JP6484908B2 - 端末装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

端末装置、通信方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6484908B2
JP6484908B2 JP2017532459A JP2017532459A JP6484908B2 JP 6484908 B2 JP6484908 B2 JP 6484908B2 JP 2017532459 A JP2017532459 A JP 2017532459A JP 2017532459 A JP2017532459 A JP 2017532459A JP 6484908 B2 JP6484908 B2 JP 6484908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
wireless lan
access point
laa
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017532459A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017022444A1 (ja
Inventor
山崎 敦史
敦史 山崎
勝利 石倉
勝利 石倉
秀章 新明
秀章 新明
佐藤 保
保 佐藤
嵯峨 洋行
洋行 嵯峨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JPWO2017022444A1 publication Critical patent/JPWO2017022444A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6484908B2 publication Critical patent/JP6484908B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation

Description

本発明は、端末装置、通信方法およびプログラムに関する。
本願は、2015年8月4日に、日本に出願された特願2015−154228号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
データ通信需要の増加に伴い、通信速度や通信効率の向上を図るため、LAA(License Assisted Access using LTE)の利用が検討されている。LAAは、ライセンス不要バンド(unlicensed band)を用いてLTE(Long Term Evolution、LTEは登録商標)を利用する通信方式である。LTEとは、第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格であり、3.9Gとも呼ばれる。
LAAを利用する基地局は、ライセンス不要バンドを利用する他のネットワーク、例えば無線LAN通信の存在を検出した場合には、電波干渉しないように、その無線LAN(Local Area Network;構内通信網)通信が使用している周波数帯域を避けるなどして通信を行う必要がある。このため、特許文献1に記載のワイヤレス装置は、LAAと無線LAN通信との電波干渉を検出した場合、LAAの基地局に対しハンドオーバを要求して、LAAが使用する周波数帯域を変更する。これにより、ワイヤレス装置は、無線LAN通信と電波干渉しない周波数帯域で通信を行う。
特表2013−535139号公報
ところで、無線LANアクセスポイントは、通信品質の劣化を検出した場合、使用する周波数帯域を自発的に変更して通信品質の回復を図ることがある。しかしながら、無線LANアクセスポイントが変更した後の周波数帯域をワイヤレス装置が既に使用している場合には、電波干渉が生じて無線LAN通信の通信品質の回復を妨げてしまうことが起こりうる。
本発明のいくつかの態様は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げにくくしつつ通信を行うことができる端末装置、通信方法およびプログラムを提供する。
(1)本発明のいくつかの態様は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信部と、第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出部と、前記検出部の検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記通信部に前記第2の周波数帯域の使用を停止させる制御部と、を備える端末装置である。
(2)また、本発明の一態様としては、前記干渉回避条件は、前記第2のネットワークのアクセスポイントを識別する識別子が特定の識別子に該当することを検出することである(1)に記載の端末装置である。
(3)また、本発明の一態様としては、前記干渉回避条件は、前記第1のネットワークへの通信接続における前記第2の周波数帯域の電波と前記第2のネットワークの電波との電波干渉を検出することである(1)に記載の端末装置である。
(4)また、本発明の一態様としては、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおける検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記通信ステップにおいて前記第2の周波数帯域の使用を停止させる制御ステップと、を有する通信方法である。
(5)また、本発明の一態様としては、コンピュータに、第1の周波数帯域または第2の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する通信ステップと、第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおける検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記通信ステップにおいて前記第2の周波数帯域の使用を停止させる制御ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明のいくつかの態様によれば、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げにくくしつつ通信を行うことができる。
本実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る通信システムにおける端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信システムにおける登録SSIDリストの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る通信システムにおける端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例に係る通信システムの構成の一例を示す概略図である。
(実施形態)
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す概略図である。
通信システム1は、端末装置10(10−1、10−2)と、無線LAN端末11と、第1通信基地局21と、第2通信基地局22と、無線LANアクセスポイント23とを含んで構成される。
端末装置10(10−1、10−2)は、LAAの通信方式にも対応可能な、LTE通信(第1のネットワーク)に対応する端末装置である。また、端末装置10(10−1、10−2)は、無線LAN通信(第2のネットワーク)のアクセスポイントから送信される電波を受信することにより、アクセスポイントを検出することができる。端末装置10(10−1、10−2)は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータによって構成される。
無線LAN端末11は、無線LAN通信に対応する端末装置である。無線LAN端末11は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータによって構成される。
第1通信基地局21は、ライセンスバンド(第1の周波数帯域)を利用したLTE通信によって、端末装置10(10−1、10−2)と通信接続する通信基地局装置である。
第2通信基地局22は、ライセンス不要バンド(第2の周波数帯域)を利用したLTE通信によって、端末装置10(10−1、10−2)と通信接続する通信基地局装置である。
第1通信基地局21および第2通信基地局22は、例えば、eNodeB(evolved Node B)によって構成される。eNodeBとは、LTE方式の無線通信に対応した無線基地局である。なお、ライセンスバンドとは、当局による許認可を受けて利用できる周波数帯域であり、ライセンス不要バンドとは、当局による許認可を要することなく利用できる周波数帯域(例えば、5MHz帯)である。
上述したように、端末装置10(10−1、10−2)は、LAAの通信方式に対応可能である。なお、LAA(または、LTE−Uとも呼ばれる)とは、無線LAN通信等でも使用されるライセンス不要バンドを使用してLTEまたはLTE−Advanced(LTE−A)による通信を行う通信方式である。2015年5月現在、移動体通信システムの標準化プロジェクト「3GPP(3rd Generation Partnership Project)」において、LAAの導入が検討されており、2016年3月リリース目標の「Release 13」に盛り込まれるべく議論がなされている。
LAAは、ライセンスバンドを使用するLTE通信と組み合わせて使用されることが想定されている。LAAは、ライセンスバンドを使用するLTE通信を維持しつつ、ライセンス不要バンドを使用する通信も可能な場合には、ライセンスバンドを使用する回線とライセンス不要バンドを使用する回線とを束ねて使用する、いわゆる「キャリアアグリゲーション」の実現を可能にする。
無線LANアクセスポイント23は、無線LAN通信によって無線LAN端末11と通信接続する装置である。無線LANアクセスポイント23は、例えば、無線LANルータによって構成される。なお、無線LAN通信は、ライセンス不要バンドを利用して通信接続する。
第2通信基地局22が使用するライセンス不要バンドと、無線LANアクセスポイント23が利用するライセンス不要バンドには、共通の周波数帯域(例えば、5GHz帯)が含まれる。したがって、第2通信基地局22によるLTE通信と、無線LANアクセスポイント23による無線LAN通信は、同時に同一の周波数帯域を使用する場合が起こり得る。その場合、電波干渉が生じることがあるため、同時に同一の周波数帯域が使用されないようにする必要がある。
図1において、第1通信基地局21が形成するセルは、セルA21である。なお、セルとは、通信基地局がカバーする範囲である。したがって、セルA21に在圏する端末装置10−1および10−2は、第1通信基地局21と、ライセンスバンドを使用するLTE通信によって通信接続することができる。
同様に、第2通信基地局22が形成するセルは、セルA22である。したがって、セルA22に在圏する端末装置10−1および10−2は、第2通信基地局22と、ライセンス不要バンドを使用するLTE通信(LAA)によって通信接続することができる。具体的には、第1通信基地局21は、LAAのプライマリセル(Primary Cell;PCELL)を形成し、第2通信基地局22は、当該プライマリセルに対応してLAAのセカンダリセル(Secondary Cell;SCELL)を形成する。ここでいうプライマリセルは、データ通信および制御情報の通信が行われるセルである。セカンダリセルは、プライマリセルで通信される制御情報を利用してデータ通信が行われるセルである。例えば、プライマリセル、セカンダリセルは、それぞれLTE−Aのプライマリセル、セカンダリセルである。第2通信基地局22は、ライセンス不要バンドを用いてセカンダリセルを形成する。
無線LANアクセスポイント23がカバーする範囲は、無線LANエリアA23である。無線LANエリアA23に在圏する無線LAN端末11は、無線LANアクセスポイント23と、無線LAN通信によって通信接続することができる。なお、無線LANアクセスポイント23は、第2通信基地局22と同様にライセンス不要バンド(例えば、5GHz帯)を用いて無線LAN端末11と通信接続する。
図1に示すように、端末装置10−1は、セルA21およびセルA22に在圏し、無線LANエリアA23の圏外である場所に位置している。端末装置10−1は、第1通信基地局21との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信と、第2通信基地局22との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信とを束ねたLAA通信を行うことが可能である。
また、図1に示すように、端末装置10−2は、セルA21およびセルA22に在圏し、かつ、無線LANエリアA23に在圏している場所に位置している。上述したように、端末装置10(10−1、10−2)は無線LAN通信のアクセスポイントを検出することが可能であり、端末装置10−2は、無線LANアクセスポイント23を検出する。端末装置10−2は、無線LAN通信のアクセスポイントを検出した場合、電波干渉を避けるため、LAA通信を行う機能を無効にする。すなわち、端末装置10−2は、第1通信基地局21との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信のみを行い、第2通信基地局22との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信は行わない。これにより、端末装置10−2は、ライセンス不要バンドによるLTE通信と無線LAN通信との電波干渉を避けることができる。
(端末装置の構成)
次に、端末装置10(10−1、10−2)の構成について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。
端末装置10は、通信部100と、制御部110と、記憶部120と、表示部130と、操作入力部140と、を含んで構成される。
通信部100は、第1通信基地局21および第2通信基地局22との通信接続や、無線LAN通信のアクセスポイントの検出等を行う。通信部100は、LTE処理部101と、LTE−RF部102と、LAA処理部103と、LAA−RF部104と、無線LAN処理部105と、無線LAN−RF部106と、を含んで構成される。
制御部110は、端末装置10の各種の動作を制御する。制御部110は、LAA無効制御部111と、タイマ制御部112と、を含んで構成される。
LTE処理部101は、LTE−RF部102およびアンテナを介し、LTEの通信方式を用いて、第1通信基地局21と各種のデータを送受信する。
LTE−RF部102は、LTE処理部101とLTE−RF部102との間で入出力されるデータを示す中間周波数の信号と、アンテナとLTE−RF部102との間で入出力される高周波数の信号とを変換する。
LAA処理部103は、LAA−RF部104およびアンテナを介し、LAAの通信方式を用いて、第2通信基地局22と各種のデータを送受信する。
LAA−RF部104は、LAA処理部103とLAA−RF部104との間で入出力されるデータを示す中間周波数の信号と、アンテナとLAA−RF部104との間で入出力される高周波数の信号とを変換する。
無線LAN処理部105(検出部)は、無線LAN−RF部106およびアンテナを介して、定期的に(例えば、10秒間隔で)周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出を試みる。無線LAN処理部105は、検出した各アクセスポイントのSSID(Service Set Identifier;サービスセット識別子)のリストである検出SSIDリストを、後述するLAA無効制御部111へ出力する。なお、無線LAN処理部105は、SSIDを1つも取得しなかった場合でも、空の検出SSIDリストを後述するLAA無効制御部111へ出力する。
無線LAN−RF部106は、アンテナから入力される高周波数の信号を、SSIDを示す中間周波数の信号へ変換し、無線LAN処理部105へ出力する。
LAA無効制御部111は、LAA通信機能の無効処理を制御する。具体的には、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を停止させることによってLAA通信機能を無効にする。なお、LAA通信機能を無効にする方法は、電力供給を停止させる方法以外の方法であってもよい。例えば、LAA通信機能を無効にする方法は、ソフトウェア制御により通信機能を無効にする方法であってもよいし、物理的にスイッチを切ることにより通信機能を無効にする方法であってもよい。
記憶部120は、無線LANのSSIDのリストである登録SSIDリストを予め記憶している。登録SSIDリストは、LAA通信と電波干渉を生じる可能性がある無線LAN通信のアクセスポイントに対応するSSIDが列挙されたリストである。登録SSIDリストの構成の詳細については後述する。記憶部120は記憶媒体、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、イーイープロム(EEPROM;Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、またはそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
表示部130は、各種の情報を表示する。表示部130はディスプレイ、例えば液晶ディスプレイ、または有機エレクトロルミネッセンス(EL;Electroluminescence)ディスプレイを含んで構成される。
操作入力部140は、端末装置10のユーザからの各種の操作入力を受け付ける。操作入力部140は操作入力部材、例えば操作ボタン、またはキーボードを含んで構成される。
登録SSIDリストに登録されるSSIDは、例えば、端末装置10のユーザが表示部130を参照しながら操作入力部140を介して入力することによって登録される。
LAA無効制御部111は、無線LAN処理部105から取得した検出SSIDリストに含まれるSSIDと、記憶部120に記憶された登録SSIDリストに含まれるSSIDとを比較する。登録SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、1つでも検出SSIDリストの中に含まれている場合、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を停止させる。登録SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、検出SSIDリストの中に含まれていない場合、LAA無効制御部111は、該当するSSIDが検出されなかったことを示す未検出信号を、後述するタイマ制御部112へ出力する。
上述したように、無線LAN処理部105は、定期的に、周囲の無線LAN通信のアクセスポイントを検出し、検出結果(検出SSIDリスト)をLAA無効制御部111へ出力する。
LAA無効制御部111がLAA通信機能を無効にした後、登録SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、検出SSIDリストの中に含まれなくなった場合、LAA無効制御部111はLAA通信機能を再び有効な状態に戻す。
但し、無線LANエリアA23の外縁のあたりに端末装置10が位置していることにより電波の受信が不安定である場合など、何らかの要因で一時的にSSIDを取得できないことがある。したがって、登録SSIDリストに含まれるSSIDに合致するSSIDが、検出SSIDリストの中に含まれなくなった状態が一定時間(例えば、1分間)以上続いた場合に、LAA無効制御部111がLAA通信機能を再び有効な状態に戻すようにするほうが好ましい。
タイマ制御部112は、上記の一定時間を計るタイマとして機能する。具体的には、タイマ制御部112は、タイマ起動フラグを記憶している。タイマ起動フラグが「off」から「on」へ切り替わった時にタイマが起動する。タイマは、一定時間(例えば、1分間)経過すると終了する。
タイマ制御部112は、LAA無効制御部111から未検出信号を取得した場合、LAA通信機能が無効状態でありタイマ起動フラグが「off」であるならば、タイマ起動フラグを「on」にする。また、タイマ制御部112は、LAA無効制御部111から未検出信号を取得した場合、LAA通信機能が無効状態でありタイマ起動フラグが「on」であり、かつタイマが終了しているならば、タイマ起動フラグを「off」へ切り替える。
タイマ制御部112は、タイマ起動フラグを「off」へ切り替えた場合、タイマ終了を示すタイマ終了信号をLAA無効制御部111へ出力する。LAA無効制御部111は、タイマ制御部112からタイマ終了信号を取得した場合、再びLAA通信機能を有効にする。すなわち、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を再び開始する。
なお、上記の一定時間は設けなくても(すなわち、一定時間が0秒であっても)構わない。
(登録SSIDリストの構成)
次に、登録SSIDリストの構成について詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る登録SSIDリストの構成の一例を示す図である。
図示するように、登録SSIDリストは、「No.」、「文字列」、および「検索種別」の3つの項目の列からなる2次元の表形式のテーブルである。登録SSIDリストの各行が、それぞれ、SSIDの合致条件を表す。なお、「No.」の項目は無くてもよく、登録SSIDリストは、少なくとも「文字列」と「検索種別」とが対応付けられたテーブルであればよい。例えば、登録SSIDリストは、「文字列」、および「検索種別」の2つの項目の列からなる2次元の表形式のテーブルであってもよい。
「No.」の項目には、各合致条件を識別するために付される番号が格納される。「文字列」の項目には、SSIDの文字列の一部または全部が格納される。「検索種別」の項目には、文字列の検索ルールが格納される。
例えば、登録SSIDリストの1行目の各項目の値は、「No.1」、「AAA001」、および「完全一致」である。すなわち、登録SSIDリストの1行目は、SSIDの文字列が「AAA001」と完全一致すること、という条件であることを示す。また、登録SSIDリストの3行目は、SSIDの文字列が「BBB」と前方一致すること、という条件であることを示す。このように、SSIDの文字列の合致条件は、検出SSIDリストに含まれるSSIDと登録SSIDリストに含まれるSSIDとが「完全一致」するという条件に限らず、「前方一致」、「後方一致」、「(特定の)文字列を含む」、または「(特定の)文字列を含まない」等のような条件でも構わない。
(受信装置の動作)
次に端末装置10の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本フローチャートは、無線LAN処理部105が、周囲の無線LAN通信のアクセスポイントの検出を試みた際に開始する。
(ステップS101)無線LAN処理部105は、無線LAN通信のアクセスポイントの検出が完了し、検出SSIDリストをLAA無効制御部111へ出力する。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)LAA無効制御部111は、無線LAN処理部105から取得した検出SSIDリストに含まれるSSIDと、記憶部120に記憶された登録SSIDリストに含まれるSSIDとを比較する。登録SSIDのリストに該当するSSIDが、検出SSIDリストに含まれている場合は、ステップS103へ進む。そうでない場合は、ステップS107へ進む。
(ステップS103)LAA無効制御部111は、LAA通信機能が有効な状態であるか、無効な状態であるかを確認する。すなわち、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給が行われている状態か、停止している状態かを確認する。LAA通信機能が有効な状態である場合には、ステップS104へ進む。そうでない場合は、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS104)制御部110は、LAA処理部103が第2通信基地局22と通信中であるか否かを確認する。通信中である場合には、ステップS105へ進む。そうでない場合は、ステップS106へ進む。
(ステップS105)制御部110は、LAA処理部103と第2通信基地局22との通信を切断する。その後ステップS106へ進む。
(ステップS106)LAA無効制御部111は、LAA通信機能を無効にする。すなわち、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を停止させることによってLAA通信機能を無効にする。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS107)LAA無効制御部111は、未検出信号をタイマ制御部112へ出力する。
LAA無効制御部111は、LAA通信機能が有効な状態であるか、無効な状態であるかを確認する。すなわち、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給が行われている状態か、停止している状態かを確認する。LAA通信機能が無効な状態である場合には、ステップS108へ進む。そうでない場合は、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS108)タイマ制御部112は、タイマ起動フラグが「on」であるか「off」であるかを確認する。タイマ起動フラグが「on」であるは、ステップS109へ進む。そうでない場合はステップS112へ進む。
(ステップS109)タイマ制御部112は、タイマが終了しているか否かを確認する。
タイマが終了している場合は、ステップS110へ進む。そうでない場合は、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS110)タイマ制御部112は、タイマ起動フラグを「off」にする。その後、ステップS111へ進む。
(ステップS111)LAA無効制御部111は、LAA通信機能を有効にする。すなわち、LAA無効制御部111は、LAA処理部103およびLAA−RF部104への電力供給を再開させることによってLAA通信機能を有効にする。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
(ステップS112)タイマ制御部112は、タイマ起動フラグを「on」にする。その後、ステップS113へ進む。
(ステップS113)タイマ制御部112は、タイマを起動する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る端末装置10は、ライセンス不要バンドを使用する無線LAN通信のアクセスポイントを検出し、検出されたアクセスポイントのSSIDの中に特定のSSIDが含まれていたならば、ライセンス不要バンドを使用するLAA通信機能を無効にする。予め、LAA通信と電波干渉が生じる可能性がある無線LAN通信のアクセスポイントのSSIDを、特定のSSIDとして登録SSIDリストに登録しておくことで、端末装置10は電波干渉を起こしにくくすることができる。
例えば、無線LANアクセスポイント23が、通信品質の劣化を検出し、使用する周波数帯域を自発的に変更して通信品質の回復を図ることがある。このとき、無線LANアクセスポイント23が変更した後の周波数帯域が端末装置10と第2通信基地局22との間で既に使用されているならば、端末装置10はLAA通信機能を無効にすることによって、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げないようにすることができる。
以上により、本実施形態に係る端末装置10は、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げにくくしつつ通信を行うことができる。
(実施形態の変形例)
次に、本発明の実施形態の変形例について、図面を参照しながら説明する。
図5は、本実施形態の変形例に係る通信システムの構成の一例を示す概略図である。
通信システム2は、端末装置10(10−3、10−4)と、無線LAN端末11と、第1通信基地局24と、第2通信基地局25と、無線LANアクセスポイント26と、無線LANアクセスポイント27と、無線LANアクセスポイント28と、無線LANアクセスポイント29とを含んで構成される。
端末装置10(10−3、10−4)は、LAAの通信方式にも対応可能な、LTE通信(第1のネットワーク)に対応する端末装置である。また、端末装置10(10−3、10−4)は、無線LAN通信(第2のネットワーク)のアクセスポイントから送信される電波を受信することにより、アクセスポイントを検出することができる。端末装置10(10−3、10−4)は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータによって構成される。
無線LAN端末11は、無線LAN通信に対応する端末装置である。無線LAN端末11は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、またはパーソナルコンピュータによって構成される。
第1通信基地局24は、ライセンスバンド(第1の周波数帯域)を利用したLTE通信によって、端末装置10(10−3、10−4)と通信接続する通信基地局装置である。
第2通信基地局25は、ライセンス不要バンド(第2の周波数帯域)を利用したLTE通信によって、端末装置10(10−3、10−4)と通信接続する通信基地局装置である。
第1通信基地局24および第2通信基地局25は、例えば、eNodeB(evolved Node B)によって構成される。
無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29は、無線LAN通信によって無線LAN端末11と通信接続する装置である。無線LANアクセスポイント23は、例えば、無線LANルータによって構成される。なお、無線LAN通信は、ライセンス不要バンドを利用して通信接続する。
また、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29は、建物であるビル3の中にそれぞれ設置されたアクセスポイントである。
無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29が利用するライセンス不要バンドには、第2通信基地局25が使用するライセンス不要バンドと共通の周波数帯域(例えば、5GHz帯)が含まれる。したがって、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29による無線LAN通信と、第2通信基地局22によるLTE通信とは、同時に同一の周波数帯域を使用する場合が起こり得る。その場合、電波干渉が生じることがあるため、同時に同一の周波数帯域が使用されないようにする必要がある。
図5において、第1通信基地局24が形成するセルは、セルA24である。セルA24に在圏する端末装置10−3および10−4は、第1通信基地局24と、ライセンスバンドを使用するLTE通信によって通信接続することができる。
同様に、第2通信基地局25が形成するセルは、セルA25である。したがって、セルA25に在圏する端末装置10−3および10−4は、第2通信基地局25と、ライセンス不要バンドを使用するLTE通信(LAA)によって通信接続することができる。具体的には、第1通信基地局24は、LAAのプライマリセルを形成し、第2通信基地局25は、当該プライマリセルに対応してLAAのセカンダリセルを形成する。例えば、プライマリセル、セカンダリセルは、それぞれLTE−Aのプライマリセル、セカンダリセルである。第2通信基地局25は、ライセンス不要バンドを用いてセカンダリセルを形成する。
無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29がカバーする範囲は、それぞれ、無線LANエリアA26、無線LANエリアA27、無線LANエリアA28、および無線LANエリアA29である。無線LANエリアA29に在圏する無線LAN端末11は、無線LANアクセスポイント29と、無線LAN通信によって通信接続することができる。なお、無線LANアクセスポイント29は、第2通信基地局25と同様にライセンス不要バンド(例えば、5GHz帯)を用いて無線LAN端末11と通信接続する。
なお、無線LAN端末11は、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、および無線LANアクセスポイント28には在圏していないため、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、および無線LANアクセスポイント28とは通信接続することができない。
図5に示すように、端末装置10−3は、セルA24およびセルA25に在圏し、無線LANエリアA26、無線LANエリアA27、無線LANエリアA28、および無線LANエリアA29の圏外である場所に位置している。端末装置10−3は、第1通信基地局24との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信と、第2通信基地局25との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信とを束ねたLAA通信を行うことが可能である。
また、図1に示すように、端末装置10−4は、セルA24およびセルA25に在圏し、かつ、無線LANエリアA26に在圏している場所に位置している。上述したように、端末装置10(10−3、10−4)は無線LAN通信のアクセスポイントを検出することが可能であり、端末装置10−4は、無線LANアクセスポイント26を検出する。端末装置10−4は、無線LAN通信のアクセスポイントを検出した場合、電波干渉を避けるため、LAA通信を行う機能を無効にする。すなわち、端末装置10−4は、第1通信基地局24との通信接続によるライセンスバンドを使用したLTE通信のみを行い、第2通信基地局25との通信接続によるライセンス不要バンドを使用したLTE通信は行わない。これにより、端末装置10−4は、ライセンス不要バンドによるLTE通信と無線LAN通信との電波干渉を避けることができる。
なお、端末装置10−4は、在圏している無線LANエリアA26を構成する無線LANアクセスポイント26を検出することはできるが、在圏していない無線LANエリアA27を構成する無線LANアクセスポイント27、無線LANエリアA28を構成する無線LANアクセスポイント28、および無線LANエリアA29を構成する無線LANアクセスポイント29を検出することはできない。
上述したように、本実施形態の変形例においては、第2通信基地局25が形成するセルA25の範囲内に、複数の無線LANアクセスポイント(無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29)が存在する。
また、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29のSSIDは、いずれも登録SSIDリストに登録されているものとする。なお、無線LANアクセスポイント26、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29のSSIDは、同一のSSIDであってもよいし、それぞれ異なるSSIDであってもよい。
本実施形態の変形例に係る通信システム2の構成によれば、端末装置10−4が検出することができる無線LANアクセスポイント26による無線LAN通信との電波干渉を起こしにくくするだけでなく、端末装置10−4が検出することができない無線LANアクセスポイント(すなわち、無線LANアクセスポイント27、無線LANアクセスポイント28、および無線LANアクセスポイント29)による無線LAN通信との電波干渉も起こしにくくすることができる。
なぜならば、端末装置10−4は、登録SSIDリストに登録されているSSIDが付与された無線LANアクセスポイント(すなわち、自端末装置10−4が行うLAA通信と電波干渉が生じる可能性がある無線LAN通信を行う無線LANアクセスポイント)を1つでも検出した場合には、端末装置10−4は、電波干渉を避けるため、LAA通信を行う機能を無効にする。
そのため、端末装置10−4が検出することができない無線LANアクセスポイントが行う無線LAN通信であるが、端末装置10−4が行うLAA通信と電波干渉が生じる可能性がある無線LAN通信に対しても、端末装置10−4は電波干渉を起こしにくくすることができる。
例えば、ビル3の1階に存在する端末装置10−4が、ビル3の1階に設置された無線LANアクセスポイント26を検出する。端末装置10−4は、検出した無線LANアクセスポイント26のSSIDが、登録SSIDリストに登録されたSSIDであることを認識する。端末装置10−4は、例えば、ビルの3階設置された無線LANアクセスポイント29を検出することはできないが、無線LANアクセスポイント26を検出したことにより、LAA通信を行う機能を無効にする。これにより、端末装置10−4は、検出することができない無線LANアクセスポイント29が行う無線LAN通信との電波干渉をおこしにくくすることができる。
例えば、無線LANアクセスポイント29が、通信品質の劣化を検出し、使用する周波数帯域を自発的に変更して通信品質の回復を図ることがある。このとき、無線LANアクセスポイント29が変更した後の周波数帯域が端末装置10と第2通信基地局25との間で既に使用されているならば、端末装置10はLAA通信機能を無効にすることによって、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げないようにすることができる。
以上により、本実施形態の変形例に係る端末装置10は、検出することができない無線LANアクセスポイントが行う無線LAN通信の通信品質の回復を妨げにくくしつつ通信を行うことができる。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、端末装置10がLAA通信機能を無効にする条件(所定の干渉回避条件)は、特定のSSIDを検出したことに基づく条件には限られない。例えば、LAA通信機能を無効にする条件は、LAA通信と無線LAN通信との電波干渉を検出したことに基づく条件であってもよい。例えば、LAA−RF部104が受信するライセンス不要バンドの電波の電波強度の変化に基づいて、制御部110が電波干渉の有無を判定し、LAA通信機能の無効制御をするようにしてもよい。
なお、上述した実施形態における端末装置10の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における端末装置10、を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。端末装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
本発明のいくつかの態様は、無線LAN通信の通信品質の回復を妨げにくくしつつ通信を行うことが必要な端末装置、通信方法およびプログラムなどに適用することができる。
1・・・通信システム、2・・・通信システム、3・・・ビル、10・・・端末装置(10−1、10−2、10−3、10−4)、11・・・無線LAN端末、21・・・第1通信基地局、22・・・第2通信基地局、23・・・無線LANアクセスポイント、24・・・第1通信基地局、25・・・第2通信基地局、26・・・無線LANアクセスポイント、27・・・無線LANアクセスポイント、28・・・無線LANアクセスポイント、29・・・無線LANアクセスポイント、100・・・通信部、101・・・LTE処理部、102・・・LTE−RF部、103・・・LAA処理部、104・・・LAA−RF部、105・・・無線LAN処理部、106・・・無線LAN−RF部、110・・・制御部、111・・・LAA無効制御部、112・・・タイマ制御部、120・・・記憶部、130・・・表示部、140・・・操作入力部

Claims (3)

  1. ライセンスバンドとしての第1の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する第1通信機能部と、
    前記第1の周波数帯域およびライセンス不要バンドとしての第2の周波数帯域を使用して前記第1のネットワークへ通信接続する第2通信機能部と、
    前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記第2通信機能の機能を無効にする制御部と、
    を備え、
    前記干渉回避条件は、前記第2のネットワークのアクセスポイントを識別する識別子が、前記第2通信機能部による通信と電波干渉を生じる可能性がある前記第2のネットワークのアクセスポイントに対応する特定の識別子のリストの少なくとも一部に該当することを検出することである、
    端末装置。
  2. 端末装置が、ライセンスバンドとしての第1の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する第1通信ステップと、
    前記端末装置が、前記第1の周波数帯域およびライセンス不要バンドとしての第2の周波数帯域を使用して前記第1のネットワークへ通信接続する第2通信ステップと、
    前記端末装置が、前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、
    前記端末装置が、前記検出ステップにおける検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記第2通信ステップの動作を無効にする制御ステップと、を有し、
    前記干渉回避条件は、前記第2のネットワークのアクセスポイントを識別する識別子が、前記第2通信ステップによる通信と電波干渉を生じる可能性がある前記第2のネットワークのアクセスポイントに対応する特定の識別子のリストの少なくとも一部に該当することを検出することである、
    通信方法。
  3. コンピュータに、
    ライセンスバンドとしての第1の周波数帯域を使用して第1のネットワークへ通信接続する第1通信ステップと、
    前記第1の周波数帯域およびライセンス不要バンドとしての第2の周波数帯域を使用して前記第1のネットワークへ通信接続する第2通信ステップと、
    前記第2の周波数帯域を使用して行われる第2のネットワークの通信を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおける検出結果が、所定の干渉回避条件を満たした場合は、前記第2通信ステップの動作を無効にする制御ステップと、を有する処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記干渉回避条件は、前記第2のネットワークのアクセスポイントを識別する識別子が、前記第2通信ステップによる通信と電波干渉を生じる可能性がある前記第2のネットワークのアクセスポイントに対応する特定の識別子のリストの少なくとも一部に該当することを検出することである、
    プログラム。
JP2017532459A 2015-08-04 2016-07-14 端末装置、通信方法およびプログラム Active JP6484908B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015154228 2015-08-04
JP2015154228 2015-08-04
PCT/JP2016/070831 WO2017022444A1 (ja) 2015-08-04 2016-07-14 端末装置、通信方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017022444A1 JPWO2017022444A1 (ja) 2017-12-14
JP6484908B2 true JP6484908B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=57942826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017532459A Active JP6484908B2 (ja) 2015-08-04 2016-07-14 端末装置、通信方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6484908B2 (ja)
WO (1) WO2017022444A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100570825B1 (ko) * 2004-09-30 2006-04-12 삼성전자주식회사 무선 랜 시스템에서 인접 bss간의 간섭 감지 장치 및방법
CN101371528A (zh) * 2006-01-11 2009-02-18 高通股份有限公司 用于传达设备能力和/或建立信息的方法和装置
US8619640B2 (en) * 2010-12-16 2013-12-31 Intel Corporation Dynamic bandwidth control in interference situations
WO2012101680A1 (ja) * 2011-01-28 2012-08-02 三菱電機株式会社 無線通信装置
GB2498988B (en) * 2012-02-02 2014-08-06 Broadcom Corp Communications apparatus and methods
JP5822765B2 (ja) * 2012-03-19 2015-11-24 シャープ株式会社 無線通信システム、通信方法、端末装置、および基地局装置
US9042361B2 (en) * 2012-10-18 2015-05-26 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for mitigating interference between devices of different wireless wide area networks
JP5794644B2 (ja) * 2013-04-01 2015-10-14 Necプラットフォームズ株式会社 無線lanアクセスポイント、モバイル無線通信機器、および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017022444A1 (ja) 2017-12-14
WO2017022444A1 (ja) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10225694B2 (en) Wireless login with secure proximity detection
CN111801967B (zh) 使用多个用户识别模块的电子装置及其提供通信服务的方法
CN109788546B (zh) 一种定时提前信息的传输方法、网络设备及终端
WO2017080378A1 (zh) 一种授权频谱辅助接入方法,网络设备及终端设备
CN109716826A (zh) 接入方法、网络设备、终端设备和amf设备
US11457491B2 (en) Electronic device to support dual connectivity and operating method thereof
US20200077456A1 (en) Method for establishing hotspot connection and terminal device
US20130130727A1 (en) Method and apparatus for utilizing discovery signals
WO2018145477A1 (zh) 一种网络接入方法及终端
JP7092872B2 (ja) ユーザ装置
JP7038199B2 (ja) 端末及び同期信号検出方法
US20190208487A1 (en) Mobile communication system, base station device, vehicle, terminal device, communication method, and program
JP6439186B2 (ja) 端末装置、通信方法およびプログラム
US20230337169A1 (en) Relay communication method and apparatus
WO2018120624A1 (zh) 一种获取认证信息的方法、装置及系统
JP6484908B2 (ja) 端末装置、通信方法およびプログラム
WO2022068903A1 (zh) 网络选择方法、信息发送方法、信息获取方法及装置
EP2654354B1 (en) Providing a current position while reducing an overall power consumption
JP7203094B2 (ja) 端末及び同期信号検出方法
KR101991747B1 (ko) 연결 제어 방법 및 그 전자 장치
JP6590282B2 (ja) 端末装置、通信システム、通信制御方法及びプログラム
WO2023045843A1 (zh) 定位方法、终端、网络侧设备和存储介质
WO2024027678A1 (zh) 扩展非连续接收的配置方法及装置、通信设备
WO2023185724A1 (zh) 定位处理方法、装置、终端及网络侧设备
WO2022257877A1 (zh) 信息处理方法、密钥材料的获取方法及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6484908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150