JPWO2018020650A1 - ステータ及びモータ - Google Patents

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Abstract

上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータは、周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、前記複数のティースのそれぞれに導線が巻かれた複数のコイルと、を有する。前記複数のコイルは、U相、V相及びW相の3相の各コイル群と、同一相同士の前記コイルを中継する渡り線と、を有する。前記ステータコアの上側及び下側のそれぞれにおいて、一の相の前記渡り線は、他の相の前記渡り線と周方向に離れた領域に配置される。

Description

本発明は、ステータ及びモータに関する。
特開2015−211587号公報には、円柱状のロータと、ロータが配置される空間を中央部に有するステータと、を備えるブラシレスモータが開示される。ステータは、環状のステータコアと、ステータコアの内周側に、周方向に順に設けられている第1〜第12のティースと、を有する。第1〜第12のティースのそれぞれに導体が巻き付けられて第1〜第12のコイルが形成される。第1〜第12のコイルには、U相を構成するコイルと、V相を構成するコイルと、W相を構成するコイルが含まれる。
各相は、同一相の2つのコイルを結ぶ渡り線を有する。各相の渡り線は、ステータコアの軸方向両端面の一方の端面の外縁部に配置されている。各相の渡り線は、互いに交差しないように配置されている。複数の渡り線は、軸方向から見て一部が重畳しているが、軸方向に異なる位置に配置されることによって、各相の渡り線は互いに接触しない。
特開2015−211587号公報
渡り線同士の接触を避ける手法として、特許文献1のように渡り線の軸方向の高さ位置を変えることは有効である。ただし、この手法では、モータの軸方向の厚みが厚くなる可能性がある。また、渡り線同士の接触を避けるために絶縁チューブ等の絶縁部材を渡り線の周りに配置すると、ステータの製造時における作業負担が増える可能性がある。
そこで、本発明は、渡り線同士の接触が生じ難く、小型化を図ることができるステータ及びモータを提供することを目的とする。
本発明の例示的なステータは、上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータであって、周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、前記複数のティースのそれぞれに導線が巻かれた複数のコイルと、を有する。前記複数のコイルは、U相、V相及びW相の3相の各コイル群と、同一相同士の前記コイルを中継する渡り線と、を有する。前記ステータコアの上側及び下側のそれぞれにおいて、一の相の前記渡り線は、他の相の前記渡り線と周方向に離れた領域に配置される。
本発明の例示的なモータは、上述した本発明の例示的なステータと、前記ステータと対向するロータと、を有する。
例示的な本発明によれば、渡り線同士の接触が生じ難く、小型化を図ることができるステータ及びモータを提供できる。
図1は、本発明の実施形態に係るモータの概略断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るステータが有するステータコアの概略平面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るステータの概略平面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るステータの配線図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るステータが有する複数のコイルの結線構造を示す模式図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係るステータの変形例における配線図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係るステータが有する複数のコイルの結線構造の変形例を示す模式図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係るステータの配線図である。 図9は、本発明の第2実施形態に係るステータが有する複数のコイルの結線構造を示す模式図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係るステータが有する複数のコイルの結線構造の変形例を示す模式図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書では、図1に示すモータの中心軸Aの延びる方向を単に「軸方向」と呼び、モータの中心軸Aを中心とする径方向及び周方向を単に「径方向」及び「周方向」と呼ぶことにする。同様にして、ステータについても、モータ内に組み込まれた状態においてモータの軸方向、径方向及び周方向と一致する方向を単に「軸方向」、「径方向」及び「周方向」と呼ぶことにする。本明細書では、図1に示す方向にモータを配置した場合の軸方向を上下方向と定義する。なお、上下方向は単に説明のための用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。
<1.モータ及びステータの概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係るモータ1の概略断面図である。モータ1は電動ブレーキブースターに用いられる。モータ1はブラシレスモータである。モータ1は、ステータ10と、ロータ20と、バスバー30と、を有する。
ステータ10は、上下方向に延びる中心軸Aを中心とする環状に設けられる。ステータ10は、ステータコア11と、複数のコイルCとを有する。図2は、本発明の実施形態に係るステータ10が有するステータコア11の概略平面図である。図3は、本発明の実施形態に係るステータ10の概略平面図である。
図2に示すように、ステータコア11は、周方向に配列された複数のティースTを有する。ステータコア11は、円環状のコアバック111を有する。複数のティースTは、コアバック111から径方向内方に突出する。ステータコア11は、複数の磁性鋼板が軸方向に積層されて構成される。ただし、ステータコア11は、例えば、1つの部材で構成されてもよいし、複数の部材を組み合わせて構成されてもよい。図3に示すように、複数のコイルCは、複数のティースTのそれぞれに導線が巻かれて構成される。詳細には、ステータ10は、図1及び図3に示すように、複数のティースTを覆うインシュレータ12を有する。インシュレータ12は、例えば樹脂等の絶縁部材である。コイルCは、インシュレータ12を介してティースTに導線が巻かれて構成される。
本実施形態においては、ステータコア11は、周方向に順に配列された第1〜第12ティースT1〜T12を有する。すなわち、ティースTの数は12である。第1〜第12ティースT1〜T12は、周方向に等間隔に配列される。ステータ10は、第1〜第12ティースT1〜T12のそれぞれに導線が巻かれた第1〜第12コイルC1〜C12を有する。すなわち、コイルCの数は12である。
ロータ20はステータ10と対向する。詳細には、ロータ20の外周面は、ステータ10の内周面と対向する。ロータ20は、中心軸Aを中心として回転する。ロータ20は、柱状のシャフト21と、円筒状のロータコア22と、マグネット23とを有する。シャフト21は、中心軸Aに沿って延びる。ロータコア22は、シャフト21の径方向外方に配置される。ロータコア22は、例えば複数の磁性鋼板を積層して構成される。マグネット23は、ロータコア22の外周面に固定される。シャフト21は、ロータコア22の上下に配置されるベアリング24によって回転可能に支持される。
バスバー30は、ステータ20と電気的に接続される。バスバー30には、コイルCから引き出された引出線が接続される。本実施形態においては、バスバー30は、例えば、インサート成型によって絶縁性の樹脂によって保持される。絶縁性の樹脂とバスバー30とで構成されるバスバーユニット31は、略円環状に設けられ、ステータ10の上側に配置される。バスバー30が設けられることにより、コイルCから引き出された引出線の結線処理が複雑になることを避けることができる。コイルCとバスバー30の関係の詳細については後述する。
モータ1は、その他、軸方向に延びる有底略円筒形のハウジング40を有する。ハウジング40は、ステータ10より径方向外方に配置され、ステータ10を囲む。ハウジング40の底壁の中央部には、2つのベアリング24のうちの下側のベアリング24が固定される。上側のベアリング24は、ハウジング40内に配置される中蓋41の中央部に固定される。
なお、中蓋41の上には、ギアにより構成されるプランジャ50が配置される。モータ1の回転運動がプランジャ50によって直線運動に変換されてピストン(図示せず)を押圧しブレーキに必要な負圧を発生させる。
<2.コイルの結線構造>
<2−1.第1実施形態>
図4は、本発明の第1実施形態に係るステータ10の配線図である。図4に示すように、ステータ10においては、複数のコイルCはデルタ結線される。複数のコイルCは、U相、V相及びW相の3相の各コイル群UG、VG、WGを有する。本実施形態では、第1コイルC1、第4コイルC4、第7コイルC7及び第10コイルC10は、U相コイル群UGを構成する。第2コイルC2、第5コイルC5、第8コイルC8及び第11コイルC11は、V相コイル群VGを構成する。第3コイルC3、第6コイルC6、第9コイルC9及び第12コイルC12は、W相コイル群WGを構成する。
ステータ10においては、3相の各コイルCがU相、V相、W相の順番で周方向に並ぶ。3相の各コイル群UG、VG、WGは、2つのコイルCが直列接続されたコイル組CSを有する。本実施形態では、ステータ10は6つのコイル組CSを有する。各コイル群UG、VG、WGは、2つのコイル組CSを有する。3相の各コイル群UG、VG、WGは、コイル組CSが2つ並列接続された構成である。本実施形態の構成では、コイルCの数が12とされ、コイルCが周方向にU相、V相、W相の順番で繰り返し並ぶために、モータ1の磁気バランスを良くすることができ、効率の良いモータ1を製造できる。
詳細には、U相コイル群UGにおいては、第1コイルC1と第4コイルC4、及び、第7コイルC7と第10コイルC10が、それぞれコイル組CSを構成する。これら2つのコイル組CSは、第1コイルC1と第10コイルC10、及び、第4コイルC4と第7コイルC7がそれぞれ電気的に接続されて並列接続になる。
V相コイル群VGにおいては、第2コイルC2と第11コイルC11、及び、第5コイルC5と第8コイルC8が、コイル組CSを構成する。これら2つのコイル組CSは、第2コイルC2と第5コイルC5、及び、第8コイルC8と第11コイルC11がそれぞれ電気的に接続されて並列接続になる。
W相コイル群WGにおいては、第3コイルC3と第6コイルC6、及び、第9コイルC9と第12コイルC12が、それぞれコイル組CSを構成する。これら2つのコイル組CSは、第3コイルC3と第12コイルC12、及び、第6コイルC6と第9コイルC9がそれぞれ電気的に接続されて並列接続になる。
図5は、本発明の第1実施形態に係るステータ10が有する複数のコイルCの結線構造を示す模式図である。図5の左右方向は周方向に該当する。複数のコイルCは、全て同一方向に導線を巻いて構成される。本実施形態では、複数のコイルCは、いずれも反時計回り方向に導線が巻かれている。ただし、複数のコイルCは、時計回り方向に導線が巻かれてもよい。導線は、例えば円環状のステータに巻き付けられる。ただし、導線は直線状のステータに巻き付けられ、その後、円環状のステータが形成されてもよい。また、導線は、複数に分割されたコア要素に巻き付けられ、その後、円環状のステータが形成されてもよい。複数のコイルCは、同一相同士のコイルCを中継する渡り線CWを有する。本実施形態では、各コイル組CSを構成する2つのコイルCは、一本の導線によって形成される。このために、コイル組CS毎に一本の渡り線CWが存在する。本実施形態では、6本の渡り線CWが存在する。
直列接続される第1コイルC1と第4コイルC4の組は、第1U相渡り線CW_U1と、第1引出線L1と、第4引出線L4とを有する。第1U相渡り線CW_U1は、ステータコア11の上下一方側に配置されて両コイルC1、C4を中継する。本実施形態では、第1U相渡り線CW_U1は、ステータコア11の下側に配置される。第1U相渡り線CW_U1は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第1U相渡り線CW_U1はインシュレータ12の一部に支持されてもよい。第1引出線L1は第1コイルC1から引き出される。第4引出線L4は第4コイルC4から引き出される。
直列接続される第7コイルC7と第10コイルC10の組は、第2U相渡り線CW_U2と、第7引出線L7と、第10引出線L10とを有する。第2U相渡り線CW_U2は、ステータコア11の上下他方側に配置されて両コイルC7、C10を中継する。本実施形態では、第2U相渡り線CW_U2は、ステータコア11の上側に配置される。第2U相渡り線CW_U2は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第2U相渡り線CW_U2は、インシュレータ12の一部に支持されてもよい。第7引出線L7は第7コイルC7から引き出される。第10引出線L10は第10コイルC10から引き出される。
直列接続される第5コイルC5と第8コイルC8の組は、第1V相渡り線CW_V1と、第5引出線L5と、第8引出線L8とを有する。第1V相渡り線CW_V1は、ステータコア11の上下一方側に配置されて両コイルC5、C8を中継する。本実施形態では、第1V相渡り線CW_V1は、ステータコア11の下側に配置される。第1V相渡り線CW_V1は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第1V相渡り線CW_V1は、インシュレータ12の一部に支持されてもよい。第5引出線L5は第5コイルC5から引き出される。第8引出線L8は第8コイルC8から引き出される。
直列接続される第2コイルC2と第11コイルC11の組は、第2V相渡り線CW_V2と、第2引出線L2と、第11引出線L11とを有する。第2V相渡り線CW_V2は、ステータコア11の上下他方側に配置されて両コイルC2、C11を中継する。本実施形態では、第2V相渡り線CW_V2は、ステータコア11の上側に配置される。第2V相渡り線CW_V2は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第2V相渡り線CW_V2は、インシュレータ12の一部に支持されてもよい。第2引出線L2は第2コイルC2から引き出される。第11引出線L11は第11コイルC11から引き出される。
直列接続される第9コイルC9と第12コイルC12の組は、第1W相渡り線CW_W1と、第9引出線L9と、第12引出線L12とを有する。第1W相渡り線CW_W1は、ステータコア11の上下一方側に配置されて両コイルC9、C12を中継する。本実施形態では、第1W相渡り線CW_W1は、ステータコア11の下側に配置される。第1W相渡り線CW_W1は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第1W相渡り線CW_W1は、インシュレータ12の一部に支持されてもよい。第9引出線L9は第9コイルC9から引き出される。第12引出線L12は第12コイルC12から引き出される。
直列接続される第3コイルC3と第6コイルC6の組は、第2W相渡り線CW_W2と、第3引出線L3と、第6引出線L6とを有する。第2W相渡り線CW_W2は、ステータコア11の上下他方側に配置されて両コイルC3、C6を中継する。本実施形態では、第2W相渡り線CW_W2は、ステータコア11の上側に配置される。第2W相渡り線CW_W2は、例えばインシュレータ12の径方向の外周面に沿って配置される。第2W相渡り線CW_W2は、インシュレータ12の一部に支持されてもよい。第3引出線L3は第3コイルC3から引き出される。第6引出線L6は第6コイルC6から引き出される。
本実施形態では、ステータコア11の下側において、第1U相渡り線CW_U1、第1V相渡り線CW_V1及び第1W相渡り線CW_W1は、周方向において互いに離れた領域に配置される。また、ステータコア11の上側において、第2U相渡り線CW_U2、第2V相渡り線CW_V2及び第2W相渡り線CW_W2は、周方向において互いに離れた領域に配置される。すなわち、ステータコア11の上側及び下側のそれぞれにおいて、一の相の渡り線CWは、他の相の渡り線CWと周方向に離れた領域に配置される。一の相の渡り線CWは、周方向において、他の相の渡り線と重ならない。
ステータ10においては、ステータコア11の上下で、3相の渡り線CWが周方向において互いに重ならないために、渡り線CW同士の接触が生じる可能性を低減できる。このために、渡り線CWの絶縁を確保するための絶縁チューブ等の部品の使用を省略することができる。また、渡り線CW同士の接触を避けるために、各相の渡り線CWが設けられる上下方向の位置をずらす必要がなく、ステータ10及びモータ1の小型化を図ることができる。本実施形態の構成によれば、渡り線CWの配置を単純化できるために、自動化ラインの利用が可能である。本実施形態の構成によれば、簡易に導線をステータコア11に巻くことができるために製造コストを低減することができる。なお、渡り線CWは、ステータ10の径方向外側の外縁部に配置されてもよいし、径方向内側の内縁部に配置されてもよい。また、ステータ10の軸方向両端面の一方に配置されてもよい。
複数のコイルCから上下方向に引き出される引出線Lは、全て同一方向に引き出されている。本実施形態では、上下方向に引き出される第1〜第12引出線L1〜L12は全て同一方向に引き出される。詳細には、第1〜第12引出線L1〜L12の全ては上側に引き出される。このような構成では、引出線Lを接続するバスバー30をステータコア11の上側か下側のいずれか一方に纏めて配置することができる。本実施形態では、バスバー30は、ステータコア11の上側に纏めて配置される。
詳細には、バスバー30は、第1バスバー301と、第2バスバー302と、第3バスバー303とを有する。第1バスバー301は、第1引出線L1、第8引出線L8、第10引出線L10及び第11引出線L11と接続される。第2バスバー302は、第2引出線L2、第3引出線L3、第5引出線L5及び第12引出線L12と接続される。第3バスバー303は、第4引出線L4、第6引出線L6、第7引出線L7及び第9引出線L9と接続される。これにより、第1〜第12コイルC1〜C12はデルタ結線される。第1バスバー301、第2バスバー302及び第3バスバー303は、互いに電気的に接続されることなく、バスバーユニット31に保持される。本実施形態では、第1バスバー301、第2バスバー302及び第3バスバー303は径方向の位置をずらした状態で、バスバーユニット31に保持される。
本実施形態では、コイル組CSにおいて、渡り線CWは、周方向に並ぶ2つのコイルCの周方向外側同士を繋いでいる。この構成は、6つのコイル組CSの全てに当てはまる。このような構成とすると、導線にテンションをかけた状態で各コイルCを形成し易く、コイルCを形成した後に導線が緩む可能性を低減することができる。
図6は、本発明の第1実施形態に係るステータ10の変形例における配線図である。図7は、本発明の第1実施形態に係るステータ10が有する複数のコイルCの結線構造の変形例を示す模式図である。図7の左右方向は周方向に該当する。図6及び図7に示す変形例においても、複数のコイルCはデルタ結線される。図6及び図7に示す変形例の結線構造は、概ね上述した第1実施形態の構成と同じであるが一部の構造が異なる。以下、異なる部分に絞って説明する。
U相コイル群UGにおいては、第1コイルC1と第4コイルC4、及び、第7コイルC7と第10コイルC10が、それぞれコイル組CSを構成する。この点、上述した第1実施形態の構成と同じである。ただし、これら2つのコイル組CSは、第1コイルC1と第7コイルC7、及び、第4コイルC4と第10コイルC10がそれぞれ電気的に接続されて並列接続とされる。すなわち、並列接続の仕方が上述した第1実施形態の構成と異なる。
V相コイル群VGにおいては、第2コイルC2と第11コイルC11、及び、第5コイルC5と第8コイルC8が、コイル組CSを構成する。この点、上述した第1実施形態の構成と同じである。ただし、これら2つのコイル組CSは、第2コイルC2と第8コイルC8、及び、第5コイルC5と第11コイルC11がそれぞれ電気的に接続されて並列接続とされる。すなわち、並列接続の仕方が上述した第1実施形態の構成と異なる。
W相コイル群WGにおいては、第3コイルC3と第6コイルC6、及び、第9コイルC9と第12コイルC12が、それぞれコイル組CSを構成する。この点、上述した第1実施形態の構成と同じである。ただし、これら2つのコイル組CSは、第3コイルC3と第9コイルC9、及び、第6コイルC6と第12コイルC12がそれぞれ電気的に接続されて並列接続とされる。すなわち、並列接続の仕方が上述した第1実施形態の構成と異なる。
図7に示すように、第1〜第12引出線L1〜L12の全ては上側に引き出される点は、上述した第1実施形態の構成と同じである。ただし、第1〜第12引出線L1〜L12が接続されるバスバー30の組み合わせが、上述した第1実施形態の構成と異なる。第1バスバー301は、第1引出線L1、第2引出線L2、第7引出線L7及び第8引出線L8と接続される。第2バスバー302は、第5引出線L5、第6引出線L6、第11引出線L11及び第12引出線L12と接続される。第3バスバー303は、第3引出線L3、第4引出線L4、第9引出線L9及び第10引出線L10と接続される。
第2コイルC2と第11コイルC11のコイル組、第3コイルC3と第6コイルC6のコイル組、及び、第7コイルC7と第10コイルC10のコイル組において、渡り線CWは、周方向に並ぶ2つのコイルCの周方向内側同士を繋いでいる。すなわち、変形例においては、一部のコイル組CSにおいて、渡り線CWは、周方向に並ぶ2つのコイルCの周方向外側同士を繋ぐという構成になっていない。この点、上述した第1実施形態の構成と異なる。
変形例の構成においても、ステータコア11の上下で、一の相の渡り線CWは、他の相の渡り線CWと周方向に離れた領域に配置される。すなわち、ステータコア11の上下で、3相の渡り線CWが周方向において互いに重ならないために、渡り線CW同士の接触が生じる可能性を低減できる。このために、渡り線CWの絶縁を確保するための絶縁チューブ等の部品の使用を省略することができる。また、渡り線CW同士の接触を避けるために、各相の渡り線CWが設けられる上下方向の位置をずらす必要がなく、ステータ10及びモータ1の小型化を図ることができる。また、引出線Lの全てが上側に引き出されているために、バスバー30をステータコア11の上側に纏めて配置することができる。
<2−2.第2実施形態>
第2実施形態のコイルの結線構造の説明にあたって、第1実施形態と重複する内容については、特に説明の必要がない場合には説明を省略する。
図8は、本発明の第2実施形態に係るステータ10の配線図である。図8に示すように、ステータ10においては、複数のコイルCはスター結線される。複数のコイルCは、U相、V相及びW相の3相のコイル群UG、VG、WGを有する。各相のコイル群UG、VG、WGを構成するコイルCは、第1実施形態と同じである。また、コイル組CSを構成するコイルCの組み合わせも第1実施形態と同じである。更に、各コイル組CSが並列接続される構成についても第1実施形態と同様である。これらの詳細説明については省略する。
図9は、本発明の第2実施形態に係るステータ10が有する複数のコイルCの結線構造を示す模式図である。図9の左右方向は周方向に該当する。第1実施形態と同様に、複数のコイルCは、全て同一方向に導線を巻いて構成される。本実施形態では、複数のコイルCは、いずれも反時計回り方向に導線が巻かれている。各コイル組CSは、第1実施形態と同じ渡り線CWと引出線Lとを有する。これらの詳細説明については省略する。ただし、各コイル組CSから引き出される引出線Lの方向、及び、各引出線Lが接続されるバスバー30の構成が異なる。以下の、この異なる点について説明する。
第2実施形態では、複数のコイルCから上下方向に引き出される引出線Lのうち、中性点に接続される引出線と、その他の引出線とは、逆方向に引き出されている。詳細には、上下方向に引き出される第1〜第12引出線L1〜L12のうち、第1、第2、第5、第6、第9及び第10引出線と、第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線とは逆方向に引き出されている。本実施形態では、第1、第2、第5、第6、第9及び第10引出線は上側に引き出される。第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線は下側に引き出される。
第2実施形態では、バスバー30は、第1バスバー304と、第2バスバー305と、第3バスバー306と、第4バスバー307とを有する。第1バスバー304は、第1引出線L1及び第10引出線L10と接続される。第2バスバー305は、第2引出線L2及び第5引出線L5と接続される。第3バスバー306は、第6引出線L6及び第9引出線L9と接続される。第4バスバー307は、第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線L3、L4、L7、L8、L11、L12と接続される。第4バスバー307は、中性点用のバスバーである。これにより、第1〜第12コイルC1〜C12はスター結線される。第1、第2及び第3バスバー304〜306は、互いに電気的に接続されることなく、ステータコア11の上側に配置されるバスバーユニット31に保持される。本実施形態では、3つのバスバー304〜306は径方向の位置をずらした状態で、バスバーユニット31に保持される。第4バスバー307は、ステータコア11の下側に配置される。第4バスバー307も、樹脂によって支持されてよい。
第2実施形態の構成においても、ステータコア11の上下で、一の相の渡り線CWは、他の相の渡り線CWと周方向に離れた領域に配置される。すなわち、ステータコア11の上下で、3相の渡り線CWが周方向において互いに重ならないために、渡り線CW同士の接触が生じる可能性を低減できる。また、全てのコイル組CSにおいて、渡り線CWは、周方向に並ぶ2つのコイルCの周方向外側同士を繋いでいる。このために、導線にテンションをかけた状態で各コイルCを形成し易く、コイルCを形成した後に導線が緩む可能性を低減することができる。
図10は、本発明の第2実施形態に係るステータ10が有する複数のコイルCの結線構造の変形例を示す模式図である。図10の左右方向は周方向に該当する。変形例のコイルCの結線構造は、概ね上述した第2実施形態の構成と同じであるが一部の構造が異なる。以下、異なる部分に絞って説明する。
図10に示す変形例では、複数のコイルCから上下方向に引き出される引出線Lは、全て同一方向に引き出されている。詳細には、上下方向に引き出される第1〜第12引出線L1〜L12は全て同一方向に引き出される。本実施形態では、第1〜第12引出線L1〜L12はいずれも上側に引き出される。この点が上述した第2実施形態の構成と異なる。当該構成の違いにより、変形例の構成では、引出線Lを接続するバスバー30をステータコア11の上下の一方側に纏めて配置することができる。
なお、変形例の構成では、第4バスバー307もステータコア11の上側に配置されるために、第4バスバー307もバスバーユニット31に保持される。4つのバスバー307は、互いに電気的に接続されることなくバスバーユニット31に保持される。
変形例の構成においても、ステータコア11の上下で、3相の渡り線CWが周方向において互いに重ならないために、渡り線CW同士の接触が生じる可能性を低減できる。また、全てのコイル組CSにおいて、渡り線CWは、周方向に並ぶ2つのコイルCの周方向外側同士を繋いでいる。このために、導線にテンションをかけた状態で各コイルCを形成し易く、コイルCを形成した後に導線が緩む可能性を低減することができる。
<変形例等>
以上に示した実施形態の構成は、本発明の例示にすぎない。実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。複数の実施形態及び各実施形態における変形例等は可能な範囲で組み合わせて実施することもできる。
以上においては、本発明のモータ及びステータコアが、電動ブレーキブースターに適用される場合を示した。ただし、これは例示にすぎず、本発明は、例えば電動パワーステアリング装置、ポンプ、アンチロックブレーキシステム等、他の用途にも広く適用できる。
本発明は、例えば家電、自動車、船舶、航空機、列車等に利用されるモータに広く適用することができる。
1・・・モータ
10・・・ステータコア
20・・・ロータ
30・・・バスバー
301、304・・・第1バスバー
302、305・・・第2バスバー
303、306・・・第3バスバー
307・・・第4バスバー
A・・・中心軸
C・・・コイル
CS・・・コイル組
CW・・・渡り線
L・・・引出線
T・・・ティース
UG・・・U相コイル群
VG・・・V相コイル群
WG・・・W相コイル群

Claims (11)

  1. 上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータであって、
    周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、
    前記複数のティースのそれぞれに導線が巻かれた複数のコイルと、
    を有し、
    前記複数のコイルは、
    U相、V相及びW相の3相の各コイル群と、
    同一相同士の前記コイルを中継する渡り線と、
    を有し、
    前記ステータコアの上側及び下側のそれぞれにおいて、一の相の前記渡り線は、他の相の前記渡り線と周方向に離れた領域に配置される、ステータ。
  2. 前記3相の各コイル群は、2つの前記コイルが直列接続されたコイル組を有し、
    前記コイル組において、前記渡り線は、周方向に並ぶ前記2つのコイルの周方向外側同士を繋いでいる、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記ティース及び前記コイルの数は12であり、
    前記3相の各コイル群は、2つの前記コイルが直列接続されたコイル組が2つ並列接続された構成であり、
    前記3相の各コイルが、U相、V相、W相の順番で周方向に並んでいる、請求項1又は2に記載のステータ。
  4. 前記複数のコイルはデルタ結線され、
    前記複数のコイルから上下方向に引き出される引出線は、全て同一方向に引き出されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のステータ。
  5. 前記複数のコイルがスター結線され、
    前記複数のコイルから上下方向に引き出される引出線は、全て同一方向に引き出されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のステータ。
  6. 前記複数のコイルがスター結線され、
    前記複数のコイルから上下方向に引き出される引出線のうち、中性点に接続される引出線と、その他の前記引出線とは、逆方向に引き出されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のステータ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のステータと、
    前記ステータと対向するロータと、
    を有する、モータ。
  8. 前記コイルから引き出された引出線を接続するバスバーを更に有する、請求項7に記載のモータ。
  9. モータであって、
    上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータと、
    前記ステータと対向するロータと、
    前記ステータと電気的に接続されるバスバーと、
    を有し、
    前記ステータは、
    周方向に順に配列された第1〜第12ティースを有するステータコアと、
    前記第1〜第12ティースのそれぞれに導線が巻かれた第1〜第12コイルと、
    を有し、
    前記第1コイル、第4コイル、第7コイル及び第10コイルはU相コイル群を構成し、
    前記第2コイル、第5コイル、第8コイル及び第11コイルはV相コイル群を構成し、
    前記第3コイル、第6コイル、第9コイル及び第12コイルはW相コイル群を構成し、
    直列接続される前記第1コイル及び前記第4コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1U相渡り線と、
    前記第1コイルから引き出される第1引出線と、
    前記第4コイルから引き出される第4引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第7コイル及び前記第10コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2U相渡り線と、
    前記第7コイルから引き出される第7引出線と、
    前記第10コイルから引き出される第10引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第5コイル及び前記第8コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1V相渡り線と、
    前記第5コイルから引き出される第5引出線と、
    前記第8コイルから引き出される第8引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第2コイル及び前記第11コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2V相渡り線と、
    前記第2コイルから引き出される第2引出線と、
    前記第11コイルから引き出される第11引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第9コイル及び前記第12コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1W相渡り線と、
    前記第9コイルから引き出される第9引出線と、
    前記第12コイルから引き出される第12引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第3コイル及び前記第6コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2W相渡り線と、
    前記第3コイルから引き出される第3引出線と、
    前記第6コイルから引き出される第6引出線と、
    を有し、
    上下方向に引き出される前記第1〜第12引出線は全て同一方向に引き出され、
    前記バスバーは、
    前記第1引出線、前記第8引出線、前記第10引出線、及び、前記第11引出線と接続される第1バスバーと、
    前記第2引出線、前記第3引出線、前記第5引出線、及び、前記第12引出線と接続される第2バスバーと、
    前記第4引出線、前記第6引出線、前記第7引出線、及び、前記第9引出線と接続される第3バスバーと、
    を有する、モータ。
  10. モータであって、
    上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータと、
    前記ステータと対向するロータと、
    前記ステータと電気的に接続されるバスバーと、
    を有し、
    前記ステータは、
    周方向に順に配列された第1〜第12ティースを有するステータコアと、
    前記第1〜第12ティースのそれぞれに導線が巻かれた第1〜第12コイルと、
    を有し、
    前記第1コイル、第4コイル、第7コイル及び第10コイルはU相コイル群を構成し、
    前記第2コイル、第5コイル、第8コイル及び第11コイルはV相コイル群を構成し、
    前記第3コイル、第6コイル、第9コイル及び第12コイルはW相コイル群を構成し、
    直列接続される前記第1コイル及び前記第4コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1U相渡り線と、
    前記第1コイルから引き出される第1引出線と、
    前記第4コイルから引き出される第4引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第7コイル及び前記第10コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2U相渡り線と、
    前記第7コイルから引き出される第7引出線と、
    前記第10コイルから引き出される第10引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第5コイル及び前記第8コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1V相渡り線と、
    前記第5コイルから引き出される第5引出線と、
    前記第8コイルから引き出される第8引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第2コイル及び前記第11コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2V相渡り線と、
    前記第2コイルから引き出される第2引出線と、
    前記第11コイルから引き出される第11引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第9コイル及び前記第12コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1W相渡り線と、
    前記第9コイルから引き出される第9引出線と、
    前記第12コイルから引き出される第12引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第3コイル及び前記第6コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2W相渡り線と、
    前記第3コイルから引き出される第3引出線と、
    前記第6コイルから引き出される第6引出線と、
    を有し、
    上下方向に引き出される第1〜第12引出線のうち、前記第1、第2、第5、第6、第9及び第10引出線と、前記第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線とは逆方向に引き出され、
    前記バスバーは、
    前記第1引出線及び前記第10引出線と接続される第1バスバーと、
    前記第2引出線及び前記第5引出線と接続される第2バスバーと、
    前記第6引出線及び前記第9引出線と接続される第3バスバーと、
    前記第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線と接続される中性点点用の第4バスバーと、
    を有する、モータ。
  11. モータであって、
    上下方向に延びる中心軸を中心とする環状のステータと、
    前記ステータと対向するロータと、
    前記ステータと電気的に接続されるバスバーと、
    を有し、
    前記ステータは、
    周方向に順に配列された第1〜第12ティースを有するステータコアと、
    前記第1〜第12ティースのそれぞれに導線が巻かれた第1〜第12コイルと、
    を有し、
    前記第1コイル、第4コイル、第7コイル及び第10コイルはU相コイル群を構成し、
    前記第2コイル、第5コイル、第8コイル及び第11コイルはV相コイル群を構成し、
    前記第3コイル、第6コイル、第9コイル及び第12コイルはW相コイル群を構成し、
    直列接続される前記第1コイル及び前記第4コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1U相渡り線と、
    前記第1コイルから引き出される第1引出線と、
    前記第4コイルから引き出される第4引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第7コイル及び前記第10コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2U相渡り線と、
    前記第7コイルから引き出される第7引出線と、
    前記第10コイルから引き出される第10引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第5コイル及び前記第8コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1V相渡り線と、
    前記第5コイルから引き出される第5引出線と、
    前記第8コイルから引き出される第8引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第2コイル及び前記第11コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2V相渡り線と、
    前記第2コイルから引き出される第2引出線と、
    前記第11コイルから引き出される第11引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第9コイル及び前記第12コイルの組は、
    前記ステータコアの上下一方側に配置されて両コイルを中継する第1W相渡り線と、
    前記第9コイルから引き出される第9引出線と、
    前記第12コイルから引き出される第12引出線と、
    を有し、
    直列接続される前記第3コイル及び前記第6コイルの組は、
    前記ステータコアの上下他方側に配置されて両コイルを中継する第2W相渡り線と、
    前記第3コイルから引き出される第3引出線と、
    前記第6コイルから引き出される第6引出線と、
    を有し、
    上下方向に引き出される前記第1〜第12引出線は全て同一方向に引き出され、
    前記バスバーは、
    前記第1引出線及び前記第10引出線と接続される第1バスバーと、
    前記第2引出線及び前記第5引出線と接続される第2バスバーと、
    前記第6引出線及び前記第9引出線と接続される第3バスバーと、
    前記第3、第4、第7、第8、第11及び第12引出線と接続される中性点用の第4バスバーと、
    を有する、モータ。
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