JPWO2017208315A1 - 保冷装置及び輸送装置 - Google Patents

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Abstract

保冷装置2Aは、保冷容器4と、保冷容器4に連結された風防5と、を備える。保冷容器4の底面8に垂直な一平面への風防5の投影面積が、一平面への保冷容器4の投影面積より大きい。輸送装置1Aは、オートバイ3と、オートバイ3の荷台7から取り外し可能な保冷容器4と、保冷容器4を進行方向の前から覆う風防5と、を備える。風防5を進行方向に垂直な平面に投影した投影面積が、平面への保冷容器4の投影面積より大きい。保冷容器4を少なくとも一方向から見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出する。

Description

本発明は、保冷装置及び輸送装置に関する。
医薬品などでは、低温管理が必要な製品がある。ワクチン製剤の場合には、最終消費地まで、例えば2℃〜8℃の範囲で、温度を維持する必要がある。その温度範囲外の温度になると、ワクチン微生物が死滅するため、ワクチン製剤を廃棄する必要がある。ワクチン製剤の廃棄率を下げるには、適正な温度範囲内に確実に保持することが重要である。
例えば、発展途上国の村へ、ワクチン接種の出張サービス、すなわちアウトリーチサービスを行うような場合に、ワクチン製剤を入れた保冷容器をオートバイのような車両に積んで輸送することが考えられる。
特許文献1には、荷台に備え付けられた収納ボックスを備えるオートバイが開示されている。
日本特開平9−20276号公報
特許文献1に開示されたオートバイの収納ボックスに、ワクチン製剤を入れた保冷容器を収納して輸送すると仮定した場合には、以下のような問題がある。密閉された収納ボックスの内部に熱気がこもることで、保冷容器の周囲温度が高くなる可能性がある。特に、熱帯地方の昼間に輸送した場合には、収納ボックスの内部が高温になると考えられる。保冷容器の周囲が高温になることで、保冷容器内の温度が上昇し、ワクチン製剤の温度が適正範囲を超える可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、輸送時に保冷容器内の温度上昇を確実に抑制することができる保冷装置及び輸送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る保冷装置は、保冷容器と、保冷容器に連結された風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、を備え、保冷容器の底面に垂直な一平面への風防の投影面積が、一平面への保冷容器の投影面積より大きいものである。
本発明に係る輸送装置は、運搬手段と、運搬手段により運搬され、運搬手段から取り外し可能な保冷容器と、運搬手段の進行方向の前から保冷容器を覆う風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、を備え、風防を進行方向に垂直な平面に投影した投影面積が、平面への保冷容器の投影面積より大きく、保冷容器を少なくとも一方向から見たときに保冷容器の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出するものである。
本発明の保冷装置及び輸送装置によれば、輸送時に保冷容器内の温度上昇を確実に抑制することが可能となる。
実施の形態1の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。 実施の形態1の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。 実施の形態2の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。 実施の形態2の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。 実施の形態3の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。 実施の形態3の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。 保冷容器の一例の模式的な断面図である。 保冷容器の一例の模式的な断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。図2は、実施の形態1の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。これらの図に示すように、実施の形態1の輸送装置1Aは、保冷装置2Aと、オートバイ3とを備える。保冷装置2Aは、保冷容器4及び風防5を備える。
保冷容器4は、例えばワクチン製剤のような医薬品を収納可能である。保冷容器4は、断熱性を有する。保冷容器4を構成する筐体の壁の内部に断熱材(図示せず)が備えられてもよい。その断熱材は、例えば、真空断熱材、発泡プラスチック、グラスウールのうちの少なくとも一つでもよい。保冷容器4は、医薬品以外の物、例えば、化学薬品、血液バッグ、冷凍食品、生鮮食品、水産物などを収納可能でもよい。保冷容器4は、収納物を冷却するための冷却装置または保冷剤を備えてもよい。その冷却装置は、例えば、ペルチェ素子を有するものでもよい。
本実施の形態では、保冷容器4の外形は、直方体に近い形状である。保冷容器4の外形は、これに限定されない。保冷容器4の外形は、例えば、円柱に近い形状でもよい。
風防5は、保冷容器4に連結されている。風防5は、保冷容器4を側方から覆う。本実施の形態では、風防5は、複数のサポート6を介して保冷容器4に連結されている。風防5は、保冷容器4から取り外し可能でもよい。
保冷容器4の底面8に垂直な一平面への風防5の投影面積は、この一平面への保冷容器4の投影面積より大きい。この一平面は、図1及び図2の紙面に垂直な平面である。
保冷装置2Aでは、保冷容器4を風防5と反対側から見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出する。本実施の形態では、保冷容器4を風防5と反対側から見たときに保冷容器4の表面が全体的に外部空間に対して露出する。
図1に示すように、オートバイ3は、荷台7を備える。保冷装置2Aは、オートバイ3の荷台7に固定される。保冷装置2Aは、オートバイ3の荷台7から取り外し可能である。荷台7から取り外された保冷装置2Aを、人が持ち運ぶことが可能である。保冷装置2Aを荷台7に取り外し可能に固定する固定機構が備えられてもよい。保冷容器4の底面8が荷台7の上面に接するように保冷装置2Aが荷台7に固定されてもよい。
風防5は、オートバイ3の進行方向の前から保冷容器4を覆う。オートバイ3の進行方向とは、オートバイ3が直進するときのオートバイ3の進行方向を意味するものとする。本実施の形態における風防5の形状は、平板状である。風防5の形状は、これに限定されない。風防5の外面は、少なくとも部分的に、曲面を有してもよい。例えば、風防5の外面は、オートバイ3の進行方向の前に向かって凸となる凸曲面を有してもよい。保冷容器4は、オートバイ3の運転席30より後ろにある。風防5は、運転席30と保冷容器4との間にある。
輸送装置1Aでは、保冷容器4を少なくとも一方向から見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出する。本実施の形態では、以下のようになる。保冷容器4をオートバイ3の進行方向の後ろから見たときに保冷容器4の表面が全体的に外部空間に対して露出する。保冷容器4をオートバイ3の進行方向の右から見たときに保冷容器4の表面が全体的に外部空間に対して露出する。保冷容器4をオートバイ3の進行方向の左から見たときに保冷容器4の表面が全体的に外部空間に対して露出する。保冷容器4を上から見たときに保冷容器4の表面が全体的に外部空間に対して露出する。保冷容器4を下から見たときに保冷容器4の表面が部分的に外部空間に対して露出する。
本実施の形態であれば、保冷容器4を少なくとも一方向から見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出することで、以下の効果が得られる。保冷容器4の周囲に熱気がこもることを確実に防止できる。保冷容器4の周囲が高温になることを確実に防止できる。保冷容器4の表面から保冷容器4の内部への熱の移動を確実に低減できる。保冷容器4の内部の温度上昇を確実に軽減できる。例えば、熱帯地方で昼間に輸送を行うときでも、保冷容器4の内部の温度上昇を確実に抑制できる。保冷容器4が備える冷却装置が保冷容器4の外部へ熱を排出すると仮定した場合でも、保冷容器4の周囲に熱気がこもることを確実に防止できる。
本実施の形態であれば、保冷容器4を風防5と反対側から見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出することで、以下の効果が得られる。保冷容器4の周囲に熱気がこもることをより確実に防止できる。保冷容器4または保冷装置2Aをオートバイ3の荷台7に着脱する作業を容易に行える。
本実施の形態であれば、保冷容器4をオートバイ3の進行方向の後ろから見たときに保冷容器4の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出することで、以下の効果が得られる。保冷容器4の周囲に熱気がこもることをより確実に防止できる。保冷容器4または保冷装置2Aをオートバイ3の荷台7に着脱する作業を容易に行える。
風防5をオートバイ3の進行方向に垂直な平面に投影した投影面積は、この平面への保冷容器4の投影面積より大きい。本実施の形態であれば、風防5を備えたことで、以下の効果が得られる。図2に示すように、オートバイ3の走行時に、走行風、すなわち空気の流れが、保冷容器4の表面に当たることを防止できる。保冷容器4の表面において、強制対流熱伝達が生じることを防止できる。保冷容器4の表面から保冷容器4の内部への熱の移動を確実に低減できる。保冷容器4の内部の温度上昇を確実に抑制できる。
図1に示すように、風防5の上端9の位置は、保冷容器4の上端10より上にある。図2に示すように、風防5の右端11の位置は、保冷容器4の右端12より外側にある。風防5の左端13の位置は、保冷容器4の左端14より外側にある。
本実施の形態の保冷装置2Aでは、保冷容器4の底面8に垂直な一平面への風防5の投影図形に当該一平面への保冷容器4の投影図形が実質的に包含される。これにより、風防5による上記効果をより確実に奏することが可能となる。
本実施の形態の輸送装置1Aでは、オートバイ3の進行方向に垂直な平面への風防5の投影図形に当該平面への保冷容器4の投影図形が実質的に包含される。これにより、風防5による上記効果をより確実に奏することが可能となる。
本実施の形態では、保冷容器4と風防5との間に空間15が形成される。これにより、以下の効果が得られる。風防5から保冷容器4への熱の移動を防止できる。気温が高いときなどには、風防5が高温になる可能性がある。風防5が高温になったときでも、風防5から保冷容器4への熱の移動を確実に防止できる。ただし、このような構成に限らず、保冷容器4と風防5とが接していてもよい。
オートバイ3は、運搬手段の例である。本発明における運搬手段は、オートバイ3に限定されない。本発明における運搬手段は、外部空間に対して開放した荷台を備えたものであればよく、例えば、自転車、マイクロカー、動物が引く荷車などでもよい。
本実施の形態の保冷装置2Aによれば、以下の効果が得られる。風防5が保冷容器4に連結されているので、風防5を保冷容器4と共にオートバイ3の荷台7から取り外すことができる。この保冷装置2Aを他の運搬手段で輸送するときにも、風防5による効果を奏することが可能となる。その際には、風防5が当該運搬手段の進行方向の前を向くように保冷装置2Aを当該運搬手段に搭載すればよい。
上記のような構成、すなわち風防5が保冷容器4に連結される構成に代えて、風防5が保冷容器4を介さずにオートバイ3に連結される構成にしてもよい。そのようにすることで、以下の効果が得られる。人が風防5を保冷容器4と共に持ち運ぶ必要がないので、保冷容器4の持ち運びが容易になる。複数の保冷容器4を交代で使用する場合に、保冷容器4毎に風防5を取り付ける必要がないので、風防5の数を少なくできる。
実施の形態2.
次に、図3及び図4を参照して、実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
図3は、実施の形態2の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。図4は、実施の形態2の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。これらの図に示すように、実施の形態2の輸送装置1Bは、保冷装置2Bと、オートバイ3とを備える。保冷装置2Bは、保冷容器4、風防5、日除け16、及び隔壁17を備える。風防5は、実施の形態1と同じように保冷容器4に連結されてもよい。
日除け16は、保冷容器4を上から覆う。本実施の形態であれば、日除け16を設けたことで、以下の効果が得られる。日光が保冷容器4の表面に当たることを防止できる。日射による保冷容器4の表面温度の上昇を抑制できる。保冷容器4の内部の温度上昇をより確実に軽減できる。図4に示すように、日除け16を水平面に投影した図形は、保冷容器4を水平面に投影した図形を実質的に包含することが望ましい。本実施の形態における日除け16の形状は平板状である。
図3に示すように、保冷容器4と日除け16との間には、空間18がある。これにより、以下の効果が得られる。日射によって高温になった日除け16の熱が保冷容器4に伝わることを確実に防止できる。
隔壁17は、保冷容器4と日除け16との間にある。本実施の形態では、日除け16と隔壁17との間の空間18を空気が通過可能である。空間18は、外気がオートバイ3の進行方向に沿って通過可能に形成されることが望ましい。本実施の形態であれば、以下の効果が得られる。オートバイ3の走行時に空間18を通過する空気の流れが、日射によって高温になった日除け16を冷却する。それゆえ、日除け16の温度を低減できるので、日除け16の熱が保冷容器4に伝わることをより確実に防止できる。空間18を通過する空気の流れは、隔壁17により、保冷容器4から隔離される。よって、保冷容器4の表面において、強制対流熱伝達が生じることをより確実に防止できる。
保冷容器4と隔壁17との間には、空間19がある。これにより、以下の効果が得られる。隔壁17から保冷容器4への熱の移動を確実に防止できる。保冷容器4の周囲に熱気がこもることをより確実に防止できる。
本実施の形態では、隔壁17は、風防5に連結または一体化されている。このような構成に限らず、隔壁17が風防5と別体でもよい。隔壁17が保冷容器4に対してサポート(図示せず)を介して連結されてもよい。
日除け16は、保冷容器4、風防5、及び隔壁17のうちの少なくとも一つに対して、サポート(図示せず)を介して連結されてもよい。
上記のような構成、すなわち風防5、日除け16、及び隔壁17が直接または間接的に保冷容器4に連結される構成に代えて、風防5、日除け16、及び隔壁17のうちの少なくとも一つが、保冷容器4を介さずにオートバイ3に連結される構成にしてもよい。
実施の形態3.
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分については説明を簡略化または省略する。
図5は、実施の形態3の保冷装置及び輸送装置を示す側面図である。図6は、実施の形態3の保冷装置及び輸送装置を示す平面図である。これらの図に示すように、実施の形態3の輸送装置1Cは、保冷装置2Cと、オートバイ3とを備える。保冷装置2Cは、保冷容器4、風防5、及び側面風防20,21を備える。風防5は、実施の形態1と同じように保冷容器4に連結されてもよい。
側面風防20,21は、保冷容器4の側面を覆う。図6に示すように、側面風防20は、保冷容器4をオートバイ3の進行方向の右から覆う。側面風防21は、保冷容器4をオートバイ3の進行方向の左から覆う。本実施の形態における側面風防20,21の形状は平板状である。側面風防20,21の形状は、これに限定されない。側面風防20,21の外面は、少なくとも部分的に、曲面を有してもよい。
本実施の形態であれば、側面風防20,21を設けたことで、以下の効果が得られる。オートバイ3の走行時に、走行風、すなわち空気の流れが、保冷容器4の側面に当たることをより確実に防止できる。保冷容器4の側面において、強制対流熱伝達が生じることをより確実に防止できる。
図5に示すように、保冷容器4と、側面風防20,21との間には、空間22,23がある。これにより、以下の効果が得られる。側面風防20,21から保冷容器4への熱の移動を確実に防止できる。保冷容器4の周囲に熱気がこもることをより確実に防止できる。
本実施の形態では、側面風防20,21は、風防5に連結または一体化されている。このような構成に限らず、側面風防20,21が風防5と別体でもよい。側面風防20,21が保冷容器4に対してサポート(図示せず)を介して連結されてもよい。
上記のような構成、すなわち風防5及び側面風防20,21が直接または間接的に保冷容器4に連結される構成に代えて、風防5及び側面風防20,21のうちの少なくとも一つが、保冷容器4を介さずにオートバイ3に連結される構成にしてもよい。
以下、実施の形態1から実施の形態3における保冷容器4の構造の一例について説明する。図7及び図8は、保冷容器4の一例の模式的な断面図である。
図7に示すように、保冷容器4は、本体24と、蓋部25とを備える。本体24は、物を収納可能な収納スペース26を形成する。蓋部25は、本体24の開口部を塞ぐ。蓋部25は、本体24から取り外し可能である。本体24は、断熱材(図示せず)を備えてもよい。本体24の壁及び底部の内部には、空気層を形成するための空気層空間27が形成されている。蓋部25は、冷却装置を備える。冷却装置は、ペルチェ素子を備えてもよい。蓋部25には、複数の熱伝導体28が連結されている。熱伝導体28は、熱伝導率の高い材料、例えばアルミニウムまたはその合金のような金属で構成されている。蓋部25を本体24に取り付けた状態では、収納スペース26及び空気層空間27に熱伝導体28が挿入された状態になる。蓋部25の冷却装置が熱伝導体28を冷却することで、熱伝導体28が低温になる。低温になった熱伝導体28により、収納スペース26及び空気層空間27の空気が冷やされる。
蓋部25は、外部電源に接続可能でもよい。その場合、外部電源から供給される電力で保冷容器4の冷却装置を駆動できる。オートバイ3または他の運搬手段が電源を備える場合には、当該電源から保冷容器4の冷却装置に電力を供給してもよい。あるいは、蓋部25に内蔵されたバッテリー(図示せず)により冷却装置を駆動してもよい。
図8に示すように、保冷容器4は、他の蓋部29をさらに備える。蓋部29は、冷却装置を備えない。蓋部29は、断熱性を有する。本体24から蓋部25を取り外して、代わりに蓋部29を本体24に取り付けることができる。蓋部29に断熱材が内蔵されてもよい。本例の保冷容器4であれば、電源を利用できない状況のときには、断熱性を有する蓋部29を蓋部25の代わりに本体24に取り付けることで、収納物の低温状態を確実に保持できる。
1A,1B,1C 輸送装置、 2A,2B,2C 保冷装置、 3 オートバイ、 4 保冷容器、 5 風防、 6 サポート、 7 荷台、 8 底面、 17 隔壁、 20,21 側面風防、 24 本体、 25 蓋部、 26 収納スペース、 27 空気層空間、 28 熱伝導体、 29 蓋部
本発明に係る保冷装置は、保冷容器と、保冷容器に連結された風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、を備え、保冷容器の底面に垂直な一平面への風防の投影面積が、一平面への保冷容器の投影面積より大きく、風防を前としたとき、風防の右端の位置は、保冷容器の右端より外側にあり、風防の左端の位置は、保冷容器の左端より外側にあるものである。
また、本発明に係る保冷装置は、保冷容器と、保冷容器に連結された風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、保冷容器と日除けとの間にある隔壁と、を備え、保冷容器の底面に垂直な一平面への風防の投影面積が、一平面への保冷容器の投影面積より大きく、日除けと隔壁との間の空間を空気が通過可能であるものである。
また、本発明に係る輸送装置は、運搬手段と、運搬手段により運搬され、運搬手段から取り外し可能な保冷容器と、運搬手段の進行方向の前から保冷容器を覆う風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、を備え、風防を進行方向に垂直な平面に投影した投影面積が、平面への保冷容器の投影面積より大きく、保冷容器を少なくとも一方向から見たときに保冷容器の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出し、風防の右端の位置は、保冷容器の右端より外側にあり、風防の左端の位置は、保冷容器の左端より外側にあるものである。
また、本発明に係る輸送装置は、運搬手段と、運搬手段により運搬され、運搬手段から取り外し可能な保冷容器と、運搬手段の進行方向の前から保冷容器を覆う風防と、保冷容器を上から覆う日除けと、保冷容器と日除けとの間にある隔壁と、を備え、風防を進行方向に垂直な平面に投影した投影面積が、平面への保冷容器の投影面積より大きく、保冷容器を少なくとも一方向から見たときに保冷容器の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出し、日除けと隔壁との間の空間を空気が通過可能であるものである。

Claims (8)

  1. 保冷容器と、
    前記保冷容器に連結された風防と、
    前記保冷容器を上から覆う日除けと、
    を備え、
    前記保冷容器の底面に垂直な一平面への前記風防の投影面積が、前記一平面への前記保冷容器の投影面積より大きい保冷装置。
  2. 前記一平面への前記風防の投影図形に前記一平面への前記保冷容器の投影図形が実質的に包含される請求項1に記載の保冷装置。
  3. 前記保冷容器と前記風防との間に空間がある請求項1または請求項2に記載の保冷装置。
  4. 前記保冷容器と前記日除けとの間に空間がある請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の保冷装置。
  5. 前記保冷容器と前記日除けとの間にある隔壁を備え、
    前記日除けと前記隔壁との間の空間を空気が通過可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の保冷装置。
  6. 前記保冷容器の側面を覆う側面風防を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の保冷装置。
  7. 前記保冷容器を前記風防と反対側から見たときに前記保冷容器の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の保冷装置。
  8. 運搬手段と、
    前記運搬手段により運搬され、前記運搬手段から取り外し可能な保冷容器と、
    前記運搬手段の進行方向の前から前記保冷容器を覆う風防と、
    前記保冷容器を上から覆う日除けと、
    を備え、
    前記風防を前記進行方向に垂直な平面に投影した投影面積が、前記平面への前記保冷容器の投影面積より大きく、
    前記保冷容器を少なくとも一方向から見たときに前記保冷容器の表面が少なくとも部分的に外部空間に対して露出する輸送装置。
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