JPWO2017168654A1 - 測定装置、測定方法、及び、プログラム - Google Patents

測定装置、測定方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

測定装置は、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得し、その取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離と進行方向の変化量を算出する。

Description

本発明は、移動体の進行方向の変化を検出する技術に関する。
移動体の前方に存在する物体を認識して、移動体のヨーレートを補正する手法が知られている。特許文献1は、移動体の前方に存在する固定物を認識し、その固定物が自車両に対して相対的に移動する移動軌跡に基づいて、ヨーレートセンサのずれ量を補正する手法を記載している。
特開2012−66777号公報
特許文献1に記載の手法では、上記の移動軌跡の他に、車速、旋回半径からのずれ量、固定物が横方向に相対的に移動する横移動量など、推定ヨーレートの算出に用いるパラメータが多く、これらのパラメータを取得するセンサのずれ量も考慮しなくてはならない。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明は、1つのセンサで移動体の移動量とヨー角を算出し、移動距離と進行方向の変化量を得ることが可能な測定装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、測定装置であって、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部と、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、測定装置により実行される測定方法であって、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得工程と、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出工程と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、コンピュータを備える測定装置によって実行されるプログラムであって、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
1つの地物を用いて移動距離とヨー角変化量を算出する方法を示す。 実施例による係数更新装置の構成を示すブロック図である。 係数更新処理のフローチャートである。 第1実施例によるビーム角度の算出方法を説明する図である。 第1実施例によるビーム角度の算出方法を説明する他の図である。 第1実施例によるビーム角度の算出方法を説明する他の図である。 第1実施例によるビーム角度の算出方法を説明する他の図である。 第1実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。 第2実施例によるビーム角度の算出方法を説明する図である。 第2実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。 第3実施例によるビーム角度の算出方法を説明する図である。 第3実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。 地物の計測中における車両の移動による影響を示す。 車両の移動を考慮した地物の計測点の座標計算方法を示す。 地物の計測点の座標計算のフローチャートである。
本発明の好適な実施形態では、測定装置は、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部と、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部と、を備える。
上記の測定装置は、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得し、その取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する。これにより、移動体から計測できる任意の地物を利用して、移動体の移動距離及び移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出することができる。
上記の測定装置の一態様は、前記少なくとも2つの位置の座標を取得する第2取得部を更に備え、前記算出部は、前記第1時刻及び前記第2時刻における、(i)前記移動体から前記少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記少なくとも2つの位置の座標に基づいて算出される、前記地物の表面に対する法線と前記移動体からみた前記地物上の1つの位置の方向とがなす角度、並びに(ii)前記移動体からみた前記1つの位置の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、に基づき前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出する。
上記の測定装置の他の一態様では、前記第1取得部は、前記移動体から前記1の地物の少なくとも3つの位置までの距離及び前記移動体から見た前記少なくとも3つの位置の方向から、前記少なくとも3つの位置の座標を計算する第1計算部と、前記少なくとも3つの位置の座標に基づいて前記地物の表面の重心点の座標を計算し、前記移動体からみた前記重心点の方向を決定する第1方向決定部と、前記少なくとも3つの位置の座標に基づいて前記地物の表面を規定する平面の式を計算し、前記平面の式に基づいて前記地物の表面に対する法線の方向を決定する第2方向決定部と、前記重心点の方向と前記法線の方向とのなす角度を計算する第2計算部と、を備え、前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記重心点までの距離、前記移動体からみた前記重心点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記重心点の方向と前記法線の方向とのなす角度に基づいて、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出する。
上記の測定装置の他の一態様では、前記第1取得部は、前記移動体から前記1の地物の両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角度を計算する第3計算部と、前記両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角に基づいて、前記1の地物の中点の座標を決定する第1中点決定部と、前記移動体からみた前記中点の方向と、前記中点における前記地物の表面に対する法線の方向とがなす角度を計算する第4計算部と、を備え、前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記中点までの距離、前記移動体からみた前記中点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記中点の方向と前記法線の方向とがなす角度に基づいて、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出する。
上記の測定装置の他の一態様では、前記第1取得部は、前記移動体から前記1の地物の両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向のなす角度を計算する第5計算部と、前記両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角に基づいて、前記1の地物の中点の座標を決定する第2中点決定部と、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向が平行であるとみなして、前記移動体からみた前記中点の方向と、前記中点における前記地物の表面に対する法線の方向とがなす角度を計算する第6計算部と、を備え、前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記中点までの距離、前記移動体からみた前記中点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記中点の方向と前記法線の方向とがなす角度に基づいて、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出する。
上記の測定装置の他の一態様は、前記地物上の複数の位置のうちの1つを計測したときの前記移動体の位置である移動体位置を基準位置とし、前記複数の位置のうち前記基準位置以外の前記移動体位置で計測した位置の座標を、前記基準位置の座標系における座標に変換する座標変換部を備える。この態様では、地物を計測している時間内における移動体の移動を考慮して位置座標を補正することにより、移動体の進行方向の変化量を高精度で算出することができる。
上記の測定装置の他の一態様では、前記算出部は前記移動距離を算出し、前記測定装置は、前記移動距離に基づき算出される、単位時間あたりの移動距離に基づき、前記移動体に搭載される車速センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体の速度を算出するための第1情報を補正する第1補正部を更に備える。この態様では、算出される移動距離に基づいて、移動体の車速センサを適切に補正することができる。
上記の測定装置の他の一態様では、前記算出部は前記移動距離を算出し、前記測定装置は、前記移動距離に基づき算出される、単位時間あたりの移動距離に基づき、前記移動体に搭載される加速度センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体の速度を算出するための第2情報を補正する第2補正部を更に備える。この態様では、算出される移動距離に基づいて、移動体の加速度センサを適切に補正することができる。
上記の測定装置の他の一態様では、前記算出部は前記変化量を算出し、前記測定装置は、前記変化量に基づき算出される、単位時間あたりの前記進行方向の変化量に基づき、前記移動体に搭載される角速度センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体のヨーレートを算出するための第3情報を補正する第3補正部を更に備える。この態様では、算出される進行方向の変化量に基づいて、移動体の角速度センサを適切に補正することができる。
本発明の他の好適な実施形態は、測定装置により実行される測定方法であって、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得工程と、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出工程と、を備える。これにより、移動体から計測できる任意の地物を利用して、移動体の移動距離及び移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出することができる。
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備える測定装置によって実行されるプログラムは、第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部、前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部、として前記コンピュータを機能させる。これにより、移動体から計測できる任意の地物を利用して、移動体の移動距離及び移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出することができる。このプログラムは、記憶媒体に記憶して利用することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[1]背景
従来のカーナビゲーション装置に搭載されている自車位置推定システムでは、車速センサから算出される速度や加速度センサの出力から算出される速度と、ジャイロセンサの出力から算出されるヨー角とを用いて車両の移動状態を測定し、GPS情報と統合することにより現在位置を推定する複合航法システムが用いられている。複合航法システムによる自車位置推定精度向上のためには、車体速度とヨー角を正確に把握する必要がある。
車両の車体速度は、車速センサから出力される車軸回転パルスに基づく車輪回転速度に変換係数を乗算することにより得られる。また、車体速度は、加速度センサから出力される検出加速度と、加速度センサの感度係数及びオフセット係数とに基づいて算出することができる。さらに、車両のヨー角は、ジャイロセンサから出力される角速度と、ジャイロセンサの感度係数及びオフセット係数とに基づいて算出することができる。
一般的に、車速センサの変換係数、加速度センサの感度とオフセット、及び、ジャイロセンサの感度とオフセットは、温度や振動などによって変化する特性がある。そのため、それらの誤差を含んだ状態で車体速度やヨー角を算出すると、誤差が蓄積し、計算される車体速度やヨー角は実際の値から大きくずれてしまう。従って、車体速度やヨー角を高精度に推定するためには、車速センサの変換係数、加速度センサの感度とオフセット、ジャイロセンサの感度とオフセットを継続的に補正することが必要である。
従来のカーナビゲーション装置では、GPS情報に基づくドップラー速度を用いて車速センサ出力から車体速度を求める変換係数や加速度センサの感度とオフセットの補正を行っており、GPS情報の方位変化量を用いてジャイロセンサの感度とオフセットの補正を行っている。そのため、都市部のようなGPSの受信状態の悪い環境では補正の精度が劣化する。また、トンネルや地下駐車場のようなGPS測位ができない環境では補正ができない。よって、GPSの受信状態に関わらず、継続的に変換係数や感度とオフセットの補正を行うことが要求される。
本実施例による係数更新装置は、GPS情報を用いずに、外界センサによる1つの地物の計測結果に基づいて車両の移動距離とヨー角変化量を算出し、車速センサから車体速度を求めるための変換係数、加速度センサの感度とオフセット、及び、ジャイロセンサの感度とオフセットを補正する。また、係数更新装置は移動距離を所定時間で除算することにより車体速度Vを算出することができる。なお、外界センサとしては、LiDAR(Light Detection And Ranging)が挙げられる。
[2]係数の推定方法
[2.1]車速センサから車体速度を求めるための変換係数の推定方法
真の車体速度V(t)と、車速センサから出力される車軸回転パルスに基づく車輪回転速度ωp(t)との関係は、変換係数Kを用いて次のように表すことができる。
Figure 2017168654
よって、まず、外界センサによる地物計測値を用いて車両の移動距離ΔLを求め、それを時間間隔Δtで除算して計測車体速度を算出する。得られた計測車体速度を真の車体速度V(t)とみなすと、計測車体速度V(t)と車速センサから得た車輪回転速度ωp(t)とを用いて、式(1)により変換係数Kを推定することができる。なお、変換係数Kは本発明の第1情報に相当する。
[2.2]加速度センサの感度係数とオフセット係数の推定方法
真の車体加速度V_dot(t)と、加速度センサで検出する加速度αac(t)との関係は、感度係数Aとオフセット係数Bを用いて次のように表すことができる。
Figure 2017168654
よって外界センサによる地物計測値を用いて車両の移動距離ΔLを求め、それを時間間隔Δtで除算して計測車体速度V(t)を算出し、1時刻前に同様な方法で求めた計測車体速度V(t−1)と時間間隔Δtを用いて、計測車体加速度を算出する。
Figure 2017168654
得られた計測車体加速度を真の車体加速度V_dot(t)とみなし、次のように置くと、
Figure 2017168654
以下の1次式で表すことができる。
Figure 2017168654
従って、xとyの複数のデータがあれば、逐次最小二乗法等により、感度係数Aとオフセット係数Bを求めることができる。即ち、外界センサを用いて車両の移動距離ΔLを取得できれば、加速度センサの感度とオフセットを推定することができる。なお、感度係数Aとオフセット係数Bは本発明の第2情報に相当する。
[2.3]ジャイロセンサの感度係数とオフセット係数の推定方法
真の角速度Ψ_dot(t)と、ジャイロセンサで検出する角速度ωg(t)との関係は、感度係数Cとオフセット係数Dを用いて次のように表すことができる。
Figure 2017168654
外界センサによる地物計測値から、車両のヨー角の変化量(以下、「ヨー角変化量」と呼ぶ。)ΔΨを取得できた場合、これをその時間間隔Δtで除することにより、次のように角速度を算出する。
Figure 2017168654
外界センサによる地物計測値から求めた角速度(「計測ヨーレート」とも呼ぶ。)を真の角速度とみなすと、次のように表すことができる。
Figure 2017168654
よって、次のように置くと、
Figure 2017168654
以下の1次式で表すことができる。
Figure 2017168654
従って、xとyの複数のデータがあれば、逐次最小二乗法等により、感度係数Cとオフセット係数Dを求めることができる。即ち、外界センサを用いて車両のヨー角変化量ΔΨを取得できれば、ジャイロセンサの感度とオフセットを推定することができる。なお、感度係数Cとオフセット係数Dは本発明の第3情報に相当する。
[3]移動距離とヨー角変化量の算出方法
以下、外界センサを用いて車両の移動距離ΔLとヨー角変化量ΔΨを求める方法を説明する。図1は、1つの地物を用いて移動距離とヨー角変化量を算出する方法を説明する図である。なお、前提として、平面板状である道路標識を地物として利用するものとする。また、外界センサとしてLiDARを用いるものとする。以下の手順により、車両の移動距離ΔLとヨー角変化量ΔΨを算出する。
(1)現在の車両の地点Pにおいて、所定の地物Aまでの距離と方向をLiDARにより計測する。
(2)地物を検出した複数のビームから、地物の重心点又は中点の座標を求め、車両から地物までの距離rA1と角度θA1を求める。
(3)地物が平面板状であることを前提に、地物の法線ベクトルと、LiDARのビームとの角度φを算出する。
(4)所定時間Δt経過後、地点Pにおいて上記(1)〜(3)の処理を行い、距離rA2、角度θA2、角度φを算出する。
(5)下記の式により角度φとφの差分Δφを求める。
Figure 2017168654
(6)図1(A)からわかるように、地物Aと車両位置Pと車両位置Pで構成される三角形に対する余弦定理を用いることで移動距離ΔLが求まる。また、ヨー角変化量ΔΨはθA2から∠αを引いたものであり、その∠αはθA1とΔφを足したものである。よって、距離rA1、rA2、角度θA1、θA2、Δφを用いて、下記の式により移動距離ΔLとヨー角変化量ΔΨを算出する。
Figure 2017168654
このように、LiDARで1つの地物を検出することにより、車両の移動距離ΔLとヨー角変化量ΔΨを算出することができる。ヨー角変化量ΔΨを積分することにより、ヨー角Ψを算出することができ、ヨー角変化量ΔΨを所定時間Δtで除算することによりヨーレートΨ_dot(t)を算出することができる。また、移動距離ΔLを所定時間Δtで除算することにより車体速度Vを算出することができ、移動距離ΔLを積分することにより移動距離Lを算出することもできる。
[4]係数更新装置
次に、上記のようにして算出された移動距離ΔL及びヨー角変化量ΔΨを用いて、車速センサの変換係数K、加速度センサの感度係数A及びオフセットB、ジャイロセンサの感度係数C及びオフセット係数Dを更新する係数更新装置について説明する。図2は、実施例による係数更新装置10の構成を示すブロック図である。図示のように、係数更新装置10は、車速センサ7と、加速度センサ8と、ジャイロセンサ9と、外界センサ(LiDAR)12と、地物計測部13と、ビーム角度算出部14と、係数計算部15と、移動距離・ヨー角変化量計算部16とを備える。なお、地物計測部13、ビーム角度算出部14、係数計算部15、及び、移動距離・ヨー角変化量計算部16は、CPUなどのコンピュータが予め用意されたプログラムを実行することにより実現することができる。
車速センサ7は、車軸回転パルスに基づき計測される車輪回転速度ωp(t)を係数計算部15へ供給する。加速度センサ8は、車両の加速度αac(t)を検出し、係数計算部15へ供給する。また、ジャイロセンサ9は、検出した角速度ωg(t)を係数計算部15へ供給する。
地物計測部13は、外界センサ12の出力に基づいて地物までの距離r及び地物との角度θを計測して移動距離・ヨー角変化量計算部16へ供給する。また、地物計測部13は、距離rと角度θを、進行方向をx、横方向をy、高さ方向をzとする直交座標(x,y,z)に変換し、各計測点の座標としてビーム角度算出部14へ供給する。
ビーム角度算出部14は、外界センサ12の出力に基づいて、外界センサ12からのビームと、平面板状である地物の法線ベクトルとのなす角度φ(以下、「ビーム角度」とも呼ぶ。)を算出し、移動距離・ヨー角変化量計算部16へ供給する。移動距離・ヨー角変化量計算部16は、異なる時刻における地物までの距離rと、地物との角度θと、ビーム角度φとを用いて、前述の式(11)、(12)により、移動距離ΔL及びヨー角変化量ΔΨを算出し、係数計算部15へ供給する。
係数計算部15は、まず、移動距離ΔLを所定時間Δtで除算して車体速度V(t)を算出する。次に、係数計算部15は、車体速度V(t)と車速センサ7から出力された車輪回転速度ωp(t)に基づいて、式(1)により車速センサ7の変換係数Kを算出し、更新する。また、係数計算部15は、車体速度V(t)と1時刻前の車体速度V(t−1)と時間間隔Δtと、加速度センサ8から出力された加速度αac(t)に基づいて、式(2)〜(3)により加速度センサ8の感度係数A及びオフセットBを算出し、更新する。さらに、係数計算部15は、ジャイロセンサ9から供給された角速度ωg(t)と、移動距離・ヨー角変化量計算部16から供給されたヨー角変化量ΔΨに基づいて、式(7)〜(8)によりジャイロセンサの感度係数C及びオフセット係数Dを算出し、更新する。
上記の構成において、地物計測部13は本発明の第1取得部の一例であり、ビーム角度算出部14は本発明の第2取得部、第1〜第2方向決定部、第1〜第6計算部、第1〜第2中点決定部の一例であり、係数計算部15は本発明の第1〜第3補正部の一例であり、移動距離・ヨー角変化量計算部16は本発明の算出部の一例である。また、ヨー角変化量は本発明における進行方向の変化量に相当する。
次に、上記の係数更新装置10による係数更新処理について説明する。図3は、係数更新処理のフローチャートである。まず、係数更新装置10は、外界センサ12により1つの地物Aを計測し、地物との距離r及び地物との角度θを含む計測データを取得する(ステップS10)。次に、係数更新装置10は、それら計測データを用いて、ビーム角度φを算出する(ステップS11)。なお、ビーム角度φの算出方法については後に詳しく説明する。
次に、係数更新装置10は、地物Aの1時刻前の計測データがあるか否かを判定する(ステップS12)。1時刻前の計測データが無い場合(ステップS12:NO)、係数更新装置10は時刻をインクリメントし(ステップS13)、処理はステップS10へ戻る。
一方、1時刻前の計測データがある場合(ステップS12:YES)、係数更新装置10は、1時刻前の地物Aの距離rA1、角度θA1、ビーム角度φと、現在時刻の地物の距離rA2、角度θA2、ビーム角度φを用いて、式(11)、(12)によりヨー角変化量ΔΨ及び移動距離ΔLを算出する(ステップS14)。そして、係数更新装置10は、移動距離ΔLと時間間隔Δtから計測車体速度V(t)を算出し、ヨー角変化量ΔΨと時間間隔Δtから、式(7)を用いて真の角速度(計測ヨーレート)Ψ_dot(t)を算出する(ステップS15)。
次に、係数更新装置10は、得られた計測車体速度V(t)と車速センサの出力ωp(t)から式(1)により変換係数Kを算出して更新し、得られた計測車体速度V(t)と1時刻前の計測車体速度V(t−1)と時間間隔Δtと加速度センサの出力αac(t)から式(2)により加速度センサの感度係数Aとオフセット係数Bを算出して更新し、さらに得られた計測ヨーレートΨ_dot(t)とジャイロセンサの出力ωg(t)から式(8)により感度係数Cとオフセット係数Dを算出して更新する(ステップS16)。
[5]ビーム角度の算出方法
次に、上記のビーム角度φの算出方法について詳しく説明する。
[5.1]第1実施例
まず、ビーム角度φの算出方法の第1実施例を説明する。第1実施例は、ビーム角度φを正確に求める方法である。
[5.1.1]概要説明
LiDARによる計測によって、車両位置から地物までの距離rと、水平角度θと、垂直角度とが得られる。係数更新装置10のビーム角度算出部14は、図4(A)に示すように、LiDARにより得られる距離と角度データを、車両の進行方向をx、横方向をy、高さ方向をzとする直交座標(x,y,z)に変換する。
図4(B)は、対象となる地物の例として、円形の道路標識をLiDARにより計測した様子を示す。LiDARの複数のビームにより、道路標識上に複数の計測点が形成される。ビーム角度算出部14は、対象とする地物に当たった複数のビームの計測値を取得する。このとき、地物の縁にかかるビームは反射率が低くなるため検出されないので、ビーム角度算出部14は、所定の閾値以上の反射率を有する計測点を道路標識上の計測点であると判定する。これにより、ビーム角度算出部14は、道路標識上に存在する複数の計測点を取得する。図4(B)の白抜きの丸は、閾値以下で検出されなかったビームをイメージしている。
次に、ビーム角度算出部14は、図4(B)に示すように、各計測点の座標(x,y,z)、(x,y,z)、・・(x,y,z)から、重心点の座標G(x,y,z)を求める。次に、図5に示すように、ビーム角度算出部14は、重心点の座標G(x,y,z)を用いて、車両(原点)から重心点(x,y,z)までの方向ベクトルを求める。また、ビーム角度算出部14は、各計測点の座標(x,y,z)、(x,y,z)、・・(x,y,z)から、最小2乗法により、道路標識の表面を規定する平面の式を生成し、その平面の法線ベクトルを求める。そして、ビーム角度算出部14は、平面の法線ベクトル及び車両から重心点までの方向ベクトルのxy成分から、2つのベクトルのなす角度であるビーム角度φを求める。
[5.1.2]詳細説明
次に、上記の算出方法を詳しく説明する。まず、円形の道路標識を含む平面の方程式の求め方を説明する。具体的に、ビーム角度算出部14は、道路標識上に存在する複数の計測点(x,y,z)から、平面の方程式
Figure 2017168654
の係数a、b、c、dを求める。いま、法線ベクトルの長さを1として、
Figure 2017168654
とする。式(13)を変形して、
Figure 2017168654
を得る。
式(15)に(x,y)を代入して計算する右辺の値と、zの値の誤差の総和eは以下の式となる。
Figure 2017168654
最小二乗法により、式(16)を最小にする(α,β,γ)を求める。式(16)を最小にする(α,β,γ)は、それぞれで式(16)を偏微分すると0になる。
Figure 2017168654
式(17)、(18)、(19)をまとめると以下のようになる。
Figure 2017168654
式(20)により、逆行列を用いた演算により、以下のように(α,β,γ)を求めることができる。
Figure 2017168654
式(15)より、
Figure 2017168654
であるから、
Figure 2017168654
となる。
式(22)を式(14)に代入すると、
Figure 2017168654
となり、よって
Figure 2017168654
となる。
これを式(22)に代入するとa,b,dが求まり、最終的に以下の結果を得る。
Figure 2017168654
次に、平面の法線ベクトルと直線の方向ベクトルについて説明する。まず、一般形で示される平面の方程式
Figure 2017168654
の法線ベクトルNは以下である(図6(A)参照)。
Figure 2017168654
一方、一般形で示される直線の方程式
Figure 2017168654
の方向ベクトルDは以下である(図6(B)参照)。
Figure 2017168654
なお、(x,y,z)と(x,y,z)の2点を通る直線の方程式は
Figure 2017168654
で与えられるため、(x,y,z)が原点(0,0,0)である場合、
Figure 2017168654
となるので、方向ベクトルDは以下となる(図6(C)参照)。
Figure 2017168654
次に、法線ベクトルと方向ベクトルのなす角、即ちビーム角φの算出について説明する。本実施例では、車両の高さ方向の成分を考慮していないので、z軸成分を無視すればよい。したがって、図7(A)に示すように、法線ベクトルと方向ベクトルをxy平面に投影したベクトルをそれぞれN’、D’とすると、法線ベクトルN’を角度φ回転させて|D’|/|N’|倍すると方向ベクトルD’になるため、以下の式で表せる。
Figure 2017168654
式(25)を計算すると、以下の2式が得られる。
Figure 2017168654
式(26)、(27)に対し、“−式(26)×b+式(27)×a”によりcosφを削除すると、
Figure 2017168654
となるため、以下の式からビーム角度φが求められる。
Figure 2017168654
なお、本実施例では基本的に道路標識などの平面板状の地物をおもて面から計測することを前提としており、ビーム角度φの範囲は−90[deg]〜90[deg]となるので、式(28)のようにビーム角度φをsinφで算出することが好ましい。
上記のように、第1実施例は、最小2乗法で平面の方程式を求めているため、図7(B)に示すように、地物が多少曲面形状であったとしても法線ベクトルを求めることができる。さらに、図7(C)に示すように、地物の面に多少の凹凸があったとしても、最小2乗法による平面の方程式を作成することができ、法線ベクトルを求めることができる。
[5.1.3]算出処理
次に、ビーム角度φの算出処理について説明する。図8は、第1実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。なお、この処理は、図3に示す係数更新処理のステップS11に相当する。
まず、ビーム角度算出部14は、LiDARにより地物Aを計測して得たn個のデータ(x,y,z)から、重心点G(x,y,z)を算出し、車両から重心点Gへの方向ベクトルD(x,y,z)とする。また、ビーム角度算出部14は、車両から重心点Gまでの距離r[t]と角度θ[t]を求める(ステップS21)。
次に、ビーム角度算出部14は、n個のデータ(x,y,z)から、最小2乗法を用いて、平面の方程式ax+by+cz+d=0を作成し、平面の法線ベクトルN(a,b,c)を求める(ステップS22)。そして、ビーム角度算出部14は、法線ベクトルNと方向ベクトルDのxy成分から、2つのベクトルがなす角度φを算出する(ステップS23)。以上でビーム角度φの算出処理は終了する。
[5.2]第2実施例
次に、ビーム角度φの算出方法の第2実施例を説明する。第2実施例は、ビーム角度φを簡易的に求める方法である。
[5.2.1]算出方法
図9は、第2実施例によるビーム角度φの算出方法を示す。図9において、車両の位置を原点Oとし、平面板状の地物の両端が点C、Eであるとする。ビーム角度算出部14は、まず、地物の計測データから、その両端点C、Eまでの距離、即ち、OC長、OE長と、その間の角度Δθを抽出する。
次に、ビーム角度算出部14は、三角形△OCEに対する余弦定理により、下記のようにCE長を求める。
Figure 2017168654
次に、ビーム角度算出部14は、求めたCE長を利用して余弦定理を用いて、下記のように∠OCEの角度を求める。
Figure 2017168654
次に、ビーム角度算出部14は、辺CEの中点を点D(CD長=DE長)とし、三角形△OCDに対する余弦定理によりOD長を求める。
Figure 2017168654
次に、ビーム角度算出部14は、求めたOD長を利用して、∠CDOの角度を求める。
Figure 2017168654
そして、ビーム角度算出部14は、90度から∠CDOの角度を引いて角度φを求める。
Figure 2017168654
こうして、ビーム角度φを簡易的に求めることができる。この方法の利点は、第1実施例よりも計算量が少なくて済むことである。
[5.2.2]算出処理
次に、ビーム角度φの算出処理について説明する。図10は、第2実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。なお、この処理は、図3に示す係数更新処理のステップS11に相当する。
まず、ビーム角度算出部14は、地物Aを検出した複数のビームのうち、横方向に最も離れた2つのビームを選択して地物の両端点C、Eを求め、両端点C、Eまでの距離OC、OE及びその間の角度Δθを取得する(ステップS31)。次に、ビーム角度算出部14は、両端点C、Eの中点Dを求め、車両からその中点Dまでの距離(OD長)求める(ステップS32)。次に、ビーム角度算出部14は、車両と中点Dとを結んだ直線ODと地物の平面とがなす角度(∠CDO)を求める(ステップS33)。そして、ビーム角度算出部14は、求めた角度(∠CDO)を90度から減算して角度φを算出する(ステップS34)。以上でビーム角度φの算出処理は終了する。
[5.3]第3実施例
次に、ビーム角度φの算出方法の第3実施例を説明する。第3実施例は、ビーム角度φを近似的に求める方法である。
[5.3.1]算出方法
図11は、第3実施例によるビーム角度φの算出方法を示す。図11において、車両の位置を原点Oとし、平面板状の地物の両端が点C、Eであるとする。ビーム角度算出部14は、まず地物の計測データから、その両端点C、Eまでの距離、即ち、OC長、OE長と、その間の角度Δθを抽出する。
次に、直線OE上に、OC長と同じ長さとなる点Fを設けると、
Figure 2017168654
となる。
また、三角形△OCFは二等辺三角形であるので、
Figure 2017168654
となる。
ここで、車両から地物までの距離が数メートル以上であれば、直線OCと直線OEはほぼ平行とみなすことができる。よって、三角形△CFEを、∠CFEが直角である直角三角形とみなすと、角度φは以下のように得られる。
Figure 2017168654
この方法の利点は、第2実施例よりもさらに計算量が少なくて済むことである。
[5.3.2]算出処理
次に、ビーム角度φの算出処理について説明する。図12は、第3実施例によるビーム角度の算出処理のフローチャートである。なお、この処理は、図3に示す係数更新処理のステップS11に相当する。
まず、ビーム角度算出部14は、地物Aを検出した複数のビームのうち横方向に最も離れた2つのビームを選択して地物の両端点C、Eを求め、両端点C、Eまでの距離OC、OE及びその間の角度Δθを取得する(ステップS41)。次に、ビーム角度算出部14は、車両から端点Eまでの直線OE上に点Fを設け、前述の式(29)により点Fから端点EまでのFE長を算出する(ステップS42)。
次に、ビーム角度算出部14は、OC長と角度Δθを用いて、式(30)によりCF長を算出する(ステップS43)。そして、ビーム角度算出部14は、FE長とCF長を用いて、式(31)により角度φを算出する(ステップS44)。以上でビーム角度φの算出処理は終了する。
[6]地物計測中の車両の移動を考慮した地物の計測点の座標計算
上述したヨー角変化量ΔΨの算出は、地物の法線ベクトルと車両から地物までの方向ベクトルとがなす角度φを求めることにより行われる。しかし、水平方向にスキャンするタイプのLiDARの場合、対象とする地物の左端と右端を計測する時刻が異なるので、その時間内に車両自身が移動すると、計測の基準位置と基準方位が異なることになる。よって、計測の基準位置と基準方位を合わせないままでは、角度φの算出に含まれる誤差が大きくなってしまう。
図13(A)は、LiDARにより1つの地物を計測する間に車両が移動する様子を示す。地物の左端を計測するときには車両は位置Pにあり、地物の右端を計測するときには車両は位置Pに移動している。
図13(B)は、図13(A)の例においてLiDARで計測した地物上の点の座標(r、θ)を、車両の位置を原点とした(x,y)座標に変換したものを示す。車両の移動に伴って、地物までの距離と方向が変化するため、地物の平面が歪んだものとなってしまう。その結果、地物の中心(又は重心)座標と法線ベクトルとがずれてしまう。
図14(A)に示すように、水平スキャン型のLiDARのスキャン周期がT[s]の場合、スキャン角周波数ω[rad/s]は、ω=2π/Tとなり、r[m]先でのビームが移動する速度はrω[m/s]となる。そこに幅W[m]の道路標識があった場合、その道路標識をスキャンする時間ΔTは以下となる。
Figure 2017168654
つまり、図14(A)のようにLiDARのスキャンが時計回りであるとすると、道路標識の左端と右端の計測にΔTの時間差があることになる。仮に、LiDARのスキャン周期が100[ms]の場合、10[m]先の60[cm]幅の道路標識をビームが計測する時間は、式(32)にT=0.1、r=10、W=0.6を代入して、ΔT=0.955[ms]と求められる。車両の速度が100[km/h]の時を想定すると、ΔT=0.955[ms]の間に、車両は2.65[cm]進むことになる。また、仮に道路標識がもっと近く、2[m]先の位置にあるとすると、r=2を代入して、ΔT=4.775[ms]となり、車両は13.26[cm]進むことになる。
従って、車両の速度が速いほど、また対象の地物が近いほど、地物の計測時間内における車両の移動距離が長くなる。その移動距離を考慮せずに計算を行うと、前述のように誤差が大きくなってしまう。よって、車体速度とヨー角変化量の高精度な算出のためには、地物の計測時間内における車両の移動を考慮する必要がある。
上記の考察で見積もりした道路標識の計測時間は数ms程度であるため、その時間内では車両の速度やヨーレートの変化はほぼ無いとみなすことができる。よって、前の時刻で計算された自車の速度とヨーレートの値を用いて、現在の地物計測中における車両の方向変化分と位置変化分を算出し、その変化分を用いて各計測点の座標を求めればよい。
例えば、図14(B)において、P点で計測した地物の座標を、P点の座標系を用いた値に変換する。順番としては、まずP点において破線で示す座標軸へと座標を回転させ、その後、x方向とy方向の位置の差分(Δx,Δy)を加算する。
まず、P点で計測した距離rと角度θから、以下のようにP点を原点とするxy座標系の値(x,y)が得られているものとする。
Figure 2017168654
ヨーレートが一定という前提があるため、P点からP点までのΔt間の方向の変化量Ψは次式となる。
Figure 2017168654
また、仮想的な中心点Oからの回転半径Rを想定すると、
Figure 2017168654
となるため、ΔxとΔyは以下のように表すことができる。
Figure 2017168654
よって、P点で計測する地物の座標は、P点を基準位置にすると、以下で計算される。
Figure 2017168654
よって、地物のn個の計測点に対して上記の計算を行い、算出した複数の座標点を用いて地物の重心点又は中点、及び、法線ベクトルを求めて角度φを算出すればよい。
図15は、地物計測時間内の車両の移動を考慮した、地物の計測点の座標計算処理のフローチャートである。この処理は、前述の地物計測部13により行われる。まず、地物計測部13は、前の時刻で計測(あるいは推定)した自車の速度V(t-1)とヨーレートΨ_dot(t−1)を読み出し(ステップS50)、平面形状の道路標識である地物Aを対象としたn点の計測データを取得する(ステップS51)。次に、地物計測部13は、地物の計測データの左端のデータPを基準の位置及び方位に設定する(ステップS52)。
次に、地物計測部13は、係数kに「1」をセットし(ステップS53)、係数kが計測データ数n以下か否かを判定する(ステップS54)。係数kが計測データ数n以下である場合(ステップS54:YES)、地物計測部13は点Pから点Pまでの時間差Δtを求める(ステップS55)。
次に、地物計測部13は、前述の式(33)を用いて、P点からP点までの角度変化Ψを求め(ステップS56)、さらに式(34)、(35)を用いてP点からP点までの位置の差(Δx,Δy)を求める(ステップS57)。そして、地物計測部13は、式(36)を用いて、P点を基準とした座標系におけるP点での地物の座標を算出する(ステップS58)。
次に、地物計測部13は、係数kをインクリメントし(ステップS59)、ステップS54へ戻る。そして、係数kが計測データ数nを超えると(ステップS54:NO)、処理は終了する。こうして得られた計測データを用いてビーム角度φを算出することにより、地物の計測時間内の車両の移動分を補正し、移動距離ΔL及びヨー角変化量を高精度で算出することが可能となる。また、ヨー角変化量ΔΨを積分することにより、ヨー角Ψを算出することができ、ヨー角変化量ΔΨを所定時間Δtで除算することによりヨーレートΨ_dot(t)を算出することができる。さらに、移動距離ΔLを所定時間Δtで除算することにより車体速度Vを算出することができ、移動距離ΔLを積分することにより移動距離Lを算出することもできる。
[7]変形例
地物の平面に対してLiDARのビームが小さな角度で入射すると、距離計測値の誤差が大きくなるため、その状態で算出する車体速度とヨー角変化量にも誤差が大きくなる。従って、地物の法線ベクトルと車両から地物までの方向ベクトルとのなす角度φが大きいときは、誤差が大きいと判断し、車速センサの変換係数や、加速度センサとジャイロセンサの感度係数とオフセット係数を算出する際、重み付け値を小さくして平均化処理を行うことが好ましい。これにより、誤差の含まれる算出値の影響を小さくして、感度係数やオフセット係数を算出することができる。
本発明は、移動体に搭載する装置に利用することができる。
7 車速センサ
8 加速度センサ
9 ジャイロセンサ
12 外界センサ
13 地物計測部
14 ビーム角度算出部
15 係数計算部
16 ヨー角変化量計算部

Claims (12)

  1. 第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部と、
    前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 前記少なくとも2つの位置の座標を取得する第2取得部を更に備え、
    前記算出部は、前記第1時刻及び前記第2時刻における、(i)前記移動体から前記少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記少なくとも2つの位置の座標に基づいて算出される、前記地物の表面に対する法線と前記移動体からみた前記地物上の1つの位置の方向とがなす角度、並びに(ii)前記移動体からみた前記1つの位置の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、に基づき前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記第1取得部は、
    前記移動体から前記1の地物の少なくとも3つの位置までの距離及び前記移動体から見た前記少なくとも3つの位置の方向から、前記少なくとも3つの位置の座標を計算する第1計算部と、
    前記少なくとも3つの位置の座標に基づいて前記地物の表面の重心点の座標を計算し、前記移動体からみた前記重心点の方向を決定する第1方向決定部と、
    前記少なくとも3つの位置の座標に基づいて前記地物の表面を規定する平面の式を計算し、前記平面の式に基づいて前記地物の表面に対する法線の方向を決定する第2方向決定部と、
    前記重心点の方向と前記法線の方向とのなす角度を計算する第2計算部と、を備え、
    前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記重心点までの距離、前記移動体からみた前記重心点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記重心点の方向と前記法線の方向とのなす角度に基づき、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  4. 前記第1取得部は、
    前記移動体から前記1の地物の両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角度を計算する第3計算部と、
    前記両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角に基づいて、前記1の地物の中点の座標を決定する第1中点決定部と、
    前記移動体からみた前記中点の方向と、前記中点における前記地物の表面に対する法線の方向とがなす角度を計算する第4計算部と、を備え、
    前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記中点までの距離、前記移動体からみた前記中点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記中点の方向と前記法線の方向とがなす角度に基づき、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  5. 前記第1取得部は、
    前記移動体から前記1の地物の両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向のなす角度を計算する第5計算部と、
    前記両端点までの距離、及び、前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向がなす角に基づき前記1の地物の中点の座標を決定する第2中点決定部と、
    前記移動体からみた前記両端点それぞれの方向が平行であるとみなして、前記移動体からみた前記中点の方向と、前記中点における前記地物の表面に対する法線の方向とがなす角度を計算する第6計算部と、を備え、
    前記算出部は、前記第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、前記移動体から前記中点までの距離、前記移動体からみた前記中点の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度、及び、前記中点の方向と前記法線の方向とがなす角度に基づいて、前記移動距離及び前記変化量のうち少なくとも一方を算出することを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  6. 前記地物上の複数の位置のうちの1つを計測したときの前記移動体の位置である移動体位置を基準位置とし、前記複数の位置のうち前記基準位置以外の前記移動体位置で計測した位置の座標を、前記基準位置の座標系における座標に変換する座標変換部を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 前記算出部は前記移動距離を算出し、
    前記測定装置は、前記移動距離に基づき算出される、単位時間あたりの移動距離に基づき、前記移動体に搭載される車速センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体の速度を算出するための第1情報を補正する第1補正部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記算出部は前記移動距離を算出し、
    前記測定装置は、前記移動距離に基づき算出される、単位時間あたりの移動距離に基づき、前記移動体に搭載される加速度センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体の速度を算出するための第2情報を補正する第2補正部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 前記算出部は前記変化量を算出し、
    前記測定装置は、前記変化量に基づき算出される、単位時間あたりの前記進行方向の変化量に基づき、前記移動体に搭載される角速度センサの前記第2時刻における出力結果から前記移動体のヨーレートを算出するための第3情報を補正する第3補正部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の測定装置。
  10. 測定装置により実行される測定方法であって、
    第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得工程と、
    前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出工程と、
    を備えることを特徴とする測定方法。
  11. コンピュータを備える測定装置によって実行されるプログラムであって、
    第1時刻及び第2時刻それぞれにおける、移動体から1の地物上の少なくとも2つの位置までのそれぞれの距離及び前記移動体からみた前記地物の方向と前記移動体の進行方向とがなす角度をそれぞれ取得する第1取得部、
    前記第1取得部の取得結果に基づき、前記第1時刻から前記第2時刻までの前記移動体の移動距離及び前記移動体の進行方向の変化量のうち少なくとも一方を算出する算出部、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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