JPWO2017033609A1 - 端末装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

端末装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

端末装置は、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信部と、前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出部と、前記第2のネットワークによる電波干渉を回避する処理を行う干渉回避部と、前記検出部によって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避部が前記第2のネットワークによる電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御部とを備える。

Description

本発明は、端末装置、通信方法およびプログラムに関する。
本願は、2015年8月24日に、日本に出願された特願2015−164797号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
データ通信需要の増加に伴い、通信速度や通信効率の向上を図るため、LAA(License Assisted Access using LTE)の利用が検討されている。LAAは、ライセンス不要バンド(unlicensed band)を用いてLTE(Long Term Evolution、LTEは登録商標)を利用する通信方式である。LTEとは、第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格であり、3.9Gとも呼ばれる。
LAAを利用する基地局は、ライセンス不要バンドを利用する他のネットワーク、例えば無線LAN通信の存在を検出した場合には、電波干渉が生じないように、その無線LAN(Local Area Network;構内通信網)通信が使用している周波数帯域を避けるなどして通信を行う必要がある。このため、特許文献1に記載のワイヤレス装置は、LAAと無線LAN通信との電波干渉を検出した場合、LAAの通信基地局に対してハンドオーバを要求し、LAAが使用する周波数帯域を変更する。これにより、ワイヤレス装置は、無線LAN通信との電波干渉が生じない周波数帯域を利用してLAAによる通信を行う。
特表2013−535139号公報
ところで、例えば、公共の広場や施設をはじめとするパブリックスペース等において、複数の無線LANアクセスポイントが乱立していることがある。従来技術によるワイヤレス装置は、LAAと無線LAN通信との電波干渉を検出した場合、LAAが使用する周波数帯域を変更するが、上記のような環境においては、変更後の周波数帯域が、再び他の無線LAN通信との電波干渉を生じる周波数帯域であることがある。これにより、従来技術によるワイヤレス装置は、LAAの基地局に対しハンドオーバを次々と要求し得るため、LAAの通信基地局とワイヤレス装置の双方に、無駄な負荷を与えてしまうという課題があった。
本発明のいくつかの態様は上記の点に鑑みてなされたものであり、不要な干渉回避手段による通信基地局と端末装置への負荷を軽減しつつ通信を行うことができる端末装置、通信方法およびプログラムを提供する。
(1)本発明のいくつかの態様は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信部と、前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出部と、前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避部と、前記検出部によって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避部が前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御部と、を備える端末装置である。
(2)また、本発明の一態様としては、前記干渉回避部は、前記第1のネットワークの通信が使用する前記第2の周波数帯域内の第1のチャンネルと、前記第2のネットワークの通信が使用する前記第2の周波数帯域内の第2のチャンネルとが競合する場合、前記通信部に、前記第1のチャンネルの使用を停止させて他のチャンネルへ切り替えさせる(1)に記載の端末装置である。
(3)また、本発明の一態様としては、前記干渉回避部は、前記通信部に、前記第1のネットワークへの通信接続における前記第2の周波数帯域の使用を停止させる(1)に記載の端末装置である。
(4)また、本発明の一態様としては、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避ステップと、前記検出ステップによって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避ステップにおいて前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御ステップと、を有する通信方法である。
(5)また、本発明の一態様としては、コンピュータに、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避ステップと、前記検出ステップによって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避ステップにおいて前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明のいくつかの態様によれば、不要な干渉回避手段による通信基地局と端末装置への負荷を軽減しつつ通信を行うことができる。
本実施形態に係る通信システムの構成を示す概略図である。 本実施形態に係る通信システムにおける端末装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信システムにおける登録SSIDリストの構成を示す図である。 本実施形態に係る通信システムにおける端末装置の動作を示すフローチャートである。
(実施形態)
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システムの構成を示す概略図である。
通信システム1は、端末装置10(10−1、10−2)と、第1通信基地局21と、第2通信基地局22と、第2通信基地局23と、無線LANアクセスポイント24と、無線LANアクセスポイント25と、無線LANアクセスポイント26と、無線LANアクセスポイント27と、を含んで構成される。
端末装置10(10−1、10−2)は、LAAの通信方式にも対応可能な、LTE通信(第1のネットワーク)に対応する端末装置である。また、端末装置10(10−1、10−2)は、無線LAN通信(第2のネットワーク)のアクセスポイントから送信される電波を受信することにより、アクセスポイントを検出することができる。端末装置10(10−1、10−2)は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータによって構成される。
第1通信基地局21は、ライセンスバンド(第1の周波数帯域)を利用するLTE通信によって、端末装置10(10−1、10−2)と通信接続する通信基地局である。
第2通信基地局22、および第2通信基地局23は、ライセンス不要バンド(第2の周波数帯域)を利用するLTE通信によって、端末装置10(10−1、10−2)と通信接続する通信基地局である。
第1通信基地局21および第2通信基地局22は、例えば、eNodeB(evolved Node B)によって構成される。eNodeBとは、LTE方式の無線通信に対応した無線通信基地局である。
なお、ライセンスバンドとは、当局による許認可を受けて利用できる周波数帯域であり、ライセンス不要バンドとは、当局による許認可を要することなく利用できる周波数帯域(例えば、5GHz帯)である。
また、第2通信基地局22は、チャンネルA(例えば、5GHz帯のチャンネル36)を利用して通信接続する通信基地局である。また、第2通信基地局23は、チャンネルB(例えば、5GHz帯のチャンネル40)を利用して通信接続する通信基地局である。
なお、チャンネルとは、通信基地局が利用する周波数帯域(例えば、5GHz帯)を分割した周波数帯域である。複数の通信接続においてそれぞれ異なるチャンネル(例えば、5GHz帯のチャンネル36,40,44,48,52,56,60、64、100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、および140)が利用されることにより、同じ周波数帯域であっても電波干渉を生じさせることなく、同時に複数の通信接続が可能である。
上述したように、端末装置10(10−1、10−2)は、LAAの通信方式に対応可能である。なお、LAA(または、LTE−Uとも呼ばれる)とは、無線LAN通信等でも使用されるライセンス不要バンドを使用してLTEまたはLTE−Advanced(LTE−A)による通信を行う通信方式である。移動体通信システムの標準化プロジェクト「3GPP(3rd Generation Partnership Project)」において、LAAの導入が検討されている。
LAAは、ライセンスバンドを使用するLTE通信と組み合わせて使用されることが想定されている。LAAは、ライセンスバンドを使用するLTE通信を維持しつつ、ライセンス不要バンドを使用する通信も可能な場合には、ライセンスバンドを使用する回線とライセンス不要バンドを使用する回線とを束ねて使用する、いわゆる「キャリアアグリゲーション」の実現を可能にする。
無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27は、無線LAN通信によって無線LAN端末(図示せず)と通信接続する装置である。無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27は、例えば、無線LANルータによって構成される。なお、無線LAN通信は、ライセンス不要バンドを利用して通信接続する。
また、無線LANアクセスポイント24は、チャンネルAを利用して通信接続するアクセスポイントである。また、無線LANアクセスポイント25は、チャンネルBを利用して通信接続するアクセスポイントである。また、無線LANアクセスポイント26は、チャンネルCを利用して通信接続するアクセスポイントである。また、無線LANアクセスポイント27は、チャンネルAを利用して通信接続するアクセスポイントである。
第2通信基地局22、および第2通信基地局23が使用するライセンス不要バンドと、無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27が利用するライセンス不要バンドには、共通の周波数帯域(例えば、5GHz帯)が含まれる。
したがって、第2通信基地局22、および第2通信基地局23によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27による無線LAN通信は、同時に共通の周波数帯域の共通する(競合する)チャンネルを使用する場合が起こり得る。
具体的には、第2通信基地局22によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント24による無線LAN通信は、いずれもチャンネルAを利用して通信接続する。したがって、第2通信基地局22によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント24による無線LAN通信とは、同時に共通のチャンネル(チャンネルA)を使用する場合が起こり得る。
同様に、第2通信基地局22によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント27による無線LAN通信とは、同時に共通のチャンネル(チャンネルA)を使用する場合が起こり得る。
同様に、第2通信基地局23によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント25による無線LAN通信とは、同時に共通のチャンネル(チャンネルB)を使用する場合が起こり得る。
上記のように、LTE通信と無線LAN通信とにおいて、同時に共通の周波数帯域の共通のチャンネルが使用された場合、電波干渉が生じる場合がある。そのため、LTE通信と無線LAN通信とは、それぞれ異なるチャンネルで通信接続されるようにする必要がある。
図1において、第1通信基地局21が形成するセルは、セルA21である。なお、セルとは、通信基地局がカバーする範囲である。したがって、セルA21に在圏する端末装置10−1および端末装置10−2は、第1通信基地局21と、ライセンスバンドを使用するLTE通信によって通信接続することができる。
同様に、第2通信基地局22が形成するセルは、セルA22である。したがって、セルA22に在圏する端末装置10−1および10−2は、第2通信基地局22と、ライセンス不要バンドを使用するLTE通信(LAA)によって通信接続することができる。
具体的には、第1通信基地局21は、LAAのプライマリセル(Primary Cell;PCELL)を形成し、第2通信基地局22は、当該プライマリセルに対応してLAAのセカンダリセル(Secondary Cell;SCELL)を形成する。ここでいうプライマリセルは、データ通信および制御情報の通信が行われるセルである。セカンダリセルは、プライマリセルで通信される制御情報を利用してデータ通信が行われるセルである。例えば、プライマリセル、セカンダリセルは、それぞれLTE−Aのプライマリセル、セカンダリセルである。第2通信基地局22は、ライセンス不要バンドを用いてセカンダリセルを形成する。
同様に、第2通信基地局23が形成するセルは、セルA23である。したがって、セルA23に在圏する端末装置10−1および端末装置10−2は、第2通信基地局23と、ライセンス不要バンドを使用するLTE通信(LAA)によって通信接続することができる。
無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27がカバーする範囲は、それぞれ、無線LANエリアA24、無線LANエリアA25、無線LANエリアA26、および無線LANエリアA27である。例えば、無線LANエリアA24に在圏する無線LAN端末(図示せず)は、無線LANアクセスポイント24と、無線LAN通信によって通信接続することができる。
なお、無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、無線LANアクセスポイント26、および無線LANアクセスポイント27は、第2通信基地局22および第2通信基地局23と同様に、ライセンス不要バンド(例えば、5GHz帯)を用いて無線LAN端末(図示せず)と通信接続する。
図1に示すように、端末装置10−1は、セルA21、セルA22、セルA23、無線LANエリアA24、無線LANエリアA25、および無線LANエリアA26に在圏し、無線LANエリアA27の圏外に位置している。端末装置10−1は、第1通信基地局21との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信と、第2通信基地局22または第2通信基地局23との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信とを束ねたLAA通信を行うことが可能である。
また、図1に示すように、端末装置10−2は、セルA21、セルA22、セルA23、および無線LANエリアA27に在圏し、無線LANエリアA24、無線LANエリアA25、および無線LANエリアA26の圏外に位置している。端末装置10−2も、端末装置10−1と同様に、第1通信基地局21との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信と、第2通信基地局22または第2通信基地局23との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信とを束ねたLAA通信を行うことが可能である。
端末装置10(10−1、および10−2)は、自己の端末装置10(10−1、および10−2)が行うLAA通信と電波干渉を生じさせたくない無線LAN通信を示す情報を、予め記憶している。具体的には、端末装置10(10−1、および10−2)は、予め、特定の無線LAN通信に対応する無線LANアクセスポイントを識別する識別子のリストを記憶している。識別子とは、例えば、SSID(Service Set Identifier;サービスセット識別子)である。
例えば、端末装置10(10−1、および10−2)が記憶しているリスト(以下、登録SSIDリストと言う)には、無線LANアクセスポイント27を識別しているSSIDは含まれているが、無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、および無線LANアクセスポイント26を識別するSSIDは含まれていない。
端末装置10(10−1、および10−2)は、検出したSSIDのいずれかが登録SSIDリストに含まれていた場合に、そのSSIDに対応する無線LAN通信が利用するチャンネル(第2のチャンネル)と、自己の端末装置10(10−1、および10−2)が行っているLAA通信が利用するチャンネル(第1のチャンネル)とが競合しているか否かを確認する。確認した結果、双方のチャンネルが競合している場合には、端末装置10(10−1、および10−2)は、LAA通信の通信基地局に対しハンドオーバの要求をする。
例えば、端末装置10−1は、第1通信基地局21および第2通信基地局22と通信接続することにより、LAA通信を行っている。また、端末装置10−1は、在圏している無線LANエリアA24、無線LANエリアA25、および無線LANエリアA26を形成する各無線LANアクセスポイントに対応するSSIDおよびチャンネルをそれぞれ検出する。
そして、端末装置10−1は、検出したSSIDはいずれも登録SSIDリストには含まれていないことを確認する。この場合、端末装置10−1は、第2通信基地局22へハンドオーバの要求は行わない。
また、例えば、端末装置10−2は、第1通信基地局21および第2通信基地局22と通信接続することにより、LAA通信を行っている。また、端末装置10−2は、在圏している無線LANエリアA27を形成する無線LANアクセスポイント27に対応するSSIDおよびチャンネルを検出する。
そして、端末装置10−2は、検出したSSIDが登録SSIDリストに含まれていることを確認する。更に、端末装置10−2は、検出したチャンネルと、第2通信基地局22との通信接続において利用しているチャンネルとが競合している(いずれも、チャンネルAである)ことを確認する。この場合、端末装置10−2は、第2通信基地局22へハンドオーバの要求を行う。そして、第2通信基地局22は、競合しないチャンネル(チャンネルB)を利用する第2通信基地局23へ、端末装置10−2のハンドオーバを実行する。これにより、端末装置10−2は、無線LANアクセスポイント27による無線LAN通信と、自己の端末装置10−2が行うLAA通信との電波干渉を回避することができる。
このように、端末装置10(10−1、および10−2)は、予め登録SSIDリストを記憶することによって、自己の端末装置10(10−1、および10−2)が行うLAA通信と電波干渉を生じさせたくない無線LAN通信を、予め任意に設定しておくことができる。
例えば従来技術のように、予め登録SSIDリストに記憶されているSSIDを検出した場合にのみLAA通信の通信基地局へハンドオーバを要求する、という構成を持たない場合には、次のような処理になる。端末装置10−1は、無線LANアクセスポイント24、無線LANアクセスポイント25、および無線LANアクセスポイント26を検出する。端末装置10−1は、検出した無線LANアクセスポイント24が利用しているチャンネルがチャンネルAであり、第2通信基地局23との通信接続において利用するチャンネルと競合していることを確認する。すると、端末装置10−1は、第2通信基地局22へハンドオーバの要求を行う。そして、第2通信基地局22は、第2通信基地局23への端末装置10−1のハンドオーバを実行する。
しかしながら、第2通信基地局23はチャンネルBを利用して通信接続する通信基地局である。端末装置10−1は、チャンネルBを利用して無線LAN通信をする無線LANエリアA25にも在圏している。したがって、再びチャンネルの競合が生じるため、電波干渉を回避できず、端末装置10−1は、第2通信基地局23へ再びハンドオーバの要求を行う。
このように、無線LANアクセスポイントが乱立するような環境においては、端末装置10−1が、ハンドオーバの要求を次々と行い得る。しかし、本実施形態によれば、予め、登録SSIDリストに登録されているSSIDを検出した場合にのみ、LAA通信の通信基地局へハンドオーバを要求することで、無駄なハンドオーバによって生じる通信基地局と端末装置への負荷が軽減される。
(端末装置の構成)
次に、端末装置10(10−1、10−2)の構成について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
端末装置10は、通信部100と、制御部110と、記憶部120と、表示部130と、操作入力部140と、を含んで構成される。
通信部100は、第1通信基地局21、第2通信基地局22、および第2通信基地局23との通信接続や、無線LAN通信のアクセスポイントおよびチャンネルの検出等を行う。通信部100は、LTE処理部101と、LTE−RF部102と、LAA処理部103と、LAA−RF部104と、無線LAN処理部105と、無線LAN−RF部106と、を含んで構成される。
制御部110は、端末装置10の各種の動作を制御する。制御部110は、帯域競合判定部111と、帯域変更制御部112と、LAA無効制御部113と、を含んで構成される。
LTE処理部101は、LTE−RF部102およびアンテナを介し、LTEの通信方式を用いて、第1通信基地局21と各種のデータを送受信する。
LTE−RF部102は、LTE処理部101とLTE−RF部102との間で入出力されるデータを示す中間周波数の信号と、アンテナとLTE−RF部102との間で入出力される高周波数の信号とを変換する。
LAA処理部103は、LAA−RF部104およびアンテナを介し、LAAの通信方式を用いて、第2通信基地局22、および第2通信基地局23と各種のデータを送受信する。
LAA−RF部104は、LAA処理部103とLAA−RF部104との間で入出力されるデータを示す中間周波数の信号と、アンテナとLAA−RF部104との間で入出力される高周波数の信号とを変換する。
無線LAN処理部105(検出部)は、無線LAN−RF部106およびアンテナを介して、定期的に(例えば、10秒間隔で)周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出を試みる。無線LAN処理部105は、検出した各アクセスポイントのSSID(Service Set Identifier;サービスセット識別子)のリストである検出SSIDリスト(図示せず)を、後述する帯域競合判定部111へ出力する。なお、無線LAN処理部105は、SSIDを1つも取得しなかった場合でも、空の検出SSIDリストを後述する帯域競合判定部111へ出力する。
無線LAN−RF部106は、アンテナから入力される高周波数の信号を、SSID、およびチャンネルを示す中間周波数の信号へ変換し、無線LAN処理部105へ出力する。
帯域競合判定部111は、電波干渉を回避するためのハンドオーバを実行するか否かを判定する。
具体的には、帯域競合判定部111は、無線LAN処理部105から取得した検出SSIDリストに含まれるSSIDと、記憶部120に記憶された登録SSIDリストに含まれるSSIDとを比較する。検出SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、1つでも登録SSIDリストの中に含まれている場合、帯域競合判定部111は、LAA処理部103によってLAA−RF部を介してLAAによる通信接続が行われているかを確認する。LAAによる通信接続を行われている場合、帯域競合判定部111は、検出SSIDリストと登録SSIDリストとにおいて合致したSSIDに対応する無線LANアクセスポイントによって利用されるチャンネルと、LAA処理部103によってLAA−RF部104を介して行われるLAA通信が利用するチャンネルとが、競合しているか否かを確認する。競合している場合には、帯域競合判定部111は、ハンドオーバを実行すると判定し、帯域変更制御部112へ、ハンドオーバを要求することを示す信号を出力する。また、検出SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、登録SSIDリストの中に含まれていない場合、LAAによる通信接続が行われていない場合、または無線LANアクセスポイントによって利用されるチャンネルとLAA通信によって利用されるチャンネルとが競合していない場合には、帯域競合判定部111は、ハンドオーバを実行しないと判定する。
帯域変更制御部112(干渉回避部)は、第2通信基地局22または第2通信基地局23への、ハンドオーバの要求を制御する。帯域変更制御部112は、LAA処理部103およびLAA−RF部104を介して、第2通信基地局22または第2通信基地局23へ、ハンドオーバの要求を示す情報を送信する。
LAA無効制御部113は、LAA通信機能の無効処理を制御する。
記憶部120は、無線LANのSSIDのリストである登録SSIDリストを予め記憶している。登録SSIDリストは、LAA通信と電波干渉を生じる可能性がある無線LAN通信のアクセスポイントに対応するSSIDが列挙されたリストである。登録SSIDリストの構成の詳細については後述する。
記憶部120は記憶媒体、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、イーイープロム(EEPROM;Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、またはそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
表示部130は、各種の情報を表示する。表示部130はディスプレイ、例えば液晶ディスプレイ、または有機エレクトロルミネッセンス(EL;Electroluminescence)ディスプレイを含んで構成される。
操作入力部140は、端末装置10のユーザからの各種の操作入力を受け付ける。操作入力部140は操作入力部材、例えば操作ボタン、またはキーボードを含んで構成される。
登録SSIDリストに登録されるSSIDは、例えば、端末装置10のユーザが表示部130を参照しながら操作入力部140を介して入力することによって登録される。
(登録SSIDリストの構成)
次に、登録SSIDリストの構成について詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る登録SSIDリストの構成を示す図である。
図示するように、登録SSIDリストは、「No.」、「文字列」、および「検索種別」の3つの項目の列からなる2次元の表形式のテーブルである。登録SSIDリストの各行が、それぞれ、SSIDの合致条件を表す。なお、「No.」の項目は無くてもよく、登録SSIDリストは、少なくとも「文字列」と「検索種別」とが対応付けられたテーブルであればよい。例えば、登録SSIDリストは、「文字列」、および「検索種別」の2つの項目の列からなる2次元の表形式のテーブルであってもよい。
「No.」の項目には、各合致条件を識別するために付される番号が格納される。「文字列」の項目には、SSIDの文字列の一部または全部が格納される。「検索種別」の項目には、文字列の検索ルールが格納される。
例えば、登録SSIDリストの1行目の各項目の値は、「No.1」、「AAA001」、および「完全一致」である。すなわち、登録SSIDリストの1行目は、SSIDの文字列が「AAA001」と完全一致すること、という条件であることを示す。また、登録SSIDリストの3行目は、SSIDの文字列が「BBB」と前方一致すること、という条件であることを示す。このように、SSIDの文字列の合致条件は、検出SSIDリストに含まれるSSIDと登録SSIDリストに含まれるSSIDとが「完全一致」するという条件に限らず、「前方一致」、「後方一致」、「(特定の)文字列を含む」、または「(特定の)文字列を含まない」等のような条件でも構わない。
(受信装置の動作)
次に端末装置10の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る端末装置の動作を示すフローチャートである。
本フローチャートは、無線LAN処理部105が、周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出を試みた際に開始する。
(ステップS101)無線LAN処理部105は、周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出を完了すると、検出SSIDリストを帯域競合判定部111へ出力する。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)帯域競合判定部111は、無線LAN処理部105から取得した検出SSIDリストに含まれるSSIDと、記憶部120に記憶された登録SSIDリストに含まれるSSIDとを比較する。検出SSIDリストに含まれるSSIDが、1つでも登録SSIDリストに含まれている場合は、ステップS103へ進む。そうでない場合は、ステップS107へ進む。
(ステップS103)制御部110は、LAA通信機能が有効な状態であるか、無効な状態であるかを確認する。すなわち、制御部110は、LAA処理部103によってLAA−RF部104を介して、第2通信基地局22、または第2通信基地局23と通信接続中であるか否かを確認する。LAA通信機能が有効な状態である場合には、ステップS104へ進む。そうでない場合は、ステップS107へ進む。
(ステップS104)制御部110は、第2通信基地局22または第2通信基地局23との通信接続において利用されているチャンネルと、ステップS102において検出SSIDリストと登録SSIDリストとで合致したSSIDに対応する無線LAN通信によって利用されるチャンネルとが競合しているか否かを確認する。競合している場合は、ステップS105へ進む。そうでない場合は、ステップS107へ進む。
(ステップS105)帯域変更制御部112は、LAA処理部103およびLAA−RF部104を介して、通信接続中の第2通信基地局(第2通信基地局22または第2通信基地局23)へ、ハンドオーバの要求を示す情報を送信する。その後ステップS106へ進む。
(ステップS106)LAA−RF部104は、第2通信基地局からハンドオーバの実行の応答を示す情報を受信する。そして、制御部110は、LAA通信の通信接続先となる通信基地局を、ハンドオーバ後の新たな第2通信基地局へ変更する。その後、ステップS107へ進む。
(ステップS107)制御部110は、所定の期間(例えば、10秒間)が経過後に無線LAN処理部105に再び周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出の試行をさせるまでの間、待機する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置10は、ライセンス不要バンドを使用する無線LAN通信のアクセスポイントを検出し、検出されたアクセスポイントのSSIDの中に特定のSSIDが含まれているか否かを確認する。その結果、特定のSSIDが含まれていたならば、端末装置10は、そのSSIDに対応する無線LANアクセスポイントによる無線LAN通信によって利用されるチャンネルを特定する。そして、端末装置10は、特定したチャンネルと、自己の端末装置10がLAA通信において利用しているチャンネルとが競合していないかを確認する。競合している場合には、端末装置10は、LAAの通信基地局に対しハンドオーバを要求する。
このように本実施形態によれば、予め、LAA通信との電波干渉を生じさせたくない無線LAN通信のアクセスポイントに対応するSSIDのみが登録SSIDリストに登録されることによって、端末装置10は、無駄なハンドオーバを次々と要求することを回避することができる。
以上により、本実施形態に係る端末装置10は、不要な干渉回避手段による通信基地局と端末装置への負荷を軽減しつつ通信を行うことができる。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
上述した実施形態においては、干渉回避手段は、LAA通信のハンドオーバを、端末装置10から第2通信基地局(例えば、第2通信基地局22、または第2通信基地局23)へ要求することであるとしたが、これに限られない。例えば、干渉回避手段は、LAA通信のハンドオーバを、PCELLである第1通信基地局21に要求することであってもよい。
また、干渉回避手段は、LAA無効制御部113が、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を停止させることによってLAA通信機能を無効にすることであってもよい。なお、LAA通信機能を無効にする方法は、電力供給を停止させる方法以外の方法であってもよい。例えば、LAA通信機能を無効にする方法は、ソフトウェア制御により通信機能を無効にする方法であってもよいし、物理的にスイッチを切ることにより通信機能を無効にする方法であってもよい。
なお、端末装置10が、干渉回避手段(例えば、ハンドオーバの要求)を実行する条件は、特定のSSIDを検出したこと、およびチャンネルが競合していることに基づく条件には限られない。例えば、干渉回避手段を実行する条件は、LAA通信と無線LAN通信との電波干渉を検出したことに基づく条件であってもよい。例えば、LAA−RF部104が受信するライセンス不要バンドの電波の電波強度の変化に基づいて、制御部110が電波干渉の有無を判定し、LAA通信機能の無効制御をするような構成であってもかまわない。
なお、上述した実施形態における端末装置10の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における端末装置10、を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。端末装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
本発明のいくつかの態様は、不要な干渉回避手段による通信基地局と端末装置への負荷を軽減しつつ通信を行うことが必要な端末装置、通信方法およびプログラムなどに適用することができる。
1・・・通信システム、10・・・端末装置(10−1、10−2)、21・・・第1通信基地局、22・・・第2通信基地局、23・・・第2通信基地局、24・・・無線LANアクセスポイント、25・・・無線LANアクセスポイント、26・・・無線LANアクセスポイント、27・・・無線LANアクセスポイント、100・・・通信部、101・・・LTE処理部、102・・・LTE−RF部、103・・・LAA処理部、104・・・LAA−RF部、105・・・無線LAN処理部、106・・・無線LAN−RF部、110・・・制御部、111・・・帯域競合判定部、112・・・帯域変更制御部、113・・・LAA無効制御部、120・・・記憶部、130・・・表示部、140・・・操作入力部

Claims (5)

  1. 第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信部と、
    前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出部と、
    前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避部と、
    前記検出部によって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避部が前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御部と、
    を備える端末装置。
  2. 前記干渉回避部は、前記第1のネットワークの通信が使用する前記第2の周波数帯域内の第1のチャンネルと、前記第2のネットワークの通信が使用する前記第2の周波数帯域内の第2のチャンネルとが競合する場合、前記通信部に、前記第1のチャンネルの使用を停止させて他のチャンネルへ切り替えさせる請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記干渉回避部は、前記通信部に、前記第1のネットワークへの通信接続における前記第2の周波数帯域の使用を停止させる請求項1に記載の端末装置。
  4. 第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、
    前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、
    前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避ステップと、
    前記検出ステップによって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避ステップにおいて前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御ステップと、
    を有する通信方法。
  5. コンピュータに、
    第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、
    前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、
    前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行う干渉回避ステップと、
    前記検出ステップによって検出された前記第2のネットワークの通信を識別する識別子に、特定の識別子が含まれる場合、前記干渉回避ステップにおいて前記第2の周波数帯域における電波干渉を回避する処理を行うよう制御する制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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