JPWO2019064947A1 - 監視端末装置及び表示処理方法 - Google Patents
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Abstract
監視端末装置(2)は、エリアへ入退室する複数のユーザーを監視するための装置である。制御部(14)は、第一入室画像及び第一退室画像においてエリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。第一入室画像及び第一退室画像が示す第一監視対象者は同一人物である。第一入室画像は、エリア(22)に入室するユーザーを示す画像を含む。第一退室画像は、エリアを退室するユーザーを示す画像を含む。制御部(14)は、第一入室画像のうち、第一マーキング処理を実行して第二入室画像を作成する。制御部(14)は第一退室画像のうち、第二マーキング処理を実行して第二退室画像を作成する。画像表示部(18)は、第二入室画像及び第二退室画像のうち少なくとも一方を表示する。
Description
本発明は、監視端末装置及び表示処理方法に関する。
従来、監視端末装置を用いて監視を行う場合、監視端末装置の画像表示部に表示された映像を、監視者が閲覧し、確認していた。例えば、特許文献1には、監視対象者が監視エリアから退室する映像を閲覧する場合、監視対象者の退室時だけでなく、入室時の映像を同時に表示する監視端末装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、ユーザー1人の入退室を想定したものであり、複数のユーザーが入退室する場合に、効率よく監視を行うには十分ではない。例えば、複数のユーザーを示す画像のうち、着目したい監視対象者を示す画像を見分け、監視対象者の行動を確認するのは、困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定のエリアへ入退室する複数のユーザーを効率よく監視することができる監視端末装置及び表示処理方法を提供することにある。
本発明の監視端末装置は、所定のエリアの入出口から前記エリアへ入室するユーザー及び前記エリアの退出口から前記エリアを退室する前記ユーザーを監視するための装置である。入室するユーザー及び退室するユーザーのうち、少なくとも一方が複数である。前記監視端末装置は、制御部と、画像表示部とを備える。前記制御部は、第一入室画像において前記エリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。前記第一入室画像は、前記エリアに入室する前記ユーザーを示す画像を含む。前記制御部は、前記第一入室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して、第二入室画像を作成する。前記制御部は、前記第一マーキング処理を実行する対象となった前記第一入室画像における前記第一監視対象者を示す第一退室画像において、前記エリアから退室する前記ユーザーを前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定する。前記第一退室画像は、前記エリアを退室するユーザーを示す画像を含む。前記制御部は前記第一退室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して、第二退室画像を作成する。前記画像表示部は、前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第二入室画像、及び前記第一監視対象者と同一人物を示す画像を含む前記第二退室画像のうち少なくとも一方を表示する。
本発明の表示処理方法は、監視端末装置が実行する方法である。前記監視端末装置は、受信部と、制御部と、記憶部と、画像表示部と、入力部とを備える。前記表示処理方法は、第一取得ステップと、第二取得ステップと、第一判定ステップと、画像セット作成ステップと、特定ステップと、第一マーキング処理ステップと、第二マーキング処理ステップと、画像表示ステップとを備える。前記第一取得ステップは、前記受信部が受信した所定のエリアに入室するユーザーを示す第一入室画像から、前記制御部が前記エリアに入室するユーザーを示すユーザー入室情報を取得する。前記第二取得ステップは、前記受信部が受信した前記エリアから退室するユーザーを示す第一退室画像から、前記制御部が前記エリアから退室するユーザーを示すユーザー退室情報を取得する。前記第一判定ステップは、前記制御部が前記第一入室画像と、前記ユーザー入室情報と、前記第一退室画像と、前記ユーザー退室情報とに基づいて、前記第一入室画像と前記第一退室画像とが示すユーザーが同一人物であるか否かを判定する。前記画像セット作成ステップは、前記第一判定ステップにおいて、前記制御部が同一人物であると判定すると、前記制御部が前記第一入室画像と、前記第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーについての画像セットを作成する。前記特定ステップは、監視者が前記画像表示部に表示された前記第一入室画像が示すユーザーのうち、前記エリアに入室するユーザーを監視すべきであると判定すると、前記制御部が判定結果に応じて、前記エリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。前記第一マーキング処理ステップは、前記制御部が前記第一入室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して、第二入室画像を作成する。前記第二マーキング処理ステップは、前記制御部が前記第一マーキング処理を実行する対象となった前記第一退室画像について、前記第一退室画像が示すユーザーを前記判定結果に基づいて前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定し、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して、第二退室画像を作成する。前記画像表示ステップは、前記制御部が前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第一入室画像又は前記第二入室画像と、同一の前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第一退室画像又は前記第二退室画像とを前記画像表示部に表示させる。
本発明の監視端末装置及び表示処理方法は、所定のエリアに入退室する複数のユーザーを効率よく監視することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示している。
[実施形態1]
まず、図1を参照して、実施形態1に係る監視端末装置を含む監視システムを説明する。図1は、実施形態1に係る監視端末装置を含む監視システムの構成を示す図である。図1に示すように、監視システム4は、撮影部1と、監視端末装置2と、監視装置3とを備える。
まず、図1を参照して、実施形態1に係る監視端末装置を含む監視システムを説明する。図1は、実施形態1に係る監視端末装置を含む監視システムの構成を示す図である。図1に示すように、監視システム4は、撮影部1と、監視端末装置2と、監視装置3とを備える。
監視端末装置2は、画像表示部を備える。監視端末装置2の画像表示部には、入室時の画像及び退室時の画像が表示され、監視者は入室時の画像及び退室時の画像を閲覧する。
監視端末装置2は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)などの固定端末装置5又はタブレットPCなどの大容量携帯端末装置である。固定端末装置5は、所定のエリアを監視する監視室に設置される。監視端末装置2は、画像を表示する画像表示部を備える。画像表示部は、例えば、液晶ディスプレー又は有機ELディスプレー(Organic Electro Luminescence Display)である。監視端末装置2は、監視装置3から送信された画像を画像表示部に表示させる。
監視端末装置2は、所定のエリアへ入室するユーザー及び所定のエリアから退室するユーザーを監視するための装置である。所定のエリアへ入室するユーザー及び所定のエリアから退室するユーザーのうち少なくとも一方が複数である。
監視装置3は、所定のエリアに設置された入室口、退室口又は入退室口を通過するユーザーを監視対象とする。監視装置3は、例えば、サーバーである。
撮影部1は、所定のエリアの入室口、退室口又は入退室口の付近を撮影エリアとして撮影する。撮影部1は、所定エリアの入室口、退室口又は入退室口付近に設置される。撮影部1は複数あってもよい。このため、撮影部1の数は、所定のエリアに備えられる入室口、退室口又は入退室口の数による。具体的には、所定のエリアが入退室口を2つ備え、1つの入退室口付近に、ユーザーが入室する様子を撮影する入室監視用撮影部1つと、ユーザーが退室する様子を撮影する退室監視用撮影部1つとを要する場合、撮影部1の数は4つとなる。撮影部1は、防犯カメラである。撮影部1は、ユーザーの正面側の入室口26aの画像を撮影するように、ユーザーが入退室する方向に対向して設置される。
図2を参照して、実施形態1に係る監視端末装置2を含む監視システム4における撮影部1を説明する。図2は、所定のエリアに入室するユーザー及び所定のエリアから退室するユーザーを示す図である。ユーザー21及びユーザー23は、入退室口26(以下、入室口26a及び退室口26bと記載することがある。)を通過して、所定のエリア外24から所定のエリア22へ入室する。所定のエリア22に設置された撮影部1は、入室監視用撮影部であり、所定のエリア22に入室するユーザー21及びユーザー23を示す第一入室画像を撮影する。ユーザー20は、入退室口26を通過して、所定のエリア22から所定のエリア外24へ退室する。所定のエリア外24に設置された撮影部1は、退室監視用撮影部であり、所定のエリア22から退室するユーザー20を示す第一退室画像を撮影する。第一入室画像及び第一退室画像は、静止画又は動画である。
続いて、図1〜図4を参照して、実施形態1に係る監視端末装置2の構成を説明する。図3は、実施形態1に係る監視端末装置2の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、実施形態1に係る監視端末装置2は、受信部10と、記憶部12と、制御部14と、入力部16と、画像表示部18とを備える。
受信部10は、第一入室画像と、第一退室画像とを受信する。第一入室画像は、所定のエリア22の入室口26aから所定のエリア22に入室するユーザー21及びユーザー23を示す。第一退室画像は、所定のエリア22の退室口26bから所定のエリアを退室するユーザー20を示す。受信部10は、例えば、LAN、WAN又はインターネット回線のようなネットワークを介して、撮影部1が撮影した第一入室画像及び第一退室画像を受信する。
入力部16は、監視者がユーザーを監視すべきか否かを判定する情報を入力する。詳しくは、入力部16を介して、画像表示部18に表示された第一入室画像が示すユーザー20、ユーザー21及びユーザー23のうち、所定のエリア22に入室するユーザー21及びユーザー23を監視すべきか否かを、監視者が判定する。入力部16は、例えば、キーボード又はタッチパネルである。
制御部14は、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とを取得する。制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサー又は演算回路によって構成される。ユーザー入室情報は、第一入室画像に基づいた所定のエリア22に入室するユーザー21及びユーザー23を示す情報である。ユーザー入室情報は、例えば、所定のエリア22に入室するユーザー21及びユーザー23の顔画像(より具体的には、目鼻口の大きさ、形状若しくは位置関係、虹彩の色、髪型、髪の色又はメガネの有無等)、歩容(より具体的には、歩幅、歩行速度、歩行姿勢又は歩行リズム等)、体格、シルエット、身に着けている物(より具体的には、服、靴、眼鏡、腕時計、帽子又はマスク等)及び持っている物(より具体的には、書類、荷物又は杖等)である。ユーザー退室情報は、第一退室画像に基づいた所定のエリア22から退室するユーザー20を示す情報である。ユーザー退室情報は、例えば、所定のエリア22から退室するユーザー20の顔画像、歩容、体格、シルエット、身に着けている物及び持っている物である。
制御部14は、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とに基づいて、第一入室画像及び第一退室画像が示すユーザーが同一人物であるか否かを判定する。例えば、ユーザー21及びユーザー23を示す画像を含む第一入室画像と、第一退室画像とを対比し、第一退室画像がユーザー21及び/又はユーザー23を示す画像を含む第一退室画像であるか否かを判定する。ユーザー21及び/又はユーザー23を示す画像を含む第一退室画像が見つかるまで、この判定処理を実行する。
制御部14は、「監視者がユーザーを監視すべきであるか否か」を判定した結果に応じて、所定のエリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。
制御部14は、第一入室画像のうち、第一監視対象者又は第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して、第二入室画像を作成する。第一マーキング処理は、第二入室画像において、第一監視対象者を示す画像と、第一非監視対象者を示す画像とを見分けやすくする画像処理である。第一マーキング処理としては、例えば、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、第一監視対象者を示す画像の明度を増加させる処理、第一監視対象者を示す画像に色を付す処理又は第一監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。監視者は、第一マーキング処理の具体的な画像処理の種類を選択し、設定することができる。明度の低下及び増加は、画像の明暗比(コントラスト比)を大きくし画像を区別しやすくする処理である。なお、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理では、第一非監視対象者を示す画像の画像濃度は、第一非監視対象者の様子を確認できる程度の画像濃度である。
制御部14は、第一マーキング処理を実行する対象となった第一入室画像について、第一監視対象者に対する画像セットとして結び付いている第一退室画像が示すユーザーを判定結果に基づいて第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。制御部14は、第一監視対象者又は第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して、第二退室画像を作成する。第二マーキング処理は、第二退室画像において、第一監視対象者を示す画像と、第一非監視対象者を示す画像とを見分けやすくする画像処理である。第二マーキング処理としては、例えば、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、第一監視対象者を示す画像の明度を増加させる処理、第一監視対象者を示す画像に色を付す処理又は第一監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。以下、第二入室画像及び第二退室画像の少なくとも一方を含む画像を第二画像と記載することがある。ここで、第二画像を構成する画像が第一入室画像、第一退室画像、第二入室画像及び第二退室画像からなる群より選択される2つの画像を含む場合、第二画像としては、例えば、第二入室画像及び第二退室画像、第二入室画像及び第一退室画像、又は第一入室画像及び第二退室画像が挙げられる。
記憶部12は、第一入室画像と、第一退室画像と、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とを記憶する。制御部14が同一人物であると判定すると、記憶部12は、同一のユーザーを示す第一入室画像と第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーに対する画像セットとして記憶する。記憶部12は、第二入室画像と、第二退室画像とを、画像セットと結び付けて記憶する。
画像表示部18は、第一入室画像を表示する。画像表示部18は、第一監視対象者を示す画像を含む第一入室画像又は第二入室画像と、第一監視対象者と同一人物を示す画像を含む第一退室画像又は第二退室画像とを表示する。
図4を参照して、監視端末装置2の画像表示部18に表示された画像表示画面を説明する。図4は、実施形態1に係る監視端末装置2の画像表示部18に表示された画像表示画面の一例を示す図である。図4では、第一マーキング処理が実行されており、第二マーキング処理は実行されていない。第一マーキング処理及び第二マーキング処理は、いずれも第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。
画像表示画面30は、退室画像32と、入室画像34とを含む。入室画像34は、ユーザー36、37、38及び39を示す画像を含む。ユーザー36は第一監視対象者であり、ユーザー37〜39は第一非監視対象者である。ここで、入室画像34は、第一非監視対象者を示す画像を含む。そして、図4では、第一マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第一マーキング処理が実行される。このため、入室画像34は、第一マーキング処理を実行して作成された第二入室画像である。
退室画像32は、ユーザー36を示す画像を含む。ユーザー36は、入室画像34におけるユーザー36と同一人物の第一監視対象者である。ここで、退室画像32は、第一非監視対象者を示す画像を含まない。そして、図4では、第二マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第二マーキング処理は実行されない。このため、退室画像32では、第二マーキング処理が実行されない。退室画像32は、第二マーキング処理を実行して作成された第二退室画像ではなく、第一退室画像である。
入室画像34は、複数のユーザー36〜39が同時に入室する画像である。退室画像32及び入室画像34の両方に含まれるユーザー36を示す画像は同一人物を示す画像である。そして、ユーザー36以外のユーザー37〜39を示す画像に明度を低下させる画像処理を実行しているため、監視すべき第一監視対象者であるユーザー36が目立つように表示されている。よって、実施形態1に係る監視端末装置2は、所定のエリアに入退室する複数のユーザーを効率よく監視することができる。
続けて、図5及び図6を参照して、監視端末装置2の制御部14が実行する第二画像作成処理について説明する。図5及び図6は、実施形態1に係る第二画像作成処理を示すフローチャートである。図5及び図6では、第一マーキング処理が実行されており、第二マーキング処理は実行されていない。第一マーキング処理は及び第二マーキング処理は、いずれも第二非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。
図5に示すように、制御部14は受信部10を介して第一入室画像を取得し、第一入室情報に基づいてユーザー入室情報を取得する(ステップS100)。制御部14は受信部10を介して第一退室画像を取得し、第一退室情報に基づいてユーザー退室情報を取得する(ステップS102)。制御部14は、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とに基づいて、第一入室画像が示すユーザーと第一退室画像が示すユーザーとが同一人物であるか否かを判定する(ステップS104)。詳しくは、制御部14は、第一退室画像が示すユーザーと、第一入室画像が示すユーザーとが同一人物であるか否かを判定する。制御部14は、第一退室画像が示すユーザーと、第一入室画像が示すユーザーとが同一となるまで、ステップS104の処理を繰り返す(ステップS104のNo)。制御部14が同一人物であると判定すると(ステップS104のYes)、制御部14は、同一のユーザーを示す第一入室画像と第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーに対する画像セットとして記憶部12に記憶させる(ステップS106)。
制御部14は、第一入室画像に第一非監視対象者が存在するか否かを判定する(ステップS108)。詳しくは、画像表示部18は、第一入室画像を表示する。監視者は、入力部16を介して、画像表示部18に表示された第一入室画像が示すユーザーのうち、所定のエリアに入室するユーザーを監視すべきか否かを判定する。制御部14は、判定結果に応じて、所定のエリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。図5では、第一マーキング処理は、第一入室画像において、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。このため、第一監視対象者及び第一非監視対象者を特定した後、第一入室画像において第一非監視対象者が存在するか否かを判定する。制御部14が第一入室画像に第一非監視対象者が存在しないと判定すると(ステップS108のNo)、後述のステップS114へ進み、第一マーキング処理は実行されない。制御部14が第一入室画像において第一非監視対象者が存在すると判定すると(ステップS108のYes)、制御部14は、第一入室画像のうち、第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して(ステップS110)、第二入室画像を作成する(ステップS112)。
図6に示すように、制御部14は、第一退室画像に第一非監視対象者が存在するか否かを判定する(ステップS114)。詳しくは、制御部14は、第一マーキング処理を実行する対象となった第一入室画像について、第一監視対象者に対する画像セットとして結び付いている第一退室画像を取得する。制御部14は、第一退室画像が示すユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する。図6では、第二マーキング処理は、第一退室画像において第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。このため、制御部14は、第一退室画像において第一非監視対象者が存在するか否かを判定する。制御部14は、第一退室画像において、第一非監視対象者が存在しないと判定すると(ステップS114のNo)、後述のステップS120へ進み、第二マーキング処理ステップは実行されない。制御部14は、第一退室画像において、第一非監視対象者が存在すると判定すると(ステップS114のYes)、第一退室画像のうち、第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して(ステップS116)、第二退室画像を作成する(ステップS118)。
制御部14は、第一監視対象者を示す画像を含む第一入室画像又は第二入室画像と、第一監視対象者と同一人物を示す画像を含む第一退室画像又は第二退室画像とを画像表示部18に表示する(ステップS120)。詳しくは、制御部14は、第一マーキング処理を実行した場合、第二入室画像を画像表示部18に表示する。また、制御部14は、第二マーキング処理を実行した場合、第二退室画像を画像表示部18に表示する。既に説明したように、入室するユーザー及び退室するユーザーの少なくとも一方が複数である。このため、ステップS122では、制御部14が画像表示部18に表示する第二画像は、第一入室画像及び第二退室画像、第二入室画像及び第一退室画像、並びに第二入室画像及び第二退室画像の何れかとなる。
以上、実施形態1について説明した。実施形態1に係る監視端末装置2は、第一マーキング処理及び/又は第二マーキング処理を実行した第二画像を表示する。このため、複数のユーザーが所定のエリアに入退室する場合であっても、効率よく監視することができる。
なお、図4〜6において、第一マーキング処理が第一入室画像において第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理であり、かつ第二マーキング処理が第一退室画像において第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である場合について説明した。かかる場合では、制御部14が第一監視対象者及び第一非監視対象者の特定した後、制御部14は、第一入室画像及び第一退室画像において第一非監視対象者が存在するか判定する(ステップS108、ステップS114)。第一非監視対象者が存在する場合には(ステップS108のYes、ステップS114のYes)、制御部14は、第一入室画像に対しては第一マーキング処理を実行し(ステップS110)、第一退室画像に対して第二マーキング処理を実行する(ステップS118)。一方、第一マーキング処理及び第二マーキング処理が第一監視対象者を示す画像に対して画像処理を実行する場合、第一監視対象者についての画像セットには、第一監視対象者は必ず存在する。このため、制御部14は、第一入室画像及び第一退室画像において第一監視対象者を示す画像について、第一マーキング処理及び第二マーキング処理を実行する。
なお、実施形態1では、所定のエリアの入室口と退室口とが同一である場合を例に挙げて説明した。所定のエリアの入室口と退室口とが異なってもよい。また、入室口及び退室口のうち少なくとも一方が複数存在してもよい。また、図6における第三入室画像作成処理(ステップS122)は任意の構成であって、後述の実施形態2で説明する。
[実施形態2]
次に、図3、図5、図6、図7及び図8を参照して、実施形態2に係る監視端末装置2について説明する。実施形態2は、更に第三入室画像処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。
次に、図3、図5、図6、図7及び図8を参照して、実施形態2に係る監視端末装置2について説明する。実施形態2は、更に第三入室画像処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。
実施形態2では、少なくとも1人の第一非監視対象者が第一監視対象者と所定のエリアから同時に退室する。かつ、第一監視対象者と所定のエリアを同時に退室する第一非監視対象者のうち少なくとも1人が、第一監視対象者と同時に入室しない。すなわち、所定のエリアを同時に退室するユーザーが複数おり、これらのユーザーのうち、第一監視対象者と同時に入室しない第一非監視対象者が存在する。
図3に示すように、制御部14は、第二マーキング処理を実行する対象となった第一退室画像について、第一非監視対象者に対する画像セットとして結びついている第一入室画像が示す第一非監視対象者を示す画像に対して、第三マーキング処理を実行するか否かを判定する。制御部14が第三マーキング処理を実行すると判定すると、制御部14は、第一入室画像のうち、第一非監視対象者を示す画像に第三マーキング処理を実行して、第三入室画像を作成する。画像表示部18は、第三入室画像を更に表示する。第三マーキング処理としては、例えば、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、第一非監視対象者を示す画像に色を付す処理又は第一非監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。第一マーキング処理及び第二マーキング処理と同一の画像処理であることが好ましい。第一マーキング処理及び第二マーキング処理を実行した画像との対応関係を把握しやすいからである。
図7は、実施形態2に係る監視端末装置2の画像表示部18に表示された画面の一例を示す図である。図7では、第一マーキング処理が実行されていない。第二マーキング処理及び第三マーキング処理は実行されている。第三マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理であり、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と同一の処理である。
画像表示画面40は、退室画像42と、入室画像44と、入室画像46とを含む。退室画像42は、ユーザー48、50、52及び54を示す画像を含む。ユーザー48は、第一監視対象者であり、ユーザー50〜54は、第一非監視対象者である。ここで、退室画像42は、第一非監視対象者を含む。そして、実施形態1で既に説明したように、第二マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第二マーキング処理が実行される。このため、退室画像42は、第二マーキング処理を実行して作成された第二退室画像である。
入室画像44は、ユーザー48を示す画像を含む。ユーザー48は、退室画像42におけるユーザー48と同一人物の第一監視対象者である。ここで、入室画像44は、第一非監視対象者を示す画像を含まない。そして、実施形態1で既に説明したように、第一マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第一マーキング処理は実行されない。このため、入室画像44では、第一マーキング処理が実行されない。入室画像44は、第一マーキング処理を実行して作成された第二入室画像ではなく、第一入室画像である。
入室画像46は、ユーザー50〜54を示す画像を含む。ユーザー50〜54は、退室画像42におけるユーザー50〜54と同一人物の第一非監視対象者である。ここで、入室画像46は、第一監視対象者を含まず、第一非監視対象者のみを含む。そして、第三マーキング処理は、既に説明したように、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理として設定されている。よって、第三マーキング処理が実行される。このため、入室画像46では、第三マーキング処理が実行される。入室画像46は、第三マーキング処理を実行して作成された第三入室画像である。
続いて、図5、図6及び図8を参照して、第三入室画像作成処理について説明する。図8は、実施形態2に係る第三入室画像作成処理を示すフローチャートである。図6において、第三入室画像作成処理は、任意の構成として記載されている。
図5及び図6に示すように、実施形態2では、まず、実施形態1と同様に、第二画像作成処理が実行される(ステップS100〜S118)。
次に、第三入室画像作成処理が実行される(ステップS122)。詳しくは、図8に示すように、制御部14は、第二マーキング処理を実行した対象となった第一退室画像について、第一非監視対象者に対する画像セットとして結びついている第一入室画像が示す第一非監視対象者を示す画像に対して、第三マーキング処理を実行するか否かを判定する(ステップS124)。制御部14が第三マーキング処理を実行しないと判定すると(ステップS124のNo)、第三入室画像作成処理が終了する。制御部14が第三マーキング処理を実行すると判定すると(ステップS124のYes)、制御部14は、第一非監視対象者を示す画像に第三マーキング処理を実行して(ステップS125)、第三入室画像を作成する(ステップS126)。制御部14は、第二画像に加えて、第三入室画像を画像表示部18に更に表示する(ステップS120)。
ステップS122において第三マーキング処理の実行の有無は、第三マーキング処理を実行する対象画像が第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れに設定されているかによる。図5〜8では、第三マーキング処理は、第一入室画像において第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。そして、第三マーキング処理を実行する対象となる第一入室画像には、第一非監視対象者を示す画像が存在するため、第三マーキング処理が実行される。
実施形態2に係る監視端末装置2は、第一監視対象者を表示する画像を含む第二画像だけでなく、第一非監視対象者を表示する画像を含む第三入室画像も画像表示部に表示する。このため、実施形態2に係る監視端末装置2は、所定のエリアに入室するユーザーの人数と、所定のエリアから退室するユーザーの人数とが異なっても、効率よくユーザーを監視することができる。
[実施形態3]
次に、図3、図9、図10、図11及び図12を参照して、実施形態3に係る監視端末装置2について説明する。実施形態3は、第四入室画像作成処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態3について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図9では、第一マーキング処理、第二マーキング処理及び第四マーキング処理は、実行されている。第四マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理である。第四マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。また、図9では、第二監視対象者は、第一退室時刻より前に退室した第一非監視対象者である。
次に、図3、図9、図10、図11及び図12を参照して、実施形態3に係る監視端末装置2について説明する。実施形態3は、第四入室画像作成処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態3について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図9では、第一マーキング処理、第二マーキング処理及び第四マーキング処理は、実行されている。第四マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理である。第四マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。また、図9では、第二監視対象者は、第一退室時刻より前に退室した第一非監視対象者である。
ユーザー入室情報は、所定のエリアに入室した時刻と、入室したゲートとを含む。ユーザー退室情報は、所定のエリアから退室した時刻と、退室したゲートとを含む。図3に示す記憶部12は、画像セットにユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とを結び付けて記憶する。制御部14は、ユーザー退室情報と、第二入室画像とに基づいて、第一監視対象者が退室する第一退室時刻を基準として第二非監視対象者を特定する。第二非監視対象者は、第一退室時刻より前に退室した者、第一退室時刻と同時に退室した者又は第一退室時刻より後に退室した者である。制御部14は、第二入室画像のうち、第二非監視対象者を示す画像に第四マーキング処理を実行し、第四入室画像を作成する。画像表示部18は、第四入室画像を更に表示する。
第四マーキング処理は、第四入室画像において、主に、第二非監視対象者と、第二非監視対象者以外の第一非監視対象者とを見分けやすくする画像処理である。第四マーキング処理としては、例えば、第二非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、第二非監視対象者を示す画像に色を付す処理又は第二非監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。なお、第四マーキング処理は、既に実行された画像処理により見分けがつく状態を維持して実行される。このため、例えば、第四マーキング処理は、第一マーキング処理と異なる種類の画像処理で実行されることが好ましい。
図9は、実施形態3に係る監視端末装置2の画像表示部に表示された画面の一例を示す図である。画像表示画面60は、退室画像62と、入室画像64とを含む。退室画像62は、ユーザー68及び70を示す画像を含む。ユーザー68は第一監視対象者であり、ユーザー70は第一非監視対象者である。ここで、退室画像62は、第一非監視対象者を示す画像を含む。そして、図9では、第二マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第二マーキング処理が実行される。このため、退室画像62は、第二マーキング処理を実行して作成された第二退室画像である。
入室画像64は、ユーザー68、70、72及び74を示す画像を含む。ユーザー68は第一監視対象者であり、ユーザー70〜74は第一非監視対象者である。ここで、入室画像64は、第一非監視対象者を示す画像を含む。そして、図9では、第一マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第一マーキング処理が実行される。このため、第一マーキング処理を実行して第二入室画像が作成される。
入室画像64におけるユーザー68及び70は、それぞれ退室画像62におけるユーザー68及び70と同一人物である。このため、ユーザー70は、ユーザー68の退室する時刻(第一退室時刻)を基準として、同時に退室する第一非監視対象者である。また、入室画像64におけるユーザー72及び74は、退室画像62には示されていないため、同時に退室していない。ユーザー74は、ユーザー68の第一退室時刻より後に退室している。ユーザー72は、ユーザー68の第一退室時刻より前に退室している。図9では、第二非監視対象者は、第一監視対象者の第一退室時刻より前に退室した者と設定されている。また、第四マーキング処理は、第二非監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理である。よって、ユーザー72が第二非監視対象者であり、第二入室画像における第二監視対象者を示す画像に第四マーキング処理が実行される。以上から、入室画像64は、第二入室画像に対して第四マーキング処理を実行して作成された第四入室画像である。
なお、図9では、第二非監視対象者を第一退室時刻より前に退室した者と設定した場合について説明した。第二非監視対象者を第一退室時刻と同時に退室した者又は第一退室時刻より後に退室した者と設定してもよい。前者の場合には、入室画像64におけるユーザー70が第二非監視対象者となり、第四マーキング処理が実行される。後者の場合には、入室画像64におけるユーザー74が第二非監視対象者となり、第四マーキング処理が実行される。
図10〜図12を参照して、監視端末装置2の制御部14が実行する第四入室画像作成処理について説明する。図10〜図12は、実施形態3に係る第四入室画像作成処理を示すフローチャートである。
図10及び図11に示すように、実施形態3では、まず、実施形態1と同様に、第二画像作成処理が実行される(ステップS100〜S118)。
次に、第四入室画像作成処理が実行される(ステップS128)。詳しくは、図11に示すように、制御部14は、ユーザー退室情報と、第二入室画像とに基づいて、第一監視対象者が退室する第一退室時刻を基準として、第二非監視対象者を特定する(ステップS130)。第二非監視対象者を特定する基準は、上述のように、監視者が第一退室時刻との前後関係に基づき設定できる。制御部14は、第二入室画像のうち、第二非監視対象者を示す画像に第四マーキング処理を実行し(ステップS132)、第四入室画像を作成する(ステップS134)。制御部14は、第一入室画像又は第二入室画像、及び第一退室画像又は第二退室画像に加えて、第四入室画像を画像表示部18に更に表示する(ステップS120)。
実施形態3に係る監視端末装置2は、第一監視対象者を表示する画像を含む第一入室画像又は第二入室画像だけでなく、第一監視対象者と同時に入室した第一非監視対象者に関する第四入室画像も画像表示部18に表示する。このため、実施形態3に係る監視端末装置2は、第一監視対象者と関係性が疑われる者についても効率よく監視することができる。
[実施形態4]
図3及び図13、図14、図15及び図16を参照して、実施形態4に係る監視端末装置2について説明する。実施形態4は、更に第一差異判定処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態4について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図13では、第一マーキング処理は実行されていない。第二マーキング処理及び第五マーキング処理は、実行されている。第五マーキング処理は、第一差異を示す画像に色を付す処理である。第五マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。
図3及び図13、図14、図15及び図16を参照して、実施形態4に係る監視端末装置2について説明する。実施形態4は、更に第一差異判定処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態4について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図13では、第一マーキング処理は実行されていない。第二マーキング処理及び第五マーキング処理は、実行されている。第五マーキング処理は、第一差異を示す画像に色を付す処理である。第五マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。
制御部14は、第一監視対象者のユーザー入室情報及びユーザー退室情報に基づいて、所定のエリアに入室する際の第一監視対象者の第一入室状態と、所定のエリアから退室する際の第一監視対象者の第一退室状態とを対比し、第一入室状態と第一退室状態との間に第一差異が存在するか否かを判定する。
第一差異は、視覚で確認される外見上の差異であり、例えば、身に着けている物(より具体的には、服、靴、眼鏡、腕時計、帽子又はマスク等)及び持っている物(より具体的には、書類、荷物又は杖等)である。第一入室状態は、第一監視対象者のユーザー入室情報で示される状態である。第一退室状態は、第一監視対象者のユーザー退室情報で示される状態である。
制御部14は、第一差異が存在すると判定すると、第一入室画像若しくは第二入室画像における第一差異を示す画像に第五マーキング処理を実行して、第五入室画像を作成し、又は第一退室画像若しくは第二退室画像における第一差異を示す画像に第五マーキング処理を実行して、第三退室画像を作成する。
第五マーキング処理は、退室画像と、入室画像との対比において、第一監視対象者を示す画像における第一差異の存在を見分けやすくする画像処理である。第五マーキング処理としては、例えば、第一差異を示す画像の明度を増加させる処理、第一差異を示す画像に色を付す処理又は第一差異を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。なお、第五マーキング処理は、既に実行された画像処理により見分けがつく状態を維持して実行される。
画像表示部18は、第五入室画像又は第三退室画像を更に表示する。
図13は、実施形態4に係る監視端末装置2の画像表示部に表示された画面の一例を示す図である。画像表示画面80は、入室画像84と、退室画像82とを含む。入室画像84は、ユーザー86、88、90及び92を示す画像を含む。ユーザー86は、第一監視対象者である。ユーザー88〜92は、第一非監視対象者である。ここで、入室画像84は、第一非監視対象者を示す画像を含む。そして、図13では、第一マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第一マーキング処理が実行される。このため、入室画像84は、第一マーキング処理を実行して作成された第二入室画像である。
退室画像82は、ユーザー86を示す画像を含む。ユーザー86は箱94を抱えている。退室画像82におけるユーザー86は、入室画像84におけるユーザー86と同一人物である。ユーザー86は第一監視対象者である。ここで、入室画像84は、第一非監視対象者を示す画像を含まない。そして、第二マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第二マーキング処理は実行されず、第二退室画像は作成されない。
入室画像84で示されるユーザー86の第一入室状態と、退室画像82で示されるユーザー86の第一退室状態とを対比すると、退室画像82は、入室画像84に対して、ユーザー86が箱94を抱えている点が相違する。すなわち、退室画像82には、第一差異としての箱94が存在する。そして、図13では、第五マーキング処理は、第一差異を示す画像に色を付す処理として設定されている。退室画像82は、第一退室画像に対して第五マーキング処理が実行され作成された第三退室画像である。
続いて、図14〜図16を参照して、第一差異判定処理を説明する。図14〜図16は、実施形態4に係る第一差異判定処理を示すフローチャートである。
図14及び図15に示すように、実施形態4では、まず、実施形態1と同様に、第二画像作成処理が実行される(ステップS100〜S118)。
次に、第一差異判定処理が実行される(ステップS136)。詳しくは、図16に示すように、制御部14は、第一監視対象者の第一入室状態と、第一退室状態とを対比する(ステップS138)。制御部14は、第一入室状態と第一退室状態との間に第一差異が存在するか否かを判定する(ステップS140)。制御部14は第一差異が存在しないと判定すると(ステップS140のNo)、第一差異判定処理は終了する。制御部14は第一差異が存在すると判定すると(ステップS140のYes)、第一入室画像若しくは第二入室画像における第一差異を示す画像に第五マーキング処理を実行して(ステップS142)、第五入室画像を作成する(ステップS144)。又は、第一退室画像若しくは第二退室画像における第一差異を示す画像に第五マーキング処理を実行して(ステップS142)、第三退室画像を作成する(ステップS144)。第五マーキング処理は、第一差異がある入室画像(第一入室画像若しくは第二入室画像)又は退室画像(第一退室画像若しくは第二退室画像)に対して実行される。
制御部14は、第五入室画像又は第三退室画像を画像表示部18に更に表示する。
なお、図13〜図16では、第五マーキング処理を実行対象として、第一入室画像、第二入室画像、第一退室画像及び第二退室画像を例に挙げて説明した。第五マーキング処理は、第四入室画像に対して実行してもよい。
実施形態4に係る監視端末装置2は、第一監視対象者の第一入室状態と第一退室状態との第一差異を示す画像を含む第五入室画像又は第三退室画像を画像表示部に表示する。このため、実施形態4に係る監視端末装置2は、複数のユーザーが入退室する場合であっても、第一監視対象者の入室時及び退室時の差異を容易に確認でき、第一監視対象者を効率よく監視することができる。
[実施形態5]
図3及び図17、図18、図19及び図20を参照して、実施形態5に係る監視端末装置2について説明する。実施形態5は、更に第二差異判定処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図17では、第一マーキング処理は実行されていない。第二マーキング処理、第三マーキング処理及び第六マーキング処理は、実行されている。第三マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下する処理である。第六マーキング処理は、第二差異を示す画像に色を付す処理である。第六マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。
図3及び図17、図18、図19及び図20を参照して、実施形態5に係る監視端末装置2について説明する。実施形態5は、更に第二差異判定処理を有する点で、実施形態1と異なる。以下、実施形態2について実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。図17では、第一マーキング処理は実行されていない。第二マーキング処理、第三マーキング処理及び第六マーキング処理は、実行されている。第三マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下する処理である。第六マーキング処理は、第二差異を示す画像に色を付す処理である。第六マーキング処理は、実施形態1で説明した第一マーキング処理及び第二マーキング処理と異なる処理である。
第一非監視対象者は、第一監視対象者と同時に所定のエリアから退室する第三非監視対象者である。
制御部14は、第三非監視対象者のユーザー入室情報及びユーザー退室情報に基づいて、所定のエリアに入室する際の第三非監視対象者の第二入室状態と、所定のエリアから退室する第三非監視対象者の第二退室状態とを対比する。制御部14は、第二入室状態と、第二退室状態との間に第二差異が存在するか否かを判定する。
第二差異は、視覚で確認される外見上の差異であり、例えば、身に着けている物(より具体的には、服、靴、眼鏡、腕時計、帽子又はマスク等)及び持っている物(より具体的には、書類、荷物又は杖等)である。第二入室状態は、第三非監視対象者のユーザー入室情報で示される状態である。第二退室状態は、第三非監視対象者のユーザー退室情報で示される状態である。
制御部14は、第二差異が存在すると判定すると、第二入室画像における第二差異を示す画像に第六マーキング処理を実行して、第六入室画像を作成する。又は制御部14は、第二差異が存在すると判定すると、第二退室画像における第二差異を示す画像に第六マーキング処理を実行して、第四退室画像を作成する。
第六マーキング処理は、退室画像と、入室画像との対比において、第三非監視対象者を示す画像における第二差異の存在を見分けやすくする画像処理である。第六マーキング処理としては、例えば、第二差異を示す画像の明度を増加させる処理、第二差異を示す画像に色を付す処理又は第二差異を示す画像の輪郭を縁取る処理が挙げられる。なお、第六マーキング処理は、既に実行された画像処理により見分けがつく状態を維持して実行される。
画像表示部は、前記第六入室画像又は前記第四退室画像を更に表示する。
図17は、実施形態5に係る監視端末装置2の画像表示部に表示された画面の一例を示す図である。画像表示画面100は、退室画像102と、入室画像104と、入室画像106とを含む。入室画像104は、ユーザー108を示す画像を含む。ユーザー108は第一監視対象者である。ここで、入室画像104は、第一非監視対象者を示す画像を含まない。よって、第一マーキング処理が実行されない。このため、入室画像104は、第一入室画像である。
入室画像106は、ユーザー110を示す画像を含む。ユーザー110は第一非監視対象者である。ここで、入室画像106は、第一非監視対象者を示す画像を含む。そして、第三マーキング処理は、第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理である。よって、第三マーキング処理が実行される。このため、入室画像106は、第一マーキング処理が実行され作成された第三入室画像である。
退室画像102は、ユーザー108及び110を示す画像を含む。ユーザー108は第一監視対象者であり、入室画像104におけるユーザー108と同一人物である。ユーザー110は第一非監視対象者であり、入室画像106におけるユーザー110と同一人物である。入室画像106で示されるユーザー110の第二入室状態と、退室画像102で示されるユーザー110の第二退室状態とを対比すると、退室画像102は、入室画像106に対して、ユーザー110が帽子112を被っている点が相違する。すなわち、退室画像102には、第二差異としての帽子112が存在する。そして、図17では、第六マーキング処理は、第二差異を示す画像に色を付す処理として設定されている。退室画像102は、第二退室画像に対して第六マーキング処理が実行され作成された第四退室画像である。
続いて、図18〜図20を参照して、第二差異判定処理について説明する。図18〜図20は、実施形態5に係る第二差異判定処理を示すフローチャートである。
図18及び図19に示すように、実施形態5では、まず、実施形態1と同様に、第二画像作成処理が実行される(ステップS100〜S118)。
次に、第二差異判定処理が実行される(ステップS146)。詳しくは、図20に示すように、制御部14は、第三非監視対象者のユーザー入室情報及びユーザー退室情報に基づいて、所定のエリアに入室する際の第三非監視対象者の第二入室状態と、所定のエリアから退室する第三非監視対象者の第二退室状態とを対比する(ステップS148)。制御部14は、第二入室状態と、第二退室状態との間に第二差異が存在するか否かを判定する(ステップS150)。
制御部14は、第二差異が存在しないと判定すると(ステップS150のNo)、第六マーキング処理は実行されず、第二差異判定処理は終了する。制御部14は、第二差異が存在すると判定すると(ステップS150のYes)、第二入室画像における第二差異を示す画像に第六マーキング処理を実行して(ステップS152)、第六入室画像を作成する(ステップS154)。又は、第二退室画像における第二差異を示す画像に第六マーキング処理を実行して(ステップS152)、第四退室画像を作成する(ステップS154)。
画像表示部18は、第一入室画像又は第二入室画像、及び第一退室画像又は第二退室画像に加えて、第六入室画像又は第四退室画像を更に表示する(ステップS120)。
なお、図18〜図20では、第一監視対象者と第三非監視対象者とが異なる時刻に所定のエリアに入室する場合について説明した。第一監視対象者と第三非監視対象者とが所定のエリアに同時に入室する場合であっても、実施形態5に係る第二差異判定処理を実行することができる。
実施形態5に係る監視端末装置2は、第三監視対象者の第一入室状態と第一退室状態との第二差異を示す画像を含む第六入室画像又は第四退室画像を画像表示部に表示する。このため、実施形態5に係る監視端末装置2は、複数のユーザーが入室する場合であっても、第一監視対象者と関係する第三非監視対象者の入室時及び退室時の差異を容易に確認でき、第三非監視対象者を効率よく監視することができる。
[実施形態6]
図3、図12、図21、図22、図23及び図24を参照して、実施形態6に係る監視端末装置2について説明する。実施形態6は、更に時刻バー作成処理を有する点で、実施形態3と異なる。以下、実施形態6について実施形態3と異なる事項について説明し、実施形態3と重複する部分についての説明は割愛する。
図3、図12、図21、図22、図23及び図24を参照して、実施形態6に係る監視端末装置2について説明する。実施形態6は、更に時刻バー作成処理を有する点で、実施形態3と異なる。以下、実施形態6について実施形態3と異なる事項について説明し、実施形態3と重複する部分についての説明は割愛する。
記憶部は、画像セットにユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とを結び付けて記憶する。ユーザー入室情報は、所定のエリアに入室した時刻と、入室したゲートとを含む。ユーザー退室情報は、所定のエリアから退室した時刻と、退室したゲートとを含む。
制御部14は、ユーザー退室情報と、第二入室画像とに基づいて、第一監視対象者が退室する第一退室時刻を基準として、第二非監視対象者を特定する。第二非監視対象者は、第一退室時刻より前に退室した者、第一退室時刻と同時に退室した者又は前記第一退室時刻より後に退室した者である。制御部14は、第二入室画像のうち、第二非監視対象者を示す画像に第四マーキング処理を実行し、第四入室画像を作成する。制御部14は、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とに基づいて、第一退室時刻と、第一非監視対象者が退室する第二退室時刻とを示す時刻バーを作成する。
時刻バーは、第一退室時刻及び第二退室時刻に応じた位置にマークを有する。監視者が入力部16を介して第一入室画像上又は第二入室画像上で第一非監視対象者を示す画像を選択すると、時刻バー上の第二退室時刻に応じた位置にフラグが付されて表示される。
画像表示部18は、第四入室画像と前記時刻バーとを更に表示する。
図21は、実施形態6に係る監視端末装置2の画像表示部に表示された画像表示画面の一例を示す。図21では、第一マーキング処理、第二マーキング処理及び第四マーキング処理が実行されている。第四マーキング処理は、実施形態3で説明した第四マーキング処理と同一の処理である。
画像表示画面140は、時刻バー142を更に含む。時刻バー142は、マーク144、146及び148を含む。マーク144は、第一非監視対象者であるユーザー72が退室した時間帯を示す。マーク146は、ユーザー68及び70が退室した時間帯を示す。マーク148は、第一非監視対象者であるユーザー74が退室した時間帯を示す。マーク144〜148の下側には、退室時刻が付されている。そして、マーク144及び148の下側に付されている退室時刻は、第二退室時刻である。マーク146の下側に付されている退室時刻は、第一退室時刻及び第二退室時刻である。マーク144の上側には、フラグ150が付されている。フラグ中の72はユーザー72を示す。画像表示画面140では、監視者が、入力部16を介して、ユーザー72を選択した場面をしている。
画像表示画面140では、監視者が第一非監視対象者を選択すると、フラグが時刻バーに付されるため、第二退室時刻と、第一退室時刻及び他の第二退室時刻との前後関係を確認することができる。よって、実施形態6に係る監視端末装置2は、第一監視対象者が退室した時刻と、第二監視対象者が退室した時刻と、第一監視対象者に対する第一非監視対象者の退室した時刻の前後関係を容易に確認することができる。
続いて、図22〜図24を参照して、第四入室画像作成処理及び時刻バー作成処理について説明する。図22〜図24は、実施形態6に係る第四入室画像作成処理及び時刻バー作成処理を示すフローチャートである。
図12、図22及び図23に示すように、実施形態6では、まず、実施形態3と同様に、第二画像作成処理(ステップS100〜S118)及び第四入室画像作成処理(ステップS128〜S134)が実行される。
次に、時刻バー作成処理が実行される(ステップS166)。詳しくは、図24に示すように、制御部14は、ユーザー入室情報と、ユーザー退室情報とに基づいて、第一退室時刻と、第一非監視対象者が退室する第二退室時刻とを示す時刻バーを作成する(ステップS168)。制御部14は、時刻バーを画像表示部18に更に表示する(ステップS120)。
実施形態6に係る監視端末装置2は、時刻バーを表示するため、複数のユーザーの退室する時刻と、それらの時刻の前後関係と、時刻に関する第一監視対象者及び第一非監視対象者との関係とを容易に確認することができる。よって、実施形態6に係る監視端末装置2は、複数のユーザーを効率よく監視することができる。
[実施形態7]
図3、図25及び図26を参照して、実施形態7に係る表示処理方法を説明する。実施形態7は、実施形態1と実質的に同一である。以下、実施形態7について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明をなるべく割愛するようにする。図25及び図26は、実施形態7に係る表示処理方法を示すフローチャートである。
図3、図25及び図26を参照して、実施形態7に係る表示処理方法を説明する。実施形態7は、実施形態1と実質的に同一である。以下、実施形態7について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明をなるべく割愛するようにする。図25及び図26は、実施形態7に係る表示処理方法を示すフローチャートである。
表示処理方法は、監視端末装置2が実行する。表示処理方法は、第一取得ステップと、第二取得ステップと、第一判定ステップと、画像セット作成ステップと、特定ステップと、第一マーキング処理ステップと、第二マーキング処理ステップと、画像表示ステップとを備える。
第一取得ステップは、受信部10が受信した所定のエリアに入室するユーザーを示す第一入室画像から、制御部14がユーザー入室情報を取得する(ステップS172)。第二取得ステップは、受信部10が受信した所定のエリアから退室するユーザーを示す第一退室画像から、制御部14がユーザー退室情報を取得する(ステップS176)。第一判定ステップは、制御部14が第一入室画像と、ユーザー入室情報と、第一退室画像と、ユーザー退室情報とに基づいて、第一入室画像と第一退室画像とが示すユーザーが同一人物であるか否かを判定する(ステップS178)。制御部14が第一判定ステップにおいて、同一人物ではないと判定すると(ステップS178のNo)、同一人物となるまで第一判定ステップを繰り返す。制御部14が第一判定ステップにおいて、同一人物であると判定すると(ステップS178のYes)、制御部14が、第一入室画像と、第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーについての画像セットを作成する(ステップS180)。
特定ステップは、監視者が画像表示部18に表示された第一入室画像が示すユーザーのうち、所定のエリアに入室するユーザーを監視すべきであると判定すると、判定結果に応じて、所定のエリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する(ステップS182)。制御部14は、第一入室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在するか否かを判定する(ステップS184)。第一入室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在しない場合(ステップS184のNo)、ステップS190に進み、第一マーキング処理は実行されない。第一入室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在する場合(ステップS184のYes)、第一マーキング処理ステップは、第一入室画像のうち、第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して(ステップS186)、第二入室画像を作成する(ステップS188)。制御部14は、第一退室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在するか否かを判定する(ステップS190)。第一退室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在しない場合(ステップS190のNo)、ステップS196に進み、第二マーキング処理は実行されない。第一退室画像に第一非監視対象者を示す画像が存在する場合(ステップS190のYes)、第二マーキング処理ステップは、第一マーキング処理を実行する対象となった第一退室画像について、第一退室画像を示すユーザーを判定結果に基づいて第一監視対象者及び第一非監視対象者何れかに特定する。そして、第二マーキング処理ステップは、第一監視対象者及び第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して(ステップS192)、第二退室画像を作成する(ステップS194)。画像表示ステップは、制御部14が第一監視対象者を示す画像を含む第一入室画像又は第二入室画像と、同一の第一監視対象者を示す画像を含む第一退室画像又は第二退室画像とを画像表示部18に表示させる(ステップS196)。
実施形態7に係る表示処理方法は、第一マーキング処理及び/又は第二マーキング処理を実行した第二画像を表示する。このため、複数のユーザーが所定のエリアに入退室する場合であっても、監視者は、視覚を通じて、監視すべきユーザーを容易に確認することができ、効率よく監視することができる。
本発明は、電気機器の分野に利用可能である。
Claims (12)
- 所定のエリアの入室口から前記エリアへ入室するユーザー及び前記エリアの退室口から前記エリアを退室する前記ユーザーを監視するための監視端末装置であって、
入室するユーザー及び退室するユーザーのうち、少なくとも一方が複数であり、
制御部と、画像表示部とを備え、
前記制御部は、第一入室画像において前記エリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定し、
前記第一入室画像は、前記エリアに入室する前記ユーザーを示す画像を含み、
前記制御部は、前記第一入室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して、第二入室画像を作成し、
前記制御部は、前記第一マーキング処理を実行する対象となった前記第一入室画像における前記第一監視対象者を示す第一退室画像において、前記エリアから退室する前記ユーザーを前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定し、
前記第一退室画像は、前記エリアを退室するユーザーを示す画像を含み、
前記制御部は前記第一退室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して、第二退室画像を作成し、
前記画像表示部は、前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第二入室画像、及び前記第一監視対象者と同一人物を示す画像を含む前記第二退室画像のうち少なくとも一方を表示する、監視端末装置。 - 受信部と、記憶部と、入力部とを更に備え、
前記受信部は、前記第一入室画像と、前記第一退室画像とを受信し、
前記制御部は、前記第一入室画像に基づいて前記エリアに入室する前記ユーザーを示すユーザー入室情報と、前記第一退室画像に基づいて前記エリアから退室する前記ユーザーのユーザー退室情報とを取得し、
前記記憶部は、前記第一入室画像と、前記第一退室画像と、前記ユーザー入室情報と、前記ユーザー退室情報とを記憶し、
前記制御部は、前記ユーザー入室情報と、前記ユーザー退室情報とに基づいて、前記第一入室画像及び前記第一退室画像が示すユーザーが同一人物であるか否かを判定し、
前記制御部が同一人物であると判定すると、前記記憶部は、同一のユーザーを示す前記第一入室画像と前記第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーに対する画像セットとして記憶し、
前記画像表示部は、前記第一入室画像を表示し、
監視者は、前記入力部を介して、前記画像表示部に表示された前記第一入室画像が示すユーザーのうち、前記エリアに入室するユーザーを監視すべきか否かを判定し、
前記制御部は、判定結果に応じて、前記エリアに入室するユーザーを前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定し、
前記制御部は、前記第一入室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に前記第一マーキング処理を実行して、前記第二入室画像を作成し、
前記制御部は、前記第一マーキング処理を実行する対象となった前記第一入室画像について、前記第一監視対象者に対する画像セットとして結び付いている前記第一退室画像が示すユーザーを前記判定結果に基づいて前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定し、
前記制御部は前記第一退室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に前記第二マーキング処理を実行して、前記第二退室画像を作成し、
前記記憶部は、前記第二入室画像と、前記第二退室画像とを、前記画像セットと結び付けて記憶し、
前記画像表示部は、前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第一入室画像又は前記第二入室画像と、前記第一監視対象者と同一人物を示す画像を含む前記第一退室画像又は前記第二退室画像とを表示する、請求項1に記載の監視端末装置。 - 少なくとも1人の前記第一非監視対象者が前記第一監視対象者と前記エリアから同時に退室し、
前記第一監視対象者と前記エリアを同時に退室する前記第一非監視対象者のうち少なくとも1人が、前記第一監視対象者と同時に入室せず、
前記制御部は、前記第二マーキング処理を実行する対象となった前記第一退室画像について、前記第一非監視対象者に対する画像セットとして結びついている前記第一入室画像が示す第一非監視対象者を示す画像に対して、第三マーキング処理を実行するか否かを判定し、
前記制御部が前記第三マーキング処理を実行すると判定すると、前記制御部は、前記第一入室画像のうち、前記第一非監視対象者を示す画像に前記第三マーキング処理を実行して、第三入室画像を作成し、
前記画像表示部は、前記第三入室画像を更に表示する、請求項2に記載の監視端末装置。 - 前記ユーザー入室情報は、前記エリアに入室した時刻と、入室したゲートとを含み、
前記ユーザー退室情報は、前記エリアから退室した時刻と、退室したゲートとを含み、
前記記憶部は、前記画像セットに前記ユーザー入室情報と、前記ユーザー退室情報とを結び付けて記憶し、
前記制御部は、前記ユーザー退室情報と、前記第二入室画像とに基づいて、前記第一監視対象者が退室する第一退室時刻を基準として、第二非監視対象者を特定し、
前記第二非監視対象者は、前記第一退室時刻より前に退室した者、前記第一退室時刻と同時に退室した者又は前記第一退室時刻より後に退室した者であり、
前記制御部は、前記第二入室画像のうち、前記第二非監視対象者を示す画像に第四マーキング処理を実行し、第四入室画像を作成し、
前記画像表示部は、前記第四入室画像を更に表示する、請求項2に記載の監視端末装置。 - 前記制御部は、前記第一監視対象者の前記ユーザー入室情報及び前記ユーザー退室情報に基づいて、前記エリアに入室する際の前記第一監視対象者の第一入室状態と、前記エリアから退室する際の前記第一監視対象者の第一退室状態とを対比し、前記第一入室状態と前記第一退室状態との間に第一差異が存在するか否かを判定し、
前記制御部は、前記第一差異が存在すると判定すると、前記第一入室画像若しくは前記第二入室画像における前記第一差異を示す画像に第五マーキング処理を実行して、第五入室画像を作成し、又は前記第一退室画像若しくは前記第二退室画像における前記第一差異を示す画像に前記第五マーキング処理を実行して、第三退室画像を作成し、
前記画像表示部は、前記第五入室画像又は前記第三退室画像を更に表示する、請求項2に記載の監視端末装置。 - 前記第一非監視対象者が前記第一監視対象者と同時に前記エリアから退室する第三非監視対象者であり、
前記制御部は、前記第三非監視対象者の前記ユーザー入室情報及び前記ユーザー退室情報に基づいて、前記エリアに入室する際の前記第三非監視対象者の第二入室状態と、前記エリアから退室する前記第三非監視対象者の第二退室状態とを対比し、
前記制御部は、前記第二入室状態と、前記第二退室状態との間に第二差異が存在するか否かを判定し、
前記制御部は、前記第二差異が存在すると判定すると、前記第二入室画像における前記第二差異を示す画像に第六マーキング処理を実行して、第六入室画像を作成し、又は前記第二退室画像における前記第二差異を示す画像に前記第六マーキング処理を実行して、第四退室画像を作成し、
前記画像表示部は、前記第六入室画像又は前記第四退室画像を更に表示する、請求項2に記載の監視端末装置。 - 前記ユーザー入室情報は、前記エリアに入室した時刻と、入室したゲートとを含み、
前記ユーザー退室情報は、前記エリアから退室した時刻と、退室したゲートとを含み、
前記記憶部は、前記画像セットに前記ユーザー入室情報と、前記ユーザー退室情報とを結び付けて記憶し、
前記制御部は、前記ユーザー退室情報と、前記第二入室画像とに基づいて、前記第一監視対象者が退室する第一退室時刻を基準として、第二非監視対象者を特定し、
前記第二非監視対象者は、前記第一退室時刻より前に退室した者、前記第一退室時刻と同時に退室した者又は前記第一退室時刻より後に退室した者であり、
前記制御部は、前記第二入室画像のうち、前記第二非監視対象者を示す画像に第四マーキング処理を実行し、第四入室画像を作成し、
前記制御部は、前記ユーザー入室情報と、前記ユーザー退室情報とに基づいて、前記第一退室時刻と、前記第一非監視対象者が退室する第二退室時刻とを示す時刻バーを作成し、
前記時刻バーは、前記第一退室時刻及び前記第二退室時刻に応じた位置にマークを有し、
前記監視者が前記入力部を介して前記第一入室画像上又は前記第二入室画像上で前記第一非監視対象者を示す画像を選択すると、前記時刻バー上の前記第二退室時刻に応じた位置にフラグが付されて表示され、
前記画像表示部は、前記第四入室画像と前記時刻バーとを更に表示する、請求項2に記載の監視端末装置。 - 前記入室口と前記退室口とが異なる、請求項2に記載の監視端末装置。
- 前記入室口及び前記退室口のうち少なくとも一方が複数存在する、請求項2に記載の監視端末装置。
- 前記第一マーキング処理は、前記第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、前記第一監視対象者を示す画像の明度を増加させる処理、前記第一監視対象者を示す画像に色を付す処理又は前記第一監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理を含む、請求項1に記載の監視端末装置。
- 前記第二マーキング処理は、前記第一非監視対象者を示す画像の明度を低下させる処理、前記第一監視対象者を示す画像の明度を増加させる処理、前記第一監視対象者を示す画像に色を付す処理又は前記第一監視対象者を示す画像の輪郭を縁取る処理を含む、請求項1に記載の監視端末装置。
- 監視端末装置が実行する表示処理方法であって、
前記監視端末装置は、受信部と、制御部と、記憶部と、画像表示部と、入力部とを備え、
前記受信部が受信した所定のエリアに入室するユーザーを示す第一入室画像から、前記制御部が前記エリアに入室するユーザーを示すユーザー入室情報を取得する、第一取得ステップと、
前記受信部が受信した前記エリアから退室するユーザーを示す第一退室画像から、前記制御部が前記エリアから退室するユーザーを示すユーザー退室情報を取得する、第二取得ステップと、
前記制御部が前記第一入室画像と、前記ユーザー入室情報と、前記第一退室画像と、前記ユーザー退室情報とに基づいて、前記第一入室画像と前記第一退室画像とが示すユーザーが同一人物であるか否かを判定する、第一判定ステップと、
前記第一判定ステップにおいて、前記制御部が同一人物であると判定すると、前記制御部が前記第一入室画像と、前記第一退室画像とを結び付けて、特定のユーザーについての画像セットを作成する、画像セット作成ステップと、
監視者が前記画像表示部に表示された前記第一入室画像が示すユーザーのうち、前記エリアに入室するユーザーを監視すべきであると判定すると、前記制御部が判定結果に応じて、前記エリアに入室するユーザーを第一監視対象者及び第一非監視対象者の何れかに特定する、特定ステップと、
前記制御部が前記第一入室画像のうち、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第一マーキング処理を実行して、第二入室画像を作成する、第一マーキング処理ステップと、
前記制御部が前記第一マーキング処理を実行する対象となった前記第一退室画像について、前記第一退室画像が示すユーザーを前記判定結果に基づいて前記第一監視対象者及び前記第一非監視対象者の何れかに特定し、前記第一監視対象者又は前記第一非監視対象者を示す画像に第二マーキング処理を実行して、第二退室画像を作成する、第二マーキング処理ステップと、
前記制御部が前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第一入室画像又は前記第二入室画像と、同一の前記第一監視対象者を示す画像を含む前記第一退室画像又は前記第二退室画像とを前記画像表示部に表示させる、画像表示ステップと
を備える、表示処理方法。
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