JPWO2019193638A1 - ユーザ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の一形態に係るユーザ装置は、同期信号が配置される周波数ブロックにおいて基地局から送信された第1のシステム情報を受信する受信部と、前記第1のシステム情報から決定されるパラメータ値に基づいて、第2のシステム情報を受信するための制御チャネルのサーチスペースが存在するか否か判断し、制御チャネルのサーチスペースが存在しない場合、且つ、前記パラメータ値が所定の範囲内にない場合、所定の条件を満たすまで、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす制御部とを有する。

Description

本発明は、無線通信の分野に関し、特にユーザ装置に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式及びLTE−A(Long Term Evolution Advanced)方式の無線通信システムでは、ユーザ装置(UE:User Equipment)は、物理チャネルの設定時に、接続先のセルを探索するためのセルサーチを行う。ユーザ装置は、セルサーチにより、セルの物理セルID(PCI:physical Cell Identity)を取得すると共に、無線フレームタイミング同期を行う。
LTEでは、セルサーチが効率的に行われるように、同期信号(SS:Synchronization Signal)としてプライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)及びセカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)が規定されている。PSSは主にシンボルタイミング同期及びローカルID検出に用いられ、SSSは無線フレーム同期及びセルグループID検出に用いられる。これらの2つの信号系列の組み合わせを検出することにより、セルのPCIが取得できる。
また、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)には、ユーザ装置がセルサーチ後に最初に読むべき基本的なシステム情報が含まれている。この基本的なシステム情報は、MIB(Master Information Block)と呼ばれる。その他のシステム情報であるSIB(System Information Block)は物理共有データチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)にて送信される。ここで、SIBを取得するには、物理制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)にて送信される制御情報を取得する必要がある。
TS 38.211 V2.0.0(2017−12) TS 38.213 V2.0.0(2017−12)
3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)において、LTE及びLTE−Aの次世代の通信規格(5G又はNR)が議論されている。NRにおいても、LTE及びLTE−Aと同様に、ユーザ装置が初期アクセス時に同期信号を検出してシステム情報の一部であるMIBを取得することが検討されている。
LTEでは、同期信号及びPBCHはシステム帯域の中心に配置され、PDCCHはシステム帯域の予め決められた位置に配置される。一方、NRでは、同期信号及びPBCHをSS/PBCHブロックと呼ばれる1つの単位の周波数ブロックとして定義し、キャリア周波数帯域内に1つ又は複数のSS/PBCHブロックを設けることができる(非特許文献1参照)。
ユーザ装置は、SS/PBCHブロックにおいて同期信号を受信してMIBを取得した後に、PDSCHにて送信される残りのシステム情報(RMSI:Remaining Minimum System Information)を取得する。ここで、RMSIを取得するには、PDCCHを検索するためのサーチスペース(以下、PDCCHサーチスペースと呼ばれる)を適切に決定する必要がある(非特許文献2参照)。
本発明は、ユーザ装置がPDCCHサーチスペースを適切に決定する仕組みを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るユーザ装置は、
同期信号が配置される周波数ブロックにおいて基地局から送信された第1のシステム情報を受信する受信部と、
前記第1のシステム情報から決定されるパラメータ値に基づいて、第2のシステム情報を受信するための制御チャネルのサーチスペースが存在するか否か判断し、制御チャネルのサーチスペースが存在しない場合、且つ、前記パラメータ値が所定の範囲内にない場合、所定の条件を満たすまで、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす制御部と、
を有する。
本発明によれば、ユーザ装置がPDCCHサーチスペースを適切に決定することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るユーザ装置の動作を示すフローチャートである。 FR1の場合のkSSB及びRMSI-PDCCH-ConfigとNGSCN Offsetとの関係を示す図である。 FR2の場合のkSSB及びRMSI-PDCCH-ConfigとNGSCN Offsetとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。 基地局又はユーザ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態の無線通信システムは、LTEシステム及びLTE−Advancedシステムの後継のNRシステムを想定しているが、本発明は、ユーザ装置がシステム情報を取得するためのPDCCHサーチスペースを決定する他の方式にも適用可能である。
<システム構成、動作概要>
図1は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、基地局(gNBとも呼ばれる)100及びユーザ装置(UEとも呼ばれる)200を含む。図1には、基地局100及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局100は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局100が複数のセルを収容する場合、基地局100のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「gNB」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局100は、固定局(fixed station)、NodeB、gNodeB(gNB)、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置200は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。図2を参照して、図1に示す無線通信システムにおける初期アクセスについて説明する。初期アクセスは、同期信号の検出、システム情報(MIB及びRMSI)の取得という手順で行われる。システム情報はブロードキャスト情報と呼ばれてもよい。
ユーザ装置200は、予め決められた周波数ブロック(SS/PBCHブロック)において基地局100から送信されたPSS及びSSSを受信し、セルの周波数、受信タイミング及びセルIDを検出する。そして、ユーザ装置200は、PSS及びSSSを受信したSS/PBCHブロックにおいて、PBCHで送信されるシステム情報(MIB)を取得する(S101)。SS/PBCHブロックは、キャリア周波数帯域内に1つ設定されてもよく、複数設定されてもよい。
ユーザ装置200は、PBCHにて送信されたMIBに基づいて、残りのシステム情報(RMSI)を受信するためのPDCCHサーチスペースを決定する(S103)。このPDCCHサーチスペースは、ユーザ装置200に特有のPDCCHサーチスペースではなく、セル内のユーザ装置200が共通して検索すべきPDCCHサーチスペースであるため、PDCCH共通サーチスペース(PDCCH common search space)とも呼ばれる。
ユーザ装置200がPDCCHサーチスペースにおいてRMSIを受信するために必要な制御情報を受信した場合、その制御情報に基づいてPDSCHにて送信されるRMSIを受信することができる(S105)。
ここで、SS/PBCHブロックが決まれば、常にPDCCHサーチスペースが決まるとは限らない。例えば、基地局100が或るSS/PBCHブロックでMIBを送信するが、そのMIBに対応するRMSIを送信しないという運用も可能である。その場合、基地局100は、(1)ユーザ装置200に対して、別のSS/PBCHブロックの検出を指示してもよく、或いは、(2)ユーザ装置200の処理を軽減するために、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲を設定して、その周波数範囲においてSS/PBCHブロックの検出を停止するという指示を行ってもよい。なお、(1)及び(2)の指示は、基地局100がユーザ装置200に送信するMIB内の設定値を変更することにより実現可能である。
後者(2)の場合、悪意のある攻撃者が偽基地局(fake gNB)を設置してキャリア周波数帯域でSS及びMIBを送信すると共に、そのMIBを用いて或る事業者のキャリア周波数帯域全体におけるSS/PBCHブロックの検出を停止するという指示を行うことも可能である。ユーザ装置200がこの偽基地局から送信されたMIBを受信してしまうと、ユーザ装置200が事業者の正規の基地局に接続できない恐れがある。場合によっては、ユーザ装置200の再起動がない限り、正規の基地局に接続できない恐れがあり、また、ユーザ装置200がエリアを移動しても、正規の基地局に接続できない恐れがある。
そこで、以下の実施の形態では、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲においてSS/PBCHブロックの検出を停止する期間に制限を設ける例について説明する。具体的には、所定の条件が満たされるまでは、少なくとも一部の周波数範囲においてSS/PBCHブロックの検出を停止するが、所定の条件が満たされた後に、その周波数範囲においてSS/PBCHブロックの検出を可能にする。このような制限によって、ユーザ装置200が偽基地局のMIBを受信した場合であっても、或る期間の後に正規の基地局に接続することが可能になる。
<ユーザ装置における動作例>
図3は、本発明の実施の形態に係るユーザ装置200の動作を示すフローチャートである。
ユーザ装置200は、SS/PBCHブロックを検出し、MIBを取得する(S201)。このステップは図2のS101と同じである。
ユーザ装置200は、MIBに基づいて、RMSIを受信するためのPDCCHサーチスペースが存在するか否かを判断する(S203)。PDCCHサーチスペースが存在するか否かはMIBから決定されるパラメータ値(kSSB)に基づいて決定されてもよい。kSSBは、SS/PBCHと、PDCCH及びPDSCHとの間の周波数オフセットを示すパラメータであり、具体的には、MIBのパラメータ(ssb-subcarrierOffset)とPBCHペイロードとに基づいて決定される。ここでは、kSSBはPDCCHの受信処理のためにも用いられる。例えば、キャリア周波数帯域がFR1(6GHz以下の周波数帯)である場合、且つ、kSSB≦23である場合、又は、キャリア周波数帯域がFR2(6GHzより大きい周波数帯)である場合、且つ、kSSB≦11である場合、PDCCHサーチスペース用の無線リソース(control resource set)が存在すると判断する。
基地局100が或るSS/PBCHブロックでMIBを送信し、そのMIBに対応するRMSIを送信する場合、RMSIを受信するためのPDCCHサーチスペースが存在し、PDCCHサーチスペース用の無線リソースも存在する。その場合(S203:Yes)、ユーザ装置200は、PDCCHサーチスペースを検索して制御情報を受信し、その制御情報に基づいてPDSCHにて送信されるRMSIを受信する(S205)。
一方、基地局100が或るSS/PBCHブロックでMIBを送信するが、そのMIBに対応するRMSIを送信しない場合、RMSIを受信するためのPDCCHサーチスペースは存在せず、PDCCHサーチスペース用の無線リソースも存在しない。上記のように、基地局100は、(1)ユーザ装置200に対して、別のSS/PBCHブロックの検出を指示してもよく、或いは、(2)ユーザ装置200の処理を軽減するために、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲を設定して、その周波数範囲においてSS/PBCHブロックの検出を停止するという指示を行ってもよい。(1)又は(2)の指示のために、MIBから決定されるパラメータ値(kSSB)を用いることができる。
PDCCHサーチスペースが存在しない場合(S203:No)、ユーザ装置200は、MIBから決定されるパラメータ値(kSSB)が所定の範囲内にあるか否かを判断する(S207)。例えば、キャリア周波数帯域がFR1である場合、ユーザ装置200は、24≦kSSB≦30であるか否かを判断する。例えば、キャリア周波数帯域がFR2である場合、ユーザ装置200は、12≦kSSB≦14であるか否かを判断する。
例えば、キャリア周波数帯域がFR1である場合、且つ、24≦kSSB≦30である場合、又は、キャリア周波数帯域がFR2である場合、且つ、12≦kSSB≦14である場合、ユーザ装置200は、PDCCHスペースを決定するために別のSS/PBCHブロックを検出するべきと判断し、検出すべきSS/PBCHブロックを決定する(S209)。検出すべきSS/PBCHブロックは、kSSBに加えてMIBに含まれるRMSI-PDCCH-Configに基づいて決定される。ここで、RMSI-PDCCH-Configは、PDCCHにおいてRMSIを受信するために必要な設定情報である。検出すべきSS/PBCHブロックのグローバル同期チャネル番号(GSCN:global synchronization channel number)は、NGSCN Reference+NGSCN Offsetによって求められてもよい。ここで、NGSCN Referenceは、ステップS201で検出したSS/PBCHブロックのGSCNであり、NGSCN Offsetは、kSSB及びRMSI-PDCCH-Configの組み合わせに応じて図4又は図5のテーブルから決まる値である。図4にはFR1の場合のkSSB及びRMSI-PDCCH-ConfigとNGSCN Offsetとの関係が示されており、図5にはFR2の場合のkSSB及びRMSI-PDCCH-ConfigとNGSCN Offsetとの関係が示されている。図4及び図5の関係は予め仕様によって決められてもよい。
検出すべきSS/PBCHブロックを決定した後に、ステップS201の処理に戻り、上記の通り、ユーザ装置200はSS/PBCHブロックを検出し、MIB及びRMSIを取得する。
一方、キャリア周波数帯域がFR1である場合、且つ、kSSB=31である場合(24≦kSSB≦30でない場合)、又は、キャリア周波数帯域がFR2である場合、且つ、kSSB=15である場合(12≦kSSB≦14でない場合)、ユーザ装置200は、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなす(S211)。ただし、検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなす期間に条件を設け、所定の条件を満たすまで、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなす。検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなす周波数範囲は、[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]によって求められてもよい。NGSCN Start及びNGSCN Endは、RMSI-PDCCH-Configに基づいて決定されてもよく、例えば、それぞれRMSI-PDCCH-Configの所定数の最上位ビット及び最下位ビットによって決定されてもよい。
例えば、ユーザ装置200は、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]以外の周波数上でSS/PBCHブロックの検出が終わるまで、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなす。なお、SS/PBCHブロックの検出が終わるまでという条件は、ユーザ装置200が対応する全てのキャリア周波数帯域においてSS/PBCHブロックの検出が終わるまでとしてもよく、ステップS201においてSS/PBCHブロックの検出を試みるキャリア周波数帯域においてSS/PBCHブロックの検出が終わるまでとしてもよい。例えば、ユーザ装置200が700MHz帯、1.5GHz帯、2GHz帯に対応している場合、これらの全ての帯域においてSS/PBCHブロックの検出が終わるまで、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなしてもよい。また、ユーザ装置200が現在1.5GHz帯においてSS/PBCHブロックの検出を試みている場合には、1.5GHz帯においてSS/PBCHブロックの検出が終わるまで、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなしてもよい。
或いは、例えば、ユーザ装置200は、所定の期間(例えば、300秒)が経過するまで、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]において検出すべきSS/PBCHブロックが存在しないとみなしてもよい。なお、所定の期間(例えば、300秒)は仕様で固定的に決められてもよく、MIB内のパラメータ値としてユーザ装置200に通知されてもよい。
その後、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]以外の周波数上で検出すべきSS/PBCHブロックが存在するか否かを判断する(S213)。存在する場合には、検出すべきSS/PBCHブロックを決定した後に(S209)、ステップS201の処理に戻り、上記の通り、ユーザ装置200はSS/PBCHブロックを検出し、MIB及びRMSIを取得する。
周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]以外の周波数上で検出すべきSS/PBCHブロックが存在しない場合には、ステップS211に戻る。ここで、所定の条件が満たされている場合、例えば、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]以外の周波数上でSS/PBCHブロックの検出が終わった場合、又は、所定の期間(例えば、300秒)が経過した場合、周波数範囲[NGSCN Reference-NGSCN Start, NGSCN Reference+NGSCN End]内のSS/PBCHブロックを検出すべきSS/PBCHブロックに含める。検出すべきSS/PBCHブロックを決定した後に(S209)、ステップS201の処理に戻り、上記の通り、ユーザ装置200はSS/PBCHブロックを検出し、MIB及びRMSIを取得する。
なお、図3の説明において、一例としてkSSB、RMSI-PDCCH-Config等のPBCHにて通知される情報を用いた例を説明したが、PBCH又は他のチャネルにて通知される情報が用いられてもよい。
<機能構成>
次に、これまでの説明した処理を実行可能な基地局100及びユーザ装置200における機能構成を説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る基地局100の機能構成例を示す図である。図6に示すように、基地局100は、信号送信部101、信号受信部103、SS/PBCH送信処理部105、PDCCH送信処理部107、PDSCH送信処理部109及びシステム情報記憶部111を含む。図6は、基地局100における主要な機能部のみを示している。また、図6に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、どのような機能区分又は機能部の名称が用いられてもよい。
信号送信部101は、基地局100から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部103は、各ユーザ装置200から各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。
信号送信部101及び信号受信部103はそれぞれ、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
システム情報記憶部111には、ユーザ装置200に通知すべきシステム情報が格納される。
SS/PBCH送信処理部105は、同期信号(PSS及びSSS)を生成し、システム情報記憶部111に記憶された、PBCHにて送信すべきシステム情報(MIB)を取得する。SS/PBCH送信処理部105は、同期信号及びMIBを信号送信部101から送信させる。
PDCCH送信処理部107は、PDSCHを受信するために必要となる、PDCCHにて送信すべき制御情報を生成する。PDCCH送信処理部107は、制御情報を信号送信部101から送信させる。
PDSCH送信処理部109は、システム情報記憶部111に記憶された、PDSCHにて送信すべきシステム情報(RMSI)を取得する。PDSCH送信処理部109は、RMSIを信号送信部101から送信させる。
図7は、本発明の実施の形態に係るユーザ装置200の機能構成例を示す図である。図7に示すように、ユーザ装置200は、信号送信部201、信号受信部203、SS/PBCH受信処理部205、PDCCH受信処理部207、PDSCH受信処理部209及びシステム情報記憶部211を含む。図7は、ユーザ装置200において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示している。また、図7に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、どのような機能区分又は機能部の名称が用いられてもよい。
信号送信部201は、ユーザ装置200から送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部203は、基地局100から各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。
信号送信部201及び信号受信部203はそれぞれ、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している。ただし、これに限られるわけではない。
システム情報記憶部211には、基地局100から通知されたシステム情報が格納される。
SS/PBCH受信処理部205は、信号受信部203において受信した同期信号(PSS及びSSS)から、セルの周波数、受信タイミング及びセルIDを検出する。また、SS/PBCH受信処理部205は、図2のステップS101において説明した通り、PBCHにて送信されたシステム情報(MIB)を取得し、MIBをシステム情報記憶部211に記憶する。
PDCCH受信処理部207は、図2のステップS103において説明した通り、PDCCHサーチスペースを決定する。PDCCH受信処理部207は、図2のステップS105において説明した通り、PDCCHサーチスペースを検索し、PDCCHにて送信された制御情報を取得する。
PDSCH送信処理部109は、図2のステップS105で説明した通り、PDCCH受信処理部207において取得された制御情報を用いて、PDSCHにて送信されたシステム情報(RMSI)を取得し、RMSIをシステム情報記憶部211に記憶する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図6及び図7)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局100とユーザ装置200はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本実施の形態に係る基地局100及びユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局100のSS/PBCH送信処理部105と、PDCCH送信処理部107と、PDSCH送信処理部109は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、ユーザ装置200のSS/PBCH受信処理部205と、PDCCH受信処理部207と、PDSCH受信処理部209は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局100の信号送信部101及び信号受信部103は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の信号送信部201及び信号受信部203は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<実施の形態のまとめ>
以上、説明したように、本実施の形態によれば、同期信号が配置される周波数ブロックにおいて基地局から送信された第1のシステム情報を受信する受信部と、前記第1のシステム情報から決定されるパラメータ値に基づいて、第2のシステム情報を受信するための制御チャネルのサーチスペースが存在するか否か判断し、制御チャネルのサーチスペースが存在しない場合、且つ、前記パラメータ値が所定の範囲内にない場合、所定の条件を満たすまで、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす制御部とを有するユーザ装置が提供される。
前記制御部は、前記所定の条件が満たされるまで、前記周波数範囲において同期信号の検出を停止し、前記所定の条件が満たされた後に、前記周波数範囲において同期信号の検出を可能にしてもよい。
当該ユーザ装置は、PDCCHサーチスペースを適切に決定することができる。例えば、悪意のある攻撃者が偽基地局を設置してSS/PBCHブロックでMIBを送信すると共に、そのMIBを用いて或る事業者のキャリア周波数全体におけるSS/PBCHブロックの検出を停止するという指示を行ったとしても、SS/PBCHブロックの検出を停止する期間に制限が設けられるため、ユーザ装置が正規の基地局に常にアクセスできないという事態の発生を防止できる。
前記制御部は、前記周波数範囲以外の周波数上で同期信号の検出が終わるまで、前記周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなしてもよい。
偽基地局によってキャリア周波数帯域の全体におけるSS/PBCHブロックの検出を停止するという指示が行われても、すぐにキャリア周波数全体の同期信号の検出が終わり、同期信号の検出を再開できる。
前記制御部は、所定の期間が経過するまで、前記周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなしてもよい。
ユーザ装置はタイマによる期間の管理を行えばよく、簡易な処理で同期信号の検出を再開できる。
<実施形態の補足>
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されてもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的に解釈されるべきではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示した数式等と異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的に解釈されるべきではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行う通知に限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施の形態に限定されないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的としており、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。
100 基地局
101 信号送信部
103 信号受信部
105 SS/PBCH送信処理部
107 PDCCH送信処理部
109 PDSCH送信処理部
111 システム情報記憶部
200 ユーザ装置
201 信号送信部
203 信号受信部
205 SS/PBCH受信処理部
207 PDCCH受信処理部
209 PDSCH受信処理部
211 システム情報記憶部

Claims (4)

  1. 同期信号が配置される周波数ブロックにおいて基地局から送信された第1のシステム情報を受信する受信部と、
    前記第1のシステム情報から決定されるパラメータ値に基づいて、第2のシステム情報を受信するための制御チャネルのサーチスペースが存在するか否か判断し、制御チャネルのサーチスペースが存在しない場合、且つ、前記パラメータ値が所定の範囲内にない場合、所定の条件を満たすまで、キャリア周波数帯域内の少なくとも一部の周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす制御部と、
    を有するユーザ装置。
  2. 前記制御部は、前記周波数範囲以外の周波数上で同期信号の検出が終わるまで、前記周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす、請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記制御部は、所定の期間が経過するまで、前記周波数範囲において検出すべき同期信号が存在しないとみなす、請求項1に記載のユーザ装置。
  4. 前記制御部は、前記所定の条件が満たされるまで、前記周波数範囲において同期信号の検出を停止し、前記所定の条件が満たされた後に、前記周波数範囲において同期信号の検出を可能にする、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
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