JP2000276337A - 端末装置、システム管理装置、プログラム自動切替システム、端末装置の制御方法およびシステム管理装置の制御方法 - Google Patents

端末装置、システム管理装置、プログラム自動切替システム、端末装置の制御方法およびシステム管理装置の制御方法

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JP2000276337A
JP2000276337A JP11082533A JP8253399A JP2000276337A JP 2000276337 A JP2000276337 A JP 2000276337A JP 11082533 A JP11082533 A JP 11082533A JP 8253399 A JP8253399 A JP 8253399A JP 2000276337 A JP2000276337 A JP 2000276337A
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Masaomi Kamishina
正臣 神志那
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NTT Communicationware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラムのバージョンを切り替える際にシス
テムの運用を停止することなくスムーズに切り替えるこ
とができる。 【解決手段】 端末からシステムを起動した際に、メイ
ンプログラムのバージョンをサーバで管理しているメイ
ンプログラムのバージョンと比較して最新ではないと判
断した場合には、メインプログラムの処理を終了し最新
プログラムのダウンロードを要求する。ダウンロードを
指示すると、メインプログラムが更新されるとともに、
最新の業務プログラムを既存の業務プログラムが格納さ
れているディレクトリに対応する領域とは別個に定めら
れたディレクトリに対応する領域に格納する。再度シス
テムを起動すると、初期接続プログラムに記述されてい
る業務プログラムのバージョンをホストコンピュータに
設定されている業務プログラムのバージョンと比較し
て、一致するバージョンの業務プログラムに切り替えて
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムのバー
ジョンを切り替える際にシステムの運用を停止すること
なくスムーズに切り替えが行える端末装置、システム管
理装置、プログラム自動切替システム、端末装置の制御
方法およびシステム管理装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分散処理型に構築されたシステムの場合
には、システムを稼働させるプログラムが、各端末にそ
れぞれ別個に配布されるため、端末によってバージョン
の異なるプログラムが存在してしまう場合がある。その
ような場合に、それぞれの端末でバージョンの異なるプ
ログラムを使用することが可能となると、データの不整
合が発生したり、エラーが多発することにより、安定し
たシステムの運用ができなくなる。そこで、データの整
合性などを保ち安定したシステムの運用を行うために、
全ての端末に格納されているプログラムのバージョンを
一致させる必要がある。一般にシステムのバージョン管
理を行う場合には、各端末でシステムを起動した際に、
サーバ上で一括管理されているバージョンと、端末から
起動したシステムのバージョンとを比較して、端末のバ
ージョンが古い場合には、システムを利用できないよう
にしている。そのため、プログラムのバージョンアップ
が行われると、各端末では、プログラムの入れ替えを行
わない限りシステムを使用することができなくなる。
【0003】図6に、従来のバージョン管理システムを
シーケンス図に示し説明する。まず、ユーザ端末12に
おいてシステムを起動すると、メインプログラムのプロ
グラム初期化処理が行われる。そして、ユーザ端末12
から支店サーバ11に対してメインプログラムのバージ
ョンのチェックを行うための制御信号が送信される(ス
テップ1)。次に、メインプログラムのバージョンのチ
ェックを行うための制御信号を受信した支店サーバ11
では、システムで扱う各種プログラムのバージョンを管
理しているバージョン管理機能により、ユーザ端末12
から起動されたメインプログラムのバージョンチェック
が行われる。その結果、最新のバージョンではない場合
には、ユーザ端末12に対してユーザ端末12のメイン
プログラムが最新ではないことを示す信号を送信する
(ステップ2)。
【0004】次に、メインプログラムが最新のバージョ
ンではないことを示す信号を受信したユーザ端末12で
は、メインプログラムの処理を終了する。そして、シス
テムプログラム(メインプログラムおよび業務プログラ
ムをいう。以下同様。)の更新処理を行うため、ユーザ
端末12の画面上に、ダウンロード要求メッセージを表
示する。その結果、ダウンロードを指示した場合には、
ユーザ端末12から支店サーバ11に対して、最新バー
ジョンのシステムプログラムをダウンロードするように
指示する制御信号が送信される(ステップ3)。そし
て、最新バージョンのシステムプログラムをダウンロー
ドするように指示する制御信号を受信した支店サーバ1
1では、ユーザ端末12に対して最新バージョンのシス
テムプログラムを送信する(ステップ4)。
【0005】次に、最新バージョンのシステムプログラ
ムを受信したユーザ端末12では、システムプログラム
の更新を行う。そして、再度のシステム起動により、メ
インプログラムのプログラム初期化処理として、支店サ
ーバ11に対してメインプログラムのバージョンのチェ
ックを行うための制御信号を送信する(ステップ5)。
次に、メインプログラムのバージョンのチェックを行う
ための制御信号を受信した支店サーバ11では、端末プ
ログラムバージョン管理機能により、ユーザ端末12か
ら起動されたメインプログラムのバージョンチェックが
行われる。その結果、メインプログラムが最新のバージ
ョンである場合には、ユーザ端末12に対してユーザ端
末12のメインプログラムが最新のバージョンであるこ
とを示す信号を送信する(ステップ6)。
【0006】次に、メインプログラムが最新のバージョ
ンであることを示す信号を受信したユーザ端末12は、
メインプログラムのプログラム処理を開始して処理メニ
ューを表示する。そして、ユーザ端末12では、処理メ
ニューから選択された業務プログラムのプログラム初期
化処理として、支店サーバ11に対して業務プログラム
のバージョンのチェックを行うための制御信号を送信す
る(ステップ7)。次に、業務プログラムのバージョン
のチェックを行うための制御信号を受信した支店サーバ
11では、端末プログラムバージョン管理機能により、
ユーザ端末12から起動された業務プログラムのバージ
ョンチェックが行われる。その結果、業務プログラムが
最新のバージョンではない場合には、ユーザ端末12に
対してユーザ端末12の業務プログラムが最新のバージ
ョンではないことを示す信号を送信する(ステップ
8)。
【0007】業務プログラムが最新のバージョンではな
いことを示す信号を受信したユーザ端末12では、起動
した業務プログラムの処理を終了する。この場合には、
システムプログラムのバージョンアップに伴って配布さ
れたパラメータのバージョンの記述に誤りがあると考え
られ、当該システムプログラムは、再デリバリの対象と
なる。上述したステップ2やステップ8のように、支店
サーバ11で管理しているシステムプログラムのバージ
ョンと、ユーザ端末12に格納されているシステムプロ
グラムのバージョンが異なる場合には、システムプログ
ラムを起動することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】また、従来のバージョ
ン管理システムにおけるプログラム切り替え方法を図7
に示すプログラム・バージョンの遷移状態図を参照して
説明する。まず、時期t1において、図7(b)に示す
ように、バージョンアップ後のシステムプログラムであ
るR10−2(バージョン4.50)を記録した媒体が
各支店に出荷される。そして、媒体に記憶されたシステ
ムプログラムは、支店サーバに運用待機状態のシステム
プログラムとして格納される。
【0009】時期t2において、支店サーバおよびホス
トコンピュータに格納されているシステムプログラムの
バージョンを、バージョンアップ前のシステムプログラ
ムから、バージョンアップ後のシステムプログラムへ切
り替える。具体的には、図7(a)(c)に示すバージ
ョンアップ前のシステムプログラムであるR10−1
(バージョン4.00)から、図7(b)(d)に示す
バージョンアップ後のシステムプログラムであるR10
−2(バージョン4.50)へ切り替える。そして、支
店サーバのシステムプログラムが切り替えられたことに
より、支店サーバに接続されている各ユーザ端末では、
システム起動時にメインプログラムのバージョンの不一
致エラーが発生する(図6のステップ1、2参照)。そ
して、各ユーザ端末は、支店サーバからバージョンアッ
プ後のシステムプログラムであるR10−2(バージョ
ン4.50)をダウンロードしてシステムプログラムを
更新する(図6のステップ3、4参照)。
【0010】また、時期t3において、システムプログ
ラムに不具合が発生した場合には、ホストコンピュータ
に格納されているシステムプログラムのバージョンを、
バージョンアップ後のシステムプログラムから、バージ
ョンアップ前のシステムプログラムへ切り替える。具体
的には、図7(d)に示すバージョンアップ後のシステ
ムプログラムであるR10−2(バージョン4.50)
から、図7(c)に示すバージョンアップ前のシステム
プログラムであるR10−1(バージョン4.55)へ
切り替える。この場合、バージョンアップ前のシステム
プログラムであるR10−1は、プログラムのバージョ
ン番号のみを変更したシステムプログラムにする必要が
ある。これは、前回デリバリしたシステムプログラムの
バージョンよりも新しいバージョンでなければ、デリバ
リができない仕組みになっているためである。したがっ
て、前回デリバリしたシステムプログラムのバージョン
が4.50であるため、それよりも新しいと判断される
4.55にバージョンを変更している。
【0011】また、時期t3においては、図7(a)に
示すように、バージョンアップ前のシステムプログラム
であるR10−1(バージョン4.55)を記録した媒
体が各支店に出荷される。そして、媒体に記録されたシ
ステムプログラムは、各支店サーバに運用待機状態のシ
ステムプログラムとして格納される。そして、時期t3
においてシステムプログラムに異常が発生してから、時
期t4において各ユーザ端末が支店サーバからバージョ
ンアップ前のシステムプログラムであるR10−1(バ
ージョン4.55)をダウンロードするまでの期間は、
当該システムの運用が不可能となる。また、時期t5に
おいて、図7(b)に示すように、修正されたバージョ
ンアップ後のシステムプログラムであるR10−2(バ
ージョン4.60)を記録した媒体が各支店に再出荷さ
れる。そして、媒体に記録されたシステムプログラム
は、各支店サーバに運用待機状態のシステムプログラム
として格納される。
【0012】また、時期t6において、支店サーバおよ
びホストコンピュータのシステムプログラムのバージョ
ンを、バージョンアップ前のシステムプログラムから、
バージョンアップ後のシステムプログラムへ切り替え
る。具体的には、図7(a)(c)に示すバージョンア
ップ前のプログラムであるR10−1(バージョン4.
55)から、図7(b)(d)に示すバージョンアップ
後のプログラムであるR10−2(バージョン4.6
0)へ切り替える。そして、支店サーバのシステムプロ
グラムが切り替えられたことにより、各ユーザ端末で
は、システム起動時にメインプログラムのバージョンの
不一致エラーが発生する。その結果、各ユーザ端末は、
支店サーバから修正されたバージョンアップ後のシステ
ムプログラムとなるR10−2(バージョン4.60)
をダウンロードしてプログラムを更新する。
【0013】上述のように、システムプログラムのバー
ジョンアップをした後に、システムプログラムの不具合
が発生した場合には、各ユーザ端末に対して、バージョ
ンアップ前のシステムプログラムを格納するか(図7の
時期t3から時期t4までの間)、不具合を修正したバ
ージョンアップ後のシステムプログラムを格納するまで
は(図7の時期t3から時期t6までの間)、システム
の運用を停止しなければならないという問題が生じる。
また、不具合が発生したシステムプログラムが大容量で
ある場合には、各ユーザ端末にシステムプログラムを配
信するときに多大な時間を要するため、システムの運用
停止期間(図7の時期t3から時期t4までの間)が長
くなるという問題が生じる。さらに、システムプログラ
ムに不具合が発生して、バージョンアップ前のプログラ
ムに戻す場合には、システムプログラムのデリバリ時に
おけるバージョンチェックの関係上、バージョンアップ
前のシステムプログラムのうちバージョン番号のみを変
更したシステムプログラムを別に用意しなければならな
いという問題が生じる(図7の時期t3)。
【0014】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、プログラムのバージョンを切り替える際に
システムの運用を停止することなくスムーズに切り替え
が行える端末装置、システム管理装置、プログラム自動
切替システム、端末装置の制御方法およびシステム管理
装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1に記載の発明は、各種情報を記憶する記
憶手段を備え、特定のプログラムについての複数のバー
ジョンに対応する複数のプログラムを前記バージョン毎
に格納することが可能な格納領域を前記記憶手段に有す
る端末装置において、前記複数のプログラムのうちのい
ずれか一のプログラムであり、かつ、予め実行するよう
に定められたプログラムである規定プログラムのバージ
ョンと、バージョン指示情報として外部から入力された
実際に実行すべき実行プログラムのバージョンとが一致
しているか否かを判別する実行プログラムバージョン判
別手段と、当該判別結果が一致する場合には、前記規定
プログラムを実行プログラムとして選択し、一致しない
場合には、前記バージョン指示情報に対応するバージョ
ンのプログラムを実行プログラムとして選択するプログ
ラム選択手段と、前記実行プログラムを実行するプログ
ラム実行手段とを備えることを特徴とする。請求項2に
記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、前記
格納領域は、ディレクトリに対応しており、前記プログ
ラム選択手段は、前記バージョン指示情報に対応するデ
ィレクトリを選択し、前記プログラム実行手段は、当該
選択されたディレクトリに対応する格納領域に格納され
たプログラムを実行することを特徴とする。請求項3に
記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、各種
情報を入力する入力手段を備え、前記プログラム選択手
段は、前記バージョン指示情報が前記規定プログラムの
バージョンと一致しない場合には、前記入力手段を介し
て入力される指示により処理を行い、当該入力指示が選
択処理を許可する指示であるときには、前記バージョン
指示情報に対応するバージョンのプログラムを実行プロ
グラムとして選択し、前記選択処理を禁止する指示であ
るときには、当該選択処理を終了させることを特徴とす
る。請求項4に記載の発明は、請求項1記載の端末装置
において、前記規定プログラムを起動するための起動プ
ログラムについて、実行可能な起動プログラムであるか
否かを示す実行可否情報を受信する実行可否受信手段
と、前記実行可否情報が、起動プログラムが実行可能で
はないことを示す場合には、実行可能な起動プログラム
および当該起動プログラムに対応する新たな規定プログ
ラムのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と
を有することを特徴とする。請求項5に記載の発明は、
請求項4記載の端末装置において、前記実行可能な起動
プログラムであるか否かを判別させるために、当該起動
プログラムのバージョン情報を送信する起動プログラム
バージョン送信手段を有することを特徴とする。請求項
6に記載の発明は、請求項1記載の端末装置において、
外部から入力された前記規定プログラムを予め定められ
た前記格納領域に格納することにより前記規定プログラ
ムを更新するプログラム更新手段を有することを特徴と
する。請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6
のいずれかに記載の端末装置と、通信回線を介して接続
されるシステム管理装置において、前記バージョン指示
情報を前記通信回線を介して前記端末装置に送信する実
行プログラムバージョン送信手段を有することを特徴と
する。請求項8に記載の発明は、請求項5記載の端末装
置と、通信回線を介して接続されるシステム管理装置に
おいて、前記通信回線を介して前記端末装置から受信し
た前記起動プログラムのバージョン情報と、当該システ
ム管理装置に格納されている起動プログラムのバージョ
ン情報とが一致しているか否かを判別する起動プログラ
ムバージョン判別手段と、前記起動プログラムバージョ
ン判別手段の判別結果を前記実行可否情報とし、前記通
信回線を介して前記端末装置に送信する判別結果送信手
段とを有することを特徴とする。請求項9に記載の発明
は、請求項4記載の端末装置と、通信回線を介して接続
されるシステム管理装置において、前記通信回線を介し
て前記端末装置から受信した前記ダウンロード指示に従
って、前記実行可能な起動プログラムおよび当該起動プ
ログラムに対応する新たな規定プログラムを、前記通信
回線を介して前記端末装置に送信するプログラム送信手
段を有することを特徴とする。請求項10に記載の発明
は、プログラム自動切替システムについて、請求項1乃
至請求項6のいずれかに記載の端末装置と、請求項7乃
至請求項9のいずれかに記載のシステム管理装置とを有
することを特徴とする。請求項11に記載の発明は、各
種情報を記憶する記憶手段を備え、特定のプログラムに
ついての複数のバージョンに対応する複数のプログラム
を前記バージョン毎に格納することが可能な格納領域を
前記記憶手段に有する端末装置の制御方法において、前
記複数のプログラムのうちのいずれか一のプログラムで
あり、かつ、予め実行するように定められたプログラム
である規定プログラムのバージョンと、バージョン指示
情報として外部から入力された実際に実行すべき実行プ
ログラムのバージョンとが一致しているか否かを判別す
る実行プログラムバージョン判別工程と、当該判別結果
が一致する場合には、前記規定プログラムを実行プログ
ラムとして選択し、一致しない場合には、前記バージョ
ン指示情報に対応するバージョンのプログラムを実行プ
ログラムとして選択するプログラム選択工程と、前記実
行プログラムを実行するプログラム実行工程とを備える
ことを特徴とする。請求項12に記載の発明は、請求項
11記載の端末装置の制御方法において、前記格納領域
は、ディレクトリに対応しており、前記プログラム選択
工程は、前記バージョン指示情報に対応するディレクト
リを選択し、前記プログラム実行工程は、当該選択され
たディレクトリに対応する格納領域に格納されたプログ
ラムを実行することを特徴とする。請求項13に記載の
発明は、請求項11記載の端末装置の制御方法におい
て、外部から入力された前記規定プログラムを予め定め
られた前記格納領域に格納することにより前記規定プロ
グラムを更新するプログラム更新工程を有することを特
徴とする。請求項14に記載の発明は、請求項11乃至
請求項13のいずれかに記載の端末装置と、通信回線を
介して接続されるシステム管理装置の制御方法におい
て、前記バージョン指示情報を前記通信回線を介して前
記端末装置に送信する実行プログラムバージョン送信工
程を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】[1.実施形態の構成] [1−1.概略構成]図1に、本発明の実施形態である
プログラム自動切替システムの概略構成を示す。同図に
示すように、プログラム自動切替システムは、システム
プログラム(メインプログラムおよび業務プログラムを
いう。以下同様。)を統括して管理するコンピュータで
あるホストコンピュータ10と、ホストコンピュータ1
0からシステムプログラムを受信するとともに支店内の
システムプログラムを統括して管理するサーバである支
店サーバ11と、支店サーバ11からシステムプログラ
ムを受信するとともにユーザが業務作業に使用する端末
であるユーザ端末12とを備えている。支店サーバ11
と各ユーザ端末12とは、LAN( Local Ar
ea Network )を介して接続されており、さ
らに各支店のLANとホストコンピュータ10は公衆網
を介して接続されている。
【0017】[1−2.機能構成]図2に、プログラム自
動切替システムの機能構成を示し、以下に説明する。 [1−2−1.支店サーバ11の構成]支店サーバ11
は、ユーザ端末12に格納されているメインプログラム
のバージョンを管理するバージョン管理部13と、ユー
ザ端末12にシステムプログラムを送信するプログラム
送信部14とを有する。バージョン管理部13は、ユー
ザ端末12からシステムが起動されたときに、支店サー
バ11で管理されている最新のメインプログラムのバー
ジョンと、ユーザ端末12から起動されたメインプログ
ラムのバージョンとを比較する機能を有する。また、バ
ージョン管理部13は、メインプログラムのバージョン
が最新ではないと判断した場合に、ユーザ端末12に対
して、メインプログラムの処理を終了させる制御信号お
よび最新バージョンのシステムプログラムのダウンロー
ドを要求するメッセージを表示させるための制御信号を
送信する機能を有する。プログラム送信部14は、ダウ
ンロードの要求メッセージを表示したユーザ端末12か
ら、ダウンロードを指示する信号を受信した場合に、ユ
ーザ端末12に対して最新バージョンのシステムプログ
ラムを送信する機能を有する。
【0018】[1−2−2.ユーザ端末12の構成]ユー
ザ端末12は、支店サーバ11から受信した最新バージ
ョンのシステムプログラムを規定のディレクトリに対応
する領域に格納してシステムプログラムを更新するプロ
グラム更新部15と、ホストコンピュータ10から業務
プログラムのバージョン情報などを取得するホスト接続
部16と、ユーザ端末12の業務プログラムのバージョ
ンを切り替えるプログラム切替部17とを有する。プロ
グラム更新部15は、支店サーバ11からプログラム送
信部14により送信された最新バージョンのシステムプ
ログラムを受信して、メインプログラムの更新およびバ
ージョンアップ後の業務プログラムを規定のディレクト
リに対応する領域に格納して業務プログラムを更新する
機能を有する。各ユーザ端末12は、各業務プログラム
ごとに、バージョンアップ前の業務プログラムとバージ
ョンアップ後の業務プログラムとを保有する。そして、
それら2種類の業務プログラムを区別するために、各業
務プログラムのバージョンごとに定められたディレクト
リに対応する領域に格納する。例えば、バージョンアッ
プ前の業務プログラムは、”apbin”ディレクトリに対
応する領域に格納し、バージョンアップ後の業務プログ
ラムは、”_apbin”ディレクトリに対応する領域に格納
する。
【0019】ホスト接続部16は、ユーザ端末12と公
衆網を介して接続されているホストコンピュータ10か
ら、ホストコンピュータ10に設定されている各業務プ
ログラムの現時点で利用可能となるバージョンを取得す
る機能を有する。また、ホスト接続部16は、ホストコ
ンピュータ10から取得した業務プログラムのバージョ
ンと、ユーザ端末12のメインプログラムから起動され
た初期プログラムの内部テーブルに記述されている業務
プログラムのバージョンとを比較する機能を有する。プ
ログラム切替部17は、初期プログラムの内部テーブル
に記述されている業務プログラムのバージョンが、ホス
ト接続部16により、ホストコンピュータ10から取得
された現時点で利用可能な業務プログラムのバージョン
とは異なると判断された場合に、ユーザ端末12に設定
されているバージョンアップ前の業務プログラムとバー
ジョンアップ後の業務プログラムとの切り替えを行う機
能を有する。また、プログラム切替部17は、バージョ
ンアップした業務プログラムのバージョンをバージョン
アップ後の業務プログラムからバージョンアップ前の業
務プログラムに戻す場合に、ユーザが入力装置(不図
示)を通じて行う実行命令に従って業務プログラムの切
り替えを行う機能を有する。
【0020】[1−2−3.ホストコンピュータ10の
構成]ホストコンピュータ10は、各業務プログラムの
現時点で利用可能となるバージョンを記憶するバージョ
ン記憶部18を有する。バージョン記憶部18は、各ユ
ーザ端末12のホスト接続部16からの制御信号に基づ
き、各業務プログラムの現時点で利用可能となるバージ
ョンをユーザ端末12に送信する機能を有する。
【0021】[1−3.ハードウェア構成]図3に、本発
明の実施形態におけるユーザ端末12のハードウェア構
成を示す。同図に示すように、ユーザ端末12は、支店
サーバ11やホストコンピュータ10などと通信を行う
際のインターフェースである通信制御装置20と、ユー
ザ端末12での演算処理や制御処理などを行う中央処理
装置(CPU)21と、稼働中のプログラムなどを格納
する主記憶装置22と、プログラムなどを格納して記憶
している補助記憶装置(ハードディスク)23とを有す
る。また、支店サーバ11やホストコンピュータ10の
ハードウエアも同様に構成されている。
【0022】ユーザが、システムを起動した場合には、
補助記憶装置23に格納されているメインプログラムが
主記憶装置22上に記憶される。そして、中央処理装置
21は、通信制御装置20を通じて受信した支店サーバ
11からの制御信号に基づいた処理、例えば、プログラ
ム更新処理などを行う。また、中央処理装置21は、主
記憶装置22上に記憶された初期接続プログラムに記述
されている業務プログラムのバージョンと、通信制御装
置20を通じて取得したホストコンピュータ10に格納
されている業務プログラムのバージョンとを比較して、
その比較結果に応じた処理、例えば、プログラム切替処
理などを行う。
【0023】[2.実施形態の動作] [2−1.概要動作例]次に、プログラム自動切替システ
ムを使用した動作例を図4を参照して説明する。まず、
ユーザ端末12からシステムを起動することにより、メ
インプログラムが起動される(ステップ10)。メイン
プログラムが起動されると、メインプログラムから初期
化API( Application Programming Interface )が
コールされ、支店サーバ11に対して制御信号が送信さ
れる。そして、制御信号を受信した支店サーバ11のバ
ージョン管理部13によって、支店サーバ11に格納さ
れているメインプログラムのバージョンと、ユーザ端末
12から起動されたメインプログラムのバージョンとが
比較される。その結果、バージョン管理部13は、ユー
ザ端末12のメインプログラムのバージョンが、最新の
バージョンであるか否かを判断する(ステップ11)。
【0024】ステップ11の判断において、ユーザ端末
12のメインプログラムのバージョンが最新ではないと
判断された場合には(ステップ11;No)、処理をス
テップ15に移行する。一方、ステップ11の判断にお
いて、ユーザ端末12のメインプログラムのバージョン
が最新であると判断された場合には(ステップ11;Y
es)、ユーザ端末12のメインプログラムから初期接
続プログラムが起動される(ステップ12)。初期接続
プログラムが起動すると、ホスト接続部16は、ユーザ
端末12と公衆網を介して接続されているホストコンピ
ュータ10から、ホストコンピュータ10に設定されて
いる各業務プログラムの現時点で利用可能となるバージ
ョンを取得する。そして、ホスト接続部16は、その取
得した業務プログラムのバージョンと、初期プログラム
の内部テーブルに記述されている業務プログラムのバー
ジョンとを比較する。その結果、ホスト接続部16は、
初期接続プログラムに記述されている業務プログラムの
バージョンが、ホストコンピュータ10に設定されてい
る業務プログラムのバージョンであるか否かを判断する
(ステップ13)。
【0025】ステップ13の判断において、初期接続プ
ログラムに記述されている業務プログラムのバージョン
がホストコンピュータ10に設定されている各業務プロ
グラムの現時点で利用可能となるバージョンではないと
判断された場合には(ステップ13;No)、処理をス
テップ19に移行する。一方、ステップ13の判断にお
いて、初期接続プログラムに記述されている業務プログ
ラムのバージョンがホストコンピュータ10に設定され
ている各業務プログラムの現時点で利用可能となるバー
ジョンであると判断された場合には(ステップ13;Y
es)、ユーザ端末12は、当該業務メニューを表示す
る(ステップ14)。
【0026】ステップ11の判断において、支店サーバ
11に格納されているメインプログラムのバージョン
と、ユーザ端末12から起動されたメインプログラムの
バージョンとが比較された結果、メインプログラムのバ
ージョンが最新ではないと判断された場合には(ステッ
プ11;No)、バージョン管理部13は、支店サーバ
11からユーザ端末12に対して、メインプログラムの
処理を終了させる制御信号および最新バージョンのシス
テムプログラムのダウンロードを要求するメッセージを
表示させる制御信号を送信する(ステップ15)。その
後、ユーザ端末12から支店サーバ11に対して、最新
バージョンのシステムプログラムのダウンロードが指示
された場合には(ステップ16)、支店サーバ11は、
プログラム送信部14により、最新バージョンのシステ
ムプログラムをユーザ端末12に送信する(ステップ1
7)。支店サーバ11から最新バージョンのシステムプ
ログラムをダウンロードしたユーザ端末12では、プロ
グラム更新部15によって、ユーザ端末12のメインプ
ログラムが更新されるとともに、最新バージョンの業務
プログラムがバージョンアップ前の業務プログラムを格
納しているディレクトリに対応する領域とは別個に定め
られたディレクトリに対応する領域に格納される(ステ
ップ18)。
【0027】一方、ステップ13の判断において、初期
プログラムの内部テーブルに記述されている業務プログ
ラムのバージョンが、ホストコンピュータ10に設定さ
れている当該業務プログラムの現時点で利用可能となる
バージョンではないと判断された場合には(ステップ1
3;No)、プログラム切替部17は、各ディレクトリ
に対応する領域に格納されている業務プログラムのう
ち、ホストコンピュータ10に設定されている業務プロ
グラムのバージョンと一致するバージョンの業務プログ
ラムに切り替える(ステップ19)。そして、処理をス
テップ12に移行して、初期接続プログラムを起動す
る。
【0028】上述した概要動作例では、ステップ19に
おいて、プログラム切替部17により、ホストコンピュ
ータ10に設定されている業務プログラムのバージョン
に従って対象業務プログラムを切り替えている。したが
って、バージョンアップ後の業務プログラムに不具合が
発生しても、ホストコンピュータ10の設定を変更する
だけで各ユーザ端末からバージョンアップ前の業務プロ
グラムを自動起動できるようになるため、システムの運
用を停止する必要がなくなり、業務プログラムの切り替
えがスムーズに行える。
【0029】また、ステップ18において、業務プログ
ラムをバージョンアップの前と後とで2種類保有してい
る。したがって、予めバージョンアップ前の業務プログ
ラムのうちバージョン番号のみを変更した業務プログラ
ムを用意する必要がなくなる。さらに、不具合が発生し
た業務プログラムが大規模な場合でも、再度、バージョ
ンアップ前の業務プログラムをデリバリをする必要がな
いため、デリバリを伴うシステムの運用に影響がでるこ
ともなくなる。
【0030】[2−2.具体的動作例]また、プログラム
自動切替システムを使用したバージョン切り替えの具体
的な動作例を図5に示すプログラム・バージョンの遷移
状態図を参照して説明する。まず、時期t11におい
て、図5(b)に示すように、バージョンアップ後のシ
ステムプログラムであるR10−2(バージョン4.5
0)を記録した媒体が各支店に出荷される。そして、媒
体に記録されたシステムプログラムは、各支店サーバ1
1に運用待機状態のシステムプログラムとして格納され
る。次に、時期t12において、図5(b)に示すよう
に、ユーザ端末12では、システムのバージョンを切り
替える前に、予め支店サーバ11からバージョンアップ
後のシステムプログラムであるR10−2(バージョン
4.50)の業務プログラム部分をダウンロードして更
新しておくことができる。
【0031】また、時期t13において、ホストコンピ
ュータ10および支店サーバ11のシステムプログラム
のバージョンを、バージョンアップ前のシステムプログ
ラムから、バージョンアップ後のシステムプログラムへ
切り替える。具体的には、図5(a)(c)に示すバー
ジョンアップ前のシステムプログラムであるR10−1
(バージョン4.00)から、図5(b)(d)に示す
バージョンアップ後のシステムプログラムであるR10
−2(バージョン4.50)へ切り替える。そして、支
店サーバ11のシステムプログラムのバージョンが切り
替わることにより、各ユーザ端末12では、システム起
動時にメインプログラムのバージョン不一致エラーが発
生する(図4のステップ11;No参照)。その結果、
ユーザ端末12では、支店サーバ11からバージョンア
ップ後のメインプログラムをダウンロードして更新する
(図4のステップ15〜18参照)。メインプログラム
が更新された後にシステムを起動すると、ユーザ端末1
2では、プログラム切替部17により、バージョンアッ
プ後の業務プログラムに切り替えられる(図4のステッ
プ19参照)。そして、切り替えられた業務プログラム
が起動することにより業務メニューが表示される(図4
のステップ14参照)。
【0032】次に、時期t14において、メインプログ
ラムに不具合が発生した場合には、支店サーバ11およ
びホストコンピュータ10でのシステムプログラムのバ
ージョン設定を、バージョンアップ後のシステムプログ
ラムからバージョンアップ前のシステムプログラムへ切
り替える。具体的には、図5(b)(d)に示すバージ
ョンアップ後のシステムプログラムであるR10−2
(バージョン4.50)から、図5(a)(c)に示す
バージョンアップ前のシステムプログラムであるR10
−1(バージョン4.00)へ切り替える。そして、ホ
ストコンピュータ10の業務プログラムのバージョンが
切り替わることにより、各ユーザ端末12では、システ
ム起動時にプログラム切替部17によって、バージョン
アップ前の業務プログラムに切り替えられる。そして、
切り替えられた業務プログラムが起動されることにより
業務メニューが表示される。
【0033】時期t15において、ホストコンピュータ
10でのシステムプログラムのバージョン設定を、バー
ジョンアップ前のシステムプログラムから、バージョン
アップ後のシステムプログラムへ切り替える。具体的に
は、図5(c)に示すバージョンアップ前のシステムプ
ログラムであるR10−1(バージョン4.00)か
ら、図5(d)に示すバージョンアップ後のシステムプ
ログラムであるR10−2(バージョン4.50)へ切
り替える。そして、ホストコンピュータ10の業務プロ
グラムのバージョンが切り替わることにより、各ユーザ
端末12では、システム起動時にプログラム切替部17
によって、バージョンアップ後の業務プログラムに切り
替えられる。そして、切り替えられた業務プログラムが
起動されることにより業務メニューが表示される。
【0034】上述した具体的な動作例では、各ユーザ端
末12に、各業務プログラムのバージョンを2種類保有
することにより、時期t13でホストコンピュータ10
のバージョンを切り替える前であっても(時期t1
2)、予め支店サーバ11にバージョンアップ後のシス
テムプログラムを格納して、各ユーザ端末12に対する
デリバリが可能となる。
【0035】[3.実施形態の変形例] [3−1.第一変形例]上述した実施形態において、支店
サーバ11からユーザ端末12へのプログラムの送信
は、ユーザ端末12からの指示に従って行っているが、
支店サーバ11から各ユーザ端末12に対して、スケジ
ュールなどにより自動的にプログラムの送信を行っても
よい。そして、自動送信を行って処理が正常に終了しな
かったユーザ端末に対しては、当該ユーザ端末12が起
動されて支店サーバ11に接続した時点で、「プログラ
ムが更新されている」旨のメッセージを表示して、再度
ダウンロードを実行することにより確実にダウンロード
を行わせることができる。
【0036】[3−2.第二変形例]上述した実施形態に
おいては、各業務プログラムをそれぞれ2種類のディレ
クトリに対応する領域に格納しているが、3種類以上の
ディレクトリに対応する領域に格納してもよい。要する
に、業務プログラムに不具合が発生した場合に、システ
ムの運用を停止することなく、他のディレクトリに対応
する領域に格納されている業務プログラムを起動できれ
ばよい。
【0037】[3−3.第三変形例]上述した実施形態に
おいて、ホスト接続部16は、ホストコンピュータ10
に接続して、ホストコンピュータ10から現時点で使用
可能となる業務プログラムのバージョンを取得している
が、現時点で使用可能な業務プログラムをサーバ装置1
1で管理する場合には、サーバ装置11に接続して、サ
ーバ装置11から現時点で使用可能となる業務プログラ
ムのバージョンを取得してもよい。
【0038】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、プログ
ラム自動切替システムによって、システムの運用を停止
することなくスムーズにプログラムのバージョンを切り
替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプログラム自動切替
システムの概略構成を示す図である。
【図2】同実施形態におけるプログラム自動切替システ
ムの機能構成を示し図である。
【図3】同実施形態におけるユーザ端末のハードウェア
構成を示す図である。
【図4】プログラム自動切替システムを使用した動作例
を示す図である。
【図5】プログラム自動切替システムを使用したバージ
ョンの切り替えの動作例を示す図である。
【図6】従来のバージョン管理システムの例を示すシー
ケンス図である。
【図7】従来のバージョン管理システムの切り替え方法
を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ホストコンピュータ(システム管理装置) 11・・・支店サーバ(システム管理装置) 12・・・ユーザ端末(端末装置、実行可否受信手段、
ダウンロード指示手段、起動プログラムバージョン送信
手段、入力手段) 13・・・バージョン管理部(起動プログラムバージョ
ン判別手段、判別結果送信手段、) 14・・・プログラム送信部(プログラム送信手段) 15・・・プログラム更新部(プログラム更新手段) 16・・・ホスト接続手段(実行プログラムバージョン
判別手段) 17・・・プログラム切替手段(プログラム選択手段、
プログラム実行手段) 18・・・バージョン記憶部(実行プログラムバージョ
ン送信手段) 23・・・補助記憶装置(記憶手段)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を記憶する記憶手段を備え、特
    定のプログラムについての複数のバージョンに対応する
    複数のプログラムを前記バージョン毎に格納することが
    可能な格納領域を前記記憶手段に有する端末装置におい
    て、 前記複数のプログラムのうちのいずれか一のプログラム
    であり、かつ、予め実行するように定められたプログラ
    ムである規定プログラムのバージョンと、バージョン指
    示情報として外部から入力された実際に実行すべき実行
    プログラムのバージョンとが一致しているか否かを判別
    する実行プログラムバージョン判別手段と、 当該判別結果が一致する場合には、前記規定プログラム
    を実行プログラムとして選択し、一致しない場合には、
    前記バージョン指示情報に対応するバージョンのプログ
    ラムを実行プログラムとして選択するプログラム選択手
    段と、 前記実行プログラムを実行するプログラム実行手段とを
    備えることを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端末装置において、 前記格納領域は、ディレクトリに対応しており、 前記プログラム選択手段は、前記バージョン指示情報に
    対応するディレクトリを選択し、 前記プログラム実行手段は、当該選択されたディレクト
    リに対応する格納領域に格納されたプログラムを実行す
    ることを特徴とする端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の端末装置において、各種
    情報を入力する入力手段を備え、 前記プログラム選択手段は、前記バージョン指示情報が
    前記規定プログラムのバージョンと一致しない場合に
    は、前記入力手段を介して入力される指示により処理を
    行い、当該入力指示が選択処理を許可する指示であると
    きには、前記バージョン指示情報に対応するバージョン
    のプログラムを実行プログラムとして選択し、前記選択
    処理を禁止する指示であるときには、当該選択処理を終
    了させることを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の端末装置において、前記
    規定プログラムを起動するための起動プログラムについ
    て、実行可能な起動プログラムであるか否かを示す実行
    可否情報を受信する実行可否受信手段と、 前記実行可否情報が、起動プログラムが実行可能ではな
    いことを示す場合には、実行可能な起動プログラムおよ
    び当該起動プログラムに対応する新たな規定プログラム
    のダウンロードを指示するダウンロード指示手段とを有
    することを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の端末装置において、 前記実行可能な起動プログラムであるか否かを判別させ
    るために、当該起動プログラムのバージョン情報を送信
    する起動プログラムバージョン送信手段を有することを
    特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の端末装置において、 外部から入力された前記規定プログラムを予め定められ
    た前記格納領域に格納することにより前記規定プログラ
    ムを更新するプログラム更新手段を有することを特徴と
    する端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の端末装置と、通信回線を介して接続されるシステム管
    理装置において、 前記バージョン指示情報を前記通信回線を介して前記端
    末装置に送信する実行プログラムバージョン送信手段を
    有することを特徴とするシステム管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の端末装置と、通信回線を
    介して接続されるシステム管理装置において、 前記通信回線を介して前記端末装置から受信した前記起
    動プログラムのバージョン情報と、当該システム管理装
    置に格納されている起動プログラムのバージョン情報と
    が一致しているか否かを判別する起動プログラムバージ
    ョン判別手段と、 前記起動プログラムバージョン判別手段の判別結果を前
    記実行可否情報とし、前記通信回線を介して前記端末装
    置に送信する判別結果送信手段とを有することを特徴と
    するシステム管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の端末装置と、通信回線を
    介して接続されるシステム管理装置において、 前記通信回線を介して前記端末装置から受信した前記ダ
    ウンロード指示に従って、前記実行可能な起動プログラ
    ムおよび当該起動プログラムに対応する新たな規定プロ
    グラムを、前記通信回線を介して前記端末装置に送信す
    るプログラム送信手段を有することを特徴とするシステ
    ム管理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載の端末装置と、請求項7乃至請求項9のいずれかに記
    載のシステム管理装置とを有することを特徴とするプロ
    グラム自動切替システム。
  11. 【請求項11】 各種情報を記憶する記憶手段を備え、
    特定のプログラムについての複数のバージョンに対応す
    る複数のプログラムを前記バージョン毎に格納すること
    が可能な格納領域を前記記憶手段に有する端末装置の制
    御方法において、 前記複数のプログラムのうちのいずれか一のプログラム
    であり、かつ、予め実行するように定められたプログラ
    ムである規定プログラムのバージョンと、バージョン指
    示情報として外部から入力された実際に実行すべき実行
    プログラムのバージョンとが一致しているか否かを判別
    する実行プログラムバージョン判別工程と、 当該判別結果が一致する場合には、前記規定プログラム
    を実行プログラムとして選択し、一致しない場合には、
    前記バージョン指示情報に対応するバージョンのプログ
    ラムを実行プログラムとして選択するプログラム選択工
    程と、 前記実行プログラムを実行するプログラム実行工程とを
    備えることを特徴とする端末装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の端末装置の制御方法
    において、 前記格納領域は、ディレクトリに対応しており、 前記プログラム選択工程は、前記バージョン指示情報に
    対応するディレクトリを選択し、 前記プログラム実行工程は、当該選択されたディレクト
    リに対応する格納領域に格納されたプログラムを実行す
    ることを特徴とする端末装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の端末装置の制御方法
    において、 外部から入力された前記規定プログラムを予め定められ
    た前記格納領域に格納することにより前記規定プログラ
    ムを更新するプログラム更新工程を有することを特徴と
    する端末装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至請求項13のいずれか
    に記載の端末装置と、通信回線を介して接続されるシス
    テム管理装置の制御方法において、 前記バージョン指示情報を前記通信回線を介して前記端
    末装置に送信する実行プログラムバージョン送信工程を
    有することを特徴とするシステム管理装置の制御方法。
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