JPWO2019043993A1 - 電力変換装置、電力変換システム、および電力変換システムの使用方法 - Google Patents

電力変換装置、電力変換システム、および電力変換システムの使用方法 Download PDF

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Abstract

実施形態の電力変換装置は、三相のそれぞれに対応するアームを持つ。各アームは、正側アームと、第1の一次巻線と、負側アームと、第2の一次巻線とを持つ。正側アームでは、直列に接続された複数のスイッチング素子と、前記直列に接続された複数のスイッチング素子に対して並列に接続されたコンデンサとを含む複数の変換器が互いに直列に接続され、正側アームの一端が正側直流端子に接続される。第1の一次巻線は、前記正側アームの他端と中性点との間に設けられ、対応する相の二次巻線と磁気結合する。負側アームでは、複数の前記変換器が互いに直列に接続され、負側アームの一端が負側直流端子に接続される。第2の一次巻線は、前記負側アームの他端と前記中性点との間に設けられ、前記第1の一次巻線と共通する二次巻線と磁気結合する。前記各アームの中性点は、互いに接続され且つ接地される。

Description

本発明の実施形態は、電力変換装置、電力変換システム、および電力変換システムの使用方法に関する。
交流と直流との間で相互に電力の変換を行う電力変換装置は、種々の用途に使用されている。電力変換装置のうち、直流側の電圧(直流電圧)が高電圧となる用途に用いられる電力変換装置は、直流電圧に対してスイッチング素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の定格が小さいことを解決するため、マルチレベルインバータの構成を有する場合がある。なお、直流電圧が高電圧となる用途としては、例えば、海底ケーブルによる送電、50[Hz]と60[Hz]の変換、遠隔の大規模太陽光発電システムから消費地への長距離直流送電などが挙げられる。
マルチレベルインバータは、スイッチング素子とコンデンサとを含む変換器を直列に複数個接続して構成される。このコンデンサは、適宜充放電が行われるように、電圧値を一定に制御する必要がある。このため、変換器には、直流電源を還流させる還流電流を、常時流すことが必要であり、相毎に充放電のための短絡経路を設ける必要がある。
ここで、三相用の電力変換装置では、三相を同一の直流電源に接続しているため、各相の直流電圧合成値がわずかでも異なると、相間に過大な短絡電流が流れてしまい、機器に影響を与える可能性がある。各相の直流電圧合成値の平均値が一致していても、オンオフのタイミングや周期が異なれば、同様の問題が生じる。これに対処するため、各相にバッファリアクトルを挿入し、短絡電流が過大にならないように制限を加える場合があるが、この場合、装置全体の大型化、高コスト化を招くことになる。
このような背景から、二次巻線を正側アームと負側アームで共用し、且つ正側と負側の一次巻線の接続点(中性点)を相間で接続した形式のマルチレベルインバータが開発されている。しかしながら、この構成において、部品の絶縁耐圧について考慮した技術については開示がなされていない。
特許第5881386号公報
本発明が解決しようとする課題は、装置のサイズやコストの増大を抑制しつつ、絶縁耐圧の低い部品を使用可能にすることができる電力変換装置、電力変換システム、および電力変換システムの使用方法を提供することである。
実施形態の電力変換装置は、三相のそれぞれに対応するアームを持つ。各アームは、正側アームと、第1の一次巻線と、負側アームと、第2の一次巻線とを持つ。正側アームでは、直列に接続された複数のスイッチング素子と、前記直列に接続された複数のスイッチング素子に対して並列に接続されたコンデンサとを含む複数の変換器が互いに直列に接続され、正側アームの一端が正側直流端子に接続される。第1の一次巻線は、前記正側アームの他端と中性点との間に設けられ、対応する相の二次巻線と磁気結合する。負側アームでは、複数の前記変換器が互いに直列に接続され、負側アームの一端が負側直流端子に接続される。第2の一次巻線は、前記負側アームの他端と前記中性点との間に設けられ、前記第1の一次巻線と共通する二次巻線と磁気結合する。前記各アームの中性点は、互いに接続され且つ接地される。
第1の実施形態の電力変換装置1の構成図。 変換器Cの構成図。 トランス50の構造の一例を示す図。 電力変換装置1の動作原理について説明するための図。 電力変換装置1の動作原理について説明するための図。 電力変換装置1の動作原理について説明するための図。 変形例1の電力変換装置1Aの構成図。 変形例2の電力変換装置1Bの構成図。 変形例3の電力変換装置1Cの構成図。 変形例4の電力変換装置1Dの構成図。 変形例5の電力変換装置1Eの構成図。 第1の実施形態の電力変換装置の利用例を示す図。 図12に示す電力変換システムの運用開始時における作業手順の流れの一例を示すフローチャート。 図12に示す電力変換システムの運用開始時における作業手順の流れの他の例を示すフローチャート。 第2の実施形態の電力変換装置2の構成図。 第2の実施形態の電力変換装置2の利用例を示す図。
以下、実施形態の電力変換装置、電力変換システム、および電力変換システムの使用方法を、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
[構成]
図1は、第1の実施形態の電力変換装置1の構成図である。電力変換装置1は、三相の交流系統100と直流系統(不図示)との間に接続され、交流と直流との変換を行う。実施形態の電力変換装置1は、例えば、U、V、Wの三相ごとのアーム10−U、10−V、10−Wを備える。各アームは同じ構成を有することができる。図1においては、代表してアーム10−Uに属する構成要素に符号を付している。以下の説明では、各相のアームを互いに区別せず、アーム10と総称して説明する。
アーム10は、例えば、正側アーム20と、負側アーム30と、トランス50とを備える。
正側アーム20は、複数の変換器Cが直列に接続されたものである。変換器Cの構成については後述する。直列に接続された複数の変換器Cのうち正側アーム20の一端に相当するものは、正側直流端子90Pに接続されており、他端に相当するものは、トランス50の正側の一次巻線(直流側巻線)54に接続されている。
負側アーム30は、複数の変換器Cが直列に接続されたものである。直列に接続された複数の変換器Cのうち負側アーム30の一端に相当するものは、負側直流端子90Nに接続されており、他端に相当するものは、トランス50の負側の一次巻線56に接続されている。
図2は、変換器Cの構成図である。変換器Cは、例えば、チョッパ単位変換器である。変換器Cは、例えば、レグ40とコンデンサ46とを並列に接続したものである。レグ40は、自己消弧能力を持つ2つのスイッチング素子41および42が直列に接続されたものである。スイッチング素子41および42は、例えば、IGBТである。スイッチング素子41には、逆並列にダイオード43が接続され、スイッチング素子42には、逆並列にダイオード44が接続されている。ダイオード43および44は、還流ダイオードである。
トランス50は、二次巻線(交流側巻線)52に対し、正側の一次巻線(第1の一次巻線)54と、負側の一次巻線(第2の一次巻線)56とがそれぞれ磁気結合する絶縁用の単相トランスである。二次巻線52と二つの一次巻線54および56との巻線比は、例えば1:1である。なお、図1では、二次巻線52、並びに一次巻線54および56における正側を黒点で示している。
二次巻線52の正側は、対応する相の接続端として交流系統100側に接続されている。二次巻線52の負側(中性点)は、例えば、互いに短絡接続され、且つ接地されている。正側の一次巻線54の負側と、負側の一次巻線56の負側とは、互いに接続されている。この接続点を中性点58と称する。各相の中性点は、互いに短絡接続され、且つ接地されている。
係る構成によって、トランス50の一次側の漏れインダクタンス成分を、リアクトルとして機能させることができる。トランスには、磁気漏れによる漏れ磁束が必ず存在する。この漏れ磁束は、変圧作用に寄与せずに、一次側及び二次側の巻線の漏れインダクタンスとして働く。本実施形態においては、直流循環電流が流れる際に、絶縁トランスとしてのトランス50の一次巻線54および56が、直流循環電流の経路となっている。このため、トランス50の一次巻線54および56の漏れインダクタンス成分によって、リアクトルと同様に、直流循環電流の急増が抑制される。電力変換装置1では、リアクトルを省略または小型化することができるため、装置のサイズやコストが増大するのを抑制することができる。
また、電力変換装置1は、複数の変換器Cを直列に接続した構成を有することによって、出力波形を正弦波に近づけることができ、高調波を抑制することができる。この結果、電力変換装置1では、高調波成分を抑制するリアクトルやコンデンサを省略または小型化することができるため、装置のサイズやコストが増大するのを抑制することができる。
更に、電力変換装置1は、各相の中性点58を接続し且つ接地しているため、装置内の対地電位の上限が制限されることになる。この結果、絶縁耐圧の低い部品を使用可能にすることができる。
また、各相の中性点58を接続し且つ接地することにより直流端子90Pと90Nの電位が正負対称となるため、たとえば90Nを接地した場合と比較して電力変換装置1の直流端子90Pと90Nに生ずる電圧を半分とすることができる。その結果、アーム20やアーム30だけでなく、例えば、後述する図16の90Pや90Nに接続される避雷器の耐圧も半分にすることができる。
図3は、トランス50の構造の一例を示す図である。トランス50では、例えば、各相の一次巻線(54、56)と二次巻線52とが共通の鉄心Mに巻回されている。また、各相における二次巻線52の負側は、三相間で互いに接続され、且つ接地されている。このような構成によって、各相の直流磁束が相互に打ち消されることによる効果が得られる。また、三相三脚トランス等により構成するので、装置を小型化することができる。なお、電力変換装置1は、二次巻線52の負側を相間で接続しない構成を有してもよい。また、各相のトランス50は図3に示すように一体に形成されるのではなく、個別の箇所に配置されてもよい。
[動作原理]
以下、電力変換装置1の動作原理について簡単に説明する。ここでは、説明を簡略化するために正側アーム20および負側アーム30における変換器Cの数を1とする。図4〜6は、電力変換装置1の動作原理について説明するための図である。
以下のようにパラメータを定義する。
Vu…接地点からみた交流出力点の電圧
Vdc…直流電源の正負それぞれの電圧
Vc…変換器Cのコンデンサ46の電圧
VuP…正側電源側に接続される変換器Cの出力電圧
VuN…負側電源側に接続される変換器Cの出力電圧
VuRef…上位のシステムで演算される出力したい交流電圧指令
この場合、正側の変換器Cの出力電圧VuPは、式(1)で表される。
VuP=Vdc−VuRef …(1)。
VuPの電圧波形は、図5(A)で表される。また、正側の一次巻線54の電圧VtrP1の波形は、図6(A)で表される。
これらを用いると、電力変換装置1の出力電圧Vuは、式(2)で表される。
Vu=Vdc−VuP=Vdc−(Vdc−VuRef)=VuRef …(2)
一方、負側の変換器Cの出力電圧VuNは、式(3)で表される。
VuN=Vdc−VuRef …(3)。
このVuNの電圧波形は、図5(B)で表される。また、負側の一次巻線56の電圧VtrN1の波形は、図6(B)で表される。
これらを用いると、出力電圧Vuは式(4)で表される。
Vu=−Vdc+VuN=−Vdc+(Vdc―VuRef)=−VuRef …(4)
トランス50の正側は減極性、トランス50の負側は加極性となっているので、図6(C)に示すように、二次側で合成された電圧Vtr2が出力される。
交流負荷電流をIuとすると、このIuは、正側の変換器Cと負側の変換器Cとにそれぞれ流れる。この時、正側の変換器Cのコンデンサ46では、式(5)で表される電力PowerPによって充放電がなされる。
PowerP=VuP×Iu=(Vdc−VuRef)×Iu …(5)
VuRefとIuが同位相、すなわち力率1で動作している場合について計算すると、交流1周期でのPowerPの平均値はマイナスとなる。すなわち、上記のような出力電圧制御を行うと、正側の変換器Cのコンデンサ電圧平均値を一定に保つことができず、運転を継続することができない。
同様に、負側の変換器Cのコンデンサ電圧も、力率1の場合のPowerNは、交流1周期での平均値がプラスとなり、コンデンサ電圧平均値を一定に保つことができずに、運転を継続することができない。
これに対処するため、図示しない制御装置は、直流電源の正側から正側の変換器C、正側の一次巻線54、負側の一次巻線56、負側の変換器C、直流電源の負側という経路で、直流で充放電電流を流す。これにより、コンデンサ電圧の平均値を一定にすることができる。
具体的には、式(6)に基づいて、コンデンサ電圧の平均値を一定に制御するための補正値ΔVfcControlを演算する。そして、この補正値ΔVfcControlにより、正側及び負側の変換器Cの出力電圧VuP、VuNを補正出力する。式中、VCrefは、変換器Cのコンデンサ電圧指令値(規定値)であり、VCu_AVEは、アーム10全体の変換器Cのコンデンサ電圧平均値であり、G(s)は、制御ゲインである。sは、ラプラス演算子である。この制御には、PI制御が適している。
ΔVfcControl=G(s)×(VCref−VCu_AVE) …(6)
[変形例1]
図7は、変形例1の電力変換装置1Aの構成図である。電力変換装置1Aでは、各相の中性点が互いに接続された箇所が、断路器60を介して接地される。これによって、実施形態と同様の効果を奏すると共に、後述するように接地が不要な場合は断路器60を遮断状態(開放状態)にし、用途に応じた運用をすることができる。
[変形例2]
図8は、変形例2の電力変換装置1Bの構成図である。電力変換装置1Bでは、各相の中性点が互いに接続された箇所が、直列に設けられた断路器60および事故電流抑制用抵抗62を介して接地される。これによって、変形例1と同様の効果を奏すると共に、例えば、断路器60が導通状態である場合に正側直流端子90Pで地絡事故が起こり、事故電流が接地点を介して流れてきた場合に、その事故電流を抑制することができる。なお、地絡事故時には、その事故電流は主に変換器Cのダイオード44を流れる。そのため、事故電流抑制用抵抗62の抵抗値は、特に、事故電流がダイオード44の耐電流許容値以内となるように決定することが望ましい。また、後述するように接地が不要な場合は断路器60を遮断状態(開放状態)にし、用途に応じた運用をすることができる。
[変形例3]
図9は、変形例3の電力変換装置1Cの構成図である。電力変換装置1Cは、変形例2の電力変換装置1Bにおける断路器60および充電抵抗62bを相ごとに設け、接続点63で相間を接続した先で接地されるものである。断路器60と充電抵抗62bとによって充電ユニットが構成される。このように設置された各充電抵抗62bは、各相に接続された変換器の初期充電時に使用することができる。また、変形例3によれば、変形例1と同様の効果を奏すると共に、変形例2と同様に事故電流を抑制することもできる。
[変形例4]
図10は、変形例4の電力変換装置1Dの構成図である。電力変換装置1Dは、実施形態の電力変換装置1に、安定巻線64を付加したものである。安定巻線64はデルタ結線され、高調波電流を他の相に還流させる。これによって、変圧器の励磁特性の非線形性に伴う不要な高調波電流を交流系統へ流出させないようにし、より安定的な電力変換を行うことができる。
図11は、変形例5の電力変換装置1Eの構成図である。電力変換装置1Eでは、各相の中性点が互いに接続された箇所が、断路器60およびアレスタ68を介して接地される。これによって、実施形態と同様の効果を奏すると共に、サージ電流が流れるような状況においては、仮に断路器60が遮断状態であっても、速やかに大地に電流を流すことができる。この結果、装置の保護性能を高めることができる。
[その他の変形例]
上記説明した実施形態、および各変形例は、互いに排他的な関係に無く、適宜、組み合わせて実現することができる。例えば、変形例3の構成に、変形例4の安定巻線64を付加した構成を採用してもよい。
[第1の実施形態の利用例]
図12は、第1の実施形態の電力変換装置の利用例を示す図である。ここで用いられる電力変換装置は、実施形態の電力変換装置1、各変形例の電力変換装置1A〜1E、或いはこれらの組み合わせのいずれであってもよいが、ここでは代表して変形例5の電力変換装置1Eが用いられるものとする。
図示するように、二つの電力変換装置1E(1)、1E(2)がセットで使用される。電力変換装置1E(1)は、交流系統100(1)に接続され、電力変換装置1E(2)は、交流系統100(2)に接続される。交流系統100(1)と交流系統100(2)は、例えば、周波数が異なる二つの交流系統である。そして、電力変換装置1E(1)の正側直流端子90Pと電力変換装置1E(2)の正側直流端子90P、および、電力変換装置1E(1)の負側直流端子90Nと電力変換装置1E(2)の負側直流端子90Nが、それぞれ直流系統110を介して接続される。これによって、電力変換装置1E(1)、直流系統110、および電力変換装置1E(2)が交流を交流に変換する電力変換システムを構成する。
この場合において、二つの電力変換装置1E(1)、1E(2)のうち一方の断路器60を導通状態(閉止状態)にし、他方の断路器60を遮断状態にすると好適である。仮に双方の断路器60を導通状態にした場合、地面を通るループ線路が形成されるため、双方の電力変換装置の内部において電気的な影響が生じる可能性があるからである。例えば、一方の交流系統が50[Hz]、他方の交流系統が60[Hz]である場合や、周波数は同一でも位相が異なる系統の場合に、その差分の電圧によって発生する不要な電流がループ線路に流れてしまう。一方の断路器60を導通状態にし、他方の断路器60を遮断状態にすることで、係る現象が生じるのを抑制することができる。
図13は、図12に示す電力変換システムの運用開始時における作業手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、二つの電力変換装置を設置する(ステップS100)。次に、それぞれの電力変換装置の必要な箇所を接地する(ステップS102)。次に、一方の電力変換装置の断路器60を導通状態に、他方の電力変換装置の断路器60を遮断状態にする(ステップS104)。
次に、直流系統110を二つの電力変換装置にそれぞれ接続し(ステップS106)、二系統の交流系統100を二つの電力変換装置にそれぞれ接続する(ステップS108)。そして、二つの電力変換装置の運用を開始する(ステップS110)。
上記のうちステップS104とステップS106の作業手順を逆にしてもよい。図14は、図12に示す電力変換システムの運用開始時における作業手順の流れの他の例を示すフローチャートである。
まず、二つの電力変換装置を設置する(ステップS100)。次に、それぞれの電力変換装置の必要な箇所を接地する(ステップS102)。次に、直流系統110を二つの電力変換装置にそれぞれ接続する(ステップS104)、次に、一方の電力変換装置の断路器60を導通状態に、他方の電力変換装置の断路器60を遮断状態にする(ステップS106)。
次に、二系統の交流系統100を二つの電力変換装置にそれぞれ接続する(ステップS108)。そして、二つの電力変換装置の運用を開始する(ステップS110)。これによって、二つの電力変換装置の双方において、接地されていない状況が生じないようにすることができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について説明する。以下の説明において、第1の実施形態との共通部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図15は、第2の実施形態の電力変換装置2の構成図である。
電力変換装置2では、以下のポイント(1)〜(3)のうち一部または全部が、第1の実施形態の電力変換装置1と相違する。
(1)三相の二次巻線52の負側(中性点、以下中性点53)は、例えば互いに短絡接続され、且つ部材70を介して接地されている。部材70は、以下のいずれかである。
(A)絶縁耐圧に影響を与えない範囲の小抵抗のNGR(中性点接地抵抗器)
(B)A種接地(10[Ω]以下での接地)、有効接地、直接接地を実現するための線路
(2)中性点58は、事故電流制限用抵抗72を介して接地される。事故電流制限用抵抗72は、各アーム10が事故電流によって破壊されないように制限できる抵抗値を有する。変形例2で述べたように、事故電流制限用抵抗72の抵抗値は、特に、事故電流がダイオード44の耐電流許容値以内となるように決定することが望ましい。
(3)以下の箇所のうち一部または全部は、避雷器66を介して接地される。図では、三角形のマークによって以下の箇所を示しており、(a)についてのみ代表して避雷器66を図示している。
(a)中性点53(但し、部材70がNGRで無ければ不要)
(b)三相ごとの、交流系統と二次巻線52との間の箇所
(c)三相ごとの、正側アーム20と正側の一次巻線54との間の箇所
(d)三相ごとの、負側アーム20と負側の一次巻線56との間の箇所
(e)正側直流端子90Pおよび負側直流端子90Nの付近
上記の構成によって、第1の実施形態と同様の効果を奏する他、絶縁耐圧を確保できる範囲内で動作効率を維持することができる。また、定常的に印加される電圧だけでなく、雷などによるサージ性の過電圧が電力変換装置に作用した場合でも、最大電圧をクランプすることで、機器の絶縁耐圧を適切な範囲にすることができる。
[第2の実施形態の利用例]
図16は、第2の実施形態の電力変換装置2の利用例を示す図である。図示するように、二つの電力変換装置2(1)、2(2)がセットで使用される。電力変換装置2(1)は、交流系統100(1)に接続され、電力変換装置2(2)は、交流系統100(2)に接続される。交流系統100(1)と交流系統100(2)は、例えば、周波数が異なる二つの交流系統である。
電力変換装置2(1)の正側直流端子90Pと電力変換装置2(2)の正側直流端子90Pは、直流系統110Pを介して接続される。直流系統110Pは、避雷器66を介して接地される。図15の例では、一つの電力変換装置2の正側直流端子90Pに一つの避雷器66が取り付けられるものとしたが、図15の例では、二つの電力変換装置2によって避雷器66を共用している。これによって、装置のコストや設置スペースを低減することができる。
電力変換装置2(1)の負側直流端子90Nと電力変換装置2(2)の負側直流端子90Nは、直流系統110Nを介して接続される。直流系統110Nは、避雷器66を介して接地される。図15の例では、一つの電力変換装置2の負側直流端子90Nに一つの避雷器66が取り付けられるものとしたが、図15の例では、二つの電力変換装置2によって避雷器66を共用している。これによって、装置のコストや設置スペースを低減することができる。
更に、電力変換装置2(1)の中性点58と電力変換装置2(2)の中性点58は、中性点接続線110Cによって接続される。中性点接続線110Cは、事故電流制限用抵抗72を介して接地される。図15の例では、一つの電力変換装置2の中性点58に一つの事故電流制限用抵抗72が取り付けられるものとしたが、図15の例では、二つの電力変換装置2によって事故電流制限用抵抗72を共用している。これによって、装置のコストや設置スペースを低減することができる。
また、中性点接続線110Cにおける電力変換装置2(1)と事故電流制限用抵抗72との間の箇所には、開閉器74(1)が設けられる。中性点接続線110Cにおける電力変換装置2(2)と事故電流制限用抵抗72との間の箇所には、開閉器74(2)が設けられる。これらの開閉器は、電力変換装置2(1)および2(2)が設定されて必要な箇所が接地されたときに、オフ状態からオン状態に制御され、直流系統が接続された後、一方がオフ状態に制御される。図14において、ステップS106の「断路器」を「開閉器」と読み替えることで、電力変換装置2の使用方法とすることができる。この状態において、電力変換装置2(1)と電力変換装置2(2)のうち一方は、中性点が直接的には接地されていない状態となるが、他方の中性点が接地されていれば、電力変換装置2(1)と電力変換装置2(2)が対称構造を有するため、中性点が接地電位に近い電位に維持される。
これによって、電力変換装置2(1)、直流系統110P、110Nおよび電力変換装置2(2)が交流を交流に変換する電力変換システムを構成する。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、三相のそれぞれに対応するアーム(10−U、10−V、および10−W)を備え、各アームは、直列に接続された複数のスイッチング素子(41および42)と、直列に接続された複数のスイッチング素子に対して並列に接続されたコンデンサ(46)とを含む複数の変換器(C)が互いに直列に接続され、一端が正側直流端子(90P)に接続される正側アーム(20)と、正側アームの他端と中性点(58)との間に設けられ、対応する相の二次巻線(52)と磁気結合する第1の一次巻線(54)と、複数の変換器が互いに直列に接続され、一端が負側直流端子(90N)に接続される負側アームと、負側アームの他端と中性点との間に設けられ、第1の一次巻線と共通する二次巻線と磁気結合する第2の一次巻線(56)と、を備え、各アームの中性点は、互いに接続され且つ接地され、二次巻線(52)の中性点(53)も接地されるため、装置のサイズやコストの増大を抑制しつつ、絶縁耐圧の低い部品を使用可能にすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、[利用例]のフローチャートにおいて「直流系統110を二つの電力変換装置にそれぞれ接続し(ステップS106)、二系統の交流系統100を二つの電力変換装置にそれぞれ接続する(ステップS108)。」と記載したが、これに代えて「先に二系統の交流系統100を二つの電力変換装置にそれぞれ接続し(ステップS108)、次に直流系統110を二つの電力変換装置にそれぞれ接続する(ステップS106)」形態であってもよい。

Claims (15)

  1. 三相のそれぞれに対応するアームを備え、
    各アームは、
    直列に接続された複数のスイッチング素子と、前記直列に接続された複数のスイッチング素子に対して並列に接続されたコンデンサとを含む複数の変換器が互いに直列に接続され、一端が正側直流端子に接続される正側アームと、
    前記正側アームの他端と中性点との間に設けられ、対応する相の二次巻線と磁気結合する第1の一次巻線と、
    複数の前記変換器が互いに直列に接続され、一端が負側直流端子に接続される負側アームと、
    前記負側アームの他端と前記中性点との間に設けられ、前記第1の一次巻線と共通する二次巻線と磁気結合する第2の一次巻線と、を備え、
    前記各アームの中性点は、互いに接続され且つ接地され、
    前記二次巻線の中性点も接地される、
    電力変換装置。
  2. 前記各アームの中性点は、互いに接続され、且つ断路器を介して接地される、
    請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記各アームの中性点は、互いに接続され、且つ並列に設けられた断路器および抵抗を介して接地される、
    請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記各アームの中性点は、並列に設けられた断路器および抵抗を介して接続点で接続され、且つ前記接続点よりも先で接地される、
    請求項1記載の電力変換装置。
  5. 前記第1の一次巻線、前記第2の一次巻線、および前記二次巻線を含むトランスに包含され、相間で互いに接続される安定巻線を更に備える、
    請求項1記載の電力変換装置。
  6. 前記各アームの中性点は、互いに接続され、且つ並列に設けられた断路器およびアレスタを介して接地される、
    請求項1記載の電力変換装置。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項記載の電力変換装置を二つ備え、
    前記二つの電力変換装置の正側直流端子同士が接続され、
    前記二つの電力変換装置の負側直流端子同士が接続され、
    前記二つの電力変換装置の交流側は互いに異なる交流系統に接続される、
    電力変換システム。
  8. 請求項2から4、または6のうちいずれか1項記載の電力変換装置を二つ備える電力変換システムの使用方法であって、
    前記二つの電力変換装置のうち第1の電力変換装置の断路器を導通状態にし、前記二つの電力変換装置のうち第2の電力変換装置の断路器を遮断状態にした状態で、前記二つの電力変換装置の運用を開始する、
    電力変換システムの使用方法。
  9. 前記二次巻線の中性点は、NGRを介して、或いは、10Ω以下での接地または有効接地により接地される、
    請求項1記載の電力変換装置。
  10. 前記各アームの中性点は、事故電流制限用抵抗を介して接地される、
    請求項1または9記載の電力変換装置。
  11. 以下の箇所のうち一部または全部は、避雷器を介して接地される:
    (a)前記二次巻線の中性点
    (b)三相ごとの、前記交流系統と二次巻線との間の箇所
    (c)三相ごとの、前記正側アームと前記第1の一次巻線との間の箇所
    (d)三相ごとの、前記負側アームと前記第2の一次巻線との間の箇所
    (e)正側直流端子および負側直流端子
    請求項1、9、または10記載の電力変換装置。
  12. 請求項10記載の電力変換装置を二つ備え、
    前記二つの電力変換装置の正側直流端子同士が接続され、
    前記二つの電力変換装置の負側直流端子同士が接続され、
    前記二つの電力変換装置の前記各アームの中性点同士が接続されると共に、前記中性点同士を接続する線が、前記二つの電力変換装置によって共用される一つの前記事故電流制限用抵抗を介して接地され、
    前記二つの電力変換装置の交流側は互いに異なる交流系統に接続される、
    電力変換システム。
  13. 前記中性点同士を接続する線における、前記二つの電力変換装置のうち第1の電力変換装置と前記事故電流制限用抵抗との間に第1の開閉器が設けられ、
    前記中性点同士を接続する線における、前記二つの電力変換装置のうち第2の電力変換装置と前記事故電流制限用抵抗との間に第2の開閉器が設けられる、
    請求項12記載の電力変換システム。
  14. 請求項13記載の電力変換システムの使用方法であって、
    前記第1の開閉器を導通状態にし、前記第2の開閉器を遮断状態にした状態で、前記二つの電力変換装置の運用を開始する、
    電力変換システムの使用方法。
  15. 請求項11記載の電力変換装置を二つ備え、
    前記二つの電力変換装置の正側直流端子同士が接続されると共に、前記正側直流端子同士を接続する線が、前記二つの電力変換装置によって共用される一つの前記避雷器を介して接地され、
    前記二つの電力変換装置の負側直流端子同士が接続されると共に、前記負側直流端子同士を接続する線が、前記二つの電力変換装置によって共用される一つの前記避雷器を介して接地され、
    前記二つの電力変換装置の交流側は互いに異なる交流系統に接続される、
    電力変換システム。
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