JPWO2017145867A1 - 無線端末 - Google Patents

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Abstract

一実施形態に係る無線端末は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、リソースマップ情報に基づいて、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記リソースマップ情報は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示す。

Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる無線端末に関する。
近年、第5世代(5G)移動通信システム向けの技術の研究が進められている。そのような技術の1つとして、1つの無線フレーム内であって且つ1システム帯域幅内の時間・周波数リソースを複数のリソースプールに分割し、当該複数のリソースプールを用いて複数の通信サービスを提供可能とする技術が提案されている。当該複数の通信サービスは、5Gシステム向けの新たなサービスを含む。このような無線フレーム構造を導入することにより、様々なサービスを1つの無線フレームフォーマットで提供することが可能となる。
Qualcomm Technologies Inc.、"The 5G Unified Air Interface"、[online]、2015年11月、[2016年1月29日検索]、インターネット〈URL:http://gsacom.com/wp-content/uploads/2015/12/151204-5Gz_Qualcomm_the_5G_unified_air_interface_November_2015.pdf〉
一実施形態に係る無線端末は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、リソースマップ情報に基づいて、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記リソースマップ情報は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示す。
一実施形態に係るネットワーク装置は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記制御部は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示すリソースマップ情報を無線端末に送信する。
一実施形態に係る無線端末は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールのうち所定のリソースプールの使用条件を前記無線端末が満たしたか否かを判定する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記使用条件は、前記所定のリソースプールを使用するために前記無線端末が満たすべき条件である。
一実施形態に係るネットワーク装置は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールと、前記複数のリソースプールのそれぞれの使用条件と、を管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記使用条件は、対応するリソースプールを使用するために無線端末が満たすべき条件である。
一実施形態に係る無線端末は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記制御部は、前記複数のリソースプールのうちプライマリ・リソースプールを最初に使用する。
一実施形態に係るネットワーク装置は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールは、前記複数のリソースプールのうち無線端末が最初に使用すべきプライマリ・リソースプールを含む。
一実施形態に係る無線端末は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有する。前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う。
一実施形態に係るネットワーク装置は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有する。前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う。
移動通信システムの構成を示す図である。 移動通信システムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックを示す図である。 移動通信システムで用いられる無線フレームの構成を示す図である。 UE(無線端末)の構成を示す図である。 eNB(基地局)の構成を示す図である。 実施形態に係る無線フレーム構造の一例を示す図である。 OFDM信号波形を示す図である。 第1実施形態に係る動作を示す図である。 第2実施形態の動作例1を示す図である。 第2実施形態の動作例2を示す図である。 第3実施形態の動作例を示す図である。 第4実施形態に係る動作を示す図である。
(移動通信システムの構成)
以下において、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。実施形態に係る移動通信システムは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)・LTE(Long Term Evolution)に基づく移動通信システムである。
図1に示すように、実施形態に係る移動通信システムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、無線端末に相当する。UE100は、移動型の端末であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても用いられる。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
図2は、実施形態に係る移動通信システムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックを示す図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層、MAC層、RLC層、PDCP層、RRC層は、AS(Access Stratum)エンティティ100aを構成する。上位層エンティティ100bは、ASエンティティ100aよりも上位層に位置付けられる。上位層エンティティ100bは、NAS(Non−Access Stratum)層を含む。上位層エンティティ100bは、アプリケーション層等をさらに含んでもよい。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのシグナリング(RRCシグナリング)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図3は、実施形態に係る移動通信システムで用いられる無線フレームの構成を示す図である。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる時間・周波数リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
図4は、UE100(無線端末)の構成を示す図である。図4に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、上述した各種の処理及び後述する各種の処理を実行する。
図5は、eNB200(基地局)の構成を示す図である。図5に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、上述した各種の処理及び後述する各種の処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に用いられる。
(無線フレーム構造)
以下において、実施形態に係る無線フレーム構造について説明する。図6は、実施形態に係る無線フレーム構造の一例を示す図である。
図6に示すように、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に複数のリソースプールが設けられる。各リソースプールは、複数の時間・周波数リソースを含む。例えば、各リソースプールは、複数のサブキャリア及び複数のOFDMシンボルにより構成される。
なお、複数のリソースプールは、時間方向において、無線フレームという単位に限らない「周期」又は「時間単位」内に設けられてもよい。また、1無線フレームに含まれるサブフレームの時間長は、固定長であってもよいし、可変時間長であってもよい。さらに、1無線フレームに含まれるサブフレームの数は、固定数であってもよいし、可変数であってもよい。サブフレームの時間長・数が可変である場合には、これらのパラメータが後述の「特定のリソースプール」及び/又は「プライマリ・リソース(プライマリ・リソースプール)」等でUE100に通知される。
複数のリソースプールは、通信サービス別に設けられる。通信サービス(以下、単に「サービス」と称することがある)は、移動通信システムが現在提供している通信サービス及び移動通信システムが提供する予定の通信サービスを含む。
例えば、通信サービスは、既存のWAN(Wide Area Network)通信サービス、D2D(Device−to−Device)近傍サービス、マルチキャストサービス、マシンタイプ通信(MTC)サービス、強化モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband)サービス等である。移動通信システムが現在提供しておらず、提供する予定の通信サービスに対応するリソースプールは、現在は使用しないリソースプール(ブランクリソース)として取り扱われてもよい。ブランクリソースは、ブランクサブフレームと称されてもよいし、ブランクサブキャリアと称されてもよい。
また、各リソースプールに適用される信号パラメータが異なっていてもよい。例えば、OFDMベースの信号伝送におけるサブキャリア間隔(SS:Subcarrier Spacing)及びTTI(Transmission Time Interval)をスケーラブル(可変)にしてもよい。
図7は、OFDM信号波形を示す図である。図7に示すように、OFDM伝送は、データを複数の直交サブキャリアに分配し、周波数方向に並列的にデータを送信するマルチキャリア変調方式の一種である。サブキャリア間隔は、隣接する2つのサブキャリアの間隔を指す。サブキャリア間隔を広げることにより、OFDMシンボル長を短くする、すなわち、TTIを短くすることができる。
このように、複数のリソースプールを用いて複数の通信サービスを提供する無線フレーム構造を導入することにより、様々なサービスを1つの無線フレームフォーマットで提供することが可能となる。
(第1実施形態)
以下において、第1実施形態について説明する。以下の各実施形態は、図6に示したような無線フレーム構造が導入された移動通信システムを前提とする。
図8は、第1実施形態に係る動作を示す図である。図8に示すように、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理するネットワーク装置(eNB200)は、ステップS101において、リソースマップ情報をUE100に送信する。リソースマップ情報は、当該複数のリソースプールの配置パターンを示す。UE100は、リソースマップ情報を受信する。UE100は、リソースマップ情報に基づいて、複数のリソースプールの何れかを使用する。
以下の各実施形態において、ネットワーク装置が無線アクセスネットワーク(E−UTRAN10)内のeNB200である一例を説明する。しかしながら、ネットワーク装置は、例えばコアネットワーク(EPC20)内のネットワークエンティティ等であってもよい。
eNB200は、リソースマップ情報をブロードキャストシグナリングにより送信する。或いは、eNB200は、リソースマップ情報をUE個別(dedicated)シグナリングにより送信してもよい。UE個別シグナリングを用いる場合、eNB200は、特定のUE100からの要求の受信に応じて、リソースマップ情報を特定のUE100に送信してもよい。
第1実施形態において、eNB200は、特定のリソースプールを用いてリソースマップ情報を送信する。特定のリソースプールは、基本TTIが適用されるリソースプールである。基本TTIとは、既存のLTEシステムのTTIである。基本TTIとは、デフォルト値(もしくは初期値)として規定されたTTIであってもよい。特定のリソースプール以外のリソースプールには、基本TTIよりも短いTTI(すなわち、5Gシステム向けのTTI)が適用されてもよい。特定のリソースプールは、第3実施形態において説明する共通制御リソース又はプライマリ・リソースであってもよい。
さらに、特定のリソースプールは、以下の特徴のうち少なくとも1つを有してもよい。
・特定のリソースプールは、上述した1無線フレーム(あるいは1周期)の中で特定の時間・周波数リソースに配置される。
・特定のリソースプールの時間・周波数リソースを適応的に制御するために、特定のリソースプール内のリソースを示す制御情報が1無線フレーム(あるいは1周期)内の特定の時間・周波数リソースに配置される。
・1つの特定のリソースプール内には少なくとも1つの同期信号が含まれている。
また、リソースマップ情報は、1つの無線リソース内のリソースプール配置パターンを示してもよいし、複数の無線リソースに亘るリソースプール配置パターンを示してもよい。
リソースマップ情報は、複数のリソースプールに対応する複数のエントリを有してもよい。各エントリは、リソースプールの識別子、当該リソースプールで提供されるサービスの識別子、及び当該リソースプールの配置(すなわち、時間位置及び周波数位置)を示す情報を含んでもよい。リソースプールの識別子は、第4実施形態において説明するセル識別子であってもよい。リソースプールの配置を示す情報は、サブフレーム情報及びリソースブロック情報を含んでもよいし、事前定義された複数の配置パターンのうち何れかを識別するパターン識別子であってもよい。また、各エントリは、当該リソースプールに適用される信号パラメータ(例えば、サブキャリア間隔、TTI等)を示す情報を含んでもよい。
UE100は、リソースマップ情報を受信する。UE100は、リソースマップ情報に基づいて各リソースプールの配置(すなわち、時間範囲及び周波数範囲)等を把握する。そして、UE100は、所望のサービスに対応するリソースプールの使用を開始する。UE100は、1つのリソースプールのみを使用し、1つのリソースプールを用いてデータを送受信してもよい。或いは、UE100は、複数のリソースプールを同時に使用し、複数のリソースプールを用いてデータを送受信してもよい。例えば、UE100は、自UE100の第1のベアラのデータをリソースプール#1を用いて送受信し、自UE100の第2のベアラのデータをリソースプール#2を用いて送受信してもよい。
UE100は、所望のリソースプールの使用を開始する前に、その旨をeNB200に通知してもよい。eNB200は、UE100からの通知に応じて、所望のリソースプール内の時間・周波数リソースをUE100に割り当ててもよい。eNB200は、所望のリソースプール内の特定の時間・周波数リソースからなる制御用リソースを用いて、割り当て情報をUE100に送信してもよい。
第1実施形態は、以下のように要約することができる。
第1実施形態に係るネットワーク装置(eNB200)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部230を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記制御部は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示すリソースマップ情報を無線端末に送信する。前記制御部は、特定のリソースプールを用いて前記リソースマップ情報を送信してもよい。前記特定のリソースプールには、基本TTI(Transmission Time Interval)が適用される。
第1実施形態に係る無線端末(UE100)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、リソースマップ情報に基づいて、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部130を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記リソースマップ情報は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示す。
したがって、第1実施形態によれば、UE100が各リソースプールの配置を把握して、所望のリソースプールを適切に使用することができる。
(第1実施形態の変更例1)
第1実施形態において、各リソースプール内のリソース割り当てをeNB200が行う一例を説明した。しかしながら、少なくとも1つのリソースプール内のリソース割り当てをUE100が行ってもよい。例えば、D2D近傍サービス向けリソースプール内のリソース割り当てについては、UE100が行うことが可能である。
この場合、リソースマップ情報の各エントリは、対応するリソースプールについてリソース割り当てをeNB200が行うか又はUE100が行うかを示す情報を含んでもよい。
(第1実施形態の変更例2)
UE100は、事前定義されたリソースマップ情報を記憶していてもよい。この場合、ネットワーク(eNB200又は他のネットワークエンティティ)は、リソースマップ情報をUE100に提供しなくてもよい。或いは、ネットワークは、リソースプール配置パターンを更新する場合に、リソースマップ情報をUE100に提供してもよい。また、ネットワークは、各リソースプールの使用状況等に基づいて、リソースプール配置パターンを更新してもよい。
(第2実施形態)
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
第2実施形態に係るeNB200は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールと、複数のリソースプールのそれぞれの使用条件と、を管理する。使用条件は、対応するリソースプールを使用するためにUE100が満たすべき条件である。使用条件は、「アクセス条件」と称されてもよい。
第2実施形態の動作例1において、使用条件を満たしたか否かの判定をUE100が行う。これに対し、第2実施形態の動作例2において、使用条件を満たしたか否かの判定をeNB200が行う。
(1)動作例1
図9は、第2実施形態の動作例1を示す図である。
図9に示すように、ステップS201において、eNB200は、リソースプールの使用条件を示す情報(以下、「使用条件情報」という)をUE100に送信する。使用条件情報は、第1実施形態に係るリソースマップ情報に含まれてもよい。eNB200は、使用条件情報をブロードキャストシグナリング又はUE個別シグナリングにより送信する。UE個別シグナリングを用いる場合、eNB200は、UE100からの要求の受信に応じて、リソースマップ情報をUE100に送信してもよい。
使用条件情報は、複数のリソースプールのそれぞれの使用条件を含んでもよい。例えば、使用条件情報は、複数のリソースプールに対応する複数のエントリを有する。各エントリは、リソースプールの識別子、及び当該リソースプールの使用条件を含んでもよい。
或いは、使用条件情報は、1つのリソースプールのみの使用条件を含んでもよい。例えば、eNB200は、1つのリソースプールの使用条件の送信をUE100が要求する場合、当該1つのリソースプールの使用条件をUE個別シグナリングによりUE100に通知してもよい。
使用条件は、UE100が測定する無線パラメータと比較される閾値(無線パラメータ閾値)、UE100が発生させる乱数と比較される閾値(乱数閾値)、UE100のクラス(アクセスクラス)又はカテゴリ、UE100の識別子の範囲、UE100が実行するアプリケーションの種別、及びUE100が実行するプロトコルの種別のうち、少なくとも1つを含む。
ここで、無線パラメータは、例えば、RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、SINR(Signal−to−Interference plus Noise power Ratio)、RSSI(Received Signal Strength Indicator)のうち少なくとも1つである。また、UE100の識別子は、例えばIMSI(International Mobile Subscriber Identity)であってもよい。UE100が実行するアプリケーションの種別は、例えば、遅延許容データ通信、高速データ通信、VoLTE(Voice over LTE)、緊急呼、パブリックセーフティ、D2D、V2X、D2Dリレー、シグナリング(制御信号)等である。UE100が実行するプロトコルの種別は、SIP(Session Initiation Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)等である。UE100のASエンティティ100aは、上位層エンティティ100bからの指示内容に基づいて、アプリケーションの種別及びプロトコルの種別を把握する。
ステップS202において、UE100は、eNB200から受信した使用条件情報に基づいて、所定のリソースプールの使用条件をUE100が満たしたか否かを判定する。所定のリソースプールは、複数のリソースプールの全てであってもよいし、複数のリソースプールのうちUE100が使用を望むリソースプールのみであってもよい。
所定のリソースプールの使用条件として無線パラメータ閾値が指定されたと仮定する。この場合、UE100は、所定のリソースプールにおける無線パラメータを測定し、測定した無線パラメータが無線パラメータ閾値よりも良好であるか否かを判定する。良好である場合、UE100は、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定する。
ここで、所定のリソースプールの使用条件として乱数閾値が指定されたと仮定する。この場合、UE100は、乱数を発生させ、発生させた乱数を乱数閾値と比較する。例えば、発生させた乱数が乱数閾値以上である場合、UE100は、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定する。
また、所定のリソースプールの使用条件としてUE100のアクセスクラス又はカテゴリが指定されたと仮定する。この場合、UE100は、自身のアクセスクラス又はカテゴリを読み出し、指定されたアクセスクラス又はカテゴリと比較する。一致する場合、UE100は、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定する。
また、所定のリソースプールの使用条件としてUE100の識別子の範囲が指定されたと仮定する。この場合、UE100は、自身の識別子を読み出し、指定された識別子の範囲と比較する。自身の識別子が、指定された識別子の範囲内である場合、UE100は、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定する。
また、所定のリソースプールの使用条件としてUE100が実行するアプリケーション又はプロトコルの種別が指定されたと仮定する。この場合、UE100は、自身が実行するアプリケーション又はプロトコルの種別を把握し、指定されたアプリケーション又はプロトコルの種別と比較する。一致する場合、UE100は、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定する。
なお、複数の使用条件の組み合わせが指定された場合、UE100は、指定された組み合わせが満たされたか否かを判定してもよい。
ここでは、UE100が、所定のリソースプールの使用条件を満たしたと判定したと仮定して、説明を進める。
ステップS203において、UE100は、使用条件を満たしたか否かの判定結果を示す情報をeNB200に送信する。具体的には、UE100は、使用条件を満たしたことを示す通知をeNB200に送信する。この通知は、リソースプールの識別子、及び当該リソースプールの使用条件を満たしたことを示す値(インデックス)を含んでもよい。或いは、当該情報は、使用条件を満たしたリソースプールに対する接続要求でもよい。
ステップS204において、eNB200は、使用条件が満たされたリソースプールの設定情報及び/又はリソース割当情報をUE100に送信する。UE100は、設定情報及び/又はリソース割当情報に基づいて、当該リソースプールの使用を開始する。
(2)動作例2
図10は、第2実施形態の動作例2を示す図である。図10において、破線で示すシグナリングは、必須ではないシグナリングである。
図10に示すように、ステップS251において、UE100は、UE100が測定した無線パラメータ、UE100が発生させた乱数、UE100のアクセスクラス又はカテゴリ、UE100の識別子、UE100が実行するアプリケーションの種別、及びUE100が実行するプロトコルの種別のうち、少なくとも1つを含む報告をeNB200に送信する。当該報告は、ベアラ単位の報告であってもよいし、UE単位の報告であってもよい。
ステップS252において、eNB200は、UE100から受信した報告に基づいて、所定のリソースプールの使用条件をUE100が満たしたか否かを判定する。この判定の方法については、判定を行う主体がeNB200である点以外は、動作例1と同様である。但し、eNB200は、UE100の報告以外の情報に基づいて判定を行ってもよい。例えば、eNB200は、リソースプールの使用条件として時間帯を管理し、現在の時間帯が当該リソースプールを使用可能な時間帯である場合に当該リソースプールの使用条件が満たされたと判定してもよい。或いは、eNB200は、リソースプールの使用条件として負荷閾値を管理し、当該リソースプールの現在の負荷(リソース使用率等)が負荷閾値未満である場合に当該リソースプールの使用条件が満たされたと判定してもよい。なお、eNB200は、複数の使用条件の組み合わせが満たされたか否かを判定してもよい。ここでは、eNB200が、所定のリソースプールの使用条件が満たされたと判定したと仮定して、説明を進める。
ステップS253において、eNB200は、使用条件を満たしたか否かの判定結果を示す情報をUE100に送信する。具体的には、eNB200は、使用条件を満たしたことを示す通知をUE個別シグナリング(又はブロードキャストシグナリング)によりUE100に送信する。この通知は、リソースプールの識別子、及び当該リソースプールの使用条件を満たしたことを示す値(インデックス)を含んでもよい。
ステップS254において、UE100は、使用条件が満たされたリソースプールの使用を要求する要求情報をeNB200に送信する。この通知は、リソースプールの識別子、及び当該リソースプールの使用を要求することを示す値(インデックス)を含んでもよい。
ステップS255において、eNB200は、使用条件が満たされたリソースプール(又はUE100から要求されたリソースプール)の設定情報及び/又はリソース割当情報をUE100に送信する。UE100は、設定情報及び/又はリソース割当情報に基づいて、当該リソースプールの使用を開始する。
なお、ステップS253及びS254は省略されてもよい。この場合、ステップS255における設定が、暗示的に使用条件を満たしたことを示す判定結果となり得る。
(3)第2実施形態のまとめ
第2実施形態は、以下のように要約することができる。
第2実施形態に係るネットワーク装置(eNB200)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールと、前記複数のリソースプールのそれぞれの使用条件と、を管理する制御部230を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記使用条件は、対応するリソースプールを使用するために無線端末が満たすべき条件である。
第2実施形態の動作例1において、前記制御部は、前記使用条件を示す情報を前記無線端末に送信し、前記使用条件を満たしたか否かの判定結果を示す情報を前記無線端末から受信する。
第2実施形態の動作例2において、前記制御部は、前記使用条件を前記無線端末が満たしたか否かを判定し、判定結果を示す情報を前記無線端末に通知する。
第2実施形態の動作例1に係る無線端末(UE100)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールのうち所定のリソースプールの使用条件を前記無線端末が満たしたか否かを判定する制御部130を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記使用条件は、前記所定のリソースプールを使用するために前記無線端末が満たすべき条件である。
(第3実施形態)
以下において、第3実施形態について、第1及び第2実施形態との相違点を主として説明する。
第3実施形態において、複数のリソースプールは、当該複数のリソースプールのうちUE100が最初に使用すべきプライマリ・リソースプールを含む。UE100は、複数のリソースプールのうちプライマリ・リソースプールを最初に使用する。そして、UE100は、プライマリ・リソースプールの使用を開始した後、プライマリ・リソースプールとは異なるリソースプールを使用する。eNB200は、UE100がプライマリ・リソースプールの使用を開始した後、プライマリ・リソースプールとは異なるリソースプールを使用させる情報をUE100に送信してもよい。
第3実施形態において、eNB200は、プライマリ・リソースプールを示す情報及び/又は複数のリソースプールの優先順序を示す情報をUE100に送信してもよい。これらの情報は、第1実施形態に係るリソースマップ情報に含まれてもよい。eNB200は、これらの情報をブロードキャストシグナリング又はUE個別シグナリングにより送信する。或いは、プライマリ・リソースプール及び/又は複数のリソースプールの優先順序が事前定義されており、UE100は、プライマリ・リソースプールを示す情報及び/又は複数のリソースプールの優先順序を示す情報を予め記憶していてもよい。
プライマリ・リソースプールは、例えば、マシンタイプ通信(MTC)サービス向けのリソースプールである。MTCにおいては、大量のUE100を収容することが想定されているため、大量のUE100を収容可能な技術が採用されると考えられる。また、MTCにおいては、省電力技術が採用されることが想定されるため、データが無い又は少ないUE100を収容するのに適している。よって、MTC向けのリソースプールをプライマリ・リソースプールとして設定し、高速なデータレートが必要になった際に他のリソースプールに移行する。これにより、複数のリソースプール及び/又はUE100の電力(バッテリ)を効率的に使用することが可能となる。
図11は、第3実施形態の動作例を示す図である。図11において、複数のリソースプールの制御に共通に使用するリソースプール(以下、「共通制御リソース」と称する)が設けられる一例を説明する。
また、複数のリソースプールが、mMTC(massive MTC)向けのリソースプール(以下、「リソース1」と称する)、及びeMBB向けのリソースプール(以下、「リソース2」と称する)を含む一例を説明する。共通制御リソースは、リソース1及び2とは別の周波数帯(別のキャリア)に設けられてもよい。或いは、共通制御リソースは、リソース1及び2と同じ周波数帯(同じキャリア)に設けられてもよい。この場合、共通制御リソースは、リソース1と同じであってもよい。
また、図11において、共通制御リソース、リソース1、及びリソース2が、同一のeNB200により管理されている場合を想定する。但し、共通制御リソース、リソース1、及びリソース2は、複数のeNB200によりそれぞれ管理されていてもよい。
なお、図11において、第3実施形態を第2実施形態と併用する一例を説明する。また、ここでは、リソースプールの使用を開始することを「リソースにアクセスする」と称する。よって、リソースプールの使用条件を「アクセス条件」と称する。さらに、図11において、破線で示すシグナリングは、必須ではないシグナリングである。
図11に示すように、ステップS301において、eNB200は、共通制御リソースを用いて、プライマリ・リソースプールを示す情報及び/又は複数のリソースプールの優先順序を示す情報(アクセス順序情報)をUE100に送信する。例えば、eNB200は、リソース1に最初にアクセスし、その次にリソース2にアクセスすることを示すアクセス順序情報をUE100に送信する。すなわち、リソース1は、プライマリ・リソースプールに相当する。eNB200は、リソース1及び2のキャリアを示す情報、例えば、ARFCN(Absolute Radio−Frequency Channel Number)をさらに送信してもよい。
ステップS302において、UE100は、アクセス順序情報に基づいてリソース1をモニタする。具体的には、UE100は、リソース1のアクセス条件が満たされたか否かを判定する。ここでは、リソース1のアクセス条件が満たされたと判定(ステップS303)したと仮定して、説明を進める。
ステップS304において、UE100は、共通制御リソースを用いて、リソース1のアクセス条件が満たされたことを示す通知(アクセス通知)をeNB200に送信する。
ステップS305及びS306において、eNB200は、アクセス通知の受信に応じて、リソース1のアクセス可否を確認する。共通制御リソース及びリソース1が異なるeNB200により管理されている場合、共通制御リソースを管理するeNB200とリソース1を管理するeNB200との間でネゴシエーションが行われてもよい。ここでは、リソース1のアクセスが許可されたと仮定して、説明を進める。
ステップS307において、eNB200は、共通制御リソースを用いて、リソース1のアクセス許可をUE100に通知する。UE100は、共通制御リソースを用いて、リソース1のアクセス許可に対するACK情報をeNB200に通知してもよい(ステップS308)。当該ACK情報は、リソース1へのアクセス処理(RACHや接続要求等)を開始しようとすることを示す通知とみなされてもよい。このため、当該ACK情報は、リソース1における受信処理開始のトリガとして用いることができる。
ステップS309において、UE100は、リソース1に対するアクセス処理を行う。アクセス処理は、同期関連処理、無線接続処理、セキュリティ処理のうち、少なくとも1つを含む。言い換えると、アクセス処理は、RACHプロシージャに相当する処理、RRC Connection Establishmentに相当する処理、上位層のセキュリティ設定処理、RRC Connection Reconfigurationに相当する処理のうち、少なくとも1つを含む。
ステップS310において、eNB200は、リソース1におけるリソース割当を行う。eNB200は、リソース1を用いて、リソース割当情報をUE100に送信する。
ステップS311において、eNB200は、UE100に割り当てたリソースを用いて、下りリンク(DL)データをUE100に送信する。また、ステップS312において、UE100は、eNB200から割り当てられたリソースを用いて、上りリンク(UL)データをeNB200に送信する。ステップS311及びS312の順序は、逆であってもよい。
ステップS313において、UE100は、アクセス順序情報に基づいてリソース2をモニタする。具体的には、UE100は、リソース2のアクセス条件が満たされたか否かを判定する。ここでは、リソース2のアクセス条件が満たされたと判定(ステップS314)したと仮定して、説明を進める。
ステップS315において、UE100は、リソース1を用いて、リソース2のアクセス条件が満たされたことを示す通知(アクセス通知)をeNB200に送信する。
ステップS316及びS317において、eNB200は、アクセス通知の受信に応じて、リソース2のアクセス可否を確認する。リソース1及び2が異なるeNB200により管理されている場合、リソース1を管理するeNB200とリソース2を管理するeNB200との間でネゴシエーションが行われてもよい。ここでは、リソース2のアクセスが許可されたと仮定して、説明を進める。
ステップS318において、eNB200は、リソース1を用いて、リソース2のアクセス許可をUE100に通知する。UE100は、リソース1を用いて、リソース1のアクセス許可に対するACK情報をeNB200に通知してもよい(ステップS319)。当該ACK情報は、リソース2へのアクセス処理を開始しようとすることを示す通知とみなされてもよい。このため、当該ACK情報は、リソース2における受信処理開始のトリガとして用いることができる。
ステップS320において、UE100は、リソース2に対するアクセス処理を行う。
ステップS321において、eNB200は、リソース2におけるリソース割当を行う。eNB200は、リソース2を用いて、リソース割当情報をUE100に送信する。
ステップS322において、eNB200は、UE100に割り当てたリソースを用いて、下りリンク(DL)データをUE100に送信する。また、ステップS323において、UE100は、eNB200から割り当てられたリソースを用いて、上りリンク(UL)データをeNB200に送信する。ステップS322及びS323の順序は、逆であってもよい。
その後、UE100は、リソース2のモニタを継続し、リソース2のアクセス条件が満たされるか否かの判定を継続してもよい。UE100は、リソース2のアクセス条件が満たされなくなった場合、その旨をeNB200に通知してもよい。eNB200は、当該通知の受信に応じて、リソース2からリソース1への変更をUE100に通知してもよい。或いは、UE100は、リソース2のアクセス条件が満たされなくなった場合、リソース2からリソース1への変更をUE100が決定し、リソース1を用いてシグナリング(及び/又はデータ)を送信してもよい。eNB200及びUE100は、UE100の決定によりリソースが変更された場合、前のリソース(リソース2)が暗示的に解放されたと認識してもよい。
第3実施形態は、以下のように要約することができる。
第3実施形態に係るネットワーク装置(eNB200)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールは、前記複数のリソースプールのうち無線端末が最初に使用すべきプライマリ・リソースプールを含む。
第3実施形態に係る無線端末(UE100)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記制御部は、前記複数のリソースプールのうちプライマリ・リソースプールを最初に使用する。
(第4実施形態)
以下において、第4実施形態について、第1〜第3実施形態との相違点を主として説明する。
図12は、第4実施形態に係る動作を示す図である。図12に示すように、第4実施形態において、複数のリソースプール(複数のリソース)のそれぞれは、セル識別子を有する。セル識別子は、例えばPCI(Physical Cell Identity)である。eNB200及びUE100は、複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う。eNB200は、各リソースプールにおいて、通常のセルが送信する信号と同様な種類の信号を送信することが好ましい。
図12(a)において、複数のリソースプールが同一のeNB200により管理されている。UE100は、リソース1(セル1)との接続及びリソース2(セル2)との接続を有する。この場合、キャリアアグリゲーション(CA)と同様な手法で通信制御を行ってもよい。
第4実施形態において、複数のリソースプールを同時に使用するUE100がハンドオーバする場合、eNB200及びUE100は、当該複数のリソースプールのうち1つのリソースプールを用いてハンドオーバの手続を行う。なお、当該複数リソースプールの全てをハンドオーバする場合に限らず、当該複数のリソースプールのうち一部のみをハンドオーバしてもよい。
図12(b)に示すように、複数のリソースプールは、複数のeNB200によりそれぞれ管理されていてもよい。UE100は、リソース1(セル1)との接続及びリソース2(セル2)との接続を有する。この場合、二重接続(DC:Dual Connectivity)と同様な手法で通信制御を行ってもよい。
eNB200又はUE100は、ハンドオーバの手続に用いる1つのリソースプールとして、使用している複数のリソースプールのうち、レイテンシの最も小さいリソースプールを選択してもよい。或いは、ハンドオーバの手続に用いる1つのリソースプールは、事前定義されたリソースプール(例えば、上述した共通制御リソース又はプライマリ・リソース)であってもよい。
ハンドオーバの手続において、UE100は、選択した1つのリソースプールを用いて、自身が使用する複数のリソースプールのそれぞれの識別子(セル識別子)をeNB200に通知してもよい。eNB200は、当該複数のリソースプールを複数のセルとみなして、各リソースプールのハンドオーバを行う。
或いは、eNB200は、UE100が使用する複数のリソースプールのそれぞれの識別子(セル識別子)を、所定のインデックス値(例えば、UE識別子)と対応付けて管理してもよい。この場合、UE100は、ハンドオーバの手続において、選択した1つのリソースプールを用いて、所定のインデックス値をeNB200に通知してもよい。eNB200は、通知された所定のインデックス値に対応する複数のリソースプールを複数のセルとみなして、各リソースプールのハンドオーバを行う。
第4実施形態は、以下のように要約することができる。
第4実施形態に係るネットワーク装置(eNB200)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記ネットワーク装置は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有する。前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う。
第4実施形態に係る無線端末(UE100)は、複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる。前記無線端末は、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備える。前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられる。前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有する。前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う。
(その他の実施形態)
上述した各実施形態を別個独立して実施してもよいし、2以上の実施形態を組み合わせて実施してもよい。例えば、1つの実施形態の一部の動作を他の実施形態に追加してもよいし、1つの実施形態の一部の動作を他の実施形態の一部の動作と置換してもよい。
また、上述した各実施形態において、eNB200が行うと説明した動作のうち少なくとも一部を、eNB200とは異なるネットワーク装置が行ってもよい。
上述した各実施形態において、複数のサービスをサポートするUE100を想定していたが、1つのサービスのみをサポートするUE100が存在してもよい。
上述した各実施形態において、無線端末(UE100)は、携帯電話端末、車載型端末、カード型端末、又は他の種類の端末であってもよい。
(付記)
(付記A1)
複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられるネットワーク装置であって、
通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備え、
前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
前記制御部は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示すリソースマップ情報を無線端末に送信するネットワーク装置。
(付記A2)
前記制御部は、特定のリソースプールを用いて前記リソースマップ情報を送信し、
前記特定のリソースプールには、基本TTI(Transmission Time Interval)が適用される付記A1に記載のネットワーク装置。
(付記A3)
前記リソースマップ情報は、リソースプール内のリソース割り当てをネットワーク装置が行うか又は無線端末が行うかを示す情報を含む付記A1に記載のネットワーク装置。
(付記B1)
複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられるネットワーク装置であって、
通信サービス別に設けられた複数のリソースプールと、前記複数のリソースプールのそれぞれの使用条件と、を管理する制御部を備え、
前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
前記使用条件は、対応するリソースプールを使用するために無線端末が満たすべき条件であるネットワーク装置。
(付記B2)
前記制御部は、
前記使用条件を示す情報を前記無線端末に送信し、
前記使用条件を満たしたか否かの判定結果を示す情報を前記無線端末から受信する付記B1に記載のネットワーク装置。
(付記B3)
前記制御部は、前記使用条件を前記無線端末が満たしたか否かを判定し、判定結果を示す情報を前記無線端末に通知する付記B1に記載のネットワーク装置。
(付記B4)
前記使用条件は、無線パラメータと比較される閾値、乱数と比較される閾値、無線端末のクラス又はカテゴリ、無線端末の識別子の範囲、無線端末が実行するアプリケーションの種別、及び無線端末が実行するプロトコルの種別のうち、少なくとも1つを含む付記B1に記載のネットワーク装置。
(付記C1)
複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられるネットワーク装置であって、
通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備え、
前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
前記複数のリソースプールは、前記複数のリソースプールのうち無線端末が最初に使用すべきプライマリ・リソースプールを含むネットワーク装置。
(付記C2)
前記制御部は、前記プライマリ・リソースプールを示す情報及び/又は前記複数のリソースプールの優先順序を示す情報を前記無線端末に送信する付記C1に記載のネットワーク装置。
(付記C3)
前記制御部は、前記無線端末が前記プライマリ・リソースプールの使用を開始した後、前記プライマリ・リソースプールとは異なるリソースプールを使用させる情報を前記無線端末に送信する付記C1に記載のネットワーク装置。
(付記D1)
複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備え、
前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有し、
前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱う無線端末。
(付記D2)
前記制御部は、前記複数のリソースプールを同時に使用する前記無線端末がハンドオーバする場合、前記複数のリソースプールのうち1つのリソースプールを用いてハンドオーバの手続を行う付記D1に記載の無線端末。
(付記D3)
複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられるネットワーク装置であって、
通信サービス別に設けられた複数のリソースプールを管理する制御部を備え、
前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
前記複数のリソースプールのそれぞれは、セル識別子を有し、
前記制御部は、前記複数のリソースプールのそれぞれを1つのセルとして取り扱うネットワーク装置。
(付記D4)
前記制御部は、前記複数のリソースプールを同時に使用する無線端末がハンドオーバする場合、前記複数のリソースプールのうち1つのリソースプールを用いてハンドオーバの手続を行う付記D3に記載のネットワーク装置。
[相互参照]
本願は、日本国特許出願第2016−031996号(2016年2月23日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。
本願発明は、通信分野において有用である。

Claims (10)

  1. 複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    リソースマップ情報に基づいて、通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備え、
    前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
    前記リソースマップ情報は、前記複数のリソースプールの配置パターンを示す無線端末。
  2. 前記制御部は、前記リソースマップ情報をネットワーク装置から受信する請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記制御部は、特定のリソースプールを用いて前記リソースマップ情報を受信し、
    前記特定のリソースプールには、基本TTI(Transmission Time Interval)が適用される請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記リソースマップ情報は、リソースプール内のリソース割り当てをネットワーク装置が行うか又は無線端末が行うかを示す情報を含む請求項1に記載の無線端末。
  5. 複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    通信サービス別に設けられた複数のリソースプールのうち所定のリソースプールの使用条件を前記無線端末が満たしたか否かを判定する制御部を備え、
    前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
    前記使用条件は、前記所定のリソースプールを使用するために前記無線端末が満たすべき条件である無線端末。
  6. 前記制御部は、
    前記使用条件を示す情報をネットワーク装置から受信し、
    前記使用条件を前記無線端末が満たしたか否かの判定結果を示す情報を前記ネットワーク装置に送信する請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記使用条件は、無線パラメータと比較される閾値、乱数と比較される閾値、無線端末のクラス又はカテゴリ、無線端末の識別子の範囲、無線端末が実行するアプリケーションの種別、及び無線端末が実行するプロトコルの種別のうち、少なくとも1つを含む請求項5に記載の無線端末。
  8. 複数の通信サービスを提供する移動通信システムにおいて用いられる無線端末であって、
    通信サービス別に設けられた複数のリソースプールの何れかを使用する制御部を備え、
    前記複数のリソースプールは、1無線フレーム内であって、且つ1システム帯域幅内に設けられ、
    前記制御部は、前記複数のリソースプールのうちプライマリ・リソースプールを最初に使用する無線端末。
  9. 前記制御部は、前記プライマリ・リソースプールを示す情報及び/又は前記複数のリソースプールの優先順序を示す情報をネットワーク装置から受信する請求項8に記載の無線端末。
  10. 前記制御部は、前記無線端末が前記プライマリ・リソースプールの使用を開始した後、前記プライマリ・リソースプールとは異なるリソースプールを使用する請求項8に記載の無線端末。
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