JPWO2018216346A1 - データ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラム - Google Patents

データ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラム Download PDF

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Abstract

複合属性を含むコード体系を有するデータベース間でのデータ交換を、確実かつ安定的に実現することで、柔軟な情報の交換を実現できるデータ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムを提供する。データ交換システム1は、基盤データベース12と、入力側外部属性項目に入力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づけ、出力側外部属性項目に出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング部14と、入力側外部属性データを属性項目で識別される基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを属性項目で識別される基盤コードに対応づけるコードマッピング部16と、入力側外部データを標準データに変換する標準データ変換部18と、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する変換部20とを備える。

Description

本発明は、データ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムに関する。特に、本発明は、複合属性を含む独自のコード体系を有するデータベース間でのデータ交換を柔軟に実現できるデータ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムに関する。
様々なデータを管理してデータベース化する場合、一般的に、データを整理・分類し、各データを識別する識別子(ID)を各データに対応づける。所定の属性を有するデータの集合体により1つのデータベースが構成され、個々のデータを識別するIDが「コード」、すなわちデータベースの「キー」に対応することになる。例えば、青果や水産等の自然産品を管理する場合は、品種・品目の他に、産地・栽培地や栽培方法、季節、サイズ、ランク等の様々な属性要素を組み合わせて識別し、管理することを要する。産地コードやサイズコード、ランクコード等を定め、これらの組合せでデータを識別する方法である。これらのデータを取り扱うデータベース間で、例えば、受発注、納品・請求等のデータ交換をする場合、各データベース内で様々な属性要素を識別するIDを相互に変換して、データ交換することになる。
しかし、あるデータベースで用いられるデータと、他のデータベースで用いられるデータとの間で、属性要素の組合わせが互いに相違する場合がある。すなわち、あるデータベースにおいては品目属性と規格属性とを併せて1つのデータを構成し、このデータに所定のIDを対応づけているところ、他のデータベースにおいては品目属性と、規格属性とは異なる他の属性とを合わせて1つのデータを構成し、当該データに所定のIDを対応づけているような場合である。例えば、ある水産会社では「あじ」というデータについて、「あじ」という品目属性とサイズという規格属性とを併せて、「大あじ」、「中あじ」、「小あじ」というように分類し、各データにIDを対応づけているところ、他の水産会社では、サイズという規格属性ではなく、水揚地という規格属性を用いてデータを構成している(例えば、「あじ北海道」、「あじ青森」等)ような場合である。
係るケースは希ではなく、データ交換の大きな障害となっている。各属性、例えば品種、品目、産地、サイズ等のそれぞれの項目については、標準コードの整備等が進められているものの、上記のような「複合的な属性」を一体で管理するIDを有する体系では、標準コードの利用が困難である。単にあるデータベースの領域内で「標準コード」を利用できないだけでなく、標準コードとの変換関係を確立することすら困難である(なお、係る複合的な属性が一つのIDに対応づけられていることを、以下、「複合属性」と称する。)。
従来、デジタルデータ通信網を介して製品又はサービスの複数の供給者と購入者との間の商取引を仲介する電子商取引仲介方法であって、(a)供給者の製品又はサービスを示す供給者側分類コード体系と購入者側分類コード体系との対応を示すための標準コード体系と、複数の供給者が供給する同一の製品又はサービスに関する属性情報を標準化しこれらの属性情報を対比して閲覧可能にした閲覧用データと、供給者と購入者との組合せごとに設定された取引条件を含む非閲覧用データとを仲介者のデータベースとして予め記憶しておき、(b)仲介者は、購入者に提示する供給者の製品又はサービスの取引内容をこの購入者の分類コード体系にコード変換して購入者に提示し、(c)購入者は、購入を希望する製品又はサービスを選定し、この選定した製品又はサービスに対する取引申込みを仲介者に対して行い、(d)仲介者は、この購入者が選定した製品又はサービスの購入者ごとに異なる取引条件を前記非閲覧データから読出し、見積りを行って購入者に提示し、(e)購入者は、工程(d)で提示された見積りに基づいて供給者を決定し、(f)仲介者はこの工程(e)で決定した取引条件に基づいて、購入者及び供給者のそれぞれの分類コード体系にコード変換して、受発注手続を購入者及び供給者に代わって行う電子商取引仲介方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の電子商取引仲介方法によれば、購入者と供給者との間にある分類コード体系の相違による障害をなくし、取引当事者ごとの特別な取引条件での取引を可能にできる。
特開2002−230342号公報
特許文献1に記載されている電子商取引仲介方法は、サービス供給者側のコード体系と購入者側のコード体系とを1対1に対応させる標準コード体系を用いることで、コード体系の違いを吸収している。すなわち、特許文献1に記載されている電子商取引仲介方法は、異なるデータベース間でのデータ交換を、独自コード同士の変換テーブルを個別に、1対1で構築することで実現している。しかし、この方法では、データベースの数が増えると1対1に対応させるコード体系の数が膨大になるので、複合属性を含むデータについて、任意のデータベース間で自在なデータ交換は困難である。
したがって、本発明の目的は、複合属性を含むコード体系を有するデータベース間でのデータ交換を、確実かつ安定的に実現することで、柔軟な情報の交換を実現できるデータ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、属性を示す属性項目に含まれる属性データを、属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、入力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づけ、出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部属性項目に、出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング部と、入力側外部属性データを、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、入力側外部データを、入力側外部属性データに対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換部と、出力側外部属性データに対応づけられた基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する属性データであって、標準データに含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する変換部とを備えるデータ交換システムが提供される。
また、上記データ交換システムにおいて、項目マッピング部が、入力側外部属性項目が複数の属性項目を含んで構成されている場合、入力側外部属性項目を複数の属性項目それぞれに対応づけ、出力側外部属性項目が複数の属性項目を含んで構成されている場合、出力側外部属性項目を複数の属性項目それぞれに対応づけることもできる。
また、上記データ交換システムにおいて、コードマッピング部が、入力側外部属性データが複数の属性データを含んで構成されている場合、入力側外部属性データを複数の属性データそれぞれの基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データが複数の属性データを含んで構成されている場合、出力側外部属性データを複数の属性データそれぞれの基盤コードに対応づけることもできる。
また、上記データ交換システムにおいて、変換部において、出力側外部属性データに対応づけられた基盤コードを参照し、標準データに含まれる属性データに対応する基盤コードが出力側外部属性データに対応づけられていない場合、予め定められた処理を実行する損失情報管理部を更に備えることもできる。
また、上記データ交換システムにおいて、入力側外部データが、当該入力側外部データに関連する付帯情報を含み、付帯情報を、標準データに付加する情報付帯部を更に備え、変換部が、標準データに付加された付帯情報を出力データに付加することもできる。
また、本発明は上記目的を達成するため、属性を示す属性項目に含まれる属性データを、属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、入力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づけ、出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部属性項目に、出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング部と、入力側外部属性データを、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、入力側外部データを、入力側外部属性データに対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換部とを備えるデータ交換システムが提供される。
また、本発明は上記目的を達成するため、属性を示す属性項目に含まれる属性データを、属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、入力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づけ、出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部属性項目に、出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング部と、入力側外部属性データを、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、出力側外部属性データに対応づけられた基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する属性データであって、入力側外部属性データに対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する変換部とを備えるデータ交換システムが提供される。
また、本発明は上記目的を達成するため、入力側外部データベースのデータを出力側外部データベースにおいて用いることができるデータに交換するデータ交換方法であって、入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、入力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に対応する属性を示す属性項目を対応づけ、出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部属性項目に、出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング段階と、入力側外部属性データを、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる属性データの基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる属性データ基盤コードに対応づけるコードマッピング段階と、入力側外部データを、入力側外部属性データに対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換段階と、出力側外部属性データに対応づけられた基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する属性データであって、標準データに含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する変換段階とを備えるデータ交換方法が提供される。
また、本発明は上記目的を達成するため、入力側外部データベースのデータを出力側外部データベースにおいて用いることができるデータに交換するデータ交換システム用のデータ交換プログラムであって、コンピューターに、入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、入力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に対応する属性を示す属性項目を対応づけ、出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部属性項目に、出力側外部属性項目に対応する属性項目を対応づける項目マッピング機能と、入力側外部属性データの入力側外部属性データ識別子を、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる属性データの基盤コードに対応づけ、出力側外部属性データを、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目であって、項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた属性項目に含まれる属性データ基盤コードに対応づけるコードマッピング機能と、入力側外部データを、入力側外部属性データに対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換機能と、出力側外部属性データに対応づけられた基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する属性データであって、標準データに含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する変換機能とを実現させるデータ交換プログラムが提供される。
本発明に係るデータ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムによれば、複合属性を含むコード体系を有するデータベース間でのデータ交換を、確実かつ安定的に実現することで、柔軟な情報の交換を実現できるデータ交換システム、データ交換方法、及びデータ交換プログラムを提供できる。
本実施の形態に係るデータ交換システムの概要図である。 本実施の形態に係るデータ交換システムの機能構成ブロック図である。 本実施の形態に係る基盤データベースのデータ構成を示す図である。 本実施の形態に係る入力側外部データベースのデータ構成を示す図である。 本実施の形態に係る出力側外部データベースのデータ構成を示す図である。 本実施の形態に係る項目マッピング部における項目マッピング処理を示す図である。 本実施の形態に係るコードマッピング部におけるコードマッピング処理を示す図である。 本実施の形態に係る出力データの生成を示す図である。 本実施の形態に係る損失情報管理部の動作の概要図である。 本実施の形態に係る損失情報管理部の動作の概要図である。 本実施の形態に係るデータ交換システムのハードウェア構成図である。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ交換システムの概要を示す。
[データ交換システム1の概要]
本実施形態に係るデータ交換システム1は、一のデータベースから他のデータベースにデータを供給する場合に、一のデータベースで採用しているコード体系と他のデータベースで採用しているコード体系とが異なる場合であっても、一のデータベースに格納されているデータを、他のデータベースで処理可能なデータに交換して出力するシステムである。すなわち、データ交換システム1は、一のデータベースにおいて用いられているデータ(入力データ)の複合的な属性を、データ交換システム1において予め規定している個別の属性に分離し、分離した個別の属性に対応させて入力データを分解する。そして、データ交換システム1は、出力先の他のデータベースにおいて採用されているコード体系に合わせ、分解した入力データを統合させることで出力データを生成し、生成した出力データを出力先の他のデータベースに供給する。
ここで、本実施形態において用いる用語を定義する。まず、「複合属性」とは、一のデータベースにおいて、データ交換システム1において規定されている複数の属性のうち2つ以上の属性が組み合わされて一つの属性として用いられていることを示す。例えば、データ交換システム1において1つのデータに対し、「品目」属性、「サイズ」属性、及び「産地」属性を用いていて定義しているところ、一のデータベースにおいては「品名」属性として、データ交換システム1における「品目」属性と「サイズ」属性とを含んだ構成を用いて1つのデータの少なくとも一部を定義している場合、「品名」属性が「複合属性」になる。一のデータベースにおいて用いられている複合属性と他のデータベースにおいて用いられる複合属性とが相違する場合もある。なお、属性とは、一のデータの名称や内容、及び/又は当該内容の性質若しくは特徴等である。
また、「複合属性を有するデータ」とは、一のデータベースにおける所定のデータが、データ交換システム1における複数の属性それぞれに対応するデータ(以下、「属性データ」と称する。「属性データ」とは、所定の商品等の対象の名称や内容、及び/又は当該名勝・内容の性質若しくは特徴等を表すデータである。)を含んで構成されているデータを指す。データ交換システム1においては、ある属性を「属性項目」と称し、「属性項目」を一意に識別する識別子を「属性項目識別子」と称する。なお、「属性項目」自体が「属性項目識別子」として機能してもよい。その場合、「属性項目」自体が識別子としての機能を発揮する。また、データ交換システム1において、ある属性項目には1つ以上の「属性データ」が含まれ、「属性データ」を一意に識別する識別子を「基盤コード」と称する。
具体的に、データ交換システム1は、一のデータベースで採用しているコード体系が、複合属性を有するデータを扱うコード体系である場合、一のデータベースで用いられている複合属性の項目を、データ交換システム1において規定されている予め定められた1つ以上の属性項目に対応づける(以下、「項目マッピング」と称する。)。次に、データ交換システム1は、項目マッピングの結果に基づいて、一のデータベースの複合属性の項目に含まれるデータを、データ交換システム1における基盤コードに対応する属性データに対応づける(以下、「コードマッピング」と称する。)。これにより、データ交換システム1は、一のデータベースの複合属性を有するデータを、予め定められた属性の属性データに分解して対応づけて1つのレコード形式としたデータ(以下、「標準データ」と称する)を生成する。データ交換システム1は、標準データを予め格納しておくこともできる。
一方、データ交換システム1は、他のデータベースで採用している複合属性の項目についても一のデータベースの場合と同様に項目マッピングを実施する。また、データ交換システム1は、他のデータベースの複合属性の項目に含まれるデータについても一のデータベースと同様にコードマッピングを実施する。そして、データ交換システム1は、他のデータベースのコードマッピングの結果に基づいて、標準データを他のデータベースにおいて処理できる構成に組み替えて出力データを生成する。データ交換システム1は、生成した出力データを他のデータベースに供給する。
例えば、図1に示すように、入力側外部データベース3から出力側外部データベース7に通信網5を介してデータを供給する場合を説明する。なお、データ交換システム1は、複数の入力側外部データベースと複数の出力側外部データベースとの間でデータ交換を実行できる。本実施形態においては、説明の簡略化のため、一の入力側外部データベース3と一の出力側外部データベース7との間におけるデータ交換について説明する。
まず、入力側外部データベース3は、データ(以下、「入力側外部データ」と称する)を「品名」属性、及び「産地」属性の属性項目(以下、「入力側外部属性項目」と称する)の組合わせで定義したコード体系を有するとする。この場合に、入力側外部属性項目には、1つ以上の属性データ(以下、「入力側外部属性データ」と称する)が対応づけられている。例えば、入力側外部データベース3は、入力側外部データとして「あじ大北海道」というデータを格納する。この場合において、この入力側外部データ(すなわち、「あじ大北海道」データ)は、入力側外部属性項目としての「品名」属性項目に含まれる「あじ大」という入力側外部属性データと、入力側外部属性項目としての「産地」属性項目に含まれる「北海道」という入力側外部属性データとの組合わせで構成されることになる。
同様に、出力側外部データベース7は、データ(以下、「出力側外部データ」と称する)を「品名」属性、及び「サイズ」属性の属性項目(以下、「出力側外部属性項目」と称する)の組合わせで定義したコード体系を有するとする。この場合に、出力側外部属性項目には、1つ以上の属性データ(以下、「出力側外部属性データ」と称する)が対応づけられている。例えば、出力側外部データベース7は、出力側外部データとして「あじ北海道 大」というデータを格納する。この場合において、この出力側外部データ(すなわち、「あじ北海道 大」データ)は、出力側外部属性項目としての「品名」属性項目に含まれる「あじ北海道」という出力側外部属性データと、出力側外部属性項目としての「サイズ」属性項目に含まれる「大」という出力側外部属性データとの組合わせで構成されることになる。このように、入力側外部データベース3と出力側外部データベース7とでは、それぞれが格納するデータのコード体系が異なるだけでなく、入力側外部属性項目の名称と出力側外部属性項目の名称とが同一であっても、それらを構成するデータ交換システム1における属性項目が互いに相違している場合がある。
また、データ交換システム1は、属性を示す属性項目に対応づけて、各属性項目に含まれる属性データを格納する基盤データベース12を備える。例えば、基盤データベース12は、属性項目としての「品目」項目に対応づけて複数の属性データ(例えば、「あじ」やその他の鮮魚の名称等)を格納し、属性項目としての「サイズ」項目に対応づけて複数の属性データ(例えば、「大」、「中」、「小」等のサイズを表す標識等)を格納し、属性項目としての「産地」項目に対応づけて複数の属性データ(例えば、「北海道」、「青森」等の地名等)を格納する。
そして、データ交換システム1は、入力側外部データベース3から入力側外部データを受け取った場合、入力側外部属性項目を1つ以上の属性項目に対応づける項目マッピングを実行する。例えば、図1の例では、入力側外部データベース3の「品名」項目が、データ交換システム1の「品目」項目と「サイズ」項目とに対応づけられる。また、入力側外部データベース3の「産地」項目は、データ交換システム1の「産地」項目に対応づけられる。次に、データ交換システム1は、項目マッピングの結果に基づいて、コードマッピングを実行する。すなわち、データ交換システム1は、入力側外部データを属性項目に対応する属性データに対応づける。例えば、データ交換システム1は、入力側外部データとしての「あじ大北海道」を、データ交換システム1における「品目」項目の属性データである「あじ」と、「サイズ」項目の属性データである「大」と、「産地」項目の属性データである「北海道」とに対応づける。そして、データ交換システム1は、「品目」項目の属性データ、「サイズ」項目の属性データ、及び「産地」項目の属性データのまとまりを「標準データ」として生成する。図1の例では、属性項目としての「品目」項目の属性データとしての「あじ」、「サイズ」項目の属性データとしての「大」、及び「産地」項目の属性データとしての「北海道」のひとまとまりのデータが、標準データ120に該当する。
更に、データ交換システム1は、出力側外部データベース7について、出力側外部属性項目を1つ以上の属性項目に対応づける項目マッピングを実行する。例えば、図1の例では、出力側外部データベース7の「品名」項目が、データ交換システム1の「品目」項目と「産地」項目とに対応づけられる。また、出力側外部データベース7の「サイズ」項目は、データ交換システム1の「サイズ」項目に対応づけられる。次に、データ交換システム1は、項目マッピングの結果に基づいて、コードマッピングを実行する。すなわち、データ交換システム1は、出力側外部データを属性項目に対応する属性データに対応づける。例えば、データ交換システム1は、出力側外部データとしての「あじ北海道 大」を、データ交換システム1における「品目」項目の属性データである「あじ」と、「産地」項目の属性データである「北海道」と、「サイズ」項目の属性データである「大」とに対応づける。
なお、データ交換システム1は、入力側外部データベース3から入力側外部データと共にデータの出力先である出力側外部データベース7を特定する情報を受け取ること、若しくは予め当該特定する情報を取得しておくことができる。データ交換システム1は、当該特定する情報を用い、出力側外部データベース7についての項目マッピング及び/又はコードマッピングを、入力側外部データを受け取る前、受け取った後、及び/又は受け取った時点等で実行できる。
続いて、データ交換システム1は、出力側外部データベース7について実行したコードマッピングの結果を参照し、出力側外部データベース7に供給する出力データを生成する。すなわち、データ交換システム1は、標準データを用いて出力側外部データベース7の出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを生成し、生成した出力側外部属性データを組合わせることで出力データを生成する。例えば、データ交換システム1は、出力側外部属性項目としての「品名」属性項目に対応する出力側外部属性データを、出力側外部データベース7の項目マッピング及びコードマッピングの結果に基づいて、標準データ120の「品目」属性項目の属性データ「あじ」と「産地」属性項目の属性データ「北海道」とを用いて生成する。同様に、データ交換システム1は、出力側外部属性項目としての「サイズ」属性項目に対応する出力側外部属性データを、出力側外部データベース7の項目マッピング及びコードマッピングの結果に基づいて、標準データ120の「サイズ」属性項目の属性データ「大」を用いて生成する。そして、データ交換システム1は、生成した複数の出力側外部属性データをひとまとめにすることで出力データを生成する。データ交換システム1は、生成した出力データを出力側外部データベース7に供給する。
これにより、本実施形態に係るデータ交換システム1は、入力側外部データベース3において採用されている複合属性のデータのコード体系と、出力側外部データベース7において採用されている複合属性のデータのコード体系とが互いに相違する場合であっても、基盤データベース12等を活用することで、確実かつ安定的であり、柔軟なデータ交換を実現できる。
なお、通信網5は、携帯電話網、及び/又はインターネット等の通信網である。通信網5は、有線LAN及び無線LAN等の通信ネットワークを含むこともできる。そして、入力側外部データベース3及び出力側外部データベース7はそれぞれ、所定のデータベース装置だけではなく、携帯電話、スマートフォン等の携帯通信端末、又はパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、タブレットPC等の情報処理端末が備えることができる。また、データ交換システム1は、通信網5がない場合、磁気記録媒体、光学記録媒体、及び/又は半導体記録媒体等の記録媒体を介して、外部から各種データを取得することもできる。
更に、データ交換システム1が扱うデータは、所定のコードが対応づけられ得るデータであって、様々なデータを含むデータベースにおいて用いられるデータである。データは、一つ一つの品が完全に規格化されているとは限らない品目(すなわち、属性に曖昧性を有する品目)に関するデータであってもよい。また、当該データは、階層構造(すなわち、木構造)で分類可能なデータであってもよい。そして、データは、所定の市場において流通する製品、及び/又は商品に関するデータ、又は所定の情報を交換する組織(営利、非営利を問わない)間で用いられるデータであってもよい。このデータは、例えば、動物・植物の分類に関するデータ、農産物に関するデータ、生鮮食品に関するデータ、衣料品に関するデータ、又は食品等に関するデータを含んでいてよい。また、データは、生産者、品種・品目、産地、水揚地、栽培地、栽培方法、季節、サイズ、及び/又はランク等が日によって変化する生鮮食品等に関する属性データを少なくとも1つ含んで構成されていてもよい。なお、生鮮食品は、青果、水産物等を含む。
[データ交換システム1の構成の詳細]
図2は、本発明の実施の形態に係るデータ交換システムの機能構成の一例を示す。なお、本実施形態に係るデータ交換システム1は、複数の入力側及び/又は出力側外部データベースと通信可能に接続することができるが、説明を簡略化するため、以下においては原則としてデータ交換システム1と1つの入力側外部データベース及び1つの出力側外部データベースとが通信網5を介して通信可能に接続されている例を説明する。
データ交換システム1は、外部からのデータの入力を受け付けるデータ入力部10と、属性データを基盤コードに対応づけて格納する基盤データベース12と、入力側(出力側)外部属性項目を属性項目に対応づける項目マッピング部14と、入力側(出力側)外部属性データを属性項目に対応する属性データに対応づけるコードマッピング部16と、入力側外部データを標準データに変換する標準データ変換部18と、出力データを生成する変換部20と、項目マッピング部14の処理結果を格納する項目マッピング格納部22と、コードマッピング部16の処理結果を格納するコードマッピング格納部24と、入力側外部データに関連する付帯情報を標準データに付加する情報付帯部26と、入力側外部データから失われた情報について処理する損失情報管理部28と、外部にデータを出力するデータ出力部30とを備える。なお、データ交換システム1が備える各構成要素が、他の構成要素の一部の機能、若しくは全ての機能を兼ね備えてもよい。また、本実施形態において「入力側(出力側)」とは、入力側、又は出力側の少なくとも一方を意味する。更に、上記構成のうち、標準データ変換部18又は変換部20のいずれか一方を有さないデータ交換ユニットと、当該データ交換ユニットが有さない標準データ変換部18又は変換部20を有するデータ交換ユニットとの組み合わせでデータ交換システム1を構成してもよい。
(データ入力部10)
データ入力部10は、入力側(出力側)外部データベースから、入力側(出力側)外部データの入力を受け付ける。データ入力部10は、受け付けたデータを、項目マッピング部14、コードマッピング部16、標準データ変換部18、及び/又は情報付帯部26に供給する。
また、データ入力部10は、テキストデータで表される入力側(出力側)外部データの入力を受け付ける場合、以下の3つの情報を更に受け付けることができる。すなわち、テキストデータの文字列の形式としては、全角文字列、半角文字列、及び全半角が混在している文字列が存在する。データ入力部10は、テキストデータの文字列が全角文字列である場合の情報である「全角文字列情報」、半角文字列である場合の情報である「半角文字列情報」、及び全半角が混在している文字列を含んでもよい場合の情報である「全半角混在文字列情報」の入力を受け付ける。データ入力部10は、全角文字列情報、半角文字列情報、及び/又は全半角混在文字列情報を情報付帯部26に供給する。
(基盤データベース12)
基盤データベース12は、データの属性を示す属性項目に含まれる属性データを、属性データの基盤コードに対応づけて格納する。すなわち、基盤データベース12は、属性を示す1つ以上の属性項目ごとに、各属性項目に含まれる属性データを、属性データを一意に識別する基盤コードに対応づけて格納する。具体的に、基盤データベース12は、属性項目を一意に識別する属性項目識別子に対応づけて1つ以上の属性データ及び当該属性データの基盤コードを格納する。なお、基盤データベース12は、複数の属性項目ごとに別々のテーブルを有することもできる。この場合、各テーブルは、一の属性項目の属性項目識別子に対応づけて、1つ以上の属性データ及び当該属性データの基盤コードを格納する。そして、複数のテーブルの集合体により、基盤データベース12が構成される。
図3は、本発明の実施の形態に係る基盤データベースのデータ構成の一例を示す。具体的に、基盤データベース12が格納する情報の一例として、水産品の情報が格納されている例を説明する。
基盤データベース12は、属性項目識別子に対応づけて基盤コードを格納する。また、基盤データベース12は、属性項目識別子に対応する属性項目と、基盤コードに対応する属性データを格納することもできる。例えば、基盤データベース12は、「品目」属性項目の属性項目識別子「A」に対応づけて、基盤コード「A11」(属性データ「あじ」に対応)、基盤コード「A12」(属性データ「いわし」に対応)、及び基盤コード「A13」(属性データ「さんま」に対応)等を格納する。また、基盤データベース12は、「サイズ」属性項目の属性項目識別子「A」に対応づけて、基盤コード「A21」(属性データ「大」に対応)、基盤コード「A22」(属性データ「中」に対応)、及び基盤コード「A23」(属性データ「小」に対応)等を格納する。更に、基盤データベース12は、「産地」属性項目の属性項目識別子「A」に対応づけて、基盤コード「A31」(属性データ「北海道」に対応)、基盤コード「A32」(属性データ「青森」に対応)、及び基盤コード「A33」(属性データ「岩手」に対応)等を格納する。
このように基盤データベース12は、所定の属性項目に含まれる属性データを基盤コードに対応づけて格納する。そして、基盤データベース12において規定される属性項目は、複合属性が排除された項目であることが好ましい。つまり、属性項目は、複数の属性の組合わせを排除して、1つの属性に1つの属性項目を対応させて規定することが好ましい。また、基盤データベース12が格納する属性データは、意味を有する最小の単位、すなわち、形態素に対応するデータであってよい。基盤データベース12は、項目マッピング部14、及び/又はコードマッピング部16からの働きかけに応じ、格納している情報を項目マッピング部14、及び/又はコードマッピング部16に供給する。
(項目マッピング部14)
項目マッピング部14は、基盤データベース12を参照して入力側(出力側)外部属性項目を1つ以上の属性項目に対応づける。具体的に、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目を一意に識別する入力側外部属性項目識別子に、入力側外部属性項目に対応する属性項目の属性項目識別子を基盤データベース12を参照して対応づける。また、項目マッピング部14は、出力側外部属性項目を一意に識別する出力側外部属性項目識別子に、出力側外部属性項目に対応する属性項目の属性項目識別子を基盤データベース12を参照して対応づける。なお、入力側外部データベース3が格納する入力側外部データは、入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、出力側外部データベースが格納する出力側外部データは、出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されている。
また、項目マッピング部14は、入力側(出力側)外部属性項目が、データ交換システム1において予め規定されている複数の属性項目を含んで構成されている場合、1つの入力側(出力側)外部属性項目に、複数の属性項目を対応づけることができる。すなわち、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目が複数の属性項目を含んで構成されている場合、入力側外部属性項目識別子を複数の属性項目それぞれの属性項目識別子に対応づける。同様に、項目マッピング部14は、出力側外部属性項目が複数の属性項目を含んで構成されている場合、出力側外部属性項目識別子を複数の属性項目それぞれの属性項目識別子に対応づける。項目マッピング部14は、処理結果を項目マッピング格納部22に供給する。
(項目マッピング格納部22)
項目マッピング格納部22は、項目マッピング部14における処理結果を格納する。すなわち、項目マッピング格納部22は、入力側(出力側)外部データベースの入力側(出力側)外部属性項目に対応づけて、対応する属性項目を項目マッピングテーブルとして格納する。項目マッピング格納部22は、入力側(出力側)外部データベースの入力側(出力側)外部属性項目ごとの項目マッピングテーブルを格納することもできる。この場合、項目マッピング格納部22は、入力側(出力側)外部属性項目数分の項目マッピングテーブルを格納することになる。入力側(出力側)外部データベースの入力側(出力側)外部属性項目が複合属性を有する項目の場合、1つの入力側(出力側)外部属性項目に基盤データベース12において規定されている複数の属性項目が対応づけられることになる。項目マッピング格納部22は、コードマッピング部16、変換部20、及び/又は損失情報管理部28の働きかけに応じ、格納している情報をコードマッピング部16、変換部20、及び/又は損失情報管理部28に供給する。
なお、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目若しくは入力側外部属性項目識別子に、入力側外部属性項目に対応する属性項目若しくは当該属性項目の属性項目識別子を予め対応づけた結果を用いることもできる。係る結果は項目マッピング格納部22が予め格納することができる。この場合、項目マッピング部14は、項目マッピング格納部22を参照し、入力側(出力側)外部属性項目を1つ以上の属性項目に静的に対応づけることになる。
更に、項目マッピング部14は、人工知能により制御され、入力側(出力側)外部属性項目を1つ以上の属性項目に動的に対応づけてもよい。項目マッピング部14は、この対応づけを人工知能による学習により随時更新できる。人工知能は、外部のサーバ等から通信網5を介して提供される情報に基づいて学習できる。項目マッピング格納部22は人工知能による学習結果を格納し、随時更新できる。
(コードマッピング部16)
コードマッピング部16は、基盤データベース12及び/又は項目マッピング格納部22を参照して入力側(出力側)外部データを1つ以上の属性項目に対応する属性データ及び/又は当該属性データの基盤コードに対応づける。具体的に、コードマッピング部16は、項目マッピング格納部22を参照し、入力側外部属性データの入力側外部属性データ識別子を、入力側外部属性データが属する入力側外部属性項目の入力側外部属性項目識別子であって、項目マッピング部14によって当該入力側外部属性項目識別子に対応づけられた属性項目識別子で識別される属性項目に含まれる基盤コードに対応づける。また、コードマッピング部16は、項目マッピング格納部22を参照し、出力側外部属性データの出力側外部属性データ識別子を、出力側外部属性データが属する出力側外部属性項目の出力側外部属性項目識別子であって、項目マッピング部14によって当該出力側外部属性項目識別子に対応づけられた属性項目識別子で識別される属性項目に含まれる基盤コードに対応づける。なお、入力側外部属性データ識別子の代わりに入力側外部属性データ自体を用い、出力側外部属性データ識別子の代わりに出力側外部属性データ自体を用いてもよい。この場合、入力側外部属性データが入力側外部属性データ識別子として機能し、出力側外部属性データが出力側外部属性データ識別子として機能する。
また、コードマッピング部16は、入力側外部属性データが複数の属性データを含んで構成されている場合、基盤データベース12を参照し、入力側外部属性データ識別子を複数の属性データそれぞれの基盤コードに対応づける。更に、コードマッピング部16は、出力側外部属性データが複数の属性データを含んで構成されている場合、基盤データベース12を参照し、出力側外部属性データ識別子を複数の属性データそれぞれの基盤コードに対応づける。このように、コードマッピング部16は、複合属性を有する入力側(出力側)外部属性データについて、基盤データベース12に格納されている対応する複数の属性データへの対応づけ(すなわち、紐付け)を実行する。
なお、コードマッピング部16が入力側外部属性データ識別子を基盤コードに対応づける場合において、入力側外部データが複合属性を有するデータではない場合、入力側外部属性データに対応する属性データが存在しない場合がある。この場合、コードマッピング部16は、対応する属性データがない部分について、「マッピングなし」を示すヌルデータ(すなわち、nullデータ)を基盤コードとして用いることもできる。
例えば、入力側外部データベース3の入力側外部データが「あじ大北海道」(「品名」属性項目と「産地」属性項目とからなり、「品名」属性項目の入力側外部属性データが「あじ大」であり、「産地」属性項目の入力側外部属性データが「北海道」である。)及び「あじ青森」(「品名」属性項目と「産地」属性項目とからなり、「品名」属性項目の入力側外部属性データが「あじ」であり、「産地」属性項目の入力側外部属性データが「青森」である。)を含む場合、項目マッピング部14は、最も多くの属性データを含んで構成される入力側外部属性データに合わせ、入力側外部属性項目である「品名」属性項目を、基盤データベース12の「品目」属性項目及び「サイズ」属性項目に対応づける。そして、コードマッピング部16は、入力側外部データ「あじ大北海道」について、入力側外部属性データである「あじ大」を、基盤データベース12の属性データ「あじ」(「品目」属性項目に含まれる属性データ)と「大」(「サイズ」属性項目に含まれる属性データ)とに対応づける。また、コードマッピング部16は、入力側外部データ「あじ大北海道」の一部を構成する入力側外部属性データである「北海道」を、基盤データベース12の属性データ「北海道」(「産地」属性項目に含まれる属性データ)に対応づける。
一方、コードマッピング部16は、入力側外部データが「あじ青森」である場合について、入力側外部属性データである「あじ」を、基盤データベース12の属性データ「あじ」(「品目」属性項目に含まれる属性データ)に対応づけると共に、「サイズ」属性項目の属性データに対応する入力側外部属性データが入力側外部データ「あじ青森」に含まれていないので、入力側外部属性データである「あじ」に「null」も対応づける。なお、コードマッピング部16は、入力側外部データ「あじ青森」の一部を構成する入力側外部属性データである「青森」を、基盤データベース12の属性データ「青森」(「産地」属性項目に含まれる属性データ)に対応づける。コードマッピング部16は、処理結果を標準データ変換部18、及び/又はコードマッピング格納部24に供給する。
(コードマッピング格納部24)
コードマッピング格納部24は、コードマッピング部16における処理結果を格納する。すなわち、コードマッピング格納部24は、入力側(出力側)外部属性データに対応づけて、対応する属性データをコードマッピングテーブルとして格納する。コードマッピング格納部24は、標準データ変換部18、及び/又は変換部20の働きかけに応じ、格納している情報を変換部20に供給する。
なお、コードマッピング部16は、1つ以上の属性項目に対応する属性データ及び/又は当該属性データの基盤コードに、入力側(出力側)外部データを予め対応付けた結果を用いることもできる。係る結果はコードマッピング格納部24が予め格納することができる。この場合、コードマッピング部16は、コードマッピング格納部24を参照し、1つ以上の属性項目に対応する属性データ及び/又は当該属性データの基盤コードに、入力側(出力側)外部データを静的に対応づけることになる。
更に、コードマッピング部16は、人工知能により制御され、1つ以上の属性項目に対応する属性データ及び/又は当該属性データの基盤コードに、入力側(出力側)外部データを動的に対応づけてもよい。コードマッピング部16は、この対応づけを人工知能による学習により随時更新できる。人工知能は、外部のサーバ等から通信網5を介して提供される情報に基づいて学習できる。コードマッピング格納部24は人工知能による学習結果を格納し、随時更新できる。
(標準データ変換部18)
標準データ変換部18は、入力側外部データを、コードマッピング部16において入力側外部属性データ識別子に対応づけられた基盤コードに対応づけられている属性データで構成される標準データに変換する。標準データ変換部18は、コードマッピング部16、の処理結果、及び/又はコードマッピング格納部24を参照し、入力側外部データの標準データへの変換処理を実行する。標準データ変換部18は、標準データを、変換部20、及び/又は情報付帯部26に供給する。
なお、データ交換システム1は、標準データを格納する標準データ格納部を有することもできる。標準データ格納部は、予め規定された標準データ、及び/又は標準データ変換部18が変換して生成する標準データを格納する。この場合、標準データ格納部は、変換部20、及び/又は情報付帯部26からの働きかけに応じ、標準データを変換部20、及び/又は情報付帯部26に供給する。
(変換部20)
変換部20は、項目マッピング格納部22、及び/又はコードマッピング格納部24を参照する。そして、変換部20は、出力側外部属性データ識別子に対応づけられた基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する属性データであって、標準データに含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する。この段階において、1つ以上の属性データが、出力側外部データベースのコード体系が採用する複合属性に合わせた出力データに複合化される。変換部20は、出力データをデータ出力部30に供給する。
(情報付帯部26)
データ入力部10が入力を受け付けた入力側外部データが、この入力側外部データに関連する付帯情報を含んでいる場合、データ入力部10から情報付帯部26に付帯情報が供給される。そして、情報付帯部26は、付帯情報を標準データに付加する。なお、付帯情報は、例えば、入力側(出力側)外部データの内容や関連情報を示すテキストデータ、数値データ、符号データ、図形データ、及び/又は音声データ等である。情報付帯部26は、付帯情報を付加した標準データを変換部20に供給する。そして、変換部20は、標準データに付加された付帯情報を出力データに付加する。なお、付帯情報が名称等の文字列に関する情報を含む場合、当該情報で表される文字列は、全角、半角、又は全半角混在のいずれかの形式の文字列である。そして、標準データに付加される文字列に関する情報は、以下で説明する処理により全角、半角、又は全半角混在の全ての形式(以下、「完全形式」と称する。)に変換した情報であってもよい。
情報付帯部26は、標準データに付帯情報を付帯する場合において、付帯情報がテキストデータである場合、データ入力部10から受け取った全角文字列情報、半角文字列情報、又は全半角混在文字列情報に基づいて、テキストデータを所定の形式に変換する。具体的に、情報付帯部26は、データ入力部10から全角文字列情報、半角文字列情報、及び全半角混在文字列情報のうち、少なくとも一つの情報を受け取らない場合、受け取った情報を除く他の情報を自動的に生成し、付帯情報として標準データに付帯する。なお、情報付帯部26は、データ入力部10がテキストデータの入力を受け付けた場合、当該テキストデータを解析し、情報付帯部26自身が当該テキストデータに全角文字列情報、半角文字列情報、又は全半角混在文字列情報を対応づけてもよい。
例えば、情報付帯部26は、データ入力部10から全角文字列情報を受け取らなかった場合であって、全半角混在文字列情報を受け取った場合、全半角混在文字列情報により示される文字列内の半角文字を全角に変換し、全角文字列情報を生成する。そして、情報付帯部26は、生成して得られた全角文字列情報、半角文字列情報、及び全半角混在文字列情報を付帯情報に含ませる。また、情報付帯部26は、データ入力部10から全角文字列情報を受け取らなかった場合であって、全半角混在文字列情報も受け取らなかった場合、半角文字列情報により示される文字列の半角文字を全角に変換し、全角文字列情報を生成する。そして、情報付帯部26は、生成して得られた全角文字列情報、及び半角文字列情報を付帯情報に含ませる。
また、情報付帯部26は、データ入力部10から全半角混在文字列情報を受け取らなかった場合であって、全角文字列情報を受け取った場合、全角文字列情報をそのまま付帯情報に含ませる。一方、情報付帯部26は、データ入力部10から全半角混在文字列情報を受け取らなかった場合であって、かつ、全角文字列情報も受け取らなかった場合、半角文字列情報により示される文字列の半角文字を全角に変換し、全角文字列情報を生成するか、若しくは半角文字列情報により示される文字列の半角文字をそのまま維持する。そして、情報付帯部26は、生成して得られた全角文字列情報をそのまま、又は半角文字列情報をそのまま付帯情報に含ませる。
更に、情報付帯部26は、データ入力部10から半角文字列情報を受け取らなかった場合であって、全半角混在文字列情報を受け取った場合、全半角混在文字列情報により示される文字列について漢字カナ変換した変換文字列情報を付帯情報に含ませる。一方、情報付帯部26は、データ入力部10から半角文字列情報を受け取らなかった場合であって、かつ、全半角混在文字列情報を受け取らなかった場合、全角文字列情報により示される文字列について漢字カナ変換した半角文字列情報を付帯情報に含ませる。
これにより、データ交換システム1は、一の外部データベースが扱う文字列の形式と、他の外部データベースが扱う文字列の形式とが互いに異なる場合であっても、一の外部データベース(入力側外部データベース)が他の外部データベース(出力側外部データベース)に対して供給する出力データを所定の文字列の形式に変換することができるので、各外部データベース間で安定したデータ交換を実現できる。
なお、情報付帯部26は、単体で、テキストデータ変換システムとして機能することもできる。テキストデータ変換システムは、外部からテキストデータを取得するテキストデータ取得部と、テキストデータ取得部が取得したテキストデータの種別を判断するテキストデータ判断部と、テキストデータ判断部の判断結果に基づいてテキストデータを所定の形式に変換するテキストデータ変換部とを含む。テキストデータの種別とは、テキストデータが全角文字列であることを示す種別、半角文字列であることを示す種別、若しくは全半角が混在してもよい文字列であることを示す種別である。また、テキストデータ変換システムは、所定の形式に変換されたテキストデータを出力するテキストデータ出力部、及び/又は出力されるテキストデータがテキストデータ変換システムにより自動生成されたデータであるか否かを示すフラグを当該出力されるテキストデータに付帯させるフラグ部を含むこともできる。
テキストデータ判断部は、取得されたテキストデータを解析し、当該テキストデータの文字列が全角文字列である場合に全角文字列情報を、半角文字列である場合に半角文字列情報を、そして、全角文字列と半角文字列とが混在している文字列であってもよい場合に全半角混在文字列情報をテキストデータの種別として判断する。テキストデータ変換部は、情報付帯部26の上記説明と同様に、テキストデータ取得部が取得したテキストデータ、及び取得しなかったテキストデータ、並びにテキストデータ判断部の判断結果に基づいて、取得したテキストデータの半角文字の全角文字への変換や、漢字カナ変換等の変換処理を実行する。
フラグ部は、テキストデータ変換部がテキストデータを自動生成したか否かを示すフラグを、変換されたテキストデータに付帯させる。例えば、テキストデータ変換部がテキストデータの半角を全角に変換した場合、及び/又は全角を半角に変換した場合、フラグ部は、自動生成したことを示すフラグを付帯させないか、若しくは自動生成していないことを示すフラグを付帯させる。一方、フラグ部は、テキストデータ変換部が漢字カナ変換処理を実行した場合、変換されたテキストデータに、テキストデータが自動生成されたことを示すフラグを付帯させる。
これにより、テキストデータ変換システムは、入力されるテキストデータの種別が統一されていない場合であっても、出力されるテキストデータの種別を統一できる。また、テキストデータ変換システムは、出力されるテキストデータに所定のフラグを付帯させることができるので、出力されるテキストデータが、テキストデータ変換システムにより自動生成されたか否かを容易に判断することができる。
(損失情報管理部28)
損失情報管理部28は、変換部20において、出力側外部属性データ識別子に対応づけられた基盤コードを参照し、標準データに含まれる属性データに対応する基盤コードが出力側外部属性データ識別子に対応づけられていない場合、予め定められた処理を実行する。予め定められた処理とは、例えば、変換部20が標準データに含まれる属性データを用いて入力側外部データを出力データに変換する場合において、出力側外部属性項目に含まれていない属性項目が存在する場合に、当該属性項目の属性データを損失情報として規定する処理や、損失情報を文字列情報として出力データに追加する処理等である。また、損失情報管理部28は、損失情報が発生した場合、及び/又は損失情報が発生して文字列情報を出力データに追加した場合に、データ出力部30を介して入力側(出力側)外部データベースに損失が発生したことを示すエラー情報を出力してもよい。損失情報管理部28は、処理結果を示す情報を変換部20に供給する。変換部20は、損失情報管理部28における処理結果を出力データに含ませるか、若しくは付加する。
(データ出力部30)
データ出力部30は、出力データを出力側外部データベース7に供給する。
図4は、本発明の実施の形態に係る入力側外部データベースのデータ構成の一例を示す。
入力側外部データベース3は、1つ以上の入力側外部データを格納する。具体的に、入力側外部データベース3は、入力側外部属性項目を一意に識別する入力側外部属性項目識別子に対応づけて1つ以上の入力側外部属性データ識別子を格納する。入力側外部属性データ識別子は、入力側外部属性データを一意に識別する識別子である。また、入力側外部データベース3は、入力側外部属性データ識別子に対応づけて入力側外部属性データを格納する。更に、入力側外部データベース3は、入力側外部属性項目識別子に対応づけて入力側外部属性項目を格納することもできる。そして、入力側外部データは、1つ以上の入力側外部属性項目のそれぞれに属する入力側外部属性データの組合わせで構成される。すなわち、入力側外部データは、n個の入力側外部属性項目のそれぞれに含まれる入力側外部属性データの組合わせで構成される(ただし、nは0以上の整数であり、n=0の場合は、「null」値が格納される。)。
例えば、入力側外部データベース3が入力側外部データである水産品の名称として、「あじ大北海道」、「あじ中北海道」、「あじ大青森」、及び「あじ中青森」等のデータを格納している場合を説明する。図4に示すように、入力側外部データベース3は、入力側外部属性項目としての「品名」属性項目(入力側外部属性項目識別子が「a」である)に対応づけて、複数の入力側外部属性データとしての「あじ大」(入力側外部属性データ識別子が「a11」である)、「あじ中」(入力側外部属性データ識別子が「a12」である)等を格納する。また、入力側外部データベース3は、入力側外部属性項目としての「産地」属性項目(入力側外部属性項目識別子が「a」である)に対応づけて、複数の入力側外部属性データとしての「北海道」(入力側外部属性データ識別子が「a21」である)、「青森」(入力側外部属性データ識別子が「a22」である)等を格納する。そして、入力側外部データベース3は、1つ以上の入力側外部属性項目に属する入力側外部属性データの組合わせとして、入力側外部データを格納する。一例として、入力側外部データベース3は、入力側外部データとしての「あじ大北海道」を、入力側外部属性項目識別子「a」に対応づけられている入力側外部属性データ「あじ大」と、入力側外部属性項目識別子「a」に対応づけられている入力側外部属性データ「北海道」との組合わせとして格納する。
図5は、本発明の実施の形態に係る出力側外部データベースのデータ構成の一例を示す。
出力側外部データベース7は、1つ以上の出力側外部データを格納する。具体的に、出力側外部データベース7は、出力側外部属性項目を一意に識別する出力側外部属性項目識別子に対応づけて1つ以上の出力側外部属性データ識別子を格納する。出力側外部属性データ識別子は、出力側外部属性データを一意に識別する識別子である。また、出力側外部データベース7は、出力側外部属性データ識別子に対応づけて出力側外部属性データを格納する。更に、出力側外部データベース7は、出力側外部属性項目識別子に対応づけて出力側外部属性項目を格納することもできる。そして、出力側外部データは、1つ以上の出力側外部属性項目のそれぞれに属する出力側外部属性データの組合わせで構成される。すなわち、出力側外部データは、m個の出力側外部属性項目のそれぞれに含まれる出力側外部属性データの組合わせで構成される(ただし、mは0以上の整数であり、m=0の場合は、「null」値が格納される。)。
例えば、出力側外部データベース7が出力側外部データである水産品の名称として、「あじ北海道 大」、「あじ北海道 中」、「あじ青森 大」、及び「あじ青森 中」等のデータを格納している場合を説明する。図5に示すように、出力側外部データベース7は、出力側外部属性項目としての「品名」属性項目(出力側外部属性項目識別子が「a’」である)に対応づけて、複数の出力側外部属性データとしての「あじ北海道」(出力側外部属性データ識別子が「a’11」である)、「あじ青森」(出力側外部属性データ識別子が「a’12」である)等を格納する。また、出力側外部データベース7は、出力側外部属性項目としての「サイズ」属性項目(出力側外部属性項目識別子が「a’」である)に対応づけて、複数の出力側外部属性データとしての「大」(出力側外部属性データ識別子が「a’21」である)、「中」(出力側外部属性データ識別子が「a’22」である)等を格納する。そして、出力側外部データベース7は、1つ以上の出力側外部属性項目に属する出力側外部属性データの組合わせとして、出力側外部データを格納する。一例として、出力側外部データベース7は、出力側外部データとしての「あじ北海道 大」を、出力側外部属性項目識別子「a’」に対応づけられている出力側外部属性データ「あじ北海道」と、出力側外部属性項目識別子「a’」に対応づけられている出力側外部属性データ「大」との組合わせとして格納する。
(項目マッピング処理)
図6は、本発明の実施の形態に係る項目マッピング部における項目マッピング処理の概要の一例を示す。図6においては、図3乃至図5において説明した基盤データベース12、入力側外部データベース3、及び出力側外部データベース7を用いて項目マッピング処理を実行した場合の概要の一例を示す。
項目マッピング部14は、基盤データベース12を参照して入力側(出力側)外部属性項目を1つ以上の属性項目に対応づける。ここで、図3及び図4を参照すると分かるように、入力側外部属性項目としての「品名」属性項目(入力側外部属性項目識別子は「a」である。)は、基盤データベース12における属性項目としての「品目」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)と「サイズ」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)とを組み合わせた複合属性を有する。したがって、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目識別子「a」を、属性項目識別子「A」及び「A」に対応づける。また、入力側外部属性項目としての「産地」属性項目(入力側外部属性項目識別子は「a」である。)は、基盤データベース12の属性項目としての「産地」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)に対応する。したがって、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目識別子「a」を、属性項目識別子「A」に対応づける。なお、項目マッピング部14は、例えば、データ入力部10が入力を受け付けた入力側外部データを形態素解析し、形態素解析して得られる形態素を用いて基盤データベース12に格納されている属性データを検索することで、入力側外部データを構成する属性項目を特定することができる。
また、出力側外部属性項目としての「品名」属性項目(出力側外部属性項目識別子は「a’」である。)は、基盤データベース12における属性項目としての「品目」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)と「産地」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)とを組み合わせた複合属性を有する。したがって、項目マッピング部14は、出力側外部属性項目識別子「a’」を、属性項目識別子「A」及び「A」に対応づける。また、出力側外部属性項目としての「サイズ」属性項目(出力側外部属性項目識別子は「a’」である。)は、基盤データベース12の属性項目としての「サイズ」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)に対応する。したがって、項目マッピング部14は、出力側外部属性項目識別子「a’」を、属性項目識別子「A」に対応づける。なお、項目マッピング部14は、入力側外部データの場合と同様に、例えば、データ入力部10が入力を受け付けた出力側外部データの形態素解析に基づいて、出力側外部データを構成する属性項目を特定することができる。
なお、本実施形態においては、項目マッピング部14が、入力側(出力側)外部属性項目識別子を、ある入力側(出力側)外部属性項目識別子に既に対応付けられている属性項目識別子に更に対応付けること(以下、「重複マッピング」という場合がある。)を許容することもできる。例えば、項目マッピング部14は、所定の入力側外部属性項目識別子「a」を、入力側外部属性項目識別子「a」に既に対応付けられている属性項目識別子「A」に重複して対応付けてもよい。この場合、項目マッピング部14は、入力側外部属性項目識別子「a」への対応付けと「a」への対応付けとのいずれか一方を他方より優先することができる。いずれを優先するかについては、予め定められた基準に基づくことが好ましい。なお、項目マッピング部14における処理の簡素化の観点からは、重複マッピングを禁止し、属性項目識別子に先に対応付けられた入力側(出力側)外部属性項目識別子の方を優先してもよい。
(コードマッピング処理)
図7は、本発明の実施の形態に係るコードマッピング部におけるコードマッピング処理の概要の一例を示す。図7においては、図3乃至図5において説明した基盤データベース12、入力側外部データベース3、及び出力側外部データベース7を用いてコードマッピング処理を実行した場合の概要の一例を示す。
コードマッピング部16は、基盤データベース12及び/又は項目マッピング格納部22を参照して入力側(出力側)外部データを1つ以上の属性項目に対応する属性データ及び/又は当該属性データの基盤コードに対応づける。例えば、図6に示すように、入力側外部属性項目識別子「a」には属性項目識別子「A」及び「A」が対応づけられており、入力側外部属性項目識別子「a」には属性項目識別子「A」が対応づけられている。そして、例えば、入力側外部データが「あじ大北海道」である場合、コードマッピング部16は、図6に示すような項目マッピング処理の結果と基盤データベース12とを参照し、図7に示すように、当該入力側外部データを構成している入力側外部属性データ(すなわち、「あじ大」)に対応する入力側外部属性データ識別子(すなわち、「a11」)を、属性項目識別子「A」及び「A」で識別される属性項目に含まれる基盤コード(すなわち、基盤コード「A11」及び「A21」)に対応づける。
なお、コードマッピング部16は、上記のコードマッピング部16及びコードマッピング格納部24の欄で説明したように、静的、又は動的に入力側外部属性データ識別子で識別される入力側外部属性データが、基盤データベース12に格納されているいずれの属性データと一致するか、及び/又はいずれの属性データの組合わせにより構成されているかを決定できる。また、コードマッピング部16は、入力側外部データを形態素解析し、解析により得られた形態素と基盤データベース12に格納されている属性データとを比較することで、入力側外部属性データ識別子で識別される入力側外部属性データが、基盤データベース12に格納されているいずれの属性データと一致するか、及び/又はいずれの属性データの組合わせにより構成されているかを決定できる。また、コードマッピング部16は、上記と同様にして、入力側外部データを構成している入力側外部属性データ(すなわち、「北海道」)に対応する入力側外部属性データ識別子(すなわち、「a21」)を、属性項目識別子「A」で識別される属性項目に含まれる基盤コード(すなわち、基盤コード「A31」)に対応づける。
更に、図6に示すように出力側外部属性項目識別子「a’」には属性項目識別子「A」及び「A」が対応づけられており、出力側外部属性項目識別子「a’」には属性項目識別子「A」が対応づけられている。そして、コードマッピング部16は、上記と同様にして、例えば、出力側外部データが「あじ北海道 大」である場合、図6に示すような項目マッピング処理の結果と基盤データベース12とを参照し、図7に示すように、当該出力側外部データを構成している出力側外部属性データ(すなわち、「あじ北海道」)に対応する出力側外部属性データ識別子(すなわち、「a’11」)を、属性項目識別子「A」及び「A」で識別される属性項目に含まれる基盤コード(すなわち、基盤コード「A11」及び「A31」)に対応づける。また、コードマッピング部16は、出力委側外部データを構成している出力側外部属性データ(すなわち、「大」)に対応する出力側外部属性データ識別子(すなわち、「a’21」)を、属性項目識別子「A」で識別される属性項目に含まれる基盤コード(すなわち、基盤コード「A21」)に対応づける。
(出力データの生成)
図8は、本発明の実施の形態に係る出力データの生成の概要の一例を示す。図8においては、図3乃至図7において説明した基盤データベース12、入力側外部データベース3、及び出力側外部データベース7を用いて出力データを生成する場合の概要の一例を示す。
まず、データ入力部10が受け付けた入力側外部データ(例えば、入力側外部データは「あじ大北海道」である。)を構成する1つ以上の入力側外部属性データが、項目マッピング部14、及びコードマッピング部16における処理に基づいて、基盤データベース12の対応する属性データに紐付けられる。すなわち、コードマッピング部16において、入力側外部属性データの入力側外部属性データ識別子と、対応する属性データの基盤コードとが紐付けられる。そして、標準データ変換部18は、入力側外部属性データ識別子に対応づけられた基盤コードに対応する属性データを用い、入力側外部データを標準データに変換する。
例えば、図7に示すように、コードマッピング部16の処理により、入力側外部属性データ識別子「a11」には基盤コード「A11」及び「A21」が対応づけられ、入力側外部属性データ識別子「a21」には基盤コード「A31」が対応づけられている。そして、図8(a)に示すように、標準データ変換部18は、入力側外部属性データ識別子「a11」に対応する入力側外部属性データ(例えば、「あじ大」)及び入力側外部属性データ識別子「a21」に対応する入力側外部属性データ(例えば、「北海道」)から構成される入力側外部データを、入力側外部属性データ識別子それぞれに対応づけられた基盤コードの集合体である1つのレコードとしての標準データ122に変換する。
また、図7に示すように、コードマッピング部16の処理により出力側外部属性データ識別子「a’11」には基盤コード「A11」及び「A31」が対応づけられ、出力側外部属性データ識別子「a’21」には基盤コード「A21」が対応づけられている。変換部20は、コードマッピング格納部24を参照し、出力側外部属性データ識別子に対応づけられた基盤コードであって、標準データ122に含まれる基盤コードを参照する。そして、変換部20は、基盤コードに対応する属性データであって、標準データ122に含まれる属性データを用い、入力側外部データを、出力側外部データベース用の出力データに変換する。例えば、図8(a)に示すように、変換部20は、出力側外部属性データ識別子「a’11」に対応する出力側外部属性データ(例えば、「あじ北海道」)及び出力側外部属性データ識別子「a’21」に対応する出力側外部属性データ(例えば、「大」)から構成される出力データに入力側外部データを変換する。例えば、変換部20は、標準データ122に含まれる基盤コードに対応する属性データを組合わせることで変換処理を実行する。そして、変換部20は、出力データをデータ出力部30に供給する。
なお、図8(b)は、図8(a)において示した入力側(出力側)外部属性データ識別子、及び基盤コードを、対応する入力側(出力側)外部属性データ、及び属性データを用いて入力側(出力側)外部データ、標準データ、及び出力データを表記した例である。
(損失情報の管理)
図9及び図10はそれぞれ、本発明の実施の形態に係る損失情報管理部の動作の概要の例を示す。
データ交換システム1は、複合属性を有するデータについて、互いに異なるコード体系を有する入力側外部データベース3と出力側外部データベース7との間で柔軟なデータ交換を実現するシステムである。入力側外部データベース3の情報を出力側外部データベース7に供給する場合に、入力側外部データベース3が採用するコード体系と出力側外部データベース7が採用するコード体系との相違により、情報の損失(若しくは喪失)が発生する場合が想定される。損失情報管理部28は、係る情報の損失(若しくは喪失)を最小限にする機能を有する。すなわち、入力側外部データベース3及び出力側外部データベース7は、複合属性を有するデータを管理する場合に、入力側(出力側)外部属性データ識別子のみで管理できない補足的な情報を管理することを目的として、「摘要」、及び/又は「規格」等の項目で文字列情報を保持することができる。損失情報管理部28は、係る文字列情報の入力側外部データベース3から出力側外部データベース7への引き渡しをすることができる。具体的に、損失情報管理部28は、基盤コード等の識別子同士の変換に基づいて入力側外部データベース3から出力側外部データベース7に引き渡すことができない情報について、文字列情報として生成し、生成した文字列情報を出力データに追加する。なお、項目マッピング格納部22は、入力側(出力側)外部データベースの入力側(出力側)外部属性項目に対応づけて、文字列情報出力用の文字列情報項目を格納することができる。
[単独項目の変換‐外部属性項目の不足]
まず、図9(a)には、項目マッピング部14の項目マッピング処理の結果、入力側外部属性項目に紐付けられる属性項目であるにもかかわらず、出力側外部データベース7の出力側外部属性項目に、当該属性項目が紐付けることができない場合(すなわち、出力側外部データベース7に、当該属性項目に対応する出力側外部属性項目がない場合)における損失情報管理部28の動作の例を示す。この場合、標準データ変換部18が入力側外部データを変換して生成した標準データを構成する属性データの一部を出力データに含めることができなくなり、情報の損失が発生する。そこで、損失情報管理部28は、情報の損失を防止することを目的として、失われる情報を文字列として出力データに追加する。
例えば、図9(a)には、出力側外部データベース7において、出力側外部属性項目に「サイズ」属性項目が規定されていない例を示す。この場合、項目マッピング部14は、図6における例とは異なり、一部の出力側外部属性項目識別子(例えば、「サイズ」属性項目を識別する出力側外部属性項目識別子「a’2」)に、属性項目識別子(例えば、「サイズ」属性項目を識別する属性項目識別子「A2」)を対応づけていない。したがって、損失情報管理部28は、標準データに含まれる属性項目であって、出力側外部属性項目に対応づけられていない属性項目に属する標準データの属性データの文字列情報を、出力データに追加する。図9(a)の例では、損失情報管理部28は、出力データに「摘要」項目を追加し、「摘要」項目に当該属性データの文字列情報(例えば、サイズを示す「大」という文字列情報)を追加する。なお、図9(a)において、入力側(出力側)外部属性データ(例えば、「あじ大」、「北海道」等)や標準データを構成する属性データ(例えば、「あじ」、「大」、「北海道」等)、及び出力データの属性データ(例えば、「あじ北海道」等)の下段には、それぞれのデータを識別する識別子が表記されている。図9(b)及び図10においても同様である。
[単独項目の変換‐コードマッピングのエラー]
図9(b)には、項目マッピング部14の項目マッピング処理の結果、出力側外部属性項目に、入力側外部属性項目に紐付けられている属性項目を対応づけることができる一方で、コードマッピング部16のコードマッピング処理の結果、基盤コードに対応づけることができない少なくとも1つの出力側外部属性データ識別子が存在する場合における損失情報管理部28の動作の概要を示す。この場合も、標準データ変換部18が入力側外部データを変換して生成した標準データを構成する属性データの一部を出力データに含めることができなくなり、情報の損失が発生する。そこで、損失情報管理部28は、情報の損失を防止することを目的として、失われる情報を文字列として出力データに追加する。
例えば、図9(b)には、出力側外部データベース7において、標準データの属性項目(例えば、「サイズ」属性項目)に対応する出力側外部属性項目としての「サイズ」属性項目が規定されているものの、標準データの属性項目に含まれる属性データ(例えば、「大」という属性データ)に対応する出力側外部属性データが存在していない例を示す。この場合、コードマッピング部16は、図7における例とは異なり、一部の出力側外部属性データ識別子(例えば、出力側外部属性データ「大」を識別する出力側外部属性データ識別子「a’21」)に、基盤コード(例えば、属性データ「大」を識別する基盤コード「A21」)を対応づけていない(若しくは、null値や「0(ゼロ)」が対応づけられている。)。したがって、損失情報管理部28は、標準データに含まれる属性データであって、出力側外部属性データ識別子に対応づけられていない属性データの文字列情報を、出力データに追加する。図9(b)の例では、損失情報管理部28は、出力データに「摘要」項目を追加し、「摘要」項目に当該属性データの文字列情報(例えば、サイズを示す「大」という文字列情報)を追加する。なお、損失情報管理部28は、変換不能になった出力側外部属性データについて、null値、「0(ゼロ)」、若しくは予め定められたエラーコード等と共に、「摘要」項目として追加される失われた属性データの文字列情報を出力データに追加することができる。
[複合属性データの変換‐コードマッピングのエラー]
図10(a)乃至(c)には、出力側外部データベース7において、複合属性を有するデータが登録されていない場合における損失情報管理部28の動作の概要を示す。例えば、図5の例においては、出力側外部属性データは、基盤データベース12の複数の属性データの組合わせで規定されるデータである。しかし、出力側外部属性データが、基盤データベース12の複数の属性データの組合わせではなく、複数の属性データの一部の属性データのみで構成されるデータの場合、入力側外部データを変換して得られる標準データに含まれる一部の属性データが出力データに含まれない場合が発生する。
例えば、入力側外部データが「あじ大北海道」というように、入力側外部属性項目としての「品名」属性項目と「産地」属性項目とからなり、項目マッピング部14において、この「品名」属性項目が基盤データベース12の属性項目としての「品目」属性項目及び「サイズ」属性項目に対応づけられ、入力側外部属性項目の「産地」属性項目が属性項目の「産地」属性項目に対応づけられているとする。一方で、出力側外部データが「あじ大」というように、出力側外部属性項目としての「品名」属性データと「サイズ」属性データとからなり、項目マッピング部14において、この「品名」属性項目が属性項目としての「品目」属性項目に対応づけられ、出力側外部属性項目の「サイズ」属性項目が属性項目の「サイズ」属性項目に対応づけられているとする。そうすると、変換部20が生成する出力データには、標準データに含まれる「産地」属性項目に対応する属性データ(入力側外部属性項目の「産地」属性項目に対応づけられる入力側外部属性データと紐付けられている属性データ)が含まれないことになる。
そこで、損失情報管理部28は、項目マッピング格納部22に格納されている項目マッピング部14の処理結果に予め所定の優先順位を決定しておき、優先順位の低い項目を順に除外して、除外した項目に関する情報を文字列情報として出力データに追加する。
例えば、図10(a)に示すように、出力側外部属性項目識別子(例えば、出力側外部属性項目識別子「a’’」)に対応づけられる複数の属性項目識別子に優先順位(図10中、「*1」が対応づけられている属性項目識別子の方が、「*2」が対応づけられている属性項目識別子よりも優先順位が高いことを示す。)を対応づける。一例として、出力側外部データベース7が、出力側外部属性項目として「品名」属性項目(出力側外部属性項目識別子は「a’’」である。)を有する場合、項目マッピング部14は、この「品名」属性項目に、基盤データベース12の属性項目としての「品目」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)と「産地」属性項目(属性項目識別子は「A」である。)を対応づける。そして、損失情報管理部28は、出力側外部データの形態素解析等の結果に基づいて、この出力側外部データが属性項目としての「品目」属性項目に対応する出力側外部属性データのみ含んでいると判断し、「品目」属性項目に「産地」属性項目より高い優先順位を対応づける。
また、図10(b)に示すように、コードマッピング部16のコードマッピング処理により、出力側外部属性データ識別子(例えば出力側外部属性データ「あじ」を識別する出力側外部属性データ識別子「a’’11」)に、基盤コード(属性データ「あじ」に対応する基盤コード「A11」)が対応づけられる。ただし、図10における出力側外部データには「産地」属性項目に対応する出力側外部属性データが含まれていないので、図7の例とは異なり、「産地」属性項目に対応する属性データの基盤コード「A31」は対応づけられていない(なお、null値、「0(ゼロ)」等を対応づけてもよい。)。
そして、変換部20は、標準データを用いて出力データを生成する。この場合において、変換部20は、出力データに「産地」属性項目に対応する属性データを含ませることができないことを示す情報を損失情報管理部28に供給する。損失情報管理部28は、この情報に応じ、出力データに「摘要」項目を追加し、「摘要」項目に、入力側外部データの入力側外部属性項目である「産地」属性項目に対応する属性項目としての「産地」属性項目の属性データの文字列情報(例えば、「北海道」という文字列情報)を追加する。これにより、出力データは、「あじ大」(出力側外部属性項目の「品名」属性項目の出力側外部属性データが「あじ」で、「サイズ」属性項目の出力側外部属性データが「大」である。)に「北海道」という文字列情報が追加された形式になる。このように、損失情報管理部28は、優先順位の低い属性項目を順に除外すると共に、除外した属性項目に対応する属性データを、文字列情報として出力データに追加することができる。なお、損失情報管理部28は、上記に説明した情報の損失が発生し、文字列項目への変換が発生したような場合、情報が発生したことを示すエラー情報をデータ出力部30に出力させてもよい。
図11は、本実施の形態に係るデータ交換システムのハードウェア構成の一例を示す。
本実施の形態に係るデータ交換システム1は、CPU1500と、グラフィックコントローラ1520と、RandomAccessMemory(RAM)、Read−OnlyMemory(ROM)及び/又はフラッシュROM等のメモリ1530と、データを記憶する記憶装置1540と、記録媒体からデータを読み込み及び/又は記録媒体にデータを書き込む読込み/書込み装置1545と、データを入力する入力装置1560と、外部の通信機器とデータを送受信する通信インターフェース1550と、CPU1500とグラフィックコントローラ1520とメモリ1530と記憶装置1540と読込み/書込み装置1545と入力装置1560と通信インターフェース1550とを互いに通信可能に接続するチップセット1510とを備える。なお、CPU1500等の構成要素は、1つ以上のCPU等であって、複数のCPU等を含んで構成することもできる。
チップセット1510は、メモリ1530と、メモリ1530にアクセスして所定の処理を実行するCPU1500と、外部の表示装置の表示を制御するグラフィックコントローラ1520とを相互に接続することにより、各構成要素間のデータの受渡しを実行する。CPU1500は、メモリ1530に格納されたプログラムに基づいて動作して、各構成要素を制御する。グラフィックコントローラ1520は、メモリ1530内に設けられたバッファ上に一時的に蓄えられた画像データに基づいて、画像を所定の表示装置に表示させる。
また、チップセット1510は、記憶装置1540と、読込み/書込み装置1545と、通信インターフェース1550とを接続する。記憶装置1540は、データ交換システムのCPU1500が使用するプログラムとデータとを格納する。記憶装置1540は、例えば、フラッシュメモリである。読込み/書込み装置1545は、プログラム及び/又はデータを記憶している記憶媒体からプログラム及び/又はデータを読み取って、読み取ったプログラム及び/又はデータを記憶装置1540に格納する。読込み/書込み装置1545は、例えば、通信インターフェース1550を介し、インターネット上のサーバーから所定のプログラムを取得して、取得したプログラムを記憶装置1540に格納する。
通信インターフェース1550は、通信ネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を実行する。また、通信インターフェース1550は、通信ネットワークが不通の場合、通信ネットワークを介さずに外部の装置とデータの送受信を実行することもできる。そして、タブレット、マイク等の入力装置1560は、所定のインターフェースを介してチップセット1510と接続する。
記憶装置1540に格納されるデータ交換プログラムは、インターネット等の通信ネットワーク、又は磁気記録媒体、光学記録媒体等の記録媒体を介して記憶装置1540に提供される。そして、記憶装置1540に格納されたデータ交換プログラムは、CPU1500により実行される。なお、記録媒体を用いることで、コンピューターにデータ交換プログラムをインストールできる。プログラムを格納している記録媒体は、CD−ROMやDVD等の非一過性の記録媒体であってよい。
データ交換システム1により実行される情報入力プログラムは、CPU1500に働きかけて、データ交換システム1を、図1から図10にかけて説明したデータ入力部10、基盤データベース12、項目マッピング部14、コードマッピング部16、標準データ変換部18、変換部20、項目マッピング格納部22、コードマッピング格納部24、情報付帯部26、損失情報管理部28、及びデータ出力部30として機能させる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係るデータ交換システム1は、基盤データベース12を用い、項目マッピング処理及びコードマッピング処理により標準データを作成できるので、入力側(出力側)外部データベースが複合属性を有するデータを互いに異なるコード体系で用いていたとしても、入力側外部データベースから出力側外部データベースに入力側外部データを供給する場合に、入力側外部データを、出力側外部データベースにおいて処理可能な形式の出力データに変換できる。これにより、データ交換システム1によれば、互いに異なるコード形式を有するデータベース間において、確実、かつ、安定的なデータ交換を実現することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。更に、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品とのような複数の部分に分割されて適用されるようにすることもできる。
1 データ交換システム
3 入力側外部データベース
5 通信網
7 出力側外部データベース
10 データ入力部
12 基盤データベース
14 項目マッピング部
16 コードマッピング部
18 標準データ変換部
20 変換部
22 項目マッピング格納部
24 コードマッピング格納部
26 情報付帯部
28 損失情報管理部
30 データ出力部
120、122 標準データ
1500 CPU
1510 チップセット
1520 グラフィックコントローラ
1530 メモリ
1540 記憶装置
1545 読込み/書込み装置
1550 通信インターフェース
1560 入力装置

Claims (9)

  1. 属性を示す属性項目に含まれる属性データを、前記属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、
    入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、前記入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、前記入力側外部属性項目に、前記入力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づけ、
    出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、前記出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、前記出力側外部属性項目に、前記出力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づける項目マッピング部と、
    前記入力側外部属性データを、前記入力側外部属性データが属する前記入力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データを、前記出力側外部属性データが属する前記出力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、
    前記入力側外部データを、前記入力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードに対応づけられている前記属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換部と、
    前記出力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する前記属性データであって、前記標準データに含まれる前記属性データを用い、前記入力側外部データを、前記出力側外部データベース用の出力データに変換する変換部と
    を備えるデータ交換システム。
  2. 前記項目マッピング部が、
    前記入力側外部属性項目が複数の前記属性項目を含んで構成されている場合、前記入力側外部属性項目を複数の前記属性項目それぞれに対応づけ、
    前記出力側外部属性項目が複数の前記属性項目を含んで構成されている場合、前記出力側外部属性項目を複数の前記属性項目それぞれに対応づける請求項1に記載のデータ交換システム。
  3. 前記コードマッピング部が、
    前記入力側外部属性データが複数の前記属性データを含んで構成されている場合、前記入力側外部属性データを複数の前記属性データそれぞれの前記基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データが複数の前記属性データを含んで構成されている場合、前記出力側外部属性データを複数の前記属性データそれぞれの前記基盤コードに対応づける請求項1又は2に記載のデータ交換システム。
  4. 前記変換部において、前記出力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードを参照し、前記標準データに含まれる前記属性データに対応する前記基盤コードが前記出力側外部属性データに対応づけられていない場合、予め定められた処理を実行する損失情報管理部を更に備える請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ交換システム。
  5. 前記入力側外部データが、当該入力側外部データに関連する付帯情報を含み、
    前記付帯情報を、前記標準データに付加する情報付帯部
    を更に備え、
    前記変換部が、前記標準データに付加された前記付帯情報を前記出力データに付加する請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ交換システム。
  6. 属性を示す属性項目に含まれる属性データを、前記属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、
    入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、前記入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、前記入力側外部属性項目に、前記入力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づけ、
    出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、前記出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、前記出力側外部属性項目に、前記出力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づける項目マッピング部と、
    前記入力側外部属性データを、前記入力側外部属性データが属する前記入力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データを、前記出力側外部属性データが属する前記出力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、
    前記入力側外部データを、前記入力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードに対応づけられている前記属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換部と
    を備えるデータ交換システム。
  7. 属性を示す属性項目に含まれる属性データを、前記属性データの基盤コードに対応づけて格納する基盤データベースと、
    入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、前記入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、前記入力側外部属性項目に、前記入力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づけ、
    出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、前記出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、前記出力側外部属性項目に、前記出力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づける項目マッピング部と、
    前記入力側外部属性データを、前記入力側外部属性データが属する前記入力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データを、前記出力側外部属性データが属する前記出力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる前記基盤コードに対応づけるコードマッピング部と、
    前記出力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する前記属性データであって、前記入力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードに対応づけられている前記属性データで構成される標準データに含まれる前記属性データを用い、前記入力側外部データを、前記出力側外部データベース用の出力データに変換する変換部と
    を備えるデータ交換システム。
  8. 入力側外部データベースのデータを出力側外部データベースにおいて用いることができるデータに交換するデータ交換方法であって、
    前記入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、前記入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、前記入力側外部属性項目に、前記入力側外部属性項目に対応する属性を示す属性項目を対応づけ、
    前記出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、前記出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、前記出力側外部属性項目に、前記出力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づける項目マッピング段階と、
    前記入力側外部属性データを、前記入力側外部属性データが属する前記入力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる属性データの基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データを、前記出力側外部属性データが属する前記出力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる属性データ前記基盤コードに対応づけるコードマッピング段階と、
    前記入力側外部データを、前記入力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードに対応づけられている前記属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換段階と、
    前記出力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する前記属性データであって、前記標準データに含まれる前記属性データを用い、前記入力側外部データを、前記出力側外部データベース用の出力データに変換する変換段階と
    を備えるデータ交換方法。
  9. 入力側外部データベースのデータを出力側外部データベースにおいて用いることができるデータに交換するデータ交換システム用のデータ交換プログラムであって、
    コンピューターに、
    前記入力側外部データベースが格納する入力側外部データが、前記入力側外部データの属性を示す入力側外部属性項目に対応する入力側外部属性データを含んで構成されており、前記入力側外部属性項目に、前記入力側外部属性項目に対応する属性を示す属性項目を対応づけ、
    前記出力側外部データベースが格納する出力側外部データが、前記出力側外部データの属性を示す出力側外部属性項目に対応する出力側外部属性データを含んで構成されており、前記出力側外部属性項目に、前記出力側外部属性項目に対応する前記属性項目を対応づける項目マッピング機能と、
    前記入力側外部属性データを、前記入力側外部属性データが属する前記入力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該入力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる属性データの基盤コードに対応づけ、
    前記出力側外部属性データを、前記出力側外部属性データが属する前記出力側外部属性項目であって、前記項目マッピング部によって当該出力側外部属性項目に対応づけられた前記属性項目に含まれる属性データ前記基盤コードに対応づけるコードマッピング機能と、
    前記入力側外部データを、前記入力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードに対応づけられている前記属性データで構成される標準データに変換する標準データ変換機能と、
    前記出力側外部属性データに対応づけられた前記基盤コードを参照し、当該基盤コードに対応する前記属性データであって、前記標準データに含まれる前記属性データを用い、前記入力側外部データを、前記出力側外部データベース用の出力データに変換する変換機能と
    を実現させるデータ交換プログラム。
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