JPWO2017170265A1 - 超伝導マグネット装置及び極低温冷凍機システム - Google Patents

超伝導マグネット装置及び極低温冷凍機システム Download PDF

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Abstract

超伝導マグネット装置は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、冷凍機によって冷却される超伝導コイルと、超伝導コイルを収容する真空容器と、超伝導コイルに接続され、真空容器の外部に配置されたコイル用電極と、コイル用電極を加熱するヒータと、を備える。

Description

本発明は、超伝導マグネット装置及び極低温冷凍機システムに関する。
従来から、極低温冷凍機を備えた超伝導磁石がある(例えば特許文献1参照)。超伝導磁石では、極低温冷凍機によってコイルを冷却し、超伝導状態となったコイルに電流を流して、磁場を発生させている。超伝導磁石では真空容器の内部にコイルが配置され、このコイルに電流を流すための電極は、真空容器の外部に配置されている。
特開2011−165887号公報
超伝導状態で使用されるコイルに接続されて、電流が流れる電流ライン及び電極の材質は、通常、電気伝導度の高い材料が使用される。電気伝導度の高い材質は、一般的に、熱伝導率も高いため、真空容器の内部のコイルが冷却されると、コイルに接続され真空容器の外部に配置された電極も冷却されることになる。室温状態に配置された電極が冷却されると、空気中の水分が電極によって冷却されて結露したり、氷結して電極に固着したりするおそれがある。
本発明は、簡素な構成で確実に電極周りの結露又は氷結を抑制することが可能な超伝導マグネット装置及び極低温冷凍機システムを提供することを目的とする。
本発明の超伝導マグネット装置は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、冷凍機によって冷却される超伝導コイルと、超伝導コイルを収容する真空容器と、超伝導コイルに接続され、真空容器の外部に配置されたコイル用電極と、コイル用電極を加熱するヒータと、を備える。
このような超伝導マグネット装置では、ヒータを備えているので、真空容器の外部に配置されたコイル用電極周りの結露又は氷結を抑制することができる。具体的には、ヒータによってコイル用電極を加熱して、コイル用電極の温度を一定の温度以上に維持することができる。その結果、コイル用電極周りの空気の冷却が抑制されて、結露又は氷結が抑制される。
また、超伝導マグネット装置は、圧縮機と冷凍機とを接続し、圧縮機から冷凍機に電力を供給する給電ラインと、給電ラインから分岐されてヒータに電力を供給する分岐ラインと、を更に備えてよい。この超伝導マグネット装置では、圧縮機から冷凍機に電力を供給する給電ラインを備え、ヒータに電力を供給する分岐ラインが給電ラインから分岐されている。これにより、冷凍機に電力が供給される場合に、分岐ラインからヒータに電力を供給して作動させることができる。そのため、冷凍機の作動に同期させて、ヒータを適切なタイミングで作動させることができる。その結果、ヒータの作動スイッチのつけ忘れ、消し忘れを防止して、コイル用電極周りの結露又は氷結を確実に抑制することができる。また、給電ラインから分岐ラインを分岐させる構成であるので、専用の制御回路を設ける必要がなく、簡素な構成で確実にコイル用電極周りの結露又は氷結を抑制することができる。
また、給電ラインから分岐ラインが分岐される分岐部は、圧縮機と冷凍機との間において、冷凍機に近い側に設けられている構成でもよい。これにより、分岐部が冷凍機に近い側に配置されるので、分岐部からコイル用電極まで延びる分岐ラインの長さを比較的短くすることができる。そのため、超伝導マグネット装置における配線を簡素にすることができる。
また、給電ラインから分岐ラインが分岐される分岐部は、給電ラインに対して、分岐ラインを着脱可能に接続するコネクタユニットを含み、コネクタユニットは、給電ライン側のメス型コネクタと、分岐ライン側であり、メス型コネクタに接続されるオス型コネクタとを有する構成でもよい。このように、電源に近い方である上流側にメス型コネクタを配置することで、分岐ラインが接続されていない場合に、給電ライン側で端子が外部に露出されないようにすることができる。給電ラインに接続された端子が、外部に露出されていると、端子同士が導通されて不具合を生じるおそれがある。
また、ヒータは、シート状を成し、複数のコイル用電極にそれぞれシート状のヒータが固定されている構成でもよい。これにより、コイル用電極にシート状のヒータを固定して、コイル用電極を加熱すると共に、シート状のヒータによりコイル用電極を覆うことで、コイル用電極と周辺の空気との接触を抑制することができ、コイル用電極周りの結露又は氷結を確実に抑制することができる。
また、本発明の極低温冷凍機システムは、冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、圧縮機と冷凍機とを接続し、圧縮機から冷凍機に電力を供給する給電ラインと、給電ラインから分岐されて電気機器に電力を供給する分岐ラインとを備える。
この構成の極低温冷凍機システムによれば、圧縮機から冷凍機に電力を供給する給電ラインを備え、電気機器に電力を供給する分岐ラインが給電ラインから分岐されている。これにより、冷凍機に電力が供給される場合に、分岐ラインから電気機器に電力を供給して作動させることができる。そのため、冷凍機を作動させる場合には、冷凍機に同期させて、電気機器を適切なタイミングで作動させることができる。例えば、電気機器の作動スイッチのつけ忘れ、消し忘れを防止することができる。
また、本発明の極低温冷凍機システムは、冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、冷凍機に電力を供給する給電ラインと、圧縮機の内部において給電ラインから分岐されて電気機器に電力を供給する分岐ラインと、を備える。
この構成の極低温冷凍機システムによれば、圧縮機から冷凍機に電力を供給する給電ラインを備え、電気機器に電力を供給する分岐ラインが給電ラインから分岐されている。これにより、冷凍機に電力が供給される場合に、分岐ラインから電気機器に電力を供給して作動させることができる。そのため、冷凍機を作動させる場合には、冷凍機に同期させて、電気機器を適切なタイミングで作動させることができる。例えば、電気機器の作動スイッチのつけ忘れ、消し忘れを防止することができる。また、分岐ラインが給電ラインから分岐される分岐点は、コネクタやはんだ接合のような機械強度が弱い構造を含む。この構成によれば、分岐ラインは、圧縮機の内部において給電ラインから分岐しているため、電気機器の接続時または取り外し時等に生じる外部負荷による故障を抑制できるという効果が得られる。
本発明によれば、簡素な構成で確実に、コイル用電極周りの結露又は氷結を抑制することができる超伝導マグネット装置及び極低温冷凍機システムを提供することができる。
一実施形態に係る超伝導マグネット装置を示すブロック構成図である。 超伝導マグネット装置を示す概略断面図である。 コイル用電極を示す斜視図である。 シート状のヒータが巻き付けられた状態のコイル用電極を示す側面図である。 変形例に係る超伝導マグネット装置を示すブロック構成図である。 変形例に係る超伝導マグネット装置を示すブロック構成図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示される第1実施形態の超伝導マグネット装置2は、超伝導コイル5と、クライオスタット6と、超伝導コイル5を冷却する極低温冷凍機システム100と、を備える。極低温冷凍機システム100は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機3と、圧縮機3で圧縮された冷媒ガスを膨張させる冷凍機(膨張器ともいう。)4と、を含む。また、極低温冷凍機システム100は、後述の給電ライン9及び分岐ライン23を含む。冷凍機4としては、例えばギフォード・マクマホン式冷凍機(以下、「GM冷凍機」という。)を用いることができる。なお、冷凍機は、GM冷凍機以外のものでもよく、例えば、スターリング冷凍機、パルス管冷凍機、ソルベイ冷凍機、ヴィルミエ冷凍機等といったその他の冷凍機でもよい。冷媒ガスは、例えば、ヘリウムガスである。圧縮機3は、冷媒ガスを圧縮するためのモータ(不図示)を備える。圧縮機3のモータは、電源部7から電力が供給されて駆動され、冷媒ガスを圧縮する。なお、圧縮機3とは、モータ、回路、配線、その他構成部品等を筐体に収容することでユニット化したものである。なお、圧縮機3の内部構成の一例は、図5及び図6を参照して後述する。
圧縮機3では、冷媒ガスの圧縮に伴う発熱を図示しない冷却機構により冷却する。冷却機構は、例えば水冷式や空冷式の熱交換器である。そのため、圧縮機3の配置は冷却機構を配置できる場所に限られる。一方、冷凍機4は、冷却対象物(超伝導コイル5)と熱的に接続させる必要があるため、冷却対象物の近傍に配置されることがある。従って、圧縮機3と冷凍機4はある程度離れて配置されることがある。
圧縮された冷媒ガスは、圧縮機3吐出口から循環経路8を通り、冷凍機4に供給される。冷凍機4で膨張した冷媒ガスは、循環経路8を通り、圧縮機3の吸気口に排出される。循環経路8は、圧縮機3と冷凍機4との間で、冷媒ガスを循環させる配管経路を含む。
冷凍機4は、圧縮機3で圧縮された冷媒ガスを受け入れるシリンダ4aを有する。シリンダ4aと圧縮機3との間には、ロータリバルブなどの切替えバルブが設けられている。切り替えバルブが駆動されて、シリンダ4aが圧縮機3の吐出口と接続されると、圧縮機3の吐出口からシリンダ4aに高圧の冷媒ガスが供給される。更に、切り替えバルブが駆動されて、シリンダ4aが圧縮機3の吸気口と接続されると、シリンダ4a内で膨張した冷媒ガスが圧縮機3の吸気口に排出される。このような切り替えバルブやそれを駆動するモータは、クライオスタット6の容器外壁に取り付けられてもよい。
シリンダ4aは、クライオスタット6の内部に配置されている。シリンダ4aは、先端に冷媒ガスを膨張させる膨張空間を有する。冷凍機4がGM冷凍機の場合には、ディスプレーサの移動により膨張空間の大きさが変化される。このディスプレーサの移動と切り替えバルブのタイミングを同期させることで、膨張空間内の冷媒ガスが断熱膨張し、寒冷を発生する。シリンダ4aの先端外周には、膨張空間内で発生した寒冷を超伝導コイル5に伝える冷却ステージが設けられる。
圧縮機3と冷凍機4は同時に運転されるものであり、通常の運用では、それぞれが単独で運転されることはない。そのため、冷凍機4の切り替えバルブやディスプレーサを駆動するために、専用の給電ラインが設けられていないことが多い。そのため、超伝導マグネット装置2は、圧縮機3と冷凍機4とを電気的に接続する給電ライン9を備えている。電源部7から出力された電力は、圧縮機3を経由し、給電ライン9を介して、冷凍機4に供給される。冷凍機4に供給された電力は、切り替えバルブやディスプレーサの駆動に利用される。
図2に示されるように、超伝導マグネット装置2は、中心軸線C上に配置された2個の超伝導コイル5,5を有する。これらの超伝導コイル5,5は、真空容器を含むクライオスタット6に収容されている。
超伝導マグネット装置2は、更に、ヨーク10と、一対のポール11とを備えるものでもよい。ヨーク10は、中空の円盤型ブロックであり、その内部にクライオスタット6が配置される。
クライオスタット6は、円環状の中空部を有し、この中空部に超伝導コイル5が収容されている。クライオスタット6の内部には、超伝導コイル5を支持する円環状のコイル支持部材12と、このコイル支持部材12を支持する棒状の支持部材13とが配置されている。円環状のコイル支持部材12は、一対の超伝導コイル5を支持する枠体である。棒状の支持部材13は、超伝導コイル5の中心軸線C方向に沿って延在し、コイル支持部材12を挟んで両側に配置されている。棒状の支持部材13は、超伝導コイル5の周方向に複数配置されている。
一対のポール11は、クライオスタット6の空芯部位(超伝導コイルの空芯部位)に、配置されてもよい。例えば一対のポール11は、中心軸線Cが延在する方向において、対向して配置されている。
更に、超伝導マグネット装置2は、超伝導コイルに接続された電流導入ライン14と、電流導入ライン14に接続された一対のコイル用電極15と、を有する。電流導入ライン14は、クライオスタット6を貫通し、超伝導コイル5とコイル用電極15とを電気的に接続している。
コイル用電極15は、クライオスタット6の外部であり、かつ、ヨーク10の外部に配置されている。コイル用電極15は、例えばクライオスタット6の外面6a(図3参照)に配置されている。このようにして、コイル用電極15は、クライオスタット6と絶縁された状態でクライオスタット6の外壁に固定される。なお、コイル用電極15は、ヨーク10に固定されてもよい。
図3は、一対のコイル用電極を示す斜視図である。図3に示されるように、コイル用電極15は、例えば銅などの導電体であり、板状を成し、所定の長さを有する。
コイル用電極15の基端側15aは、電流導入ライン14に接続され、コイル用電極15の先端側15bは、コイル用給電ケーブル16(図1参照)に接続される。コイル用給電ケーブル16は、図1に示されるように、コイル用電源部17に電気的に接続されている。
図3に示されるように、一対のコイル用電極15は、導電体の板厚方向に対向して配置されている。一対のコイル用電極15の基端側15a同士は接近して配置され、一対のコイル用電極15の先端側15b同士は離間して配置されている。基端側15a同士の間隔よりも先端側15b同士の間隔の方が大きくなっている。
電流導入ライン14は、クライオスタット6を構成する真空容器を貫通し、クライオスタット6の外面側に導出されて、一対のコイル用電極15の基端側15aに接続されている。一対のコイル用電極15の基端側15aは、電流導入ライン14を通過させる碍子18を介して、クライオスタット6の外面6aに支持されている。碍子18の一端側にはフランジ19が連結され、このフランジ19がクライオスタット6にボルト固定されている。
また、コイル用電極15の中間部15cは、電極支持部材20によって、クライオスタット6の外面6aに固定されている。図3に示されるように、コイル用給電ケーブル16に接続されない中間部15cから基端側15aにかけて、絶縁材のカバー15dで覆ってもよい。電極支持部材20は、例えばL字状の支持金具21と、絶縁性を有する樹脂製の支持板22とを含んでいる。支持金具21は、クライオスタット6の外面6aにネジ止めされている。同様に、支持板22の一端側は、支持金具21にネジ止めされ、支持板22の他端側は、コイル用電極15の中間部15cに対してネジ止めされている。これにより、一対のコイル用電極15は、クライオスタット6の外面6aに対して絶縁されており、かつ所定の間隔を空けて支持されている。なお、一対のコイル用電極15は、ヨーク10の外面に支持されていてもよい。
ここで、超伝導マグネット装置2は、図1及び図4に示されるように、給電ライン9から分岐された分岐ライン23と、コイル用電極15を加熱するヒータ24とを有する。
分岐ライン23は、給電ライン9とヒータ24と接続し、ヒータ24に電力を供給する電線ケーブルである。給電ライン9から分岐される分岐部には、コネクタユニット25が設けられている。コネクタユニット25は、電源部7側(上流側)である給電ライン9に接続されたメス型コネクタ25aと、ヒータ24側(下流側)である分岐ライン23に接続されたオス型コネクタ25bとを有する。オス型コネクタ25bにはピン部材が設けられ、メス型コネクタ25aには、オス型コネクタ25bのピン部材が挿入される凹部が設けられている。オス型コネクタ25bのピンが、メス型コネクタ25aの凹部に挿入されて、オス型コネクタ25bとメス型コネクタ25aとが接続されて、給電ライン9と分岐ライン23とが電気的に接続される。
また、分岐部であるメス型コネクタ25aは、給電ライン9において、圧縮機3よりも冷凍機4に近い側に設けられている。分岐部が圧縮機3よりも冷凍機4に近い方に設けられているので、給電ライン9との分岐部からコイル用電極15までの長さ(分岐ライン23の長さ)を短くすることができる。分岐ライン23の長さを短くすることで、超伝導マグネット装置2周辺の配線を簡素化することができる。
ヒータ24は、例えばシート状を成すヒータである。ヒータ24の発熱部である電熱線は、シート状の外装部材によって覆われている。ヒータ24としては、例えばラバーヒータ(坂口電熱社製)を用いることができる。ヒータ24は、圧縮機3から給電ライン9及び分岐ライン23を介して電力が供給されて発熱する。ヒータ24の発熱量は、例えば5W程度である。ヒータ24として、赤外線ヒータなど輻射式のヒータを用いてもよい。
ヒータ24は、図4に示されるように、コイル用電極15の先端側15bに巻き付けられて、コイル用電極15の外面を覆っている。ヒータ24は、例えば接着剤を用いて、コイル用電極15に接着されている。ヒータ24は、例えば、帯状の締結部材を用いて、コイル用電極15に固定されていてもよい。ヒータ24は、例えば固いプレートとコイル用電極15との間に挟み込まれた状態で、ボルト等により機械的に締結されていてもよい。ヒータ24の表面は、シリコンラバーなどの絶縁体で覆われてもよい。
また、ヒータ24は、コイル用電極15の外面の一部分のみを覆うように配置されていてもよく、コイル用電極15の外面の全てを覆うように配置されていてもよい。また、コイル用電極15の外面のうち、ヒータ24によって覆われていない領域は、例えば、断熱材や保温材によって覆われていてもよい。
次に超伝導マグネット装置2の動作について説明する。
まず、電源部7から圧縮機3に電力が供給される。また、これに伴い、圧縮機3から給電ライン9を介して冷凍機4に電力が供給されると共に、給電ライン9から分岐された分岐ライン23を介してヒータ24に電力が供給される。
圧縮機3に電力が供給されて、圧縮機3のモータが駆動され、冷媒ガスが圧縮される。圧縮機3で圧縮された冷媒ガスは、循環経路8を通り冷凍機4に供給される。また、冷凍機4に電力が供給されて冷凍機4のモータが駆動される。冷凍機4は、シリンダ4a内で冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させ超伝導コイル5を冷却する。超伝導コイル5は、例えば4.2Kに冷却される。
冷凍機4に電力が供給されるのと同期して、ヒータ24に電力が供給されて、ヒータ24が発熱する。ヒータ24による熱は一対のコイル用電極15に伝熱される。一対のコイル用電極15の外表面の温度は、例えば15℃〜40℃に維持される。
超伝導コイル5が冷却されて超伝導転移した後に、コイル用電源部17から超伝導コイル5に大電流が供給されて、超伝導マグネット装置2は強磁場を発生させる。
このような超伝導マグネット装置2は、ヒータ24によって一対のコイル用電極15を加熱して、コイル用電極15を所定の温度に維持できる。これにより、コイル用電極15周りの空気の冷却が抑制されて、結露又は氷結が抑制される。
また、ヒータ24はシート状を成し、シート状のヒータ24がコイル用電極15に巻き付けられているので、コイル用電極15を加熱すると共に、コイル用電極15と周辺の空気との接触を抑制することができ、確実に結露又は氷結を抑制することができる。
この超伝導マグネット装置2では、冷凍機4に電力が供給される場合に、給電ライン9から分岐された分岐ライン23を介してヒータ24に電力が供給される。そのため、冷凍機4の作動と同期させて適切なタイミングでヒータ24を作動させることができる。また、作動スイッチのつけ忘れのおそれがなく、確実にヒータ24を作動させて、コイル用電極15周りの結露又は氷結を抑制することができる。
また、冷凍機4の作動を停止させる際に、冷凍機4への電力の供給を停止した場合には、ヒータ24への電力の供給も停止される。これにより、ヒータ24の消し忘れを防止することができ、ヒータ24の消し忘れによる電熱線の焼切れなどの不具合が生じるおそれがない。
また、超伝導マグネット装置2では、給電ライン9から分岐ライン23を分岐させる構成であり、ヒータ24の作動を制御する専用の制御回路を設ける必要がないので、簡素な構成で確実にコイル用電極15周りの結露又は氷結を抑制することができる。
また、給電ライン9と分岐ライン23との分岐部は、給電ライン9に対して分岐ライン23を着脱可能に接続するコネクタユニット25を含み、コネクタユニット25は、給電ライン9側のメス型コネクタ25aと、分岐ライン23側であり、メス型コネクタ25aに接続されるオス型コネクタ25bとを有する。これにより、ヒータ24を交換する場合には、分岐ライン23と共に容易に取外し、取付を行うことができる。また、電源部7側にメス型コネクタ25aが配置されているので、分岐ライン23が接続されていない状態において、給電ライン9側で端子が露出されるおそれがない。給電ライン9側の端子が、外部に露出されていると、端子同士が導通されて不具合を生じるおそれがある。
次に第2実施形態に係る超伝導マグネット装置について説明する。第2実施形態の超伝導マグネット装置が、第1実施形態の超伝導マグネット装置2と違う点は、ヒータ24に代えて、送風機(不図示)を備える点である。送風機は、例えばファン(又はブロア)であり、コイル用電極15に対して送風するものである。一対のコイル用電極15に対して、それぞれ送風機が設けられていてもよく、共通の送風機を用いて一対のコイル用電極15に空気を送風してもよい。
送風機には、分岐ライン23が接続されている。圧縮機3から給電ライン9を介して冷凍機4に電力が供給されると共に、分岐ライン23を介して送風機に電力が供給される。これにより、送風機が作動して、一対のコイル用電極15に対して空気が送風される。
このように、コイル用電極15に対して送風することで、コイル用電極15と周辺空気との間の熱交換により、周辺空気が冷却される前に周辺空気をコイル用電極15から遠ざけることができ、コイル用電極15の周辺空気を常に室温付近に維持することができる。そのため、コイル用電極15の冷却が抑制されて、結露又は氷結が抑制される。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記のような種々の変形が可能である。
上記の実施形態では、超伝導マグネット装置2について説明しているが、極低温冷凍機システムは、荷電粒子を加速する超伝導サイクロトロン(加速器)や、荷電粒子を偏向する偏向電磁石などに適用することができる。荷電粒子としては、陽子、重粒子(重イオン)、電子などが挙げられる。
また、上記実施形態では、シート状のヒータをコイル用電極に巻き付けて使用しているが、ヒータはシート状のものに限定されず、板状、棒状、ブロック状、筒状などその他の形状のヒータでもよい。また、ヒータとしてセラミックヒータ、金属ヒータを用いてよい。また、ヒータを電極に接触させて使用してもよく、ヒータを電極から離れた位置に配置してもよい。
また、上記実施形態では、一対のコイル用電極15に対して、ヒータ24をそれぞれ設けているが、一対のコイル用電極15に対して1つのヒータ24を備える構成でもよい。例えば、伝熱部材を介して一対のコイル用電極15を加熱してもよい。また、1つのコイル用電極15に対して複数のヒータ24を設ける構成でもよい。
また、上記実施形態では、分岐ライン23を介して、ヒータ24又は送風機に電力を供給しているが、その他の電気機器を分岐ライン23に接続されて、冷凍機4の作動に同期させて電気機器を作動させてもよい。ヒータ24又は送風機以外の電気機器としては、モータ、センサなどが挙げられる。
また、上記実施形態では、給電ライン9から分岐ライン23が分岐される分岐部を、圧縮機3と冷凍機4との間で、冷凍機4に近い方に配置しているが、分岐部は圧縮機3と冷凍機4との中間の位置に配置されていてもよく、圧縮機3に近い方に配置してもよい。
また、上記実施形態では、電流の流れ方向において上流側にメス型コネクタ25aを設け、下流側にオス型コネクタ25bを設けているが、上流側にオス型コネクタ25bを設け、下流側にメス型コネクタ25aを設ける構成でもよい。
また、上記実施形態では、分岐ライン23は、着脱可能なコネクタユニット25を介して、給電ライン9に対して着脱可能な構成となっているが、分岐ライン23は給電ライン9に対して常時接続されたままの状態であり着脱できないものでもよい。
例えば、図5に示すように、分岐ライン23は、圧縮機3の内部において給電ライン9から分岐されていてもよい。すなわち、図5に示す極低温冷凍機システム200は、圧縮機3と、冷凍機4と、冷凍機4に電力を供給する給電ライン9と、圧縮機3の内部において給電ライン9から分岐されて電気機器に電力を供給する分岐ライン23と、を備えてよい。
圧縮機3は、圧縮機の駆動部として機能するモータ31と、電圧の降圧機能を有する電圧変換器32と、その他の図示されない回路や構成部品と、を備え、これらを筐体30に収容してユニット化することによって構成されている。圧縮機3の内部では、給電ライン9は、モータ31と接続されるライン9aと、当該ライン9aから分岐して電圧変換器32と、電圧変換器32から圧縮機3の外部まで延びて冷凍機4と接続されるライン9cと、を備えている。また、分岐ライン23は、電圧変換器32の下流側でライン9cから分岐するライン23aと、圧縮機3の外部へ延びるライン23bと、を備えている。このように、分岐ライン23は、電圧変換器32の下流側のライン9cで分岐しているため、分岐ライン23の電圧は、電圧変換器32で電圧が調整された後の電圧となる。なお、筐体30にはライン23aと接続されたコネクタ33が設けられ、当該コネクタ33に電気機器の電線が接続されてもよい。
また、図6に示すような極低温冷凍機システム300を採用してもよい。極低温冷凍機システム300では、分岐ライン23は、モータ31及び電圧変換器32の上流側、すなわちライン9aで分岐している。より具体的には、分岐ライン23のライン23cは、圧縮機3の内部にて、ライン9aのうち、ライン9bが接続される部分よりも上流側で分岐している。
上述のような極低温冷凍機システム200,300のでは、分岐ラインは、圧縮機の内部において給電ラインから分岐している。分岐ラインが給電ラインから分岐される分岐点は、コネクタやはんだ接合のような機械強度が弱い構造を含む。この構成によれば、分岐ラインは、圧縮機の内部において給電ラインから分岐しているため、電気機器の接続時または取り外し時等に生じる外部負荷による故障を抑制できるという効果が得られる。
2…超伝導マグネット装置、3…圧縮機、4…冷凍機、5…超伝導コイル、6…クライオスタット(真空容器)、7…電源部、9…給電ライン、15…一対のコイル用電極、23…分岐ライン、24…ヒータ、25…コネクタユニット、25a…メス型コネクタ、25b…オス型コネクタ、100,200,300…極低温冷凍機システム。

Claims (7)

  1. 冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、
    前記冷凍機によって冷却される超伝導コイルと、
    前記超伝導コイルを収容する真空容器と、
    前記超伝導コイルに接続され、前記真空容器の外部に配置されたコイル用電極と、
    前記コイル用電極を加熱するヒータと、を備える超伝導マグネット装置。
  2. 前記圧縮機と前記冷凍機とを接続し、前記圧縮機から前記冷凍機に電力を供給する給電ラインと、
    前記給電ラインから分岐されて前記ヒータに電力を供給する分岐ラインと、を更に備える、請求項1に記載の超伝導マグネット装置。
  3. 前記給電ラインから前記分岐ラインが分岐される分岐部は、前記圧縮機と前記冷凍機との間において、前記冷凍機に近い側に設けられている請求項2に記載の超伝導マグネット装置。
  4. 前記給電ラインから前記分岐ラインが分岐される分岐部は、前記給電ラインに対して、前記分岐ラインを着脱可能に接続するコネクタユニットを含み、
    前記コネクタユニットは、前記給電ライン側のメス型コネクタと、前記分岐ライン側であり、前記メス型コネクタに接続されるオス型コネクタとを有する請求項2又は3に記載の超伝導マグネット装置。
  5. 前記ヒータは、シート状を成し、
    複数の前記コイル用電極にそれぞれ前記シート状のヒータが固定されている請求項1〜4の何れか一項に記載の超伝導マグネット装置。
  6. 冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、
    前記圧縮機と前記冷凍機とを接続し、前記圧縮機から前記冷凍機に電力を供給する給電ラインと、
    前記給電ラインから分岐されて電気機器に電力を供給する分岐ラインと、を備える極低温冷凍機システム。
  7. 冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、
    前記冷媒ガスを膨張させて寒冷を発生させる冷凍機と、
    前記冷凍機に電力を供給する給電ラインと、
    前記圧縮機の内部において前記給電ラインから分岐されて電気機器に電力を供給する分岐ラインと、を備える極低温冷凍機システム。
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