JPWO2017221355A1 - 形状推定装置 - Google Patents
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Abstract
形状推定装置は、複数の形状検出部の各々に応じた波長についての検出される光量が前記複数の形状検出部の各々の形状に応じて異なるように構成された形状推定用センサ部を用いて取得された前記波長と前記光量との関係である光量情報と、前記形状推定用センサ部の周辺の温度関連情報が入力されるように構成された入力部(130)と、前記複数の形状検出部の各々についての前記形状と前記波長と前記光量との関係を表す形状特性情報を含む光量推定関係を記憶する記憶部(120)と、前記光量情報と、前記光量推定関係に基づいて算出される前記波長と前記光量との関係である光量推定値と、前記温度関連情報とに基づいて、前記複数の形状検出部の各々の形状を演算する演算部(110)とを備えている。
Description
本発明は、可撓性を有する物体の曲げ形状を推定する形状推定装置に関する。
特開2016−007505公報は、このような形状推定装置を開示している。この形状推定装置では、複数の光吸収体の検出部の各々に応じた波長について、検出される光量情報が複数の検出部の各々の形状に応じて異なるように構成されたセンサを用いて、光量情報と光量推定関係に基づいて算出される波長と光量との関係である光量推定値に基づいて、複数の検出部の各々の形状が演算される。さらに、複数の検出部の各々の形状と位置情報に基づいて、形状推定装置が組み込まれた可撓性を有する物体の曲げ形状が推定される。
本発明者らは、形状推定装置において検出される光量情報が、温度に依存して変化することを見いだした。つまり、形状推定装置によって推定される形状には、温度に起因する誤差が含まれていることを本発明者らは発見した。
本発明は、このような実状を考慮してなされたものであり、その目的は、温度に起因する誤差を含まない正確な形状を推定する形状推定装置を提供することである。
本発明による形状推定装置は、複数の形状検出部の各々に応じた波長についての検出される光量が前記複数の形状検出部の各々の形状に応じて異なるように構成された形状推定用センサ部を用いて取得された前記波長と前記光量との関係である光量情報と、前記形状推定用センサ部の周辺の温度関連情報が入力されるように構成された入力部と、前記複数の形状検出部の各々についての前記形状と前記波長と前記光量との関係を表す形状特性情報を含む光量推定関係を記憶する記憶部と、前記光量情報と、前記光量推定関係に基づいて算出される前記波長と前記光量との関係である光量推定値と、前記温度関連情報とに基づいて、前記複数の形状検出部の各々の形状を演算する演算部とを備えている。
本発明によれば、温度に起因する誤差を含まない正確な形状を推定する形状推定装置が提供される。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態による形状推定装置の構成図である。形状推定装置は、形状推定用センサ部20と、形状推定用センサ部20に光を供給する光源部10と、形状推定用センサ部20を通過した光を検出する光検出器30と、光源部10からの光を形状推定用センサ部20に導くとともに形状推定用センサ部20からの光を光検出器30に導く光分岐部50と、光分岐部50に接続された反射防止部材60と、形状推定用センサ部20の周辺の温度関連情報を検出する温度測定部70と、形状推定用センサ部20の形状を推定するプロセッサ部100を有している。
図1は、第1実施形態による形状推定装置の構成図である。形状推定装置は、形状推定用センサ部20と、形状推定用センサ部20に光を供給する光源部10と、形状推定用センサ部20を通過した光を検出する光検出器30と、光源部10からの光を形状推定用センサ部20に導くとともに形状推定用センサ部20からの光を光検出器30に導く光分岐部50と、光分岐部50に接続された反射防止部材60と、形状推定用センサ部20の周辺の温度関連情報を検出する温度測定部70と、形状推定用センサ部20の形状を推定するプロセッサ部100を有している。
形状推定用センサ部20は、光分岐部50に接続された光導通部材LG2と、光導通部材LG2に設けられた複数の形状検出部(第1の形状検出部DP1、第2の形状検出部DP2、…、第nの形状検出部DPn)と、光導通部材LG2の端部に設けられた反射部材40とを有している。以下では、第1の形状検出部DP1、第2の形状検出部DP2、…、第nの形状検出部DPnを単に形状検出部DPi(i=1,2,…,n)と表記する。
各形状検出部DPiは、光導通部材LG2によって導光される光の強度を低減する物質で構成されている。複数の形状検出部DPiは、それぞれ、異なる波長の光を低減する。各形状検出部DPiは、例えば、曲率に応じて光吸収率が変化する光吸収体で構成されている。光導通部材LG2は、光ファイバで構成されており、可撓性を有している。形状推定用センサ部20は、複数の形状検出部DPiが設けられた光ファイバを有するファイバセンサで構成されている。
反射部材40は、光分岐部50から光導通部材LG2によって導かれた光を、光分岐部50の方向に戻すように反射する。
光源部10は、光導通部材LG1を介して光分岐部50と光学的に接続されている。光検出器30は、光導通部材LG4を介して光分岐部50と光学的に接続されている。反射防止部材60は、光導通部材LG3を介して光分岐部50と光学的に接続されている。光導通部材LG1,LG3,LG4は、例えば、光ファイバで構成されており、可撓性を有している。
光源部10は、形状推定用センサ部20に光を供給する。光源部10は、例えば、ランプ、LED、レーザダイオードなどの一般的に知られた発光素子を有している。光源部10はさらに、波長を変換するための蛍光体などを有していてもよい。
光分岐部50は、光源部10からの光を形状推定用センサ部20に導くとともに形状推定用センサ部20からの光を光検出器30に導く。光分岐部50は、光カプラやハーフミラー等を有している。例えば、光分岐部50は、光導通部材LG1を通して入力される光源部10から射出された光を分割して、2本の光導通部材LG2,LG3に導く。光分岐部50はまた、光導通部材LG2を通して入力される反射部材40からの反射光を、光導通部材LG4を通して光検出器30に導く。
光検出器30は、形状推定用センサ部20を通過した光を検出する。光検出器30は、受光した光の強度を波長ごとに検出する機能、すなわち分光して検出する機能を有している。光検出器30は、例えば、分光器やカラーフィルタのような分光のための素子と、フォトダイオードのような受光素子を有している。光検出器30は、所定の波長領域の光の強度を検出し、検出光量情報を出力する。ここで、検出光量情報とは、所定の波長領域における特定の波長とその波長における光強度との関係を表す情報である。
反射防止部材60は、光源部10から射出された光のうち光導通部材LG2に入射しなかった光が光検出器30に戻るのを防ぐ。
温度測定部70は、形状推定用センサ部20の周辺の温度関連情報を検出する。温度測定部70は、形状推定用センサ部20の形状検出部DPiの少なくとも1つの周辺に設けられた少なくとも1つの温度測定器を有している。例えば、温度測定部70は、複数の温度測定器(第1の温度測定器TD1、第2の温度測定器TD2、…、第mの温度測定器TDm)を有している。以下では、第1の温度測定器TD1、第2の温度測定器TD2、…、第mの温度測定器TDmを単に温度測定器TDj(j=1,2,…,m)と表記する。例えば、温度測定器TDjの個数は、形状検出部DPiの個数と同数であり、温度測定器TDjは、それぞれ、形状検出部DPiの周辺に配置されている。温度測定器TDjは、たとえば、熱伝対、抵抗温度計等で構成されてよい。
図2は、光導通部材LG2の軸に垂直な平面に沿った形状検出部DPiの断面図を示している。光導通部材LG2は、コア512と、コア512を囲んでいるクラッド514と、クラッド514を囲んでいるジャケット516とを有している。
形状検出部DPiは、ジャケット516とクラッド514の一部を除去しコア512を露出させて、露出したコア512上に光吸収体518を設けることにより形成されている。複数の形状検出部DPiの光吸収体518は、それぞれ、波長毎の光吸収率が異なっている。言い換えれば、複数の形状検出部DPiの光吸収体518は、異なる光変調特性を有している。形状検出部DPiに利用される部材は、光吸収体に限定されない。導光される光のスペクトルに対して影響を与える光学部材が用いられることができる。そのような光学部材は、例えば波長変換部材(蛍光体)であってもよい。
図3は、第1の光吸収体と第2の光吸収体と第nの光吸収体における光の波長と吸収率との関係の一例を示している。図3において、実線は第1の光吸収体の吸光特性を示し、破線は第2の光吸収体の吸光特性を示し、二点鎖線は第nの光吸収体の吸光特性を示している。図3に示されるように、異なる形状検出部DPiに設けられた光吸収体は、互いに異なる吸光特性を有している。
光導通部材LG2によって導光される検出光は形状検出部DPiにおいて損失される。その導光損失量は、図4Aないし図4Cに示されるように、光導通部材LG2の曲がりの方向と量に応じて変化する。たとえば、図4Aに示されるように光導通部材LG2の曲がりの内側に形状検出部DPiがくるように光導通部材LG2が曲げられた場合、図4Bに示されるように光導通部材LG2が曲げられていない場合と比較して導光損失量は小さくなる。また導光損失量は、光導通部材LG2の曲がり量に比例して小さくなる。これとは逆に、図4Cに示されるように光導通部材LG2の曲がりの外側に形状検出部DPiがくるように光導通部材LG2が曲げられた場合、図4Bに示されるように光導通部材LG2が曲げられていない場合と比較して導光損失量は大きくなる。また導光損失量は、光導通部材LG2の曲がり量に比例して大きくなる。
この導光損失量の変化は、光検出器30によって受光される検出光の量に反映される。すなわち、光検出器30の出力信号に反映される。したがって、光検出器30の出力信号を監視することによって、光導通部材LG2の曲がりの方向と量を把握することができる。
すなわち、形状推定用センサ部20は、複数の形状検出部DPiの各々に応じた波長についての検出される光量が、複数の形状検出部DPiの各々の形状に応じて異なるように構成されている。
光源部10から射出された光は、光導通部材LG1によって導光され、光分岐部50に入射する。光分岐部50は、入力した光を分割して、2本の光導通部材LG2,LG3にそれぞれ出力する。光導通部材LG3によって導光された光は、光導通部材LG3の端部に設けられた反射防止部材60によって例えば吸収される。光導通部材LG2によって導光された光は、光導通部材LG2の端部に設けられた反射部材40によって反射された後、再び光導通部材LG2によって導光されて光分岐部50に戻る。光導通部材LG2によって導光される光は、導光される間、形状検出部DPiによって、形状検出部DPiに対応する波長成分が損失される。光分岐部50は、戻って来た光を分割して、一部を光導通部材LG4に出力する。光導通部材LG4に出力された光は、光導通部材LG4によって導光されて光検出器30に入射する。光検出器30が受光する光は、形状検出部DPiを通過した光であり、形状検出部DPiの曲率および温度に依存して変化する。
温度測定部70は、光導通部材LG2の周辺の温度関連情報を取得し、取得した温度関連情報をプロセッサ部100に出力する。より詳しくは、温度測定部70は、温度測定器TDjによって、形状検出部DPiの周辺の温度を測定し、測定した温度の情報をプロセッサ部100に出力する。
プロセッサ部100は、形状推定用センサ部20の形状を推定する。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、形状推定用センサ部20の形状を推定する演算処理部について説明する。図5は、プロセッサ部100およびその周辺部を示している。プロセッサ部100は、例えばパーソナルコンピュータである電子計算機によって構成されている。プロセッサ部100には、表示部160と入力機器170が接続されている。
続いて、形状推定用センサ部20の形状を推定する演算処理部について説明する。図5は、プロセッサ部100およびその周辺部を示している。プロセッサ部100は、例えばパーソナルコンピュータである電子計算機によって構成されている。プロセッサ部100には、表示部160と入力機器170が接続されている。
プロセッサ部100は、入力部130と、制御部200と、記憶部120と、温度演算部210と、曲率演算部110と、形状演算部150と、光検出器駆動部180と、光源駆動部190と、出力部140を有している。
入力部130は、形状推定用センサ部20を用いて取得された波長と光量との関係である光量情報が入力されるように構成されている。ここで、波長と光量との関係である光量情報とは、例えば、光吸収率が異なるスペクトルである。
入力部130はまた、形状推定用センサ部20の周辺の温度関連情報が入力されるように構成されている。例えば、入力部130は、温度測定部70によって取得された温度関連情報が入力されるように構成されている。
入力部130にはさらに、入力機器170から、形状推定開始信号、形状推定終了信号、光量読み取り開始信号、光量読み取り終了信号、曲率演算開始信号、曲率演算終了信号、曲率演算部110の設定に関する信号、形状演算開始信号、形状演算終了信号、形状演算部150の設定に関する信号等が入力されるように構成されている。
制御部200は、入力機器170からの信号に応じて光源駆動部190を通じて光源部10の各光源の光量強度の設定を制御する。
記憶部120は、複数の形状検出部DPiの各々についての形状と波長と光量との関係を表す形状特性情報を含む光量推定関係を記憶している。記憶部120はまた、形状演算部150が行う演算に必要な各種情報を記憶している。記憶部120はさらに、例えば、計算アルゴリズムを含むプログラム、形状検出部DPiの形状特性情報を含む光量推定関係等を記憶している。
温度演算部210は、温度測定部70からの情報すなわち複数の温度測定器TDjの検出情報に基づいて温度関連情報を推定し、温度関連情報を曲率演算部110と記憶部120へ送信する。
曲率演算部110は、記憶部120から光量推定関係を読み出し、光量推定関係に基づいて各形状検出部DPiに対応する波長と光量との関係である光量推定値を算出する。曲率演算部110はさらに、入力部130から供給される光量情報と、記憶部120から読み出した光量推定関係に基づいて算出した光量推定値と、温度演算部210から供給される温度関連情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiの各々の曲率を算出する。曲率演算部110は、算出した各形状検出部DPiの曲率を形状演算部150に出力する。
形状演算部150は、供給される各形状検出部DPiの曲率と位置の情報すなわち形状情報に基づいて、複数の形状検出部DPiが設けられている光導通部材LG2の形状情報を算出する。形状演算部150は、算出した光導通部材LG2の形状情報を出力部140に出力する。
光検出器駆動部180は、入力部130や形状演算部150から取得した情報に基づいて光検出器30の駆動信号を生成し、生成した駆動信号を出力部140へ送信する。光検出器30の駆動信号は、光検出器30のオンオフの切り替えや光検出器30のゲイン調整をおこなうための信号である。
光源駆動部190は、光源部10の駆動信号を生成し、生成した駆動信号を出力部140へ送信する。
出力部140は、形状演算部150から取得した光導通部材LG2の形状情報を表示部160に出力する。また、出力部140は、光源駆動部190からの駆動信号を光源部10へ送信する。出力部140は、光検出器駆動部180からの駆動信号を光検出器30へ送信する。
[曲率演算および形状演算]
曲率演算部110は、記憶部120に格納されている温度演算部210からの温度関連情報に応じた光量情報の波長毎の曲率特性情報(光量推定関係)を取得する。なお、曲率特性情報とは、形状推定用センサ部20の光量変化率および形状導出に使用されるパラメータである。曲率演算部110は、曲率特性情報に基づいて光量変化率(光量推定値)を算出する。光量変化率は、式(1)により与えられる。なお、基準となる光量は、形状推定用センサ部20が直線時の光量情報である。
曲率演算部110は、記憶部120に格納されている温度演算部210からの温度関連情報に応じた光量情報の波長毎の曲率特性情報(光量推定関係)を取得する。なお、曲率特性情報とは、形状推定用センサ部20の光量変化率および形状導出に使用されるパラメータである。曲率演算部110は、曲率特性情報に基づいて光量変化率(光量推定値)を算出する。光量変化率は、式(1)により与えられる。なお、基準となる光量は、形状推定用センサ部20が直線時の光量情報である。
温度変化に応じて、式(1)の基準となる光量(CR0)が変化する。基準となる光量は、温度に関する情報を変数として表現され、式(2)のように表現される。式(2)は、温度に関する情報の関数として表現されているが、基準となる光量は、マップを用いて取得されてもよい。
式(1)の光量変化率と各形状検出部DPiの形状情報(曲率情報)との間には式(3)の関係がある。
曲率演算部110により算出された各形状検出部DPiの形状情報は、形状演算部150に送信される。形状演算部150は、各形状検出部DPiの形状情報に基づいて、光導通部材LG2の形状を算出する。光導通部材LG2の形状情報は、出力部140を通じて表示部160へ送信される。表示部160は、形状情報を表示する。表示部160は、形状情報だけでなく、曲率や形状の演算結果等を表示してもよい。数式は、例として温度に応じて基準となる光量情報CR0を変化させる式であるが、各形状検出部DPiの形状情報算出(CRn)に温度関連情報(Te)を変数として算出してもよい。
[形状推定のフローチャート]
図6は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図6は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ1S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ初期設定を送信し駆動を開始する。
ステップ1S2において、光検出器30からの光量読み取りを開始する。
ステップ1S3において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ1S4において、光検出器30からの検出信号(光量情報)と温度測定部70からの温度関連情報を取得する。
ステップ1S5において、温度関連情報を記憶部120へ送信し、記憶部120から温度関連情報に応じた曲率特性情報を取得する。
ステップ1S6において、取得した光検出器30の検出信号と、温度測定部70から取得した温度関連情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ1S7において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ1S8において、推定した光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ1S9において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ1S2に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、光量情報と光量推定値に加えて温度関連情報をも使用して形状推定をおこなうことにより、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態による形状推定装置の構成図である。図7において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第2実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7は、第2実施形態による形状推定装置の構成図である。図7において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第2実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
相違点は、温度測定部の構成である。本実施形態では、温度測定部70Aは、温度推定用センサ部20Aと、温度推定用センサ部20Aに光を供給する光源部10Aと、温度推定用センサ部20Aを通過した光を検出する光検出器30Aと、光源部10Aからの光を温度推定用センサ部20Aに導くとともに温度推定用センサ部20Aからの光を光検出器30Aに導く光分岐部50Aと、光分岐部50Aに接続された反射防止部材60Aを有している。
光源部10Aは、光導通部材LGA1を介して光分岐部50Aと光学的に接続されている。光検出器30Aは、光導通部材LGA4を介して光分岐部50Aと光学的に接続されている。反射防止部材60Aは、光導通部材LGA3を介して光分岐部50Aと光学的に接続されている。
光源部10A、光検出器30A、光分岐部50A、反射防止部材60A、光導通部材LGA1,LGA3,LGA4の構成は、それぞれ、光源部10、光検出器30、光分岐部50、反射防止部材60、光導通部材LG1,LG3,LG4と同様である。
温度推定用センサ部20Aは、ファイバセンサで構成されており、光分岐部50Aに接続された光導通部材LGA2と、光導通部材LGA2に設けられた複数の温度検出部(第1の温度検出部TDA1、第2の温度検出部TDA2、…、第mの温度検出部TDAm)と、光導通部材LGA2の端部に設けられた反射部材40Aとを有している。以下では、第1の温度検出部TDA1、第2の温度検出部TDA2、…、第mの温度検出部TDAmを単に温度検出部TDAj(j=1,2,…,m)と表記する。
各温度検出部TDAjは、温度に依存して光吸収率が変化する光吸収体で構成されている。また、温度検出部TDAjは、それぞれ、異なる波長の光を吸収する。各温度検出部TDAjは、温度変動に伴い図8に示されるように光量変化率が変わる。温度推定用センサ部20Aは、形状推定用センサ部20の周辺に配置されている。各温度検出部TDAjは、例えば、形状推定用センサ部20の各形状検出部DPiの周辺であって形状変化が与えられない箇所に配置されている。これにより、温度を安定して計測することが可能となる。
本実施形態では、温度推定用センサ部20Aは、図7には反射型で構成されているように図示されているが、透過型で構成されてもよい。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図9は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第1実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図9は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第1実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
入力部130は、温度推定用センサ部20Aを通過した光を検出する光検出器30Aからの検出信号が入力されるように構成されている。光源駆動部190は、光源部10に加えて、温度推定用センサ部20Aに光を供給する光源部10Aを駆動するように構成されている。光検出器駆動部180は、光検出器30に加えて、温度推定用センサ部20Aを通過した光を検出する光検出器30Aを駆動するように構成されている。出力部140は、光源駆動部190からの駆動信号を光源部10Aへ、光検出器駆動部180からの駆動信号を光検出器30Aへ送信するように構成されている。
温度演算部210は、光検出器30Aの検出信号を温度関連情報に変換する。温度推定用センサ部20Aの温度検出部TDAjは、形状が変化せずに常に直線の形状であるため、光検出器30Aによって検出される光量変化は温度変化だけに依存したものとなる。従って、光量変化と温度変化の関係を数式化またはマップ化することによって、光検出器30Aによって検出される光量変化から温度関連情報を取得することができる。式(4)に光量変化率と温度検出部TDAjの温度関連情報の関係を示す。
式(3)と同式であるが、温度検出部TDAjは、形状が変化しない箇所に配置されているため、各温度検出部TDAjの光量変化CRTeは、温度変化だけに依存したものとなる。
温度演算部210において算出された式(4)の各温度検出部TDAjの温度関連情報は記憶部120へ送信される。記憶部120は、格納している温度関連情報に応じた曲率特性情報を曲率演算部110へ送信する。曲率演算部110は、温度演算部210からの温度関連情報と、光検出器30からの検出信号と、記憶部120からの曲率特性情報とに基づいて、吸光度を使用した数学的手法や温度関連情報を用いた数値解析手法等より各形状検出部DPiの光量変化量を算出する。算出された光量変化量と曲率の関係に基づいて、図7の各形状検出部DPiの曲率を算出する。
以下、第1実施形態と同様、形状演算部150において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiが設けられている光導通部材LG2の形状情報を算出する。算出された光導通部材LG2の形状情報は表示部160に表示される。
[形状推定のフローチャート]
図10は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図10は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ2S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ設定を送信し駆動を開始する。
ステップ2S2において、形状推定用センサ部20用の光検出器30からの光量読み取りと温度推定用センサ部20A用の光検出器30Aからの光量読み取りを開始する。
ステップ2S3において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ2S4において、形状推定用センサ部20用の光検出器30からの検出信号と温度推定用センサ部20A用の光検出器30Aからの検出信号とを取得する。
ステップ2S5において、温度検出部TDAjの光量変化率から温度関連情報を算出する。温度関連情報Teは、Te=F(λn)に従って算出される。ここで、λnは光量変化率である。
ステップ2S6において、取得した温度関連情報を記憶部120に送信し、温度関連情報に応じた曲率特性情報を取得する。
ステップ2S7において、取得した光検出器30の検出信号と、ステップ2S5において算出した温度関連情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ2S8において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて形状推定用センサ部20の光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ2S9において、推定した形状推定用センサ部20の光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ2S10において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ2S2に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、第1実施形態と同様に、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
また、温度測定部70Aの温度推定用センサ部20Aは、ファイバセンサで構成されているため、細径に構成されることが可能である。
<第3実施形態>
図11は、第3実施形態による形状推定装置の構成図である。図11において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第3実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図11は、第3実施形態による形状推定装置の構成図である。図11において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第3実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態による形状推定装置では、形状推定用センサ部20の光導通部材LG2に、形状検出部DPiに加えて、温度検出部TDが設けられている。温度検出部TDは、形状変化が与えられない箇所に配置されている。温度検出部TDは、温度に依存して光吸収率が変化する光吸収体を有している。図12に示すように、温度検出部TDの光吸収体の光吸収スペクトルCTDは、波長λkにピークを有しており、波長λ1,λ2,…,λnにそれぞれピークを有する形状検出部DPiの光吸収体の光吸収スペクトルC1,C2,…,Cnと異なる波長帯に存在している。すなわち、温度検出部TDの光吸収体の光吸収スペクトルCTDが存在する温度検出領域は、形状検出部DPiの光吸収体の光吸収スペクトルC1,C2,…,Cnが存在する形状検出領域とは異なる波長帯にある。例えば、波長λkの光は、温度検出部TDの光吸収体としか反応しないため、温度検出と形状検出の分離をおこないやすい。
温度検出部TDは、形状推定用センサ部20の光導通部材LG2に設けられているが、これに代えて、反射防止部材60が接続されている光導通部材LG4に設けられてもよい。また、図11には、光導通部材LG2にただ1つの温度検出部TDが設けられているように描かれているが、光導通部材LG2に複数の温度検出部が設けられもよい。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図13は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第1実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図13は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第1実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
光検出器30は、形状検出部DPiを通過した光に加えて、温度検出部TDを通過した光を検出するように構成されている。温度演算部210は、光検出器30によって検出される波長λkの光の検出信号を温度関連情報に変換するように構成されている。
温度演算部210において、図12の温度検出領域の波長λkの光量変化より、温度関連情報たとえば温度変化に関する情報を算出する。温度変化に関する情報は、式(5)のように温度変化(Te)と波長λkの光量変化(CRλk)の関係を近似した数式により算出することができる。または、温度変化に関する情報は、波長λkの光量変化率と温度の関係を表現したマップより取得することができる。
温度演算部210より取得された温度関連情報(Te)は記憶部120へ送信される。記憶部120は、格納している温度関連情報に応じた曲率特性情報を曲率演算部110へ送信する。曲率演算部110は、温度演算部210からの温度関連情報と、光検出器30からの検出信号と、記憶部120からの曲率特性情報とに基づいて、吸光度を使用した数学的手法や近似式等を使用した数値解析手法等を用いて各形状検出部DPiの光量変化量を算出する。算出された光量変化量と曲率の関係に基づいて、図11の各形状検出部DPiの曲率を算出する。
以下、第1実施形態と同様、形状演算部150において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiが設けられている光導通部材LG2の形状情報を算出する。算出された光導通部材LG2の形状情報は表示部160に表示される。
[形状推定のフローチャート]
図14は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図14は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ3S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ設定を送信し駆動を開始する。
ステップ3S2において、光検出器30からの光量読み取りを開始する。
ステップ3S3において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ3S4において、光検出器30からの検出信号を取得する。
ステップ3S5において、記憶部120から各形状検出部DPiの吸光度を取得し、多変量解析等の手法より各形状検出部DPiの光量変化を算出する。
ステップ3S6において、温度検出部TDの光量変化から温度関連情報を算出する。
ステップ3S7において、取得した光検出器30の検出信号と、ステップ3S6において算出した温度関連情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ3S8において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ3S9において、推定した光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ3S10において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ3S2に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、第1実施形態と同様に、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
温度関連情報を取得するための温度検出部TDが、形状推定用センサ部20の光導通部材LG2に設けられているので、本実施形態の形状推定装置を設置する対象物の径を太くすることなく、温度関連情報を取得することが可能である。
<第4実施形態>
図15は、第4実施形態による形状推定装置の構成図である。本実施形態による形状推定装置は、第3実施形態による形状推定装置に類似している。図15において、図11に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第4実施形態について、第3実施形態との相違点を中心に説明する。
図15は、第4実施形態による形状推定装置の構成図である。本実施形態による形状推定装置は、第3実施形態による形状推定装置に類似している。図15において、図11に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第4実施形態について、第3実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態による形状推定装置では、第3実施形態による形状推定装置と同様に、形状推定用センサ部20の光導通部材LG2に、形状検出部DPiに加えて、温度検出部TDが設けられている。温度検出部TDの構成等は、第3実施形態と同様である。第3実施形態では、温度検出部TDは、形状変化が与えられない箇所に配置されているが、本実施形態では、温度検出部TDは、形状変化が与えられる箇所に配置されている。さらに、本実施形態では、温度検出部TDは、形状検出部DPiの1つに隣接して配置されている。例えば、温度検出部TDは、第1の形状検出部DP1に隣接して配置されている。このため、温度検出部TDの曲率は、第1の形状検出部DP1の曲率と等しくなる。
図15には、光導通部材LG2にただ1つの温度検出部TDが設けられているように描かれているが、複数の温度検出部が複数の形状検出部に隣接して光導通部材LG2に設けられもよい。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図16は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第3実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図16は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。本実施形態におけるプロセッサ部100の構成は、第3実施形態におけるプロセッサ部100と基本的には同様である。以下、相違点について説明する。
温度演算部210において、各形状検出部DPiの光の吸光度を用いた数学的手法や数値解析等の手法を用いて各形状検出部DPiの光量変化量を算出する。各波長の光量変化率と各形状検出部DPiの光量変化は、式(6)の関係式が成り立つ。
各形状検出部DPiの光量変化情報CRiは、式(7)によって表される。式(7)から分かるように、各形状検出部DPiの光量変化情報CRiには、温度検出部TDの光量変化情報CRTeと形状検出部DPiの光量変化情報CRiが含まれる。
式(7)より、同じ曲率となる隣接した温度検出部TDの光量変化情報CRTeと第1の形状検出部DP1の光量変化情報CR1の間には、次の式(8)の関係式が成立する。
式(8)より、温度に関する情報Tおよび曲率に関する情報κを取得する。取得した温度に関する情報Tを記憶部120へ送信する。曲率演算部110は、取得した温度に関する情報Tに応じた曲率特性情報を記憶部120から取得し、取得した曲率特性情報に基づいて再度、各形状検出部DPiの光量変化を算出する。算出された各形状検出部DPiの光量変化は、温度による補正がされているため、形状変化情報となる。算出された各形状検出部DPiの光量情報から、図15の各形状検出部DPiの曲率を算出する。
以下、第3実施形態と同様、形状演算部150において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiが設けられている光導通部材LG2の形状情報を算出する。算出された光導通部材LG2の形状情報は表示部160に表示される。
[形状推定のフローチャート]
図17は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図17は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ4S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ設定を送信し駆動を開始する。
ステップ4S2において、光検出器30からの光量読み取りを開始する。
ステップ4S3において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ4S4において、光検出器30からの検出信号を取得する。
ステップ4S5において、記憶部120から温度検出部TDと各形状検出部DPiの吸光度を取得し、多変量解析等の手法より温度検出部TDと各形状検出部DPiの光量変化を算出する。
ステップ4S6において、温度検出部TDの光量変化と、温度検出部TDに隣接した第1の形状検出部DP1の光量変化とから、形状変化による光量変化と、温度による光量変化を算出する。
ステップ4S7において、温度検出部TDの光量変化率から温度関連情報を算出する。
ステップ4S8において、取得した光検出器30の検出信号と、ステップ4S7において算出した温度関連情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ4S9において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ4S10において、推定した光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ4S10において、推定した光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ4S11において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ4S2に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、第1実施形態と同様に、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
温度関連情報を取得するための温度検出部TDが、形状推定用センサ部20の光導通部材LG2に設けられているので、本実施形態の形状推定装置を設置する対象物の径を太くすることなく、温度関連情報を取得することが可能である。
<第5実施形態>
図18は、第5実施形態による形状推定装置の構成図である。図18において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第5実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図18は、第5実施形態による形状推定装置の構成図である。図18において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第5実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態の形状推定装置は、第1実施形態の形状推定装置から、温度測定部70は省かれた構成となっている。
図19は、本実施形態の形状推定装置が組み込まれた内視鏡300を模式的に示している。内視鏡300は、操作者が内視鏡300を保持するための保持部310と、保持部310から延びている挿入部320を有している。挿入部320は、例えば人間の体内の管腔内に挿入される中空の細長い可撓性部材である。挿入部320の内部空間内に形状推定用センサ部20が設けられている。形状推定用センサ部20は、挿入部320に沿って延びている。形状推定装置の他の構成、例えば光源部10や光検出器30や光分岐部50等は、保持部310内に配置されている。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図20は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。図20において、図5に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、相違点について説明する。
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図20は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。図20において、図5に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、相違点について説明する。
本実施形態の形状推定装置のプロセッサ部100は、温度演算部210に代えて、今現在、内視鏡300の挿入部320が人間の体内の管腔内に挿入されている状態かどうかを判断する体内判断部220を備えている。
曲率演算部110は、所定の温度たとえば室温を暫定的な温度関連情報として、光検出器30からの検出信号に基づいて各形状検出部DPiの光量変化率を算出する。曲率演算部110は、記憶部120から各形状検出部DPiの吸光度を取得し、多変量解析等の手法より各形状検出部DPiの光量変化を算出する。形状演算部150は、算出された各形状検出部DPiの光量変化、記憶部130に設定されている曲率特性情報から光導通部材LG2の形状を算出する。光導通部材LG2の形状情報は、体内判断部220に送信される。体内判断部220は、今現在、内視鏡300の挿入部320が管腔内に挿入されている状態かどうかを判断する。この判断は、挿入部320が特徴的な形状になっているかどうかによりおこなう。例えば、挿入部320は、管腔内に挿入されているときに、図21に示されるようなS字形状になることがある。
体内判断部220は、光導通部材LG2の形状情報から、挿入部320がS字形状になっているかどうかを判断する。体内判断部220は、挿入部320がS字形状になっていると判断した場合、人間の体温相当の温度(35度〜37度)の情報を温度関連情報として曲率演算部110と記憶部120に出力する。
温度関連情報は、体内判断部220が出力する代わりに、入力機器170を介して手入力されてもよい。
以下、第1実施形態と同様に、記憶部120は、体内判断部220から供給される温度関連情報に応じた曲率特性情報を曲率演算部110に出力する。曲率演算部110は、光検出器30の検出信号と、記憶部120から取得した曲率特性情報と、体内判断部220から供給される温度関連情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiの各々の曲率を算出する。曲率演算部110は、算出した各形状検出部DPiの曲率を形状演算部150に出力する。形状演算部150は、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて、光導通部材LG2の形状情報を挿入部320の形状情報として算出する。算出された光導通部材LG2すなわち挿入部320の形状情報は表示部160に表示される。
[形状推定のフローチャート]
図22は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図22は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ5S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ設定を送信し駆動を開始する。
ステップ5S2において、吸光度および予め設定された曲率特性情報を記憶部120から読み取る。
ステップ5S3において、光検出器30からの光量読み取りを開始する。
ステップ5S4において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ5S5において、光検出器30からの検出信号を取得する。
ステップ5S6において、曲率演算部110において各形状検出部DPiの吸光度を取得し、各形状検出部DPiの光量変化率を算出する。
ステップ5S7において、各形状検出部DPiの光量変化と曲率特性情報、各形状検出部DPiの位置情報に基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ5S8において、挿入部320が体内の管腔内に挿入されているかを判断する。具体的には、光導通部材LG2がS字形状になっているかを判断する。
ステップ5S8の判断結果がYesの場合には、ステップ5S9において、曲率特性情報を、体温相当の温度に応じた曲率特性情報へ変更する。
続いて、ステップ5S10において、取得した光検出器30の検出信号と、体温相当の温度の情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ5S11において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ5S12において、ステップ5S11において推定した光導通部材LG2の形状を内視鏡300の挿入部320の形状として表示部160に表示する。
一方、ステップ5S8の判断結果がNoの場合には、ステップ5S9ないしステップ5S11を飛ばしてステップ5S12に進み、ステップ5S7において推定した光導通部材LG2の形状を内視鏡300の挿入部320の形状として表示部160に表示する。
ステップ5S13において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ5S3に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、第1実施形態と同様に、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
また本実施形態によれば、内視鏡300の挿入部320の形状が精度良く推定可能である内視鏡が提供される。
<第6実施形態>
図23は、第6実施形態による形状推定装置の構成図である。図23において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第6実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図23は、第6実施形態による形状推定装置の構成図である。図23において、図1に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、第6実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態の形状推定装置は、第1実施形態の形状推定装置の温度測定部70に代えて、挿入量センサ80を備えている構成となっている。挿入量センサ80は、形状推定用センサ部20またはこれが組み込まれた内視鏡300の挿入部320が、例えば人間の体内の管腔内に挿入されているかを判断するための情報を提供する機能を有している。
図24は、本実施形態の形状推定装置が組み込まれた内視鏡システムを模式的に示している。内視鏡システムは、内視鏡300と、内視鏡300の各種動作を制御する内視鏡制御部820を有している。
内視鏡300は、第5実施形態において説明したように、操作者が内視鏡300を保持するための保持部310と、保持部310から延びている挿入部320を有している。挿入部320は、例えば人間の体内の管腔内に挿入される中空の細長い可撓性部材である。挿入部320の内部空間内に形状推定用センサ部20が設けられている。形状推定用センサ部20は、挿入部320に沿って延びている。
内視鏡制御部820は、内視鏡300の挿入部320の先端に設けられた撮像素子により取得された画像を処理するための画像処理部822を有している。
内視鏡300の挿入部320には、挿入量センサ80が設けられている。例えば、挿入部320は挿入量センサ80に対して移動可能であり、挿入量センサ80は、挿入量センサ80よりも前方に位置している挿入部320の部分の長さに相当する信号を出力する。
[演算処理部(プロセッサ部およびその周辺部)]
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図25は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。図25において、図5に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、相違点について説明する。
続いて、本実施形態の形状推定装置の演算処理部について説明する。図25は、本実施形態におけるプロセッサ部100およびその周辺部を示している。図25において、図5に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。以下、相違点について説明する。
入力部130は、挿入量センサ80からの検出信号が入力されるように構成されている。形状推定装置のプロセッサ部100は、温度演算部210に代えて、今現在、内視鏡300の挿入部320が人間の体内に挿入されている状態かどうかを判断する体内判断部220を備えている。
体内判断部220は、挿入量センサ80からの検出信号に基づいて、今現在、内視鏡300の挿入部320が人間の体内に挿入されている状態かどうかを判断する。例えば、挿入量センサ80は、それよりも前方に位置している挿入部320の部分の長さに相当する検出信号を出力し、体内判断部220は、挿入量センサ80からの検出信号を所定のしきい値と比較する。体内判断部220は、挿入量センサ80からの検出信号が所定のしきい値よりも大きい場合には、挿入部320が体内に挿入されていると判断する。その場合、体内判断部220は、人間の体温相当の温度(35度〜37度)の情報を温度関連情報として曲率演算部110と記憶部120に出力する。
以下、第1実施形態と同様に、記憶部120は、体内判断部220から供給される温度関連情報に応じた曲率特性情報を曲率演算部110に出力する。曲率演算部110は、光検出器30の検出信号と、記憶部120から取得した曲率特性情報と、体内判断部220から供給される温度関連情報とに基づいて、複数の形状検出部DPiの各々の曲率を算出する。曲率演算部110は、算出した各形状検出部DPiの曲率を形状演算部150に出力する。形状演算部150は、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて、光導通部材LG2の形状情報を挿入部320の形状情報として算出する。算出された光導通部材LG2すなわち挿入部320の形状情報は表示部160に表示される。
[形状推定のフローチャート]
図26は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
図26は、本実施形態における形状推定のフローチャートである。
ステップ6S1において、制御部200から光検出器駆動部180と光源駆動部190へ設定を送信し駆動を開始する。
ステップ6S2において、光検出器30からの光量読み取りを開始する。
ステップ6S3において、光量読み取り終了信号を受信する。
ステップ6S4において、挿入量センサ80からの検出信号を取得する。
ステップ6S5において、内視鏡300の挿入部320が体内に挿入されているかを判断する。具体的には、挿入量すなわち挿入量センサ80からの検出信号がしきい値Aよりも大きいかを判断する。
ステップ6S5の判断結果がYesの場合には、ステップ6S6において、記憶部120から体温相当の温度に応じた曲率特性情報を取得する。
続いて、ステップ6S7において、取得した光検出器30の検出信号と、体温相当の温度の情報と、記憶部120から取得した曲率特性情報とに基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
一方、ステップ6S5の判断結果がNoの場合には、ステップ6S8において、予め設定されている温度に応じた曲率特性情報に基づいて各形状検出部DPiの曲率を算出する。
ステップ6S9において、各形状検出部DPiの曲率と各形状検出部DPiの位置情報とに基づいて光導通部材LG2の形状を推定する。
ステップ6S10において、推定した光導通部材LG2の形状を表示部160に表示する。
ステップ6S11において、終了信号を受信したか判断する。判断結果がNoの場合にはステップ6S2に戻る。判断結果がYesの場合には形状推定を終了する。
本実施形態による形状推定装置は、第1実施形態と同様に、温度変化に伴う形状検出結果の誤差を除去しているため、各形状検出部DPiの曲率の算出と光導通部材LG2の形状の推定を高い精度でおこなうことができる。
また本実施形態によれば、内視鏡300の挿入部320の形状が精度良く推定可能である内視鏡システムが提供される。
本実施形態では、挿入量センサ80を使用して、内視鏡300の挿入部320が体内に挿入されているかを判断しているが、挿入量センサ80を使用する代わりに、カメラや内視鏡システムからの画像情報等を利用して、内視鏡300の挿入部320が体内に挿入されているかを判断してもよい。
Claims (14)
- 複数の形状検出部の各々に応じた波長についての検出される光量が前記複数の形状検出部の各々の形状に応じて異なるように構成された形状推定用センサ部を用いて取得された前記波長と前記光量との関係である光量情報と、前記形状推定用センサ部の周辺の温度関連情報が入力されるように構成された入力部と、
前記複数の形状検出部の各々についての前記形状と前記波長と前記光量との関係を表す形状特性情報を含む光量推定関係を記憶する記憶部と、
前記光量情報と、前記光量推定関係に基づいて算出される前記波長と前記光量との関係である光量推定値と、前記温度関連情報とに基づいて、前記複数の形状検出部の各々の形状を演算する演算部とを備えている形状推定装置。 - 前記形状推定用センサ部は、前記形状検出部が設けられた光導通部材を有するファイバセンサであり、
前記ファイバセンサに光を供給する光源と、
前記ファイバセンサを通過した光を検出する光検出器を備えている請求項1に記載の形状推定装置。 - 前記温度関連情報を検出する温度推定用センサ部を備えている請求項2に記載の形状推定装置。
- 前記温度推定用センサ部は、前記形状検出部の少なくとも1つの周辺に設けられた少なくとも1つの温度測定器を有している請求項3に記載の形状推定装置。
- 前記温度推定用センサ部は、少なくとも1つの温度検出部が設けられた光導通部材を有する第2のファイバセンサであり、
前記第2のファイバセンサに光を供給する光源と、
前記第2のファイバセンサを通過した光を検出する光検出器を備えている請求項3に記載の形状推定装置。 - 前記温度検出部は、温度に依存して光吸収率が変化する光吸収体を有している請求項5に記載の形状推定装置。
- 前記温度検出部は、形状変化が与えられない箇所に配置されている請求項6に記載の形状推定装置。
- 前記温度推定用センサ部は、前記形状推定用センサ部の前記光導通部材に設けられた少なくとも1つの温度検出部を有している請求項3に記載の形状推定装置。
- 前記少なくとも1つの温度検出部は、前記形状検出部の少なくとも1つに隣接して配置されている請求項8に記載の形状推定装置。
- 前記形状検出部は、曲率に応じて光吸収率が変化する光吸収体を有しており、
前記温度検出部の前記光吸収体が光を吸収する波長帯は、前記形状検出部の前記光吸収体が光を吸収する波長帯とは異なっている請求項6に記載の形状推定装置。 - 前記ファイバセンサの形状に基づいて前記温度関連情報を推定する演算部を備えている請求項2に記載の形状推定装置。
- 前記ファイバセンサの挿入量を検出する挿入量センサと、
前記挿入量センサによって検出される情報に基づいて前記温度関連情報を推定する演算部を備えている請求項2に記載の形状推定装置。 - 前記温度関連情報を入力するための入力機器を備えている請求項1に記載の形状推定装置。
- 請求項1ないし13のいずれかひとつに記載の形状推定装置と、
前記複数の形状検出部が挿入部内に設けられた内視鏡と、
前記演算部によって得られた前記複数の形状検出部の各々の形状に基づいて前記挿入部の形状を算出する挿入部形状演算部を備える内視鏡システム。
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