JP7084947B2 - 端末、ランダムアクセスプリアンブル送信方法及び基地局 - Google Patents

端末、ランダムアクセスプリアンブル送信方法及び基地局 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおける端末、ランダムアクセスプリアンブル送信方法及び基地局に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)及びLTE-Advancedの次世代の通信規格(5G又はNR)が議論されている。NRシステムにおいても、LTE等と同様に、ユーザ装置(UE:User Equipment)が基地局(eNB又はeNodeB)と接続を確立する場合又は再接続する場合に、ランダムアクセスを行うことが想定される。
LTEのランダムアクセスにおいて最初にプリアンブルを送信するためのチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)と呼ばれ、PRACHに関する設定情報(RACH Configuration)は、基地局からユーザ装置にインデックスによって通知される。すなわち、ユーザ装置は、基地局から通知されたRACH Configurationに基づいてPRACHのリソース(以下、RACHリソースと呼ぶ)を選択する(非特許文献1参照)。
3GPP TS36.211 V14.2.0(2017-03)
NRにおいても、LTEと同様に、ユーザ装置は、基地局から通知されたRACH Configurationに基づいてRACHリソースを選択することが想定される。NRでは、プライマリ同期信号(PSS:Primary Synchronzization Signal)、セカンダリ同期信号(SSS:Secondary Synchronzization Signal)及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)が時間方向に繰り返し送信できる仕組みが検討されている。PSS、SSS又はPBCHが配置されるリソースをSSブロック(SS block)と呼び、SSブロックの繰り返しをSSバーストセット(SS burst set)と呼ぶ。ユーザ装置は、SSブロックを検出できた場合、RACH Configurationによって決まる複数のリソースの中からRACHリソースを選択することが想定される。
しかし、SSバーストセット内のSSブロックに応じてプリアンブルを送信するために必要なRACHリソースの数は、SSバーストセット内のSSブロックの数等に依存し、RACH Configurationによって決まるRACHリソースの数とは整合性が取れていない。
本発明は、SSバーストセット内のSSブロックに応じてRACHリソースを選択する周期を適切に決定する仕組みを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る端末は、
基地局から、同期信号ブロック内でPSS、SSS及びPBCHを受信する受信部と、
前記PSS、SSS及びPBCHを受信した同期信号ブロックに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、
を有し、
同期信号ブロックのセットに含まれる同期信号ブロックを、ランダムアクセスプリアンブルを送信するためのリソースにマッピングするマッピング周期は、ランダムアクセスチャネルに関する設定情報によって決まる周期と、同期信号ブロックのセットの周期の値と、ランダムアクセスチャネルに関する前記設定情報によって決まる前記周期の倍数の中で、前記同期信号ブロックのセットの5ミリ秒以外の周期としてとり得る値の中で、前記同期信号ブロックのセット内の同期信号ブロックが少なくとも1回、前記リソースにマッピングされる時間以上の値の最小値と、に基づいて決定されることを特徴とする。
本発明によれば、SSバーストセット内のSSブロックに応じてRACHリソースを選択する周期を適切に決定することが可能になる。
本発明の実施の形態における無線通信システムの概略図である。 SSブロックとRACHリソースとの対応関係を示す図である。 マッピング周期を決定する例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるプリアンブル送信手順を示すシーケンス図である。 プリアンブルを送信するRACHリソースを選択する具体例1を示す図である。 プリアンブルを送信するRACHリソースを選択する具体例2を示す図である。 プリアンブルを送信するRACHリソースを選択する具体例3を示す図である。 基地局の機能構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
本実施の形態において、適宜、LTEで規定された用語を用いて説明する。また、無線通信システムが動作するにあたっては、適宜、LTEで規定された既存技術を使用できる。ただし、当該既存技術はLTEに限られない。また本明細書で使用する「LTE」は、特に断らない限り、LTE-Advanced、及びLTE-Advanced以降の方式を含む広い意味で使用する。また、本実施の形態では、ランダムアクセス時のプリアンブル送信について説明するが、本発明は、基地局との同期後のいずれかのタイミングにおけるプリアンブル送信にも適用可能である。
また、本実施の形態では、既存のLTEで使用されているPSS、SSS、PBCH、RACH、プリアンブル等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号等が他の名称で呼ばれてもよい。
<無線通信システムの概要>
図1は、本実施の形態における無線通信システム10の構成図である。図1に示すように、本実施の形態における無線通信システム10は、基地局100及びユーザ装置200を含む。図1の例では、1つの基地局100及び1つのユーザ装置200が図示されているが、複数の基地局100を有していてもよいし、複数のユーザ装置200を有していてもよい。なお、基地局100をBSと呼び、ユーザ装置200をUEと呼んでもよい。
基地局100は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局100が複数のセルを収容する場合、基地局100のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局100は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置200は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局100又はユーザ装置200は、高周波数帯での伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することができる。ビームフォーミングを適用して信号を送信する場合、基地局100又はユーザ装置200は、ビーム探索(beam sweeping)等を行うことで、通信相手側で受信品質が良好になるように送信ビーム(Tx-beam)の方向を決定する。同様に、ビームフォーミングを適用して信号を受信する場合も、基地局100又はユーザ装置200は、通信相手側からの受信品質が良好になるように受信ビーム(Rx-beam)の方向を決定する。
発信時又はハンドオーバ等により、ユーザ装置200が基地局100と接続を確立する場合又は再同期等を行う場合、ランダムアクセスが行われる。ランダムアクセスでは、ユーザ装置200は、セル内に用意された複数のプリアンブルの中から選択したプリアンブル(PRACH preamble)を送信する。基地局はプリアンブルを検出すると、その応答情報であるRAR(RACH response)を送信する。RARを受信したユーザ装置は、RRC Connection Requestをmessage3として送信する。基地局は、message3受信後にコネクション確立のためのセル設定情報等を含むRRC Connection Setupをmessage4として送信する。自分のUE IDがmessage4に含まれていたユーザ装置は、ランダムアクセス処理を完了し、コネクションを確立する。
ランダムアクセスにおいて最初にプリアンブルを送信するためのチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)と呼ばれる。PRACHに関する設定情報(RACH Configuration)の候補は、例えば、RACH Configuration Tableと呼ばれるテーブルに予め規定され、それぞれのRACH Configurationに対してインデックスが付与される。基地局100は、ブロードキャスト情報等によってユーザ装置200にRACH Configuration Tableのインデックスを通知することによって、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの位置、数、密度等を指定する。ユーザ装置200は、通知されたインデックスに基づいて(すなわち、通知されたインデックスに対応するRACH Configurationに基づいて)、プリアンブルの送信に利用可能なリソース(すなわち、RACHリソース)を決定することができる。RACHリソースは、例えば、時間領域及び周波数領域で構成されるリソースの中の所定の部分に周期的に配置される。なお、RACH Configurationは、プリアンブル送信のための設定情報と読み替えられてもよい。
基地局100は、例えば、送信ビームの方向を変えつつ、SSバーストセット内の複数のSSブロックを用いて、PSS、SSS又はPBCHを送信することができる。SSバーストセットは、例えば、20ms等の周期で繰り返される。SSバーストセット内の最大のSSブロック数Lは、周波数帯によって異なり、例えば、3GHz以下ではL=4、3~6GHzではL=8、6~52.6GHzではL=64と定められる。また、L個のSSブロックの全てが必ずしも用いられるとは限らず、基地局はL個以下の範囲で任意の数のSSブロックを用いることができ、それが基地局から実際に送信されるSSブロックとなる。
ユーザ装置200は、PSS、SSS又はPBCHを検出した場合、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの中から、検出したPSS、SSS又はPBCHが配置されたSSブロックに関連付けられたRACHリソースを選択する。ユーザ装置200は、選択したRACHリソースにおいてプリアンブルを送信する。このようなSSブロックとRACHリソースとの対応関係によって、基地局100は、SSバーストセット内のどのSSブロックがユーザ装置200によって検出できたかを認識することができる。SSブロックとRACHリソースとの対応関係について図2を参照して説明する。
図2は、SSブロックとRACHリソースとの対応関係を示す図である。ユーザ装置200は、RACH Configurationによってプリアンブルの送信に利用可能なリソース(RACHリソース1、RACHリソース2、RACHリソース3...)を決定することができる。SSバーストセット内のSSブロックとRACHリソースとの対応関係を定めたマッピングルールは、例えば、基地局100からユーザ装置200に対してブロードキャスト情報等によって通知されてもよく、予め仕様によって規定されてもよい。マッピングルールは任意に定めることができ、例えば、図2に示すように、SSブロック#1に対するプリアンブルはRACHリソース1において送信する、SSブロック#6に対するプリアンブルはRACHリソース2において送信する、等のマッピングルールが定められてもよい。
ユーザ装置200は、PSS、SSS又はPBCHが配置されたSSブロックに関連付けられたRACHリソースを選択し、プリアンブルを基地局100に送信する。例えば、ユーザ装置200は、SSブロック#6においてPSS、SSS又はPBCHを検出することができた場合、SSブロック#6に関連付けられたRACHリソース2を選択する。そして、ユーザ装置200は、選択されたRACHリソース2において利用可能な複数のプリアンブルの中からプリアンブルを選択し、プリアンブルを基地局100に送信する。
なお、1つのSSブロックに対して複数のRACHリソース(複数の時間リソース又は複数の周波数リソース)が選択可能でもよく、1つのRACHリソースが複数のSSブロックに紐付いてもよい。例えば、1つのSSブロックに対して1スロット中の7個、6個、3個、2個、1個等のRACHリソースが選択可能でもよい。ユーザ装置は、選択可能なRACHリソースの中から1つ又は複数のRACHリソースを、例えば、ランダムに選択し、プリアンブルを送信してもよい。
上記マッピングルールは、SSバーストセット内の基地局から実際に送信されるSSブロックからのみマッピングを行うことでもよいし、又はSSバーストセット内の最大数LのSSブロックからマッピングを行うことでもよい。以下、「SSバーストセット内の全てのSSブロック」等のように述べた場合には、SSバーストセット内の実際に送信されるSSブロックからのみマッピングを行う場合には「SSバーストセット内の全ての実際に送信されるSSブロック」を意味し、SSバーストセット内の最大数LのSSブロックからマッピングを行う場合には「SSバーストセット内のL個の全てのSSブロック」を意味する。
<マッピング周期の例>
次に、図3を参照して、マッピングルールに基づいてSSブロックに応じてRACHリソースを選択する周期(以下、マッピング周期と呼ぶ)を決定する例について説明する。図3は、マッピング周期を決定する例を示す図である。
上記のように、RACHリソース配置は、RACH Configurationに基づいて決まり、その結果、RACHリソース配置の周期も、RACH Configurationに基づいて決まる(例えば、RACH Configuration Tableによって指定される周期となる)。
例えば、RACH Configurationによって決まるRACHリソースとして、2.5ms中にRACHリソースを含むスロットが1スロット存在し、1スロット中のRACHリソースが7個であり、RACHリソース配置の周期が10msである場合を例に挙げて説明する。また、SSバーストセット周期として取り得る値が{5ms,10ms,20ms,40ms,80ms,160ms}であり、これらの取り得る値のうち、20msが用いられる場合を想定する。さらに、SSバーストセット内において64個のSSブロックが送信され、1つのSSブロックが1つのRACHリソースにマッピングされる場合を想定する。
SSブロックからRACHリソースへのマッピングは、マッピングルールに基づいて決まるが、この例では、SSバーストセット内の全てのSSブロックからRACHリソースへのマッピングが完了できる時間は、10スロット=25msである。さらに、SSバーストセットの周期(20ms)若しくはRACHリソース配置の周期(10ms)又はその倍数等に基づいて、例えば、マッピング周期を40msとすることにより、SSブロック#0に対するRACHリソースの位置は、常にマッピング周期(40ms)における最初のRACHリソースとすることができる。したがって、基地局は、プリアンブルを受信したRACHリソースから、どのSSブロックがユーザ装置200によって検出できたかを容易に認識することが可能になる。
一方、図3の例において、マッピング周期が20msである場合、20ms内に全てのSSブロックをRACHリソースにマッピングすることができない。したがって、マッピング周期は、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間以上の値であることが好ましい。
以上より、本実施の形態では、マッピング周期はSSバーストセットの周期又はRACHリソース配置の周期に基づいて、以下のように決定される。
(1)マッピング周期として、SSバーストセット周期として取り得る値の中で、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい値の最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、SSバーストセット周期として取り得る値は{5ms,10ms,20ms,40ms,80ms,160ms}であり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。この例では、マッピング周期として40msが用いられる。
(2)マッピング周期として、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期の倍数の中で、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい値の最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期は20msであり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。この例では、マッピング周期として40msが用いられる。
(3)マッピング周期として、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期を用いる。図3を参照して説明した例では、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期は20msであるが、基地局において、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間を考慮して、SSバーストセット周期が20msから40msに変更され、40msのSSバーストセット周期が基地局からユーザ装置に通知されてもよい。
(4)マッピング周期として、RACHリソース配置の周期の倍数の中で、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい値の最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、RACHリソース配置の周期は10msであり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。この例では、マッピング周期として30msが用いられる。
(5)マッピング周期として、RACHリソース配置の周期を用いる。図3を参照して説明した例では、RACHリソース配置の周期は10ms、かつSSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msであるが、基地局において、マッピング周期内でSSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できるように、10ms(RACHリソース配置の周期)内でSSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できるようなRACH Configurationが基地局からユーザ装置に通知されてもよい。
(6)マッピング周期として、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期の倍数と、RACHリソース配置の周期の倍数との公倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期は20msであり、RACHリソース配置の周期は10msであり、これらの最小公倍数は20msである。また、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。この例では、マッピング周期として40msが用いられる。
(7)マッピング周期として、RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値以上と(と等しい、又はより大きく)なるような、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期の倍数として取り得る値のうち最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、RACHリソース配置の周期は10msであり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値は30msである。また、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期は20msである。この例では、マッピング周期として40msが用いられる。
(8)マッピング周期として、RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値以上と(と等しい、又はより大きく)なるような、SSバーストセット周期として取り得る値のうち最小値を用いる。図3を参照して説明した例では、RACHリソース配置の周期は10msであり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値は30msである。また、SSバーストセット周期として取り得る値は{5ms,10ms,20ms,40ms,80ms,160ms}である。この例では、マッピング周期として40msが用いられる。なお、SSバーストセット周期として取り得る値は{5ms,10ms,20ms,40ms,80ms,160ms}であるが、これらの値のうち、5msはSSバーストセット周期として取り得る値に含んでもよく、含まなくてもよい。
(9)マッピング周期として、RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値と、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期との2つの値のうち、最大値を用いる。図3を参照して説明した例では、RACHリソース配置の周期は10msであり、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間は25msである。RACHリソース配置の周期の倍数として取り得る値のうち、SSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間より大きい最小値は30msである。また、基地局からユーザ装置に通知されたSSバーストセット周期は20msである。この例では、マッピング周期として30msが用いられる。
なお、上記のマッピング周期(1)~(9)の任意の組み合わせが用いられてもよい。これらの組み合わせが用いられる場合、(1)~(9)のどれを用いるかは、ブロードキャスト情報、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、DCI(Downlink Control Information)等によって基地局からユーザ装置に通知されてもよく、予め仕様によって決められてもよい。また、これらの組み合わせが用いられる場合、大きい方の値又は小さい方の値を用いることとしてもよい。例えば、(2)のマッピング周期と(4)のマッピング周期との組み合わせが用いられる場合、これらの2つの値のうち、大きい方の値又は小さい方の値がマッピング周期として決定されてもよい。
また、マッピング周期は、ユーザ装置の代わりに基地局又はネットワークノードによって決定され、ブロードキャスト情報、RRCシグナリング、DCI等によってユーザ装置に通知されてもよい。また、マッピング周期として取り得る値が仕様によって決められてもよい。例えば、マッピング周期はRACH Configuration Tableのインデックス毎に決定されてもよい。
<具体例1>
次に、図4及び図5を参照して、本実施の形態に係る無線通信システムにおけるプリアンブル送信手順の具体例1について詳細に説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る無線通信システムにおけるプリアンブル送信手順を示すシーケンス図である。図5は、プリアンブルを送信するリソースを選択する具体例1の概略図である。
基地局100は、時間同期、周波数同期、セルIDの一部の検出等に用いられるPSSと、セルIDの検出等に用いられるSSSを送信すると共に、初期アクセスに必要なシステム情報の一部を含むPBCHをユーザ装置200に送信する(S101)。PSS、SSS又はPBCHは、SSブロックと呼ばれるSSバーストセット内のリソースに配置され、ユーザ装置200に送信される。ユーザ装置200は、SSバーストセット内でPSS、SSS及びPBCHの検出を試みる。PSS、SSS及びPBCHが検出できた場合、ユーザ装置200は、例えば、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で送信される他のシステム情報も受信可能になる。ここでは、PBCHで送信されるシステム情報と、PDSCH等の他のチャネルで送信されるシステム情報とを合わせてブロードキャスト情報と呼ぶ。
ユーザ装置200に通知されるブロードキャスト情報には、RACH Configuration(例えば、RACH Configuration Tableのインデックス)、SSバーストセット内のSSブロックとRACHリソースとの対応関係を定めたマッピングルール、マッピング周期等が含まれてもよい。本実施の形態では、上記の情報がブロードキャスト情報に含まれるとして説明するが、上記の情報のいずれかが、ブロードキャスト情報以外の制御情報(例えば、RRCシグナリング、DCI等)によってユーザ装置200に通知されてもよく、予め仕様によって規定されてもよい。
ユーザ装置200は、ブロードキャスト情報に含まれるRACH Configurationに基づいて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースを決定する。例えば、図5に示すように、RACH Configurationに基づいて、ある指定の期間の1周期(RACHリソース配置の周期)において、時間方向に6個のリソースが利用可能であることが決定されてもよい。ここで、RACHリソース配置の周期は、SSバーストセット内のSSブロックの数を考慮して決められてもよい。例えば、SSバーストセット内に8個のSSブロックが存在し、1つのSSブロックに対して1つの時間方向のRACHリソースが用いられる場合、少なくとも8個の時間方向のリソースが利用可能であるようにRACHリソース配置の周期が決められてもよい。
また、SSブロックからRACHリソースへのマッピング周期は、上記のように、SSバーストセットの周期又はRACHリソース配置の周期等に基づいて決められてもよい。
ユーザ装置200は、SSバーストセット内のSSブロックとRACHリソースとの対応関係を定めたマッピングルールを用いて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの中から、検出したPSS、SSS又はPBCHが配置されるSSブロックに関連付けられたRACHリソースを選択する。例えば、図5に示すように、マッピングルールによって、SSブロック#0に対するプリアンブルはRACHリソース1において送信する、SSブロック#1に対するプリアンブルはRACHリソース2において送信する等が規定される。ユーザ装置200は、このマッピングルールを用いて、PSS、SSS又はPBCHがSSブロック#0において検出できた場合、RACHリソース1を選択し、PSS、SSS又はPBCHがSSブロック#1において検出できた場合、RACHリソース2を選択する。なお、RACHリソース1とRACHリソース2の位置は任意に決定することができ、例えば、RACHリソース1とRACHリソース2が同じ時間内に周波数多重されてもよい。
なお、RACHリソース配置の1周期内のリソースの全てがRACHリソースとして利用されなくてもよい。例えば、SSバーストセット内の基地局から実際に送信されるSSブロックからのみマッピングが行われるとしたとき、図5に示すように、SSバーストセット内にSSブロック#0及びSSブロック#1のみが実際に送信されるとした場合には、RACHリソース1及びRACHリソース2以外のリソースはRACHに利用されなくてもよい。つまり、SSバーストセット内の基地局から実際に送信されるSSブロックからのみマッピングが一巡した後のRACHリソースに対してはSSブロックからのマッピングを行わなくてもよい。また、例えばSSバーストセット内の最大数LのSSブロックからマッピングが行われるとしたとき、L=4かつSSブロック#0~#3のうち、SSブロック#1のみ実際に送信された場合には、SSブロック#0、#2、#3からマッピングされたRACHリソースはRACHに利用されなくてもよい。さらにSSバーストセット内の最大数LのSSブロックからのマッピングが一巡した後のRACHリソースに対してはSSブロックからのマッピングを行わなくてもよい。SSブロック#0~#3からマッピングされなかったRACHリソースはRACHに利用されなくてもよい。上記いずれの場合でもRACHに利用されないリソースは、他のチャネル(例えば、データチャネル、制御チャネル)等の他の用途に利用されてもよい。
図5では、RACHリソース配置の1周期内のリソースにおいて、前方からRACHリソースを選択する例を示しているが、後方からRACHリソースを選択してもよく、他のルールに基づいてRACHリソースを選択してもよい。
また、SSブロックがマッピングされる最後のスロットにおいて、RACHリソースが余る場合が存在する。例えば、図3において、SSブロック#63がマッピングされる最後のスロットでは、1つのRACHリソースしか用いられない。このような場合、スロットの前方からRACHリソースを用いてもよく、スロットの後方からRACHリソースを用いてもよく、他のルールに基づいてRACHリソースを用いてもよい。さらに、RACHリソースが周波数多重されており、周波数方向のRACHリソースが余る場合にも、高い周波数からRACHリソースを用いてもよく、低い周波数からRACHリソースを用いてもよく、他のルールに基づいてRACHリソースを用いてもよい。
ユーザ装置200は、選択されたリソースにおいてプリアンブルを基地局100に送信する(S103)。基地局100は、プリアンブルを受信した場合、ユーザ装置200と同じマッピングルールに基づき、プリアンブルを受信したリソースから、どのSSブロックがユーザ装置200によって検出できたかを認識することができる。基地局100は、受信したプリアンブルに対して、応答情報であるRARをユーザ装置200に送信する。その後、基地局100とユーザ装置200との間のコネクションが確立される。
<具体例2>
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る無線通信システムにおけるプリアンブル送信手順の具体例2について詳細に説明する。図6は、プリアンブルを送信するリソースを選択する具体例2の概略図である。具体例2においても、図4のプリアンブル送信手順に従ってプリアンブルが送信される。以下、具体例1と異なる点について詳細に説明する。
ステップS101において、ユーザ装置200は、ブロードキャスト情報に含まれるRACH Configurationに基づいて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースを決定する。例えば、図6に示すように、RACH Configurationに基づいて、ある指定の期間の1周期(RACHリソース配置の周期)において、時間方向に6個のRACHリソースが利用可能であることが決定されてもよい。
ユーザ装置200は、SSバーストセット内のSSブロックとRACHリソースとの対応関係を定めたマッピングルールを用いて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの中から、検出したPSS、SSS又はPBCHが配置されるSSブロックに関連付けられたRACHリソースを選択する。例えば、図6に示すように、マッピングルールによって、SSブロック#0に対するプリアンブルはRACHリソース1において送信する、SSブロック#1に対するプリアンブルはRACHリソース2において送信する等が規定される。さらに、マッピング周期がSSバーストセット内の全てのSSブロックのマッピングが完了できる時間の2倍以上である場合、残りのRACHリソースにおいて、SSブロック#0及びSSブロック#1からのマッピングが繰り返し行われてもよい。図6の例では、1マッピング周期内でSSブロック#0及びSSブロック#1からのマッピングが3回繰り返されている。繰り返し回数は仕様で規定されてもよいし、基地局から通知されてもよい。又は1マッピング周期内でSSバーストセット内の全てのSSブロックからのマッピングを繰り返せる最大の回数だけマッピングを繰り返してもよい。上記に基づいたときにマッピングされなかったRACHリソースはRACHに利用されなくてもよい。RACHに利用されないリソースは、他のチャネル(例えば、データチャネル、制御チャネル)等の他の用途に利用されてもよい。
ステップS103において、ユーザ装置200は、選択されたリソースにおいてプリアンブルを基地局100に送信する。
<具体例3>
次に、図7を参照して、本実施の形態に係る無線通信システムにおけるプリアンブル送信手順の具体例3について詳細に説明する。図7は、プリアンブルを送信するリソースを選択する具体例3の概略図である。具体例3においても、図4のプリアンブル送信手順に従ってプリアンブルが送信される。以下、具体例1と異なる点について詳細に説明する。
ステップS101において、ユーザ装置200は、ブロードキャスト情報に含まれるRACH Configurationに基づいて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースを決定する。例えば、図6に示すように、RACH Configurationに基づいて、ある指定の期間の1周期(RACHリソース配置の周期)において、時間方向に6個のRACHリソースが利用可能であり、周波数方向に4個のRACHリソースが利用可能であることが決定されてもよい。すなわち、4個のRACHリソースが同一の時間内において周波数多重されている。
ユーザ装置200は、SSバーストセット内のSSブロックとRACHリソースとの対応関係を定めたマッピングルールを用いて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの中から、検出したPSS、SSS又はPBCHが配置されるSSブロックに関連付けられたRACHリソースを選択する。ここで、1つのSSブロックに必要なRACHリソースの数が3個である場合、SSブロック#0に対するプリアンブルは最初の時間内のRACHリソース1において送信する。最初の時間内に、SSブロック#1に対するプリアンブルを送信するためのリソースが残っていないため、SSブロック#1に対しては残りの1つのRACHリソースは用いずに、次の時間のRACHリソース2を選択する。
ステップS103において、ユーザ装置200は、選択されたリソースにおいてプリアンブルを基地局100に送信する。
<基地局の機能構成>
図8は、基地局100の機能構成の一例を示す図である。基地局100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、ランダムアクセス制御部140とを有する。図8に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
送信部110は、上位レイヤの情報から下位レイヤの信号を生成し、当該信号を無線で送信するように構成されている。送信部110は、PSS、SSS、PBCH等の信号を送信する。受信部120は、各種の信号を無線受信し、受信した信号から上位レイヤの情報を取得するように構成されている。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報を格納するとともに、ユーザ装置200に対して設定する設定情報(RACH Configuration、マッピングルール、マッピング周期、本実施の形態において用いられるいずれかの設定情報等)を決定し、保持する。設定情報管理部130は、ユーザ装置200に対して設定する設定情報を送信部110に渡し、送信部110に設定情報を送信させる。
ランダムアクセス制御部140は、ユーザ装置200とのランダムアクセス手順を管理する。ユーザ装置200からプリアンブルを受信した場合、送信部110にRARを送信させ、ユーザ装置200からRRC Connection Requestを受信した場合、送信部110にRRC Connection Setupを送信させる。
<ユーザ装置の機能構成>
図9は、ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、リソース選択部240と、ランダムアクセス制御部250とを有する。図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
送信部210は、上位レイヤの情報から下位レイヤの信号を生成し、当該信号を無線で送信するように構成されている。送信部210は、以下に説明する設定情報管理部230に格納された設定情報に基づき、プリアンブルを送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した信号から上位レイヤの情報を取得するように構成されている。受信部220は、基地局100からPSS、SSS、PBCH等の信号を受信する。また、受信部220は、基地局100等から設定情報(RACH Configuration、マッピングルール、マッピング周期、本実施の形態において用いられるいずれかの設定情報等)を受信する。
設定情報管理部230は、予め設定される設定情報を格納するとともに、基地局100等から設定される設定情報を格納する。なお、設定情報管理部230において管理できる設定情報は、基地局100等から設定される設定情報のみならず、仕様によって予め規定された設定情報も含まれる。
リソース選択部240は、設定情報管理部230に格納された設定情報に基づいて、プリアンブルの送信に利用可能なリソースを決定する。さらに、リソース選択部240は、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの中から、設定情報管理部230に格納されたマッピングルールに基づいて、プリアンブルを送信するためのRACHリソースを選択する。
ランダムアクセス制御部250は、基地局100とのランダムアクセス手順を管理する。発信時又はハンドオーバ等により、ユーザ装置200が基地局100と接続を確立する場合又は再同期を行う場合、ランダムアクセス制御部250は、複数のプリアンブルの中からランダムに選択したプリアンブルを送信部210に送信させる。また、ランダムアクセス制御部250は、プリアンブルを送信した後、例えば、RARウィンドウと呼ばれる期間内にその応答情報であるRARを受信しない場合、送信部210にプリアンブルを再送させる。ランダムアクセス制御部250は、基地局100からRARを受信した場合、送信部210にRRC Connection Requestを送信させる。
<ハードウェア構成例>
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施形態における基地局、ユーザ装置などは、本発明のプリアンブル送信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本発明の実施の形態に係る基地局100又はユーザ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局100及びユーザ装置200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、及び/又は、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の基地局100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、ランダムアクセス制御部140、ユーザ装置200の送信部210、受信部220、設定情報管理部230、リソース選択部240、ランダムアクセス制御部250などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及び/又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、ランダムアクセス制御部140、ユーザ装置200の送信部210、受信部220、設定情報管理部230、リソース選択部240、ランダムアクセス制御部250は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係るプリアンブル送信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の送信部110、受信部120、送信部210、受信部220などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び/又はメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局100及びユーザ装置200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<本発明の実施の形態のまとめ>
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、基地局からの同期信号又は物理ブロードキャストチャネルを検出する受信部と、同期信号又は物理ブロードキャストチャネルが送信可能な期間である同期信号バーストセットの周期と、プリアンブルの送信に利用可能なリソースの周期と、同期信号バーストセット内の同期信号又はブロードキャストチャネルのマッピングが完了できる時間とに基づいて決定された周期で、マッピングルールに基づいて、プリアンブル送信のための設定情報に基づいて決定されたリソースの中から、前記検出された同期信号又は物理ブロードキャストチャネルに応じてプリアンブルを送信するためのリソースを選択するリソース選択部と、前記選択されたリソースにおいてプリアンブルを前記基地局に送信する送信部とを有するユーザ装置が提供される。
上記のユーザ装置がプリアンブルを送信する際に、SSバーストセットの周期又はRACHリソース配置の周期と、SSブロックからRACHリソースへのマッピング周期との間に一定の関係が存在するため、基地局は、プリアンブルを受信したリソースから、どのSSブロックがユーザ装置200によって検出できたかを認識することが可能になる。
前記マッピングルールに基づいて同期信号バーストセット内の同期信号又は物理ブロードキャストチャネルからマッピングを行った後に、前記プリアンブル送信のための設定情報に基づいて決定されたリソースの中で、マッピングされていないリソースは、プリアンブルの送信に利用されなくてもよく、又は同期信号バーストセット内において同期信号又は物理ブロードキャストチャネルが送信されない場合、前記プリアンブル送信のための設定情報に基づいて決定されたリソースの中で、当該送信されない同期信号又は物理ブロードキャストチャネルに対応するリソースは、プリアンブルの送信に利用されなくてもよい。
RACH ConfigurationによってRACHリソースの配置が決まるが、SSバーストセット内の全てのSSブロックが用いられるとは限らないため、RACHに利用されないリソースを他の用途に利用することで、リソースの有効活用を図ることが可能になる。
前記マッピングルールに基づく同期信号又は物理ブロードキャストチャネルからリソースへのマッピングの周期が同期信号バーストセット内のマッピングが完了できる時間の2倍以上である場合、前記リソース選択部は、前記マッピングの周期内において同期信号バーストセット内からリソースへのマッピングを複数回繰り返してもよい。
このように、プリアンブルを複数回送信することにより、基地局がプリアンブルを受信できる確率を高めることができる。
前記プリアンブル送信のための設定情報に基づいて決定されたリソースが同一の時間内において周波数多重されており、同期信号バーストセット内の第1の同期信号又は物理ブロードキャストチャネルからマッピングされたリソースの第1の時間内に、同期信号バーストセット内の第2の同期信号又は物理ブロードキャストチャネルからのマッピングに必要なリソースが残っていない場合、前記リソース選択部は、前記第1の時間とは異なる第2の時間において、前記第2の同期信号又は物理ブロードキャストチャネルからマッピングされるリソースを選択してもよい。
同一の時間内において周波数方向に十分なリソースが残っていない場合に、次の時間のリソースを用いることで、あるSSブロックに対して送信するRACHリソースの周波数の範囲を切り替える必要性を無くすことができる。
<補足>
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されてもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的に解釈されるべきではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示した数式等と異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的に解釈されるべきではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的としており、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。
本国際出願は2018年1月25日に出願した日本国特許出願2018-010498号に基づく優先権を主張するものであり、2018-010498号の全内容を本国際出願に援用する。
100 基地局
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 ランダムアクセス制御部
200 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 リソース選択部
250 ランダムアクセス制御部

Claims (5)

  1. 基地局から、同期信号ブロック内でPSS、SSS及びPBCHを受信する受信部と、
    前記PSS、SSS及びPBCHを受信した同期信号ブロックに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部と、
    を有し、
    同期信号ブロックのセットに含まれる同期信号ブロックを、ランダムアクセスプリアンブルを送信するためのリソースにマッピングするマッピング周期は、ランダムアクセスチャネルに関する設定情報によって決まる周期と、同期信号ブロックのセットの周期の値と、ランダムアクセスチャネルに関する前記設定情報によって決まる前記周期の倍数の中で、前記同期信号ブロックのセットの5ミリ秒以外の周期としてとり得る値の中で、前記同期信号ブロックのセット内の同期信号ブロックが少なくとも1回、前記リソースにマッピングされる時間以上の値の最小値と、に基づいて決定される、端末。
  2. 前記送信部は、前記マッピング周期内で、前記同期信号ブロックに基づくランダムアクセスプリアンブルの送信を複数回繰り返す、請求項1に記載の端末。
  3. 前記送信部は、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信した後に、前記マッピング周期内に未使用のリソースが存在する場合、当該未使用のリソースにおいてランダムアクセスプリアンブルを送信しない、請求項1又は2に記載の端末。
  4. 基地局から、同期信号ブロック内でPSS、SSS及びPBCHを受信するステップと、
    前記PSS、SSS及びPBCHを受信した同期信号ブロックに基づいて、ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、
    を有し、
    同期信号ブロックのセットに含まれる同期信号ブロックを、ランダムアクセスプリアンブルを送信するためのリソースにマッピングするマッピング周期は、ランダムアクセスチャネルに関する設定情報によって決まる周期と、同期信号ブロックのセットの周期の値と、ランダムアクセスチャネルに関する前記設定情報によって決まる前記周期の倍数の中で、前記同期信号ブロックのセットの5ミリ秒以外の周期としてとり得る値の中で、前記同期信号ブロックのセット内の同期信号ブロックが少なくとも1回、前記リソースにマッピングされる時間以上の値の最小値と、に基づいて決定される、ランダムアクセスプリアンブル送信方法。
  5. 同期信号ブロック内でPSS、SSS及びPBCHを送信する送信部と、
    前記PSS、SSS及びPBCHを送信した同期信号ブロックに基づいて送信されたランダムアクセスプリアンブルを受信する受信部と、
    を有し、
    同期信号ブロックのセットに含まれる同期信号ブロックを、ランダムアクセスプリアンブルを受信するためのリソースにマッピングするマッピング周期は、ランダムアクセスチャネルに関する設定情報によって決まる周期と、同期信号ブロックのセットの周期の値と、ランダムアクセスチャネルに関する前記設定情報によって決まる前記周期の倍数の中で、前記同期信号ブロックのセットの5ミリ秒以外の周期としてとり得る値の中で、前記同期信号ブロックのセット内の同期信号ブロックが少なくとも1回、前記リソースにマッピングされる時間以上の値の最小値と、に基づいて決定される、基地局。
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