JPWO2017051723A1 - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

リスニングが適用されるセル(例えば、アンライセンスバンド)において、複数のユーザ端末のUL信号を多重して伝送可能とすること。本発明のユーザ端末は、上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいて無線基地局と通信を行うユーザ端末であって、UL信号を送信する送信部と、リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する制御部と、を具備する。ユーザ端末の制御部は、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間と前記UL信号を送信する送信期間とを同一にする。

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、Rel.13、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、5G(5th generation mobile communication system)などともいう)も検討されている。
Rel.8から12のLTEでは、事業者に免許された周波数帯、すなわちライセンスバンド(Licensed band)において排他的な運用がなされることを想定して仕様化が行われた。ライセンスバンドとしては、例えば、800MHz、2GHzまたは1.7GHzなどが使用される。
スマートフォンやタブレット等の高機能化されたユーザ端末/ユーザ装置(UE:User Equipmentと呼ぶ)の普及は、ユーザトラヒックを急激に増加させている。この増加するユーザトラヒックを吸収するため、更なる周波数バンドを追加する必要があるが、ライセンスバンドのスペクトラム(licensed spectrum)には限りがある。このため、ライセンスバンド以外に利用可能なアンライセンススペクトラム(unlicensed spectrum)のバンド(これをアンライセンスバンド:unlicensed bandと呼ぶ)を利用して、LTEシステムの周波数を拡張することが検討されている(非特許文献2)。
アンライセンスバンドとしては、たとえばWi−Fi(登録商標)と同じ2.4GHzまたは5GHz帯などが使用される。Rel.13 LTEでは、ライセンスバンドとアンライセンスバンドの間でのキャリアアグリゲーション(CA)を行うことが検討されている。このように、ライセンスバンドとともにアンライセンスバンドを用いて行う通信をLAA(License-Assisted Access)と称する。将来的にライセンスバンドとアンライセンスバンドのデュアルコネクティビティ(DC)や、アンライセンスバンドのスタンドアローンもLAAの検討対象となる可能性がある。
3GPP TS 36.300 "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2" AT&T, Drivers, Benefits and Challenges for LTE in Unlicensed Spectrum, 3GPP TSG-RAN Meeting #62 RP-131701
アンライセンスバンドでは、他事業者のLTE、Wi−Fi又はその他のシステムとの共存のため、干渉制御機能の導入が検討されている。Wi−Fiでは、同一周波数内での干渉制御機能として、CCA(Clear Channel Assessment)に基づくLBT(Listen Before Talk)が利用されている。したがって、LTEシステムに対してアンライセンスバンドを設定する場合も、干渉制御機能としてリスニング(例えば、LBT)を適用して上りリンク(UL:Uplink)送信を制御することが想定される。
また、LTEシステムに対してアンライセンスバンドを設定する場合、UL送信において複数のユーザ端末を多重することも想定される。例えば、複数のユーザ端末のUL信号を同一のサブフレームに周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)することや、マルチユーザMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)により空間分割多重(SDM:Space Division Multiplexing)することが想定される。
しかしながら、アイランセンスバンドのUL送信において複数のユーザ端末を多重する場合、当該複数のユーザ端末間でのブロックにより、複数のユーザ端末のUL信号を適切に送信できない恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、リスニングが適用されるセル(例えば、アンライセンスバンド)において、複数のユーザ端末のUL信号を多重して伝送可能なユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的の1つとする。
本発明のユーザ端末の一態様は、上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいて無線基地局と通信を行うユーザ端末であって、UL信号を送信する送信部と、リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間と前記UL信号を送信する送信期間とを同一にすることを特徴とする。
本発明のユーザ端末の別の態様は、上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいて無線基地局と通信を行うユーザ端末であって、前記ユーザ端末にスケジューリングされる一つ又は複数のサブフレームを示すサブフレーム情報を受信する受信部と、前記一つ又は複数のサブフレームでUL信号を送信する送信部と、リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、同一のバースト送信期間内の一つ又は複数のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間を同一にすることを特徴とする。
本発明によれば、リスニングが適用されるセル(例えば、アンライセンスバンド)において、複数のユーザ端末のUL信号を多重して伝送できる。
図1A及び1Bは、LBTにおける無線フレーム構成の一例を示す図である。 図2A及び2Bは、アンライセンスバンドにおけるUL送信の一例を示す図である。 図3A及び3Bは、第1の態様に係るLBT(FBE)に基づくUL送信の一例を示す図である。 第2の態様に係るLBT(FBE)に基づくUL送信の一例を示す図である。 第2の態様に係るLBT(FBE)に基づくUL送信の他の例を示す図である。 第2の態様に係るサブフレーム情報の一例を示す図である。 図7A及び7Bは、第2の態様に係るサブフレーム情報の他の例を示す図である。 図8A及び8Bは、第3の態様に係るLBT(LBE)に基づくUL送信の一例を示す図である。 第3の態様に係る割り込みの発生例を示す図である。 第3の態様に係るUL送信の第1の保証例を示す図である。 第3の態様に係るUL送信の第2の保証例を示す図である。 第4の態様に係るLBT(LBE)に基づくUL送信の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の説明図である。
上述のように、アンライセンスバンドでは、他事業者のLTE、Wi−Fi(登録商標)またはその他のシステムと共存するため、干渉制御機能が必要になる。同一周波数での干渉制御機能として、Wi−Fiでは、CCA(Clear Channel Assessment)に基づくLBT(Listen Before Talk)と呼ばれる機能が実装されている。日本や欧州などにおいてはLBT機能が5GHz帯アンライセンスバンドで運用されるWi−Fiなどのシステムにおいて必須と規定されている。
このため、アンライセンスバンドでLTE/LTE−Aを運用するシステム(例えば、LAAシステム)においても、信号の送信前にリスニングを適用することにより同一周波数内における干渉制御を行うことが検討されている。リスニングが設定されるキャリアでは、複数のシステムにおける無線基地局やユーザ端末が、同一周波数帯域を共有利用することが想定される。
リスニングの適用により、LAAとWi−Fiとの間の干渉、LAAシステム間の干渉などを回避することができる。また、LAAシステムを運用するオペレータ毎に、接続可能なユーザ端末の制御を独立して行う場合であっても、リスニングによりそれぞれの制御内容を把握することなく干渉を低減することができる。
ここで、リスニングとは、ある送信ポイント(例えば、無線基地局、ユーザ端末など)が信号の送信を行う前に、他の送信ポイントなどから所定レベル(例えば、所定電力)を超える信号が送信されているか否かを検出/測定する動作を指す。また、無線基地局及び/又はユーザ端末が行うリスニングは、LBT(Listen Before Talk)、CCA(Clear Channel Assessment)、キャリアセンスなどとも呼ばれる。
例えば、LTEシステムでLBTを適用する場合、送信ポイント(LTE−U基地局及び/又はユーザ端末)は、アンライセンスバンドにおいてUL信号及び/又はDL信号を送信する前にリスニング(LBT、CCA)を行う。そして、他システム(例えば、Wi−Fi)や別のLAAの送信ポイントからの信号を検出しなかった場合、アンライセンスバンドで通信を実施する構成とすることができる。
送信ポイントは、LBTで測定した受信電力が所定の閾値以下である場合は、チャネルは空き状態(LBT−idle)であると判断し送信を行う。「チャネルが空き状態である」とは、言い換えると、特定のシステムによってチャネルが占有されていないことをいい、チャネルがアイドルである、チャネルがクリアである、チャネルがフリーである、などともいう。
一方で、送信ポイントは、LBTで測定した受信電力が所定の閾値を超える場合、チャネルはビジー状態(LBT−busy)であると判断し、送信を制限する。例えば、リスニングの結果、LBT−busyであると判断した場合には、(1)DFS(Dynamic Frequency Selection)により別キャリアに遷移する、(2)送信電力制御(TPC)を行う、(3)送信を行わない(送信停止、又は待機)、などの処理が実施される。LBT−busyの場合、当該チャネルは、改めてLBTを行いチャネルが空き状態であることが確認できた後に初めて利用可能となる。なお、LBTによるチャネルの空き状態/ビジー状態の判定方法は、これに限られない。
例えば、アンライセンスバンドのキャリア(周波数、セル、コンポーネントキャリア(CC)と称してもよい)を用いて通信を行うユーザ端末が、当該アンライセンスバンドのキャリアで通信を行っている他のエンティティ(他のユーザ端末等)を検出した場合、当該キャリアでの送信が禁止される場合を想定する。この場合、当該ユーザ端末は、送信タイミングよりも所定期間前のタイミングでLBTを実行する。
LBTを実行するユーザ端末は、送信タイミングよりも所定期間前のタイミングで対象となるキャリアの帯域全体をサーチし、他の装置(無線基地局、LAA−UE、Wi−Fi装置等)が当該キャリアの帯域において通信しているか否かを確認する。通信していないことが確認された場合、当該ユーザ端末は、当該キャリアを用いて送信を行う。
一方、一部の帯域でも他の装置が使用中であることを検出した場合、すなわち、他の装置からの当該帯域に係る信号の受信電力がしきい値を超過していることを検出した場合、当該ユーザ端末は自らの送信を中止する。ここで、LBT期間中の受信信号電力が所定のしきい値より高い場合、チャネルはビジー状態(ビジー状態)とみなされる。LBT期間中の受信信号電力が所定のしきい値より低い場合、チャネルはアイドル状態(LBT−idle)とみなされる。
また、LBTメカニズムには、大別して、FBE(Frame-Based Equipment)とLBE(Load-Based Equipment)とがある。FBEでは、固定のタイミングおよび固定の周期でキャリアセンスを実施し、アイドル状態であれば送信を開始し、ビジー状態であれば次のキャリアセンスタイミングまで待機する。つまり、FBEは、固定のフレーム周期をもち、所定のフレームでキャリアセンスを行った結果、チャネルが使用可能であれば送信を行うが、チャネルが使用不可であれば次のフレームにおけるキャリアセンスタイミングまで送信を行わずに待機するというメカニズムである。
LBE(カテゴリ4とも呼ばれる)では、初期CCAを実施して、アイドル状態であれば送信を開始し、ビジー状態であればECCA(Extended CCA)手順を実施する。つまり、LBEは、キャリアセンスを行った結果チャネルが使用不可であった場合はキャリアセンス時間を延長し、チャネルが使用可能となるまで継続的にキャリアセンスを行うメカニズムである。LBEでは、適切な衝突回避のためランダムバックオフ(後述)が行われてもよい。
図1は、LBTにおける無線フレーム構成の一例を示す図である。図1Aは、FBEの無線フレーム構成の一例を示している。FBEの場合、キャリアセンスを行うLBT期間(LBT duration)及びLBT周期は固定であり、所定期間(例えば、25μ秒)及び所定周期(例えば、1ms毎)でLBT(CCA)が行われる。
一方、図1Bは、LBE(カテゴリ4)の無線フレーム構成の一例を示している。LBEの場合、LBT期間は、固定ではなく、送信ポイント毎に異なる延長期間(defer period、extended CCA)を含んでもよい。また、LBEでは、複数の送信ポイント間の衝突を抑制するために、チャネルが空き状態になった場合でも各送信ポイントはすぐに送信を行わず、ランダムに設定される期間(ランダムバックオフ期間)だけ送信を待機してもよい(ランダムバックオフ)。ランダムバックオフ期間は、ランダムに設定されるカウンタ値(乱数値)に基づいて決定することができる。カウンタ値の範囲はコンテンションウィンドウ(CW:Contention Window)サイズに基づいて決定され、例えば、1〜CWサイズ(整数値)の範囲からランダムにカウンタ値が設定される。
なお、図1A及び1Bの双方において、UL送信用のキャリアセンス(LBT)結果がアイドル状態である場合、ユーザ端末は、所定期間LBTを省略してUL信号を送信(バースト送信)することが許容される。当該所定期間は、バースト期間、バースト長、最大バースト長、最大許容バースト長などとも呼ばれる。
以上のように、LTEシステムに対してアンライセンスバンドを設定する場合、FBE又はLBE(カテゴリ4)に基づいてリスニング(キャリアセンス、LBT)を行うことが想定される。しかしながら、アンライセンスバンドのUL送信において複数のユーザ端末を多重する場合、FBE又はLBE(カテゴリ4)に基づいてリスニングを適切に行うことができない恐れがある。
図2は、アンライセンスバンドにおけるUL送信の一例を示す図である。図2Aでは、FBEに基づくリスニング例が示される。図2Aに示すように、サブフレーム#n、#n+1でユーザ端末1、2に対するULグラントがそれぞれ送信される場合、ユーザ端末1は、サブフレーム#n+3でLBTを行い、アイドル状態であると判断すると、サブフレーム#n+4においてUL送信を行う。一方、ユーザ端末2は、サブフレーム#n+4でLBTを行うが、ユーザ端末1のUL送信によりビジー状態であると判断される(ブロックされる)結果、サブフレーム#n+5においてUL送信を行うことができない。
図2Bでは、LBE(カテゴリ4)に基づくリスニング例が示される。図2Bに示すように、サブフレーム#nでユーザ端末1、2に対するULグラントが送信される場合、ユーザ端末1、2は、それぞれ、サブフレーム#n+3でLBTを行う。LBEに基づくLBTでは、ユーザ端末1、2それぞれのLBT期間が異なる。このため、図2Bにおいて、ユーザ端末1が、アイドル状態の検出に成功した後、すぐにUL送信を開始すると、ユーザ端末2は、ユーザ端末1のUL送信によりビジー状態であると判断してしまい(ブロックされ)、サブフレーム#n+4においてUL送信を行うことができない。一方、ユーザ端末1が、アイドル状態の検出に成功した後、すぐにUL送信を開始しないと、検出した空きチャネルが他のシステムに捕られてしまう恐れがある。
以上のように、アイランセンスバンドのUL送信において複数のユーザ端末を多重する場合、当該複数のユーザ端末間でのブロックにより、複数のユーザ端末のUL信号を適切に送信できない恐れがある。
そこで、本発明者等は、LTEシステム(LAA)においてリスニングを適用する場合、UL送信で多重されるユーザ端末間のブロックが発生しないように、リスニング及び/又はUL送信のタイミングを制御することを着想した。
以下に、上述した本実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態では、リスニング(LBT)が設定されない周波数キャリアをライセンスバンド、リスニングが設定されるキャリアをアンライセンスバンドとして説明するが、これに限られない。本実施の形態は、リスニングが設定される周波数キャリア(又は、セル)であれば、ライセンスバンド又はアンライセンスバンドに関わらず適用することができる。
また、以下の説明では、UL送信として、無線基地局から通知されるUL送信指示(ULグラント)に基づく上りユーザデータの送信制御に好適に適用できるが、本実施の形態はこれに限られない。上りユーザデータ以外の上り制御情報(例えば、ACK/NACK、非周期的チャネル状態情報(A−CSI)、非周期的サウンディング参照信号(A−SRS)等)の送信制御に対しても適用することができる。
また、以下の説明では、LTEシステムにおいてリスニングを適用する場合について説明するが、本実施の形態はこれに限られない。信号送信前にリスニングを適用するシステムであれば適用することができる。
(第1の態様)
第1の態様では、FBEに基づくLBT(図1A)を行う場合について説明する。第1の態様では、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、FEBに基づくLBT期間(リスニング期間)とUL送信期間(送信期間)とが固定(同一)である。
第1の態様では、LBT期間が、各ULサブフレームの最後又は先頭に、UL送信期間とは別に定められる。ユーザ端末は、スケジューリングされたULサブフレームの直前のULサブフレームの最後又はスケジューリングされたULサブフレームの先頭に設けられるLBT期間で、FBEに基づくLBTを行う。ユーザ端末は、当該LBTの結果に基づいて、スケジューリングされたULサブフレーム内のUL送信期間でUL送信を行う。
図3は、第1の態様に係るUL送信の一例を示す図である。図3Aでは、アンライセンスバンドのセル内のユーザ端末に共通のLBT期間が、UL送信期間とは別に、ULサブフレームの最後に設定される。図3Aに示すように、ULサブフレーム#n+1〜#n+3がスケジューリングされる場合、各ユーザ端末は、直前のULサブフレーム#n〜#n+2の最後に設けられるLBT期間におけるLBT結果に基づいてULサブフレーム#n+1〜#n+3におけるUL送信を行う。
一方、図3Bでは、アンライセンスバンドのセル内のユーザ端末に共通のLBT期間が、UL送信期間とは別に、ULサブフレームの先頭に設けられる。具体的には、図3Bに示すように、ULサブフレーム#n+1〜#n+3がスケジューリングされる場合、各ユーザ端末は、それぞれ、サブフレーム#n+1〜#n+3の先頭に設けられるLBT期間においてLBTを行う。
図3A及び3Bでは、ULサブフレーム毎にLBT期間が設けられるので、UL送信期間は、1ULサブフレーム(1ms)よりも短くなる。また、ULサブフレーム#n+1〜#n+3では、スケジューリングされた複数のユーザ端末のUL信号が周波数分割多重又は空間分割多重されてもよい。
第1の態様では、アンライセンスバンドのセル内の全ユーザ端末に共通のLBT期間がUL送信期間とは別に、ULサブフレームの最後又は先頭に設けられる。このため、同一のセル内の一方のユーザ端末によるLBTが、他方のユーザ端末によるUL送信により、ブロックされるのを回避できる。
なお、図3A及び3BにおけるLBT期間のタイミングに関する情報(例えば、周期、期間、サブフレームの先頭に対するオフセット)は、予めユーザ端末に設定されていてもよいし、無線基地局からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングや報知情報)により設定されてもよい。
また、図3A及び3BにおけるUL送信期間のタイミングに関する情報(例えば、周期、期間、サブフレームの先頭に対するオフセット)は、予めユーザ端末に設定されていてもよいし、無線基地局からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングや報知情報)により設定されてもよいし、LBT期間に基づいてユーザ端末によって推定されてもよい。
(第2の態様)
第2の態様でも、FBEに基づくLBTを行う場合について説明する。第2の態様では、同一のULバースト送信期間(バースト送信期間)内の一つ又は複数のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、FBEに基づくLBT期間(リスニング期間)が固定(同一)である。
第2の態様では、LBT期間が、少なくとも一つのULサブフレームを含むULバースト送信期間の前に設定される。ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングされた各ユーザ端末は、当該LBT期間におけるLBTの結果に基づいて、スケジューリングされたULサブフレームでUL送信を行う。ULバースト送信期間内では、LBTは省略される。
図4は、第2の態様に係るUL送信の一例を示す図である。図4では、ULバースト送信期間内のULサブフレーム#n+4〜#n+6をスケジューリングされたユーザ端末間で共通のLBT期間が、ULバースト送信期間の直前のULサブフレームの最後に設定される。
例えば、図4において、DLサブフレーム#nにおいて、ユーザ端末1にULサブフレーム#n+4及び#n+5をスケジューリングするULグラント、ユーザ端末2にULサブフレーム#n+5をスケジューリングするULグラント、ユーザ端末3にULサブフレーム#n+6をスケジューリングするULグラント、ユーザ端末4にULサブフレーム#n+6をスケジューリングするULグラントが送信されるとする。なお、ULバースト送信期間内のULサブフレームのスケジューリング方法の詳細は、後述する。
この場合、ユーザ端末1〜4は、それぞれ、ULバースト送信期間の直前のULサブフレーム#n+3の最後に設定されるLBT期間においてLBTを行う。また、ユーザ端末1〜4は、それぞれ、LBTの結果に基づいて、ULグラントでスケジューリングされたULサブフレームでUL送信を行う。なお、ULバースト送信期間内におけるLBTは省略される。
一方、図4において、LBT期間の終了後すぐにUL送信を行わないユーザ端末2〜4は、LBT期間が終了してからUL送信を開始するまでの間に、アンライセンスバンドで運用される他システム(例えば、Wi−Fi)に割り込まれてしまう恐れがある。そこで、ユーザ端末2〜4は、アンライセンスバンドのセル(キャリア)で用いられる周波数リソースの一部(例えば、一部の物理リソースブロック(PRB)やサブキャリア)を用いて、予約信号(reservation signal)を送信することで、他システムの割り込みを回避してもよい。
図5は、第2の態様に係るUL送信の他の例を示す図である。図5では、図4と同様に、DLサブフレーム#nにおいて、ユーザ端末1〜4のULグラントが送信されるものとする。図5に示すように、ULサブフレーム#n+4及び#n+5をスケジューリングされるユーザ端末1は、LBT期間に続いてUL送信を行う。
一方、ULサブフレーム#n+5をスケジューリングされるユーザ端末2は、LBT期間が終了してからUL送信を開始するまでの間(サブフレーム#n+4)において、ライセンスバンドの一部の周波数リソースを用いて予約信号を送信する。同様に、ULサブフレーム#6をスケジューリングされるユーザ端末3及び4は、LBT期間が終了してからUL送信を開始するまでの間(サブフレーム#n+4及び#n+5)において、ライセンスバンドの一部の周波数リソースを用いて予約信号を送信する。
図5において、予約信号が送信される周波数リソースは、セル固有(Cell specific)であってもよいし、ユーザ端末固有(UE specific)であってもよい。セル固有の場合、無線基地局は、予約信号用の周波数リソースに、UL送信(例えば、ユーザ端末1のUL送信)を割り当てないように制御してもよい。一方、ユーザ端末固有の場合、無線基地局は、予約信号の干渉を除去して、UL信号(例えば、ユーザ端末1のUL信号)のデータ復調を行ってもよい。
また、図5において、予約信号が送信される一部の周波数リソースは、不連続の2つの周波数リソースであるが、これに限られない。また、図4及び5におけるLBT期間のタイミングに関する情報(例えば、周期、期間、サブフレームの先頭に対するオフセット)は、予めユーザ端末に設定されていてもよいし、無線基地局からの上位レイヤシグナリングにより設定されてもよい。
<スケジューリング方法>
第2の態様におけるULバースト送信期間内のULサブフレームのスケジューリング(クロスサブフレームスケジューリング)について詳述する。
無線基地局は、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングされる各ユーザ端末に対して、スケジューリングされたULサブフレームを示すサブフレーム情報を含む下り制御情報(DCI)を下り制御チャネル(例えば、PDCCH:Physical Downlink Control Channel又はEPDCCH:Enhanced Physical Downlink Control Channel)を用いて送信する。
上記サブフレーム情報としては、例えば、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングするULグラント(DCI)の送信サブフレームと、当該ULサブフレームとのオフセット(差)を示すビット値が挙げられるが、これに限られない。
図6は、第2の態様に係るサブフレーム情報の一例を示す図である。図6に示すように、無線基地局は、上記サブフレーム情報として、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングするULグラントの送信サブフレームと、当該ULサブフレームとのオフセット(差)を示すビット値をユーザ端末に送信してもよい。図6では、各ビット値は、単一のオフセット(すなわち、単一のULサブフレーム)を示す。なお、各ビット値が示すオフセットは、図6に示すものに限られない。また、ビット数もオフセット数に応じて適宜変更可能である。
ここで、当該オフセットを示すビット値は、上記ULグラントを含むDCI(例えば、DCIフォーマット0又は4)に新たに追加される情報フィールドに配置されてもよい。或いは、当該オフセットを示すビット値は、上記ULグラントを含むDCI(DCIフォーマット0又は4)において、TDD構成(configuration)0用のULインデックスフィールドに配置されてもよい。
例えば、無線基地局は、図4及び5のDLサブフレーム#nにおいて、ULサブフレーム#5がスケジューリングされるユーザ端末2に対して、上記ビット値“01”を含むDCIを送信する。ユーザ端末2は、上記ビット値“01”が示すオフセット“5”に基づいて、DLサブフレーム#nから5サブフレーム後のULサブフレーム#n+5において、UL送信を行う。
また、無線基地局は、図4及び5のDLサブフレーム#nにおいて、複数のULサブフレーム#4及び#5がスケジューリングされるユーザ端末1に対して、上記ビット値“00”を含むDCIと上記“01”を含むDCIとを送信する。ユーザ端末1は、上記ビット値“00”が示すオフセット“4”に基づいてULサブフレーム#n+4でUL送信を行うとともに、上記ビット値“01”が示すオフセット“5”に基づいてULサブフレーム#n+4でUL送信を行う。
このように、各ビット値が単一のオフセットを示す場合(図6参照)、異なるビット値を含む複数のDCIを送信することで、無線基地局は、ユーザ端末に対して、ULバースト送信期間内の複数のULサブフレームをスケジューリングすることができる。
一方、無線基地局は、単一のDCIでULバースト送信期間の複数のULサブフレームをスケジューリングしてもよい。図7は、第2の態様に係るサブフレーム情報の他の例を示す図である。図7に示すように、無線基地局は、上記サブフレーム情報として、ULバースト送信期間内の少なくとも一つのULサブフレームをスケジューリングするULグラントの送信サブフレームと、当該ULサブフレームとのオフセット(差)を示すビット値をユーザ端末に送信してもよい。
図7Aでは、各ビット値は、単一のオフセット、又は、連続する複数のオフセット(すなわち、連続する複数のULサブフレーム)を示す。一方、図7Bでは、各ビット値は、単一のオフセット、又は、連続又は不連続の複数のオフセット(すなわち、連続又は不連続の複数のオフセット)を示す。
図7A及び図7Bにおいて、各ビット値が示す少なくとも一つのオフセットは、無線基地局からの上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリングや報知情報)により、予めユーザ端末に設定されてもよい。なお、各ビット値が示すオフセットは、図7に示すものに限られない。また、ビット数もオフセットの組み合わせに応じて適宜変更可能である。
例えば、無線基地局は、図4及び5のDLサブフレーム#nにおいて、複数のULサブフレーム#4及び#5がスケジューリングされるユーザ端末1に対して、図7A及び7Bのビット値“01”を含む単一のDCIを送信する。ユーザ端末1は、上記ビット値“01”が示すオフセット“4”及び“5”に基づいてULサブフレーム#n+4及び#n+5でUL送信を行う。
このように、ビット値が複数のオフセットを示す場合(図7参照)、複数のオフセットを示すビット値を含む単一のDCIを送信することで、無線基地局は、ユーザ端末に対して、ULバースト送信期間内の複数のULサブフレームをスケジューリングすることができる。
以上のように、第2の態様では、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングされるユーザ端末間で共通のLBT期間が、ULバースト送信期間前に設けられる。このため、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングされた一方のユーザ端末によるLBTが、他方のユーザ端末によるUL送信により、ブロックされるのを回避できる。
(第3の態様)
第3の態様では、LBE(カテゴリ4)に基づくLBT(図1B)を行う場合について説明する。第3の態様では、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、LBE(カテゴリ4)に基づくLBT期間(リスニング期間)とUL送信期間(送信期間)とが固定(同一)である。
LBE(カテゴリ4)では、本来LBT期間がユーザ端末毎に異なるが、第3の態様では、ユーザ端末間で共通のLBT期間(例えば、所定数のシンボル)が、各ULサブフレームの最後又は先頭に、UL送信期間とは別に定められる。ユーザ端末は、スケジューリングされたULサブフレームの直前のULサブフレームの最後又はスケジューリングされたULサブフレームの先頭に設けられるLBT期間で、LBEに基づくLBTを行う。ユーザ端末は、LBTの終了タイミングに関係なく、固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間でUL送信を行う。
図8は、第3の態様に係るUL送信の一例を示す図である。図8Aでは、アンライセンスバンドのセル内のユーザ端末に共通のLBT期間が、UL送信期間とは別に、ULサブフレームの最後に設定される。図8Aに示すように、ULサブフレーム#n+1〜#n+3がスケジューリングされる場合、各ユーザ端末は、直前のULサブフレーム#n〜#n+2の最後に設けられるLBT期間におけるLBT結果に基づいてULサブフレーム#n+1〜#n+3におけるUL送信を行う。
一方、図8Bでは、アンライセンスバンドのセル内のユーザ端末に共通のLBT期間が、UL送信期間とは別に、ULサブフレームの先頭に設けられる。具体的には、図8Bに示すように、ULサブフレーム#n+1〜#n+3がスケジューリングされる場合、各ユーザ端末は、それぞれ、サブフレーム#n+1〜#n+3の先頭に設けられるLBT期間においてLBTを行う。
図8A及び8Bでは、ULサブフレーム毎にLBT期間が設けられるので、UL送信期間は、1ULサブフレーム(1ms)よりも短くなる。また、ULサブフレーム#n+1〜#n+3では、スケジューリングされた複数のユーザ端末のUL信号が周波数分割多重又は空間分割多重されてもよい。
また、図8A及び8BにおけるLBT期間においてアイドル状態の検出に成功しない場合、ユーザ端末は、スケジューリングされたULサブフレームにおけるUL送信を中止する(ドロップする)。一方、図8A及び8BにおけるLBT期間においてアイドル状態の検出に成功した場合、ユーザ端末は、固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間までUL送信を待つ。
なお、図8A及び8BにおけるLBT期間のタイミングに関する情報(例えば、周期、期間、サブフレームの先頭に対するオフセット)は、予めユーザ端末に設定されていてもよいし、無線基地局からの上位レイヤシグナリングにより設定されてもよい。
また、図8A及び8BにおけるUL送信期間のタイミングに関する情報(例えば、周期、期間、サブフレームの先頭に対するオフセット)は、予めユーザ端末に設定されていてもよいし、無線基地局からの上位レイヤシグナリングにより設定されてもよいし、LBT期間に基づいてユーザ端末によって推定されてもよい。
ところで、図9に示すように、ユーザ端末が固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間までUL送信を待つ場合、LBT期間内にLBTを成功終了してからUL送信期間が開始されるまでの間に、他システム(例えば、Wifi)による割り込みが発生する恐れがある。図10及び11を参照し、当該割り込みを防止し(アイドル状態を検出したチャネルに対するアクセス機会を逃さず)、LBTを成功終了したユーザ端末のUL送信を保証する方法について説明する。
なお、図9〜11では、ユーザ端末1及び2に対して、同一のULサブフレームがスケジューリングされ、ユーザ端末1及び2間で共通のLBT期間においてLBE(カテゴリ4)に基づくLBT(キャリアセンス)を行う場合を一例として説明する。また、図9〜11において、ユーザ端末1及び2間で共通のLBT期間は、スケジューリングされたULサブフレームの直前のULサブフレームの最後、又はスケジューリングされたULサブフレームの先頭のいずれに設けられてもよい(図8)。
図9は、第3の態様に係る割り込みの発生例を示す図である。図9に示すように、ユーザ端末1及び2は、LBT期間においてLBTが成功終了(アイドル状態を検出)してから、固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間まで、LBTを自律的に延長し(Self-deferral)、UL送信を待つ。この場合、ユーザ端末1及び2がLBTを終了してからUL送信期間が開始されるまでの間(すなわち、LBTの延長期間)に、他システムによる割り込みが発生する恐れがある。そこで、ユーザ端末1及び2は、図10及び11に示すように、他システムの割り込みを防止してもよい。
図10は、第3の態様に係るUL送信の第1の保証例を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末1及び2は、LBT期間においてLBTが終了(アイドル状態を検出)してから、固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間まで、ライセンスバンドの全周波数リソースで予約信号を送信する。これにより、ユーザ端末1及び2がLBTを終了してからUL送信期間が開始されるまでの間に、他システムによる割り込みが発生するのをより確実に防止できる。
また、図10において、各ユーザ端末は、同一のセル内の他のユーザ端末からの予約信号を検出し、LBTで測定された受信電力から予約信号の受信電力を減算する。例えば、図10において、ユーザ端末2は、ユーザ端末2よりも先にLBTを終了したユーザ端末1からの予約信号を検出し、LBTで測定された受信電力から予約信号の受信電力を減算する。これにより、ユーザ端末1からの予約信号により、ユーザ端末2のLBTがブロックされるのを回避できる。
図11は、第3の態様に係るUL送信の第2の保証例を示す図である。図11に示すように、ユーザ端末1及び2は、ライセンスバンドの全周波数リソースでLBTを行うとともに、ライセンスバンドの特定の周波数リソース(制限リソース)でLBTを行う。ユーザ端末1及び2は、LBT期間においてLBTが終了(アイドル状態を検出)してから、固定の開始タイミングで開始されるUL送信期間まで、ライセンスバンドの一部の周波数リソースで予約信号を送信する。当該一部の周波数リソースは、LBTを行う制限リソースと異なることが望ましい。
また、各ユーザ端末は、全周波数リソース(ワイドバンド)でアイドル状態が検出される場合、チャネル(スロット)がアイドル状態であると判定する。一方、各ユーザ端末は、全周波数リソースでビジー状態であっても、制限リソースでアイドル状態が検出される場合、チャネルがアイドル状態であると判定する。各ユーザ端末は、全周波数リソースと制限リソースとの双方でアイドル状態が検出される場合、チャネル(スロット)がアイドル状態であると判定する。
例えば、図11において、ユーザ端末2よりも先にLBTを終了したユーザ端末1は、制限リソースとは異なる周波数リソースで予約信号を送信する。ユーザ端末1からの予約信号によりユーザ端末2の全周波数リソースのLBTはブロックされるので、ユーザ端末2は、全周波数リソースでビジー状態を検出する。一方、ユーザ端末1で予約信号は制限リソースとは異なる周波数リソースで送信されるので、ユーザ端末2は、制限リソースでアイドル状態を検出し、LBTを終了する。
図11では、LBTを成功終了してからUL送信期間が開始されるまでの間に、一部の周波数リソースで予約信号が送信されるので、他システムによる割り込みが発生するのを防止できる。また、全周波数リソースだけでなく制限リソースでのLBT(電力検出)行ってアイドル状態を検出することにより、先にLBTを終了したユーザ端末1から予約信号により、ユーザ端末2のLBTがブロックされるのを回避できる。
なお、図11において、予約信号が送信される周波数リソースは、セル固有(Cell specific)であってもよいし、ユーザ端末固有(UE specific)であってもよい。同様に、予約信号の系列は、セル固有であってもよいし、ユーザ端末固有であってもよい。予約信号用の周波数リソース及び系列をセル固有とする場合、実装を簡略化できるが、特定の周波数リソースで干渉が増大する恐れがある。
一方、予約信号用の周波数リソースをユーザ端末固有とする場合、干渉を周波数上に分散させることができる。また、予約信号用の系列をユーザ端末固有とする場合、サウンディング参照信号(SRS)のように、予約信号をチャネル推定に用いることができる。
(第4の態様)
第4の態様でも、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTを行う場合について説明する。第2の態様では、同一のULバースト送信期間(バースト送信期間)内の一つ又は複数のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、LBE(カテゴリ4)に基づくLBT期間(リスニング期間)が固定(同一)である。
第4の態様では、LBT期間が、少なくとも一つのULサブフレームを含むULバースト送信期間の前に設定される。ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングされた各ユーザ端末は、当該LBT期間におけるLBTの結果に基づいて、スケジューリングされたULサブフレームでUL送信を行う。すなわち、第4の態様は、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTを行う第3態様に、第2態様を組み合わせたものともいえる。以下では、第2及び第3の態様との相違点を中心に説明する。
図12は、第4の態様に係るUL送信の一例を示す図である。図12では、ULバースト送信期間内のULサブフレーム#n+4〜#n+6をスケジューリングされた少なくとも一つのユーザ端末間で共通のLBT期間が、ULバースト送信期間の直前のULサブフレームの最後に設定される。
また、図12では、DLサブフレーム#nにおいて、ULバースト送信期間内のULサブフレーム#n+4〜#n+6の少なくとも一つをスケジューリングするULグラントが各ユーザ端末に送信される。各ユーザ端末は、ULバースト送信期間前のLBT期間でLBTを行い、ULグラントによりスケジューリングされるULサブフレームでUL送信を行う。
図12において、ULバースト送信期間内の少なくとも一つのULサブフレームのスケジューリングには、第2の態様で説明したスケジューリング方法を適用することができる。具体的には、上記ULグラントを含むDCIには、スケジューリングされたULサブフレームを示すサブフレーム情報が含まれる。当該サブフレーム情報は、図6及び7で説明したように、ULバースト送信期間内のULサブフレームをスケジューリングするULグラント(DCI)の送信サブフレームと、当該ULサブフレームとのオフセット(差)を示すビット値であってもよい。
また、図12において、LBT期間内にLBTを成功終了(アイドル状態を検出)してから、ULグラントによりスケジュールされたULサブフレームが開始されるまでの間において、第3の態様で説明したUL送信の保証例(図10及び11)を適用することができる。
例えば、図12において、ULサブフレーム#n+4をスケジュールされるユーザ端末は、LBT期間の途中でLBTを成功終了してからULサブフレーム#n+4が開始されるまでの間、一部又は全ての周波数リソースで予約信号を送信してもよい(図10及び11)。
また、図12において、サブフレーム#n+5をスケジュールされるユーザ端末は、LBT期間の途中でLBTを成功終了してからULサブフレーム#n+5が開始されるまでの間(すなわち、ULバースト送信期間内のサブフレーム#n+4においても)、一部又は全ての周波数リソースで予約信号を送信してもよい(図10及び11)。
(無線通信システム)
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本発明の実施形態に係る無線通信方法が適用される。なお、上記の各実施の態様に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用してもよい。
図13は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。なお、図13に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム、SUPER 3G、LTE−Aシステムなどが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、複数のコンポーネントキャリア(CC)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。また、複数のCCには、ライセンスバンドを利用するライセンスバンドCCと、アンライセンスバンドを利用するアンライセンスバンドCCが含まれる。なお、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、5G、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれても良い。
図13に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12(12a−12c)と、を備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。
ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、CA又はDCにより同時に使用することが想定される。また、ユーザ端末20は、少なくとも2CC(セル)を用いてCAを適用することができ、6個以上のCCを利用することも可能である。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz、5GHzなど)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11と無線基地局12との間(又は、2つの無線基地局12間)は、有線接続(光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線接続する構成とすることができる。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、マクロ基地局、集約ノード、eNB(eNodeB)、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネルなどが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)などが伝送される。
下りL1/L2制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認信号(ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどを伝送するために用いられてもよい。
また、下りリンクの参照信号として、セル固有参照信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)、チャネル状態測定用参照信号(CSI−RS:Channel State Information-Reference Signal)、復調用に利用されるユーザ固有参照信号(DM−RS:Demodulation Reference Signal)などを含む。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認信号(HARQ-ACK)などが伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブル(RAプリアンブル)が伝送される。
<無線基地局>
図14は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106と、を備えている。なお、送受信部103は、送信部及び受信部で構成される。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御等のRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理等の送信処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅される。各送受信部103はアンプ部102で増幅された上り信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
例えば、送受信部(送信部)103は、UL送信指示(ULグラント)を送信する。また、送受信部(送信部)103は、ユーザ端末20にスケジューリングされる一つ又は複数のULサブフレームを示すサブフレーム情報を送信してもよい。また、送受信部103は、アンライセンスバンドでDL信号を送信する場合、当該DL信号の送信前に実施されるリスニングの結果に基づいてDL信号の送信を行うことができる。
また、送受信部(受信部)103は、同一のサブフレーム又は同一のULバースト期間内のULサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末20の各々から、リスニングの結果に基づいて送信されるUL信号を受信する。なお、送受信部103は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
図15は、本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、図15では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図15に示すように、ベースバンド信号処理部104は、制御部(スケジューラ)301と、送信信号生成部(生成部)302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、測定部305と、を備えている。
制御部(スケジューラ)301は、PDSCHで送信される下りデータ、PDCCH及び/又はEPDCCHで伝送される下り制御情報のスケジューリング(例えば、リソース割り当て)を制御する。また、システム情報、同期信号、ページング情報、CRS、CSI−RS等のスケジューリングの制御も行う。
制御部301は、各ユーザ端末から送信されるPUSCHで送信される上りデータ信号、PUCCH及び/又はPUSCHで送信される上り制御信号、PRACHで送信されるランダムアクセスプリアンブル、上り参照信号等のスケジューリングを制御する。また、制御部301は、ライセンスバンドのセル内のユーザ端末20のスケジューリングを制御する。例えば、制御部301は、セル内の複数のユーザ端末20を同一のサブフレームにスケジューリングする。また、制御部301は、リスニング(DL LBT)結果に基づいてDL信号の送信を制御する。
なお、制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号を生成して、マッピング部303に出力する。例えば、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号の割り当て情報を通知するDLアサインメント及び上り信号の割り当て情報を通知するULグラントを生成する。また、送信信号生成部302は、アンライセンスバンドで送信するDL信号に上記サブフレーム情報を含めることができる。なお、送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成された下り信号を、所定の無線リソースにマッピングして、送受信部103に出力する。なお、マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部304は、ユーザ端末から送信されるUL信号(例えば、送達確認信号(HARQ−ACK)、PUSCHで送信されたデータ信号等)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。処理結果は、制御部301に出力される。受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。
測定部305は、受信した信号を用いて受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定することができる。また、測定部305は、アンライセンスバンドにおけるDL信号の送信前に行うリスニングにおいて、他システム等から送信される信号の受信電力を測定することができる。測定部305で測定した結果は、制御部301に出力される。制御部301は測定部305の測定結果(リスニング結果)に基づいて、DL信号の送信を制御することができる。
測定部305は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
<ユーザ端末>
図16は、本実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。なお、送受信部203は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、それぞれアンプ部202で増幅される。各送受信部203はアンプ部202で増幅された下り信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。
送受信部(受信部)203は、アンライセンスバンドにおけるUL送信を指示するDL信号(例えば、ULグラント)を受信してもよい。また、送受信部(受信部)203は、ユーザ端末20にスケジューリングされる一つ又は複数のULサブフレームを示すサブフレーム情報を受信してもよい。
また、送受信部(送信部)203は、アンライセンスバンドでUL信号を送信する場合、当該UL信号の送信前に実施されるリスニングの結果に基づいてUL信号の送信を行うことができる。なお、送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
図17は、本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図17においては、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図17に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、測定部405と、を備えている。
制御部401は、送信信号生成部402、マッピング部403及び受信信号処理部404の制御を行うことができる。例えば、制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH/EPDCCHで送信された信号)及び下りデータ信号(PDSCHで送信された信号)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、下り制御情報(ULグラント)や、下りデータに対する再送制御の要否を判定した結果等に基づいて、上り制御信号(例えば、HARQ−ACK等)や上りデータの生成/送信(UL送信)を制御する。また、制御部401は、リスニング(UL−LBT)結果に基づいてUL信号の送信を制御する。
具体的には、制御部401は、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末20間で、LBT期間(リスニング期間)とUL送信期間(送信期間)とを同一にしてもよい(第1及び第3の態様)。なお、当該LBT期間では、FBEに基づくLBTが行われてもよいし、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われてもよい。
或いは、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われる場合、制御部401は、LBT期間内でLBTが終了してからUL送信期間が開始するまでの間、LBT用の全周波数リソースを用いて、予約信号を送信するよう制御してもよい(第3の態様、図10)。この場合、制御部401は、全周波数リソースにおける電力検出結果と、該全周波数リソースを用いて他のユーザ端末20から送信される予約信号の検出結果とに基づいて、LBTの結果を判定してもよい。
或いは、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われる場合、制御部401は、LBT期間内でLBTが終了してからUL送信期間が開始するまでの間、他のユーザ端末20によって電力が検出される特定の周波数リソースとは異なる周波数リソースを用いて、予約信号を送信するよう制御してもよい(第3の態様、図11)。この場合、制御部401は、全周波数リソースにおける電力検出結果と、特定の周波数リソースにおける電力検出結果とに基づいて、LBTの結果を判定してもよい。
また、制御部401は、同一のULバースト送信期間(バースト送信期間)内の一つ又は複数のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末20間で、LBT期間を同一にしてもよい(第2及び第4の態様)。なお、当該LBT期間では、FBEに基づくLBTが行われてもよいし、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われてもよい。
FBEに基づくLBTが行われる場合、制御部401は、LBT期間が終了してからサブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、LBT用の一部の周波数リソースを用いて、予約信号を送信するように制御してもよい(第2の態様、図5)。
或いは、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われる場合、制御部401は、LBT期間内でLBTが終了してからサブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、LBT用の全周波数リソースを用いて、予約信号を送信するよう制御してもよい(第4の態様)。この場合、制御部401は、全周波数リソースにおける電力検出結果と、該全周波数リソースを用いて他のユーザ端末20から送信される予約信号の検出結果とに基づいて、LBTの結果を判定してもよい。
或いは、LBE(カテゴリ4)に基づくLBTが行われる場合、制御部401は、LBT期間内でLBTが終了してからサブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、他のユーザ端末20によって電力が検出される特定の周波数リソースとは異なる周波数リソースを用いて、予約信号を送信するよう制御してもよい(第4の態様)。この場合、制御部401は、全周波数リソースにおける電力検出結果と、特定の周波数リソースにおける電力検出結果とに基づいて、LBTの結果を判定してもよい。なお、制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号を生成して、マッピング部403に出力する。例えば、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、DL信号に対応する送達確認信号(HARQ−ACK)やチャネル状態情報(CSI)等の上り制御信号を生成する。
また、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。例えば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成された上り信号(上り制御信号及び/又は上りデータ)を無線リソースにマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部404は、DL信号(例えば、無線基地局からPDCCH/EPDCCHで送信される下り制御信号、PDSCHで送信される下りデータ信号等)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号等)を行う。受信信号処理部404は、無線基地局10から受信した情報を、制御部401、測定部405に出力する。なお、受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置から構成することができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。
また、測定部405は、受信した信号を用いて受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定してもよい。
また、測定部405は、制御部401からの指示に基づいてアンライセンスバンドにおけるUL信号の送信前に行うリスニングにおいて、他システム等から送信される信号の受信電力を測定することができる。測定部405で測定した結果は、制御部401に出力される。制御部401は測定部405の測定結果(リスニング結果)に基づいて、UL信号の送信を制御することができる。測定部405は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU:Central Processing Unit)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。つまり、本発明の一実施形態に係る無線基地局、ユーザ端末などは、本発明に係る無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。
ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって)行われてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRCConnectionSetup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本出願は、2015年9月24日出願の特願2015−187383に基づく。この内容は、全てここに含めておく。

Claims (10)

  1. 上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいて無線基地局と通信を行うユーザ端末であって、
    UL信号を送信する送信部と、
    リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する制御部と、を具備し、
    前記制御部は、同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間と前記UL信号を送信する送信期間とを同一にすることを特徴とするユーザ端末。
  2. 上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいて無線基地局と通信を行うユーザ端末であって、
    前記ユーザ端末にスケジューリングされる一つ又は複数のサブフレームを示すサブフレーム情報を受信する受信部と、
    前記一つ又は複数のサブフレームでUL信号を送信する送信部と、
    リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する制御部と、を具備し、
    前記制御部は、同一のバースト送信期間内の一つ又は複数のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間を同一にすることを特徴とするユーザ端末。
  3. 前記サブフレーム情報は、前記サブフレーム情報が受信されるサブフレームと、前記ユーザ端末にスケジューリングされる一つ又は複数のサブフレームと、のオフセットを示すビット値であることを特徴とする請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記リスニング期間が終了してから前記サブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、前記送信部は、前記リスニング用の一部の周波数リソースを用いて、予約信号を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のユーザ端末。
  5. 前記リスニング期間内でリスニングが終了してから前記サブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、前記送信部は、前記リスニング用の全周波数リソースを用いて、予約信号を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のユーザ端末。
  6. 前記リスニング期間内でリスニングが終了してから前記サブフレーム情報が示す一つ又は複数のサブフレームが開始するまでの間、前記送信部は、他のユーザ端末によって電力が検出される特定の周波数リソースとは異なる周波数リソースを用いて、予約信号を送信することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のユーザ端末。
  7. 前記制御部は、前記リスニング用の全周波数リソースにおける電力検出結果と、該全周波数リソースを用いて他のユーザ端末から送信される予約信号の検出結果とに基づいて、前記リスニングの結果を判定することを特徴とする請求項6に記載のユーザ端末。
  8. 前記制御部は、前記リスニング用の全周波数リソースにおける電力検出結果と、前記リスニング用の特定の周波数リソースにおける電力検出結果とに基づいて、前記リスニングの結果を判定することを特徴とする請求項6に記載のユーザ端末。
  9. 上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおいてユーザ端末と通信を行う無線基地局であって、
    前記セル内の複数のユーザ端末を同一のサブフレームにスケジューリングする制御部と、
    前記複数のユーザ端末の各々から、リスニングの結果に基づいて送信されるUL信号を受信する受信部と、を具備し、
    前記複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間と前記UL信号を送信する送信期間とが同一であることを特徴とする無線基地局。
  10. 上りリンク(UL)信号の送信前にリスニングを行うセルにおけるユーザ端末と無線基地局との無線通信方法であって、前記ユーザ端末において、
    UL信号を送信する工程と、
    リスニングの結果に基づいて前記UL信号の送信を制御する工程と、を有し、
    同一のサブフレームにスケジューリングされる複数のユーザ端末間で、前記リスニングを行うリスニング期間と前記UL信号を送信する送信期間とが同一であることを特徴とする無線通信方法。
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