JPWO2017017731A1 - 温浴装置、温浴方法および板体 - Google Patents

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Abstract

従来の陶板浴よりも健康増進効果の高いサービスの提供に利用可能な技術を提供する。温浴システム1では、サービス提供空間5に温浴装置10が設置される。温浴装置10の筐体400には、畳100の表層部材110を開口部410から露出させつつ、当該畳100、発熱シート200および断熱部材300が収容されている。畳100の芯材120には、予め定められた複数種類の細菌を含む液体が含まれている。温浴装置10は、発熱シート200の熱によって、畳100を温めつつ、当該細菌の芯材120外への放出を促す。この温浴装置10を用いると、利用者の体が温まり、かつ、放出された予め定められた複数種類の細菌が利用者の体内に取り込まれる。

Description

この発明は、温浴装置、温浴装置を用いた温浴方法および温浴装置に利用可能な板体に関する。
温浴サービスの一例として、陶板浴がある。陶板浴では、室内の温度が所定の温度に維持された温浴室が用いられる。この温浴室内の床や壁には、抗酸化処理の施された陶板が張りつけられている。陶板浴では、この温浴室内の床に体を横たえることで体を芯から温める。これにより、免疫力と自然治癒力を高めることができると言われている。
特開平6−330606号公報
しかし、陶板浴では、体を温めることによって免疫力と自然治癒力を高めることができるかもしれないが、より健康増進効果の高いサービスの提供が望まれている。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、従来の陶板浴よりも健康増進効果の高いサービスの提供に利用可能な技術を提供することを目的とする。
この発明は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を具備する板体と、熱源として機能し、前記芯材における前記表層部材に対向する面に対して反対側の面側に配置される発熱シートと、を具備することを特徴とする温浴装置を提供する。
この発明によれば、発熱シートによって板体が温められる。板体の芯材が温まることによって、予め定められた複数種類の細菌を含む液体の蒸発が促される。この液体の蒸発に伴って、当該液体に含まれる当該細菌の芯材外への放出が促される。放出された当該細菌は、表層部材を通過して温浴装置外へ運ばれ、温浴装置外において拡散する。拡散した当該細菌は、温浴装置付近に居る人の呼吸などによってその人の体内に取り込まれる。また、発熱シートの熱によって、温浴装置付近に居る人の体が温められる。このように、本温浴装置では、人の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の温浴装置外への放出および温浴装置外における拡散を促すことができる。
予め定められた複数種類の細菌として、いわゆる乳酸菌など、健康増進効果の期待される細菌を用いるようにすれば、温浴効果(すなわち、体を温めることによる効果)による血行やリンパの流れの改善に加え、当該細菌の働きによる効果(例えば、整腸効果)が得られ、単なる温浴効果に比較して高い健康増進効果が得られる。このように、血行やリンパの流れが改善し、かつ、整腸効果により内臓の働きが良くなっている状態は、東洋医学では「人体の気の巡りが良い状態」と表現される。
特許文献1には、香料を担持させた微粒子を内部に埋設した香気性畳が開示されている。担持させた微粒子は、香料が常時蒸散しうる無機多孔質微粒子または無機多孔質中空微粒子である。これに対して、本発明の温浴装置は、板体を有しており、当該板体は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む芯材を有している。すなわち、板体(特許文献1では畳)に含ませる対象が、特許文献1では香料であるのに対し、本発明では予め定められた複数種類の細菌を含む液体である。また、本発明は、健康増進効果の高いサービスの提供に利用可能な温浴装置であるのに対し、特許文献1には、健康増進という思想はない。このため、本発明の温浴装置の板体は、特許文献1の畳とは全く異なるものである。
好ましい態様において、前記芯材は、予め定められた複数種類の細菌と活性化物質とを含んだ液体であって、前記複数種類の細菌を培養して活性化させた液体が含浸されたものである。
この態様によれば、予め定められた複数種類の細菌を培養して活性化させた液体が芯材に含浸される。このため、この態様の温浴装置では、芯材に含まれる液体の蒸発に伴って、芯材外へ放出する細菌の数を増やすことができるとともに、活発に活動する細菌を芯材外へ放出することができる。この態様では、活発に活動する多数の細菌が温浴装置外において拡散するため、活発に活動する多数の細菌が温浴装置付近の人の体内に取り込まれる。人の体内に取り込まれる細菌の数が増え、その細菌が活発に活動するため、当該細菌の働きによる効果をより期待することができる。このため、活性化液が芯材に含浸された温浴装置では、当該細菌を活性化させずに単に当該細菌を含む液体が芯材に含浸された温浴装置に比べ、高い健康増進効果をより期待することができる。
また、この発明は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を具備する板体と、熱源として機能する発熱シートと、を具備する温浴装置を用いた温浴方法において、前記表層部材が重ねられている面を上に向けた姿勢で前記板体を前記発熱シートの上に配置する工程と、前記表層部材の上に人を横たえる工程と、前記発熱シートによって前記板体を温める工程と、を有することを特徴とする温浴方法を提供する。
この発明によれば、発熱シートの上に板体を配置して、その板体の上に人を横たえて、板体を温める。本温浴方法によれば、人の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の温浴装置外への放出を促して当該細菌を人の体内に取り込ませることができる。
また、この発明は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を具備することを特徴とする板体を提供する。
陶板浴における陶板をこの発明の板体に置き換えることやこの発明の板体と発熱シートとを組み合わせることによって、人の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の板体外への放出を促して当該細菌を人の体内に取り込ませることが可能な温浴サービスを提供することができる。
この発明の一実施形態である温浴装置10の構成を示す組み立て斜視図である。 同温浴装置10を含む温浴システム1の構成を示す断面模式図である。 同温浴装置10の畳100の構成を示す断面図である。 同温浴装置10の畳100の補強部材130の正面図である。 同温浴装置10の畳100の補強部材130の溝134の構成を示す断面図である。 同温浴装置10を含む温浴システム1を用いた温浴サービスを説明する概略図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<実施形態>
図1は、この発明の一実施形態による温浴装置10の構成を示す組み立て斜視図である。また、図2は、本実施形態の温浴装置10を含む温浴システム1の構成を示す断面模式図である。温浴システム1は、温浴サービスを提供する施設内の空間(以下、サービス提供空間と呼ぶ)5に温浴装置10を設置することで構成されている。
温浴装置10は、本実施形態に特有の構成を有する板体の一例である畳100と、発熱シート200と、断熱部材300と、筐体400とを有している。温浴システム1による温浴サービスの利用者は、畳100上に横たわることで温浴サービスの提供を受ける。畳100の構成は、後に詳述する。
発熱シート200は、発熱するシート状の部材であり、温浴装置10における熱源として機能する。発熱シート200は、具体的には、炭材を含む発熱カーボンシートである。発熱シート200の炭材は、例えば、多孔質であり、発熱シート200は、厚み方向に通気性を有している。発熱シート200は、外部電源(図示略)から電力の供給を受けて発熱シート200内の炭材を温めて炭材から遠赤外線を放射させることで所定の温度で発熱する。発熱シート200が発生する熱の温度は、例えば、47℃〜60℃程度であり、より好適には、55℃である。
断熱部材300は、断熱性を有する板状の部材である。断熱部材300には、厚み方向に貫通する貫通孔310が複数個設けられている。複数の貫通孔310の各々は、断熱部材300の板面の全面に分散して設けられている。
筐体400は、上部に開口部410が設けられた箱状の部材である。筐体400には、断熱部材300、発熱シート200および畳100が下からこの順に重ねられて収容される。より詳細には、断熱部材300の上方に僅かな隙間を空けつつ発熱シート200が配置され、発熱シート200の上方に僅かな隙間を空けつつ畳100が配置される。断熱部材300と発熱シート200との間および発熱シート200と畳100との間に僅かな隙間が空くように、断熱部材300、発熱シート200および畳100は、筐体400の図示しない支持機構によって支持されている。筐体400の上部の開口部410付近には、畳100が配置される。そして、畳100の畳表として機能する表層部材110が開口部410から露出する。すなわち、筐体400は、畳100の表層部材110を外部に露出させつつ、畳100と発熱シート200と断熱部材300とを収容して支持する部材である。なお、畳100と発熱シート200とが接触していても良いし、発熱シート200と断熱部材300とが接触していても良い。
筐体400に収容される畳100の枚数は、1枚であっても良いし、2以上の整数(複数)枚であっても良い。図1および図2では、3枚の畳100を並べて筐体400に収容する例を示している。また、筐体400に収容される複数枚の畳100の各々の寸法が異なっていても良い。また、温浴システム1のサービス提供者は、設置したい畳100の寸法や枚数に合わせて、発熱シート200、断熱部材300および筐体400の寸法などを決定すれば良い。
筐体400に収容された断熱部材300は、筐体400の図示しない支持機構によって支持されており、筐体400の底から浮いている。断熱部材300の下面側の筐体400内には、筐体400と断熱部材300とによって囲まれた空間430が形成されている。断熱部材300の下面以下の筐体400の側面には、当該側面を貫通する開口部420が設けられている。この開口部420によって筐体400外の空間と筐体400内の空間430が連通している。また、筐体400内の空間430と、発熱シート200が配置されている断熱部材300と畳100との間の空間とは、断熱部材300の貫通孔310によって連通している。
図3は、畳100の構成を示す断面図である。畳100は、表層部材110、第1の芯材122、第2の芯材124および補強部材130を含んでいる。第1の芯材122、第2の芯材124および補強部材130は、各々、板状の部材である。第1の芯材122の厚さは、例えば、17mmであり、第2の芯材124の厚さは、例えば、3mmであり、補強部材130の厚さは、例えば9mmである。補強部材130は、第1の芯材122と第2の芯材124との間に挟まれている。第1の芯材122と第2の芯材124を形成する素材は、例えば、多孔質の炭材である。第1の芯材122と第2の芯材124を区別しないときは、芯材120と表記する。芯材120は、クッション性を有している。補強部材130は、芯材120の強度を補強する部材である。補強部材130は、芯材120よりも高い剛性を有している。補強部材130を形成する素材は、例えば、木材などである。
第1の芯材122における補強部材130に対向する面とは反対の面には、シート状の表層部材110が重ねて配置される。換言すると、第1の芯材122の一方の面は、表層部材110によって覆われている。表層部材110は、通気性を有している。表層部材110は、井草を織って形成されたものであっても良いし、合成繊維を織って形成されたものであっても良い。すなわち、表層部材110は、通気性を有していて畳表として機能し得るものであれば良い。
第1の芯材122には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔123が設けられており、第2の芯材124には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔125が設けられており、補強部材130には、厚み方向に貫通する複数の貫通孔133が設けられている。貫通孔123、125および133の各々は、第1の芯材122、第2の芯材124および補強部材130の板面の全面に分散して設けられている。そして、貫通孔123、125および133は、それらの開口面が重なるように設けられている。貫通孔123、125および133は、畳100の下に配置されている発熱シート200から与えられる熱を畳100の内部(より具体的には、芯材120の内部)に効率よく伝達させる役割を果たす。
図4は、畳100の補強部材130の正面図である。補強部材130における板面の一方の面(具体的には正面)には、複数の溝134が形成されている。図5は、補強部材130の溝134の構成を示す断面図である。図5に示すように、溝134は、断面が三角形状の切り込みである。補強部材130の素材が木材である場合、溝134は、木材の繊維に交差してその繊維を断ち切るように設けられる。具体的には、図4に例示するように、複数の溝134は、補強部材130の上辺および下辺から右辺および左辺へ各々延びており、補強部材130の正面に斜めの格子模様を描いている。溝134は、上記の繊維の収縮に起因する補強部材130の反りを防止し、結果として、畳100の反りを防止する役割を果たす。また、溝134は、補強部材130の表面積を増加させ、畳100の下に配置されている発熱シート200から与えられる熱を効率よく吸収して放射する役割も果たす。補強部材130は、溝134を有する面を表層部材110へ向けた姿勢で配置されても良いし、溝134を有する面を表層部材110の配置されている方向に対して反対の方向へ向けた姿勢(すなわち、畳100の下に配置される発熱シート200へ向けた姿勢)で配置されても良い。なお、図4では、補強部材130の貫通孔133の表示を省略している。
本実施形態の畳100の芯材120には、予め定められた複数種類の細菌を含む液体が含浸されている。この液体は、予め定められた複数種類の細菌と活性化物資とを含んだ液体であって、それら予め定められた複数種類の細菌を培養して活性化させた液体(以下、活性化液と呼ぶ)である。予め定められた複数種類の細菌の具体例としては、乳酸を生成する菌類(以下、単に乳酸菌という)、酵母菌、麹菌、放線菌などが挙げられる。これらの菌種は、人間に対して有用な効果をもたらすと言われている。以下、活性化液に含まれる複数種類の細菌を「有用細菌群」と呼ぶ。この有用細菌群には、乳酸菌が必ず含まれている。これら有用細菌群は、活性化液中で共生している。
芯材120の製造について詳細に説明する。芯材120の製造者は、まず、予め定められた複数種類の細菌(具体的には、乳酸菌、酵母菌、麹菌、放線菌など)を同居させた状態の液体を準備する。この液体は、より具体的には、EM(Effective Microorganisms:有用微生物群)技術を用いたものである。並行して、芯材120の製造者は、予め定められた複数種類の細菌を活性化させるのに好適な活性化物質を含む液体を準備する。この液体は、具体的には、鉄イオン(具体的には二価鉄イオンおよび三価鉄イオン)を多く含む物質である。この液体は、より具体的には、水に溶け、かつ、酸化と還元の両方の作用を持っている状態の鉄であるFFC(Ferrous Ferric Chloride:水溶性二量体鉄塩)を含むものである。次に、芯材120の製造者は、準備した前者の液体と後者の液体とを混ぜ合わせて混合液体を生成する。次に、芯材120の製造者は、生成した混合液体の中で、予め定められた複数種類の細菌(乳酸菌、酵母菌、麹菌、放射線菌など)を培養してそれらを活性化させる。このようにして、芯材120の製造者は活性化液を生成する。そして、芯材120の製造者は、このようにして生成した活性化液に芯材120を浸して、この活性化液を芯材120に含浸させる。なお、芯材120の製造者と活性化液の製造者が異なっていても良い。
芯材120に含浸された活性化液は、時間とともに徐々に蒸発する。この活性化液の蒸発に伴って、芯材120内の有用細菌群が芯材120外に徐々に放出される。芯材120外に放出された有用細菌群は、表層部材110および開口部410を通過して温浴装置10外へ運ばれ、サービス提供空間5に拡散する。温浴装置10では、畳100の下に発熱シート200が配置されているため、芯材120に含浸された活性化液の蒸発が発熱シート200の熱によって促される。
図2に示すように、温浴装置10の発熱シート200が発熱すると、温浴システム1では、サービス提供空間5の流体(具体的には空気)が対流する。より詳細に説明する。発熱シート200付近(具体的には、畳100と断熱部材300との間)の空気は、発熱シート200の熱によって温められることによって上昇し、畳100内部を通過して筐体400の開口部410から温浴装置10外(すなわち、サービス提供空間5)へ排出される。温浴装置10外へ排出された空気は、サービス提供空間5の上方において冷やされてサービス提供空間5の下方へ移動する。サービス提供空間5の下方へ移動した空気は、筐体400の側面の開口部420を通過して温浴装置10外から温浴装置10内の空間430に取り込まれる。温浴装置10内の空間430に取り込まれた空気は、断熱部材300の貫通孔310を通過して発熱シート200付近へ移動する。そして、発熱シート200付近へ移動した空気は、発熱シート200によって再び温められて上昇する。このようにして温浴装置10内の空気とサービス提供空間5の空気とが自然に循環する。
図6は、本実施形態の温浴システム1を用いた温浴サービスを説明する模式図である。図6に示すように、利用者は、サービス提供空間5に設置された温浴装置10の上、より正確には、温浴装置10の畳100の上に体を横たえる。すなわち、温浴システム1では、温浴装置10をベッドのように用いる。温浴システム1の利用者は、陶板に比べて柔らかい畳100の上に体を横たえるため、陶板浴に比べ背中や腰などが痛くなることはない。
温浴システム1において発熱シート200の熱エネルギーの一部は、図6の矢印533のように、筐体400を通過してサービス提供空間5へ伝わり、サービス提供空間5を形成する床や壁などに伝わる。また、発熱シート200の熱エネルギーの一部は、図6の矢印532のように、畳100の芯材120に伝わる。また、発熱シート200の熱エネルギーの一部は、図6の矢印531のように、畳100を通過して畳100上の利用者に伝わる。利用者に伝わる熱エネルギーは、発熱シート200から放射される遠赤外線によるものだけでなく、発熱シート200によって温められた畳100に利用者の体が触れることによって利用者に伝わるものも含まれる。利用者に熱エネルギーが伝わるため、利用者の体が芯から温められる。
図6の符号510で示す大きい丸印は、有用細菌群を表している。温浴システム1では、芯材120に熱エネルギーが伝わるため芯材120に含浸された活性化液の蒸発が促され、その活性化液に含まれている有用細菌群が、図6の矢印541のように、サービス提供空間5へ放出される。また、芯材120が温まることで、芯材120に含浸された活性化液に含まれている有用細菌群の増殖が促され、その増殖に伴って生理活性物質が生産される。有用細菌群が生産する生理活性物質は、人間に対して有用な生理作用または薬理作用をもたらすと期待される物質単体および化合物群である。生理活性物質は、具体的には、乳酸菌が生産するビタミン類や、麹菌などの働きによって生成されるアミノ酸などである。図6の符号520で示す小さい丸印は、生理活性物質を表している。有用細菌群の各細菌によって生産された生理活性物質も、図6の矢印541のように、活性化液の蒸発に伴ってサービス提供空間5へ放出される。温浴システム1では、発熱シート200の熱によってサービス提供空間5の空気が自然に循環するため、有用細菌群および生理活性物質は、サービス提供空間5において均一に拡散する。
温浴システム1では、図6の矢印544のように、サービス提供空間5に拡散した有用細菌群および生理活性物質の一部がサービス提供空間5を形成する床や壁などに付着することもある。また、温浴システム1では、図6の矢印545のように、その床や壁などに付着した有用細菌群および生理活性物質の一部がサービス提供空間5へ再度拡散することもある。そして、サービス提供空間5に拡散された有用細菌群および生理活性物質は、サービス提供空間5に居る利用者の呼吸等によってその体内に取り入れられる。
有用細菌群および生理活性物質が人の体内に取り入れられると、体内に取り入れられた有用細菌群の各細菌は、人の体内において生理活性物質を生産する。この際、有用細菌群の細菌によっては、体内の余分なタンパク質などの分解を行うものもある。体内に取り入れられた生理活性物質や体内において生産された生理活性物質は、体内において吸収される。また、体内に取り入れられた有用細菌群の各細菌自体の成分(例えば、各細菌の細胞壁など)も体内において吸収される。このようにして吸収された生理活性物質や有用細菌群の各細菌自体の成分や有用細菌群の各細菌の働きによって、整腸効果等が期待される。
温浴システム1では、温浴サービスの提供を継続してゆくと、芯材120内の有用細菌群の各菌数が時間とともに減少する、と考えられる。これは、芯材120に含まれる活性化液の蒸発に伴って有用細菌群が芯材120外に放出され、放出された有用細菌群が利用者に取り込まれるからである。このため、温浴システム1では、定期的に畳100の芯材120を新品(活性化液を十分に含浸した芯材120)に交換するのが好ましい。芯材120を新品に交換することによって、温浴システム1では、サービス提供空間5における有用細菌群の各菌数と菌種のバランスを所定値以上に維持することができる。
以上のように、本実施形態の温浴システム1の温浴装置10によれば、利用者の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の温浴装置10外への放出および温浴装置10外における拡散を促すことができる。この温浴装置10を用いると、利用者の体が温まり、かつ、予め定められた複数種類の細菌が利用者の体内に取り込まれる。
温浴装置10では、予め定められた複数種類の細菌として、乳酸菌などの人間に対して有用な効果(すなわち健康増進効果)をもたらすと言われている菌種を用いている。このため、温浴装置10を用いれば、温浴効果(すなわち、体を温めることによる効果)による血行やリンパの流れの改善に加え、当該細菌の働きによる効果(例えば、整腸効果)が得られ、単なる温浴効果に比較して高い健康増進効果が得られる。このように、血行やリンパの流れが改善し、かつ、整腸効果により内臓の働きが良くなっている状態は、東洋医学では「人体の気の巡りが良い状態」と表現される。
また、温浴装置10の畳100の芯材120は、予め定められた複数種類の細菌と活性化物質とを含んだ液体であって、当該複数種類の細菌を培養して活性化させた液体が含浸されたものである。この温浴装置10では、芯材120に含まれる液体の蒸発に伴って、芯材120外へ放出する細菌の数を増やすことができるとともに、活発に活動する細菌を芯材120外へ放出することができる。活発に活動する多数の細菌が温浴装置10外において拡散するため、温浴システム1では、活発に活動する多数の細菌が利用者の体内に取り込まれる。利用者の体内に取り込まれる細菌の数が増え、その細菌が活発に活動するため、当該細菌の働きによる効果をより期待することができる。このため、活性化液が芯材120に含浸された温浴装置10では、当該細菌を活性化させずに単に当該細菌を含む液体が芯材に含浸された温浴装置に比べ、高い健康増進効果をより期待することができる。
また、温浴システム1では、板材の一例として畳100を有している。そして、温浴システム1では、陶板などに比べて柔らかい畳100の上に利用者を横たわらせる。このため、温浴システム1では、利用者の背中や腰などに負担を与えることなく温浴サービスを提供することができる。
また、温浴システム1では、畳100の芯材120に含まれる有用細菌群の各細菌が生きていても、あるいは死んでいても高い健康増進効果を期待することができる。これは、有用細菌群のうちの生きている各細菌が人の体内に取り込まれれば、取り込まれた人の体内において当該各細菌が生理活性物質を生成し、生成された生理活性物質が人の体内で吸収されると期待され、有用性菌群のうちの死んでいる各細菌が人の体内に取り込まれれば、当該各細菌自体の成分が人の体内で吸収されると期待されるからである。また、有用細菌群の各細菌が生きていれば生理活性物質を生成するため、生きている細菌が多いほど、高い健康増進効果を期待することができる。また、活性化液を芯材100に含浸させる際に、活性化液中の有用細菌群の各細菌を殺菌しないため、畳100の殺菌にかかるコストの上昇を抑えることができるとともに、当該細菌の働きによる効果を最大限に得ることができ、健康増進効果を最大限に得ることができる。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)一実施形態の温浴装置10では、板体の一例として畳100を有していた。これは、温浴装置10の板体として畳100が最も好適だからである。しかし、温浴装置10の板体は、畳に限らない。すなわち、温浴装置10の板体は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を有するものであれば良い。
(2)一実施形態の温浴装置10の畳100は、補強部材130を含んでいた。しかし、畳は、補強部材130を含んでいなくても良い。また、畳100は、複数の芯材120(具体的には、第1の芯材122および第2の芯材124)を有していた。しかし、畳は、1枚以上の芯材120を有していれば良い。また、補強部材130は、第1の芯材122と第2の芯材124とによって挟まれていた。しかし、補強部材は、複数の芯材によって挟まれていなくても良い。例えば、畳は、1枚の芯材と1枚の補強部材とを有し、芯材における表層部材に対向する面に対して反対の面側に補強部材が配置されたものであっても良い。また、畳は、芯材における表層部材の対向する面に対して反対の面側に補強部材が配置されたものに限らず、芯材と表層部材との間に補強部材が配置されたものであっても良い。補強部材には厚み方向に貫通する複数の貫通孔が設けられているため、芯材内の有用細菌群は、補強部材の貫通孔と表層部材とを通って畳外へ放出され得るからである。
(3)畳100の寸法は、一般的な畳の寸法(910mm×1820mm)に限らない。また、畳100の寸法は、一畳分に限らず、例えば、半畳分であっても良い。
(4)一実施形態の畳100の芯材120は、活性化液が含浸されたものであった。しかし、芯材は、活性化液が噴霧されたものであっても良い。活性化液が芯材に噴霧されれば、活性化液が芯材に含まれるからである。また、芯材は、予め定められた複数種類の細菌を培養して活性化させる前の予め定められた複数種類の細菌を同居させた状態の液体(具体的には、EM技術を用いた液体)が含浸されたものであっても良いし、当該液体が噴霧されたものであっても良い。すなわち、芯材は、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含んでいれば良い。また、芯材は、活性化液が含浸され、かつ、噴霧されたものであっても良い。また、芯材における活性化液の含有量が低下した際などに、活性化液を芯材に噴霧することで当該芯材に活性化液(換言すると、有用細菌群)を補填しても良い。
(5)一実施形態の温浴システム1では、サービス提供空間5における有用細菌群の各菌数と菌種のバランスを維持するために、定期的に畳100を新品に交換することを推奨していた。これと併せて、温浴システム1では、サービス提供空間5へ活性化液を定期的に噴霧しても良い。
(6)一実施形態の畳100の芯材120を形成する素材は、多孔質の炭材であった。これは、芯材120内に有用細菌群を含む活性化液を含ませるのに好適だからである。しかし、芯材を形成する素材は、有用細菌群を含む活性化液を当該芯材が含むことが可能であれば良く、多孔質の炭材に限らない。
(7)一実施形態の畳100の第1の芯材122および第2の芯材124には、複数の貫通孔123および125を有していた。しかし、畳の芯材は、貫通孔を有していなくても良い。芯材に貫通孔を有していない畳は、芯材に貫通孔を有している畳に比べ芯材内部への熱の伝導効率が低下する虞はあるが、芯材へ熱が伝導可能であることに変わりはないからである。また、第1実施形態の畳100の補強部材130には、複数の溝134を有していた。しかし、補強部材130は、このような溝を有していなくても良い。補強部材に溝を有していない畳は、補強部材に溝を有している畳に比べ与えられる熱の吸収および放射の効率が低下する虞はあるが、与えられる熱を吸収して放射することが可能であることに変わりはないからである。
(8)一実施形態の温浴装置10は、畳100と、発熱シート200と、断熱部材300と、筐体400とを有していた。しかし、温浴装置は、少なくとも、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を具備する板体(具体的には畳)と、熱源として機能し、芯材における表層部材に対向する面に対して反対側の面側に配置される発熱シートとを含んでいれば良い。板体(具体的には畳)と発熱シートとを含んでいれば、人の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の温浴装置外への放出および温浴装置外における拡散を促すことができるからである。
(9)一実施形態の温浴システム1として市場に提供するだけでなく、温浴システム1に用いられる温浴装置10単体で市場に提供しても良い。温浴サービスを提供するための空間に温浴装置10を設置することで、温浴システム1を容易に構築することができるからである。また、温浴装置10として市場に提供するだけでなく、温浴装置10に用いられる板体(具体的には畳100)単体で市場に提供しても良い。陶板浴における陶板を当該板体に置き換えることや当該板体と発熱シートとを組み合わせることによって、人の体を温めつつ、予め定められた複数種類の細菌の板体外への放出を促して当該細菌を人の体内に取り込ませることが可能な温浴サービスを提供することができるからである。この板体を、例えば壁材などの建材として用いても良い。例えば、この板体を温浴システム1のサービス提供空間5を形成する壁材として用いる、という具合である。
(10)また、予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、通気性を有し、芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、を具備する板体と、熱源として機能する発熱シートとを具備する温浴装置を用い、表層部材が重ねられている面を上に向けた姿勢で板体を発熱シートの上に配置する工程と、表層部材の上に人を横たえる工程と、発熱シートによって板体を温める工程とを有する温浴方法によって、温浴サービスを利用者に提供しても良い。この温浴方法では、表層部材の上に人を横たえる工程と発熱シートによって板体を温める工程のいずれが先に行われても良い。
1…温浴システム、5…サービス提供空間、10…温浴装置、100…畳、110…表層部材、120…芯材、122…第1の芯材、124…第2の芯材、123,125,133,310…貫通孔、130…補強部材、134…溝、200…発熱シート、300…断熱部材、400…筐体、410,420…開口部、430…空間、510…有用細菌群、520…生理活性物質、531,532,533,541,542,543,544,545…矢印。

Claims (7)

  1. 予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、
    通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、
    を具備する板体と、
    熱源として機能し、前記芯材における前記表層部材に対向する面に対して反対側の面側に配置される発熱シートと、
    を具備することを特徴とする温浴装置。
  2. 前記芯材は、予め定められた複数種類の細菌と活性化物質とを含んだ液体であって、前記複数種類の細菌を培養して活性化させた液体が含浸されたものであることを特徴とする請求項1に記載の温浴装置。
  3. 前記芯材は、予め定められた複数種類の細菌と活性化物質とを含んだ液体であって、前記複数種類の細菌を培養して活性化させた液体が噴霧されたものであることを特徴とする請求項1に記載の温浴装置。
  4. 前記芯材は、多孔質の炭材からなり、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載の温浴装置。
  5. 前記板体は、
    板状の補強部材であって、厚み方向に貫通する複数の貫通孔を有し、前記芯材に重ねて配置される補強部材をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の温浴装置。
  6. 予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、
    通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、
    を具備する板体と、
    熱源として機能する発熱シートと、
    を具備する温浴装置を用いた温浴方法において、
    前記表層部材が重ねられている面を上に向けた姿勢で前記板体を前記発熱シートの上に配置する工程と、
    前記表層部材の上に人を横たえる工程と、
    前記発熱シートによって前記板体を温める工程と、
    を有することを特徴とする温浴方法。
  7. 予め定められた複数種類の細菌を含む液体を含む板状の芯材と、
    通気性を有し、前記芯材の一方の面に重ねられるシート状の表層部材と、
    を具備することを特徴とする板体。
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