JPWO2017150154A1 - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

挿入部2は、側視観察用光学系である対物光学系31と、観察窓21の位置よりも挿入部基端側に設定される光学素子33とを有する。光学素子33は、光源から出射され、挿入部2の長手方向に沿って進行する照明光の一部を全反射させる出射面33bと、光源から出射され、挿入部2の長手方向に沿って進行する照明光の他の一部を反射すると共に、出射面33bにて反射された照明光の一部を再度反射させ、出射位置から出射させる傾斜面33dと、を有する。傾斜面33d上での出射面33bにて反射された照明光の一部の反射位置P2は、出射面33b上の照明光の反射位置P1よりも挿入部2の先端側に設定される。

Description

本発明は、内視鏡に関し、特に、挿入部の先端部の側方を観察可能な内視鏡において照明光の配光ムラを抑制した内視鏡に関する。
従来より、内視鏡が、工業分野及び医療分野で広く使用されている。内視鏡は、細長の挿入部と、挿入部の先端に設けられた先端部を有し、先端部には、観察窓と照明窓が設けられている。内視鏡には、視野方向が挿入部の挿入方向である直視内視鏡だけでなく、視野方向が挿入部の挿入方向に対して側方である側視内視鏡もある。
特開平10−311954号公報には、側視内視鏡が開示されている。側視内視鏡の先端部には、挿入部の側方あるいは略側方を観察するための観察窓と、挿入部の側方あるいは略側方へ照明光を出射する照明窓とが設けられている。
当該公報に開示されている側視内視鏡は、挿入部の先端部に、挿入部の側方あるいは略側方を観察するための観察窓と、挿入部の側方あるいは略側方へ照明光を出射する照明窓とが設けられている。
この提案では、先端部には、先端側に設けられた観察窓側が高くなるように傾斜した反射面が設けられ、挿入部の挿入方向に出射された照明光がその反射面において反射するように先端部は構成されている。
上記提案の構成の場合、照明窓から挿入部の挿入方向前方へ出射された直接光と、反射面で反射され側方に出射された反射光とにより被写体は照明される。その直接光の照射方向と反射光の照射方向のなす角度が比較的大きいため、被写体が観察窓に対して近い位置にある場合には直接光によって被写体が照明され、また被写体が観察窓に対して遠い位置にある場合には反射光によって被写体が照明される。
しかし、上記提案の構成では、照明光が観察領域に対して照射される位置が、直接光が照射される位置(挿入部から近い位置)と、反射光が照射される位置(挿入部から遠い位置)とに限られている。このため、被写体を観察するためには、上記位置に被写体を合わせるように、挿入部の位置を調整する必要がある。
また、直接光が観察領域を照明する位置と、反射光が観察領域を照明する位置との間に被写体がある場合には、観察領域内で照明光の届かない場所ができてしまい、照明光の配光ムラが生じるという問題がある。
そこで、本発明は、被写体が挿入部に近い位置から遠い位置までの広い範囲に亘って、観察領域内の配光ムラを抑制して、観察領域に照明光を照射することができる内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡は、挿入部の長手方向に対して側方を観察するため、挿入部先端の側方に配置される観察窓を有する側視観察用光学系と、前記側視観察用光学系の視野を照明する照明光の出射位置が、前記挿入部先端の側方であって且つ前記観察窓位置よりも挿入部基端側に設定される照明光学系と、を有する内視鏡であって、前記照明光学系は、光源から出射され、前記長手方向に沿って進行する照明光の一部を反射させる第1の反射面と、前記光源から出射され、前記長手方向に沿って進行する照明光の他の一部を反射すると共に、前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部を再度反射させ、前記出射位置から出射させる第2の反射面と、を有し、前記第1の反射面と前記第2の反射面は、前記第2の反射面上での前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部の第2の反射位置が、前記第1の反射面上の前記照明光の第1の反射位置よりも前記挿入部先端側に設定されるように、設けられている。
本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる内視鏡の挿入部2の先端部11の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、先端部11内の光学系を示す、先端部11の中心軸Oに沿った断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる光学素子33の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、光学素子33の側面図であって、光学素子33内を進行する照明光及び光学阻止33から出射する照明光について説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例1に係わる先端部11の光学素子の構成を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる、ライトガイド32と光学素子33の間に配設される拡散光学系51の側面図である。 図7の光学素子33と拡散光学系51の斜視図である。 図7の光学素子33と拡散光学系51のマイクロプリズムアレイの構成を示す斜視図である。 図7の光学素子33と拡散光学系51の平面図である。 図7の光学素子33と拡散光学系51の基端側から見た側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係わる、ライトガイド32と光学素子33の間に配設される拡散光学系51Aの側面図である。 図12の光学素子33と拡散光学系51Aの斜視図である。 図12の光学素子33と拡散光学系51Aのマイクロプリズムアレイの構成を示す斜視図である。 図12の光学素子33と拡散光学系51Aの平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係わる内視鏡の構成を示す構成図である。
内視鏡装置1は、細長の挿入部2と、挿入部2の基端部に接続され本体部3と、本体部3に接続された操作部4とを有して構成されている。挿入部2は、先端側から先端部11、湾曲部12、及び可撓管部13が連設されて構成されている内視鏡である。先端部11には、後述するように、先端部11の側方を観察するための観察窓と、先端部11の側方に照明光を出射する照明窓が設けられている。先端部11は、観察窓を介して被写体からの光を受ける撮像素子を内蔵している。湾曲部12は、先端部11の基端部に接続されている。可撓管部13の先端が湾曲部12の基端部に接続され、基端は本体部3に接続されている。
本体部3は、中央処理装置(CPU)、ROM、RAM、画像処理部、光源、及び大容量記憶装置を内蔵している。本体部3は、表示装置14をさらに有し、先端部11の撮像素子により撮像して得られた内視鏡画像を表示装置14に表示可能となっている。
操作部4は、ケーブル15を介して本体部3と接続されている。操作部4は、ジョイスティック、フリーズボタンなどの各種操作部材を有している。例えば、内視鏡装置のユーザは、ジョイスティックを操作することによって、挿入部2の湾曲部12を所望の方向へ湾曲させることができる。また、内視鏡装置のユーザは、フリーズボタンを操作することによって、表示装置14に静止画を表示させることができる。
ユーザは、配管等の検査対象内に挿入部2を挿入し、検査部位の近傍に先端部11の観察窓を位置させると、その検査部位の画像が内視鏡画像として、表示装置14に表示させることができると共に、内視鏡画像の静止画、あるいは動画を内蔵された記憶装置に記録することができる。
なお、本実施の形態では、挿入部2と本体部3は、一体となっているが、挿入部2と本体部3は、コネクタ等で着脱可能に構成されていてもよい。
また、そのような分離可能な内視鏡装置は、内視鏡が操作部4と挿入部2を有し、その内視鏡が、表示装置を有する本体部に着脱可能な構成であってもよい。
さらになお、内視鏡装置は、操作部4と挿入部2と表示装置14とが一体型であってもよい。
図2は、本実施の形態の内視鏡の挿入部2の先端部11の斜視図である。
先端部11は、略円柱形状を有し、先端部11の中心軸Oに沿って先端側側面がカットされた平面部11aと、中心軸Oに対して所定の角度を有する傾斜面部11bとを有する。平面部11aは、先端部11の先端側に設けられ、傾斜面部11bは、先端部11の基端側に設けられている。
観察窓21が平面部11aに設けられ、照明窓22は傾斜面部11bに設けられている。よって、観察窓21は、先端部11の側方を向き、照明窓22は、先端部11のやや斜め前方向を向いている。
図3は、先端部11内の光学系を示す、先端部11の中心軸Oに沿った断面図である。先端部11の中心軸Oが、挿入部2の長手方向の軸と一致する。
先端部11は、対物光学系31と、ライトガイド32と、光学素子33とを備えている。先端部11は、各種部材を配置し、固定するための先端硬性部材11cを有している。図3では、先端硬性部材11cは、簡略化して示している。対物光学系31と、ライトガイド32は、先端硬性部材11c内に固定されて配置されている。光学素子33は、先端硬性部材11cの側面に固定されている。
観察窓21には、カバーガラス34が設けられている。プリズム35が、カバーガラス34の背面側に配置されている。カバーガラス34を通して入射した光は、プリズム35で反射されて、先端部11の中心軸Oに沿って先端部11の基端側へ向かって出射される。プリズム35から出射した光は、複数のレンズ36を通って撮像部37へ入射する。カバーガラス34、プリズム35及び複数のレンズ36が、対物光学系31を構成する。
以上のように、対物光学系31は、挿入部2の長手方向に対して側方を観察するため、挿入部2先端の側方に配置される観察窓21を有する側視観察用光学系を構成する。
撮像部37は、カバーガラス38と、CCD等の撮像素子39を有している。複数のレンズ36から出射され、カバーガラス38を通った光は、撮像素子39の撮像面に集光する。撮像素子39は、撮像面に形成された光学像を光電変換して、内視鏡画像の撮像信号を出力する。
ライトガイド32は、複数の光ファイバの束である。ライトガイド32は、本体部3内の光源からの光を伝達する。ライトガイド32は、先端部11の中心軸Oに平行に配設されている。ライトガイド32の先端部は、部分円柱形状を有している。
より具体的には、ライトガイド32の先端面の断面は、部分円形状を有する。言い換えれば、ライトガイド32の先端面は、先端部11の中心軸Oに直交する方向であってかつ先端部11の外周部の略周方向に延びた形状を有している。
ライトガイド32の先端面は、光学素子33の入射面33aに対向して配置されている。
図3に示すように、照明窓22は、観察窓21よりも、先端部11の基端側に設けられ、観察窓21は、照明窓22よりも、先端部11の中心軸O寄りに位置している。
また、先端硬性部材11cには、照明窓22からの照明光が観察窓21に直接入射しないように、凸部11dが形成されている。凸部11dにより、照明窓22からの照明光が観察窓21に直接入射しないので、内視鏡画像にフレアが発生することが防止される。
なお、凸部11dを設けなくても、照明窓22の出射面33bを含む仮想平面VPよりも下側に、観察窓21を設けて、照明窓22からの照明光が観察窓21に直接入射しないようにしてもよい。すなわち、出射面33bを含み且つ出射面33bよりも拡張された仮想平面VPに対して、観察窓21が挿入部2の中心軸側に位置するように、出射面33bは、挿入部2の先端に向かうに従い挿入部2の中心に近づくように傾斜するように設けられていてもよい。
図4は、光学素子33の斜視図である。光学素子33は、樹脂、ガラスなどの透明部材からなるプリズム部材であり、屈折率nが、1.45以上で2.1以下である材質によって形成されている。照明光が出射する出射面33bに水滴が付着する場合もあるので、光学素子33の屈折率は、水の屈折率よりも高いことが望ましい。
光学素子33は、入射面33aと、出射面33bと、底面33cと、傾斜面33dと、2つの側面33eを有する多面体である。
入射面33aは、光学素子33の基端面であり、本体部3の光源から出射された照明光が入射する。
出射面33bは、入射面33aに対して直角よりも小さい角度をなす光学素子33の上面である。光学素子33の出射面33bが、照明窓22を構成する。出射面33bは、入射面33aから入射した照明光の一部を反射させる反射面が形成される面である。
底面33cは、入射面33aに対して直角をなしている面である。
傾斜面33dは、光学素子33の先端側において、入射面33aに直交する軸cに対して所定の角度θ1でカットされた面である。傾斜面33dは、アルミニウムなどの金属材料が蒸着された鏡面となっている。すなわち、傾斜面33dは、反射面が形成される面である。
各側面33eは、軸cに平行な面である。
なお、出射面33bからの出射光量を多くするため、光学素子33の入射面33aと出射面33b以外の面、すなわち、傾斜面33dだけでなく、底面33cと2つの側面33eも、アルミニウムなどの金属材料が蒸着された鏡面となっている。
ライトガイド32の先端面から出射された光は、入射面33aを通して光学素子33内に入射する。入射面33aから入射した光の一部は、出射面33bに向けて照射され、入射面33aから入射した光の他の一部は、傾斜面33dに向けて照射される。
出射面33bは、軸cに対して、入射面33aからの光が出射面33bで全反射するような角度θ2で形成されている。さらにその角度θ2は、出射面33bで全反射した光が傾斜面33dに向い、結果として、傾斜面33dで反射した光が出射面33bから、先端部11の略側方に向けて出射するような角度である。
さらに、傾斜面33dは、入射面33aに対して、入射面33aから直接入射した光が傾斜面33dで反射し、結果として、傾斜面33dで反射した光が出射面33bから、先端部11の略側方に向けて出射するような角度で形成されている。
以上のように、光学素子33は、側視観察用光学系である対物光学系の視野を照明する照明光の出射位置が、挿入部2の先端の側方であって且つ観察窓21の位置よりも挿入部2の基端側に設定される照明光学系を構成する。
そして、出射面33bは、光源から出射され、挿入部2の長手方向に沿って進行する照明光の一部を反射させる反射面であり、傾斜面33dは、本体部3の光源から出射され、挿入部2の長手方向に沿って進行する照明光の他の一部を反射すると共に、出射面33bにて反射された照明光の一部を再度反射させ、照明光の出射位置から出射させる反射面である。
(作用)
図5は、光学素子33の側面図であって、光学素子33内を進行する照明光及び光学阻止33から出射する照明光について説明するための図である。なお、光学素子33の向きは、図3にて図示されている光学素子33の向きと同じであり、図中右側が挿入部基端側、図中左側が挿入部前方としている。
光L1は、ライトガイド32の先端面の上方にある発光点から出射した直進光である。そして、光L1はライトガイド32の先端面から出射される光の一部を構成している。この光の一部L1は、出射面33bで全反射して、その反射光が傾斜面33dに向けて出射する。出射面33bからの光は、傾斜面33dで反射し、傾斜面33dで反射した光L1は、出射面33bから挿入部の側方であって、僅かに挿入部基端側に向かって出射する。出射面33bと傾斜面33dは、共に反射面である。このとき、傾斜面33d上での照明光の反射位置P2が、出射面33b上の照明光の反射位置P1よりも挿入部2の先端側に設定されるように、出射面33bと傾斜面33dは、設けられている。
光L2は、ライトガイド32の先端面の下方にある発光点から出射した直進光である。そして、光L2はライトガイド32の先端面から出射される光の一部を構成している。この光の他の一部L2は、傾斜面33dへ向けて出射されて、傾斜面33dで反射した光は、出射面33bから挿入部の側方であって、僅かに挿入部前方に向かって出射する。
すなわち、出射面33bは第1の反射面であり、傾斜面33dは第2の反射面である。ライトガイド32からの照明光の一部L1は、第1の反射面と第2の反射面で2回反射した後、出射面33bから出射される。さらに、ライトガイド32からの照明光の他の一部L2は、第2の反射面で1回反射した後、出射面33bから出射される。
よって、これらの2回反射して出射される照明光と、1回反射して出射される照明光とにより、挿入部の側方における基端側及び側方における前方の両方を照射することができる。つまり、観察領域に対して挿入部基端側を光L1が、観察領域に対して挿入部前方を光L2が照明することになる。このため観察領域全体に対して照明光を照射することが可能となる。
また、光L3は、ライトガイド32の先端面の上方から出射した発散光である。そして、光L3はライトガイド32の先端面から出射される光の一部を構成している。この光の一部L3は、光L1と同様、出射面33b及び傾斜面33dにて2回反射した後、出射面33bから出射される。そして、その出射方向は、光L1と同様、挿入部の側方であって僅かに基端側に向かう方向となるものの、光L1の出射方向と光L2の出射方向の間となる。つまり、光L3の出射方向は、挿入部の長手方向に対して垂直方向に近くなり、観察領域の中心の方向とのなす角度が小さくなる。このため、観察領域が挿入部から近い位置および遠い位置はもちろんのこと、近い位置から遠い位置までの広い範囲に亘って、観察領域に対して照明光を照射することが可能となる。
従って、上述した実施の形態によれば、光学素子33内で2回反射する光L1と、1回反射する光L2とが、被写体に向かって照射されるため、側方の観察領域において先端部に近い位置から遠い位置までの広い範囲に亘って、配光ムラを抑制して観察領域に照明光を照射することができる側視内視鏡を提供することができる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、光学素子33の屈折率が空気よりも高く且つ入射面33aからの光が出射面33bで全反射する光学素子33が使用されているが、光学素子33の屈折率が高くない場合は、出射面33bにおける全反射が、入射角によっては確実に得られない場合がある。例えば、出射面33bに屈折率の比較的高い液体が付着すると、出射面33bにおける全反射が得られない場合がある。
そこで、本変形例では、光学素子33の出射面33bにおける全反射を確実に得られるように、屈折率の低い層を出射面33bに設けた。
図6は、本変形例1に関わる先端部11の光学素子の構成を示す側面図である。
光学素子33の出射面33bに、ガラスプレート41が、透明な接着剤の層(以下、接着層という)42を介して接着されている。例えば、光学素子33の屈折率nが、1.7で、接着層42の屈折率n1が、1.5で、ガラスプレート41の屈折率n2が、1.45である。
すなわち、光学素子33の出射面33b上に、接着剤を介して接着された光学板部材であるガラスプレート41を設け、その接着剤による接着層42の屈折率は、光学素子33の屈折率よりも低い。
このように、光学素子33に密着して屈折率の低い接着層42が設けられているので、入射面33aからの光は、光学素子33の出射面33bにおいて全反射されて、傾斜面33dに向う。
従って、本変形例によれば、出射面33bに屈折率の比較的高い液体が付着しても、出射面33bにおける全反射を確実に得られる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、ライトガイド32からの出射光が、光学素子33の入射面33aに入射して、出射面33bから出射しているが、本変形例2では、出射面33bにおいて光を散乱させて、より均一な照明光を被写体へ照射できるようにしている。
本変形例2を、図6を用いて説明する。
本変形例2の構成は、図6に示すように、出射面33bに、接着剤によりガラスプレート41A取り付けられている。さらに、ガラスプレート41Aの接着層42と接触している面41aは、砂目加工が施された散乱面となっている。すなわち、光学板部材であるガラスプレート41Aは、その接着剤側の表面に光拡散機能を有している。
従って、本変形例2によれば、ライトガイド32から出射した光は、光学素子33内において1回反射された光と2回反射された光となって出射面33bから出射するが、光は、出射面33bに設けられたガラスプレート41Aの散乱面である面41aにより散乱されて、出射角度が大きくなって出射して、被写体に均一な照明光として照射されるので、配光ムラが抑制される。
以上のように、本変形例2によれば、光学素子33から出射された光をガラスプレート41Aの面41aにおいて散乱されるので、第1の実施の形態の効果に加えて、照明光は、配光ムラがより抑制されるという効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の変形例2では、光学素子33から出射した光がガラスプレート41Aの散乱面により散乱されるが、本実施の形態では、光学素子33に入射する前の光を散乱させて、被写体への照明光をより均一に照射するようにした。
本実施の形態における内視鏡装置の構成は、第1の実施の形態の内視鏡装置と同様の構成であるので、同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明は省略する。
さらに、本実施の形態の先端部11は、第1の実施の形態と同じ観察窓21と照明窓22を有し、対物光学系31及び光学素子33も、先端部11内において第1の実施の形態と同じ位置に配設されている。
図7は、ライトガイド32と光学素子33の間に配設される拡散光学系51の側面図である。図8は、図7の光学素子33と拡散光学系51の斜視図である。図9は、図7の光学素子33と拡散光学系51のマイクロプリズムアレイの構成を示す斜視図である。図10は、図7の光学素子33と拡散光学系51の平面図である。図11は、図7の光学素子33と拡散光学系51の基端側から見た側面図である。
拡散光学系51は、マイクロプリズムアレイを有する拡散板52を有する。
拡散板52は、樹脂製であり、複数の凹部が一方の面52a上にマトリックス状に形成された板状部材である。凹部は、図9に示すように、逆四角錐台形状を有している。拡散板52の、複数の凹部が形成されている面52aの裏面は、平面部である。
ライトガイド32の先端には、ロッドレンズ53が配設されている。
ライトガイド32の先端面32aの断面は、図8に示すように、部分円形状を有する。ロッドレンズ53も、図9に示すように、部分円柱形状を有し、その断面は、ライトガイド32の先端面32aと同じ形状を有する。
ライトガイド32の先端面32aは、ロッドレンズ53の基端面53aに対向するように配設されている。
ロッドレンズ53の先端面53bが、拡散板52の面52aに対向するように、拡散板52は、拡散光学素子であり、ロッドレンズ53に対して配設される。
拡散板52は、接着剤により光学素子33の入射面33a1に接着されている。よって、拡散板52の平面部は、接着剤の接着層54を介して光学素子33の入射面33aに固定されている。拡散板52も、図9に示すように、部分円柱形状を有し、その断面は、ライトガイド32の先端面32aと同じ形状を有する。
以上のように、照明光学系は、光学素子33の入射面33aの手前に配置されかつ入射面33aに入射する照明光を拡散させる拡散板52を有している。拡散光学素子である拡散板52は、拡散面を有する板状部材である。そして、拡散板52は、マイクロプリズムアレイを有する拡散面とは反対側の面に平面部を有し、平面部が入射面33aに対向するように、拡散板52は、配置されている。
例えば、光学素子33の屈折率及び拡散板52の屈折率は、1.88であり、接着層54の屈折率は、光学素子33の屈折率及び拡散板52の屈折率よりも小さい、1.5である。
ライトガイド32の先端面から出射された光は、レンズ作用のないロッドレンズ53の基端面53aに入射する。ロッドレンズ53内を通った光は、先端面53bから出射され、拡散板52の面52aに入射する。拡散板52に入射した光は、マイクロプリズムアレイの作用により拡散する。
拡散板52から面52bから出射した光の出射角度は、ロッドレンズ53の先端面53bから出射した光の出射角度よりも拡大されて大きくなる。
拡散板52から面52bから出射した光は、接着剤の接着層54を通って、光学素子33の入射面に入射する。
その結果、光学素子33の出射面33bから出射される照明光の出射角度は、広がるので、照明ムラがより抑制される。
以上のように、本実施の形態によれば、光学素子33に入射する光を拡散光学系51において散乱されるので、第1の実施の形態の効果に加えて、照明光は、配光ムラがより抑制されるという効果を得ることができる。
(変形例3)
上述した第2の実施の形態では、拡散光学系51により照明光は拡散されるが、本変形例3では、さらに光学素子33の入射面において光を散乱させて、より均一な照明光を被写体へ照射できるようにしている。
本変形例3を、図7から図11を用いて説明する。本変形例の光学素子33Aは、光学素子33と同じ形状を有するが、入射面33a1は、砂目加工処理が施されている。
光学素子33Aの入射面33a1は砂目加工処理された面であるため、光は、より拡散されて光学素子33A内に入射する。
その結果、光学素子33Aの出射面33bから出射される照明光の出射角度は、広がるので、照明ムラがより抑制される。
以上のように、本変形例3によれば、光学素子33Aに入射する光を拡散光学系51及び入射面33a1において散乱されるので、第1の実施の形態の効果に加えて、照明光は、配光ムラがより抑制されるという効果を得ることができる。
なお、砂目加工処理は、入射面33a1ではなく、傾斜面33dに施してもよい。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態の変形例2では、光学素子33から出射された光が散乱されるが、本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、光学素子33に入射する前の光を散乱させて、被写体への照明光をより均一に照射するようにした。
本実施の形態における内視鏡装置の構成は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の内視鏡装置と同様の構成であるので、同じ構成要素については、同じ符号を用いて、説明は省略する。
さらに、本実施の形態の先端部11は、第1の実施の形態と同じ観察窓21と照明窓22を有し、対物光学系31及び光学素子33も、先端部11内において第1の実施の形態と同じ位置に配設されている。
また、本実施の形態では、第2の実施の形態の拡散光学系の拡散板52を用いているが、拡散板52の向きが異なる。
図12は、ライトガイド32と光学素子33の間に配設される拡散光学系51Aの側面図である。図13は、図12の光学素子33と拡散光学系51Aの斜視図である。図14は、図12の光学素子33と拡散光学系51Aのマイクロプリズムアレイの構成を示す斜視図である。図15は、図12の光学素子33と拡散光学系51Aの平面図である。
拡散光学系51Aは、マイクロプリズムアレイである拡散板52を有する。拡散板52は、第2の実施の形態の拡散板52の向きを変更し、複数の凹部を有する面52aが先端側に向くように配設されている。また、拡散板52の平面部は、ロッドレンズ53の先端面53bに対向するように配設されている。よって、第2の実施の形態の接着層54は、設けられていない。
その他の構成は、第2の実施の形態の構成と同じである。すなわち、拡散板52は、拡散板52の拡散面が、光学素子33の入射面33aに対向するように、配置されている。
ライトガイド32の先端面から出射された光は、レンズ作用のないロッドレンズ53の基端面53aに入射する。ロッドレンズ53内を通った光は、先端面53bから出射され、拡散板52の平面部に入射する。光は、拡散板52の面52aから出射するときに、マイクロプリズムアレイの作用により拡散する。
拡散板52の面52aから出射する光の出射角度は、ロッドレンズ53の先端面53bから出射した光の出射角度よりも拡大されて大きくなる。
その結果、光学素子33の出射面33bから出射される照明光の出射角度は、広がるので、照明ムラがより抑制される。
以上のように、本実施の形態によれば、光学素子33に入射する光を拡散光学系51Aにおいて散乱されるので、第1の実施の形態の効果に加えて、照明光は、配光ムラがより抑制されるという効果を得ることができる。
(変形例4)
第2の実施の形態の変形例3では、ライトガイド32からの出射光が、光学素子33の入射面33aにおいて散乱されて、より均一な照明光を被写体へ照射できるようにしている。本変形例4の光学素子では、第3の実施の形態の構成に加えて、さらに、光学素子33Bの傾斜面33d1に砂目加工を施して、さらなる光の散乱が得られるように構成されている。
本変形例4を、図12〜図15を用いて説明する。
本変形例4は、第3の実施の形態において、図12〜図15に示すように、傾斜面33d1に砂目加工を施してから、アルミニウム蒸着処理することにより、傾斜面33d1は、光を散乱させて反射する反射面となっている。
従って、本変形例4によっても、ライトガイド32から出射した光は、光学素子33内の傾斜面33d1において散乱するように反射して、出射面33bから出射するので、出射角度が大きくなって被写体に均一な照明光として照射されるので、配光ムラが抑制される。
よって、本変形例4によれば、光学素子33Bに入射する光を拡散光学系51及び傾斜面33d1において散乱されるので、第3の実施の形態の効果に加えて、照明光は、配光ムラがより抑制されるという効果を得ることができる。
なお、砂目加工処理は、傾斜面33d1ではなく、入射面33aに施してもよい。
以上のように、上述した各実施の形態及び変形例によれば、挿入部の先端部の側方を観察可能な内視鏡において被写体が挿入部に近い位置から遠い位置場合までの広い範囲に亘って、観察領域内の配光ムラを抑制して、観察領域に照明光を照射することができる内視鏡を提供することができる。
特に、上述した各実施の形態及び変形例によれば、観察窓と、照明光の出射位置を近づけることができるので、観察系の光軸と照明系の光軸とを平行に近づけることができ、結果として、照明ムラを抑えることができる。
また、従来の内視鏡のように、先端部の側面に、観察窓側が高くなるように傾斜した反射面を有する構成の場合、観察窓側が高くなるように反射面が傾斜し露出しているため、反射面のところにゴミが溜まりやすいという問題も生じるが、上述した各実施の形態及び変形例の内視鏡では、このような問題はない。
なお、上述した各実施の形態及び変形例においては、側視用の観察窓21及び照明窓22及び光学素子33は、挿入部2の先端部11に設けられているが、側視用の観察窓21及び照明窓22及び光学素子33は、挿入部2の先端部11に着脱可能な先端アダプタ内に設けてもよい。
さらになお、上述した各実施の形態及び変形例の内視鏡装置1の挿入部2は、可撓性を有するが、内視鏡は、挿入部が可撓性を有さない硬性鏡であってもよい。
また、上述した各実施の形態及び変形例の内視鏡では、先端部の側方は、先端部の軸cに対して直角方向であるが、先端部の側方とは、先端部の軸cに対して直角な方向だけでなく、直角に近い角度の方向でもよく、略側方を含む。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本出願は、2016年3月3日に日本国に出願された特願2016−41500号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。
本発明の一態様の内視鏡は、挿入部の長手方向に対して側方を観察するため、挿入部先端の側方に配置される観察窓を有する側視観察用光学系と、前記側視観察用光学系の視野を照明する照明光の出射位置が、前記挿入部先端の側方であって且つ前記観察窓位置よりも挿入部基端側に設定される照明光学系と、を有する内視鏡であって、前記照明光学系は、光源から出射され、前記長手方向に沿って進行する照明光の一部を反射させる第1の反射面と、前記光源から出射され前記長手方向に沿って進行する照明光の他の一部を反射すると共に、前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部を再度反射させ、前記出射位置から出射させる第2の反射面と、を有し、前記第1の反射面と前記第2の反射面は、前記第2の反射面上での前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部の第2の反射位置が、前記第1の反射面上の前記照明光の第1の反射位置よりも前記挿入部先端側に設定されるように、設けられている。

Claims (13)

  1. 挿入部の長手方向に対して側方を観察するため、挿入部先端の側方に配置される観察窓を有する側視観察用光学系と、
    前記側視観察用光学系の視野を照明する照明光の出射位置が、前記挿入部先端の側方であって且つ前記観察窓位置よりも挿入部基端側に設定される照明光学系と、
    を有する内視鏡であって、
    前記照明光学系は、
    光源から出射され、前記長手方向に沿って進行する照明光の一部を反射させる第1の反射面と、
    前記光源から出射され、前記長手方向に沿って進行する照明光の他の一部を反射すると共に、前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部を再度反射させ、前記出射位置から出射させる第2の反射面と、を有し、
    前記第1の反射面と前記第2の反射面は、前記第2の反射面上での前記第1の反射面にて反射された照明光の前記一部の第2の反射位置が、前記第1の反射面上の前記照明光の第1の反射位置よりも前記挿入部先端側に設定されるように、設けられていることを特
    徴とする内視鏡。
  2. 前記照明光学系は、
    前記光源から出射された照明光が入射する入射面と、
    前記入射面から入射した照明光の前記一部を反射させる前記第1の反射面が形成される第1の面と、
    前記第2の反射面が形成される第2の面と、
    を有する光学素子を有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記第1の面を含み且つ前記第1の面よりも拡張された仮想平面に対して、前記観察窓が前記挿入部の中心軸側に位置するように、前記第1の面は、前記挿入部の先端に向かうに従い前記挿入部の中心に近づくように傾斜していることを特徴する請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記光学素子は、屈折率が1.45以上で2.1以下である材質によって形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の内視鏡。
  5. 前記挿入部は、前記挿入部先端に先端部を有し、
    前記観察窓は、前記先端部の側面が前記挿入部の軸に沿ってカットされた平面部に設けられ、
    前記照明窓は、前記軸に対して所定の角度を有する前記先端部の傾斜面部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  6. 前記光学素子の第1の面上に、接着剤を介して接着された光学板部材をさらに有し、
    前記接着剤は、その屈折率が前記光学素子よりも低いことを特徴とする請求項5記載の内視鏡。
  7. 前記光学板部材は、その前記接着剤側の表面に光拡散機能を有していることを特徴とする請求項6記載の内視鏡。
  8. 前記照明光学系は、前記光学素子の前記入射面の手前に配置されかつ前記入射面に入射する照明光を拡散させる拡散光学素子をさらに有することを特徴とする請求項2記載の内視鏡。
  9. 前記拡散光学素子は、拡散面を有する板状部材であることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡。
  10. 前記拡散光学素子は、前記拡散面とは反対側の面に平面部を有し、
    前記平面部が前記入射面に対向するように、前記拡散光学素子は、配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の内視鏡。
  11. 前記光学素子の前記入射面又は前記第2の面は、砂目加工が施されていることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
  12. 前記拡散面が前記入射面に対向するように、前記拡散光学素子は、配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の内視鏡。
  13. 前記光学素子の前記第2の面又は前記入射面は、砂目加工が施されていることを特徴とする請求項12に記載の内視鏡。
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