JP5099234B2 - 無線通信システム、無線基地局、移動端末、無線通信方法、プログラム - Google Patents

無線通信システム、無線基地局、移動端末、無線通信方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、無線基地局、移動端末、無線通信方法、プログラムに関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Projects)において、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)が標準化されている。
図1に、UTRANを適用した無線通信システムのアーキテクチャの一例を示す。
図1に示すように、UTRAN60は、コアネットワーク(Core Network)50と接続され、また、複数のRNS(Radio Network Subsystem)70によって構成されている。
また、RNS70のそれぞれは、RNC(Radio Network Controller)80と、無線基地局である複数のNodeB90と、から構成されている。NodeB90は、移動端末であるUE(User Equipment)10と無線通信を行う。
また、最近の3GPPの標準化においては、UTRANが無線LAN(Local Area Network)などの他の無線通信技術の発展に対して競争力を保つことを目的として、UTRAN LTE(Long Term Evolution)の検討が行われている(非特許文献1)。
図2に、UTRAN LTEを適用した無線通信システムのアーキテクチャの一例を示す。
図2に示すように、UTRAN LTEでは、RNCとNodeBとが一体化されて実現された無線基地局である複数のeNB20によってUTRANが構成されている。
UTRAN LTEでは、UTRANは、E−UTRAN(Evolution-UTRAN)30と定義され、また、コアネットワークと制御機能部は、MME(Mobility Management Entity)40と定義されている。
また、UTRAN LTEでは、eNB20とMME40間のインターフェースはS1、eNB20間のインターフェースはX2、eNB20とUE10間のインターフェースはUuとそれぞれ定義されている。
上述のように、UTRAN LTEでは、RNCとNodeBとを一体化することにより、図1のUTRAN60と比較して、E−UTRAN30のノード数が削減される。
また、UTRAN LTEでは、ノード数が削減されるため、UE10が通信を行うためのUE10/eNB20/MME40間のコネクションの設定遅延が低減される(非特許文献2)。これは、図1のUTRAN60でのRNC80/NodeB90間のコネクションの設定が、図2のE−UTRAN30では不要になるからである。
ところで、UE10は、eNB20と呼を確立するためには、eNB20からブロードキャストで配信される報知情報を受信することが必要となる。報知情報とは、UE10が呼を確立するために最低限必要となる設定情報であり、例えば、UE10からeNB20への送信信号の送信電力を示すパラメータ、UE10からeNB20へのアクセスの規制に関する規制情報を示すパラメータ等が含まれる。
例えば、UE10は、UE10の起動・セルの再選択・ハンドオーバの完了・カバレージからの復帰・報知情報の変更の際に、報知情報を受信する(非特許文献3)。
図3に、UTRAN LTEにおける報知情報受信シーケンスの一例を示す。
図3に示すように、eNB20は、報知情報を変更する際、ステップE11において、報知情報を変更することを通知する情報をページング信号に付与し、そのページング信号のRRC(Radio Resource Control)メッセージをUE10に送信する。
UE10は、eNB20から、報知情報の変更を通知する情報が付与されたページング信号のRRCメッセージの受信後に、ステップE12〜E14において、変更された報知情報のRRCメッセージを受信する。
報知情報は、MIB(Master Information Block)、SIBtype1(System Information Block Type1)、およびSI(System Information)から構成される。なお、上述のパラメータは、SIBtype1またはSIに付与される。
報知情報が変更された際、UE10は、MIBおよびSIBtype1を受信し、また、SIBtype1のSystem Information Value Tag(以下、ValueTagと称す)が変更前の報知情報のValueTagの値と異なる時のみSIを受信する。ValueTagとは、報知情報を識別する識別情報であり、例えば、報知情報のバージョン番号等である。
UE10は、上記のように受信した報知情報を基に、eNB20と呼確立処理、すなわちRRC Connection確立処理を行う。
図4に、UTRAN LTEにおけるRRC Connection確立シーケンスの一例を示す。
図4に示すように、まず、UE10は、ステップF11において、RACH(Random Access Channel) PreambleメッセージをeNB20に送信し、ステップF12において、eNB20からRACH Responseメッセージを受信する。このRACH手順により、UE10は、RRCメッセージを送信するためのIDを取得する。
次に、UE10は、ステップF13において、eNB20に対し、呼確立を要求するRRC Connection Requestメッセージを送信する。
eNB20は、呼確立をする場合、ステップF14において、UE10に対し、呼確立をするRRC Connection Setupメッセージを送信する。
その後、UE10は、呼確立が完了すると、ステップF15において、eNB20に対し、呼確立が完了したことを通知するRRC Connection Setup Completeメッセージを送信する。
E-UTRA and E-UTRAN; Overall description [3GPP TS 36.300 V8.6.0 (2008-9)] UTRAN overall description [3GPP TS 25.401 V8.1.0 (2008-09)] E-UTRA RRC Protocol specification [3GPP TS 36.331 V8.3.0 (2008-9)]
しかし、UE10は、電波の受信品質が悪い場合、報知情報の変更を通知する情報が付与されたページング信号を受信できない、または、報知情報の変更に関する誤った情報を受信するおそれがある。
この場合、UE10は、報知情報が変更されたことに気づかず、現在送信中の報知情報を取得することができないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解決し、移動端末が現在送信中の報知情報を取得することができる無線通信システム、無線基地局、移動端末、無線通信方法、プログラムを提供することにある。
本発明の無線通信システムは、
移動端末と、前記移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を無線上に送信する無線基地局と、を有してなる無線通信システムであって、
前記移動端末は、
所定の報知情報の識別情報を前記無線基地局に送信し、
前記無線基地局は、
前記移動端末から送信されてきた識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較し、比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する。
本発明の無線基地局は、
移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局であって、
前記移動端末から、所定の報知情報を識別する識別情報を受信する受信部と、
前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較する制御部と、
報知情報を前記移動端末に送信するとともに、前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する送信部と、を有する。
本発明の移動端末は、
無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末であって、
所定の報知情報を識別する識別情報を前記無線基地局に送信する送信部と、
前記無線基地局から報知情報を受信するとともに、前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報を受信する受信部と、を有する。
本発明の第1の無線通信方法は、
移動端末と、前記移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局と、を有してなる無線通信システムによる無線通信方法であって、
前記移動端末が、所定の報知情報を識別する識別情報を前記無線基地局に送信するステップと、
前記無線基地局が、前記移動端末から送信されてきた識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
前記無線基地局が、前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信するステップと、を有する。
本発明の第2の無線通信方法は、
移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局による無線通信方法であって、
前記移動端末から、所定の報知情報を識別する識別情報を受信するステップと、
前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信するステップと、を有する。
本発明の第3の無線通信方法は、
無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末による無線通信方法であって、
所定の報知情報を識別する識別情報を前記無線基地局に送信するステップと、
前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報を受信するステップと、を有する。
本発明の第1のプログラムは、
移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局に、
前記移動端末から、所定の報知情報を識別する識別情報を受信する手順と、
前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較する手順と、
前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する手順と、を実行させる。
本発明の第2のプログラムは、
無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末に、
所定の報知情報を識別する識別情報を前記無線基地局に送信する手順と、
前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報を受信する手順と、を実行させる。
本発明によれば、移動端末は、所定の報知情報の識別情報を無線基地局に送信し、無線基地局は、移動端末から送信されてきた識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較し、比較結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を移動端末に送信する。
よって、移動端末は、無線基地局から送信されてきた情報を基に、現在送信中の報知情報を取得できるようになるという効果が得られる。
UTRANを適用した無線通信システムのアーキテクチャの一例を示す図である。 UTRAN LTEを適用した無線通信システムのアーキテクチャの一例を示す図である。 UTRAN LTEにおける報知情報受信シーケンスの一例を説明するシーケンスチャートである。 UTRAN LTEにおけるRRC Connection確立シーケンスの一例を説明するシーケンスチャートである。 本実施形態のUEの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態のeNBの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の報知情報の変更履歴テーブルの一例を説明する図である。 本実施形態の無線通信システムにおけるRRC Connection確立シーケンスの第1の例を説明するシーケンスチャートである。 本実施形態の無線通信システムにおけるRRC Connection確立シーケンスの第2の例を説明するシーケンスチャートである。 本実施形態の無線通信システムにおけるRRC Connection確立シーケンスの第3の例を説明するシーケンスチャートである。 本実施形態の無線通信システムにおけるRRC Connection確立シーケンスの第4の例を説明するシーケンスチャートである。 図8〜図11において、RRC Connection Requestメッセージの受信時のeNBの処理のシーケンス全体を説明するシーケンスチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下で説明する実施形態において、無線通信システムの全体構成自体は、図2のUTRAN LTEを適用した無線通信システムと同様であるとする。
図5および図6を参照すると、本実施形態のUE10およびeNB20の各ノードの構成の詳細が示されている。
図5に示すように、本実施形態のUE10は、RRCレイヤー11と、伝送部(Uu)12と、制御部13と、を有している。
RRCレイヤー11は、RRCメッセージの解読処理とRRCメッセージの生成処理とを実施する処理部である。
伝送部(Uu)12は、Uuインターフェースへメッセージを送信する送信部(Uu)12Aと、Uuインターフェースからメッセージや報知情報を受信する受信部(Uu)12Bと、を持つ。
制御部13は、RRCレイヤー11にRRCメッセージの生成を指示する。また、制御部13は、RRCレイヤー11からのRRCメッセージの解読結果を基に必要な処理を実施する。
具体的には、RRCレイヤー11は、UE10内で保持している報知情報等の所定の報知情報のValueTagを設定したRRCメッセージを生成し、送信部(Uu)12Aは、そのRRCメッセージをUuインターフェース経由でeNB20に送信する。
また、制御部13は、eNB20に送信した報知情報のValueTagが、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと一致しない場合、eNB20から、現在送信中の報知情報を取得するための情報が設定されたRRCメッセージが送信されてくるため、その情報を基に現在送信中の報知情報を取得する。
なお、現在送信中の報知情報を取得するための情報とは、以下の(1)または(2)のいずれかであるが、詳細は後述する。
(1)報知情報の再取得を要求する情報
(2)UE10内で保持されている報知情報と現在送信中の報知情報との差分の情報および現在送信中の報知情報のValueTag
また、図6に示すように、本実施形態のeNB20は、RRCレイヤー21と、伝送部(Uu)22と、制御部23と、を有している。
RRCレイヤー21は、RRCメッセージの解読処理とRRCメッセージの生成処理とを実施する処理部である。
伝送部(Uu)22は、Uuインターフェースへメッセージや報知情報を送信する送信部(Uu)22Aと、Uuインターフェースからメッセージを受信する受信部(Uu)22Bと、を持つ。
制御部23は、RRCレイヤー21にRRCメッセージの生成を指示する。また、制御部23は、RRCレイヤー21からのRRCメッセージの解読結果を基に必要な処理を実施する。
具体的には、制御部23は、UE10から送信されてきたValueTagが、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと一致するか比較する。
また、RRCレイヤー21は、UE10から送信されてきたValueTagが現在送信中の報知情報のValueTagと一致しない場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報を設定したRRCメッセージを生成し、送信部(Uu)22Aは、そのRRCメッセージをUuインターフェース経由でUE10に送信する。
その他にも、制御部23は、以前に無線上に送信していた過去の報知情報の変更履歴を、図7に示すように、報知情報変更履歴テーブルに設定し保存する処理を実施する。
図7に示す報知情報変更履歴テーブルには、以前に無線上に送信していた過去の報知情報のValueTagの値と、そのValueTagを保持するUE10との呼確立の実施/未実施を判定する情報と、が対応付けられて設定されている。
呼確立の実施/未実施を設定するに際しては、対応するValueTagの値で送信していた過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に規制情報に関連するパラメータが含まれていない場合は呼確立を実施とし、規制情報に関連するパラメータが含まれている場合は呼確立を未実施とする。
以下、本実施形態の無線通信システムにおけるRRC Connection確立シーケンスについて、4つの例に分けて説明する。
(第1の例)
図8に、本例におけるRRC Connection確立シーケンスを示す。
なお、図8(後述する図9〜図11も同様)において、RRC Connection Requestメッセージの受信時のeNB20の処理のシーケンス全体は、後述する図12に示すものとする。
本例は、UE10が無線上に現在送信中の報知情報を保持している状態において呼確立を実施する手順とする。
まず、ステップA11,A12において、UE10とeNB20との間で、図4のステップF11,F12と同様のRACH手順を実施する。
次に、UE10は、ステップA13において、RRCレイヤー11により、UE10内部で保持しているValueTagを、呼確立を要求するRRC Connection Requestメッセージへ設定し、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection RequestメッセージをeNB20へ送信する。
次に、eNB20は、ステップS11において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致したため、eNB20は、ステップA14において、送信部(Uu)22Aにより、呼確立をするRRC Connection SetupメッセージをUE10へ送信する。
その後、UE10は、ステップA15において、送信部(Uu)12Aにより、呼確立が完了したことを通知するRRC Connection Setup CompleteメッセージをeNB20に送信する。これにより、呼確立が完了となる。
(第2の例)
図9に、本例におけるRRC Connection確立シーケンスを示す。
本例は、UE10が、無線上に現在送信中の報知情報を保持していない状態において呼確立を実施する手順とし、かつ、呼確立の実施を中止した後、無線上に現在送信中の報知情報を受信し、再度呼確立を実施する手順とする。
まず、ステップB11,B12において、UE10とeNB20との間で、図4のステップF11,F12と同様のRACH手順を実施する。
次に、UE10は、ステップB13において、RRCレイヤー11により、UE10内部で保持しているValueTagをRRC Connection Requestメッセージへ設定し、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection RequestメッセージをeNB20へ送信する。
次に、eNB20は、ステップS11において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致しなかったため、ステップS12の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS12において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、報知情報変更履歴テーブル(図7参照)に設定されているValueTagすなわち以前に無線上に送信されていた過去の報知情報のValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致しなかったため、ステップS13の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS13において、RRCレイヤー21により、呼確立を拒否するRRC Connection Rejectメッセージに、報知情報の再取得を要求する情報を設定し、ステップB14において、送信部(Uu)22Aにより、そのRRC Connection RejectメッセージをUE10へ送信する。
次に、UE10は、ステップB15において、受信部(Uu)12Bにより、図3の報知情報のRRCメッセージだけを受信する処理を実施する。
その後、UE10は、ステップB16において、制御部13により、UE10内部のValueTagの値を更新した上で、図8全体の処理を実施し、呼を確立する。
(第3の例)
図10に、本例におけるRRC Connection確立シーケンスを示す。
本例は、UE10が、無線上に現在送信中の報知情報を保持していない状態において呼確立を実施する手順とし、かつ、呼確立の実施を中止せずに、UE10が現在保持している報知情報を無線上に現在送信中の報知情報へ更新し、呼確立を継続して実施する手順とする。
まず、ステップC11,C12において、UE10とeNB20との間で、図4のステップF11,F12と同様のRACH手順を実施する。
次に、UE10は、ステップC13において、RRCレイヤー11により、UE10内部で保持しているValueTagをRRC Connection Requestメッセージへ設定し、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection RequestメッセージをeNB20へ送信する。
次に、eNB20は、ステップS11において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致しなかったため、ステップS12の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS12において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、報知情報変更履歴テーブル(図7参照)に設定されているValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致したため、ステップS14の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS14において、制御部23により、一致したValueTagと対応付けられて報知情報変更履歴テーブル(図7参照)に設定されている呼確立の実施/未実施の情報を基に、UE10と呼確立を実施するか判定する。ここでは、呼確立を実施すると判定したとし、ステップS15の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS15において、RRCレイヤー21により、ステップS12の処理で一致したValueTagの値で送信していた過去の報知情報と無線上に現在送信中の報知情報との差分のパラメータと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagの値と、をRRC Connection Setupメッセージに設定し、ステップC14において、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection SetupメッセージをUE10へ送信する。
その後、UE10は、ステップC15において、制御部13により、UE10内部の報知情報の差分のパラメータとValueTagの値とを更新した上で、送信部(Uu)12Aにより、RRC Connection Setup CompleteメッセージをeNB20に送信する。これにより、呼確立が完了となる。
(第4の例)
図11に、本例におけるRRC Connection確立シーケンスを示す。
本例は、UE10が、無線上に現在送信中の報知情報を保持していない状態において呼確立を実施する手順とし、かつ、呼確立の実施を中止し、UE10が現在保持している報知情報を無線上に現在送信中の報知情報へ更新し、再度呼確立を実施するかUE10に判定させる手順とする。
まず、ステップD11,D12において、UE10とeNB20との間で、図4のステップF11,F12と同様のRACH手順を実施する。
次に、UE10は、ステップD13において、RRCレイヤー11により、UE10内部で保持しているValueTagをRRC Connection Requestメッセージへ設定し、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection RequestメッセージをeNB20へ送信する。
次に、eNB20は、ステップS11において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致しなかったため、ステップS12の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS12において、制御部23により、UE10から通知されたValueTagと、報知情報変更履歴テーブル(図7参照)に設定されているValueTagと、を比較する。ここでは、比較結果が一致したため、ステップS14の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS14において、制御部23により、一致したValueTagと対応付けられて報知情報変更履歴テーブル(図7参照)に設定されている呼確立の実施/未実施の情報を基に、UE10と呼確立を実施するか判定する。ここでは、呼確立を実施しないと判定したとし、ステップS16の処理に移る。
次に、eNB20は、ステップS16において、RRCレイヤー21により、ステップS12の処理で一致したValueTagの値で送信していた過去の報知情報と無線上に現在送信中の報知情報との差分のパラメータと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagの値と、をRRC Connection Rejectメッセージに設定し、ステップD14において、送信部(Uu)12Aにより、そのRRC Connection RejectメッセージをUE10へ送信する。
その後、UE10は、ステップD15において、制御部13により、UE10内部の報知情報の差分のパラメータとValueTagの値とを更新した上で、更新した報知情報を基に、呼確立要求(RRC Connection Requestメッセージ)を再度送信するか判定する。呼確立要求の送信の判定は、報知情報に含まれる規制情報を基に実施する。例えば、規制情報にeNB20へのアクセスが禁止されている情報が設定されている場合、UE10は呼確立要求を送信しない。
図12に、図8〜図11において、RRC Connection Requestメッセージの受信時のeNB20の処理のシーケンス全体を示す。
図12中のステップA14までの処理の流れは図8の第1の例、図12中のステップB14までの処理の流れは図9の第2の例、図12中のステップC14までの処理の流れは図10の第3の例、図12中のステップD14までの処理の流れは第4の例にそれぞれ該当する。
上述したように本実施形態においては、UE10は、所定の報知情報のValueTagをeNB20に送信し、eNB20は、UE10から送信されてきたValueTagと無線上に現在送信中の報知情報のValueTagとの比較結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報をUE10に送信する。
よって、UE10は、eNB20から送信されてきた情報を基に、現在送信中の報知情報を取得できるようになる。
そのため、UE10が、過去の報知情報を保持し続け、過去の報知情報を基にeNB20と呼の確立処理を実施することにより、呼を確立できなかったり、呼を確立できても過去の報知情報による呼の確立のために通信品質が劣化したりすることが回避される。
より具体的には、本実施形態においては、UE10は、UE10内で保持している報知情報のValueTagを、RRC Connection Requestメッセージに設定してeNB20に送信する。
また、eNB20は、UE10内で保持しているValueTagが、現在送信中の報知情報および過去の報知情報のValueTagのいずれにも一致しない場合は、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報を、RRC Connection Rejectメッセージに設定して送信する。
このUE10は、現在送信中の報知情報にも、過去の報知情報にも一致しない報知情報を保持している。そのため、eNB20は、このようなUE10に対し、現在送信中の報知情報を再取得させることができる。
また、eNB20は、UE10内で保持しているValueTagが、過去の報知情報のValueTagのいずれかと一致し、かつ、一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に規制情報が含まれない場合は、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報のValueTagを、RRC Connection Setupメッセージに設定して送信する。
このUE10は、現在送信中の報知情報とは規制情報自体には差分がない過去の報知情報を保持しているため、eNB20がアクセスを禁止していないことを確認した上で、呼確立要求を送信している。よって、eNB20は、このようなUE10に対しては、呼確立をし、現在送信中の報知情報の差分の情報を通知することで、UE10が現在送信中の報知情報を全て読む手間を省き、短時間で呼を確立できるようになる。
また、eNB20は、UE10内で保持しているValueTagが、過去の報知情報のValueTagのいずれかと一致し、かつ、一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に規制情報が含まれる場合は、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報のValueTagを、RRC Connection Rejectメッセージに設定して送信する。
このUE10は、現在送信中の報知情報とは規制情報に差分がある過去の報知情報を保持しているため、eNB20がアクセスを禁止している状態でも、呼確立要求を送信する場合がある。よって、eNB20は、アクセスを禁止している状態で呼確立要求を送信してきたUE10に対しては、呼確立を中止し、eNB20へのアクセスを禁止する規制情報を含む現在送信中の報知情報を通知することで、再度の呼確立の要求を送信させないことができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、本実施形態においては、まず、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報のValueTagと、を比較した後、UE10から通知されたValueTagと、以前に無線上に送信されていた過去の報知情報のValueTagと、を比較している。すなわち2ステップで比較している。これに代えて例えば、UE10から通知されたValueTagと、無線上に現在送信中の報知情報及び過去送信された報知情報のValueTagと、を一度に比較する、すなわち1ステップで比較するよう構成してもよい。
また、本実施形態においては、本発明をUTRAN LTEに適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)にも適用することができる。
ただし、WCDMAに適用する場合には、無線通信システムの構成を、図1のUTRANを適用した構成とする必要がある。さらに、UE10が、cell value tagとPLMN value tagという2つのValueTagを、RRC Connection Requestメッセージに設定し送信する処理と、RNC80が2つのValueTagのそれぞれについて現在送信中の報知情報のValueTagと比較し、その比較結果をNodeB90に通知する処理と、を追加で行う必要がある。
また、本発明の無線基地局および移動端末にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
本出願は、2008年12月10日に出願された日本出願特願2008−314748を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (25)

  1. 移動端末と、前記移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局と、を有してなる無線通信システムであって、
    前記移動端末は、
    呼確立を要求するメッセージに、所定の報知情報として自端末で保持している報知情報を識別する識別情報を設定し、該メッセージを前記無線基地局に送信し、
    前記無線基地局は、
    以前に送信していた、少なくとも一つの過去の報知情報の識別情報を保存し、
    前記移動端末から送信されてきた識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較し、
    前記比較の結果として、前記移動端末から送信されてきた識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合、前記移動端末から送信されてきた識別情報と過去の報知情報の識別情報とを比較し、
    比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する無線通信システム。
  2. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記比較の結果として、前記移動端末から送信されてきた識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致する場合、呼確立をするメッセージを前記移動端末に送信する無線通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記比較の結果として、前記移動端末から送信されてきた識別情報が過去の報知情報の識別情報のいずれにも一致しない場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報を、呼確立を拒否するメッセージに設定し、該メッセージを前記移動端末に送信する無線通信システム。
  4. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記移動端末は、
    現在送信中の報知情報を取得した後、自端末で保持している報知情報の識別情報を、現在送信中の報知情報の識別情報に更新し、
    呼確立を要求するメッセージに、更新した識別情報を設定し、該メッセージを前記無線基地局に送信する無線通信システム。
  5. 請求項からのいずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記比較の結果として、前記移動端末から送信されてきた識別情報が過去の報知情報の識別情報のいずれかと一致する場合、識別情報が一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に、自局へのアクセスの規制に関する規制情報が含まれるか判定する無線通信システム。
  6. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記判定の結果として、報知情報の差分に規制情報が含まれない場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を、呼確立をするメッセージに設定し、該メッセージを前記移動端末に送信する無線通信システム。
  7. 請求項またはに記載の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局は、
    前記判定の結果として、報知情報の差分に規制情報が含まれる場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を、呼確立を拒否するメッセージに設定し、該メッセージを前記移動端末に送信する無線通信システム。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記識別情報は、System Information Value Tagである無線通信システム。
  9. 移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局であって、
    前記移動端末から、所定の報知情報として前記移動端末で保持している報知情報を識別する識別情報が設定された、呼確立を要求するメッセージを受信する受信部と、
    前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較する制御部と、
    報知情報を前記移動端末に送信する送信部と
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致する場合、呼確立をするメッセージを生成する処理部と、を有し、
    前記送信部は、
    前記呼確立をするメッセージを前記移動端末に送信し、
    前記制御部は、
    以前に送信していた、少なくとも一つの過去の報知情報の識別情報を保存し、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合、前記移動端末から受信した識別情報と過去の報知情報の識別情報とを比較し、
    前記送信部は、
    前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する無線基地局。
  10. 請求項に記載の無線基地局において、
    前記処理部は、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が過去の報知情報の識別情報のいずれにも一致しない場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報を設定した、呼確立を拒否するメッセージを生成し、
    前記送信部は、
    報知情報の再取得を要求する情報を設定した、呼確立を拒否するメッセージを前記移動端末に送信する無線基地局。
  11. 請求項または10に記載の無線基地局において、
    前記制御部は、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が過去の報知情報の識別情報のいずれかと一致する場合、識別情報が一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に、自局へのアクセスの規制に関する規制情報が含まれるか判定する無線基地局。
  12. 請求項11に記載の無線基地局において、
    前記処理部は、
    前記判定の結果として、報知情報の差分に規制情報が含まれない場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を設定した、呼確立をするメッセージを生成し、
    前記送信部は、
    報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を設定した、呼確立をするメッセージを、前記移動端末に送信する無線基地局。
  13. 請求項11または12に記載の無線基地局において、
    前記処理部は、
    前記判定の結果として、報知情報の差分に規制情報が含まれる場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を設定した、呼確立を拒否するメッセージを生成し、
    前記送信部は、
    報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報を設定した、呼確立を拒否するメッセージを前記移動端末に送信する無線基地局。
  14. 請求項から13のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    前記識別情報は、System Information Value Tagである無線基地局。
  15. 無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末であって、
    所定の報知情報として自端末で保持している報知情報を識別する識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを生成する処理部と、
    自端末で保持している報知情報の識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを前記無線基地局に送信する送信部と、
    前記無線基地局から報知情報を受信するとともに、前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中および過去の報知情報の識別情報のいずれにも一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報が設定された、呼確立を拒否するメッセージを受信する受信部と、を有する移動端末。
  16. 請求項15に記載の移動端末において、
    前記受信部は、
    前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致する場合、前記無線基地局から、呼確立をするメッセージを受信する移動端末。
  17. 請求項15または16に記載の移動端末において、
    現在送信中の報知情報を取得した後、自端末で保持している報知情報の識別情報を、現在送信中の報知情報の識別情報に更新する制御部をさらに有し、
    前記処理部は、
    更新した識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを生成し、
    前記送信部は、
    更新した識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを前記無線基地局に送信する移動端末。
  18. 請求項15から17のいずれか1項に記載の移動端末において、
    前記受信部は、
    前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報とは一致しないが、過去の報知情報の識別情報のいずれかと一致し、かつ、識別情報が一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に、前記無線基地局へのアクセスの規制に関する規制情報が含まれない場合、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報が設定された、呼確立をするメッセージを受信する移動端末。
  19. 請求項15から18のいずれか1項に記載の移動端末において、
    前記受信部は、
    前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報とは一致しないが、過去の報知情報の識別情報のいずれかと一致し、かつ、識別情報が一致した過去の報知情報と現在送信中の報知情報との差分に、前記無線基地局へのアクセスの規制に関する規制情報が含まれる場合、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の差分の情報および現在送信中の報知情報の識別情報が設定された、呼確立を拒否するメッセージを受信する移動端末。
  20. 請求項15から19のいずれか1項に記載の移動端末において、
    前記識別情報は、System Information Value Tagである移動端末。
  21. 移動端末と、前記移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局と、を有してなる無線通信システムによる無線通信方法であって、
    前記無線基地局が、以前に送信していた、少なくとも一つの過去の報知情報の識別情報を保存するステップと、
    前記移動端末が、呼確立を要求するメッセージに、所定の報知情報として自端末で保持している報知情報を識別する識別情報を設定し、該メッセージを前記無線基地局に送信するステップと、
    前記無線基地局が、前記移動端末から送信されてきた識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
    前記無線基地局が、前記比較の結果として、前記移動端末から送信されてきた識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合、前記移動端末から送信されてきた識別情報と過去の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
    前記無線基地局が、前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信するステップと、を有する無線通信方法。
  22. 移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局による無線通信方法であって、
    以前に送信していた、少なくとも一つの過去の報知情報を識別する識別情報を保存するステップと、
    前記移動端末から、所定の報知情報として前記移動端末で保持している報知情報を識別する識別情報が設定された、呼確立を要求するメッセージを受信するステップと、
    前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致する場合、呼確立をするメッセージを生成し、前記移動端末に送信するステップと、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合、前記移動端末から受信した識別情報と過去の報知情報の識別情報とを比較するステップと、
    前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信するステップと、を有する無線通信方法。
  23. 無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末による無線通信方法であって、
    所定の報知情報として自端末で保持している報知情報を識別する識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを生成するステップと、
    自端末で保持している報知情報の識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを前記無線基地局に送信するステップと、
    前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中および過去の報知情報の識別情報のいずれにも一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報が設定された、呼確立を拒否するメッセージを受信するステップと、を有する無線通信方法。
  24. 移動端末に対し、前記移動端末と自局との呼を確立するために用いる報知情報を送信する無線基地局に、
    以前に送信していた、少なくとも一つの過去の報知情報を識別する識別情報を保存する手順と、
    前記移動端末から、所定の報知情報として前記移動端末で保持している報知情報を識別する識別情報が設定された、呼確立を要求するメッセージを受信する手順と、
    前記移動端末から受信した識別情報と現在送信中の報知情報の識別情報とを比較する手順と、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致する場合、呼確立をするメッセージを生成し、前記移動端末に送信する手順と、
    前記比較の結果として、前記移動端末から受信した識別情報が現在送信中の報知情報の識別情報と一致しない場合、前記移動端末から受信した識別情報と過去の報知情報の識別情報とを比較する手順と、
    前記比較の結果に基づいて、現在送信中の報知情報を取得するための情報を前記移動端末に送信する手順と、を実行させるプログラム。
  25. 無線基地局から、前記無線基地局と自端末との呼を確立するために用いる報知情報を受信する移動端末に、
    所定の報知情報として自端末で保持している報知情報を識別する識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを生成する手順と、
    自端末で保持している報知情報の識別情報を設定した、呼確立を要求するメッセージを前記無線基地局に送信する手順と、
    前記無線基地局に送信した識別情報が現在送信中および過去の報知情報の識別情報のいずれにも一致しない場合に、前記無線基地局から、現在送信中の報知情報を取得するための情報として、報知情報の再取得を要求する情報が設定された、呼確立を拒否するメッセージを受信する手順と、を実行させるプログラム。
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