JPWO2019026167A1 - 通信装置、位相変調型空間光変調素子、動作制御方法、および動作制御プログラム - Google Patents
通信装置、位相変調型空間光変調素子、動作制御方法、および動作制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
通信装置は、位相変調型空間光変調器と、該位相変調型空間光変調器の動作を制御するための制御部とを少なくとも備える。制御部は、1フレーム期間において、位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させる。第1の動作パターンは、1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含む。第2の動作パターンは、所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含む。第1の光送信可能区間および第2の光送信可能区間の各々は、所定の周期の半分よりも長い。第1の光送信可能区間内に第2の休止区間が存在し、第2の光送信可能区間内に第1の休止区間が存在する。
Description
本発明は、通信装置、位相変調型空間光変調素子、動作制御方法、および動作制御プログラムに関する。
光を利用した無線通信システムが知られている。このような無線通信システムとして、特許文献1には、光を利用した無線通信によって行われる車車間通信の一例が記載されている。特許文献1には、光を利用した無線通信を用いて、特定の車両の有する情報を確実に他の車両に伝えることができる車車間通信システムが開示されている。特許文献1の車車間通信システムは、前方の車両とレーザ光信号を送受信する前方投受光部と、後方の車両とレーザ光信号を送受信する後方投受光部と、前方投受光部と後方投受光部との間で信号の中継を行う信号中継手段とを備える。
光を使用した移動体通信において、他の送受信器間との混信を避けるためにレーザ等を用いた指向性の高い通信を行おうとした場合、送受信器間のアライメント(光軸)を合わせる必要が有る。しかしながら、アライメントを合わせるためには、一般的に機械的なジンバル等を用いる必要があるため、装置の大型化および高コスト化を招く可能性があるという問題がある。
この問題を解決するために、送受信器に位相変調型空間光変調素子を搭載し、電気的に光の指向制御を行うことが考えられる。しかしながら、位相変調型空間光変調素子にはブランキング期間があるため、位相変調型空間光変調素子を利用した通信装置には、通信できない期間が発生するという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決するための通信装置、位相変調型空間光変調素子、動作制御方法、および動作制御プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様の通信装置は、位相変調型空間光変調器と、該位相変調型空間光変調器の動作を制御するための制御部とを少なくとも備える通信装置であって、前記制御部は、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させ、前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する。
本発明の第2の態様の位相変調型空間光変調素子は、1フレーム期間において、第1の動作パターンで動作する第1の領域と、第2の動作パターンで動作する第2の領域とを有し、前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する。
本発明の第3の態様の動作制御方法は、位相変調型空間光変調器の動作を制御する方法であって、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作し、前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する。
本発明の第4の態様の動作制御プログラムは、コンピュータに、位相変調型空間光変調器の動作を制御させる動作制御プログラムであって、前記コンピュータに、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンと第2の動作パターンとで動作する処理を実行させ、前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する。
本発明によれば、位相変調型空間光変調素子が光を送信することのできない期間を低減することのできる通信装置、位相変調型空間光変調素子、動作制御方法、および動作制御プログラムを提供することができる。
[関連技術]
まず、本発明の理解を容易にするために、図1を参照し、関連技術に関する問題点について説明する。図1(a)は時間と液晶素子の応答の関係を示す概念図であり、図1(b)は信号光を送信するこのできる期間を示す概念図である。図1(b)において、斜線で示す区間は、液晶素子が信号光を送信するこのできる区間(以下、「光送信可能区間」と呼ぶ)である。
まず、本発明の理解を容易にするために、図1を参照し、関連技術に関する問題点について説明する。図1(a)は時間と液晶素子の応答の関係を示す概念図であり、図1(b)は信号光を送信するこのできる期間を示す概念図である。図1(b)において、斜線で示す区間は、液晶素子が信号光を送信するこのできる区間(以下、「光送信可能区間」と呼ぶ)である。
図1(a)および図1(b)に示すように、例えば、1フレームの期間に5つの光送信可能区間を有しているとする。このような場合に、関連する技術は、図1(b)に示すように、液晶素子の応答が落ち込むタイミングにおいて、信号光を送信することのできない休止区間が発生している。そのため、関連する技術では、制御部からの制御信号が液晶素子に入力するタイミングと休止区間とが重ならないように、制御部が出力した制御信号を一旦バッファリングしている。そうすることで、制御信号が液晶素子に入力するタイミングと、光送信可能区間とを合わせる処理を行っている。また、液晶素子の休止区間の間は信号を出力できないため、時間あたりの信号の伝送量も減少してしまう。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して適宜説明は省略する。また、各図において示されることのある一方向性の矢印は、信号(データ)の流れの一例を示すものであり、信号(データ)の流れの方向を限定するものではない。
図2は、本発明の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、通信装置100は、制御部110と、位相変調型空間光変調器120と、検出器130と、レーザ光源140と、コリメートレンズ150と、フーリエ変換レンズ160と、アパーチャ170と、投射レンズ180とを備える。
制御部110は、位相変調型空間光変調器120の動作を制御する機能を有している。通信装置100において光信号を受信する場合、位相変調型空間光変調器120は、外部から受信した信号光を回析し、検出器130に集光する。
通信装置100において光信号を送信する場合、レーザ光源140は、レーザ光を位相変調型空間光変調器120に向かって発する。レーザ光源140は、例えば、レーザダイオードから構成することができる。
コリメートレンズ150は、レーザ光源140から発せられたレーザ光を平行光に変換し、位相変調型空間光変調器120に照射する。位相変調型空間光変調器120は、平行光に位相変調を施して、フーリエ変換した光を送出する。
フーリエ変換レンズ160は、フーリエ変換された光をアパーチャ170に集光させる。投射レンズ180は、フーリエ変換レンズ160によって集光された光を投射光190として外部に光信号として照射する。
位相変調型空間光変調器120は、例えば、強誘電性液晶、ホモジーニアス液晶、および垂直配向液晶を用いた液晶素子によって実現することができる。具体的には、位相変調型空間光変調器120は、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)によって実現することができる。また、位相変調型空間光変調器120は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)によって実現してもよい。
具体的には、本実施形態において、位相変調型空間光変調器120は、少なくとも2つの動作パターンで動作可能な位相変調型空間光変調素子である。具体的には後述するが、位相空間型空間変調器120は、例えば、2つの異なる動作パターンで動作する位相変調型空間光変調器、または、それぞれが異なる動作パターンで動作する2つの位相変調型空間光変調素子からなる。このような場合、制御部110は、位相変調型空間光変調器120を2つの異なる動作パターンで動作させることができる。
[第1の実施形態]
次に、図3を参照し、第1の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の動作方法について説明する。図3は、位相変調型空間光変調器120の動作パターンの一例を示す概念図である。図3において、横軸は時間であり、斜線で示す領域が、信号光を送信することのできる期間である。なお、図3に示す動作パターンは例示であり、位相変調型空間光変調器120の動作を限定するものではない。
次に、図3を参照し、第1の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の動作方法について説明する。図3は、位相変調型空間光変調器120の動作パターンの一例を示す概念図である。図3において、横軸は時間であり、斜線で示す領域が、信号光を送信することのできる期間である。なお、図3に示す動作パターンは例示であり、位相変調型空間光変調器120の動作を限定するものではない。
図3に示すように、制御部110は、位相変調型空間光変調器120を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させることができる。第1の動作パターンおよび第2の動作パターンは、それぞれ、1フレーム期間において、第1および第2の信号光を送信することのできる複数の光送信可能区間を有している。また、第1の動作パターンおよび第2の動作パターンにおいて、ある光送信可能区間とその次の光送信可能区間との間は、第1および第2の信号光を送信することのできない休止区間となる。
ここで、所定の周期における、第1の動作パターンおよび第2の動作パターンの、光送信可能区間および休止区間の関係について説明する。図3に示すように、第1の動作パターンは、所定の周期Tに、第1の光送信可能区間D1および第1の休止区間B1を有する。第2の動作パターンは、周期Tに、第2の光送信可能区間D2および第2の休止区間B2を有する。
第1の光送信可能区間D1および第2の光送信可能区間D2は、それぞれ、周期Tの半分(T/2)よりも長く設定されている。すなわち、D1>(T/2)、D2>(T/2)である。また、第1の光送信可能区間D1および第2の光送信可能区間D2は、少なくとも一部が互いに重なっている。
第1の休止区間B1は、第2の光送信可能区間D2内に存在している。第2の休止区間B2は、第1の光送信可能区間D1内に存在している。すなわち、第1の動作パターンは、少なくとも第2の動作パターンが休止区間である間に第1の信号光を送信する動作パターンである。また、第2の動作パターンは、少なくとも第1の動作パターンが休止区間である間に第2の信号光を送信する動作パターンである。これにより、本実施形態では、位相変調型空間光変調器120を休止させることなく常に信号光(すなわち、第1の信号光と第2の信号光とを合わせた光)を送信することができる。
図4は、位相変調型空間光変調器120を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させる制御部110の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、制御部110は、第1の制御信号生成部111と、第2の制御信号生成部112とを備える。
第1の制御信号生成部111は、位相変調型空間光変調器120を第1の動作パターンで動作させる第1の制御信号を生成する。第2の制御信号生成部112は、位相変調型空間光変調器120を第2の動作パターンで動作させる第2の制御信号を生成する。制御部110は、第1の制御信号および第2の制御信号を位相変調型空間光変調器120に供給することで、位相変調型空間光変調器120を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させることができる。これにより、制御部110は、位相変調型空間光変調器120を休止させることなく常に信号光を送信するように動作させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図3および図5を参照し、本発明の第2の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の一例について説明する。図5に示すように、位相変調型空間光変調器120Aは、第1の領域121と、第2の領域122とを有する。
次に、図3および図5を参照し、本発明の第2の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の一例について説明する。図5に示すように、位相変調型空間光変調器120Aは、第1の領域121と、第2の領域122とを有する。
第1の領域121は、第1の動作パターンで動作する領域である。第2の領域122は、第2の動作パターンで動作する領域である。すなわち、位相変調型空間光変調器120Aは、互いに異なる動作パターンで動作可能な2つの領域を有している。具体的には、位相変調型空間光変調器120Aは、互いに異なる動作パターンで動作可能な2つの領域を有するLCOSで実現され得る。
図6は、位相変調型空間光変調器120Aの動作を制御する方法を説明するための概念図である。以下、図6を参照しつつ、位相変調型空間光変調器120Aを動作させるための方法について説明する。位相変調型空間光変調器120Aには、制御回路部200と、バッファ回路部300とが接続されている。
制御回路部200は、画像情報を含む画像信号を位相変調型空間光変調器120Aに出力したり、画素情報を位相変調型空間光変調器120Aに順次取得させるための走査信号を出力したりする機能を有している。
具体的に説明すると、第1の領域121の近傍には、第1の画像信号を受信するための第1の受信回路部123と、第1の走査信号を受信するための第1の走査回路部124とが配置されている。この場合、制御回路部200は、第1の領域121に画像を表示させるために、第1の画像信号を第1の受信回路部123に対して出力する。また、制御回路部200は、第1の領域121に画像の画素情報を順次取得させるために、第1の走査信号を第1の走査回路部124に対して出力する。これにより、制御回路部200は、第1の領域121を第1の動作パターンで動作させることができる。
一方、第2の領域122の近傍には、第2の画像信号を受けるための第2の受信回路部125と、第2の走査信号を受信するための第2の走査回路部126とが配置されている。また、第2の受信回路部125および第2の走査回路部126には、バッファ回路部300が接続されている。この場合、制御回路部200は、第2の領域122を制御する際には、まず、第1の画像信号および第2の走査信号をバッファ回路部300に出力する。そして、バッファ回路部300は、第2の領域122に画像を表示させるために、第1の画像信号を所定時間だけ遅延させた第2の画像信号を第2の受信回路部125に対して出力する。また、バッファ回路部300は、第1の走査信号を所定時間だけ遅延させた第2の走査信号を第2の走査回路部126に対して出力する。これにより、制御回路部200は、第2の領域121を第2の動作パターンで動作させることができる。
[第3の実施形態]
次に、図3および図7を参照し、本発明の第3の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の一例について説明する。図7に示すように、位相変調型空間光変調器120Bは、第1の位相変調型空間光変調素子127と、第2の位相変調型空間光変調素子128とを含む。
次に、図3および図7を参照し、本発明の第3の実施形態に係る位相変調型空間光変調器の一例について説明する。図7に示すように、位相変調型空間光変調器120Bは、第1の位相変調型空間光変調素子127と、第2の位相変調型空間光変調素子128とを含む。
第1の位相変調型空間光変調素子127は、第1の動作パターンで動作する位相変調型空間光変調素子である。第2の位相変調型空間光変調素子128は、第2の動作パターンで動作する位相変調型空間光変調素子である。すなわち、位相変調型空間光変調器120Bは、互いに異なる動作パターンで動作可能な2つの位相変調型空間光変調素子を含んでいる。具体的には、位相変調型空間光変調器120Bは、第1の動作パターンで動作するLCOSと、第2の動作パターンで動作するLCOSとを近接して配置することで構成されている。このような、位相変調型空間光変調器120Bを図2に示したような、レーザ光源140と、コリメートレンズ150と、フーリエ変換レンズ160と、アパーチャ170と、投射レンズ180を含む光学系内に配置することで、常に信号光を送信することのできる通信装置を実現することができる。
図8は、位相変調型空間光変調器120Bの動作を制御する方法を説明するための概念図である。以下、図8を参照しつつ、位相変調型空間光変調器120Bを動作するための方法について説明する。位相変調型空間光変調器120Bには、制御回路部200と、バッファ回路部300とが接続されている。
制御回路部200は、画像を表示させたり、走査したりするための制御信号を位相変調型空間光変調器120Bに出力する機能を有している。
具体的に説明すると、制御回路部200は、第1の動作パターンで動作させるための第1の制御信号を第1の位置変調型空間変調素子127に出力する。これにより、制御回路部200は、第1の位置変調型空間変調素子127を第1の動作パターンで動作させることができる。
また、制御回路部200は、第1の制御信号をバッファ回路部300に供給する。バッファ回路部300は、第1の制御信号を所定時間だけ遅延させた第2の制御信号を第2の位相変調型空間光変調素子128に出力する。これにより、制御回路部200は、第2の位相変調型空間光変調素子128を第2の動作パターンで動作させることができる。
[ハードウエア構成]
本発明の実施形態に係る通信装置は、ハードウエアによって実現してもよいし、ソフトウエアによって実現してもよい。また、通信装置は、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせによって実現してもよい。
本発明の実施形態に係る通信装置は、ハードウエアによって実現してもよいし、ソフトウエアによって実現してもよい。また、通信装置は、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせによって実現してもよい。
図9は、通信装置を構成する情報処理装置(コンピュータ)の一例を示すブロック図である。
図9に示すように、情報処理装置400は、制御部(CPU:Central Processing Unit)410と、記憶部420と、ROM(Read Only Memory)430と、RAM(Random Access Memory)440と、通信インターフェース450と、ユーザインターフェース460とを備えている。
制御部(CPU)410は、記憶部420またはROM430に格納されたプログラムをRAM440に展開して実行することで、通信装置の各種の機能を実現することができる。また、制御部(CPU)410は、データ等を一時的に格納できる内部バッファを備えていてもよい。
記憶部420は、各種のデータを保持できる大容量の記憶媒体であって、HDD(Hard Disk Drive)、およびSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体で実現することができる。また、記憶部420は、情報処理装置400が通信インターフェース450を介して通信ネットワークと接続されている場合には、通信ネットワーク上に存在するクラウドストレージであってもよい。また、記憶部420は、制御部(CPU)410が読み取り可能なプログラムを保持していてもよい。
ROM430は、記憶部420と比べると小容量なフラッシュメモリ等で構成できる不揮発性の記憶装置である。また、ROM430は、制御部(CPU)410が読み取り可能なプログラムを保持していてもよい。なお、制御部(CPU)410が読み取り可能なプログラムは、記憶部420およびROM430の少なくとも一方が保持していればよい。
なお、制御部(CPU)410が読み取り可能なプログラムは、コンピュータが読み取り可能な様々な記憶媒体に非一時的に格納した状態で、情報処理装置400に供給してもよい。このような記憶媒体は、例えば、磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−R/W、半導体メモリである。
RAM440は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)及びSRAM(Static Random Access Memory)等の半導体メモリであり、データ等を一時的に格納する内部バッファとして用いることができる。
通信インターフェース450は、有線または無線を介して、情報処理装置400と、通信ネットワークとを接続するインターフェースである。
ユーザインターフェース460は、例えば、ディスプレイ等の表示部、およびキーボード、マウス、タッチパネル等の入力部である。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが以下には限られない。
[付記1]
位相変調型空間光変調器と、該位相変調型空間光変調器の動作を制御するための制御部とを少なくとも備える通信装置であって、
前記制御部は、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、通信装置。
位相変調型空間光変調器と、該位相変調型空間光変調器の動作を制御するための制御部とを少なくとも備える通信装置であって、
前記制御部は、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、通信装置。
[付記2]
前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、
前記位相変調型空間光変調素子は、前記第1の動作パターンで動作される第1の領域と、前記第2の動作パターンで動作される第2の領域とを有する、付記1に記載の通信装置。
前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、
前記位相変調型空間光変調素子は、前記第1の動作パターンで動作される第1の領域と、前記第2の動作パターンで動作される第2の領域とを有する、付記1に記載の通信装置。
[付記3]
前記位相変調型空間光変調器は、前記第1の動作パターンで動作される第1の位相変調型空間光変調素子と、前記第2の動作パターンで動作される第2の位相変調型空間光変調素子とを含む、付記1に記載の通信装置。
前記位相変調型空間光変調器は、前記第1の動作パターンで動作される第1の位相変調型空間光変調素子と、前記第2の動作パターンで動作される第2の位相変調型空間光変調素子とを含む、付記1に記載の通信装置。
[付記4]
前記制御部は、前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成部とを備える、付記1〜3のいずれか1つに記載の通信装置。
前記制御部は、前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成部とを備える、付記1〜3のいずれか1つに記載の通信装置。
[付記5]
1フレーム期間において、第1の動作パターンで動作する第1の領域と、第2の動作パターンで動作する第2の領域とを有し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、位相変調型空間光変調素子。
1フレーム期間において、第1の動作パターンで動作する第1の領域と、第2の動作パターンで動作する第2の領域とを有し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、位相変調型空間光変調素子。
[付記6]
位相変調型空間光変調器の動作を制御する方法であって、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御方法。
位相変調型空間光変調器の動作を制御する方法であって、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御方法。
[付記7]
前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、前記位相変調型空間光変調素子は、第1の領域と第2の領域とを有し、
前記動作制御方法は、
前記第1の領域を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の領域を前記第2の動作パターンで動作する、付記6に記載の動作制御方法。
前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、前記位相変調型空間光変調素子は、第1の領域と第2の領域とを有し、
前記動作制御方法は、
前記第1の領域を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の領域を前記第2の動作パターンで動作する、付記6に記載の動作制御方法。
[付記8]
前記位相変調型空間光変調器は、第1の位相変調型空間光変調素子と、第2の位相変調型空間光変調素子とを含み、
前記動作制御方法は、
前記第1の位相変調型空間光変調素子を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の位相変調型空間光変調素子を前記第2の動作パターンで動作する、付記6に記載の動作制御方法。
前記位相変調型空間光変調器は、第1の位相変調型空間光変調素子と、第2の位相変調型空間光変調素子とを含み、
前記動作制御方法は、
前記第1の位相変調型空間光変調素子を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の位相変調型空間光変調素子を前記第2の動作パターンで動作する、付記6に記載の動作制御方法。
[付記9]
前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成し、
前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する、付記6〜8のいずれか1つに記載の動作制御方法。
前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成し、
前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する、付記6〜8のいずれか1つに記載の動作制御方法。
[付記10]
コンピュータに、位相変調型空間光変調器の動作を制御させる動作制御プログラムであって、
前記コンピュータに、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンと第2の動作パターンとで動作する処理を実行させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御プログラム。
コンピュータに、位相変調型空間光変調器の動作を制御させる動作制御プログラムであって、
前記コンピュータに、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンと第2の動作パターンとで動作する処理を実行させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御プログラム。
100・・・通信装置
110・・・制御部
120,120A,120B・・・位相変調型空間光変調器
121・・・第1の領域
122・・・第2の領域
123・・・第1の受信回路部
124・・・第1の走査回路部
125・・・第1の受信回路部
126・・・第2の走査回路部
127・・・第1の位相変調型空間光変調素子
128・・・第2の位相変調型空間光変調素子
130・・・検出器
140・・・レーザ光源
150・・・コリメートレンズ
160・・・フーリエ変換レンズ
170・・・アパーチャ
180・・・投射レンズ
190・・・投射光
161・・・第1の制御信号生成部
162・・・第2の制御信号生成部
200・・・制御回路部
300・・・バッファ回路部
400・・・情報処理装置
410・・・制御部(CPU:Central Processing Unit)310
420・・・記憶部
430・・・ROM(Read Only Memory)
440・・・RAM(Random Access Memory)
450・・・通信インターフェース
460・・・ユーザインターフェース
110・・・制御部
120,120A,120B・・・位相変調型空間光変調器
121・・・第1の領域
122・・・第2の領域
123・・・第1の受信回路部
124・・・第1の走査回路部
125・・・第1の受信回路部
126・・・第2の走査回路部
127・・・第1の位相変調型空間光変調素子
128・・・第2の位相変調型空間光変調素子
130・・・検出器
140・・・レーザ光源
150・・・コリメートレンズ
160・・・フーリエ変換レンズ
170・・・アパーチャ
180・・・投射レンズ
190・・・投射光
161・・・第1の制御信号生成部
162・・・第2の制御信号生成部
200・・・制御回路部
300・・・バッファ回路部
400・・・情報処理装置
410・・・制御部(CPU:Central Processing Unit)310
420・・・記憶部
430・・・ROM(Read Only Memory)
440・・・RAM(Random Access Memory)
450・・・通信インターフェース
460・・・ユーザインターフェース
Claims (10)
- 位相変調型空間光変調器と、該位相変調型空間光変調器の動作を制御するための制御部とを少なくとも備える通信装置であって、
前記制御部は、1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、通信装置。 - 前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、
前記位相変調型空間光変調素子は、前記第1の動作パターンで動作される第1の領域と、前記第2の動作パターンで動作される第2の領域とを有する、請求項1に記載の通信装置。 - 前記位相変調型空間光変調器は、前記第1の動作パターンで動作される第1の位相変調型空間光変調素子と、前記第2の動作パターンで動作される第2の位相変調型空間光変調素子とを含む、請求項1に記載の通信装置。
- 前記制御部は、前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成部と、前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成部とを備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
- 1フレーム期間において、第1の動作パターンで動作する第1の領域と、第2の動作パターンで動作する第2の領域とを有し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、位相変調型空間光変調素子。 - 位相変調型空間光変調器の動作を制御する方法であって、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンおよび第2の動作パターンで動作し、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御方法。 - 前記位相変調型空間光変調器は、1つの位相変調型空間光変調素子からなり、前記位相変調型空間光変調素子は、第1の領域と第2の領域とを有し、
前記動作制御方法は、
前記第1の領域を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の領域を前記第2の動作パターンで動作する、請求項6に記載の動作制御方法。 - 前記位相変調型空間光変調器は、第1の位相変調型空間光変調素子と、第2の位相変調型空間光変調素子とを含み、
前記動作制御方法は、
前記第1の位相変調型空間光変調素子を前記第1の動作パターンで動作し、前記第2の位相変調型空間光変調素子を前記第2の動作パターンで動作する、請求項6に記載の動作制御方法。 - 前記位相変調型空間光変調器を前記第1の動作パターンで動作するための第1の制御信号を生成し、
前記位相変調型空間光変調器を前記第2の動作パターンで動作するための第2の制御信号を生成する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の動作制御方法。 - コンピュータに、位相変調型空間光変調器の動作を制御させる動作制御プログラムであって、
前記コンピュータに、
1フレーム期間において、前記位相変調型空間光変調器を第1の動作パターンと第2の動作パターンとで動作する処理を実行させ、
前記第1の動作パターンは、前記1フレーム期間内の所定の周期に、第1の信号光を出力可能な第1の光送信可能区間と、前記第1の信号光を出力不可能な第1の休止区間とを含み、
前記第2の動作パターンは、前記所定の周期に、第2の信号光を出力可能な第2の光送信可能区間と、前記第2の信号光を出力不可能な第2の休止区間とを含み、
前記第1の光送信可能区間および前記第2の光送信可能区間の各々は、前記所定の周期の半分よりも長く、
前記第1の光送信可能区間内に前記第2の休止区間が存在し、前記第2の光送信可能区間内に前記第1の休止区間が存在する、動作制御プログラム。
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