JPWO2018123617A1 - メカニカルシール - Google Patents

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Abstract

製造コストが安価であり構造が簡単な冷却ジャケットを備えるメカニカルシールを提供する。ハウジング2及び該ハウジング2に固定されたシールカバー4と回転軸3との間を静止密封環6a,6bと回転密封環9によりシールするとともにハウジング及びシールカバー4と静止密封環6a,6b及び回転密封環9との間に第1空間Mが形成されたメカニカルシール1であって、静止密封環6a,6b及び回転密封環9よりも内径が大きい筒状部材10と、筒状部材10と少なくともハウジング2又はシールカバー4との間に介在する二次シール101b,102bと、外部に連通する連通路28a,28bとを備え、第1空間Mは、筒状部材11の外径側に位置する第2空間Cと、該筒状部材10の内径側に位置する第3空間Rと、に区画され、かつ連通路28a,28bは、第2空間Cに連通されている。

Description

本発明は、冷却ジャケットを備えるメカニカルシールに関する。
従来のメカニカルシールは、ハウジング及びシールカバーを貫通する回転軸と供回りする回転密封環と、ハウジングに固定された静止密封環とを摺動させ、ハウジングと回転軸との間に形成した軸封部をシールするものである。また、ハウジングと軸封部との間に形成される空間に液体を導入し回転密封環と静止密封環との摺動を円滑にしている。回転密封環と静止密封環との摺動発熱によって当該空間の液体の温度が上昇するため、当該空間の液体を流入・循環させ当該空間の液体を冷却する方式(以降、「循環型」という)や、特許文献1に示される当該空間に配置した冷却ジャケットの冷却空間に冷却流体を循環させ当該空間の液体を冷却する方式(以降、「封入型」という)が採用されている。
特許文献1に示されるメカニカルシールは、シールカバーを側断面L字状に形成した上で、シールカバーの軸方向に延びる環状筒部に環状の別部材を溶接して冷却ジャケットを形成している。この冷却ジャケットの冷却室に冷却流体を流入・循環させてハウジングと軸封部との間に形成される空間の被密封流体(液体)を冷却している。
特開2010−216491号公報(第12頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、冷却ジャケットを形成するにあたり、シールカバーに環状筒部を形成する必要があり構造が複雑であった。また、当該環状筒部にOリングを介装して環状の別部材を溶接していたことから、製造が複雑であり、製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、製造コストが安価であり構造が簡単な冷却ジャケットを備えるメカニカルシールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシールは、
ハウジング及び該ハウジングに固定されたシールカバーと回転軸との間を静止密封環と回転密封環によりシールするとともに前記ハウジング及び前記シールカバーと前記静止密封環及び前記回転密封環との間に第1空間が形成されたメカニカルシールであって、
前記静止密封環及び前記回転密封環よりも内径の大きい筒状部材と、前記筒状部材の一端と前記ハウジング又は前記シールカバーとの間に介在する二次シールと、外部と連通する連通路とを備え、
前記第1空間は、前記筒状部材の外径側に位置する第2空間と、該筒状部材の内径側とに位置する第3空間と、に区画され、かつ
前記連通路は、前記第2空間に連通されていることを特徴としている。
この特徴によれば、二次シール材を介在させた筒状部材により第1空間を区画することで形成された第2空間を冷却室とすることができることから、製造コストが安価であり構造が簡単な冷却ジャケットを備えることができる。また、静止密封環及び回転密封環の外径側に冷却ジャケットが構成されるため、冷却効率及び省スペース化が図られる。
前記筒状部材は、前記ハウジングに前記シールカバーが固定されたときに、前記ハウジングと前記シールカバーにより軸方向に挟持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ハウジングにシールカバーを固定することで、筒状部材はハウジングとシールカバーとにより挟持されることから、組み立てが簡単である。
前記二次シールは前記筒状部材の両端に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、前記ハウジングと前記シールカバーとを着脱させることで、前記筒状部材を脱着させることができるため、筒状部材の脱着が容易である。
前記ハウジングは、前記筒状部材の端部に対応する位置に軸方向に凹む環状凹部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、環状凹部に筒状部材が挿嵌されるため、筒状部材の振動や径方向への移動が規制される。
前記筒状部材の端部には、軸方向に凹む環状溝が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部材に二次シールを装着すればよいから組み立てが簡単である。また、ハウジングに二次シールを装着するための溝が形成されないことから、ハウジングの構造をシンプルにできる。
前記筒状部材は、軸方向中央部が両端部よりも肉薄に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部材が第1空間を占有する体積を小さくすることができるとともに冷却ジャケットの熱伝導性に優れる。
前記筒状部材は、径方向に凹む凹部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状部材を着脱する際に、手指や器具等を凹部に引っかけることができるため、取付けや取外し作業が容易となる。
前記筒状部材は金属材料により形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、熱伝導性かつ強度に優れる。
実施例1におけるメカニカルシールの側断面図である。 (a)は、回転密封環の側面の部分図であり、(b)は、回転密封環の正面図である。 筒状部材の正面図である。 筒状部材の側断面図である。 (a)は、図1上部におけるメカニカルシールの液室及び冷却室の部分拡大図であり、(b)は、図1下部におけるメカニカルシールの液室及び冷却室の部分拡大図である。 密封型として使用されるメカニカルシールの側断面図である。 循環型として使用されるメカニカルシールの側断面図である。 実施例2におけるメカニカルシールの側断面図である。 実施例3におけるメカニカルシールの側断面図である。 実施例4におけるメカニカルシールの側断面図である。
本発明に係るメカニカルシールを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るメカニカルシールにつき、図1〜7を参照して説明する。以下、図1の紙面左側をメカニカルシールの機外B側(大気側)とし、図1の紙面右側をメカニカルシールの機内A側(被密封流体側)として説明する。
図1に示されるように、本実施例1に係るメカニカルシール1は、自動車、一般産業機械等における回転機器の軸封分野において、被密封流体をシールするために用いられる。メカニカルシール1は、スタッフィングボックス2(ハウジング)と、該スタッフィングボックス2に設けられる軸孔20に挿通される回転軸3との間の軸封部をシールするために取り付けられる。尚、回転軸3は、一般にステンレス鋼製等の金属製であり、回転機器がポンプの場合には、機内A側に図示しない羽根車が取り付けられている。
メカニカルシール1は、冷却ジャケット付きであり、ケース4(シールカバー)と、スリーブ5と、静止密封環6a,6bと、カラー7と、スプリング8a,8bと、回転密封環9と、パイプ10(筒状部材)と、から主に構成されており、詳しくは後述するが、スタッフィングボックス2、静止密封環6a,6b、回転密封環9及びケース4により形成される中間室M(第1空間)がパイプ10に区画されることにより、パイプ10の外径側に冷却室C(第2空間)が、パイプ10の内径側に液室R(第3空間)が形成されている。
スタッフィングボックス2は、軸に略平行に形成された外周面21aが形成された本体部21と、本体部21から機内A側に設けられ外径方向に拡開し軸に略平行に形成された外周面22aと径方向に延び機内A側に面する側端面23が形成された略フランジ形状の突出部22とを有している。また、スタッフィングボックス2には、機内A側から機外B側に凹む開口部25が形成されており、開口部25の内径は軸孔20の内周面20cの内径よりも大径である。
また、スタッフィングボックス2は、詳しくは図5(a),(b)に示されるように、受口段部24の内径側の端部から機外B側に向かって略軸方向に延設される内周面25aと、内周面25aの機外B側の端部から略垂直に婉曲する婉曲面25bと、婉曲面25bの内径側の端部から機外B側に向かって略軸方向に延設される内周面26aと、内周面26aの機外B側の端部から略垂直に延設された奥端面26bと、奥端面26bの内径側の端部から機外B側に向かって略軸方向に延設される内周面20cが形成されている。軸孔20は内周面20cにより画成された空間である。また、開口部25は、内周面25aと婉曲面25bと内周面26aと奥端面26bとにより画成された空間である。さらに、内周面26aと奥端面26bにより軸方向機外B側に凹む環状の奥端部26(環状凹部)が画成されている。
図1に示されるように、スタッフィングボックス2は、本体部21の外周面21aより径方向に延び奥端面26bまで貫通された側断面視略L字状の連通路27aと、本体部21の外周面21aより径方向に延び軸孔20に貫通された略直線状の連通路27bと、突出部22の外周面22aより径方向に延び開口部25に径方向に貫通される略直線状の連通路28a,28bと、が形成されている。
連通路27a,27bは、それぞれ一端が本体部21の外周面21aの周方向に交互に配置されている。これら連通路27a,27bは、互いに独立した連通路である。
連通路28a,28bは、それぞれ一端が突出部22の外周面22aの周方向に交互に配置されている。これら連通路28a,28bは、互いに独立した連通路である。
図5(a),(b)に示されるように、スタッフィングボックス2は、内周面20cに形成され外径側に凹む環状溝20aと、受口段部24に形成され軸方向機外B側に凹む環状溝24aとが形成されており、環状溝20aにはOリング20bが、環状溝24aにはOリング24bがそれぞれ挿嵌される。尚、Oリング20b,24bの材質は、フッ素ゴム、ニトリルゴム、H−NBR、EPDM、パーフロロエラストマ等である。また、Oリングは、パッキン材等、他の二次シールであってもよい。さらに尚、後述するOリングについても同様である。
また、スタッフィングボックス2には、静止密封環6aがOリング20bにシールされることで機外B側の内周面20cに固定されている。図1に示されるように、静止密封環6aには、スリーブ5が挿通される軸孔60aが設けられている。また、静止密封環6aには、機内A側において径方向に延出するフランジ61aが形成されており、フランジ61aの機内A側には、機内A側に向かって軸方向に突出する環状の突出環62aが形成されている。
また、静止密封環6aのフランジ61aには、図5(a)に示されるように、径方向外側が切り欠かれたガイド用凹部63aが複数形成されており、回止ピン65aが挿嵌されている。この回止ピン65aは、奥端部26の奥端面26bに固定されているため、静止密封環6aは回転を規制されている。
また、周知のように、スタッフィングボックス2の奥端部26の奥端面26bには、図5(b)に示されるように、スプリング収容凹部26cが複数穿設されており、静止密封環6aのフランジ61aとスプリング収容凹部26cとの間には、圧縮された状態でスプリング8aが配置されている。スプリング8aは、周方向に所定間隔を置いて小径のスプリングを複数使用する形式、すなわちマルチスプリング型で配置されている。尚、スプリング8aは、コイルスプリングの他に、ウェーブコイルスプリング等を使用してもよい。
尚、静止密封環6aは、特殊転換法(カーボン表面を部分的にSiC化し、表面強度を補強し、SiCの耐摩耗性とカーボンの自己潤滑性の両方を兼ね備えるようにすること)によるSiCから製作されている。また、ダイヤモンドコーティングしたSiCや反応焼結SiC(SiC+Siの組成にしたもの)等、他のSiCにより製作されてもよい。さらに尚、静止密封環6bも同様である。
図1に示されるように、ケース4には、回転軸3が挿通される軸孔40が設けられている。また、ケース4は、軸に略平行に形成された外周面42aを備える本体部42を備える略リング形状に形成されており、本体部42は、機外B側に面する側端面43の下端と軸孔40との間に軸方向機内A側に凹む環状の凹部44が形成されている。
また、ケース4は、本体部42の外周面42aより径方向に延び側端面43を軸方向に貫通する側断面視略逆L字状の連通路47aと、本体部42の外周面42aより凹部44まで貫通された略直線状の連通路47bと、が形成されている。
連通路47a,47bは、それぞれ一端が本体部42の外周面42aの周方向に交互に配置されている。これら連通路47a,47bは、互いに独立した連通路である。
図5(a),(b)に示されるように、本体部42の内周かつ機外B側には、径方向外側に凹む環状溝44aが形成されている。この環状溝44aには、Oリング44bが挿嵌される。
また、ケース4には、静止密封環6bがOリング44bにシールされることで機内A側の内周に固定されている。図1に示されるように、静止密封環6bは、静止密封環6aと略同一の構造をしており、軸孔60bと、フランジ61bと、突出環62bが形成されており、フランジ61bには、ガイド用凹部63b(図5(b)参照)が複数形成され、ガイド用凹部63bに回止ピン65b(図5(b)参照)が挿嵌されることで回転を規制されている。
また、ケース4の側端面43には、図5(a)に示されるように、スプリング収容凹部46bが複数穿設されており、静止密封環6bのフランジ61bの機外B側の側面とスプリング収容凹部46bとの間には、圧縮された状態でスプリング8bが配置されている。
図1に示されるように、スリーブ5は、ステンレス鋼製等の金属製であり環状を成し、Oリング50bを介して回転軸3に固定されている。尚、回転軸3とスリーブ5の固定構造は問わないが、例えば図示しないセットスクリュを用いて固定されている。
また、スリーブ5は、外周面が機外B側から機内A側へ向けて段階的に縮径しており、機外B側から順に第1外周面51、第2外周面52、第3外周面53及び第4外周面54が形成されている。さらに、第2外周面52はテーパ状に形成されており、第3外周面53と第4外周面54との境界部分には環状段部55が形成されている。
また、スリーブ5には、環状段部55近傍の周方向に所定間隔を置いて内径側に凹み雌ネジが形成されたガイド用凹部56a(図1の上側を参照)が形成されており、これら複数のガイド用凹部56aには、回止ピン56が螺合されている。この回止ピン56は、回転密封環9の複数のガイド用凹部91に挿嵌されている。尚、回止ピン56は、ガイド用凹部56aにキーやピン接着等、螺合以外の他の取付方法により取り付けられてもよい。
また、スリーブ5には、機内A側に位置する端部59に軸方向に延びる雌ネジ59aが形成されており、回転密封環9及びカラー7を第4外周面54に挿嵌させた状態で、ソケットボルト57により、カラー7をスリーブ5に固定している。
カラー7は、環状を成し、筒状部71と、筒状部71の内周面71bより内径方向に突出する突出部72とからなり、側断面視略T字状に形成されている。
図2(a),(b)に示されるように、回転密封環9は、環状を成し、内周において周方向に所定間隔を置いて配置され外径側に凹む複数のガイド用凹部91を備え、外周において対向して内径側に凹む一対の撹拌溝92a,92bから構成される撹拌溝部92が周方向に所定間隔を置いて2等配されている。
撹拌溝92aは、図2(a)に示されるように、側面視において略長方形状の一短辺の内撹拌溝92bに対向する先端部が半円弧状とされた形状に形成され、図2(b)に示されるように、正面視において撹拌溝92bに対向する側に略直角部分が位置する略直角三角形状に形成されている。また、撹拌溝92bは撹拌溝92aと略同一形状であるためその説明を省略する。すなわち、撹拌溝92a,92bは、対向する側が内径側に深く凹んだ溝となっている。
尚、図2(b)において、ガイド用凹部91は4等配に形成されているが、これに限らず、2等配や8等配であってもよく、4等配に限定するものではない。さらに尚、撹拌溝部92は2等配に形成されているが、これに限らず、1か所のみの配置でもよく、4等配や8等配であってもよく、2等配に限定するものではない。
図1に示されるように、回転密封環9は、スリーブ5の第4外周面54に装着するにあたり、第4外周面54に所定間隔を置いて配置された回止ピン56にガイド用凹部91を挿嵌させることで、回止ピン56とガイド用凹部91とが当接し、装着位置の位置合わせがなされると共に、回止ピン56から回転密封環9に回転力を伝えることができる。
また、回転密封環9を、スリーブ5に挿入すると、内周側の環状段部96(図2(b)参照)とスリーブ5の第4外周面54とで形成される側断面視略逆コ字状の環状溝90aが形成される(図1の下部を参照。)。この環状溝90aにOリング90bが挿嵌されている。なお、組立時にソケットボルト57によりカラー7をスリーブ5に固定する。このとき、カラー7の突出部72がスリーブ5の端部59に当接することで、挿入位置の位置合わせがなされる。
また、カラー7の筒状部71において機外B側の端部73は、軸方向において環状溝90aにわずかに挿嵌された状態となる。スリーブ5と回転密封環9との間はOリング90bによりシールされる。
また、回転密封環9は、スリーブ5に固定された状態であるとき、その両側面が静止密封環6a,6bの突出環62a,62bの端面64a,64bに当接することで、摺動面S1,S2が形成されている。
尚、回転密封環9は、特殊転換法(カーボン表面を部分的にSiC化し、表面強度を補強し、SiCの耐摩耗性とカーボンの自己潤滑性の両方を兼ね備えるようにすること)によるSiCから製作されている。また、ダイヤモンドコーティングしたSiCや反応焼結SiC(SiC+Siの組成にしたもの)等、他のSiCにより製作されてもよい。
図3,4に示されるように、パイプ10は、ステンレス鋼により形成されており、静止密封環6a,6b及び回転密封環9が挿通される軸孔100が形成されており、略円筒状を成している。また、パイプ10は、軸に略平行に形成された外周面10a及び内周面10bと、軸方向の側端部101,102と、を備え、内周面10bには、軸方向の略中央に外径方向に凹む環状の凹部103が形成されている。尚、パイプ10は、ステンレス鋼に限らず、他の金属や強化樹脂などで形成されていてもよい。金属により形成されると熱伝導性かつ強度に優れるから好ましい。
また、凹部103に手指や器具を引っかけることができるため、パイプ10の取り外しが簡単である。また、凹部103は、断面視略コ字状であるため、角部に嵌入した器具を確実に係合させることができ、軸方向に抜けにくくなっている。尚、凹部103は、環状ではなく、内周面10bより略ドーム状に外径側に凹んだ形状であってもよく、また環状でなくともよい。さらに尚、凹部103は、外周面10aに形成されていてもよい。
側端部101,102は、それぞれ外径方向に拡開している。また、側端部101,102それぞれに軸方向に凹む環状溝101a,102aが形成されており、これら環状溝101a,102aには、Oリング101b,102b(二次シール)がそれぞれ挿嵌される。また、パイプ10の略中央部は、側端部101,102よりも肉薄となっている。
図5(a),(b)に示されるように、パイプ10は、機外B側に位置する側端部101の外径はスタッフィングボックス2の奥端部26の内周面26aの内径と略同一寸法に形成されている。
また、パイプ10を奥端部26に挿嵌した状態で、ケース4をスタッフィングボックス2に取り付けると、Oリング24b,102bにケース4の側端面43が当接する。
次いで、ケース4の周方向に配置され軸方向に延びる複数の貫通孔49を介して、複数のソケットボルト45(図1参照)を挿通し、スタッフィングボックス2に形成された複数の雌ネジ部29に螺合させる。これにより、ケース4をスタッフィングボックス2に着脱可能に固定することができる。
上述したソケットボルト45の螺合により、パイプ10の両端に配置されたOリング101b,102bは、ケース4の側端面43によって押圧され、パイプ10の両端とスタッフィングボックス2及びケース4との間は液密にシールされる。詳しくは、パイプ10の機外B側のOリング101bは、スタッフィングボックス2の奥端面26bと環状溝101aとに挟圧されて密着することで、パイプ10とスタッフィングボックス2の間をシールする。さらに、Oリング102bは、ケース4の側端面43によって押圧され、環状溝102aと側端面43に挟圧され密着することで、スタッフィングボックス2とケース4との間をシールする。
中間室Mは、スタッフィングボックス2にケース4が固定された状態であるとき、スタッフィングボックス2の内周面25aと、婉曲面25bと、内周面26aと、奥端面26bと、ケース4の側端面43と、静止密封環6a,6bと回転密封環9とにより画成される環状の空間である。
冷却室Cは、パイプ10がスタッフィングボックス2及びケース4に挟持されることで中間室Mが区画された状態であるとき、スタッフィングボックス2の内周面25a及び婉曲面25bと、パイプ10の外周面10aと、ケース4の側端面43とにより画成される環状の空間である。このようにして、スタッフィングボックス2と、パイプ10と、ケース4とにより、冷却室Cを有する冷却ジャケットが形成されている。尚、冷却室Cには、連通路28a,28bが連通されている。一方、液室Rは、パイプ10の内周面10bと、スタッフィングボックス2の奥端面26bと、側端面43と、静止密封環6a,6bと回転密封環9とにより画成される環状の空間である。
これまで、メカニカルシール1の構造・組立について説明してきたが、これより、図6,7を用いて、メカニカルシール1の使用態様について説明する。
図6に示されるように、メカニカルシール1は、液室RにシーラントF1(液体)が封入された、封入型のメカニカルシールであり、機内A側に位置する静止密封環6bと回転密封環9は液室R内に被密封流体Lが流出することを防ぎ、機外B側に位置する静止密封環6aと回転密封環9はシーラントF1が機外B側に流出することを防いでいる。
連通路27a,47aは、栓体27c,47cにより閉塞されている。
連通路28aから冷却室Cを経由して連通路28bに向かって冷却水F2(冷却流体)が循環されており、冷却水F2によりパイプ10が冷却されることで、パイプ10の内径側に封入されるシーラントF1を冷却することができる。尚、冷却流体は、スチームでもよい。
液室R内のシーラントF1は、回転密封環9に形成された複数の撹拌溝部92により撹拌されるため、シーラントF1の循環が促進され、除熱効率が高められている。
また、撹拌溝部92は、対向する一対の撹拌溝92a,92bから構成されているため、回転軸3の回転方向にかかわらず撹拌することができる。尚、撹拌溝92a,92bの形状は上述した形状に限らず、例えば周知のスパイラル形状等であってもよい。要するに、液室R内のシーラントF1を撹拌できる形状であればよい。
尚、シーラントF1を冷却する必要が少ないのであれば冷却室Cに冷却水F2を流入させなくともよい。
これまで、封入型のメカニカルシール1について説明してきたが、図7を参照して循環型のメカニカルシール1について説明する。尚、これまで説明してきた構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7に示されるように、連通路28a,28bをそれぞれ栓体28c,28dにより閉塞した状態で、連通路47aから液室Rを経由して連通路27aに向かってシーラントF1を循環させることで、循環型のメカニカルシールとして使用することができる。
尚、図6で説明したように、連通路28a,28bに冷却水F2を循環させて冷却効率を高めてもよい。
尚、液室Rの冷却の必要性が低い場合には、連通路27a,28a,28b,47aを栓体により閉塞して、液室RにシーラントF1を封入して使用することもできる。
これまで説明してきたように、実施例1におけるメカニカルシール1は、Oリング101b,102bを介在させたパイプ10により中間室Mを区画することで冷却室Cを画成することができることから、製造コストが安価であり構造が簡単な冷却ジャケットを備えることができる。また、静止密封環6a,6b及び回転密封環9の外径側に冷却ジャケットが構成されるため、冷却効率及び省スペース化が図られる。
また、パイプ10は、スタッフィングボックス2にケース4を固定することで、スタッフィングボックス2とケース4とにより挟持されることから、組立が簡単である。
また、パイプ10は、スタッフィングボックス2及びケース4との間に介在するOリング101b,102bを備えるため、スタッフィングボックス2とケース4とを着脱させることで、パイプ10を脱着させることができるため、パイプ10の脱着が容易である。
また、メカニカルシール1は、従前から使用されているスタッフィングボックス2及びケース4に、パイプ10を装着することで冷却ジャケットを構成できるため、汎用性に優れる。
また、スタッフィングボックス2は、奥端部26にパイプ10の側端部101が挿嵌されているため、パイプ10の振動や径方向の移動が防止されることからメカニカルシール1の構造が安定する。
また、スタッフィングボックス2よりも小型であるパイプ10にOリング101b,112bを装着すればよいから組み立てが簡単である。さらに、スタッフィングボックス2には、パイプ10をシールするためのOリングを装着するための環状溝が形成されないことから、ハウジングの構造をシンプルにできる。さらに、パイプ10を組み付けることなくメカニカルシールを使用する場合に、スタッフィングボックス2及びケース4にゴミ等が沈着することを防ぐことができる。尚、ケース4についても同様である。
また、パイプ10は、軸方向中央部が側端部101,102よりも肉薄に形成されているため、中間室Mを占有する体積を小さくすることができるとともに冷却ジャケットの熱伝導性に優れる。
また、パイプ10は、側断面視において一つの略板状に形成されているため、先行文献1のように二つの環状の部材を溶接することで形成された冷却ジャケットと比較すると、冷却ジャケットが中間室Mに占める体積が小さい。
次に、実施例2に係るメカニカルシール200につき、図8を参照して説明する。尚、前記実施例1に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8に示されるように、実施例2におけるメカニカルシール200のパイプ210は、ケース4側に位置する側端部212が外径方向に拡開するフランジ状に形成されており、側端部212には、軸方向に貫通孔212aが形成されている。ボルト212bをパイプ210の貫通孔212aを介してケース4の雌ネジ部243aに螺合させることでパイプ210をケース4の端面43に固定し、パイプ210とケース4とを一体にすることができる。
パイプ210とケース4とが一体となったものをスタッフィングボックス2に固定することで、中間室Mを冷却室Cと液室Rとに画成することができる。尚、パイプ210は、ボルト212bではなく、溶接によりケース4に固定される態様であってもよい。さらに尚、パイプ210は、スタッフィングボックス2に対して一体に固定されてもよく、この場合、パイプ210とケース4との間は実施例1と同様にOリング102bによりシールされる。
次に、実施例3に係るメカニカルシール300につき、図9を参照して説明する。尚、前記実施例1,2に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9に示されるように、実施例3におけるメカニカルシール300のパイプ310は、スタッフィングボックス2側に位置する側端部311が外径方向に拡開するフランジ状に形成されており、パイプ310の外径側の外周部311cには、内径方向に凹む環状溝311aが形成されており、Oリング311bが挿嵌されている。また、スタッフィングボックス2の奥端部326は、端部311が挿嵌可能に形成されている。
スタッフィングボックス2にケース4を固定することで、パイプ310の端部311が奥端部326に挿嵌される。これにより、スタッフィングボックス2の奥端面326bに端部311が当接し、内周面326aと外周部311cとの間がOリング311bによってシールされることから、中間室Mを冷却室Cと液室Rとに画成することができる。
次に、実施例4に係るメカニカルシール400につき、図10を参照して説明する。尚、前記実施例1に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10に示されるように、実施例4におけるメカニカルシール400は、一つの静止密封環406と、一つの回転密封環409とを用いたシングル型の態様となっている。スタッフィングボックス2と回転軸3との間から液室R1にかけて被密封流体L1(液体)が封入され、被密封流体L1が、静止密封環406と回転密封環409との摺動部を内径側に漏れることを防止するインサイド型の態様となっている。なお、連通路27a,47aは、図示しない栓体により閉塞されている。また、冷却室Cには冷却水F2が循環されている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
前記実施例1,4では、パイプ10の側端部101,102に形成された環状溝101a,102aにOリング101b,102bを装着する態様として説明したが、これに限らず、スタッフィングボックス2及びケース4にOリング等の二次シールが装着される態様であってもよく、この態様であればパイプ10の形状を単純なものとすることができる。
前記実施例1〜3ではダブル型のメカニカルシールについて説明し、前記実施例4ではシングル型のメカニカルシールについて説明したが、メカニカルシールの型式はこれらに限られず、例えばタンデム型のメカニカルシールであってもよい。
前記実施例1〜4では、第2空間が冷却室Cでありかつ第3空間が液室R、R1である例について説明したが、第2空間及び第3空間に導入又は封入される流体は問わない。要するに、パイプによって回転密封環と静止密封環の外径側の第1空間を第2空間と第3空間に仕切るものであればよい。
1,1’ メカニカルシール
2 スタッフィングボックス(ハウジング)
3 回転軸
4 ケース(シールカバー)
6a,6b 静止密封環
9 回転密封環
10 パイプ(筒状部材)
26 奥端部(環状凹部)
28a 連通路
28b 連通路
101a 環状溝
101b Oリング(二次シール)
102a 環状溝
102b Oリング(二次シール)
103 凹部
A 機内
B 機外
M 中間室(第1空間)
C 冷却室(第2空間)
R 液室(第3空間)
F1 シーラント(液体)
F2 冷却水(冷却流体)
L1 被密封流体(液体)

Claims (8)

  1. ハウジング及び該ハウジングに固定されたシールカバーと回転軸との間を静止密封環と回転密封環によりシールするとともに前記ハウジング及び前記シールカバーと前記静止密封環及び前記回転密封環との間に第1空間が形成されたメカニカルシールであって、
    前記静止密封環及び前記回転密封環よりも内径が大きい筒状部材と、前記筒状部材と少なくとも前記ハウジング又は前記シールカバーとの間に介在する二次シールと、外部に連通する連通路とを備え、
    前記第1空間は、前記筒状部材の外径側に位置する第2空間と、該筒状部材の内径側に位置する第3空間と、に区画され、かつ
    前記連通路は、前記第2空間に連通されていることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 前記筒状部材は、前記ハウジングに前記シールカバーが固定されたときに、前記ハウジングと前記シールカバーにより軸方向に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記二次シールは前記筒状部材の両端に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記ハウジングは、前記筒状部材の端部に対応する位置に軸方向に凹む環状凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のメカニカルシール。
  5. 前記筒状部材の端部には、軸方向に凹む環状溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のメカニカルシール。
  6. 前記筒状部材は、軸方向中央部が両端部よりも肉薄に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のメカニカルシール。
  7. 前記筒状部材は、径方向に凹む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のメカニカルシール。
  8. 前記筒状部材は金属材料により形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のメカニカルシール。
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