JPWO2018216163A1 - 基地局装置、端末装置、無線通信システム、及び無線リソース情報通知方法 - Google Patents

基地局装置、端末装置、無線通信システム、及び無線リソース情報通知方法 Download PDF

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Abstract

端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムにおける基地局装置であって、前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンを取得する取得部と、前記第1バージョンと、前記基地局装置が対応する第2バージョンが異なる場合、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を前記端末装置に送信する送信部とを有する。

Description

本発明は、基地局装置、端末装置、無線通信システム、及び無線リソース情報通知方法に関する。
無線通信規格は、例えば、標準化団体である3GPPPによって仕様を策定される。そして、次世代(例えば、5G(第5世代移動体通信))の通信規格の無線リソースの信号フォーマットと、4G(第4世代移動体通信)の通信規格の無線リソースの信号フォーマットが異なる場合がある。
基地局装置は、通信規格の仕様書に規定に従い、信号フォーマットを決定する。例えば、基地局装置は、端末装置がチャネル品質を測定するためのリファレンス信号を、仕様書に規定された無線リソースの信号フォーマットで送信する。規定された信号フォーマットは、仕様書のリリースバージョンによって異なる場合がある。そのため、基地局装置は、旧リリースバージョンにしか対応していない端末装置(以降、旧端末装置)にも対応するため、最新リリースバージョンに規定された信号フォーマット以外にも、例えば、所定数前のバージョンまで遡ったリリースバージョンに規定された信号フォーマットを用いてリファレンス信号を送信する。
基地局装置に関する技術については、以下の特許文献1,2に記載されている。
特開2010−136309号公報 特表2016−513940号公報
しかし、旧端末装置は、最新リリースバージョンでリファレンス信号を送信すると規定された信号フォーマットを認識できない。そのため、旧端末装置は、最新リリースバージョンでリファレンス信号を送信する信号フォーマットを、リファレンス信号以外の情報が含まれる信号であると認識する場合がある。例えば、旧端末装置は、最新バージョンにおけるリファレンス信号を、音声などのユーザデータと誤って認識し、雑音が混同した音声として取得してしまい、通信性能が劣化する場合がある。
また、上述したような誤認識が発生しないよう最新リリースバージョンの信号フォーマットの仕様を決定すると、例えば、旧リリースバージョンでは使用していない信号(無線リソース)しか最新リリースバージョンで使用することができないなど、最新仕様を決定するための制限事項となってしまう。
そこで、一開示は、端末装置の通信品質を劣化させず、無線リソースの仕様を変更することができる基地局装置、端末装置、無線通信システム、及び無線リソース情報通知方法を提供する。
1つの側面では、端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムにおける基地局装置であって、
前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンを取得する取得部と、
前記第1バージョンと、前記基地局装置が対応する第2バージョンが異なる場合、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を前記端末装置に送信する送信部とを有する基地局装置。
一開示は、端末装置の通信品質を劣化させず、無線リソースの仕様を変更することができる。
図1は、無線通信システム10の構成例を示す図である。 図2は、基地局装置200の構成例を示す図である。 図3は、端末装置100の構成例を示す図である。 図4は、無線通信システム10における信号送受信処理のシーケンスの例を示す図である。 図5は、端末バージョン判定処理S102の処理フローチャートの例を示す図である。 図6は、差異情報通知処理S103の処理フローチャートの例を示す図である。 図7は、差異情報取得処理S105の処理フローチャートの例を示す図である。 図8は、無線リソース受信判定処理S107の処理フローチャートの例を示す図である。 図9は、端末装置100におけるサブフレームを受信したときの処理の例を示す図である。 図10は、基地局装置200の構成例を示す図である。 図11は、無線通信システム10における信号送受信処理のシーケンスの例を示す図である。 図12は、端末バージョン判定処理S302の処理フローチャートの例を示す図である。 図13は、サブフレーム破棄設定処理S303の処理フローチャートの例を示す図である。 図14は、無線リソース受信判定処理S305の処理フローチャートの例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本明細書における課題及び実施例は一例であり、本願の権利範囲を限定するものではない。特に、記載の表現が異なっていたとしても技術的に同等であれば、異なる表現であっても本願の技術を適用可能であり、権利範囲を限定するものではない。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について説明する。
<無線通信システムの構成例>
図1は、無線通信システム10の構成例を示す図である。無線通信システム10は、端末装置100−1,2、基地局装置200、MME(Mobility Management Entity)300、GW(gateway)400、及び外部ネットワーク500を有する。無線通信システム10は、例えば、4Gや5Gなどの通信規格に準拠した無線通信システムである。
端末装置100−1,2(以降、端末装置100と呼ぶ場合がある)は、例えば、スマートフォンやタブレット端末などの移動体通信装置である。端末装置100は、例えば、基地局装置200と無線接続し、基地局装置200を介して外部ネットワークや他の通信装置と通信を行う。また、端末装置100は、無線通信を実行するアプリケーションやソフトウェア(以降、端末基本ソフトウェアと呼ぶ場合がある)を有する。端末基本ソフトウェアは、例えば、LTEに準拠した無線通信システムにおいては、LTEの仕様書のリリースバージョン(以降、単にバージョンと呼ぶ場合がある)に対応する。端末基本ソフトウェアは、例えば、バージョンxx(xxはバージョンの番号)対応端末基本ソフトウェアなど、対応するバージョンごとに存在する。また、端末装置100は、自装置が有する端末基本ソフトウェアの対応バージョンに応じて、バージョンxx対応端末と呼ぶ場合がある。以降、端末装置100が有する端末基本ソフトウェアの対応バージョンを、端末装置100の対応バージョンと呼ぶ場合がある。
また、信号フォーマットは、端末装置100の対応バージョンによって異なる。信号フォーマットは、例えば、ある対応バージョンではユーザデータを掲載する領域に、別の対応バージョンでは制御用情報が掲載される場合がある。
基地局装置200は、端末装置100と無線接続し、端末装置100の行う通信を中継する。基地局装置200は、通信エリアA200を有する。通信エリアは、基地局装置200が、端末装置100と無線接続することができる範囲である。基地局装置200は、例えば、LTEに準拠した通信システムにおけるeNodeBである。また、図1の無線通信システム10においては、基地局装置200は1台であるが、基地局装置200は複数台であってもよい。また、基地局装置200は、端末装置100の通信の中継を実行するアプリケーションやソフトウェア(以降、基地局基本ソフトウェアと呼ぶ場合がある)を有する。基地局基本ソフトウェアは、端末基本ソフトウェアと同様に、対応するバージョンごとに存在する。無線通信システム10に複数の基地局装置200が含まれる場合、それぞれの基地局装置200は、同じ対応バージョンの基地局基本ソフトウェアを有することが好ましい。また、基地局装置200は、自装置が有する基地局基本ソフトウェアの対応バージョンに応じて、バージョンxx対応基地局と呼ぶ場合がある。以降、基地局装置200が有する基地局基本ソフトウェアの対応バージョンを、基地局装置200の対応バージョンと呼ぶ場合がある。
MME300は、基地局装置200を管理する装置であり、例えば、コンピュータやサーバマシンである。MME300は、基地局装置200の通信エリア内の端末装置100の移動管理や、認証などのセキュリティ制御をおこなう。また、MME300は、GW400と基地局装置200間における、データの転送経路の制御を行う。MME300は、GW400や基地局装置200と、例えば、光回線などの有線で接続する。
GW400は、MME300及び基地局装置200と、外部ネットワーク500との通信において、プロトコルを変換するゲートウェイ装置である。GW400は、例えば、外部ネットワーク500と通信を行うためのP−GW(packet data network−gateway)である。また、GW400は、例えば、ユーザデータの転送を行うS−GW(serving-gateway)である。もしくは、GW400は、P−GWおよびS−GWの両方のゲートウェイ機能を有するゲートウェイ装置であってもよい。また、S−GWの機能は、例えば、MME300が有してもよい。
外部ネットワーク500は、端末装置100、基地局装置200、MME300、及びGW400を含むコアネットワーク以外のネットワークであり、例えば、インターネットである。外部ネットワーク500は、移動体通信端末やデータサーバなど、端末装置100と通信を行う通信装置を有する。
第1の実施の形態では、基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンが基地局装置200の対応バージョンと異なる場合、基地局装置200の対応バージョンでは、端末装置100の対応バージョンと、異なる用途で使用する信号(無線リソース)に関する差異情報を
端末装置100に送信する。
差異情報は、例えば、端末装置100の対応バージョンではユーザデータに使用されるが、より新しいバージョンでは制御用のデータに使用される無線リソースに関する情報である。すなわち、端末装置100は、差異情報に基づき、破棄する(あるいは受信しない)無線リソースを決定することができる。
<基地局装置の構成例>
図2は、基地局装置200の構成例を示す図である。基地局装置200は、CPU(Central Processing Unit)210、ストレージ220、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などのメモリ230、NIC(Network Interface Card)240、及びRF(Radio Frequency)回路250を有する。
ストレージ220は、プログラムやデータを記憶する、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置である。ストレージ220は、通信制御プログラム221、無線リソース管理プログラム222、及び端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223を記憶する。
端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223は、端末装置の対応バージョンごとの無線リソースに関する情報を記憶するテーブルである。端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223は、例えば、特定のバージョン以降、ユーザデータを掲載していたサブフレームが、制御用情報を掲載するサブフレームに変更された場合、特定のバージョンと、制御用情報を掲載するようになったサブフレームの番号を記憶する。基地局装置200は、端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223を参照し、差異情報を生成する。また、端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223は、例えば、基地局装置200の対応バージョン(対応可能な最新バージョン)の無線リソースの用途と異なるサブフレームの番号を記憶してもよい。さらに、端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223は、例えば、端末装置100の対応バージョンに対応する差異情報を記憶してもよい。
メモリ230は、ストレージ220に記憶されているプログラムをロードする領域である。また、メモリ230は、プログラムがデータを記憶する領域としても使用される。
NIC240は、他の基地局装置200や、MME300、GW400を介して、外部ネットワーク500と接続するネットワークインターフェースである。基地局装置200は、NIC240介して、他の通信装置や外部ネットワーク500とパケットの送受信を行うことで、端末装置100の通信を中継する。
RF回路250は、端末装置100と無線接続する装置である。RF回路250は、例えば、アンテナを有し、無線接続する端末装置100と信号(電波)を送受信することで、端末装置100とデータを含むパケットの送受信を実現する。
CPU210は、通信制御プログラム221を実行することで、通信制御処理を行う。通信制御処理は、端末装置100が行う通信を中継する処理である。基地局装置200は、通信制御処理において、例えば、端末装置100から受信したパケットをパケットの送信先に送信する。また、基地局装置200は、通信制御処理において、例えば、端末装置100宛てのパケットを受信すると、端末装置100に受信したパケットを送信する。なお、通信制御プログラム221は、例えば、基地局基本ソフトウェアの一つであり、通信制御プログラムのバージョンが基地局装置200の対応バージョンであってもよい。
CPU210は、無線リソース管理プログラム222を実行することで、取得部及び送信部を構築し、無線リソース管理処理を行う。無線リソース管理処理は、端末装置100との無線通信に使用する無線リソースを監視する処理である。無線リソース管理処理は、サブルーチンである端末バージョン判定処理及び差異情報通知処理を有する。
また、CPU210は、無線リソース管理プログラム222が有する端末バージョン判定モジュール2221を実行することで、取得部を構築し、端末バージョン判定処理を行う。端末バージョン判定処理は、無線通信する端末装置100の対応バージョンと、基地局装置200の対応バージョンを比較し、端末装置100に差異情報の通知が必要か否かを判定する処理である。
また、CPU210は、無線リソース管理プログラム222が有する差異情報通知モジュール2222を実行することで、送信部を構築し、差異情報通知処理を行う。差異情報通知処理は、無線通信する端末装置100に、差異情報を通知する処理である。基地局装置200は、例えば、無線リソースの割当を行うRRC(Radio Resource Control)メッセージに、差異情報を含め、端末装置100に送信する。RRCは、無線通信におけるレイヤ(層)である。レイヤは、例えば、無線通信の機能に応じて分類された階層であり、プロトコルスタックとして、仕様が規定される。RRCレイヤは、無線リソースの制御を行うレイヤである。RRCメッセージは、例えば、RRCレイヤにおけるコネクションを確立するためのリクエストや応答、また、無線リソースの割当メッセージである。なお、基地局装置200は、差異情報通知処理において、RRCメッセージに差異情報を含めているが、例えば、他のレイヤにおけるメッセージであってもよいし、差異情報を通知する専用のメッセージを使用してもよい。
<端末装置の構成例>
図3は、端末装置100の構成例を示す図である。端末装置100は、CPU110、ストレージ120、DRAMなどのメモリ130、及びRF回路150を有する。
ストレージ120は、プログラムやデータを記憶する、フラッシュメモリ、HDD、又はSSDなどの補助記憶装置である。ストレージ120は、通信プログラム121、無線リソース制御プログラム122、及び無線リソース情報123を記憶する。
無線リソース情報123は、端末装置100の対応バージョンに対応する無線リソースの情報(差異情報)を記憶する領域である。端末装置100は、基地局装置200から差異情報を受信すると、無線リソース情報123を更新する。
CPU110は、通信プログラム121を実行することで、通信処理を行う。通信処理は、基地局装置200を介して、外部ネットワーク500や他の通信装置と通信を行う処理である。端末装置100は、通信処理において、例えば、基地局装置200を介して、通信相手の通信装置にパケットを送信する。また、端末装置100は、通信処理において、例えば、基地局装置200を介して、通信相手の通信装置からパケットを受信する。なお、通信プログラム121は、例えば、基地局基本ソフトウェアの一つであり、通信プログラムのバージョンが端末装置100の対応バージョンである。
CPU110は、無線リソース制御プログラム122を実行することで、受信部及び差異対応部を構築し、無線リソース制御処理を行う。無線リソース制御処理は、基地局装置200から差異情報を受信し、受信した差異情報に基づき、受信した信号(又は信号の一部)を破棄する処理である。無線リソース制御処理は、サブルーチンとして、差異情報取得処理及び無線リソース受信判定処理を有する。
また、CPU110は、無線リソース制御プログラム122が有する差異情報取得モジュール1221を実行することで、受信部を構築し、差異情報取得処理を行う。差異情報取得処理は、基地局装置200から受信したメッセージに含まれる差異情報を抽出し、記憶する処理である。
また、CPU110は、無線リソース制御プログラム122が有する無線リソース受信判定モジュール1222を実行することで、差異対応部を構築し、無線リソース受信判定処理を行う。無線リソース受信判定処理は、基地局装置200から受信した信号(又は信号の一部)を破棄するか否かを判定する処理である。なお、端末装置100は、無線リソース受信判定処理において、信号又は信号の一部を破棄するが、例えば、破棄以外の処理であって、受信した信号に応じた処理を行ってもよい。
<信号送受信処理>
図4は、無線通信システム10における信号送受信処理のシーケンスの例を示す図である。なお、図4において、基地局装置200と端末装置100間で送受信される信号は、RRCメッセージ及びサブフレーム(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel)である。
端末装置100と基地局装置200は、無線接続中である(S101)。基地局装置200は、端末装置100の対応バージョン(第1バージョン)を取得すると、端末バージョン判定処理を行う(S102)。
図5は、端末バージョン判定処理S102の処理フローチャートの例を示す図である。基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンを取得するのを待ち受ける(S102−1のNo)。
基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンを取得すると(S102−1のYes)、端末装置100に差異情報の通知を行うか否かを判定する(S102−2)。基地局装置200は、例えば、基地局装置200の対応バージョン(第2バージョン)と端末装置100の対応バージョンが異なる場合、端末装置100に差異情報を通知すると判定する。また、基地局装置200は、例えば、基地局装置200の対応バージョンと端末装置100の対応バージョンが異なる場合であっても、信号フォーマット(無線リソース)に差異がない場合、端末装置100に差異情報を通知しないと判定する。
基地局装置200は、端末装置100に差異情報を通知すると判定すると(S102−2のYes)、差異情報通知処理を行う(S103)。一方、基地局装置200は、端末装置100に差異情報を通知しないと判定すると(S102−2のNo)、差異情報通を端末装置100に通知せずに、処理を終了する。
なお、基地局装置200は、端末バージョン判定処理S102を、複数の端末装置100それぞれの対応バージョンを取得するごとに実施する。これにより、基地局装置200は、例えば、サブフレームを破棄しなくてよい端末装置100(例えば、最新バージョンに対応する端末装置)が、他の対応バージョンで破棄対象となるサブフレームを破棄しないようにする。
図4のシーケンスに戻り、基地局装置200は、端末バージョン判定処理S102において、端末装置100に差異情報の通知を行うと判定し(図5のS102−2のYes)、差異情報通知処理を行う(S103)。
図6は、差異情報通知処理S103の処理フローチャートの例を示す図である。基地局装置200は、端末バージョン毎無線リソース情報テーブル223から、端末装置100の対応バージョンに応じた差異情報を取得する(S103−1)。例えば、端末装置100の対応バージョンではユーザデータの送受信に使用しているサブフレームを、基地局装置200の対応バージョンでは制御用情報の送受信に使用する場合、差異情報は、当該サブフレームの番号である。そして、基地局装置200は、差異情報を含めたRRCメッセージを、端末装置100に送信する(S103−2)。すなわち、当該サブフレームの番号を差異情報として端末装置100に送信することで、端末装置100は、当該サブフレームをユーザ情報として取得せず、当該サブフレームの用途に応じた処理(例えば破棄)を行うことができる。
図4のシーケンスに戻り、基地局装置200は、差異情報通知処理S103において、差異情報を含むRRCメッセージを端末装置100に送信する(S104、図6のS103−2)。例えば、差異情報として、サブフレームの番号02を送信する。以降、サブフレーム番号x(xは整数)のサブフレームを、サブフレーム#xと表す場合がある。
端末装置100は、RRCメッセージを受信すると、差異情報取得処理を行う(S105)。
図7は、差異情報取得処理S105の処理フローチャートの例を示す図である。端末装置100は、RRCメッセージを受信するのを待ち受ける(S105−1のNo)。端末装置100は、RRCメッセージを受信すると(S105−1のYes)、RRCメッセージに差異情報が含まれているか否かを確認する(S105−2)。端末装置100は、例えば、RRCメッセージのヘッダやデータ部における、特定の位置に差異情報が含まれることを、事前に基地局装置200と共有しておく。これにより、端末装置100は、差異情報を取得することができる。
端末装置100は、差異情報が含まれている場合(S105−2のYes)、差異情報を内部メモリに記憶する(S105−3)。一方、端末装置100は、差異情報が含まれていない場合(S105−2のNo)、処理を終了する。
図4のシーケンスに戻り、端末装置100は、差異情報取得処理S105において、差異情報を取得する。端末装置100は、サブフレーム#02(サブフレーム番号02)を差異情報として記憶する(図7のS105−3)。 ここで、端末装置100は、サブフレーム#02を、破棄する(又は信号に応じた処理を行う)サブフレームとして記憶する。
そして、端末装置100は、サブフレーム#01を受信する(S106)。端末装置100は、サブフレームを受信すると、無線リソース受信判定処理を行う(S107)。
図8は、無線リソース受信判定処理S107の処理フローチャートの例を示す図である。端末装置100は、サブフレームを受信するのを待ち受ける(S107−1のNo)。端末装置100は、サブフレームを受信すると(S107−1のYes)、記憶した差異情報のサブフレーム番号と、受信したサブフレームの番号が同一か否かを判定する(S107−2)。
端末装置100は、差異情報のサブフレームと同一番号のサブフレームを受信すると(S107−2のYes)、受信したサブフレームを破棄する(S107−3)。なお、端末装置100は、破棄処理S107−3に代替し、受信したサブフレームの内容に応じた、又は、所定の処理を行ってもよい。
一方、 端末装置100は、差異情報のサブフレームと同一番号ではないサブフレームを受信すると(S107−2のNo)、処理を終了し、受信したサブフレームに応じた処理を行う。
図4のシーケンスに戻り、端末装置100は、サブフレーム#01を受信すると、無線リソース受信判定処理S107において、記憶している差異情報(サブフレーム#02)と同一番号のサブフレームではないと判定し(図8のS107−2のNo)、サブフレーム#01を受信する(S108)。
そして、端末装置100は、サブフレーム#02を受信すると(S109)、無線リソース受信判定処理S107において、記憶している差異情報(サブフレーム#02)と同一番号のサブフレームであると判定し(図8のS107−2のYes)、サブフレーム#02を破棄する(S110、図8のS107−3)。
図9は、端末装置100におけるサブフレームを受信したときの処理の例を示す図である。端末装置100は、差異情報としてサブフレーム番号02を受信する(S201)。すると、端末装置100は、差異情報を受信して以降、サブフレーム#02を破棄する(S202、S203)。端末装置100が破棄するサブフレーム#02は、差異情報受信後の初回のみ(S202)に限られず、2回目以降の受信(S203)についても破棄対象となる。
第1の実施の形態では、基地局装置200は、対応バージョンの異なる端末装置100に差異情報を送信する。そして、端末装置100は、差異情報で示されたサブフレーム番号を記憶し、当該サブフレーム番号のサブフレームを破棄する。これにより、例えば、端末装置100の対応バージョンではユーザデータの送信に使用されていたサブフレームが、最新バージョンでは制御用信号の送信に使用されるように変更されていても、端末装置100が当該サブフレームに含まれる制御用信号をユーザデータとして誤認識し、受信品質が劣化することを防止できる。
また、対応バージョンが基地局装置200と同等のバージョンである端末装置100は、差異情報を受信しないため、他バージョンで破棄対象となるサブフレームを破棄してしまうことはない。このように、例えば、最新のバージョンの端末装置100は、最新バージョンに応じたサブフレームを受信し、旧バージョンの端末装置100は、最新バージョンで用途が変更されたサブフレームを破棄することができ、新旧両バージョンの端末装置100が通信システム内に混在しても、旧バージョンの端末装置100の品質が劣化しない。
さらに、第1の実施の形態では、サブフレームには新たな情報を付加しないため、サブフレーム送信における処理負荷は増加しない。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、差異情報をRRCメッセージでは送信せず、サブフレーム(例えばヘッダ部)に、当該サブフレームが破棄対象であることを示す情報を付加する。端末装置100は、サブフレーム受信ごとに、破棄対象か否かを判定する。
<基地局装置の構成例>
図10は、基地局装置200の構成例を示す図である。基地局装置200は、ストレージ220の無線リソース管理プログラム222に、サブフレーム破棄設定モジュール2223を記憶する。
CPU210は、無線リソース管理プログラム222が有するサブフレーム破棄設定モジュール2223を実行することで、送信部を構築し、サブフレーム破棄設定処理を行う。サブフレーム破棄設定処理は、端末装置100に破棄を指示する(破棄させる)サブフレームに、破棄対象サブフレームであることを示す情報を付加する処理である。
<信号送受信処理>
図11は、無線通信システム10における信号送受信処理のシーケンスの例を示す図である。端末装置100と基地局装置200は、無線接続中である(S301)。基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンを取得すると、端末バージョン判定処理を行う(S302)。
図12は、端末バージョン判定処理S302の処理フローチャートの例を示す図である。基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンを取得するのを待ち受ける(S302−1のNo)。
基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンを取得すると(S302−1のYes)、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在するか否かを判定する(S302−2)。基地局装置200は、例えば、基地局装置200の対応バージョンと端末装置100の対応バージョンが異なる場合、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在すると判定する。また、基地局装置200は、例えば、基地局装置200の対応バージョンと端末装置100の対応バージョンが異なる場合であっても、信号フォーマット(無線リソース)に差異がない場合、端末装置100に破棄対象のサブフレームはないと判定する。
基地局装置200は、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在すると判定すると(S302−2のYes)、当該端末装置100の破棄対象サブフレームのサブフレーム番号を記憶する(S302−3)。一方、基地局装置200は、端末装置100に破棄対象のサブフレームがないと判定すると(S302−2のNo)、処理を終了する。
図11のシーケンスに戻り、基地局装置200は、端末バージョン判定処理S102において、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在すると判定し(図12のS302−2のYes)、破棄対象のサブフレーム番号(例えば、#02)を記憶する(図12のS302−3)。
そして、基地局装置200は、端末装置100にサブフレームを送信するとき、サブフレーム破棄設定処理を行う(S303)。
図13は、サブフレーム破棄設定処理S303の処理フローチャートの例を示す図である。基地局装置200は、サブフレームを送信する契機を待ち受ける(S303−1のNo)。基地局装置200は、サブフレームの送信契機が発生すると(S303−1のYes)、送信先の端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在するか否かを判定する(S303−2)。基地局装置200は、例えば、図12の処理S302−3で記憶したサブフレーム番号が存在するか否かを確認することで、破棄対象のサブフレームが存在するか否かを判定する。
基地局装置200は、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在する場合(S303−2のYes)、送信するサブフレームが、端末装置100の破棄対象のサブフレーム番号のサブフレームか否かを判定する(S303−3)。一方、基地局装置200は、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在しない場合(S303−2のNo)、破棄ビットをONにせず、サブフレームを送信する。破棄ビットは、例えば、端末装置100の対応バージョン毎に存在するビットである。端末装置100は、自装置の対応バージョンに応じた破棄ビットを確認し、当該破棄ビットがONである場合、当該サブフレームが破棄対象であることを認識する。対応バージョン毎に破棄ビットを設けることで、端末装置100は、対応バージョンに応じて、破棄又は受信を行うことができる。なお、破棄ビットがONであることは、基地局装置200の対応バージョンと、端末装置100の対応バージョンが異なることを示しており、すなわち、破棄ビットは差異情報の一態様である。また、破棄ビットは、ONである場合、端末装置100に当該フレームを破棄することを指示する破棄情報である。
基地局装置200は、端末装置100に破棄対象のサブフレームが存在する場合(S303−2のYes)であって、端末装置100の破棄対象のサブフレーム番号と、送信するサブフレームの番号が同じである場合(S303−3のYes)、送信するサブフレームの端末装置100の対応バージョンに応じた破棄ビットをONにする(S303−4)。
一方、基地局装置200は、端末装置100の破棄対象のサブフレーム番号と、送信するサブフレームの番号が同じでない場合(S303−3のNo)、破棄ビットをONにせず、サブフレームを送信する。また、基地局装置200は、端末装置100の破棄対象のサブフレーム番号と、送信するサブフレームの番号が同じでない場合(S303−3のNo)、破棄ビットをONにせず、サブフレームを送信する。
なお、基地局装置200は、自基地局装置200の配下に複数の端末装置100が存在(在圏)する場合、配下の端末装置100全てに対してサブフレーム破棄設定処理S303を行う。基地局装置200は、例えば、複数の対応バージョンの複数の端末装置に対して、それぞれ破棄ビットをONするか否かの判定を行い、破棄対象のバージョンに対応する破棄ビットのみをONにすることで、サブフレームを破棄しなくてよい端末装置100(例えば、最新バージョンに対応する端末装置)が当該サブフレームを破棄しないようにする。
図11のシーケンスに戻り、基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンに応じた破棄ビットをONにせず、サブフレーム#01を送信する(S304)。サブフレーム#01を受信した端末装置100は、無線リソース受信判定処理を行う(S305)。
図14は、無線リソース受信判定処理S305の処理フローチャートの例を示す図である。端末装置100は、サブフレームを受信するのを待ち受ける(S305−1のNo)。端末装置100は、サブフレームを受信すると(S305−1のYes)、自装置の対応バージョンに応じた、サブフレームに含まれる破棄ビットを確認する(S305−2)。
端末装置100は、破棄ビットがONである場合(S305−2のYes)、当該サブフレームを破棄する(S305−3)。一方、端末装置100は、破棄ビットがONでない場合(S305−2のNo)、当該サブフレームを受信し、サブフレーム受信に応じた処理を行う。
図11のシーケンスに戻り、端末装置100は、無線リソース受信判定処理S305において、サブフレーム#01を受信する(図14のS305−3)。
そして、基地局装置200は、サブフレーム#02を送信する(S308)。基地局装置200は、サブフレーム#02を送信するとき、サブフレーム破棄設定処理S303を行う。基地局装置200は、サブフレーム破棄設定処理において、端末装置100の破棄対象のサブフレームが#02であり、送信するサブフレームも#02であるため(図13のS303−3のYes)、端末装置100の対応バージョンに応じた破棄ビットをONにし(図13のS303−4)、サブフレーム#02を送信する(S308)。
端末装置100は、サブフレーム#02を受信すると、無線リソース受信判定処理S305を行う。端末装置100は、自装置の対応バージョンに応じた破棄ビットを確認し、当該破棄ビットがONであるため(図14のS305−2のYes)、当該サブフレーム#02を破棄する(図14のS305−3)。
第2の実施の形態では、基地局装置200は、端末装置100の対応バージョンとは異なる用途のサブフレームを、対応バージョン毎に設けられた破棄ビットをONにすることで、端末装置100に破棄させることができる。これにより、例えば、端末装置100の対応バージョンではユーザデータの送信に使用されていたサブフレームが、最新バージョンでは制御用信号の送信に使用されるように変更されていても、端末装置100が当該サブフレームに含まれる制御用信号をユーザデータとして誤認識し、受信品質が劣化することを防止できる。
一方、対応バージョンが基地局装置200と同等のバージョンである端末装置100は、自装置の対応バージョンに応じた破棄ビットはONとならないため、当該サブフレームを破棄してしまうことはない。このように、例えば、最新のバージョンの端末装置100は、最新バージョンに応じたサブフレームを受信し、旧バージョンの端末装置100は、最新バージョンで用途が変更されたサブフレームを破棄することができ、新旧両バージョンの端末装置100が通信システム内に混在しても、旧バージョンの端末装置100の品質が劣化しない。
さらに、第2の実施の形態では、第1の実施の形態で実施するRRCメッセージ送受信における処理を行わないため、RRCコネクションなどのRRC関連処理において、処理負荷が増加しない。
[その他の実施の形態]
第1及び第2の実施の形態は、組み合わせて実施してもよい。例えば、第1の実施の形態における、RRCメッセージに差異情報を含め、さらに、サブフレームにも破棄ビットを設けてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、基地局装置200は、差異情報又は破棄対象を、サブフレーム単位で端末装置100に通知する。しかし、基地局装置200は、サブフレーム単位に代替し、例えば、サブフレーム内のシンボル位置、サブフレーム内のスロット番号、又はサブフレームの前半部又は後半部のどちらか一方を示す情報を通知してもよい。また、基地局装置200は、例えば、サブフレームの周期に応じた時間など、破棄するサブフレームを端末装置100が受信するタイミングを通知してもよい。さらに、基地局装置200は、例えば、端末装置が破棄する周波数や、リソースエレメントの位置を通知してもよい。
さらに、端末装置100は、破棄に代替し、所定の処理を行ってもよい。端末装置100は、例えば、破棄対象のサブフレームを受信したとき、破棄に代替し、内部に有する特定のプログラムを実行してもよい。
10…無線通信システム
100…基地局装置
100…端末装置
110…CPU
120…ストレージ
121…通信プログラム
122…無線リソース制御プログラム
1221…差異情報取得モジュール
1222…無線リソース受信判定モジュール
123…無線リソース情報
130…メモリ
150…RF回路
200…基地局装置
210…CPU
220…ストレージ
221…通信制御プログラム
222…無線リソース管理プログラム
2221…端末バージョン判定モジュール
2222…差異情報通知モジュール
2223…サブフレーム破棄設定モジュール
223…端末バージョン毎無線リソース情報テーブル
230…メモリ
240…NIC
250…RF回路
300…MME
400…GW
500…外部ネットワーク

Claims (11)

  1. 端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムにおける基地局装置であって、
    前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンを取得する取得部と、
    前記第1バージョンと、前記基地局装置が対応する第2バージョンとが異なる場合、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を前記端末装置に送信する送信部とを有する
    基地局装置。
  2. 前記差異情報は、前記用途が異なる信号の破棄を前記端末装置に指示することを含む情報である
    請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記信号は、サブフレームを含み、
    前記差異情報は、前記第2バージョンの信号と用途が異なるサブフレームの番号を含む
    請求項1記載の基地局装置。
  4. 前記送信部は、前記差異情報を含めたRRC(Radio Resource Control)メッセージを前記端末装置に送信する
    請求項3記載の基地局装置。
  5. 前記差異情報は、前記端末装置が受信したサブフレームを破棄することを指示する破棄情報を含み、
    前記送信部は、前記破棄情報を含むサブフレームを前記端末装置に送信する
    請求項1記載の基地局装置。
  6. 前記送信部は、前記破棄情報を信号フォーマットのバージョン毎に設定する
    請求項5記載の基地局装置。
  7. 前記信号は、サブフレームを含み、
    前記差異情報は、前記第2バージョンの信号と用途が異なるサブフレームの番号、及びシンボル位置を含む
    請求項1記載の基地局装置。
  8. 前記信号は、サブフレームを含み、
    前記差異情報は、前記第2バージョンの信号と用途が異なるサブフレームの番号、及び前記サブフレームの前半部又は後半部のどちらか一方を示す情報を含む
    請求項1記載の基地局装置。
  9. 端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムにおける端末装置であって、
    前記基地局装置から送信される情報であって、前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンと前記基地局装置が対応する信号フォーマットの第2バージョンとが異なる場合に前記基地局装置が送信する、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を、受信する受信部と、
    前記差異情報に基づき、前記用途が異なる信号を破棄する差異対応部を有する
    端末装置。
  10. 端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンを取得し、前記第1バージョンと、前記基地局装置が対応する第2バージョンとが異なる場合、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を前記端末装置に送信し、
    前記端末装置は、前記差異情報を受信し、前記受信した差異情報に基づき、前記用途が異なる信号を破棄する
    無線通信システム。
  11. 端末装置と、前記端末装置と無線接続し、前記端末装置に信号を送信する基地局装置とを有する無線通信システムの有する基地局装置における無線リソース情報通知方法であって、
    前記端末装置が対応する信号フォーマットの第1バージョンを取得し、
    前記第1バージョンと、前記基地局装置が対応する第2バージョンとが異なる場合、前記第2バージョンと用途が異なる信号に関する差異情報を前記端末装置に送信する
    無線リソース情報通知方法。
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