JPWO2018083924A1 - 基地局、端末装置、方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

基地局、端末装置、方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数方向および時間方向に並んだリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式において、一のリソース要素のための干渉制限をより柔軟に行えるようにすることを目的とする。【解決手段】基地局100は、対象リソース要素(m0,n0)のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数Nに関する制御情報を取得する制御情報取得部133と、制御情報を端末装置200に送信する制御情報送信部135と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、基地局、端末装置、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
例えば、FBMC/OQAM(Filter Bank Multi-Carrier/Offset Quadrature Amplitude Modulation)方式など、周波数方向および時間方向に並んだ非直交のリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式が知られている。
このような通信方式において、一のリソース要素に着目すると、チャネル変動や雑音の有無と無関係に周囲のリソース要素から干渉を受けることとなる。例えば、このような干渉を参照信号が受けると、チャネル推定精度が劣化してしまうという問題がある。
このような問題に対して、次のような手法を用いることで、一のリソース要素に及ぼす干渉を軽減することができる。例えば、第1の手法として、一のリソース要素の周囲のリソース要素に送信電力が0であるヌル信号をマッピングする方法がある。また、第2の手法として、例えば特許文献1などに記載されているように、一のリソース要素に対する干渉がキャンセルされるような、言い換えれば一のリソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて、当該一のリソース要素の周囲のリソース要素上で送信されるシンボルを直交化して、当該一のリソース要素に生じる干渉を軽減する方法がある。さらに、第3の手法として、例えば非特許文献1などに記載されているように、一のリソース要素の周囲に存在するリソース要素のいずれかに、干渉キャンセルのみを目的とする補助的な信号を挿入する方法がある。
特表2004−509562号公報
J. -P. Javaudin; D. Lacroix; A. Rouxel "Pilot-aided channel estimation for OFDM/OQAM", Vehicular Technology Conference, 2003. VTC 2003-Spring. Pages: 1581 - 1585
上述したような一のリソース要素に対する干渉制限を無線通信システムに適用する場合には、要求されるSINR(Signal-to-Interference plus Noise Ratio)及びチャネル推定精度など、種々の要求に応じて、より柔軟に干渉制限を行えるようにすることが望ましい。しかしながら、このような柔軟に干渉制限を行うようにすることは、例えば特許文献1、非特許文献1などでは何ら考慮されていなかった。
本発明の目的は、周波数方向および時間方向に並んだリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式において、一のリソース要素のための干渉制限をより柔軟に行えるようにすることである。
本発明の第1の基地局は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する制御情報取得部と、制御情報を端末装置に送信する制御情報送信部と、を備える。
本発明の第1の端末装置は、基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信する制御情報受信部と、制御情報に基づいて基地局との無線通信を行う通信処理部と、を備える。
本発明の第1の方法は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、前記制御情報を端末装置に送信することと、を含む。
本発明の第2の方法は、基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、を含む。
本発明の第1のプログラムは、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、前記制御情報を端末装置に送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第2のプログラムは、基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第1の記録媒体は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、前記制御情報を端末装置に送信することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第2の記録媒体は、基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第2の基地局は、端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する直交符号化部と、前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングするリソースマッピング部と、を備える。
本発明の第2の端末装置は、基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出するリソースデマッピング部と、前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する直交復号部と、を備える。
本発明の第3の方法は、端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、を含む。
本発明の第4の方法は、基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、を含む。
本発明の第3のプログラムは、端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第4のプログラムは、基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、をプロセッサに実行させるためのプログラムである。
本発明の第3の記録媒体は、端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の第4の記録媒体は、基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明によれば、周波数方向および時間方向に並んだリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式において一のリソース要素のための干渉制限をより柔軟に行うことができる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
図1は、FBMC/OQAM方式のリソースグリッドの構成を示す図である。 図2は、リソースブロック内であって、当該リソースブロックの端以外に位置する対象リソース要素(m,n)の位置を示す図である。 図3は、リソースブロックの時間方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。 図4は、リソースブロックの時間方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。 図5は、リソースブロックの周波数方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。 図6は、リソースブロックの周波数方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。 図7は、制御チャネル領域に位置する対象リソース要素(参照信号RSがマッピングされるリソース要素)を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。 図9は、第1の実施形態に係る基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図10は、第1の実施形態に係る端末装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図11は、第1の実施形態に係る基地局における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 図12は、第1の実施形態に係る端末装置における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図14は、第2の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図15は、第2の実施形態に係る基地局100における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 図16は、第2の実施形態に係る端末装置200における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 図17は、第3の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図18は、第3の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図19は、第4の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図20は、第4の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.関連技術
2.本発明の実施形態の概要
2.1.発明A
2.2.発明B
3.システムの構成
4.第1の実施形態
4.1.基地局の構成
4.2.端末装置の構成
4.3.技術的特徴
5.第2の実施形態
5.1.基地局の構成
5.2.端末装置の構成
5.3.技術的特徴
6.第3の実施形態
6.1.基地局の構成
6.2.端末装置の構成
6.3.技術的特徴
7.第4の実施形態
7.1.基地局の構成
7.2.端末装置の構成
7.3.技術的特徴
<<1.関連技術>>
図1を参照して、本発明の実施形態に関連する技術として、FBMC/OQAM(Filter Bank Multi-Carrier/Offset Quadrature Amplitude Modulation)方式を説明する。
FBMC/OQAM方式は、周波数方向および時間方向に並んだ非直交のリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式であり、次のような理由から、次世代の無線通信規格である5GあるいはNR(New RATまたはNew Radio)の策定において、OFDM方式の代替として検討されている。
次世代の無線通信規格である5GあるいはNR(New RATまたはNew Radio)では、連続した周波数帯域を共用して、通信速度、通信品質、通信遅延等の要求が異なる多様な無線通信サービスを効率的に収容することが検討されている。これら多様な通信要求を満たすために、各無線通信サービスが使用するサブバンド毎に異なる時間−周波数リソース単位を用いることが提案されている。一例として、要求される通信遅延が小さい無線通信サービスに対しては、時間長の短い時間−周波数リソース単位が使用される。
サブバンド毎に異なる時間−周波数リソース単位が用いられる場合、サブバンド間の直交性が保証されないため、サブバンド間干渉が発生し得る。このため、周波数利用効率の観点から、いかに干渉を低減し各サブバンドを密に配置するかが問題となっている。
従来のLTE(Long-Term Evolution)、LTE−Advanced、Wimax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの複数の無線通信規格で採用されているOFDM方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)は、その周波数応答がSinc関数の形をとるため周波数帯域外への干渉を発生させる。そのため、サブバンド間干渉を低減するためには追加のフィルタリング処理やガードバンドの挿入が必要となる。
上述したOFDM方式に対して、FBMC/OQAM方式では、周波数応答及びインパルス応答が局所的であるフィルタが用いられる。周波数応答が局所的であることにより、周波数帯域外への干渉をOFDM方式に比して減少させることが可能である。また、FBMC/OQAM方式は、インパルス応答が局所的であることにより、オーバヘッドの要因となるCP(Cyclic Prefix)を挿入することなくISI(Inter-Symbol Interference)の影響を軽減できるという利点を併せ持つ。
図1は、FBMC/OQAM方式のリソースグリッドの構成を示す図である。FBMC/OQAM方式では、図1に示すように、時間及び周波数方向に実部のみまたは虚部のみからなる信号がリソース要素上に交互に配置され、さらに実部同士、虚部同士の干渉が0となるようなフィルタリングが行われる。
なお、FBMC/OQAMは、OFDM/OQAM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing/Offset Quadrature Amplitude Modulation)等の異なる名称で呼ばれることもあるが、本明細書では名称をFBMC/OQAMに統一する。
FBMC/OQAM方式では、参照信号がマッピングされたリソース要素の周囲に存在するリソース要素から受ける干渉に起因して、チャネル推定精度が劣化する。この干渉はチャネル変動、雑音の有無などとは無関係に、送信信号の生成時点で内在する干渉である。この干渉は、虚部のみを含むため虚部干渉(Imaginary Interference)と呼ばれる。
FBMC/OQAM方式において、参照信号以外の信号は、最終的に実数領域で復調処理されるため虚部干渉を無視できる。しかし、参照信号は、チャネルによる複素平面上での振幅及び位相の変動を推定するために用いられ、複素領域での処理が必要であり、虚部干渉を無視できない。その結果、チャネル推定精度の劣化が生ずる。
そこで、対象リソース要素に干渉を及ぼすリソース要素(以下、干渉リソース要素という。)に対して、例えば次のような干渉制限を行う必要がある。具体的には、干渉リソース要素に、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルをマッピングすることで、対象リソース要素に生じる干渉の制限を行う。また、干渉リソース要素に、送信電力が0(ヌル)であるシンボルをマッピングして干渉制限を行ってもよい。さらに、干渉リソース要素のうちの少なくとも1つのリソース要素に、干渉キャンセルを目的とする信号をマッピングして干渉制限を行ってもよい。
ここで、干渉リソース要素の数(以下、Nとする)は、時間周波数平面での対象リソース要素の位置によって異なる。
例えば、図2は、リソースブロック内であって、当該リソースブロックの端以外に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。すなわち、対象リソース要素(m,n)の位置が図2に示すような場合、干渉リソース要素の数Nは、図2の斜線部に示すように、4または8である。具体的にNが4である場合には、干渉リソース要素(m−1,n)、(m+1,n)、(m,n−1)、(m,n+1)に、対象リソース要素(m,n)に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルがマッピングされる。
図3は、リソースブロックの時間方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。すなわち、対象リソース要素(m,n)の位置が図3に示すような場合、干渉リソース要素の数Nは、図3の斜線部に示すように、3または5である。例えば、Nが3である場合には、干渉リソース要素(m−1,n)、(m+1,n)、(m,n+1)に、対象リソース要素(m,n)に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルがマッピングされる。
図4は、リソースブロックの時間方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。すなわち、対象リソース要素(m,n)の位置が図4に示すような場合、干渉リソース要素の数Nは、図4の斜線部に示すように、3または5である。例えば、Nが3である場合には、干渉リソース要素(m−1,n)、(m+1,n)、(m,n−1)に、対象リソース要素(m,n)に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルがマッピングされる。
図5は、リソースブロックの周波数方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。すなわち、対象リソース要素(m,n)の位置が図5に示すような場合、干渉リソース要素の数Nは、図5の斜線部に示すように、3または5である。例えば、Nが3である場合には、干渉リソース要素(m+1,n)、(m,n−1)、(m,n+1)に、対象リソース要素(m,n)に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルがマッピングされる。
図6は、リソースブロックの周波数方向の端に位置する対象リソース要素(m,n)を示す図である。すなわち、対象リソース要素(m,n)の位置が図6に示すような場合、干渉リソース要素の数Nは、図6の斜線部に示すように、3または5である。例えば、Nが3である場合には、干渉リソース要素(m−1,n)、(m,n−1)、(m,n+1)に、対象リソース要素(m,n)に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルがマッピングされる。
<<2.本発明の実施形態の概要>>
本発明の実施形態の概要を説明する。
<2.1.発明A>
(技術的課題)
対象リソース要素のための干渉制限を無線通信システムに適用する場合には、要求されるSINR及びチャネル推定精度など、種々の要求に応じて、より柔軟に干渉制限を行えるようにすることが望ましい。例えば、要求されるSINR及びチャネル推定精度が高ければ、対象リソース(参照信号)への干渉をなるべく減らすために、干渉リソース要素の数を大きくすることが望ましい。一方、要求されるSINR及びチャネル推定精度が高くなければ、干渉制限の処理を減らし、又は無駄なリソースの使用を減らすために、干渉リソース要素の数を少なくすることが望ましい。
(技術的特徴)
そこで、本実施形態(第1の実施形態及び第3の実施形態)では、例えば、基地局(例えばeNB)は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得し、当該制御情報を端末装置(例えばUE)に送信する。このような制御情報を基地局から端末装置に伝達することで、基地局と端末装置との間で干渉リソース要素の数についての認識が一致し、より柔軟に、対象リソース要素のための干渉制限を行うことができる。
具体的に、干渉リソース要素に、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により直交符号化されたシンボルがマッピングされる場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置、アップリンク時は基地局)は、干渉リソース要素の数に基づいて、干渉リソース要素を容易に特定して、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。
また、干渉リソース要素にヌルシンボルがマッピングされる場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置、アップリンク時は基地局)は、不要な復号処理の試行を行うことなく、容易に無効なリソース要素の数を認識することができる。
<2.2.発明B>
(技術的課題)
制御情報のみが存在する制御チャネル領域に対象リソース要素が位置する場合には次のような問題がある。図7は、制御チャネル領域に位置する対象リソース要素(参照信号RSがマッピングされるリソース要素)を示す図である。ダウンリンクにおいて、端末装置は、自分宛の制御情報(ダウンリンク制御情報など)を取得するために、制御チャネル領域において複数のリソース候補を選択して復号処理の試行(ブラインドデコーディング)を行う必要がある。このため、上述したリソース候補の中に、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により直交符号化されたシンボルがマッピングされた干渉リソース要素があると、復号処理の試行に必要となる処理負荷が、当該直交符号を用いた処理(直交復号)により増大してしまう。
(技術的特徴)
本実施形態(第2の実施形態及び第4の実施形態)では、例えば、基地局(例えばeNB)は、端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化し、当該直交符号により符号化されたシンボルを、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングする。アップリンクデータに対するACK/NACK情報が送信されるリソース要素は、当該アップリンクデータが送信されたリソース要素のインデックスなどに基づいて一意に定まる。このようにして干渉リソース要素が一意に定まるため、端末装置は、干渉リソース要素以外のリソース要素にマッピングされたシンボルに対して直交復号の試行を行うことなく、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。
<<3.システムの構成>>
図8を参照して、本発明の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図8は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図8を参照すると、システム1は、基地局100、及び端末装置200を含む。
例えば、システム1は、3GPP(Third Generation Partnership Project)の規格(standard)に準拠したシステムである。より具体的には、システム1は、LTE/LTE−Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)に準拠したシステムであってもよい。あるいは、システム1は、第5世代(5G)の規格に準拠したシステムであってもよい。当然ながら、システム1は、これらの例に限定されない。
(1)基地局100
基地局100は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードであり、カバレッジエリア10内に位置する端末装置(例えば、端末装置200)との無線通信を行う。例えば、基地局100はeNBである。
基地局100は、端末装置との無線通信を行うノードであり、換言すると無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードである。例えば、基地局100は、eNB(evolved Node B)であってもよく、又は、5GにおけるgNB(generation Node B)であってもよい。基地局100は、複数のユニット(又は複数のノード)を含んでもよい。当該複数のユニット(又は複数のノード)は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)と、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)とを含んでもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、基地局100は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。この場合に、基地局100は、上記複数のユニットのうちの1つ(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの一方)であってもよく、上記複数のユニットのうちの他のユニット(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの他方)と接続されていてもよい。
(2)端末装置200
端末装置200は、基地局100との無線通信を行う。例えば、端末装置200は、基地局100のカバレッジエリア10内に位置する場合に、基地局100との無線通信を行う。例えば、端末装置200は、UE(User Equipment)であり、ダウンリンクで基地局100からの信号を受信し、アップリンクで基地局100への信号を送信する。
<<4.第1の実施形態>>
次に、図9〜図12を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<4.1.基地局の構成>
図9を参照して、第1の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図9は、第1の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図9を参照すると、基地局100は、無線通信部110、記憶部120、及び処理部130を備える。
(1)無線通信部110
無線通信部110は、例えばFBMC/OQAM方式に従って、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、端末装置から信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
(2)記憶部120
記憶部120は、基地局100の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なおデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部130
処理部130は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部130は、通信処理部131、制御情報取得部133、及び制御情報送信部135を含む。なお、処理部130は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部130は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。通信処理部131、制御情報取得部133及び制御情報送信部135の具体的な動作については、後に詳細に説明する。例えば、処理部130(通信処理部131)は、無線通信部110を介して端末装置(例えば、端末装置200)と通信する。
(4)実装例
無線通信部110は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。記憶部120は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部130は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。通信処理部131、制御情報取得部133及び制御情報送信部135は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部120)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
基地局100は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部130の動作(通信処理部131、制御情報取得部133、及び/又は制御情報送信部135の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作(通信処理部131、制御情報取得部133、及び/又は制御情報送信部135の動作)を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.2.端末装置の構成>
図10を参照して、第1の実施形態に係る端末装置200の構成の例を説明する。図10は、第1の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図10を参照すると、端末装置200は、無線通信部210、記憶部220、及び処理部230を備える。
(1)無線通信部210
無線通信部210は、例えばFBMC/OQAM方式に従って、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部210は、基地局100からの信号を受信し、基地局100への信号を送信する。
(2)記憶部220
記憶部220は、端末装置200の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部230
処理部230は、端末装置200の様々な機能を提供する。処理部230は、通信処理部231、及び制御情報受信部233を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。通信処理部231及び制御情報受信部233の具体的な動作については、後に詳細に説明する。
例えば、処理部230(通信処理部231)は、無線通信部210を介して基地局(例えば、基地局100)と通信する。
(4)実装例
無線通信部210は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよい。記憶部220は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部230は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。通信処理部231、制御情報受信部233、及び制御情報記憶部235は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部220)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
端末装置200は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部230の動作(通信処理部231及び/又は制御情報受信部233の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作(通信処理部231及び/又は制御情報受信部233の動作)を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.3.技術的特徴>
次に、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
基地局100(制御情報取得部133)は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する。そして、基地局100(制御情報送信部135)は、取得した制御情報を端末装置200に送信する。
(1)対象リソース要素
上記対象リソース要素は、例えば、端末装置200に割り当てられる無線リソース(例えばリソースブロック)の、任意の周波数、及び任意の時間に位置するリソース要素である。具体的に、対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である。なお、当然ながら、参照信号が他のリソース要素にもマッピングされてもよい。
例えば、図2に示す例では、対象リソース要素(m,n)は、リソースブロック内であって、当該リソースブロックの端以外に位置する。また、図3及び図4に示す例では、対象リソース要素(m,n)はリソースブロックの時間方向の端に位置する。また、図5及び図6に示す例では、対象リソース要素(m,n)はリソースブロックの周波数方向の端に位置する。
(2)干渉制限
干渉制限とは、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限することである。具体的に、干渉制限とは、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルを、干渉リソース要素にマッピングすることである。また、干渉制限とは、送信電力が0であるヌルシンボルを干渉リソース要素にマッピングすることであってもよい。さらに、干渉制限は、干渉リソース要素のうちの少なくとも1つのリソース要素に、対象リソース要素に及ぼす干渉をキャンセルするための信号(以下、干渉キャンセル用信号と呼ぶ。)マッピングすることであってもよい。
(3)干渉リソース要素
干渉リソース要素は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となるリソース要素である。言い換えれば、干渉リソース要素は、対象リソース要素のための干渉制限の対象範囲に位置するリソース要素、例えば、対象リソース要素の周囲に位置するリソース要素である。例えば、図2〜図6に示すように、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素、および周波数方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素を含んでもよい。
また、干渉リソース要素は、次の例のようなリソース要素を更に含んでもよい。一例として、図2、図5、及び図6に示すように、干渉リソース要素は、周波数方向で対象リソース要素に隣接した上記リソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含んでもよい。他の例として、図2、図3及び図4に示すように、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素に隣接した上記リソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含んでもよい。
例えば図2に示すように、対象リソース要素(m,n)が、端末装置200に割り当てられる無線リソース内であって、当該無線リソースの端以外に位置する場合に、干渉リソース要素の数Nは、4又は8である。Nが4の場合、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素(m,n)に隣接する2個のリソース要素(m,n−1)、(m,n+1)、及び周波数方向で対象リソース要素(m,n)に隣接する2個のリソース要素(m−1,n)、(m+1,n)を含む。更に、Nが8の場合、干渉リソース要素は、周波数方向で対象リソース要素(m,n)に隣接したリソース要素(m−1,n)、(m+1,n)からそれぞれ時間方向に1リソース要素シフトした4個のリソース要素(m−1,n−1)、(m−1,n+1)、(m+1,n−1)、(m+1,n+1)を含む。言い換えれば、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素(m,n)に隣接したリソース要素(m,n−1)、(m,n+1)からそれぞれ周波数方向に1リソース要素シフトした4個のリソース要素を含む。
これに対して、例えば図3〜図6に示すように、対象リソース要素(m,n)が、端末装置200に割り当てられる無線リソースの端に位置する場合に、干渉リソース要素の数Nは、3又は5である。例えば、図3の例でNが3の場合、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素(m,n)に隣接する1個のリソース要素(m,n+1)、及び周波数方向で対象リソース要素(m,n)に隣接する2個のリソース要素(m−1,n)、(m+1,n)を含む。更に、図3の例でNが5の場合、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素(m,n)に隣接したリソース要素(m,n+1)から周波数方向に1リソース要素シフトした2個のリソース要素(m−1,n+1)、(m+1,n+1)を含む。
なお、端末装置200に割り当てられる無線リソースは、周波数方向および時間方向のうち少なくともいずれか一方で連続する前記2つ以上のリソースブロックであってもよい。例えば、対象リソース要素が、当該2以上のリソースブロックの塊内であって、当該塊の(周波数方向または時間方向の)端以外に位置する場合に、干渉リソース要素の数Nは、4又は8であってもよい。例えば、対象リソース要素が、当該2以上のリソースブロックの塊の(周波数方向または時間方向の)端に位置する場合に、干渉リソース要素の数Nは、3又は5であってもよい。
また、干渉リソース要素は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となるリソース要素、言い換えれば干渉制限の対象範囲に位置するリソース要素であれば、上述した図2〜図6に示した例に限らない。例えば、干渉リソース要素は、対象リソース要素から周波数方向または時間方向に2つ乃至3つ離れたリソース要素が含まれるなど、対象リソース要素の周囲に位置してもよい。
(4)制御情報
上記制御情報は、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報であって、具体的には、干渉リソース要素の数Nと変調符号化方式との両方に関する制御情報である。また、干渉リソース要素の数Nは、参照信号とデータシンボルとの電力比、及び/又は変調符号化方式に応じて決まる数である。より具体的には、制御情報は、干渉リソース要素の数Nと変調符号化方式との両方を識別するためのインデックス、例えば、MCS(Modulation and Coding Scheme)インデックスである。なお、制御情報は、MCSインデックスに限らず、干渉リソース要素の数Nと変調符号化方式とのいずれか一方を識別するためのインデックスであってもよい。
(4−1)MCS
ここで、MCSと干渉リソース要素の数Nとの関係について説明する。一般的に、変調次数または符号化率が増大すると、要求されるSINR(Signal−to−Interference plus Noise Ratio)及びチャネル推定精度が高くなる。一方、干渉リソース要素の数Nが大きいほど干渉源となるリソース要素の数が減り、虚部干渉が低減され得るため、平均のチャネル推定精度が改善される。したがって、MCSとNとの間には一定の相関があり、要求されるブロック誤り率(BLER:Block Error Rate)を達成するために必要な最小のNはMCSに依存すると考えられる。
(4−2)参照信号とデータシンボルとの電力比
また、参照信号とデータシンボルとの電力比と干渉リソース要素の数Nとの関係について説明する。参照信号の送信電力がデータシンボルの送信電力に比して大きい場合は、データシンボルによる虚部干渉がチャネル推定誤差に及ぼす影響が相対的に小さくなるため、Nを小さくすることが可能である。
(4−3)干渉リソース要素の数の決定手法及び伝達方法
したがって、MCSインデックスまたは参照信号対データシンボルの電力比の少なくともいずれか一方を考慮することで、Nの値を一意に定めることができる。具体的に、一例として、表1のような対応表を用いることが考えられる。
Figure 2018083924
ここで、表1に示す情報が基地局100と端末装置200との間で共有され、参照信号とデータシンボルとの電力比に関する情報が、例えば、RRCメッセージ及びシステム情報の両方またはいずれか一方を用いて、事前に基地局100から端末装置200に伝達されている場合を考える。このような場合、基地局100は、MCSインデックスを端末装置200に送信することで、暗黙的に干渉リソース要素の数Nについても端末装置200に伝達できる。つまり、干渉リソース要素の数Nを伝達するために、制御ビットを追加する必要がなく、オーバヘッドが増加しないという点で好ましい。
なお、制御チャネル領域で送る情報を干渉リソース要素にマッピングする場合は、このような情報の送信を行う都度、MCSインデックスが端末装置200に伝達されないため、MCSインデックスを用いて暗黙的に干渉リソース要素の数Nを伝達することが難しい。このような場合には、例えば基地局100が複数の端末装置に一斉送信する報知情報の中に、準静的な値として干渉リソース要素の数Nを含めればよい。
(4−4)制御情報の取得
制御情報取得部133は、例えば、記憶部120にアクセスすることで、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報を取得する。記憶部120に記憶される制御情報は、例えば、基地局100により生成される。なお、記憶部120に記憶される制御情報は、基地局100により生成される場合に限定されず、例えば無線通信部110により外部から受信してもよい。また、制御情報取得部133は、記憶部120にアクセスすることなく、例えば無線通信部110を介して外部から直接取得(受信)してもよい。
(4−5)制御情報の送信
干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、端末装置200へ送信される。具体的には、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、具体的には次のような情報の中で端末装置200へ送信される。
(ダウンリンク制御情報)
干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、ダウンリンク制御情報に含まれる。すなわち、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、ダウンリンク制御情報の中で送信される。具体的には、基地局100(制御情報取得部133)は、端末装置200のためのリソース割当情報及び制御情報を含むダウンリンク制御情報を取得する。そして、基地局100(制御情報送信部135)は、ダウンリンク制御情報を端末装置200に送信する。これにより、例えば、端末装置200は、干渉リソース要素の数Nを素早く取得することが可能になる。そのため、干渉リソース要素の数Nがダイナミックに変化するとしても、端末装置200はこのような干渉リソース要素の数Nの変化に対応することができる。
(MACコントロールエレメント)
干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、MACコントロールエレメントに含まれてもよい。すなわち、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、MACコントロールエレメントの中で送信されてもよい。具体的には、基地局100(制御情報取得部133)は、制御情報を含むMACコントロールエレメントを取得する。そして、基地局100(制御情報送信部135)は、MACコントロールエレメントを端末装置200に送信する。これにより、例えば、端末装置200は、干渉リソース要素の数Nを素早く取得することが可能になる。そのため、干渉リソース要素の数Nがダイナミックに変化するとしても、端末装置200はこのような干渉リソース要素の数Nの変化に対応することができる。
(RRCメッセージ)
干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、RRCメッセージに含まれてもよい。すなわち、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報は、RRCメッセージの中で送信されてもよい。具体的には、基地局100(制御情報取得部133)は、制御情報を含むRRCメッセージを取得する。そして、基地局100(制御情報送信部135)は、RRCメッセージを端末装置200に送信する。上記RRCメッセージは、例えば、制御情報を含むシステム情報である。また、上記RRCメッセージは、制御情報を含む、端末装置専用のシグナリングメッセージであってもよい。
(干渉リソース要素の数の変化)
また、基地局100は、干渉リソース要素の数が変化したことをトリガーとして、変化した干渉リソース要素の数Nを上述した制御情報に含めて、端末装置200へ送信してもよい。また基地局100は、干渉リソース要素の数が変化した場合に、変化後の干渉リソース要素の数Nに対応する干渉制限用の直交符号を用いてシンボルを直交符号化してもよい。
(5)端末装置の動作
端末装置200(制御情報受信部233)は、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報を取得する。そして、端末装置200(通信処理部231)は、制御情報に基づいて、基地局100と無線通信を行う。当該無線通信は、基地局100からのダウンリンク信号の受信であってもよく、基地局100へのアップリンク信号の送信であってもよい。
例えば、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルを干渉リソース要素にマッピングする場合には、次のように制御情報を使用する。すなわち、ダウンリンクでは、端末装置200(通信処理部231)は、干渉リソース要素の数に対応する干渉制限用の直交符号を用いて、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号する。一方、アップリンクでは、端末装置200(通信処理部231)は、干渉リソース要素の数に対応する干渉制限用の直交符号を用いてシンボルを直交符号化し、直交符号化されたシンボルを干渉リソース要素にマッピングして、基地局100に送信する。
また、送信電力が0であるヌルシンボルを前記干渉リソース要素にマッピングすることにより干渉制限する場合、ダウンリンク時には、制御情報を参照して無効なリソース要素を認識し、アップリンク時には、制御情報を参照してヌルシンボルを干渉リソース要素にマッピングする。
さらに、干渉リソース要素のうちの少なくとも1つのリソース要素に干渉キャンセル用信号をマッピングすることにより干渉制限する場合には、アップリンク時に、制御情報を参照し、干渉リソース要素の数、及び干渉リソース要素にマッピングされるシンボルの値に応じて干渉キャンセル用信号を生成し、生成した干渉キャンセル用信号を、当該シンボルがマッピングされるリソース要素以外の干渉リソース要素にマッピングする。
(6)処理の流れ
図11は、第1の実施形態に係る基地局100における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
基地局100(制御情報取得部133)は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する(S101)。そして、基地局100(制御情報送信部135)は、取得した制御情報を端末装置200に送信する(S102)。
また、図12は、第1の実施形態に係る端末装置200における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
端末装置200(制御情報受信部233)は、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報を取得する(S201)。そして、端末装置200(通信処理部231)は、上記制御情報に基づいて基地局100との無線通信を行う(S202)。
(7)まとめ
以上のようにして、制御情報を基地局100から端末装置200に伝達することで、基地局100と端末装置200との間で干渉リソース要素の数についての認識が一致し、例えば、要求されるSINR、チャネル推定精度などに応じて、より柔軟に、対象リソース要素のための干渉制限を行うことができる。具体的に、干渉リソース要素に、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて直交符号化されたシンボルをマッピングする場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置200、アップリンク時は基地局100)は、干渉リソース要素を容易に特定して、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。また、干渉リソース要素にヌルシンボルがマッピングされる場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置200、アップリンク時は基地局100)は、無効なリソース要素の数を認識することができる。さらに、少なくとも1つの干渉リソース要素に干渉キャンセル用信号がマッピングされる場合には、干渉リソース要素の数が、アップリンク時に干渉キャンセル用信号に配分する送信電力の平均値を決める一要素となるので、過大な送信電力が干渉キャンセル用信号に配分されることを防ぐことができる。
<<5.第2の実施形態>>
次に、図13〜図16を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
<5.1.基地局の構成>
図13を参照して、第2の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図13は、第2の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図13を参照すると、基地局100は、無線通信部310、記憶部320、及び処理部330を備える。
(1)無線通信部310
無線通信部310は、例えばFBMC/OQAM方式に従って、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部310は、端末装置から信号を受信し、端末装置への信号を送信する。
(2)記憶部320
記憶部320は、基地局100の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なおデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部330
処理部330は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部330は、直交符号化部331、及びリソースマッピング部333を含む。なお、処理部330は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部330は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。直交符号化部331、及びリソースマッピング部333の具体的な動作については、後に詳細に説明する。例えば、処理部330は、無線通信部110を介して端末装置(例えば、端末装置200)と通信する。
(4)実装例
無線通信部310は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。記憶部320は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部330は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。直交符号化部331及びリソースマッピング部333は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部320)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
基地局100は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部330の動作(直交符号化部331及び/又はリソースマッピング部333の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作(直交符号化部331、及び/又はリソースマッピング部333の動作)を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.2.端末装置の構成>
図14を参照して、第2の実施形態に係る端末装置200の構成の例を説明する。図14は、第2の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図14を参照すると、端末装置200は、無線通信部410、記憶部420、及び処理部430を備える。
(1)無線通信部410
無線通信部410は、例えばFBMC/OQAM方式に従って、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部410は、基地局からの信号を受信し、基地局への信号を送信する。
(2)記憶部420
記憶部420は、端末装置200の動作のためのプログラム及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。
(3)処理部430
処理部430は、端末装置200の様々な機能を提供する。処理部430は、リソースデマッピング部431、及び直交復号部433を含む。なお、処理部430は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部430は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。リソースデマッピング部431及び直交復号部433の具体的な動作については、後に詳細に説明する。
例えば、処理部430は、無線通信部410を介して基地局(例えば、基地局100)と通信する。
(4)実装例
無線通信部410は、アンテナ及び高周波(RF)回路等により実装されてもよい。記憶部420は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部430は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。リソースデマッピング部431及び直交復号部433は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部420)は、このようなプロセッサ(チップ)内に含まれてもよい。
端末装置200は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、処理部430の動作(リソースデマッピング部431及び/又は直交復号部433の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作(リソースデマッピング部431及び/又は直交復号部433の動作)を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.3.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
基地局100(直交符号化部331)は、端末装置200から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する。そして、基地局100(リソースマッピング部333)は、当該直交符号により符号化されたシンボルを、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングする。
(1)対象リソース要素
対象リソース要素は、例えば、端末装置200に割り当てられる無線リソース(例えばリソースブロック)の、任意の周波数、及び任意の時間に位置するリソース要素である。具体的に、対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である。例えば、図7に示す例では、2つの参照信号RSが対象リソース要素にマッピングされる。なお、当然ながら、参照信号が他のリソース要素にもマッピングされてもよい。
また、対象リソース要素は、例えば、図7に示すように制御チャネル領域内に位置する。具体的には、制御チャネル領域内の、時間方向の端に位置する。ここで、制御チャネル領域は、リソース割当情報が送信される領域であり、より具体的にはPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域である。さらに、制御チャネル領域は、5GにおけるNR−PDCCH(New Radio-Physical Downlink Control Channel)領域など、第5世代(5G)の規格に準拠した制御チャネル領域であってもよい。
(2)干渉リソース要素
干渉リソース要素は、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて直交符号化されるリソース要素である。具体的に、干渉リソース要素には、当該直交符号により符号化されたACK/NACK情報のシンボルがマッピングされる。ここで、ACK/NACK情報は、端末装置200から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報であるため、干渉リソース要素の位置は、アップリンクデータが送信されたリソース要素のインデックス等に基づいて一意に定まる。
また、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素、および周波数方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素を含む。例えば、図7に示す例では、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素(2個)、および時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素(1個)を含む。なお、図7の例に限らず、干渉リソース要素は、例えば、周波数方向で対象リソース要素に隣接したリソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素、時間方向で対象リソース要素に隣接したリソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素などを更に含んでもよい。
(3)端末装置の動作
端末装置200(リソースデマッピング部431)は、基地局100から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出する。そして、端末装置200(直交復号部433)は、アップリンクに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する。
(4)処理の流れ
図15は、第2の実施形態に係る基地局100における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
基地局100(直交符号化部331)は、端末装置200から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する(ステップS301)。そして、基地局100(リソースマッピング部333)は、当該直交符号により符号化されたシンボルを、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングする(ステップS303)。
また、図16は、第2の実施形態に係る端末装置200における処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
端末装置200(リソースデマッピング部431)は、基地局100から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出する(S401)。そして、端末装置200(直交復号部433)は、アップリンクに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する(S402)。
(5)まとめ
以上のように干渉リソース要素の位置が、アップリンクデータが送信されたリソース要素のインデックス等に基づいて一意に定まる。すなわち、干渉リソース要素が一意に定まるため、端末装置200は、干渉リソース要素以外のリソース要素にマッピングされたシンボルに対して直交復号の試行を行うことなく、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。
<<6.第3の実施形態>>
続いて、図17及び図18を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第3の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<6.1.基地局の構成>
図17を参照して、第3の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図17は、第3の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図17を参照すると、基地局100は、制御情報取得部141、及び制御情報送信部143を備える。
制御情報取得部141及び制御情報送信部143の具体的な動作は、後に説明する。
制御情報取得部141及び制御情報送信部143は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。制御情報取得部141及び制御情報送信部143は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
基地局100は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、制御情報取得部141及び制御情報送信部143の動作を行ってもよい。上記プログラムは、制御情報取得部141及び制御情報送信部143の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<6.2.端末装置の構成>
図18を参照して、第3の実施形態に係る端末装置200の構成の例を説明する。図18は、第3の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図18を参照すると、端末装置200は、通信処理部241及び制御情報受信部243を備える。
通信処理部241及び制御情報受信部243の具体的な動作は、後に説明する。
通信処理部241及び制御情報受信部243は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。通信処理部241及び制御情報受信部243は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
端末装置200は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、通信処理部241及び制御情報受信部243の動作を行ってもよい。上記プログラムは、通信処理部241及び制御情報受信部243の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<6.3.技術的特徴>
次に、第3の実施形態の技術的特徴を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第3の実施形態は、より一般化された実施形態である。
基地局100(制御情報取得部141)は、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する。そして、基地局100(制御情報送信部143)は、取得した制御情報を端末装置200に送信する。
端末装置200(制御情報受信部243)は、干渉リソース要素の数Nに関する制御情報を取得する。そして、端末装置200(通信処理部241)は、上記制御情報に基づいて基地局100との通信を行う。
以上のようにして、制御情報を基地局100から端末装置200に伝達することで、基地局100と端末装置200との間で干渉リソース要素の数についての認識が一致し、例えば、要求されるSINR、チャネル推定精度などに応じて、より柔軟に、対象リソース要素のための干渉制限を行うことができる。具体的に、干渉リソース要素に、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて直交符号化されたシンボルがマッピングされる場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置200、アップリンク時は基地局100)は、干渉リソース要素を容易に特定して、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。また、干渉リソース要素にヌルシンボルがマッピングされる場合には、受信側(ダウンリンク時は端末装置200、アップリンク時は基地局100)は、容易に無効なリソース要素の数を認識することができる。さらに、少なくとも1つの干渉リソース要素に干渉キャンセル用信号がマッピングされる場合には、干渉リソース要素の数が、アップリンク時に干渉キャンセル用信号に配分する送信電力の平均値を決める一要素となるので、過大な送信電力が干渉キャンセル用信号に配分されることを防ぐことができる。
<<7.第4の実施形態>>
次に、第4の実施形態を説明する。上述した第2の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第4の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<7.1.基地局の構成>
図19を参照して、第4の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図19は、第4の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図17を参照すると、基地局100は、直交符号化部341、及びリソースマッピング部343を備える。
直交符号化部341及びリソースマッピング部343の具体的な動作は、後に説明する。
直交符号化部341及びリソースマッピング部343は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。直交符号化部341及びリソースマッピング部343は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
基地局100は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、直交符号化部341及びリソースマッピング部343の動作を行ってもよい。上記プログラムは、直交符号化部341及びリソースマッピング部343の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<7.2.端末装置の構成>
図20を参照して、第4の実施形態に係る端末装置200の構成の例を説明する。図20は、第4の実施形態に係る端末装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図20を参照すると、端末装置200は、リソースデマッピング部441、及び直交復号部443を備える。
リソースデマッピング部441及び直交復号部443の具体的な動作は、後に説明する。
リソースデマッピング部441及び直交復号部443は、ベースバンド(BB)プロセッサ及び/又は他のプロセッサ等により実装されてもよい。リソースデマッピング部441及び直交復号部443は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。
端末装置200は、プログラムを記憶するメモリと、当該プログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、リソースデマッピング部441及び直交復号部443の動作を行ってもよい。上記プログラムは、リソースデマッピング部441及び直交復号部443の動作を上記1つ以上のプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<7.3.技術的特徴>
次に、図19及び図20を参照して、第4の実施形態の技術的特徴を説明する。
基地局100(直交符号化部341)は、端末装置200から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する。そして、基地局100(リソースマッピング部343)は、当該直交符号により符号化されたシンボルを、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングする。
端末装置200(リソースデマッピング部431)は、基地局100から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出する。そして、端末装置200(直交復号部433)は、アップリンクに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する。
上述したACK/NACK情報は、端末装置200から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報である。このため、干渉リソース要素の位置は、アップリンクデータが送信されたリソース要素のインデックス等に基づいて一意に定まる。このように干渉リソース要素が一意に定まるため、端末装置200は、干渉リソース要素以外のリソース要素にマッピングされたシンボルに対して、干渉リソース要素のための直交復号の試行を行うことなく、干渉リソース要素にマッピングされたシンボルを直交復号することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、干渉軽減の対象となる対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素に限られず、情報シンボルなど、参照信号以外のシンボルがマッピングされる場合でも、対象リソース要素に及ぼす干渉を軽減することが可能である。
また、周波数方向および時間方向に並んだ非直交のリソース要素にシンボルがマッピングされる通信方式であれば、FBMC/OQAM方式に限らず適用可能である。
また、本明細書に記載されている処理におけるステップは、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した基地局の構成要素を備える装置(例えば、基地局を構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット))又はモジュール(例えば、上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。本明細書において説明した端末装置の構成要素を備えるモジュールが提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する制御情報取得部と、
前記制御情報を端末装置に送信する制御情報送信部と、
を備える基地局。
(付記A2)
前記対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である、付記A1記載の基地局。
(付記A3)
前記干渉制限は、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルを前記干渉リソース要素にマッピングすることである、付記A1又はA2記載の基地局。
(付記A4)
前記干渉制限は、送信電力が0であるヌルシンボルを前記干渉リソース要素にマッピングすることである、付記A1又はA2記載の基地局。
(付記A5)
前記干渉制限は、前記干渉リソース要素のうちの少なくとも1つのリソース要素に、前記対象リソース要素に及ぼす干渉をキャンセルするための干渉キャンセル用信号をマッピングすることである、付記1又は2記載の基地局。
(付記A6)
前記干渉リソース要素は、前記対象リソース要素の周囲に位置するリソース要素である、付記A1乃至A5のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記A7)
前記干渉リソース要素は、周波数方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素、および時間方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素を含む、付記A6記載の基地局。
(付記A8)
前記干渉リソース要素は、前記周波数方向で前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、付記A7記載の基地局。
(付記A9)
前記干渉リソース要素は、前記時間方向に前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、付記A7記載の基地局。
(付記A10)
前記対象リソース要素が、前記端末装置に割り当てられる無線リソース内であって、当該無線リソースの端以外に位置する場合に、前記干渉リソース要素の前記数は、4又は8である、付記A6又はA7記載の基地局。
(付記A11)
前記対象リソース要素が、前記端末装置に割り当てられる無線リソースの端に位置する場合に、前記干渉リソース要素の前記数は、3又は5である、付記A6又はA7記載の基地局。
(付記A12)
前記制御情報は、前記干渉リソース要素の前記数と変調符号化方式との両方に関する制御情報である、付記A1乃至A11のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記A13)
前記干渉リソース要素の前記数は、参照信号とデータシンボルとの電力比、及び/又は変調符号化方式に応じて決まる数である、付記A12記載の基地局。
(付記A14)
前記制御情報は、前記干渉リソース要素の前記数と変調符号化方式との両方を識別するためのインデックスである、付記A12又はA13記載の基地局。
(付記A15)
前記制御情報は、MCS(Modulation and Coding Scheme)インデックスである、付記A14記載の基地局。
(付記A16)
前記制御情報取得部は、前記端末装置のためのリソース割当情報及び前記制御情報を含むダウンリンク制御情報を取得し、
前記制御情報送信部は、前記ダウンリンク制御情報を前記端末装置に送信する、
付記A1乃至A15のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記A17)
前記制御情報取得部は、前記制御情報を含むMACコントロールエレメントを取得し、
前記制御情報送信部は、前記MACコントロールエレメントを前記端末装置に送信する、
付記A1乃至A15のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記A18)
前記制御情報取得部は、前記制御情報を含むRRCメッセージを取得し、
前記制御情報送信部は、前記RRCメッセージを前記端末装置に送信する、
付記A1乃至A15のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記A19)
前記RRCメッセージは、前記制御情報を含むシステム情報である、付記A18記載の基地局。
(付記A20)
前記RRCメッセージは、前記制御情報を含む、前記端末装置専用のシグナリングメッセージである、付記A18記載の基地局。
(付記A21)
基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信する制御情報受信部と、
前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行う通信処理部と、
を備える端末装置。
(付記A22)
対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
前記制御情報を端末装置に送信することと、
を含む方法。
(付記A23)
基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
を含む方法。
(付記A24)
対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
前記制御情報を端末装置に送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記A25)
基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記A26)
対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
前記制御情報を端末装置に送信することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記A27)
基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記B1)
端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する直交符号化部と、
前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングするリソースマッピング部と、
を備える基地局。
(付記B2)
前記対象リソース要素は、制御チャネル領域内に位置する、付記B1記載の基地局。
(付記B3)
前記制御チャネル領域は、リソース割当情報が送信される領域である、付記B2記載の基地局。
(付記B4)
前記制御チャネル領域は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域である、付記B3記載の基地局。
(付記B5)
前記対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である、付記B1乃至B4のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記B6)
前記干渉リソース要素は、前記対象リソース要素の周囲に位置するリソース要素である、付記B1乃至B5のうちいずれか1項記載の基地局。
(付記B7)
前記干渉リソース要素は、周波数方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素、および時間方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素を含む、付記B6記載の基地局。
(付記B8)
前記干渉リソース要素は、前記周波数方向で前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、付記B7記載の基地局。
(付記B9)
前記干渉リソース要素は、前記時間方向に前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、付記B7記載の基地局。
(付記B10)
基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出するリソースデマッピング部と、
前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する直交復号部と、
を備える端末装置。
(付記B11)
端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
を含む方法。
(付記B12)
基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
を含む方法。
(付記B13)
端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記B14)
基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(付記B15)
端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記B16)
基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
この出願は、2016年11月1日に出願された日本出願特願2016−214086を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
周波数方向および時間方向に並んだリソース要素にシンボルをマッピングする通信方式において一のリソース要素のための干渉制限をより柔軟に行うことができる。
1 システム
100 基地局
110、210、310、410 無線通信部
120、220、320、420 記憶部
130、230、330、430 処理部
131、231、241 通信処理部
133、141 制御情報取得部
135、143 制御情報送信部
200 端末装置
233、243 制御情報受信部
331、341 直交符号化部
333、343 リソースマッピング部
431、441 リソースデマッピング部
433、443 直交復号部

また、干渉リソース要素は、時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素、および周波数方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素を含む。例えば、図7に示す例では、干渉リソース要素は、周波数方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素(2個)、および時間方向で対象リソース要素に隣接するリソース要素(1個)を含む。なお、図7の例に限らず、干渉リソース要素は、例えば、周波数方向で対象リソース要素に隣接したリソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素、時間方向で対象リソース要素に隣接したリソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素などを更に含んでもよい。
<7.1.基地局の構成>
図19を参照して、第4の実施形態に係る基地局100の構成の例を説明する。図19は、第4の実施形態に係る基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図19を参照すると、基地局100は、直交符号化部341、及びリソースマッピング部343を備える。

Claims (43)

  1. 対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得する制御情報取得部と、
    前記制御情報を端末装置に送信する制御情報送信部と、
    を備える基地局。
  2. 前記対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である、請求項1記載の基地局。
  3. 前記干渉制限は、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号を用いて生成されたシンボルを前記干渉リソース要素にマッピングすることである、請求項1又は2記載の基地局。
  4. 前記干渉制限は、送信電力が0であるヌルシンボルを前記干渉リソース要素にマッピングすることである、請求項1又は2記載の基地局。
  5. 前記干渉制限は、前記干渉リソース要素のうちの少なくとも1つのリソース要素に、前記対象リソース要素に及ぼす干渉をキャンセルするための干渉キャンセル用信号をマッピングすることである、請求項1又は2記載の基地局。
  6. 前記干渉リソース要素は、前記対象リソース要素の周囲に位置するリソース要素である、請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の基地局。
  7. 前記干渉リソース要素は、周波数方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素、および時間方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素を含む、請求項6記載の基地局。
  8. 前記干渉リソース要素は、前記周波数方向で前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、請求項7記載の基地局。
  9. 前記干渉リソース要素は、前記時間方向に前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、請求項7記載の基地局。
  10. 前記対象リソース要素が、前記端末装置に割り当てられる無線リソース内であって、当該無線リソースの端以外に位置する場合に、前記干渉リソース要素の前記数は、4又は8である、請求項6又は7記載の基地局。
  11. 前記対象リソース要素が、前記端末装置に割り当てられる無線リソースの端に位置する場合に、前記干渉リソース要素の前記数は、3又は5である、請求項6又は7記載の基地局。
  12. 前記制御情報は、前記干渉リソース要素の前記数と変調符号化方式との両方に関する制御情報である、請求項1乃至11のうちいずれか1項記載の基地局。
  13. 前記干渉リソース要素の前記数は、参照信号とデータシンボルとの電力比、及び/又は変調符号化方式に応じて決まる数である、請求項11記載の基地局。
  14. 前記制御情報は、前記干渉リソース要素の前記数と変調符号化方式との両方を識別するためのインデックスである、請求項12又は13記載の基地局。
  15. 前記制御情報は、MCS(Modulation and Coding Scheme)インデックスである、請求項14記載の基地局。
  16. 前記制御情報取得部は、前記端末装置のためのリソース割当情報及び前記制御情報を含むダウンリンク制御情報を取得し、
    前記制御情報送信部は、前記ダウンリンク制御情報を前記端末装置に送信する、
    請求項1乃至15のうちいずれか1項記載の基地局。
  17. 前記制御情報取得部は、前記制御情報を含むMACコントロールエレメントを取得し、
    前記制御情報送信部は、前記MACコントロールエレメントを前記端末装置に送信する、
    請求項1乃至15のうちいずれか1項記載の基地局。
  18. 前記制御情報取得部は、前記制御情報を含むRRCメッセージを取得し、
    前記制御情報送信部は、前記RRCメッセージを前記端末装置に送信する、
    請求項1乃至15のうちいずれか1項記載の基地局。
  19. 前記RRCメッセージは、前記制御情報を含むシステム情報である、請求項18記載の基地局。
  20. 前記RRCメッセージは、前記制御情報を含む、前記端末装置専用のシグナリングメッセージである、請求項18記載の基地局。
  21. 基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信する制御情報受信部と、
    前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行う通信処理部と、
    を備える端末装置。
  22. 対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
    前記制御情報を端末装置に送信することと、
    を含む方法。
  23. 基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
    前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
    を含む方法。
  24. 対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
    前記制御情報を端末装置に送信することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  25. 基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
    前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  26. 対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を取得することと、
    前記制御情報を端末装置に送信することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
  27. 基地局から、対象リソース要素のための干渉制限の対象となる干渉リソース要素の数に関する制御情報を受信することと、
    前記制御情報に基づいて前記基地局との無線通信を行うことと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
  28. 端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化する直交符号化部と、
    前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングするリソースマッピング部と、
    を備える基地局。
  29. 前記対象リソース要素は、制御チャネル領域内に位置する、請求項28記載の基地局。
  30. 前記制御チャネル領域は、リソース割当情報が送信される領域である、請求項29記載の基地局。
  31. 前記制御チャネル領域は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域である、請求項30記載の基地局。
  32. 前記対象リソース要素は、参照信号がマッピングされるリソース要素である、請求項28乃至31のうちいずれか1項記載の基地局。
  33. 前記干渉リソース要素は、前記対象リソース要素の周囲に位置するリソース要素である、請求項28乃至32のうちいずれか1項記載の基地局。
  34. 前記干渉リソース要素は、周波数方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素、および時間方向で前記対象リソース要素に隣接したリソース要素を含む、請求項33記載の基地局。
  35. 前記干渉リソース要素は、前記周波数方向で前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から時間方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、請求項34記載の基地局。
  36. 前記干渉リソース要素は、前記時間方向に前記対象リソース要素に隣接した前記リソース要素から周波数方向に1リソース要素シフトしたリソース要素を更に含む、請求項34記載の基地局。
  37. 基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出するリソースデマッピング部と、
    前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号する直交復号部と、
    を備える端末装置。
  38. 端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
    前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
    を含む方法。
  39. 基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
    前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
    を含む方法。
  40. 端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
    前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  41. 基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
    前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラム。
  42. 端末装置から受信したアップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により符号化することと、
    前記直交符号により符号化されたシンボルを、前記対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングすることと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
  43. 基地局から受信した信号から、対象リソース要素に対して干渉を及ぼす干渉リソース要素にマッピングされた、アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを抽出することと、
    前記アップリンクデータに対するACK/NACK情報のシンボルを、前記対象リソース要素に及ぼす干渉を制限するための直交符号により復号することと、
    をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。

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