JPWO2017175780A1 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

無線基地局及び通信制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017175780A1
JPWO2017175780A1 JP2018510628A JP2018510628A JPWO2017175780A1 JP WO2017175780 A1 JPWO2017175780 A1 JP WO2017175780A1 JP 2018510628 A JP2018510628 A JP 2018510628A JP 2018510628 A JP2018510628 A JP 2018510628A JP WO2017175780 A1 JPWO2017175780 A1 JP WO2017175780A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
system information
allocation
allocation information
central aggregation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018510628A
Other languages
English (en)
Inventor
ウリ アンダルマワンティ ハプサリ
ウリ アンダルマワンティ ハプサリ
アニール ウメシュ
アニール ウメシュ
尚人 大久保
尚人 大久保
徹 内野
徹 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JPWO2017175780A1 publication Critical patent/JPWO2017175780A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/085Access point devices with remote components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、システム情報、及び当該システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当て情報を、効率的に中央集約装置から張出装置に通知することができる無線基地局及び通信制御方法を提供する。無線基地局の中央集約装置210が、ユーザ装置300に向けて報知されるシステム情報(SIB)、及びシステム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を張出装置260に送信するステップと、張出装置260が、受信した割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介してシステム情報をユーザ装置300に送信するステップとを含む。割り当て情報を張出装置260に送信するステップでは、システム情報または割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更されたシステム情報、または内容が変更された割り当て情報を送信する。

Description

本発明は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)の更なる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G(5th generation mobile communication system)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
LTEでは、MAC層におけるスケジューラ機能(MACスケジューラ)などを有する中央集約装置と、中央集約装置の設置場所から張り出して遠隔に配置する張出装置とを含む、いわゆるC-RAN型の無線基地局が用いられている。張出装置は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF部)を備える。
また、中央集約装置と張出装置とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央集約装置と張出装置とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が知られている。
ところで、上述した5Gの仕様検討に際して、これまで中央集約装置に実装されていた無線物理レイヤ(レイヤ1)の機能を張出装置に実装することが提唱されている(例えば、非特許文献1)。このような実装によれば、フロントホールの所要伝送帯域を削減することができる。
3GPP RWS-150051(3GPP RAN workshop on 5G), "5G Vision for 2020 and Beyond"、3GPP、2015年9月
上述したように、これまで中央集約装置に実装されていた無線物理レイヤの機能を張出装置に実装した場合、次のような問題がある。すなわち、MACスケジューラなどの上位レイヤ(レイヤ2など)の機能は、これまでどおり中央集約装置に実装される。
このため、例えば、ユーザ装置(無線通信端末または移動局ともいう)に向けて報知されるシステム情報、及び当該システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当て情報を、中央集約装置から張出装置に送信する必要がある。なお、システム情報には、Master Information Block(MIB)及びSystem Information Block(SIB)が含まれる。
また、システム情報または割り当て情報の内容が変更された場合には、当該変更後の内容を中央集約装置から張出装置に送信する必要がある。しかしながら、システム情報または割り当て情報の送信頻度が多くなると、中央集約装置と張出装置とのインタフェースにおける通信帯域を逼迫することが懸念される。さらに、中央集約装置及び張出装置の処理負荷の増大も懸念される。
一方、システム情報及び割り当て情報の送信頻度を抑制するため、システム情報及び割り当て情報の少なくとも何れか一方の送信を省略することも考えられるが、このためには、張出装置がシステム情報または割り当て情報の送信が省略されることを予め認識している必要がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、システム情報、及び当該システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当て情報を、効率的に中央集約装置から張出装置に通知することができる無線基地局及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る無線基地局は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する。前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信する情報送信部を備え、前記張出装置は、前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部とを備え、前記情報送信部は、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する。
本発明の一態様に係る無線基地局は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する。前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信する情報送信部を備え、前記張出装置は、前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部とを備え、前記情報送信部は、前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定においては、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避し、前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局において用いられる。通信制御方法は、前記中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップとを含み、前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局において用いられる。通信制御方法は、中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップと、前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定において、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避するステップとを含み、前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である 図3は、中央集約装置210の機能ブロック構成図である。 図4は、張出装置260の機能ブロック構成図である。 図5は、中央集約装置210及び張出装置260によるシステム情報の報知動作の概念図である。 図6は、システム情報の送信に関連する論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルのマッピングを示す図である。 図7は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例1における通信シーケンスを示す図である。 図8は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例2における通信シーケンスを示す図である。 図9は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例3における通信シーケンスを示す図である。 図10は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例4における通信シーケンスを示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)、及びLTEの後継システムである5Gに従った無線通信システムである。
なお、本実施形態では、5Gと対応させる観点から、LTE(LTE-Advancedを含む)を適宜「4G」と称呼する。また、本実施形態では、5Gが導入された直後における無線通信システムの構成を想定しており、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationを実現する。
無線通信システム10は、コアネットワーク20、無線基地局100、無線基地局200及びユーザ装置300を含む。
コアネットワーク20は、Evolved Packet Core(EPC)とも呼ばれ、移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S-GW)及びPDNゲートウェイ(P-GW)などによって構成される。
無線基地局100は、4Gに従った無線基地局であり、eNodeBとも呼ばれている。無線基地局100は、S1-MMEまたはS1-Uインタフェースを介してコアネットワーク20を構成する装置(ノード)と接続される。
無線基地局200は、5Gに従った無線基地局である。無線基地局200は、X2インタフェース(ここでは、便宜的に、X2-AP’, X2-U’と呼ぶ)を介して無線基地局100と接続される。
ユーザ装置300(UE)は、無線基地局100及び無線基地局200と無線通信を実行することができる。ユーザ装置300は、無線通信端末、或いは移動局と呼ばれてもよい。無線基地局200及びユーザ装置300は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数の無線基地局とユーザ装置300との間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、中央集約装置110及び張出装置160によって構成される。同様に、無線基地局200は、中央集約装置210及び張出装置260によって構成される。なお、無線基地局100及び無線基地局200は、中央集約装置及び張出装置以外の他の装置を含んでもよい。
中央集約装置110は、無線物理レイヤ(L1)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコルレイヤ(PDCP)を有する。また、中央集約装置110は、PDCPの上位レイヤとして、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。
張出装置160は、中央集約装置110の設置場所から張り出して遠隔に配置することができる。張出装置160は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF)を有する。
中央集約装置110は、デジタル処理部(Digital Unit(DU))またはCentral Unit(CU)とも呼ばれ、張出装置160は、無線処理部(Radio Unit(RU))またはRemote Unit(RU)とも呼ばれる。中央集約装置110と張出装置160とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央集約装置110と張出装置160とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が用いられる。
中央集約装置210及び張出装置260は、上述した中央集約装置110及び張出装置160にそれぞれ対応するが、レイヤ構成が異なっている。
具体的には、中央集約装置210は、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)及び無線リンク制御レイヤ(RLC)を有する。張出装置260は、無線物理レイヤ(L1)及び無線部(RF)を有する。
なお、上述したように、中央集約装置210は、X2-AP’, X2-U’インタフェースを介して中央集約装置110と接続される。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、中央集約装置210及び張出装置260の機能ブロック構成について説明する。
(2.1)中央集約装置210
図3は、中央集約装置210の機能ブロック構成図である。図3に示すように、中央集約装置210は、情報送信部211、情報受信部213、スケジューラ機能部215、チャネル制御部217及びX2 IF部219を備える。
なお、図3に示すように、中央集約装置210の各機能ブロックは、プロセッサ(メモリを含む)、機能モジュール(外部接続IFなど)、及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
情報送信部211は、無線基地局100、具体的には、張出装置260とユーザ装置300との無線通信に必要な情報を張出装置260に送信する。
特に、本実施形態では、情報送信部211は、ユーザ装置300に向けて報知されるシステム情報、具体的には、Master Information Block(MIB)及びSystem Information Block(SIB)を張出装置260に送信する。
情報送信部211は、システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を張出装置260に送信する。具体的には、MIBの場合、情報送信部211は、MIBの報知に用いられるPBCH(Physical Broadcast Channel)の割り当て情報、具体的には、SS(Synchronization Signal)の情報を張出装置260に送信する。
また、SIBの場合、情報送信部211は、SIBの送信に用いられるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)の割り当て情報、具体的には、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)の情報を張出装置260に送信する。
情報送信部211は、システム情報または割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更されたシステム情報、または内容が変更された割り当て情報を送信することができる。つまり、情報送信部211は、システム情報または割り当て情報の何れか一方が変更された場合には、当該変更された情報を送信し、両方が変更された場合には、両方の情報を送信することができる。
すなわち、情報送信部211は、システム情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更されたシステム情報を送信する。また、情報送信部211は、割り当て情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された割り当て情報を送信する。
また、情報送信部211は、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定においては、システム情報及び割り当て情報の送信を回避することができる。なお、セルの設定とは、各種のパラメータをメモリなどに設定することで、ユーザ装置300と各種のパラメータに従った無線通信を実行可能な状態にすることを意味する。
また、情報送信部211は、セルの設定において、システム情報及び割り当て情報の送信を回避した場合、システム情報(MIBまたはSIB)のユーザ装置300への送信タイミング毎に、当該システム情報及び割り当て情報を張出装置260に送信する。
情報受信部213は、張出装置260から送信された情報を受信する。例えば、情報受信部213は、CQI(Channel Quality Indicator)、PMI(Precoding Matrix Indicator)及びRI(Rank Indicator)などの下りリンク品質情報を受信する。また、情報受信部213は、CSI(Channel State Information)及びSRS(Sounding Reference Signal)の判定結果、ランダムアクセスレスポンス(RAR)及び下り方向のスケジューリング要求などを受信する。
スケジューラ機能部215は、無線基地局200と接続されている複数のユーザ装置300の状況、及びそれぞれのユーザ装置300からのスケジューリング要求などに応じて、無線リソースのユーザ装置300へのスケジューリング(MACスケジューラなど)を実行する。また、スケジューラ機能部215は、スケジューリングの結果をチャネル制御部217に通知する。
チャネル制御部217は、無線基地局100(具体的には、張出装置260)と、ユーザ装置300との間において送受信される各種チャネル、具体的には、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を実行する。
チャネル制御部217は、下り方向の物理チャネルとして、例えば、PDCCH、PBCH、PDSCH、PHICH(Physical HARQ Indicator Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)などの送信タイミング及び内容を決定する。また、チャネル制御部217は、下り方向のトランスポートチャネルとして、DLSCH(Downlink Shared Channel)、BCH(Broadcast Channel)及びPCH(Paging Channel)などの送信タイミング及び内容を決定する。
チャネル制御部217は、上り方向の物理チャネルとして、例えば、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、SRS(Sounding Reference Signal)、PRACH(Physical Random Access Channel)及びPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)などの受信に関する制御を実行する。
チャネル制御部217は、各種チャネルの制御内容を情報送信部211に通知する。
X2 IF部219は、中央集約装置110との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、X2 IF部219は、中央集約装置110と中央集約装置210とをMAC及びRLCを用いて直接接続するインタフェースであり、既存のオープンインタフェースであることが好ましい。ユーザ装置300の送受信データは、X2 IF部219を介して無線基地局100と中継される。
(2.2)張出装置260
図4は、張出装置260の機能ブロック構成図である。図4に示すように、張出装置260は、無線通信部261、情報受信部263、チャネル送信部265、情報取得部267及び情報送信部269を備える。
なお、図4に示すように、張出装置260の各機能ブロックは、デュープレクサ、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール(RF変換)、機能モジュール(直交変復調など)、及び電源などのハードウェア要素によって実現される。
無線通信部261は、ユーザ装置300との無線通信を実行する。具体的には、無線通信部261は、5Gの仕様に従ってユーザ装置300との無線通信を実行する。上述したように、無線通信部261は、Massive MIMO、キャリアアグリゲーション(CA)、及びデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
情報受信部263は、中央集約装置210から送信された情報を受信する。具体的には、情報受信部263は、中央集約装置210から送信される無線通信に必要な情報などを受信する。
特に、本実施形態では、情報受信部263は、システム情報、具体的には、MIB及びSIBの内容を受信する。また、情報受信部263は、割り当て情報、具体的には、PBCH(MIBの場合)、及びPDSCH(SIBの場合)を介して送信されるシステム情報を送信するために用いられる無線リソースの割り当て情報(SS, PDCCH)を受信する。
チャネル送信部265は、各種チャネル、具体的には、下り方向のトランスポートチャネル及び物理チャネルなどをユーザ装置300に向けて送信する。
特に、本実施形態では、チャネル送信部265は、情報受信部263が受信した割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネル(PBCHまたはPDSCH)を介してシステム情報をユーザ装置300に送信する。また、チャネル送信部265は、PDCCHなどを送信する。
なお、ユーザ装置300に送信される物理チャネル、具体的には、PDSCH及びPDCCHなどのチャネルは、中央集約装置210が生成してもよいし、張出装置260が生成してもよい。例えば、張出装置260が当該チャネルを生成する場合、張出装置260(チャネル送信部265)は、当該チャネルを介して送信される内容を中央集約装置210から受信し、当該内容を含み、所定のフォーマットに従ったチャネルを生成する。
一方、中央集約装置210が当該チャネルを生成する場合、張出装置260は、中央集約装置210から受信した当該チャネルを、そのまま無線区間に送出する。
情報取得部267は、ユーザ装置300から送信された下りリンク品質情報(CQIなど)及び下り方向のスケジューリング要求などを取得する。
情報送信部269は、チャネル送信部265が取得した下りリンク品質情報及び下り方向のスケジューリング要求などを中央集約装置210に送信する。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、中央集約装置210及び張出装置260によるシステム情報のユーザ装置300の報知動作について説明する。
(3.1)概略動作
図5は、中央集約装置210及び張出装置260によるシステム情報の報知動作の概念図である。具体的には、図5では、システム情報として、SIBを報知する場合における動作概要を示す。
図5に示すように、中央集約装置210は、システム情報(SIB)を張出装置260に送信する。張出装置260は、当該システム情報を受信すると、PDCCH及びPDSCHを用いて当該システム情報をユーザ装置300に送信する。
図6は、システム情報の送信に関連する論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルのマッピングを示す。なお、図6では、システム情報の送信に関連する主なチャネルのマッピングのみが示されている。
図6に示すように、システム情報(MIB, SIB)は、まず、論理チャネルであるBCCH(Broadcast Control Channel)にマッピングされる。BCCHは、システム情報報知用の論理チャネルである。
MIBの場合、BCCHは、トランスポートチャネルであるBCH(Broadcast Channel)にマッピングされる。さらに、BCHは、物理チャネルであるPBCH(Physical Broadcast Channel)にマッピングされる。MIBは、40ms毎に送信される。また、当該40ms内で同一内容が繰り返し4回送信され、当該複数のMIBをsoft combiningすることができる。
SIBの場合、BCCHは、トランスポートチャネルであるDLSCH(Downlink Shared Channel)にマッピングされる。SIBは、種類によって送信周期が異なるが、例えば、SIB1であれば、80ms毎に送信される。また、当該80ms内で同一内容が繰り返し4回送信され、当該複数のSIB1をsoft combiningすることができる。
なお、DLSCHは、システム情報、及び下り方向の制御情報とユーザデータとのの送信に用いられる。DLSCHは、物理チャネルであるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)にマッピングされる。
PDSCHの送信タイミングなど無線リソースに関する内容を含むDCI(Downlink Control Information)は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)によってユーザ装置300に通知される。このため、SIBの内容を変更する場合、PDCCH及びPDSCHの変更を伴う。
(3.2)システム情報の報知シーケンス
次に、システム情報の報知シーケンスついて説明する。具体的には、SIB、及びSIBの送信に必要となる無線リソースの割り当て情報の報知動作について、複数の動作例を挙げて説明する。
(3.2.1)動作例1
図7は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例1における通信シーケンスを示す。
動作例1では、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容を報知するPDCCH, PDSCHの送信を回避する(S10)。
つまり、張出装置260は、当該セルの設定時には、PDCCH及びPDSCHを送信しない。また、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容は、中央集約装置210から張出装置260へ送信されない。
一方、動作例1では、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報、具体的には、PDCCHを介して送信される情報と、PDSCHを介して送信されるSIBの内容との組合せが、所定の周期T(例えば、80ms、以下の動作例でも同様)で常に中央集約装置210から張出装置260に送信される(S20〜S40)。
(3.2.2)動作例2
図8は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例2における通信シーケンスを示す。
動作例2では、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容が、中央集約装置210から張出装置260に送信され、PDCCH, PDSCHによってユーザ装置300にそれぞれ送信される(S110)。
動作例2では、割り当て情報については、常に送信せず、内容(つまり、使用する無線リソースブロック)について変更が生じた場合にのみ、中央集約装置210から張出装置260に当該割り当て情報が送信される(S140)。当該割り当て情報は、PDCCHを介してユーザ装置300に送信される。
一方、SIBの内容については、常に中央集約装置210から張出装置260に送信され、割り当て情報及びSIBの内容については、張出装置260からPDCCH, PDSCHを介してユーザ装置300に送信される(S120, S130, S150)。
(3.2.3)動作例3
図9は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例3における通信シーケンスを示す。
動作例3でも、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容が、中央集約装置210から張出装置260に送信され、PDCCH, PDSCHによってユーザ装置300にそれぞれ送信される(S210)。
動作例3では、SIBの内容については、常に送信せず、内容(つまり、システム情報の内容)について変更が生じた場合にのみ、中央集約装置210から張出装置260に当該SIBの内容が送信される(S240)。変更された当該SIBの内容については、PDCCH及びPDSCHを用いてユーザ装置300に送信される。
一方、無線リソースの割り当て情報については、常に中央集約装置210から張出装置260に送信され、張出装置260からPDCCHを介してユーザ装置300に送信される(S220, S230, S250)。また、SIBの内容についてもPDSCHを介してユーザ装置300に送信される。
(3.2.4)動作例4
図10は、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容の報知動作例4における通信シーケンスを示す。
動作例4でも、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容が、中央集約装置210から張出装置260に送信され、PDCCH, PDSCHによってユーザ装置300にそれぞれ送信される(S310)。
動作例4では、無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容とも、常に送信せず、内容について変更が生じた場合にのみ、中央集約装置210から張出装置260に当該割り当て情報またはSIBの内容が送信される。
具体的には、割り当て情報について変更が生じた場合、中央集約装置210から張出装置260に当該割り当て情報が送信される(S350)。変更された当該割り当て情報は、PDCCHを介してユーザ装置300に送信される。
また、SIBの内容について変更が生じた場合、中央集約装置210から張出装置260に当該SIBの内容が送信される(S380)。変更された当該SIBの内容は、PDCCH及びPDSCHを用いてユーザ装置300に送信される。
一方、割り当て情報及びSIBの内容に変更がない場合には、割り当て情報及びSIBの内容については、張出装置260からPDCCH, PDSCHを介してユーザ装置300に送信される(S320, S330, S340, S360, S370)。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、中央集約装置210(情報送信部211)は、システム情報または割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更されたシステム情報、または内容が変更された割り当て情報を張出装置260に送信する。
具体的には、動作例1に示したように、張出装置260と中央集約装置210とによるセルの設定において、当該SIBの報知に用いられる無線リソースの割り当て情報及びSIBの内容を報知するPDCCH, PDSCHの送信が回避される。一方、中央集約装置210は、システム情報のユーザ装置300への送信タイミング毎に、システム情報及び割り当て情報を張出装置260に送信する。
動作例1によれば、セル設定時の動作が簡素化され、迅速なセル設定に貢献する。また、中央集約装置210側でPDCCH, PDSCHが生成される場合、張出装置260は、中央集約装置210から受信したPDCCH, PDSCHをそのまま無線区間に送出すればよいため、張出装置260に要求される性能を抑えることに寄与する。
また、動作例2に示したように、中央集約装置210は、割り当て情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された当該割り当て情報を張出装置260に送信することができる。
動作例2によれば、割り当て情報の内容に変更がない場合には、システム情報(SIB)のみが張出装置260に送信されるため、中央集約装置210と張出装置260とのインタフェース(CPRIなど)において占有する帯域を低減することができる。
また、動作例3によれば、中央集約装置210は、システム情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更されたシステム情報を送信する張出装置260に送信することができる。
動作例3によれば、システム情報の内容に変更がない場合には、割り当て情報(SIB)のみが張出装置260に送信されるため、動作例2と同様に、中央集約装置210と張出装置260とのインタフェースにおいて占有する帯域を低減することができる。
また、動作例4は、実質的には、動作例2と動作例3との組合せであるため、中央集約装置210と張出装置260とのインタフェースにおいて占有する帯域をさらに低減することができる。
すなわち、このような無線基地局100によれば、システム情報、及び当該システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当て情報を、効率的に中央集約装置210から張出装置260に通知することができる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、システム情報として、主にSIB(例えば、SIB1)を例にして説明したが、本発明は、SIB1に限らず、他のSIB或いはMIBを送信する場合にも適用されてもよい。
また、上述した実施形態では、5Gが導入された直後における無線通信システムの構成を想定しており、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationを実現している体について説明したが、本発明は、このようなLTE assisted operationに限らず、例えば、5G単独でのoperationにも適用し得ることは勿論である。
さらに、上述した実施形態全体を通じて、3GPPにおいて規定される用語を主に用いて説明したが、当該用語は、他の用語に置き換えられても構わない。例えば、上述した実施形態の中でも言及したように、ユーザ装置は、無線通信端末、移動局、或いはユーザ端末などと呼ばれてもよいし、無線基地局は、ノード或いは無線通信装置またはシステムなどと呼ばれても構わない。
さらに、 上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、上述したパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
無線基地局(無線基地局100, 200、以下、基地局)は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分できる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
さらに、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
なお、本発明は、以下のように表現されてもよい。本発明の一態様は、張出装置(張出装置260)と中央集約装置(中央集約装置210)とを含み、ユーザ装置(ユーザ装置300)と無線通信を実行する無線基地局(無線基地局100)であって、前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報(例えば、SIB)、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報(例えば、PDCCHを介して送信される割り当て情報)を前記張出装置に送信する情報送信部(情報送信部211)を備え、前記張出装置は、前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部(情報受信部263)と、前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネル(例えば、PDSCH)を介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部(チャネル送信部265)とを備え、前記情報送信部は、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する。
本発明の一態様において、前記情報送信部は、前記システム情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された前記システム情報を送信してもよい。
本発明の一態様において、前記情報送信部は、前記割り当て情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された前記割り当て情報を送信してもよい。
本発明の一態様に係る無線基地局は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する。前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信する情報送信部を備え、前記張出装置は、前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部とを備え、前記情報送信部は、前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定においては、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避し、前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局において用いられる。通信制御方法は、前記中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップとを含み、前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する。
本発明の一態様に係る通信制御方法は、張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局において用いられる。通信制御方法は、中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップと、前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定において、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避するステップとを含み、前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
なお、日本国特許出願第2016-078472号(2016年4月8日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
上述した無線基地局及び通信制御方法によれば、MACスケジューラなどの上位レイヤの機能と、無線物理レイヤの機能とが分離して実装された場合でも、システム情報、及び当該システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当て情報を、効率的に中央集約装置から張出装置に通知することができる。
10 無線通信システム
20 コアネットワーク
100 無線基地局
110 中央集約装置
160 張出装置
200 無線基地局
210 中央集約装置
211 情報送信部
213 情報受信部
215 スケジューラ機能部
217 チャネル制御部
219 X2 IF部
260 張出装置
261 無線通信部
263 情報受信部
265 チャネル送信部
267 情報取得部
269 情報送信部
300 ユーザ装置

Claims (6)

  1. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局であって、
    前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信する情報送信部を備え、
    前記張出装置は、
    前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部と
    を備え、
    前記情報送信部は、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する無線基地局。
  2. 前記情報送信部は、前記システム情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された前記システム情報を送信する請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記情報送信部は、前記割り当て情報の内容が変更された場合のみ、内容が変更された前記割り当て情報を送信する請求項1または2に記載の無線基地局。
  4. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局であって、
    前記中央集約装置は、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信する情報送信部を備え、
    前記張出装置は、
    前記システム情報及び前記割り当て情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部が受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するチャネル送信部と
    を備え、
    前記情報送信部は、
    前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定においては、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避し、
    前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する無線基地局。
  5. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局における通信制御方法であって、
    前記中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、
    前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップと
    を含み、
    前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報または前記割り当て情報の内容が変更された場合、内容が変更された前記システム情報、または内容が変更された前記割り当て情報を送信する通信制御方法。
  6. 張出装置と中央集約装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局における通信制御方法であって、
    中央集約装置が、前記ユーザ装置に向けて報知されるシステム情報、及び前記システム情報の報知に用いられる無線リソースの割り当てを示す割り当て情報を前記張出装置に送信するステップと、
    前記張出装置が、受信した前記割り当て情報に基づいて、所定の下りチャネルを介して前記システム情報を前記ユーザ装置に送信するステップと、
    前記張出装置と前記中央集約装置とによるセルの設定において、前記システム情報及び前記割り当て情報の送信を回避するステップと
    を含み、
    前記割り当て情報を前記張出装置に送信するステップでは、前記システム情報の前記ユーザ装置への送信タイミング毎に、前記システム情報及び前記割り当て情報を前記張出装置に送信する通信制御方法。
JP2018510628A 2016-04-08 2017-04-05 無線基地局及び通信制御方法 Pending JPWO2017175780A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016078472 2016-04-08
JP2016078472 2016-04-08
PCT/JP2017/014174 WO2017175780A1 (ja) 2016-04-08 2017-04-05 無線基地局及び通信制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2017175780A1 true JPWO2017175780A1 (ja) 2019-02-14

Family

ID=60000384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018510628A Pending JPWO2017175780A1 (ja) 2016-04-08 2017-04-05 無線基地局及び通信制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20190110275A1 (ja)
EP (1) EP3442289A4 (ja)
JP (1) JPWO2017175780A1 (ja)
WO (1) WO2017175780A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2716745C1 (ru) * 2016-07-11 2020-03-16 Гуандун Оппо Мобайл Телекоммьюникейшнз Корп., Лтд. Способ и устройство для передачи информации
CN108810059B (zh) * 2017-05-05 2024-04-16 华为技术有限公司 广播信号的发送方法、接收方法、网络设备和终端设备
CN108810983B (zh) * 2017-05-05 2021-07-09 华为技术有限公司 发送和接收信息的方法、网络设备和终端设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130100907A1 (en) * 2010-12-21 2013-04-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Downlink baseband signal generating method, relevant device and system
WO2013076900A1 (ja) * 2011-11-25 2013-05-30 日本電気株式会社 無線局、及び無線局によるユーザーデータの処理方法
JP2013255061A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Ntt Docomo Inc 無線基地局および無線通信システム
JP2015082666A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社日立製作所 無線通信装置
WO2015060562A1 (ko) * 2013-10-24 2015-04-30 엘지전자 주식회사 클라우드 랜 환경에서 rrh를 통한 하향링크 전송 전력을 설정하는 방법
WO2015072703A1 (ko) * 2013-11-12 2015-05-21 엘지전자 주식회사 상향링크 동기를 획득하고 상향링크 연결을 설정하는 방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI435090B (zh) * 2011-07-05 2014-04-21 Wistron Corp 快門眼鏡的測試架構、方法及系統
JP6262116B2 (ja) 2014-10-09 2018-01-17 三菱重工業株式会社 船速算出装置及び船速算出方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130100907A1 (en) * 2010-12-21 2013-04-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Downlink baseband signal generating method, relevant device and system
WO2013076900A1 (ja) * 2011-11-25 2013-05-30 日本電気株式会社 無線局、及び無線局によるユーザーデータの処理方法
JP2013255061A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Ntt Docomo Inc 無線基地局および無線通信システム
JP2015082666A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社日立製作所 無線通信装置
WO2015060562A1 (ko) * 2013-10-24 2015-04-30 엘지전자 주식회사 클라우드 랜 환경에서 rrh를 통한 하향링크 전송 전력을 설정하는 방법
WO2015072703A1 (ko) * 2013-11-12 2015-05-21 엘지전자 주식회사 상향링크 동기를 획득하고 상향링크 연결을 설정하는 방법

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group RadioAccess Network; Evolved Unive", 3GPP TS 36.331 V10.0.0, JPN6017016778, December 2010 (2010-12-01), pages 22 - 32, ISSN: 0004630667 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017175780A1 (ja) 2017-10-12
US20190110275A1 (en) 2019-04-11
EP3442289A1 (en) 2019-02-13
EP3442289A4 (en) 2019-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10194482B2 (en) Enhanced node B and methods for providing system information updates to user equipment with extended paging cycles
US11626952B2 (en) Signal configuration method and related device
US11540320B2 (en) User terminal, radio base station and radio communication method
US10064064B2 (en) LTE-U communication devices and methods for aperiodic beacon and reference signal transmission
JP7040617B2 (ja) シグナリング指示及び受信方法、装置及び通信システム
EP3169123B1 (en) Base station, user equipment and associated methods
JP2021510951A (ja) 参照信号リソースの送信位置の指示方法、装置及び通信システム
EP4307816A2 (en) Radio network nodes, user equipment (ue) and methods performed in a wireless communication network
JP2018533234A (ja) Idc問題のシグナリング
JP2022501913A (ja) 無線通信ネットワークにおけるユーザ装置、ネットワークノード、および方法
WO2017175780A1 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
WO2017163785A1 (ja) 無線基地局、張出装置及び通信制御方法
CN107079330B (zh) 用于关键任务机器类型通信的方法和用户设备及演进型节点b
WO2019130571A1 (ja) ユーザ端末及び無線通信方法
WO2017126517A1 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
WO2023015151A1 (en) Paging in discontinuous coverage
WO2017170774A1 (ja) ユーザ装置、基地局、及び報知情報受信方法
WO2017163784A1 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
EP3800964A1 (en) Communication method and apparatus, and storage medium
EP3496444B1 (en) User terminal, wireless base station, and wireless communication method
US10992440B2 (en) Wireless device and method therein for determining a search space in a wireless communications network
WO2017175478A1 (ja) 無線基地局及び通信制御方法
JP2017188857A (ja) 無線基地局及び通信制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211102