JPWO2018198318A1 - コンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔作業支援に際して、ユーザが遠隔操作可能なIoT機器を表示することが可能なコンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】コンピュータシステムは、IoT機器を撮像した画像を取得し、取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断し、遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する。また、遠隔操作可能な前記IoT機器の画像を予め記憶し、予め記憶された前記IoT機器の画像に基づいて、取得した前記画像と比較した画像認識で、遠隔操作可能な当該IoT機器であることを判断する。また、遠隔操作が可能であることを拡張現実として、前記IoT機器の画像を囲む枠を表示し、表示された枠に対して、入力操作を受け付け、入力に応じて、前記IoT機器を遠隔操作するログイン画面を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、指示端末と被指示端末との間で、画面を共有するコンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラムに関する。
近年、遠隔作業の指示を受ける被指示者が有する被指示端末と、遠隔作業の指示を与える指示者が有する指示端末とで、画面共有を行うことが知られている。このとき、指示を受ける対象を撮像し、指示内容を、この対象に重畳させて表示する、いわゆる拡張現実で指示を行うことが知られている。
このような拡張現実による指示を受ける際、撮像した現実世界の中に、遠隔操作が可能なIoT機器を視認している場合がある。この場合に、このIoT機器から、指示者又は被指示者であるユーザが、遠隔操作できることが望ましい。
このような拡張現実を表示する構成として、被指示者が装備するウェアラブル端末に、指示者からの指示内容を表示するものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2016−181751号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、表示する画面内に、遠隔操作可能なIoT機器が含まれているか否か、指示内容の対象が遠隔操作可能なIoT機器であるか否かを判断することが困難であった。
本発明は、遠隔作業支援に際して、ユーザ(指示者又は被指示者の何れか又は双方)が遠隔操作可能なIoT機器を表示することが可能なコンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
本発明は、IoT機器を撮像した画像を取得する取得手段と、
取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断する判断手段と、
遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する通知手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータシステムを提供する。
本発明によれば、コンピュータシステムは、IoT機器を撮像した画像を取得し、取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断し、遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する。
本発明は、コンピュータシステムのカテゴリであるが、遠隔操作通知方法及びプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
本発明によれば、遠隔作業支援に際して、ユーザが遠隔操作可能なIoT機器を表示することが可能なコンピュータシステム、遠隔操作通知方法及びプログラムを提供することが可能となる。
図1は、遠隔操作通知システム1の概要を示す図である。 図2は、遠隔操作通知システム1の全体構成図である。 図3は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200の機能ブロック図である。 図4は、コンピュータ10、被指示端末200が実行する機器画像データ記憶処理を示すフローチャートである。 図5は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する遠隔操作通知処理を示すフローチャートである。 図6は、、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する遠隔操作通知処理を示すフローチャートである。 図7は、コンピュータ10、被指示端末200が実行する機器画像データ記憶処理の変形例を示すフローチャートである。 図8は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する遠隔操作通知処理の変形例を示すフローチャートである。 図9は、、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する遠隔操作通知処理の変形例を示すフローチャートである。 図10は、指示端末100が表示する拡張現実の一例を示す図である。 図11は、被指示端末200が表示する拡張現実の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これらはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれらに限られるものではない。
[遠隔操作通知システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態である遠隔操作通知システム1の概要を説明するための図である。遠隔操作通知システム1は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200から構成され、指示端末100と被指示端末200とが、コンピュータ10を介して画面共有を実行するコンピュータシステムである。
なお、図1において、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200の数は、適宜変更可能である。また、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200は、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。また、後述する各処理は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200のいずれか又は複数の組み合わせにより実現されてもよい。また、コンピュータ10を介さず、指示端末100と被指示端末200とによりコンピュータシステム1が構成されてもよい。この場合、コンピュータ10が実行する各処理を、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方が実行すればよい。
コンピュータ10は、指示端末100、被指示端末200とデータ通信可能に接続されたコンピュータ装置である。
指示端末100は、コンピュータ10とデータ通信可能に接続された端末装置である。指示端末100は、遠隔作業支援に際して、指示を与える側のユーザである指示者が保有する端末装置である。指示端末100は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末や、その他の物品である。
被指示端末200は、コンピュータ10とデータ通信可能に接続された端末装置である。被指示端末200は、遠隔作業支援に際して、指示を受ける側のユーザである被指示者が保有する端末装置である。被指示端末200は、上述した指示端末100と同様の電化製品や、ウェアラブル端末や、その他の物品である。
はじめに、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方は、遠隔操作可能なIoT機器の機器画像データをコンピュータ10に送信する(ステップS01)。指示端末100又は被指示端末200は、遠隔操作可能なIoT機器を所定の一の方向又は複数の方向から撮像した機器画像と、このIoT機器の識別子(名称、型式、IPアドレス、MACアドレス等)とを合わせた機器画像データをコンピュータ10に送信する。このとき機器画像は、予め撮像した機器画像であってもよいし、今回新たに撮像した機器画像であってもよい。
コンピュータ10は、機器画像データを受信する。コンピュータ10は、受信した機器画像データを記憶する(ステップS02)。
指示端末100と被指示端末200とは、画面共有を実行する(ステップS03)。被指示端末200は、自身が表示する所定のウインドウや所定の画面領域の一部又は全部を、指示端末100と画面共有する。このとき画面共有するものは、被指示端末200が表示する撮像画像である。画面共有において、被指示端末200は、自身が表示する対象となる画面データを、コンピュータ10を介して、指示端末100に送信することにより、画面共有が行われる。
被指示端末200は、撮像した画像を撮像画像データとしてコンピュータ10に送信する(ステップS04)。被指示端末200は、遠隔作業支援に必要な場所や物品を撮像し、これを撮像画像データとしてコンピュータ10に送信する。この撮像画像には、IoT機器等が写り込んでいる。被指示端末200が送信する撮像画像データは、これまでに撮像していた撮像画像であってもよいし、今回撮像した撮像画像であってもよい。
コンピュータ10は、撮像画像データを受信する。コンピュータ10は、撮像画像データを受信することにより、IoT機器を撮像した撮像画像を取得する。コンピュータ10は、取得した撮像画像から、この撮像画像を視認しているユーザが遠隔操作可能なIoT機器を判断する(ステップS05)。コンピュータ10は、予め記憶した機器画像データに基づいて、取得した撮像画像と比較した画像認識で、遠隔操作可能なIoT機器が写り込んでいるか否かを判断する。
例えば、コンピュータ10は、機器画像データを画像認識することにより、特徴量や特徴点を抽出する。コンピュータ10は、撮像画像データを画像認識することにより、特徴量や特徴点を抽出する。コンピュータ10は、抽出した其々の特徴量や特徴点を比較することにより、同一の特徴量や特徴点を有するか否かを判断し、有すると判断した場合、このIoT機器が遠隔操作可能であると判断し、有しないと判断した場合、このIoT機器が遠隔操作可能ではないと判断する。
コンピュータ10は、遠隔操作可能と判断されたIoT機器が撮像されている撮像画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示させる遠隔操作可能通知を指示端末100に送信する(ステップS06)。
指示端末100は、遠隔操作可能通知を受信する。指示端末100は、この遠隔操作可能通知に基づいて、遠隔操作可能と判断されたIoT機器が撮像されている撮像画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する(ステップS07)。指示端末100は、拡張現実として、IoT機器の画像を囲む枠を表示する。指示端末100は、表示された枠に対して、入力操作を受け付け、入力に応じて、IoT機器を遠隔操作するログイン画面(ID、パスワード等の入力画面)を表示する。指示端末100は、このIoT機器にログイン後、このIoT機器を遠隔操作することが可能となる。
以上が、遠隔操作通知システム1の概要である。
[遠隔操作通知システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態である遠隔操作通知システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態である遠隔操作通知システム1のシステム構成を示す図である。遠隔操作通知システム1は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200、公衆回線網(インターネット網や、第3、第4世代通信網等)5から構成され、指示端末100と被指示端末200とが、コンピュータ10を介して画面共有を実行するコンピュータシステムである。
なお、遠隔操作通知システム1を構成する各装置類の数及びその種類は、適宜変更可能である。また、遠隔操作通知システム1は、実在する装置に限らず、仮想的な装置類により実現されてもよい。また、後述する各処理は、遠隔操作通知システム1を構成する各装置類のいずれか又は複数の組み合わせにより実現されてもよい。また、遠隔操作通知システム1は、指示端末100と被指示端末200とにより構成されていてもよい。この場合、コンピュータ10が実行する処理を、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方が実行すればよい。
コンピュータ10は、後述の機能を備えた上述したコンピュータ装置である。
指示端末100は、後述の機能を備えた上述した端末装置である。
被指示端末200は、後述の機能を備えた上述した端末装置である。
[各機能の説明]
図3に基づいて、本発明の好適な実施形態である遠隔操作通知システム1の機能について説明する。図3は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200の機能ブロック図を示す図である。
コンピュータ10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi―Fi(Wireless―Fidelity)対応デバイス等を備える。また、コンピュータ10は、記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。また、コンピュータ10は、処理部14として、各種計算、処理等を実行する各種デバイス等を備える。
コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部12と協働して、データ送受信モジュール20、遠隔通知送信モジュール21を実現する。また、コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部13と協働して、記憶モジュール30を実現する。また、コンピュータ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部14と協働して、画像判断モジュール40、座標特定モジュール41、通知作成モジュール42、位置情報判断モジュール43を実現する。
指示端末100は、コンピュータ10と同様に、制御部110として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部120として、他の機器と通信可能にするためのデバイスを備える。また、指示端末100は、入出力部140として、制御部110で制御したデータや画像を出力表示する表示部や、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部や、IoT機器を撮像する撮像デバイス等の各種デバイスを備える。
指示端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部120と協働して、遠隔通知受信モジュール150、データ送受信モジュール151を実現する。また、指示端末100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部140と協働して、表示モジュール170、入力受付モジュール171を実現する。
被指示端末200は、指示端末100と同様に、制御部210として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部220として、他の機器と通信可能にするためのデバイスを備え、入出力部240として、表示部や、入力部や、撮像デバイス等の各種デバイスを備える。
被指示端末200において、制御部210が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部220と協働して、データ送受信モジュール250、位置情報取得モジュール251、遠隔通知受信モジュール252を実現する。また、被指示端末200において、制御部210が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部240と協働して、撮像モジュール270、表示モジュール271を実現する。
[機器画像データ記憶処理]
図4に基づいて、遠隔操作通知システム1が実行する機器画像データ記憶処理について説明する。図4は、コンピュータ10、被指示端末200が実行する機器画像データ記憶処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、本処理は、コンピュータ10、指示端末100が実行することが可能である。この場合、後述する被指示端末200が実行する各処理を、指示端末100が実行すればよいため、詳細は省略する。また、本処理は、指示端末100、被指示端末200が実行することが可能である。この場合、後述するコンピュータ10が実行する各処理を、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方が実行すればよいため、詳細は省略する。
初めに、データ送受信モジュール250は、遠隔操作可能なIoT機器の画像及びこのIoT機器の識別子(名称、型式、IPアドレス、MACアドレス等)を機器画像データとしてコンピュータ10に送信する(ステップS10)。ステップS10において、データ送受信モジュール250が送信するIoT機器の画像は、今回撮像モジュール270が撮像したIoT機器の画像や、これまでに撮像モジュール270により撮像した画像や、外部データベースやウェブサイト等から取得した画像である。また、IoT機器の画像は、一の方向又は複数の方向から撮像した画像である。データ送受信モジュール250は、一の方向から撮像した画像である場合、一の方向から撮像した一の画像及び識別子を機器画像データとして送信する。データ送受信モジュール250は、複数の方向から撮像した画像である場合、各方向から撮像した複数枚の画像及び識別子を機器画像データとして送信する。
データ送受信モジュール20は、機器画像データを受信する。記憶モジュール30は、受信した機器画像データを記憶する(ステップS11)。ステップS11において、記憶モジュール30は、IoT機器の画像と、識別子とを対応付けて記憶する。
以上が、機器画像データ記憶処理である。遠隔操作通知システム1は、コンピュータ10が記憶する機器画像データを、後述する処理に使用する。
[遠隔操作通知処理]
図5及び図6に基づいて、遠隔操作通知システム1が実行する隔操作通知処理について説明する。図5及び図6は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する遠隔操作通知処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、本処理は、指示端末100、被指示端末200が実行することが可能である。この場合、後述するコンピュータ10が実行する各処理を、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方が実行すればよい。
はじめに、撮像モジュール270は、IoT機器を撮像する(ステップ20)。ステップS20において、撮像モジュール270は、ユーザが作業支援を所望する状況においてIoT機器を撮像するため、画像内に一又は複数のIoT機器やその他の電子機器等が写り込んでいる。
表示モジュール271は、撮像モジュール270が撮像した画像である撮像画像を表示する(ステップS21)。ステップS21において、表示モジュール271は、今回撮像モジュール270が撮像した撮像画像を表示してもよいし、以前に撮像モジュール270が撮像した撮像画像を表示してもよい。
コンピュータ10、指示端末100及び被指示端末200は、被指示端末200が表示する撮像画像を画面共有する(ステップS22)。ステップS22において、被指示端末200が撮像画像を表示するウインドウや撮像画像を表示する画面領域の画面を、コンピュータ10を介して指示端末100と画面共有する。
被指示端末200は、ウインドウに表示した画面の画面データを、コンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この画面データを受信し、指示端末100に送信する。指示端末100は、この画面データを受信し、自身に表示する。
データ送受信モジュール250は、上述したステップS21の処理により表示した撮像画像を、撮像画像データとして、コンピュータ10に送信する(ステップS23)。なお、ステップS23の処理は、上述した画面共有と同時に実行されてもよい。
データ送受信モジュール20は、撮像画像データを受信する。コンピュータ10は、撮像画像データを受信することにより、IoT機器を撮像した画像を取得する。
画像判断モジュール40は、取得した撮像画像を画像解析する(ステップS24)。ステップS24において、画像判断モジュール40は、撮像画像の特徴量や特徴点を抽出する。例えば、画像判断モジュール40は、撮像画像に含まれている物体の形状、色等を抽出する。また、画像判断モジュール40は、撮像画像に含まれる画素値の平均、分散、ヒストグラム等の統計的な値を抽出する。
画像判断モジュール40は、記憶モジュール30が記憶する機器画像を画像解析する(ステップS25)。ステップS25において、画像判断モジュール40は、機器画像の特徴量や特徴点を抽出する。画像判断モジュール40は、機器画像の特徴量や特徴点を、上述したステップS24の処理と同様に抽出する。このとき、画像判断モジュール40は、機器画像が一の方向から撮像されたものである場合、一枚の画像から特徴量や特徴点を抽出する。また、画像判断モジュール40は、機器画像が複数の方向から撮像されたものである場合、各方向の機器画像から特徴量や特徴点を抽出する。
画像判断モジュール40は、撮像画像から抽出した特徴量や特徴点と、機器画像から抽出した特徴量や特徴点とを比較することにより、撮像画像を視認しているユーザが遠隔操作可能なIoT機器の有無を判断する(ステップS26)。ステップS26において、画像判断モジュール40は、機器画像から抽出した特徴量や特徴点が、撮像画像から抽出した特徴量や特徴点と一致するか否かを判断することにより、撮像画像中に、遠隔操作可能なIoT機器が写り込んでいるか否かを判断する。画像判断モジュール40は、一致すると判断した場合、この撮像画像に遠隔操作可能なIoT機器が写り込んでいる又は写り込んでいる電子器機器又は物体が遠隔操作可能であると判断する。一方、画像判断モジュール40は、一致しないと判断した場合、この撮像画像に遠隔操作可能なIoT機器が写り込んでいない又は写り込んでいる電子機器や物体が遠隔操作可能ではないと判断する。画像判断モジュール40は、遠隔操作可能であると判断したIoT機器に対応付けられた識別子を取得する。画像判断モジュール40は、一の方向から撮像された機器画像から抽出した特徴量や特徴点と、取得した撮像画像から抽出した特徴量や特徴点とを比較する。また、画像判断モジュール40は、複数の方向から撮像された機器画像の各方向の機器画像から抽出した特徴量や特徴点と、取得した撮像画像から抽出した特徴量や特徴点とを比較する。画像判断モジュール40は、比較した結果から、複数の方向のうち、どの方向から撮像されたものであるかを判断することも可能である。
ステップS26において、画像判断モジュール40は、遠隔操作可能なIoT機器が無いと判断した場合(ステップS26 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS26において、画像判断モジュール40は、遠隔操作可能なIoT機器が有ると判断した場合(ステップS26 YES)、座標特定モジュール41は、このIoT機器の撮像画像における座標を特定する(ステップS27)。ステップS27において、座標特定モジュール41は、このIoT機器の撮像画像における座標を、例えば、直行座標系として特定する。このとき、座標特定モジュール41は、このIoT機器の中心の座標を特定する。
通知作成モジュール42は、特定した座標及び画像解析の結果に基づいて、このIoT機器を囲う枠を作成する(ステップS28)。ステップS28において、通知作成モジュール42は、特定した座標に存在するIoT機器から抽出した形状や色変化に従って、このIoT機器を囲う枠を作成する。この枠は、例えば、矩形、円形である。通知作成モジュール42は、矩形の枠を作成する場合、各頂点の撮像画像における座標を特定することにより、枠を作成する。また、通知作成モジュール42は、円形の枠を作成する場合、特定したIoT機器の中心の座標及び半径の長さを特定することにより、枠を作成する。通知作成モジュール42は、以下の説明において、矩形の枠を作成したものとして説明する。
遠隔通知送信モジュール21は、作成した枠を、遠隔操作が可能であることを示す遠隔操作可能通知として指示端末100に送信する(ステップS29)。ステップS29において、遠隔操作可能通知とは、指示端末100に、遠隔操作可能と判断されたIoT機器が撮像されている撮像画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実として表示させる通知である。この遠隔操作可能通知には、このIoT機器の識別子が含まれる。
遠隔通知受信モジュール150は、遠隔操作可能通知を受信する。表示モジュール170は、この遠隔操作可能通知に基づいて、画面共有している撮像画像における遠隔操作可能なIoT機器の位置に拡張現実を表示する(ステップS30)。ステップS30において、表示モジュール170は、拡張現実として、このIoT機器の画像を囲む枠を表示する。この枠は、上述した矩形の枠である。表示モジュール170は、各頂点の座標に基づいて、撮像画像におけるIoT機器の画像に対して、このIoT機器を囲む枠を重畳表示する。
図10に基づいて、表示モジュール170が表示する拡張現実について説明する。図10は、表示モジュール170が表示する拡張現実の一例を示す図である。図10において、表示モジュール170は、共有画面300に、拡張現実である囲み枠310を表示する。この囲み枠310は、共有画面300に表示する撮像画像に写り込んでいる第一のIoT機器320、第二のIoT機器330の其々に対して重畳される。表示モジュール170は、この囲み枠310の内部に、IoT機器の識別子及び遠隔操作可能である旨を表示する。囲み枠310の内部に表示する識別子及び遠隔操作可能である旨を表示する際、第一のIoT機器320及び第二のIoT機器330がユーザから判別可能である状態で表示する。図においては、この表示の背景を半透明にすることにより、この状態を表している。
入力受付モジュール171は、表示モジュール170が表示した枠に対して、入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS31)。ステップS31において、入力受付モジュール171は、囲み枠310への入力操作を受け付けたか否かを判断する。例えば、入力受付モジュール171は、囲み枠310の内部へのタップ操作、囲み枠310内に表示した内容へのタップ操作、囲み枠310の枠線へのタップ操作、音声入力、ジェスチャー入力等の入力操作を受け付けたか否かを判断する。ステップS31において、入力受付モジュール171は、入力操作を受け付けていないと判断した場合(ステップS31 NO)、本処理を繰り返す。なお、入力受付モジュール171は、画面共有の終了の入力操作や、所定の時間以上入力操作を受け付けなかった場合、本処理を終了してもよい。
一方、ステップS31において、入力受付モジュール171は、入力操作を受け付けたと判断した場合(ステップS31 YES)、表示モジュール170は、このIoT機器を遠隔操作するために必要な画面を表示する(ステップS32)。ステップS32において、表示モジュール170は、このIoT機器を遠隔操作するために必要な画面として、例えば、ログイン画面を表示する。表示モジュール170は、ログイン画面として、ID及びパスワードの入力を受け付ける画面を表示する。表示モジュール170は、ログイン画面を、このIoT機器に重畳させた拡張現実として表示する。
なお、表示モジュール170は、ログイン画面を、共有画面の任意の場所に表示してもよい。また、表示モジュール170は、ログイン画面を、共有画面の外部に表示してもよい。
データ送受信モジュール151は、入力を受け付けたID及びパスワードをログインデータとして、第一のIoT機器320に送信する(ステップS33)。指示端末100は、第一のIoT機器320にログインすることにより、これを遠隔操作する。このとき、データ送受信モジュール151は、ログインデータを、コンピュータ10に送信し、コンピュータ10を介して、第一のIoT機器320に送信してもよい。
なお、遠隔操作通知システム1は、指示端末100が表示する拡張現実を、被指示端末200に表示させてもよい。この場合、遠隔操作通知システム1は、遠隔操作可能通知を、被指示端末200に送信し、被指示端末200がこの遠隔操作可能通知に基づいて、拡張現実を表示すればよい。
以上が、遠隔操作通知処理である。
[変形例]
上述した遠隔操作通知システム1が実行する機器画像データ記憶処理及び遠隔操作通知処理の変形例について説明する。以下の説明において、上述した構成と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
[機器画像データ記憶処理]
図7に基づいて、遠隔操作通知システム1が実行する機器画像データ記憶処理の変形例について説明する。図7は、コンピュータ10、被指示端末200が実行する機器画像データ記憶処理の変形例のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
なお、本処理は、上述した機器画像データ記憶処理と同様に、コンピュータ10、指示端末100が実行することが可能である。この場合、後述する被指示端末200が実行する各処理を、指示端末100が実行すればよいため、詳細は省略する。また、本処理は、上述した機器画像データ記憶処理と同様に、指示端末100、被指示端末20が実行することが可能である。この場合、後述するコンピュータ10が実行する各処理を、指示端末100又は被指示端末200の何れか又は双方が実行すればよいため、詳細は省略する。
初めに、データ送受信モジュール250は、遠隔操作可能なIoT機器の画像、このIoT機器の識別子及びこのIoT機器の位置情報を機器画像データとしてコンピュータ10に送信する(ステップS40)。ステップS40において、データ送受信モジュール250が送信するIoT機器の画像は、上述したステップS10における画像と同様である。IoT機器の位置情報は、例えば、撮像地点における自身の位置情報や、IoT機器の位置情報を取得したものである。
データ送受信モジュール20は、機器画像データを受信する。記憶モジュール30は、受信した機器画像データを記憶する(ステップS41)。ステップS41において、記憶モジュール30は、IoT機器の画像と、識別子と、位置情報とを対応付けて記憶する。
以上が、機器画像データ記憶処理の変形例である。遠隔操作通知システム1は、コンピュータ10が記憶する機器画像データを、後述する処理に使用する。
[遠隔操作通知処理]
図8及び図9に基づいて、遠隔操作通知システム1が実行する隔操作通知処理の変形例について説明する。図8及び図9は、コンピュータ10、指示端末100、被指示端末200が実行する隔操作通知処理の変形例のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
遠隔操作通知システム1は、上述した遠隔操作通知処理におけるステップS20〜S22の処理を実行する(ステップS50〜S52)。各処理の詳細は、省略する。
位置情報取得モジュール251は、自身の位置情報をGPS等から取得する(ステップS53)。なお、ステップS53の処理は、上述したステップS50の処理と同様のタイミングで実行されてもよい。また、ステップS51の処理により表示した撮像画像が、今回撮像したものではない場合、以前に撮像画像を撮像したタイミングで、自身の位置情報をGPS等から取得しておけばよい。
データ送受信モジュール250は、上述したステップS50の処理により撮像した撮像画像及び上述したステップS53の処理により取得した自身の位置情報を、撮像画像データとして、コンピュータ10に送信する(ステップS54)。なお、ステップS54の処理は、上述した画面共有と同時に実行されてもよい。
データ送受信モジュール20は、撮像画像データを受信する。コンピュータ10は、撮像画像データを受信することにより、IoT機器を撮像した画像及びIoT機器を撮像した地点の位置情報を取得する。
遠隔操作通知システム1は、上述したステップS24〜S26の処理を実行する(ステップS55〜S57)。各処理の詳細は、省略する。
ステップS57において、画像判断モジュール40は、遠隔操作可能なIoT機器が有ると判断した場合(ステップS57 YES)、上述した遠隔操作通知処理におけるステップS27以降の処理を実行する。なお、本処理においては、説明の簡略化のために、記載を省略し、処理を終了するものとして説明する。
一方、ステップS57において、画像判断モジュール40は、遠隔操作可能なIoT機器が無いと判断した場合(ステップS57 NO)、位置情報判断モジュール43は、撮像画像データの位置情報と、機器画像データの位置情報とに基づいて、被指示端末200の周辺の位置に遠隔操作可能なIoT機器が存在するか否かを判断する(ステップS58)。ステップS58において、位置情報判断モジュール43は、機器画像データの位置情報のうち、撮像画像データの位置情報の近隣の位置情報を有するIoT機器を特定できたか否かを判断する。近隣の位置情報とは、例えば、同じ部屋内と思われる位置情報、半径数m以内の位置情報である。位置情報判断モジュール43は、記憶モジュール30が記憶する位置情報のうち、この条件に合致する位置情報に対応付けられたIoT機器の有無を判断することにより、被指示端末200の周辺の位置に遠隔操作可能なIoT機器が存在するか否かを判断する。
ステップS58において、位置情報判断モジュール43は、存在しないと判断した場合(ステップS58 NO)、本処理を終了する。
一方、ステップS58において、位置情報判断モジュール43は、存在すると判断した場合(ステップS58 YES)、位置情報判断モジュール43は、撮像画像データにおける位置情報と、機器画像データの位置情報とに基づいて、遠隔操作可能なIoT機器が位置する方向を特定する(ステップS59)。ステップS59において、位置情報判断モジュール43は、被携帯端末200を中心として、どの方向(例えば右、右後方、左、左後方)に、遠隔操作可能なIoT機器が存在するかを特定する。
通知作成モジュール42は、特定した方向に基づいて、遠隔操作可能なIoT機器が存在する方向を示す矢印を作成する(ステップS60)。ステップS60において、通知作成モジュール42は、このIoT機器が、撮像画像に対して、どの方向に存在するのかを示す矢印を作成する。この矢印は、例えば、IoT機器が撮像画像から見て左後方側に存在する場合、撮像画像の左下に作成され、IoT機器が撮像画像から見て右側に存在する場合、撮像画像の右に作成される。通知作成モジュール42は、以下の説明において、撮像画像の左後方側及び右側に作成したものとして説明する。
遠隔通知送信モジュール21は、作成した矢印を、遠隔操作が可能なIoT機器がその方向に存在することを示す遠隔操作可能通知として、被指示端末200に送信する(ステップS61)。ステップS61において、遠隔操作可能通知とは、遠隔操作可能と判断されたIoT機器が存在する方向を、撮像画像に拡張現実として表示させる通知である。この遠隔操作可能通知には、IoT機器の識別子が含まれる。
遠隔通知受信モジュール252は、遠隔操作可能通知を受信する。表示モジュール271は、この遠隔操作可能通知に基づいて、画面共有している撮像画像に対して、遠隔操作可能なIoT機器が存在する方向を拡張現実として表示する(ステップS62)。ステップS62において、表示モジュール271は、拡張現実として、このIoT機器が存在する場所の方向を示す矢印を表示する。表示モジュール271は、撮像画像に対して、矢印を重畳表示する。
図11に基づいて、表示モジュール271が表示する拡張現実について説明する。図11は、表示モジュール271が表示する拡張現実の一例を示す図である。図11において、表示モジュール271は、共有画面500に、拡張現実である第一の矢印510、第二の矢印520を表示する。この第一の矢印510及び第二の矢印520の内部に、IoT機器が存在する方向を示す旨を表示する。第一の矢印510及び第二の矢印520は、遠隔操作可能なIoT機器が存在する場所の方向を其々示すものである。これらは、同一のIoT機器を指していてもよいし、異なるIoT機器を指していてもよい。
ユーザは、この拡張現実を視認することにより、前回撮像した方向とは異なる方向に被指示端末200を移動させ、撮像画像を撮像する。遠隔操作通知システム1は、再度、上述したステップS50〜S57の処理を実行し、遠隔操作可能なIoT機器が有ると判断した場合、上述した遠隔操作通知処理におけるステップS27以降の処理を実行する。なお、本処理においては、説明の簡略化のために、記載を省略し、処理を終了する。
なお、遠隔操作通知システム1は、被指示端末200が表示する拡張現実を、指示端末100に表示させてもよい。この場合、遠隔操作通知システム1は、遠隔操作可能通知を、指示端末100に送信し、指示端末100がこの遠隔操作可能通知に基づいて、拡張現実を表示すればよい。
以上が、遠隔操作通知処理の変形例である。
なお、遠隔操作通知システム1は、上述した各処理を組み合わせて実行してもよい。例えば、機器画像データ及び撮像画像データに位置情報が含まれる場合、指示端末100に、囲み枠310を拡張現実として表示するとともに、被指示端末200に、第一の矢印510及び第二の矢印520を拡張現実として表示してもよい。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態で提供される。また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 遠隔操作通知システム、10 コンピュータ、100 指示端末、200 被指示端末
本発明は、IoT機器を撮像した画像を取得する取得手段と、
遠隔操作可能な前記IoT機器の画像を、複数方向から撮像した画像を記憶する記憶手段と、
記憶した複数方向の画像に基づいて、取得した前記画像と比較した画像認識で、どの方向から撮像されたものであるかを判断し、当該判断の結果と、取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断する判断手段と、
遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する第1通知手段と、
遠隔操作可能な前記IoT機器がないと判断し、前記撮影画像を撮影した地点の近隣に他の遠隔操作可能なIoT機器がある場合、当該他の遠隔操作可能なIoT機器が存在する方向を拡張現実で表示する第2通知手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータシステムを提供する。
本発明によれば、コンピュータシステムは、遠隔操作可能な前記IoT機器の画像を、複数方向から撮像した画像を記憶し、記憶した複数方向の画像に基づいて、取得した前記画像と比較した画像認識で、どの方向から撮像されたものであるかを判断し、当該判断の結果と、取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断し、遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示し、遠隔操作可能な前記IoT機器がないと判断し、前記撮影画像を撮影した地点の近隣に他の遠隔操作可能なIoT機器がある場合、当該他の遠隔操作可能なIoT機器が存在する方向を拡張現実で表示する。

Claims (5)

  1. IoT機器を撮像した画像を取得する取得手段と、
    取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断する判断手段と、
    遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示する通知手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 遠隔操作可能な前記IoT機器の画像を予め記憶する記憶手段と、
    をさらに備え、
    前記判断手段は、予め記憶された前記IoT機器の画像に基づいて、取得した前記画像と比較した画像認識で、遠隔操作可能な当該IoT機器であることを判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記通知手段は、遠隔操作が可能であることを拡張現実として、前記IoT機器の画像を囲む枠を表示し、
    表示された枠に対して、入力操作を受け付け、入力に応じて、前記IoT機器を遠隔操作するログイン画面を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. コンピュータシステムが実行する遠隔操作通知方法であって、
    IoT機器を撮像した画像を取得するステップと、
    取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断するステップと、
    遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示するステップと、
    を備えることを特徴とする遠隔操作通知方法。
  5. コンピュータシステムに、
    IoT機器を撮像した画像を取得するステップ、
    取得した前記画像から、当該画像を視認しているユーザが遠隔操作可能な前記IoT機器を判断するステップ、
    遠隔操作可能と判断された前記IoT機器が撮像されている前記画像の位置に、遠隔操作が可能であることを拡張現実で表示するステップ、
    を実行させるためのプログラム。
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