JPWO2018034002A1 - 画像表示装置、画像表示制御装置、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示制御装置、画像表示制御プログラム、及び画像表示制御方法 Download PDF

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Abstract

画像を表示する表示部を備える画像表示装置は、記憶部、認証部、制御部を備える。記憶部は、画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶する。認証部は、前記画像が前記表示部に表示する指示が与えられた場合に、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をする。制御部は、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記表示部への前記画像の表示を制限する。

Description

本発明は、画像データの管理方法に関する。
近年、スマートフォンに搭載されるカメラ機能は、コンパクトデジタルカメラと同じサイズの撮影素子や、高性能な画像処理エンジンなどの搭載により、急速に高画質化している。また、画像処理や画像管理ができるアプリケーションも多数存在し、利用者の使い勝手を含めて高機能化してきている。このようなスマートフォンの高機能化に伴い、これまでデジタルカメラを利用していたシーンで、デジタルカメラの代わりにスマートフォンのカメラを利用するという人達が増えている。
こうした中、スマートフォンやタブレット端末は、デジタルカメラと比べて液晶画面が大きいため、自分の撮影した画像を他人に見せたり、複数人で画像を閲覧したりする行為がしやすいという特徴がある。このため、メモリ内に保存された画像を人に見せるために、持ち主(以下、所有者)は自ら知人など(以下、知人)に一時的にスマートフォンを手渡したり、知人と一緒に画面を閲覧しながら画像データをスクロールしたりするという状況が存在する。
特定の画像を特定の時間帯は、他人に見せないようにする技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
閲覧者の顔を撮影し、保存された画像内で同閲覧者(被写体)が写っている画像を検索し、被写体が移っている画像と同じ属性の画像を表示する技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
所有者が、所有者以外へアクセスを許可するアクセス許可データと、アクセスを許可しないアクセス不許可データに区別し、プライバシーを保護する技術が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開2013−158058号公報 特開2015−95082号公報 特開2012−19482号公報
スマートフォンを利用する際に、撮影した画像をメモリから削除せず、蓄積していくケースも多い。このため、様々な種類の画像がメモリ内に保存されている可能性が高い。そのため、知人へスマートフォンを手渡すケースや一緒に閲覧するケースにおいて、知人が予期せぬ操作を行うことや、自分自身が気づかずに画面をスクロールしてしまうことにより、知人へ見せたくない画像を誤って表示してしまうという問題が存在する。
1つの側面において、本発明は、閲覧させることを望まない画像の閲覧を制限することを目的とする。
画像を表示する表示部を備える画像表示装置は、記憶部、認証部、制御部を備える。記憶部は、画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶する。認証部は、前記画像が前記表示部に表示する指示が与えられた場合に、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をする。制御部は、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記表示部への前記画像の表示を制限する。
閲覧させることを望まない画像の閲覧を制限できる。
本発明の実施形態に係る携帯端末の構成の例を説明する図である。 画像保存時の制御部の処理の例を説明する図である。 画像閲覧時の制御部の処理の例を説明する図である。 活動情報DBの例を説明する図である。 各画像データに属性を付与する処理の例を説明する図である。 画像データ管理情報DBの例を説明する図である。 携帯端末のハードウェア構成の例を説明する図である。 活動情報DBの登録および更新処理の例を説明するフローチャートである。 画像保存時の属性登録にかかる処理の例を説明するフローチャートである。 対象物属性管理部の処理の例を説明するフローチャートである。 シーン属性管理部の処理の例を説明する。 対象物属性管理部およびシーン属性管理部におけるメモ画像判定処理の例を説明するフローチャートである。 食事画像判定処理にかかる処理の例を説明するフローチャートである。 人物画像判定処理にかかる処理の例を説明するフローチャートである。 宿泊旅行判定処理の例を説明するフローチャートである。 宿泊旅行属性の登録処理の例を説明するフローチャートである。 宿泊旅行属性の登録処理の例を説明するフローチャートである。 日帰り旅行画像の判定処理の例を説明するフローチャートである。 日帰り旅行の属性の登録処理の例を説明するフローチャートである。 画像閲覧時の制御部の処理の例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯端末の構成の例を説明する図である。携帯端末100は、制御部110、タッチパネル120、記憶部130を備える。携帯端末100は、例えば、画像表示装置である。
タッチパネル120は表示部121と入力部122を備える。表示部121は、Liquid Crystal Display(LCD)であり、表示オブジェクト(文字やアイコン等の画像)や画像データ等を表示する。入力部122は、ユーザによるタッチを検出し、タッチしている時間、及びタッチしている位置の座標値を検知する。入力部122は、検知した各情報を制御部110に出力する。なお、入力部122は、タッチパネルで用いられる抵抗膜方式、光学式、静電容量結合式などの何れかの方法で実現するものであってよい。
記憶部130は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)、Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、Hard Disk Drive(HDD)などである。記憶部130は、制御部110で処理されるアプリケーションプログラムや画像データ131、所有者(以下、ユーザとも称す)の顔認証に用いられる所有者情報等を記憶する。又、記憶部130は、画像データ管理情報Data Base(DB)132や活動情報DB133を記憶する。画像データ管理情報DB132は、携帯端末100に保存された各画像データの管理情報を記録したデータベースである。活動情報DB133は、携帯端末100の所有者の行動を記録したデータベースである。
更に、携帯端末100は、カメラを備える。カメラは、携帯端末100の表面および裏面に設けられるカメラであり、撮影機能を備える。一方のカメラは、ユーザの顔の撮影に用いられる。ユーザの顔を撮影した画像は、制御部110により顔認証や虹彩認証などに使用される。もう一方のカメラは、ユーザが撮影の対象物を撮影する際に使用される。
制御部110は、端末動作監視部111、活動情報記録部112、画像データ管理情報制御部113、対象物属性管理部114、シーン属性管理部115、画像解析部116、認証部117、画像データアクセス制御部118を備える。
制御部110は、携帯端末100の所有者の活動を表す活動情報に基づいて、カメラを用いて撮影した画像に対応する属性を自動的に付与することができる。具体的には、端末動作監視部111は、携帯端末100が使用中であるか否かを監視する。携帯端末100が使用中である場合、活動情報記録部112は、例えば、Global Position System(GPS)から現在位置の情報を取得し、携帯端末100の所有者の活動情報を記憶部130内の活動情報DB133に記録する。カメラで何らかの画像が撮影されると、画像解析部116は、撮影された画像を解析する。画像解析部116の解析結果に基づいて、対象物属性管理部114は、人物や食事などの画像に写っている対象物を表す対象物属性を画像に対応づけて管理する。画像解析部116の解析結果に基づいて、シーン属性管理部115は、旅行などの画像がどのようなシーンで撮影されたかを表すシーン属性を画像に対応づけて管理する。画像データ管理情報制御部113は、対象物属性管理部114やシーン属性管理部115などの管理情報に基づいて、記憶部130に記憶されている画像データ管理情報DB132に記録されている画像データの管理情報を制御する。
制御部110は、様々な画像データが保存されている携帯端末100を所有者が知人へ画像データを見せるために、一時的に手渡したり、一緒に閲覧したりするケースにおいて、所有者が望まない画像データを表示しないようにする制御をする。具体的には、所有者又は知人などの操作により表示部121に新規画像が表示される場合、認証部117は、カメラで携帯端末100を使用している人物を撮影し、その人物が予め登録されている携帯端末100の利用者本人(すなわち、所有者)であるか否かを認証する。カメラで撮影された人物が携帯端末100の所有者でない場合、画像データアクセス制御部118は、表示部121に表示させる画像を制御する。あるいは、認証部117は、カメラにより得られた画像中に存在する人物の中に、携帯端末100の所有者以外の人物が存在するか否かを認証してもよい。この場合、携帯端末100の所有者以外の人物が写っていれば、画像データアクセス制御部118は、表示部121に表示される画像を制限する。制御部110は、カメラにより得られた画像中に存在する人物の全員が予め登録(許可)されているユーザである場合に、表示部121に画像を表示する制御をする。
図2Aは、画像保存時の制御部の処理の例を説明する図である。また、図2Bは、画像閲覧時の制御部の処理の例を説明する図である。カメラを用いて新規に画像が撮影され、画像を記憶部130に記憶する際(画像保存時:図2A)に、制御部110は、画像に対象物属性とシーン属性を付与する。対象物属性とシーン属性は、画像解析結果に基づいて対象物属性管理部114とシーン属性管理部115により付与される。図2Aにおいては、対象物属性管理部114は、新たに撮影された画像に対して、対象物属性として「人物001」を付与する。シーン属性管理部115は、その画像に対して、シーン属性として「日帰り旅行001」を付与する。なお、対象物属性およびシーン属性を決定する方法については、後で詳しく説明する。ここで、画像の保存は、写真を撮影した場合、ブラウザより写真をダウンロードした場合、携帯端末100において画面キャプチャをした場合などのケースを含む。
続いて、携帯端末100が所有者の知人に渡されたものとする。ここで、携帯端末100には、図2Aに示す画像に加えて、多数の画像が保存されているものとする。なお、携帯端末100に保存される各画像には、対象物属性およびシーン属性が付与されている。知人に携帯端末100を渡す場合、所有者は携帯端末100に予め閲覧モードを設定する。閲覧モードは、対象物モードとシーンモードの2種類から選択される。対象物モードが選択されている場合、制御部110内の画像データアクセス制御部118は、対象物属性に基づいて、画像を表示してよいか否かを判定する。シーンモードが選択されている場合、制御部110内の画像データアクセス制御部118は、シーン属性に基づいて、画像を表示してよいか否かを判定する。ここでは、所有者によりシーンモードが選択され、携帯端末100にシーンモードが設定されていると仮定する。
日帰り旅行001のシーン属性が付与された画像が表示されている状態で、知人が次の画像へフリック操作(新規画像を表示させるための操作)をした場合、認証部117は、カメラを用いて携帯端末100を使用しているユーザが携帯端末100の所有者本人であるか否かを認証する。所有者本人でないユーザがカメラに写っている場合、画像データアクセス制御部118は、シーン属性に基づいて、次の画像(新規画像)を表示させるか否かを判定する。ここで、表示部121に表示されている画像のシーン画像と次の画像のシーン属性とが同じである場合は、画像データアクセス制御部118は、次の画像の閲覧を許可する。すなわち、次の画像のシーン属性が「日帰り旅行001」であれば、フリック操作に応じてその画像が表示部121に表示される。一方、表示部121に表示されている画像のシーン属性と次の画像のシーン属性とが異なる場合は、画像データアクセス制御部118は、次の画像の閲覧を許可しない。例えば、次の画像のシーン属性が「宿泊旅行004」であれば、その画像は表示部121に表示されない。このように所有者本人でないユーザ(知人)がカメラに写っている場合に、画像データアクセス制御部118は、現在見せている画像と異なる属性を持つ画像が知人に表示されることを制限することができる。
<活動情報の収集>
携帯端末100の制御部110は、画像データに対して対象物属性とシーン属性を自動的に付与する。そのために、制御部110は、携帯端末100の所有者の活動情報を収集し、活動情報DB133に記録する。
例えば、所定時間(例えば、4時間)よりも長い期間にわたって携帯端末100の位置が変わらず、且つ、携帯端末100が操作されていない場合、活動情報記録部112は、形態端末100の所有者が「睡眠中」であると判定する。そして、「睡眠中」と判定された後、携帯端末100の位置の変化または携帯端末100に対する操作が検出されると、活動情報記録部112は、携帯端末100の所有者が活動を開始したと判定する。
図3は、活動情報DBの例を説明する図である。活動情報記録部112は、GPSから取得する位置情報に基づいて、1日の活動開始時にその時刻と場所を収集し、活動情報DB133に記録する。活動情報記録部112は、その記録の蓄積により、所有者の活動の拠点(ホームタウン)を特定する。なお、1日の活動開始は、携帯端末100に備えられている加速度センサなどにより所有者の活動開始を検知する。
活動情報DB133は、活動開始位置、活動開始時間(例えば、過去90日間)、合計回数、ホームタウンの項目を備える。活動開始位置は、GPSから収集した1日の活動開始時の場所の情報である。図3のモデルケースでは、例えば、自宅が川崎X丁目で、旅行で軽井沢Y丁目に2泊宿泊した後、第二の生活拠点である大阪Z丁目に移動・宿泊した後、自宅の川崎X丁目に帰宅している。そのため、活動情報DB133には、川崎X丁目、軽井沢Y丁目、大阪Z丁目などが活動開始位置として登録されている。図3の活動開始時間(過去90日間)は、1日の活動開始時の時間である。図3の活動情報DB133では、9月20日の7時30分に川崎X丁目で活動が開始されている。同様に、図3の活動情報DB133では、12月16日の7時40分に川崎X丁目、12月17日の8時20分、12月18日の8時に軽井沢Y丁目、12月19日の6時30分に大阪Z丁目、12月20日の7時35分にまた川崎X丁目で所有者の活動が開始されている。
合計回数は、各活動開始位置で所有者の活動が開始された回数である。図3の活動情報DB133では、過去90日間の夫々の活動開始位置の合計回数は、川崎X丁目が58回、軽井沢Y丁目が2回、大阪Z丁目が30回となっている。そのため、図3の活動情報DB133では、川崎X丁目、大阪Z丁目がホームタウンとして登録される。
このように、活動情報記録部112は、携帯端末100の所有者の活動情報により、所有者のホームタウンを決定する。ホームタウンが決定することで、例えば、携帯端末100がホームタウン以外の場所に移動した場合に、携帯端末100は、現在旅行中であるなどの判定をすることができるようになる。
図4は、各画像データに属性を付与する処理の例を説明する図である。図4は、対象物属性管理部114とシーン属性管理部115が各画像に対して対象物属性とシーン属性を付与する例を説明している。
図4と後述する図5のケースにおいて、所有者は、12月16日の7時40分にホームタウン(川崎)で起床し、その後軽井沢に移動する。所有者は、軽井沢への移動中に同日の16時に人物画像401を撮影し、20時02分に食事画像402を撮影する。画像が撮影された時点で、画像解析部116は、画像解析を行う。対象物属性管理部114は、画像に人物が写っていた際に付与する人物属性を表す「人01」を人物画像401に付与し、画像に食べ物が写っていた際に付与する食事属性を表す「食01」を食事画像402に付与する。なお、属性情報に含まれる数字は、同属性の異なるものや人などを区別するための識別情報である。これらの画像と画像に対応づけられた属性情報は、画像データ管理情報DB132に記憶される。人物画像401と食事画像402が撮影された時点において、シーン属性管理部115は、人物画像401と食事画像402に対して一旦、「日帰り」、又は、「その他」の属性を付与する。既にホームタウン(川崎)から軽井沢へ移動しているため、シーン属性管理部115は、現在旅行中であると判定するため、画像に対して「日帰り」と属性を付与する。しかし、この段階において、シーン属性管理部115は、旅行が複数日にわたるものであるのか、日帰り旅行であるのかを判定できない。
所有者は、軽井沢に宿泊した後、12月17日の8時40分に食事画像403を撮影する。すると、画像が撮影された時点で、画像解析部116は、画像解析を行う。対象物属性管理部114は、食事画像403に「食02」の対象物属性を付与する。ここで、シーン属性管理部115は、携帯端末100がホームタウンに戻っていないため、旅行が複数日にわたる宿泊旅行であると判定する。シーン属性管理部115は、食事画像403に宿泊旅行の属性を表す「宿01」を付与する。更に、シーン属性管理部115は、前日に撮影した人物画像401と食事画像402のシーン属性を「宿01」に更新する。
その後、所有者は、12月17日の8時45分に軽井沢にて食事画像404、10時20分にメモ画像405、12時15分に食事画像406を撮影する。すると、画像が撮影された時点で、画像解析部116は、画像解析を行う。対象物属性管理部114は、食事画像404に「食02」の対象物属性を、食事画像406に「食03」の対象物属性を付与する。対象物属性管理部114は、例えば、食事や人物でないメモが撮影されているメモ画像405に対してメモ属性を表す「メ01」を付与する。ここで、メモ画像とは、ブラウザからダウンロードした画像データや、画面キャプチャした画像、メールやSocial Networking Service(SNS)に添付された画像などを指し、メモを目的としたカメラで撮影された画像は含まないものとする。シーン属性管理部115は、現在の旅行が複数日にわたる宿泊旅行であると判定している状態であるため、食事画像404と食事画像406に「宿01」の属性を付与する。シーン属性管理部115は、日帰り旅行や宿泊旅行以外に付与する「その他」を表す属性である「他01」をメモ画像405に対して付与する。
所有者は、12月18日に軽井沢で人物画像407を撮影する。その後、所有者は、大阪(ホームタウン)へ移動する。対象物属性管理部114は、人物画像407に「人02」の属性を付与する。シーン属性管理部115は、人物画像407に「宿01」の属性を付与する。
12月19日に、所有者は、大阪(ホームタウン)から川崎(ホームタウン)へ移動する。その際に、所有者は、人物画像408と人物画像409を撮影する。対象物属性管理部114は、人物画像408と人物画像409に「人03」の属性を付与する。シーン属性管理部115は、人物画像408と人物画像409に「他02」の属性を付与する。ここでは、ホームタウン間の移動であるため、日帰り旅行又は宿泊旅行の属性が付与されず、その他の属性が付与される。
次に、所有者は、12月21日に展示会が開催される幕張イベントホール内で、人物画像410、物画像411を撮影する。更に、所有者は、帰りに海浜幕張駅で、食事画像412を撮影する。すると、画像が撮影された時点で、画像解析部116は、画像解析を行う。対象物属性管理部114は、人物画像410に「人04」の属性を付与する。対象物属性管理部114は、物が撮影されている物画像411に「物01」の属性を付与する。対象物属性管理部114は、食事画像412に「食04」の属性を付与する。シーン属性管理部115は、人物画像410、物画像411に対して日帰り属性を表す「日01」を付与する。シーン属性管理部115は、食事画像412に対して日帰り属性を表す「日02」を付与する。
所有者は、12月22日に、景色画像413と食事画像414を撮影する。すると、画像が撮影された時点で、画像解析部116は、画像解析を行う。対象物属性管理部114は、景色画像413に対して「他02」の属性を付与し、食事414に「食05」の属性を付与する。シーン属性管理部115は、景色画像413と食事画像414に対して「他03」の属性を付与する。
このように、携帯端末100は、各画像を画像解析し、対象物属性とシーン属性を付与する。なお、対象物属性やシーン属性の種類は、一例であり、限定するものではない。
図5は、画像データ管理情報DBの例を説明する図である。画像データ管理情報DB132は、Identifier(ID)、出発地、撮影時刻、位置情報、施設名、対象物属性、シーン属性の項目を備える。IDは、図4の人物画像401〜食事画像414の各画像を識別する識別情報である。出発地は、活動情報記録部112の1日の活動開始を検出した場所である。撮影時刻は、人物画像401〜食事画像414の各画像が撮影された時刻である。位置情報は、人物画像401〜食事画像414の各画像が撮影された位置の情報であり、GPSにより取得される。施設名は、位置情報に基づいて、画像が撮影された位置が、何らかの施設であるか否かを示す情報である。対象物属性は、各画像に付与される対象物属性である。シーン属性は、各画像に付与されるシーン属性である。
図4、図5の例における携帯端末100は、画像解析の結果に基づいて、画像に写っているのが人物や食事などであると判定し、対象物属性を付与する。
図4、図5の例における携帯端末100は、12月16日〜18日の複数日の間ホームタウンから離れている場所で画像の撮影がなされているため、宿泊旅行をしていると判定し、宿泊旅行の属性を画像に付与する。携帯端末100は、12月21日のように、ホームタウンから離れた場所で撮影がされた場合に、日帰り旅行だと判定し、日帰り属性を画像に付与する。このように、携帯端末100は、位置情報に基づいてシーン属性を自動的に決定する。
このように、自動的に決定される対象物属性とシーン属性に基づいて、携帯端末100は、所有者本人でないユーザ(知人)がカメラに写っている場合に、画像データアクセス制御部118は、現在見せている画像と異なる属性を持つ画像が知人に表示されることを制限することができる。
図6は、携帯端末のハードウェア構成の例を説明する図である。携帯端末100は、携帯端末100は、通信モジュール11、カメラ12、メモリ13、プロセッサ14、ドライブ装置15、記憶媒体16、マイク17、スピーカ18、入出力装置19、センサ20、電力装置21、バス22を備える。
プロセッサ14は、Central Processing Unitなどの任意の処理回路である。プロセッサ14は、携帯端末100における制御部110として動作する。なお、プロセッサ14は、例えば、記憶媒体16に記憶されたプログラムを実行することができる。メモリ13は、記憶部130として動作し、画像データ131、画像データ管理情報DB132、活動情報DB133を記憶する。さらに、メモリ13は、プロセッサ14の動作により得られたデータや、プロセッサ14の処理に用いられるデータも、適宜、記憶する。
入出力装置19は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置として実現され、更に、ディスプレイなどの出力装置として実現される。バス22は、通信モジュール11、カメラ12、メモリ13、プロセッサ14、ドライブ装置15、記憶媒体16、マイク17、スピーカ18、入出力装置19、センサ20の間を相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。ドライブ装置15は、記憶媒体16を動作させるために用いられ、記憶媒体16に格納されているプログラムやデータを、適宜、プロセッサ14へ提供する。
通信モジュール11は、他端末や他装置との通信を制御するモジュールである。通信モジュール11で送受信したデータは、適宜、プロセッサ14で処理される。カメラ12は、携帯端末100の表面と裏面に設けられ、画像を撮影する機能を備える。マイク17は、携帯端末を使用するユーザが音声を入力する機器である。スピーカ18は、携帯端末が受信した音声を、ユーザが聞こえるように音として出力する機器である。センサ20は、加速度センサや照度センサ、近接センサなどのセンサ群である。電力装置21は、携帯端末100を動作させるための電力を供給する。
図7は、活動情報DBの登録および更新処理の例を説明するフローチャートである。端末動作監視部111は、センサ20の加速度センサなどにより、端末の動作(所有者が端末を持ち歩いた、又は、操作をしたか否か)を監視する(ステップS101)。端末動作監視部111は、端末の動作が所定の時間(例えば、4時間)を超えて行われていないかどうかで、所有者が睡眠中であるか否かを判定する(ステップS102)。所有者が睡眠中でない場合(ステップS102でNO)、端末動作監視部111は、ステップS101から処理を繰り返す。
所有者が睡眠中である場合(ステップS102でYES)、端末動作監視部111は、センサ20の加速度センサなどに基づいて、所有者が睡眠から覚めて1日の活動を開始したかを監視する(ステップS103)。端末動作監視部111は、センサ20の加速度センサなどに基づいて、携帯端末100が移動したか、又は操作されたか否かを判定し、所有者が活動開始したか否かを判定する(ステップS104)。所有者が活動開始をしていない場合(ステップS104でNO)、端末動作監視部111は、処理をステップS103から繰り返す。
所有者が活動を開始している場合(ステップS104でYES)、活動情報記録部112は、位置情報をGPSより取得し、活動情報DB133に登録する(ステップS105)。活動情報記録部112は、時刻情報を取得し、活動情報DB133に登録する(ステップS106)。活動情報記録部112は、登録した位置情報と時刻情報に基づいて、活動情報DB133の合計回数を更新する(ステップS107)。活動情報記録部112は、登録した位置情報と時刻情報に基づいて、活動情報DB133のホームタウンを更新する(ステップS108)。
このように、活動情報記録部112は、携帯端末100の所有者の活動情報により、所有者のホームタウンを決定する。ホームタウンが決定することで、例えば、携帯端末100がホームタウン以外の場所に移動した場合に、携帯端末100は、現在旅行中であるなどの判定をすることができるようになる。
図8は、画像保存時の属性登録にかかる処理の例を説明するフローチャートである。所有者(ユーザ)の操作により、画像データ管理情報制御部113は、画像データを記憶部130に記憶する(ステップS201)。画像データ管理情報制御部113は、GPSから現在位置を取得し、保存した画像に対応づけて画像データ管理情報DB132に登録する(ステップS202)。画像データ管理情報制御部113は、現在時刻を取得し、保存した画像に対応づけて画像データ管理情報DB132に登録する(ステップS203)。対象物属性管理部114は、対象物属性を保存した画像に対応づけて画像データ管理情報DB132に登録する(ステップS204)。シーン属性管理部115は、シーン属性を保存した画像に対応づけて画像データ管理情報DB132に登録する(ステップS205)。
図9は、対象物属性管理部の処理の例を説明するフローチャートである。図9のフローチャートは、図8のステップS204における対象物属性管理部114の処理の例を説明する。対象物属性管理部114は、画像がメモ画像か否かを判定する(ステップS301)。画像がメモ画像でない場合(ステップS301でNO)、対象物属性管理部114は、画像解析をし、画像が食事画像か否かを判定する(ステップS302)。画像が食事画像でない場合(ステップS302でNO)、対象物属性管理部114は、画像解析をし、画像が人物画像か否かを判定する(ステップS303)。画像が人物画像でない場合(ステップS304でNO)、対象物属性管理部114は、画像の対象物属性を「その他」と決定する(ステップS304)。
対象物属性管理部114は、各画像のステップS301〜ステップS304の属性判定結果に基づいて、画像に対応する対象物属性を画像データ管理情報DB132に登録する(ステップS305)。ここで、画像はメモ画像であると判定した場合(ステップS301でYES)、対象物属性管理部114は、「メモ」を表す対象物属性を画像に対応付けて保存する。画像は食事画像であると判定した場合(ステップS302でYES)、対象物属性管理部114は、「食事」を表す対象物属性を画像に対応付けて保存する。画像は人物画像であると判定した場合(ステップS303でYES)、対象物属性管理部114は、「人物」を表す対象物属性を画像に対応付けて保存する。
図10は、シーン属性管理部の処理の例を説明する。図10のフローチャートは、図8のステップS205におけるシーン属性管理部115の処理の例を説明する。シーン属性管理部115は、画像がメモ画像か否かを判定する(ステップS401)。画像がメモ画像でない場合(ステップS401でNO)、シーン属性管理部115は、画像が宿泊旅行中の画像か否かを判定する(ステップS402)。画像が宿泊旅行の画像でない場合(ステップS402でNO)、シーン属性管理部115は、画像が日帰りの画像か否かを判定する(ステップS403)。画像が日帰りの画像でない場合(ステップS404でNO)、又は、画像がメモ画像である場合(ステップS401でYES)、シーン属性管理部115は、画像のシーン属性を「その他」として保存する(ステップS404)。
画像が宿泊旅行中の画像である場合(ステップS402でYES)、シーン属性管理部115は、宿泊属性の登録処理を実行する(ステップS405)。画像が日帰り旅行の画像である場合(ステップS403でYES)、シーン属性管理部115は、日帰り属性の登録処理を実行する(ステップS406)。ステップS404、ステップS405、又はステップS406の処理が終了すると、シーン属性管理部115は、画像へのシーン属性付与(登録)の処理を終了する。
図11は、対象物属性管理部およびシーン属性管理部におけるメモ画像判定処理の例を説明するフローチャートである。図11は、対象物属性管理部114およびシーン属性管理部115におけるステップS301とステップS401の処理を詳細に説明する図である。
対象物属性管理部114(ステップS301の処理の場合)は、画像がカメラで撮影された画像であるか否かを判定する(ステップS501)。画像がカメラで撮影された画像である場合(ステップS501でYES)、対象物属性管理部114は、画像がメモ画像でないと判定する(ステップS502)。画像がカメラで撮影された画像でない場合(ステップS501でNO)、対象物属性管理部114は、画像を画像にメモ属性を付与することを決定する(ステップS503)。なお、ステップS401の処理の場合は、ステップS501〜ステップS503の処理を、シーン属性管理部115が実行する。
図12は、食事画像判定処理にかかる処理の例を説明するフローチャートである。図12は、図9のステップS302の食事画像判定処理の例を詳しく説明する図である。画像解析部116は、画像解析をする(ステップS601)。対象物属性管理部114は、画像に食べ物が写っているか否かを判定する(ステップS602)。画像に食べ物が写っていない場合(ステップS602でNO)、対象物属性管理部114は、画像が食事画像でないと決定する(ステップS603)。ステップS603の処理が終了すると、対象物属性管理部114は、画像が食事画像であるか否かの判定処理を終了する。
画像に食べ物が写っている場合(ステップS602でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像が食事画像であるか否かを判定する(ステップS604)。1つ前に撮影した画像が食事画像である場合(ステップS604でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像と最新の画像の撮影に日時と場所とが関連しているか否かを判定する(ステップS605)。1つ前に撮影した画像と最新の画像の撮影に日時と場所とが関連している場合(ステップS605でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像の対象物属性と同一の属性(食事属性)を画像に付与すると決定する(ステップS606)。1つ前に撮影した画像が食事画像でない場合(ステップS604でNO)、1つ前に撮影した画像と最新の画像が関連した画像でない場合(ステップS605でNO)、対象物属性管理部114は、新しい番号を割り当てた食事属性を画像に付与すると決定する(ステップS607)。ステップS606及びステップS607において、画像に食事属性を付与することが決定すると、食事画像判定処理は終了する。
図13は、人物画像判定処理にかかる処理の例を説明するフローチャートである。図13は、図9のステップS303の人物画像判定処理の例を詳しく説明する図である。画像解析部116は、画像解析をする(ステップS701)。対象物属性管理部114は、画像に人物が写っているか否かを判定する(ステップS702)。画像に人物が写っていない場合(ステップS702でNO)、対象物属性管理部114は、画像が人物画像でないと決定する(ステップS703)。ステップS703の処理が終了すると、対象物属性管理部114は、画像が人物画像であるか否かの判定処理を終了する。
画像に人物が写っている場合(ステップS702でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像が人物画像であるか否かを判定する(ステップS704)。1つ前に撮影した画像が人物画像である場合(ステップS704でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像と最新の画像で撮影された人物の特徴が一致しているか否かを判定する(ステップS705)。1つ前に撮影した画像と最新の画像で撮影された人物の特徴が一致している場合(ステップS705でYES)、対象物属性管理部114は、1つ前に撮影した画像の対象物属性と同一の属性(人物属性)を画像に付与すると決定する(ステップS706)。1つ前に撮影した画像が人物画像でない場合(ステップS704でNO)、1つ前に撮影した画像と最新の画像で撮影された人物の特徴が一致しない場合(ステップS705でNO)、対象物属性管理部114は、新しい番号を割り当てた人物属性を画像に付与すると決定する(ステップS707)。ステップS706及びステップS707において、画像に人物属性を付与することが決定すると、人物画像判定処理は終了する。
図14は、宿泊旅行判定処理の例を説明するフローチャートである。図14は、図10のステップS402の宿泊旅行判定処理の例を詳しく説明する図である。シーン属性管理部115は、画像の活動開始位置を確認する(ステップS801)。シーン属性管理部115は、活動開始位置がホームタウン以外であるか否かを判定する(ステップS802)。活動開始位置がホームタウン以外である場合(ステップS802でNO)、シーン属性管理部115は、宿泊旅行ではないと決定する(ステップS803)。活動開始位置がホームタウン以外である場合(ステップS802でYES)、シーン属性管理部115は、画像に宿泊旅行属性を付与することを決定する(ステップS804)。ステップS803又はステップS804の処理が終了すると、シーン属性管理部115は、宿泊旅行判定処理を終了する。
図15A及び図15Bは、宿泊旅行属性の登録処理の例を説明するフローチャートである。図15は、図10のステップS405の宿泊旅行属性の登録処理の例を詳しく説明する図である。シーン属性管理部115は、処理対象の画像の1つ前に撮影した画像が、最後にホームタウンを出発した時間より後のものであるか否かを判定する(ステップS901)。処理対象の画像の1つ前に撮影した画像が最後にホームタウンを出発した時間より後のものである場合(ステップS901でYES)、シーン属性管理部115は、1つ前に撮影した画像に宿泊旅行の属性が付与されているか否かを判定する(ステップS902)。1つ前に撮影した画像に宿泊旅行の属性が付与されていない場合(ステップS902でNO)、シーン属性管理部115は、新しい宿泊旅行属性を生成する(ステップS903)。シーン属性管理部115は、処理対象の画像に宿泊旅行属性を付与する(ステップS904)。シーン属性管理部115は、処理対象の画像を、1つ前に撮影された画像を設定する(ステップS905)。シーン属性管理部115は、処理対象の画像を1つ前に撮影された画像にシフトし、ステップS901から処理を繰り返す。
1つ前に撮影した画像に宿泊旅行の属性が付与されている場合(ステップS902でYES)、シーン属性管理部115は、1つ前に撮影した画像と処理対象画像の出発地が同じか否かを判定する(ステップS906)。1つ前に撮影した画像と処理対象画像の出発地が同じ場合(ステップS906でYES)、シーン属性管理部115は、処理対象画像に1つ前に撮影した画像と同じ宿泊旅行属性の属性を付与する(ステップS907)。処理対象の画像の1つ前に撮影した画像が最後にホームタウンを出発した時間より後でない場合(ステップS901でNO)、又は、1つ前に撮影した画像と処理対象画像の出発地が同じでない場合(ステップS906でNO)、シーン属性管理部115は、新規の宿泊旅行属性を処理対象画像に付与する(ステップS908)。ステップS907又はステップS908で処理対象画像に宿泊旅行属性を付与すると、シーン属性管理部115は、宿泊旅行属性の登録処理を終了する。
図16は、日帰り旅行画像の判定処理の例を説明するフローチャートである。図16は、図10のステップS403の日帰り旅行画像の判定処理の例を詳しく説明する図である。シーン属性管理部115は、GPSから取得した位置情報に基づいて、画像の撮影された場所を確認する(ステップS1001)。シーン属性管理部115は、画像の撮影された場所が施設、イベント会場、観光スポットのいずれかであるか否かを判定する(ステップS1002)。画像の撮影された場所が施設、イベント会場、観光スポットでない場合(ステップS1002でNO)、シーン属性管理部115は、日帰り旅行ではないと決定する(ステップS1003)。画像の撮影された場所が施設、イベント会場、観光スポットである場合(ステップS1002でYES)、シーン属性管理部115は、画像に日帰り旅行属性を付与することを決定する(ステップS1004)。ステップS1003又はステップS1004の処理が終了すると、シーン属性管理部115は、日帰り旅行判定処理を終了する。
図17は、日帰り旅行の属性の登録処理の例を説明するフローチャートである。図17は、図10のステップS406の日帰り旅行属性の登録処理の例を詳しく説明する図である。シーン属性管理部115は、GPSから取得した位置情報に基づいて、画像の撮影された施設名を画像データ管理DB132に登録する(ステップS1101)。シーン属性管理部115は、1つ前に撮影された画像と最新の画像とが同一の施設内の画像であるか否かを判定する(ステップS1102)。1つ前に撮影された画像と最新の画像とが同一の施設内の画像である場合(ステップS1102でYES)、シーン属性管理部115は、最新の画像に1つ前に撮影された画像と同一の日帰り旅行属性を付与する(ステップS1103)。1つ前に撮影された画像と最新の画像とが同一の施設内の画像でない場合(ステップS1102でNO)、シーン属性管理部115は、新規の日帰り旅行属性を最新の画像に付与する(ステップS1104)。ステップS1103又はステップS1104の処理が終了すると、シーン属性管理部115は、日帰り旅行属性の登録処理を終了する。
図18は、画像閲覧時の制御部の処理の例を説明するフローチャートである。表示部121は、入力部122に入力される画像を表示させる操作により、画像を表示する(ステップS1201)。認証部117は、カメラにより携帯端末100の閲覧者の顔を認証する(ステップS1202)。顔認証部117は、所有者以外(予め指定されたユーザ以外)が写っているか否かを判定する(ステップS1203)。所有者以外が写っていない場合(ステップS1203でNO)、画像データアクセス制御部118は、表示する画像にアクセス制限をかけない(ステップS1204)。
所有者以外が写っている場合(ステップS1203でYES)、画像データアクセス制御部118は、閲覧モードがシーンモードであるか否かを判定する(ステップS1205)。閲覧モードがシーンモードである場合(ステップS1205でYES)、画像データアクセス制御部118は、画像のシーン属性に基づいて表示する画像を制限する(ステップS1206)。閲覧モードが対象物モードである場合(ステップS1205でNO)、画像データアクセス制御部118は、画像の対象物属性に基づいて表示する画像を制限する(ステップS1207)。
制御部110は、様々な画像データが保存されている携帯端末100を所有者が知人へ画像データを見せるために、一時的に手渡したり、一緒に閲覧したりするケースにおいて、所有者が望まない画像データを表示しないようにする制御をする。具体的には、所有者又は知人などの操作により表示部121に新規画像が表示される場合、認証部117は、カメラで携帯端末100を使用している人物を撮影し、その人物が予め登録されている携帯端末100の利用者本人(すなわち、所有者)であるか否かを認証する。カメラで撮影された人物が携帯端末100の所有者でない場合、画像データアクセス制御部118は、表示部121に表示させる画像を制御する。あるいは、認証部117は、カメラにより得られた画像中に存在する人物の中に、携帯端末100の所有者以外の人物が存在するか否かを認証してもよい。この場合、携帯端末100の所有者以外の人物が写っていれば、画像データアクセス制御部118は、表示部121に表示される画像を制限する。
100 携帯端末
110 制御部
111 端末動作監視部
112 活動情報記録部
113 画像データ管理情報制御部
114 対象物属性管理部
115 シーン属性管理部
116 画像解析部
117 認証部
118 画像データアクセス制御部
120 タッチパネル
121 表示部
122 入力部
130 記憶部
131 画像データ
132 画像データ管理情報DB
133 活動情報DB

Claims (9)

  1. 画像を表示する表示部を備える画像表示装置であって、
    画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶する記憶部と、
    前記画像を前記表示部に表示する指示が与えられた場合に、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をする認証部と、
    前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記表示部への前記画像の表示を制限する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像表示装置の閲覧者を撮影するカメラを、更に備え、
    前記認証部は、
    前記画像を前記表示部に表示する指示が与えられた場合に、前記画像を解析することにより、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているか否かを認証する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記属性情報は、
    前記画像を解析した結果で得られる対象物属性を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記属性情報は、
    前記画像表示装置の位置情報に基づいて得られるシーン属性を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御部は、
    前記表示部に第1の画像が表示されている状態において、第2の画像を前記表示部に表示させる指示が与えられたときに、前記第1の画像の属性と前記第2の画像の属性とが異なっている場合に、前記表示部への前記第2の画像の表示を制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記制御部は、
    前記画像表示装置の閲覧者の全員が予め指定されたユーザである場合に、前記表示部へ前記画像を表示する制御をする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 表示する画像を制御する画像表示制御装置であって、
    画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶する記憶部と、
    前記画像を表示する表示部に画像を表示する指示が与えられた場合に、前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をする認証部と、
    前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記表示部への前記画像の表示を制限する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像表示制御装置。
  8. 画面に表示させる画像を制御する画像表示制御プログラムあって、
    画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶し、
    前記画像を前記画面に表示する指示が与えられた場合に、画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をし、
    前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記画面への前記画像の表示を制限する、処理を画像表示装置に実行させる
    ことを特徴とする画像表示制御プログラム。
  9. 画面に表示させる画像を制御する画像表示制御方法あって、
    画像と、前記画像に付与された属性情報を記憶し、
    前記画像を前記画面に表示する指示が与えられた場合に、画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザが含まれているか否かの認証をし、
    前記画像表示装置の閲覧者の中に予め指定されたユーザ以外のユーザが含まれているときに、前記属性情報に基づいて、前記画面への前記画像の表示を制限する、
    ことを特徴とする画像表示制御方法。
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