JPWO2018212156A1 - 微粒子数検出器 - Google Patents

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Abstract

微粒子数検出器10は、電荷発生素子と、捕集装置と、個数測定装置とを備える。電荷発生素子は、通気管12内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする。捕集装置は、電界発生部42によって発生された電界を利用して捕集電極48に帯電微粒子を捕集する。個数測定装置は、捕集電極48に捕集された帯電微粒子の数に応じて変化する捕集電極48の物理量に基づいて、帯電微粒子の数を検出する。ここで、通気管12は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部13(13a〜13d)と、骨格形成部13に接触しセラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部14(14a〜14d)とを備える。

Description

本発明は、微粒子数検出器に関する。
微粒子数検出器としては、セラミック製の通気管内に導入されたガス中の微粒子に、電荷発生素子がコロナ放電によってイオンを発生させてそのイオンを帯電させ、帯電した微粒子を捕集電極が捕集し、捕集された微粒子の電荷の量に基づいて個数測定器が微粒子数を測定するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2015/146456号パンフレット
しかしながら、こうした微粒子数検出器を用いて高温ガス中の微粒子数を測定する場合、セラミック製の通気管に水が付着すると熱衝撃によりクラックが発生するおそれがあった。クラックは、通気管の壁面を貫通した場合はもちろんのこと、通気管の壁面を貫通していない場合でも測定精度を低下させる原因となり得る。すなわち、通気管の壁面を貫通していないクラックが発生した場合、そのクラックにより解放された応力で、通気管壁面が変形し、壁面に設けられた電荷発生素子の位置がずれる。コロナ放電を起こすために必要となる不平等電界では、電気力線の分布が端部に集中しているため、わずかな変形によって電界分布が大きく変化する。それに伴い、イオン密度の空間分布も変化してしまうため、微粒子1つ当たりに付着するイオンの量が設計値から外れてしまい、測定精度の低下を招く。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、電荷発生素子の位置ずれを防止することを主目的とする。
本発明の微粒子数検出器は、
通気管内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする電荷発生素子と、
前記電荷発生素子よりも前記ガスの流れの下流側に設けられ、前記帯電微粒子を捕集する帯電微粒子捕集部と、
前記帯電微粒子捕集部に捕集された前記帯電微粒子の数に応じて変化する前記帯電微粒子捕集部の物理量に基づいて、前記帯電微粒子の数を検出する個数検出部と、
を備え、
前記通気管は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部と、前記骨格形成部に接触し前記セラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部とを備える、
ものであるか、
あるいは、
通気管内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする電荷発生素子と、
前記電荷発生素子よりも前記ガスの流れの下流側に設けられ、前記微粒子に帯電しなかった余剰電荷を捕集する余剰電荷捕集部と、
前記余剰電荷捕集部に捕集された前記余剰電荷の数に応じて変化する前記余剰電荷捕集部の物理量に基づいて、前記帯電微粒子の数を検出する個数検出部と、
を備え、
前記通気管は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部と、前記骨格形成部に接触し前記セラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部とを備える、
ものである。
この微粒子数検出器では、電荷発生素子は、通気管内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする。帯電微粒子捕集部は、その帯電微粒子を捕集し、個数検出部は、帯電微粒子捕集部に捕集された帯電微粒子の数に応じて変化する帯電微粒子捕集部の物理量に基づいてガス中の微粒子の数を検出する。あるいは、余剰電荷捕集部は、余剰電荷を捕集し、個数検出部は、余剰電荷捕集部に捕集された余剰電荷の数に応じて変化する余剰電荷捕集部の物理量に基づいて帯電微粒子の数を検出する。ここで、通気管は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部と、その骨格形成部に接触し骨格形成部を構成するセラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部とを備える。これにより、通気管全体が緻密質になるため、微粒子を含むガスが通気管の壁面を通り抜けることがない。また、高温ガス中の微粒子数を測定する場合、通気管に水が付着すると水が付着した部分が急冷され、熱衝撃によるエネルギーが発生するが、通気管のうち応力緩和部がそのエネルギー密度を低減するため、応力集中を緩和し、通気管にクラックが発生するのを抑制することができる。これにより、クラックによる電荷発生素子の位置ずれを防止することができ、ひいては測定精度を高く維持することができる。
なお、本明細書において、「電荷」とは、正電荷や負電荷のほかイオンを含むものとする。「微粒子の数を検出する」とは、微粒子の数を測定する場合のほか、微粒子の数が所定の数値範囲に入るか否か(例えば所定のしきい値を超えるか否か)を判定する場合も含むものとする。「物理量」とは、帯電微粒子の数(電荷量)に基づいて変化するパラメータであればよく、例えば電流などが挙げられる。「緻密質」とは、開気孔率が5%以下(好ましくは3%以下、より好ましくは1%以下)であることをいう。
本発明の微粒子数検出器において、前記骨格形成部は、前記通気管が複数に分割された分割部材であり、前記応力緩和部は、複数の前記分割部材を接合する接合層であってもよい。こうすれば、複数の分割部材を接合層で接合して通気管を作製するため、通気管の製造が容易になる。また、前記通気管は、角筒であり、前記分割部材は、前記通気管が面毎に4つに分割されたものとしてもよい。こうすれば、分割部材は面状部材であり面方向に伸縮するのを応力緩和部である接合層が許容しているため、通気管にクラックが発生するのをより抑制することができる。
本発明の微粒子数検出器において、前記骨格形成部は、前記通気管と同形状の管体であり、前記応力緩和部は、前記管体の外表面、内表面及び内部の少なくとも1箇所に層状に設けられていてもよい。高温ガス中の微粒子数を測定する場合、通気管に水が付着すると熱衝撃のエネルギーが発生するが、そのエネルギー密度の少なくとも一部は応力緩和部によって低減される。また、応力緩和部が管体の外表面に層状に設けられている場合には、応力緩和部は通気管を保護する役割も果たす。応力緩和部が管体の内部に層状に設けられている場合には、応力緩和部は管体から剥離するおそれが特に小さくなる。
本発明の微粒子数検出器において、前記応力緩和部のヤング率は、前記骨格形成部を構成するセラミックス材料のヤング率の0.7倍以下であることが好ましい。こうすれば、通気管に水が付着した場合に発生する熱応力を十分に低減することができる。
本発明の微粒子数検出器において、前記骨格形成部は、アルミナ、窒化ケイ素、ムライト、コージェライト及びマグネシアからなる群より選ばれた少なくとも1種のセラミックス材料で構成されていることが好ましい。また、前記応力緩和部は、結晶化ガラスで構成されていることが好ましい。なお、本発明の微粒子数検出器は通常金属材料から構成される排気管に取り付けられるため、骨格形成部が金属材料のCTE(10ppm/℃以上)に近い材料で構成されていれば熱応力を低減させることができる。この点で、マグネシアは骨格形成部の材料として好適である。また、本発明の微粒子数検出器において、電荷発生素子及び帯電微粒子捕集部(又は余剰電荷捕集部)には、導電性を有する電極が設けられる。電極の材料は、例えばPtを含んだ導電材料であってもよい。PtのCTEは10.5ppm/℃と金属材料の中でも比較的低い。そのため、電極の材料としてPtを含んだ導電材料を用いる場合には、アルミナを骨格形成部の材料としてもよい。
本発明の微粒子数検出器は、帯電微粒子捕集部は、一対の捕集電界生成電極の間に配置され、その一対の捕集電界生成電極の間に捕集電圧が印加されると帯電微粒子を捕集するようにしてもよい。また、本発明の微粒子数検出器は、前記電荷発生素子と前記帯電微粒子捕集部との間に余剰電荷を除去する余剰電荷除去部を備えていてもよい。余剰電荷除去部は、一対の除去電界生成電極の間に配置され、その一対の除去電界生成電極の間に捕集電圧よりも低い除去電圧が印加されると微粒子に付加されなかった余剰電荷を捕集するようにしてもよい。
本発明の微粒子数検出器は、例えば、大気環境調査、屋内環境調査、汚染調査、自動車などの燃焼粒子計測、粒子生成環境監視、粒子合成環境監視等で用いられる。
微粒子数検出器10の概略構成を表す断面図。 図1のA−A断面図。 ヤング率比と安全率比との関係を示すグラフ。 通気管112の断面図。 通気管212の断面図。 通気管12の変形例の断面図。 電荷発生素子120の斜視図。 微粒子数検出器310の概略構成を表す断面図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は微粒子数検出器10の概略構成を表す断面図、図2は図1のA−A断面図である。
微粒子数検出器10は、ガス(例えば自動車の排ガス)に含まれる微粒子の数を計測するものである。この微粒子数検出器10は、セラミック製の通気管12内に、電荷発生素子20、捕集装置40、余剰電荷除去装置50、個数測定装置60及びヒータ装置70を備えている。
通気管12は、ガスを通気管12内に導入するガス導入口12aと、通気管12を通過してきたガスを排出するガス排出口12bと、ガス導入口12aとガス排出口12bとの間の空間である中空部12cとを有している。通気管12は、図2に示すように、角筒つまり断面四角形の筒である。通気管12は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部13と、骨格形成部13に接触し骨格形成部13を構成するセラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部14とを備える。骨格形成部13は、通気管12が面毎に4つに分割された部材を含む。具体的には、骨格形成部13は、上面部材13aと下面部材13bと2つの壁面部材13c,13dを含む。4つの部材13a〜13dを構成するセラミック材料としては、特に限定するものではないが、例えば、アルミナ(ヤング率:280GPa、CTE:8.0ppm/℃)、窒化ケイ素(ヤング率:270GPa、CTE:3.5ppm/℃)、ムライト(ヤング率:210GPa、CTE:5.8ppm/℃)、コージェライト(ヤング率:145GPa、CTE:0.1ppm/℃以下)、マグネシア(ヤング率:245GPa、CTE:12.9ppm/℃)などが挙げられる。なお、CTEは熱膨張係数(40〜850℃)を示す(以下同じ)。また、4つの部材13a〜13dは緻密質であり、開気孔率は5%以下、好ましくは3%以下、より好ましくは1%以下である。応力緩和部14は、4つの部材13a〜13dを接合する接合層14a〜14dである。具体的には、応力緩和部14は、上面部材13aと壁面部材13cとを接合する接合層14a、上面部材13aと壁面部材13dとを接合する接合層14b、下面部材13bと壁面部材13cとを接合する接合層14c、下面部材13bと壁面部材13dとを接合する接合層14dを含む。4つの接合層14a〜14dを構成する材料としては、金属や結晶相が析出しない一般的なガラスを用いることができるが、軟化時に形状追従性があるため封止に有利であり、結晶化させた後は軟化しないという点で、結晶化ガラスが好ましい。結晶化ガラスとしては、特に限定するものではないが、例えば、ネオセラム(ヤング率:100GPa、CTE:0.1ppm/℃)、SOFC用の結晶化ガラス(ヤング率:50〜150GPa、CTE:9.5〜13.0ppm/℃)などが挙げられる。なお、結晶化ガラスはガラスセラミックとも呼ばれる。また、4つの接合層14a〜14dは緻密質であり、開気孔率が5%以下、好ましくは3%以下、より好ましくは1%以下である。骨格形成部13と応力緩和部14との熱膨張係数差は±1ppm/℃以下であることが好ましく、±0.5ppm/℃以下であることがより好ましい。
こうした通気管12の作製方法を以下に示す。まず、各部材13a〜13dを作製する。すなわち、原料粉末を所定形状の成形体に成形し、その成形体を焼成し、緻密なセラミック材料からなる部材13a〜13dを得る。なお、各種電極等は、成形する際に埋設しておく。次に、ガラス粉末ペースト(ガラス粉末、バインダ及び溶剤の混合物)を接合部分に塗布して各部材13a〜13dを一体化し、その一体化したものを加熱して、ガラス軟化点(例えば500℃)、カーボンの熱分解温度(例えば600℃)を経たあと更に高温(例えば800℃)で維持して結晶相を成長させることにより、結晶化ガラスからなる接合層14a〜14dとする。なお、ガラス粉末ペーストの代わりにガラス粉末のグリーンシートを用いてもよいしガラスタブレット(ガラス粉末を型に詰めてプレスし必要に応じて熱を加えて固めたもの)を用いてもよい。これらは固体であるためペーストに比べて取り扱いが容易である点で好ましい。また、ガラスタブレットはカーボンが入っていないため加熱後にピンホール等が生じにくい点で好ましい。
通気管12の1/4モデル(図2の1点鎖線で囲んだ部分)で熱応力を計算した。具体的には、環境温度600℃において、骨格形成部13(ここではアルミナ)と応力緩和部14との境界を含む領域に水が付着してその領域が100℃になったときの安全率を、ヤング率比が0.9,0.7,0.3のそれぞれについて求めた。その結果を図3に示す。なお、ヤング率比=応力緩和部のヤング率/アルミナのヤング率、安全率=アルミナの許容応力/最大応力、アルミナの許容応力=2160MPaである。ヤング率比が0.9,0.7,0.3の場合の最大応力はそれぞれ700MPa,500MPa,300MPaであった。図3から、ヤング率比が0.7以下であれば安全率は5以上になるため好ましいことがわかる。
電荷発生素子20は、通気管12のうちガス導入口12aに近い側に設けられている。この電荷発生素子20は、針状電極22と、その針状電極22に対向して設置された対向電極24とを有している。また、針状電極22と対向電極24とは、電圧Vp(例えばパルス電圧等)を印加する放電用電源26に接続されている。対向電極24は接地電極である。針状電極22と対向電極24との間に電圧Vpが印加されると、両電極間の電位差により気中放電が発生する。この気中放電中をガスが通過することによりガス中の微粒子16は電荷18が付加されて帯電微粒子Pになる。
捕集装置40は、帯電微粒子Pを捕集する装置であり、通気管12内の中空部12c(電荷発生素子20よりも排ガスの流れの下流側)に設けられている。捕集装置40は、電界発生部42及び捕集電極48を有している。電界発生部42は、中空部12cの壁に埋設された負極44と、その負極44に対向する壁に埋設された正極46とを有している。捕集電極48は、正極46が埋設された中空部12cの壁に露出している。電界発生部42の負極44には負電位−V1が印加され、正極46には接地電位Vssが印加される。負電位−V1のレベルは−mVオーダーから−数10Vである。これにより、中空部12cの内部には正極46から負極44に向かう電界が発生する。したがって、中空部12cに入り込んだ帯電微粒子Pは、発生している電界によって、正極46に引き寄せられ、その途中に設置された捕集電極48に捕集される。
余剰電荷除去装置50は、微粒子16に付加されなかった電荷18を除去する装置であり、中空部12cのうち捕集装置40よりも排ガス流れの上流側(電荷発生素子20と捕集装置40との間)に設けられている。余剰電荷除去装置50は、電界発生部52及び除去電極58を有している。電界発生部52は、中空部12cの壁に埋設された負極54と、その負極54に対向する壁に埋設された正極56とを有している。除去電極58は、正極56が埋設された中空部12cの壁に露出している。電界発生部52の負極54には負電位−V2が印加され、正極56には接地電位Vssが印加される。負電位−V2のレベルは−mVオーダーから−数10Vである。負電位−V2の絶対値は、捕集装置40の負極44に印加される負電位−V1の絶対値よりも1桁以上小さい。これにより、正極56から負極54に向かう弱い電界が発生する。したがって、電荷発生素子20で気中放電によって発生した電荷18のうち、微粒子16に付加されなかった電荷18は、弱い電界によって正極56に引き寄せられ、その途中に設置された除去電極58を介してGNDに捨てられる。
個数測定装置60は、捕集電極48に捕集された帯電微粒子Pの電荷18の量に基づいて微粒子16の個数を測定する装置であり、電流測定部62及び個数算出部64を有している。電流測定部62と捕集電極48との間には、捕集電極48側からコンデンサ66と抵抗器67とスイッチ68とが直列に接続されている。スイッチ68は、半導体スイッチが好ましい。スイッチ68がオンされて捕集電極48と電流測定部62とが電気的に接続されると、捕集電極48に付着した帯電微粒子Pに付加された電荷18に基づく電流が、コンデンサ66と抵抗器67からなる直列回路を介して過渡応答として電流測定部62に伝達される。電流測定部62は、通常の電流計を用いることができる。個数算出部64は、電流測定部62からの電流値に基づいて微粒子16の個数を演算する。
ヒータ装置70は、ヒータ電極72及びヒータ電源74を有している。ヒータ電極72は、捕集電極48が設けられた壁に埋設されている。ヒータ電源74は、ヒータ電極72の両端に設けられた端子同士の間に電圧を印加してヒータ電極72に電流を流すことにより、ヒータ電極72を発熱させる。なお、ヒータ装置70は、SOF(Soluble Organic Fraction:可溶性有機成分)と呼ばれる高分子炭化水素の影響をなくした状態で微粒子数を測定する際にも利用される。
次に、微粒子数検出器10の使用例について説明する。自動車の排ガスに含まれる微粒子を計測する場合、エンジンの排気管内に微粒子数検出器10を取り付ける。このとき、排ガスが微粒子数検出器10のガス導入口12aから通気管12内に導入され、ガス排出口12bから排出されるように微粒子数検出器10を取り付ける。
ガス導入口12aから通気管12内に導入された排ガスに含まれる微粒子16は、電荷発生素子20を通過する際に電荷18(電子)が付加されて帯電微粒子Pになったあと中空部12cに入る。帯電微粒子Pは、電界が弱く除去電極58の長さが中空部12cの長さに対して1/20〜1/10と短い余剰電荷除去装置50をそのまま通過して捕集装置40に至る。また、微粒子16に付加されなかった電荷18も、中空部12cに入る。こうした電荷18は、電界が弱くても余剰電荷除去装置50の正極56に引き寄せられ、その途中に設置された除去電極58を介してGNDに捨てられる。これにより、微粒子16に付加されなかった不要な電荷18は捕集装置40にほとんど到達することがない。
帯電微粒子Pは、捕集装置40に至ると、正極46に引き寄せられ、その途中に設置された捕集電極48に捕集される。捕集電極48に付着された帯電微粒子Pの電荷18に基づく電流が、コンデンサ66と抵抗器67からなる直列回路を介して過渡応答として個数測定装置60の電流測定部62に伝達される。
電流Iと電荷量qの関係は、I=dq/(dt)、q=∫Idtである。したがって、個数算出部64は、スイッチ68がオンされている期間(スイッチオン期間)にわたって電流測定部62からの電流値を積分(累算)して電流値の積分値(蓄積電荷量)を求める。スイッチオン期間の経過後に、蓄積電荷量を素電荷で除算して電荷の総数(捕集電荷数)を求め、その捕集電荷数を1つの微粒子16に付加する電荷の数の平均値で除算することで、一定時間(例えば5〜15秒)にわたって捕集電極48に付着していた微粒子16の個数を求めることができる。そして、個数算出部64は、一定時間における微粒子16の個数を算出する演算を、所定期間(例えば1〜5分)にわたって繰り返し行って積算することで、所定期間にわたって捕集電極48に付着した微粒子16の個数を算出することができる。また、コンデンサ66と抵抗器67による過渡応答を利用することで、小さな電流でも測定することが可能となり、微粒子16の個数を高精度に検出することができる。pA(ピコアンペア)レベルやnA(ナノアンペア)レベルの微小な電流であれば、例えば抵抗値の大きい抵抗器67を使用して時定数を大きくすることで、微小な電流の測定が可能となる。
微粒子16の個数を測定する場合、微粒子16を含む排ガスが通気管12の壁面を通り抜けて通気管12の内部と外部とを行き来してしまうと測定精度が低下するが、本実施形態では通気管12全体が緻密質であり微粒子16を含む排ガスが通気管12の壁面を通り抜けることがないため測定精度を高く維持することができる。また、高温の排ガス中の微粒子数を測定する場合、通気管12に水が付着すると水が付着した部分に熱衝撃によるエネルギーが発生するが、通気管12のうち応力緩和部14(接合層14a〜14d)がそのエネルギー密度の少なくとも一部を低減するため、通気管12にクラックが発生するのを抑制することができる。これにより、クラックによる電荷発生素子20の位置ずれ(特に針状電極22の先端の位置ずれ)を防止することができ、ひいては測定精度を高く維持することができる。なお、針状電極22の先端の位置がずれると、イオン密度の空間分布も変化してしまうため、1つの微粒子16に付加する電荷の数の平均値(微粒子16の個数を算出するのに用いるパラメータ)が設計値から外れてしまい、測定精度の低下を招くことがある。
微粒子の個数を測定したあと、捕集電極48には微粒子等が堆積していることがある。その場合、ヒータ電極72の一対の端子の間に所定のリフレッシュ電圧が印加されるようヒータ電源74を制御する。所定のリフレッシュ電圧が印加されたヒータ電極72は、捕集電極48に捕集された帯電微粒子Pを焼却可能な温度になる。これにより、捕集電極48をリフレッシュすることができる。
ここで、本実施形態の微粒子数検出器10の構成要素と本発明の微粒子数検出器の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の通気管12が本発明の通気管に相当し、電荷発生素子20が電荷発生素子に相当し、捕集装置40が帯電微粒子捕集部に相当し、個数測定装置60が個数検出部に相当する。
以上詳述した微粒子数検出器10では、通気管12全体が緻密質であり微粒子を含む排ガスが通気管12の壁面を通り抜けることがない。また、通気管12に水が付着したとしても通気管12のうち応力緩和部14がクラックの発生を抑制するためクラックによる電荷発生素子20の位置ずれを防止することができる。したがって、微粒子数検出器10によれば測定精度を高く維持することができる。
また、複数の部材13a〜13dを接合層14a〜14dで接合して通気管12を作製するため、通気管12の作製が容易になる。
更に、複数の部材13a〜13dは面状部材であり面方向に伸縮するのを接合層14a〜14dが許容しているため、通気管12にクラックが発生するのをより抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、骨格形成部13と応力緩和部14とを備える通気管12を採用したが、これに代えて、図4又は図5に示す通気管112,212を採用してもよい。図4は通気管112の断面図、図5は通気管212の断面図である。これらは、図1のA−A断面図に相当する図面である。符号42,44,46,48,72は、上述した実施形態と同じ構成要素を表すため、それらの説明は省略する。
図4に示す通気管112は、通気管112と同形状の管体である骨格形成部113と、その骨格形成部113の外表面を覆う層状の応力緩和部114とを備えている。骨格形成部113は、セラミック材料で構成されている。セラミック材料の具体例は上述した実施形態で述べたとおりである。応力緩和部114は、骨格形成部113を構成するセラミック材料よりもヤング率の低い材料(例えば結晶化ガラス)で構成されている。高温ガス中の微粒子数を測定する場合、通気管112に水が付着すると熱衝撃のエネルギーが発生するが、そのエネルギー密度の少なくとも一部は応力緩和部114によって低減される。そのため、通気管112にクラックが発生するのを抑制することができる。また、応力緩和部114は通気管112を保護する役割も果たす。この応力緩和部114に代えて又は加えて、骨格形成部113の内表面を覆う(但し電極22,24,48,58は除く)層状の応力緩和部を設けてもよい。なお、通気管112についても、上述した実施形態と同様にヤング率比と安全率との関係を調べたところ、ヤング率比が0.7以下であれば安全率は5以上になった。
図5に示す通気管212は、通気管212と同形状の管体である骨格形成部213と、その骨格形成部213の内部に埋め込まれた層状(薄い筒状)の応力緩和部214とを備えている。骨格形成部213は、セラミック材料で構成されている。セラミック材料の具体例は上述した実施形態で述べたとおりである。応力緩和部214は、骨格形成部213を構成するセラミック材料よりもヤング率の低い材料(例えば結晶化ガラス)で構成されている。高温ガス中の微粒子数を測定する場合、通気管212に水が付着すると熱衝撃のエネルギーが発生するが、そのエネルギー密度の少なくとも一部は応力緩和部214によって低減される。そのため、通気管212にクラックが発生するのを抑制することができる。また、応力緩和部214は骨格形成部213から剥離するおそれが小さい。この応力緩和部214に加えて、図4の応力緩和部114を設けてもよいし、骨格形成部213の内表面を覆う(但し電極22,24,48,58は除く)層状の応力緩和部を設けてもよい。
上述した実施形態では、通気管12の接合層14a〜14dを応力緩和部14としたが、それに加えて通気管12の外表面、内表面及び内部の少なくとも1箇所に層状の応力緩和部を設けてもよい。
上述した実施形態では、通気管12を4つに分割した例を示したが、図6に示すように通気管12を上下2つに分割した分割部材13e,13f(骨格形成部13)を接合層14e,14f(応力緩和部14)で接合してもよい。なお、図6の符号42,44,46,48,72は、上述した実施形態と同じ構成要素を表すため、それらの説明を省略する。
上述した実施形態では、通気管12を角筒としたが、特に角筒に限定されるものではなく、円筒としてもよいし、断面多角形の筒体としてもよい。また、通気管12の断面の外郭形状を円形、通気管12の断面の中空部12cを四角形としてもよい。この点は、図4〜図6でも同様である。
上述した実施形態では、針状電極22と対向電極24とを備えた電荷発生素子20を採用したが、これに代えて、図7に示す電荷発生素子120を採用してもよい。電荷発生素子120は、誘電体層126の表裏にそれぞれ放電電極122と誘導電極124とが設けられている。放電電極122は、長方形状の金属薄板の互いに向かい合う長辺に複数の三角形状の微細突起122aが設けられている。誘導電極124は、長方形状の電極であり、放電電極122の長手方向と平行に2本設けられている。この電荷発生素子120の両電極間に高周波の高電圧を印加すると、放電が起きてイオン(電荷)が発生する。
上述した実施形態では、微粒子の個数を測定したが、その代わりに、微粒子の個数が所定の数値範囲に入るか否か(例えば所定のしきい値を超えるか否か)を判定してもよい。
上述した実施形態では、帯電微粒子の数(電荷量)に基づいて変化するパラメータとして電流を例示したが、特に電流に限られるものではなく、帯電微粒子の数(電荷量)に基づいて変化するパラメータであればよい。
上述した実施形態では、余剰電荷除去装置50を設けたが、この余剰電荷除去装置50を省略してもよい。
上述した実施形態では、捕集装置40の捕集電極48に流れる電流に基づいて帯電微粒子Pの数を求めたが、図8に示す微粒子数検出器310のように、捕集装置40(電界発生部42及び捕集電極48)を省略し、余剰電荷除去装置50の除去電極58に流れる電流に基づいて余剰電荷の数を求め、電荷発生素子20で発生した電荷の総数からその余剰電荷の数を差し引いて帯電微粒子Pの数を個数測定装置360が求めるようにしてもよい。この場合も、通気管12は、図2に示すように、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部13(13a〜13d)と、骨格形成部13に接触しセラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部14(14a〜14d)とを備えるようにする。こうすれば、微粒子数検出器310では、通気管12全体が緻密質であり微粒子を含む排ガスが通気管12の壁面を通り抜けることがない。また、通気管12に水が付着したとしても通気管12のうち応力緩和部14がクラックの発生を抑制するためクラックによる電荷発生素子20の位置ずれを防止することができる。したがって、測定精度を高く維持することができる。なお、図2の通気管12の代わりに、図4の通気管112や図5の通気管212、図6の通気管12を採用してもよい。
本出願は、2017年5月15日に出願された日本国特許出願第2017−96234号を優先権主張の基礎としており、引用によりその内容の全てが本明細書に含まれる。
本発明は、ガス中の微粒子の数を検出するのに利用可能である。
10 微粒子数検出器、12a ガス導入口、12b ガス排出口、12c 中空部、13 骨格形成部、13a 上面部材、13b 下面部材、13c,13d 壁面部材、13e,13f 分割部材、14 応力緩和部、14a〜14f 接合層、16 微粒子、18 電荷、20 電荷発生素子、22 針状電極、24 対向電極、26 放電用電源、40 捕集装置、42 電界発生部、44 負極、46 正極、48 捕集電極、50 余剰電荷除去装置、52 電界発生部、54 負極、56 正極、58 除去電極、60 個数測定装置、62 電流測定部、64 個数算出部、66 コンデンサ、67 抵抗器、68 スイッチ、70 ヒータ装置、72 ヒータ電極、74 ヒータ電源、112 通気管、113 骨格形成部、114 応力緩和部、120 電荷発生素子、122 放電電極、122a 微細突起、124 誘導電極、126 誘電体層、212 通気管、213 骨格形成部、214 応力緩和部、310 微粒子数検出器、360 個数測定装置。

Claims (8)

  1. 通気管内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする電荷発生素子と、
    前記電荷発生素子よりも前記ガスの流れの下流側に設けられ、前記帯電微粒子を捕集する帯電微粒子捕集部と、
    前記帯電微粒子捕集部に捕集された前記帯電微粒子の数に応じて変化する前記帯電微粒子捕集部の物理量に基づいて、前記帯電微粒子の数を検出する個数検出部と、
    を備え、
    前記通気管は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部と、前記骨格形成部に接触し前記セラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部とを備える、
    微粒子数検出器。
  2. 通気管内に導入されたガス中の微粒子に放電によって発生させた電荷を付加して帯電微粒子にする電荷発生素子と、
    前記電荷発生素子よりも前記ガスの流れの下流側に設けられ、前記微粒子に帯電しなかった余剰電荷を捕集する余剰電荷捕集部と、
    前記余剰電荷捕集部に捕集された前記余剰電荷の数に応じて変化する前記余剰電荷捕集部の物理量に基づいて、前記帯電微粒子の数を検出する個数検出部と、
    を備え、
    前記通気管は、セラミック材料で構成された緻密質の骨格形成部と、前記骨格形成部に接触し前記セラミック材料よりもヤング率の低い材料で構成された緻密質の応力緩和部とを備える、
    微粒子数検出器。
  3. 前記骨格形成部は、前記通気管が複数に分割された分割部材であり、前記応力緩和部は、複数の前記分割部材を接合する接合層である、
    請求項1又は2に記載の微粒子数検出器。
  4. 前記通気管は、角筒であり、前記分割部材は、前記通気管が面毎に4つに分割されたものである、
    請求項3に記載の微粒子数検出器。
  5. 前記骨格形成部は、前記通気管と同形状の管体であり、
    前記応力緩和部は、前記管体の外表面、内表面及び内部の少なくとも1箇所に層状に設けられている、
    請求項1又は2に記載の微粒子数検出器。
  6. 前記応力緩和部のヤング率は、前記骨格形成部を構成するセラミックス材料のヤング率の0.7倍以下である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の微粒子数検出器。
  7. 前記骨格形成部は、アルミナ、窒化ケイ素、ムライト、コージェライト及びマグネシアからなる群より選ばれた少なくとも1種のセラミックス材料で構成されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の微粒子数検出器。
  8. 前記応力緩和部は、結晶化ガラスで構成されている、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の微粒子数検出器。
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