JPWO2017168856A1 - 制御内容管理システム、電力制御システム、制御内容管理方法、及びプログラム - Google Patents

制御内容管理システム、電力制御システム、制御内容管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

従来、サーモパイルによる温度分布センサにより、人間の存在の有無を検知し、人間が存在しない領域に対しては、照明機器をOFFにすることで省エネを実現している。しかしながら、一律に利用者の有無によって照明機器を制御するため、利用者の個人的要望に対応することができなかった。制御内容管理システムは、熱源の有無によって制御内容を決めた後に、利用者からの要求に基づいて、制御内容を調整するための調整データを生成し、制御対象システム等に送信するため)、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。

Description

本発明は、所定空間における制御対象システムの制御内容を管理する発明に関する。
オフィス等の空間を領域で区画してみると、人間(利用者)がいる領域といない領域が混在するのが通常である。利用者がいる領域では、その利用者の業務に支障が生じないように照明機器を点灯させる必要があり、利用者がいない領域では、照明機器を点灯させる必要がない。電力の無駄をなくす為には、照明機器をOFFにしたほうがよい。従来、サーモパイルによる温度分布センサにより、利用者の存在の有無を検知し、利用者が存在しない領域間に対しては、照明機器をOFFにすることで省エネを実現している(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、一律に利用者の有無によって照明機器を制御するため、実態に合った調光の制御を行なうことができなかった。
請求項1に係る発明は、所定空間の温度を検知する検知装置、及び移動体端末と通信可能であり、前記所定空間における制御対象装置の制御内容を管理する制御内容管理システムであって、前記所定空間における熱源の有無を示す所定の熱源有無情報、及び前記所定空間における制御対象装置に対する所定の制御内容を関連付けて管理する制御内容管理手段と、制御内容がまとめて調整される1又は複数の制御対象装置を識別するための所定の調整対象識別情報、及び当該所定の調整対象識別情報で示される各制御対象装置を識別するための各制御対象識別情報を関連付けて管理する調整対象管理手段と、前記検知装置から、当該検知装置と通信可能な特定の制御対象装置を識別するための特定の制御対象識別情報、及び、前記特定の制御対象装置が存在する特定空間における熱源の有無を示す特定の熱源有無情報を受信する受信手段と、前記制御内容管理手段において前記受信された特定の熱源有無情報に対応する特定の制御内容を示す制御データを、前記特定の制御対象装置へ送信する送信手段と、を有し、前記受信手段は、前記移動体端末から、前記特定の調整対象識別情報、及び当該特定の調整対象識別情報で示される制御対象装置に対する制御内容を調整するための調整度を受信し、前記送信手段は、前記調整対象管理手段において前記受信された特定の調整対象識別情報に対応する特定の制御対象識別情報で示される特定の制御対象装置に対して、前記調整度を示す調整データを送信する制御内容管理システムである。
以上説明したように本発明によれば、熱源の有無によって制御内容を定めた後に、移動体端末からの要求に基づいて制御内容を調整することができる。これによって、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力制御システム全体の概略図である。 図2は、制御対象システムが蛍光灯型LED照明機器の場合の外観構成図である。 図3は、検知装置のハードウェア構成図である。 図4は、移動体端末のハードウェア構成図である。 図5は、制御内容管理システムのハードウェア構成図である。 図6は、電力制御システムの各機能構成図である。 図7(A)は、制御対象システムのレイアウト情報の概念図、図7(B)は、居室αのレイアウト情報の概念図である。 図8は、制御内容管理テーブルの概念図である。 図9は、調整度管理テーブルの概念図である。 図10は、消費量管理テーブルの概念図である。 図11は、利用者管理テーブルの概念図である。 図12は、調整対象管理テーブルの概念図である。 図13は、調整範囲管理テーブルの概念図である。 図14は、調整範囲の登録画面例を示す図である。 図15は、電力制御システムの処理を示したシーケンス図である。 図16(A)は、温度分布を示した概念図、図16(B)は、熱源の有無を示す熱源データの概念図である。 図17は、1つの居室における全ての熱源の有無を示す熱源データの概念図である。 図18は、制御内容の調整処理を示したシーケンス図である。 図19は、照明調整の際の移動体端末の画面遷移図である。 図20は、空調調整の際の移動体端末の画面遷移図である。 図21は、電力消費量を表示するための処理を示したシーケンス図である。 図22は、電力消費量を表示する際の移動体端末の画面遷移図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<<電力制御システムの概略>>
図1は、本発明の実施形態に係る電力制御システム全体の概略図である。図1に示されているように、本実施形態の電力制御システム1は、所定空間の一例である居室αの天井β側に設置された複数の制御対象システム(2A11,2A12,2A13,2A21,2A22,2A23,2A31,2A32,2A33)、制御対象システム2X11、無線ルータ6、及び制御内容管理システム9によって構築されている。
また、制御対象システム(2A11,2A12,2A13,2A21,2A22,2A23,2A31,2A32,2A33)は、図1に示されているように、天井βが9分割された各領域にそれぞれ設置されている。そして、真ん中の制御対象システム2A22には、検知装置3が設けられている。なお、以降、制御対象システム(2A11,2A12,2A13,2A21,2A22,2A23,2A31,2A32,2A33)のうち、任意の制御対象システムを示す場合には「制御対象システム2A」と示す。また、制御対象システム2X11、及び後述の制御対象システム(2X12,2X21,2X22)うち、任意の制御対象システムを示す場合には「制御対象システム2X」と示す。一領域は、例えば、70cm×70cmの正方形の範囲である。
制御対象システム2Aは、蛍光灯型LED(Light Emitting Diode)照明機器である。このうち、特に制御対象システム2A22の検知装置3は、サーモパイル(Thermopile)の機能によって、居室α内を複数領域(ここでは、9領域)に分けた温度分布を検出し、熱源の有無を示す熱源データを無線送信する。制御対象システム2X11は、エアコンである。
無線ルータ6は、検知装置3から送信された熱源データを受信し、通信ネットワーク7を介して制御内容管理システム9に送信する。通信ネットワーク7は、LAN(Local Area Network)によって構築されており、一部にインターネットが含まれる場合もある。
制御内容管理システム9は、無線ルータ6から送られて来た熱源データ等に基づいて、制御対象システム2A,2Xを制御する制御内容を示した制御データを生成し、各制御対象システム2A,2X11に送信する。制御対象システム2Aは、制御データに基づいて、LEDの調光制御を行なう。制御対象システム2X11は、制御データに基づいて、温度、湿度、風力、及び風向の制御を行なう。即ち、制御対象システム2A22は、居室αの温度分布を検知するだけでなく、自装置のLEDの調光制御を行なう。
また、居室αには、利用者Aが個人利用する移動体端末7A及び電源タップ2T1があり、利用者Bが個人利用する移動体端末7B及び電源タップ2T2がある。移動体端末は、例えば、スマートフォンである。なお、以降、移動体端末7A、7Bのうち、任意の移動体端末を示す場合には「移動体端末7」と示す。また、電源タップ2T1,2T2のうち、任意の電源タップを示す場合には「電源タップ2T」と示す。例えば、利用者Aは、移動体端末7Aを用いて、制御内容管理システム9に対して、制御対象システムに対する制御内容を調整する要求を行なう。これにより、制御内容管理システム9は、制御内容を調整した制御データを各制御対象システム2A,2Xに送信することで、各制御対象システム2Aの調光度や、各制御対象システム2Xの温度等を調整する。
更に、制御内容管理システム9は、制御対象システム2A,2X及び電源タップ2Tの消費電力量を管理することができる。制御内容管理システム9は、電力量計から所定の制御対象システム2A,2X及び電源タップ2Tの電力使用量を取得することができる。なお、制御内容管理システム9は、電力量計から所定の制御対象システム2A,2X及び電源タップ2Tから、直接、電力使用量を取得してもよい。この場合、電源タップ2Tは、ワットメーター付きの電源タップであると共に、LAN(Local Area Network)を介して、制御内容管理システム9に、自装置を識別するための個人利用対象ID(identification)及び電力使用量を送信する。
また、利用者Aは、自己の移動体端末7Aから制御内容管理システム9にアクセスして、制御内容管理システム9から自己の一定期間(例えば、1ヶ月間)の消費電力量を示す消費データを取得することができる。
<<制御対象システムの概略>>
次に、図2を用いて、制御対象システム2A及び制御対象システム2Aを取り付けるための装置本体について説明する。図2は、制御対象システムが蛍光灯型LED照明機器の場合の外観構成図である。
図2に示されているように、蛍光灯型LED照明機器としての制御対象システム2A22は、直管型のランプ130であり、図1に示されている居室αの天井βの中央部あたりに設置された装置本体120に取り付けることができる。装置本体120の両端部には、それぞれソケット121a及びソケット121bが設けられている。このうち、ソケット121aは、LEDランプ130に給電する給電端子(124a1、124a2)を有する。また、ソケット121bも、LEDランプ130に給電する給電端子(124b1,124b2)を有する。これにより、装置本体120は、電源からの電力をLEDランプ130に供給することができる。
一方、LEDランプ130は、透光性カバー131と、この透光性カバー131の両端部にそれぞれ設けられる口金(132a,132b)と、透光性カバー131の内部に検知装置3を有する。このうち、透光性カバー131は、例えば、アクリル樹脂等の樹脂材料で形成され、内部の光源を覆う様に設けられる。
更に、口金132aには、ソケット121aの給電端子(124a1,124a2)にそれぞれ接続される端子ピン(152a1,152a2)が設けられている。また、口金132bには、ソケット121bの給電端子(124b1,124b2)にそれぞれ接続される端子ピン(152b1,152b2)が設けられている。そして、LEDランプ130が装置本体120に装着されることで、装置本体120から各給電端子(124a1,124a2,124b1,124b2)を介して、各端子ピン(152a1,152a2,152b1,152b2)からの電力供給が可能となる。これにより、LEDランプ130は、透光性カバー131を介して外部に光を照射する。また、検知装置3は、装置本体120から供給される電力で動作する。
<<電力制御システムのハードウェア構成>>
以下、電力制御システムを構成する主要部である検知装置3及び制御内容管理システムのハードウェア構成について説明する。
<検知装置のハードウェア構成>
次に、図3を用いて、検知装置のハードウェア構成を説明する。なお、図3は、検知装置のハードウェア構成図である。検知装置3は、無線モジュール301、アンテナI/F302、アンテナ302a、センサドライバ304、温度分布センサ311、照度センサ312、温湿度センサ313、装置コントローラ315、及び、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン310を備えている。
これらのうち、無線モジュール301は、無線通信を行なうための部品であり、Bluetooth(登録商標)、WiFi、又はZigBee等の通信方式による通信を行なうことができ、アンテナI/F302及びアンテナ302aを介して、外部の装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は、無線通信だけでなく、Ethernet(登録商標)ケーブルやPLC(Power Line Communications)などの有線通信であってもよい。無線モジュール301は、通信制御プログラムの制御下で動作する。
温度分布センサ311は、赤外線を検知することにより居室α内の温度分布を検知するサーモパイル型のセンサである。
照度センサ312は、居室α内の明るさを検知するセンサである。温湿度センサ313は、居室αの温度及び湿度を検知するセンサである。
センサドライバ304は、温度分布センサ311、照度センサ312、及び温湿度センサ313を駆動させ、更に、温度分布センサ311から出力された温度分布データから、熱源の有無を示す熱源データを生成する回路である。なお、センサドライバ304は、ソフトウェアによって機能を実現してもよい。装置コントローラ315は、制御対象システム2A内に設けられている場合、LEDの調光の制御を行なうための回路である。また、装置コントローラ315は、制御対象システム2X11内に設けられている場合、エアコンの風量等の制御を行なうための回路である。これらの回路は、ソフトウェア(例えばRAMのようなメモリに格納された検出制御プログラム)の制御下で動作するプログラムによって動作する。なお、制御対象システム2A22以外の制御対象システム2Aは、図3に示されている構成のうち、無線モジュール301、アンテナI/F302、アンテナ302a、バスライン310、及び装置コントローラ315を備えている。
<移動体端末のハードウェア構成>
次に、移動体端末のハードウェア構成について説明する。なお、図4は、移動体端末のハードウェア構成図である。
図5に示されているように、移動体端末7の一例としてのスマートフォンは、CPU701、ROM702、RAM703、EEPROM704、CMOSセンサ705、加速度・方位センサ706、メディアI/F708、GPS受信部709を備えている。
これらのうち、CPU701は、移動体端末7全体の動作を制御する。ROM702は、CPU701やIPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)704は、CPU701の制御にしたがって、移動体端末用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ705は、CPU701の制御に従って被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ706は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F708は、フラッシュメモリ等の記録メディア707に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部709は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、スマートフォンは、遠距離通信回路711、カメラ712、撮像素子I/F、マイク714、スピーカ715、音入出力I/F、ディスプレイ717、外部機器接続I/F718、近距離通信回路719、近距離通信回路のアンテナ719a、及びタッチパネル721を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路711は、移動体通信網等の通信ネットワーク2を介して、他の機器と通信する回路である。カメラ712は、CPU701の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F713は、カメラ712の駆動を制御する回路である。マイク714は、音声を入力する内蔵型の集音手段の一種である。音入出力I/F716は、CPU701の制御に従ってマイク714及びスピーカ715との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ715は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機ELなどの表示手段の一種である。外部機器接続I/F718は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路719は、NFC(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル721は、利用者がディスプレイ717を押下することで、スマートフォンを操作する入力手段の一種である。
また、バスライン710は、図5に示されているCPU701等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、移動体端末7は、スマートフォンだけでなく、ノートPC、タプレット端末、スマートウォッチ、携帯電話機、又は携帯ゲーム機等であってもよい。
また、上記各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。録媒体の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク、SDカード等が挙げられる。
<制御内容管理システムのハードウェア構成>
次に、制御内容管理システムのハードウェア構成について説明する。なお、図5は、制御内容管理システムのハードウェア構成図である。
制御内容管理システム9は、コンピュータによって構成されている。そして、制御内容管理システム9は、制御内容管理システム9全体の動作を制御するCPU901、IPL(Initial Program Loader)等のCPU901の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM902、CPU901のワークエリアとして使用されるRAM903、位置情報管理プログラム等の各種データを記憶するHD904、CPU901の制御にしたがってHD904に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)905、フラッシュメモリ等の記録メディア906に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F907、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ908、通信ネットワーク7を利用してデータ通信するためのネットワークI/F909、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード911、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス912、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)913に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ914、及び、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン910を備えている。
<<電力制御システムの機能構成>>
続いて、図6を用いて、検知装置3を含む制御対象システム2A22、制御対象システム2A11(2X)及び制御内容管理システム9のハードウェア構成について説明する。図6は、電力制御システムの各機能構成図である。
<制御対象システム2A22の機能構成>
まずは、制御対象システム2A22の機能構成について説明する。制御対象システム2A22は、検知装置3及び制御対象装置20によって構成されている。更に、検知装置3は、機能又は手段として、送受信部31、検知部32、判断部33、生成部34、及び制御部35を有している。制御対象装置20は、例えば、調光制御の対象であるLEDランプ130である。
検知装置3のうち、送受信部31は、無線モジュール内のプログラムに従った命令によって動作することで実現される機能又は手段である。例えば、送受信部31は、通信ネットワーク2を介して、制御内容管理システム9とデータの送受信を行う。
検知部32は、各センサ311、312、313が動作することで実現される機能又は手段である。例えば、検知部32は、所定空間内の各領域の温度分布を検知する。
判断部33は、センサドライバ304が動作することで実現される機能又は手段である。例えば、判断部33は、所定領域の温度が所定範囲(例えば、30℃〜35℃)内であるかを判断する。
生成部34は、センサドライバ304が動作することで実現される機能又は手段である。例えば、生成部34は、判断部33の判断結果に基づいて熱源の有無を示す熱源データを生成する。
制御部35は、装置コントローラ315が動作することで実現される機能又は手段である。例えば、制御部35は、制御内容管理システム9から送られて来た制御データに基づいて、制御対象装置20に出力するための制御信号を生成する。
<制御対象システム2A11の機能構成>
次に、制御対象システム2A11の機能構成について説明する。制御対象システム2A11は、通信装置5及び制御対象装置20によって構成されている。更に、通信装置5は、機能又は手段として、送受信部51、及び制御部55を有している。制御対象装置20は、例えば、調光制御の対象であるLEDの発光機能である。なお、エアコンとしての制御対象システム2X11の場合、制御対象装置20は、温度、湿度、風力、及び風向の制御を行なうエアコンのコンプレッサ等である。
通信装置5のうち、送受信部51は、無線モジュール内のプログラムに従った命令によって動作することで実現される機能又は手段である。なお、送受信部51は、上述の送受信部31と同様の機能又は手段であるため、その説明を省略する。
制御部55は、装置コントローラ315が動作することで実現される機能又は手段である。なお、制御部55は、上述の制御部35と同様の機能又は手段であるため、その説明を省略する。
<制御内容管理システムの機能構成>
次に、制御内容管理システムの機能構成について説明する。制御内容管理システム9は、送受信部91、照合部92、生成部94、及び記憶・読出処理部99を有している。各部は、HD904からRAM903上に展開された位置情報管理プログラムに従ったCPU901からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。更に、制御内容管理システム9は、図5に示されているRAM903、及びHD904によって構築される記憶部9000を有している。また、記憶部9000には、レイアウト管理DB9001、制御内容管理DB9002、調整度管理DB9003、消費量管理DB9004、利用者管理DB9005、調整対象管理DB9006、及び調整範囲管理DB9007が構築されている。
(レイアウト管理DB)
次に、図7を用いて、レイアウト管理DB9001について説明する。レイアウト管理DB9001には、図7(A)に示されているような制御対象システムのレイアウト情報、及び図7(B)に示されているような居室のレイアウト情報が管理されている。なお、図7(A)は制御対象システムのレイアウト情報の概念図、図7(B)は居室のレイアウト情報の概念図である。
図7(A)に示されているレイアウト情報の各領域は、図7(B)に示されている実際の居室αのレイアウト上では、波線又は実線で区切られている領域を示している。
また、図7(A)に示されているように、制御対象システムのレイアウト情報は、1つの居室αを54領域に分割して、それぞれの領域にLED照明機器としての制御対象システムを識別するための制御対象IDが管理されている。このうち、制御対象IDが「2」で始まる場合、2Fフロアを意味し、次が「a」の左上側のブロックが、図1における9領域に対応する。即ち、図1は、居室αの一部を示しており、居室αとしては、制御対象IDが、a,b,c,d,e,fで示される6つのブロックに分けられている。更に、各ブロックは9領域に分けられ、合計54領域に分けられている。なお、このように分けたのは一例であって、何ブロックに分けてもよいし、1ブロック内を9領域以外の数の領域に分けてもよい。
また、図7(A)のうち、制御対象ID2x11,2x12,2x21,2x22は、それぞれエアコンとしての制御対象システム2X11,2X12,2X21,2X22を識別するための制御対象IDである。制御対象システム2X12,2X21,2X22は、図1には示されていないが、図7(A)で2x12,2x21,2x22が示されている天井βにそれぞれ設置されている。即ち、居室αの天井βには、4機のエアコンが取り付けられている。
また、図7(B)には、机や椅子が配置されている実際のレイアウトが示されている。図7(B)においても、図7(A)の居室と同じ居室内を54領域に分割している。即ち、図7(B)の各領域の位置は、図7(A)の各領域の位置と同じである。図7(B)では、紙面下側が廊下γ側になっており、紙面上側が窓側になっている。
(制御内容管理DB)
次に、図8を用いて、制御内容管理DB9002について説明する。制御内容管理DBには、図8(A)に示されているように、エアコン等の空調機器に関する制御内容管理テーブル、及び図8(B)に示されているように、LED等の照明機器に関する制御内容管理テーブルが管理されている。各制御内容管理テーブルでは、熱源有無情報毎に、制御対象装置20に対する制御内容が関連付けて管理されている。
図8(A)において、例えば、熱源有無情報が、熱源がある旨を示す「1」の場合には、その領域に人がいるため、エアコンの温度を24℃にしている。これに対して、熱源有無情報が、熱源がない旨を示す「0」の場合には、その領域に人がいないため、省エネを実現すべく、夏は+3℃(つまり、27℃)、冬は−23℃(つまり、22℃)にしている。なお、24℃及び±3℃は、一例であって、25℃及び±4℃等であってもよい。
また、例えば、熱源有無情報が、熱源がある旨を示す「1」の場合には、その領域に人がいるため、LEDの光量を最大にすべく調光度を100%にしている。これに対して、熱源有無情報が、熱源がない旨を示す「0」の場合には、その領域に人がいないため、省エネを実現すべくLEDの光量を若干下げて60%にしている。なお、100%及び60%は、一例であって、90%及び50%等、熱源「1」の調光度が熱源「0」の調光度よりも高ければ、何パーセントであってもよい。また、制御内容が温度ではなく、湿度、風量、風向等であってもよい。
(調整度管理テーブル)
次に、図9を用いて、調整度管理DB9003について説明する。調整度管理DB9003には、図9に示されているような調整度管理テーブルが管理されている。この調整度管理テーブルでは、利用者ID毎に、調整日時、照明調整として調整対象ID及び調整度、並びに、空調調整として調整対象ID及び調整度が関連付けて管理されている。このうち、利用者IDは、各利用者を識別するための利用者識別情報の一例である。調整日時は、利用者が移動体端末を利用して、照明の制御内容又は空調の制御内容を調整した日時を示す。調整対象IDは、利用者によって調整された対象を識別するための調整対象識別情報の一例である。調整度は、照明機器の場合には調光度を示し、空調機器の場合には温度の変更度を示す。
例えば、調整度管理テーブル(図9参照)の一番上のレコードは、制御内容管理テーブル(図8参照)において、利用者Aが居室αに存在するため、制御内容管理システム9が、調光度を100%に制御した場合であっても、利用者ID「U001」の利用者が移動体端末7を利用して、2016年1月10日10:00に、調整対象ID「L0301」の調整対象の調光度を10%下げる要求をしたことを管理している。
(消費量管理テーブル)
次に、図10を用いて、消費量管理DB9004について説明する。消費量管理DB9004には、図10に示されているような消費量管理テーブルが管理されている。この消費量管理テーブルでは、電力消費対象IDと、一定期間(例えば、1ヶ月間)の電力消費量が関連付けて管理されている。このうち、電力消費対象IDには、調整対象ID及び個人利用対象IDの2種類がある。調整対象IDは、調整度管理テーブル(図9参照)の調整対象IDと同様の内容を示す。個人利用対象IDは、例えば、電源タップ2Tのように、利用者が個人的に利用している機器を識別するための個人利用対象識別情報の一例である。
(利用者管理テーブル)
次に、図11を用いて、利用者管理DB9005について説明する。利用者管理DB9005には、図10に示されているような利用者管理テーブルが管理されている。この利用者管理テーブルでは、利用者ID、利用者名、パスワード、調整範囲ID、及び個人利用対象IDが関連付けて管理されている。このうち、利用者IDは、調整度管理テーブル(図9参照)の利用者IDと同様である。調整範囲IDは、利用者が制御内容を調整可能な制御対象の範囲を示す調整範囲識別情報の一例である。個人利用対象IDは、消費量管理テーブル(図10参照)の個人利用対象IDと同様である。例えば、電源タップ2Tのように、個人が利用する機器で、利用者が移動体端末7を利用して調整することができない機器の場合には、調整範囲ではなく、個人利用対象IDが管理される。
(調整対象管理テーブル)
次に、図12を用いて、調整対象管理DB9006について説明する。調整対象管理DB9006には、図12(A)に示されているように、エアコン等の空調機器に関する調整対象管理テーブル、及び図8(B)に示されているように、LED等の照明機器に関する調整対象管理テーブルが管理されている。各調整対象管理テーブルでは、調整対象ID、調整対象名、及び制御対象IDが関連付けて管理されている。このうち、調整対象IDは、調整度管理テーブル(図9参照)における調整対象IDと同様である。調整対象名は、調整対象IDで示される調整対象の名称である。制御対象IDは、レイアウト情報(図7(A)参照)に示されている各制御対象IDと同様である。図12(A),(B)に示されているように、単一の調整対象IDに対して、複数の制御対象IDが関連付けられている。これにより、例えば、図12(A)に示されているように、利用者が、単一の調整対象を選択すると、これに関連付けられている複数の制御対象IDで示される空調機器が同時に調整される。
(調整範囲管理テーブル)
次に、図13を用いて、調整範囲管理DB9007について説明する。調整範囲管理DB9007には、図13に示されているように、調整範囲ID毎に、調整範囲名、及び調整対象IDが関連付けて管理されている。このうち、調整範囲IDは、調整範囲を識別するための調整範囲識別情報の一例である。調整範囲名は、調整範囲IDで示される調整範囲の名称である。調整対象IDは、調整対象管理テーブル(図12参照)の調整対象IDと同様である。
本実施形態では、制御内容管理システム9の管理者が、図14に示されているように、制御内容管理システム9における調整範囲の登録画面1000に対して、所定の入力及び選択を行なうことで、各利用者の調整範囲を登録することができる。図14は、調整範囲の登録画面例を示す図である。
例えば、図14において、管理者が、登録すべき利用者IDの入力欄1001又は利用者名の入力欄1002、及び利用者のパスワードの入力欄1003に所定の入力を行ない、複数の調整範囲名のプルダウンメニュー1100から所定の調整範囲名1110を選択し、「登録」ボタンを押下すると、利用者が調整できる調整対象の範囲が、制御内容管理システム9に登録される。これにより、利用者は、自分の調整範囲内の調整対象であれば、制御内容を調整することができる。なお、現在の調整範囲欄1011は、既に調整範囲が登録されている場合に、管理者が利用者ID又は利用者名及びパスワードを入力し、「検索」ボタン1022を押下すると、入力された利用者ID又は利用者名に係る利用者の調整範囲名を表示する欄である。また、調整範囲名が表示された状態で、管理者が「削除」ボタン1022を押下すると、既に登録されている調整範囲が削除される。
(制御内容管理システムの各機能構成)
次に、図6を用いて、制御内容管理システム9の各機能構成について説明する。
図6に示されている送受信部91は、例えば、検知装置3から検知データを受信したり、検知装置3に制御データを送信したりする。
照合部92は、例えば、後述の図7(A)に示されているレイアウト情報と、後述の図17に示されている熱源データを照合する。
生成部84は、例えば、制御対象システム2A,2Xに対する調光度を示す制御データを生成する。
記憶・読出処理部99は、例えば、記憶部8000からデータを読み出したり、記憶部8000にデータを記憶したりする。
<<電力制御システムの処理又は動作>>
以下、図15乃至図24用いて、電力制御システムの処理又は動作について説明する。図15は、電力制御システムの処理を示したシーケンス図である。図16(A)は温度分布を示した概念図、図16(B)は熱源の有無を示す熱源データの概念図である。図17は、1つの居室における全ての熱源の有無を示す熱源データの概念図である。
ここでは、制御内容管理システム9が、図1に示されている御対象システム2A22で検知された各種データに基づいて、各制御対象システム2A22,2A11等を制御するための制御データを生成し、各制御対象システム2A22,2A11等に制御データを送信することで、各制御対象システム2A22,2A11等が調光の制御を行なう処理が開示されている。なお、説明の簡略化のため、制御対象システム2A,2Xのうち、検知装置3を備えた制御対象システム2A22、及び通信装置5を備えた制御対象システム2A11の処理について説明する。
まず、図15に示されているように、照明機器である制御対象システム2A22の検知部32が、居室αにおける各領域の温度分布を検知する(ステップS21)。そして、判断部33が、領域毎に温度が所定範囲値(例えば、30℃〜35℃)内であるか否かを判断し、生成部34が、判断結果に基づいて熱源データを生成する(ステップS22)。
ここで、図16を用いて、熱源データの生成について説明する。検知部32が各領域の温度を検知した結果、9つの領域の温度分布が図16(A)に示される状態になった場合、生成部34は、図16(B)に示されるような熱源データを生成する。即ち、熱源データは、熱源の有無を示す熱源有無情報によって示されており、温度が30℃以上の領域は「1」として表し、温度が30℃未満の領域は「0」として表している。
また、制御対象システム2A22の検知部32は、制御対象システム2A22付近の照度、温度、及び湿度を検知する(ステップS23)。そして、送受信部31は、制御内容管理システム9に対して、検知データを送信する(ステップS24)。この検知データには、制御対象システム2A22の制御対象装置20を識別するための制御対象ID、ステップS22によって生成された熱源データ、及びステップS23によって検知された結果を示す温湿度データ及び照度データが含まれている。これにより、制御内容管理システム9の送受信部91は、検知データを受信する。そして、送受信部91が、各プロックから送られて来た熱源データを合わせた状態のデータが、図17に示されている。図17は、1つの居室における全ての熱源の有無を示す熱源データの概念図である。例えば、図16(B)に示されている熱源データは、図17における左上の第1ブロックを構成している。
次に、制御内容管理システム9の記憶・読出処理部59は、レイアウト管理DB9001から、図7(A)に示されているレイアウト情報を読み出す(ステップS25)。そして、照合部92は、図7(A)に示されているレイアウト情報と、図17に示されている熱源データを照合する(ステップS26)。この照合により、例えば、レイアウト情報における制御対象システムの位置(2a11)には、熱源データにより、「1」即ち「熱源がある」ということになる。
次に、制御内容管理システム9の記憶・読出処理部59は、熱源データにおいて熱源の有無を示す「1」、「0」を検索キーとして、制御内容管理DB9002を検索することにより、対応する調光度を読み出す(ステップS27)。
次に、記憶・読出処理部59は、ステップS24によって受信された調整対象IDを検索キーとして、調整対象管理テーブル(図12参照)を検索することにより、対応する調整対象IDを読み出す(ステップS28)。そして、記憶・読出処理部59は、ステップS28によって読み出した調整対象IDを検索キーとして、調整度管理テーブル(図9参照)を検索することにより、過去の一定期間(例えば、1ヶ月間)の調整度を読み出す(ステップ29)。
そして、生成部84は、制御対象システム2A11に対する制御内容を示す制御データを生成する(ステップS30)。この場合、例えば、ステップS27において検索された制御内容に対して、制御内容管理テーブル(図8(B)参照)において過去の調整度の平均値を加えて、調整後の制御内容を示す制御データを生成する。なお、エアコンとしての制御対象システム2Xの場合、生成部84は、温度を示す制御データを生成する。
このように、制御内容管理システム9は、熱源の有無によって制御内容を決めるだけでなく、過去の利用者からの調整度を反映させて最終的な制御内容を決定するため、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
次に、送受信部51は、制御対象システム2A22,2A11に対して、それぞれの制御データを送信する(ステップS31−1,S31−2)。これに対して、制御対象システム2A22の検知装置3における送受信部31は、制御データを受信する。また、制御対象システム2A11の通信装置5における送受信部51は、制御データを受信する。
次に、制御対象システム2A22では、検知装置3の制御部35が、制御データに基づいてLEDランプとしての制御対象装置20に出力するための制御信号を生成し(ステップS32−1)、制御対象装置20に出力する(ステップS33−1)。これにより、LEDランプとしての制御対象装置20の光量が制御される(ステップS34−1)。同様に、制御対象システム2A11では、通信装置5の制御部55が、制御データに基づいてLEDランプとしての制御対象装置20に出力するための制御信号を生成し(ステップS32−2)、制御対象装置20に出力する(ステップS33−2)。これにより、LEDランプとしての制御対象装置20の光量が制御される(ステップS34−2)。
例えば、過去の調整度が無い又は過去の調整度の平均が0の場合、図16(A)において、制御対象システム2A22の真下には熱源がないとして「0」で示されているため、制御対象システム2A22の制御内容は、図8に従い60%の調光度となる。一方、図16(A)において、制御対象システム2A11の真下には熱源があるとして「1」で示されているため、制御対象システム2A11の制御内容は、図8に従い100%の調光度となる。これにより、人がいるため熱源が検知された場合には、LEDの光量を最大値にし、人がいないため熱源が検知されなかった場合には、LEDの光量が下がるため、省エネを実現することができる。
また、例えば、過去の調整度が有って、過去の調整度の平均が−10の場合、図16(A)において、制御対象システム2A22の真下には熱源がないとして「0」で示されているため、制御対象システム2A22の制御内容は、図8に従い60%の調光度となるが、調整後の制御内容は50%となる。一方、図16(A)において、制御対象システム2A11の真下には熱源があるとして「1」で示されているため、制御対象システム2A11の制御内容は、図8に従い100%の調光度となるが、調整後の制御内容は90%となる。
これにより、制御内容管理システム9は、熱源の有無によって制御内容を決めるだけでなく、過去の利用者からの調整度を反映させて(ステップS28,S29)、最終的な制御内容を示す制御データを生成し(ステップS30)、制御対象システム2A22等に送信するため(ステップS31−1,2)、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
続いて、図18乃至図20を用いて、利用者による制御内容の調整処理を説明する。図18は、制御内容の調整処理を示したシーケンス図である。図19は、照明調整の際の移動体端末の画面遷移図である。図20は、空調調整の際の移動体端末の画面遷移図である。ここでは、図1に示されているように、利用者Aが、自己の移動体端末7Aを用いて、調整範囲である制御対象としての制御対象システム(2A11,2A12,2A13,2A21,2A22,2A23,2A31,2A32,2A33)の制御内容をまとめて調整する場合について説明する。なお、図18では、説明の簡略化のため、制御対象システム2A11に対する制御内容の調整処理を示している。
まず、利用者Aの操作によって、移動体端末7Aは、調整用のアプリケーションを起動すると、表示制御部74は、図19(A)に示されているように、初期画面7100を表示させる(ステップS41)。そして、利用者Aが、「照明調整」アイコンを押下すると、受付部72は照明調整の開始を受け付けて、表示制御部74が、図19(B)に示されているように、調整対象を選択するための居室のレイアウト図を示す調整対象選択画面7120を表示させる(ステップS42)。
次に、利用者Aが、居室のレイアウト図から調整対象を選択すると、受付部72は調整対象を受け付けて、表示制御部74が図19(C)に示されているように、調整度を設定するための調整度設定画面7130を表示させる(ステップS43)。この調整度設定画面7130には、調整対象を示す居室のレイアウト図7131、調整度設定部7132、及び、前画面に戻るための「戻る」ボタン7133、及び、設定した調整対象及び調整度を決定するための「決定」ボタン7134が表示されている。調整度設定部7132の1メモリは、例えば、10%の調光度を示している。
次に、利用者Aが、調整度設定部7132において調整度を設定し、「決定」ボタン7134を押下すると、受付部72が、決定の受け付けを行なう(ステップS44)。これにより、移動体端末7Aの送受信部71は、制御内容管理システム9に対して、調整要求データを送信する(ステップS45)。この調整要求データには、送信元である移動体端末7Aの利用者Aの利用者ID、ステップS43で受け付けられた調整対象ID、及びステップS44で受け付けられた調整度が含まれている。これにより、制御内容管理システム9の送受信部91は、調整要求データを受信する。
次に、制御内容管理システム9の記憶・読出処理部99は、ステップS45によって受信された調整対象IDを検索キーとして、調整対象管理テーブル(図12参照)を検索することにより、対応する制御対象IDを読み出す(ステップS46)。
次に、記憶・読出処理部99は、ステップS45で受信された調整要求データ(利用者ID、調整対象ID、調整度)、及び、送受信部71が調整要求データを受信した日時を示す調整日時を関連付け、調整度管理テーブル(図9参照)で新たなレコードとして記憶して管理する(ステップS47)。そして、生成部94は、制御対象システム2A11の制御対象装置20の制御内容を調整するための調整データを生成する(ステップS48)。この調整データには、ステップS45で受信された調整度が含まれている。
次に、制御内容管理システム9の送受信部91は、ステップS46で読み出された各制御対象IDで示される各制御対象システム2Aの検知装置3に対して、調整データを送信する(ステップS49)。ここでは、説明を簡略化するため、ステップS46で読み出された制御対象IDで示される制御対象システム2Aのうち、制御対象システム2A11に送信される場合が示されている。これにより、制御対象システム2A11の検知装置3の送受信部31は、調整データを受信する。
次に、制御対象システム2A11では、検知装置3の制御部35が、調整データに基づいてLEDランプとしての制御対象装置20に出力するための調整信号を生成し(ステップS50)、制御対象装置20に出力する(ステップS51)。これにより、LEDランプとしての制御対象装置20の光量が調整される(ステップS52)。
なお、図18では、調光の調整について説明したが、空調の調整についても同様の処理が行なわれる。図20に、空調の調整の場合の各画面例が示されている。このうち、図20(A),(B),(C)は、それぞれ図19(A),(B),(C)に対応する。また、符号7220,7230,7231,7232,7233,7234は、それぞれ符号7120,7130,7131,7132,7133,7134に対応する。
このように、制御内容管理システム9は、熱源の有無によって制御内容を決めた後に、利用者からの要求(ステップS45)に基づいて、制御内容を調整するための調整データを生成し(ステップS48)、制御対象システム2A11等に送信するため(ステップS49)、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
続いて、図21及び図22を用いて、電力消費量を表示するための処理を説明する。図21は、電力消費量を表示するための処理を示したシーケンス図である。図22は、電力消費量を表示する際の移動体端末の画面遷移図である。
まず、利用者Aの操作によって、移動体端末7Aは、調整用のアプリケーションを起動すると、表示制御部74は、図22(A)に示されているように、初期画面7100を表示させる(ステップS61)。そして、利用者Aが、「見える化」アイコンを押下すると、受付部72は電力消費量データの要求を受け付ける(ステップS62)。これにより、移動体端末7Aの送受信部71は、制御内容管理システム9に対して、消費量要求データを送信する(ステップS63)。この消費量要求データには、送信元である移動体端末7Aの利用者Aの利用者IDが含まれている。これにより、制御内容管理システム9の送受信部91は、消費量要求データを受信する。
次に、制御内容管理システム9の記憶・読出処理部99は、ステップS63によって受信された利用者IDを検索キーとして、利用者管理テーブル(図11参照)を検索することにより、対応する調整範囲ID及び個人利用対象IDを読み出す(ステップS64)。そして、記憶・読出処理部99は、ステップS46で読み出した調整範囲IDを検索キーとして、調整範囲管理テーブル(図13参照)を検索することにより、対応する制御対象IDを読み出す(ステップS65)。
次に、記憶・読出処理部99は、ステップS46で読み出した個人利用対象ID、及びステップS47で読み出した制御対象IDを検索キーとして、消費量管理テーブル(図10参照)を検索することにより、対応する各電力消費量を読み出す(ステップS66)。そして、生成部94は、各電力消費量に基づいてグラフ等のデータ加工を行うことで、消費量データを生成する(ステップ67)。
次に、制御内容管理システム9の送受信部91は、ステップS63の送信元である移動体端末7Aに対して、消費量データを送信する(ステップS68)。これにより、移動体端末7Aの送受信部71は、消費量データを受信する。
次に、移動体端末7Aの表示制御部73は、図22(B)に示されているように、消費量データ表示画面7320を表示する(ステップS69)。この消費量データ表示画面7320には、レイアウト図、電力消費量等が表示されている。また、消費量データ表示画面7320には、初期画面7100に戻るための「戻る」ボタン7323、及び図22(C)に示されている消費量データ詳細画面7330に進むための「詳細」ボタン7324が表示されている。
ここで、利用者Aが「詳細」ボタン7324を押下すると、受付部72が押下を受け付け、表示制御部74が、図22(C)図22(C)に示されている消費量データ詳細画面7330を表示する(ステップS70)。この消費量データ詳細画面7330には、より詳細な情報が表示されている。また、消費量データ詳細画面7330には、消費量データ表示画面7320に戻るための「戻る」ボタン7333、及び電力消費量の年月を変更するための「変更」ボタン7334が表示されている。
このように、制御内容管理システム9は、調整対象ではない個人利用対象としての電源タップ2Tの電力消費量だけでなく、調整対象である一群の照明機器や空調機器の電力消費量を数値やグラフ等で表すための消費量データを生成して、移動体端末7に送信するため、利用者は、自分の制御内容の調整が、省エネにどの程度貢献したかを視覚的に把握することができる。これにより、利用者の省エネ意識を向上させ、より省エネのために制御内容の調整を行なう行動へと導くことができる。
なお、利用者管理テーブル(図11参照)において、利用者IDと調整範囲IDを関連付け、更に、調整度管理テーブル(図13参照)において、調整範囲IDと調整対象IDを関連付けることで、結果的に、利用者IDと調整対象IDを関連付けているが、これに限るものではない。例えば、利用者管理テーブル(図11参照)において、調整範囲IDを調整対象IDに代えることで、利用者IDと調整対象IDを直接関連付けてもよい。
<<本実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、制御内容管理システム9は、熱源の有無によって制御内容を決めるだけでなく、過去の利用者からの調整度を反映させて(ステップS28,S29参照)、最終的な制御内容を示す制御データを生成し(ステップS30参照)、制御対象システム2A22等に送信するため(ステップS31−1,2参照)、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
また、制御内容管理システム9は、熱源の有無によって制御内容を定めた後に、利用者からの要求(ステップS45参照)に基づいて、制御内容を調整するための調整データを生成し(ステップS48参照)、制御対象システム2A11等に送信するため(ステップS49参照)、より実態に合った調光の制御を行なうことができるという効果を奏する。
更に、制御内容管理システム9は、調整対象ではない個人利用対象としての電源タップ2Tの電力消費量だけでなく、調整対象である一群の照明機器や空調機器の電力消費量を数値やグラフ等で表すための消費量データを生成して(ステップS67参照)、移動体端末7に送信するため(ステップS68参照)、利用者は、自分の制御内容の調整が、省エネにどの程度貢献したかを視覚的に把握することができる。これにより、利用者の省エネ意識を向上させ、より省エネのために制御内容の調整を行なう行動へと導くことができるという効果を奏する。
1 電力制御システム
2A11 制御対象システム
2A22 制御対象システム
2X11 制御対象システム
3 検知装置
5 通信装置
6 無線ルータ
7 通信ネットワーク
8 制御内容管理システム
20 制御対象部
31 送受信部
32 検知部
33 判断部
34 生成部
35 制御部
51 送受信部
55 制御部
91 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
92 照合部
94 生成部(生成手段の一例)
99 記憶・読出処理部
8000 記憶部
9001 レイアウト管理DB
9002 制御内容管理DB(制御内容管理手段の一例)
9003 調整度管理DB(調整度管理手段の一例)
9004 消費量管理DB(消費量管理手段の一例)
9005 利用者管理DB(利用者管理手段の一例)
9006 調整対象管理DB(調整対象管理手段の一例)
9007 調整範囲管理DB(調整範囲管理手段の一例)
特許第4340925号公報

Claims (9)

  1. 所定空間の温度を検知する検知装置、及び移動体端末と通信可能であり、前記所定空間における制御対象装置の制御内容を管理する制御内容管理システムであって、
    前記所定空間における熱源の有無を示す所定の熱源有無情報、及び前記所定空間における制御対象装置に対する所定の制御内容を関連付けて管理する制御内容管理手段と、
    制御内容がまとめて調整される1又は複数の制御対象装置を識別するための所定の調整対象識別情報、及び当該所定の調整対象識別情報で示される各制御対象装置を識別するための各制御対象識別情報を関連付けて管理する調整対象管理手段と、
    前記検知装置から、当該検知装置と通信可能な特定の制御対象装置を識別するための特定の制御対象識別情報、及び、前記特定の制御対象装置が存在する特定空間における熱源の有無を示す特定の熱源有無情報を受信する受信手段と、
    前記制御内容管理手段において前記受信された特定の熱源有無情報に対応する特定の制御内容を示す制御データを、前記特定の制御対象装置へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信手段は、前記移動体端末から、前記特定の調整対象識別情報、及び当該特定の調整対象識別情報で示される制御対象装置に対する制御内容を調整するための調整度を受信し、
    前記送信手段は、前記調整対象管理手段において前記受信された特定の調整対象識別情報に対応する特定の制御対象識別情報で示される特定の制御対象装置に対して、前記調整度を示す調整データを送信する制御内容管理システム。
  2. 請求項1に記載の制御内容管理システムであって、
    前記受信された特定の調整対象識別情報、及び前記調整度を関連付けて管理する調整度管理手段を有し、
    前記送信手段は、前記調整度管理手段で管理された特定の調整対象識別情報が前記調整対象管理手段において対応する特定の制御対象識別情報で示される特定の制御対象装置に対して、前記調整データを送信することを特徴とする制御内容管理システム。
  3. 請求項1に記載の制御内容管理システムであって、
    前記受信手段によって受信された調整度に基づいて、前記調整データを生成する生成手段を有することを特徴とする制御内容管理システム。
  4. 前記制御対象装置は照明機器であり、前記調整度は前記照明機器の調光度を示す請求項1に記載の制御内容管理システム。
  5. 前記照明機器は、LED照明器具である請求項4に記載の制御内容管理システム。
  6. 前記制御対象装置は空調機器であり、前記調整度は前記空調機器に設定される温度の変更度を示す請求項1に記載の制御内容管理システム。
  7. 請求項1に記載の制御内容管理システムと、
    前記検知装置と、
    を有する電力制御システム。
  8. 所定空間の温度を検知する検知装置、及び移動体端末と通信可能であり、前記所定空間における制御対象装置の制御内容を管理する制御内容管理システムが実行する制御内容管理方法であって、
    前記制御内容管理システムは、
    前記所定空間における熱源の有無を示す所定の熱源有無情報、及び前記所定空間における制御対象装置に対する所定の制御内容を関連付けて管理する制御内容管理手段と、
    制御内容がまとめて調整される1又は複数の制御対象装置を識別するための所定の調整対象識別情報、及び当該所定の調整対象識別情報で示される各制御対象装置を識別するための各制御対象識別情報を関連付けて管理する調整対象管理手段と、
    を有し、
    前記制御内容管理システムは、
    前記検知装置から、当該検知装置と通信可能な特定の制御対象装置を識別するための特定の制御対象識別情報、及び、前記特定の制御対象装置が存在する特定空間における熱源の有無を示す特定の熱源有無情報を受信する受信ステップと、
    前記制御内容管理手段において前記受信された特定の熱源有無情報に対応する特定の制御内容を示す制御データを、前記特定の制御対象装置へ送信する送信ステップと、
    を実行し、
    前記受信ステップは、前記移動体端末から、前記特定の調整対象識別情報、及び当該特定の調整対象識別情報で示される制御対象装置に対する制御内容を調整するための調整度を受信する処理を含み、
    前記送信ステップは、前記調整対象管理手段において前記受信された特定の調整対象識別情報に対応する特定の制御対象識別情報で示される特定の制御対象装置に対して、前記調整度を示す調整データを送信する処理を含む制御内容管理方法。
  9. コンピュータに、請求項8に記載の方法を実行させるプログラム。
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