JPWO2018101394A1 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う認識部と、前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する出力制御部と、を備える情報処理装置。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
水槽で観賞魚を飼育する場合、水槽の内部に光を出力(照射)する照明機器が用いられている。また、照明機器を制御するための技術も開発されている。例えば、下記特許文献1には、コントロールユニットを操作することにより、照明器具の移動と点灯を制御することが可能な水槽内照明装置が開示されている。また、下記特許文献2には、時刻又は室内の明るさから照明のスケジュール制御を自動的に行う技術が開示されている。
特開平8−298005号公報 特開2005−229835号公報
しかし、上述した技術は、水槽内の点検、水槽内における藻や水苔の発生抑制、あるいは観賞魚のストレス抑制のために照明を制御するものであった。したがって、より美しい情景をユーザに提供するためには、さらなる改良の余地があった。
そこで、本開示では、より美しい情景をユーザに提供することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提案する
本開示によれば、水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う認識部と、前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する出力制御部と、を備える情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行うことと、前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータに、水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う機能と、前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する機能と、を実現させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、より美しい情景をユーザに提供することが可能である。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態の概要を説明するための説明図である。 同実施形態の概要を説明するための説明図である。 同実施形態の概要を説明するための説明図である。 同実施形態に係る水槽システム1の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る第1の装置構成例を示す図である。 同実施形態に係る第2の装置構成例を示す図である。 同実施形態に係る第3の装置構成例を示す図である。 制御部10の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態の動作例を説明するためのフローチャート図である。 同実施形態による出力制御の第1の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第2の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第3の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第4の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第5の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第6の具体例を示す図である。 同実施形態による出力制御の第7の具体例を示す図である。 水槽20を鉛直上方向から鑑賞する場合の構成例を示す図である。 本技術を美術館に適用した場合の例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 効果を説明するための説明図である。 効果を説明するための説明図である。 効果を説明するための説明図である。 効果を説明するための説明図である。 効果を説明するための説明図である。 効果を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<<1.概要>>
<<2.構成>>
<<3.動作>>
<<4.具体例>>
<<5.変形例>>
<<6.ハードウェア構成例>>
<<7.効果>>
<<1.概要>>
まず、図1〜図3を参照しながら本開示の一実施形態の概要を説明する。図1〜図3は、本開示の一実施形態の概要を説明するための説明図である。
図1には、水槽を鑑賞するユーザの視界V11が示されている。水槽の内部には、観賞魚や水草等の生体が含まれる他、砂や置き石、人工の添え物等の非生体が設置される。本実施形態では、このような水槽の背景に、画像を表示させることで、より美しい情景を含む視界V12をユーザに提供する。なお、本明細書において、画像とは、静止画像と動画像(映像)とを含む表現として用いられ得る。また、以下では、水槽の背景に表示される画像を、背景コンテンツと呼ぶ。背景コンテンツは、例えば山、海、空、宇宙等、様々な画像であってよく、多様な背景コンテンツを表示することで、ユーザに多様な情景を提供することが可能である。
図2に示す手前側の前景F21は、水槽の内部の生体及び非生体で構成される。また、図2において、前景F21の奥側である背景に表示された背景コンテンツB21は斜線で示されている。ユーザの視界V21においては、実体である前景F21と画像である背景コンテンツB21が合成されて視認される。
ここで、単に前景F21の背景に背景コンテンツB21を表示させるだけでは、背景コンテンツB21と前景F21とを一体感のある情景として見せることが困難な場合があった。
図3に示す視界V31において、背景には何も表示されておらず、水槽の内部は照明装置により明るく照らされている。この状態で、例えば図3に示す視界V32のように比較的暗い背景コンテンツB32を背景に表示させた場合、背景と前景との間で、明るさが異なってしまい、一体感のある情景として見せることできない恐れがある。
背景コンテンツが固定された静止画像である場合には照明装置をユーザが調整することも可能かもしれないが、背景コンテンツが動画像である場合や、静止画像が切り替わる場合には、一体感のある情景を提供し続けることは困難であった。
そこで、本実施形態では、図3に示す視界V33のように、水槽の内部が背景コンテンツB33に応じた明るさになるように照明装置による光出力を制御する。係る構成により、背景コンテンツと、前景となる水槽の内部を一体感のある情景としてユーザに見せることが可能となる。
なお、図3では、背景コンテンツの明るさに応じた光出力の制御を例に説明したが、本実施形態によれば、色合いやコントラスト等の他の様々な条件に応じて光出力を制御することも可能である。また、本実施形態によれば、さらに水槽の内部の状況に応じて、適切な背景コンテンツを選択することも可能である。以下では、このような効果を奏することが可能な、本開示の一実施形態の構成、及び動作について順次より詳細に説明する。
<<2.構成>>
以上、本開示の一実施形態の概要について説明した。続いて、本実施形態の構成例について説明する。図4は、本実施形態に係る水槽システム1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係る水槽システム1は、制御部10、水槽20、光出力部30、カメラ部40(撮影認識部)、表示部50(背景表示部)、光学視距離生成部60、通信部70、及びスピーカ80を含む。
制御部10は、水槽システム1の全体を制御する情報処理装置である。例えば、制御部10は、水槽20の背景に表示される背景コンテンツに基づいて、光出力部30による水槽内部への光出力を制御する。また、制御部10は、表示部50に背景コンテンツを表示(出力)させてもよい。また、制御部10は、背景コンテンツに応じて、スピーカ80による音響出力を制御してもよい。なお、制御部10のより詳細な構成については図8を参照して後述する。
水槽20は、水槽20の内部、及び背景の両方を視認可能なように、光を透過するガラスまたはプラスチック等の素材により例えば箱型に形成される。水槽20の内部には水が所望の水位まで満たされ、観賞魚や水草等の生体が含まれる他、砂や置き石、人工の添え物、エアレーション装置等の非生体が設置されてもよい。
光出力部30は、水槽20の内部に光を出力(照射)する。光出力部30は、例えば水槽20の内部を全体的に照らす(光を出力する)照明装置(照明部)を含んでもよい。また、光出力部30は、水槽20の内部の各領域に照射される光をより精細に異ならせるプロジェクションが可能なプロジェクタを含んでもよい。なお、光出力部30は複数の装置を含んでもよい。
カメラ部40は、水槽20の内部を撮像して撮像画像を取得し、制御部10へ提供する撮像装置である。なお、カメラ部40は複数台の撮像装置を含んでもよい。
表示部50は、背景コンテンツを表示する。
光学視距離生成部60は、光学視距離生成部60は、水槽20のすぐ後ろではなく、より遠くに背景コンテンツが視認されるように水槽20と、ユーザに視認される背景コンテンツとの間の光学的な視距離を生成する。水槽20のすぐ後ろに背景コンテンツが視認される場合と比べて、より遠くに背景コンテンツが視認されることで、より奥行き感を与えることが可能である。その結果、ユーザは水槽20の後ろに実際に背景コンテンツに含まれる光景が広がっているかのような感覚を得ることが可能である。
なお、表示部50と光学視距離生成部60の具体的な構成例については、図5〜図7を参照して後述する。
通信部70は、不図示の通信網と接続するための通信装置である。制御部10は、通信部70を介して、不図示の通信網と接続し、当該通信網に接続された外部サーバ等から背景コンテンツを取得してもよい。
スピーカ80は、制御部10に制御されて音響を出力する。
以上、本実施形態に係る水槽システム1の機能構成例について説明した。続いて、水槽システム1を実現し得るいくつかの装置構成例について図5〜図7を参照して説明する。
図5は、本実施形態に係る第1の装置構成例を示す図である。図5を参照すると、水槽20の上方に配置された筐体91内に制御部10、光出力部30、及びカメラ部40が設けられる。また、図5に示す例において、水槽20の下方に配置された筐体92内には、表示部50の一例であるプロジェクタ50Aが設けられる。また、図5に示す例において、ユーザUから見て水槽20の背面側に光学視距離生成部60の一例であるコンバイナ60Aが設けられる。
筐体92の上面のうち少なくともプロジェクタ50Aとコンバイナ60Aとの間は光が通過可能であるように構成される。例えば、筐体92の上面の少なくとも一部がガラスやプラスチック等の光を透過する素材で形成されてもよい。
プロジェクタ50Aは、制御部10に制御されて背景コンテンツB41をコンバイナ60Aに向けて出力(投影)する。コンバイナ60Aは、少なくとも一部の光を反射する光学部材であり、図5に示すようにプロジェクタ50Aにより出力された背景コンテンツB41を、ユーザUから見て、水槽20から所定の距離離れた位置に視認させる。
図6は、本実施形態に係る第2の装置構成例を示す図である。図6を参照すると、水槽20の上方に配置された筐体91内に制御部10、光出力部30、及びカメラ部40が設けられる。また、図6に示す例において、ユーザUから見て水槽20の背面側に表示部50の一例であるディスプレイ50Bが配置され、水槽20とディスプレイ50Bの間には、光学視距離生成部60の一例であるフレネルレンズ60Bが配置される。
フレネルレンズ60Bは、ディスプレイ50Bに表示された背景コンテンツB41を、ユーザUから見て、水槽20から所定の距離離れた位置に視認させる。なお、ディスプレイ50Bは、高輝度なものが望ましい。また、フレネルレンズ60Bは薄型であるというメリットがあるが、係る例に限定されず、他のレンズが用いられてもよい。また、モアレと線防止のため、フレネルレンズ60Bにはローパスフィルタが設けられてもよい。
図7は、本実施形態に係る第3の装置構成例を示す図である。図7を参照すると、水槽20の上方に配置された筐体91内に制御部10、光出力部30、及びカメラ部40が設けられる。また、図7に示す例において、ユーザUから見て水槽20の背面側に表示部50の一例であるディスプレイ50Cが配置される。
図7に示すディスプレイ50Cは、図6に示したディスプレイ50Bよりも、ユーザUから見て水槽20の後方に配置され、水槽20とディスプレイ50Cの間には距離dが設けられている。係る構成により、図7に示すように、ディスプレイ50Cに表示される背景コンテンツB43をユーザUから見て、水槽20から距離d離れた位置に視認させることが可能である。
以上、図5〜図7を参照して水槽システム1を実現し得る装置構成例について説明したが、図5〜図7に示した装置構成は一例であって、各装置等の配置や組み合わせは係る例に限定されない。例えば、制御部10、光出力部30、及びカメラ部40は水槽20の上方ではなく側方あるいは下方に配置されてもよい。また、図5〜図7に示されない通信部70及びスピーカ80の位置は特に限定されない。また、ディスプレイとコンバイナの組み合わせにより、水槽20から所定の距離離れた位置に視認されるように背景コンテンツを表示することも可能である。また、光学視距離生成部60は、制御部10に制御されて、光学的な視距離を変化させる構成であってもよい。例えば、光学視距離生成部60は、レンズ等の光学系を駆動させることで光学的な視距離を変化させてもよいし、表示部50(例えばディスプレイ)の位置を物理的に移動させて光学的な視距離を変化させてもよい。
続いて、制御部10のより詳細な機能構成例について、図8を参照して説明する。図8は、制御部10の機能構成例を示すブロック図である。図8を参照すると、制御部10は、インタフェース部11、コンテンツ認識部13、前景認識部15、出力制御部17、及び記憶部19を備える情報処理装置である。なお、本開示において、コンテンツ認識部13、前景認識部15をまとめて単に認識部と呼ぶ場合がある。
インタフェース部11は、制御部10と他の装置との間を接続するためのインタフェースである。例えばインタフェース部11は、図4に示した光出力部30、カメラ部40、表示部50、通信部70、及びスピーカ80と接続される。例えば、インタフェース部11を介して光出力部30へ、光出力を制御する制御信号等が送信されてもよい。また、インタフェース部11を介してカメラ部40から撮像画像が受信されてもよい。また、インタフェース部11を介して表示部50へ、背景コンテンツが送信されてもよい。また、インタフェース部11を介して通信部70から(より厳密には通信部70を介して接続される外部サーバ等から)、背景コンテンツが受信されてもよい。また、インタフェース部11を介してスピーカ80へ、音響信号が送信されてもよい。
コンテンツ認識部13は、水槽20の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う。なお、本実施形態において、背景コンテンツは、後述する出力制御部17により取得(選択)されてもよく、コンテンツ認識部13は、出力制御部17により取得された背景コンテンツの認識を行ってもよい。ただし、水槽20の背景に表示される背景コンテンツが予め決められている場合等は、コンテンツ認識部13が直接的に背景コンテンツを取得してもよい。
コンテンツ認識部13は、例えば背景コンテンツの色情報を認識する。背景コンテンツの色情報は、例えば明るさ、色合い、コントラスト等の情報を含んでもよい。
また、コンテンツ認識部13は、例えば背景コンテンツの光源情報を認識する。背景コンテンツの光源情報は、例えば背景コンテンツにおける光源方向、背景コンテンツにおける光源の色、光の強さ、揺らぎ等の情報を含んでもよい。
また、コンテンツ認識部13は、背景コンテンツにおける気象情報(例えば、晴れ、雨、雪、雷等)を認識してもよい。
コンテンツ認識部13は、上述した背景コンテンツの色情報、背景コンテンツの光源情報、及び背景コンテンツにおける気象情報を、背景コンテンツの認識結果として出力制御部17へ提供する。
前景認識部15は、前景となる水槽20の内部の認識を行う。例えば、前景認識部15は、インタフェース部11を介してカメラ部40から受信された撮像画像を解析して、水槽20の内部の認識を行ってもよい。
前景認識部15は、例えば水槽20の内部の物体情報を認識してもよい。物体情報は、例えば水槽20の内部に含まれる物体(生体、及び非生体)の種類、位置、大きさ、色、形状等の情報を含んでもよい。
また、前景認識部15は、水槽20の内部の照明情報を認識してもよい。照明情報は、例えば照明の強度(明るさ)、色等の情報を含んでもよい。なお、前景認識部15は、上述したように撮像画像に基づいて照明情報を認識してもよいし、出力制御部17による光出力部30の制御に関する情報に基づいて照明情報を認識してもよい。
前景認識部15は、上述した水槽20の内部の物体情報、及び水槽20の内部の照明情報を、水槽20の内部の認識結果として出力制御部17へ提供する。
出力制御部17は、認識部(コンテンツ認識部13、及び前景認識部15)による認識結果に基づいて出力を制御する。例えば、出力制御部17は、コンテンツ認識部13による背景コンテンツの認識結果に基づいて、光出力部30による光出力を制御する。
出力制御部17は、コンテンツ認識部13により認識された背景コンテンツの色情報に基づいて、背景コンテンツが有する色と、水槽20の内部の色とが類似するように、光出力部30による光出力を制御してもよい。係る例については、図10を参照して後述する。
また、出力制御部17は、コンテンツ認識部13により認識された背景コンテンツの光源情報に基づいて、光出力部30による光出力を制御してもよい。
例えば、出力制御部17は、背景コンテンツにおける光源方向の情報に基づいて、水槽20の内部の陰影が当該光源方向と整合するように、光出力部30による光出力を制御してもよい。背景コンテンツにおける光源方向と水槽20の内部の陰影を整合させるため、出力制御部17は、前景認識部15による水槽20の内部の認識結果にさらに基づいて光出力部30による光出力を制御してもよい。係る例については図11、図12を参照して後述する。
例えば、出力制御部17は、背景コンテンツにおける光源の色の情報に基づいて、水槽20の内部の色が当該光源の色と整合するように、光出力部30による光出力を制御してもよい。係る例については図12を参照して後述する。
また、出力制御部17は、コンテンツ認識部13により認識された背景コンテンツにおける気象情報に基づいて、光出力部30による光出力を制御してもよい。係る例については図13を参照して後述する。
また、出力制御部17は、前景認識部15による水槽20の内部の認識結果に基づいて、表示部50による背景コンテンツの出力(表示)を制御してもよい。係る場合、出力制御部17は、記憶部19に記憶された背景コンテンツ、あるいはインタフェース部11を介して外部サーバから取得される背景コンテンツの中から、適切な背景コンテンツを選択し、表示部50に表示させてもよい。
例えば、出力制御部17は、水槽20の内部の物体情報に基づいて背景コンテンツの出力を制御してもよく、物体情報に基づいて、水槽20の内部に含まれる物体と類似した物体を含む背景コンテンツを出力させてもよい。係る例については図14〜図16を参照して後述する。
また、出力制御部17は、水槽20の内部の照明情報に基づいて背景コンテンツの出力を制御してもよく、水槽20の内部の照明情報に基づいて、水槽20の内部の照明の明るさや色に応じた背景コンテンツを表示させてもよい。
また、出力制御部17が制御する出力は、光出力部30による光出力と、表示部50による背景コンテンツの出力に限定されない。例えば、出力制御部17は、背景コンテンツに応じて、スピーカ80による音響出力を制御してもよい。また、出力制御部17は、前景認識、あるいは背景認識の結果に基づいて、不図示の各種装置による薬剤投入の制御や、エサ投入の制御、エアレーションの制御等を行ってもよい。特に、出力制御部17は、薬剤投入の制御を行うことで、水槽内部の光学特性を制御することが可能である。
記憶部19は、制御部10が各機能を実行するためのプログラムやパラメータ等のデータを記憶する。記憶部19は背景コンテンツを記憶していてもよく、背景コンテンツに含まれる物体の種類や背景コンテンツの種別等のメタ情報を背景コンテンツと対応付けて記憶していてもよい。
以上、本実施形態に係る制御部10のより詳細な機能構成例について説明した。なお、図8に示した制御部10の機能構成は一例であって、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、図8に示した一部の機能が他の装置に備えられていてもよく、例えば前景認識部15の機能が図4に示したカメラ部40に備えられていてもよい。
<<3.動作>>
図9は、本実施形態の動作例を説明するためのフローチャート図である。図9を参照すると、まずカメラ部40が水槽20の内部を撮像して取得された撮像画像が、制御部10へ提供される(S102)。続いて、制御部10の前景認識部15が、前景となる水槽20の内部の認識を行う(S104)。
続いて、出力制御部110が、ステップS104における水槽20の内部の認識結果に基づいて背景コンテンツを取得する(S106)。なお、背景コンテンツの取得は、水槽20の内部の認識結果に基づいて行われる例に限定されず、背景コンテンツは、例えば予め決められた順序、あるいはランダムに取得されてもよい。
続いて、コンテンツ認識部13がステップS106で取得された背景コンテンツの認識を行う(S108)。
続いて、出力制御部110がステップS108における背景コンテンツの認識結果に基づいて、光出力部30による光出力を制御すると共に、ステップS106で取得された背景コンテンツを表示部50に出力(表示)させる(S110)。
このようにして、背景コンテンツに連動して前景となる水槽20の内部への光出力を制御することが可能となる。
なお、図9に示したのは一例であって、本実施形態に係る動作は係る例に限定されない。例えば、本実施形態における各ステップは、図9に記載された順序に沿って時系列に処理される必要はなく、各ステップは、図9に記載された順序と異なる順序で処理されてもよいし、並列的に処理されてもよい。
<<4.具体例>>
以上、本実施形態に係る構成例、及び動作例について説明した。続いて、上述した本実施形態による出力制御のいくつかの具体例について、図10〜図16を参照して説明する。
(第1の具体例)
図10は、本実施形態による出力制御の第1の具体例を示す図である。図10に示されるユーザの視界V110には、水槽20の内部と、背景コンテンツB110として水槽20の背景に表示された宇宙の画像が合わさって視認される。
図10に示す例において、コンテンツ認識部13は、背景コンテンツB110の色情報を認識してもよい。ここで、図10に示すように、背景コンテンツB110は宇宙の画像であり、明るさは非常に暗い(小さい)。そこで、出力制御部17は、背景コンテンツB110の色と水槽20の内部の色とが類似するように、例えば水槽20の内部が暗くなるように、光出力を制御する(例えば光出力部30による光出力をオフにする)。
なお、図10では、背景コンテンツB110が宇宙の画像である例を示したが、例えば夜景の画像である場合も同様の制御が可能である。このように、背景コンテンツの色情報に基づいて光出力を制御することで、ユーザの視界には、一体感のある情景が視認される。
(第2の具体例)
図11は、本実施形態による出力制御の第2の具体例を示す図である。図11に示されるユーザの視界V120には、水槽20の内部と、背景コンテンツB120として水槽20の背景に表示された森を流れる川の画像が合わさって視認される。
図11に示す例において、コンテンツ認識部13は、背景コンテンツB120の光源情報を認識する。また、前景認識部15は、水槽20の内部の物体情報を認識してもよく、例えば水槽20の内部の植物OB120(物体の一例)に関する情報を認識してもよい。そして、出力制御部17は、光源情報と物体情報に基づいて、例えば背景コンテンツB120における光源方向と水槽20の内部の陰影が整合するように光出力を制御してもよい。
例えば、図11に示すように、背景コンテンツB120の光源方向に整合した、陰影SH120が水槽20の内部の植物OB120の影として視認されるように、出力制御部17は光出力(例えば光出力部30に含まれるプロジェクタの光出力)を制御してもよい。
なお、出力制御部17はさらに背景コンテンツにおける光の強さや、揺らぎ、及び背景コンテンツのコントラスト等に基づいて光出力の制御を行ってもよい。このように光出力を制御することで、前景と背景の融合性が保たれ、ユーザは前景の後ろに背景が繋がっているように感じられる。
(第3の具体例)
図12は、本実施形態による出力制御の第3の具体例を示す図である。図12に示されるユーザの視界V131、及び視界V132には、水槽20の内部と、それぞれ背景コンテンツB131、及び背景コンテンツB132として水槽20の背景に表示された、時刻の異なる山の画像が合わさって視認される。
図12に示す例において、コンテンツ認識部13は、背景コンテンツB131、及び背景コンテンツB132の光源情報をそれぞれ認識し、前景認識部15は、水槽20の内部の物体情報を認識してもよい。図12に示す例において、光源情報は、背景コンテンツB131、及び背景コンテンツB132に含まれる太陽の光源方向や、光の強さ、色等の情報を含みうる。そして、出力制御部17は、光源情報と物体情報に基づいて、光出力を制御してもよい。
例えば、図12に示す視界V131のように昼間の山の画像が背景コンテンツB131として表示される場合、出力制御部17は、水槽20の内部が光出力部30により、明るく照らされるように光出力を制御してもよい。一方、図12に示す視界V132のように夕方の山の画像が背景コンテンツB132として表示される場合、出力制御部17は、水槽20の内部が光出力部30により、視界V131の例よりも暗く、かつ、より赤く照らされるように光出力を制御してもよい。
なお、いずれの場合においても、出力制御部17は水槽20の内部の物体情報に基づいて、背景コンテンツB131、及び背景コンテンツB132のそれぞれに含まれる太陽の光源方向と水槽20の内部の陰影が整合するように光出力を制御してもよい。
また、図12では、昼間の場合と夕方の場合のみを示したが、出力制御部17は、背景コンテンツ内の太陽の位置や光の強さ等が時刻に応じて変化するように(例えば実際の時刻と同期するように)背景コンテンツを出力させてもよい。そして、出力制御部17は背景コンテンツの変化に応じて、光出力を変化させてもよい。
(第4の具体例)
図13は、本実施形態による出力制御の第4の具体例を示す図である。図13に示されるユーザの視界V141、及び視界V142には、水槽20の内部と、それぞれ背景コンテンツB141、及び背景コンテンツB142として水槽20の背景に表示された、雷雲の画像が合わさって視認される。
図13に示す例において、コンテンツ認識部13は、背景コンテンツB141、及び背景コンテンツB142の気象情報をそれぞれ認識してもよい。図13に示す例において、気象情報は、背景コンテンツB141において遠くに雷が落ちていること、背景コンテンツB142において近くに雷が落ちていること等の情報であってもよい。そして、出力制御部17は、係る気象情報に基づいて、光出力を制御してもよい。
例えば、図13に示す視界V141のように遠くに雷が落ちている雷雲の画像が背景コンテンツB141として表示される場合、出力制御部17は、水槽20の内部がより暗くなるように光出力を制御してもよい。一方、図13に示す視界V142のように近くに雷が落ちている雷雲の画像が背景コンテンツB142として表示される場合、出力制御部17は、水槽20の内部が光出力部30により、視界V141の例よりも明るく照らされるように光出力を制御してもよい。
なお、図13では背景コンテンツB141、及び背景コンテンツB142が表示される場合のみを示したが、出力制御部17は、背景コンテンツ内の気象が時刻に応じて変化するように(例えば実際の気象と同期するように)背景コンテンツを出力させてもよい。そして、出力制御部17は、背景コンテンツ内の気象の変化に応じて、光出力を変化させてもよい。
(第5の具体例)
図14は、本実施形態による出力制御の第5の具体例を示す図である。前景認識部15は、水槽20の内部の物体情報を認識してもよく、図14に示す例では、エアレーションによる泡OB150(物体の一例)に関する情報を認識してもよい。そして、出力制御部17は、物体情報に基づいて、背景コンテンツの出力を制御する。
図14に示す例では、泡OB150の発生に合わせて、雪景色の画像が背景コンテンツB150として出力制御部17により選択され、ユーザの視界V150には、水槽20の内部と、水槽20の背景に表示された背景コンテンツB150が合わさって視認される。
(第6の具体例)
図15は、本実施形態による出力制御の第6の具体例を示す図である。前景認識部15は、水槽20の内部の物体情報を認識してもよく、図15に示す例では、メンテナンスのために投入された薬剤OB160(物体の一例)に関する情報を認識してもよい。そして、出力制御部17は、物体情報に基づいて、背景コンテンツの出力を制御する。
図15に示す例では、薬剤OB160の投入に合わせて、霧の風景の画像が背景コンテンツB160として出力制御部17により選択され、ユーザの視界V160には、水槽20の内部と、水槽20の背景に表示された背景コンテンツB160が合わさって視認される。
(第7の具体例)
図16は、本実施形態による出力制御の第7の具体例を示す図である。前景認識部15は、水槽20の内部の物体情報を認識してもよく、図16に示す例では、植物OB171、及び植物OB172(物体の一例)に関する情報を認識してもよい。そして、出力制御部17は、物体情報に基づいて、背景コンテンツの出力を制御する。
図16に示す例では、植物OB171、及び植物OB172と類似した植物を含む画像が背景コンテンツB170として出力制御部17により選択、あるいは生成される。そして、ユーザの視界V170には、水槽20の内部と、水槽20の背景に表示された背景コンテンツB170が合わさって視認される。このように背景コンテンツを出力させることにより、ユーザには背景コンテンツB170が奥行き方向に前景と続くように見え、森が再現された情景を提供することが可能である。
以上、図10〜図16を参照して、本実施形態による出力制御の具体例を説明したが、上述した例は一例であり、係る例に限定されない。
例えば、水槽20に含まれる生体(水草等)の光合成のために、紫色の光が照射されることがある。そのような場合、出力制御部17は、前景認識部15により認識される水槽20の内部の照明情報に基づいて、紫色の光に応じた背景コンテンツとして、氷河の画像を出力(表示)させてもよい。
また、出力制御部17は、前景認識部15により認識される、水槽20の内部の生体(物体の一例)の状況に応じて様々な背景コンテンツを出力させ得る。
例えば、水槽20の内部で、観賞魚の子供が誕生したことが認識された場合、出力制御部17は、誕生を祝う画像を背景コンテンツとして表示部50に出力(表示)させ、また誕生を祝う音声をスピーカ80に出力させてもよい。
また、出力制御部17は、水槽20の内部における、観賞魚の成長度に応じて、当該観賞魚がその成長度において住んでいる場所の画像を背景コンテンツとして表示部50に出力(表示)させてもよい。
また、出力制御部17は、水槽20の内部における、認識された観賞魚の移動(位置の変化)に応じて、背景コンテンツが変化するように、背景コンテンツの出力(表示)を制御してもよい。例えば、観賞魚の移動速度に応じて、背景コンテンツの移動速度を変化させてもよい。あるいは、観賞魚の移動に応じて、背景コンテンツとしての画像を切替えてもよく、例えば上流の画像から下流の画像に(あるいはその逆に)、切り替えるよう制御してもよい。
また、出力制御部17は、水槽20の内部における、認識された観賞魚の種類に応じて、背景コンテンツの出力を制御してもよく、例えば、種類の観賞魚が住んでいる地域や場所の画像を背景コンテンツとして出力(表示)させてもよい。
<<5.変形例>>
以上、本開示の一実施形態を説明した。以下では、本実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
(変形例1)
上記実施形態では、光出力部30による水槽20の内部への光出力の例として、照明装置による水槽20の内部を全体的に照射する例、及びプロジェクタにより水槽20の内部の各領域に照射される光をより精細に異ならせる例について説明した。しかし、本実施形態は係る例に限定されない。
例えば、水槽20の内部に反射フィルムが配置され、出力制御部17は、光出力部30の一例であるプロジェクタを制御して、当該反射フィルムへ光を投射するように光出力を制御してもよい。係る構成により、出力制御部17は、水槽20の内部に、仮想オブジェクトを表示することが可能であり、所謂AR(Augmented Reality)技術における現実空間への画像の重畳(以下AR重畳と呼ぶ)が実現される。なお、出力制御部17が水槽20の内部に表示させる仮想オブジェクトは3次元的なオブジェクトであってもよいし、文字列であってもよいし、画像であってもよい。
例えば、出力制御部17は、背景コンテンツの認識結果に応じた仮想オブジェクトがAR重畳されるように光出力を制御することで、上述した光出力の例と同様の効果を実現することも可能であり、前景と背景とがより一体感のある空間を再現することも可能となる。
また、水槽20のユーザ側にホログラム導光板が配置されてもよく、係る場合、出力制御部17は、当該ホログラム導光板に光を投射するプロジェクタ(光出力部30)の光出力を制御することで、同様のAR重畳を実現することが可能である。
(変形例2)
また、上記実施形態では、出力制御部17が、認識部(コンテンツ認識部13、及び前景認識部15)による認識結果に基づいて、光出力と背景コンテンツの出力を制御する例を説明したが、本実施形態は係る例に限定されない。
例えば、光出力と、背景コンテンツの出力とが連動するように予め対応付けられた制御情報が記憶部19に記憶されていてもよく、係る場合、出力制御部17は、係る制御情報を記憶部19から読み出して、出力を制御してもよい。
(変形例3)
また、上記実施形態では、外部サーバから取得された画像、あるいは記憶部19に記憶された画像が背景コンテンツとして出力される例を説明したが、本実施形態は係る例に限定されない。
例えば、出力制御部17は、カメラ部40による水槽20の内部の撮像に基づいて得られた画像を出力させてもよい。ここで、撮像に基づいて得られた画像とは、撮像画像そのものであってもよいし、複数の撮像画像に基づく合成により得られる画像であってもよい。
例えば、出力制御部17は、撮像画像そのものを出力させてもよく、係る構成により、ユーザは水槽20の内部を、現在自身が見ている方向とは別の方向から、すなわちカメラ部40の撮像方向から鑑賞することが可能である。
また、出力制御部17は、カメラ部40に含まれる複数の撮像装置により同時に取得された複数の撮像画像に基づく合成により得られる自由視点画像を出力させてもよい。係る場合、ユーザは不図示の操作部を用いて、視点を自由に変更可能であってもよく、係る構成により、ユーザは水槽20の内部を、所望の方向から鑑賞することが可能である。
(変形例4)
また、上記実施形態では、水槽20を水平方向から鑑賞する例を説明したが、本実施形態は係る例に限定されない。例えば、水槽20を鉛直上方向から鑑賞するような構成例も実現可能である。
図17は、水槽20を鉛直上方向から鑑賞する場合の構成例を示す図である。なお、図17は、水槽20を鉛直上方向から見た図である。図17に示すように、水槽20を鉛直上方向から鑑賞するように構成される場合、不図示の表示部により、水槽20の下方に背景コンテンツが表示されてよい。また、図17に示すように、水槽20の側方に光出力部30が配置されてもよい。
(変形例5)
また、上記実施形態では、本技術が水槽システムに適用される例を説明したが、係る例に限定されない。本技術はより多様な場面において適用が可能である。
図18は、本技術を美術館に適用した場合の例を示す図である。図18に示す例では、前景である美術館の壁F210の認識結果に基づいて、背景には、壁F210と奥行き方向に続くような背景コンテンツB210が表示されている。図18に示す例では、上述した例と同様に、光源情報についても認識され、光線についても奥行き方向にあたかも無限に連続するかのように背景コンテンツB210が表示されている。係る構成により、ユーザは本来の部屋(美術館)の広さよりも広い空間に存在するかのように感じることが可能である。
なお、図18では、本技術が美術館に適用される例を示したが、他の場面においても同様に適用可能である。例えば、ジオラマ模型、動物園、植物等を前景として、上述した技術を適用することが可能である。
<<6.ハードウェア構成例>>
以上、本開示の実施形態を説明した。続いて、図19を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図19は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図19に示す情報処理装置900は、例えば、図4、図8に示した制御部10を実現し得る。本開示の実施形態に係る制御部10による情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明するハードウェアとの協働により実現される。
図19に示すように、情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903及びホストバス904aを備える。また、情報処理装置900は、ブリッジ904、外部バス904b、インタフェース905、入力装置906、出力装置907、ストレージ装置908、ドライブ909、接続ポート911、通信装置913、及びセンサ915を備える。情報処理装置900は、CPU901に代えて、又はこれとともに、DSP若しくはASIC等の処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU901は、例えば、コンテンツ認識部13、前景認識部15、及び出力制御部17を形成し得る。
CPU901、ROM902及びRAM903は、CPUバスなどを含むホストバス904aにより相互に接続されている。ホストバス904aは、ブリッジ904を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス904bに接続されている。なお、必ずしもホストバス904a、ブリッジ904および外部バス904bを分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置906は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチ及びレバー等、ユーザによって情報が入力される装置によって実現される。また、入力装置906は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器であってもよい。さらに、入力装置906は、例えば、上記の入力手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などを含んでいてもよい。情報処理装置900のユーザは、この入力装置906を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置907は、取得した情報をユーザに対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置で形成される。このような装置として、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置及びランプ等の表示装置や、スピーカ及びヘッドホン等の音声出力装置や、プリンタ装置等がある。出力装置907は、例えば、情報処理装置900が行った各種処理により得られた結果を出力する。具体的には、表示装置は、情報処理装置900が行った各種処理により得られた結果を、テキスト、イメージ、表、グラフ等、様々な形式で視覚的に表示する。他方、音声出力装置は、再生された音声データや音響データ等からなるオーディオ信号をアナログ信号に変換して聴覚的に出力する。
ストレージ装置908は、情報処理装置900の記憶部の一例として形成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置908は、例えば、HDD等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス又は光磁気記憶デバイス等により実現される。ストレージ装置908は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このストレージ装置908は、CPU901が実行するプログラムや各種データ及び外部から取得した各種のデータ等を格納する。上記ストレージ装置908は、例えば、記憶部19を形成し得る。
ドライブ909は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ909は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ909は、リムーバブル記憶媒体に情報を書き込むこともできる。
接続ポート911は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。
通信装置913は、例えば、ネットワーク920に接続するための通信デバイス等で形成された通信インタフェースである。通信装置913は、例えば、有線若しくは無線LAN(Local Area Network)、LTE(Long Term Evolution)、Bluetooth(登録商標)又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード等である。また、通信装置913は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ又は各種通信用のモデム等であってもよい。この通信装置913は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、例えばTCP/IP等の所定のプロトコルに則して信号等を送受信することができる。通信装置913は、例えば、インタフェース部11を形成し得る。
センサ915は、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、音センサ、測距センサ、力センサ等の各種のセンサである。センサ915は、情報処理装置900の姿勢、移動速度等、情報処理装置900自身の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音等、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ915は、GPS信号を受信して装置の緯度、経度及び高度を測定するGPSセンサを含んでもよい。
なお、ネットワーク920は、ネットワーク920に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク920は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク920は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
以上、本開示の実施形態に係る情報処理装置900の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて実現されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより実現されていてもよい。従って、本開示の実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
なお、上述のような本開示の実施形態に係る情報処理装置900の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
<<7.効果>>
本実施形態の効果について、改めて図20〜図25を参照して説明する。図20〜図25は、本実施形態の効果を説明するための説明図である。
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、水槽の背景に表示される背景コンテンツと、前景となる水槽の内部と、を一体の空間として情景を創ることが可能であり、より美しい情景をユーザに提供することが可能である。図20を参照すれば、背景B300を自由に変更することが可能であり、さらに背景B300と前景F300を一体の空間として情景を創ることが可能である。
背景B300に別の場所の画像(例えば海や水族館等)を一体感のある空間として映し出すことが可能である。また朝日が昇る風景や、夕焼け、雨、雪といった時間帯によって異なる情景や、春夏秋冬の季節によって変化する情景を、一体感のある情景空間として映し出すことも可能である。
さらに、図21に示されるように、水面に入り込む陽ざしの煌めき等、動きのある背景コンテンツに合わせた一体感のある情景空間を創りだすことが可能である。
また、図22〜図25に示されるような、映画やアニメーションのワンシーン等の架空の情景を模したり、その架空のものと合わせこんだ情景を創りだすことが可能である。
さらには、上述したように、宇宙や森の中等、魚がいない場所の背景とも、一体感のある情景を創りだすことが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う認識部と、
前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する出力制御部と、
を備える情報処理装置。
(2)
前記認識部は、前記背景コンテンツの色情報を認識し、
前記出力制御部は、前記背景コンテンツの色情報に基づいて、前記光出力を制御する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記出力制御部は、前記背景コンテンツが有する色と、前記水槽の内部の色とが類似するように、前記光出力を制御する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記背景コンテンツの色情報は、明るさ、色合い、コントラスト、のうち少なくともいずれか一つの情報を含む、前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記認識部は、前記背景コンテンツの光源情報を認識し、
前記出力制御部は、前記光源情報に基づいて、前記光出力を制御する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)
前記光源情報は、前記背景コンテンツにおける光源方向の情報を含み、
前記出力制御部は、前記水槽の内部の陰影が前記光源方向と整合するように、前記光出力を制御する、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記光源情報は、前記背景コンテンツにおける光源の色の情報を含み、
前記出力制御部は、前記水槽の内部の色が前記光源の色と整合するように、前記光出力を制御する、前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記認識部は、前記背景コンテンツにおける気象情報を認識し、
前記出力制御部は、前記気象情報に基づいて、前記光出力を制御する、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記出力制御部は、前記水槽の内部に基づいて前記背景コンテンツの出力をさらに制御する、前記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(10)
前記認識部は、前記水槽の内部の認識をさらに行い、
前記出力制御部は、前記水槽の内部の認識結果に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記認識部は、前記水槽の内部の物体情報を認識し、
前記出力制御部は、前記物体情報に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記出力制御部は、前記物体情報に基づいて、前記水槽の内部に含まれる物体と類似した物体を含む前記背景コンテンツを出力させる、前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記認識部は、前記水槽の内部の照明情報を認識し、
前記出力制御部は、前記照明情報に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(14)
前記出力制御部は、前記水槽の内部の撮像に基づいて得られた画像を前記背景コンテンツとして出力させる、前記(9)に記載の情報処理装置。
(15)
前記出力制御部は、照明装置による前記光出力を制御する、前記(1)〜(14)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(16)
前記出力制御部は、プロジェクタによる前記光出力を制御する、前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(17)
前記出力制御部は、前記光出力を制御することで、前記水槽の内部に仮想オブジェクトを表示させる、前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(18)
水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行うことと、
前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御することと、を含む、情報処理方法。
(19)
コンピュータに、
水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う機能と、
前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する機能と、を実現させるための、プログラム。
1 水槽システム
10 制御部
11 インタフェース部
13 コンテンツ認識部
15 前景認識部
17 出力制御部
19 記憶部
20 水槽
30 光出力部
40 カメラ部
50 表示部
60 光学視距離生成部
70 通信部
80 スピーカ

Claims (19)

  1. 水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う認識部と、
    前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する出力制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記認識部は、前記背景コンテンツの色情報を認識し、
    前記出力制御部は、前記背景コンテンツの色情報に基づいて、前記光出力を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力制御部は、前記背景コンテンツが有する色と、前記水槽の内部の色とが類似するように、前記光出力を制御する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記背景コンテンツの色情報は、明るさ、色合い、コントラスト、のうち少なくともいずれか一つの情報を含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記認識部は、前記背景コンテンツの光源情報を認識し、
    前記出力制御部は、前記光源情報に基づいて、前記光出力を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記光源情報は、前記背景コンテンツにおける光源方向の情報を含み、
    前記出力制御部は、前記水槽の内部の陰影が前記光源方向と整合するように、前記光出力を制御する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記光源情報は、前記背景コンテンツにおける光源の色の情報を含み、
    前記出力制御部は、前記水槽の内部の色が前記光源の色と整合するように、前記光出力を制御する、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記認識部は、前記背景コンテンツにおける気象情報を認識し、
    前記出力制御部は、前記気象情報に基づいて、前記光出力を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力制御部は、前記水槽の内部に基づいて前記背景コンテンツの出力をさらに制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記認識部は、前記水槽の内部の認識をさらに行い、
    前記出力制御部は、前記水槽の内部の認識結果に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記認識部は、前記水槽の内部の物体情報を認識し、
    前記出力制御部は、前記物体情報に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記出力制御部は、前記物体情報に基づいて、前記水槽の内部に含まれる物体と類似した物体を含む前記背景コンテンツを出力させる、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記認識部は、前記水槽の内部の照明情報を認識し、
    前記出力制御部は、前記照明情報に基づいて前記背景コンテンツの出力を制御する、請求項9に記載の情報処理装置。
  14. 前記出力制御部は、前記水槽の内部の撮像に基づいて得られた画像を前記背景コンテンツとして出力させる、請求項9に記載の情報処理装置。
  15. 前記出力制御部は、照明装置による前記光出力を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記出力制御部は、プロジェクタによる前記光出力を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 前記出力制御部は、前記光出力を制御することで、前記水槽の内部に仮想オブジェクトを表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行うことと、
    前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御することと、を含む、情報処理方法。
  19. コンピュータに、
    水槽の背景に表示される背景コンテンツの認識を行う機能と、
    前記背景コンテンツの認識結果に基づいて前景となる前記水槽の内部への光出力を制御する機能と、を実現させるための、プログラム。
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