JPWO2016152630A1 - 薬剤包装装置 - Google Patents

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    • B65B9/04Enclosing successive articles, or quantities of material between opposed webs one or both webs being formed with pockets for the reception of the articles, or of the quantities of material

Abstract

包装用シート3に凹部31を形成する凹部形成部13と、前記凹部形成部13によって前記包装用シート3に形成された前記凹部31に、処方データに応じた薬剤Mを供給する薬剤供給部14と、を備える薬剤包装装置である。

Description

関連出願の相互参照
本願は、日本国特願2015−064182号に基づく優先権を主張し、引用によって本願明細書の記載に組み込まれる。
本発明は、ブリスター包装を行うことのできる薬剤包装装置に関するものである。
ブリスター包装を行うことのできる薬剤包装装置として、例えば特許文献1に記載されたものが挙げられる。
特許文献1に記載された薬剤包装装置は、あらかじめ成形された収納凹部を有するトレーに錠剤を収納し、蓋シートを貼り付けることで包装を行う装置である。
国際公開第2012/070643号
特許文献1に記載の装置では、薬剤包装装置の操作者が収納凹部を有するトレーを装置に1枚ずつ手でセットする必要があった。複数枚のトレーをセットすることも可能ではあったが、この装置では、錠剤収納及び蓋シートの貼り付けが終わったトレーを手で取り外さない限り、次の錠剤収納を行うことができなかった。このため、操作者は煩雑な作業を強いられていた。
そこで本発明は、容易にブリスター包装を行える薬剤包装装置を提供することを課題とする。
本発明の構成の一例に係る薬剤包装装置は、包装用シートに一つまたは複数の凹部を形成する凹部形成部と、前記凹部形成部によって前記包装用シートに形成された前記凹部に、処方データに応じた薬剤を供給する薬剤供給部と、を備える。
そして、前記薬剤供給部によって前記凹部に前記薬剤が供給された前記包装用シートに対して、前記凹部を塞ぐようにして、蓋シートを接着する蓋シート接着部をさらに備えることもできる。
そして、前記蓋シート接着部によって前記蓋シートが接着された前記包装用シートを切断する切断部をさらに備えることもできる。
そして、前記処方データに応じた情報を、前記蓋シートに印刷する印刷部をさらに備えることもできる。
そして、前記薬剤供給部は、薬剤を種類毎に貯留する複数の第一貯留部と、一包分の薬剤のうち、複数の前記第一貯留部には貯留されていない薬剤を貯留する一つまたは複数の第二貯留部とを有し、複数の前記第一貯留部から選択的に薬剤を供給するとともに、前記第二貯留部から薬剤を供給することもできる。
そして、前記包装用シートは、長尺であり、搬送方向に搬送され、前記凹部形成部は、前記包装用シートに複数の前記凹部を順次に形成し、前記薬剤供給部は、複数の前記凹部に薬剤を順次に供給し、前記蓋シート接着部は、前記包装用シートに対して、複数の前記凹部を順次に塞ぐようにして、前記蓋シートを接着することもできる。
本発明の一実施形態に係る薬剤包装装置の構成の概略を示す図である。 前記薬剤包装装置における薬剤供給部の変形形態の概略を示す図である。
次に、本発明につき、一実施形態を取り上げて説明を行う。本実施形態の薬剤包装装置1は、包装用シート3と蓋シート4とを用いて薬剤Mを自動的に包装することにより、薬剤包装体Pを形成する装置である。
この薬剤包装装置1は、図1に示すように、包装用シート保持部11、包装用シート供給部12、凹部形成部13、薬剤供給部14、薬剤投入部15、蓋シート保持部16、蓋シート供給部17、蓋シート接着部18、切断部19、印刷部20を備える。各部は制御部5により制御される。
包装用シート保持部11は平坦な包装用シート3を保持する。包装用シート3は、樹脂シートである。本実施形態の包装用シート3としては、たとえば熱可塑性の樹脂シートが用いられている。この包装用シート3は長尺帯状であり、巻かれたロール状体3aの状態で、包装用シート保持部11に引き出し可能に保持されている。包装用シート3の幅方向寸法は、凹部31が1個形成できる寸法である。平坦な包装用シート3は長尺帯状に限定されるものではなく、(短尺である)平面視四角形状とし、包装用シート保持部11に複数の包装用シート3が積み重ねられるように構成されることもできる。また、本実施形態の包装用シート3は透明である。このため、包装後の状態において凹部31に収納された薬剤Mを外部から視認しやすい。なお本実施形態では、透明な包装用シート3が用いられるけれども、包装用シート3は、必ずしも透明である必要はない。包装用シート3は、たとえば半透明であってもよく、あるいは、不透明であってもよい。
本実施形態では平坦な包装用シート3を用いることができるので、ロール状に巻かれた状態の包装用シート3を包装用シート保持部11で保持するよう構成できる。また、平面視四角形状の包装用シート3を包装用シート保持部11に多数積み重ねて保持したりするよう構成できる。つまり、包装用シート保持部11において、多数の薬剤包装体Pを形成できる分量の包装用シート3を一度に保持できる。このため、従来のように収納凹部を有するトレーを1枚ずつ手でいちいちセットする必要がない。このため、薬剤包装装置の操作者は煩雑な作業から解放される。なお、前記「平坦」には、後述する凹部形成部13による凹部31の形成に支障のない凹凸や模様が形成された形態を含む。
包装用シート供給部12は、前記包装用シート保持部11から包装用シート3を取り出して長手方向に供給する。包装用シート3の供給は、図示のように複数のローラー121…121により、張力が調整されつつなされる。後述の切断部19の直上流に設けられる一部のローラー(図示しない)には駆動力が伝達されて回転するので包装用シート3が引っ張られる。このため、包装用シート保持部11から包装用シート3が取り出される。前記包装用シート3の供給は、後述する成形型133により包装用シート3に凹部31を形成する際には停止する。このため、前記供給は間欠的になされる。この包装用シート供給部12により、自動的に供給された包装用シート3を成形した上で薬剤Mを投入できるので、容易に包装できる。なお、包装用シート3の取り出しを行う手段はローラーに限定されない。包装用シート3の取り出しを行う手段としては、たとえば包装用シート3を挟持して引っ張るような手段を採用することもできる。また、この手段としては、アームやゴム板等の種々の手段を採用することもできる。特に、包装用シート3を平面視四角形状とした場合には、包装用シート3を1枚毎に包装用シート保持部11から取り出すことができるように包装用シート供給部12が構成される。
凹部形成部13は、前記包装用シート供給部によって供給された前記包装用シート3に、長手方向に所定間隔をおいて複数の凹部31…31を形成する。凹部形成部13は、熱板131、受け部132、成形型133を備える。
熱板131と受け部132とは、搬送される包装用シート3を挟んで対向している。熱板131と受け部132とが対向する各面は平面とされている。包装用シート3に対し、熱板131は下方に位置し、受け部132は上方に位置する。包装用シート3に対する熱板131及び受け部132の配置は逆にしてもよい。熱板131にはヒーターが内蔵されている。受け部132は樹脂からなっている。本実施形態の受け部132はゴム製である。熱板131と受け部132とは、電動モータにより駆動されることにより、包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。熱板131及び受け部132を駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。熱板131及び受け部132の駆動源は、熱板131及び受け部132を包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。熱板131及び受け部132の駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。ヒーターに通電されて熱板131が熱せられた状態で、熱板131と受け部132とが包装用シート3を挟むように接近することにより、包装用シート3を軟化できる。
熱板131及び受け部132は、長手方向に2包分(凹部31が2個分)の寸法に形成されている。一方、成形型133で1包分(凹部31が1個分)毎に凹部31が成形されるよう、包装用シート3は間欠的に移動する。この間欠的な移動に伴い、包装用シート3は2回加熱されてから成形型133に供給されることとなる。このため、言わば1回目の加熱は「予備加熱」で2回目の加熱は「本加熱」となるので、凹部31の形成のため、包装用シート3を十分に軟化できる。熱板131及び受け部132は、必ずしも長手方向に2包分(凹部31が2個分)の寸法に形成される必要はない。1回の加熱によって包装用シート3が十分に軟化するのであれば、熱板131及び受け部132を、長手方向に1包分(凹部31が1個分)の寸法に形成してもよい。2回の加熱でも包装用シート3が十分に軟化しないのであれば、熱板131及び受け部132を、長手方向に3包分(凹部31が3個分)以上の寸法に形成してもよい。
成形型133は熱板131及び受け部132の、シート搬送方向下流側に位置する。成形型133は搬送される包装用シート3に対して下方に位置する雌型133a、同上方に位置する雄型133b及び押え板133cを備える。雌型133a及び雄型133bは所望の径及び寸法を有する凹部31を形成できるよう、凹部31に対応した形状とされている。本実施形態で形成される凹部31は、横断面形状が円形であって、図示のように、下方に向かうにつれ径寸法が縮小する形状である。雌型133aにおける凹状の成形面には複数の吸引孔(図示しない)が形成されている。
雌型133a、雄型133b、押え板133cは、包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。本実施形態では、雌型133a、雄型133b、押え板133cが電動モータにより駆動されることにより、包装用シート3に対して接近・離反可能である。雌型133a、雄型133b、押え板133cを駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。雌型133a、雄型133b、押え板133cの駆動源は、雌型133a、雄型133b、押え板133cを包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。雌型133a、雄型133b、押え板133cの駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。
雌型133aに対し、雄型133bと押え板133cとが、熱板131により軟化させられた包装用シート3を挟むように接近する。雌型133aと押え板133cとで包装用シート3を挟んだ状態のまま、前記複数の吸引孔から空気を吸引することにより、包装用シート3に下方に凹んだ凹部31が形成される。この状態で、さらに雌型133aに対して雄型133bを嵌合することにより、所望の形状の凹部31が確実に形成される。雄型133bは、必ずしも設ける必要はない。雌型133aの前記複数の吸引孔から空気を吸引することで所望の形状の凹部31を形成することができるのであれば、雄型133bを省略してもよい。
なお、本実施形態の成形型133は1組設けられており、一度(雌型133aと雄型133bとの上下動1サイクル)に一個の凹部31を形成するよう構成されている。この他、包装用シート3の長手方向に沿って、または、包装用シート3の幅方向(図1の表裏方向)に複数組の成形型133を並列させることにより、一度に複数の凹部31…31を形成することもできる。
薬剤供給部14は、薬剤Mを一時的に貯留する。そして薬剤供給部14は、当該薬剤Mを、処方データに応じて1回の服用分毎に薬剤投入部15に供給する。前記薬剤供給部14は薬剤Mを一時的に貯留する貯留部141を有する。制御部5の制御により貯留部141は、選択的に薬剤Mを供給できる。この貯留部141は、錠剤用としては、収納カセットや、複数の凹部がマトリックス状に配置されてなる分配枡における各凹部が例示できる。また貯留部141は、散剤用としては、縦断面V字状の凹部を備えた枡部や、円盤状に形成されており処方データに応じて散剤を掻き取るよう構成された散剤分配装置が例示できる。ただし、薬剤供給部14はこれら例示した形態に限定されず、種々の形態で実施できる。この貯留部141は、例えば、薬剤Mを種類毎に貯留する複数の種類毎貯留部、または、薬剤Mを1回の服用分毎に貯留する複数の服用分毎貯留部で構成することが可能である。この場合、薬剤供給部14にて、薬剤Mを供給するために適する状態で、薬剤Mを種類毎または服用分毎に貯留できる。種類毎貯留部により薬剤Mを種類毎に貯留した場合は、薬剤Mの補充を容易にできる。また、服用分毎貯留部により薬剤Mを服用分毎に貯留した場合は、貯留した状態のままで薬剤投入部15に供給できる。
また薬剤供給部14は、図2に示すように、薬剤Mを種類毎に貯留する複数の第一貯留部141a…141aと、一包分の薬剤Mのうち、複数の第一貯留部141a…141aには貯留されていない薬剤M(異なる種類の薬剤M)を貯留する一つまたは複数の第二貯留部141bとを有することもできる。この薬剤供給部14では、複数の第一貯留部141a…141aから選択的に薬剤Mを供給することができる。そして、複数の第一貯留部141a…141aから選択的に薬剤Mを供給するとともに、第二貯留部141bから薬剤Mを供給することもできる。例えば前記収納カセットはこの第一貯留部141aに該当する。そして例えば前記分配枡が備える凹部はこの第二貯留部141bに該当する。図2では、2個の第一貯留部141a,141aの右方に、複数の第二貯留部141b…141bが集合したものを一例として略示している。各第二貯留部141bには図示のように同種の薬剤Mを貯留してもよいし、異種の薬剤Mを貯留してもよい。また、各第二貯留部141bへの貯留される薬剤数は図示のように1個または0個とでき、2個以上の複数とすることもできる。薬剤供給部14がこのように構成されたことにより、処方データに応じた複数種類の薬剤Mを一包分として包装できる。
なお、本実施形態の薬剤供給部14は、種々の剤形の薬剤を扱うことができる。例えば、錠剤、カプセル剤、散剤が挙げられる。また、本実施形態では固体の薬剤のみを扱うよう構成されているが、場合によっては液体やゲル状の薬剤を扱うことも可能である。
薬剤投入部15は、前記凹部形成部13によって包装用シート3に形成された各凹部31に薬剤Mを投入する。本実施形態の薬剤投入部15は、図示のように上広がり形状のホッパーとして構成されており、前記薬剤供給部14の下方に位置する。なお、液体の薬剤を扱う場合、薬剤投入部15は例えばノズル状等、注出に適した形状に形成される。
蓋シート保持部16は平坦な蓋シート4を保持する。本実施形態の蓋シート4としては樹脂シートが用いられている。この蓋シート4は帯状である。蓋シート4は巻かれたロール状体4aの状態で、蓋シート保持部16に引き出されることが可能に保持されている。蓋シート4は、包装用シート3に形成される凹部31の開口を覆うことができるような幅を有する。本実施形態の蓋シート4の幅は、包装用シート3の幅と同一である。なお、蓋シート4として、紙や樹脂がコーティングされた紙を用いることもできる。
蓋シート供給部17は、前記凹部31の開口を閉鎖するための蓋シート4を、前記凹部31…31が形成されて、各凹部31に薬剤Mが投入された状態の前記包装用シート3に対して供給する。蓋シート供給部17は、蓋シート4を包装用シート3の上面に供給する。本実施形態では、蓋シート供給部17は、包装用シート3に対して蓋シート4を上方から供給する。蓋シート供給部17は、包装用シート3に対して蓋シート4を、側方から供給してもよく、あるいは、下方から供給してもよい。蓋シート供給部17は、前記蓋シート保持部16から蓋シート4を取り出して長手方向に供給する。蓋シート4の供給は、図示のように複数のローラー171…171により、張力が調整されつつなされる。後述の切断部19の上流側の最も近い位置に設けられる一部のローラー(図示しない)には駆動力が伝達されて回転するので蓋シート4が引っ張られる。このため、蓋シート保持部16から蓋シート4が取り出される。本実施形態では、包装用シート3及び蓋シート4は、共通のローラーによって引っ張られる。前記供給は、後述する蓋シート接着部18により包装用シート3に蓋シート4を接着する際には停止する。このため、前記供給は間欠的になされる。この間欠的な蓋シート4の供給は、包装用シート3の供給と同期している。なお、蓋シート4の取り出しを行う手段はローラーに限定されない。蓋シート4の取り出しを行う手段としては、たとえば蓋シート4を挟持して引っ張るような手段を採用することもできる。またこの手段としては、アームやゴム板等の種々の手段を採用することもできる。
蓋シート接着部18は、前記蓋シート供給部17によって供給された前記蓋シート4を、当該蓋シート4によって前記凹部31の開口を覆うことで閉鎖した状態で前記包装用シート3に接着する。蓋シート接着部18は、熱板181、受け部182を備える。熱板181と受け部182とは、搬送される蓋シート4及び、包装用シート3の凹部31が形成されていない部分を挟んで対向している。熱板181と受け部182とが対向する各面は平面とされている。蓋シート4に対し、熱板181は上方に位置し、受け部182は下方に位置する。熱板181にはヒーターが内蔵されている。受け部182は樹脂からなっている。本実施形態の受け部182はゴム製である。なお、受け部182は、ヒーターが内蔵された、もう一つの熱板であってもよい。熱板181と受け部182とは、電動モータにより駆動されることにより、蓋シート4及び包装用シート3に対して接近・離反可能とされている。熱板181及び受け部182を駆動するための駆動源は、電動モータに限定されない。熱板181及び受け部182の駆動源は、熱板181及び受け部182を蓋シート4及び包装用シート3に対して接近・離反させることができるようなものであればよい。熱板181及び受け部182の駆動源は、たとえばエアーシリンダであってもよく、あるいは油圧シリンダであってもよい。なお、図示していないが、受け部182には、この受け部182と凹部31とが干渉しないように、凹部31が嵌り込む凹所が形成される。本実施形態では、受け部182の中央には、凹所として円形の穴が貫通しており、受け部182が上方に移動した際に凹部31に干渉しないようにされている。熱板181が熱せられた状態で熱板181と受け部182とが蓋シート4及び包装用シート3を挟むことにより、包装用シート3に対して蓋シート4が接着(本実施形態ではヒートシール)されて薬剤包装体Pが形成される。この接着により、凹部31に投入された薬剤Mが凹部31から漏れ出ないようにされる。なお、蓋シート4として紙が用いられた場合には、蓋シート接着部18は蓋シート4と包装用シート3との間に接着剤を介在させて接着を行うことができる。
切断部19は、前記蓋シート4が接着された前記包装用シート3を、両シート3,4を一緒に、1回または複数回の服用分毎に切断する。本実施形態の切断部19は、包装用シート3を挟んで上方と下方とに位置し、刃先が重なるように移動可能とされた切断刃191,191を備える。これにより、患者が服用しやすい単位に薬剤包装体Pが分離される。よって、1回または複数回の服用単位でまとめられた薬剤包装体Pを得ることができる。
なお、切断刃191の形状を変更することで、包装用シート3及び蓋シート4にミシン目を形成することもできる。このようにミシン目を形成することにより、患者の都合により薬剤包装体Pを適宜切断できるようになるので、服用や薬剤包装体Pの保管に際して患者の使い勝手が良くなる。なお、ミシン目以外に、患者による薬剤包装体Pの切断を補助するよう、他の部分よりも剛性を小さくしたり、板厚を薄くした脆弱部を形成することもできる。
印刷部20は、前記処方データに応じた情報を、前記蓋シート4に印刷する。この印刷部20により、印刷を一連の工程でできるので、患者に渡すことのできる状態までの薬剤包装体Pの形成が簡単にできる。印刷内容としては、患者氏名、服用に関する日付、曜日、服用タイミング(食後、食前、食間など)が挙げられる。本実施形態では、包装用シート3に接着する前の蓋シート4に印刷を行う。このため、印刷部20は包装用シート3の搬送ラインの上方に位置している。なお、包装用シート3に接着した後の蓋シート4に印刷を行うこともできる。印刷方式としては、インクリボンを用いて熱転写する方式が例示できるが、インクジェット式等、種々の方式を採用し得る。
以上のように構成された本実施形態の薬剤包装装置1によると、包装用シートの供給、複数の凹部の形成、薬剤の投入を自動的に行うことができる。よって、容易にブリスター包装を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
たとえば、1回の服用分の薬剤Mを、複数の凹部31…31に分けて収納してもよい。この場合、1回の服用分の薬剤Mを、薬剤の種類ごとに分けてもよい。あるいは、1回の服用分の薬剤Mを、薬剤の形態ごとに分けてもよい。薬剤の形態ごとに分ける例としては、固形の薬剤と、半固形の薬剤と、液状の薬剤と、を分けることが挙げられる。また固形薬剤の中でも、散剤や顆粒剤のような、粉末または粒状の薬剤と、錠剤やカプセル剤のような、一定の形状を有する薬剤と、を分けてもよい。
また、切断部19の上流側に、包装用シート3及び蓋シート4にミシン目を形成するためのミシン目形成部を設けてもよい。ミシン目形成部は、蓋シート接着部18と切断部19との間に設けてもよく、あるいは、蓋シート接着部18に設けてもよい。ミシン目形成部を蓋シート接着部18に設ける場合は、包装用シート3に対して蓋シート4を接着すると同時に、包装用シート3及び蓋シート4にミシン目を形成することができる。
また、包装用シート3及び蓋シート4にパンチ穴を形成するためのパンチ穴形成部をさらに設けてもよい。パンチ穴形成部は、包装用シート3及び蓋シート4において、凹部31から外れた部分に、パンチ穴を形成する。包装用シート3及び蓋シート4にパンチ穴を形成することにより、薬剤包装体Pを保管する際に、部屋の壁に設けられる引っ掛け具などに薬剤包装体Pを引っ掛けておくことができる。パンチ穴形成部は、蓋シート接着部18と切断部19との間に設けてもよく、あるいは、蓋シート接着部18及び切断部19のいずれか一方に設けてもよい。パンチ穴形成部を蓋シート接着部18に設ける場合は、包装用シート3に対して蓋シート4を接着すると同時に、包装用シート3及び蓋シート4にパンチ穴を形成することができる。パンチ穴形成部を切断部19に設ける場合は、包装用シート3及び蓋シート4を切断すると同時に、包装用シート3及び蓋シート4にパンチ穴を形成することができる。
最後に、前記実施形態(変形した形態を含む)の構成及び作用についてまとめておく。前記実施形態に係る薬剤包装装置1は、包装用シート3に一つまたは複数の凹部31を形成する凹部形成部13と、前記凹部形成部13によって前記包装用シート3に形成された前記凹部31に、処方データに応じた薬剤Mを供給する薬剤供給部14と、を備える。
前記構成によると、凹部形成部13により包装用シート3に凹部31を形成した上で、凹部31に処方データに応じた薬剤Mを供給できる。このため、薬剤Mを容易に包装して薬剤包装体Pを形成できる。
そして、前記薬剤供給部14によって前記凹部31に前記薬剤Mが供給された前記包装用シート3に対して、前記凹部31を塞ぐようにして、蓋シート4を接着する蓋シート接着部18をさらに備えることもできる。
前記構成によると、蓋シート接着部18により蓋シート4が接着される。このため、凹部31に投入された薬剤Mを凹部31から漏れ出ないようにできる。
そして、前記蓋シート接着部18によって前記蓋シート4が接着された前記包装用シート3を切断する切断部19をさらに備えることもできる。
前記構成によると、切断部19により、患者が服用しやすい単位に薬剤包装体Pを分離できる。
そして、前記処方データに応じた情報を、前記蓋シート4に印刷する印刷部20をさらに備えることもできる。
前記構成によると、印刷を包装と共に一連の工程でできる。このため、患者に渡すことのできる状態の薬剤包装体Pの形成が簡単にできる。
そして、前記薬剤供給部14は、薬剤Mを種類毎に貯留する複数の第一貯留部141a…141aと、一包分の薬剤Mのうち、複数の前記第一貯留部141a…141aには貯留されていない薬剤Mを貯留する一つまたは複数の第二貯留部141bとを有し、複数の前記第一貯留部141a…141aから選択的に薬剤Mを供給するとともに、前記第二貯留部141bから薬剤Mを供給することもできる。
前記構成によると、複数の前記第一貯留部141a…141aから選択的に薬剤Mを供給するとともに、前記第二貯留部141bから薬剤Mを供給する。このため、処方データに応じた複数種類の薬剤Mを一包分として包装できる。
そして、前記包装用シート3は、長尺であり、搬送方向に搬送され、前記凹部形成部13は、前記包装用シート3に複数の前記凹部31…31を順次に形成し、前記薬剤供給部14は、複数の前記凹部31…31に薬剤Mを順次に供給し、前記蓋シート接着部18は、前記包装用シート3に対して、複数の前記凹部31…31を順次に塞ぐようにして、前記蓋シート4を接着することもできる。
前記構成によると、凹部形成部13により、長尺の包装用シート3に複数の凹部31…31を順次に形成した上で、複数の凹部31…31に薬剤Mを順次に供給できる。このため、薬剤Mを容易に包装して薬剤包装体Pを順次に形成できる。
以上、前記実施形態に係る薬剤包装装置1では、包装用シート3の供給、凹部31の形成、凹部31への薬剤Mの投入を自動的に行うことができる。よって、容易にブリスター包装を行うことができる。

Claims (6)

  1. 包装用シートに一つまたは複数の凹部を形成する凹部形成部と、
    前記凹部形成部によって前記包装用シートに形成された前記凹部に、処方データに応じた薬剤を供給する薬剤供給部と、を備える薬剤包装装置。
  2. 前記薬剤供給部によって前記凹部に前記薬剤が供給された前記包装用シートに対して、前記凹部を塞ぐようにして、蓋シートを接着する蓋シート接着部をさらに備える請求項1に記載の薬剤包装装置。
  3. 前記蓋シート接着部によって前記蓋シートが接着された前記包装用シートを切断する切断部をさらに備える請求項2に記載の薬剤包装装置。
  4. 前記処方データに応じた情報を、前記蓋シートに印刷する印刷部をさらに備える請求項2または3に記載の薬剤包装装置。
  5. 前記薬剤供給部は、薬剤を種類毎に貯留する複数の第一貯留部と、一包分の薬剤のうち、複数の前記第一貯留部には貯留されていない薬剤を貯留する一つまたは複数の第二貯留部とを有し、複数の前記第一貯留部から選択的に薬剤を供給するとともに、前記第二貯留部から薬剤を供給する請求項1〜4のいずれかに記載の薬剤包装装置。
  6. 前記包装用シートは、長尺であり、搬送方向に搬送され、
    前記凹部形成部は、前記包装用シートに複数の前記凹部を順次に形成し、
    前記薬剤供給部は、複数の前記凹部に薬剤を順次に供給し、
    前記蓋シート接着部は、前記包装用シートに対して、複数の前記凹部を順次に塞ぐようにして、前記蓋シートを接着する請求項2〜4のいずれかに記載の薬剤包装装置。

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