JPWO2018052117A1 - 電力管理方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電力管理システム - Google Patents

電力管理方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電力管理システム Download PDF

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Abstract

電力管理方法は、電力系統に接続された施設に設けられるローカル制御装置が、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うステップAを備える。

Description

本発明は、電力管理方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電力管理システムに関する技術である。
近年、電力系統の電力需給バランスを維持するために、電力系統から施設への潮流量又は施設から電力系統への逆量流を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1,2)。また、複数の施設に設けられる分散電源を電力系統に電力を供給する電源として用いるシステム(以下、VPP;Virtual Power Plant)が注目を集めている。
特開2013−169104号公報 特開2014−128107号公報
第1の開示に係る電力管理方法は、施設から電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うステップAを備える。
第2の開示に係る電力管理サーバは、電力系統に接続された施設を管理する。前記電力管理サーバは、前記施設に設けられるローカル制御装置に対して、前記施設に設けられる分散電源を制御するための電力指令メッセージを送信する送信部を備える。前記電力指令メッセージは、前記施設に設けられる蓄電池装置の充電を指示する充電メッセージを含む。前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示し、前記逆潮流が可能である場合に、前記蓄電池装置の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む。
第3の開示に係るローカル制御装置は、電力系統に接続された施設に設けられるローカル制御装置が、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行う制御部を備える。
第4の開示に係る電力管理システムは、電力系統に接続された施設を管理する電力管理サーバと、前記施設に設けられるローカル制御装置とを備える。前記ローカル制御装置は、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行う。
図1は、実施形態に係る電力管理システム1を示す図である。 図2は、実施形態に係る電力管理サーバ300を示す図である。 図3は、実施形態に係るローカル制御装置400を示す図である。 図4は、実施形態に係る電力管理方法を示す図である。 図5は、実施形態に係る電力管理方法を示す図である。 図6は、変更例1に係る施設100を示す図である。 図7は、変更例3に係る施設100を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態]
(電力管理システム)
以下において、実施形態に係る電力管理システムについて説明する。実施形態では、施設100に設けられる蓄電池装置140を分散電源として用いるシステムとしてVPPを例に挙げる。
図1に示すように、電力管理システム1は、施設100と、ネットワーク200と、電力管理サーバ300とを有する。実施形態では、施設100A〜施設100Cが施設100として例示されている。しかしながら、施設100B及び施設100Cは施設100Aと同様の構成を有するため、ここでは、施設100Aについてのみ説明する。
施設100は、電力系統10に接続されており、EMS110と、電力消費機器120と、太陽電池装置130と、蓄電池装置140とを有する。実施形態では、施設に設けられる装置は、電力系統10から分岐する宅内主幹線20に接続される。太陽電池装置130及び蓄電池装置140は、電力系統10から近い順に太陽電池装置130及び蓄電池装置140の順で宅内主幹線20に接続されている。
EMS110は、施設100に設けられる設備の電力を管理する装置(Energy Management System)である。EMS110は、ネットワーク200を介したクラウドサーバであってもよい。EMS110は、ローカル制御装置の一例であり、バーチャルエンドノード(VEN;Virtual End Node)装置の一例である。
電力消費機器120は、電力を消費する設備又は機器である。電力消費機器120は、例えば、冷蔵庫、冷凍庫、照明、エアコン又はテレビなどの設備又は機器を含む。電力消費機器120は、単数の設備又は機器を含んでもよく、複数の設備又は機器を含んでもよい。
太陽電池装置130は、VPPで用いる分散電源の一例であり、発電装置の一例でもある。太陽電池装置130は、太陽電池131と、PCS132とを有する。太陽電池131は、受光に応じて発電を行う装置である。PCS132は、蓄電池141から放電される直流(以下、DC;Direct Current)電力を交流(以下、AC;Alternating Current)電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
実施形態では、宅内主幹線20と太陽電池装置130とを接続する電力線(第1電力線)上に電力計138が設けられる。電力計138は、太陽電池装置130の発電電力を計測する電力計であり、例えば、CT(Current Transfomer)及びVT(Voltage Transfomer)の少なくともいずれかである。従って、電力計138は、第1電力線と宅内主幹線20との接続点P1よりも太陽電池装置130側に設けられる。PCS132は、有線又は無線の信号線によって電力計138と接続されており、例えば、電力計138の測定結果に基づいて、MPPT(Maximum Power Point Tracking)法によって太陽電池131を制御する。PCS132は、太陽電池131の動作点(動作点電圧値及び電力値によって定まる点、又は、動作点電圧値と電流値とによって定まる点)を最適化する。実施形態では、電力計138は、有線又は無線の信号線によってPCS142と接続される。
蓄電池装置140は、VPPで用いる分散電源の一例である。蓄電池装置140は、蓄電池141と、PCS142とを有する。蓄電池141は、電力の充電又は電力の放電を行う装置である。PCS142は、蓄電池141から放電されるDC電力をAC電力に変換し、AC電力を蓄電池141に充電されるDC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
実施形態では、宅内主幹線20上に電力計148が設けられる。電力計148は、接続点P1よりも下流側に設けられる下流装置(ここでは、EMS110、電力消費機器120、蓄電池装置140)の消費電力を計測する電力計であり、例えば、CT及びVTの少なくともいずれかである。下流とは、電力系統10から離れる方向への流れを意味する。従って、電力計138は、接続点P1と接続点P2との間に設けられる。接続点P2は、宅内主幹線20と蓄電池装置140とを接続する電力線(第2電力線)と宅内主幹線20との接続点である。PCS142は、有線又は無線の信号線によって電力計148と接続されており、電力計148の測定結果に基づいて、蓄電池装置140から電力系統10への逆潮流を行わないように蓄電池141を制御する。詳細には、電力計148は、EMS110及び電力消費機器120の消費電力に蓄電池装置140の充電電力が加算された電力を測定し、或いは、EMS110及び電力消費機器120の消費電力から蓄電池装置140の放電電力が減算された電力を測定する。従って、PCS142は、電力計148の計測結果が負の値とならないように蓄電池141を制御する。
ネットワーク200は、施設100と電力管理サーバ300とを接続する通信回線である。ネットワーク200は、例えば、インターネット又は移動通信網などの公衆回線であってもよく、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線であってもよい。公衆回線は、例えば、施設100に設けられるスマートメータを通らないBルートの回線を用いてもよい。専用回線は、施設100に設けられるスマートメータを通るAルートの回線を用いてもよい。スマートメータは、電力会社などの発電事業者によって管理され、施設100の使用電力に対する課金又は売電電力に対するインセンティブの計算に用いられる電力計である。スマートメータは施設100に複数設置されてもよい。
電力管理サーバ300は、発電事業者、送配電事業者又は小売事業者などの事業者によって管理されるサーバである。電力管理サーバ300は、送配電事業者又は小売事業者に相当するアグリゲータによって管理されてもよい。アグリゲータは、当該アグリゲータと契約する施設100の電力需給バランスを管理する事業者である。アグリゲータは、電力会社などの発電事業者から電力需給バランスの管理を委託されてもよい。電力管理サーバ300は、バーチャルトップノード(VTN;Virtual Top Node)装置の一例である。
電力管理サーバ300は、施設100に設けられる分散電源を制御する電力指令メッセージを送信してもよい。電力指令メッセージは、施設100に設置された分散電源の運転の制御を要求する電源制御メッセージであってもよい。電力指令メッセージは、電力系統10から施設100への潮流量の制御(増加、減少又は維持)を要求する潮流制御メッセージであってもよく、施設100から電力系統10への逆潮流量の制御(増加、減少又は維持)を要求する逆潮流制御メッセージであってもよい。
電力指令メッセージのフォーマットとして、独自フォーマットを用いてもよいし、自動デマンドレスポンス(ADR;Automated Demand Response)に準拠したフォーマットを用いてもよい。より具体的に、電力指令メッセージは、OpenADR2.0規格に準拠した方式を用いることができる。
(電力管理サーバ)
以下において、実施形態に係る電力管理サーバについて説明する。
図2に示すように、電力管理サーバ300は、通信部310と、管理部320と、制御部330とを有する。
通信部310は、通信モジュール等によって構成されており、施設100と通信を行う。例えば、通信部310は、電力指令メッセージを施設100に送信する。通信部310は、後述する分散電源情報を施設100から受信する。
管理部320は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、電力系統10に接続された複数の施設100を管理する。
制御部330は、CPU及びメモリ等によって構成されており、通信部310及び管理部320を制御する。制御部330は、管理部320によって管理される複数の施設100の全体として電力需給バランスを調整する。
実施形態では、電力指令メッセージは、蓄電池装置140を制御するメッセージを含む。このようなメッセージは、蓄電池装置140の充電動作を指示する充電メッセージ、蓄電池装置140の放電動作を指示する放電メッセージ、蓄電池装置140の待機動作を指示する待機メッセージを含む。ここでは、充電メッセージについて主として説明する。なお、充電メッセージには、蓄電池装置140における通常の充電よりも充電時間が短い急速充電動作を指示する急速充電メッセージであってもよい。また、電力指令メッセージは、蓄電池装置140の動作を確認するテスト動作を指示するテストメッセージが含まれてもよく、蓄電池装置140の自動動作を指示する自動メッセージが含まれてもよく、蓄電池装置140の再起動動作を指示する再起動メッセージが含まれてもよく、蓄電池装置140の実効容量を再計算する指示である実効容量再計算処理メッセージが含まれてもよい。
充電メッセージは、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でない場合に、蓄電池装置140の充電動作を行うように指示し、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置140の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む。充電メッセージは、充電メッセージは、施設100から電力系統10への逆潮流が可能であるか否かによらずに、蓄電池装置140の充電動作を行うように指示する第2メッセージを含んでもよい。「逆潮流が可能」とは、逆潮流を実際に行っている状態であってもよいし、逆潮流を実際に行っていないが、逆潮流が許容された状態であってもよい。
例えば、第1メッセージは、蓄電池装置140が充電動作を行っている状態において、蓄電池装置140の充電電力が電力系統10から施設100への潮流電力を上回った場合に、蓄電池装置140の充電動作を停止するように指示するメッセージであってもよい。第1メッセージは、蓄電池装置140が充電動作を行っていない状態において、電力系統10から施設100への潮流がある場合に、蓄電池装置140の充電動作を開始するように指示するメッセージであってもよい。
ここで、施設100の電力は、「P_GRID+P_PV=P_BT+P_LOAD」の関係によって表される。P_GRIDは、電力系統10から施設100への潮流電力を表しており、P_PVは、太陽電池装置130の発電電力を表している。P_BTは、蓄電池装置140の充電電力(又は放電電力)を表しており、P_LOADは、EMS110及び電力消費機器120の消費電力を表している。蓄電池装置140の充電電力は正の値で表され、蓄電池装置140の放電電力は負の値で表される。従って、潮流電力(P_GRID)は、電力計138の測定結果(P_PV)及び電力計148の測定結果(P_BT+P_LOAD)によって取得可能である。蓄電池装置140の充電電力(放電電力)は、PCS142によって取得可能である。
実施形態では、電力指令メッセージは、電力指令メッセージによる制御を継続する継続条件を含んでもよい。分散電源が蓄電池装置140である場合に、継続条件は、時間条件(○○時〜○○時まで)、放電条件(○○kWhの電力を放電するまで、又は蓄電残量が○○kWhを下回るまで)、充電条件(○○kWhの電力を充電するまで、蓄電残量が○○kWhを上回るまで)という条件である。時間条件及び放電条件は組み合わされてもよく、時間条件及び充電条件は組み合わされてもよい。時間条件は、電力指令メッセージの受信からの継続時間(又は残り時間)で指定されてもよいし、所定の開始時間からの継続時間(又は残り時間)で指定されてもよいし、終了時刻のみの指定であってもよい。このようなケースにおいて、放電条件及び充電条件はkWで指定されてもよい。
(ローカル制御装置)
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。ローカル制御装置は、施設100内で蓄電池装置140を制御する装置であればよい。ローカル制御装置は、上述したEMS110であってもよく、上述したPCS142であってもよい。ローカル制御装置は、EMS110及びPCS142の双方によって構成されてもよい。但し、蓄電池装置140の制御の即時性を考慮する場合には、ローカル制御装置がPCS142であると考えてもよい。図3に示すように、ローカル制御装置400は、通信部410と、制御部420とを有する。
通信部410は、通信モジュール等によって構成されており、電力管理サーバ300と通信を行う。例えば、通信部410は、電力指令メッセージを電力管理サーバ300から受信する。上述したように、電力指令メッセージは、少なくとも、充電メッセージとして第1メッセージを含む。
制御部420は、CPU及びメモリ等によって構成されており、通信部410を制御する。制御部420は、施設100内で蓄電池装置140を制御する。
実施形態では、制御部420は、少なくとも、第1メッセージに従って蓄電池装置140を制御する。制御部420は、第1メッセージに従った動作において、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でない場合に、蓄電池装置140の充電動作を行い、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置140の充電動作を行わない。
(電力管理方法)
以下において、実施形態に係る電力管理方法について説明する。図4では、1つのローカル制御装置400のみが図示されているが、実際には複数のローカル制御装置400が存在してもよい。
ステップS10において、電力管理サーバ300は、電力指令メッセージをローカル制御装置400に送信する。ここでは、電力指令メッセージは、上述した第1メッセージを含む。
ステップS11において、ローカル制御装置400は、電力指令メッセージに従って、分散電源の運転状態を制御する。ローカル制御装置400は、制御期間が満了するまで、電力指令メッセージによる制御を継続する。制御期間は、上述した継続条件によって定義される。
ステップS12において、電力管理サーバ300は、蓄電池装置140の運転制御実績を要求するメッセージ(実績要求)をローカル制御装置400に送信する。
ステップS13において、ローカル制御装置400は、蓄電池装置140の運転制御実績を含むメッセージ(実績応答)を電力管理サーバ300に送信する。
ステップS14において、電力管理サーバ300は、施設100内で最適化されたローカル運転計画の変更に伴うインセンティブを付与する。インセンティブは、金銭報酬であってもよく、商品券又はクーポンなどの無体物による報酬であってもよく、景品などの有体物による報酬であってもよい。
続いて、ステップS12におけるローカル制御装置400の動作について説明する。図5に示すように、ステップS20において、ローカル制御装置400は、蓄電池装置140が運転動作中であるか否かを判定する。蓄電池装置140が運転動作中でない状態としては、蓄電池装置140の待機動作中又は放電動作中が挙げられる。判定結果がYESである場合には、ステップS21の処理が行われ、判定結果がNOである場合には、ステップS23の処理が行われる。
ステップS21において、ローカル制御装置400は、充電電力(P_BT)が潮流電力(P_GRID)を上回っているか否かを判定する。判定結果がYESである場合には、ステップS22の処理が行われ、判定結果がNOである場合には、ステップS25の処理が行われる。充電電力(P_BT)が潮流電力(P_GRID)を上回っている状態は、蓄電池装置140が充電動作を行わなければ、施設100から電力系統10への逆潮流が可能な状態である。
ステップS22において、ローカル制御装置400は、蓄電池装置140の充電動作を停止する。ローカル制御装置400は、蓄電池装置140の待機動作を指示する。
ステップS23において、ローカル制御装置400は、電力系統10から施設100への潮流があるか否かを判定する。逆潮流があるか否かは、潮流電力(P_GRID)によって判定可能である。判定結果がYESである場合には、ステップS24の処理が行われ、判定結果がNOである場合には、ステップS25の処理が行われる。潮流がある状態は、蓄電池装置140が充電動作を行っても、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でない状態である。
ステップS24において、ローカル制御装置400は、蓄電池装置140の充電動作を開始する。但し、充電電力(P_BT)が潮流電力(P_GRID)を上回らないように蓄電池装置140の充電動作が行われる。
ステップS25において、ローカル制御装置400は、制御期間が満了したか否かを判定する。判定結果がYESである場合には、ステップS26の処理が行われ、判定結果がNOである場合には、ステップS20の処理に戻る。
ステップS26において、ローカル制御装置400は、施設100内で電力状態を最適化するために蓄電池装置140の動作を制御する(以下、ローカル最適化)。ローカル最適化は、制御期間が満了してから一定期間が経過した後に行われてもよい。一定期間において蓄電池装置140は待機動作を行う。
(作用及び効果)
実施形態では、太陽電池装置130の発電電力の売電単価が電力系統10の供給電力の買電単価よりも高いケースに着目している。このようなケースにおいて、施設100から電力系統10への逆潮流が可能であるか否かによらずに、蓄電池装置140の充電動作を行うように指示する第2メッセージのみが充電メッセージとして定義されていると、高コストの電力(すなわち、太陽電池装置130の発電電力)を蓄電池装置140に充電することなり、施設100のユーザが不利益を被る可能性がある。
このような着眼点の下において、実施形態では、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でない場合に、蓄電池装置140の充電動作を行うように指示し、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置140の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージが充電メッセージとして定義される。このような構成によれば、上述した施設100のユーザが不利益を抑制することができる。
さらに、電力管理サーバ300が太陽電池装置130の発電電力を考慮しながら電力指令メッセージを動的に送信することも考えられるが、このような構成によれば、電力指令メッセージの送信が頻発する可能性があり、太陽電池装置130の発電電力の把握に伴う遅延も懸念される。実施形態では、上述した第1メッセージを充電メッセージとして定義することによって、このような問題も解消することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
実施形態では、電力系統10から施設100への潮流電力(P_GRID)は、電力計138の測定結果(P_PV)及び電力計148の測定結果(P_BT+P_LOAD)によって取得される。
これに対して、変更例1では、潮流電力(P_GRID)は、図6に示すように、潮流電力(P_GRID)を測定する電力計118の測定結果によって取得される。電力計118は、接続点P1よりも上流において宅内主幹線20上に設けられており、例えば、CT及びVTの少なくともいずれかである。従って、電力計118は、潮流電力(P_GRID)を測定可能である。
さらに、電力計118が設けられていなくても、潮流電力(P_GRID)は、上述したスマートメータの測定結果によって取得されてもよい。スマートメータは、施設100の使用電力又は売電電力を測定するものであるため、電力計118と同様の位置に設けられる。従って、スマートメータは、潮流電力(P_GRID)を測定可能である。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
変更例2において、第1メッセージは、蓄電池装置140が充電動作を行っている状態において、施設100に設けられる発電装置の発電量が施設100に設けられる負荷の消費電力量を上回った場合に、蓄電池装置140の充電動作を停止するように指示するメッセージであってもよい。第1メッセージは、蓄電池装置140が充電動作を行っていない状態において、施設100に設けられる発電装置の発電量が施設100に設けられる負荷の消費電力量を下回った場合に、蓄電池装置140の充電動作を開始するように指示するメッセージであってもよい。ここで、負荷とは、施設100に設けられる装置のうち、蓄電池装置140を除いた装置を意味する。図1に示す例では、負荷は、EMS110及び電力消費機器120である。ここでは電力量とは、瞬時電力値(W)又は一定期間の電力量値(Wh)を意味する。また、電力量とは、瞬時電流値(A)又は一定期間の電荷値(Ah)でも構わない。
このように、第1メッセージは、蓄電池装置140の充電動作を停止する条件として、ローカル制御装置400が判定可能な条件を含んでいればよい。このような条件は、蓄電池装置140の充電動作を行わなければ、施設100から電力系統10への逆潮流が可能であるという条件である。同様に、第1メッセージは、蓄電池装置140の充電動作を開始する条件として、ローカル制御装置400が判定可能な条件を含んでいればよい。このような条件は、蓄電池装置140の充電動作を行っても、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でないという条件である。
[変更例3]
以下において、実施形態の変更例3について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
実施形態では、太陽電池131及び蓄電池141のPCSが個別に設けられるケースを説明した。
これに対して、変更例3では、太陽電池131及び蓄電池141のPCSは、図7に示すように、太陽電池131及び蓄電池141の双方に接続される1つのPCS152である。このようなケースにおいて、施設100は、電力計158及びメータ160を有する。
電力計158は、電力計158は、接続点P3よりも上流において宅内主幹線20上に設けられる。接続点P3は、宅内主幹線20とPCS152(メータ160)とを接続する電力線(第3電力線)と宅内主幹線20との接続点である。電力計158は、蓄電池141から電力系統10への逆潮流を行わないように蓄電池装置140を制御するための電力計であり、例えば、CT及びVTの少なくともいずれかである。
メータ160は、電力管理サーバ300を管理する事業者によって設置される電力計であり、PCS158の出力電力を測定する。メータ160は、有線又は無線の信号線によって電力管理サーバ300と接続される。
このようなケースにおいて、PCS158の出力電力は、太陽電池131由来の電力及び蓄電池141由来の電力が混在する可能性がある。しかしながら、電力管理サーバ300がメータ160の測定結果から太陽電池131由来の電力及び蓄電池141由来の電力を区別して取得したいというニーズが存在する。
従って、変更例3においては、施設100に設けられる発電装置(ここでは、太陽電池装置130)の発電が行われている場合に、蓄電池装置(ここでは、蓄電池141)の充電動作又は放電動作を禁止するように指示する第3メッセージが電力指令メッセージとして定義される。第3メッセージは、発電装置の発電が行われている場合に、充電動作及び放電動作の双方を禁止するように指示するメッセージであってもよい。
[変更例4]
以下において、実施形態の変更例4について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
変更例4においては、蓄電池装置(ここでは、蓄電池141)が電力系統10から解列された自立状態において、施設100に設けられる発電装置の発電による蓄電池141の充電動作を許容し、蓄電池141が電力系統10と再連系された再連系状態において、少なくとも自立状態で蓄電池141に充電された電力を放電した後に逆潮流を許容する第4メッセージが電力指令メッセージとして定義される。例えば、第4メッセージは、再連系状態において、自立状態で蓄電池141に充電された電力の全てを放電した後に逆潮流を許容するメッセージであってもよい。言い換えると、第4メッセージは、少なくとも自立状態で蓄電池141に充電された電力が放電されるまで逆潮流を禁止するメッセージであってもよい。
第4メッセージは、変更例3で説明した第3メッセージと併用されてもよい。第3メッセージ及び第4メッセージは1つのメッセージで実現されてもよい。例えば、電力指令メッセージは、蓄電池141が電力系統10と連系された連系状態において発電装置の発電による蓄電池141の充電動作を許容せず、自立状態において発電装置の発電による蓄電池141の充電動作を許容するメッセージを含んでもよい。しかしながら、このような電力指令メッセージは、少なくとも自立状態で蓄電池141に充電された電力を放電するまで逆潮流を許容せずに、少なくとも自立状態で蓄電池141に充電された電力を放電した後に逆潮流を許容するメッセージであってもよい。
ここで、「自立状態で蓄電池141に充電された電力」は、蓄電池141のソース電力が識別可能である場合には、発電装置の発電電力であってもよい。「自立状態で蓄電池141に充電された電力」は、蓄電池141のソース電力が識別可能でない場合には、再連系が行われた時点で蓄電池141に充電された電力であってもよい。
「発電装置の発電が行われている状態」は、逆潮流が可能でない状態の一例であってもよい。「自立状態」は、逆潮流が可能でない状態の一例であってもよい。「自立状態で蓄電池141に充電された電力が放電されるまでの状態」は、逆潮流が可能でない状態の一例であってもよい。
[変更例5]
以下において、実施形態の変更例5について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
上述した実施形態から変更例4においては、電力管理サーバ300から受信する電力指令メッセージに従ってローカル制御装置400が動作するケースを例示した。しかしながら、変更例5においては、ローカル制御装置400は、電力管理サーバ300から受信する電力指令メッセージによらずに、上述した実施形態から変更例4で説明した動作を自律的に行ってもよい。
具体的には、ローカル制御装置400は、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置(ここでは、蓄電池141)の充電動作を行わずに、逆潮流が可能でない場合に、蓄電池141の充電動作を行う。
このようなケースにおいて、ローカル制御装置400は、変更例4と同様に、自立状態において発電装置の発電による蓄電池141の充電動作を許容し、再連系状態において少なくとも自立状態で蓄電池141に充電された電力を放電した後に逆潮流を許容してもよい。例えば、ローカル制御装置400は、再連系状態において自立状態で蓄電池141に充電された電力の全てを放電した後に逆潮流を許容してもよい。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、ローカル制御装置400がEMS110及びPCS142の少なくともいずれかであるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。ローカル制御装置400は、PCS142を制御するリモートコントローラであってもよい。
実施形態では、逆潮流が可能でない場合に、蓄電池装置140の充電動作が指示される。すなわち、逆潮流が可能でない時間帯は、蓄電池装置140の充電動作が許容される時間帯(以下、充電可能時間帯)である。一方で、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置140の充電動作が禁止される。すなわち、逆潮流が可能である時間帯は、蓄電池装置140の充電動作が禁止される時間帯(以下、充電禁止時間帯)である。このような充電可能時間帯及び充電禁止時間帯の少なくともいずれか1つは、電力管理サーバ300から指定されてもよく、ローカル制御装置400に設定されてもよい。充電可能時間帯及び充電禁止時間帯の少なくともいずれか1つのローカル制御装置400への設定は、工場出荷前に作業者によって行われてもよく、工場出荷後に作業者によって行われてもよい。
実施形態では、施設100に設けられる発電装置として太陽電池装置130を例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。発電装置は、燃料電池装置であってもよい。燃料電池装置は、固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)、固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)、リン酸型燃料電池(PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)及び溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC:Molten Carbonate Fuel Cell)のいずれかであってもよい。
実施形態では、既存の施設100が有する電力計に適合する態様が例示されているに過ぎない。従って、施設100が有する電力計は特に限定されるものではない。電力計を任意の位置に配置可能であるという前提であれば、第1メッセージは、施設100から電力系統10への逆潮流が可能でない場合に、蓄電池装置140の充電動作を行うように指示し、逆潮流が可能である場合に、蓄電池装置140の充電動作を禁止するように指示するものであればよい。すなわち、第1メッセージによって蓄電池装置140の充電動作を停止する条件は、電力計の配置に応じて定めることが可能であり、第1メッセージによって蓄電池装置140の充電動作を開始する条件も、電力計の配置に応じて定めることが可能である。
実施形態では、蓄電池装置140から電力系統10への逆潮流を防止するための電力計(図1及び図6に示す電力計148、図7に示す電力計158)が設けられる。しかしながら、このような逆潮流が常に禁止されていなくてもよい。例えば、電力管理サーバ300の要求によって逆潮流が一時的に許容されてもよい。
特に限定されるものではないが、電力管理サーバ300とローカル制御装置400との間の通信は、Open ADR規格に準拠する方式で行われてもよい。このようなケースにおいて、ローカル制御装置400から電力管理サーバ300に対するポーリング信号の応答として、電力管理サーバ300からローカル制御装置400にメッセージが送信されてもよい。ポーリング信号としては、例えば、ordrPollを用いることができる。電力指令メッセージとしては、例えば、oadrDistributeEventを用いることができる。分散電源情報応答及び実績応答としては、TELEMETRY USAGE及びTELEMETRY STATUSを用いることができる。
なお、日本国特許出願第2016−180105号(2016年9月15日出願)及び日本国特許出願第2017−29473号(2017年2月20日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
一態様によれば、分散電源を適切に管理する電力管理方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電力管理システムを提供することができる。

Claims (18)

  1. 施設から電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うステップAを備える、電力管理方法。
  2. 前記電力系統に接続された前記施設に設けられるローカル制御装置がステップAを実行する、請求項1に記載の電力管理方法。
  3. 前記施設を管理する電力管理サーバから、前記ローカル制御装置に対して、前記分散電源を制御するための電力指令メッセージを送信するステップBを備え、
    前記電力指令メッセージは、前記蓄電池装置の充電を指示する充電メッセージを含み、
    前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示し、前記逆潮流が可能である場合に、前記蓄電池装置の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む、請求項2に記載の電力管理方法。
  4. 前記第1メッセージは、前記蓄電池装置が充電動作を行っている状態において、前記蓄電池装置の充電電力が前記電力系統から前記施設への潮流電力を上回った場合に、前記蓄電池装置の充電動作を停止するように指示するメッセージである、請求項3に記載の電力管理方法。
  5. 前記第1メッセージは、前記蓄電池装置が充電動作を行っていない状態において、前記電力系統から前記施設への潮流がある場合に、前記蓄電池装置の充電動作を開始するように指示するメッセージである、請求項3又は請求項4に記載の電力管理方法。
  6. 前記第1メッセージは、前記蓄電池装置が充電動作を行っている状態において、前記施設に設けられる発電装置の発電量が前記施設に設けられる負荷の消費電力量を上回った場合に、前記蓄電池装置の充電動作を停止するように指示するメッセージである、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の電力管理方法。
  7. 前記第1メッセージは、前記蓄電池装置が充電動作を行っていない状態において、前記施設に設けられる発電装置の発電量が前記施設に設けられる負荷の消費電力量を下回った場合に、前記蓄電池装置の充電動作を開始するように指示するメッセージである、請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の電力管理方法。
  8. 前記施設は、太陽電池装置及び燃料電池装置の少なくとも1つを発電装置として有する、請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の電力管理方法。
  9. 前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能であるか否かによらずに、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示する第2メッセージを含む、請求項3乃至請求項8のいずれかに記載の電力管理方法。
  10. 前記電力指令メッセージは、前記施設に設けられる発電装置の発電が行われている場合に、前記蓄電池装置の充電動作又は放電動作を禁止するように指示する第3メッセージを含む、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の電力管理方法。
  11. 前記ステップBは、前記発電装置及び前記蓄電池装置の双方に接続された電力変換装置を有する前記施設に設けられる前記ローカル制御装置に対して、前記第3メッセージを送信するステップを含む、請求項10に記載の電力管理方法。
  12. 前記電力指令メッセージは、前記蓄電池装置が前記電力系統から解列された自立状態において、前記施設に設けられる発電装置の発電による前記蓄電池装置の充電動作を許容し、前記蓄電池装置が前記電力系統と再連系された再連系状態において、少なくとも前記自立状態で前記蓄電池装置に充電された電力を放電した後に前記逆潮流を許容する第4メッセージを含む、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の電力管理方法。
  13. 前記ステップAは、前記蓄電池装置が前記電力系統から解列された自立状態において、前記施設に設けられる発電装置の発電による前記蓄電池装置の充電動作を許容し、前記蓄電池装置が前記電力系統と再連系された再連系状態において、少なくとも前記自立状態で前記蓄電池装置に充電された電力を放電した後に前記逆潮流を許容するステップを含む、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の電力管理方法。
  14. 電力系統に接続された施設を管理する電力管理サーバであって、
    前記施設に設けられるローカル制御装置に対して、前記施設に設けられる分散電源を制御するための電力指令メッセージを送信する送信部を備え、
    前記電力指令メッセージは、前記施設に設けられる蓄電池装置の充電を指示する充電メッセージを含み、
    前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示し、前記逆潮流が可能である場合に、前記蓄電池装置の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む、電力管理サーバ。
  15. 電力系統に接続された施設に設けられるローカル制御装置であって、
    前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行う制御部を備える、ローカル制御装置。
  16. 前記施設を管理する電力管理サーバから、前記分散電源を制御するための電力指令メッセージを受信する受信部を備え、
    前記電力指令メッセージは、前記蓄電池装置の充電を指示する充電メッセージを含み、
    前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示し、前記逆潮流が可能である場合に、前記蓄電池装置の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む、請求項15に記載のローカル制御装置。
  17. 電力系統に接続された施設を管理する電力管理サーバと、
    前記施設に設けられるローカル制御装置とを備え、
    前記ローカル制御装置は、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能である場合に、前記施設に設けられる分散電源の一つである蓄電池装置の充電動作を行わずに、前記逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行う、電力管理システム。
  18. 前記電力管理サーバは、前記ローカル制御装置に対して、前記施設に設けられる分散電源を制御するための電力指令メッセージを送信する送信部を備え、
    前記電力指令メッセージは、前記施設に設けられる蓄電池装置の充電を指示する充電メッセージを含み、
    前記充電メッセージは、前記施設から前記電力系統への逆潮流が可能でない場合に、前記蓄電池装置の充電動作を行うように指示し、前記逆潮流が可能である場合に、前記蓄電池装置の充電動作を禁止するように指示する第1メッセージを含む、請求項17に記載の電力管理システム。
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