JPWO2018203417A1 - 端末、基地局装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

基地局装置は、ユーザ装置と通信を行い、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定部と、前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信し、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信部とを有する。

Description

本発明は、無線通信システムにおける基地局装置、ユーザ装置及び通信方法に関連するものである。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRでは、ユーザ装置と基地局装置とが接続を確立する際の初期アクセスにおいて、基地局装置から送信される同期信号によるセル検出及びセル同定、及び初期アクセスに必要なシステム情報の一部の取得が、ユーザ装置によって行われる(例えば非特許文献1)。
また、NRでは、LTE(Long Term Evolution)と同様の低い周波数帯から、LTEよりも更に高い周波数帯までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、当該伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することが検討されている(例えば非特許文献2)。
3GPP TS 36.213 V14.2.0 (2017−03) 3GPP TS 36.211 V14.2.0 (2017−03)
NRにおいて、初期アクセスに必要な同期信号及びシステム情報の一部は、連続したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルから構成されるSS block(Synchronization Signal block)と呼ばれるリソースユニットで、無線フレームにマッピングされる。また、SS blockは、1又は複数のSS blockを含むSS burst、1又は複数のSS burstを含むSS burst setを構成する。SS burst setが基地局装置から送信される周期は、SS burst set periodicityとして、既定値が20msで定義されている。
ここで、SS burst set periodicityは、既定値の20ms以外の値(例えば、5ms、10ms、80ms等)が混在して設定される場合がある。そのため、ユーザ装置が想定する値とは異なる値が、SS burst set periodicityに設定されるケースが考えられる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、基地局装置とユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて、基地局装置が同期信号及びシステム情報が含まれるブロックセットの送信周期をユーザ装置に通知することで、基地局装置とユーザ装置との間で効率の良い初期アクセスを実現する技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、ユーザ装置と通信を行う基地局装置であって、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定部と、前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信し、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信部とを有する基地局装置が提供される。
開示の技術によれば、基地局装置とユーザ装置とを有する無線通信システムにおいて、基地局装置が同期信号及びシステム情報が含まれるブロックセットの送信周期をユーザ装置に通知することで、基地局装置とユーザ装置との間で効率の良い初期アクセスを実現する技術が提供される。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成図である。 初期アクセスの動作例(1)を示す図である。 初期アクセスの動作例(2)を示す図である。 初期アクセスの動作例(3)を示す図である。 SS block indexの通知例(1)を示す図である。 SS block indexの通知例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(3)を示す図である。 基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。 ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。 基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態の無線通信システムが動作するにあたっては、適宜、既存技術を使用できる。ただし、当該既存技術は例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
また、以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synclonization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語を、NR−SS、NR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH等と表記する。
以下では、システム全体構成、初期アクセスの例を基本例として説明し、その後本発明の実施の形態における実施例1−3を説明する。実施例1−3は、基本例をベースとする。ただし、実施例1−3は、基本例以外のシステム又は初期アクセスをベースとしてもよい。
(基本例)
<システム全体構成>
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示すように、基地局装置100及びユーザ装置200を含む。図1には、基地局装置100及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局装置100は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置200と無線通信を行う通信装置である。図1に示されるように、基地局装置100は、同期信号及びシステム情報をユーザ装置200に送信する。同期信号は、例えば、NR−PSS及びNR−SSSである。システム情報は、例えば、NR−PBCHにて送信される。基地局装置100及びユーザ装置200とはいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。ユーザ装置200は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine−to−Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置100に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。初期アクセスの段階において、図1に示されるように、ユーザ装置200は、ランダムアクセスのプリアンブル信号を基地局装置100に送信する。当該ランダムアクセスは、基地局装置100から受信したNR−PBCHによるシステム情報に加え、NR−PDSCH(Physical downlink shared channel)によるシステム情報に基づいて行われる。本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することと同義である。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することと同義である。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポートを指す。なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られるわけではない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置100及びユーザ装置200において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
<初期アクセスの例>
図2は、初期アクセスの動作例(1)を示す図である。図2、図3及び図4における初期アクセスは、異なるSS burst set periodicityが混在する場合の動作である。また、図2、図3及び図4においては、SS burst set periodicityは、基地局装置100からユーザ装置200に通知されない。SS burst set periodicityとは、SS burst setが、基地局装置100からユーザ装置200へ送信される周期である。SS burst setとは、1つ又は複数のSS blockを含む周期的なリソース群である。SS blockとは、1つのNR−PSS、1つのNR−SSS及び2つから4つのNR−PBCHから構成されるリソースユニットである。NR−PSSは、基地局装置100からユーザ装置200へ送信されるNRにおけるPSSであり、少なくとも初期の時間及び周波数同期に使用される。NR−SSSは、基地局装置100からユーザ装置200へ送信されるNRにおけるSSSであり、少なくともセルID(identity)の検出に使用される。NR−PBCHは、基地局装置100からユーザ装置200へ送信されるNRにおけるPBCHであり、NR−PSS及びNR−SSSを検出後、初期アクセスに必要なシステム情報の一部、例えば、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)及び他のシステム情報を取得するための情報等が送信されるチャネルである。
図2に示されるように、基地局装置100からユーザ装置200へ送信される無線信号は、20ms周期のNR−PBCHを含む。SS burst set periodicityは、Default値である20msとする。なお、SS burst set periodicityのDefault値は、20msから変更されてもよく、例えば、10msであってもよい。図2において、システム情報を取得してSFNを特定する動作について説明するため、NR−PBCHのみ図示しているが、NR−PSS及びNR−SSSも、NR−PBCHと同様のタイミングで基地局装置100からユーザ装置へ送信される。すなわち、図2において、SS blockは、20ms周期で基地局装置100からユーザ装置へ送信される。
ここでは、ユーザ装置200は、NR−PBCHの更新周期である80msの周期の中から、NR−PBCHを4回取得して、SFNを特定するものとする。NRにおける1Radio frameが10ms固定長であるとした場合、SFNは、10msごとに1増加する。したがって、SFNの下位3ビットが、NR−PBCHのデコード時に暗黙的に取得される。すなわち、NR−PBCHは、SFNの下位3ビットはシステム情報に明示的には含まれないLTEと同様の構成を有しているとするが、例えば、システム情報に明示的に含まれるSFNのビット数の変更、繰り返し周期又は回数の変更等、当該構成はNRにおいて変更されてもよい。
図2において、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityは、実際のSS burst set periodicityと同一の20msとする。図2に示されるように、ユーザ装置200は、80msの期間に、NR−PBCHを4回取得する。ユーザ装置200は、NR−SSを検出し、NR−PBCHを4回取得して、NR−PBCHの繰り返し周期を確認し、SFNを特定することができる。ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityが実際のSS burst set periodicityと同一であるため、セルサーチに関する動作に支障は発生せず、上述の動作の後、ユーザ装置200は、初期アクセス動作の次の手順に進むことができる。
図3は、初期アクセスの動作例(2)を示す図である。図3において、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityは、実際のSS burst set periodicityよりも短い10msとする。図3に示されるように、ユーザ装置200は、40msの期間に、NR−PBCHを多くとも2回しか取得できない。また、ユーザ装置200は、想定するSS burst set periodicityが10msのため、設定されるSearch Window内にNR−SSが検出されず、セルサーチに失敗する可能性がある。NR−SSが検出できない場合、ユーザ装置200は、初期アクセスに失敗する。ユーザ装置200は、セルサーチに失敗した後、上位層等から設定される初期アクセスに要する許容時間によっては、再度セルサーチを実行して、NR−SSを探索することは可能である。
また、ユーザ装置200は、想定するSS burst set periodicityが10msのとき、NR−PBCHの1送信周期のすべてのNR−PBCHを取得できない可能性がある。例えば、図2においては、実際のSS burst set periodicityが20msであるため、NR−PBCHの1送信周期は2つのNR−PBCHを含むが、ユーザ装置200が2回取得したNR−PBCHは、それぞれ異なる送信周期に属する可能性がある。あるいは、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityが、例えば5ms等のさらに短い周期であった場合、NR−PBCHは1つか取得されるか、又は取得できない可能性がある。
上述のように、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityが実際のSS burst set periodicityよりも短いため、NR−PBCHを取得する動作に支障が発生する可能性があり、SFNの特定に失敗する可能性がある。
図4は、初期アクセスの動作例(3)を示す図である。図4において、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityは、実際のSS burst set periodicityよりも長い40msとする。図4に示されるように、ユーザ装置200は、160msの期間に、NR−PBCHを少なくとも4回取得する。ユーザ装置200は、NR−SSの検出は成功する。ただし、設定されるSearch Window内にNR−SSが複数検出される可能性がある。
また、ユーザ装置200が160msの期間に取得した4つのNR−PBCHは、基地局装置100から連続して送信されたNR−PBCHではない可能性がある。例えば、図4において、ユーザ装置200は、無線フレームに配置されているNR−PBCHを、40msごとに1つおきで取得する可能性がある。このとき、NR−PBCHに含まれているSFNを明示的に示す情報は、想定している情報と異なるため、ユーザ装置200は、SFNの特定に失敗する可能性がある。
上述のように、ユーザ装置200が想定するSS burst set periodicityが実際のSS burst set periodicityよりも長いため、NR−PBCHを取得する動作に支障が発生する可能性がある。
図5は、SS block indexの通知例(1)を示す図である。図5において、SS burst set periodicityは、20msである。図5に示される無線フレームにおいて、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する。SS block indexは、当該SS blockの時間的位置を示す情報であり、当該SS blockを識別する情報である。例えば、SS block indexは、基地局装置100からユーザ装置200へ、NR−PBCHで通知されてもよい。
図5に示される「通知内容の例1」では、基地局装置100は、SS block indexをSS burst単位でユーザ装置200に通知する。すなわち、SS burst set内に含まれる6つのSS blockは、順に「0」「1」「2」「0」「1」「2」のようにSS block indexが対応付けられる。また、例えば、SS burst set内に含まれる6つのSS blockは、順に「L−3」「L−2」「L−1」「L−3」「L−2」「L−1」のようにSS block indexが対応付けられてもよい。
図5に示される「通知内容の例2」では、基地局装置100は、SS block indexをSS burst単位でユーザ装置200に通知し、さらに、SS burst indexをSS block indexと組み合わせて通知する。すなわち、SS burst set内に含まれる6つのSS blockは順に、「0」「1」「2」「0」「1」「2」のようにSS block indexが対応付けられ、SS burst set内に含まれる2つのSS burstは、「0」「1」のようにSS burst indexが対応付けられる。
図6は、SS block indexの通知例(2)を示す図である。図6において、SS burst set periodicityは、20msである。図6に示される無線フレームにおいて、図5と同様に、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する。
図6に示される「通知内容の例3」では、基地局装置100は、SS block indexをSS burst set単位でユーザ装置200に通知する。すなわち、SS burst set内に含まれる6つのSS blockは、順に「0」「1」「2」「3」「4」「5」のようにSS block indexが対応付けられる。また、当該SS burst setの次のSS burst setは、同様に「0」「1」「2」「3」「4」「5」のようにSS block indexが対応付けられる。
(実施例1)
以下、実施例1について説明する。なお、以下の実施例1、2及び3においては、上述の基本例の技術に対する改善部分を説明している。したがって、特に説明をしない場合には、基本例が適用される。また、実施例1、2及び3は、それぞれ単独で実施されてもよいし、組み合わせが実施されてもよい。
図7は、本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。初期アクセスが開始されると、ステップS1において、基地局装置100は、NR−PSS、NR−SSS及びNR−PBCH、すなわちSS blockを、ユーザ装置200に送信する。NR−PBCHには、SS burst set periodicityを示す情報が含まれる。基地局装置100は、複数のSS blockで構成されるSS burst setをSS burst set periodicityの周期で繰り返してユーザ装置200に送信する。SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、当該複数のSS blockは、マルチビーム運用環境において、それぞれ異なるビームに関連付けられてもよい。
一方、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR−PSSを受信して、初期の時間及び周波数同期及びセルID(identity)の一部の特定に少なくとも使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR−SSSを受信して、少なくともセルIDの一部の特定に使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR−PBCHを受信して、SS burst set periodicity及び初期アクセスに必要なシステム情報の一部、例えば、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)及び他のシステム情報を取得するための情報等を取得する。当該他のシステム情報には、ランダムアクセス手順を実行するためのリソース等の情報が含まれる。ユーザ装置200は、取得したSS burst set periodicityに基づいて、SS blockの送信周期をSS blockの受信に利用することで、効率良くSS blockを受信する。また、SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、ユーザ装置200は、あるSS blockを取得すると、当該SS blockに関連付けられるビームに対応するリソースで、ランダムアクセス手順を開始する(S2)。
ステップS2において、基地局装置100とユーザ装置200との間でランダムアクセス手順が成功すると、初期アクセスは完了し、通常の通信が開始される(S3)。
図8は、本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(1)を示す図である。図8において、SS burst set periodicityは20msである。図8に示される無線フレームにおいて、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する。
図8に示されるように、基地局装置100は、SS block indexをSS burst setを単位としてユーザ装置200に通知し、さらに、SS burst set periodicityを組み合わせて通知する。SS burst set periodicityは、SS blockごとにすべてのSS blockに含まれてもよいし、SS burst set periodicityを含むSS blockと含まないSS blockとが、SS burst又はSS burst setに混在してもよい。
一方、ユーザ装置200は、SS burst set periodicity及びSS block indexを含むSS blockを受信することによって、正しい送信周期を想定して、NR−SSの検出及びNR−PBCHの受信が可能となり、効率の良いセルサーチができる。また、ユーザ装置200は、取得したSS blockの送信周期であるSS burst set periodicityを知ることができるため、SS blockが存在しないリソースにおいてSS blockを受信できなかったと判断することを防ぎ、また、SS blockが存在するリソースにおいてSS blockを受信しないで取りこぼすことを防ぐことにより、正しくSFNを特定することができる。したがって、ユーザ装置200は、初期アクセス負荷を低減することができる。
さらに、基地局装置100及びユーザ装置200は、複数の異なるSS burst set periodicityの混在シナリオをサポートできるようになる。
なお、図5に示された通知内容の例2又は通知内容の例4で通知するSS block indexと、SS burst set periodicityの値とを組み合わせた情報を、基地局装置100はユーザ装置200に通知してもよい。
上述の実施例1により、基地局装置100が、SS burst set periodicity、すなわち同期信号及びシステム情報が含まれるブロックセットの送信周期をユーザ装置200に通知することで、ユーザ装置200の効率の良い初期アクセスを実現することができる。
(実施例2)
図9は、本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(2)を示す図である。SS burst set periodicityが、20ms又は5msの場合の通知例が示されている。
図9に示されるSS burst set periodicityが20ms場合の無線フレームにおいて、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する。基地局装置100は、SS block indexをSS burst setを単位としてユーザ装置200に通知する。ここで、SS block indexは、予め定義されたSS burst set periodicityと関連付けられており、「0」「1」「2」「3」「4」「5」は、「20ms」に関連づけられている。したがって、ユーザ装置200は、SS block index「0」「1」「2」「3」「4」「5」であるSS blockを取得した場合、SS burst set periodicityは、「20ms」であることが判別できる。さらに、SS block indexは、予め定義されたSS burst setの構造と関連付けられてもよい。すなわち、SS block index「0」「1」「2」「3」「4」「5」は、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有するという情報を含み、当該SS blockに順に振られているindexを意味してもよい。したがって、ユーザ装置200は、SS block index「0」「1」「2」「3」「4」「5」を受信した場合、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成していると判断してもよい。
図9に示されるSS burst set periodicityが5ms場合の無線フレームにおいて、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、1つのSS burstがSS burst setを構成する。基地局装置100は、SS block indexをSS burst setを単位としてユーザ装置200に通知する。SS burst set periodicityが20msの場合と同様に、SS block indexは、予め定義されたSS burst set periodicityと関連付けられており、「7」「8」「9」は、「5ms」に関連づけられている。したがって、ユーザ装置200は、SS block index「7」「8」「9」であるSS blockを取得した場合、SS burst set periodicityは、「5ms」であることが判別できる。また、SS burst set periodicityが20msの場合と同様に、SS block indexは、予め定義されたSS burst setの構造と関連付けられてもよい。すなわち、SS block index「7」「8」「9」は、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、1つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有するという情報を含み、当該SS blockに順に振られているindexを意味してもよい。したがって、ユーザ装置200は、SS block index「7」「8」「9」を受信した場合、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、1つのSS burstがSS burst setを構成していると判断してもよい。
上記のSS block indexに関連付けられたSS burst set periodicityの値、SS blockの構成は、一例である。例えば、SS burst set periodicityが10ms、2つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する場合に対応するSS block indexを「10」「11」「12」「13」とする等、SS block indexに、予め定義されて関連付けられる情報は、適宜設定されてよい。
上述の実施例2により、基地局装置100は、予め定義された情報が関連付けられたSS block indexをユーザ装置200に通知することで、SS burst set periodicity、すなわち同期信号及びシステム情報が含まれるブロックセットの送信周期をユーザ装置200に通知することができる。SS block indexに予め定義された情報を関連付けることで、SS burst set periodicityとSS block indexとを個別に通知する場合に比べ、通知する情報量を削減することができる。
(実施例3)
図10は、本発明の実施の形態におけるSS burst set periodicityの通知例(3)を示す図である。基地局装置100は、SS burst set periodicityそのものではなく、SS burst set periodicity及びSS burst setの構造を示す符号(マッピングパターン)を予め定義して、当該符号をユーザ装置200に通知する。図10に示される「マッピングパターン(a)」に、SS burst set periodicityが20msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、3つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及び、一部あるいは全部のSS burst又はSS blockの時間的な位置が、関連付けられて予め定義される。したがって、ユーザ装置200が、符号「マッピングパターン(a)」を受信した場合、SS burst set periodicityが20msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、3つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及びSS burst又はSS blockの時間的な位置を、ユーザ装置200は特定できる。符号「マッピングパターン(a)」に関連付けられて定義される情報は、上記の情報のうち、例えば、SS burst set periodicity、等の一部でもよい。
同様に、図10に示される「マッピングパターン(b)」に、SS burst set periodicityが20msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及び、一部あるいは全部のSS burst又はSS blockの時間的な位置が、関連付けられて予め定義される。したがって、ユーザ装置200が、符号「マッピングパターン(b)」を受信した場合、SS burst set periodicityが20msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及びSS burst又はSS blockの時間的な位置を、ユーザ装置200は特定できる。符号「マッピングパターン(b)」に関連付けられて定義される情報は、上記の情報のうち、例えば、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造、等の一部でもよい。
同様に、図10に示される「マッピングパターン(c)」に、SS burst set periodicityが80msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及び、一部あるいは全部のSS burst又はSS blockの時間的な位置が、関連付けられて予め定義される。したがって、ユーザ装置200が、符号「マッピングパターン(c)」を受信した場合、SS burst set periodicityが20msであること、3つのSS blockが1つのSS burstを構成し、2つのSS burstがSS burst setを構成する構造を有すること、及びSS burst又はSS blockの時間的な位置を、ユーザ装置200は特定できる。符号「マッピングパターン(c)」に関連付けられて定義される情報は、上記の情報のうち、例えば、SS burst又はSS blockの時間的な位置、等の一部でもよい。
なお、上述の符号に関連付けられて予め定義される情報は、適宜組み合わせられてよい。また、例えば、予め定義される情報に、SS block index、SS burst index等の情報が含まれてもよい。
また、基地局装置100は、SS burst set periodicityの値を示す情報、又は上述のマッピングパターンを示す符号を、以下の方法でユーザ装置200に通知しても良い。
1)NR−PBCHにより、明示的に符号化して通知する。
2)NR−PBCHによる以下の方法1−6により、暗黙的に符号化して通知する。
方法1:NR−PBCHに含まれるDMRS(Demodulation Reference Signal)の系列パターンに基づく通知
方法2:NR−PBCHのスクランブリングコードに基づく通知
方法3:NR−PBCHのCRC(Cyclic Redundancy Check)マスキングに基づく通知
方法4:NR−PBCHのRV(Redundancy Version)に基づく通知
方法5:NR−PBCHのスクランブリング前の符号化ビットに対するサイクリックシフト量に基づく通知
方法6:Polar符号化時のタイムスタンプオフセットに基づく通知
3)NR−SSS用のスクランブリング系列を用いて、暗黙的に符号化して通知する。具体的にはNR−SSSを、SS burst set periodicityに応じて異なる系列を用いてスクランブリングする。
上述の実施例3により、基地局装置100は、SS burst set periodicity、すなわち同期信号及びシステム情報が含まれるブロックセットの送信周期をユーザ装置200に効率良く通知することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置100及びユーザ装置200の機能構成例を説明する。基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、少なくとも実施例1及び2を実施する機能を含む。ただし、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、実施例1及び2の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<基地局装置100>
図11は、基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。図11に示されるように、基地局装置100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、初期アクセス情報設定部140とを有する。図11に示される機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置200側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置200から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置200へNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL制御信号等を送信する機能を有する。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置200に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、NR−PSS及びNR−SSSの信号に係る情報、NR−PBCHに含まれる情報、SS burst set内に含まれるSS blockの構成、SS burst set periodicity、SS block index、ランダムアクセスに係る情報等である。
初期アクセス情報設定部140は、基本例、実施例1−3において説明した、基地局装置100におけるSS block、すなわち、NR−PSS、NR−SSS及びNR−PBCHを無線フレームへ配置する。また、NR−PBCHに含まれるSS burst set periodicity、SS block index等の情報を設定する。初期アクセス情報設定部140でSS blockを配置された無線フレームは、送信部110で使用される。
<ユーザ装置200>
図12は、ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。図12に示されるように、ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、初期アクセス制御部240とを有する。図12に示される機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置100から送信されるNR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、DL/UL制御信号等を受信する機能を有する。
設定情報管理部230は、受信部220により基地局装置100から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、NR−PSS及びNR−SSSの信号に係る情報、NR−PBCHに含まれる情報、SS burst set内に含まれるSS blockの構成、SS burst set periodicity、SS block index、ランダムアクセスに係る情報等である。
初期アクセス制御部240は、基本例、実施例1−3において説明した、ユーザ装置200における初期アクセスに係る制御を行う。なお、初期アクセス制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、初期アクセス制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
<ハードウェア構成>
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図11及び図12)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、本発明の実施の形態に係る基地局装置100又はユーザ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図10に示した基地局装置100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、初期アクセス情報設定部140は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図12に示したユーザ装置200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、初期アクセス制御部240は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置と通信を行う基地局装置であって、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定部と、前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信し、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信部とを有する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100とユーザ装置200とを有する無線通信システムにおいて、基地局装置100が同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期すなわちSS burst set periodicityをユーザ装置200に通知することで、基地局装置100とユーザ装置200との間で効率の良い初期アクセスを実現することができる。
前記ブロックは、前記ブロックの時間的位置を示す情報をさらに含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置200は、SS blockの効率の良い取得が可能になる。
前記ブロックの時間的位置を示す情報は、前記ブロックセットごとに定義され、さらに、前記ブロックセットの送信周期に関連付けられてもよい。当該構成により、基地局装置100は、前記ブロックセットの送信周期すなわちSS burst set periodicityと前記ブロックの時間的位置を示す情報すなわちSS block indexとを個別に通知する場合に比べ、通知する情報量を削減することができる。
前記ブロックは、前記ブロックセットの送信周期、前記ブロックセットの構造又は前記ブロックの時間的位置を示す情報に関連付けられる予め定義された符号を含み、前記符号は、前記システム情報を含むチャネルに明示的又は暗黙的に符号化されてもよい。当該構成により、基地局装置100は、ブロックすなわちSS blockに係る種々の情報を、ユーザ装置200に効率良く送信することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、
同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を含む前記ブロックを前記基地局装置から受信し、前記送信周期に基づいて前記ブロックを受信する受信部と、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記基地局装置と初期アクセスを行う制御部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100とユーザ装置200とを有する無線通信システムにおいて、ユーザ装置200は、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期すなわちSS burst set periodicityを基地局装置から取得することで、基地局装置100とユーザ装置200との間で効率の良い初期アクセスを実現することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置と通信を行う基地局装置が実行する通信方法であって、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定手順と、前記送信周期で前記ブロックを前記ユーザ装置に送信する送信手順と、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信手順とを実行する通信方法が提供される。
上記の構成により、基地局装置100とユーザ装置200とを有する無線通信システムにおいて、基地局装置100は、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期すなわちSS burst set periodicityをユーザ装置200に通知することで、基地局装置100とユーザ装置200との間で効率の良い初期アクセスを実現することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置100及びユーザ装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置100によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置100装置を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置200との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置100及び/又は基地局装置100以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置100以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置100は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、SS block又はSS burstは、同期信号及びシステム情報が含まれるブロックの一例である。SS burst setは、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの一例である。SS burst set periodicityは、同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期の一例である。初期アクセス情報設定部140は、設定部の一例である。送信部110又は受信部120は、通信部の一例である。初期アクセス制御部240は、制御部の一例である。NR−PBCHは、システム情報を含むチャネルの一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 基地局装置
200 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 初期アクセス情報設定部
200 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 初期アクセス制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
開示の技術によれば、同期信号及びシステム情報が含まれるブロックの送信周期を示す情報を含む前記ブロックを基地局装置から受信し、前記送信周期に基づいて前記ブロックを受信する受信部と、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいてランダムアクセスを実行するための情報を取得し、前記ランダムアクセスを実行するための情報を使用して、前記基地局装置とランダムアクセスを行う制御部とを有し、前記ブロックの時間的な位置に対応するインデックスは、前記システム情報が送信されるチャネルの参照信号の系列及び前記システム情報が送信されるチャネルにより通知されるデータの一部に関連付けられる端末が提供される。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
(付記)
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記のようにも記載できる。
(付記1)
ユーザ装置と通信を行う基地局装置であって、
同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定部と、
前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信し、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信部とを有する基地局装置。
(付記2)
前記ブロックは、前記ブロックの時間的位置を示す情報をさらに含む付記1記載の基地局装置。
(付記3)
前記ブロックの時間的位置を示す情報は、前記ブロックセットごとに定義され、さらに、前記送信周期に関連付けられる付記2記載の基地局装置。
(付記4)
前記ブロックは、前記送信周期、前記ブロックセットの構造又は前記ブロックの時間的位置に関連付けられる予め定義された符号を含み、前記符号は、前記システム情報を含むチャネルに明示的又は暗黙的に符号化される付記1記載の基地局装置。
(付記5)
基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、
同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を含む前記ブロックを前記基地局装置から受信し、前記送信周期に基づいて前記ブロックを受信する受信部と、
前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記基地局装置と初期アクセスを行う制御部とを有するユーザ装置。
(付記6)
ユーザ装置と通信を行う基地局装置が実行する通信方法であって、
同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定手順と、
前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信する送信手順と、
前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信手順とを実行する通信方法。

Claims (6)

  1. ユーザ装置と通信を行う基地局装置であって、
    同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定部と、
    前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信し、前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信部とを有する基地局装置。
  2. 前記ブロックは、前記ブロックの時間的位置を示す情報をさらに含む請求項1記載の基地局装置。
  3. 前記ブロックの時間的位置を示す情報は、前記ブロックセットごとに定義され、さらに、前記送信周期に関連付けられる請求項2記載の基地局装置。
  4. 前記ブロックは、前記送信周期、前記ブロックセットの構造又は前記ブロックの時間的位置に関連付けられる予め定義された符号を含み、前記符号は、前記システム情報を含むチャネルに明示的又は暗黙的に符号化される請求項1記載の基地局装置。
  5. 基地局装置と通信を行うユーザ装置であって、
    同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を含む前記ブロックを前記基地局装置から受信し、前記送信周期に基づいて前記ブロックを受信する受信部と、
    前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記基地局装置と初期アクセスを行う制御部とを有するユーザ装置。
  6. ユーザ装置と通信を行う基地局装置が実行する通信方法であって、
    同期信号及びシステム情報が含まれる1又は複数のブロックから構成されるブロックセットの送信周期を示す情報を、前記ブロックに設定する設定手順と、
    前記送信周期で前記ブロックセットを前記ユーザ装置に送信する送信手順と、
    前記ブロックに含まれるシステム情報に基づいて、前記ユーザ装置と初期アクセスを行う通信手順とを実行する通信方法。
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