって下方に向けて放出する。
水洗便器装置100が小便器として使用される状態では、便座3が上げられる。この状態で、制御部41は、着座センサ42からの非着座検知信号および上下センサ43からの上げ検知信号を受けて、イオン発生装置1Aへの電力供給を停止する。これにより、イオン発生装置1Aは動作を停止する。
水洗便器装置100が着座使用される状態では、便座3が下げられる。この状態で、制御部41は、上下センサ43からの下げ検知信号を受けてはいるが、着座センサ42からの着座検知信号を優先して受け入れることにより、イオン発生装置1Aへの電力供給を停止する。これにより、イオン発生装置1Aは動作を停止する。
このように、本実施形態の水洗便器装置100は、イオン発生装置1Aを備えることにより、イオン発生装置1Aが動作している間には、イオン発生装置1Aからの風により、貯留水の蒸発が促される。これにより、貯留水の水面が低下し続ける。それゆえ、ボウル部21における貯留水の水面と接触する線状の部分である水面線が一定位置に留まることはない。したがって、上記のように水面が低下し続けることにより、ボウル部21に付着している菌糸を死滅させることができる。よって、黒ずみの発生を抑制することができる。
また、イオン発生装置1Aが便座3に設けられることにより、便蓋4の有無および便蓋4の開閉に関わらず、イオン発生装置1Aの動作を制御することができる。
なお、上述の本実施形態では、便座3への着座状態においてイオン発生装置1Aの動作を停止させている。しかしながら、イオン発生装置1Aが発生するイオンは人体に無害であり、かつイオン発生装置1Aが発生する風は微風であるため、着座状態であっても、イオン発生装置1Aを動作させてもよい。この場合は、着座センサ42を省略することができる。
また、イオン発生装置1Aは、断続的に水面を変動させるように、適当な時間間隔をおいて、断続的に送風およびイオンの発生を行ってもよい。また、イオン発生装置1Aは、常時または断続的に水面を変動させることを適宜設定可能である。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図2、図3および図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1および2にて説明した構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の実施形態3について、図2、図3および図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1および2にて説明した構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図2に示す水洗便器装置100は、実施形態1の水洗便器装置100におけるイオン発生装置1に変えてイオン発生装置1B(カビ抑制装置)を備えている。イオン発生装置1Bは、図3および図4に示すように、イオン発生装置1と同じに構成されている。なお、本実施形態の水洗便器装置100は便蓋4を備えていなくてもよい。
便器本体2の上端部における後部の開口部24周辺には、浅い凹部24aが開口部24に通じるように形成されている。イオン発生装置1Bは、吹出口10を含む端部を開口部24内に突出するように、凹部24aに配置されている。イオン発生装置1Bは、凹部24aに取り付け可能に構成されている。例えば、底板14にネジ孔(図示せず)が設けられることにより、当該ネジ孔に通されたネジを凹部24aに設けられた雌ネジ部(図示せず)に締め付けることにより、底板14を凹部24aに結合させる。あるいは、底板14の外面に粘着性の材料(接着剤、両面テープ等)を付与しておき、底板14において凹部24aに接着結合させる。
続いて、上記のように構成される水洗便器装置100によるイオン発生装置1Bの動作を説明する。
イオン発生装置1Bは、水洗便器装置100が使用されていない状態および使用されている状態に関わらず、常時動作している。この状態で、イオン発生装置1Bは、イオン発生部15によって発生したイオンを、ファン12が発生した風によって下方に向けて放出する。
このように、本実施形態の水洗便器装置100は、イオン発生装置1Bを備えることにより、イオン発生装置1Bが動作している間には、イオン発生装置1Bからの風により、貯留水の蒸発が促される。これにより、貯留水の水面が低下し続ける。それゆえ、ボウル部21における貯留水の水面と接触する線状の部分である水面線が一定位置に留まることはない。したがって、上記のように水面が低下し続けることにより、ボウル部21に付着している菌糸を死滅させることができる。よって、黒ずみの発生を抑制することができる。
また、イオン発生装置1Bが便器本体2に設けられることにより、便蓋4の有無、便蓋4の開閉および便座3の上げ下ろしに関わらず、イオン発生装置1Bを常時動作させることができる。これにより、実施形態1および2で用いる制御部31,41および各種センサを省略することができる。
なお、イオン発生装置1Bは、断続的に水面を変動させるように、適当な時間間隔をおいて、断続的に送風およびイオンの発生を行ってもよい。また、イオン発生装置1Bは、常時または断続的に水面を変動させることを適宜設定可能である。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1および2にて説明した構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の実施形態4について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施形態1および2にて説明した構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、実施形態1および2で説明した黒ずみの抑制効果を検証するための試験について説明する。
図7の(a)〜(e)は擬似便器に貯留された水にイオンを送風にて供給した状態の推移を示す写真であり、(f)〜(j)は擬似便器に貯留された水にイオンを送風にて供給しなかった状態の推移を示す写真である。
本試験では、小型の陶器製の擬似便器を使用した。この擬似便器は、便器部分で15cm程度の長さを有しており、器形状のボウル部を有している。このボウル部は、吐水および排水の機能を有していない。
試験に先立って、スルホコハク酸水溶液(0.005%)で希釈したカビの胞子懸濁液に10%のGPB(栄養成分)を約50ml加えて得られた試験用胞子懸濁液を作製した。被試験体として、上記のように構成される2つの擬似便器のボウル部に入れた水に、上記の試験用胞子懸濁液を0.1ml接種したものを用意した。カビの菌種としては、Cladosporium cladosporioides(NBRC6348)を用いた。
上記の擬似便器をそれぞれ90cm×180cm×240cmの立方体の空間に配置した。一方の擬似便器には、空間の天井に配置したイオン発生装置(イオン発生機IG−KTA20)を配置し、0.14m/sの風によってイオン発生装置で生じたイオンを供給した。他方の擬似便器には、イオンおよび風のいずれも供給しなかった。
便器の実使用状態を想定して、第1日から第4日までと、第7日には、1日に2回、水面が一定になるように注水した後、10回噴霧し、第10日には、ボウル部の溶液を水道水と入れ替えた。
以上のような試験方法によって、イオン発生装置を適用した擬似便器の貯留水と、イオン発生装置を適用していない擬似便器の貯留水とを目視にて観察した。
イオン発生装置を適用した擬似便器の貯留水では、図7の(a)〜(e)にそれぞれ示す第3日、第4日、第7日、第9日、第10日のいずれにも、菌糸および胞子の形成が確認されなかった。
一方、イオン発生装置を適用しなかった擬似便器の貯留水では、図7の(f)および(g)にそれぞれ示す第3日および第4日で菌糸の形成が確認され、図7の(h)および(i)にそれぞれ示す第7日および第9日で胞子の形成が、ボウル部が液面の接する環状の線上以外に液面を含めて確認された。また、図7の(j)に示す第10日では、ボウル部の溶液を水道水に入れ替えても、上記の環状の線上には胞子が残っていた。
また、イオン発生装置を適用した擬似便器では、注水および噴霧を行わない期間に、0.14m/sの風によって被試験体の溶液が蒸発しており、溶液の液面が1日あたり5mm〜10mm低下していた。
このように、溶液の液面の低下および溶液へのイオンの供給によって、カビの繁殖が抑止されることが確認された。
なお、上述した実施形態1〜3に記載されたイオン発生装置1,1A,1Bは、それぞれ、便蓋4、便座3、便器本体2に取り付け可能に構成されている。これらの構成に限らず、1つのイオン発生装置が、便器本体2、便座3および便蓋4の少なくともいずれか1つに取り付け可能に構成されていてもよい。例えば、イオン発生装置1は、便蓋4だけでなく、便器本体2に取り付け可能であってもよいし、便座3に取り付け可能であってもよいし、あるいは、便器本体2および便座3の両方に取り付け可能であってもよい。イオン発生装置1A,1Bについても同じく、取り付け可能な対象を広げることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るカビ抑制装置は、水洗便器装置100の便器本体2に貯留された貯留水の水面を常時または断続的に変動させる水面変動部(カバー11、ファン12、底板14)を備え、水洗便器装置100に取り付けられる。
本発明の態様1に係るカビ抑制装置は、水洗便器装置100の便器本体2に貯留された貯留水の水面を常時または断続的に変動させる水面変動部(カバー11、ファン12、底板14)を備え、水洗便器装置100に取り付けられる。
上記の構成によれば、常時水面が変動するので、黒ずみの主な原因となる黒カビの繁殖に必要な酸素および水分の供給を絶つことができる。これにより、黒ずみの発生を抑制することができる。
本発明の態様2に係るカビ抑制装置は、上記態様1において、前記水面変動部が、前記貯留水の前記水面に送風してもよい。
上記の構成によれば、水面への送風で貯留水の蒸発が促される。これにより、貯留水の水面が低下していくので、水洗動作によって貯留水の水面が元の位置に戻っても、水面が繰り返して低下していく。それゆえ、黒カビに長時間にわたって水分が供給されない状態をつくり出すことができる。したがって、黒カビの繁殖を抑制することができる。
本発明の態様3に係るカビ抑制装置は、上記態様1または2において、イオンを前記水面に供給するイオン供給部(カバー11、ファン12、底板14、イオン発生部15)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、水面に供給されたイオンは便器内に拡散されていき、水面付近に付着した黒カビに作用する。これにより、なお一層黒カビの繁殖を抑制して、黒ずみの発生を抑制する効果を高めることができる。
本発明の態様4に係るカビ抑制装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記便器本体2と、前記便器本体2に回動可能に設けられた、水洗便器装置100に含まれる便座3と、前記便器本体2の開口部24を開閉するように前記便器本体2に設けられた、前記水洗便器装置100に含まれる便蓋4との少なくともいずれか1つに、取り付け可能に構成されていてもよい。
上記の構成によれば、より貯留水に近い位置で貯留水の水面を変動させることができる。また、カビ抑制装置を便器本体に取り付ける場合、便蓋の有無、便蓋の開閉および便座の上げ下ろしに関わらずカビ抑制装置を動作させることができる。また、カビ抑制装置を便座に取り付ける場合、便蓋の有無および便蓋の開閉に関わらずカビ抑制装置を動作させることができる。また、カビ抑制装置を便蓋に取り付ける場合、便器本体および便座に特別な加工をすることなく、簡易な構造でカビ抑制装置を便器に設けることができる。
本発明の態様5に係る水洗便器装置は、上記態様1から4のいずれかのカビ抑制装置が取り付けられている。
なお、本発明の態様に係るカビ抑制装置は、前記水面変動部が、前記貯留水の水面を低下させてもよい。
上記の構成によれば、貯留水の水面が低下していくので、黒カビに長時間にわたって水分が供給されない状態をつくり出すことができる。したがって、黒カビの繁殖を抑制することができる。
また、本発明の他の態様に係るカビ抑制装置は、前記水面変動部が、前記水面を振動させてもよい。
上記の構成によれば、水面が振動すると、水面線付近の黒カビへの酸素の供給が十分行われなくなる。これにより、黒カビの繁殖を抑制することができる。
また、本発明の他の態様に係るカビ抑制装置は、前記水面変動部が、前記水面に送風することにより前記水面を振動させてもよい。
上記の構成によれば、機械的に水面を振動させる手法等に比べて簡素かつ容易に水面を低下させることができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 イオン発生装置1,1A,1B(カビ抑制装置)
2 便器本体
3 便座
4 便蓋
11 カバー(水面変動部,イオン供給部)
12 ファン(水面変動部,イオン供給部)
14 底板(水面変動部,イオン供給部)
15 イオン発生部(イオン供給部)
21 ボウル部
21a 貯水部
24 開口部
100 水洗便器装置
2 便器本体
3 便座
4 便蓋
11 カバー(水面変動部,イオン供給部)
12 ファン(水面変動部,イオン供給部)
14 底板(水面変動部,イオン供給部)
15 イオン発生部(イオン供給部)
21 ボウル部
21a 貯水部
24 開口部
100 水洗便器装置
Claims (5)
- 水洗便器装置の便器本体に貯留された貯留水の水面を常時または断続的に変動させる水面変動部を備え、
前記水洗便器装置に取り付けられることを特徴とするカビ抑制装置。 - 前記水面変動部は、前記貯留水の前記水面に送風することを特徴とする請求項1に記載のカビ抑制装置。
- イオンを前記水面に供給するイオン供給部をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のカビ抑制装置。
- 前記便器本体と、
前記便器本体に回動可能に設けられた、前記水洗便器装置に含まれる便座と、
前記便器本体の開口部を開閉するように前記便器本体に設けられた、前記水洗便器装置に含まれる便蓋との少なくともいずれか1つに、取り付け可能に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカビ抑制装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のカビ抑制装置が取り付けられていることを特徴とする水洗便器装置。
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