JPWO2016189894A1 - 受信装置及び受信方法 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1に開示されている技術は、相対的に受信機での表示時刻の遅れているワンセグサービスから、進んでいるフルセグサービスに切り換える際に、すぐに切り換えるのではなく、両サービス間の時間差の分のフルセグサービスのデータを蓄積してから切り換えることで、出力時間の時間差に起因する画像及び音声の飛びを回避することができる。
また、これをフルセグ放送からワンセグ放送への切換に適用すると、その間に受信状況が変化し、フルセグ放送の品質が悪化し、画像及び音声の飛びを回避してワンセグ放送に切り換えるシームレスな切換ができなくなってしまう。
さらに、フルセグ放送及びワンセグ放送の間だけでなく、中継局及び系列局のように異なるチャンネルにおいて同一番組を放送しているサービス間、固定受信機向け放送と移動体受信機向け放送との間、デジタルラジオ放送とFM(Frequency Modulation)放送又はAM(Amplitude Modulation)放送との間、又は、放送とインターネットでのストリーミングサービス等異なる放送方式間で切り換える際においても、コンテンツ間に数秒のずれが発生する。
図1は、実施の形態1に係る受信装置としてのコンテンツ出力装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置100は、第1の処理部101と、第2の処理部102と、ずれ量検出部140と、出力速度制御部141と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145とを備える。
なお、実施の形態1に係る受信方法は、コンテンツ出力装置100により実行される方法である。
第1の処理部101は、第1の受信部110と、クロック生成部130とを備える。第2の処理部102は、第2の受信部120と、クロック生成部130とを備える。
第1の受信部110は、信号を受信し、受信データを生成する。第1の受信部110は、第1のチューナ部111と、第1の復調部112と、第1のデマルチプレクス部113と、第1の入力バッファ部114と、第1のデコーダ部115と、第1の出力バッファ部116とを備える。
第1の復調部112は、第1のチューナ部111から与えられた受信信号を復調することで、ストリームデータ(デジタルデータ)を生成する。そして、第1の復調部112は、ストリームデータを第1のデマルチプレクス部113に与える。
第1のデマルチプレクス部113は、第1の復調部112から与えられたストリームデータから必要なデータを分離する。そして、第1のデマルチプレクス部113は、分離されたデータを第1の入力バッファ部114に与える。例えば、第1のデマルチプレクス部113は、デジタルラジオ放送の場合は、受信されたストリームデータから、選択されたサービスの音声データを分離する。デジタルテレビ放送の場合は、第1のデマルチプレクス部113は、選択されたサービスの映像データ及び音声データを分離する。なお、デジタルテレビ放送の場合は、図示していないが、第1の入力バッファ部114は、映像用入力バッファと音声用入力バッファとを備える。また、FM放送又はAM放送の場合には、第1の復調部112からの出力されたストリームデータ(音声データ)が、第1の入力バッファ部114に与えられる。
第1のデコーダ部115は、第1の入力バッファ部114から受け取ったデータを復号することで受信データ(コンテンツデータ)を生成する。そして、第1のデコーダ部115は、受信データを第1の出力バッファ部116に与える。例えば、第1の入力バッファ部114から与えられたデータが圧縮ストリームの場合には、第1のデコーダ部115は、そのデータを伸張することで、受信データを生成する。AM放送又はFM放送の非圧縮ストリームの場合には、第1のデコーダ部115で伸張処理は不要のため、第1のデコーダ部115は、第1の入力バッファ部114から与えられたデータをそのまま第1の出力バッファ部116に与える。
出力速度制御部141は、ずれ量検出部140から通知されたずれ量に応じて、第1の処理部101及び第2の処理部102の少なくとも何れか一方の出力速度を変更する。例えば、出力速度制御部141は、通知されたずれ量に応じて、第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126それぞれのデータ出力速度、即ち再生速度をクロック生成部130に指示する。具体的には、出力速度制御部141は、再生位置が進んでいる方の再生速度を、予め定められた通常の出力速度よりも低速の再生速度になるように、クロック生成部130に指示する。
また、出力速度制御部141は、第1の処理部101及び第2の処理部102の少なくとも何れか一方の出力速度を変更した後に、ずれ量検出部140から通知されたずれ量が予め定められた閾値以下となった場合には、第1の処理部101及び第2の処理部102の出力速度を元の出力速度、言い換えると、予め定められた通常の出力速度に戻す。
出力切換部144は、出力切換制御部143からの指示に応じて、受信状況のよい処理部からの受信データを出力データとして出力する。出力切換部144は、第1の処理部101から出力される受信データ及び第2の処理部102から出力される受信データとの間で出力を切り換える。
また、受信動作指示部145は、第1の処理部101及び第2の処理部102の内、出力切換部144が出力している受信データを生成している処理部の受信状況が悪化した場合に、他方の処理部で出力切換部144が出力している受信データのサービスに対応するサービスが検出されていない場合には、他方の処理部にチャンネルスキャンを指示する。
第1のチューナ部111及び第2のチューナ部121は、それぞれチューナ170で実現することができる。第1の復調部112及び第2の復調部122は、それぞれデモジュレータ171で実現することができる。第1のデマルチプレクス部113及び第2のデマルチプレクス部123は、それぞれデマルチプレクサ172で実現することができる。第1の入力バッファ部114及び第2の入力バッファ部124は、それぞれバッファ173で実現することができる。第1のデコーダ部115及び第2のデコーダ部125は、それぞれデコーダ174で実現することができる。第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126は、バッファ175で実現することができる。クロック生成部130は、クロックジェネレータ176で実現することができる。
図5から図8は、ずれ量検出部140での動作を説明するための概略図である。
ここでは、ずれ量検出部140は、第1の出力バッファ部116内の第1の音声PCMデータと、第2の出力バッファ部126内の第2の音声PCMデータとを入力として、これらの相互相関処理を行うものとして説明する。
ずれ量検出部140は、図5(A)に示されている第1の出力バッファ部116内の一番目の第1の音声PCMデータと、図5(B)に示されている第2の出力バッファ部126内の一番目の第2の音声PCMデータとの積、各二番目のPCMデータの積、というふうにN個のデータの積を算出する。そして、ずれ量検出部140は、図5(C)に示されているように、それらN個の積の合計値を求める。ここで、Nは、2以上の整数であり、予め定められているものとする。
図6(B)に示されているように、ずれ量検出部140は、第2の出力バッファ部126内の第2のPCMデータを1サンプル分シフトし、図6(C)に示されているように、図5と同様にN個の積を求めそれらの合計値を求める。
以上のように、ずれ量検出部140は、第1の出力バッファ部116内の音声PCMデータ全てに対して、同様の積和演算を行い、それらの結果で最大の値をとるものを抽出する。その時のシフト量が、両データのずれ量となる。
ここで最大値としたが、ずれ量検出部140は、正規化した相互相関係数を求めて判定しても良い。相互相関係数が1なら完全にデータ列が一致したことを示すが、受信状況等でデータ誤りがある場合には1に近い値となる。従って、相互相関係数が、予め定められた閾値、例えば0.9等以上となった際のシフト量をずれ量としてもよい。この場合は、バッファ内の全データに対して、計算負荷の高い積和演算をしなくても、閾値を超えたことで判定でき検出処理を早く打ち切ることができる。
なお、第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126は、それぞれ低速再生時に通常のビットレートで入力される受信データを取りこぼさないように蓄える役割も果たす。
ここでは、初期状態において、第1の処理部101からの受信データが出力切換部144によって選択されており、ユーザに対して出力されているものとする。言い換えると、第1の処理部101が表の処理部であるものとする。また、第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126からそれぞれ通常の再生速度で受信データが出力されているものとする。
次に、出力速度制御部141は、表系統である第1の処理部101から得られる受信データが、裏系統である第2の処理部102から得られる受信データよりも進んでいるか否かを判断する(S11)。例えば、出力速度制御部141は、第1の処理部101から得られる受信データのずれ量が、予め定められた閾値よりも大きいか否かを判断する。第1の処理部101から得られる受信データのずれ量が予め定められた閾値よりも大きい場合(S11でYes)には、処理はステップS12に進み、第1の処理部101から得られる受信データのずれ量が予め定められた閾値以下の場合(S11でNo)には、処理はステップS13に進む。
ステップS16では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第1の出力バッファ部116からの受信データの出力を通常速度とするように指示する。このような指示を受けたクロック生成部130は、通常のクロックを第1の出力バッファ部116に与える。そして、処理はステップS10に戻る。
ステップS18では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第2の出力バッファ部126からの受信データの出力を通常速度とするように指示する。このような指示を受けたクロック生成部130は、通常のクロックを第2の出力バッファ部126に与える。そして、処理はステップS10に戻る。
ステップS11において、出力速度制御部141は、その進み量が閾値よりも大きいか否かを評価する。ここでは、ステップS11で第1の処理部101からの受信データ(出力コンテンツ)の進み量が閾値よりも大きいと判断され、処理はステップS12に進む。
ステップS12では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第1の出力バッファ部116からの受信データの出力(コンテンツの再生)を低速度とするように指示する。
ステップS13では、第2の処理部102からの出力は第1の処理部101よりも遅れているため、進み量が閾値よりも大きくないと判定され(S13でNo)、処理はステップS15に進む。
ステップS15では、第1の出力バッファ部116は低速再生中のため、出力速度制御部141は、Noと判断し、処理はステップS16に進む。
ステップS16では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第1の出力バッファ部116からの受信データの出力(コンテンツの再生)を通常速度とするように指示する。
ステップS11において、第1の処理部101からの受信データ(再生出力)は、第2の処理部102からの出力よりも遅れているため、進み量は閾値よりも小さい。このため、出力速度制御部141は、Noと判断し、処理はステップS13に進む。
ステップS14では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第2の出力バッファ部126からの出力を一時停止する指示を行う。
ステップS15では、第1の出力バッファ部116が通常速度再生中のため(S15でYes)、処理はステップS17に進む。
ステップS17では、第2の出力バッファ部126では低速再生中(一時停止中)のため(S17でNo)、処理はステップS18に進む。
ステップS18では、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第2の出力バッファ部126からの受信データの出力を通常速度とするように指示する。
図10(A)及び(B)は、受信したコンテンツをユーザに対して出力している表系統のコンテンツ再生位置が裏系統よりも進んでいる場合の第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126からのデータ出力の様子を示している。
図11(A)及び(B)は、裏系統のコンテンツ再生位置が表系統のコンテンツ再生位置よりも進んでいる場合の第1の出力バッファ部116及び第2の出力バッファ部126からのデータ出力の様子を示している。
第1の出力バッファ部116から受信データD13が出力された時点で、図10(B)に示されているように、第2の出力バッファ部126からも受信データD13が出力され、それぞれの再生位置がそろう。そのため、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第1の出力バッファ部116の通常速度再生指示を行う。
以降、受信状況が悪化し、出力切換制御部143が裏系統に出力を切換えても、各受信データのずれがないため、再生に切れ目がないシームレスな切換が実現できる。
第1の出力バッファ部116から受信データD7が出力された時点で、各部から出力される受信データは、再生位置がそろったことになる。そのため、出力速度制御部141は、クロック生成部130に対して、第2の出力バッファ部126の通常速度再生指示を行う。
以降、受信状況が悪化し、出力切換制御部143が裏系統に出力を切換えても、各受信データのずれがないため、再生に切れ目がないシームレスな切換が実現できる。
まず、受信動作指示部145は、裏系統が裏スキャン中であるか否かを確認する(S20)。裏系統が裏スキャン中である場合(S20でYes)には、処理はステップS21に進み、裏系統が裏スキャン中ではない場合(S20でNo)には、処理はステップS24に進む。
ステップS22では、受信動作指示部145は、裏スキャンを停止するように裏系統の処理部101、102に通知する。
さらに、受信動作指示部145は、表系統で受信していたコンテンツと同一のコンテンツを選局してデコードを開始する指示を、裏系統の処理部101、102に通知する。これは表系統の受信状況が更に悪化する場合に備え、シームレス切換可能な状態への準備を開始するためのものである。
そして、受信動作指示部145は、他の同一コンテンツ放送サービスが存在するか否かを判断する(S27)。他の同一コンテンツ放送サービスが存在すると判断した場合(S27でYes)には、処理はステップS28に進み、同一コンテンツを放送している他の放送サービスが存在しないと判断した場合(S27でNo)には、処理はステップS29に進む。
一方、ステップS29では、受信動作指示部145は、裏スキャンを開始する指示を裏系統の処理部101、102に通知する。
そして、受信動作指示部145は、ステップS29で開始された裏スキャンにより、同一コンテンツ放送中の他チャンネルが検出されるまで監視を行う(S30)。そして、同一コンテンツが検出されれば(S30)、処理はステップS22に進む。
図13は、実施の形態1の変形例に係るコンテンツ出力装置100#の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置100#は、第1の処理部101#と、第2の処理部102#と、ずれ量検出部140と、出力速度制御部141#と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145とを備える。この変形例に係るコンテンツ出力装置100#は、第1の処理部101#、第2の処理部102#及び出力速度制御部141#を除いて、実施の形態1に係るコンテンツ出力装置100と同様に構成されている。
第1の処理部101#は、第1のチューナ部111と、第1の復調部112と、第1のデマルチプレクス部113と、第1の入力バッファ部114と、第1のデコーダ部115と、第1の出力バッファ部116と、第1のシステムクロックカウンタ部117と、第1のデコード開始時刻制御部118とを備える。この変形例に係る第1の処理部101#は、第1のシステムクロックカウンタ部117及び第1のデコード開始時刻制御部118を備えている点及びクロック生成部130を備えない点を除いて、実施の形態1における第1の処理部101と同様に構成されている。
第2の処理部102#は、第2のチューナ部121と、第2の復調部122と、第2のデマルチプレクス部123と、第2の入力バッファ部124と、第2のデコーダ部125と、第2の出力バッファ部126と、第2のシステムクロックカウンタ部127と、第2のデコード開始時刻制御部128とを備える。この変形例に係る第2の処理部102#は、第2のシステムクロックカウンタ部127及び第2のデコード開始時刻制御部128を備えている点及びクロック生成部130を備えない点を除いて、実施の形態1における第2の処理部102と同様に構成されている。
例えば、一つ前のPTSの値と、今受信したPTS値との差分をΔPTSとすると、第1のデコード開始時刻制御部118及び第2のデコード開始時刻制御部128は、通常、STCがΔPTS経過後に次のフレームをデコードさせる。一方、デコード速度を遅らせて、例えば、通常の90%の速度で再生させる場合、第1のデコード開始時刻制御部118及び第2のデコード開始時刻制御部128は、100/90をSTCに乗算する。これにより、第1のデコーダ部115又は第2のデコーダ部125がデコードを行うことで、受信フレームの出力速度が遅くなる。
また、図9に示されている出力速度制御フローにおいて、ステップS12での低速度出力指示は第1のデコード開始時刻制御部118に、ステップS14での出力一時停止指示は第2のデコード開始時刻制御部128に、ステップS16での通常速度出力指示は第1のデコード開始時刻制御部118に、ステップS18での通常速度出力指示は第2のデコード開始時刻制御部128に対してそれぞれ行われる。
第1のシステムクロックカウンタ部117及び第2のシステムクロックカウンタ部127は、それぞれクロックカウンタ177で実現することができる。第1のデコード開始時刻制御部118及び第2のデコード開始時刻制御部128は、それぞれコントローラ178で実現することができる。
図17は、実施の形態2に係るコンテンツ出力装置200の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置200は、第1の処理部201と、第2の処理部202と、ずれ量検出部240と、出力速度制御部241と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145と、出力箇所微調整部246とを備える。
実施の形態2に係るコンテンツ出力装置200は、第1の処理部201、第2の処理部202、ずれ量検出部240、出力速度制御部241及び出力箇所微調整部246を除いて、実施の形態1に係るコンテンツ出力装置100と同様に構成されている。従って、以下では、第1の処理部201、第2の処理部202、出力速度制御部241及び出力箇所微調整部246について主に説明する。
なお、実施の形態2に係る受信方法は、コンテンツ出力装置200により実行される方法である。
第2の処理部202は、第2の受信部220と、クロック生成部130とを備える。
クロック生成部130は、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、第1の受信部210及び第2の受信部220について説明する。
第1の受信部210は、第1のチューナ部111と、第1の復調部112と、第1のデマルチプレクス部113と、第1の入力バッファ部114と、第1のデコーダ部115と、第1の出力バッファ部216とを備える。
実施の形態2における第1の受信部210は、第1の出力バッファ部216を除いて、実施の形態1における第1の受信部110と同様に構成されている。以下では、第1の出力バッファ部216について説明する。
また、第1の出力バッファ部216は、出力箇所微調整部246からの指示に応じて、指示された読み出しアドレスからデータを読み出して、出力切換部144に与える。
実施の形態2における第2の受信部220は、第2の出力バッファ部226を除いて、実施の形態1における第2の受信部120と同様に構成されている。なお、第2の出力バッファ部226は、第1の出力バッファ部216と同様に機能する。
そこで、そのようなずれが生じないようにするため、実施の形態2におけるコンテンツ出力装置200は、出力箇所微調整部246を備える。以下、説明する。
また、ずれ量検出部240は、第1の処理部201及び第2の処理部202内に、時間軸において同じ位置にある受信データがバッファされているか否かを判断する。具体的には、第1の処理部201及び第2の処理部202内に同じ受信データがバッファされているか否かを判断する。そして、ずれ量検出部240は、その判断結果を出力速度制御部241に与える。
また、出力速度制御部241は、ずれ量検出部240から、第1の処理部201及び第2の処理部202内に、時間軸において同じ位置にある受信データがバッファされている旨の判断結果を受けると、速度調整完了通知を出力箇所微調整部246に与えるとともに、第1の処理部201及び第2の処理部202の出力速度を予め定められた通常の出力速度に戻すようにクロック生成部130に指示する。
また、ずれ量検出部240、出力速度制御部241、受信状況監視部142、出力切換制御部143、受信動作指示部145及び出力箇所微調整部246は、図3(B)に示されているように、処理回路163により実現することもできる。
まず前提として、第1の処理部201と第2の処理部202は、同一コンテンツを受信して受信データを生成し、生成された受信データを出力しているものとする。初期状態として、第1の出力バッファ部216内に再生中のコンテンツの受信データと同一のデータ箇所が第2の出力バッファ部226内に存在しない場合を想定する。
そして、出力速度制御部241は、出力箇所微調整部246に速度調整完了を通知する(S33)。これにより、出力箇所微調整部246は、ずれ量検出部240からその時点のずれ量を取得し、その時点でユーザに対して出力していない裏系統の出力バッファ部の出力アドレス位置をずれ量分だけずらして出力させる。これにより、両者の出力バッファ部からの受信データの出力位置を完全に一致させることができる。
そして、出力速度制御部241は、クロック生成部130に対して、第2の処理部202の低速度出力を指示する(S36)。これにより、クロック生成部130は、第2の出力バッファ部226が受信データを出力するためのクロック周波数を通常より少し低速にし、第2の出力バッファ部226からの受信データの出力速度が低くなる。
このような場合、ステップS30で第1の処理部201の再生速度を低速度にすることにより、第1の処理部201及び第2の処理部202の再生位置が時間的に近づき、いずれ第1の出力バッファ部216内の受信データのデータ列と同一データ列が第2の出力バッファ部226に現れることになる。その場合、ステップS31で、ずれ量検出部240が両バッファ内に同一データを検出する。例えば、ずれ量検出部240は、第1の出力バッファ部216及び第2の出力バッファ部226に格納されている全てのデータを用いて、図5〜図8に示されているシフト演算を行っていった結果、相互相関係数が1に近い値をもつケースを検出できる。その場合、ステップS31でYesと判断され、ステップS32で、出力速度制御部241は、クロック生成部130に第1の処理部201での通常速度の出力指示を行う(S32)。なお、ずれ量検出部240は、相互相関係数が、予め定められた値以下の場合には、両バッファ内に同一データがないと判断することができる。
次に、ステップS33で、出力速度制御部241は、出力箇所微調整部246に速度調整完了を通知する。これにより、出力箇所微調整部246は、ずれ量検出部240からその時点のずれ量を取得し、その時点でユーザに対して出力していない裏系統の出力バッファ部の出力アドレス位置をずれ量分だけずらして出力させる。このため、両者の出力バッファ部からの受信データの出力位置を完全に一致させることができる。
このような場合、ステップS30で第1の処理部201の再生速度を低速度にすることにより、第1の処理部201及び第2の処理部202の再生位置が時間的に離れていく。そして、ステップS31では、常にNoと判断されるため、ステップS34で検出タイムアウトのチェックが行われる。このような場合では、検出タイムアウトが発生するまで、ステップS31とステップS34の処理が繰り返される。
次に、出力速度制御部241は、第2の処理部202の低速度出力指示を行う。これにより、第2の出力バッファ部226から出力されるコンテンツの再生速度が少し遅くなる。そして、第1の処理部201と第2の処理部202のコンテンツ間のずれ量は小さくなっていく。
ステップS38では、出力速度制御部241は、第1の処理部201及び第2の処理部202での通常速度の出力指示を行う。そして、処理はステップS33に進み、出力速度制御部241は、出力箇所微調整部246に速度調整完了を通知する。これにより、出力箇所微調整部246は、ずれ量検出部240からその時点のずれ量を取得し、その時点でユーザに対して出力していない方の出力バッファ部の出力アドレス位置をずれ量分だけずらして出力させる。このため、両者の出力バッファ部からの受信データを完全に一致させることができる。
図20は、実施の形態2の変形例に係るコンテンツ出力装置200#の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置200#は、第1の処理部201#と、第2の処理部202#と、ずれ量検出部240と、出力速度制御部241#と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145と、出力箇所微調整部246とを備える。この変形例に係るコンテンツ出力装置200#は、第1の処理部201#、第2の処理部202#及び出力速度制御部241#を除いて、実施の形態2に係るコンテンツ出力装置200と同様に構成されている。
第1の処理部201#は、第1のチューナ部111と、第1の復調部112と、第1のデマルチプレクス部113と、第1の入力バッファ部114と、第1のデコーダ部115と、第1の出力バッファ部216と、第1のシステムクロックカウンタ部117と、第1のデコード開始時刻制御部118とを備える。この変形例に係る第1の処理部201#は、第1のシステムクロックカウンタ部117及び第1のデコード開始時刻制御部118を備えている点及びクロック生成部130を備えない点を除いて、実施の形態2における第1の処理部201と同様に構成されている。
第2の処理部202#は、第2のチューナ部121と、第2の復調部122と、第2のデマルチプレクス部123と、第2の入力バッファ部124と、第2のデコーダ部125と、第2の出力バッファ部226と、第2のシステムクロックカウンタ部127と、第2のデコード開始時刻制御部128とを備える。この変形例に係る第2の処理部202#は、第2のシステムクロックカウンタ部127及び第2のデコード開始時刻制御部128を備えている点及びクロック生成部130を備えない点を除いて、実施の形態2における第2の処理部202と同様に構成されている。
なお、第1の入力バッファ部114は、第1のデコーダ部115で低速再生が行われている場合に、一定の通常レートで受信されるコンテンツのデータを取りこぼさないようにするためのバッファとして動作する。同様に、第2の入力バッファ部124は、第2のデコーダ部125で低速再生が行われている場合に、一定の通常レートで受信されるコンテンツのデータを取りこぼさないようにするためのバッファとして動作する。
実施の形態2では、大まかに速度制御を行ってずれ量を各バッファのデータサイズ以下に縮める第1段階の処理と、その後、出力箇所微調整部246による出力位置の微調整を行う第2段階の処理を組み合わせたので、ずれ量が大きく、両出力バッファ内に同一データ列が存在しきれない場合でもずれ量をゼロにできる。
また、出力速度制御の際にソフトウェアが介在してしまいソフトウェア処理オーバーヘッドの影響により速度調整だけでは正確に出力位置をあわせることができない場合でも、ずれ量をゼロにすることができる。
さらにまた、ソフトウェア負荷の変動等により各処理部からの出力位置が前後してしまうようなケースにおいても、出力箇所微調整部246を設けたことでずれ量をゼロにすることができる。
図23は、実施の形態3に係るコンテンツ出力装置300の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置300は、第1の処理部101と、第2の処理部102と、ずれ量検出部340と、出力速度制御部341と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145と、ずれ量記憶部347と、選局指示部348とを備える。
実施の形態3に係るコンテンツ出力装置300は、ずれ量検出部340、出力速度制御部341、ずれ量記憶部347及び選局指示部348を除いて、実施の形態1に係るコンテンツ出力装置100と同様に構成されている。従って、以下では、ずれ量検出部340、出力速度制御部341、ずれ量記憶部347及び選局指示部348について主に説明する。
なお、実施の形態3に係る受信方法は、コンテンツ出力装置300により実行される方法である。
ずれ量記憶部347は、一度検出した同一コンテンツのサービス間のずれ量と、これらの各サービスを選局するのに必要な放送チャンネル番号、サービス情報又はインターネット上のURL等の選局情報とを関連付けて記憶する。
選局指示部348は、出力速度制御部341、及び、第1の受信部110又は第2の受信部120に、選局指示を行う。例えば、選局指示部348は、図示しない入力部にユーザが選局操作を行った場合に、選局指示を行う。なお、第1の受信部110と第2の受信部120には、表系統となっている方に選局指示が行われる。
出力速度制御部341は、選局指示部348から選局指示を受けた際に、ずれ量記憶部347を検索することで、新たな選局先の選局情報が既にずれ量記憶部347に記憶されているか否かを判断することで、記憶済みサービスへの選局が行われたか否かを判断する。そして、出力速度制御部341は、記憶済みサービスへの選局操作が発生した場合には、ずれ量記憶部347から記憶しておいた同一コンテンツ間のずれ量を取得する。そして、出力速度制御部341は、取得されたずれ量に基づいて、クロック生成部130に、第1の処理部101又は第2の処理部102のデータ出力速度の指示を行う。
このような指示を受けたクロック生成部130は、第1の処理部101のデータ出力速度の指定を受けると、第1の出力バッファ部116へのデータ出力用クロック周波数を制御して、指定された速度で第1の出力バッファ部116から受信データを出力させる。同様に、クロック生成部130は、第2の処理部102のデータ出力速度の指定を受けると、第2の出力バッファ部126へのデータ出力用クロック周波数を制御し、指定された速度で第2の出力バッファ部126から受信データを出力させる。
図24は、実施の形態3の変形例に係るコンテンツ出力装置300#の構成を概略的に示すブロック図である。
コンテンツ出力装置300#は、第1の処理部101#と、第2の処理部102#と、ずれ量検出部340と、出力速度制御部341#と、受信状況監視部142と、出力切換制御部143と、出力切換部144と、受信動作指示部145と、ずれ量記憶部347と、選局指示部348とを備える。この変形例に係るコンテンツ出力装置300#は、第1の処理部101#、第2の処理部102#及び出力速度制御部341#を除いて、実施の形態3に係るコンテンツ出力装置300と同様に構成されている。
また、図9に示されている出力速度制御フローにおいて、ステップS12での低速度出力指示は第1のデコード開始時刻制御部118に、ステップS14での出力一時停止指示は第2のデコード開始時刻制御部128に、ステップS16での通常速度出力指示は第1のデコード開始時刻制御部118に、ステップS18での通常速度出力指示は第2のデコード開始時刻制御部128に対してそれぞれ行われる。
図6(B)に示されているように、ずれ量検出部140は、第2の出力バッファ部126内の第2の音声PCMデータを1サンプル分シフトし、図6(C)に示されているように、図5と同様にN個の積を求めそれらの合計値を求める。
また、第1の出力バッファ部216は、出力箇所微調整部246からの指示に応じて、指示された読み出しアドレスからデータを読み出して、出力切換部144に与える。
実施の形態2における第2の受信部220は、第2の出力バッファ部226を除いて、実施の形態1における第2の受信部120と同様に構成されている。なお、第2の出力バッファ部226は、第1の出力バッファ部216と同様に機能する。
そこで、そのようなずれが生じないようにするため、実施の形態2におけるコンテンツ出力装置200は、出力箇所微調整部246を備える。以下、説明する。
Claims (15)
- 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力するとともに、当該第1の受信データの出力速度を変更することのできる第1の処理部と、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力するとともに、当該第2の受信データの出力速度を変更することのできる第2の処理部と、
前記第1の処理部から出力される第1の受信データ及び前記第2の処理部から出力される第2の受信データとの間で出力を切り換える出力切換部と、
前記第1の受信データと前記第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出するずれ量検出部と、
前記ずれ量検出部で検出されたずれ量が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記第1の受信データ及び前記第2の受信データの内、進んでいる方の出力速度を予め定められた通常の出力速度よりも遅くなるように、前記第1の処理部又は前記第2の処理部を制御する出力速度制御部と、を備えること
を特徴とする受信装置。 - 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力するとともに、当該第1の受信データの出力速度を変更することのできる第1の処理部と、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力するとともに、当該第2の受信データの出力速度を変更することのできる第2の処理部と、
前記第1の処理部から出力される第1の受信データ及び前記第2の処理部から出力される第2の受信データとの間で出力を切り換える出力切換部と、
前記第1の受信データと前記第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出するずれ量検出部と、
前記ずれ量検出部で検出されたずれ量が予め定められた閾値よりも大きい場合に、前記第1の受信データ及び前記第2の受信データの内、進んでいる方からの出力を一時的に停止するように、前記第1の処理部又は前記第2の処理部に指示する出力速度制御部と、を備えること
を特徴とする受信装置。 - 前記出力速度制御部は、前記第1の受信データ及び前記第2の受信データの内、進んでいる方が前記出力切換部から出力されていない場合に、前記第1の処理部又は前記第2の処理部に出力を一時的に停止する指示を行うこと
を特徴とする請求項2に記載の受信装置。 - 前記出力速度制御部は、前記ずれ量検出部で検出されたずれ量が予め定められた閾値以下となった場合に、前記第1の処理部及び前記第2の処理部の出力速度を前記予め定められた通常の出力速度にすること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の受信装置。 - 前記第1の処理部は、前記第1の受信データをバッファする第1の出力バッファ部を備え、
前記第2の処理部は、前記第2の受信データをバッファする第2の出力バッファ部を備え、
前記出力速度制御部は、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部の読み出し速度を変更することで、前記第1の処理部及び前記第2の処理部の出力速度を変更すること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の受信装置。 - 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力するとともに、当該第1の受信データの出力速度を変更することのできる第1の処理部と、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力するとともに、当該第2の受信データの出力速度を変更することのできる第2の処理部と、
前記第1の処理部から出力される第1の受信データ及び前記第2の処理部から出力される第2の受信データとの間で出力を切り換える出力切換部と、
前記第1の受信データと前記第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出するずれ量検出部と、
前記第1の処理部は、前記第1の受信データを一時蓄積する第1の出力バッファ部を備え、
前記第2の処理部は、前記第2の受信データを一時蓄積する第2の出力バッファ部を備え、
前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部に読み出しアドレスを指定して、当該読み出しアドレスからデータを出力させる出力箇所微調整部をさらに備え、
前記出力速度制御部は、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部に、時間軸において同じ位置にある第1の受信データ及び第2の受信データがバッファされていない場合に、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部の読み出し速度の少なくとも何れか一方を変更することで、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部に、時間軸において同じ位置にある第1の受信データ及び第2の受信データが一時蓄積されるようにし、
前記出力箇所微調整部は、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部に、時間軸において同じ位置にある第1の受信データ及び第2の受信データが一時蓄積されている場合に、前記ずれ量検出部で検出されたずれ量に相当する分ずらした読み出しアドレスを前記第1の出力バッファ部又は前記第2の出力バッファ部に指定すること
を特徴とする受信装置。 - 前記出力速度制御部は、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部に、時間軸において同じ位置にある第1の受信データ及び第2の受信データが一時蓄積された場合に、前記第1の処理部及び前記第2の処理部の出力速度を前記予め定められた通常の出力速度にすること
を特徴とする請求項6に記載の受信装置。 - 前記出力速度制御部からの指示に応じて、前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部の読み出しクロックのレートを変更するクロック生成部をさらに備えること
を特徴とする請求項6に記載の受信装置。 - 前記ずれ量検出部で検出されたずれ量を記憶するずれ量記憶部と、
前記出力速度制御部に、サービスへの選局指示を行う選局指示部と、をさらに備え
前記出力速度制御部は、前記選局指示部から選局指示されたサービスのずれ量が前記ずれ量記憶部に記憶されている場合には、前記ずれ量記憶部に記憶されているずれ量に応じて、前記第1の処理部又は前記第2の処理部の出力速度を変更すること
を特徴とする請求項1、2及び6の何れか一項に記載の受信装置。 - 前記第1の処理部及び前記第2の処理部の内、前記出力切換部が出力している受信データを生成している処理部の受信状況が悪化した場合に、他方の処理部に前記出力切換部が出力している受信データのサービスに対応するサービスの受信信号を受信するように指示する受信動作指示部をさらに備えること
を特徴とする請求項1、2及び6の何れか一項に記載の受信装置。 - 前記第1の処理部及び前記第2の処理部の内、前記出力切換部が出力している受信データを生成している処理部の受信状況が悪化した場合に、他方の処理部で前記出力切換部が出力している受信データのサービスに対応するサービスが検出されていない場合には、当該他方の処理部にチャンネルスキャンを指示する受信動作指示部をさらに備えること
を特徴とする請求項1、2及び6の何れか一項に記載の受信装置。 - 前記第1の処理部及び前記第2の処理部の内、前記出力切換部が出力している受信データを生成している処理部の受信状況が悪化した場合に、他方の処理部に切り換えるように前記出力切換部に指示する出力切換制御部をさらに備えること
を特徴とする請求項1、2及び6の何れか一項に記載の受信装置。 - 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力するとともに、当該第1の受信データの出力速度を変更することのできる第1の処理部と、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力するとともに、当該第2の受信データの出力速度を変更することのできる第2の処理部と、
前記第1の処理部から出力される第1の受信データ及び前記第2の処理部から出力される第2の受信データとの間で出力を切り換える出力切換部と、
前記第1の受信データと前記第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出するずれ量検出部と、
前記ずれ量検出部で検出されたずれ量に応じて、前記第1の処理部及び前記第2の処理部の少なくとも何れか一方の出力速度を変更する出力速度制御部と、
前記出力切換部から出力されたデータに基づいて、映像を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする映像表示装置。 - 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力するとともに、当該第1の受信データの出力速度を変更することのできる第1の処理部と、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力するとともに、当該第2の受信データの出力速度を変更することのできる第2の処理部と、
前記第1の処理部から出力される第1の受信データ及び前記第2の処理部から出力される第2の受信データとの間で出力を切り換える出力切換部と、
前記第1の受信データと前記第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出するずれ量検出部と、
前記ずれ量検出部で検出されたずれ量に応じて、前記第1の処理部及び前記第2の処理部の少なくとも何れか一方の出力速度を変更する出力速度制御部と、
前記出力切換部から出力されたデータに基づいて、音声を出力する音声出力部と、
を備えることを特徴とする音声出力装置。 - 第1の受信信号から第1の受信データを生成して、当該第1の受信データを連続して出力し、
第2の受信信号から第2の受信データを生成して、当該第2の受信データを連続して出力し、
前記出力される第1の受信データ及び前記出力される第2の受信データとの間で出力を切り換え、
前記出力される第1の受信データと前記出力される第2の受信データの時間軸におけるずれ量を検出し、
前記検出されたずれ量に応じて、前記第1の受信データ及び前記第2の受信データの少なくとも何れか一方の出力速度を変更すること
を特徴とする受信方法。
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