JPWO2016157577A1 - 発電装置監視制御システム、電力系統システム、管理装置、制御装置及び方法 - Google Patents

発電装置監視制御システム、電力系統システム、管理装置、制御装置及び方法 Download PDF

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Abstract

余剰電力問題の解決に貢献する。発電装置監視制御システムは、少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、少なくとも1つの前記制御装置と通信可能に接続される管理装置と、を含む。前記管理装置は、電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2015−077065号(2015年4月3日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、発電装置監視制御システム、電力系統システム、管理装置、制御装置及び方法に関し、特に、主に再生可能エネルギーにより発電を行う発電装置の監視制御を行う発電装置監視制御システム、電力系統システム、管理装置、制御装置及び方法に関する。
特許文献1に、複数の太陽光発電の総発電量を考慮しつつ、各太陽光発電の出力抑制を個別に行なうことにより、太陽光発電を有効利用できるという発電システムが開示されている。同文献には、複数のパワーコンディショナを管理する出力抑制管理装置から発電量制限値に関する情報を受信するとともに、自装置の発電量に関する情報を送信する通信部と、前記発電量制限値に基づき、自装置の出力電力を抑制する抑制制御部とを備えたパワーコンディショナが開示されている。また、出力抑制管理装置は、自装置を管理する出力抑制管理装置により管理される複数のパワーコンディショナの各発電量の総和であるトータル発電電力が、当該複数のパワーコンディショナの各発電量の総和の上限値であるトータル発電電力上限値を超えないように発電量制限値を設定することが記載されている。
非特許文献1、2には、太陽光を中心とした再生可能エネルギーの急速な拡大に伴い、電力の安定供給が困難となったことから、各電力会社が新規接続申込に対する回答を再開したことの説明資料である。例えば、非特許文献1では、九州本土での太陽光の接続可能量が設定され、それを基に出力制御を行うことが公表されている。具体的な出力制御の態様としては、スライド9−10ページに記載のように、特別高圧連系について専用通信回線で前日夕方に電力会社から事業者へ連絡を行うことが予定されている。また、高低圧連系の出力制御については、出力制御カレンダーによるカレンダー制御が予定されている。
非特許文献3には、電力系統側における配電系統運用に用いられる配電自動化システムが開示されている。
特開2013−207862号公報
九州電力株式会社、平成27年2月 "九州本土の再生可能エネルギー発電設備に対する接続申込みの回答再開に関するご説明資料"、[online]、[平成27年3月17日検索]、インターネット〈URL:http://www.kyuden.co.jp/library/pdf/notice/q27hfv5k.pdf〉 東北電力株式会社、平成27年1月 "(別紙1)改正省令にもとづく再エネ発電設備の新たな出力制御ルールの適用の考え方"、[online]、[平成27年3月17日検索]、インターネット〈URL:http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/__icsFiles/afieldfile/2015/01/23/1188918b1.pdf〉 日立評論 1989年3月号、"特集 配電技術 配電自動化計算機制御システム"、[online]、[平成27年1月29日検索]、インターネット〈URL:http://digital.hitachihyoron.com/pdf/1989/03/1989_03_02.pdf〉
以下の分析は、本発明によって与えられたものである。非特許文献1、2に記載されているように近年、太陽光発電(photovoltaics、solar photovoltaicsとも言う。以下、「PV」と記す)や風量に代表される再生可能エネルギーを用いた分散型電源(発電装置)の急増により、電力系統に逆潮流する余剰電力が増加し、電力系統が不安定となる問題が生じている。
現時点では、非特許文献1、2のように、1日単位での出力制御をベースに年間30日の無償の出力制御が実施されているが、今後は、時間単位での出力制御が検討されている。しかしながら、時間単位での出力制御を実現するためには、非特許文献1のスライド10ページのような前日夕方での連絡やカレンダー制御では対応できないという問題点がある。また非特許文献1によると、今後は家庭用等の小型太陽光発電設備も出力制御の対象となることが予定されている。
この点、特許文献1は、上記したカレンダー制御に代わる方法を提案しているが、[0165]の式(5)で表されるように、曇り地域の発電装置で発電できない分を集計し、晴れ地域の発電装置に等分に割り振る処理をしているだけであり、定格発電量が異なる大小さまざまな発電装置が、広い地域に存在し、慢性的に供給過多となる状況には対応できないという問題点がある。このような観点からすると、特定の発電装置を選定して運転を停止乃至出力を抑制させたいと要請がある。
本発明は、上記した余剰電力問題の解決に貢献できる発電装置監視制御システム、電力系統システム、管理装置、制御装置及び方法を提供することを目的とする。
第1の視点によれば、少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、少なくとも1つの前記制御装置と通信可能に接続される管理装置と、を含む発電装置監視制御システムが提供される。前記管理装置は、電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する。
第2の視点によれば、少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、少なくとも1つの前記制御装置と通信可能に接続される管理装置と、前記発電装置から電力が出力される電力系統と、を含む電力系統システムが提供される。前記管理装置は、前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する。
第3の視点によれば、発電装置監視制御システムないし電力系統システムを構成するための管理装置及び制御装置が提供される。
第4の視点によれば、管理装置を作動させる方法であって、前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外するステップと、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信するステップと、を含む方法が提供される。
第5の視点によれば、上記した制御装置を作動させる方法であって、前記管理装置から、前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置を抑制対象に選定することにより作成された抑制指示を受信するステップと、前記管理装置からの出力電力の抑制指示に基づいて前記発電装置を制御するステップと、を含む方法が提供される。
上記した各方法は、それぞれ制御装置及び管理装置という、特定の機械に結びつけられている。
第6の視点によれば、上記した制御装置及び管理装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムが提供される。なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な(非トランジエントな)記憶媒体に記録することができる。即ち、本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明によれば、余剰電力問題の解決に貢献することが可能となる。
本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システムの動作(変形例)を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システムの変形構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システムの変形構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態のシステム構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の別のシステム構成の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の発電装置監視制御システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置が保持する接続情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置が保持する抑制制御の履歴情報(抑制スケジュール)の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の動作(発電量報告処理)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の動作(発電量制御処理)を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置における抑制対象の発電装置の選択処理の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置における抑制対象の発電装置の再選択処理を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置が作成する発電抑制スケジュールの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置が作成する発電抑制スケジュールの別の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の管理装置が作成する発電抑制スケジュールの別の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の効果を説明するための図である。
はじめに、以下に述べる実施形態のコンセプトについて説明する。電力系統に逆潮流する余剰電力の増加は、再生可能エネルギーを用いた分散型電源(発電装置)によってもたらされている。再生可能エネルギーを用いた分散型電源(発電装置)のうち、家庭用の太陽光発電装置は、急速な拡大が見込まれている。こうした家庭用の海底用の太陽光発電装置の台数は、100万台を超えており、電力会社だけで、そのすべての発電装置の発電を制御することは、事実上困難である。このような状況から、電力系統の安定化を目的として発電装置の発電を制御するための、階層的なアーキテクチャが検討されている。すなわち、発電装置の集合を管理する管理装置を設け、管理装置が設けられる特定地域における発電量をその管理装置に管理をさせるというものである。一方で、太陽光発電装置の設置者は、発電した電力の売電を目的の一つとする場合が少なくない。そのため、発電装置の発電を制御する際、これら設置者間の公平性を確保することが必要となる。よって、管理装置の機能として、特定領域における発電装置の確実な抑制制御を実行する機能とともに、発電装置の設置者間の公平性を確保する機能が必要となる。
そこで、電力会社は、管理を民間事業者へ委託することを検討している。前記委託を受けた民間事業者は、委託を受けた範囲で発電量の管理をすることになる。一方で、太陽光発電装置の設置者は、発電した電力の売電を目的とした設置者も少なくない。そのため、太陽光発電装置の設置者間の公平性を確保することが必要となる。よって、民間事業者としては、委託を受けた範囲で太陽光発電装置の確実な抑制制御を実行するとともに、太陽光発電装置の設置者間の公平性を確保することが必要となる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態の発電装置監視制御システム1の構成を示す図である。図1を参照すると、少なくとも1つの発電装置120と接続され、前記発電装置120を制御可能な制御装置110と、前記制御装置110と通信可能に接続され、電力系統300から接続情報と発電制御情報を受信する管理装置200と、を含む構成が示されている。
管理装置200は、発電装置120における出力電力の抑制指示の送信履歴を記憶する記憶手段201と、抑制対象の発電装置を選定する選定手段203と、前記選定した発電装置120と接続されている制御装置110に対して抑制指示を送信する送信手段204とを備える。なお、前記接続情報は、電力系統300へ電力を出力する発電装置を示す情報である。
より具体的には、選定手段203は、前記接続情報によって特定される発電装置120の中から前記出力電力の抑制指示の送信履歴が所定の条件を満たす発電装置120を抑制対象に選定する。例えば、選定手段203は、前記出力電力の抑制指示の送信履歴を参照して、過去一定期間内に、出力抑制を受けた回数や時間が所定の閾値未満である発電装置を選択する。また、選定手段203は、前記出力電力の抑制指示の送信履歴を参照して、抑制された累計発電量が所定値以下の発電装置を抑制対象として選択することとしても良い。
そして、前記送信手段204は、前記選定した発電装置120と接続されている制御装置110に対して出力電力の抑制指示を送信する。
図2は、上記第1の実施形態における選定手段203と送信手段204の動作を説明するための図である。例えば、非特許文献1に示すように、1年間に360時間を上限として出力抑制制御を掛けることができるというルールが定められているものとする。
まず選定手段203は、接続情報によって電力系統300へ電力を出力している発電装置1〜4を選択する。ここで例えば、選定手段203は、電力系統300に接続されていない発電装置(例えば、発電装置5)を抑制対象から外すことになる。
次に、選定手段203は、記憶手段201を参照して出力抑制を受けた時間の累計である累計抑制時間が、閾値360時間未満である発電装置を選定する。図2の例では、発電装置1、2、4が選択されることになる。このとき、累計抑制時間が、閾値360時間以上となっている発電装置3が除外されていることになる。図2の例では、選定手段203は、さらに、発電装置1、2、4の天候情報を参照して、設置場所の天候が晴れである発電装置1、2を選択している。
送信手段204は、上記選定手段203により選定された発電装置1、2に接続されている制御装置110に対して、出力電力の抑制指示を送信する。例えば、抑制指示が発電装置1、2の運転停止を指示するものである場合、それぞれの発電容量の合計値である最大60kWの抑制が達成される。もちろん、出力発電量の指示(抑制指示)は、特許文献1に記載のように、定格発電量に対する出力率(又は抑制率)であってもよい。例えば、送信手段204が、発電装置1、2に対して、出力率(抑制率)として50%を指示した場合、最大30kWの抑制が達成される。
以上のように、本実施形態によれば、過去の抑制履歴を参照して、できるだけ公平に抑制制御の対象となるように、抑制対象の発電装置を選定することが可能となる。
図3は、上記第1の実施形態における選定手段203と送信手段204の変形動作を説明するための図である。上記のように、本発明の第1の実施形態によれば、所定のルールによる発電装置を選定して抑制制御を実施可能となる。しかしながら、図1の電力系統300から要請された抑制発電量が100kWで、上記60kWや30kWでは、目標を達成できない状況が起こりうる。この場合は、選定手段203に、抑制対象の発電装置の追加選択を行わせてもよい。例えば、図3において、図2と同様に、発電装置1、2を停止させても抑制指示発電量に満たない場合、選定手段203は、累計抑制時間が、閾値360時間を超えているとして抑制対象に加えなかった発電装置3の種別情報(契約情報)を確認する。例えば、発電装置3の種別情報(契約情報)が、電力系統への接続開始時期が遅く上記360時間ルールを超えた抑制制御が許容される発電装置であることを示す場合、選定手段203は、発電装置3も、抑制制御対象に追加する。これにより、発電装置1〜3の運転停止を指示することで最大160kWの抑制を実施可能となる。もちろん、100kWを達成するために、それぞれの発電装置に対して、100/160=62.5%の出力率(抑制率=37.5%)を指示することで、理論上100kWの抑制を実現することも可能となる。以上のように、本発明は、個々の発電装置の属性情報を考慮して種々の変形を加えることができる。ここで、発電装置3の種別情報とは、契約の内容を示す情報であっても良い。個々の発電装置の属性情報とは、規模、用途、設置場所、電力系統への接続開始時期などが考えられる。
なお、上記した説明では、接続情報は、電力系統300へ電力を出力している発電装置であることを特定する情報であるものとして説明したが、各発電装置が接続されている配電経路や、設置位置(東京都、港区などの地域)や、例えば、総発電量が500kw以下となる発電装置群である特定のグループなどで発電装置をグループ分けするための情報であってもよい。この場合、選定手段203は、発電装置の制御対象の配電経路、設置位置、グループに属するか否かにより、抑制対象の候補となる発電装置を選定し、さらに、その中から、累計抑制時間等による抑制対象を選定することになる。
なお、上記した例では、管理装置200が1台の制御装置110に対して出力発電量を指示し、制御装置110が接続された発電装置120を制御する例を挙げて説明したが、図4に示すように、1台の制御装置110に複数台の発電装置120−1〜120−nが接続された構成であってもよい。この場合、管理装置200は、n台の発電装置に対する出力抑制制御の履歴を記憶することになる。
同様に、図5に示すように、1台の管理装置200に複数台の制御装置110が接続されている構成であってもよい。この場合、管理装置200は、m台の制御装置110のそれぞれに接続されている発電装置に対する出力抑制制御の履歴を記憶することになる。
[第2の実施形態]
続いて、電力系統側の構成も含めてより詳細な制御を行う本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図6は、本発明の第2の実施形態の基本システム構成を示す図である。図6を参照すると、電力系統側の配電自動化システム320と、中央給電システム310と、制御装置110及び発電装置120との間に、管理装置200が配置された構成が示されている。
中央給電システム(以下、「中給システム」)310は、各系統の系統集約発電量と、想定される電力需要とに基づいて、電力需給の過不足を計算し、管理装置200に抑制スケジュールを送信する。本実施形態においては、管理装置200は、中央給電システム310から受信した抑制スケジュールに従って動作することになる。
配電自動化システム(以下、「配自システム」)320は、事故復旧、設備保守、過負荷解消等の理由により配電網の切り替えを実施し、管理装置200側に、発電装置の接続情報を送信する。本実施形態においては、配自システム320が、電力系統へ電力を出力している発電装置を示す接続情報の送信元となる。
管理装置200は、図示省略するネットワークを介して、制御装置110と接続されている。なお、発電装置が多数存在する場合や管理上の必要がある場合には、管理装置200は、複数配置することができる。
制御装置110は、各地に配置された発電装置120を監視、制御する機器である。
管理装置200は、配自システム320から受信した接続情報と、自身で管理する出力抑制指示の履歴とに基づいて、抑制制御の対象の発電装置120を選択し、当該発電装置120に接続された制御装置110に対し抑制指示を送信する。前記抑制指示の具体的な内容は、中給システム310から受信した抑制スケジュールに基づいて作成される。また、管理装置200は、抑制スケジュールをフィードバックするため、制御装置110から受信した個々の発電装置の発電量情報(個別発電量)を集約して中給システム310に送信する。また、このフィードバックには、個々の発電装置の累計抑制時間を含めることができる。
なお、図6に示した構成は本発明を簡単に説明するためのものであり、種々の変更を加えることが可能である。例えば、管理装置200と制御装置110とは、移動体通信網やインターネット等の通信網を介して接続されていてもよい。また例えば、発電装置120及び制御装置110が多数、広範なエリアに配置されている場合、図7に示すように、管理装置を複数、階層的に配置し、上位の管理装置(親)230が、複数の管理装置(子)220に処理を分散できるよう構成することも可能である。また、図6、図7の上段に示した電力系統側のシステムもあくまで一例であり、各電力会社のシステム構成に応じて変更される。
続いて、上述した管理装置200の構成及び機能について、より詳細に説明する。図8は、管理装置の構成及び機能を簡単に説明するために、図6を模式化した図である。図8を参照すると、電力系統側の需給情報管理部311と、接続情報管理部321と、制御装置110が接続された広域ネットワークとの間に、管理装置200が配置された構成が示されている。
需給情報管理部311は、上述の中給システム310に相当し、電力の需給バランスを調整し、発電スケジュールの計画を行う。また、本実施形態の需給情報管理部311は、管理装置230に対して、抑制スケジュール(出力指示の一形態)を送信する機能を有している。なお、管理装置200が複数配置されている場合、需給情報管理部311が、個々の管理装置200に抑制スケジュールを作成して送信することとしてもよい。また、図7に例示されているように、上位の管理装置(親)230に系全体の抑制スケジュールを送信し、管理装置(親)230にエリア単位の抑制スケジュールを作成させ、管理装置(子)220に送信する構成を採用してもよい。
接続情報管理部321は、上述の配自システム320に相当し、電力系統に接続している各発電装置の配電ルートの管理及び配電ルートの変更のための開閉器を制御する。また、接続情報管理部321は、管理装置200に対して、接続情報(発電装置の接続情報)を送信する機能を有している。
図9は、接続情報管理部321が管理装置200に送信する接続情報の一例を示す図である。図9の例では、ある発電装置が、ある時点において系統Aに接続され、その後系統Bに接続されたことを示している。
管理装置200は、電力系統側のシステムと通信するための上位側双方向通信部231と、制御部232と、広域通信網を介して配下の制御装置110と通信するための下位側双方向通信部233と、管理情報記憶部234とを備えている。
制御部232は、管理情報記憶部234に保持された接続情報と、各発電装置120への抑制指示の履歴情報(抑制スケジュール)に基づいて、抑制対象となる発電装置を選定する選定手段として機能する。また、本実施形態の制御部232は、需給情報管理部311から受信した抑制スケジュールに基づいて、前記選定した発電装置120を対象とした抑制スケジュールを作成し、各制御装置110に抑制指示(抑制制御情報)を送信する。また、前記需給情報管理部311から管理装置200への抑制スケジュールの送信は、管理装置200からの抑制スケジュールの送信要求に応じて需給情報管理部311が送信する形態であってもよい。また、制御部232は、管理情報記憶部234に、制御装置110から受信したリアルタイムの発電量や、制御装置110に送信した抑制スケジュールを所定期間保存する。
図10は、ある発電装置に係る抑制スケジュールの一例を示す図である。図10の例ででは、11:32;30〜11:35:00までの2分30秒間抑制制御が行われたことを示している。本実施形態では、このような発電装置別の抑制スケジュールを、各発電装置が抑制制御を受けた累計抑制時間を求めるための出力抑制制御の履歴情報として利用する。もちろん、図2、図3に示すように、発電装置毎の累計抑制時間を管理するためのテーブル等を用意してもよい。
管理情報記憶部234は、電力系統側から送信された接続情報や、抑制スケジュールを記憶する。また、管理情報記憶部234は、個々の制御装置110から受信した各発電装置の仕様情報や稼働状態、制御部232にて計算された各発電装置の抑制スケジュール等の管理情報を記憶する。
制御装置110は、PVの稼働状態等を表示する表示部113と、発電装置の周囲の天候(日照状態)を測定するための日射計114とを備え、発電装置120を監視する機器である。本実施形態の制御装置110は、管理装置200から抑制指示(抑制制御情報)を受信すると、発電装置120に対して、出力発電量の抑制制御を指示する。また、制御装置110は、発電装置120にて出力される交流電力を、PVの発電量として管理装置200に報告する。また、制御装置110は、管理装置200に対して、日射計114のセンサ値を送信する。この日射計114のセンサ値は、発電装置が設置されている場所の天候情報(日照状態)を知らせるための情報として使用される。なお、本実施形態では、制御装置110に日射計114が備えられているものとして説明したが、必ずしも制御装置110に日射計114が備えられている必要はない。例えば、発電装置120の近傍に配置済みの日射計の値を管理装置200が直接入手するようにしたり、気象庁や民間気象会社のメッシュ日射量データ、局地ナウキャスト情報等を用いることもできる。
発電装置120は、インバータ等を備え、PV等から出力される直流電力を交流電力に変換する機能を備えているパワーコンディショナー(PCS)とも呼ばれる機器である。また、本実施形態の発電装置120は、制御装置110から受信した抑制指示(抑制制御情報)に基づいて、インバータを制御することにより、PV等にて発電される電力の変換効率を調整することにより、抑制制御を実施可能となっている。本実施形態の発電装置120は、制御装置110に対して、所定の周期でPVの発電量等を送信する機能を備えている。前記PVの発電量等は、制御装置110が発電装置120に要求し、発電装置120から取得する形態であってもよい。
なお、図8に示した管理装置200の機能は、図11に示すように、管理装置を構成するコンピュータに、そのハードウェア(CPU2320、記憶装置2340、通信デバイス2310等)を用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。はじめに管理装置による電力系統側へのPV発電量報告処理について説明する。図12は、本発明の第2の実施形態の発電量報告処理に関する動作を説明するための図である。図12に示したとおり、発電装置120は、所定の時間間隔で制御装置110にPVの発電情報を送信する。
制御装置110は、発電装置120から受信した発電量を一定期間集約した後、管理装置200に送信する。例えば、制御装置110は、30秒間隔で発電装置120から受信した発電量を30分毎に集計し、管理装置200に対して、発電情報として、30分間の累計発電量を送信する(ステップS001)。なお、図12の例では、制御装置110が能動的に管理装置200に対して発電情報を送信しているが、管理装置200からの要求に応じて制御装置110が発電情報を送信することでもよい。また、図12の例では、上述の発電量の30分積算値を送信しているが、制御装置110から管理装置200への発電量の送信間隔は、管理装置200の数やネットワークの性能や使用するプロトコルによって適宜決定される。例えば、制御装置110が、発電装置120から発電量を受信した都度、管理装置200に対して、発電量を送信するようにしてもよい。
前記発電情報を受信した管理装置200は、管理情報記憶部234に発電情報(累計発電量)を保存する(ステップS002)。また管理装置200は、各発電装置の平均発電量を算出する(ステップS003)。この平均発電量は、発電装置120が計算し、管理装置200に送信する情報に含めることもできる。
前記発電量を受信した管理装置200は、所定の時間間隔で、電力系統側に対して発電情報として、管理対象の発電装置の発電量集計値を送信する。なお、図12の例では、管理装置200が能動的に電力系統側に発電情報を送信しているが、電力系統側からの要求に応じて管理装置200が発電情報を送信することでもよい。
以上のようにすることで、電力系統側に対して、管理対象の発電量を報告することができる。
続いて、管理装置200による発電量抑制制御について説明する。図13は、本発明の第2の実施形態の動作(発電量制御処理)を説明するための図である。図13に示すとおり、電力系統側の接続情報管理部321が、管理装置200に対し、発電装置の接続情報を送信する。管理装置200は、接続情報を受信すると、管理情報記憶部234に、前記受信した接続情報を保存する(ステップS101)。
また、前記接続情報の送信とは独立して、電力系統側の需給情報管理部311が、電力の需給バランスを考慮して、管理装置200に対して、抑制スケジュールを送信する。管理装置200は、抑制スケジュールを受信すると、管理情報記憶部234に、受信した抑制スケジュールを保存する(ステップS102)。なお、管理装置200における接続情報の受信と、抑制スケジュールの受信も独立して非同期に行うようにすることができる。
次に、管理装置200は、電力系統側から受信した接続情報と、管理情報記憶部234に保存した各発電装置に指示済みの抑制スケジュールに基づいて、電力系統に電力を出力中、かつ、累計抑制時間が所定時間未満の発電装置を選択する。前記所定時間としては、非特許文献1に記載されているような公的に定められた時間(例:360時間、30日等)であってもよいが、管理装置200の運営者が定めた時間であってもよい。
図14は、本発明の第2の実施形態の管理装置における抑制対象の発電装置の選択処理の具体例を示す図である。図14を参照すると、まず、管理装置200は、管理情報記憶部234から発電装置情報を取得する(ステップS1031)。次に、管理装置200は、当該発電装置が、抑制制御を拒否することが認められた緊急抑制拒否信号を送信した発電装置であるか否かを判断する(ステップS1032)。ここで、ステップS1032にて「あり」と判定された場合、つまり、緊急抑制拒否信号を送信した発電装置であることが判明した場合、管理装置200は、その発電装置を抑制対象から除外する(ステップS1039)。
ステップS1032にて「なし」と判定された場合、つまり、ステップS1031で取得した発電装置が緊急抑制拒否信号を送信した発電装置でない場合、管理装置200は、次に管理情報記憶部234から該当する発電装置120の天候情報を取得する(ステップS1033)。管理装置200は、当該発電装置の天候情報が、発電に適さない曇り、雨等であるか否かを判断する(ステップS1034)。ここで、ステップS1034にて「曇り、雨」と判定された場合、つまり、該当する発電装置120の天候情報が、発電に適さない曇り、雨である場合、管理装置200は、その発電装置を抑制対象から除外する(ステップS1039)。
ステップS1034にて「晴れ」と判定された場合、つまり、ステップS1033で取得した発電装置の天候情報が晴れである場合、管理装置200は、次に管理情報記憶部234から該当する発電装置120の稼働状況情報を取得する(ステップS1035)。この稼働状況情報を取得する機能は、発電装置の稼働状況を取得する取得手段に相当する。管理装置200は、当該発電装置の稼働状況情報が、故障を示すものであるか否かを判断する(ステップS1036)。ここで、ステップS1036にて「故障」と判定された場合、つまり、該当する発電装置120の稼働状況情報が、故障を示すものである場合、管理装置200は、その発電装置を抑制対象から除外する(ステップS1039)。
一方、ステップS1036にて「正常」と判定された場合、つまり、ステップS1035で取得した発電装置の稼働状況が正常稼働状態を示している場合、管理装置200は、次に管理情報記憶部234から該当する発電装置120の累計抑制時間情報を取得する(ステップS1037)。累計抑制時間情報は、図10に示す抑制スケジュールから計算することもできるし、図2、図3に示したように発電装置毎に累計抑制時間を管理するテーブル等から取得してもよい。ここで、ステップS1038にて「YES」と判定した場合、つまり、該当する発電装置120の累計抑制時間が、所定の上限値以上である場合、管理装置200は、その発電装置を抑制対象から除外する(ステップS1039)。
一方、ステップS1038にて「NO」と判定した場合、つまり、ステップS1037で取得した発電装置の累計抑制時間が所定の上限値未満である場合、管理装置200は、当該発電装置を抑制対象に加える。管理装置200は、すべての発電装置について抑制対象か否かの判断が完了していない場合、ステップS1031に戻って、次の発電装置120を抑制対象にするか否かの判断を行う(ステップS1040)。すべての発電装置120を抑制対象にするか否かの判断が完了した場合、抑制スケジュールの作成を開始する。
前記選択後の発電装置が多い場合には、次のような方法で発電装置の再選択を行うことも好ましい。この発電装置の再選択方法も種々のバリエーションが考えられる。例えば、累計抑制時間が少ない順に抑制スケジュールを満たすことのできる数だけ発電装置を選択する方法が考えられる。また、累計抑制時間が前記所定時間よりも少ない発電装置のうち、定格容量が大きい順に、発電装置を選択する方法も考えられる。また、累計抑制時間が前記所定時間よりも少ない発電装置のうち、前回の抑制時期からの経過時間が大きい順に、発電装置を選択する方法も考えられる。また、累計抑制時間に代えて、累計抑制発電量を用いることもできる。このような累計抑制発電量は、発電装置本来の発電能力やリアルタイム発電量から、抑制制御により抑制後の出力電力を差し引くことで算出できる。また、累計抑制時間や累計抑制発電量が前記所定時間よりも少ない発電装置を、ランダムに所定台数選択するという方法も考えられる。また、各発電装置の日射計データやリアルタイムの発電量に基づいて、発電量の少ない、即ち、抑制制御の実効が少ない発電装置を除外することもできる。
もちろん、これらを複数組み合わせて発電装置を選択してもよい。図15は、上記定格容量に相当する発電クラス、累計抑制発電量、日射量の3つを組みわせて、抑制対象の発電装置を再選択する処理の一例を説明するための図である。例えば、発電クラス、累計抑制発電量、日射量の順で発電装置の再選択を行うものとする。まず、発電クラスを参照して、発電クラスが産業用PV以上である発電装置1〜4の中から、発電クラスが一番大きい発電装置1が選択される。次に、累計抑制発電量を参照して、残る発電装置2〜4から、累計抑制発電量が少ない発電装置4が選択される。さらに、日射量を参照して、残る発電装置2、3から、日射量の大きい発電装置2が選択される。図3を用いて説明したように、この時点で、電力系統側から受信した抑制スケジュールを実行できない場合にはさらに、発電装置3、5を選択してもよい。以上のような発電装置の再選択方法は、あくまで一例であり、上記に限定されるものでもない。
再度、図13を参照して、発電装置120を選択又は再選択した後の処理について説明する。管理装置200は、電力系統側から受信した抑制スケジュールに基づいて、前記選択した発電装置で実行する抑制スケジュールを作成する(ステップS104)。この抑制スケジュールとしては、例えば、図16、図17に示すような順番に抑制対象の発電装置を選択するラウンドロビン方式が考えられる。また、図18に示すように、抑制対象の電力を蓄電可能な発電装置や、ヒートポンプ等の負荷を持ち抑制対象の電力を消費可能な発電装置を優先して選択するようにしてもよい。もちろん、その他の発電装置間での公平性や抑制効率性を考慮した種々の変形例を用いることができる。
次に、管理装置200は、前記作成したPVの抑制スケジュールに従って、抑制対象の発電装置120を管理する制御装置110に対して、出力発電量の指示として抑制制御情報を送信する(ステップS105)。図13の例では、管理装置200が、抑制実施時刻になった発電装置を管理する制御装置110に対して抑制制御情報を送信している。あるいは、抑制制御情報に、抑制開始時刻と、抑制終了時刻を含めることで、管理装置200が、すべての抑制対象の発電装置に接続された制御装置110に対して、一括して抑制制御情報を送信する方法も採用可能である。また、前記抑制終了時刻に代えて、抑制開始時刻から抑制制御を実施する期間を定めた抑制継続時間を用いることもできる。
前記抑制制御情報を受信した制御装置110は、表示部113に抑制実施の有無を表示する(ステップS106)。さらに、制御装置110は、発電装置120に対して、抑制制御情報を送信する。抑制制御情報を受信した発電装置120は、出力電力の抑制制御を実施する。
図16は、本実施形態の効果を説明するための図である。図16の例は、さまざまな場所にあり、天候情報や稼働状態の異なる発電装置が示されている。例えば、病院に設置され緊急抑制拒否信号を送信した発電装置は、抑制対象から除外されている(図14のステップS1032参照)。また例えば、天候情報が雨であることを示している発電装置は、抑制対象から除外されている(図14のステップS1034参照)。また例えば、累計抑制時間が360時間に達している発電装置や故障中の発電装置も、抑制対象から除外されている(図14のステップS1036、S1038参照)。そして、残る発電装置で抑制スケジュールの実行が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、電力系統側で作成した抑制スケジュールを効率よく、かつ、発電装置間で不公平が生じることなく実施することが可能となる。その理由は、管理装置200が、接続情報と累計抑制時間等に基づいて、抑制対象の発電装置を選択する構成を採用したことにある。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示したネットワーク構成、各要素の構成、メッセージの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。例えば、図12、図13の例では、各装置200が、受信メッセージに対して、アンサーバックを行っているが、アンサーバックを省略することも可能である。
また、上記した実施形態では、発電装置が太陽光発電装置を想定した例を挙げて説明したが、本発明は、風力、水力、潮汐、地熱等の再生可能エネルギーにて発電を行う発電装置やこれらが混在する構成を備える場合にも同様に適用することが可能である。
また、上記した実施形態では、緊急抑制拒否信号を送信した発電装置を抑制対象外としたが、抑制対象外となる発電装置の情報を管理情報記憶部234に保存させ、制御部232にて読み出すようにしてもよい。このようにすることで、緊急抑制拒否信の受信有無にかかわらず、抑制制御の対象外とすることもできる。
最後に、本発明の好ましい形態を要約する。
[第1の形態]
(上記第1の視点による発電装置監視制御システム参照)
[第2の形態]
第1の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
所定の集計期間における、出力電力の抑制指示の累計送信回数又は累計抑制時間が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外する発電装置監視制御システム。
[第3の形態]
第1又は第2の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
所定の集計期間における、出力電力の抑制指示により抑制された累計発電量が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外する発電装置監視制御システム。
[第4の形態]
第1から第3いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記管理装置は、さらに、前記制御装置から発電装置の稼働状況を取得する取得手段を備え、
前記制御装置に対する出力電力の抑制指示の履歴と、前記発電装置の稼働状況とに基づいて、抑制対象の発電装置を選定する発電装置監視制御システム。
[第5の形態]
第4の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記発電装置の発電量が所定値以下の場合、前記発電装置を抑制対象から除外する発電装置監視制御システム。
[第6の形態]
第1から第5いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記発電装置の種別情報を取得し、前記発電装置が所定の種別を示す場合、前記発電装置を抑制対象から除外する発電装置監視制御システム。
[第7の形態]
第1から第6いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記管理装置は、前記制御装置から取得した前記発電装置で発電されている出力発電量を前記電力系統へ送信する発電装置監視制御システム。
[第8の形態]
第7の発電装置監視制御システムにおいて、
前記制御装置は、前記発電装置から前記発電装置で発電されている出力発電量を取得し、前記取得した前記発電装置で発電されている出力発電量を前記管理装置に送信する発電装置監視制御システム。
[第9の形態]
第1から第8いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記出力電力の抑制指示は、前記発電装置に対し、抑制発電量、抑制発電率、目標発電量、目標発電率、及び停止信号のうち少なくとも1つを指示するものである発電装置監視制御システム。
[第10の形態]
第1から第9いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記発電装置の接続情報は、前記電力系統の配電自動化システムによって作成された発電装置と電力系統との関係を示す情報である発電装置監視制御システム。
[第11の形態]
第1から第10いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記管理装置は、前記発電装置における抑制スケジュールを作成して前記発電装置の出力発電量を抑制する発電装置監視制御システム。
[第12の形態]
第1から第11いずれか一の形態の発電装置監視制御システムにおいて、
前記抑制対象の発電装置の中から、抑制電力を蓄積可能な蓄電装置又は抑制電力を消費可能な負荷が備えられている発電装置を、前記出力電力の抑制指示の送信先に選択する発電装置監視制御システム。
[第13の形態]
(上記第2の視点による電力系統システム参照)
[第14の形態]
(上記第3の視点による管理装置及び制御装置参照)
[第15の形態]
(上記第4の視点による方法参照)
[第16の形態]
(上記第5の視点による方法参照)
[第17の形態]
(上記第6の視点によるコンピュータプログラム参照)
なお、上記第13〜第17の形態は、第1の形態と同様に、第2〜第12の形態に展開することが可能である。
なお、上記の特許文献および非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 発電装置監視制御システム
110、110−1〜110―m 制御装置
113 表示部
114 日射計
115 蓄電装置
116 制御手段
120、120−1〜120−n 発電装置
200 管理装置
201 記憶手段
203 選定手段
204 送信手段
220 管理装置(子)
230 管理装置(親)
231 上位側双方向通信部
232 制御部
233 下位側双方向通信部
234 管理情報記憶部
300 電力系統
310 中央給電システム(中給システム)
311 需給情報管理部
320 配電自動化システム(配自システム)
321 接続情報管理部
2310 通信デバイス
2311 入力デバイス
2312 出力デバイス
2320 CPU
2340 記憶装置

Claims (28)

  1. 少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、
    少なくとも1つの前記制御装置と通信可能に接続される管理装置と、を含み、
    前記管理装置は、
    電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する、
    ことを特徴とする発電装置監視制御システム。
  2. 所定の集計期間における、出力電力の抑制指示の累計送信回数又は累計抑制時間が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項1の発電装置監視制御システム。
  3. 所定の集計期間における、出力電力の抑制指示により抑制された累計発電量が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項1又は2の発電装置監視制御システム。
  4. 前記管理装置は、さらに、前記制御装置から発電装置の稼働状況を取得する取得手段を備え、
    前記制御装置に対する出力電力の抑制指示の履歴と、前記発電装置の稼働状況とに基づいて、抑制対象の発電装置を選定することを特徴とする請求項1から3いずれか一の発電装置監視制御システム。
  5. 前記発電装置の発電量が所定値以下の場合、前記発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項4の発電装置監視制御システム。
  6. 前記発電装置の種別情報を取得し、前記発電装置が所定の種別を示す場合、前記発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項1から5いずれか一の発電装置監視制御システム。
  7. 前記管理装置は、前記制御装置から取得した前記発電装置で発電されている出力発電量を前記電力系統へ送信する請求項1から6いずれか一の発電装置監視制御システム。
  8. 前記制御装置は、前記発電装置から前記発電装置で発電されている出力発電量を取得し、前記取得した前記発電装置で発電されている出力発電量を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項7の発電装置監視制御システム。
  9. 前記出力電力の抑制指示は、前記発電装置に対し、抑制発電量、抑制発電率、目標発電量、目標発電率、及び停止信号のうち少なくとも1つを指示するものであることを特徴とする請求項1から8いずれか一の発電装置監視制御システム。
  10. 前記発電装置の接続情報は、前記電力系統の配電自動化システムによって作成された発電装置と電力系統との関係を示す情報である請求項1から9いずれか一の発電装置監視制御システム。
  11. 前記管理装置は、前記発電装置における抑制スケジュールを作成して前記発電装置の出力発電量を抑制する請求項1から10いずれか一の発電装置監視制御システム。
  12. 前記抑制対象の発電装置の中から、抑制電力を蓄積可能な蓄電装置又は抑制電力を消費可能な負荷が備えられている発電装置を、前記出力電力の抑制指示の送信先に選択する請求項1から11いずれか一の発電装置監視制御システム。
  13. 少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、
    少なくとも1つの前記制御装置と通信可能に接続される管理装置と、
    前記発電装置から電力が出力される電力系統と、を含み、
    前記管理装置は、
    前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する、
    ことを特徴とする電力系統システム。
  14. 少なくとも1つの発電装置と接続され、前記発電装置を制御可能な制御装置と、
    前記発電装置から電力が出力される電力系統と、に接続され、
    前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する、
    ことを特徴とする管理装置。
  15. 所定の集計期間における、出力電力の抑制指示の累計送信回数又は累計抑制時間が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項14の管理装置。
  16. 所定の集計期間における、出力電力の抑制指示により抑制された累計発電量が所定値を超えている発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項14又は15の管理装置。
  17. さらに、前記制御装置から発電装置の稼働状況を取得する取得手段を備え、
    前記制御装置に対する出力電力の抑制指示の履歴と、前記発電装置の稼働状況とに基づいて、抑制対象の発電装置を選定することを特徴とする請求項14から16いずれか一の管理装置。
  18. 前記発電装置の発電量が所定値以下の場合、前記発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項17の管理装置。
  19. 前記発電装置の種別情報を取得し、前記発電装置が所定の種別を示す場合、前記発電装置を抑制対象から除外すること、
    を特徴とする請求項14から18いずれか一の管理装置。
  20. 前記制御装置から取得した前記発電装置で発電されている出力発電量を前記電力系統へ送信する請求項14から19いずれか一の管理装置。
  21. 前記出力電力の抑制指示は、前記発電装置に対し、抑制発電量、抑制発電率、目標発電量、目標発電率、及び停止信号のうち少なくとも1つを指示するものであることを特徴とする請求項14から20いずれか一の管理装置。
  22. 前記発電装置の接続情報は、前記電力系統の配電自動化システムによって作成された発電装置と電力系統との関係を示す情報である請求項14から21いずれか一の管理装置。
  23. 前記管理装置は、前記発電装置における抑制スケジュールを作成して前記発電装置の出力発電量を抑制する請求項14から21いずれか一の管理装置。
  24. 前記抑制対象の発電装置の中から、抑制電力を蓄積可能な蓄電装置又は抑制電力を消費可能な負荷が備えられている発電装置を、前記出力電力の抑制指示の送信先に選択する請求項14から22いずれか一の管理装置。
  25. 電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する管理装置と接続され、
    前記管理装置に対して、抑制対象に選択しないことを要求する所定の信号を送信する手段を備えた発電装置。
  26. 電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する管理装置と、少なくとも1つの発電装置とに接続されている制御装置であって、
    前記管理装置からの出力電力の抑制指示に基づいて前記発電装置を制御する制御手段を備える、
    ことを特徴とする制御装置。
  27. 電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する管理装置を作動させる方法であって、
    前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外するステップと、
    前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信するステップと、
    を含む方法。
  28. 電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置と接続されている制御装置に対して出力電力の抑制指示を送信する管理装置と、少なくとも1つの発電装置とに接続されている制御装置を作動させる方法であって、
    前記管理装置から、前記電力系統へ電力を出力する発電装置を示す接続情報によって特定される発電装置の中から出力電力の抑制指示の送信履歴が所定条件を満たさない発電装置を抑制対象から除外し、前記所定条件を満たす発電装置を抑制対象に選定することにより作成された抑制指示を受信するステップと、
    前記管理装置からの出力電力の抑制指示に基づいて前記発電装置を制御するステップと、
    を含む方法。
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