JPWO2017195719A1 - 無線端末及び基地局 - Google Patents

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Abstract

一実施形態に係る無線端末は、第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信し、前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルとの接続を解放し、第2のセルに対してリダイレクションを行う制御部を備える。前記制御部は、前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルのセル識別子を記憶し、前記リダイレクションの際に前記セル識別子を前記第2のセルに通知する。

Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる無線端末及び基地局に関する。
移動通信システムにおいて、IP(Internet Protocol)パケットを用いた音声通信技術が実用化されている。無線端末は、RAN(Radio Access Network)を介して、音声データを含むIPパケットを通信相手と送受信する。RANは、基地局を含む。無線端末の通信相手は、他の無線端末又はサーバ等である。
進行中の音声呼を有する無線端末(すなわち、音声通信を実行中の無線端末)において、様々な要因により、接続中の第1のセルとの無線通信を継続不能になる場合がある。様々な要因とは、第1のセルからリダイレクションコマンドを受信すること、及び第1のセルにおいて無線リンク障害(RLF)を検知したこと等である。
このような場合において、無線端末の通信不能時間を短縮するために、無線端末が第2のセルとの接続を適切に確立又は再確立可能とする技術の実現が望まれる。
一実施形態に係る無線端末は、第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信し、前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルとの接続を解放し、第2のセルに対してリダイレクションを行う制御部を備える。前記制御部は、前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルのセル識別子を記憶し、前記リダイレクションの際に前記セル識別子を前記第2のセルに通知する。
一実施形態に係る基地局は、少なくとも第1のセルを管理する。前記基地局は、前記第1のセル上でリダイレクションコマンドを無線端末に送信し、前記リダイレクションコマンドの送信に応じて前記無線端末との接続を解放する制御部を備える。前記制御部は、前記接続を解放しても前記無線端末に関する情報を保持し、前記無線端末が第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、前記無線端末に関する情報を前記第2のセルに提供する。
一実施形態に係る基地局は、少なくとも第2のセルを管理する。前記基地局は、第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信した無線端末が前記第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、前記無線端末との接続を確立する制御部を備える。前記制御部は、前記リダイレクションの際に前記第1のセルのセル識別子を前記無線端末から受信し、前記セル識別子に基づいて前記リダイレクションを示す通知を前記第1のセルに提供する。
一実施形態に係る無線端末は、移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、基地局のセルから音声呼サポート情報を受信する受信部を備える。前記音声呼サポート情報は、前記セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、前記音声呼をサポートしている他セルを示す情報、前記音声呼をサポートしている周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む。
一実施形態に係る基地局は、移動通信システムにおいて、セルを管理する。前記基地局は、前記セル上で音声呼サポート情報を送信する送信部を備える。前記音声呼サポート情報は、前記セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、前記音声呼をサポートしている他セルを示す情報、前記音声呼をサポートしている周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む。
一実施形態に係る無線端末は、移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、前記無線端末の接続の確立又は再確立を基地局のセルに要求する制御部を備える。前記制御部は、前記無線端末が進行中の音声呼を有していることに応じて、前記要求の際に、前記無線端末が前記進行中の音声呼を有する旨を前記セルに通知する。
一実施形態に係る基地局は、移動通信システムにおいて用いられる。前記基地局は、前記無線端末の接続の確立又は再確立の要求を前記無線端末から受信する受信部を備える。前記受信部は、前記無線端末が進行中の音声呼を有していることに応じて、前記無線端末が前記進行中の音声呼を有する旨の通知を前記要求と共に受信する。
LTEシステムの構成を示す図である。 UE(無線端末)の構成を示す図である。 eNB(基地局)の構成を示す図である。 LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。 LTEシステムにおいて用いられる無線フレームの構成を示す図である。 第1実施形態に係る動作シーケンス例を示す図である。 第2実施形態に係る動作シーケンス例を示す図である。 第2実施形態の変更例に係る動作シーケンス例を示す図である。
(移動通信システムの構成)
実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムの構成を示す図である。LTEシステムは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に基づく移動通信システムである。LTEシステムは、IPパケットを用いた音声通信技術(VoLTE:Voice over LTE)をサポートする。
図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、無線端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる。「セル」は、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても用いられる。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100(無線端末)の構成を示す図である。図2に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像データの符号化・復号を行うコーデックをさらに含む。プロセッサは、後述する処理を実行する。
図3は、eNB200(基地局)の構成を示す図である。図3に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、後述する処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に用いられる。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層、MAC層、RLC層、PDCP層、RRC層は、AS(Access Stratum)層エンティティ100aを構成する。上位層エンティティ100bは、AS層エンティティ100aよりも上位層に位置付けられる。上位層エンティティ100bは、NAS(Non−Access Stratum)層を含む。上位層エンティティ100bは、アプリケーション層等をさらに含んでもよい。上位層エンティティ100bは、後述するコーデックアダプテーションを実行する。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御情報を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図5は、LTEシステムにおいて用いられる無線フレームの構成を示す図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。第1実施形態は、リダイレクションに関する実施形態である。
リダイレクションは、eNB200(セル)の負荷が上昇した場合等に実行される。具体的には、eNB200(セル)がリダイレクションコマンドをUE100に送信する。UE100は、リダイレクションコマンドの受信に応じて当該セルとの接続(RRC接続)を解放する。その後、UE100は、リダイレクションコマンドに基づいて他のセルに接続(リダイレクション)する。
このようなリダイレクションプロシージャにおいて、リダイレクションコマンドを受信したUE100がVoLTE通信(もしくは通常のデータ通信)を実行中である場合、回線断が発生する。第1実施形態は、そのような回線断を発生させずにリダイレクションを行うことを可能とする実施形態である。第1実施形態に係るリダイレクションプロシージャは、「シームレスリダイレクション」と称されもよい。
以下において、リダイレクション元のセル及びリダイレクション先のセルが異なるeNB200に属するケースを主として想定する。しかしながら、リダイレクション元のセル及びリダイレクション先のセルが同一のeNB200に属していてもよい。
第1実施形態に係るUE100は、第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信する。UE100は、リダイレクションコマンドの受信に応じて第1のセルとの接続を解放する。UE100は、第2のセルに対してリダイレクションを行う。UE100は、リダイレクションコマンドの受信に応じて第1のセルのセル識別子を記憶し、リダイレクションの際にセル識別子を第2のセルに通知する。セル識別子は、PCI(Physical Cell Identity)であってもよいし、ECGI(E−UTRAN Cell Global ID)であってもよい。
また、UE100は、リダイレクションコマンドの受信に応じて、第1のセルからUE100に割り当てられた一時的な識別子を記憶してもよい。UE100は、リダイレクションの際に一時的な識別子を第2のセルにさらに通知してもよい。一時的な識別子は、C−RNTI(Cell−Radio Network Temporary Identifier)であってもよい。
第1実施形態に係るeNB200(リダイレクション元)は、少なくとも第1のセルを管理する。eNB200は、第1のセル上でリダイレクションコマンドをUE100に送信する。eNB200は、リダイレクションコマンドの送信に応じてUE100との接続を解放する。eNB200は、当該接続を解放してもUE100に関する情報を保持し、UE100が第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、UE100に関する情報を第2のセルに提供する。UE100に関する情報は、UE100宛ての下りリンクデータ及びUE100のコンテキスト情報のうち少なくとも1つである。UE100のコンテキスト情報(UEコンテキスト)は、UE100に関する各種の設定パラメータ(RRCの設定パラメータ等)を含む。
第1実施形態に係るeNB200(リダイレクション先)は、少なくとも第2のセルを管理する。eNB200は、第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信したUE100が第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、UE100との接続を確立する。eNB200は、リダイレクションの際に第1のセルのセル識別子をUE100から受信し、セル識別子に基づいてリダイレクションを示す通知を第1のセルに提供する。
図6は、第1実施形態に係る動作シーケンス例を示す図である。初期状態として、UE100は、eNB200−1(セル1)との間にRRC接続を有する。また、eNB200−1は、UE100のS1接続をEPC20(コアネットワーク)との間に有する。S1接続は、ユーザプレーンのS1接続であるS1−U接続を含む。UE100は、ネットワークを介して通信相手とのVoLTE通信を行っていてもよい。eNB200−1は、UE100から取得した能力情報(UE capability)に基づいて、UE100がシームレスリダイレクションをサポートしていることを認識していてもよい。
図6に示すように、ステップS101において、eNB200−1は、例えばセル1の負荷が上昇したことに応じて、UE100のリダイレクションを決定する。
ステップS102において、eNB200−1は、リダイレクションコマンドをUE100に送信する。リダイレクションコマンドは、リダイレクションに関する情報を含むRRC接続解放(RRC Connection Release)メッセージであってもよい。リダイレクションに関する情報は、リダイレクション先の周波数を指定する情報を含んでもよい。第1実施形態において、リダイレクションコマンドは、シームレスリダイレクションを示すインディケーションを含んでもよい。UE100及びeNB200−1は、リダイレクションコマンドの受信に応じてRRC接続を解放する。UE100は、RRCアイドルモードに遷移する。
ステップS103において、eNB200−1は、UE100宛ての下りリンク(DL)データ及びUEコンテキストを保持(維持)する。また、eNB200−1は、UE100のためのS1−U接続(VoLTEセッション等を含む)を保持する。eNB200−1は、これらの情報をC−RNTIと関連づけて保持してもよい。なお、eNB200−1は、リダイレクションコマンドを送信してから所定時間以内に通知(ステップS107)を受信しない場合、保持している情報を破棄してもよい。
ステップS104において、UE100は、当該リダイレクションを指示したセル1の識別子(ECGI等)及びセル1から割り当てられているC−RNTIを記憶する。また、UE100は、リダイレクションコマンドに基づいてリダイレクション先のセルの発見を試みる。ここでは、セル2(eNB200−2)が発見されたと仮定して説明を進める。
ステップS105において、UE100は、セル2(eNB200−2)とのランダムアクセスプロシージャを行う。その結果、UE100は、セル2(eNB200−2)とのRRC接続を確立する。
ステップS106において、UE100は、ステップS104で記憶したセル識別子及びC−RNTIをセル2(eNB200−2)に通知する。UE100は、シームレスリダイレクションプロシージャであることを示すインディケーションをさらに通知してもよい。なお、ステップS106の処理は、ステップS105の過程で行われてもよい。例えば、UE100は、Msg3又はMsg5で、セル識別子、C−RNTI、及びインディケーションを通知してもよい。eNB200−2は、UE100から通知されたセル識別子に基づいて、リダイレクション元のセル1(eNB200−1)を識別する。
ステップS107において、eNB200−2は、UE100のリダイレクションが完了したことを示す通知をeNB200−1に送信する。ここで、eNB200−2は、UE100から通知されたC−RNTIをeNB200−1に提供してもよい。eNB200−1は、eNB200−2からの通知に基づいて、UE100がeNB200−2にリダイレクションを行ったことを検知する。また、eNB200−1は、C−RNTIに基づいて、ステップS103で保持した情報(DLデータ、UEコンテキスト)を読み出す。
ステップS108において、eNB200−1は、DLデータ及びUEコンテキストをeNB200−2に送信(フォワーディング)する。eNB200−2は、当該DLデータをUE100に送信する。また、eNB200−2は、当該UEコンテキストをUE100との通信に利用する。
ステップS109において、eNB200−1及びeNB200−2は、パス切り替えプロシージャを行う。
(第2実施形態)
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、主としてRRC接続再確立(RRC Connection Reestablishment)に関する実施形態である。
RRC接続再確立は、UE100がeNB200(セル)とのRLFを検知した場合等に実行される。UE100は、RLFの検知に応じて、RRCコネクティッドモードを維持しつつ他のセルとの接続の再確立を試みる。再確立が成功すると、UE100は、当該他のセルに接続する。よって、RRC接続再確立は、リダイレクションとは異なり、UE100がRRCコネクティッドモードを維持することができる。
しかしながら、法律の定め等により音声呼を許容できない所定の周波数(所定の周波数帯)が存在し得る。言い換えると、所定の周波数は、音声呼以外のIPサービスのみを許容する。
よって、音声呼を発呼する又は進行中の音声呼を有しているUE100が、所定の周波数のセルに接続を要求する又は接続の再確立を要求する場合、当該要求が拒否され得るため、通信不能時間が長くなる。また、このような拒否が繰り返されると、通信不能時間はさらに長くなる。
或いは、進行中の音声呼を有しているUE100が、所定の周波数のセルに接続の再確立を要求する場合、当該要求が拒否されたことに応じて、進行中の音声呼が切断され得る。進行中の音声呼が切断されると、UE100は、再発呼を行う必要があるため、通信不能時間が長くなる。
第2実施形態は、そのような問題を解消可能とする実施形態である。
第2実施形態に係るeNB200は、自セル上で音声呼サポート情報を送信する。音声呼サポート情報は、自セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報、音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む。ここで、特定のセルは、自セル以外の他セルであってもよい。また、特定の周波数は、自セルの周波数以外の他周波数であってもよい。
eNB200は、音声呼サポート情報をブロードキャストシグナリングにより送信してもよいし、UE個別シグナリングにより送信してもよい。ブロードキャストシグナリングは、SIB(System Information Block)であってもよい。UE個別シグナリングは、RRC接続の確立又は再確立を拒否する「RRC Connection Reject」メッセージ又はRRC接続の解放を指示する「RRC Connection Release」メッセージ等であってもよい。
eNB200は、自セルが音声呼をサポートしている場合に限り、自セルが音声呼をサポートしていることを示す情報を音声呼サポート情報として送信してもよい。eNB200は、自セルが音声呼をサポートしていない場合に限り、自セルが音声呼をサポートしていないことを示す情報を音声呼サポート情報として送信してもよい。
音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報は、特定のセルのセル識別子を1つのみ含んでもよい。音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報は、特定のセルのセル識別子のリストを含んでもよい。セル識別子は、PCIであってもよいし、ECGIであってもよい。
音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報は、特定の周波数の識別子を1つのみ含んでもよい。音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報は、特定の周波数の識別子のリストを含んでもよい。周波数の識別子は、ARFCN(Absolute Radio Frequency Channel Number)であってもよい。なお、音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報は、PLMN(Public Land Mobile Network)識別子を含んでもよい。さらに、特定の周波数を示す情報は、前記セル識別子のリストを含んでもよい。
第2実施形態に係るUE100は、eNB200のセルから音声呼サポート情報を受信する。音声呼サポート情報は、当該セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報、音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む。UE100は、UE100が音声呼を発呼する又は進行中の音声呼を有していることに応じて、音声呼サポート情報に基づいて、音声呼をサポートしている特定のセルを判断する。そして、UE100は、接続の確立又は再確立を特定のセルに要求する。
このように、第2実施形態によれば、音声呼を発呼する又は進行中の音声呼を有しているUE100は、音声呼をサポートしているセルに対して接続の確立又は再確立を要求することができる。よって、音声呼を許容できない所定の周波数が存在する場合でも、UE100の通信不能時間が長くなることを回避することができる。
但し、UE100は、音声呼をサポートしている適切なセル(例えば、セル再選択の基準であるS−criteriaを満たすセル)が発見されず、音声呼をサポートしていない適切なセルが発見された場合、音声呼をサポートしていない適切なセルに対して接続の確立又は再確立を要求してもよい。しかしながら、UE100の通信不能時間は長くなる。
図7は、第2実施形態に係る動作シーケンス例を示す図である。図7において、セル1は音声呼をサポートする周波数1に属するセルであり、セル2は音声呼をサポートする周波数2に属するセルであると仮定する。
初期状態として、UE100は、eNB200−1(セル1)との間にRRC接続を有する。また、UE100は、進行中の音声呼を有する(すなわち、音声通信を実行中である)。
図7に示すように、ステップS201において、UE100は、eNB200−1(セル1)とのRLFを検知する。UE100は、RLFの検知に応じて、RRCコネクティッドモードを維持しつつ適切な他セルを探索する。
ステップS202において、UE100は、eNB200−1(セル1)から音声呼サポート情報を受信する。例えば、当該音声呼サポート情報は、音声呼をサポートしている他セル(セル2)を示す情報、音声呼をサポートしている周波数(周波数2)を示す情報のうち、少なくとも1つを含む。
或いは、ステップS203において、UE100は、eNB200−2(セル2)から音声呼サポート情報を受信する。例えば、当該音声呼サポート情報は、セル2が音声呼をサポートしていることを示す情報を含む。
なお、ステップS202/S203は、ステップS201の前に行われてもよい。
ステップS204において、UE100は、音声呼サポート情報に基づいて、セル2が音声呼をサポートすると判断し、セル2との接続の再確立を試みる。このように、UE100は、セル1上で音声呼の進行中にRLFを検知した後、音声呼サポート情報に基づいて、UE100の接続を再確立するためにセル2を選択する。
ステップS205において、UE100は、RRC接続再確立プロシージャをセル2に対して行う。RRC接続再確立プロシージャにおいて、UE100は、RRC接続再確立要求メッセージをセル2に送信する。eNB200−2は、セル2が音声呼をサポートしていることから、UE100のRRC接続再確立要求を拒否しない。再確立が成功すると、UE100は、セル2を介して音声呼を継続する。
なお、図7に示す動作シーケンス例において、図6に示した処理の一部を適用してもよい。
(第2実施形態の変更例)
第2実施形態の変更例について、上述した第2実施形態との相違点を主として説明する。
上述した第2実施形態において、UE100は、接続の確立又は再確立を要求する前に、音声呼をサポートしているセルを判断していた。これに対し、第2実施形態の変更例は、UE100がそのような判断を行うことを必要としない。なお、第2実施形態の変更例は、第1実施形態に係る動作を前提としてもよい。
第2実施形態の変更例に係るUE100は、接続の確立又は再確立をeNB200のセルに要求する。UE100は、進行中の音声呼を有していることに応じて、当該要求の際に、進行中の音声呼を有する旨を当該セルに通知する。言い換えると、UE100は、進行中の音声呼の継続を意図した接続要求であることを通知する。eNB200は、UE100の接続の確立又は再確立の要求をUE100から受信する。eNB200は、UE100が進行中の音声呼を有していることに応じて、UE100が進行中の音声呼を有する旨の通知を当該要求と共に受信する。eNB200は、当該通知に基づいて、UE100に対して自身でサービスを提供するか否かを判断する。
接続の確立の要求は、「RRC Connection Request」メッセージであってもよい。接続の再確立の要求は、「RRC Connection Reestablishment Request」メッセージであってもよい。進行中の音声呼を有する旨の通知は、「RRC Connection Request」メッセージ又は「RRC Connection Reestablishment Request」メッセージ中のCause IEに含まれてもよい。Cause IEは、接続の確立又は再確立の理由若しくは原因を示す情報要素である。或いは、進行中の音声呼を有する旨の通知は、Cause IEとは別のIE(例えば、Voice−call−available IE)であってもよい。
図8は、第2実施形態の変更例に係る動作シーケンス例を示す図である。図8において、セル1は音声呼をサポートする周波数に属するセルである。セル2は音声呼をサポートする周波数に属するセル又は音声呼をサポートしない周波数に属するセルである。
初期状態として、UE100は、eNB200−1(セル1)との間にRRC接続を有する。また、UE100は、進行中の音声呼を有する。
図8に示すように、ステップS251において、UE100は、eNB200−1(セル1)とのRLFを検知する。UE100は、RLFの検知に応じて、RRCコネクティッドモードを維持しつつ適切な他セルを探索する。ここでは、セル2が適切なセルとして発見されたと仮定して説明を進める。すなわち、UE100は、セル1上で音声呼の進行中にRLFを検知した後、UE100の接続を再確立するためにセル2を選択する。
ステップS252において、UE100は、RRC接続再確立プロシージャをセル2に対して行う。RRC接続再確立プロシージャにおいて、UE100は、RRC接続再確立要求(RRC Connection Reestablishment Request)メッセージをセル2に送信する。ここで、UE100は、進行中の音声呼を有する旨の通知(進行中音声呼情報)を当該要求メッセージに含める。
ステップS253において、eNB200−2は、進行中音声呼情報を含むRRC接続再確立要求メッセージの受信に応じて、セル2が音声呼をサポートしているか否かを確認する。セル2が音声呼をサポートしている場合(ステップS253:YES)、eNB200−2は、UE100のコンテキスト情報をeNB200−1から取得してもよい(第1実施形態参照)。UE100は、セル2を介して音声呼を継続する。
一方、セル2が音声呼をサポートしていない場合(ステップS253:NO)、eNB200−2は、音声呼をサポートしている特定のセル又は音声呼をサポートしている特定の周波数への切り替え(すなわち、RRC接続再確立)を指示するコマンドをUE100に送信する。当該コマンドは、音声呼をサポートしている他セルを示す情報、音声呼をサポートしている周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含んでもよい。当該コマンドは、RRC接続再確立要求メッセージに対応する応答メッセージに含まれてもよい。或いは、当該コマンドは、RRC接続解放(RRC Connection Release)メッセージに含まれてもよい。UE100は、コマンドの受信に応じて、音声呼をサポートしている特定のセルを探索し、当該特定のセルへの接続再確立を試みる(第2実施形態参照)。
(その他の実施形態)
上述した実施形態を別個独立に実施する場合に限らず、2以上の実施形態を組み合わせて実施してもよい。例えば、一の実施形態に係る一部の構成を他の実施形態に追加してもよい。或いは、一の実施形態に係る一部の構成を他の実施形態の一部の構成と置換してもよい。
ここで、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせる一例を説明する。図6に示すシーケンスにおいて、eNB200−1(セル1)及び/又はeNB200−2(セル2)は、第2実施形態に係る音声呼サポート情報を送信する。UE100は、セル1上で音声呼の進行中にリダイレクションコマンドを受信した後、セル1との接続を解放する。そして、UE100は、音声呼サポート情報に基づいて、音声呼をサポートするセル2を判断し、セル2に対してリダイレクションを行う。これにより、リダイレクションが拒否されることを回避することができる。
上述した実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。例えば、第2世代又は第3世代移動通信システムに本発明を適用してもよい。この場合、音声呼は、パケット交換方式ではなく、回線交換方式であってもよい。
(相互参照)
本願は米国仮出願第62/335906号(2016年5月13日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。
上述した実施形態は、通信分野において有用である。

Claims (13)

  1. 移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信し、前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルとの接続を解放し、第2のセルに対してリダイレクションを行う制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記リダイレクションコマンドの受信に応じて前記第1のセルのセル識別子を記憶し、
    前記リダイレクションの際に前記セル識別子を前記第2のセルに通知する
    無線端末。
  2. 前記制御部は、
    前記リダイレクションコマンドの受信に応じて、前記第1のセルから前記無線端末に割り当てられた一時的な識別子を記憶し、
    前記リダイレクションの際に前記一時的な識別子を前記第2のセルにさらに通知する
    請求項1に記載の無線端末。
  3. 移動通信システムにおいて、少なくとも第1のセルを管理する基地局であって、
    前記第1のセル上でリダイレクションコマンドを無線端末に送信し、前記リダイレクションコマンドの送信に応じて前記無線端末との接続を解放する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記接続を解放しても前記無線端末に関する情報を保持し、
    前記無線端末が第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、前記無線端末に関する情報を前記第2のセルに提供する
    基地局。
  4. 移動通信システムにおいて、少なくとも第2のセルを管理する基地局であって、
    第1のセル上でリダイレクションコマンドを受信した無線端末が前記第2のセルに対してリダイレクションを行ったことに応じて、前記無線端末との接続を確立する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記リダイレクションの際に前記第1のセルのセル識別子を前記無線端末から受信し、
    前記セル識別子に基づいて前記リダイレクションを示す通知を前記第1のセルに提供する
    基地局。
  5. 移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    基地局のセルから音声呼サポート情報を受信する受信部を備え、
    前記音声呼サポート情報は、前記セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、前記音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報、前記音声呼をサポートしている特定の周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む
    無線端末。
  6. 前記無線端末が音声呼を発呼する又は進行中の音声呼を有していることに応じて、前記音声呼サポート情報に基づいて、前記音声呼をサポートしている前記特定のセルを判断する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記無線端末の接続の確立又は再確立を前記特定のセルに要求する
    請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記制御部は、
    第1のセル上で音声呼の進行中に無線リンク障害を検知した後、前記無線端末の接続を再確立するために第2のセルを選択し、
    前記音声呼サポート情報に基づいて、前記第2のセルとして前記特定のセルを選択する
    請求項6に記載の無線端末。
  8. 前記制御部は、
    第1のセル上で音声呼の進行中にリダイレクションコマンドを受信した後、前記第1のセルとの接続を解放して、第2のセルに対してリダイレクションを行い、
    前記音声呼サポート情報に基づいて、前記第2のセルとして前記特定のセルを選択する
    請求項6に記載の無線端末。
  9. 移動通信システムにおいて、セルを管理する基地局であって、
    前記セル上で音声呼サポート情報を送信する送信部を備え、
    前記音声呼サポート情報は、前記セルが音声呼をサポートしているか否かを示す情報、前記音声呼をサポートしている特定のセルを示す情報、前記音声呼をサポートしている周波数を示す情報のうち、少なくとも1つを含む
    基地局。
  10. 移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    前記無線端末の接続の確立又は再確立を基地局のセルに要求する制御部を備え、
    前記制御部は、前記無線端末が進行中の音声呼を有していることに応じて、前記要求の際に、前記無線端末が前記進行中の音声呼を有する旨を前記セルに通知する
    無線端末。
  11. 前記制御部は、
    他のセル上で音声呼の進行中に無線リンク障害を検知した後、前記無線端末の接続を再確立するために前記セルを選択し、
    前記選択されたセルに前記再確立を要求するとともに、前記無線端末が前記進行中の音声呼を有する旨を前記選択されたセルに通知する
    請求項10に記載の無線端末。
  12. 前記セルが音声呼をサポートしていないことに応じて、前記基地局からコマンドを受信する受信部を備え、
    前記コマンドは、音声呼をサポートしている特定のセル又は音声呼をサポートしている特定の周波数への切り替えを指示する
    請求項10に記載の無線端末。
  13. 移動通信システムにおいて用いられる基地局であって、
    前記無線端末の接続の確立又は再確立の要求を前記無線端末から受信する受信部を備え、
    前記受信部は、前記無線端末が進行中の音声呼を有していることに応じて、前記無線端末が前記進行中の音声呼を有する旨の通知を前記要求と共に受信する
    基地局。
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